JP2016122492A - 電池の製造方法、電池を製造するための製造装置 - Google Patents

電池の製造方法、電池を製造するための製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電池を製造するときに、外装フィルム内に残留するガスを抜くガス抜き工程において、外装フィルム内のセパレータ折れることに起因する不具合の発生を抑制させること。【解決手段】外装フィルムによって電極積層体が封止された電池の製造方法であって、電極積層体をその厚さ方向の両側から外装フィルムにより挟んで包囲し、電極積層体の周囲において前記外装フィルム同士を重ねることで、外装フィルムの重複領域を形成する工程と、重複領域を電極積層体の周囲の少なくとも一部を封止することで、電極積層体を前記外装フィルムによって密封する工程と、電極積層体を充電する工程と、電極積層体の充電後に、重複領域のうち封止されていない部分の少なくとも一部を切断し、外装フィルムに切断部を形成する工程と、摩擦付与部材を、外装フィルムの両面に働く当該摩擦付与部材との間の摩擦力が互いに逆方向となるように、切断部または切断部の近傍において外装フィルムの両面に、接触させる工程と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、電池を製造する技術に関する。
リチウムイオン二次電池の製造工程では、複数の電極間にセパレータがそれぞれ配された電極積層体と、電解質とを、ラミネートフィルムからなる外装フィルム内に格納して封止する封止工程が行われた後、満充電まで充電する充電工程が行われている。封止工程や充電工程では、電解質の反応に伴ってガスが発生する。そこで、外装フィルム内に残留するガスによって電池特性が低下することを防ぐために、充電工程後に、外装フィルム内のガスを除去するガス抜き工程が行われている。このようなガス抜き工程では、外装フィルムに切り込みを入れて外装フィルムを開封する作業が行われる。
例えば下記の特許文献1には、ガス抜き工程において、発電要素(電極積層体)の周囲において重なった外装フィルムに切り込みを入れることでガス抜き孔を形成し、さらに吸着パッドで外装フィルム同士を吸引して引き離し、ガス抜き孔の部分を拡げることが開示されている。当該部分を拡げることで、真空雰囲気中において外装フィルム内のガスが速やかに外部へ放出される、とされている。
国際公開番号WO2013/187161号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたガス抜き工程では、外装フィルム同士のガス抜き孔の部分を吸着パッドで吸引するときに、吸着パッドによって外装フィルムとともに内部のセパレータも広げられることでセパレータが折れてしまい、不具合を発生させる可能性があった。
そこで、本発明は、外装フィルム内に残留するガスを抜くガス抜き工程において、外装フィルム内のセパレータが折れることに起因する不具合の発生を抑制させることを目的とする。
本発明の一態様は、外装フィルムによって電極積層体が封止された電池の製造方法であって、
前記電極積層体をその厚さ方向の両側から前記外装フィルムにより挟んで包囲し、前記電極積層体の周囲において前記外装フィルム同士を重ねることで、前記外装フィルムの重複領域を形成する工程と、
前記重複領域を前記電極積層体の周囲の少なくとも一部を封止することで、前記電極積層体を前記外装フィルムによって密封する工程と、
前記電極積層体を充電する工程と、
前記電極積層体の充電後に、前記重複領域のうち封止されていない部分の少なくとも一部を切断し、前記外装フィルムに切断部を形成する工程と、
摩擦付与部材を、前記外装フィルムの両面に働く当該摩擦付与部材との間の摩擦力が互いに逆方向となるように、前記切断部または前記切断部の近傍において前記外装フィルムの両面に、接触させる工程と、
を備える。
本発明に係る電池の製造方法によれば、外装フィルム内に残留するガスを抜くガス抜き工程において、外装フィルム内のセパレータ折れることに起因する不具合の発生を抑制させることができる。
実施形態に係る電池の分解斜視図。 実施形態に係る電池の平面図。 実施形態に係る電池の製造方法の処理フローを示す図。 実施形態に係る電池を製造するための製造装置の概略の正面図。 摩擦付与部材を外装フィルムに接触させる工程を説明するための図。 図5のA−A断面の断面視において、摩擦付与部材を外装フィルムに接触させる前の状態を示す図。 図5のA−A断面の断面視において、摩擦付与部材を外装フィルムに接触させているときの状態を示す図。 図5のA−A断面の断面視において、摩擦付与部材を外装フィルムに接触させた後の状態を示す図。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
(1)実施形態に係る電池
以下、本発明の一実施形態に係る電池1について、図1および図2を参照して説明する。図1は、実施形態に係る電池1の分解斜視図である。図2は、実施形態に係る電池1の平面図である。
図1を参照すると、本実施形態に係る電池1は、複数の正極および負極をセパレータを介して積層した構造を有する略直方体状の電極積層体10と、電極積層体10の正極板および負極板から引き出される正極リード10Aおよび負極リード10Bに接続された正極タブ12Aおよび負極タブ12Bと、正極タブ12Aおよび負極タブ12Bの一部を延出させて電極積層体10を封止する外装フィルム20とを有する。図1に示す例では、正極タブ12Aおよび負極タブ12Bは、電池1の同一の辺から引き出されている。
電極積層体10は、正極と負極がセパレータを介して積層された構造であれば特に限定するものではないが、以下では、一例としてリチウムイオン二次電池を採り上げる。リチウムイオン二次電池の電極積層体10は、正極活物質を含む正極合剤層が塗布された集電体からなる正極と、負極活物質層を含む負極合剤層が塗布された集電体からなる負極とを、セパレータを介して積層することで、形成されている。正極の集電体は、例えばアルミニウム箔よりなり、負極の集電体は、例えば銅箔よりなる。
正極合剤層は、例えば、LiMn等のリチウム−遷移金属複合酸化物からなる正極活物質、導電助剤、バインダ等を含む。負極合剤層は、負極活物質、導電助剤、バインダ等を含んでいる。負極活物質は、例えば、ハードカーボン(難黒鉛化炭素材料)、黒鉛系炭素材料や、リチウム−遷移金属複合酸化物である。セパレータとして、ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂から作られた、マイクロポーラスフィルム(微多孔フィルム)、不織布あるいは織布など、電解液を含浸することができるシート状の部材を用いることができる。
図1に示すように、外装フィルム20は、電極積層体10をその厚み方向の両側から挟んで包囲する2枚のラミネートフィルム21,22からなる。ラミネートフィルム21はカップ部21aおよびつば状の周縁部21b(斜線で示す。)を含み、ラミネートフィルム22はカップ部22aおよびつば状の周縁部22b(斜線で示す。)を含む。電極積層体10をその厚さ方向の両側からラミネートフィルム21,22により挟んで包囲し、電極積層体10の周囲においてラミネートフィルム21,22の重複領域(以下、「外装フィルム20の重複領域」ともいう。)が形成されている。当該重複領域は、ラミネートフィルム21の周縁部21bとラミネートフィルム22の周縁部22bとが重なった領域である。ラミネートフィルム21,22の重複領域は、平面視において外形が矩形形状となっており、当該矩形形状の四辺は端E1〜E4に相当する。
なお、ラミネートフィルム21のカップ部21aおよびラミネートフィルム22のカップ部22aは、電極積層体10を包囲する空間を形成するように構成されている。カップ部21a,22aは、深絞り成形によって形成することができる。
ラミネートフィルム21,22としては、柔軟性を有しており、かつ電解液が漏洩しないように電極積層体10を封止できるものであれば如何なる材料を使用してもよい。ラミネートフィルム21,22の代表的な層構成としては、金属層と熱融着性樹脂層とを積層した構成、あるいは、金属層の熱融着性樹脂層の反対側の面にさらに、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルやナイロン等のフィルムからなる保護層を積層した構成が挙げられる。
金属層としては、Al、Ti、Ti合金、Fe、ステンレス、Mg合金などの箔を用いることができる。熱融着性樹脂層に用いられる樹脂としては、熱融着が可能な樹脂であれば特に制限はなく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、これらの酸変成物、ポリエチレンサルファイド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル等、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが使用できる。
電極積層体10が外装フィルム20によって封止された状態では、外装フィルム20内に液体電解質(電解液)が注液されている。電解液は、有機溶媒、支持塩等を含んでいる。有機溶媒は、例えば、プロピレンカーボネート(PC)やエチレンカーボネート(EC)等の環状カーボネート類、ジメチルカーボネート等の鎖状カーボネート類、テトラヒドロフラン等のエーテル類である。支持塩は、リチウム塩(LiPF)等の無機酸陰イオン塩、LiCF3SO3等の有機酸陰イオン塩である。
後述するように、ラミネートフィルム21,22の重複領域では、加熱による熱融着を行うためにラミネートフィルム21,22の熱融着性樹脂層同士を対向させるようにして、ラミネートフィルム21,22が重ねられている。
図2に示すように、ラミネートフィルム21,22の重複領域の矩形の外形の四辺に相当する端E1〜E4の近傍には、ラミネートフィルム21,22の熱融着性樹脂層同士の融着によって、電極積層体10を融着によって封止する熱融着領域S1〜S4(図2において斜線で示す。)が電極積層体10の周囲に形成されている。すなわち、電極積層体10は、正極タブ12Aおよび負極タブ12Bを外装フィルム20から突出させた状態で、外装フィルム20の外側から密封された状態となっている。
(2)実施形態に係る電池の製造方法
次いで、本実施形態に係る電池1の製造方法について、図3〜8を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る電池1を製造するための製造装置の概略の正面図である。図4は、本実施形態に係る電池1の製造方法の処理フローを示す図である。図5は、摩擦付与部材を外装フィルム20の重複領域に接触させる工程を説明するための図である。図6〜図8はそれぞれ、図5のA−A断面の断面視において摩擦付与部材の作用を説明するための図である。
以下、図3に示す処理フローの各ステップについて順に説明する。
工程S10では、複数の正極と複数の負極とを、セパレータを介して交互に積層して、電極積層体10を形成する。複数の正極の集電体の端部(正極合剤層が形成されていない部分)から引き出されている正極リード10Aと、正極タブ12Aとを一括して超音波溶接により接合する。複数の負極の集電体の端部(負極合剤層が形成されていない部分)から引き出されている負極リード10Bと、負極タブ12Bとを一括して超音波溶接により接合する。
工程S12では、電極積層体10を2枚のラミネートフィルム21,22で包囲して重複領域を形成する。本実施形態の例では、ラミネートフィルム21の周縁部21bとラミネートフィルム22の周縁部22bとが、熱融着性樹脂層同士が対向するようにして重ねられて外装フィルム20の重複領域を形成する。このとき、図2に示すように、正極タブ12Aおよび負極タブ12Bのそれぞれの一部がラミネートフィルム21,22のいずれかの端(図2では端E4)から外側へ突出した状態となる。
工程S14では、電極積層体10の三辺に対応する外装フィルム20の重複領域の部分を、2枚のラミネートフィルム21,22の熱融着性樹脂層同士を加熱によって融着することで封止する。具体的には、電極積層体10の四辺に対応する外装フィルム20の四辺のうち正極タブ12Aおよび負極タブ12Bが突出している辺(つまり端E4)を、加熱装置を用いて熱融着して熱融着領域S4を形成する。次いで、外装フィルム20の四辺のうち正極タブ12Aおよび負極タブ12Bが突出している辺と反対側の辺(つまり端E2)を同様にして熱融着して熱融着領域S2を形成する。さらに端E3を同様にして熱融着して熱融着領域S3を形成する。
外装フィルム20の端E2〜E4を封止することによって、外装フィルム20は、端E1が開放状態である袋体となる。
工程S16では、袋体となった外装フィルム20の端E1から電解液を注液する。電解液の注入方法は、特に限定されず、チューブやノズルを端E1から袋体となった外装フィルム20の内部に差し込んで直接注入する方法、あるいは袋体となった外装フィルム20を電解質槽に浸漬することで電解質を外装フィルム20の内部に注入する方法を採ってもよい。
工程S18では、電極積層体10の残りの一辺に対応する外装フィルム20の端(つまり端E1)に相当する重複領域の部分を熱融着して熱融着領域S1を形成することで、当該残りの一辺を封止する。これにより、電極積層体10は電解液が内部に注入された状態でその周囲が外装フィルム20によって密封された電池1が作製される。
工程S20(充電工程)では、正極タブ12Aおよび負極タブ12Bを介して電池1を充電する。この充電工程では、例えば、満充電まで充電した場合に得られる電池電圧、または当該電池電圧の所定割合の電圧を電極積層体10が発生するまで、充電される。なお、最初の充電時の温度は、45℃よりも低い場合にはガスの発生が不十分となり、70℃よりも高い場合には電池特性が劣化する虞があるため、45〜70℃であることが好ましい。
充電工程では、電極積層体10からガスが発生し、電池1の外装フィルム20内がガスで充満した状態となる。
工程S22〜S26は、図4に示す製造装置100を用いて行われる。以下、製造装置100の構成について図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る電池を製造するための製造装置100の概略の正面図である。
図4に示すように、製造装置100は、第1の支持装置105、第2の支持装置106、切断装置110、第1の摩擦付与装置111、および、第2の摩擦付与装置112を含むチャンバ101を備える。チャンバ101の内圧は、ポンプ102および弁103を含む減圧機構によって大気圧から真空状態に近い圧力まで減圧できるように調整可能となっている。
第1の支持装置105および第2の支持装置106は、チャンバ101内に配設されており、電池1、すなわち外装フィルム20によって厚さ方向の両側から挟まれて密封された電極積層体10をその厚さ方向が水平方向となるようにチャンバ101内で支持するために設けられている。ここで、電池1は、切断部を形成する外装フィルム20の端が上を向くようにして支持される。例えば、本実施形態の電池1は図2に示したように切断部Cを外装フィルム20の端E1に沿って形成するため、外装フィルム20の端E1がチャンバ101内で上方を向くようにして、電池1が支持される。
第1の支持装置105の第1の支持部材105Aおよび第2の支持装置106の第2の支持部材106Aは、電池1内の電極積層体10を均一な圧力で支持できるように、電極積層体10の主表面と同程度であるか、またはそれ以上の面積の支持面を有することが好ましい。第1の支持装置105のアクチュエータ105Bおよび第2の支持装置106のアクチュエータ106Bは、それぞれ第1の支持部材105Aおよび第2の支持部材106Aが水平方向に移動するように各部材を駆動する。第1の支持部材105Aおよび第2の支持部材106Aの移動量を調整することで、異なる厚さの電池1を支持できるように構成されている。
把持部材104は、切断部を形成する外装フィルム20の端を把持するためにチャンバ101内に設けられており、治具104A,104Bを含む。図4に示す例では、治具104A,104Bは、電池1の外装フィルム20の端E1を両側から挟み込むようにして固定する。治具104A,104Bには、後述するカッター110Aが外装フィルム20の重複領域を切断できるように、カッター110Aの挿通口104hが設けられている。
切断装置110は、治具104A,104Bの挿通口104hを通して電池1の外装フィルム20の重複領域に切断部を形成するためにチャンバ101内に設けられている。電池1に切断部を形成するのは、充電工程で発生した電池1の外装フィルム20内のガスを外部へ排出するためである。切断装置110は、カッター110Aと、カッター110Aを水平方向に駆動するアクチュエータ110Bとを備える。カッター110Aは、第1の支持部材105Aおよび第2の支持部材106Aによって電池1が支持された状態で、電池1の電極積層体10の周囲において外装フィルム20の重複領域のうち非熱融着領域を切断し、外装フィルム20に切断部を形成する。
図4に示したように、切断部の形成は、電極積層体10の厚さ方向が水平方向となるように把持した状態で行われる。それによって、外装フィルム20に切り込みを入れやすくなる。図2に示した電池1の例では、外装フィルム20の端E1に沿って、熱融着領域S1よりも電極積層体10側の領域(つまり、外装フィルム20の重複領域のうち非熱融着領域)において切断部が形成される。
第1の摩擦付与装置111および第2の摩擦付与装置112は、切断装置110によって電池1に切断部を形成した後に、切断部または切断部の近傍においてラミネートフィルム21,22を広げるために設けられている。切断装置110によって外装フィルム20の重複領域のうち非熱融着領域に切断部が形成されるが、切断部および切断部の近傍では、ラミネートフィルム21,22は、内部の電解液の表面張力によって密着した状態となっている。そのため、チャンバ101内を減圧してもガスが切断部を通して排出し難い状態となっている。そこで、切断部を通して外装フィルム20内のガスが効率良く排出できるように、第1の摩擦付与装置111および第2の摩擦付与装置112が設けられている。
第1の摩擦付与装置111は、第1の摩擦付与部材111Aと、第1の摩擦付与部材111Aをチャンバ101内で水平方向に駆動するアクチュエータ111Bとを備える。第2の摩擦付与装置112は、第2の摩擦付与部材112Aと、第2の摩擦付与部材112Aをチャンバ101内で水平方向に駆動するアクチュエータ112Bとを備える。
第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aは、カッター110Aによって形成される切断部または切断部の近傍において外装フィルム20の両面に接触させるため部材である。第1の摩擦付与部材111Aは、電池1の外装フィルム20の一方の面に接触することで当該一方の面に摩擦力を付与し、第2の摩擦付与部材112Aは、電池1の外装フィルム20の他方の面に接触することで当該他方の面に摩擦力を付与する。第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aを外装フィルム20に接触させることで、外装フィルム20の両面に互いに逆方向の摩擦力が働くようにする。
第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aの作用については、後述する。
再度図3を参照すると、工程S22では、充電工程を経た電池1を端E1が上向きとなるようにしてチャンバ101内に固定する。すなわち、図4に示したように、把持部材104、第1の支持装置105、および、第2の支持装置106によって、電池1の端E1が上向きとなるように、電池1をその厚さ方向の両側からチャンバ101内で支持する。この状態で、切断装置110のアクチュエータ110Bを駆動させ、電極積層体10の一辺に沿って外装フィルム20にカッター110Aを貫通させることで、切断部を形成する。切断部の位置は、熱融着領域S1よりも電極積層体10側の領域(つまり、外装フィルム20の重複領域のうち非熱融着領域の少なくとも一部)である。
切断部を形成した後は、把持部材104を取り外し、あるいは把持部材104の電池1に対する把持状態を解除する。
工程S24では、外装フィルム20の重複領域のうち切断部または切断部の近傍の非熱融着領域において摩擦付与部材を外装フィルム20の両面に接触させることで、非熱融着領域において密着しているラミネートフィルム21,22を引き離す。
以下、工程S24における摩擦付与部材の作用について、図5〜8を参照して説明する。
図5は、チャンバ101内で第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aを外装フィルム20に接触させる工程を説明するための図である。図5は、図4の製造装置100において、切断部Cが形成された後の外装フィルム20、第1の摩擦付与部材111A、および、第2の摩擦付与部材112Aの要部を示している。
図6〜8はそれぞれ、図5のA−A断面の断面図である。図6は、各摩擦付与部材を外装フィルム20に接触させる前の状態を示す。図7は、各摩擦付与部材を外装フィルム20に接触させているときの状態を示す。図8は、各摩擦付与部材を外装フィルム20に接触させた後の状態を示す。
図6〜8では、切断部Cが形成されている領域を斜線で示してある。
図5において、第1の摩擦付与部材111Aの先端部1110、および、第2の摩擦付与部材112Aの先端部1120は、ラミネートフィルム21,22との間で静摩擦係数が高い材料で形成されている。各先端部1110,1120の材料は例えば天然ゴムや合成ゴムである。
図5および図6に示す例では、第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aを外装フィルム20に接触させる前の状態T1において、各摩擦付与部材は、切断部Cの切断方向に沿って並列配置されている。すなわち、図5に示すように、外装フィルム20の端E1が上向きとなり、かつ端E1が手前から奥に亘って延在するようにして電池1を固定した場合(つまり、図4と同じように電池1を固定した場合)、第1の摩擦付与部材111Aの中心軸L1と第2の摩擦付与部材112Aの中心軸L2が一致するように配置されている。
図6に示すように、外装フィルム20の上方から見た場合、第1の摩擦付与部材111Aと第2の摩擦付与部材112Aは並列配置されており、切断部Cが形成された方向に所定の距離dだけ離間した状態に配置されている。
次いで、図7の状態T2に示すように、第1の摩擦付与部材111Aを外装フィルム20の一方の面(つまり、ラミネートフィルム21)に直交する第1方向(図5の右方向)に進行させながら当該一方の面に接触させる。それと同時に、第2の摩擦付与部材112Aを外装フィルム20の他方の面(つまり、ラミネートフィルム22)に直交する第2方向(図5の左方向)に進行させながら当該他方の面に接触させる。すると、第1の摩擦付与部材111Aの先端部1110、および、第2の摩擦付与部材112Aの先端部1120は、ラミネートフィルム21,22との間で静摩擦係数が高いために、ラミネートフィルム21,22の表面に対して互いに逆方向となる摩擦力を発生させる。発生した摩擦力によって、ラミネートフィルム21,22はそれぞれ、電解液の表面張力に抗して摩擦付与部材111A,112Aに連動して摺動させられる。
図5〜7に示す摩擦付与部材111A,112Aの配置および進行方向を適用することで、摩擦付与部材111A,112Aによって外装フィルム20の両面に摩擦力を効率良く発生させることができるようになる。
次いで、図8の状態T3に示すように、第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aを、図6に示した初期の位置に戻す。状態T3では、摩擦付与部材111A,112Aによる摩擦力が解除されることで、摩擦付与部材111A,112Aによって摺動させられたラミネートフィルム21,22が元の位置に戻るときに互いに引き離されて、間隙Gが形成される。
再度図3を参照すると、工程S26(ガス抜き工程)では、ポンプ102および弁103を調整することで、チャンバ101内を大気圧からほぼ真空状態となるまで減圧する。このとき、図8に示したように、切断部Cまたは切断部Cの近傍において、ラミネートフィルム21,22の間に間隙Gが形成されているため、電池1内で発生したガスを、間隙Gと切断部Cを通して電池1の外部へ速やかに排出させることができる。
工程S28では、切断部より電極積層体10側の外装フィルム20の重複領域の部分を封止することで、再び電極積層体10の周囲を密封する。図2に示した例では、切断部Cよりも電極積層体10側の外装フィルム20の重複領域を熱融着することによって、外装フィルム20の端E1に沿った熱融着領域S5を形成する。それによって、電極積層体10は、熱融着領域S2,S3,S4,S5によって密封された状態となる。なお、工程S28の封止工程は、外装フィルム20内にガスが残留しないように減圧雰囲気下で行うことが好ましい。工程S28が完了した後に電池1を大気圧に戻すことによって、外装フィルム20が電極積層体10の表面に密着するように変形する。
工程S28の封止工程が完了すると、電池1に対して検査工程等の次工程が行われる。
以上説明したように、本実施形態の電池1は、外装フィルム20によって電極積層体10が封止された電池であり、その製造方法は、以下の工程を含む。
(a)電極積層体10をその厚さ方向の両側からラミネートフィルム21,22(外装フィルム20)により挟んで包囲し、電極積層体10の周囲においてラミネートフィルム21,22同士を重ねることで、外装フィルム20の重複領域を形成する工程
(b)外装フィルム20の重複領域を電極積層体10の周囲の少なくとも一部を封止することで、電極積層体10を外装フィルム20によって密封する工程
(c)電極積層体10を充電する工程
(d)電極積層体10の充電後に、外装フィルム20の重複領域のうち封止されていない部分の少なくとも一部を切断し、外装フィルム20に切断部Cを形成する工程
(e)摩擦付与部材111A,112Aを、外装フィルム20の両面に働く摩擦付与部材111A,112Aとの間の摩擦力が互いに逆方向となるように、切断部Cまたは切断部Cの近傍において外装フィルム20の両面に、接触させる工程
本実施形態の電池の製造方法によれば、外装フィルム20の重複領域に切断部を形成し、当該切断部Cまたは切断部Cの近傍において外装フィルム20の両面に摩擦付与部材111A,112Aを接触させる。そのため、外装フィルム20の重複領域から離れた位置にある電極積層体10のセパレータが折れてしまう虞がなく、外装フィルム20内に残留するガスを抜くときにセパレータが折れることに起因する不具合の発生を抑制させることができる。
(3)付記事項
以下、本実施形態の付記事項について述べる。
上述した実施形態では、図5において、第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aを外装フィルム20に接触させる位置は、切断部Cよりも電極積層体10に近い位置であることが好ましい。
外装フィルム20では、各端の熱融着領域と切断部の間ではラミネートフィルム21,22が熱融着領域で固定されているためラミネートフィルム21,22を引き離すときの変形自由度が小さく、切断部Cよりも電極積層体10に向かうにつれて熱融着領域から離れるためラミネートフィルム21,22を引き離すときの変形自由度が大きい。そのため、切断部Cよりも電極積層体10に近い位置で各摩擦付与部材111A,112Aを外装フィルム20に接触させた方が、ラミネートフィルム21,22を引き離しやすくなる。
上述した実施形態では、図5において、第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aを外装フィルム20に接触させる位置は、電極積層体10と離間した位置であることが好ましい。これは、第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aを外装フィルム20に接触させる位置が電極積層体10と近付き過ぎる場合には、各摩擦付与部材111A,112Aによる外装フィルム20に対する接触によって、電極積層体10が破損する可能性があるためである。
上述した実施形態では、図5〜8に示したように、第1の摩擦付与部材111Aおよび第2の摩擦付与部材112Aは、切断部Cの切断方向に沿って並列配置させ、各摩擦付与部材を、外装フィルム20の異なる面に向かって直交する方向に進行させる場合を例示した。しかし、必ずしもこのような配置や進行方向としなくてもよい。例えば、図5において、第1の摩擦付与部材111Aの中心軸L1と第2の摩擦付与部材112Aの中心軸L2は、上下に多少ずれていてもよいし、外装フィルム20の面に対して直交する方向よりも多少傾斜していてもよい。そのように各摩擦付与部材111A,112Aを配置し、あるいは進行させたとしても、外装フィルム20に摩擦力を付与することができる。
上述した実施形態において、外装フィルム20の上方から見た場合の、第1の摩擦付与部材111Aと第2の摩擦付与部材112Aの距離d(図6参照)は、切断部Cの切断方向に沿って、外装フィルム20の重複領域の厚さよりも短いことが好ましい。すなわち、ラミネートフィルム21,22の各々の厚さをWとした場合、d<2Wであることが好ましい。このようにすることで、図7に示すように、各摩擦付与部材111A,112Aの間にラミネートフィルム21,22を固定させることができるため、各摩擦付与部材111A,112Aの進行によってラミネートフィルム21,22の各面に摩擦力を効率良く付与することができる。
上述した実施形態では、電極積層体10の周囲の四辺を熱融着により封止する構成としたが、その場合に限られない。ラミネートフィルム21の2倍のサイズを有する1枚の外装フィルムを2つ折りにして電極積層体10を両側から挟み、開放している電極積層体10の周囲の三辺を熱融着により封止するようにしてもよい。
上述した実施形態では、ラミネートフィルム21,22がカップ部およびつば状の周縁部を備えた形態を採る場合を例として説明したが、ラミネートフィルム21,22は特定の形態に限定されない。電極積層体10をその厚さ方向の両側から挟んで包囲することで電極積層体10の周囲に2枚のラミネートフィルムの重複領域が形成できれば、如何なる形態のラミネートフィルムを使用してもよい。
上述した実施形態では、摩擦付与部材111A,112Aの各先端部1110,1120の材料は天然ゴムや合成ゴムである場合を例示したが、この例に限られない。ラミネートフィルム21,22との間で静摩擦係数が高い材料であれば如何なる材料でもよく、例えば樹脂材料や金属材料に接着剤を塗着させたものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態および変形例に記載された複数の技術的事項は、適宜組合せ可能である。
1…電池
10…電極積層体
10A…正極リード
10B…負極リード
12A…正極タブ
12B…負極タブ
20…外装フィルム
21…ラミネートフィルム
21a…カップ部
21b…周縁部
22…ラミネートフィルム
22a…カップ部
22b…周縁部
100…製造装置
101…チャンバ
102…ポンプ
103…弁
104…把持部材
104A,104B…治具
105…第1の支持装置
105A…第1の支持部材
105B…アクチュエータ
106…第2の支持装置
106A…第2の支持部材
106B…アクチュエータ
110…切断装置
110A…カッター
110B…アクチュエータ
111…第1の摩擦付与装置
111A…第1の摩擦付与部材(第1部材)
1110…先端部
111B…アクチュエータ
112…第2の摩擦付与装置
112A…第2の摩擦付与部材(第2部材)
1120…先端部
112B…アクチュエータ
E1〜E4…端
S1〜S5…熱融着領域
C…切断部

Claims (7)

  1. 外装フィルムによって電極積層体が封止された電池の製造方法であって、
    前記電極積層体をその厚さ方向の両側から前記外装フィルムにより挟んで包囲し、前記電極積層体の周囲において前記外装フィルム同士を重ねることで、前記外装フィルムの重複領域を形成する工程と、
    前記重複領域を前記電極積層体の周囲の少なくとも一部を封止することで、前記電極積層体を前記外装フィルムによって密封する工程と、
    前記電極積層体を充電する工程と、
    前記電極積層体の充電後に、前記重複領域のうち封止されていない部分の少なくとも一部を切断し、前記外装フィルムに切断部を形成する工程と、
    摩擦付与部材を、前記外装フィルムの両面に働く当該摩擦付与部材との間の摩擦力が互いに逆方向となるように、前記切断部または前記切断部の近傍において前記外装フィルムの両面に、接触させる工程と、
    を備えた、電池の製造方法。
  2. 前記外装フィルムの両面に接触させる工程は、前記切断部よりも前記電極積層体に近い位置において、前記摩擦付与部材を前記外装フィルムに接触させる、
    請求項1に記載された、電池の製造方法。
  3. 前記外装フィルムの両面に接触させる工程は、前記電極積層体と離間した位置において、前記摩擦付与部材を前記外装フィルムに接触させる、
    請求項2に記載された、電池の製造方法。
  4. 前記摩擦付与部材は、第1部材および第2部材を備え、当該第1部材および当該第2部材は、前記切断部の切断方向に沿って並列配置されており、
    前記外装フィルムの両面に接触させる工程は、前記第1部材を前記外装フィルムの両面の一方の面に直交する第1方向に進行させながら当該一方の面に接触させ、前記第2部材を前記外装フィルムの両面の他方の面に直交する第2方向に進行させながら当該他方の面に接触させる、
    請求項1〜3のいずれかに記載された、電池の製造方法。
  5. 前記第1部材および前記第2部材は、前記切断部の切断方向に沿って、前記重複領域の厚さよりも短い距離を離間させた状態で、並列配置されている、
    請求項4に記載された、電池の製造方法。
  6. 前記切断部を形成する工程では、前記電極積層体の厚さ方向が水平方向となるように把持した状態で、前記切断部を形成する、
    請求項1〜5のいずれかに記載された、電池の製造方法。
  7. 外装フィルムによって電極積層体が封止された電池を製造するための製造装置であって、
    チャンバと、
    チャンバ内の圧力を大気圧から減圧させる減圧機構と、
    前記チャンバ内において、前記外装フィルムによって厚さ方向の両側から挟まれて密封された電極積層体を、その厚さ方向が水平方向となるように支持する支持部材であって、前記電極積層体は周囲の少なくとも一部が封止されることで前記外装フィルムによって密封されている、前記支持部材と、
    前記チャンバ内に設けられ、前記支持部材によって前記電極積層体が支持された状態で、前記電極積層体の周囲において前記外装フィルム同士が重複している重複領域のうち封止されていない部分の少なくとも一部を切断し、前記外装フィルムに切断部を形成するカッターと、
    前記チャンバ内に設けられ、摩擦付与部材を、前記外装フィルムの両面に働く当該摩擦付与部材との間の摩擦力が互いに逆方向となるように、前記切断部または前記切断部の近傍において前記外装フィルムの両面に、接触させる摩擦付与機構と、
    を備えた、電池を製造するための製造装置。
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