JP2016130455A - 内燃機関の故障防止システム、内燃機関及び内燃機関の故障防止方法 - Google Patents

内燃機関の故障防止システム、内燃機関及び内燃機関の故障防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料噴射系の故障等により燃料がクランク室内に漏出した際に、燃料の潤滑油の希釈による潤滑油の量の急激な増加によって、ブローバイガス経由で吸気に潤滑油が混合して発生する燃焼室内の異常燃焼を回避できてエンジンの故障を防止できる内燃機関の故障防止システム、内燃機関及び内燃機関の故障防止方法を提供する。【解決手段】クランク室10a内のブローバイガスGbを吸気通路12に還流するブローバイガス還流路20を備えた内燃機関の故障防止システム1において、燃焼室内に流入する吸気(A+Gb+Ge)中に含まれる炭化水素の濃度Dを検出する炭化水素濃度検出手段30を設け、炭化水素濃度検出手段30で検出した炭化水素の濃度Dが予め設定した判定用濃度閾値D1以上となったとき、若しくは、炭化水素の濃度Dの増加率ΔDが予め設定した判定用増加率閾値ΔD1以上となったときに、内燃機関1の運転を停止する。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のシリンダ内に発生するオイル燃料に起因する異常燃焼を回避できて、内燃機関の故障を防止することができる内燃機関の故障防止システム、内燃機関及び内燃機関の故障防止方法に関する。
ディーゼルエンジン等の内燃機関においては、燃料室内に噴射された燃料の一部が未燃のまま、ピストンと気筒(シリンダ)の間隙からクランク室内に漏出して、エンジンを潤滑するための潤滑油に混入し、混入した燃料で潤滑油が希釈されて、潤滑油の粘度が減少して潤滑油性能が低下し、ピストンなどの摺動面等に焼きつきが生じるというオイル希釈(オイルダイリューション)の問題がある。
特に、燃料噴射ノズル等の燃料噴射系の故障により、このオイル希釈が急激に進行すると、クランク室より下方のオイルパンの潤滑油の液面が上昇して、この液面の上昇により、クランクギア等により巻き上げられる潤滑油の量が増加して、ブローバイガスに潤滑油が混ざってしまう。その結果、オイルセパレータのオイル分離能力を超えた潤滑油を含んだブローバイガスが流れることになり、この分離されない多くの潤滑油がブローバイガス還流路(PCV通路)を経由して吸気通路に流入してしまうので、潤滑油がエンジンの燃焼室内に流入してオイル燃焼が発生して異常燃焼し、エンジンが破損し故障する。
これに関連して、エンジンオイル中の燃料濃度が基準値より大きい場合に燃料供給系統の異常判定を停止することにより、ブローバイガスによって吸気通路に持ち込まれる燃料によってO2センサの出力がリッチになる場合を燃料供給系統の故障と誤って判定することを避けるための診断停止手段を備えたエンジンの自己診断装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このエンジンの自己診断装置では、雰囲気中のHCガス濃度を測定する周知のHCガスセンサからなる燃料濃度センサを、ブローバイガスを吸気通路へ流入させる流入口近傍のブローバイガス通路に臨設して、この燃料濃度センサにより、ガソリンの濃度が高くなるほど雰囲気中のHCガス濃度が高くなる現象を利用して、エンジンオイル中のガソリン濃度を検出している。
また、ガソリンのような燃料によるエンジンオイルの希釈度を、ブローバイガス中の炭化水素の濃度、クランクケース内の圧力、音速、赤外線吸収率、エンジンオイルの粘度、PH値、電気抵抗、静電容量等から検出し、その検出値が所定の許容希釈度を越えたときに、希釈度抑制手段を発動して、燃料の噴射時期、噴射圧力、冷却水温、オイルの温度点火時期、吸気弁の閉弁時期等を一時的に変更する制御を行って希釈度を低下させて機関の摺動部分の焼きつき等を防止するオイル希釈を抑制する手段を備えた内燃機関も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、これらのオイル希釈は、エンジンの運転時間により徐々にオイル希釈が進行していく現象には対応できるが、燃料噴射ノズル等の燃料噴射系の故障により突発的に急激なオイル希釈が発生してエンジン故障に至る現象に対しては対応できないという問題がある。
特開平06−241093号公報 特開平10−317936号公報
本発明者は、燃料噴射系の故障により突発的かつ急激なオイル希釈が発生してからエンジン故障に至る時間が、数秒という短時間であり、即座に適切な対応をしないとエンジンが故障してしまうとの知見と、このような急激なオイル希釈では、エンジンが故障する数秒前に、ブローバイガス中の炭化水素の濃度やブローバイガスが吸気に合流した後の吸気系通路における炭化水素の濃度が急上昇する現象が発生するとの知見を得た。また、これらを考慮した結果、この炭化水素の濃度の急上昇を検知して、エンジンを即時に停止すれば、エンジンの故障を防止することができるとの知見を得た。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料噴射系の故障等により燃料がクランク室内に漏出した際に、燃料の潤滑油の希釈による潤滑油の量の急激な増加によって、ブローバイガス経由で吸気に潤滑油が混合して発生する燃焼室内の異常燃焼を回避できてエンジンの故障を防止できる内燃機関の故障防止システム、内燃機関及び内燃機関の故障防止方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の故障防止システムは、クランク室内のブローバイガスを吸気通路に還流するブローバイガス還流路を備えた内燃機関の故障防止システムにおいて、燃焼室内に流入する吸気中に含まれる炭化水素の濃度を検出する炭化水素濃度検出手段を設け、当該故障防止システムを制御する制御装置が、前記炭化水素濃度検出手段で検出した炭化水素の濃度が予め設定した判定用濃度閾値以上となったとき、若しくは、炭化水素の濃度の増加率が予め設定した判定用増加率閾値以上となったときに、前記内燃機関の運転を停止する制御を行うように構成される。
この構成によれば、炭化水素濃度検出手段で検出した炭化水素の濃度が、急上昇することを検知したときに、エンジンを即時に停止するので、燃料によって希釈された潤滑油が燃焼室に流入して異常燃焼を起こしてエンジンが故障する前にエンジンを停止することができるので、燃焼室における異常燃焼(オイル燃焼)を回避でき、エンジンの故障を防止することができる。
また、上記の内燃機関の故障防止システムにおいて、前記炭化水素濃度検出手段を、前記ブローバイガス還流路、シリンダヘッドカバーの内部、前記吸気通路、又は、排気通路の何れかの通路に設けた、ガスに含まれる炭化水素の濃度を検出する炭化水素ガス濃度センサで構成すると、急激な炭化水素濃度の上昇を即座に検知することができるので、燃料系の故障発生からエンジン停止までの時間を短縮できる。なお、炭化水素濃度検出手段は必ずしもガスに含まれる炭化水素の濃度を検出する炭化水素ガス濃度センサのみである必要はなく、酸素濃度などから炭化水素の濃度変化を推測することもできるので、λセンサ(空燃比センサ)等で代用することも可能である。
また、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関は、上記の内燃機関の故障防止システムを備えた内燃機関であり、上記の内燃機関の故障防止システムと同様の作用効果を奏することができる。
そして、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の故障防止方法は、クランク室内のブローバイガスを吸気通路に還流するブローバイガス還流路を備えた内燃機関の故障防止方法において、燃焼室内に流入する吸気中に含まれる炭化水素の濃度が予め設定した判定用濃度閾値以上となったとき、若しくは、炭化水素の濃度の増加率が予め設定した判定用増加率閾値以上となったときに、前記内燃機関の運転を停止することを特徴とする方法である。
また、上記の内燃機関の故障防止方法において、炭化水素の濃度を、前記ブローバイガス還流路、シリンダヘッドカバーの内部、前記吸気通路、又は、排気通路の何れかの通路に設けた、ガスに含まれる炭化水素の濃度を検出する炭化水素ガス濃度センサで検出する。
これらの構成によれば、上記の内燃機関の故障防止システムと同様の作用効果を奏することができる。
本発明の内燃機関の故障防止システム、内燃機関及び内燃機関の故障防止方法によれば、炭化水素濃度検出手段で検出した炭化水素の濃度が、急上昇することを検知したときに、エンジンを即時に停止するので、燃料によって希釈された潤滑油が燃焼室に流入して異常燃焼を起こしてエンジンが故障する前にエンジンを停止することができるので、燃焼室における異常燃焼(オイル燃焼)を回避でき、エンジンの故障を防止することができる。
本発明に係る実施の形態の内燃機関の故障防止システムを備えた内燃機関の構成を模式的に示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の内燃機関の故障防止システム、内燃機関及び内燃機関の故障防止方法について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明に係る実施の形態のエンジン(内燃機関)1は、本発明に係る実施の形態の内燃機関の故障防止システム2を備えて構成され、エンジン本体10と吸気通路12と排気通路13を備えており、さらに、ターボ式過給システムのターボチャージャ(ターボ式過給器)15と、排気通路13を通過する排気ガスGの一部をEGRガスGeとして、EGR通路14を経由して吸気通路12に還流させるEGRシステムを備えている。
吸気通路12は、吸気マニホールド11aに接続され、上流側より順に、空気流量(MAF)センサ(図示しない)、ターボチャージャ15のコンプレッサ15b、インタークーラー16が設けられている。また、排気通路13は、排気マニホールド11bに接続し、上流側より順に、ターボチャージャ15のタービン15a、排気ガス浄化処理装置(図示しない)が設けられている。そして、EGR通路14は、タービン15aの上流側の排気通路13とインタークーラー16の下流側の吸気通路12とを接続して設けられ、上流側より順に、EGRクーラー17、EGRバルブ18が設けられている。また、エンジン本体10のクランク室10a内のブローバイガスGbを吸気通路12に還流するブローバイガス還流路20が設けられている。
そして、大気から導入される新気Aが、必要に応じて、EGR通路14から吸気通路12に流入するEGRガスGeを伴って、吸気マニホールド11aに送られて、気筒(シリンダ)内の燃焼室に燃料噴射装置(図示しない)より噴射された燃料と混合圧縮されて、燃料が燃焼することで、エンジン1に動力が発生する。そして、この燃焼により発生した排気ガスGが、排気通路13に流出し、その一部はEGR通路14にEGRガスGeとして流れ、残りの排気ガスGa(=G−Ge)は、タービン15aを経由して、排気ガス浄化処理装置により浄化処理された後、マフラー(図示しない)を経由して大気へ放出される。
そして、本発明においては、エンジン本体10の燃焼室内に流入する吸気(A+Gb+Ge)中に含まれる炭化水素(HC)の濃度を検出する炭化水素濃度検出手段を設ける。この炭化水素濃度検出手段は、ガス中の炭化水素の濃度Dを検出する炭化水素ガス濃度センサ30を用いることができるが、必ずしもガスに含まれる炭化水素の濃度Dを検出する炭化水素ガス濃度センサである必要はなく、ガス中の酸素濃度の変化などからも炭化水素の濃度変化を推測することができるので、λセンサ(空燃比センサ)等で代用することも可能である。
図1の構成では、ブローバイガス還流路20に、この通路を通過するガスに含まれる炭化水素の濃度(HCガス濃度)Dを検出する炭化水素ガス濃度センサ30を設けている。このブローバイガス還流路20は、新気Aと混合する前のブローバイガスGbが流れる通路であるので、炭化水素の濃度Dも高く容易に検出し易い。
また、シリンダヘッドカバーの内部、即ち、クランク室10aの上部に設けると、通常時は、炭化水素が殆どない状態であるので、潤滑油中の炭化水素が多くなると、巻き上げられた炭化水素がクランク室10aの上部のガスに混合するので、炭化水素の濃度Dの増加を容易に検出できる。また、炭化水素ガス濃度センサ30の設置場所も確保し易い。
また、吸気通路12に炭化水素ガス濃度センサ30を設けると、新気AとブローバイガスGbとEGRガスGeが混合した後のガスの濃度を検出することになるが、炭化水素ガス濃度センサ30をブローバイガス還流路20に設ける場合よりも、炭化水素ガス濃度センサ30がブローバイガスGb中のオイルミストで汚れる可能性が低くなる。
また、排気通路13に炭化水素ガス濃度センサ30を設けると、燃焼室で燃焼しきれなかった炭化水素を検出することになるが、炭化水素ガス濃度センサ30の代わりに、気筒内への燃料噴射の制御に用いるλセンサ(空気過剰率センサ)や酸素濃度も計測できるNOxセンサ等を使用することができ、新たに、炭化水素ガス濃度センサ30を設ける必要がない。
なお、潤滑油中の炭化水素の濃度を液体状態で測定したり、潤滑油の液量を測定したりして炭化水素の混合量を推定することは、エンジン1が運転を停止していれば、可能であるが、エンジン1の運転中は、オイルパン内の潤滑油は巻き上がられている最中であるので、これらの測定は事実上不可能である。従って、ガスに含まれる炭化水素の濃度Dを検出する炭化水素ガス濃度センサ30で構成することが好ましく、この構成により、急激な炭化水素の濃度Dの上昇を即座に検知することができるので、燃料系の故障発生からエンジン停止までの時間を短縮でき、確実にエンジン1を保護できるようになる。
そして、さらに、この内燃機関の故障防止システム2を制御する制御装置40が設けられるが、この制御装置40は、通常は、エンジン1の運転状態全般を制御するエンジンコントロールユニット(ECU)に組み込まれるが、独立して設けてもよい。
そして、本発明においては、この故障防止システム2を制御する制御装置40が、炭化水素ガス濃度センサ30で検出した炭化水素の濃度Dが予め設定した判定用濃度閾値D1以上となったとき、若しくは、炭化水素の濃度Dの増加率ΔDが予め設定した判定用増加率閾値ΔD1以上となったときに、エンジン1の運転を停止する制御を行うように構成される。
この判定用濃度閾値D1と判定用増加率閾値ΔD1は、これらの値を超えると、エンジン1が直後に故障に至る危険性が高い値であり、予め実験などにより設定される値である。
次に、本発明の実施の形態の内燃機関の故障防止方法について説明する。この方法は、クランク室10a内のブローバイガスGbを吸気通路12に還流するブローバイガス還流路20を備えた内燃機関の故障防止方法であり、この方法において、燃焼室内に流入する吸気(A+Gb+Ge)中に含まれる炭化水素の濃度Dが予め設定した判定用濃度閾値D1以上となったとき、若しくは、炭化水素の濃度Dの増加率ΔDが予め設定した判定用増加率閾値ΔD1以上となったときに、エンジン1の運転を停止する方法である。
また、この内燃機関の故障防止方法において、炭化水素の濃度Dを、ブローバイガス還流路20、シリンダヘッドカバーの内部、吸気通路12、又は、排気通路13の何れかの通路に設けた、ガスに含まれる炭化水素の濃度Dを検出する炭化水素ガス濃度センサ30で検出する方法である。
よれば、炭化水素ガス濃度センサ30で検出した炭化水素の濃度Dが、急上昇することを検知したときに、エンジン1を即時に停止するので、燃料によって希釈された潤滑油が燃焼室に流入して異常燃焼を起こしてエンジン1が故障する前にエンジン1を停止することができるので、燃焼室における異常燃焼(オイル燃焼)を回避でき、エンジン1の故障を防止することができる。
なお、エンジン1を停止したときは、燃料噴射系の故障を検知してエンジン1を停止したことを、運転席に設けたランプやディスプレイや音声メッセージ等により、このエンジン1を搭載した車両のドライバに通知することが好ましく、また、修理業者によるエンジン1のメンテナンスが完了するまで、エンジン1を再始動できないようにすることが好ましい。
1 エンジン(内燃機関)
2 内燃機関の故障防止システム
10 エンジン本体
10a クランク室
12 吸気通路
13 排気通路
20 ブローバイガス還流路
30 炭化水素ガス濃度センサ(炭化水素濃度検出装置)
40 制御装置
A 新気
A+Ge+Gb 吸気
G 発生した排気ガス
Ga ターボチャージャのタービンに流入する排気ガス(G−Ge)
Gb ブローバイガス
Ge EGRガス

Claims (5)

  1. クランク室内のブローバイガスを吸気通路に還流するブローバイガス還流路を備えた内燃機関の故障防止システムにおいて、
    燃焼室内に流入する吸気中に含まれる炭化水素の濃度を検出する炭化水素濃度検出手段を設け、
    当該故障防止システムを制御する制御装置が、
    前記炭化水素濃度検出手段で検出した炭化水素の濃度が予め設定した判定用濃度閾値以上となったとき、若しくは、炭化水素の濃度の増加率が予め設定した判定用増加率閾値以上となったときに、前記内燃機関の運転を停止する制御を行うように構成されたことを特徴とする内燃機関の故障防止システム。
  2. 前記炭化水素濃度検出手段を、前記ブローバイガス還流路、シリンダヘッドカバーの内部、前記吸気通路、又は、排気通路の何れかの通路に設けた、ガスに含まれる炭化水素の濃度を検出する炭化水素ガス濃度センサで構成した請求項1に記載の内燃機関の故障防止システム。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関の故障防止システムを備えた内燃機関。
  4. クランク室内のブローバイガスを吸気通路に還流するブローバイガス還流路を備えた内燃機関の故障防止方法において、
    燃焼室内に流入する吸気中に含まれる炭化水素の濃度が予め設定した判定用濃度閾値以上となったとき、若しくは、炭化水素の濃度の増加率が予め設定した判定用増加率閾値以上となったときに、前記内燃機関の運転を停止することを特徴とする内燃機関の故障防止方法。
  5. 炭化水素の濃度を、前記ブローバイガス還流路、シリンダヘッドカバーの内部、前記吸気通路、又は、排気通路の何れかの通路に設けた、ガスに含まれる炭化水素の濃度を検出する炭化水素ガス濃度センサで検出する請求項4に記載の内燃機関の故障防止方法。
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