JP2016124635A - エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 Download PDF

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勝一 津田
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高広 岡田
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Abstract

【課題】利用者に応じて適切なエレベータセキュリティ解除時間を提供する。【解決手段】エレベータの乗りかごを制御するエレベータ制御装置は、乗りかご内の個人認証装置により検知された利用者を識別する利用者識別情報を受信する受信部と、前記利用者識別情報に関連付けられた個人情報に応じて、乗りかごの運転動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記利用者識別情報に関連付けられた利用者の年齢または身体的特徴を含む個人情報に応じて、利用者が乗りかごに乗り込んだ後、前記乗りかご内の個人認証装置に前記利用者識別情報が記憶された個人認証物をかざして個人認証が完了した後、乗りかご内の行き先呼び釦を押下可能にする時間を示す行き先呼び制限解除時間を設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法に関し、エレベータセキュリティシステムを備えたエレベータ制御装置及びエレベータ制御方法に適用して好適なるものである。
従来のエレベータセキュリティシステムにおいて、乗りかご内に所定のスマートフォンや携帯電話、ICカードなどの個人認証物を利用して、エレベータの利用可否を判断することが行われている。例えば、個人認証物を所持した利用者がエレベータに乗り込み、所定の操作により個人認証を完了した後、居住階の行先呼び釦の操作を可能とするセキュリティシステムなどが挙げられる。
例えば、特許文献1では、利用者による個人認証によりICカードなどに記録された個人情報を取得し、該利用者の身体的特徴などに応じて行き先呼び釦の使用制限を一時的に解除して、ドア開時間を通常より延長する技術が開示されている。
特開2006−232479号公報
しかし、セキュリティの解除時間は利用者によって一定ではないため、利用者によって解除時間が短すぎて操作が間に合わなかったり、解除時間が長すぎてセキュリティ性が低いと感じてしまったりするという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、利用者に応じて適切なエレベータセキュリティ解除時間を提供することが可能なエレベータ制御装置及びエレベータ制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、エレベータの乗りかごを制御するエレベータ制御装置であって、乗りかご内の個人認証装置により検知された利用者を識別する利用者識別情報を受信する受信部と、前記利用者識別情報に関連付けられた個人情報に応じて、乗りかごの運転動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記利用者識別情報に関連付けられた利用者の年齢または身体的特徴を含む個人情報に応じて、利用者が乗りかごに乗り込んだ後、前記乗りかご内の個人認証装置に前記利用者識別情報が記憶された個人認証物をかざして個人認証が完了した後、乗りかご内の行き先呼び釦を押下可能にする時間を示す行き先呼び制限解除時間を設定することを特徴とする、エレベータ制御装置が提供される。
かかる課題を解決するために本発明においては、エレベータの乗りかごを制御するエレベータ制御装置におけるエレベータ制御方法であって、受信部が、乗りかご内の個人認証装置により検知された利用者を識別する利用者識別情報を受信するステップと、制御部が、前記利用者情報に対応する利用者の年齢または身体的特徴を含む個人情報を検索するステップと、前記制御部が、前記個人情報に応じて、利用者が乗りかごに乗り込んだ後、前記乗りかご内の前記個人認証装置に前記利用者識別情報が記憶された個人認証物をかざして個人認証が完了した後、乗りかご内の行き先呼び釦を押下可能にする時間を示す行き先呼び制限解除時間を設定することを特徴とする、エレベータ制御方法が提供される。
本発明によれば、利用者に応じて適切なエレベータセキュリティ解除時間を提供して、エレベータセキュリティシステムの利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るエレベータ制御システムの構成を示す概略図である。 同実施形態にかかるデータの伝送処理を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるエレベータの制御処理を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる行き先呼び操作制御処理の詳細を示すフローチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるエレベータ制御システムの構成について説明する。図1は、エレベータ制御システムの全体構成を示す概略図である。
図1に示すように、エレベータ制御システムは、号機制御装置100、号機制御装置100により制御される乗りかご200及び個人認証サーバ300などを備える。
号機制御装置100は、号機制御マイコン110を備えている。号機制御マイコン110は、かご多重伝送路400を介して乗りかご200に備えられたかご端末210を制御する。
かご端末210は、運転盤多重伝送路240を介して行き先階釦を備える運転盤230と接続されている。また、号機制御マイコン110は、多重伝送路510を介して個人認証サーバ300と接続されている。個人認証サーバ300は、多重伝送路520を介して、乗りかご200内部のいずれかの箇所に設置された個人認証装置220と接続されている。
エレベータ制御システムにおけるデータの流れについて説明する。利用者が所定のスマートフォンや携帯電話、ICカードなどの個人認証物を携帯した利用者が、乗りかご200に乗り込むと、NFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信の電波等で個人認証装置220により利用者が携帯している個人認証物が検出される。
個人認証装置220は、個人認証物に記録された個人を識別するキーデータを検出し、当該キーデータを、多重伝送路520を介して、個人認証サーバ300に送信する。キーデータは、ICカードなどにそれぞれ付与される番号であって、利用者を識別する利用者識別情報である。
個人認証サーバ300は、送信されたキーデータを、多重伝送路510を介して号機制御装置100に送信する。また、個人認証サーバ300には、該キーデータに各種データが関連付けられている。キーデータに関連付けられている各種データは、例えば、居住者特定可能番号(階床も含む)、年齢及び身体障がいの有無などの個人情報である。ここで、利用者の身体障がいとは、エレベータ利用に関する身体的な障がいであって、車いすや杖などを利用している場合などである。個人認証サーバ300は、キーデータとともに、キーデータに関連付けられた、居住者特定可能番号(階床も含む)、年齢及び身体障がいの有無などの各種データも号機制御装置100に送信する。
乗りかご200の上部に設置されたかご端末210と号機制御装置100とは、かご多重伝送路400を介して、一定周期でポーリング伝送を行っている。本実施の形態では、例えば、100ms周期でポーリング伝送を行っている。かご端末210は、運転盤230から得られた行き先呼び操作情報を、号機制御装置100に一定周期で伝達する。また、かご端末210を介して、号機制御装置100から運転盤230に、行き先呼び釦の応答灯データが一定周期で伝送される。
上記したように、本実施の形態では、通常、個人認証が完了した利用者しか行き先呼び釦を操作できないように制限している。また、エレベータシステムのセキュリティを向上させるため、個人認証を完了した後一定時間の間だけ行き先呼び釦を操作できるようにしている。
次に、図2を参照して、個人認証サーバ300におけるデータの伝送処理について説明する。図2に示すように、個人認証サーバ300は、定期的に各種データを、号機制御装置100に送信する(S101)。
ステップS101は、例えば、1日に1回送信するようにしてもよいし、データの更新があった場合に送信するようにしてもよい。ステップS101で送信するデータは、利用者を識別するキーデータに関連付けられた各種データであって、例えば、利用者の居住階、年齢、身体障がいの有無及び行き先呼び制限解除時間の情報などである。
行き先呼び制限解除時間とは、利用者が乗りかご200に乗車した後、運転盤230の行き先階を指定するまでの時間である。本実施の形態では、利用者がNFCを搭載したICカードなどの個人認証物を、NFCを搭載した乗りかご200内の個人認証装置220にかざして、近距離無線通信の電波等により個人認証が完了した後、一時的に運転盤230の行き先階釦を押下できるようにしている。このように、利用者の個人認証が完了しなければ行き先階釦が押下できないようにすることで、不審者がエレベータに乗り込むことを防止している。
行き先呼び制限解除時間は、短時間であるほどエレベータのセキュリティが向上する。しかし、利用者が、行き先呼び制限時間内に個人認証物を取り出したり、個人認証装置220にかざしたりすることができない場合には、不審者ではないにも関わらず、行き先呼び釦を押下することができない事態が発生してしまう。そこで、本実施の形態では、利用者の年齢や身体的な特徴に応じて適切な行き先呼び制限時間を設定することにより、エレベータセキュリティシステムの利便性を向上させている。
なお、本実施の形態では、行き先呼び制限解除時間は、利用者が乗りかご200に乗車した後、運転盤230の行き先階を指定するまでの時間としているが、かかる例に限定されない。行き先呼び制限解除時間を、利用者が個人認証物を個人認証装置220にかざしてから行き先階を指定するまでの時間としてもよいし、乗りかご200のドアが開いてから利用者が行き先階を指定するまでの時間としてもよい。また、行き先呼び制限解除時間を複数設定して、利用者が乗りかご200に乗車してから個人認証物を個人認証装置220にかざすまでの時間と、個人認証物を個人認証装置220にかざしてから行き先階を指定するまでの時間とを別に設定してもよい。
なお、ステップS101において、キーデータに関連付けられた各種データのすべてを毎度送信してもよいし、一度すべてのデータを送信した後は、更新のあったデータのみ送信するようにしてもよい。さらに、システム管理者の要求に応じてデータを送信するようにしてもよい。
そして、個人認証サーバ300は、認証操作を検出したかを判定する(S102)。上記したように、乗りかご200内の個人認証装置220により個人認証物が検出されると、多重伝送路520を介して個人認証物に記録されたキーデータが個人認証サーバ300に送信される。ステップS102では、個人認証サーバ300にキーデータが送信されたことにより、認証操作を検出したかを判定している。
ステップS102において、認証操作を検出したと判定された場合には、個人認証サーバ300は、キーデータを号機制御装置100に送信する(S103)。一方、ステップS102において、認証操作を検出していないと判定された場合には、個人認証サーバ300は、ステップS104以降の処理を実行する。
そして、個人認証サーバ300は、号機制御装置100から学習データを受信したかを判定する(S104)。ステップS104において、学習データを受信したと判定された場合には、個人認証サーバ300は、行き先呼び制限解除時間を学習結果に置き換える(S105)。一方、ステップS104において、学習データを受信していないと判定された場合には、処理を終了する。
上記したように、行き先呼び制限解除時間は、利用者の年齢や身体障がいの有無などに応じて設定されている。しかし、実際に、利用者がエレベータを利用した際に、設定されている行き先呼び制限解除時間では短すぎたり、長すぎたりする場合がある。そこで、実際に利用者が乗りかご200に乗り込んで行き先呼び釦を押下するまでの時間を学習して、学習したデータを記録されている行き先呼び制限解除時間に反映させる。これにより、利用者個々に適切な行き先呼び制限解除時間を設定することが可能となり、より利便性が向上することとなる。
次に、図3を参照して、号機制御マイコン110によるエレベータの制御処理について説明する。図3に示すように、かご端末210を介して、各種入力信号を取り込む(S201)。号機制御マイコン110は、ステップS201で取り込んだ信号データをもとに、エレベータの走行や停止などの運転制御を行う(S202)。
そして、号機制御マイコン110は、かご端末210を介して、ドアの開閉制御を行う(S203)。続いて、号機制御マイコン110は、後述する行き先呼び操作制限処理を実行する(S204)。
そして、号機制御マイコン110は、各種インジケータや表示器などの表示点灯処理を行う(S205)。ステップS205では、ステップS203におけるドアの開閉制御処理や、ステップS204における行き先呼び操作制御処理などで出力された表示データに基づいて、各種インジケータや表示器などを点灯させる。
また、号機制御マイコン110は、エレベータ内のスピーカから音声案内を出力する音声案内処理を行う(S206)。ステップS206では、ステップS203におけるドアの開閉制御処理や、ステップS204における行き先呼び操作制御処理などで出力された音声データに基づいて、スピーカから音声案内を出力させる。号機制御マイコン110は、上記したステップS201〜ステップS206の処理を、定期的に実施する。
次に、図4を参照して、図3のステップS204における行き先呼び操作制御処理の詳細について説明する。図4に示すように、号機制御マイコン110は、個人認証サーバ300から定期的(例えば1日毎)に各種データを受信する(S301)。ステップS301では、上記した図2のステップS101で個人認証サーバ300から定期的に送信される各種データを受信する。具体的に、号機制御マイコン110は、エレベータを利用する利用者のキーデータに関連付けられた、居住者特定可能番号(階床も含む)、年齢及び身体障がいの有無などの各種データを受信する。
そして、号機制御マイコン110は、個人認証サーバ300からキーデータを受信したかを判定する(S302)。ステップS302では、上記した図2のステップS103で個人認証サーバ300から送信されるキーデータを受信する。
ステップS302において、キーデータを受信したと判定された場合には、号機制御マイコン110は、ステップS303以降の処理を実行する。一方、ステップS302において、キーデータを受信していないと判定された場合には、号機制御マイコン110は、処理を終了する。
ステップS303において、号機制御マイコン110は、キーデータに関連付けられた各種個人データを検索する(S303)。号機制御マイコン110では、上記ステップS301で受信したデータを、キーデータをキーとした利用者テーブル(図示せず)で管理している。上記したように、利用者テーブルでは、キーデータに、居住者特定可能番号(階床も含む)、年齢及び身体障がいの有無に加えて、行き先呼び制限解除時間の情報が紐付けられている。
続いて、号機制御マイコン110は、キーデータで特定される利用者について、行き先呼び操作時間が学習済みであるかを判定する(S304)。ステップS304では、ステップS303で検索したキーデータに紐付く各種個人データに、行き先呼び制限解除時間が含まれているかを判定する。
行き先呼び操作時間が学習済みである場合には、上記した利用者テーブルの各種個人データの行き先呼び制限解除時間が「0」以外の値が設定されているため、号機制御マイコン110は、当該設定値を用いて後述するステップS311の処理を実行する。一方、行き先呼び操作時間が学習済みではない場合には、上記した利用者テーブルの各種個人データの行き先呼び制限解除時間が「0」であるため、号機制御マイコン110は、ステップS305〜ステップS310の処理により対象となる利用者の行き先呼び操作時間を学習する。上記したように、行き先呼び制限解除時間とは、利用者が乗りかご200に乗車した後、運転盤230の行き先階を指定するまでの時間である。
ステップS305において、号機制御マイコン110は、利用者の年齢が70歳以上かを判定する。ステップS305において、利用者の年齢が70歳以上であると判定された場合には、号機制御マイコン110は、行き先呼び制限解除時間Tを15秒として、行き先呼び制限を解除する(S306)。
一方、ステップS305において、利用者の年齢が70歳以上ではないと判定された場合には、号機制御マイコン110は、利用者にエレベータ利用に関する身体的な障がいがあるかを判定する(S307)。ステップS307において、利用者にエレベータ利用に関する身体的な障がいがあると判定された場合には、号機制御マイコン110は、行き先呼び制限解除時間Tを10秒として、行き先呼び制限を解除する(S308)。一方、ステップS307において、利用者にエレベータ利用に関する身体的な障がいがないと判定された場合には、号機制御マイコン110は、利用者が60歳以上であるかを判定する(S309)。
ステップS309において、利用者が60歳以上であると判定された場合には、号機制御マイコン110は、行き先呼び制限解除時間Tを10秒として、行き先呼び制限を解除する(S308)。一方、ステップS309において、利用者が60歳以上ではないと判定された場合には、号機制御マイコン110は、行き先呼び制限解除時間Tを5秒として、行き先呼び制限を解除する(S310)。
このように、上記ステップS305〜ステップS309の処理により、利用者の年齢や身体的な特徴に応じて行き先呼び制限解除時間を設定することが可能となる。具体的に、高齢者でもなく、身体障がい者でもない利用者の場合には、行き先呼び制限解除時間を5秒に設定し、70歳以上の場合には15秒に設定し、身体障がい者及び60歳以上で70歳以下の場合には10秒に設定する。
なお、本実施の形態では、利用者の年齢及び身体的な特徴に応じて行き先呼び制限解除時間を設定しているが、かかる例に限定されず、他の利用者の情報を利用して行き先呼び制限解除時間を設定してもよい。例えば、常に介護者に同伴して乗り込む場合や、子供連れの場合、ペットなどがいる場合などによって行き先呼び制限解除時間を設定してもよい。
そして、ステップS311では、号機制御マイコン110は、行き先呼び制限解除時間Tを学習済みの制限時間として、行き先呼び制限を解除する。
続いて、号機制御マイコン110は、ステップS304〜ステップS311で設定された行き先呼び制限解除時間内に行き先呼び釦が操作されたかを判定する(S312)。ステップS312において、行き先呼び制限解除時間内に行き先呼び釦が操作されたと判定された場合には、号機制御マイコン110は、行き先呼びを登録して(S313)、カウントした行き先呼び操作時間を記憶して、当該時間を個人認証サーバ300に送信する(S314)。
一方、ステップS315において、行き先呼び制限解除時間内に行き先呼び釦が操作されなかったと判定された場合には、号機制御マイコン110は、設定されている行き先呼び制限解除時間に3秒加算した時間を記憶して、当該時間を個人認証サーバ300に送信する(S315)。
そして、号機制御マイコン110は、行き先呼び制限を行う(S316)。ステップS316における行き先呼び制限とは、号機制御マイコン110が、かご端末210を介して、利用者が行き先釦を押下できない状態にすることである。
上記ステップS312〜ステップS315の処理により、ステップS305〜ステップS309で利用者の年齢や身体的な特徴に応じて設定した行き先呼び制限解除時間について、実際に利用者が乗りかご200に乗り込んでからICカードなどをかざし、行き先呼び釦を押下するまでの時間を学習して、より適正な行き先呼び制限解除時間に再設定する。これにより、利用者の個々の状態に応じたよりきめ細かいセキュリティシステムを構築することが可能となる。
なお、上記処理により、利用者ごとに行き先呼び制限解除時間を延長したり短縮したりしているが、エレベータの通常運行に支障を来さないために、当該時間を適切な時間内に収める必要がある。そこで、上記学習処理により設定された行き先呼び制限解除時間について、予め、上限値または下限値を設定してもよい。例えば、行き先呼び制限解除時間が15秒の場合には下限値を10秒とし、10秒の場合には下限値を8秒とし、5秒の場合には下限値を3秒としてもよい。また、上限値は最大30秒として、上限値を超えた場合には、「再度認証処理をして下さい。」などのアナウンスを流すようにしてもよい。
また、本実施の形態では、利用者の個人情報に応じて行き先呼び制限解除時間を設定しているが、利用者の個人情報に応じて異なる行き先呼び制限解除時間を設定するだけでなく、乗りかご200のドア開閉の速度を異なる速度としたり、停止階を制限したりするなど、エレベータの他の運転動作と組み合わせることにより、より利便性の高いエレベータのセキュリティシステムを提供することが可能となる。
100 号機制御装置
110 号機制御マイコン
200 乗りかご
210 かご端末
220 個人認証装置
230 運転盤
240 運転盤多重伝送路
300 個人認証サーバ
400 かご多重伝送路
510、520 多重伝送路

Claims (7)

  1. エレベータの乗りかごを制御するエレベータ制御装置であって、
    乗りかご内の個人認証装置により検知された利用者を識別する利用者識別情報を受信する受信部と、
    前記利用者識別情報に関連付けられた個人情報に応じて、乗りかごの運転動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記利用者識別情報に関連付けられた利用者の年齢または身体的特徴を含む個人情報に応じて、利用者が乗りかごに乗り込んだ後、前記乗りかご内の個人認証装置に前記利用者識別情報が記憶された個人認証物をかざして個人認証が完了した後、乗りかご内の行き先呼び釦を押下可能にする時間を示す行き先呼び制限解除時間を設定する
    ことを特徴とする、エレベータ制御装置。
  2. 前記エレベータ制御装置は、前記利用者を認証する個人認証サーバと接続され、
    前記個人認証サーバには、前記利用者識別情報と、前記利用者の年齢、身体的特徴及び前記行き先呼び制限解除時間を含む個人情報とが関連付けて記憶されている、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  3. 前記受信部は、前記個人認証サーバに記憶されている前記利用者識別情報に関連付けられた前記個人情報を受信し、
    前記制御部は、前記個人認証物が前記個人認証装置にかざされて前記受信部と前記利用者識別情報が受信された場合に、該利用者識別情報に対応する前記個人情報を検索する
    ことを特徴とする、請求項2に記載のエレベータ制御装置。
  4. 前記制御部は、
    前記個人情報に前記行き先呼び制限解除時間が含まれている場合に、該行き先呼び制限解除時間分、利用者が前記乗りかごに乗り込んだ後、乗りかご内の行き先呼び釦を押下するまでの行き先呼び制限を解除する
    ことを特徴とする、請求項3に記載のエレベータ制御装置。
  5. 前記制御部は、
    前記個人情報に前記行き先呼び制限解除時間が含まれていない場合に、前記利用者識別情報に関連付けられた利用者の年齢または身体的特徴を含む個人情報に応じて設定した前記行き先呼び制限解除時間を、前記利用者識別情報と関連付けて管理する、
    ことを特徴とする、請求項4に記載のエレベータ制御装置。
  6. 前記制御部は、
    利用者が前記乗りかごに乗り込んだ後、乗りかご内の行き先呼び釦を押下するまでの時間をカウントし、該カウントした時間と前記設定された行き先呼び制限解除時間との比較結果に応じて、前記行き先呼び制限解除時間を設定する
    ことを特徴とする、請求項5に記載のエレベータ制御装置。
  7. エレベータの乗りかごを制御するエレベータ制御装置におけるエレベータ制御方法であって、
    受信部が、乗りかご内の個人認証装置により検知された利用者を識別する利用者識別情報を受信するステップと、
    制御部が、前記利用者情報に対応する利用者の年齢または身体的特徴を含む個人情報を検索するステップと、
    前記制御部が、前記個人情報に応じて、利用者が乗りかごに乗り込んだ後、前記乗りかご内の前記個人認証装置に前記利用者識別情報が記憶された個人認証物をかざして個人認証が完了した後、乗りかご内の行き先呼び釦を押下可能にする時間を示す行き先呼び制限解除時間を設定する
    ことを特徴とする、エレベータ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111620211A (zh) * 2019-02-27 2020-09-04 株式会社日立制作所 电梯辅助系统、控制器、控制方法

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