JP2016123246A - 画像形成装置 - Google Patents

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泰彦 奥村
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Abstract

【課題】画像形成装置において、スイッチング電源のスイッチング周波数を適切に制御することで、スイッチング電源のスイッチングノイズによるタッチパネルの誤動作を防止できるようにする技術を提供する。【解決手段】画像形成装置のCPUは、画像形成装置が電源オフ状態から起動またはスリープ状態から復帰する際(S11)、スイッチング電源におけるスイッチング動作の実際のスイッチング周波数を検知する(S12,S13)。更に、CPUは、検知したスイッチング周波数が、タッチパネルの駆動周波数を含む所定の周波数範囲内の周波数であるか否かを判定する(S14)。CPUは、検知したスイッチング周波数が、所定の周波数範囲内の周波数であると判定すると、スイッチング電源に対して周波数切替信号を出力することで、スイッチング周波数を所定の周波数範囲外の周波数に変更させる(S15)。【選択図】図5

Description

本発明は、負荷の動作周波数に応じてスイッチング周波数を変更することができるスイッチング電源を搭載した画像形成装置に関するものである。
デジタル複合機等の画像形成装置は、商用電源から供給される交流(AC)電圧から、スイッチング電源等の電源装置によって、5V、24V等の直流(DC)電圧を生成し、生成したDC電圧を各負荷装置に供給する。一般に、スイッチング電源は、整流回路、絶縁型DC−DCコンバータ、及び定電圧制御回路によって構成される。比較的大きい電力を出力可能なスイッチング電源では、高調波ノイズが装置の外部に漏れるのを防ぐために、整流回路と絶縁型DC−DCコンバータとの間に力率改善回路(PFC)が設けられうる。スイッチング電源を構成するPFC及び絶縁型DC−DCコンバータは、スイッチング素子のスイッチング動作によって駆動される。このようなスイッチング方式の電源では、シリーズ方式の電源に比べて電力損失が少ない一方で、スイッチング動作に起因して発生するノイズ(スイッチングノイズ)が問題となる。
このようなスイッチングノイズの影響を抑えるための技術として、例えば特許文献1には、EMI(Electro-Magnetic Interference)のピーク値の増加を抑制するとともに高い電源効率を維持するための技術が開示されている。具体的には、デジタル演算器を備えたデジタル制御電源において、負荷装置の駆動周波数とその逓倍周波数と一致せず、かつ、電源効率の良い周波数にスイッチング周波数を変更することが提案されている。
また近年では、スマートフォン等の携帯端末だけでなく、画像形成装置においても、マルチタッチによる多彩な操作性を実現可能なマルチタッチタイプのタッチパネルがユーザインタフェースとして用いられるようになっている。このようなタッチパネルのうち、相互容量方式のタッチパネルは、駆動電極と受信電極と間の静電容量の変化を検知することで、ユーザによってタッチされた位置を特定する。相互容量方式のタッチパネルは、所定の周波数(駆動周波数)の駆動信号によって駆動される。この駆動周波数は、タッチパネルのサイズ、タッチ感度等による制約を受ける。このため、タッチパネル駆動周波数が、スイッチング電源のスイッチング周波数と近い周波数となる可能性がある。その場合、タッチパネルの駆動信号に、スイッチング電源のスイッチングノイズが混入し、タッチパネルに誤動作が生じる可能性がある。
特開2013−123315号公報
上述のようなタッチパネルを備える画像形成装置では、スイッチング電源のスイッチングノイズによるタッチパネルの誤動作を防止する必要がある。しかし、特許文献1のように、DSP等のデジタル演算器を備えたデジタル制御電源を採用した場合、アナログ電源ICを備える電源と比較して、製造コストが増大する問題がある。また、デジタル演算器と電源の一次側回路との絶縁を確保する必要があるとともに、デジタル演算器用の電源が必要になる等、回路規模が増大する問題もある。したがって、製造コスト等を増大させることなく、スイッチング電源のスイッチングノイズによるタッチパネルの誤動作を防止する必要がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、画像形成装置において、スイッチング電源のスイッチング周波数を適切に制御することで、スイッチング電源のスイッチングノイズによるタッチパネルの誤動作を防止できるようにする技術を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。本発明の一態様の係る画像形成装置は、所定の駆動周波数で駆動されるタッチパネルを含む操作部と、前記画像形成装置の外部の商用電源から供給される交流電圧から、スイッチング動作により直流電圧を生成するスイッチング電源と、前記スイッチング電源における前記スイッチング動作のスイッチング周波数を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された前記スイッチング周波数が、前記タッチパネルの駆動周波数を含む所定の周波数範囲内の周波数であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記スイッチング周波数が前記所定の周波数範囲内の周波数であると判定されると、前記スイッチング周波数を前記所定の周波数範囲外の周波数に変更するよう前記スイッチング電源を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において、スイッチング電源のスイッチング周波数を適切に制御することで、スイッチング電源のスイッチングノイズによるタッチパネルの誤動作を防止できるようになる。
画像形成装置100の概略的な構成例を示す図。 第1の実施例に係る画像形成装置100の電源構成例を示すブロック図。 相互容量方式のタッチパネル301の構成及び動作の説明図。 第1の実施例に係る非常夜電源400の構成例を示す回路図。 第1の実施例に係る画像形成装置100において実行される電源制御の手順を示すフローチャート。 スイッチング周波数frの変更例を示す図。 画像形成装置100が備える各スイッチング電源についてのスイッチング周波数の誤差範囲の例を示す図。 第2の実施例に係る画像形成装置100の電源構成例を示すブロック図。 第2の実施例に係る非常夜電源600の構成例を示す回路図。 非常夜電源600の電流共振回路のインピーダンス特性の例を示す図。 第2の実施例に係る画像形成装置100において実行される電源制御の手順を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施例]
<画像形成装置の構成>
図1は、本実施例に係る画像形成装置の概略的な構成例を示す図である。画像形成装置100は、イエロー(y),マゼンタ(m),シアン(c),ブラック(k)にそれぞれ対応する4つの画像形成ステーションを備える。各画像形成ステーションは、対応する色の画像を形成する。図1では、参照符号に含まれるアルファベットy,m,c,kは、その参照符号が示す部材が、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成ステーションに含まれることを示す。なお、以下の説明では、アルファベットy,m,c,kが省略された参照符号は、y,m,c,kに対応する画像形成ステーションにそれぞれ含まれる部材を示すものとする。例えば、感光ドラム101は、感光ドラム101y,101m,101c,101kの全てを表す。
図1に示すように、画像形成装置100は、感光ドラム(像担持体)101、帯電ローラ102、露光部103、現像器104、1次転写ローラ105、感光ドラムクリーナー106、中間転写ベルト107、中間転写ベルト用の駆動ローラ108、2次転写ローラ対109、中間転写ベルトクリーナー110、給紙カセット111、ピックアップローラ112、給紙ローラ対113、レジストローラ対114、定着部115、及び搬送ローラ116〜118を備える。
画像形成装置100全体を制御するCPU(図2に示すCPU204)は、プリント命令を受けると、感光ドラム101、現像器104、駆動ローラ108、及び定着ローラをそれぞれ駆動(回転)させるためのモータ(図示せず)を動作させる。このとき、帯電ローラ102は、感光ドラム101の回転に従動して回転する。中間転写ベルト107は、駆動ローラ108によって回転させられる。1次転写ローラ105及び2次転写ローラ対109は、中間転写ベルト107の回転に従動して回転する。
帯電ローラ102には、高圧電源(図示せず)が接続されており、直流電圧に交流電圧を重畳して得られる高電圧が高圧電源から印加される。その結果、帯電ローラ102に接触している感光ドラム101の表面が、高圧電源から出力される直流電圧と同じ電圧に、一様に帯電する。露光部103は、帯電した感光ドラム101の表面を、画像信号に応じたレーザ光Eによって露光する。これにより、感光ドラム101上に静電潜像が形成される。現像器104は、直流電圧に交流電圧を重畳して得られる高電圧が高圧電源から印加されることで、感光ドラム101上の静電潜像を現像剤(トナー)で現像する。感光ドラム101上のトナー像は、感光ドラム101の回転に伴って、感光ドラム101と1次転写ローラ105との間の1次転写ニップ部に運ばれる。
1次転写ローラ105には、1次転写用の直流電圧が高圧電源(図示せず)から印加される。感光ドラム101y,101m,101c,101k上にそれぞれ形成された各色のトナー像は、1次転写ローラ105y,105m,105c,105kによって、中間転写ベルト107上に重ね合わせて転写される(1次転写)。これにより、中間転写ベルト107上に多色(マルチカラー)のトナー像が形成される。中間転写ベルト107上に転写されたトナー像は、中間転写ベルト107の回転に伴って、2次転写ローラ対109の位置(2次転写ニップ部)に運ばれる。なお、感光ドラム101上に残ったトナーは、感光ドラムクリーナー106によって回収され、中間転写ベルト107に残ったトナーは、中間転写ベルトクリーナー110によって回収される。
一方、所定のタイミングにおいて、記録材Pが給紙カセット111からピックアップローラ112によって搬送路上に給紙される。給紙ローラ対113は、ピックアップローラ112によって給紙された記録材Pを、1枚ずつレジストローラ対114の方向に搬送する。記録材Pは、レジストローラ対114の位置で一時的に停止した後、中間転写ベルト107上に形成されたトナー像が2次転写ニップ部に到達するタイミングに合わせて、レジストローラ対114によって2次転写ニップ部へ搬送される。なお、ピックアップローラ112、給紙ローラ対113、及びレジストローラ対114のいずれも、モータ(図示せず)によって駆動される。
レジストローラ対114の位置で停止した記録材Pは、中間転写ベルト107上に形成されたトナー像が2次転写ニップ部において記録材Pの所定の位置に転写されるように、2次転写ニップ部に搬送される。2次転写ローラ対109の一方のローラに、2次転写用の直流電圧が高圧電源(図示せず)から印加されることで、中間転写ベルト107上のトナー像が記録材P上に転写される。記録材P上に転写されたトナー像は、定着部115の定着ローラによって熱及び圧力を加えられることで、記録材Pに定着する。定着部115における定着処理の後、記録材Pは、搬送ローラ116〜118によって搬送路上を搬送され、画像形成装置100の外部のトレイに排紙される。
画像形成装置100におけるこのような画像形成動作によって、マルチカラー画像が形成された記録材Pが出力される。画像形成装置100の画像形成動作は、画像形成装置100内の演算装置(CPU)、モータ、センサ、ファン、高圧電源等のデバイスの動作によって実現される。画像形成装置100は、これらのデバイスに対して電力を供給するスイッチング電源を備える。
<画像形成装置の電源構成>
図2は、本実施例に係る画像形成装置100内の各デバイスに電力を供給するための、画像形成装置100の電源構成例を示すブロック図である。画像形成装置100の電源プラグが商用電源用のコンセントに接続され、画像形成装置100の主電源スイッチ(図示せず)がオフ状態からオン状態に切り替わると、画像形成装置100は、電源オフ状態から起動する。これにより、外部の商用電源200から画像形成装置100への交流(AC)電圧の供給が開始される。商用電源200から画像形成装置100に供給されるAC電圧は、まずノイズフィルタ201に入力される。ノイズフィルタ201から出力されるAC電圧は、常夜電源202に供給されるとともに、リレー206〜208をそれぞれ介して、非常夜電源400、非常夜電源500、及び定着電源205に供給される。
本実施例では、常夜電源202と非常夜電源400,500と定着電源205は、それぞれ、供給されるAC電圧(電力)から、スイッチング動作により所定の直流(DC)電圧(電力)を生成して出力するスイッチング電源で構成される。常夜電源202は、供給されるAC電圧から5VのDC電圧を生成し、生成したDC電圧を、演算回路203に供給する。なお、常夜電源202は、主電源スイッチがオンである間は、画像形成装置が省電力モード(スリープ)になっても常に電力供給を行う。演算回路203は、画像形成装置100全体を制御するCPU204と、その周辺回路とを備える。演算回路203に供給される5VのDC電圧は、DC−DCコンバータ(図示せず)等によって更に3.3Vや1.5VのDC電圧に変換されて、演算回路203において使用される。
非常夜電源400は、供給されるAC電圧から12VのDC電圧を生成し、生成したDC電圧を、演算回路203、タッチパネル301を含む操作部300、及び負荷装置209に供給する。非常夜電源400は、供給されるAC電圧から24VのDC電圧を生成し、生成したDC電圧を、負荷装置209に供給する。定着電源205は、供給されるAC電圧から定着処理用の高電圧のDC電圧を生成し、生成したDC電圧を、定着器210に供給する。なお、非常夜電源202は、主電源スイッチがオンであっても、画像形成装置が省電力モードになると電力供給を行わない。
CPU204は、常夜電源202からDC電圧の供給を受けて動作する。CPU204は、画像形成装置100全体の動作シーケンスを制御するとともに、非常夜電源400,500及び定着電源205のそれぞれに制御信号を出力することで、各電源の動作を制御する。また、CPU204は、操作部300及び負荷装置209に制御信号を出力することで、それぞれの動作を制御する。
CPU204は、リレー206〜208のそれぞれに出力する制御信号(リレー信号)によって、各リレーの状態をオン状態とオフ状態との間で切り替えることができる。リレー206がオン状態である場合、ノイズフィルタ201と非常夜電源400とが接続され、オフ状態である場合、その接続が遮断される。リレー207がオン状態である場合、ノイズフィルタ201と非常夜電源500とが接続され、オフ状態である場合、その接続が遮断される。リレー208がオン状態である場合、ノイズフィルタ201と定着電源205とが接続され、オフ状態である場合、その接続が遮断される。
本実施例では、CPU204は、画像形成装置100を通常の動作状態からスリープ状態に移行させる際に、リレー206,207,208をオフ状態にする。これにより、非常夜電源400,500及び定着電源205に対するAC電圧(電力)の供給が遮断されるようにする。また、CPU204は、画像形成装置100をスリープ状態から復帰させる際に、リレー206,207,208をオン状態にする。これにより、非常夜電源400,500及び定着電源205に対してAC電圧(電力)が供給されるようにする。
<タッチパネルの構成及び動作>
図3(A)は、操作部300が備えるタッチパネル301及びタッチパネル制御部307の構成例を示す概略図である。操作部300は、操作画面等の画面を表示する液晶ディスプレイ(図示せず)と、液晶ディスプレイ上に配置された、静電容量方式のタッチパネル301と、タッチパネル301を制御するタッチパネル制御部307とを備える。タッチパネル301は、液晶ディスプレイに表示された操作画面に対してユーザがタッチ操作するためのユーザインタフェースデバイスである。ユーザは、タッチパネル301を操作することで、コピー機能、スキャン機能、FAX機能等の画像形成装置100の機能に関連する設定または実行指示等を行うことができる。
タッチパネル301は、それぞれ透過性を有する複数の駆動電極302及び複数の受信電極303を備える。図3(B)は、駆動電極302及び受信電極303を側面から見た図である。駆動電極302と受信電極303との間には、基板304が介在し、静電容量Cpのコンデンサが形成される。駆動電極302上にはフロントカバー305が配置される。フロントカバー305がユーザの指306でタッチされると、指306と駆動電極302との間に静電容量Cfが発生する。この状態は、駆動電極302と受信電極303との間に形成されるコンデンサと並列に、静電容量Cfのコンデンサが接続された状態と等価となる。このような静電容量の変化を検知することで、タッチパネル301がユーザによってタッチされたか否かを判定し、タッチ位置を特定することが可能である。
タッチパネル制御部307は、定電流源308、第1及び第2マルチプレクサ(MUX)309,310、第1及び第2スイッチ311,312、AD変換器(ADC)313、切替部314、タッチ判断部315、通信部316、タイマー317、及び静電容量Csのサンプリングコンデンサ318を備える。タイマー317は、タッチパネル301を駆動するための、タッチパネル制御部307におけるシーケンスタイミングを管理する。タッチパネル301の駆動シーケンスは、所定の駆動周期で実行される。
図3(C)は、第1スイッチ311及び第2スイッチ312の動作に応じた、サンプリングコンデンサ318の電圧の変化の一例を示す図である。タッチパネル制御部307は、タッチパネル301の1駆動周期において、以下のように動作する。
まず、切替部314からの指示により、第1MUX309は、複数の駆動電極302のうちの1つを選択し、第2MUX310は、複数の受信電極303のうちの1つを選択する。これにより、タッチパネル301上で、選択された駆動電極302と選択された受信電極303との交点に対応する座標が特定される。次に、タイマー317から出力される信号に応じて、第1スイッチ311がオフ状態、第2スイッチ312がオン状態になる。その結果、駆動電極302と受信電極303との間に形成されるコンデンサ、及びサンプリングコンデンサCsは、GNDに接続され、十分に放電される。第1スイッチ311がオフ状態、第2スイッチ312がオン状態である期間には、サンプリングコンデンサ318の電圧は0[V]となる。
その後、タイマー317から出力される信号に応じて第1スイッチ311がオン状態、第2スイッチ312がオフ状態に切り替わると、定電流源308から出力される電流によって、電極間のコンデンサとサンプリングコンデンサ318とが充電される。これにより、図3(C)に示すように、サンプリングコンデンサ318の電圧が増加する。
サンプリングコンデンサ318の電圧は、上述のように第1MUX309及び第2MUX310による電極の選択によって定まる座標における、指306によるタッチの有無に依存して変化する。指306によるタッチが行われていない場合、Cf=0[pF]、即ち、定電流源308とGNDとの間における合成容量は(Cs+Cp)である。この場合、一定時間(第1スイッチ311がオン状態の期間)の経過後のサンプリングコンデンサ318の電圧は比較的高い値となる。一方、指306によるタッチが行われている場合、定電流源308とGNDとの間における合成容量は、(Cs+Cp)から(Cs+CP+Cf)に増加する。その結果、指306によるタッチが行われていない場合と比較して、サンプリングコンデンサ318の電圧は低くなる。サンプリングコンデンサ318の電圧のこのような変化に基づいて、上述の座標における指306によるタッチの有無(タッチされているか否か)を判断できる。
第1スイッチ311がオン状態に切り替わってから、タイマー317によって一定時間がカウントされると、第1スイッチ311がオフ状態に切り替えられる。更に、ADC313は、サンプリングコンデンサ318の電圧値をサンプルホールドし、当該電圧値をタッチ判断部315に送信する。タッチ判断部315は、ADC313から受信した電圧値に基づいて、タッチパネル301がタッチされたか否かを判断し、その判断結果を示すデータをCPU204に送信する。このデータは、第1MUX309によって選択された駆動電極302と第2MUX310によって選択された受信電極303との交点に対応する座標におけるタッチの有無を示すデータとしてCPU204に送信される。
以上により、タッチパネル301の1駆動周期が終了し、次の1駆動周期に移行する。切替部314は、第1MUX309及び第2MUX310によって選択される駆動電極302及び受信電極303を、1駆動周期ごとに順次切り替える。なお、本実施例では、この駆動周期の逆数に相当する、タッチパネル301の駆動周波数ftは、100kHzであるものとする。
<非常夜電源の構成>
図4は、非常夜電源400の構成例を示す回路図である。なお、非常夜電源500は、非常夜電源400と同じ構成を有するものとする。非常夜電源400は、周波数固定型のスイッチング電源であり、生成したDC電圧の供給先となる負荷に依存しない(一定の)スイッチング周波数で、スイッチング動作を行う。非常夜電源400は、整流回路401、力率改善回路(PFC)402、電解コンデンサC1、電源IC403、スイッチング素子407、トランスT1、ダイオードD1、電解コンデンサC3、及び電圧検知回路405を備える。なお、非常夜電源400において、抵抗R3はプルアップ抵抗、抵抗R5はプルダウン抵抗として配置されている。本実施例では、整流回路401は、AC電圧を全波整流する整流回路として機能し、電解コンデンサC1は、整流回路401から出力される電圧を平滑化する平滑回路として機能する。また、PFC402は、整流回路401と平滑回路(電解コンデンサC1)との間に接続される。
入力されたAC電圧は、ダイオードブリッジで構成された整流回路401によって全波整流が行われた後、トランスT1の1次側の電解コンデンサC1によって平滑化される。PFC402は、昇圧回路で構成され、入力電圧に対する入力電流の力率が1に近づくよう制御しつつ、電解コンデンサC1の電圧が所定値になるように制御する。PFC402における昇圧回路のスイッチング素子は、スイッチング周波数fpで動作する。本実施例では、スイッチング周波数の公称値が60kHz、誤差範囲が50〜70kHzであるものとする。
電源IC403は、スイッチング素子407のスイッチング動作を制御する。なお、電源IC403は充電回路(図示せず)及びトランスT1の補助巻線(図示せず)から電源電圧Vccを得ている。CPU204は、スイッチング素子407にスイッチング動作を実行させるか否かを指示するON/OFF信号を、フォトカプラ404を介して電源IC403に送信する。電源IC403は、CPU204からON信号を受信している場合には、以下のように、スイッチング素子407にスイッチング動作を実行させる。
電源IC403は、全波整流されて平滑化された電圧を、オン状態とオフ状態との間でスイッチング周波数fcで切り替える(スイッチングする)ことによって、AC電圧(パルス電圧)に変換する。その際、電源IC403は、電圧検知回路405によって検知され、フォトカプラ406を介して電圧フィードバック(FB)信号としてフィードバックされる出力電圧が、内部に保持している基準電圧に近づくよう、AC電圧のデューティ比を制御する。具体的には、電源IC403は、スイッチング素子407にPWM信号として出力するゲート信号のデューティ比を制御することによって、スイッチング素子407がオン状態とオフ状態との間で切り替わるタイミングを制御する。なお、このようなフィードバック制御の応答性は、電源IC403に対してフォトカプラ406と並列に接続された、抵抗R4及びコンデンサC2に依存する。また、本実施例では、スイッチング周波数fcの公称値が90kHz、誤差範囲が80〜100kHzであるものとする。
スイッチング素子407によるスイッチング動作によって得られたAC電圧は、トランスT1を介して2次側に伝達され、ダイオードD1で整流され、更に電解コンデンサC3によって平滑化されることで、DC電圧に変換される。なお、スイッチング素子407、トランスT1、ダイオードD1、及び電解コンデンサC3は、絶縁型DC−DCコンバータを構成する。このように、DC−DCコンバータは、スイッチング素子407を含み、平滑回路(電解コンデンサC3)から出力される電圧からDC電圧を生成する。非常夜電源400は、このようにして得られたDC電圧を出力する。この出力電圧は、上述のように電圧検知回路405によって検知され、電源IC403にフィードバックされる。
本実施例では、スイッチング周波数fcをCPU204が検知することを可能にするために、電源IC403からスイッチング素子407に出力されるゲート信号が、フォトカプラ408を介して周波数検知信号としてCPU204に送信される。CPU204は、受信したゲート信号に基づいて(即ち、ゲート信号においてオン/オフ状態が切り替わる周期に基づいて)、スイッチング周波数fcを検知できる。
電源IC403に対して設定されるスイッチング周波数fcは、電源IC403の周波数設定端子に接続される、スイッチング素子407のスイッチング周波数fcの設定用の外部抵抗の抵抗値に依存して定まる。外部抵抗の抵抗値が増加するほどスイッチング周波数fcは増加し、外部抵抗の抵抗値が減少するほどスイッチング周波数fcは減少する。このように、電源IC403の周波数設定端子に接続される外部抵抗の抵抗値を変更することによって、電源IC403に対して設定するスイッチング周波数fcを変更できる。
本実施例では、電源IC403の周波数設定端子に対して、抵抗R1及びR2が並列に接続されており、また、周波数設定端子に対して、抵抗R2及びフォトカプラ409が直列に接続されている。CPU204は、フォトカプラ409のオン/オフ状態を、周波数切替信号によって切り替えることによって、電源IC403の周波数設定端子に接続される外部抵抗の抵抗値を変更できる。
本実施例に係る画像形成装置100では、CPU204は、スイッチング電源(非常夜電源400)のスイッチング周波数を適切に制御することで、非常夜電源400のスイッチングノイズによるタッチパネル301の誤動作を防止する。
具体的には、CPU204は、非常夜電源400におけるスイッチング動作の(実際の)スイッチング周波数frを検知する。更に、CPU204は、検知したスイッチング周波数frが、タッチパネル301の駆動周波数を含む所定の周波数範囲内の周波数であるか否かを判定する。これにより、非常夜電源400におけるスイッチング動作のスイッチング周波数frがタッチパネル301の駆動周波数と近い周波数であるか(即ち、タッチパネル301の駆動信号にスイッチングノイズが混入しうるか)否かを判定できる。CPU204は、その判定結果に応じて当該スイッチング周波数を変更するよう、非常夜電源400を制御する。CPU204は、検知したスイッチング周波数frが、所定の周波数範囲内の周波数であると判定すると、スイッチング周波数frを所定の周波数範囲外の周波数に変更するよう、非常夜電源400を制御する。
このような制御により、タッチパネル301の駆動信号にスイッチングノイズが混入することを防止することができ、タッチパネル301の誤動作を防止できる。なお、上述のような判定結果に応じた非常夜電源400の制御は、タッチパネル301の駆動が開始される前に行われるとよい。これにより、タッチパネル301が動作を開始した後にスイッチングノイズに起因して誤動作が生じることを確実に防ぐことができる。以下では、画像形成装置100における具体的な制御例について、より詳細に説明する。
<画像形成装置の電源制御>
図5は、本実施例に係る画像形成装置100において実行される電源制御の手順を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートの各ステップの処理は、CPU204がROM(図示せず)等の記憶デバイスに格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、画像形成装置100において実現される。
S11で、CPU204は、画像形成装置100の主電源スイッチをユーザがオフ状態からオン状態に切り替えると、または、スリープ状態において当該スリープ状態からの復帰がユーザから指示されると、リレー206をオン状態に切り替える。これにより、商用電源200から非常夜電源400へのAC電圧の供給が開始される。更に、CPU204は、電源IC403に対してON信号を出力する。これにより、非常夜電源400では、スイッチング素子407のスイッチング動作と、PFC402内のスイッチング素子のスイッチング動作とが開始される。その結果、非常夜電源400は、12VのDC電圧の出力を開始する。
次にS12で、CPU204は、電源IC403から出力される、スイッチング素子407を駆動するためのゲート信号を、フォトカプラ408を介して周波数検知信号として受信する。更に、S13は、CPU204は、受信した周波数検知信号に基づいて、スイッチング素子407の実際のスイッチング周波数frを検知する。CPU204は、周波数検知信号(ゲート信号)の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの周期をスイッチング周期としてカウンタによりカウントすることで、得られたスイッチング周期からスイッチング周波数frを導出できる。
ここで、タッチパネル301の駆動周波数ft(=100kHz)に非常夜電源400のスイッチング周波数frが近づくと、非常夜電源400から発生するノイズによって、タッチパネル301に誤動作が発生しうる。そこで、S14で、CPU204は、スイッチング周波数frが、駆動周波数ftを含む所定の周波数範囲内に存在するか否かを判定する。この所定の周波数範囲は、スイッチング素子407のスイッチング動作に起因してタッチパネル301に誤動作が生じる(または生じる可能性が高い)スイッチング周波数frの範囲として予め定められ、例えば、95kHz〜105kHzである。S14で、CPU204は、スイッチング周波数frが所定の周波数範囲内に存在しないと判定した場合には、タッチパネル301に誤動作は発生しないことが想定されるため、処理をS16に進める。一方、CPU204は、スイッチング周波数frが所定の周波数範囲内に存在しないと判定した場合には、タッチパネル301に誤動作が発生することが想定されるため、処理をS15に進める。
S15で、CPU204は、非常夜電源400に対して周波数切替信号を出力することによって、スイッチング周波数frを所定の周波数範囲外の周波数に変更するよう非常夜電源400を制御する。ここで、非常夜電源400では、初期状態として、フォトカプラ409は予めオフ状態となっているものとする。この場合に、CPU204は、非常夜電源400に対して、フォトカプラ409をオン状態にすべきことを示す周波数切替信号を出力する。これにより、フォトカプラ409がオン状態となり、電源IC403の周波数設定端子に接続される外部抵抗の抵抗値が減少し、スイッチング周波数frが減少する結果となる。CPU204は、その後、処理をS15からS16に進める。このようにして、CPU204は、S14における判定結果に応じた非常夜電源400(スイッチング電源)の制御を行う。
S15では、例えば、非常夜電源400のスイッチング周波数の誤差範囲80〜100kHzにおいて、タッチパネル301に誤動作を発生させる95〜105kHz以外の80〜95kHzの範囲の値に、実際のスイッチング周波数frが変更される。図6は、このようなスイッチング周波数frの変更例を示す図であり、95〜100kHzの範囲のスイッチング周波数が83〜88kHzの範囲に変更されている。この場合、例えば、実際のスイッチング周波数frが98kHzであった場合、frは86kHzに変更されることになる。なお、非常夜電源400のスイッチング周波数frの変更を、非常夜電源400に対して要求される仕様を満たす範囲内で行うことで、非常夜電源400に動作上の問題を生じさせることなく、タッチパネル301の誤動作を防止できる。
S14またはS15からS16に処理を進めると、CPU204は、操作部300に対してタッチパネル301の動作開始を指示することで、タッチパネル301を動作可能にする。これにより、ユーザが、タッチパネル301に対してタッチ操作を行うことが可能になる。更に、CPU204は、タッチパネル301に対するタッチ操作によって指示された処理(コピー、スキャン等)を実行するよう、画像形成装置100を制御する。このように、本実施例では、CPU204は、画像形成装置100が電源オフ状態から起動またはスリープ状態から復帰する際、タッチパネル301の駆動が開始される前に、S14における判定結果に応じた非常夜電源400の制御を行う。
S16で、CPU204は更に、非常夜電源400を停止するか否かを判定する。CPU204は、主電源スイッチをユーザがオフ状態に切り替えた場合、ユーザがスリープ状態への移行指示を行った場合、または画像形成装置100がスタンバイ状態で所定の時間が経過した場合、非常夜電源400を停止すると判定する。CPU204は、非常夜電源400を停止しないと判定する限り、S16の判定処理を繰り返し、非常夜電源400を停止すると判定すると、処理をS17に進める。
S17で、CPU204は、電源IC403に対してOFF信号を出力するとともに、リレー206をオフ状態に切り替えて、一連の処理を終了する。これにより、非常夜電源400におけるスイッチング動作が停止するとともに、商用電源200から非常夜電源400へのAC電圧の供給が遮断される。
以上説明したように、本実施例では、非常夜電源400内のスイッチング素子407(DC−DCコンバータ)のスイッチング周波数を検知して、検知したスイッチング周波数が、タッチパネル301に誤動作を生じさせる周波数であるか否かを判定する。更に、スイッチング周波数がタッチパネル301に誤動作を生じさせる周波数である場合には、スイッチング周波数を、そのような誤動作を生じさせない周波数に変更する。これにより、非常夜電源400内のスイッチング素子407のスイッチング周波数がある程度の範囲で変動する場合に、スイッチング動作によって生じるノイズに起因したタッチパネル301の誤動作を防止できる。
なお、本実施例では、非常夜電源400におけるスイッチング素子407のスイッチング周波数を減少させる例について説明したが、スイッチング周波数を増加させてもよい。例えば、非常夜電源400において、フォトカプラ409は予めオン状態となっているものとする。この場合に、CPU204は、非常夜電源400に対して、フォトカプラ409をオフ状態にすべきことを示す周波数切替信号を出力する。これにより、フォトカプラ409がオフ状態となり、電源IC403の周波数設定端子に接続される外部抵抗の抵抗値が増加し、スイッチング周波数frが増加する結果となる。
また、本実施例では、非常夜電源400におけるスイッチング素子407のスイッチング周波数を変更する例について説明したが、他のスイッチング電源(例えば、非常夜電源500)についても、同様の処理を適用してもよい。
図7は、画像形成装置100が備える各スイッチング電源についてのスイッチング周波数の誤差範囲の例を示す図である。一般に、スイッチング電源は、装置の耐性及び効率の観点から、スイッチング周波数が50〜140kHz程度の範囲内となるように設計される。また、各スイッチング電源は、EMIの観点から、複数のスイッチング電源間でスイッチング周波数が重ならないように設計される。このような理由により、タッチパネル301の駆動周波数と、各スイッチング電源のスイッチング周波数とを十分に離すことが困難な場合が多い。このような場合、例えば、タッチパネル301の駆動周波数(=100kHz)に近い誤差範囲を有する非常夜電源400,500の両方において、上述の処理により、DC−DCコンバータ(スイッチング素子407)のスイッチング周波数を変更してもよい。これにより、タッチパネル301の誤動作を防止できる。
ただし、本実施例で説明したスイッチング周波数の変更は、非常夜電源400,500の両方に対して必ずしも適用される必要はなく、タッチパネル301の動作に影響を与える電源(例えば、非常夜電源400)にのみ適用してもよい。即ち、画像形成装置100が複数のスイッチング電源を備える場合には、複数のスイッチング電源のうち、操作部300にDC電圧を供給するスイッチング電源について、S14における判定結果に応じてスイッチング周波数を変更するよう制御してもよい。これにより、スイッチングノイズに起因したタッチパネル301の誤動作を防止するためのスイッチング電源の制御をより簡易化できる。
また、本実施例では、DC−DCコンバータのスイッチング素子407のスイッチング周波数を変更する例について説明したが、PFC402内のスイッチング素子に対しても同様の処理を適用してもよい。例えば、CPU204が、S14における判定結果に応じて、S15においてPFC402内のスイッチング素子のスイッチング周波数を異なる周波数に変更させることができるよう、非常夜電源400を構成してもよい。これにより、PFC402内のスイッチング素子のスイッチング動作によって生じるノイズによるタッチパネル301の誤動作も防止できる。
[第2の実施例]
第1の実施例は、非常夜電源400,500として、誤差範囲内で公称値から誤差はあるものの一定のスイッチング周波数で動作する、図4に示す構成を有するスイッチング電源を想定している。これに対し、第2の実施例では、非常夜電源500に代えて、図9に示すような電流共振方式のスイッチング電源で構成される非常夜電源600を用いる例について説明する。なお、以下では説明の簡略化のため、第1の実施例と異なる部分について説明する。
<画像形成装置の電源構成>
図8は、本実施例に係る画像形成装置100内の各デバイスに電力を供給するための、画像形成装置100の電源構成例を示すブロック図である。図8に示す電源構成は、第1の実施例の電源構成(図2)と比較すると、24VのDC電圧を生成する非常夜電源500が非常夜電源600に置き換えられている点で異なっている。
<非常夜電源の構成>
図9は、非常夜電源600の構成例を示す回路図である。なお、非常夜電源400は、第1の実施例と同じ構成(図4)を有するものとする。非常夜電源600は、電流共振方式(周波数制御型)のスイッチング電源であり、生成したDC電圧の供給先となる負荷に応じて変化するスイッチング周波数で、スイッチング動作を行う。非常夜電源600は、整流回路601、PFC602、電解コンデンサC4、電源IC603、スイッチング素子607,608、電圧共振コンデンサCv、電流共振コンデンサCi1,Ci2、インダクタLr、トランスT2、ダイオードD2,D3、電解コンデンサC6、及び電圧検知回路605を備える。なお、非常夜電源600において、抵抗R6はプルアップ抵抗、抵抗R8はプルダウン抵抗として配置されている。
入力されたAC電圧は、ダイオードブリッジで構成された整流回路601によって全波整流が行われた後、電解コンデンサC4によって平滑化される。PFC602は、昇圧回路で構成され、入力電圧に対する入力電流の力率が1に近づくよう制御しつつ、電解コンデンサC4の電圧が所定値になるように制御する。
電源IC603は、スイッチング素子607,608のスイッチング動作を制御する。なお、電源IC603は充電回路(図示せず)及びトランスT2の補助巻線(図示せず)から電源電圧Vccを得ている。CPU204は、スイッチング素子607,608にスイッチング動作を実行させるか否かを指示するON/OFF信号を、フォトカプラ604を介して電源IC403に送信する。電源IC603は、CPU204からON信号を受信している場合には、以下のように、スイッチング素子607,608にスイッチング動作を実行させる。
全波整流されて平滑化された電圧は、直列に接続されたスイッチング素子607,608の両端に印加される。電源IC603は、電圧検知回路605によって検知され、フォトカプラ606を介して電圧フィードバック(FB)信号としてフィードバックされる出力電圧が、内部に保持している基準電圧に近づくよう、フィードバック制御を行う。電源IC603は、スイッチング素子607,608を、デューティ比50%で交互にオン状態にする。その際、電源IC603は、フィードバックされる出力電圧に基づいて、スイッチング素子607,608をそれぞれオン状態にする時間を制御する。
スイッチング素子607,608のスイッチング周波数freは、定格負荷から無負荷までの画像形成装置100の動作に応じて変動し、例えば90〜140kHzの範囲で変動する。このようなスイッチング周波数の変動により、トランスT2の1次側から2次側に伝達されるエネルギー量が変化する結果、DC出力電圧が変化する。なお、このようなフィードバック制御の応答性は、電源IC603に対してフォトカプラ606と並列に接続された抵抗R7及びコンデンサC5に依存する。
本実施例では、スイッチング周波数freをCPU204が検知することを可能にするために、電源IC603からスイッチング素子607に出力されるゲート信号が、フォトカプラ609を介して周波数検知信号としてCPU204に送信される。CPU204は、受信したゲート信号に基づいて(即ち、ゲート信号においてオン/オフ状態が切り替わる周期に基づいて)、スイッチング周波数freを検知できる。
非常夜電源600において、トランスT2、ダイオードD2,D3、電解コンデンサC6、電圧共振コンデンサCvは、電流共振方式の絶縁型DC−DCコンバータを構成する。非常夜電源600のスイッチング周波数freは、インダクタンスLr及び電流共振コンデンサCi1,Ci2から成る電流共振回路のインピーダンス特性(図10)と、出力電流(定電圧出力)の大きさとに依存して定まる。図10に示すように、非常夜電源600のような電流共振方式のスイッチング電源では、インダクタンス特性が支配的な周波数領域Aにおいて駆動される。非常夜電源600は、負荷が大きい場合にはスイッチング周波数を低下させることで、出力電流を増加させる。一方、非常夜電源600は、負荷が小さい場合にはスイッチング周波数を増加させることで、出力電流を減少させる。
図9に示す、フォトカプラ610、トランジスタTr1及び抵抗R9,R10は、電流共振コンデンサCi2を電流共振コンデンサCi1と並列に接続するか否かを切り替えるための回路である。CPU204は、フォトカプラ610のオン/オフ状態を、周波数切替信号によって切り替えることによって、電流共振コンデンサCi2の接続状態を切り替えることができ、電流共振回路の共振周波数を変更できる。
電流共振コンデンサCi2が接続されている場合、電流共振回路のインピーダンス特性は、図10に示す実線の特性(Ci1+Ci2特性)となり、この特性上で負荷に応じてスイッチング周波数が制御される。一方、電流共振コンデンサCi2が接続されていない場合、電流共振回路のインピーダンス特性は、図10に示す破線の特性(Ci1特性)となり、この特性上で負荷に応じてスイッチング周波数が制御される。このように、電流共振コンデンサCi2の接続状態を制御することで、電流共振回路を構成するコンデンサの容量を変更(即ち、共振周波数を変更)することができる。その結果、電源IC603に対して設定するスイッチング周波数fre(の変動範囲)を変更できる。
<画像形成装置の電源制御>
図11は、本実施例に係る画像形成装置100において実行される電源制御の手順を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートの各ステップの処理は、CPU204がROM(図示せず)等の記憶デバイスに格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、画像形成装置100において実現される。S21〜S27の動作は、基本的には第1の実施例(図5)のS11〜S17と同様である。ただし、CPU204の制御対象は、非常夜電源400ではなく非常夜電源600となっている。
S21で、CPU204は、画像形成装置100の主電源スイッチをユーザがオフ状態からオン状態に切り替えると、または、スリープ状態において当該スリープ状態からの復帰がユーザから指示されると、リレー207をオン状態に切り替える。これにより、商用電源200から非常夜電源600へのAC電圧の供給が開始される。更に、CPU204は、電源IC603に対してON信号を出力する。これにより、非常夜電源600では、スイッチング素子607,608におけるスイッチングの動作と、PFC602内のスイッチング素子におけるスイッチング動作とが開始される。その結果、非常夜電源600は、24VのDC電圧の出力を開始する。
次にS22で、CPU204は、電源IC603から出力される、スイッチング素子607,608を駆動するためのゲート信号を、フォトカプラ609を介して周波数検知信号として受信する。更に、S23で、CPU204は、受信した周波数検知信号に基づいて、スイッチング素子607,608の実際のスイッチング周波数freを検知する。CPU204は、周波数検知信号(ゲート信号)の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの周期をスイッチング周期としてカウンタによりカウントすることで、得られたスイッチング周期からスイッチング周波数freを導出できる。
ここで、タッチパネル301の駆動周波数ft(=100kHz)に非常夜電源600のスイッチング周波数freが近づくと、非常夜電源600から発生するノイズによって、タッチパネル301に誤動作が発生しうる。そこで、S24で、CPU204は、スイッチング周波数freが、駆動周波数ftを含む所定の周波数範囲内に存在するか否かを判定する。この所定の周波数範囲は、スイッチング素子407のスイッチング動作に起因してタッチパネル301に誤動作が生じる(または生じる可能性が高い)スイッチング周波数frの範囲として予め定められ、例えば、95kHz〜105kHzである。S24で、CPU204は、スイッチング周波数freが所定の周波数範囲内に存在しないと判定した場合には、タッチパネル301に誤動作は発生しないことが想定されるため、処理をS26に進める。一方、CPU204は、スイッチング周波数freが所定の周波数範囲内に存在しないと判定した場合には、タッチパネル301に誤動作が発生することが想定されるため、処理をS25に進める。
S25で、CPU204は、非常夜電源600に対して周波数切替信号を出力することによって、スイッチング周波数fre(の変動範囲)を所定の周波数範囲外の周波数(の範囲)に変更するよう非常夜電源600を制御する。なお、初期状態として、周波数切替信号はOFF状態(0V)であり、トランジスタTr1は、ON状態であるものとする。ここで、非常夜電源600では、初期状態として、周波数切替信号はオフ状態(0V)であり、フォトカプラ610はオフ状態、トランジスタTr1はオン状態であるものとする。この場合に、CPU204は、非常夜電源600に対して、フォトカプラ610をオン状態にすべきことを示す周波数切替信号を出力する。これにより、フォトカプラ610がオン状態となり、トランジスタTr1はオフ状態に切り替わる。その結果、電流共振回路におけるコンデンサの合成容量が減少し、共振周波数が増加して、スイッチング周波数fre(の変動範囲)が高い周波数に変更される。CPU204は、その後、処理をS25からS26に進める。このようにして、CPU204は、S24における判定結果に応じた非常夜電源600(スイッチング電源)の制御を行う。
S24またはS25からS26に処理を進めると、CPU204は、操作部300に対してタッチパネル301の動作開始を指示することで、タッチパネル301を動作可能にする。これにより、ユーザが、タッチパネル301に対してタッチ操作を行うことが可能になる。更に、CPU204は、タッチパネル301に対するタッチ操作によって指示された処理(コピー、スキャン等)を実行するよう、画像形成装置100を制御する。このように、本実施例では、CPU204は、画像形成装置100が電源オフ状態から起動またはスリープ状態から復帰する際、タッチパネル301の駆動が開始される前に、S24における判定結果に応じた非常夜電源600の制御を行う。
S26で、CPU204は更に、非常夜電源600を停止するか否かを判定する。CPU204は、主電源スイッチをユーザがオフ状態に切り替えた場合、ユーザがスリープ状態への移行指示を行った場合、または画像形成装置100がスタンバイ状態で所定の時間が経過した場合、非常夜電源600を停止すると判定する。CPU204は、非常夜電源600を停止しないと判定した場合、処理をS28に進め、非常夜電源600を停止すると判定した場合、処理をS27に進める。
S27で、CPU204は、電源IC603に対してOFF信号を出力するとともに、リレー207をオフ状態に切り替えて、一連の処理を終了する。これにより、非常夜電源600におけるスイッチング動作が停止するとともに、商用電源200から非常夜電源600へのAC電圧の供給が遮断される。
一方、S28で、CPU204は、一定時間(例えば1秒)待機した後に、処理をS22に戻す。即ち、CPU204は、非常夜電源600を停止しない限り、S22〜S26の処理を、所定の時間間隔で繰り返す。これは、電流共振方式のスイッチング電源で構成される非常夜電源600では、画像形成装置の動作に応じて変動する負荷に応じて、スイッチング周波数が変動するためである。即ち、CPU204は、変動するスイッチング周波数がタッチパネル301に誤動作を生じさせる周波数になったかを監視し続けて、必要に応じて非常夜電源600内の電流共振回路の共振周波数を変化させることで、スイッチング周波数の変動範囲を変更する。このように、本実施例では、タッチパネル301が駆動されている間に所定の時間間隔で、S24における判定結果に応じた非常夜電源600の制御を行う。
本実施例によれば、スイッチング周波数が変動する電流共振方式のスイッチング電源を用いる場合にも、スイッチング電源内のスイッチング素子のスイッチング動作によって生じるノイズに起因したタッチパネル301の誤動作を防止できる。
100:画像形成装置、202:常夜電源、400,500:非常夜電源、204:CPU、301:タッチパネル

Claims (11)

  1. 画像形成装置であって、
    所定の駆動周波数で駆動されるタッチパネルを含む操作部と、
    前記画像形成装置の外部の商用電源から供給される交流電圧から、スイッチング動作により直流電圧を生成するスイッチング電源と、
    前記スイッチング電源における前記スイッチング動作のスイッチング周波数を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された前記スイッチング周波数が、前記タッチパネルの駆動周波数を含む所定の周波数範囲内の周波数であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記スイッチング周波数が前記所定の周波数範囲内の周波数であると判定されると、前記スイッチング周波数を前記所定の周波数範囲外の周波数に変更するよう前記スイッチング電源を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記タッチパネルの駆動が開始される前に、前記判定手段による判定結果に応じた前記スイッチング電源の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記スイッチング電源は、生成した前記直流電圧の供給先となる負荷に依存しないスイッチング周波数で、前記スイッチング動作を行い、
    前記制御手段は、前記画像形成装置が電源オフ状態から起動またはスリープ状態から復帰する際、前記タッチパネルの駆動が開始される前に、前記判定手段による判定結果に応じた前記スイッチング電源の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記スイッチング電源は、前記スイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記スイッチング素子のスイッチング周波数の設定用の抵抗と、を含み、
    前記制御手段は、前記抵抗の抵抗値を変更することによって、前記スイッチング素子のスイッチング周波数を変更させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記スイッチング電源は、生成した前記直流電圧の供給先となる負荷に応じて変化するスイッチング周波数で、前記スイッチング動作を行い、
    前記制御手段は、前記画像形成装置が電源オフ状態から起動またはスリープ状態から復帰する際、前記タッチパネルの駆動が開始される前に、前記判定手段による判定結果に応じた前記スイッチング電源の制御を行い、更に、前記タッチパネルが駆動されている間に所定の時間間隔で、前記判定手段による判定結果に応じた前記スイッチング電源の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記スイッチング電源は、前記スイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記スイッチング素子と接続され、前記直流電圧を生成するための電流共振回路とを含む、電流共振方式のスイッチング電源であり、
    前記制御手段は、前記電流共振回路の共振周波数を変更することによって、前記スイッチング素子のスイッチング周波数を変更させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記電流共振回路を構成するコンデンサの容量を変更することによって、前記共振周波数を変更する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記スイッチング電源は、
    前記交流電圧を全波整流する整流回路と、
    前記整流回路から出力される電圧を平滑化する平滑回路と、
    前記スイッチング動作を行うスイッチング素子を含み、前記平滑回路から出力される電圧から前記直流電圧を生成するDC−DCコンバータと、を備え、
    前記制御手段は、前記判定手段による判定結果に応じて、前記スイッチング素子のスイッチング周波数を変更させる、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記スイッチング電源は、前記整流回路と前記平滑回路との間に接続された力率改善回路を更に備え、
    前記制御手段は、更に、前記判定手段による判定結果に応じて、前記力率改善回路に含まれるスイッチング素子のスイッチング周波数を異なる周波数に変更させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置は、複数のスイッチング電源を備え、
    前記制御手段は、前記複数のスイッチング電源のうちで、前記操作部に前記直流電圧を供給するスイッチング電源について、前記判定手段による判定結果に応じて前記スイッチング周波数を変更するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記所定の周波数範囲は、前記スイッチング動作に起因して前記タッチパネルに誤動作が生じるスイッチング周波数の範囲として予め定められることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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