JP2016122959A - 通信制御システムおよび通信制御方法 - Google Patents

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幸二 池田
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Abstract

【課題】映画館や劇場などの静寂性を要する空間において、携帯電話の使用、または着信音による迷惑を防止するシステムを、専用システムや携帯電話への機能追加を必要とせず、無線キャリア側のシステムのみで実現する。
【解決手段】携帯電話の使用が制限されている閉空間内に基地局を設置し、カバーエリアを閉空間内に限定する。閉空間への入場後、位置情報登録を契機に携帯電話を検知し、当該携帯電話を持つユーザに対し、メールで携帯電話の電源オフを促す。また、携帯の電源切断処理時に発信されるDetach信号を用いて、当該携帯電話の電源がオフされたか否かを判定し、電源オフされていない場合は発着信規制を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話の使用を制限するためのシステム、およびその方法に関するものである。
映画館や劇場など、静寂性を要する空間においては、携帯電話の着信音や液晶バックライトの明かりが周囲への迷惑となってしまう。館内放送や張り紙等で携帯の電源オフを呼びかけてはいるが、守られていないケースが多く見かけられる。
この点を改善する背景技術として、特開平11−98564号公報(特許文献1)がある。この公報には、携帯電話より発せられる信号を受信した場合に、音声を送出し、使用者に注意を促すこと、また携帯電話の制御信号から加入者識別番号を解読し、携帯電話基地局に通知して、着信を中止すること、などが記載されている。また、別の背景技術として、特開平11−215561号公報(特許文献2)がある。この公報には、無線移動通信端末での着信音鳴動の生成が好ましくないエリア例えば映画館などに、着信音鳴動を抑制するための基地局である補助基地局を設置し、補助基地局から着信音鳴動を抑制するための信号を映画館などのエリア内のみに送出し、信号を受信した無線移動通信端末において着信音鳴動を抑止するようにすることが記載されている。さらに、特開2002−271850号公報(特許文献3)によれば、携帯電話装置などへの着信を抑制する閉空間の出入り口にRFIDリーダを配置し、携帯端末に添付されているRFIDタグから携帯電話番号情報を読取るゲートエリアを形成することにより、ホストコンピュータは閉空間内の携帯端末を認識し、他の携帯端末などからの着信に応答して基本的に通話することができない旨のアナウンスを流すことが記載されている。
特開平11−98564号公報 特開平11−215561号公報 特開2002−271850号公報
特許文献1の技術では、携帯電話から発信される信号を受信し、音声などにより注意を促すための専用システムを設置しなければならない。また、スピーカから流れる音声では、ユーザの意識に届きづらく、携帯ユーザのアクションにつながらない可能性がある。さらに、該当携帯電話の着信規制を行う場合は、専用システムと無線キャリア側のシステムを連携させる必要があり、システムが複雑となってしまうという課題がある。
特許文献2の技術についても、補助基地局などの専用システムが必要であり、かつ、補助基地局からの信号を受信して着信音鳴動を抑止する機能を携帯電話に付加することが必要となってしまう。
同様に、特許文献3の技術においても、閉空間側にRFIDリーダの設置が必要であり、また、携帯電話にRFIDタグをつける必要が生ずる。また、RFIDリーダと無線キャリア側を連携させるため、新たなインタフェースを設ける必要があるという課題がある。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明では、
所定の空間をカバーエリアとする基地局にネットワークを介して接続される管理サーバと、データベースサーバとを含む通信制御システムであって、
データベースサーバは、規制対象とする前記基地局に関する情報を保持し、
管理サーバは、携帯電話が基地局を経由して位置情報登録を行ったことを検出すると、データベースサーバが保持する情報を参照して基地局が規制対象であることを判断し、携帯電話に対して電源オフを促すメールを送信するよう指示する通信制御システムを提供する。
また、所定の空間をカバーエリアとする基地局にネットワークを介して接続される管理サーバによる通信制御方法であって、
携帯電話が基地局を経由して位置情報登録を行ったことを検出し、
規制対象とする基地局に関する情報を参照して、基地局が規制対象であるか否かを判断し、
規制対象であると判断した場合、携帯電話に対して電源オフを促すメールを送信するよう指示する通信制御方法を提供する。
本発明によれば、簡易的な構成または効果的な手法により、携帯電話の使用を制限することが可能である。より具体的な効果については、実施例の中で説明する。
携帯電話の使用制限システムの構成例である。 データベースの構成例である。 携帯電話管理テーブルの構成例である。 規制対象基地局管理テーブルの構成例である。 適用除外携帯電話管理テーブルの構成例である。 本実施形態の手段により、携帯電話ユーザが携帯電話の電源をオフした場合のシーケンス例である。 本実施形態の手段により、携帯電話ユーザが携帯電話の電源をオフせず、発着信規制に至った場合のシーケンス例である。 携帯電話管理テーブルの更新処理を示すフローチャートである。 規制判定処理を示すフローチャートである。
本実施例の概要を説明する。本実施例では、携帯電話の使用が制限されている閉空間内に基地局を設置し、その基地局のカバーエリアを閉空間内に限定する。閉空間の外部と内部の間にトラッキング境界を設けることにより、閉空間への入場を契機に携帯電話は位置情報登録を行う。または、トラッキング境界を設けずとも、閉空間に入場した後、音声通話やデータ通信の開始、携帯アプリのバックグラウンド通信などを契機に位置情報登録が実行される。この位置情報は無線キャリアセンタ内の装置に届けられ、携帯電話と基地局の関係が管理される。本実施例では、携帯電話からの位置情報登録を検知し、携帯電話の使用が制限されている空間にいる場合は、当該携帯電話に対しメールで携帯電話の電源オフを促す。携帯ユーザがこれに応じて携帯電話の電源をオフすると、携帯電話は電源オフ処理の過程でDetach信号を発信する。Detach信号の発信有無を監視し、メール送信から一定時間を経過してもDetach信号が検出されない場合は、当該携帯電話の発着信規制を行う。以下、本実施例を図面を用いて詳しく説明する。
図1は、携帯電話の使用を制限するためのシステム構成例である。(105a、105b)は携帯電話を示し、(104a、104b)は携帯電話(105a、105b)のユーザを示している。本説明では、(105a、105b)を携帯電話として説明するが、スマートフォンやタブレット端末であってもよい。
閉空間(101)は、例えば映画館や劇場などの静寂性を要する空間であり、内部に基地局A(102)が設置されている。基地局A(102)は、好ましくは閉空間(101)内の限られた空間(103)のみをカバーエリアとするよう、電波出力の強度が設定されているものとする。基地局A(102)は、ネットワーク(107)を経由して、無線キャリアセンタ(108)内にある、呼処理サーバ(109)、管理サーバ(110)、メールサーバ(111)にそれぞれ接続されている。さらに、無線キャリアセンタ(108)内には、データベースサーバ(112)が設置され、本システムで使用するデータベース(114)の一括管理を行っている。
呼処理サーバ(109)、管理サーバ(110)、メールサーバ(111)は、それぞれデータベースサーバ(112)に接続され、データベース(114)へのアクセスが可能となっている。管理サーバ(110)には、携帯電話ユーザ(104b)が携帯電話(105b)の電源をオフしたか否かの判定に用いるための監視タイマ(113)、および現在時刻を生成するための時計(115)が具備されている。
基地局B(106)は閉空間(101)の外部に設置されている基地局であり、閉空間(101)内では、基地局B(106)より基地局A(102)の及ぼす電波強度の方が強くなっているものとする。
図2は、データベース(114)の内部構成例である。データベース(114)内には、携帯電話管理テーブル(200)、規制対象基地局管理テーブル(210)、適用除外携帯電話管理テーブル(220)が格納される。
図3は、携帯電話管理テーブル(200)の内部構成を示したものである。携帯電話管理テーブル(200)は、携帯電話が今現在、どの基地局に収容されているかを管理するものであり、携帯電話識別ID(201)と基地局ID(202)が1対1の関係で格納されている。ここで、携帯電話識別IDとは、IMSI(INTERNATIONAL Mobile Subscriber Identity)や携帯電話番号など、携帯電話(105a、105b)を特定できるものを指す。
図4は、規制対象基地局管理テーブル(210)の内部構成を示したものである。本発明では、後述のように閉空間(101)内にいる携帯電話ユーザ(104b)に対し、メールにて携帯電話(105b)の電源オフを促し、一定時間内に携帯電話(105b)の電源がオフされない場合は、その携帯電話の通信規制を行う。図4において、規制開始時刻(212)および規制終了時刻(213)は、基地局ID(211)を持つ基地局において通信規制を行う時間帯を設定するものであり、映画館の例では上映時間に相当する。上映時間内にメールを送信してしまうと逆に周囲の迷惑になってしまうため、メール送信は通信規制の時間外で行うものとする。規制対象基地局管理テーブル(210)は映画館などのサービサーと無線キャリア間の契約により、予め登録しておくものとする。また、規制対象基地局管理テーブル(210)には、リソースを節約するため規制対象基地局のみを登録することが望ましい。この場合、規制対象基地局管理テーブル(210)に登録されていない基地局は、規制対象外であることを意味する。
図5は、適用除外携帯電話管理テーブル(220)の内部構成を示したものである。適用除外携帯電話管理テーブル(220)には、基地局ID(221)、適用除外携帯電話識別ID(222)が格納されている。適用除外携帯電話管理テーブル(220)は、例えば映画館内で勤務しており、通信規制をすることが好ましくない携帯電話を予め登録しておくことにより、規制対象外とすることが可能である。
以降、図6を用いて携帯電話ユーザ(104a)および携帯電話(105a)が閉空間に入場する時点から、携帯電話ユーザ(104b)が携帯電話(105b)の電源をオフするまでの一連の流れを説明する。本例では、規制対象携帯電話の携帯電話識別IDを090−1234−5678、基地局A(102)の基地局IDを1000001として説明する。初期状態として、携帯電話(105a)をもった携帯電話ユーザ(104a)は閉空間(101)の外におり、基地局B(106)のカバーエリア内にいるものとする。
携帯電話(105a)を持った携帯電話ユーザ(104a)が閉空間(101)に入場すると(SQ001)、携帯電話(105b)は、トラッキングエリアの変化、もしくは音声通話やデータ通信の開始、携帯アプリのバックグラウンド通信などを契機に、基地局A(102)を経由して呼処理サーバ(109)に、自身の位置情報登録を行う(SQ002、SQ003)。このときの位置情報には、少なくとも携帯電話(105b)の携帯電話識別ID(090−1234−5678)および基地局A(102)の基地局ID(1000001)が含まれているものとする。
呼処理サーバ(109)は、受信した携帯電話識別IDおよび基地局IDをデータベースサーバ(112)に送信すると同時に、携帯電話管理テーブル(200)の更新を指示する(SQ004)。データベースサーバ(112)は、呼処理サーバ(109)からの指示を受け、携帯電話管理テーブル(200)を更新する(SQ005)。
図8は、携帯電話管理テーブル更新処理(SQ005)の処理フローを示したものである。データベースサーバ(112)は、受信した携帯電話識別IDを検索キーとして、携帯電話管理テーブルの検索を行い(FL001)、該当する携帯電話識別IDが登録されていない場合は、呼処理サーバ(109)から受信した携帯電話識別IDと基地局IDを対応付けたレコードを新規登録する(FL002)。一方、該当の携帯電話識別IDが既に登録されていた場合は、携帯電話の移動が発生したものとみなし、基地局ID(202)を、呼処理サーバ(109)から受信した基地局IDに更新する(FL003)。この時点で、携帯電話識別ID=090−1234−5678をもった携帯電話(105b)が、閉空間(101)内に設置された基地局A(102)に収容されていることが、携帯電話管理テーブル(200)上に記憶される。
図6に戻って、携帯電話管理テーブル(200)の更新が完了すると、データベースサーバ(112)は、呼処理サーバ(109)に対し、携帯電話(105b)の位置情報登録が完了したことを通知する(SQ006)。位置情報データ登録完了通知を受信した呼処理サーバ(109)は、位置情報の更新を行った携帯電話識別IDと基地局IDを管理サーバ(110)に通知する(SQ007)。
ここで、管理サーバ(110)は、予め規制対象基地局管理テーブル(210)の内容を把握しており、呼処理サーバ(109)から通知された基地局IDに示される基地局が規制対象の基地局であるかどうかを判断し、規制対象の基地局である場合には、以下に説明する(SQ008)以降の処理を行う。また、規制対象外の基地局であった場合には、携帯電話に対する規制を行う必要がないため、(SQ008)以降の処理は行わず処理を終了する。ここでは、基地局ID「1000001」の基地局は、規制対象の基地局として規制対象基地局管理テーブル(210)に登録されているため、(SQ008)以降の処理を説明する。
管理サーバ(110)は、データベースサーバ(112)に対し、基地局ID=1000001、かつ携帯電話識別ID=090−1234−5678を検索条件として適用除外携帯電話管理テーブル(210)の検索を行うよう指示する(SQ008)。データベースサーバ(112)は、指示された基地局ID、携帯電話識別IDを検索条件として適用除外携帯電話管理テーブル(220)の検索を行い(SQ009)、その結果として該当携帯電話が適用除外携帯電話テーブル(220)に登録されているか否かを返送する(SQ010)。つまり、(SQ010)では、適用除外携帯電話テーブル(220)における、管理サーバ(110)から指示された基地局IDおよび携帯電話識別IDを対応付けたエントリの登録有無を返送する。
続いて、管理サーバ(110)は、時計(115)より、現在時刻を取得し(SQ010−1)、データベースサーバ(112)に対し、「基地局ID=1000001」、かつ、「規制開始時刻(212)<現在時刻<規制終了時刻(213)」を検索条件として規制対象基地局管理テーブル(210)の検索を行うよう指示する(SQ011)。データベースサーバ(112)は、規制対象基地局管理テーブル(210)の検索を行い(SQ012)、その結果として、指示された検索条件に合致するエントリの登録有無を返送する(SQ013)。
管理サーバ(110)は、SQ010、SQ013で得られた結果をもとに、携帯端末に対して規制を行うかどうかの規制判定処理を行う(SQ014)。
図9は、管理サーバ(110)によって行われる規制判定処理(SQ014)の判定フローを示したものである。SQ010およびSQ013の応答が、いずれも”エントリ無”の場合は、適用除外携帯端末ではなく、かつ規制対象時間外(上映時間外)と判定し、図6のSQ015の処理に遷移する(FL101→FL102→FL103)。SQ010の応答が”エントリ無”、かつSQ013の応答が”エントリ有”の場合は、適用除外携帯端末ではなく、かつ規制対象時間内(上映時間内)であると判定し、当該携帯端末に対して発着信規制を行う(FL101→FL102→FL104)。なお、この場合は、上映時間中であるため、図6のSQ015以降の処理は行わず、メールの送信も行わない。SQ010の応答が”エントリ有”の場合は適用除外携帯端末であるため、当該携帯端末に対してメールの送信も、発着信規制も行わず、処理を終了する(FL101→FL105)。
図6に戻って、SQ014の判定結果が適用除外携帯端末ではなく、かつ規制対象時間外(上映時間外)となった場合について、説明を行う。管理サーバ(110)は、メールサーバ(111)に対し、携帯電話識別IDを通知し、該当の携帯電話に電源オフを促すメールを送信するよう指示する(SQ015)。
これを受けメールサーバ(111)は、メールを自動生成し(SQ016)、携帯電話(105b)にメールを送信する(SQ017)。このときのメール本文は、例えば「携帯電話の使用が規制されているエリアです。携帯電話の電源をお切りいただくようお願いいたします。5分以内に電源をおきりいただけない場合は、自動的に発着信規制がかかります。」などとする。
メールサーバ(111)はメールの送信と同時に、管理サーバ(110)に対し、メールの送信が完了したことを通知し(SQ018)、これを受けた管理サーバ(110)は、携帯電話(105b)の電源オフを監視するための監視タイマ(113)を起動する(SQ019)。
携帯電話(105b)は、メールの着信を携帯電話ユーザ(104b)に通知し(SQ020)、メールの内容を確認した携帯ユーザ(104b)は、自身が携帯電話使用の規制空間にいることに気づき、携帯電話(105b)の電源をオフする(SQ021、SQ022)。携帯電話(105b)は、電源オフ処理の過程において、自身を無線ネットワークから切り離すためのDetach信号を送信する(SQ023)。Detach信号は、基地局A(102)を経由して、呼処理サーバ(109)が受信する(SQ024)。呼処理サーバ(109)が受信するDetach信号には、携帯電話識別IDと基地局IDが含まれており、呼処理サーバ(109)はこれらの情報を含むDetach信号を受信したことを管理サーバ(110)に通知する(SQ025)。
管理サーバ(110)は、SQ019で起動した監視タイマ(113)が満了する前にDetach信号を受信した場合、携帯電話(105b)の電源がオフされたとみなし、監視タイマ(113)をクリアし(SQ026)、処理を終了する。
以上により、閉空間(101)内にいる携帯電話ユーザ(104b)に、携帯電話(105b)の電源をオフさせることが可能となる。
図7は、携帯ユーザ(104b)がメールを受信したのにもかかわらず、携帯電話(105b)の電源をオフしなかった場合、または、メールの受信に気づかず携帯電話(105b)の電源をオフできなかった場合のシーケンスを示すものである。SQ101からSQ121までは、図6と同様のシーケンスであるため説明は省略し、SQ122以降について説明する。
メール受信後、携帯電話(105b)の電源がオフされなかった場合、Detach信号は送信されず、結果として管理サーバ(110)内の監視タイマ(113)が満了する(SQ122)。管理サーバ(110)は、監視タイマ(113)の満了により、携帯電話(105b)の電源がオフされなかったことを検知し、呼処理サーバ(109)経由で、基地局A(102)に対し、携帯電話(105b)の発着信規制を指示する(SQ123、SQ124)。この際、管理サーバ(110)は、発着信規制の対象とした携帯電話識別ID=090−1234−5678と、基地局ID=1000001を記憶しておく。
以降、携帯電話(105b)は発着信ができなくなるが、閉空間(101)から出場することにより(SQ125)、規制対象となっていない基地局B(106)を経由して、呼処理サーバに位置情報登録を行い(SQ126、SQ127)、以降発着信が可能となる。位置情報登録後の処理については、図示を省略するが、(SQ104〜SQ106)と同じ処理により、携帯電話管理テーブル(200)が更新され、(SQ107)と同じ処理により、位置情報更新通知として、携帯電話識別ID=090−1234−5678と基地局B(106)の基地局IDが管理サーバ(101)に通知される。管理サーバ(101)は、発着信規制を行っていた携帯電話識別ID=090−1234−5678の携帯電話が規制対象外の基地局Bに移動したことを検出し、呼処理サーバ(109)を介して基地局A(102)に対し、当該携帯電話に対する発着信規制解除を行い、処理を終了する(SQ128)。
図7は、携帯電話ユーザ(104b)の出場に伴って発着信規制解除を行っている例であるが、規制対象基地局管理テーブル(210)で管理されている規制時間から外れることを契機として発着信規制解除を行うことも可能である。
以上説明したように、本実施例によれば、専用システムを必要とせず、無線キャリア側のシステムのみを用いて携帯電話の使用を防止することが可能であり、システム構成をシンプルなものにすることが可能である。また、携帯電話を使用するユーザに対して個別にメールで注意を促すため、ユーザの意識に届きやすく、電源オフのアクションにつながりやすい。加えて、事前通告なしに発着信規制を行った場合、携帯電話ユーザは携帯電話またはネットワークの異常などと勘違いしてしまいがちであるが、本実施例によれば、事前にメールで通知を行うため、混乱を回避できるというメリットもある。
101:閉空間、102:基地局A、103:基地局Aのカバーエリア、104a,104b:携帯電話のユーザ、105a,105b:携帯電話、106:基地局B、107:ネットワーク、108:無線キャリアセンタ、109:呼処理サーバ、110:管理サーバ、111:メールサーバ、112:データベースサーバ、113:監視タイマ、114:データベース、115:時計、200:携帯電話管理テーブル、201:携帯電話識別ID、202:基地局ID、210:規制対象基地局管理テーブル、211:基地局ID、212:規制開始時刻、213:規制終了時刻、220:適用除外携帯電話管理テーブル、221:基地局ID、222:適用除外携帯電話識別ID

Claims (10)

  1. 所定の空間をカバーエリアとする基地局にネットワークを介して接続される管理サーバと、データベースサーバとを含む通信制御システムであって、
    前記データベースサーバは、規制対象とする前記基地局に関する情報を保持し、
    前記管理サーバは、携帯電話が前記基地局を経由して位置情報登録を行ったことを検出すると、前記データベースサーバが保持する前記情報を参照して前記基地局が規制対象であることを判断し、前記携帯電話に対して電源オフを促すメールを送信するよう指示することを特徴とする、通信制御システム。
  2. 請求項1に記載の通信制御システムであって、
    前記管理サーバは、前記携帯電話に対してメールが送信され、所定時間以内に前記携帯電話からDetach信号を受信しない場合は、前記基地局に対して前記携帯電話の発着信規制を行うように指示することを特徴とする、通信制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信制御システムであって、
    前記データベースサーバは、前記基地局に関する情報として、規制対象とする前記基地局と規制対象時間とを対応付けた情報を保持し、
    前記管理サーバは、前記位置情報登録が行われたことを検出すると、さらに現在時刻と前記規制対象時間とを比較し、前記規制対象時間外であれば前記メールを送信するよう指示し、規制対象時間内であれば前記基地局に対して前記携帯電話の発着信規制を行うように指示することを特徴とする、通信制御システム。
  4. 請求項3に記載の通信制御システムであって、
    前記データベースサーバは、前記基地局と規制対象外とする携帯電話とを対応付けた第2情報を保持し、
    前記管理サーバは、前記位置情報登録を行った前記携帯電話が前記規制対象外とする携帯電話であった場合、前記携帯電話に対するメールの送信および発着信規制を行わないことを特徴とする、通信制御システム。
  5. 請求項3または請求項4に記載の通信制御システムであって、
    前記管理サーバは、発着信規制の対象とした前記携帯電話が規制対象外の基地局を経由して位置情報登録を行ったことを検出すると、前記携帯電話に対する発着信規制を解除することを特徴とする通信制御システム。
  6. 所定の空間をカバーエリアとする基地局にネットワークを介して接続される管理サーバによる通信制御方法であって、
    携帯電話が前記基地局を経由して位置情報登録を行ったことを検出し、
    規制対象とする前記基地局に関する情報を参照して、前記基地局が規制対象であるか否かを判断し、
    規制対象であると判断した場合、前記携帯電話に対して電源オフを促すメールを送信するよう指示する、ことを特徴とする通信制御方法。
  7. 請求項6に記載の通信制御方法であって、
    前記管理サーバは、前記携帯電話に対してメールが送信され、所定時間以内に前記携帯電話からDetach信号を受信しない場合は、前記基地局に対して前記携帯電話の発着信規制を行うように指示する、ことを特徴とする通信制御方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載の通信制御方法であって、
    前記管理サーバは、前記位置情報登録が行われたことを検出すると、規制対象とする前記基地局と規制対象時間とを対応付けた情報を参照し、
    現在時刻と前記規制対象時間とを比較し、
    前記規制対象時間外であれば前記メールを送信するよう指示し、規制対象時間内であれば前記基地局に対して前記携帯電話の発着信規制を行うように指示する、ことを特徴とする通信制御方法。
  9. 請求項8に記載の通信制御方法であって、
    前記データベースサーバは、前記基地局と規制対象外とする携帯電話とを対応付けた第2情報を保持し、
    前記管理サーバは、前記基地局と規制対象外とする携帯電話とを対応付けた第2情報を参照し、
    前記位置情報登録を行った前記携帯電話が前記規制対象外とする携帯電話であった場合、前記携帯電話に対するメールの送信および発着信規制を行わない、ことを特徴とする通信制御方法。
  10. 請求項8または請求項9に記載の通信制御方法であって、
    前記管理サーバは、発着信規制の対象とした前記携帯電話が規制対象外の基地局を経由して位置情報登録を行ったことを検出すると、前記携帯電話に対する発着信規制を解除する、ことを特徴とする通信制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019161680A (ja) * 2016-08-26 2019-09-19 Kddi株式会社 管理サーバ、及び管理方法

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