JP2016122996A - 音声自動応答システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運用を行いながらIVRフローの修正や入れ替えができる音声自動応答システムを提供する。
【解決手段】音声自動応答フローを実行する音声自動応答フロー実行部に、作成した音声自動応答フローを不確定状態で登録する。不確定状態の音声自動応答フローは、予め決めた確認用電話番号からの着信時に、実行するようにし、その確認用電話番号で確認が終了した後、不確定状態の音声自動応答フローを確定状態に変化させて、音声自動応答フローを更新させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コールセンターなどに構築される音声自動応答システム(以下、「IVRシステム」と称する。)に関する。
IVR(Interactive Voice Response)システムは、各種電話応答が必要な事業所に設置され、ユーザからの電話の着信に自動的に応答するものである。IVRシステムでは、発信元の電話機からのプッシュトーン音声信号(DTMF信号:Dual-Tone Multi-Frequency信号)を検出して、その検出したプッシュトーン音声信号に基づいて、予め決められた応答が行われる。この応答を行う手順は、IVRフローと称され、IVRシステム内に保存される。
例えば、ある製品を販売する企業に設置されたIVRシステムでは、ユーザの電話機からの着信があるとき、その着信時に最初に流すガイダンス音声で、「製品の使い方の問い合わせの方は1番、製品の修理の方は2番、・・・」のような案内が行われる。そして、案内の後に例えば「1」のプッシュトーン音声信号を検出したとき、さらに製品の種類をユーザに選択させるガイダンス音声を流す処理が行われ、その後、必要により適切なオペレーター端末に繋ぐ処理が行われる。
特許文献1には、顧客からの着信により応答するコールセンタシステムが開示されている。
特開2009−213027号公報
IVRシステムは、着信応答を行うサーバに、着信時の手順をプログラム化したIVRフローがセットされ、着信時には、そのIVRフローに従った手順で、適切な音声応答が行われる。
ここで、従来のIVRシステムの場合、応答する音声の変更や追加などのIVRフローの変更がある際には、システムを一旦停止させて、電話の着信を受けつけない状況にして、IVRフローを新規なプログラムに入れ替える作業が必要であった。
しかしながらIVRシステムは、運用する事業所によっては、運用を365日24時間絶えず行う場合が多々ある。例えば、ガス会社や電力会社などの社会インフラを運営する会社のコールセンターは、顧客からの緊急の電話を24時間待機している必要がある。また、通信販売の電話による受付けを24時間行う会社のコールセンターについても、顧客からの着信に24時間待機している必要がある。したがって、例え一時的であっても、IVRシステムを停止させることは好ましくない。
本発明の目的は、運用を行いながらIVRフローの修正や入れ替えができる音声自動応答システムを提供することにある。
本発明の音声自動応答システムは、着信した電話に対して、予め登録された音声自動応答フローを実行して音声応答を行う音声自動応答フロー実行部と、音声自動応答フローを作成する音声自動応答フロー作成部と、音声自動応答フロー作成部が作成した音声自動応答フローを音声自動応答フロー実行部に不確定状態で登録すると共に、不確定状態で登録された音声自動応答フローに確認用電話番号を設定するリソース管理部とを備える。
また、着信した電話の発信元番号を判別し、確認用電話番号からの着信を判別したとき、不確定状態で登録された音声自動応答フローを音声自動応答フロー実行部で実行させ、確認用電話番号以外の電話番号からの着信を判別したとき、確定状態で登録された音声自動応答フローを前記音声自動応答フロー実行部で実行させるダイアルイン毎フロー管理部と、音声自動応答フロー実行部に不確定状態で登録された音声自動応答フローの確定状態への変化を指示して、音声自動応答フロー実行部が実行する音声自動応答フローを更新する制御部とを備える。
本発明によると、音声自動応答システムを稼働状態のままで、音声自動応答フローを新規なものに更新できるようになる。また、本発明によると、新たにセットされる音声自動応答フローについては、実際に運用を始める前に、確認用電話番号を使用して確認作業を行うことができる。さらに、自動応答フローの更新時に、適切でない音声自動応答フローが設定される不具合を効果的に防止することが可能となる。
本発明の一実施の形態例によるIVRシステムの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による管理者端末内のフロー作成システムの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例によるIPテレフォニーサーバの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例によるフロー作成システムのメイン画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態例によるフロー作成システムのメニュー画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による管理者端末での処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例によるフローの確定処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例によるIPテレフォニーサーバでの処理の概要を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態の例(以下、「本例」と称する。)を、添付図面を参照して説明する。
[1.システムの全体構成]
図1は、本例のシステムの全体構成例を示す。
IVRシステム(音声自動応答システム)10は、内部にLAN(Local Area Network)回線11が設置され、そのLAN回線11に、管理者端末12と、IPテレフォニーサーバ15と、複数台のオペレータ端末16a,16b,16c,・・・とが接続されている。
IPテレフォニーサーバ15は、IP(Internet Protocol)通信網21に接続され、電話機22からの着信に応答することができる。IPテレフォニーサーバ15には、IVRフロー(音声自動応答フロー)がセットされ、着信した電話に対して、セットされた音声自動応答フローを実行して、音声応答を行う。
また、IPテレフォニーサーバ15での応答の結果、着信した電話にオペレータが応答する必要が生じた場合、IPテレフォニーサーバ15は、着信した電話を、いずれかのオペレータ端末16a,16b,16c,・・・に接続する。なお、IPテレフォニーサーバ15は、IP通信網21以外の、その他の電話回線や各種通信網に接続してもよい。
管理者端末12は、フロー作成部13と制御部14とを備え、IPテレフォニーサーバ15が実行するIVRフローを制御すると共に、IPテレフォニーサーバ15が実行するIVRフローの更新作業を行う。管理者端末12がIVRフローの更新作業を行う際には、IVRフローの確認を行うための携帯電話機17を用意する。
管理者端末12は、例えばパーソナルコンピュータ装置で構成され、そのコンピュータ装置に実装されたIVRシステムの管理プログラムの実行で、IPテレフォニーサーバ15の管理を行うと共に、IVRフローの作成を行う。
[2.管理者端末のフロー作成部の構成]
図2は、管理者端末12内のフロー作成部13の構成例を示す。
フロー作成部13は、管理者端末12に用意されたディスプレイ(不図示)に、メイン画面101などの各種画面を表示させる。そして、フロー作成部13は、管理者がディスプレイの画面を見ながら操作を行う、いわゆるGUI(graphical user interface)操作で、IVRフローを作成する。
すなわち、フロー作成部13は、ディスプレイにメイン画面101,IVRフロー一覧画面111,確認用電話番号画面113、シミュレーション画面114等を表示する。これらの画面101,111,113,114は、例えばそれぞれ個別のウィンドウ表示による画面であり、IVRフローの作成状況に応じて、それぞれの画面がディスプレイ上に表示される。
メイン画面101は、メニュー102とフロー表示エリア107を有する。メニュー102には、一覧ボタン103,反映ボタン104,確定ボタン105,操作開始ボタン106が表示される。フロー表示エリア107には、管理者の操作に基づいて、音声自動応答の各動作を示すオブジェクをラインで接続させたIVRフローが表示される。フロー表示エリア107に表示されるIVRフローの具体的な例については後述する。
IVRフロー一覧画面111には、作成されたIVRフローの一覧が表示される。一覧表示された各IVRフローには、参照ボタン112が表示される。この参照ボタン112が管理者によって押されることで、フロー表示エリア107には、対応したIVRフローが表示される。
確認用電話番号画面113には、管理者端末12に予めセットされた確認用の電話番号を登録する画面が表示される。管理者は、この確認用電話番号画面113を使用して、IVRフローの確認を行うための携帯電話機17(図1)の電話番号をセットする。
シミュレーション画面114には、シミュレーションを実行させる再生ボタンと停止ボタンとが表示される。なお、シミュレーション画面114の操作で行われるシミュレーションは、管理者端末12内で行われるものである。
フロー作成部13は、これらの画面101,111,113,114における表示と管理者による操作に基づいて、フローの作成処理を実行する専用機能処理部120を備える。
専用機能処理部120は、フロー一覧取得部121と、フロー情報取得部122と、フロー作成実行部123と、フロー反映部124と、フロー確定部125と、フローシミュレーション部126とを備える。
フロー一覧取得部121は、管理者端末12で作成されたIVRフローやIPテレフォニーサーバ15にセットされたIVRフローの一覧を取得する。フロー情報取得部122は、専用電文送受信部131に対して、フロー情報取得要求の依頼を行う。専用電文送受信部131は、LANインタフェース133を介してIPテレフォニーサーバ15にフロー情報取得要求の電文を送信する。その電文に対する返送として得られたIVRフローが、フロー一覧取得部121に供給され、IVRフロー一覧画面111に表示される。
そして、フロー作成実行部123は、フロー一覧取得部121が取得したIVRフローの中で、管理者の操作で選択されたIVRフローを展開して、フロー表示エリア107に表示させるフローの図を作成する。このフロー作成実行部123で作成されたフローの図が、フロー表示エリア107に表示される。
フロー反映部124は、管理者端末12内のフロー作成部13で作成されたIVRフローを、専用電文送受信部131を介してIPテレフォニーサーバ15に伝送する。このとき、フロー反映部124は、確認用電話番号画面113で登録された確認用電話番号についてもIPテレフォニーサーバ15に伝送する。
フロー確定部125は、管理者端末12からIPテレフォニーサーバ15に伝送されたIVRフローを確定する処理を行う。
フローシミュレーション部126は、シミュレーション画面114における表示を行いながら、指定されたIVRフローのシミュレーションを実行する。このとき、IVRフローの実行に伴って再生される音声データが音声再生処理部132に供給され、音声再生デバイス134から音声が出力される。管理者は、この音声再生デバイス134から出力された音声を聞き取って、シミュレーションが正しく行われているか否かを判断する。
[3.IPテレフォニーサーバの構成]
図3は、IPテレフォニーサーバ15の構成例を示す。
IPテレフォニーサーバ15は、リソース管理部210と、IVR専用機能部220と、通話制御プロトコル・専用電文処理部230と、音声ファイル再生機能部240とを備える。通話制御プロトコル・専用電文処理部230には、通話制御プロトコル・専用電文送受信部251が接続されている。音声ファイル再生機能部240には、音声転送パケット送受信部252が接続されている。
通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は、LANインタフェース253を介してIP通信網21で接続された電話機又は管理者端末12との通信を行う。
音声転送パケット送受信部252は、LANインタフェース254を介してIP通信網21で接続された電話機との通信を行う。
IVR専用機能部220は、ダイアルイン毎IVRフロー管理部221と、IVRフロー選択部222と、IVRフロー実行部223を備える。また、通話制御プロトコル・専用電文処理部230は、IP通信網処理部231と、フロー作成システム処理部232を備える。
[4.IVRフローの表示例]
図4は、フロー表示エリア107に表示されるIVRフローの例を示す。
この例では、音声自動応答の各動作(音声の再生)をオブジェクトとして分類し、フロー表示エリア107には、それぞれのオブジェクトが箱で表示される。そして、各オブジェクトの音声再生後に、相手の電話機から送信された数字などのプッシュトーン音声信号の検出に基づいて、それぞれ別のオブジェクトに分岐して順に処理される様子が、ラインによる接続で示される。
なお、フロー表示エリア107の上側には、一覧ボタン103,反映ボタン104,確定ボタン105,操作開始ボタン106などが表示される。また、フロー表示エリア107の上側には、各オブジェクトに対応した音声の録音や再生を行うボタンなども表示されている。
さらに、フロー表示エリア107の画面上でIVRフローの作成作業を行うために、オブジェクトどうしを接続させる結線ボタンや、切り取り,コピー,貼り付け,削除などの編集作業を行うボタンについても表示されている。
また、フロー表示エリア107の右側には、IVRフローのプロパティ,各オブジェクトのプロパティ,プッシュトーン音声信号(DTMF信号)の設定などが表示される。
図5は、IVRフロー一覧画面の表示例を示す。
IVRフロー一覧画面111には、それぞれのIVRフローがどの電話番号での着信時に応答するかを示すダイアルインの電話番号と、IVRの種別と、フローの名称とが表示される。また、それぞれのIVRフロー毎に、参照ボタン112が表示される。
[5.IVRシステムでの処理の概要]
次に、図6〜図8のフローチャートを参照して、本例のIVRシステムでの処理の概要を説明する。
図6は、管理者端末12における処理の概要を示すフローチャートである。
まず、管理者は、管理者端末12のフロー作成部13で、新規のIVRフローを作成する(ステップS11)。このとき、管理者の操作で、メイン画面101のフロー表示エリア107を使用してIVRフローが作成される。フロー表示エリア107でIVRフローが完成した後、管理者は、管理者端末12のフローシミュレーション部126を使用して、完成したIVRフローのシミュレーションを実行する(ステップS12)。この管理者端末12でのIVRフローのシミュレーションは、管理者が管理者端末12を操作して、再生される音声を確認する処理である。
そして、管理者は、ステップS12でのシミュレーションが正しく行われたか否かを判断する(ステップS13)。ここで、シミュレーションの実行で何らかの不具合があった場合には、管理者は、ステップS11でのIVRフローの作成処理に戻り、IVRフローを修正する。
そして、ステップS13でのシミュレーションが正しく行われたと判断されたとき、管理者は、作成されたIVRフローの電文を、管理者端末12からIPテレフォニーサーバ15に送信する(ステップS14)。このとき、管理者端末12からIPテレフォニーサーバ15に送信される電文には、確認用電話番号画面113で設定された確認用の電話番号の情報が付加されている。
図7は、IPテレフォニーサーバ15において、管理者端末12からのIVRフローを受信した際の処理の概要を示すフローチャートである。
まず、IPテレフォニーサーバ15のリソース管理部210は、新規のIVRフローの電文を受信したか否かを判断する(ステップS21)。このステップS21の判断で、新規のIVRフローの電文の受信がない場合には、新規のIVRフローの電文を受信するまで待機する。
そして、ステップS21で新規のIVRフローの電文を受信した場合、リソース管理部210は、受信したIVRフローの電文と、その電文に付加された確認用の電話番号を、IVR専用機能部220に登録する(ステップS22)。このとき、IVR専用機能部220は、受信したIVRフローを、不確定状態のIVRフローとして登録する(ステップS23)。
そして、IVR専用機能部220が不確定状態のIVRフローを登録した状態で、リソース管理部210は、管理者端末12側から不確定状態のIVRフローを確定状態に変更する要求を受信したか否かを判断する(ステップS24)。この確定状態に変更する要求を受信しない場合、リソース管理部210は、該当するIVRフローを不確定状態のままとする。
そして、ステップS24で不確定状態のIVRフローを確定状態に変更する要求を受信した場合、リソース管理部210は、該当する不確定状態のIVRフローを確定状態に変更する(ステップS25)。
図8は、IPテレフォニーサーバ15に電話機からの着信があるときの処理例を示すフローチャートである。
IPテレフォニーサーバ15は、IP通信網21を介した電話機から着信があるか否かを判断する(ステップS31)。ここで、着信がない場合には、着信があるまで待機する。そして、ステップS31で着信があると判断した場合、IPテレフォニーサーバ15のダイアルイン毎IVRフロー管理部221は、着信した電話の発信元番号が、不確定状態のIVRフローに確認用電話番号として付加された番号であるか否かを判断する(ステップS32)。
ここで、発信元番号が確認用電話番号以外の番号であると判断した場合、あるいは発信元番号を確認できない場合には、IVRフロー実行部223が、確定状態で登録されたIVRフローを実行し、自動音声応答を行う(ステップS33)。このとき、例えば昼間と夜間などの条件によって、異なるIVRフローを実行するように設定されている場合には、IVRフロー選択部222でその条件に従った確定状態のIVRフローが選択される。
そして、ステップS32の判断で、発信元番号が確認用電話番号と判断した場合には、IVRフロー実行部223は、不確定状態で登録されたIVRフローを実行し、自動音声応答を行う(ステップS34)。このような処理が行われることで、確認用電話番号は、管理者が所持した携帯電話機17(図1)の電話番号であるため、管理者は、新たに作成したIVRフローが、IPテレフォニーサーバ15上で正しく作動するかどうかを直接確かめることができる。
このステップS34でIVRフローが正しく作動することを確認したとき、管理者は、管理者端末12を使用して、不確定状態で登録されたIVRフローを確定状態に変更する操作を行う。この操作が行われることで送信される要求をIPテレフォニーサーバ15が受信すると、図7のフローチャートのステップS25に示す変更処理が行われる。
なお、この不確定状態から確定状態への変更が行われた後は、新たに着信した電話に対して、新たに確定状態に変更されたIVRフローフローを実行する。そして、以後はIVR専用機能部220に以前から登録されていたIVRフローは実行しない。但し、不確定状態から確定状態への変更が行われたタイミングで、実行途中のIVRフローがある場合には、その実行途中のIVRフローが完了して着信した回線が切れるまで、該当するIVRフローを実行する。
[6.IVRシステムでの処理の詳細]
次に、図6〜図8のフローチャートで概要を説明した処理が、図1〜図3に示す構成で実行される具体的な例を説明する。
まず、最初に図6に示されるフローチャートの処理に対応する具体例を説明する。通信販売会社Zに設置されたIVRシステムにおいて、管理者Aの操作で、そのIVRシステムで運用中のIVRフローXをIVRフローYに変更して、そのIVRフローYでの運用を開始する例である。
通信販売会社Zは、自社の製品の注文を電話で自動受付するためにIVRシステム10を導入している。IVRシステム10は、着信電話番号123456789にて24時間サービスを提供している。通信販売会社Zは、新商品PをM月N日の9時から販売する予定であり、IVRシステム10での受付も同時に開始する予定である。通信販売会社Zの管理者Aは、IVRシステム10の管理を担当しており、新商品Pの販売に伴い、M月N日の9時に間に合うように、現在運用中のIVRフローXを、IVRフローYに変更する作業を行うことになっている。
まず管理者Aは、管理者端末12を使用して、IVRフローYを作成する処理を行う。IVRフローYは、新規に作成してもよいが、ここでは、管理者端末12は、現在運用中のIVRフローXをIPテレフォニーサーバ15から読み出し、読み出したIVRフローXを画面上でIVRフローYに修正する作業の例を説明する。
管理者Aは、IVRフローXからIVRフローYへの変更を行うために、管理者端末12のフロー作成部13を起動する。このとき、管理者端末12のディスプレイには、メイン画面101が表示される。管理者Aは、メニュー102から一覧ボタン103を選択しディスプレイに、IVRフロー一覧画面111を表示する。
そして、フロー作成部13の専用機能処理部120は、フロー一覧取得部121から専用電文送受信部131に一覧取得要求を依頼する。この一覧取得要求を受けて、専用電文送受信部131は、一覧取得要求電文を作成し、LANインタフェース133からLAN回線11を経由して、IPテレフォニーサーバ15に送信する。IPテレフォニーサーバ15のLANインタフェース253は、受信した電文を通話制御プロトコル・専用電文送受信部251に送る。
通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は、受信した電文の内容を解読し、一覧取得要求を通話制御プロトコル・専用電文処理部230のフロー作成システム処理部232へ転送する。フロー作成システム処理部232は一覧取得要求を受信すると、IVR専用機能部220のダイアルイン毎IVRフロー管理部221へフロー一覧の取得を依頼する。ダイアルイン毎IVRフロー管理部221は、リソース管理部210が記憶したIVRリソース記憶部211を参照し、各ダイアルインに確定状態のIVRフローで最大の階層番号のIVRフローの一覧を作成し、フロー作成システム処理部232へ返す。フロー作成システム処理部232はフロー一覧を受け取ると、通話制御プロトコル・専用電文送受信部251へ一覧取得要求返信を依頼する。通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は、LANインタフェース253からLAN回線11を経由し、管理者端末12のフロー作成部13に一覧取得要求返信電文を送信する。管理者端末12のLANインタフェース133は、受信した電文を専用電文送受信部131へ送る。
専用電文送受信部131は電文の内容を解読し、解読した一覧取得要求返信電文を専用機能処理部120のフロー一覧取得部121へ転送する。フロー一覧取得部121は、受信した一覧取得要求返信電文を元にIVRフロー一覧画面111にフロー一覧を表示する。
ここで、管理者Aが、図2に示すIVRフロー一覧画面111に表示されたIVRフローの一覧から、着信電話番号123456789の行の参照ボタン112を押下したとする。このとき、フロー作成部13は、専用機能処理部120のフロー情報取得部122の実行により、フロー情報取得部122から専用電文送受信部131に対してフロー情報取得要求の依頼を行う。この依頼により、専用電文送受信部131は、フロー情報取得要求電文を作成し、LANインタフェース133からLAN回線11を経由して、図3に示すIPテレフォニーサーバ15に作成した電文を送信する。
IPテレフォニーサーバ15のLANインタフェース253は、受信した電文を通話制御プロトコル・専用電文送受信部251へ送る。通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は電文の内容を解読し、フロー情報取得要求を通話制御プロトコル・専用電文処理部230のフロー作成システム処理部232へ転送する。フロー作成システム処理部232は、フロー情報取得要求を受信すると、IVR専用機能部220のダイアルイン毎IVRフロー管理部221へ最新のIVRフロー取得を依頼する。
ダイアルイン毎IVRフロー管理部221は、最新のIVRフロー取得依頼に対応して、リソース管理部210のIVRリソース記憶部211に記憶されている最大の階層番号のIVRフローXをコピーする。このコピーは、指定されたダイアルイン番号で確定状態のIVRフローについて行われる。そして、ダイアルイン毎IVRフロー管理部221は、コピーされたIVRフローXを、フロー作成システム処理部232へ送信する。フロー作成システム処理部232はIVRフローXを受け取ると、通話制御プロトコル・専用電文送受信部251へフロー情報取得要求返信を依頼する。フロー情報取得要求返信が依頼された通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は、LANインタフェース253からLAN回線11を経由して、管理者端末12のフロー作成部13に、IVRフローXを付加したフロー情報取得要求返信電文を送信する。
管理者端末12のLANインタフェース133は、受信した電文をフロー作成部13の専用電文送受信部131へ送る。専用電文送受信部131は受信した電文の内容を解読し、フロー情報取得要求返信電文のIVRフローXを専用機能処理部120のフロー作成実行部123へ転送する。フロー作成実行部123は、取得したIVRフローXをメイン画面101のフロー表示エリア107に表示する。
ここまでの処理が、管理者端末12で修正前のIVRフローXを取得して、ディスプレイが表示する処理に相当する。
そして、管理者Aは、IVRフローYを作成する処理(すなわち図6のフローチャートのステップS11の処理)に移る。すなわち、メイン画面101上での操作で、フロー表示エリア107に表示されたIVRフローXに、新商品Pの自動受付フローを追加したIVRフローYを作成する。例えば、管理者Aは、図4に示すような箱(オブジェクト)とラインの接続で示されるIVRフローに、新たな処理(オブジェクト)を示す箱をラインで接続させて追加する操作を行い、修正されたIVRフローYとする。
そして、管理者Aは、IVRフローYの正誤を確認するため、メイン画面101のメニュー102から操作開始ボタン106を選択し、シミュレーション画面114を表示する。そして、管理者Aは、シミュレーション画面114のメニューから再生又は停止を選択して、IVRフローYのシミュレーションを実行する。このとき、シミュレーション画面114には、管理者Aの操作に従い、専用機能処理部120のフローシミュレーション部126の実行結果が表示される。フローシミュレーション部126は、シミュレーション画面114で実行されたメニューと、メイン画面101のフロー表示エリア107に表示されたIVRフローYに従い、音声再生処理部132に音声再生を依頼する。音声再生処理部132は、音声再生デバイス134を利用して、依頼された音声を再生する。この音声を再生させるシミュレーションが、図6のフローチャートのステップS12での処理に相当する。
管理者Aは、シミュレーション画面114でIVRフローYを確認した後、IVRシステムへIVRフローYを登録するために、メイン画面101のメニュー102から反映ボタン104を選択する操作を行う。このとき、ディスプレイに表示された確認用電話番号画面113には、管理者Aが所持する携帯電話機17の電話番号(例えば、090123456)を表示する。
管理者Aがメニュー画面102の反映ボタン104を選択すると、専用機能処理部120のフロー反映部124が実行され、フロー反映部124から専用電文送受信部131にフロー反映要求が依頼される。専用電文送受信部131は、IVRフローYと確認用電話番号090123456を付加したフロー反映要求電文を作成し、LANインタフェース133からLAN1を経由して、IPテレフォニーサーバ15に作成した電文を送信する。この送信処理が、図6のフローチャートのステップS14での処理に相当する。以上が図6のフローチャートに対応する処理である。
続いて、図7及び図8に示すフローチャートに対応する処理について説明する。すなわち、図7及び図8のIPテレフォニーサーバ15の処理の具体例について説明する。
IPテレフォニーサーバ15のLANインタフェース253は、受信した電文を通話制御プロトコル・専用電文送受信部251へ送る。通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は、受信した電文の内容を解読し、IVRフローYと確認用電話番号090123456を取得し、フロー反映要求を通話制御プロトコル・専用電文処理部230のフロー作成システム処理部232へ転送する。フロー作成システム処理部232は、フロー反映要求を受信すると、IVR専用機能部220のダイアルイン毎IVRフロー管理部221へ、IVRフローYと確認用電話番号090123456の登録を依頼する。この登録依頼処理が、図7のフローチャートのステップS22での処理に相当する。
ダイアルイン毎IVRフロー管理部221は、IVRフローYと確認用電話番号090123456のIVR情報に、指定ダイアルインの最大階層番号と確定状態=「不確定」を追加し、リソース管理部210のIVRリソース記憶部211に記憶する。この登録依頼処理が、図7のフローチャートのステップS23でのIVRフローYの追加処理に相当する。
ここで、IVRフローYが追加されたことを管理者端末12側に反映させるために、ダイアルイン毎IVRフロー管理部221は、フロー反映登録結果をフロー作成システム処理部232へ返す。フロー作成システム処理部232はフロー反映登録結果を受け取ると、通話制御プロトコル・専用電文送受信部251へフロー反映登録結果返信を依頼する。通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は、LANインタフェース253からLAN回線11を経由して、管理者端末12のフロー作成部13にフロー反映登録結果返信電文を送信する。
管理者端末12のLANインタフェース133は、受信した電文を専用電文送受信部131へ送る。専用電文送受信部131は電文の内容を解読し、フロー反映登録結果返信電文の反映結果を専用機能処理部120のフロー反映部124へ転送する。フロー反映部124は、取得した反映結果をメイン画面101に表示する。
この状態で、管理者Aは、IPテレフォニーサーバ15にセットされたIVRフローYを確認する作業を行う。すなわち、管理者Aは、携帯電話機17から電話番号123456789へ発信する操作を行う。この発信操作が行われると、携帯電話機17は、IP通信網21を経由で通信販売会社ZのIVRシステム10内のIPテレフォニーサーバ15へ接続要求を送信する。
IPテレフォニーサーバ15は、管理者Aの携帯電話機17からの接続要求を通話制御プロトコル・専用電文送受信部251で受信し、通話制御プロトコル・専用電文処理部230のIP通信網処理部231へ転送する。IP通信網処理部231は、接続要求から着信番号であるダイアルイン番号123456789と、発信元の番号である発信者番号090123456を取得し、IVR専用機能部220のIVRフロー選択部222へ転送する。IVRフロー選択部222は、リソース管理部210のIVRリソース記憶部211の記憶情報からIVRフロー情報を参照することで、「不確定」のIVRフローYの確認用電話番号090123456と一致することを確認する。この確認用電話番号との一致を検出する処理は、図8のフローチャートのステップS32での処理に相当する。
そして、確認用電話番号との一致の検出で、IVRフロー選択部222は、IVRフローYをIVR専用機能部220のIVRフロー実行部223へセットする。IVRフロー実行部223は、管理者Aの携帯電話機17からの接続要求に応答し、接続状態とした後、IVRフローYに従い音声ファイル再生機能部240に音声再生を依頼する。管理者Aは、携帯電話機17から聞こえてくる音声ガイダンスに従い、プッシュボタンでプッシュトーン音声信号(DTMF信号)を送出し、IVRフローYが正しい手順で正しい音声が再生されるかを確認する。このIVRフローYの実行状況を確認する処理は、図8のフローチャートのステップS34での不確定のIVRフローの実行に相当する。
その後、管理者Aは、M月N日の9時にIVRシステムへIVRフローYを利用可能とするために、フロー作成部13のメイン画面101のメニュー102から、確定ボタン105を選択する。このメイン画面101での操作に基づいた専用機能処理部120のフロー確定部125は、専用電文送受信部131にフロー確定要求の依頼を実行する。専用電文送受信部131は、フロー確定要求電文を作成し、LANインタフェース133からLAN回線11を経由して、IPテレフォニーサーバ15に電文を送信する。
IPテレフォニーサーバ15のLANインタフェース253は、受信した電文を通話制御プロトコル・専用電文送受信部251へ送る。通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は電文の内容を解読し、フロー確定要求を通話制御プロトコル・専用電文処理部230のフロー作成システム処理部232へ転送する。フロー作成システム処理部232はフロー確定要求を受信すると、IVR専用機能部220のダイアルイン毎IVRフロー管理部221へフロー確定を依頼する。ダイアルイン毎IVRフロー管理部221は、リソース管理部210のIVRリソース記憶部211が記憶したIVRフローYの状態を「不確定」から「確定」に変更する。このIVRフローYの状態を「不確定」から「確定」に変更処理は、図7のフローチャートのステップS25での処理に相当する。
そして、フロー確定結果を管理者端末12側に反映させるために、フロー作成システム処理部232は、フロー確定結果をフロー作成システム処理部232へ転送する。
フロー作成システム処理部232はフロー確定結果を受け取ると、通話制御プロトコル・専用電文送受信部251へフロー確定結果返信を依頼する。通話制御プロトコル・専用電文送受信部251は、LANインタフェース253からLAN回線11を経由して、管理者端末12のフロー作成部13にフロー確定結果返信電文を送信する。
管理者端末12のLANインタフェース133は、受信した電文を専用電文送受信部131へ送る。専用電文送受信部131は電文の内容を解読し、フロー確定結果返信電文の確定結果を専用機能処理部120のフロー確定部125へ転送する。フロー確定部125は、取得した確定結果をメイン画面101に表示する。
次に、顧客Bが通信販売会社ZのIVRシステム10を利用する際の詳細を説明する。
顧客Bは、新商品Pの購入を依頼するため、通信販売会社ZのIVRシステム10のサービス番号である123456789へ電話機22(031234567)を利用して発信する。
電話機22は、IP通信網21を経由して、通信販売会社ZのIVRシステム10内のIPテレフォニーサーバ15へ接続要求を送信する。IPテレフォニーサーバ15は、顧客Bの電話機22からの接続要求を通話制御プロトコル・専用電文送受信部251で受信し、通話制御プロトコル・専用電文処理部230のIP通信網処理部231へ転送する。IP通信網処理部231は、受信した接続要求からダイアルイン番号123456789と発信者番号031234567を取得し、取得したダイアルイン番号及び発信者番号をIVR専用機能部220のIVRフロー選択部222へ転送する。IVRフロー選択部222は、リソース管理部210のIVRリソース記憶部211からIVRフロー情報を参照する。この参照で、IVRフロー選択部222は、未確定のIVRフローが無いことを確認し、最大階層番号で登録されているIVRフローYをIVR専用機能部220のIVRフロー実行部223へセットする。
IVRフロー実行部223は、顧客Bの電話機22からの接続要求に応答し、接続状態とした後、IVRフローYに従い音声ファイル再生機能部240に音声再生を依頼する。顧客Bは、電話機22から聞こえてくる音声ガイダンスに従い、プッシュボタンでプッシュトーン音声信号(DTMF信号)を送出し、新商品Pの購入依頼の操作を行う。
このようにして、IPテレフォニーサーバ15では、稼働状態のままで、IVRフローXがIVRフローYに更新され、その更新されたIVRフローYで自動音声応答ができるようになる。しかも、IVRフローYは、「確定」状態となって運用される前に、確認用の電話番号を使って正しく音声応答ができるか確認することができ、誤ったIVRフローがセットされる不具合を防止することができる。
以上、図7及び図8に示したIPテレフォニーサーバ15の処理を管理者端末12との関係において具体例によって説明した。
[7.変形例]
なお、上述した実施の形態例では、IVRシステム10は、管理者端末12とIPテレフォニーサーバ15とを別の装置で構成して、それぞれをLAN回線11で接続する構成とした。これに対して、管理者端末12としての機能とIPテレフォニーサーバ15としての機能を、1台のコンピュータ装置で構成したIVRシステムとしてもよい。
また、上述した実施の形態例では、管理者端末12での管理者の操作があるとき、IPテレフォニーサーバ15にセットされた「不確定」状態のIVRフローを、直ちに「確定」状態のIVRフローに変更させるようにした。これに対して、例えば管理者端末12からIPテレフォニーサーバ15に、「不確定」状態のIVRフローを「確定」状態のIVRフローに変更する日時を指定するようにしてもよい。
また、「不確定」状態のIVRフローを「確定」状態に変更したとき、それ以前に「確定」状態であったIVRフローは、IVRリソース記憶部211から削除してもよいが、「確定」状態や「不確定」状態とは別の状態でIVRリソース記憶部211が保存してもよい。
また、図4や図5に示す画面の例は、一例を示したものであり、本発明はこれらの例に限定されない。
さらに、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、図面に示す制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10…IVRシステム(音声自動応答システム)、11…LAN回線、12…管理者端末、13…フロー作成部、14…制御部、15…IPテレフォニーサーバ、16a〜16c…オペレータ端末、17…携帯電話機、21…IP通信網、22…電話機、101…メイン画面、102…メニュー、103…一覧ボタン、104…反映ボタン、105…確定ボタン、106…操作開始ボタン、107…フロー表示エリア、111…IVRフロー一覧画面、112…参照ボタン、113…確認用電話番号画面、114…シミュレーション画面、120…専用機能処理部、121…フロー一覧取得部、122…フロー情報取得部、123…フロー作成実行部、124…フロー反映部、125…フロー確定部、126…フローシミュレーション部、131…専用電文送受信部、132…音声再生処理部、133…LANインタフェース、134…音声再生デバイス、210…リソース管理部、211…IVRリソース記憶部、220…IVR専用機能部、221…ダイアルイン毎IVRフロー管理部、222…IVRフロー選択部、223…IVRフロー実行部、230…通話制御プロトコル・専用電文処理部、231…IP通信網処理部、232…フロー作成システム処理部、240…音声ファイル再生機能部、251…通話制御プロトコル・専用電文送受信部、252…音声転送パケット送受信部、253…LANインタフェース、254…LANインタフェース

Claims (4)

  1. 着信した電話に対して、予め登録された音声自動応答フローを実行して音声応答を行う音声自動応答フロー実行部と、
    音声自動応答フローを作成する音声自動応答フロー作成部と、
    前記音声自動応答フロー作成部が作成した音声自動応答フローを前記音声自動応答フロー実行部に不確定状態で登録すると共に、不確定状態で登録された音声自動応答フローに確認用電話番号を設定するリソース管理部と、
    着信した電話の発信元番号を判別し、前記確認用電話番号からの着信を判別したとき、前記不確定状態で登録された音声自動応答フローを前記音声自動応答フロー実行部で実行させ、前記確認用電話番号以外の電話番号からの着信を判別したとき、確定状態で登録された音声自動応答フローを前記音声自動応答フロー実行部で実行させるダイアルイン毎フロー管理部と、
    前記音声自動応答フロー実行部に不確定状態で登録された音声自動応答フローの確定状態への変化を指示して、前記音声自動応答フロー実行部が実行する音声自動応答フローを更新する制御部とを備えた
    音声自動応答システム。
  2. 前記音声自動応答フロー作成部は、音声自動応答の各動作をオブジェクトとして分類し、分類された各オブジェクトを画面上に表示させ、管理者の指示で、その表示された各オブジェクトを画面上でラインにより接続することで、音声自動応答フローを作成する
    請求項1に記載の音声自動応答システム。
  3. 前記音声自動応答フロー作成部で作成された音声自動応答フローを画面上でシミュレーションするフローシミュレーション部を備え、
    前記リソース管理部は、前記フローシミュレーション部でシミュレーションされた音声自動応答フローを前記音声自動応答フロー実行部に不確定状態で登録する
    請求項1に記載の音声自動応答システム。
  4. 前記音声自動応答フロー実行部と、前記リソース管理部と、前記ダイアルイン毎フロー管理部とは、サーバが備え、
    前記音声自動応答フロー作成部と、前記制御部は、管理者が操作する管理者端末が備える
    請求項1に記載の音声自動応答システム。
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