JP2016125635A - オイル冷却系の故障判定装置 - Google Patents

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彰男 武藤
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Abstract

【課題】 トランスミッションのオイル冷却系の故障の原因を特定する。【解決手段】 油圧Pが第2油圧閾値PS2よりも大きく、かつ油温Tが油温閾値TSよりも大きい場合に、配管P1,P2に故障があると判定し、油圧Pが第2油圧閾値PS2よりも大きく、かつ油温Tが油温閾値TS以下の場合に、トランスミッションMの油圧回路に故障があると判定し、油圧Pが第1油圧閾値PS1以上であって第2油圧閾値PS2以下であり、かつ油温Tが油温閾値TSよりも大きい場合に、オイルクーラOCに故障があると判定し、油圧Pが第1油圧閾値PS1よりも小さく、かつ油温Tが油温閾値TSよりも大きい場合に、トランスミッションMの油圧回路に故障があると判定し、油圧Pが第1油圧閾値PS1よりも小さく、かつ油温Tが油温閾値TS以下である場合に、オイル冷却系の故障判定が不能であると判定するので、オイル冷却系の故障の原因を細かく場合分けして判定することが可能となる。【選択図】 図3

Description

本発明は、トランスミッションとオイルクーラとを配管で接続し、前記トランスミッションに設けたオイルポンプで該トランスミッション内の高温のオイルを前記配管を介して前記オイルクーラに供給し、前記オイルクーラを通過した低温のオイルを前記配管を介して前記トランスミッションに戻すオイル冷却系と、前記オイル冷却系の故障を判定する故障判定手段とを備えるオイル冷却系の故障判定装置に関する。
車両のトランスミッションの出力軸回転数およびオイルの油温を検出し、出力軸回転数および時間からマップ検索した油温上昇値と、オイルクーラの正常時における油温および時間からマップ検索した油温低下値とを比較することでオイルクーラの故障を判定するものが、下記特許文献1により公知である。
特許第4639829号公報
ところで、トランスミッションのオイル冷却系の故障の原因には、オイルクーラの故障以外に、トランスミッションおよびオイルクーラを接続する配管の故障やトランスミッションの油圧回路の故障等が考えられる。しかしながら、上記従来のものはオイル冷却系の故障の原因となる個所をオイルクーラ以外に特定することができないため、故障個所の修理に手間取ったり、不要な修理を行って無駄な費用が発生したりする可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、トランスミッションのオイル冷却系の故障の原因を特定することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、トランスミッションとオイルクーラとを配管で接続し、前記トランスミッションに設けたオイルポンプで該トランスミッション内の高温のオイルを前記配管を介して前記オイルクーラに供給し、前記オイルクーラを通過した低温のオイルを前記配管を介して前記トランスミッションに戻すオイル冷却系と、前記オイル冷却系の故障を判定する故障判定手段とを備えるオイル冷却系の故障判定装置であって、オイルの油圧を検出する油圧検出手段と、オイルの油温を油温検出手段とを備え、前記故障判定手段は、前記油圧が第1油圧閾値以上であって第2油圧閾値以下であり、かつ前記油温が油温閾値以下の場合に、前記オイル冷却系が正常であると判定し、前記油圧が前記第2油圧閾値よりも大きく、かつ前記油温が前記油温閾値よりも大きい場合に、前記配管に故障があると判定し、前記油圧が前記第2油圧閾値よりも大きく、かつ前記油温が前記油温閾値以下の場合に、前記トランスミッションの油圧回路に故障があると判定し、前記油圧が前記第1油圧閾値以上であって前記第2油圧閾値以下であり、かつ前記油温が前記油温閾値よりも大きい場合に、前記オイルクーラに故障があると判定し、前記油圧が前記第1油圧閾値よりも小さく、かつ前記油温が前記油温閾値よりも大きい場合に、前記トランスミッションの油圧回路に故障があると判定し、前記油圧が前記第1油圧閾値よりも小さく、かつ前記油温が前記油温閾値以下である場合に、前記オイル冷却系の故障判定が不能であると判定することを特徴とするオイル冷却系の故障判定装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、車速を検出する車速検出手段と、前記トランスミッションに接続された駆動源の出力トルクを算出する出力トルク算出手段とを備え、前記油温閾値は前記車速および前記出力トルクに基づいて設定されることを特徴とするオイル冷却系の故障判定装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記配管は前記トランスミッションから前記オイルクーラにオイルを供給する第1配管と、前記オイルクーラから前記トランスミッションにオイルを戻す第2配管とからなり、前記油圧検出手段は前記第1配管の上流端の近傍に配置されることを特徴とするオイル冷却系の故障判定装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記油温検出手段は前記トランスミッションの底部に配置されることを特徴とするオイル冷却系の故障判定装置が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、前記トランスミッションは車両後部に配置され、前記オイルクーラは車両前部に配置されることを特徴とするオイル冷却系の故障判定装置が提案される。
尚、実施の形態の第1配管P1および第2配管P2は本発明の配管に対応し、実施の形態の油圧センサSaは本発明の油圧検出手段に対応し、実施の形態の油温センサSbは本発明の油温検出手段に対応し、実施の形態の車速センサScは本発明の車速検出手段に対応し、実施の形態のエンジンEは本発明の駆動源に対応する。
請求項1の構成によれば、オイル冷却系の故障を判定する故障判定手段は、油圧が第1油圧閾値以上であって第2油圧閾値以下であり、かつ油温が油温閾値以下の場合に、オイル冷却系が正常であると判定し、油圧が第2油圧閾値よりも大きく、かつ油温が油温閾値よりも大きい場合に、配管に故障があると判定し、油圧が第2油圧閾値よりも大きく、かつ油温が油温閾値以下の場合に、トランスミッションの油圧回路に故障があると判定し、油圧が第1油圧閾値以上であって第2油圧閾値以下であり、かつ油温が油温閾値よりも大きい場合に、オイルクーラに故障があると判定し、油圧が第1油圧閾値よりも小さく、かつ油温が油温閾値よりも大きい場合に、トランスミッションの油圧回路に故障があると判定し、油圧が第1油圧閾値よりも小さく、かつ油温が油温閾値以下である場合に、オイル冷却系の故障判定が不能であると判定するので、オイル冷却系の故障の原因を細かく場合分けして判定することが可能となる。これにより、故障個所を確実にかつ速やかに修理することが可能となり、不要な修理や不要な部品交換を行って無駄な費用が発生するのを防止することができる。
また請求項2の構成によれば、車速を検出する車速検出手段と、トランスミッションに接続された駆動源の出力トルクを算出する出力トルク算出手段とを備え、油温閾値は車速および出力トルクに基づいて設定されるので、車両の走行状態に応じて油温閾値を設定することで故障判定の精度を更に高めることができる。
また請求項3の構成によれば、配管はトランスミッションからオイルクーラにオイルを供給する第1配管と、オイルクーラからトランスミッションにオイルを戻す第2配管とからなり、油圧検出手段は第1配管の上流端の近傍に配置されるので、配管が何れの場所で閉塞しても、その閉塞を直ちに判定することができる。
また請求項4の構成によれば、油温検出手段はトランスミッションの底部に配置されるので、トランスミッションの油温を代表する適切な油温を検出することができる。
また請求項5の構成によれば、トランスミッションは車両後部に配置され、オイルクーラは車両前部に配置されるので、トランスミッションおよびオイルクーラを接続する配管の長さが必然的に長くなり、故障により配管が閉塞する可能性が高まるが、本発明により配管の閉塞を確実に判定することができる。
自動車のトランスミッションのオイル冷却系の配置を示す図。(第1の実施の形態) オイル冷却系の故障判定装置のシステム図。(第1、第2の実施の形態) 故障判定の作用を説明するフローチャート。(第1の実施の形態) 故障判定の作用を説明する表。(第1の実施の形態) 推定冷却性能マップを示す図。(第2の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図4に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1に示すように、エンジンEを車体前後方向の中央部に搭載したミッドシップ車両は、エンジンEの後部に接続されたトランスミッションMを備える。トランスミッションMのオイル(ATF)を走行風で冷却するためのオイルクーラOCが車体前部に配置されており、トランスミッションMの下部左側面とオイルクーラOCとが第1配管P1を介して接続され、オイルクーラOCとトランスミッションMの下部右側面とが第2配管P2を介して接続される。トランスミッションMの内部には変速制御を行うための油圧回路が収納されており、この油圧回路に設けられたオイルポンプOPにより、トランスミッションMのオイルが第1配管P1→オイルクーラOP→第2配管P2→トランスミッションMの経路で循環する。
第1配管P1の上流端がトランスミッションMに接続される部分にオイルの油圧を検出する油圧センサSaが設けられ、オイルが貯留されるトランスミッションMの底部にオイルの油温を検出する油温センサSbが設けられる。
図2に示すように、電子制御ユニットUは、故障判定手段M1と、出力トルク算出手段M2と、推定冷却性能マップM3とを備えており、油圧センサSaおよび油温センサSbが故障判定手段M1に接続され、エンジンEの回転数を検出するエンジン回転数センサSdおよびエンジンEの吸気負圧を検出する吸気負圧センサSeが出力トルク算出手段M2に接続され、車速センサScおよび出力トルク算出手段M2が推定冷却性能マップM3に接続され、推定冷却性能マップM3が故障判定手段M1に接続される。電子制御ユニットUは、油圧センサSa、油温センサSb、車速センサSc、エンジン回転数センサSdおよび吸気負圧センサSeからの信号に基づいて、トランスミッションMのオイル冷却系の故障確定情報および警報を出力する。
尚、車速センサSc、エンジン回転数センサSd、吸気負圧センサSe、出力トルク算出手段M2および推定冷却性能マップM3は、後述する第2の実施の形態において使用される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
トランスミッションMの運転に伴い、トランスミッションMの内部の変速軸、変速ギヤ、ベアリング等を潤滑したり、油圧クラッチや油圧ブレーキを作動させたりしたオイルは温度上昇して潤滑性能が次第に低下するため、トランスミッションMの底部からオイルポンプOPが吸い上げたオイルは第1配管P1を介してオイルクーラOCに供給され、そこで走行風との間で熱交換することで冷却された後に、第2配管P2を介してトランスミッションMに戻される。
このようなトランスミッションMのオイル冷却系に故障が発生するとオイルの油温が過度に上昇し、変速ギヤの歯面にスコーリングが発生するといった不具合が発生する。トランスミッションMのオイル冷却系の故障の原因は、オイルクーラOCの前面にビニールや枯葉が張り付いて冷却風の流れが妨げられたような場合だけではなく、トランスミッションMおよびオイルクーラOCを接続する第1、第2配管P1,P2が飛び石等で潰れて閉塞したような場合や、トランスミッションMの油圧回路に設けられたオイルポンプOPの焼き付きや油圧制御バルブの固着が発生したような場合があり、その原因を特定することが必要になる。以下、図3のフローチャートおよび図4の表に基づいて、トランスミッションMのオイル冷却系の故障の原因を特定する手法を説明する。
先ずステップS1で油圧センサSaにより油圧Pを検出するとともに油温センサSbにより油温Tを検出する。ステップS2で油圧Pが第1油圧閾値PS1(例えば、0.05MPa)以上で第2油圧閾値PS2(例えば、0.5MPa)以下であり、かつ油温Tが油温閾値TS(例えば、140゜C)以下であるとき、つまり油圧Pが所定範囲に収まり、かつ油温Tが過度に上昇していなければ、ステップS3でオイル冷却系が正常であると判定する。ステップS4で油圧Pが第2油圧閾値PS2を越えており、かつ油温Tが油温閾値TSを越えているとき、ステップS5で第1配管P1あるいは第2配管P2が閉塞する故障が発生したと判定する。その理由は、第1配管P1あるいは第2配管P2が閉塞すると、オイルポンプOPが吐出したオイルが塞き止められることで油圧Pが上昇し、かつオイルがオイルクーラOCを通過できなくなって油温Tが上昇するためである。
ステップS6で油圧Pが第2油圧閾値PS2を越えており、かつ油温Tが油温閾値TS以下であるとき、ステップS7でトランスミッションMの油圧回路の油圧制御バルブが固着するような故障が発生したと判定する。その理由は、トランスミッションMの油圧回路の油圧制御バルブが固着すると、オイルポンプOPから第1配管P1および第2配管P2に供給されたオイルが出口を失って油圧Pが上昇するためである。ステップS8で油圧Pが第1油圧閾値PS1以上かつ第2油圧閾値PS2以下であり、かつ油温Tが油温閾値TSを越えているとき、ステップS9でオイルクーラOCを通過する冷却風の通路がビニールや枯葉により目詰まりする故障が発生したと判定する。その理由は、オイルクーラOCが目詰まりすると、オイルの冷却機能が失われて油温Tが上昇するためである。
ステップS10で油圧Pが第1油圧閾値PS1を下回っており、かつ油温Tが油温閾値TSを上回っているとき、ステップS11でトランスミッションMの油圧回路のオイルポンプOPが焼き付くような故障が発生したと判定する。その理由は、トランスミッションMの油圧回路のオイルポンプOPが焼きつくと、オイルポンプOPが油圧を発生しなくなるために油圧Pが低下し、その結果オイルがオイルクーラOCを通過しなくなって油温Tが上昇するためである。前記ステップS10の答えがNOのとき、即ち油圧Pが第1油圧閾値PS1を下回っており、かつ油温Tが油温閾値TS以下であるとき、ステップS12で故障の確定が不能であると判定する。その理由は、油圧Pが低下したのに油温Tが正常であるという状態は通常では発生し得ないからである。
以上のように、本実施の形態によれば、電子制御ユニットUの故障判定手段M1が、油圧センサSaで検出した油圧を第1油圧閾値PS1および第2油圧閾値PS2と比較し、かつ油温センサSbで検出した油温Tを油温閾値TSと比較することで、オイル冷却系の故障の原因を細かく場合分けして判定することが可能となる。これにより、故障個所を確実にかつ速やかに修理することが可能となり、不要な修理や不要な部品交換を行って無駄な費用が発生するのを防止することができる。
第1、第2配管P1,P2が何れかの場所で閉塞した場合、閉塞位置の上流側では油圧が増加するが、閉塞位置の下流側では油圧が増加しない。従って、仮に第2配管P2の下流端の近傍に油圧センサSaを設けると、第1、第2配管P1,P2が何れの場所で閉塞した場合であっても閉塞を検出できないことになる。しかしながら、本実施の形態では、第1配管P1の上流端の近傍に油圧センサSaを設けたことにより、第1、第2配管が何れの場所で閉塞した場合であっても閉塞を速やかに検出することが可能となる。
また本実施の形態では、油温センサSbをトランスミッションMの底部に配置したことにより、油温センサSbでトランスミッションMの油温を代表する適切な油温を検出することができる。
またトランスミッションMを車両後部に配置し、オイルクーラOCを車両前部に配置すると、トランスミッションMおよびオイルクーラOCを接続する第1、第2配管P1,P2の長さが必然的に長くなり、飛び石等により第1、第2配管P1,P2が閉塞する可能性が高まるが、本実施の形態により飛び石等による第1、第2配管P1,P2の閉塞を的確に判定して対処することができるので、その利点を有効に活かすことができる。
第2の実施の形態
次に、図2および図5に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、油温閾値TSを予め設定した固定値としているが、第2の実施の形態では、油温閾値TSを車両の運転状態に応じた可変値とすることで、判定精度を更に高めたものである。
図2に示すように、電子制御ユニットUには車速センサScで検出した車速と、エンジン回転数センサSdで検出したエンジン回転数と、吸気負圧センサSeで検出した吸気負圧とが入力される。出力トルク算出手段M2がエンジン回転数および吸気負圧に基づいてエンジンEの出力トルクを算出すると、この出力トルクおよび車速センサScで検出した車速を図5に示す推定冷却性能マップに適用して油温閾値TSを検索する。油温閾値TSは、車速が高いときほど高くなるように設定され、エンジンEの出力トルクが高いときほど低くなるように設定される。
本実施の形態によれば、エンジンEの出力トルクおよび車速に基づいて車両の走行状態に応じた油温閾値TSを設定することで、故障判定の精度を更に高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明の駆動源は実施の形態のエンジンEに限定されず、電動モータ等の他種の駆動源であっても良い。
E エンジン(駆動源)
M トランスミッション
M1 故障判定手段
M2 出力トルク算出手段
OC オイルクーラ
OP オイルポンプ
P 油圧
P1 第1配管(配管)
P2 第2配管(配管)
PS1 第1油圧閾値
PS2 第2油圧閾値
Sa 油圧センサ(油圧検出手段)
Sb 油温センサ(油温検出手段)
Sc 車速センサ(車速検出手段) T 油温
TS 油温閾値

Claims (5)

  1. トランスミッション(M)とオイルクーラ(OC)とを配管(P1,P2)で接続し、前記トランスミッション(M)に設けたオイルポンプ(OP)で該トランスミッション(M)内の高温のオイルを前記配管(P1,P2)を介して前記オイルクーラ(OC)に供給し、前記オイルクーラ(OC)を通過した低温のオイルを前記配管(P1,P2)を介して前記トランスミッション(M)に戻すオイル冷却系と、前記オイル冷却系の故障を判定する故障判定手段(M1)とを備えるオイル冷却系の故障判定装置であって、
    オイルの油圧(P)を検出する油圧検出手段(Sa)と、オイルの油温(T)を検出する油温検出手段(Sb)とを備え、
    前記故障判定手段(M1)は、
    前記油圧(P)が第1油圧閾値(PS1)以上であって第2油圧閾値(PS2)以下であり、かつ前記油温(T)が油温閾値(TS)以下の場合に、前記オイル冷却系が正常であると判定し、
    前記油圧(P)が前記第2油圧閾値(PS2)よりも大きく、かつ前記油温(T)が前記油温閾値(TS)よりも大きい場合に、前記配管(P1,P2)に故障があると判定し、
    前記油圧(P)が前記第2油圧閾値(PS2)よりも大きく、かつ前記油温(T)が前記油温閾値(TS)以下の場合に、前記トランスミッション(M)の油圧回路に故障があると判定し、
    前記油圧(P)が前記第1油圧閾値(PS1)以上であって前記第2油圧閾値(PS2)以下であり、かつ前記油温(T)が前記油温閾値(TS)よりも大きい場合に、前記オイルクーラ(OC)に故障があると判定し、
    前記油圧(P)が前記第1油圧閾値(PS1)よりも小さく、かつ前記油温(T)が前記油温閾値(TS)よりも大きい場合に、前記トランスミッション(M)の油圧回路に故障があると判定し、
    前記油圧(P)が前記第1油圧閾値(PS1)よりも小さく、かつ前記油温(T)が前記油温閾値(TS)以下である場合に、前記オイル冷却系の故障判定が不能であると判定することを特徴とするオイル冷却系の故障判定装置。
  2. 車速を検出する車速検出手段(Sc)と、前記トランスミッション(M)に接続された駆動源(E)の出力トルクを算出する出力トルク算出手段(M2)とを備え、前記油温閾値(TS)は前記車速および前記出力トルクに基づいて設定されることを特徴とする、請求項1に記載のオイル冷却系の故障判定装置。
  3. 前記配管(P1,P2)は前記トランスミッション(M)から前記オイルクーラ(OC)にオイルを供給する第1配管(P1)と、前記オイルクーラ(OC)から前記トランスミッション(M)にオイルを戻す第2配管(P2)とからなり、前記油圧検出手段(Sa)は前記第1配管(P1)の上流端の近傍に配置されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のオイル冷却系の故障判定装置。
  4. 前記油温検出手段(Sb)は前記トランスミッション(M)の底部に配置されることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のオイル冷却系の故障判定装置。
  5. 前記トランスミッション(M)は車両後部に配置され、前記オイルクーラ(OC)は車両前部に配置されることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のオイル冷却系の故障判定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117704260A (zh) * 2024-02-05 2024-03-15 河南平和滤清器有限公司 一种电驱冷却润滑系统的自检方法

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