JP2016129290A - 車両用通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信障害の発生を抑えることのできる車両用通信システムを提供すること。
【解決手段】車両1に搭載される複数の無線通信端末30と、無線通信端末30と無線通信が可能な複数のリングネットワーク端末20を相互に通信可能に配設することで閉塞した通信経路16を構成し、且つ、車両1の天井5に設けられるリングネットワーク15と、を備え、複数のリングネットワーク端末20のそれぞれは、複数の無線通信端末30のうち1つ以上の無線通信端末30と無線通信が可能な位置に配設される。
【選択図】図4

Description

本発明は、各種車両に搭載される車両用通信システムに関する。
自動車等の車両には様々な電子機器が搭載されており、これらの機器は、車両に搭載される車両用通信システムにより通信が行われ、各種の動作を行う。このように車両に搭載される車両用通信システムは、無線通信や有線通信によって機器同士の間で通信を行い、例えば、複数のノード装置により無線リング型ネットワークを構成する、いわゆる無線リング型ネットワークシステムを用いることができる。
しかし、無線リング型ネットワークシステムを、車両の内部で運用した場合、車両の乗員や、乗員が持ち込んだ手荷物等によって、一部の区間が通信障害を起こす可能性がある。そこで、無線リング型ネットワークシステムでは、通信障害を起こした区間のノード装置が通信ルートを逆転させて、通信障害を起こしていない他の区間において通常とは逆方向にデータを伝送することで、通信障害を起こした区間を迂回して相手先のノード装置にデータを伝送することが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2000−101620号公報
しかしながら、無線リング型ネットワークシステムにおいて、迂回用のルートを設定することによって通信障害に対して対応する場合、無線リング型ネットワークシステムには、迂回用のルートを確保するために、予め予備通信ルートを設定可能にしておく必要がある。この場合、システムが複雑化し、通信障害に対する制御が煩雑化する虞がある。
また、車内には様々な物が持ち込まれるが、無線リング型ネットワークシステムを車両の内部で運用した際において、車内に荷物等が持ち込まれた場合、持ち込まれた物によっては機器間の無線通信を阻害する可能性があり、これにより一部の機器に無線電波が届かなくなる虞がある。この場合、無線電波が届かない機器は、他の機器と通信を行うことが出来なくなる。これらのため、車両に搭載される機器で無線通信を行う際における通信障害の対策については、改善余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信障害の発生を抑えることのできる車両用通信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両用通信システムは、車両に搭載される複数の無線通信端末と、前記無線通信端末と無線通信が可能な複数の中継ネットワーク端末を相互に通信可能に配設することで閉塞した通信経路を構成し、且つ、前記車両の天井に設けられる中継ネットワークと、を備え、複数の前記中継ネットワーク端末のそれぞれは、複数の前記無線通信端末のうち1つ以上の前記無線通信端末と無線通信が可能な位置に配設されることを特徴とする。
また、上記車両用通信システムおいて、前記中継ネットワークは、複数の前記中継ネットワーク端末のうち、前記通信経路に沿って伝送されるトークンを受信した前記中継ネットワーク端末のみを用いて、前記無線通信端末と無線通信を行うことが好ましい。
また、上記車両用通信システムおいて、前記トークンは、前記無線通信端末と通信するデータを有することが好ましい。
また、上記車両用通信システムおいて、前記中継ネットワークの前記通信経路がリング状に構成されることが好ましい。
本発明に係る車両用通信システムは、通信障害の発生を抑えることができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車両用通信システムを備える車両の概略図である。 図2は、図1に示すリングネットワーク端末の構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示す無線通信端末の構成を示すブロック図である。 図4は、図1に示すリングネットワーク端末と無線通信端末との設置形態についての説明図である。 図5は、リングネットワークで用いるトークンのフレーム構造の説明図である。 図6は、トークンで送信する通信データの構造図である。 図7−1は、リングネットワーク端末でデータの送受信を行う場合の処理手順を示すフロー図である。 図7−2は、リングネットワーク端末でデータの送受信を行う場合の処理手順を示すフロー図である。 図8は、リングネットワーク端末との間でデータの送受信を行う場合における無線通信端末の処理手順を示すフロー図である。
以下に、本発明に係る車両用通信システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、且つ、容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
〔実施形態〕
図1は、実施形態に係る車両用通信システムを備える車両の概略図である。実施形態に係る車両用通信システム10は、車両1に搭載されており、複数の無線通信端末30と、当該無線通信端末30と無線通信が可能な中継ネットワーク端末であるリングネットワーク端末20とを備えて構成されている。このうち、リングネットワーク端末20は、複数が車両1の天井5に配設されており、複数のリングネットワーク端末20を相互に通信可能に配設することで閉塞したリング状の通信経路16(図4参照)を構成する中継ネットワークであるリングネットワーク15を構成している。本実施形態に係る車両用通信システム10では、無線通信端末30同士の間では直接信号の送受信は行わず、車両1の天井5に設けられるリングネットワーク15を介して信号の送受信を行う。
また、無線通信端末30は、例えば、車両1の車室内に配置された電装品の制御系のネットワークを構成するものとして複数が搭載され、それぞれ車両1の運転時における動作の一部を司る装置になっている。換言すると、車両1は、この複数の無線通信端末30や、その他の装置が作動することにより、所望の動作を行い、ドライバの意思に沿って走行することが可能になっている。
図2は、図1に示すリングネットワーク端末の構成を示すブロック図である。リングネットワーク端末20は、送信回路21と、受信回路22と、アンテナ23と、制御部24と、記憶部25とを備えている。このうち、送信回路21は、他のリングネットワーク端末20や無線通信端末30に対して送信する情報を、電波である搬送波を変調し、搬送波に乗せることにより、所望の情報を送信する回路になっている。また、受信回路22は、他のリングネットワーク端末20や無線通信端末30から送信された電波を受信すると共に、電波を復調することにより、情報を取り出す回路になっている。アンテナ23は、送信回路21と受信回路22とに接続されており、送信回路21から送信する電波を送信したり、受信回路22で受信する電波を受信したりする電波の送受信部材として設けられている。
また、制御部24は、リングネットワーク端末20の制御を行う制御装置になっている。制御部24のハード構成は、主に演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)や、入出力インターフェースなどから構成され、既知の制御装置と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、記憶部25は、リングネットワーク端末20を作動させるためのプログラムや、リングネットワーク端末20で通信を行う際の各種情報を記憶するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)によって構成されている。
図3は、図1に示す無線通信端末の構成を示すブロック図である。無線通信端末30は、リングネットワーク端末20と同様に、送信回路31と、受信回路32と、アンテナ33と、制御部34と、記憶部35とを備えている。このうち、送信回路31と受信回路32とは、電波によって情報の送受信を行う回路になっており、アンテナ33は、送信回路31と受信回路32とに接続され、送信回路31や受信回路32で送受信する電波の送受信部材として設けられている。
また、制御部34は、無線通信端末30の制御を行う制御装置になっており、ハード構成は、主に演算処理を行うCPUや、入出力インターフェースなどから構成され、既知の制御装置と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、記憶部35は、無線通信端末30を作動させるためのプログラムや、無線通信端末30で通信を行う際の各種情報を記憶するRAMやROMによって構成されている。
さらに、無線通信端末30は、動作部36を備えている。この動作部36は、各無線通信端末30の目的や機能に応じて異なるものが備えられている。つまり、無線通信端末30は、車両1の運転時における動作の一部を司る装置になっているが、動作部36は、各無線通信端末30において、目的とする動作を行う装置になっている。
図4は、図1に示すリングネットワーク端末と無線通信端末との設置形態についての説明図である。車両1の天井5に配設される複数のリングネットワーク端末20は、それぞれ他のリングネットワーク端末20と無線によって通信可能な位置に配設され、他のリングネットワーク端末20と通信することにより、リング状の通信経路16を構成し、リングネットワーク15として設けられている。なお、本実施形態では、リングネットワーク端末20同士は無線通信を行うため、通信経路16は、通信をするための部材がリング状に形成されているのではなく、リングネットワーク端末20同士の無線通信によるつながりが、概念的に全体としてリング状になっている。
例えば、図4に示すように、リングネットワーク15が、A、B、C、Dの4つのリングネットワーク端末20から構成される場合には、AからB、BからC、CからD、DからAに向けて、信号を発信することにより、通信経路16に沿って1方向に伝送されるトークンを、4つのリングネットワーク端末20間で巡回させることができるようになっている。これにより、複数のリングネットワーク端末20は、通信経路16がリング状になるネットワークを構成している。また、リングネットワーク15は、通信経路16がリング状になることにより、いわゆるリング型ネットワークとして設けられている。
また、これらの複数のリングネットワーク端末20のそれぞれは、複数の無線通信端末30のうち、1つ以上の無線通信端末30と無線通信が可能な位置にそれぞれ配設されている。つまり、各リングネットワーク端末20は、複数のリングネットワーク端末20によってリングネットワーク15を構成しつつ、それぞれのリングネットワーク端末20が、車両1の天井5において1つ以上の無線通信端末30と無線通信が可能な位置に配設されている。
例えば、本実施形態に係る車両用通信システム10では、無線通信端末30は、図4に示すようにa、b、c、d、eの5つが設けられており、4つのリングネットワーク端末20は、この5つの無線通信端末30の少なくともいずれかと無線通信が可能な位置に配設されている。また、リングネットワーク端末20と無線通信端末30とで無線接続が確立された際には、無線通信端末30は、この無線接続が行われているリングネットワーク端末20のみと、無線通信が可能になる。即ち、本実施形態では、Aのリングネットワーク端末20は、aの無線通信端末30と無線通信が可能になっており、Bのリングネットワーク端末20は、bとcの無線通信端末30と無線通信が可能になっており、Cのリングネットワーク端末20は、dの無線通信端末30と無線通信が可能になっており、Dのリングネットワーク端末20は、eの無線通信端末30と無線通信が可能になっている。
また、リングネットワーク端末20は、車両1に搭載されて車両1の各部を制御する制御装置(図示省略)に、有線或いは無線によって通信可能に設けられている。これにより、リングネットワーク端末20は、制御装置からの制御信号に従って動作し、任意の情報をリングネットワーク端末20間で送受信したり、無線通信端末30との間で送受信したりすることが可能になっている。なお、車両1の各部を制御する制御装置のハード構成は、主に演算処理を行うCPUや、入出力インターフェースなどから構成され、既知の制御装置と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、車両1の各部を制御する制御装置は、複数の無線通信端末30のうちの1つが、制御装置としての機能を有している、或いは、制御装置が、無線通信端末30の機能を有していることにより、リングネットワーク端末20と無線通信が可能に構成されていてもよい。
本実施形態に係る車両用通信システム10は、以上のような構成からなり、以下、その作用について説明する。車両用通信システム10が搭載される車両1の運転時には、ドライバの運転操作や、車両1に搭載されるセンサ類の検出結果等に応じて制御装置が車両1の各部を制御することにより、ドライバの意思に沿った走行をする。例えば、制御装置は、ドライバの運転操作に応じた制御信号を、リングネットワーク15を構成するリングネットワーク端末20に対して送信する。本実施形態に係る車両用通信システム10では、リングネットワーク端末20に対して送信された信号をリングネットワーク端末20間で伝達しつつ、制御装置から送信された信号に適した無線通信端末30に伝達する。換言すると、制御装置は、制御信号をリングネットワーク15を介して無線通信端末30に伝達し、所望の無線通信端末30に対して所望の動作を行わせる。
ここで、車両用通信システム10の動作について説明する。車両用通信システム10が備えるリングネットワーク15では、リング状のネットワークを構成するリングネットワーク端末20間を通信経路16に沿って伝送される信号であるトークンが、リングネットワーク端末20間を常時巡回している。リングネットワーク15を構成するリングネットワーク端末20は、複数のリングネットワーク端末20のうち、このトークンを受け取ったリングネットワーク端末20のみが信号を送信する。トークンには、複数のデータを格納することができると共に、これらデータの送信先も格納することができ、トークンを受信したリングネットワーク端末20は、トークンの内容を確認することにより、トークンに格納されたデータに応じた動作をする。
図5は、リングネットワークで用いるトークンのフレーム構造の説明図である。リングネットワーク15を巡回するトークン50には、無線通信端末30と通信するデータを格納することが可能になっており、これにより、トークン50は、無線通信端末30と通信するデータを有している。このトークン50のデータ構造、即ち、フレーム構造は、当該データがトークン50であることを示すトークンマーカー51と、通信データ数52と、トークン50で送信する通信データ53とを有している。トークン50は、複数の通信データ53を格納することができるため、通信データ53には、通信データ53ごとに番号等が割り当てられており、これにより、各通信データ53を、1つのまとまったデータとして適切に扱うことができるようになっている。また、通信データ数52は、現在トークン50で格納している通信データ53の数になっている。このため、通信データ数52は、トークン50で格納している通信データ53の数に応じて変化して、通信データ53の数を示すデータになっている。
図6は、トークンで送信する通信データの構造図である。各通信データ53には、所望の機器に伝達する実際のデータのみでなく、通信データ53を所望の機器に適切に伝達するためのデータも含まれている。具体的には、通信データ53には、当該通信データ53を送信した無線通信端末30はどの無線通信端末30であるかを示す送信元無線通信端末番号54と、当該通信データ53の送信先の無線通信端末30を示す送信先無線通信端末番号55とが格納されている。また、通信データ53には、当該通信データ53がどのような種類のデータであるかを示すデータ種別56と、送信先の無線通信端末30に伝達する実際のデータである通信データ57と、当該通信データ53が壊れていないかのチェックをする際に用いるチェック符号58と、が格納されている。トークン50にはこれらのデータが格納されており、リングネットワーク端末20は、このトークン50に格納されたデータを用いることにより、無線通信端末30と適切に通信をすることが可能になっている。
リングネットワーク15は、このトークン50が通信経路16に沿ってリングネットワーク端末20間を巡回しており、複数のリングネットワーク端末20のうち、トークン50を受信したリングネットワーク端末20のみが、無線通信端末30と無線通信を行う。
つまり、トークン50を受信したリングネットワーク端末20は、トークン50に格納されている通信データ53の送信先無線通信端末番号55が、自己のリングネットワーク端末20と無線接続されている無線通信端末30であるか否かを判断する。この判断により、無線接続されている無線通信端末30である場合には、この通信データ53によって送信する実際の通信データ57を、無線通信端末30に送信する。リングネットワーク端末20から送信された通信データ57を受信した無線通信端末30は、動作部36が、この通信データ57に応じて動作をする。これにより、無線通信端末30は、リングネットワーク端末20から送信された通信データ57に応じた動作を行う。
また、トークン50を受信したリングネットワーク端末20と無線接続されている無線通信端末30は、トークン50を保持しているリングネットワーク端末20に対して、任意のデータを送信することが可能になっている。即ち、トークン50を保持しているリングネットワーク端末20は、当該リングネットワーク端末20と無線接続された無線通信端末30から送信されるデータを受信して、このデータをトークン50に格納することが可能になっている。
無線通信端末30からリングネットワーク端末20に送信するデータとしては、例えば、無線通信端末30から他の無線通信端末30に送信するための通信データ53がある。リングネットワーク端末20は、当該リングネットワーク端末20に無線接続されている無線通信端末30から送信された通信データ53を受信し、この受信した通信データ53を、リングネットワーク端末20が保持しているトークン50に格納する。
これらのように、トークン50に格納されている通信データ53を無線通信端末30に送信したり、無線通信端末30から送信された通信データ53をトークン50に格納したりすることにより、トークン50に対するリングネットワーク端末20からの作業が完了したら、リングネットワーク端末20は、トークン50を次のリングネットワーク端末20に向けて送信する。即ち、リングネットワーク15において、次の順番のリングネットワーク端末20に向けてトークン50を送信する。
トークン50を受信したリングネットワーク端末20は、同様にトークン50に格納されている通信データ53を無線通信端末30に送信したりする等の作業をトークン50に対して行い、作業が完了したら、次の順番のリングネットワーク端末20に向けてトークン50を送信する。これらを繰り返すことにより、リングネットワーク15は、複数のリングネットワーク端末20間でトークン50を巡回させながら、トークン50からデータを取り出したり、任意のデータをトークン50に格納したりする。
また、車両用通信システム10では、これらのようにリングネットワーク15でトークン50を巡回させながら、リングネットワーク端末20でトークン50からデータを取り出し、取り出したデータを、当該リングネットワーク端末20に無線接続されている無線通信端末30に送信する。このため、無線通信端末30は、リングネットワーク端末20を介して、異なる無線通信端末30同士の間で信号の送受信を行う。
次に、本実施形態に係る車両用通信システム10でデータの送受信を行う場合の処理手順について説明する。図7−1、図7−2は、リングネットワーク端末でデータの送受信を行う場合の処理手順を示すフロー図である。車両用通信システム10の作動時には、リングネットワーク端末20は、トークン50の受信待ちを行い(ステップST101)、当該リングネットワーク端末20に対してトークン50を送信するリングネットワーク端末20がトークン50を送信したら、このトークン50を受信する(ステップST102)。即ち、リングネットワーク端末20は、アンテナ23を介して受信回路22によってトークン50を受信し、一旦記憶部25で記憶する。
リングネットワーク端末20でトークン50を受信したら、リングネットワーク端末20は、トークン50に格納されているデータ数を確認する(ステップST103)。つまり、リングネットワーク端末20は、受信したトークン50を制御部24によって参照し、トークン50の通信データ数52を参照することにより、現在トークン50で格納している通信データ53の数を確認する。トークン50に格納されているデータ数を確認したら、トークン50にデータはあるか否かを判定する(ステップST104)。即ち、制御部24は、参照した通信データ数52は、0であるか、或いは1以上の数を示しているかを判定する。
この判定により、通信データ数52は1以上の数値を示していることによりトークン50にデータがあると判定された場合(ステップST104、Yes判定)には、無線通信端末30へのデータがあるか否かを判定する(ステップST105)。つまり、トークン50の通信データ53を制御部24によって参照し、この通信データ53中に、自己のリングネットワーク端末20と無線接続されている無線通信端末30向けのデータがあるか否かを制御部24で判定する。
この判定により、無線通信端末30へのデータがあると判定された場合(ステップST105、Yes判定)には、無線通信端末30へデータ送信をする(ステップST106)。これにより、リングネットワーク端末20は、当該リングネットワーク端末20と無線接続されている無線通信端末30に向けたデータであると判定された通信データ53を、送信回路21によってアンテナ23を介して、この無線通信端末30へ送信する。
無線通信端末30へ通信データ53を送信したら、全データの確認が完了したか否かを判定する(ステップST107)。つまり、トークン50の通信データ数52で示される数のデータについて、自己のリングネットワーク端末20と無線接続されている無線通信端末30向けのデータであるか否かの確認を行ったか否かを判定する。この判定により、全データの確認が完了していないと判定された場合(ステップST107、No判定)には、ステップST105に戻り、再び、無線通信端末30へのデータがあるか否かの判定を行う。
これに対し、全データの確認が完了したと判定された場合(ステップST107、Yes判定)には、トークン50内のデータを消去する(ステップST108)。即ち、記憶部25に記憶されたトークン50に格納されているデータのうち、無線通信端末30へ送信した通信データ53を、制御部24よって消去する。また、これに伴い、このトークン50内の通信データ数52も更新する。
このように、トークン50内のデータを消去したり、また、トークン50には、自己のリングネットワーク端末20と無線接続されている無線通信端末30向けのデータが無いと判定されたりした場合(ステップST105、No判定)には、無線通信端末30へ送信データ要求有無の確認を行う(ステップST109)。つまり、リングネットワーク端末20は、当該リングネットワーク端末20と無線接続されている無線通信端末30に対して、他の無線通信端末30等への送信データがあるか否かの確認用の信号を送信する。
送信データ要求有無の確認を行ったら、無線通信端末30は、他の無線通信端末30等への送信データがあるか否かを判定する(ステップST110)。即ち、リングネットワーク端末20から無線通信端末30に対して送信した、送信データの有無の確認用の信号に対する無線通信端末30からの返信の信号に基づいて、他の無線通信端末30等への送信データがあるか否かの判定を、制御部24で行う。
この判定により、無線通信端末30から他の無線通信端末30等への送信データがあると判定された場合(ステップST110、Yes判定)には、送信データを受け取る(ステップST111)。即ち、リングネットワーク端末20は、無線通信端末30に対して、他の無線通信端末30等への送信データをリングネットワーク端末20に送信させる制御信号を送信することにより、当該無線通信端末30に対して、リングネットワーク端末20に向けて送信データを送信させる。これにより、リングネットワーク端末20は、無線通信端末30から送信された送信データを受け取る。
送信データを受け取ったら、リングネットワーク端末20は、トークン50へ通信データ53を格納する(ステップST112)。即ち、リングネットワーク端末20は、無線通信端末30から送信された送信データを、通信データ53の形にして、記憶部25に記憶されているトークン50に格納する。また、これに伴い、トークン50の通信データ数52も更新する。
次に、他の配下端末があるか否かを判定する(ステップST113)。つまり、送信データを受け取った無線通信端末30の他に、自己のリングネットワーク端末20と無線接続が確立されている無線通信端末30があるか否かを判定する。この判定により、他の配下端末があると判定された場合(ステップST113、Yes判定)は、ステップST109に戻り、リングネットワーク端末20で送信データを受け取った無線通信端末30とは異なる無線通信端末30に対して、送信データ要求有無の確認を行う。
また、ステップST110での判定にて、無線通信端末30から他の無線通信端末30等への送信データはないと判定された場合(ステップST110、No判定)にも同様に、他の配下端末があるか否かを判定し(ステップST113)、他の配下端末があると判定された場合(ステップST113、Yes判定)は、ステップST109に戻る。
これらに対し、他の配下端末はないと判定された場合(ステップST113、No判定)は、トークン50を隣りのリングネットワーク端末20へ転送する(ステップST114)。即ち、トークン50に格納されるデータに関して、自己のリングネットワーク端末20と無線接続されている無線通信端末30との間での送受信が完了した場合には、リングネットワーク端末20は、記憶部25に記憶された最新のトークン50を、リングネットワーク15を構成する隣りのリングネットワーク端末20に転送する。また、リングネットワーク端末20で受信したトークン50にデータがないと判定された場合(ステップST104、No判定)も同様に、リングネットワーク15を構成する隣りのリングネットワーク端末20に、トークン50を転送する。
リングネットワーク15を構成するリングネットワーク端末20は、それぞれのリングネットワーク端末20でこれらの制御を行うことにより、トークン50を巡回させながら、各リングネットワーク端末20に無線接続される無線通信端末30との間でデータの送受信を行う。
図8は、リングネットワーク端末との間でデータの送受信を行う場合における無線通信端末の処理手順を示すフロー図である。車両用通信システム10の作動時には、無線通信端末30は、リングネットワーク端末20からのデータの受信待ちを行い(ステップST201)、当該無線通信端末30と無線接続されるリングネットワーク端末20から無線通信端末30に対してデータが送信されたら、無線通信端末30は、このデータを受信する(ステップST202)。即ち、無線通信端末30は、アンテナ33を介して受信回路32によってデータを受信し、一旦記憶部35で記憶する。
無線通信端末30でデータを受信したら、受信したデータは通信データ57であるか否かを制御部34で判定する(ステップST203)。即ち、受信したデータは、無線通信端末30に対して、所望の動作を行わせるためのデータであるか否かを判定する。この判定により、受信したデータは通信データ57であると判定された場合(ステップST203、Yes判定)には、制御部34でデータ受信完了通知を作成する(ステップST204)。さらに、作成したデータ受信完了通知を、送信回路31によってアンテナ33を介して、リングネットワーク端末20へ送信する(ステップST205)。データ受信完了通知をリングネットワーク端末20へ送信したら、この処理手順を抜けて、再びデータの受信待ちを行う。
これらに対し、無線通信端末30で受信したデータは通信データ57ではないと判定された場合(ステップST203、No判定)には、受信したデータはデータ受信完了通知であるか否かを判定する(ステップST206)。この判定により、受信したデータはデータ受信完了通知であると判定された場合(ステップST206、Yes判定)には、データ送信を終了する(ステップST207)。つまり、受信したデータは、自己の無線通信端末30に向けて、他の無線通信端末30から送信されたデータ受信完了通知であると判定された場合には、無線通信端末30から、他の無線通信端末30等へのデータ送信を終了する。無線通信端末30でのデータ送信を終了したら、この処理手順を抜けて、再びデータの受信待ちを行う。
これに対し、受信したデータは、データ受信完了通知ではないと判定された場合(ステップST206、No判定)には、次に、受信したデータは送信データの有無の確認であるか否かを判定する(ステップST208)。つまり、無線通信端末30で受信したデータは、他の無線通信端末30から送信されたデータではなく、無線接続されているリングネットワーク端末20から送信された、当該無線通信端末30からの送信データの有無の確認(ステップST110参照)であるか否かを判定する。
この判定により、受信したデータは、送信データの有無の確認であると判定された場合(ステップST208、Yes判定)には、次に、送信データはあるか否かを判定する(ステップST209)。即ち、当該無線通信端末30は、他の無線通信端末30等に対して送信すべきデータがあるか否かを判定する。この判定により、他の無線通信端末30等に対して送信すべきデータがあると判定された場合(ステップST209、Yes判定)には、この送信すべきデータを、リングネットワーク端末20へ送信する(ステップST210)。
これらに対し、受信したデータは、送信データの有無の確認ではないと判定された場合(ステップST208、No判定)や、他の無線通信端末30等に対して送信すべきデータはないと判定された場合(ステップST209、No判定)には、この処理手順を抜けて、再びデータの受信待ちを行う。
以上の実施形態に係る車両用通信システム10は、車両1に複数搭載される複数の無線通信端末30と、無線通信端末30と無線通信が可能な複数のリングネットワーク端末20を相互に通信可能に配設することで閉塞した通信経路16を構成し、且つ、車両1の天井5に設けられるリングネットワーク15と、を備え、複数のリングネットワーク端末20のそれぞれは、複数の無線通信端末30のうち1つ以上の無線通信端末30と無線通信が可能な位置に配設されている。これにより、無線通信端末30は、リングネットワーク端末20を介して、確実に他の無線通信端末30と無線通信を行うことができる。つまり、リングネットワーク端末20は、車両1の天井5に配設されるため、車内の障害物の有無に関わらず、リングネットワーク端末20間での通信を維持することができ、伝送路障害を発生させることなくリングネットワーク端末20同士で通信をすることができる。また、リングネットワーク端末20は、車両1の天井5に配設されるため、車内に荷物等が持ち込まれた場合でも、リングネットワーク端末20と無線通信端末30との間の通信用の無線電波が、この荷物等によって遮られることを防ぐことができる。これらにより、無線通信端末30に対する信号を送受信する際には、リングネットワーク15を構成するリングネットワーク端末20を介して送受信することにより、無線通信端末30は、確実に無線電波を送受信することができる。これにより、無線通信端末30は、リングネットワーク端末20を介して、確実に他の無線通信端末30と無線通信を行うことができ、この結果、通信障害の発生を抑えることができる。
また、リングネットワーク15は、複数のリングネットワーク端末20のうち、通信経路16に沿って伝送されるトークン50を受信したリングネットワーク端末20のみを用いて、無線通信端末30と無線通信を行うため、リングネットワーク15内での制御と複数の無線通信端末30とを連携させることができ、トークン50によって無線通信端末30と通信するタイミングを管理することができる。この結果、リングネットワーク15を用いて無線通信端末30を適切に作動させることができ、通信障害に起因する無線通信端末30の動作不良を、より確実に抑制することができる。
また、トークン50は、無線通信端末30と通信するデータを有するため、リングネットワーク15では、トークン50を巡回させることによって、複数の無線通信端末30に対して容易に制御信号を送信することができる。この結果、複数の無線通信端末30を容易に制御することができる。
また、リングネットワーク15の通信経路16がリング状に構成されるため、閉塞する通信経路16を、容易に構築することができる。この結果、リングネットワーク15を介して行う無線通信端末30同士の通信を、容易に実現することができる。
また、リングネットワーク15を構成するリングネットワーク端末20は、無線通信によって他のリングネットワーク端末20と通信可能になっているため、リングネットワーク端末20間に配索されるコード類を考慮することなく、天井5に容易に配設することができる。また、無線通信によってリングネットワーク端末20同士が通信するため、リングネットワーク15においてトークン50が巡回する順番を、適宜設定することができる。この結果、リングネットワーク15を容易に構成することができる。
〔変形例〕
なお、上述した実施形態に係る車両用通信システム10では、リングネットワーク15を構成するリングネットワーク端末20は、無線通信によって通信可能になっているが、リングネットワーク端末20同士をコード類で接続し、有線によって通信を行うように構成してもよい。リングネットワーク端末20同士が有線で通信をするようにすることにより、リングネットワーク端末20同士を確実に通信させることができ、通信障害の発生を、より確実に抑えることができる。
また、上述した実施形態に係る車両用通信システム10では、リングネットワーク端末20は、A〜Dの4つが設けられており、無線通信端末30は、a〜eの5つが設けられているが、リングネットワーク端末20と無線通信端末30の数は、これら以外でもよい。リングネットワーク15を構成するリングネットワーク端末20が、1つ以上の無線通信端末30と無線通信が可能な位置に配設されていれば、リングネットワーク端末20と無線通信端末30の数は問わない。
また、上述した実施形態に係る車両用通信システム10では、中継ネットワークの一例として、通信経路16がリング状に構成されるリングネットワーク15を用いて説明しているが、通信経路16は、リング状以外に構成されていてもよい。例えば、中継ネットワークは、中継ネットワーク端末間の通信経路16を全体で見た場合に、リング状ではなくライン状に形成される、いわゆるライン型のネットワーク等、複数の中継ネットワーク端末を相互に通信可能に配設することで閉塞した通信経路16を構成するものであれば、その形態は問わない。なお、この場合における、閉塞した通信経路16とは、中継ネットワーク端末同士の通信と、中継ネットワーク端末と無線通信端末30との通信とが異なる態様であり、中継ネットワーク内では、自己の中継ネットワーク端末と通信接続される無線通信端末30へのデータ以外のデータも伝送することができる経路を示している。
また、トークン50のフレーム構造や通信データ53の構造は、実施形態に係る車両用通信システム10で示したもの以外でもよく、利用するシステムによって適宜設定するのが好ましい。また、実施形態に係る車両用通信システム10では、トークン50の管理は、通信データ数52で示しているが、トークン50の管理は、これにとらわれるものではない。例えば、トークン50の末尾に、それが分かるマーカーを設置して、終端までデータを確認する方法でもよい。
1 車両
5 天井
10 車両用通信システム
15 リングネットワーク(中継ネットワーク)
16 通信経路
20 リングネットワーク端末(中継ネットワーク端末)
21、31 送信回路
22、32 受信回路
23、33 アンテナ
24、34 制御部
25、35 記憶部
30 無線通信端末
36 動作部
50 トークン
51 トークンマーカー
52 通信データ数
53 通信データ
54 送信元無線通信端末番号
55 送信先無線通信端末番号
56 データ種別
57 通信データ
58 チェック符号

Claims (4)

  1. 車両に搭載される複数の無線通信端末と、
    前記無線通信端末と無線通信が可能な複数の中継ネットワーク端末を相互に通信可能に配設することで閉塞した通信経路を構成し、且つ、前記車両の天井に設けられる中継ネットワークと、
    を備え、
    複数の前記中継ネットワーク端末のそれぞれは、複数の前記無線通信端末のうち1つ以上の前記無線通信端末と無線通信が可能な位置に配設されることを特徴とする車両用通信システム。
  2. 前記中継ネットワークは、複数の前記中継ネットワーク端末のうち、前記通信経路に沿って伝送されるトークンを受信した前記中継ネットワーク端末のみを用いて、前記無線通信端末と無線通信を行う請求項1に記載の車両用通信システム。
  3. 前記トークンは、前記無線通信端末と通信するデータを有する請求項2に記載の車両用通信システム。
  4. 前記中継ネットワークの前記通信経路がリング状に構成される請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用通信システム。
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