JP2016122286A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信機能を有する記録媒体を装着した場合に、記録媒体による無線通信を妨げることなく、電力消費を低減することを目的とする。
【解決手段】無線通信機能を有する記録媒体を着脱可能な情報処理装置であって、記録媒体の着脱を検出する検出手段と、記録媒体の装着が検出された場合に、記録媒体の通信状態を特定する状態特定手段と、通信状態に基づいて、所定時間以上継続して操作が行われなかった場合に、少なくとも記録媒体への電力供給を停止する省電力制御の実行を許可又は禁止する実行管理手段と、実行管理手段により省電力制御の実行が許可された場合に、省電力制御を実行する電力制御手段とを有する。
【選択図】図3
【解決手段】無線通信機能を有する記録媒体を着脱可能な情報処理装置であって、記録媒体の着脱を検出する検出手段と、記録媒体の装着が検出された場合に、記録媒体の通信状態を特定する状態特定手段と、通信状態に基づいて、所定時間以上継続して操作が行われなかった場合に、少なくとも記録媒体への電力供給を停止する省電力制御の実行を許可又は禁止する実行管理手段と、実行管理手段により省電力制御の実行が許可された場合に、省電力制御を実行する電力制御手段とを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
撮像装置の少なくとも一部の構成への電力供給を停止する省電力モードに移行させる電力制御部を備えた撮像装置が知られている。このような撮像装置では、所定時間以上継続してユーザによる操作が行われなかった場合に、電力制御部の制御により省電力モードに移行するように設定されている。一方、撮像装置に装着された通信手段を有する通信記録媒体が外部装置への画像転送中であった場合は、省電力モードに移行するまでの時間を延長する技術が開示されている(特許文献1参照)。
メモリ領域へ記録したファイルを無線通信を通して接続された装置へ公開し、要求がきたらファイルの転送を行うようなメモリカードも知られている。このようなメモリカードにおいて、ファイル閲覧中に省電力モードに移行した場合には、ファイル閲覧が中断されてしまうという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、無線通信機能を有する記録媒体を装着した場合に、記録媒体による無線通信を妨げることなく、電力消費を低減することを目的とする。
そこで、本発明は、無線通信機能を有する記録媒体を着脱可能な情報処理装置であって、記録媒体の着脱を検出する検出手段と、記録媒体の装着が検出された場合に、記録媒体の通信状態を特定する状態特定手段と、通信状態に基づいて、所定時間以上継続して操作が行われなかった場合に、少なくとも記録媒体への電力供給を停止する省電力制御の実行を許可又は禁止する実行管理手段と、実行管理手段により省電力制御の実行が許可された場合に、省電力制御を実行する電力制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、無線通信機能を有する記録媒体を装着した場合に、記録媒体による無線通信を妨げることなく、電力消費を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る撮像装置及び記録媒体を示す図である。図1(a)は、撮像装置100を示す図である。撮像装置100は、情報処理装置の一例である。撮像装置100としては、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話等が挙げられる。撮像装置100は、無線通信機能を有する通信記録媒体を着脱可能である。101は、光学像を撮像装置100内に取り込むためのレンズである。102は、レンズ101により取り込まれた光学像を電気信号に変換する固体撮像素子である。103は、固体撮像素子102により変換された電気信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータである。104は、レンズ101を合焦点に駆動するモータである。
109は、音声を取り込んで音声信号を生成するマイクである。110は、マイク109により取り込まれた音声信号を増幅するマイクアンプである。111は、マイクアンプ110により増幅された音声信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータである。112は、撮像装置100に種々の動作を行わせるようにユーザが操作することが可能な操作キーである。操作キー112が操作されると、ユーザによる操作の有無を検出するユーザ操作検出がCPU130により行われる。114は、映像を表示するための表示部であり、例えば、LCD、EVF等により構成される。117は、諸情報を入出力する外部出力端子である。
124は、機器振動、結露等周囲環境を検出する各種センサー回路である。126は、ストロボ発光部である。125は、記録媒体としてのメモリカード150を収納するスロットである。メモリカード150の例としては、SDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)等が挙げられる。130は、システム全体を制御するCPUである。122は、CPU130とシステムのためのプログラム、データ用のメモリである。121は、撮像装置のための電源装置である。なお、後述する撮像装置100の機能や処理は、CPU130がメモリ122に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。CPU130は、例えば、撮像装置100の動作モードを、省電力モードに移行させる。ここで、省電力モードとは、撮像装置100の少なくとも一部の構成への電力供給を停止する動作モードである。ここで、少なくとも一部の構成には、スロット125に装着されたメモリカード150が含まれるものとする。すなわち、省電力モードにおいては、撮像装置100の電源121からスロット125に装着されメモリカードへの電力供給も停止される。
本実施形態に係る撮像装置100は、メモリカード150として無線通信機能付きのメモリカードを装着することが可能である。以下、無線通信機能付きのメモリカードを無線カードと称する。図1(b)は、無線カード160を示す図である。無線カード160は、NAND型フラッシュメモリ素子161、カードコントローラ162及びRF回路166を具備する。カードコントローラ162は、ホストである撮像装置100のCPU130から書き込みコマンドを受け付けると、記憶素子であるNAND型フラッシュメモリ素子161へ画像ファイルを書き込む。また、カードコントローラ162は、定期的に書き込まれたファイルを監視する。カードコントローラ162は、無線機能制御部133から無線通信機能の有効制御コマンドを受信した場合、RF回路166を通して、アクセスポイント(以下、AP)として電波を発し、外部の記憶装置へ無線通信を介して画像ファイルの転送を行う。
本実施形態における無線カード160は、撮像装置100の制御とは独立に無線通信を制御することが可能である。したがって、無線カード160は、撮像装置100の指示等を受けなくとも、自身の制御により、外部装置との無線通信を行うことができる。無線カード160は、撮像装置100とのコマンドの送受信は可能であるため、特定の機能を撮像装置100から制御するよう撮像装置100を実装することも可能である。カードコントローラ162は、プロセッサ163、ROM164、RAM165を有し、プロセッサ163がROM164に格納された各種プログラムを実行することにより、無線カード160における各処理が実行される。なお、撮像装置100の制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。無線カード160の制御も同様である。
図2は、撮像装置100の外観構成の一例を示す図である。電源ボタン251は、撮像装置100を起動及び停止させるため、又は撮像装置100の主電源をON/OFFするボタンである。メニューボタン252は、各種の撮像条件の設定のため、及び撮像装置100の状態を表示させるためのメニューを表示するためのボタンである。ここで、メニューには、選択可能な項目や、値を変更可能な項目が含まれている。ここで、設定可能なモード又は項目には、例えば、撮影モード(例えば、露出の決定に関しては、プログラムモード、絞り優先モード、シャッタースピード優先モード等)、パノラマ撮影モード、情報コード読み取りモードが含まれる。また、再生モード、マルチ画面再生、消去モード、露出補正、フラッシュ設定がある。さらには、単写/連写の切り替え、セルフタイマー設定、記録画質設定、日時設定、記録された画像のプロテクト等も含まれ得る。
例えば、メニューボタン252が押下されると、CPU130は、画像表示部28にメニューを表示させる。メニューは、撮像中の画像の上に合成して表示されてもよいし、単独で表示(例えば、所定の背景色の上に表示)されてもよい。メニューが表示されている状態でメニューボタン252が再度押下されると、CPU130は、画像表示部28へのメニューの表示を終了させる。画像表示部28には、接触検知部27が配置され、ユーザの指が表面に触れた場合に接触を検知する。接触検知部27は、画像表示部28が四辺からなる矩形形状を有する場合、画像表示部28の形状と関連づけて配置され、一般にはユーザの指による接触を検知する。
本実施形態における上下左右の方向定義は以下のように行うものとする。まず、撮像装置100の画像表示部28がユーザの側を向いた図2のような状態で、画像表示部28に向かって右側方向を「右」、向かって左側方向を「左」、と呼ぶ。また画像表示部28に向かって上側方向を「上」、向かって下側を「下」と呼ぶ。決定ボタン253は、モード又は項目を決定又は選択する際に押下される。CPU130は、決定ボタン253が押下されると、そのときに選択されているモード又は項目を設定する。表示ボタン254は、撮像した画像についての撮影情報の表示・非表示を選択したり、画像表示部28を電子ファインダーとして機能させるか否かを切り替えたりするために使用される。
左ボタン255、右ボタン256、上ボタン257、下ボタン258(方向選択キー)は、カーソルやハイライト部等のような、複数の選択肢の中で選択されている選択肢(例えば、項目、画像)を変更するために使用できる。方向選択キーはまた、選択されている選択肢を特定する指標の位置の変更、数値(例えば、補正値や日時等を示す数値等)の増減のため等に使用することができる。また、再生モードでの画像再生時においては、左ボタン255と右ボタン256は、画像送りボタンとして使用することができる。すなわち、左ボタン255の押下で表示している画像を一つ前の画像へ切り換え、右ボタン256の押下で表示している画像を一つ次の画像へと切り換える。
左ボタン255、右ボタン256、上ボタン257、下ボタン258によって、複数の項目の中から一つの項目のみを選択する他、2つ以上の項目を選択することができるようにユーザインタフェースが構成されることが好ましい。例えば、CPU130は、決定ボタン253が押下された状態で左ボタン255、右ボタン256、上ボタン257、下ボタン258が操作された場合に、その操作によって指定された2以上の項目が選択されたものと認識するように構成される。シャッターボタン260は、例えば半押し状態で、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の開始がCPU130に指示される。また、全押し状態で、撮影がCPU130に指示されるように構成される。録画/再生切り替えスイッチ261は、録画モードを再生モードに、及び、再生モードを録画モードに切り替えるために使用される。
ジャンプキー262は方向選択キーと同様の働きをし、カーソルやハイライト部等のような、複数の選択肢の中で選択されている選択肢(例えば、項目、画像)を変更するために使用される。ジャンプキー262はまた、選択されている選択肢を特定する指標の位置を変更するために使用されてもよい。ジャンプキー262によるカーソル移動は、方向選択キーによるそれに比べ早く、又は大きく設定してもよい。なお、上述のような操作系に代えて、ダイアルスイッチを採用してもよいし、他の操作系を採用することもできる。なお、本実施形態の撮像装置100は、無線カードが装着されている場合、PC200との接続モードに移行することが可能である。このモードでは、撮像装置100は無線カードの無線通信機能を制御し、PC200への画像送信等を行うことができる。なお、PC200は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータである。
図3は、撮像装置100による、オートパワーオフ管理処理を示すフローチャートである。ここで、オートパワーオフとは、撮像装置100の動作状態を省電力モードに移行する処理である。ここで、省電力モードとは、撮像装置100の少なくとも一部の構成への電力供給を停止する動作モードである。オートパワーオフを許可するか否かは、撮像装置100のメニューなどをユーザが操作することで、許可・禁止のいずれかが設定され、その設定が保持される。本実施形態における撮像装置100は、オートパワーオフが許可及び禁止のいずれに設定されているかを定期的に判定する。許可に設定されている場合に、カウントダウンを開始し、所定時間経過後に動作モードを省電力モードに設定する。省電力モードに設定するまでのタイマーの時間Tは、例えば3分に設定される。また、禁止が設定されている場合には、カウントダウンは開始されない。CPU130は、オートパワーオフが許可に設定されている場合には、カウントダウン終了後に省電力モードに設定し、撮像装置100の少なくとも一部の構成への電力供給を停止する省電力制御を実行する(電力制御処理の一例)。以上説明したのが、一般的なオートパワーオフ管理処理であるが、本実施形態の撮像装置100は、メニューでの設定だけでなく、無線カードの通信状態も考慮し、省電力モードへの移行を制御することとした。
ステップS301において、CPU130は、スロット125にメモリカードが装着されているか否かを検出する(検出処理)。CPU130は、装着を検出した場合には(ステップS301でYes)、処理をS302へ進める。CPU130は、装着を検出しなかった場合には(ステップS301でNo)、オートパワーオフ管理処理を終了する。ステップS302において、CPU130は、メモリカードの種別情報を取得する。ここで、種別情報は、メモリカードの種別を示す情報である。具体的には、CPU130は、スロット125に装着されたメモリカードのコントローラに、種別情報を取得するためのコマンドを発行する。そして、CPU130は、メモリカードのコントローラからのレスポンス情報として、種別情報を取得する。
次に、ステップS303において、CPU130は、種別情報に基づいて、メモリカードの種別を特定する。CPU130は、特定には、カードのCID情報を用いる。CPU130は、メモリカードの種別が無線カードである場合には(ステップS303でYes)、処理をS304へ進める。CPU130は、メモリカードの種別が無線カードでない場合には(ステップS303でNo)、オートパワーオフ管理処理を終了する。無線機能を有するメモリカードは種々のものが知られている。ステップS303で無線カードと判断されるメモリカードは、APとなる機能を有し、APに外部装置が接続した場合は、外部装置から選択的に要求されたデータを送信する機能を有する、特定の種類のメモリカードであるものとする。ステップS304において、CPU130は、無線カードの接続ステータスを取得する。ここで、接続ステータスとは、無線カードの通信状態を示す情報である。具体的には、CPU130は、無線カードのコントローラに接続ステータスを取得するためのコマンドを発行する。そして、CPU130は、無線カードのコントローラから、レスポンス情報として接続ステータスを取得する。
次に、ステップS305において、CPU130は、接続ステータスに基づいて、無線カードのAPに無線通信を介して接続中の外部装置が存在するか否かを特定する。本実施形態でいう「接続中の外部装置が存在する」とは、無線カードのAPが形成するネットワークに外部装置が参加している状態をいう。なお、外部装置がネットワークに参加しているだけでなく、外部装置と無線カードとの間でデバイス間の通信が確立した状態をもって「接続中の外部装置が存在する」と判断してもよい。ステップS304の処理は、記録媒体が外部装置と接続中か否かを通信状態として特定する状態特定処理の一例である。CPU130は、接続中の外部装置が存在する場合には(ステップS305でYes)、処理をステップS306へ進める。CPU130は、接続中の外部装置が存在しない場合には(ステップS305でNo)、処理をステップS307へ進める。ステップS306において、CPU130は、オートパワーオフを禁止に設定し、その後処理をステップS308へ進める。一方、ステップS307においては、CPU130は、オートパワーオフを許可に設定し、その後処理をステップS308へ進める。
なお、本実施形態においてステップS306の設定は、前述したメニュー操作でのオートパワーオフ許可/禁止の設定に優先して行われる。したがって、例えメニュー操作にてオートパワーオフが許可されていても、ステップS306ではオートパワーオフが禁止される。一方、メニュー操作にてオートパワーオフが禁止されていた場合は、ステップS306ではオートパワーオフを許可しない。ステップS306及びステップS307の処理は、無線カードの接続ステータスに基づいて、省電力制御の実行を許可又は禁止する実行管理処理の一例である。
ステップS308において、CPU130は、スロット125にメモリカードが継続して装着されているか否かを判定する。CPU130は、メモリカードが装着されている場合には(ステップS308でYes)、処理をステップS304へ進める。これにより、CPU130は、無線カードが装着されている間は、定期的にステップS304〜ステップS307の処理を繰り返す。CPU130は、メモリカードが取り外された場合には(ステップS308でNo)、オートパワーオフ管理処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態に係る撮像装置100は、撮像装置100に装着された無線カードの接続ステータスを定期的に特定し、接続ステータスに基づいて、省電力モードへの移行を制御する。すなわち、撮像装置100は、APとなる機能を有する無線カードに、通信状態を定期的に問い合わせる。そして、撮像装置100は、所定時間以上継続して操作が行われなかった場合においても、無線カードの接続ステータスが外部装置と接続中であった場合には、省電力モードへの移行を禁止することができる。これにより、撮像装置100は、ユーザによる画像の閲覧中や転送中に処理が中断されるのを防ぐことができる。このように、撮像装置100は、無線通信機能を有する記録媒体を装着した場合に、記録媒体による無線通信を妨げることなく、電力消費を低減することができる。
第1の実施形態に係る撮像装置100の第1の変更例としては、オートパワーオフの許可又は禁止の設定のための条件は、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、CPU130は、ステップS304において、接続ステータスとして、無線カードの無線LAN機能が起動中か否かを特定してもよい。そして、この場合には、ステップS305において、CPU130は、無線カードの無線LAN機能が起動中の場合に、処理をステップS306へ進め、起動中でない場合に、処理をステップS307へ進めることとしてもよい。
また、他の例としては、無線カードが無線カード以外の外部のAPに接続する機能を有する場合には、CPU130は、ステップS304において、接続ステータスとして、外部のAPに接続中か否かを特定してもよい。そして、この場合には、ステップS305において、CPU130は、外部APに接続中の場合に、処理をステップS306へ進め、接続中でない場合に、処理をステップS307へ進めることとしてもよい。また、他の例としては、外部のAPを介して他の装置と通信を確立しているか否かを特定してもよい。この場合には、ステップS305において、CPU130は、外部APを介して他の装置と通信を確立している場合に、処理をステップS306へ進め、他の装置と通信を確立していない場合に、処理をステップS307へ進めることとしてもよい。
また、第2の変更例としては、撮像装置100は、オートパワーオフが許可された場合に、省電力モードに移行するのにかえて、スロット125に装着されたメモリカードを含む、撮像装置100全体の電源をオフにすることとしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る撮像装置100について説明する。第2の実施形態に係る撮像装置100は、スロット125に装着された無線カードの無線通信機能のオンオフをユーザ操作に応じて設定することができる。さらに、撮像装置100は、無線通信機能のオンオフと、無線カードの接続ステータスとに基づいて、省電力制御の実行を許可又は禁止する。図4は、第2の実施形態に係る撮像装置100による、オートパワーオフ管理処理を示すフローチャートである。なお、ステップS401〜ステップS403の処理は図3を参照しつつ説明したステップS301〜ステップS303の処理と同様である。
次に、第2の実施形態に係る撮像装置100について説明する。第2の実施形態に係る撮像装置100は、スロット125に装着された無線カードの無線通信機能のオンオフをユーザ操作に応じて設定することができる。さらに、撮像装置100は、無線通信機能のオンオフと、無線カードの接続ステータスとに基づいて、省電力制御の実行を許可又は禁止する。図4は、第2の実施形態に係る撮像装置100による、オートパワーオフ管理処理を示すフローチャートである。なお、ステップS401〜ステップS403の処理は図3を参照しつつ説明したステップS301〜ステップS303の処理と同様である。
ステップS403において、CPU130は、メモリカードの種別が無線カードである場合には(ステップS403でYes)、処理をS404へ進める。CPU130は、メモリカードの種別が無線カードでない場合には(ステップS403でNo)、オートパワーオフ管理処理を終了する。ステップS404において、CPU130は、無線機能画面を表示する。図5は、撮像装置100の表示部114に表示される画面例を示す図である。CPU130は、オートパワーオフ管理処理の実行時、表示部114に、図5(a)に示す操作メニュー画面500を表示する。この操作メニュー画面500には、ユーザから、撮像装置100の機能に関する設定要求を受け付けるための受付画像として、「Func.A」を示すアイコン501と、「Func.B」を示すアイコン502と、が表示されている。操作メニュー画面500にはさらに、無線カードの無線通信機能に関する設定要求の入力を受け付けるための受付画像として、「カードの無線機能」を示すアイコン503が表示されている。ユーザによりアイコン503が選択されると、図5(b)に示す無線機能画面510が表示される。なお、図5(a)、(b)の画面は、無線カードの装着後、ユーザ操作にて任意のタイミングで表示させることができる。
無線機能画面510には、無線通信機能のオンの設定要求の入力を受け付けるための受付画像として、「ON」を示すアイコン511が表示されている。無線機能画面510には、さらに無線通信機能のオフの設定要求の入力を受け付けるための受付画像として、「OFF」を示すアイコン512が表示されている。無線機能画面510にはさらに、無線通信機能の自動設定の要求の入力を受け付けるための受け付け画面として、「AUTO」を示すアイコン513が表示されている。
図4に戻り、ステップS404の処理の後、ステップS405において、CPU130は、ユーザによりアイコン511〜513の何れかが選択されると、選択されたアイコン511〜513に対応する設定要求を受け付ける。ここで、ステップS405の処理は、無線カードの無線通信機能のオンオフ(有効無効)の設定を受け付ける受付処理の一例である。次に、ステップS406において、CPU130は、設定要求の内容を判定する。CPU130は、自動の設定要求の場合には(ステップS406でYes)、処理をステップS407へ進める。CPU130は、自動の設定要求でない場合には(ステップS406でNo)、処理をステップS412へ進める。ステップS407において、CPU130は、無線カードの接続ステータスを取得する。本処理は、図3を参照しつつ説明したステップS304の処理と同様である。メニュー設定が「AUTO」の場合は、CPU130が無線カードに無線LAN起動や終了要求コマンドを発行することはなく、無線カードの接続ステータスは、無線カードのカードコントローラ162の制御に準拠する。
次に、ステップS408において、CPU130は、接続ステータスに基づいて、無線カードの無線LAN機能が起動中か否かを判定する。CPU130は、無線LAN機能が起動中の場合には(ステップS408でYes)、処理をステップS409へ進める。CPU130は、無線LAN機能が起動中でない場合には(ステップS408でNo)、処理をステップS410へ進める。ステップS409、ステップS410及びステップS411の処理は、それぞれステップS306、ステップS307及びステップS308の処理と同様である。無線カードのカードコントローラ162の制御において、タイムアウト機能があると仮定する。ここで、タイムアウト機能とは、無線カードが無線LANとして起動中に外部装置からの接続が所定時間ない場合、自動で無線LAN機能を終了する機能である。この場合、タイムアウト機能が有効になっていた場合、タイムアウトの時間が経過する前にオートパワーオフになることを避けることができる。
ステップS412において、CPU130は、設定要求の内容がオンの場合には(ステップS412でYes)、処理をステップS413へ進める。CPU130は、設定要求の内容がオフの場合には(ステップS412でNo)、処理をステップ416へ進める。ステップS413において、CPU130は、無線カードに無線LAN機能の起動要求コマンドを発行する。ただし、CPU130は、この時既に無線カードに同様のコマンドを発行していた場合は、重複して発行する必要はない。起動要求コマンドが発行されると、無線カードは、無線LAN機能を起動する。無線カードは、起動要求コマンドにより無線LAN機能を起動した場合は、タイムアウト機能を無効化する。
ステップS414において、CPU130は、無線カードの接続ステータスを取得する。本処理は、図3を参照しつつ説明したステップS304の処理と同様である。次に、ステップS415において、CPU130は、接続ステータスに基づいて、無線カードのAPに無線通信を通して接続している外部装置が存在するか否かを判定する。CPU130は、接続中の外部装置が存在する場合には(ステップS415でYes)、処理をステップS409へ進める。CPU130は、接続中の外部装置が存在しない場合には(ステップS415でNo)、処理をステップS410へ進める。
なお、他の例としては、ステップS415において、CPU130は、接続中の外部装置の有無に替えて、ステップS408の処理と同様に無線LAN機能が起動中か否かに応じて、ステップS409又はステップS410の処理を行うこととしてもよい。前述の通り、無線カードは、起動要求コマンドにより無線LAN機能が起動した場合は、タイムアウト機能は無効化されている。このため、本実施形態に係るCPU130は、無線LAN機能が起動中であっても、外部装置が接続中でない場合には、ステップS410へ進み、オートパワーオフを許可することとした。また、他の例としては、無線カードが、他のAPに接続する機能を有しているとする。この場合には、ステップS415において、CPU130は、接続中の外部装置の有無に替えて、他のAPに接続中か否かに応じて、ステップS409又はステップS410の処理を行うこととしてもよい。
ステップS416において、CPU130は、無線カードに無線LAN機能の終了要求コマンドを発行し、処理をステップS410へ進める。ただし、CPU130は、この時既に無線カードに同様のコマンドを発行していた場合は、重複して発行する必要はない。終了要求コマンドが発行されると、無線カードは、無線LAN機能を終了する。
以上のように、第2の実施形態に係る撮像装置100は、無線カードの通信状態(接続ステータス)だけでなく、無線カードの通信機能の設定に基づいて、省電力制御の実行を許可するか禁止するかを制御することができる。これにより、撮像装置100は、無線通信機能を有する記録媒体を装着した場合に、記録媒体による無線通信を妨げることなく、電力消費を低減することができる。
以上、上述した各実施形態によれば、無線通信機能を有する記録媒体を装着した場合に、記録媒体による無線通信を妨げることなく、電力消費を低減することができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明に係る好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の第1の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記憶媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
以上、本発明に係る好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の第1の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記憶媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバーに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像装置
121 電源
130 CPU
125 スロット
160 無線カード
162 カードコントローラ
121 電源
130 CPU
125 スロット
160 無線カード
162 カードコントローラ
Claims (8)
- 無線通信機能を有する記録媒体を着脱可能な情報処理装置であって、
前記記録媒体の着脱を検出する検出手段と、
前記記録媒体の装着が検出された場合に、前記記録媒体の通信状態を特定する状態特定手段と、
前記通信状態に基づいて、所定時間以上継続して操作が行われなかった場合に、少なくとも前記記録媒体への電力供給を停止する省電力制御の実行を許可又は禁止する実行管理手段と、
前記実行管理手段により前記省電力制御の実行が許可された場合に、前記省電力制御を実行する電力制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記状態特定手段は、前記通信状態として、前記記録媒体が外部装置と接続中か否かを特定し、
前記実行管理手段は、前記外部装置と接続中の場合に、前記省電力制御を禁止することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記状態特定手段は、前記通信状態として、無線LAN機能が起動中か否かを特定し、
前記実行管理手段は、前記無線LAN機能が起動中である場合に、前記省電力制御を禁止することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記状態特定手段は、前記通信状態として、前記記録媒体がアクセスポイントとして起動中か否かを特定し、
前記実行管理手段は、前記アクセスポイントとして起動中である場合に、前記省電力制御を禁止することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記記録媒体は、外部のアクセスポイントに接続する機能を有し、
前記状態特定手段は、前記通信状態として、前記記録媒体が外部のアクセスポイントに接続中か否かを特定し、
前記実行管理手段は、外部のアクセスポイントに接続中の場合に、前記省電力制御を禁止することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記記録媒体の無線通信機能の有効無効の設定を受け付ける受付手段をさらに有し、
前記実行管理手段は、前記通信状態及び前記受付手段が受け付けた前記無線通信機能の設定に基づいて、前記省電力制御の実行を許可又は禁止することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に記載の情報処理装置。 - 無線通信機能を有する記録媒体を着脱可能な情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記記録媒体の着脱を検出する検出ステップと、
前記記録媒体の装着が検出された場合に、前記記録媒体の通信状態を特定する状態特定ステップと、
前記通信状態に基づいて、所定時間以上継続して操作が行われなかった場合に、少なくとも前記記録媒体への電力供給を停止する省電力制御の実行を許可又は禁止する実行管理ステップと、
前記実行管理ステップにおいて前記省電力制御の実行が許可された場合に、前記省電力制御を実行する電力制御ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
無線通信機能を有する記録媒体の着脱を検出する検出手段と、
前記記録媒体の装着が検出された場合に、前記記録媒体の通信状態を特定する状態特定手段と、
前記通信状態に基づいて、所定時間以上継続して操作が行われなかった場合に、少なくとも前記記録媒体への電力供給を停止する省電力制御の実行を許可又は禁止する実行管理手段と、
前記実行管理手段により前記省電力制御の実行が許可された場合に、前記省電力制御を実行する電力制御手段と
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261084A JP2016122286A (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261084A JP2016122286A (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016122286A true JP2016122286A (ja) | 2016-07-07 |
Family
ID=56329054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014261084A Pending JP2016122286A (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016122286A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112416109A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-02-26 | 展讯半导体(成都)有限公司 | Tf卡管理方法及装置 |
-
2014
- 2014-12-24 JP JP2014261084A patent/JP2016122286A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112416109A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-02-26 | 展讯半导体(成都)有限公司 | Tf卡管理方法及装置 |
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