JP2016130563A - 真空断熱材および断熱容器 - Google Patents

真空断熱材および断熱容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016130563A
JP2016130563A JP2015005237A JP2015005237A JP2016130563A JP 2016130563 A JP2016130563 A JP 2016130563A JP 2015005237 A JP2015005237 A JP 2015005237A JP 2015005237 A JP2015005237 A JP 2015005237A JP 2016130563 A JP2016130563 A JP 2016130563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
vacuum
heat insulation
fibrous structure
vacuum heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2015005237A
Other languages
English (en)
Inventor
育孝 讃岐
Yasutaka Sanuki
育孝 讃岐
七絵 松岡
Nanae Matsuoka
七絵 松岡
土屋 敏章
Toshiaki Tsuchiya
敏章 土屋
榮希 足立
Hideki Adachi
榮希 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2015005237A priority Critical patent/JP2016130563A/ja
Publication of JP2016130563A publication Critical patent/JP2016130563A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Thermal Insulation (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材および断熱容器を提供する。
【解決手段】粘土鉱物からなる粉体状構造体112と、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体111と、を伝熱方向に配設させた芯材11を被包する外被材12の内部を減圧することにより形成された真空断熱材10において、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体111をシート状に形成し、該シート状に形成した繊維状構造体111を伝熱方向に複数枚積層して芯材11とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空断熱材および真空断熱材を備えた断熱容器に関する。
真空断熱材(VIP:Vacuum Insulation Panel)は、芯材を外被材で覆い、その内部を減圧して真空封止を行うことで形成されるものである。
このような真空断熱材に使用される芯材には、無機繊維を平板状にしたものや、発泡樹脂、あるいは粘土鉱物を平板状にしたものがある。無機繊維を平板状にした芯材では、グラスファイバー、グラスウール、アルミナ繊維、シリカアルミナ繊維、シリカ繊維、炭化ケイ素繊維などが用いられており、粘土鉱物を平板状にした芯材では、シリカ、パーライト、カーボンブラックなどの無機粉末が用いられており、発泡樹脂はウレタンフォームなどが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
無機繊維を平板状にした芯材の場合、例えば50℃以上の高温環境下で用いられると、外被材で用いられているフィルムの分解ガスや外被材の熱融着部から内部に進入したガスにより、繊維間の隙間での気体(ガス)分子の運動により熱伝導率が増大して、断熱性能が低下する問題があった。また、粘土鉱物を平板状にした芯材の場合、粘土鉱物が有する吸着機能により高温環境下で用いられても断熱性能が低下しにくい特性を有するが、固体の密度が高くなるために、低温環境下で用いられる場合には、無機繊維を平板状にしたものに比べて熱伝導率が高くなり、断熱性能が劣る傾向がある。従って、上述した真空断熱材では、一方が高温で他方が低温となるような両者の温度差が大きい環境下においては、良好な断熱性能を有することが困難であった。
断熱性能向上と高温での断熱性能低下(劣化)抑制の両立を図るため、真空断熱材の芯材を、粉体状構造体と繊維状構造体とを配設した2層構造としたものがある。
ここで例示する真空断熱材90は、例えばフィルムからなる外被材92に平板状にした芯材91を挿入して被包し(図9(b)参照)、外被材92の開口部から外被材92の内部を減圧(例えば、真空ポンプで外被材92内部の気体(ガス)を除去する)した後、外被材92開口部を熱融着して真空封止(脱気密封)したものである(図9(a)参照)。このように外被材92開口部を熱融着して真空封止(脱気密封)するため、真空断熱材90には外縁部にヒレ部分921が形成されている。
真空断熱材90を構成する芯材91は、繊維状構造体911と粉体状構造体912とを配設した2層構造となっている。繊維状構造体911は、例えばグラスファイバーなどの無機繊維の集合体である。粉体状構造体912は、例えばタルク、ゼオライト、カオリナイトなどの粘土鉱物(層状珪酸塩鉱物)のような層状結晶構造を有するものを粉体状にして焼結などにより平板状(ボード化)にしたものである。
そして、真空断熱材90の芯材91を、高温側に高温の断熱性能に優れた粉体状構造体912を、低温側に低温の断熱性能に優れた繊維状構造体911を配設する2層構造とすることで、高温側においては粉体状構造体912により熱伝導率を低下させることができる一方、低温側においては繊維状構造体911により熱伝導率を低下させることができるようになる(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−36749号公報 特開2014−202303号公報
しかしながら、グラスファイバーなどの無機繊維の集合体である繊維状構造体は気体分子の熱移動を抑えるため、高密度化されている。そのため、繊維状構造体の弾性力が強くなり、真空により大気圧に押されて厚さ方向に収縮した時の反発力が大きく、その結果、粉体状構造体の空孔を壊し、真空断熱材の断熱性能が低下する虞があった。
さらに、真空断熱材の断熱性能を向上させるためには、繊維状構造体のさらなる低熱伝導化が求められている。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、粉体状構造体の空孔が壊れることに起因して断熱性能が低下することを防ぎ、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材および断熱容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る真空断熱材は、粘土鉱物からなる粉体状構造体と、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体と、を伝熱方向に配設させた芯材を被包する外被材の内部を減圧することにより形成された真空断熱材において、
前記無機材料または有機材料からなる繊維状構造体をシート状に形成し、該シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層して芯材としたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る真空断熱材は、上述した請求項1において、前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを所定の方向に揃えて積層したことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る真空断熱材は、上述した請求項1において、前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを概略90°変えて積層したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る真空断熱材は、上述した請求項1において、前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維を互いに貫入させて積層したことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る真空断熱材は、上述した請求項1において、前記繊維状構造体は、多孔または中空部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る真空断熱材は、上述した請求項1において、前記粉体状構造体の粒子もしくはその集合体は、多孔質構造を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る断熱容器は、請求項1乃至請求項6の何れかの項に記載の真空断熱材が適宜配設されることによって構成される断熱容器において、
前記真空断熱材は、前記繊維状構造体が低温側、かつ前記粉体状構造体が高温側となる態様で配設されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、粘土鉱物からなる粉体状構造体と、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体と、を伝熱方向に配設させた芯材を被包する外被材の内部を減圧することにより形成された真空断熱材において、前記無機材料または有機材料からなる繊維状構造体をシート状に形成し、該シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層して芯材としたことにより、シート状に形成した繊維状構造体内での密度を高め、伝熱方向(厚さ方向)の密度の増大を抑制することができるので、真空封止後の伝熱方向(厚さ方向)に対する繊維状構造体の反発力が低減することにより、粉体状構造体側への負荷が小さくなって粉体状構造体の空孔を壊すことなく維持することができ、断熱性能に優れた真空断熱材を提供できる。また、シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層したことにより伝熱方向(厚さ方向)への熱経路を抑制することができ、長い伝熱経路をシート状に形成した繊維状構造体内で確保できるので、断熱性能の向上を図ることができる。さらに、シート状に形成することで繊維状構造体の厚さを薄くできることから、真空封止(脱気密封)の際の外被材(フィルム)への芯材の挿入や加圧の負荷が減り、生産性が向上する。これにより、粉体状構造体の空孔が壊れることに起因して断熱性能が低下することを防ぎ、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材を提供することが可能となる。
また、請求項2の発明によれば、前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを所定の方向に揃えて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体間の接触が減り、熱抵抗が増すことで、断熱性能の向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材を提供することが可能となる。
また、請求項3の発明によれば、前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを概略90°変えて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体間の接触がさらに減り、熱抵抗をさらに増大させることができるので、断熱性能のさらなる向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材を提供することが可能となる。
また、請求項4の発明によれば、前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維を互いに貫入させて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体が伝熱方向(厚さ方向)にさらに圧縮されることで繊維状構造体を構成するグラスファイバー(例示)間の密度が上がり、グラスファイバー間の空間が低減することで、シート状に形成した繊維状構造体の空間が低減して高密度化することにより、繊維状構造体の空間内の気体(ガス)移動を抑制することができ、熱伝導率が低減することで断熱性能の向上を図ることができる。また、繊維状構造体の厚さを薄くできることから、真空封止の際の外被材(フィルム)への芯材の挿入や加圧の負荷が減り、生産性が向上する。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材を提供することが可能となる。
また、請求項5の発明によれば、前記繊維状構造体は、多孔または中空部が形成されていることにより、断熱性能の向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材を提供することが可能となる。
また、請求項6の発明によれば、前記粉体状構造体の粒子もしくはその集合体は、多孔質構造を有することにより、断熱性能の向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材を提供することが可能となる。
また、請求項7の発明によれば、前記真空断熱材は、前記繊維状構造体が低温側、かつ前記粉体状構造体が高温側となる態様で配設されたことにより、低温環境下において優れた断熱特性を有する繊維状構造体を低温側にし、かつ高温環境下において優れた断熱特性を有する粉体状構造体を高温側に配置することができ、断熱効果をより向上させることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる断熱容器を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態1である真空断熱材の概略構成を示す断面側面図である。 図1に示した真空断熱材の繊維状構造体を説明する図である。 本発明の実施の形態1である真空断熱材が適用された自動販売機を概念的に示す概念図である。 図3に示した自動販売機の自動販売機本体および商品収容室の構成を示す概念図である。 図3に示した自動販売機本体の内部における1つの商品収容庫の内部構造を示す断面側面図である。 図1に示した真空断熱材を断熱仕切板に適用した場合を示す断面図である。 本発明の実施の形態2である真空断熱材の概略構成を示す断面側面図である。 本発明の実施の形態3である真空断熱材の概略構成を示す断面側面図である。 従来の真空断熱材の概略構成を示す断面側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る真空断熱材および断熱容器の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である真空断熱材の概略構成を示す断面側面図であり、図1(a)は外被材の内部へ芯材を挿入して真空封止を行った後の状態(真空断熱材の完成状態)を示す図であり、図1(b)は外被材の内部へ芯材を挿入した状態(真空封止を行う前の状態)を示す図である。図2は、芯材の一方を構成する繊維状構造体を説明する図であり、図2(a)は真空断熱材を示す断面側面図、図2(b)はシート状に形成した繊維状構造体を示す図、図2(c)はその他のシート状に形成した繊維状構造体を示す図である。
ここで例示する真空断熱材10は、例えばフィルムからなる外被材12に平板状にした芯材11を挿入して被包し(図1(b)参照)、外被材12の開口部から外被材12の内部を減圧(例えば、真空ポンプで外被材12内部の気体(ガス)を除去する)した後、外被材12開口部を熱融着して真空封止(脱気密封)したものである(図1(a)参照)。このように外被材12開口部を熱融着して真空封止(脱気密封)するため、真空断熱材10には外縁部にヒレ部分121が形成されている。
真空断熱材10を構成する芯材11は、繊維状構造体111と粉体状構造体112とを伝熱方向(厚さ方向)に配設した2層構造となっている。繊維状構造体111は、例えばグラスファイバー、グラスウール、アルミナ繊維、シリカアルミナ繊維、シリカ繊維、炭化ケイ素繊維などの無機繊維(無機材料)、または、セルロース繊維、ポリプロピレン繊維、ポリスチレン繊維などの有機繊維(有機材料)である。粉体状構造体112は、例えばタルク、ゼオライト、カオリナイトなどの粘土鉱物(層状珪酸塩鉱物)のような層状結晶構造を有するものを粉体状にして焼結などにより平板状(ボード化)にしたものである。
芯材11の一方を構成する繊維状構造体111は、図2(b)に示しているように、例えばグラスファイバーなどの無機繊維または例えばセルロース繊維などの有機繊維をシート状にして繊維状構造体111を形成し、このシート状に形成した繊維状構造体111を伝熱方向(厚さ方向)に複数枚積層して芯材を構成するようにしている。または、図2(c)に示しているように、シート状に形成した繊維を折り曲げて形成するようにしてもよい。このように例えばグラスファイバーなどの無機繊維または例えばセルロース繊維などの有機繊維をシート状にして繊維状構造体111を形成するには、例えば、電界紡糸法を用いることでシート状の繊維状構造体111を形成することができる。
かかる構成を有する真空断熱材10では、芯材11を繊維状構造体111と粉体状構造体112との2層構造としているので、低温環境下においては繊維状構造体111により熱伝導率を低下させることが可能である一方、高温環境下においては粉体状構造体112により熱伝導率を低下させることが可能である。
そして、真空断熱材10が用いられる温度環境下に応じて繊維状構造体111および粉体状構造体112の厚みを変化させることが望ましい。すなわち、高温環境下で用いられる場合には、粉体状構造体112の厚みを繊維状構造体111に対して相対的に増大させる一方、低温環境下で用いられる場合には、繊維状構造体111の積層枚数を増やして粉体状構造体112に対して相対的に厚みを増大させることが望ましい。
このように、粘土鉱物からなる粉体状構造体112と、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体111と、を伝熱方向に配設させた芯材11を被包する外被材12の内部を減圧することにより形成された真空断熱材10において、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体111をシート状に形成し、該シート状に形成した繊維状構造体111を伝熱方向(厚さ方向)に複数枚積層して芯材11としたことにより、シート状に形成した繊維状構造体111内での密度を高め、伝熱方向(厚さ方向)の密度の増大を抑制することができるので、真空封止後の伝熱方向(厚さ方向)に対する繊維状構造体111の反発力が低減することにより、粉体状構造体112側への負荷が小さくなって粉体状構造体112の空孔を壊すことなく維持することができ、断熱性能に優れた真空断熱材10を提供できる。また、シート状に形成した繊維状構造体111を伝熱方向に複数枚積層したことにより伝熱方向(厚さ方向)への熱経路を抑制することができ、長い伝熱経路をシート状に形成した繊維状構造体111内で確保できるので、断熱性能の向上を図ることができる。さらに、シート状に形成することで繊維状構造体111の厚さを薄くできることから、真空封止(脱気密封)の際の外被材(フィルム)12への芯材11の挿入や加圧の負荷が減り、生産性が向上する。これにより、粉体状構造体112の空孔が壊れることに起因して断熱性能が低下することを防ぎ、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材10を提供することが可能となる。
図3は、本発明の実施の形態1である真空断熱材が適用された自動販売機を概念的に示す概念図である。ここで例示する自動販売機は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を冷却、若しくは加熱した状態で販売するもので、自動販売機本体40、外扉60および内扉70を備えている。
自動販売機本体40は、図4に示すように、複数の金属板を適宜組み合わせることによって構成された自動販売機本体40であり、前面が開口した箱状に構成されている。より具体的には、上壁41、一対の側壁42、底壁43、背壁44が接合されることによって自動販売機本体40が構成されている。一対の側壁42は、それぞれ底壁43よりも下方に延在しており、互いの間に台座壁45が接合されている。
自動販売機本体40には、その内部に断熱構造の商品収容室50が設けられている。本実施の形態では、図4に示すように、上壁41、一対の側壁42、底壁43、背壁44の内壁面にそれぞれ予め板状に成形した断熱ボード51が配設されることにより、これら断熱ボード51によって囲まれる空間に商品収容室50が構成されている。そして、商品収容室50に対して前方側より例えば2つの断熱仕切板52が挿入されることで、自動販売機本体40の内部に3つの独立した商品収容庫53が左右に並んだ態様で設けられている。
図5は、図3に示した自動販売機本体の内部における1つの商品収容庫の内部構造を示す断面側面図である。この図5では、最も左側にある商品収容庫(以下、左庫ともいう)53の内部構造について示すが、中央の商品収容庫(以下、中庫ともいう)53および右側の商品収容庫(以下、右庫ともいう)53の内部構造も左庫53と略同じような構成を有している。尚、本明細書における左側とは、自動販売機を正面側から見た場合の左方を示し、右側とは、自動販売機を正面側から見た場合の右方を示す。
左庫53の内部には、搬出シュータ54が設けられており、この搬出シュータ54よりも下方となる領域(以下、「熱交換領域」ともいう)に温度調節ユニット55が配設されている一方、搬出シュータ54よりも上方となる領域(以下、「商品収納領域」ともいう)に商品収納ラック58が配設されている。
搬出シュータ54は、商品収納ラック58から払い出された商品を内扉70(下部内扉70a)の商品搬出口73に案内するためのプレート状部材であり、前方側に向けて漸次下方に傾斜する態様で配設されている。この搬出シュータ54には、熱交換領域と商品収納領域との間を連通させる通気孔が多数穿設してある。
温度調節ユニット55は、左庫53の内部雰囲気を所望の温度状態に維持するためのもので、蒸発器55a、電熱ヒータ55bおよび庫内送風ファン55cを備えて構成されている。
蒸発器55aは、圧縮機561、凝縮器562および膨張弁563と冷媒配管57にて接続されて冷凍サイクルを構成するものであり、自身の流路を通過する冷媒が蒸発することで周囲空気を冷却するものである。ここで、圧縮機561、凝縮器562および膨張弁563は、自動販売機本体40の内部であって商品収容室50の下方に区画された機械室46に配設されている。
電熱ヒータ55bは、蒸発器55aの前方域に配設されており、通電状態となることにより自身の周囲空気を加熱する加熱源である。庫内送風ファン55cは、左庫(商品収容庫)53の内部空気を循環させるための送風手段である。
このような温度調節ユニット55においては、例えば冷凍サイクルを運転した状態で庫内送風ファン55cを駆動すると、蒸発器55aにおいて冷却された空気が搬出シュータ54の通気孔を通じて上方に送給されるため、商品収納ラック(商品収納領域)58を低温状態に維持することができる。一方、電熱ヒータ55bに通電した状態で庫内送風ファン55cを駆動すると、電熱ヒータ55bによって加熱された空気が搬出シュータ54の通気孔を通じて上方に送給されるため、商品収納ラック(商品収納領域)58を高温状態に維持することができる。
外扉60は、自動販売機本体40の前面開口を覆うためのもので、自動販売機本体40の左側縁部に開閉移動可能に配設されている。外扉60の前面には、商品を販売する際に必要となる商品見本表示部、商品選択ボタン、紙幣挿通口、硬貨投入口、返却レバー、金額表示器、硬貨返却口が設けられているとともに(いずれも図示せず)、商品取出口61が設けられている。
また、この外扉60には商品取出部62が設けられている。商品取出部62は、商品収容庫53における商品収納ラック58から払い出されて内扉70の後述する商品搬出口73を通過した商品を収容し、かつ商品取出口61を通じて該商品を取出可能にするものである。
内扉70は、商品収容庫53(商品収容室50)の前面を覆うための断熱扉で、外扉60よりも内方となる位置において自動販売機本体40の一側縁部に開閉可能に配設されている。この内扉70は、上下に分割された構造を有しており、商品収容庫53(商品収容室50)の前面開口の下部側を覆う下部内扉70aと、商品収容庫53(商品収容室50)の前面開口の上部側を覆う上部内扉70bとから構成されている。
下部内扉70aは、図3および図5に示すように、各商品収容庫53に対応した部位に商品搬出扉74を備えた商品搬出口73が形成されており、商品収納ラック58から商品が搬出シュータ54に払い出された場合に、商品搬出口73を通じて商品を商品取出部62に搬出することが可能である。
上部内扉70bは、外扉60の内方となる位置において自動販売機本体40の一側縁部に開閉可能に配設されており、支持部材80を介して外扉60の裏面に取り付け支持されている。この上部内扉70bは、外扉60とともに開閉移動するものである。
上記自動販売機本体40における各断熱ボード51、断熱仕切板52および内扉70により断熱容器が形成されており、断熱仕切板52は、本発明の実施の形態1である真空断熱材10により構成されている。より詳細には、右庫53が商品を冷却する冷却庫として用いられ、かつ左庫53および中庫53が商品を加熱する加熱庫として用いられる場合、中庫53と右庫53とを区画する断熱仕切板52に上記真空断熱材10が用いられている。この場合、真空断熱材10は、図6に示すように、繊維状構造体111が右庫53側、かつ粉体状構造体112が中庫53側となる態様で、すなわち繊維状構造体111が低温側、かつ粉体状構造体112が高温側となる態様で配設されている。
このように真空断熱材10が、繊維状構造体111が低温側、かつ粉体状構造体112が高温側となる態様で配設されることにより、低温環境下において優れた断熱特性を有する繊維状構造体111を低温側にし、かつ高温環境下において優れた断熱特性を有する粉体状構造体112を高温側に配置することができ、断熱効果をより向上させることができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2である真空断熱材の概略構成を示す断面側面図であり、図7(a)は真空断熱材を示す断面側面図、図7(b)は隣り合うシートの繊維の向きを所定の方向に揃えて積層した繊維状構造体を示す図、図7(c)は隣り合うシートの繊維の向きを概略90°変えて積層した繊維状構造体を示す図である。ここで例示する真空断熱材20は、平板状にした芯材21を例えばフィルムからなる外被材22にて被包して真空封止(脱気密封)したものである。かかる真空断熱材20には外縁部にヒレ部分221が形成されている。
真空断熱材20を構成する芯材21は、繊維状構造体211と粉体状構造体212とを配設した2層構造となっている。繊維状構造体211は、例えばグラスファイバー、グラスウール、アルミナ繊維、シリカアルミナ繊維、シリカ繊維、炭化ケイ素繊維などの無機繊維(無機材料)、または、セルロース繊維、ポリプロピレン繊維、ポリスチレン繊維などの有機繊維(有機材料)である。粉体状構造体212は、例えばタルク、ゼオライト、カオリナイトなどの粘土鉱物(層状珪酸塩鉱物)のような層状結晶構造を有するものを粉体状にして焼結などにより平板状(ボード化)にしたものである。
芯材21の一方を構成する繊維状構造体211は、図7(b)に示しているように、例えばグラスファイバーなどの無機繊維または例えばセルロース繊維などの有機繊維をシート状にして繊維状構造体211を形成し、このシート状に形成した繊維状構造体211を伝熱方向(厚さ方向)に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを所定の方向に揃えて芯材21を構成するようにしている。または、図7(c)に示しているように、このシート状に形成した繊維状構造体211を伝熱方向(厚さ方向)に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを概略90°変えて芯材21を構成するようにしてもよい。このように例えばグラスファイバーなどの無機繊維または例えばセルロース繊維などの有機繊維をシート状にして繊維状構造体211を形成するには、例えば、電界紡糸法を用いることで形成することができる。
このように、シート状に形成した繊維状構造体211を伝熱方向(厚さ方向)に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを所定の方向に揃えて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体211間の接触が減り、熱抵抗が増すことで、断熱性能の向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材20を提供することが可能となる。
また、シート状に形成した繊維状構造体211を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを概略90°変えて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体211間の接触がさらに減り、熱抵抗をさらに増大させることができるので、断熱性能のさらなる向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材20を提供することが可能となる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3である真空断熱材の概略構成を示す断面側面図である。ここで例示する真空断熱材30は、平板状にした芯材31を例えばフィルムからなる外被材32にて被包して脱気密封した矩形状のものである。かかる真空断熱材30に外縁部にヒレ部分321が形成されている。
真空断熱材30を構成する芯材31は、繊維状構造体311と粉体状構造体312とを配設した2層構造となっている。繊維状構造体311は、例えばグラスファイバー、グラスウール、アルミナ繊維、シリカアルミナ繊維、シリカ繊維、炭化ケイ素繊維などの無機繊維(無機材料)、または、セルロース繊維、ポリプロピレン繊維、ポリスチレン繊維などの有機繊維(有機材料)である。粉体状構造体312は、例えばタルク、ゼオライト、カオリナイトなどの粘土鉱物(層状珪酸塩鉱物)のような層状結晶構造を有するものを粉体状にして焼結などにより平板状(ボード化)にしたものである。
芯材31の一方を構成する繊維状構造体311は、図に示しているように、例えばグラスファイバーなどの無機繊維または例えばセルロース繊維などの有機繊維をシート状にして繊維状構造体311を形成し、このシート状に形成した繊維状構造体311を伝熱方向(厚さ方向)に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維を互いに貫入させて積層して芯材31を構成するようにしている。このように例えばグラスファイバーなどの無機繊維または例えばセルロース繊維などの有機繊維をシート状にして繊維状構造体311を形成するには、例えば、電界紡糸法を用いることで形成することができる。
繊維状構造体(繊維)311には、中空部314が形成されている。ここで、繊維311に形成される中空部314は、図に示しているように、繊維311の中心部分を貫通するように形成されたものであっても良いし、繊維311の長手方向に複数形成されたものであっても良い。
このように、シート状に形成した繊維状構造体311を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維を互いに貫入させて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体311が伝熱方向(厚さ方向)にさらに圧縮されることで繊維状構造体311を構成するグラスファイバー(例示)間の密度が上がり、グラスファイバー間の空間が低減することで、シート状に形成した繊維状構造体311の空間が低減して高密度化することにより、繊維状構造体311の空間内の気体(ガス)移動を抑制することができ、熱伝導率が低減することで断熱性能の向上を図ることができる。また、繊維状構造体311の厚さを薄くできることから、真空封止の際の外被材(フィルム)32への芯材31の挿入や加圧の負荷が減り、生産性が向上する。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材30を提供することが可能となる。
また、繊維状構造体311は、多孔314または中空部314が形成されていることにより、断熱性能の向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材30を提供することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、粘土鉱物からなる粉体状構造体112と、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体111と、を伝熱方向に配設させた芯材11を被包する外被材12の内部を減圧することにより形成された真空断熱材10において、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体111をシート状に形成し、該シート状に形成した繊維状構造体111を伝熱方向(厚さ方向)に複数枚積層して芯材11としたことにより、シート状に形成した繊維状構造体111内での密度を高め、伝熱方向(厚さ方向)の密度の増大を抑制することができるので、真空封止後の伝熱方向(厚さ方向)に対する繊維状構造体111の反発力が低減することにより、粉体状構造体112側への負荷が小さくなって粉体状構造体112の空孔を壊すことなく維持することができ、断熱性能に優れた真空断熱材10を提供できる。また、シート状に形成した繊維状構造体111を伝熱方向に複数枚積層したことにより伝熱方向(厚さ方向)への熱経路を抑制することができ、長い伝熱経路をシート状に形成した繊維状構造体111内で確保できるので、断熱性能の向上を図ることができる。さらに、シート状に形成することで繊維状構造体111の厚さを薄くできることから、真空封止(脱気密封)の際の外被材(フィルム)12への芯材11の挿入や加圧の負荷が減り、生産性が向上する。これにより、粉体状構造体112の空孔が壊れることに起因して断熱性能が低下することを防ぎ、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材10を提供することが可能となる。
また、シート状に形成した繊維状構造体211を伝熱方向(厚さ方向)に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを所定の方向に揃えて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体211間の接触が減り、熱抵抗が増すことで、断熱性能の向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材20を提供することが可能となる。
また、シート状に形成した繊維状構造体211を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを概略90°変えて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体211間の接触がさらに減り、熱抵抗をさらに増大させることができるので、断熱性能のさらなる向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材20を提供することが可能となる。
また、シート状に形成した繊維状構造体311を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維を互いに貫入させて積層したことにより、シート状に形成した繊維状構造体311が伝熱方向(厚さ方向)にさらに圧縮されることで繊維状構造体311を構成するグラスファイバー(例示)間の密度が上がり、グラスファイバー間の空間が低減することで、シート状に形成した繊維状構造体311の空間が低減して高密度化することにより、繊維状構造体311の空間内の気体(ガス)移動を抑制することができ、熱伝導率が低減することで断熱性能の向上を図ることができる。また、繊維状構造体311の厚さを薄くできることから、真空封止の際の外被材(フィルム)32への芯材31の挿入や加圧の負荷が減り、生産性が向上する。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材30を提供することが可能となる。
また、繊維状構造体111、211、311は、多孔または中空部が形成されていることにより、断熱性能の向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材10、20、30を提供することが可能となる。
また、粉体状構造体112、212、312の粒子もしくはその集合体は、多孔質構造を有することにより、断熱性能の向上を図ることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる真空断熱材10、20、30を提供することが可能となる。
また、真空断熱材10、20、30は、繊維状構造体111、211、311が低温側、かつ粉体状構造体112、212、312が高温側となる態様で配設されたことにより、低温環境下において優れた断熱特性を有する繊維状構造体111、211、311を低温側にし、かつ高温環境下において優れた断熱特性を有する粉体状構造体112、212、312を高温側に配置することができ、断熱効果をより向上させることができる。これにより、様々な温度環境下において断熱性能を良好なものとすることができる断熱容器を提供することが可能となる。
10 真空断熱材
11 芯材
111 繊維状構造体
112 粉体状構造体
12 外被材
20 真空断熱材
21 芯材
211 繊維状構造体
212 粉体状構造体
22 外被材
30 真空断熱材
31 芯材
311 繊維状構造体
312 粉体状構造体
314 中空部
32 外被材

Claims (7)

  1. 粘土鉱物からなる粉体状構造体と、無機材料または有機材料からなる繊維状構造体と、を伝熱方向に配設させた芯材を被包する外被材の内部を減圧することにより形成された真空断熱材において、
    前記無機材料または有機材料からなる繊維状構造体をシート状に形成し、該シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層して芯材としたことを特徴とする真空断熱材。
  2. 前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを所定の方向に揃えて積層したことを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
  3. 前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維の向きを概略90°変えて積層したことを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
  4. 前記シート状に形成した繊維状構造体を伝熱方向に複数枚積層した該シートの隣り合うシートの繊維を互いに貫入させて積層したことを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
  5. 前記繊維状構造体は、多孔または中空部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
  6. 前記粉体状構造体の粒子もしくはその集合体は、多孔質構造を有することを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかの項に記載の真空断熱材が適宜配設されることによって構成される断熱容器において、
    前記真空断熱材は、前記繊維状構造体が低温側、かつ前記粉体状構造体が高温側となる態様で配設されたことを特徴とする断熱容器。
JP2015005237A 2015-01-14 2015-01-14 真空断熱材および断熱容器 Withdrawn JP2016130563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015005237A JP2016130563A (ja) 2015-01-14 2015-01-14 真空断熱材および断熱容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015005237A JP2016130563A (ja) 2015-01-14 2015-01-14 真空断熱材および断熱容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016130563A true JP2016130563A (ja) 2016-07-21

Family

ID=56415890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015005237A Withdrawn JP2016130563A (ja) 2015-01-14 2015-01-14 真空断熱材および断熱容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016130563A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112225573A (zh) * 2020-10-22 2021-01-15 郑州大学 一种真空封装/微孔粉体复合高温隔热材料制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112225573A (zh) * 2020-10-22 2021-01-15 郑州大学 一种真空封装/微孔粉体复合高温隔热材料制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017098694A1 (ja) 真空断熱体、それを備える断熱機器、及び真空断熱体の製造方法
US20130200084A1 (en) High-performance vacuum insulation panel and manufacturing method thereof
US20040180176A1 (en) Vaccum insulation article
WO2014118821A1 (ja) 断熱函
JP2013002484A (ja) 真空断熱材及びそれを用いた冷蔵庫
KR20060032656A (ko) 진공 단열재와 그 제조방법, 진공 단열재를 구비하는 보온보냉 기기, 및 단열 보드
KR20030007544A (ko) 단열 상자 및 이것에 이용하는 진공 단열재
JP2005345025A (ja) 冷蔵庫並びに真空断熱材及びその製造方法
KR20160098049A (ko) 진공단열재, 진공단열재의 제조방법 및 진공단열재를 포함하는 냉장고
JP6266162B2 (ja) 保温体、真空断熱材および真空断熱材の製造方法
JP2013119878A (ja) 真空断熱材用芯材、その真空断熱材用芯材を有する真空断熱材及びその真空断熱材を適用した冷蔵庫
JP2017133615A (ja) 断熱材、真空断熱材、断熱材の製造方法、及び断熱材又は真空断熱材を用いた機器
US20180339490A1 (en) Vacuum insulation material, vacuum insulation material manufacturing method, and refrigerator including vacuum insulation material
JP5571610B2 (ja) 真空断熱材の製造方法、真空断熱材及びこれを備えた冷蔵庫
JP2023120379A (ja) 冷蔵庫
JP2016130563A (ja) 真空断熱材および断熱容器
JP2014202303A (ja) 真空断熱材及び断熱容器
JP6634040B2 (ja) 真空断熱材、真空断熱材の製造方法及び冷蔵庫
JP2016089963A (ja) 真空断熱材及びこの真空断熱材を用いた冷蔵庫
JP6525134B2 (ja) 真空断熱材および断熱容器
JP5998917B2 (ja) 自動販売機
JP2018053920A (ja) 真空断熱材及び冷蔵庫
JP2015178846A (ja) 真空断熱材及び断熱容器
JP2016098917A (ja) 真空断熱パネル及び真空断熱パネルを用いた冷蔵庫
JP2003312743A (ja) 真空断熱容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171214

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20180312