JP2014234304A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者に応じたかご内の案内出力を適切に実施することができるようにしたエレベータ装置を提供する。【解決手段】乗りかご3内に配置した個人認証装置9と、個人認証装置9によって検出したキーデータに対応する個人データを格納した利用者データテーブル14と、個人認証装置9によって検出したキーデータに対応する個人データの中から乗りかご3内に配置したかご内出力装置に関連する個人データ28があったときそれを増大する出力変更信号を抽出する変更判定部16と、出力変更信号をかご端末装置4が受信したときかご内出力装置からの出力を標準データ20から特別データ21に切り替えて使用する出力変更部22とを備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、乗りかご内に個人認証装置を配置したエレベータ装置に関する。
従来のエレベータ装置として、乗りかご内に個人認証装置を設置し、車いす利用者がこれを用いて認証操作を行ったとき、ドアの開閉時間を健常者が操作した場合より長めにするようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−231755号公報
しかしながら、従来のエレベータ装置においては、個人認証装置による認証操作を活用しているが、その利用は限定的なものであった。エレベータ装置は、乗りかご内にかご内表示器やかご内音声案内装置や操作音発生装置などを設置し、乗りかご内の利用者に対して適宜、必要な表示や音声、鳴動音等による案内をしているが、これらは通常の運行サービスの中で変更することがなかった。このため、エレベータ装置の利用者が例えば、外国人であった場合には案内の内容が理解できなかったり、年配者であった場合には音声案内が聞こえづらかったりしていた。
本発明の目的は、利用者に応じたかご内の案内出力を適切に実施することができるようにしたエレベータ装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、乗りかご内で情報の出力を行うかご内出力装置と、前記乗りかご内の荷重を測定するかご内荷重検出装置との間のデータを管理するかご端末装置と、前記かご端末装置に接続された号機制御装置とを備えたエレベータ装置において、上記乗りかご内に配置した個人認証装置と、前記個人認証装置によって検出したキーデータに対応する個人データを格納した利用者データテーブルと、前記個人認証装置によって検出した前記キーデータに対応する前記個人データの中から前記乗りかご内に配置した前記かご内出力装置からの出力に関連するデータがあったときそれを増大する出力変更信号を抽出する変更判定部と、前記出力変更信号を前記かご端末装置が受信したとき前記出力変更信号に対応する前記かご内出力装置の出力データを標準データから特別データに切り替えて使用する出力変更部とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、エレベータ装置を利用する利用者の個人データを利用者データテーブルに予め反映しておくだけで、個人認証装置による個人判別のためのキーデータからかご内出力装置からの出力に関連した出力変更信号を自動的に抽出することができるようになる。この出力変更信号を受信したかご端末装置では、かご内出力装置で定常状態で使用しているものから出力を増大する特別データに切り替えて使用することができ、個人認証装置によって判別した利用者の必要に応じたサービスを行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記かご内出力装置として、かご内表示器およびかご内音声案内装置を設定したことを特徴とする。
上記構成によれば、かご内に乗り込んだ利用客が情報サービスを受けることになる音声と表示の主要なものを特定することができるため、個人認証装置によって判別した利用者に対して、主要な情報を必要に合わせた形で提供することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記利用者データテーブル内の前記個人データは、前記キーデータに対応付けた高齢者区分と、前記高齢者区分への書き込みに対応する前記かご内出力装置としてのかご内表示器からの出力に関連するデータとして輝度を増大する出力変更信号とを有することを特徴とする。
上記構成によれば、個人認証装置を操作するだけで、予め登録した状況が自動的に考慮されて、かご内出力装置であるかご内表示器に出力される案内表示の輝度は高齢者にも見やすく増大され、個人認証装置で認証操作を行った利用者に応じたかご内の出力となり、この利用者はかご内表示器から明瞭な情報を入手することができるようになる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記利用者データテーブル内の前記個人データは、前記キーデータに対応付けた高齢者区分と、前記高齢者区分への書き込みに対応する前記かご内出力装置としてのかご内表示器およびかご内音声案内装置からの出力に関連するデータとして輝度を増大する出力変更信号および音量を増大する出力変更信号とを有することを特徴とする。
上記構成によれば、個人認証装置を操作するだけで、予め登録した状況が自動的に考慮されて、個人認証装置で認証操作を行った利用者に応じたかご内出力となり、かご内音声案内装置から出力する案内放送の音量は高齢者にも聞き取りやすいように増大され、またかご内表示器に出力される案内表示の輝度も同様に高齢者に見やすく増大され、この利用者はかご内表示器およびかご内音声案内装置から明瞭な情報を入手することができるようになる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記利用者データテーブル内の前記個人データは、前記キーデータに対応付けた言語区分と、前記言語区分への書き込みに対応する前記かご内出力装置からの出力に関連するデータとして言語出力変更信号とを有し、前記かご端末装置が前記言語出力変更信号を受信したとき前記出力変更部は、標準データとして用いていた言語と、言語出力変更信号に対応する言語とで出力することを特徴とする。
上記構成によれば、個人認証装置を操作するだけで、予め登録した言語を自動的に抽出されて乗りかご内で出力されることになるので、見聞きして理解できる言葉でのサービスを受けることになり、一層、決めの細かなサービスを提供することができるようになる。また、それ以外の乗客に対しても日常使用する日本語等によるサービスを同様に受けることになり、利用者全体が受けるサービスの質が向上することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記利用者データテーブル内の前記個人データは、前記キーデータに対応付けた言語区分と、前記言語区分への書き込みに対応する前記かご内出力装置としてのかご内表示器およびかご内音声案内装置からの出力に関連するデータとして言語出力変更信号を有し、前記特別データは、前記言語区分に書き込まれた言語に対応すると共に、前記標準データを用いて行う前記かご内表示器および前記かご内音声案内装置の出力データよりも増大した輝度および音量の言語出力データを有することを特徴とする。
上記構成によれば、個人認証装置を操作するだけで、予め登録したかご内表示器およびスピーカからの出力に関連するデータに対応してそれを増大する出力変更信号だけでなく、言語も自動的に抽出されて乗りかご内で出力されることになるので、かご内音声案内装置から出力する案内放送の言語および音量はその利用者特有の状況を反映して聞き取りやすいように増大され、またはかご内表示器に出力される案内表示の輝度も同様にその利用者特有の状況を反映して見やすく増大されることになり、この利用者は一層、決めの細かなサービスを提供することができるようになる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記利用者データテーブルは、前記キーデータに対応付けた階床区分と、前記個人データ内に前記キーデータに対応させると共に、最も高い優先順位とした高齢者区分とを有し、前記変更判定部では、前記個人認証装置から取り込んだ前記キーコードに対応して先ず最も高い優先順位の前記高齢者区分の書き込みを参照し、これに対応する出力変更信号の抽出処理を行うようにし、また、前記階床区分の書き込みデータを抽出してかご内行き先階の登録を行うことになる行き先階信号を抽出して前記かご端末装置に送信する行き先階判定部と、前記かご端末装置が前記行き先階信号を受信したときそれに対応する前記乗りかごの行き先階を登録する行き先階登録部とを設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、乗りかごの利用者のうち高齢者が優先されて、かご内出力装置からの出力が決定され、また行き先階の自動的な登録が行われるので、高齢者に優しいエレベータ装置とすることができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記利用者データテーブルの中に、前記乗りかごに設けられた前記かご内荷重検出装置による荷重の測定値を取り込んで予め設定した基準値と比較して前記乗りかご内の混雑状況を判定する混雑判定区分を追加し、前記変更判定部では、取得した出力変更信号に対して混雑状況区分を用いて調整を加えるように構成したことを特徴する。
上記構成によれば、高齢者を意識して音量などを上げる必要がないと判断した場合でも、乗りかご内の混雑状況に応じて音量などを上げる処理を行うことができるようになり、画一的ではなく、より現実的な必要に応じたサービスを行うことができるようになる。
本発明によるエレベータ装置によれば、エレベータ装置を利用する利用者の個人データを利用者データテーブルに予め反映しておくだけで、個人認証装置による個人判別のためのキーデータからかご内出力装置からの出力に関連した出力変更信号を自動的に抽出することができるようになる。この出力変更信号を受信したかご端末装置では、かご内出力装置で定常状態で使用しているものから出力を増大する特別データに切り替えて使用することができ、個人認証装置によって判別した利用者の必要に応じたサービスを行うことができる。
本発明の一実施の形態によるエレベータ装置の概略構成図である。 図1に示したエレベータ装置の主要な機能を示すブロック構成図である。 図2に示した利用者データテーブルを示す模式図である。 図2に示した号機制御装置における利用者向けサービスプログラムの処理動作を示すフローチャートである。 図2に示したかご端末装置における利用者向けサービスプログラムのより具体的な処理動作を示すフローチャートである。 図5に示したかご端末装置における利用者向けサービスプログラムの処理動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態によるエレベータ装置の号機制御装置における利用者向けサービスプログラムの処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるエレベータ制御システムの系統構成を示すブロック構成図である。
マンションやオフィスビルに、複数の号機エレベータ装置を有するエレベータ装置が設置されている。号機エレベータ装置を制御する号機制御装置1は、多重伝送路2を介して乗りかご3に設置されているかご端末装置4に接続されている。かご端末装置4には、かご内行き先階釦5と、乗り込み状況検出装置であるかご内加重検出装置6と、かご内出力装置であるかご内表示器7およびかご内音声案内装置8などが接続されている。また各乗りかご3内にはカードリーダや指紋個人認証装置などである個人認証装置9が配置されており、各号機制御装置1と各個人認証装置9間には、多重伝送路10を介してホストサーバ11が接続されている。
図2は、上述したエレベータ制御システムの要部機能を示すブロック構成図である。
ホストサーバ11内には、個人認証装置9から取り込んだキーデータに対応して居住者や勤務者等のエレベータ利用者の個人情報を格納した利用者データテーブル14とを格納している。
号機制御装置1側には、号機エレベータ装置の全体的な制御を行う既存の機能の他に、詳細を後述する利用者向けサービスプログラムなどが格納された記憶部12と、エレベータ利用者によって個人認証装置9が操作されたことを検出する認証操作検出部13と、認証操作検出部13での検出があったときに個人認証装置9から取り込んだキーデータに対応するデータを利用者データテーブル14から抽出するデータ照合部15と、データ照合部15で抽出したデータの中にかご内出力装置に関連する個人データ28がある場合、その個人データに基づいてかご内出力装置の出力を標準から特別に変更する出力変更信号を抽出する変更判定部16と、個人認証装置9から取り込んだキーデータに対応する個人データの中から予め登録した行き先階信号を抽出する行き先階判定部17と、これら各部を利用者向けサービスプログラム等に基づいて制御する号機制御部18とを有している。
一方、通信部を介して号機制御装置1と接続されたかご端末装置4は、通常のかご内の制御を行う機能の他に、号機制御装置1で作成された出力変更信号を受けて利用者向けサービスプログラムに従ってかご内出力装置を制御するプログラム部分を格納した記憶部19と、かご内出力装置から出力するための通常のデータを格納した標準データ20と、かご内出力装置から出力するための変更後のデータを格納した特別データ21と、号機制御装置1で作成された出力変更信号に応じて標準データ20と特別データ21との間で切り替えてから対応するデータを抽出してかご内出力装置を制御する出力変更部22と、かご内出力装置による出力が完了したことを検出して出力変更部22をリセットして標準データ20を使用しての制御に戻す終了検出部24と、号機制御装置1の行き先階判定部17で抽出した階床信号を判別して行き先階登録を行う行き先階登録部23と、これらの各部を利用者向けサービスプログラムに従って制御するかご端末装置制御部25とを有している。
標準データ20は、通常状態で、かご内出力装置であるかご内表示器7およびかご内音声案内装置8から出力するために使用するデータ、例えばかご内表示器7に表示するための文字データ、かご内音声案内装置8から出力するための音声データ、かご内表示器7の輝度を決定した表示輝度データ、かご内音声案内装置8からの音量を決定した音量データなどが格納されている。
また、特別データ21は、号機制御装置1で作成された各出力変更信号にそれぞれ対応してかご内出力装置であるかご内表示器7およびかご内音声案内装置8から出力するために使用するデータ、例えば、かご内表示器7のために標準データ20よりも輝度を高く設定した表示輝度データ、かご内音声案内装置8から出力するために標準データ20よりも音量を増加した音量データ、また可能であれば標準データ20よりも表示文字を大きくした文字サイズデータ、後述する言語データなどが格納されている。
図3は、利用者データテーブル14の模式図である。
利用者データテーブル14の構成は種々考えられるが、各利用者毎に割り当てられたキーコード区分26を有し、各キーコード毎に居住階またはオフィスのある利用階を示す階床区分27の他に、かご内出力装置による出力に関連する個人データ28を有している。かご内出力装置としては、乗りかご3内に設けたかご内表示器7、スピーカなどのかご内音声案内装置8、利用者が操作を行う際に発生する操作音発生装置などがあり、これらの全てを対象にしても良いが、これらの内の少なくとも一つを対象としても良い。ここではかご内出力装置としてかご内表示器7およびかご内音声案内装置8を設定したものとして説明する。またかご内出力装置に関連する個人データ28としては、例えば、日常使用する言語を表す言語区分29、聴覚および視覚の機能低下を表す高齢者区分30、視覚機能の低下があることを示す視覚区分32、聴覚機能の低下があることを示す聴覚区分31、各区分における該当項目に対応する出力変更信号を示す出力変更区分33が割り付けられている。
言語区分29には、「日本語」、「英語」、「中国語」など利用者が日常使用すると思われる言語が選ばれて入力されている。高齢者区分30には、視覚および聴覚の両方の機能低下が見られる場合に「高齢者」と入力されている。聴覚区分31には、「高齢者」ではないが聴覚機能の低下がある場合に「障害あり」と書き込まれる。視覚区分32には、「高齢者」ではないが視覚機能の低下がある場合に「障害あり」と書き込まれる。出力変更区分33には、各区分に対応する出力変更信号が入力されており、例えば、言語区分29が「日本語」の場合は言語出力変更信号A1、言語区分29が「英語」の場合は言語出力変更信号A2、言語区分29が「中国語」の場合は言語出力変更信号A3が割り付けられている。また「高齢者」には、聴覚機能の低下に対してかご内音声案内装置8からの音量を増加することになる音量出力変更信号Bと、視覚機能の低下に対してかご内表示器7の輝度を増加することになる輝度出力変更信号Cが共に割り付けられている。
ただし、ここでは日本国内に設置されたエレベータ装置として説明しているので、かご内出力装置からの出力は、定常状態で日本語の文字および音声を使用しており、言語区分29が「日本語」の場合、言語出力変更信号A1は省略している。
図4は、号機制御装置1で行われる利用者向けサービスプログラムの基本的な処理動作を示すフローチャートである。
図2に示した認証操作検出部13は、個人認証装置9の操作を常時監視している。ステップS1で認証操作検出部13は、個人認証装置9を使用して認証操作が行われたことを検出した場合、データ照合部15は、ステップS2で個人認証装置9が読み取ったキーデータを取り込み、利用者データテーブル14を参照してキーデータに対応する個人データ28への書き込みが存在するかどうか照合処理を行う。変更判定部16は、照合処理を受けてステップS3で、利用者データテーブル14の中にかご内出力装置であるかご内表示器7およびかご内音声案内装置8に関連する個人データ28の書き込みがあるかどうかを判定する。関連データがなかった場合、変更の必要がないと判断して処理を完了する。しかし、関連データがあった場合、変更判定部16は、その変更が必要であると判定し、対応する出力変更信号を抽出してかご端末装置へ送信する。
行き先判定部16は、変更判定部16での処理に前後して、キーデータに対応する個人データ28の階床区分27から行き先階に対応する行き先階信号を抽出し、上述の出力変更信号と共にかご端末装置へ送信する。
図5は、かご端末装置4で行われる利用者向けサービスプログラムの基本的な処理動作を示すフローチャートである。
ステップS5で出力変更信号B,Cを受信したかご端末装置4は、処理動作を開始する。ステップS6で出力変更部22は、これまでかご内表示器7およびかご内音声案内装置8での出力のために使用していた標準データ20から特別データ21に切り替えて使用する。このため、かご内音声案内装置8から出力する案内放送の音量は高齢者にも聞き取りやすいように増大され、またかご内表示器7に出力される案内表示の輝度も同様に増大される。これによって、個人認証装置9で認証操作を行った乗客に応じたかご内の出力となり、この乗客はかご内表示器7およびかご内音声案内装置8から明瞭な情報を入手することができるようになる。
この出力変更部22での処理に前後して、行き先階登録部23は、号機制御装置から受信した信号の中に含まれた行き先階信号を抽出し、対応する行き先階を登録し、かご内行き先階釦で表示する。
その後、終了検出部24は、ステップS7で特別データ21を用いてのかご内の各種出力が完了したかどうかを判定し、完了していればステップS8で特別データ21を使用していた出力変更部22をリセットして標準データ20の使用形態に戻す。
次に、図3に示したキーコード区分が「0003」の居住者が個人認証装置9を使用して認証操作を行った場合に当てはめて、図4および図5に示した利用者向けサービスプログラムの基本的な処理動作を説明する。
図3に示したキーコード区分が「0003」の居住者が個人認証装置9を使用して認証操作を行ったとすると、データ照合部15は、ステップS2で個人認証装置9が読み取ったキーデータ「0003」から、利用者データテーブル14を参照してこれに対応する個人データ28の書き込みが存在するかどうか照合処理を行う。すると、かご内出力装置に対応する個人データとして、言語区分29に「日本語」、高齢者区分30に「高齢者」の書き込みがあることが判定される。このため、変更判定部16は、変更が必要であると判定し、言語区分29の「日本語」は定常状態の設定であるため無視されているが、高齢者区分30の「高齢者」対応する出力変更区分33から、音量を増大することになる出力変更信号Bと、輝度を増大することになる出力変更信号Cを抽出して、かご端末装置へ送信する。
ステップS5で出力変更信号B,Cを受信したかご端末装置4は、処理動作を開始する。ステップS6で出力変更部22は、これまでかご内表示器7およびかご内音声案内装置8での出力のために使用していた標準データ20から特別データ21に切り替えて使用する。このため、かご内音声案内装置8から出力する案内放送の音量は高齢者にも聞き取りやすいように増大され、またかご内表示器7に出力される案内表示の輝度も同様に増大される。
次に、図3で説明したキーコード区分26が「0005」の利用者が乗りかご3に乗り込み、個人認証装置9を使用して認証操作を行った場合に当てはめて、利用者向けサービスプログラムの基本的な処理動作を説明する。
図4に示したようにステップS1で認証操作検出部13は、個人認証装置9を使用して認証操作が行われたことを検出する。データ照合部15は、ステップS2で個人認証装置9が読み取ったキーデータ「0005」を取り込み、利用者データテーブル14を参照してキーデータ「0005」に対応する個人データ28の書き込みが存在するかどうか照合処理を行う。すると、図3に示すように利用者データテーブル14のかご内出力装置に関連する個人データ28の中に、言語区分29の「中国語」が書き込まれている。従って、変更判定部16は、続くステップS16で、利用者データテーブル14の出力変更区分33から言語出力変更信号A3を抽出し、ステップS4でかご端末装置4へ言語出力変更信号A3を送信する。
図6は、上述した言語出力変更信号A3を受信したときのかご端末装置4でのより具体的な処理動作を示すフローチャートである。
ステップS5で言語出力変更信号A3を受信したかご端末装置4は、処理動作を開始する。出力変更部22は、ステップS6のより詳細な処理として、先ず、ステップS9で受信した言語出力変更信号A3の言語を判定する。定常状態で、かご内表示器7およびかご内音声案内装置8からの出力は、日本語で行われるように予め設定されているため、ステップS10では標準データ20からのデータが使用されている。
しかし、言語出力変更信号A3は中国語に対応しているため、これまでかご内表示器7およびかご内音声案内装置8での出力のために使用していた標準データ20から特別データ21に切り替えて使用される。ステップS11では特別データ21からのデータが使用され、先ず、日本語による表示および放送の後に、中国語による表示および放送が繰り返される。
従って、既に乗りかご3内に乗っている利用者に対しては標準データ20として使用していた日本語によるサービスと同様のサービスを受ける。その後、個人認証装置9を操作した利用者も、認証操作を行うだけで自動的に、見聞きして理解できる言葉でのサービスを受けることになる。こうして、エレベータ装置としては、一層、決めの細かなサービスを提供することができるようになり、また、乗客全体が受けるサービスの質を一層向上することができる。
一方、かご端末装置4で受信した出力変更信号が、英語を表す言語出力変更信号A2であれば、ステップS12では特別データ21からのデータが使用され、日本語による表示および放送の後に、英語による表示および放送が繰り返される。
その後、終了検出部24は、ステップS7で特別データ21を使用してのかご内の各種出力が完了したかどうかを判定し、完了していればステップS8で特別データ21を使用していた出力変更部22をリセットして標準データ20の使用形態に戻す。
図7は、本発明の他の実施の形態による利用者向けサービスプログラムの処理動作を示すフローチャートである。
この実施の形態における利用者データテーブル14には、視覚機能が低下した状態を「高齢者」として図3に示した高齢者区分30に入力し、視覚区分32を省略し、新たに乗りかご3内の混雑状況を定義する混雑判定区分を設けている。この混雑判定区分とは、乗りかご3内の乗客が多くなって混雑していれば騒音レベルが定常時に比べて上がり、かご内案内放送のためにかご内音声案内装置8からの音量を増大する必要がある状況であると設定したものである。一方、乗りかご3内に乗客が少なく混雑していなければ、かご内案内放送のためにかご内音声案内装置8からの音量を増大する必要がないと設定したものである。
この混雑状況は、乗りかご3に設けられたかご内荷重検出装置6による荷重の測定値を取り込んで使用し、混雑判定区分において予め設定した基準値と、取得した測定値を比較して判定している。基準値としては、乗りかご3における最大搭載荷重の例えば80%を設置し、測定値が基準値を超えたとき「混雑」と定義すると良い。
また変更判定部16による変更条件の判定では、優先順が付けられ、先ず、高齢者区分30で「高齢者」かどうかを判定し、その後に、他の区分での判定を行うようにしている。
ステップS1で号機制御装置1の認証操作検出部13は、個人認証装置9の操作を常時監視している。認証操作検出部13で、人個人認証装置9を使用して認証操作が行われたことを検出した場合、データ照合部15は、ステップS2で個人認証装置9が読み取ったキーデータを取り込み、利用者データテーブル14を参照してキーデータに対応する個人データ28の書き込みが存在するかどうか照合処理を行う。変更判定部16は、続くステップS13で、利用者データテーブル14の高齢者区分30中に「高齢者」という書き込みがあるかどうかを判定する。
「高齢者」という書き込みがあった場合、変更判定部16は、ステップS14でかご内表示器7の輝度を増大する必要があると判断して輝度を増大することになる出力変更信号Cを抽出する。しかし、「高齢者」という書き込みがなかった場合、変更判定部16は、次の区分について判定する。ステップS15では、聴覚区分31に書き込みがあるかどうかを判定する。聴覚障害であれば、ステップS17でかご内音声案内装置8の音量を増大する必要があると判断して音量を増大することになる出力変更信号Bを抽出する。
一方、聴覚障害でない場合、続くステップS16で混雑状況区分を判定する。乗りかご3内が混雑している場合は、かご内音声案内装置8からの音量を上げる必要がある状況と判定して、音量を増大することになる出力変更信号Bを抽出する。しかし、乗りかご3内が混雑していない場合は、かご内音声案内装置8からの音量を上げる必要がない状況と判定する。
その後、変更判定部16は、ステップS18で変更判定部16での全ての判定処理が完了したかどうかを判定し、完了している場合、ステップS14およびステップS17で抽出した輝度を増大することになる出力変更信号Cおよび音量を増大することになる出力変更信号BをステップS19でかご端末装置4へ送信する。
上述したように行き先判定部16は、変更判定部16での処理に前後して、キーデータに対応する個人データの階床区分27から行き先階に対応する行き先階信号を抽出し、上述の出力変更信号と共にかご端末装置へ送信する。
これらの出力変更信号B,Cおよび行き先階信号を受信したかご端末装置4での処理は、先の実施の形態の場合と同様である。
このようなエレベータ装置によれば、先の実施の形態では「高齢者」という定義で聴覚機能と視覚機能が共に低下していると設定していたが、いずれか一方を使用するなどしてより細かに設定することができるようになる。
しかも、かご内出力装置に関するデータ28の中の区分に優先順位を定め、変更判定部16では、高齢者区分30を最も高い優先順位とし、個人認証装置9から取り込んだキーコードに対応して先ず高齢者区分30の書き込みを参照し、これに対応する出力変更信号の抽出処理を行うようにしている。また、行き先階判定部17では、キーコードに対応する階床区分27の書き込むデータを抽出してかご内行き先階釦5の登録に使用している。このため、乗りかご3の利用者のうち高齢者が優先されて、かご内出力装置からの出力が決定され、また行き先階の自動的な登録が行われ、高齢者に優しいエレベータ装置とすることができる。
また、かご内出力装置に関するデータ28の中に、乗りかご3に設けられたかご内荷重検出装置6による荷重の測定値を取り込み、「混雑判定区分」において予め設定した基準値と比較して乗りかご3内の混雑状況を判定するようにし、変更判定部16では、混雑状況を用いて取得した出力変更信号に調整を加えている。このため、高齢者を意識して音量を上げる必要がないと判断した場合でも、乗りかご3内の混雑状況に応じて音量を上げる処理を行うことができるようになる。こうして、画一的ではなく、より現実的な必要に応じたサービスを行うことができるようになる。
尚、図3で説明した利用者データテーブル14に設けた言語区分29は、管制運転を通知するためのかご内出力装置用として使用することもできる。例えば、号機制御装置1では、個人認証装置9の操作が行われる度にキーデータをホストサーバ11内に管制運転用データとして記憶し、その利用者が階床区分27の階床データとして登録した階床に到着するまで保持するようにする。その管制運転用データの保持状態で、号機制御装置1が上位の制御装置から地震、火災、停電、強風などの原因により管制運転に遷移する旨の管制運転信号を受信したとき、号機制御装置1では、保持している管制運転用データと、言語区分29の言語データとを参照して、現在乗りかご3内にいると思われる外国語に関する出力変更信号を抽出し、その出力変更信号を管制運転信号と共にかご内端末装置4へ送信するようにする。すると、これを受信したかご内端末装置4では、上述した場合と同様に処理を行い、特別データ21から外国語データを抽出する。その後、予め設定されている管制運転時のプログラムに従って管制運転に関連する日本語の音声および表示を行った後、外国語の音声および表示を行うことができる。
また、上述した実施の形態では、かご内出力装置としてかご内表示器7およびかご内音声案内装置8の両者を例に説明したが、その他の装置を加えてかご内出力装置と定義しても良いし、それらの内の主要なものを一つだけ選定してかご内出力装置と定義しても良い。
以上説明したように本発明は、乗りかご3内に配置した個人認証装置9と、個人認証装置9によって検出したキーデータに対応する個人データを格納した利用者データテーブル14と、個人認証装置9によって検出したキーデータに対応する個人データの中から乗りかご3内に配置したかご内出力装置に関連する個人データ28があったときそれを増大する出力変更信号を抽出する変更判定部16と、出力変更信号をかご端末装置4が受信したときかご内出力装置からの出力を標準データ20から特別データ21に切り替えて使用する出力変更部22とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、エレベータ装置を利用する利用者の個人データ28を利用者データテーブル14に予め反映しておくだけで、個人認証装置9による個人判別のためのキーデータからかご内出力装置からの出力に関連した出力変更信号を自動的に抽出することができるようになる。この出力変更信号を受信したかご端末装置4では、かご内出力装置で定常状態で使用しているものから出力を増大する特別データ19に切り替えて使用することができ、個人認証装置9によって判別した利用者の必要に応じたサービスを行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、かご内出力装置として、かご内表示器7およびかご内音声案内装置8を設定したことを特徴とする。
このような構成によれば、かご内に乗り込んだ利用客が情報サービスを受けることになる音声と表示の主要なものを特定することができるため、個人認証装置9によって判別した利用者に対して、主要な情報を必要に合わせた形で提供することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、利用者データテーブル14内の個人データ28は、キーデータに対応付けた高齢者区分30と、高齢者区分30への書き込みに対応するかご内出力装置としてのかご内表示器7からの出力に関連するデータとして輝度を増大する出力変更信号とを有することを特徴とする。
このような構成によれば、個人認証装置9を操作するだけで、予め登録した状況が自動的に考慮されて、かご内出力装置であるかご内表示器7に出力される案内表示の輝度は高齢者にも見やすく増大され、個人認証装置9で認証操作を行った利用者に応じたかご内の出力となり、この利用者はかご内表示器7から明瞭な情報を入手することができるようになる。
また本発明は、上述の構成に加えて、利用者データテーブル14内の個人データは、キーデータに対応付けた高齢者区分30と、高齢者区分30への書き込みに対応するかご内出力装置としてのかご内表示器7およびかご内音声案内装置8からの出力に関連するデータとして輝度を増大する出力変更信号および音量を増大する出力変更信号とを有することを特徴とする。
このような構成によれば、個人認証装置9を操作するだけで、予め登録した状況が自動的に考慮されて、個人認証装置9で認証操作を行った利用者に応じたかご内出力となり、かご内音声案内装置8から出力する案内放送の音量は高齢者にも聞き取りやすいように増大され、またかご内表示器7に出力される案内表示の輝度も同様に高齢者に見やすく増大され、この利用者はかご内表示器7およびかご内音声案内装置8から明瞭な情報を入手することができるようになる。
また本発明は、上述の構成に加えて、利用者データテーブル14内の個人データは、キーデータに対応付けた言語区分29と、言語区分29への書き込みに対応するかご内出力装置からの出力に関連するデータとして言語出力変更信号とを有し、かご端末装置4が言語出力変更信号を受信したとき出力変更部22は、標準データとして用いていた言語と、言語出力変更信号に対応する言語とで出力することを特徴とする。
このような構成によれば、個人認証装置9を操作するだけで、予め登録した言語を自動的に抽出されて乗りかご内で出力されることになるので、見聞きして理解できる言葉でのサービスを受けることになり、一層、決めの細かなサービスを提供することができるようになる。また、それ以外の乗客に対しても日常使用する日本語によるサービスを同様に受けることになり、利用者全体が受けるサービスの質が向上することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、利用者データテーブル14内の個人データは、キーデータに対応付けた言語区分29と、言語区分29への書き込みに対応するかご内出力装置としてのかご内表示器7およびかご内音声案内装置8からの出力に関連するデータとして言語出力変更信号を有し、特別データ21は、言語区分29に書き込まれた言語に対応すると共に、標準データ20を用いて行うかご内表示器7およびかご内音声案内装置8の出力データよりも増大した輝度および音量の言語出力データを有することを特徴とする。
上記構成によれば、個人認証装置9を操作するだけで、予め登録したかご内表示器7およびかご内音声案内装置8からの出力に関連するデータに対応してそれを増大する出力変更信号だけでなく、言語も自動的に抽出されて乗りかご3内で出力されることになるので、かご内音声案内装置8から出力する案内放送の言語および音量はその利用者特有の状況を反映して聞き取りやすいように増大され、またはかご内表示器7に出力される案内表示の輝度も同様にその利用者特有の状況を反映して見やすく増大されることになり、この利用者は一層、決めの細かなサービスを提供することができるようになる。
また本発明は、上述の構成に加えて、かご内出力装置に関する個人データ28の中の区分に優先順位を定め、変更判定部16では、高齢者区分30を最も高い優先順位とし、個人認証装置9から取り込んだキーコードに対応して先ず高齢者区分30の書き込みを参照し、これに対応する出力変更信号の抽出処理を行うようにし、また、キーコードに対応する階床区分27の書き込みデータを抽出してかご内行き先階の登録を行うことになる行き先階信号をかご端末装置に送信する行き先階判定部17と、かご端末装置が行き先階信号を受信したときそれに対応する乗りかご3の行き先階を登録する行き先階登録部とを設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、乗りかご3の利用者のうち高齢者が優先されて、かご内出力装置からの出力が決定され、また行き先階の自動的な登録が行われるので、高齢者に優しいエレベータ装置とすることができる。
さらに本発明は、上述の構成に加えて、利用者データテーブル14の中に、乗りかご3に設けられたかご内荷重検出装置6による荷重の測定値を取り込んで予め設定した基準値と比較して乗りかご3内の混雑状況を判定する混雑判定区分を追加し、変更判定部16では、取得した出力変更信号に対して混雑状況区分を用いて調整を加えるように構成したことを特徴する。
上記構成によれば、高齢者を意識して音量などを上げる必要がないと判断した場合でも、乗りかご3内の混雑状況に応じて音量などを上げる処理を行うことができるようになり、画一的ではなく、より現実的な必要に応じたサービスを行うことができるようになる。
1 号機制御装置
3 乗りかご
4 かご端末装置
6 かご内荷重検出装置
7 かご内表示器
8 スピーカ
10 個人認証装置
12 認証操作検出部
13 利用者データテーブル
14 データ照合部
15 変更判定部
18 標準データ
19 特別データ
20 出力変更部

Claims (8)

  1. 乗りかご内で情報の出力を行うかご内出力装置と、前記乗りかご内の荷重を測定するかご内荷重検出装置との間のデータを管理するかご端末装置と、前記かご端末装置に接続された号機制御装置とを備えたエレベータ装置において、
    上記乗りかご内に配置した個人認証装置と、前記個人認証装置によって検出したキーデータに対応する個人データを格納した利用者データテーブルと、前記個人認証装置によって検出した前記キーデータに対応する前記個人データの中から前記乗りかご内に配置した前記かご内出力装置からの出力に関連するデータがあったときそれを増大する出力変更信号を抽出する変更判定部と、前記出力変更信号を前記かご端末装置が受信したとき前記出力変更信号に対応する前記かご内出力装置の出力データを標準データから特別データに切り替えて使用する出力変更部とを備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記かご内出力装置として、かご内表示器およびスピーカを設定したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記利用者データテーブル内の前記個人データは、前記キーデータに対応付けた高齢者区分と、前記高齢者区分への書き込みに対応する前記かご内出力装置としてのかご内表示器からの出力に関連するデータとして輝度を増大する出力変更信号とを有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  4. 前記利用者データテーブル内の前記個人データは、前記キーデータに対応付けた高齢者区分と、前記高齢者区分への書き込みに対応する前記かご内出力装置としてのかご内表示器およびスピーカからの出力に関連するデータとして輝度を増大する出力変更信号および音量を増大する出力変更信号とを有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  5. 前記利用者データテーブル内の前記個人データは、前記キーデータに対応付けた言語区分と、前記言語区分への書き込みに対応する前記かご内出力装置からの出力に関連するデータとして言語出力変更信号とを有し、前記かご端末装置が前記言語出力変更信号を受信したとき前記出力変更部は、標準データとして用いていた言語と、言語出力変更信号に対応する言語とで出力することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  6. 前記利用者データテーブル内の前記個人データは、前記キーデータに対応付けた言語区分と、前記言語区分への書き込みに対応する前記かご内出力装置としてのかご内表示器およびスピーカからの出力に関連するデータとして言語出力変更信号を有し、前記特別データは、前記言語区分に書き込まれた言語に対応すると共に、前記標準データを用いて行う前記かご内表示器および前記スピーカの出力データよりも増大した輝度および音量の言語出力データを有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  7. 前記利用者データテーブルは、前記キーデータに対応付けた階床区分と、前記個人データ内に前記キーデータに対応させると共に、最も高い優先順位とした高齢者区分とを有し、前記変更判定部では、前記個人認証装置から取り込んだ前記キーコードに対応して先ず最も高い優先順位の前記高齢者区分の書き込みを参照し、これに対応する出力変更信号の抽出処理を行うようにし、また、前記階床区分の書き込みデータを抽出してかご内行き先階の登録を行うことになる行き先階信号を抽出して前記かご端末装置に送信する行き先階判定部と、前記かご端末装置が前記行き先階信号を受信したときそれに対応する前記乗りかごの行き先階を登録する行き先階登録部とを設けたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  8. 前記利用者データテーブルの中に、前記乗りかごに設けられた前記かご内荷重検出装置による荷重の測定値を取り込んで予め設定した基準値と比較して前記乗りかご内の混雑状況を判定する混雑判定区分を追加し、前記変更判定部では、取得した出力変更信号に対して混雑状況区分を用いて調整を加えるように構成したことを特徴する請求項1に記載のエレベータ装置。
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