JP2016122961A - 中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラム - Google Patents

中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016122961A
JP2016122961A JP2014261563A JP2014261563A JP2016122961A JP 2016122961 A JP2016122961 A JP 2016122961A JP 2014261563 A JP2014261563 A JP 2014261563A JP 2014261563 A JP2014261563 A JP 2014261563A JP 2016122961 A JP2016122961 A JP 2016122961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area communication
address information
power saving
relay
saving state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014261563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6272216B2 (ja
Inventor
亮 市来
Ryo Ichiki
亮 市来
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2014261563A priority Critical patent/JP6272216B2/ja
Publication of JP2016122961A publication Critical patent/JP2016122961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6272216B2 publication Critical patent/JP6272216B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】通信装置から送信されたユーザの意図しない信号による省電力状態からの復帰を抑制することで、無駄な電力消費を抑えることができる中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】中継装置400は、狭域通信網に接続された通信装置と通信する狭域通信部401と、広域通信網と接続する広域通信部402と、通信装置から省電力状態への移行を指示されると、広域通信部の動作を停止し、狭域通信部401のアドレス情報を変更し、中継装置の動作状態を省電力状態に移行する制御部403と、を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラムに関する
近年、Wi−Fi(登録商標)機能を有するスマートフォンやタブレット型コンピュータなどの通信装置が普及している。外出先にて、通信装置をインターネットに接続する際には、モバイルルータなどの中継装置がよく用いられる。この中継装置は、LAN(Local Area Network)側では、無線LANやBluetooth(登録商標)、赤外線通信などを用いて、WAN(Wide Area Network)側では、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access/登録商標)やLTE(Long Term Evolution)、GSM(Global System for Mobile Communications/登録商標)など用いて通信し、通信装置とインターネットとの接続を中継する。中継装置については、これまでに、その消費電力を抑える技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、通信装置からの接続要求や、通信装置の接続状態に応じて中継装置の動作状態を「通常動作」または「省電力動作」に適宜切り替えることで、中継装置の消費電力を低減させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、通信装置とインターネットの中継通信を行う起動状態時には、通信効率が高い第1通信手段を、中継通信を行わない待機状態時には、消費電力の小さい第2通信手段を用いることで、高速な中継通信と低消費電力化を実現させた中継装置が開示されている。
特開2012−10261 特開2014−60586
特許文献1および特許文献2に開示されている中継装置は、通信装置からの接続要求や通信装置の接続状態に応じて、自身の動作状態や使用する通信手段を変更し、消費電力を低減させる。しかしながら、Wi−fi機能を有すスマートフォンやタブレット型コンピュータといった上記通信装置は、ユーザが指示していないにも拘らずパケットを送信することが多々ある。そのため、中継装置は、通信装置から送信された上記パケットを受信し、ユーザの意図ではない「省電力状態」から「通常動作状態」への状態移行を行うといった誤作動を起こし、無駄に電力を消費してしまうことがある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、通信装置から送信されたユーザの意図しない信号による省電力状態からの復帰を抑制することで、無駄な電力消費を抑えることができる中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る中継装置は、狭域通信網に接続された通信装置を広域通信網に中継接続する中継装置であって、前記狭域通信網に接続された通信装置と通信する狭域通信部と、前記広域通信網と接続する広域通信部と、前記通信装置から省電力状態への移行を指示されると、前記広域通信部の動作を停止し、前記狭域通信部のアドレス情報を変更し、前記中継装置の動作状態を省電力状態に移行する制御部と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明に係る中継装置の制御方法は、狭域通信網に接続された通信装置と通信する狭域通信部と、広域通信網と接続する広域通信部とを備え、前記狭域通信網に接続された通信装置を前記広域通信網に中継接続する中継装置の制御方法であって、前記通信装置から省電力状態への移行を指示されると、前記広域通信網との接続を切断し、前記狭域通信網に接続された通信装置との通信に用いる前記中継装置のアドレス情報を変更し、前記中継装置の動作状態を省電力状態に移行することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明に係る中継装置のプログラムは、狭域通信網に接続された通信装置と通信する狭域通信部と、広域通信網と接続する広域通信部とを備え、前記狭域通信網に接続された通信装置を前記広域通信網に中継接続する中継装置のコンピュータに、前記通信装置から省電力状態への移行を指示されると、前記広域通信網との接続を切断する処理と、前記狭域通信網に接続された通信装置と通信するために用いる前記中継装置のアドレス情報を変更する処理と、前記中継装置の動作状態を省電力状態に移行する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、通信装置から送信されたユーザの意図しない信号による中継装置の省電力状態からの復帰を抑制することで、中継装置の無駄な電力消費を抑えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信システム1000のシステム構成図の一例である。 本発明の第1の実施形態に係る中継装置200の動作状態を「通常稼働状態」から「省電力状態」に移行する動作手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る中継装置200の動作状態を「省電力状態」から「通常稼働状態」に移行する動作手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る中継装置400のブロック構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る中継装置400の動作フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信システム2000のシステム構成図の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る中継装置を省電力状態から復帰させる動作手順の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る無線通信システム1000のシステム構成図を図1に示す。
本実施形態に係る無線通信システム1000は、図1に示すように、通信装置100と中継装置200を備える。
通信装置100は、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、あるいはゲーム機といったWi−Fi等の無線機能を有する通信装置である。
中継装置200は、モバイルルータや、テザリング機能を有するスマートフォン等の中継装置である。
本実施形態に係る無線通信システム1000では、通信装置100と中継装置200とを、無線LANやBluetooth、赤外線通信などのローカルエリアネットワーク向けの通信手段によって接続させる。また、中継装置200とインターネット300とを、WiMAXやLTE、GSMなどのワイドエリアネットワーク向けの通信手段によって接続させる。そして、中継装置200は、端末100をインターネット300に接続する。
本実施形態に係る通信装置100は、図1示すように、通信装置側狭域通信部101と、通信装置側制御部102と、を備える。
通信装置側狭域通信部101は、無線LANやBluetooth、赤外線通信などのローカルエリアネットワーク向けの通信手段によって、後述する中継装置側狭域通信部201と情報のやり取りを行う。なお、通信装置側狭域通信部101と中継装置側狭域通信部201は、同一の機能を有する。
通信装置側制御部102は、動作状態移行信号を通信装置側狭域通信部101から中継装置側狭域通信部201に送信し、中継装置側制御部203に伝えることで、中継装置200に動作状態の移行を指示する。
本実施形態に係る中継装置200は、図1に示すように、中継装置側狭域通信部201と、広域通信部202と、中継装置側制御部203と、を備える。
中継装置側狭域通信部201は、無線LANやBluetooth、赤外線通信などのローカルエリアネットワーク向けの通信手段によって、通信装置側狭域通信部101と情報のやり取りを行う。また、中継装置側狭域通信部201は、中継装置側制御部203から、デバイスアドレスおよびデバイス名の変更要求を受信した場合、自身のデバイスアドレスおよびデバイス名を変更する。ここで、デバイスアドレスとは、MAC(Media
Access Control)アドレス等の物理アドレスのことであり、デバイス名とは、Bluetoothデバイス名やSSID(Service Set Identifier)等のアクセスポイントの識別名のことである。上記デバイスアドレスおよびデバイス名の変更動作の詳細については後述する。
広域通信部202は、WiMAXやLTE、GSMなどのワイドエリアネットワーク向けの通信手段によって、インターネット300に接続された図示しない通信装置と情報のやり取りを行う。
中継装置側制御部203は、通信装置側制御部102から動作状態移行信号を受信した場合、この動作状態移行信号の指示内容に基づいて、中継装置200の動作状態を「通常稼働状態」から「省電力状態」に、又は、「省電力状態」から「通常稼働状態」に移行する。その際、中継装置側制御部203は、中継装置側狭域通信部201に対してデバイスアドレスおよびデバイス名の変更要求を送信する。
なお、通常稼働状態とは、中継装置300の全ての機能に電力が供給されている状態のことをいう。通常稼働状態は、例えば、通信装置100とインターネット300とが接続している場合に設定される。
また、省電力状態とは、ウェイクアップ(通常稼働状態への移行)に必要な最低限の機能のみに電力が供給されている状態のことをいう。省電力状態は、例えば、通信装置100とインターネット300との接続が切断されている場合に設定される。
次に、図2を参照しながら、本実施形態に係る中継装置200の動作状態を「通常稼働状態」から「省電力状態」に移行する動作手順について説明する。図2は、本実施形態に係る通信装置100および中継装置200の動作を示すシーケンス図であり、上方から下方に向かって時間が経過するものとする。
通信装置側制御部102は、ユーザが通信装置100上で省電力制御アプリケーションを起動し、通信装置100の図示しないディスプレイ上の省電力状態移行ボタンをタップした場合、省電力状態への移行指示を含む動作状態移行信号(以下、省電力状態移行信号と記載する。)を通信装置側狭域通信部101から中継装置側狭域通信部201に送信し、中継装置側制御部203に通知する(S101)。
中継装置側制御部203は、省電力状態移行信号を受信すると、広域通信部202に動作停止要求を送信する(S102)。
広域通信部202は、中継装置側制御部203から動作停止要求を受信すると、インターネット300との接続を切断し、自身の動作を停止する(S103)。
中継装置側制御部203は、広域通信部202の動作停止後、中継装置側狭域通信部201に、デバイスアドレスおよびデバイス名の変更要求を送信する(S104)。
中継装置側狭域通信部201は、中継装置側制御部203からデバイスアドレスおよびデバイス名の変更要求を受信すると、自身のデバイスアドレスおよびデバイス名を、省電力アプリケーションに対応した予め定められたデバイスアドレスおよびデバイス名に変更する(S105)。S105では、例えば、中継装置側狭域通信部201は、自身のデバイスアドレスを、「xx:xx:xx:xx:xx:xA」から「xx:xx:xx:xx:xx:xB」に、デバイス名を「xxxxxx−net」から「xxxxxx−eco」に変更する。
S105終了後、中継装置200の通常稼働状態から省電力状態への移行が完了する。また、通信装置100は、省電力アプリケーションを終了する。
以上のように、本実施形態に係る中継装置200は、自身の動作状態を「通常稼働状態」から「省電力状態」に移行する際、中継装置側狭域通信部201のデバイスアドレスとデバイス名を、省電力アプリケーションに対応した特定のデバイスアドレスおよびデバイス名に変更する。従って、中継装置200は、通信装置100からユーザの意図しないパケットが送信されたとしても、省電力状態からの復帰を抑えられることから、無駄な電力消費を抑えることができる。
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係る中継装置200の動作状態を「省電力状態」から「通常稼働状態」に移行する動作手順について説明する。図3は、本実施形態に係る通信装置100および中継装置200の動作を示すシーケンス図であり、上方から下方に向かって時間が経過するものとする。
通信装置側制御部102は、ユーザが通信装置100上で省電力状態制御アプリケーションを起動し、通信装置100の図示しないディスプレイ上の通常稼働状態移行ボタンをタップした場合、中継装置側狭域通信部201の省電力アプリケーションに対応した予め定められたデバイスアドレスおよびデバイス名を、通信装置側狭域通信部101に通知する(S201)。
そして、通信装置側制御部102は、通信装置側狭域通信部101に、S201で通知したデバイスアドレスおよびデバイス名に基づき、通常稼働状態への移行指示を含む動作状態移行信号(以下、通常稼働状態移行信号と記載する。)を中継装置側狭域通信部201に送信させ、中継装置側制御部203に通知する(S202)。
中継装置側制御部203は、通常稼働状態移行信号を受信すると、広域通信部202に起動要求を送信する(S203)。
広域通信部202は、中継装置側制御部203から起動要求を受信すると、動作を開始する(S204)。
中継装置側制御部203は、広域通信部202の起動後、中継装置側狭域通信部201に、デバイスアドレスおよびデバイス名の変更要求を送信する(S205)。
中継装置側狭域通信部201は、中継装置側制御部203からデバイスアドレスおよびデバイス名の変更要求を受信すると、自身のデバイスアドレスおよびデバイス名を、上記S105にて変更される前のデバイスアドレスおよびデバイス名に戻す(S206)。具体的には、デバイスアドレスを「xx:xx:xx:xx:xx:xB」から「xx:xx:xx:xx:xx:xA」に、デバイス名を「xxxxxx−eco」から「xxxxxx−net」に戻す。
そして、中継装置側狭域通信部201は、自身のデバイスアドレスとデバイス名をS105で変更される前のデバイスアドレスとデバイス名に戻したことを、通信装置側狭域通信部101を介し、通信装置側制御部102に通知する(S207)。
中継装置側狭域通信部201からの上記通知を受け、通信側制御部102は、通信装置側狭域通信部101に中継装置200を介したインターネット300との接続を指示し、通信装置100とインターネット300との接続を確立する(S208)。
S208終了後、中継装置200は、省電力状態から通常稼働状態への動作状態の移行を完了し、通信装置100とインターネット300との中継通信を開始する。また、通信装置100は省電力アプリケーションを終了する。
以上のように、本発明に係る中継装置200は、自身の動作状態を「通常稼働状態」から「省電力状態」に移行する際、中継装置側狭域通信部201のデバイスアドレスとデバイス名を変更し、その変更したデバイスアドレスとデバイス名を通信装置側制御部102に通知する。これにより通信装置100は、通常稼働状態移行信号を送信し、中継装置200を「省電力状態」から「通常稼働状態」に復帰させるためには、通常稼働状態移行信号の送信前に、通信装置側制御部102から通信装置側狭域通信部101に変更後の中継装置側狭域通信部201のデバイスアドレスとデバイス名を知らせておくことが必要となる。それ故、通信装置100からユーザの意図しないパケットが送信されたとしても、端末側狭域通信部101は変更後の中継装置側狭域通信部201のデバイスアドレスとデバイス名を把握していないので、上記ユーザの意図しないパケットが省電力状態の中継装置200に届くことはない。従って、通信装置100から送信されたユーザの意図しないパケットによる中継装置200の省電力状態からの復帰を抑え、中継装置200の無駄な電力消費を抑えることができる。
また、本実施形態に係る中継装置200は、通信装置100から送信されたユーザの意図しないパケットによる自身の動作状態の移行を抑制することができるため、ユーザの意図したタイミングでのみ動作状態の移行を実行することが可能になる。
なお、本実施形態では、中継装置200を「通常稼働状態」から「省電力状態」に移行する際、中継装置側狭域通信部201のデバイスアドレスおよびデバイス名を、省電力アプリケーションに対応した特定のデバイスアドレスおよびデバイス名に変更したが、これに限定されない。変更前のデバイスアドレスおよびデバイス名と同一のものでなければ、如何なるデバイスアドレスおよびデバイス名に変更してもよい。ただしその場合、S105終了後、中継装置側狭域通信部201は、変更後のデバイスアドレスおよびデバイス名も通信装置側制御部102に通知する必要がある。また、通信装置側制御部102は、通知された変更後の中継装置側狭域通信部201のデバイスアドレスおよびデバイス名を、S101で送信した省電力状態移行信号と対応付して保持しておく必要がある。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る中継装置400は、狭域通信網に接続された通信装置を広域通信網に中継接続する。
本実施形態に係る中継装置400のブロック構成図を図4に示す。本実施形態に係る中継装置400は、図4に示すように、狭域通信部401と、広域通信部402と、制御部403と、を備える。
狭域通信部401は、狭域通信網に接続された通信装置と通信する。
広域通信部402は、広域通信網に接続する。
制御部403は、通信装置から省電力状態への移行を指示されると、広域通信部402の動作を停止し、狭域通信部401のアドレス情報を変更し、変更後の狭域通信部401のアドレス情報を通信装置に通知する。そして、中継装置400の動作状態を省電力状態に移行する。
次に、図5を参照しながら、本実施形態に係る中継装置400の動作について説明する。
制御部403は、通信装置から省電力状態への移行を指示されると、広域通信部402の動作を停止する(S301)。そして、制御部403は、狭域通信部401のアドレス情報を変更し(S302)、変更後の狭域通信部401のアドレス情報を通信装置に通知する(S303)。
S303の後、中継装置400の省電力状態への移行が完了する。なお、通信装置は、通知された狭域通信部401のアドレス情報を、中継装置400に省電力状態からの復帰を指示する時まで、自身の通信部に設定することなく、そのまま保持する。
以上のように、本実施形態に係る中継装置400は、自身の動作状態を省電力状態に移行する際、狭域通信部401のアドレス情報を変更する。その結果、通信装置から送信されたユーザの意図しないパケットによる省電力状態からの復帰を抑え、無駄な電力消費を抑えることができる。
次に、中継装置400を省電力状態から復帰させる動作手順について説明する。なお、中継装置400について、上記説明と重複する部分については、説明を省略する。
中継装置400を省電力状態から復帰させる場合の、本実施形態に係る無線通信システム2000のシステム構成図を図6に示す。
無線通信システム2000は、図6に示すように、中継装置400と、通信装置500を備える。
制御部403は、中継装置400の省電力状態への移行時に、狭域通信部401のアドレス情報をそれまで設定されていたものとは異なるアドレス情報に変更すると共に、変更後の狭域通信部401のアドレス情報を通信装置500に通知した。中継装置400を省電力状態から復帰させる本動作手順において、制御部403は、通信装置500から中継装置400の省電力状態からの復帰を指示されると、変更後の狭域通信部401のアドレス情報を変更前のアドレス情報に戻すと共に、この旨を通信装置500に送信する。
通信装置500は、図6に示すように、第2の狭域通信部501と、第2の制御部502と、を備える。
第2の狭域通信部501は、中継装置400と通信する。
第2の制御部502は、中継装置400の省電力状態への移行時に、制御部403から、変更後の狭域通信部401のアドレス情報を通知されている。中継装置400を省電力状態から復帰させる本動作手順において、第2の制御部502は、中継装置400に省電力状態からの復帰を指示する場合、制御部403から通知された変更後の狭域通信部401のアドレス情報を第2の狭域通信部501に伝える。そして、このアドレス情報に基づき、狭域通信部501に制御部403へ中継装置400の省電力状態からの復帰指示を送信させる。
また、第2の制御部502は、中継装置400を省電力状態から復帰させる過程で、制御部403から、狭域通信部401のアドレス情報を変更前のアドレス情報に戻した旨の通知を受信すると、第2の狭域通信部501に狭域通信部401および広域通信部402による中継接続を用いた通信を再開させる。
次に、図7を参照しながら、中継装置400を省電力状態から復帰させる動作手順について説明する。
第2の制御部502は、中継装置400の省電力状態への移行時に、制御部403から通知された変更後の狭域通信部401のアドレス情報を、第2の狭域通信部501に伝える(S401)。そして、このアドレス情報に基づき、第2の狭域通信部501に制御部403へ中継装置400の省電力状態からの復帰指示を送信させる(S402)。
制御部403は、中継装置400の省電力状態からの復帰指示を受信すると、狭域通信部401のアドレス情報を変更前のアドレス情報に戻し(S403)、狭域通信部401に第2の制御部502へ狭域通信部401のアドレス情報を変更前のアドレス情報に戻した旨の通知を送信させる(S404)。
第2の制御部502は、狭域通信部401のアドレス情報を変更前のアドレス情報に戻した旨の通知を受信すると、第2の狭域通信部に狭域通信部401および広域通信部402による中継接続を用いた通信を再開させる(S405)。
S405の後、中継装置400の省電力状態からの復帰が完了する。
なお、本実施形態では、制御部403は、中継装置400の省電力状態への移行時に、狭域通信部401のアドレス情報をそれまで設定されていたものとは異なるアドレス情報に変更すると共に、変更後の狭域通信部401のアドレス情報を第2の制御部502に通知した。そして、第2の制御部502は、中継装置400を省電力状態から復帰させる場合、制御部403から通知された変更後の狭域通信部403のアドレス情報を用いて、その後の処理を進めたが、これに限定されない。例えば、中継装置400の省電力状態への移行時に、狭域通信部401に設定されるアドレス情報を制御部403および第2の制御部502に予め保持させておき、この保持させておいた狭域通信部401のアドレス情報に基づき、中継装置400を省電力状態から復帰させることも可能である。この場合、中継装置400の省電力状態移行時に狭域通信部401に設定するアドレス情報が、制御部403および第2の制御部502に予め保持させておいたアドレス情報になる。また、制御部403から第2の制御部502への変更後の狭域通信部401のアドレス情報を通知する必要が無くなる。さらに、第2の制御部502が第2の狭域通信部501に伝える狭域通信部401のアドレス情報が、第2の制御部502が予め保持していたアドレス情報になる。
以上のように、本実施形態に係る無線通信システム2000では、中継装置400を省電力状態から復帰させるためには、変更後の狭域通信部401のアドレス情報を第2の制御部502から第2の狭域通信部501に通知する必要がある。その結果、通信装置500から送信されたユーザの意図しないパケットによる中継装置400の省電力状態からの復帰を抑え、無駄な電力消費を抑えることができる。
100 通信装置
101 通信装置側狭域通信部
102 通信装置側制御部
200 中継装置
201 中継装置側狭域通信部
202 広域通信部
203 中継装置側制御部
300 インターネット
400 中継装置
401 狭域通信部
402 広域通信部
403 制御部
500 通信装置
501 第2の狭域通信部
502 第2の制御部
1000 無線通信システム
2000 無線通信システム

Claims (10)

  1. 狭域通信網に接続された通信装置を広域通信網に中継接続する中継装置であって、
    前記狭域通信網に接続された通信装置と通信する狭域通信部と、
    前記広域通信網と接続する広域通信部と、
    前記通信装置から省電力状態への移行を指示されると、前記広域通信部の動作を停止し、前記狭域通信部のアドレス情報を変更し、前記中継装置の動作状態を省電力状態に移行する制御部と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 前記制御部は、前記通信装置から省電力状態からの復帰を指示されると、前記広域通信部を起動し、前記変更後の狭域通信部のアドレス情報を変更前の前記狭域通信部のアドレス情報に戻し、前記中継装置の動作状態を通常稼働状態に移行することを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. 請求項2記載の中継装置と、
    前記中継装置と通信する第2の狭域通信部および前記中継装置に省電力状態への移行または省電力状態からの復帰を前記第2の狭域通信部を介して前記中継装置に指示する第2の制御部を備える通信装置と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  4. 前記制御部および前記第2の制御部は、省電力状態への移行時に前記中継装置に設定される前記狭域通信部のアドレス情報を予め保持し、
    前記制御部は、前記通信装置から省電力状態への移行を指示された場合、前記予め保持したアドレス情報を前記狭域通信部に設定し、
    前記第2の制御部は、前記中継装置に省電力状態からの復帰を指示する場合、前記予め保持したアドレス情報を前記第2の狭域通信部へ通知し、
    前記第2の狭域通信部は、前記通知されたアドレス情報に基づき前記中継装置に省電力状態からの復帰指示を送信する、
    請求項3記載の無線通信システム。
  5. 前記制御部は、前記通信装置から省電力状態への移行を指示された場合、設定されているアドレス情報とは異なるアドレス情報を前記狭域通信部に設定すると共に、設定したアドレス情報を前記第2の制御部に送信し、
    前記第2の制御部は、前記中継装置に省電力状態からの復帰を指示する場合、前記送信されたアドレス情報を第2の狭域通信部に通知し、
    前記第2の狭域通信部は、前記通知されたアドレス情報に基づき前記中継装置に省電力状態からの復帰指示を送信する、
    請求項3記載の無線通信システム。
  6. 前記制御部は、前記通信装置から省電力状態からの復帰を指示された場合、前記狭域通信部のアドレス情報を元に戻し、アドレス情報を元に戻した旨の通知を前記第2の制御部へ送信し、
    前記第2の制御部は、アドレス情報を元に戻した旨の通知を受信した場合、前記第2の狭域通信に前記狭域通信部および前記広域通信部による中継接続を用いた通信を再開させる、
    請求項4または5記載の無線通信システム。
  7. 狭域通信網に接続された通信装置と通信する狭域通信部と、広域通信網と接続する広域通信部とを備え、前記狭域通信網に接続された通信装置を前記広域通信網に中継接続する中継装置の制御方法であって、
    前記通信装置から省電力状態への移行を指示されると、
    前記広域通信網との接続を切断し、
    前記狭域通信網に接続された通信装置との通信に用いる前記中継装置のアドレス情報を変更し、
    前記中継装置の動作状態を省電力状態に移行する
    ことを特徴とする中継装置の制御方法。
  8. 前記通信装置から省電力状態からの復帰を指示されると、
    前記広域通信網と接続し、
    前記変更後の中継装置のアドレス情報を変更前の前記中継装置のアドレス情報に戻し、
    前記変更後の中継装置のアドレス情報を変更前の前記中継装置のアドレス情報に戻した旨を前記通信装置に通知し、
    前記中継装置の動作状態を通常稼働状態に移行する
    ことを特徴とする請求項6記載の中継装置の制御方法。
  9. 狭域通信網に接続された通信装置と通信する狭域通信部と、広域通信網と接続する広域通信部とを備え、前記狭域通信網に接続された通信装置を前記広域通信網に中継接続する中継装置のコンピュータに、
    前記通信装置から省電力状態への移行を指示されると、
    前記広域通信網との接続を切断する処理と、
    前記狭域通信網に接続された通信装置と通信するために用いる前記中継装置のアドレス情報を変更する処理と、
    前記中継装置の動作状態を省電力状態に移行する処理と、
    を実行させることを特徴とする中継装置のプログラム。
  10. 前記通信装置から省電力状態からの復帰を指示されると、
    前記広域通信網と接続する処理と、
    前記変更後の中継装置のアドレス情報を変更前の戦記中継装置のアドレス情報に戻す処理と、
    前記変更後の中継装置のアドレス情報を変更前の前記中継装置のアドレス情報に戻した旨を前記通信装置に通知する処理と、
    前記中継装置の動作状態を通常稼働状態に移行する処理と、
    を実行させることを特徴とする請求項8記載の中継装置のプログラム。
JP2014261563A 2014-12-25 2014-12-25 中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラム Active JP6272216B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014261563A JP6272216B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014261563A JP6272216B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016122961A true JP2016122961A (ja) 2016-07-07
JP6272216B2 JP6272216B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=56327689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014261563A Active JP6272216B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6272216B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024134828A1 (ja) * 2022-12-22 2024-06-27 日本電信電話株式会社 無線通信システム、中継方法及び中継局

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005184844A (ja) * 2003-12-23 2005-07-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> スマート・アクセス・ポイント
JP2011511485A (ja) * 2007-08-31 2011-04-07 シリコン イメージ,インコーポレイテッド ネットワーク装置のグループ電力管理
US20120054353A1 (en) * 2010-08-26 2012-03-01 Samsung Electronics Co. Ltd. Wlan terminal supporting mobile infrastructure mode and method of providing tethering service of the same
JP2012186516A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Silex Technology Inc 無線lan機器設定システム
JP2014060586A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Nec Access Technica Ltd 通信機器および通信機器の制御方法
JP2014060815A (ja) * 2014-01-08 2014-04-03 Oki Electric Ind Co Ltd 無線通信装置、無線通信システム、無線通信装置の制御方法、およびプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005184844A (ja) * 2003-12-23 2005-07-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> スマート・アクセス・ポイント
JP2011511485A (ja) * 2007-08-31 2011-04-07 シリコン イメージ,インコーポレイテッド ネットワーク装置のグループ電力管理
US20120054353A1 (en) * 2010-08-26 2012-03-01 Samsung Electronics Co. Ltd. Wlan terminal supporting mobile infrastructure mode and method of providing tethering service of the same
JP2012186516A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Silex Technology Inc 無線lan機器設定システム
JP2014060586A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Nec Access Technica Ltd 通信機器および通信機器の制御方法
JP2014060815A (ja) * 2014-01-08 2014-04-03 Oki Electric Ind Co Ltd 無線通信装置、無線通信システム、無線通信装置の制御方法、およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024134828A1 (ja) * 2022-12-22 2024-06-27 日本電信電話株式会社 無線通信システム、中継方法及び中継局

Also Published As

Publication number Publication date
JP6272216B2 (ja) 2018-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9301252B2 (en) Reducing power consumption by a wireless communication device with multiple wireless communication modems
EP2966911B1 (en) Communications method and apparatus
US9408145B2 (en) Reducing power consumption by a wireless communication device with multiple wireless communication modems
MX2022004496A (es) Sistema de comunicacion, dispositivo terminal de comunicacion, primer dispositivo de estacion base y segundo dispositivo de estacion base.
MY157333A (en) Touch inquiry
JP2016096480A (ja) 無線制御装置、端末装置および通信方法
JP2011217064A (ja) 通信システム、通信装置および音声通話機器
WO2018027901A1 (zh) 通信方法、终端设备和接入网设备
US11483772B2 (en) Device-to-device communication method, apparatus, and device
JP6272216B2 (ja) 中継装置、中継装置の制御方法および中継装置のプログラム
JP5792753B2 (ja) 通信装置および通信装置動作状態移行方法
JP6072617B2 (ja) 無線通信システム、制御装置および制御方法
CN101835200B (zh) 系统接入方法、通信系统、用户终端及网络侧设备
CN105722192B (zh) 一种网络连接方法、电子设备及系统
JP5166163B2 (ja) 無線基地局
JP6359852B2 (ja) 無線lan装置、端末および方法
JP6246353B2 (ja) 通信装置及び通信制御方法
JP4693071B2 (ja) 無線通信システム、端末装置、省電力方法、プログラム
JP5881651B2 (ja) 情報処理装置、通信管理方法およびプログラム
JP2014135540A (ja) 無線通信システム、無線中継装置、無線端末装置、無線通信方法及び制御プログラム
JP2012186522A (ja) 無線通信装置
JP2015015645A (ja) 通信端末、および通信システム
JP2014123850A (ja) ルータ装置及びプログラム
JP5990148B2 (ja) 基地局装置、通信システム、通信制御方法、及び通信制御プログラム
JP2017208791A (ja) メッセージを利用した遠隔制御方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6272216

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150