JP2016122106A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い剛性を有しつつ軽量化が可能な筐体を備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、画像形成部が収容される直方体状の中空部2を有する筐体3を備える。筐体3は、中空部2の四隅に配置される支柱31、32、33、34と、中空部2の四方に配置される囲繞部材36、37、38、39と、中空部2を上空間2aと下空間2bとに区画する矩形状の仕切り板35と、を有する。仕切り板35は、支柱31、32、33、34の少なくともいずれか1本の支柱に締結されていると共に、囲繞部材36、37、38、39の少なくとも1つに締結されており、筐体3の底板を削除しても高い剛性を確保することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成部を収容する筐体を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置において、画像形成部が収容される筐体は、矩形状の底板の四隅に支柱を立設し、前後及び左右の側板をそれぞれ支柱間に配置して直方体状に形成された構造のものが一般的である。このような筐体においては、各支柱や各側板を底板に対して強固に固定することで剛性が得られるようになっている。一方で、画像形成装置の軽量化の要求に伴って、筐体の軽量化も進められている。
筐体の軽量化対策の一つとして、底板の軽量化が挙げられるが、底板を軽量化した場合、筐体全体の剛性の低下が懸念される。
特許文献1には、ベースフレームと、このベースフレーム上に設けられた本体フレームとを有する筐体を備えた画像形成装置が開示されており、ベースフレームは4本の角パイプを井桁状に連結して構成されている。また、特許文献2には、凹断面がコの字状の一対の支柱を、コの字の開口が向かい合うように底板に立設し、両支柱に前側板を支持することで、前側板の剛性を高めるように構成された画像形成装置が開示されている。
特開2004−4367号公報 特開2009−265540号公報
特許文献1に記載されている画像形成装置は、底板として、板状の部材ではなく角パイプを井桁状に連結したベースフレームを使用しているが、角パイプは比較的重量が重いので、井桁状としても全体としての軽量化は不可能である。また、角パイプで形成されたベースフレームと支柱との連結強度が十分に得られず、支柱の剛性を確保できない虞がある。また、特許文献2に記載されている画像形成装置では、前側板に画像形成部の作像部と給紙カセットとが位置決めされるが、搬送装置は支柱に位置決めされる構成であるため、累積公差によって作像部と搬送装置とが正確に位置決めされない虞がある。
本発明は上記事情を考慮し、高い剛性を有しつつ軽量化が可能な筐体を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、画像形成部が収容される直方体状の中空部を有する筐体を備える画像形成装置であって、前記筐体は、前記中空部の四隅にそれぞれ配置される4本の支柱と、前記中空部の四方にそれぞれ配置される4つの囲繞部材と、前記中空部を上空間と下空間とに区画する矩形状の仕切り板と、を有し、前記仕切り板は、前記4本の支柱の少なくともいずれか1本の支柱に締結されていると共に、前記4つの囲繞部材の少なくともいずれか1つの囲繞部材に締結されていることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、筐体の剛性を高めることができるので、従来設けられていた筐体の底板の削除、あるいは、底板の軽量化が可能となり、画像形成装置全体を軽量化できる。
本発明の画像形成装置において、前記4つの囲繞部材は、前側板と後側板と左側板と右側板とを有し、前記前側板と前記後側板と前記左側板と前記右側板とは、前記中空部の四隅において前記支柱に締結されていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、支柱の剛性が高まり筐体全体の剛性を高めることができる。
本発明の画像形成装置において、前記上空間には前記画像形成部が収容され、前記下空間には前記画像形成部で画像形成されるシートが収容される給紙カセットが収容され、前記給紙カセットから前記画像形成部への前記シートの搬送経路を形成する搬送フレームを有し、前記搬送フレームは、前記左側板又は前記右側板のいずれか一方を兼用していると共に、前記前側板及び前記後側板に締結されていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、部品点数を削減することができ軽量化や低コスト化が可能となる。
本発明の画像形成装置において、前記画像形成部は、前記搬送経路に沿って前記シートを搬送する搬送装置と、該搬送装置で搬送された前記シートに画像形成を行う作像装置と、該作像装置によって形成された画像を前記シートに定着する定着装置と、を含み、前記前側板と前記後側板とには、前記搬送装置と前記作像装置と前記定着装置との位置決め部が形成されていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、累積公差を小さくできるので、各装置を高い精度で位置決めでき、高品質の画像形成を行うことができる
本発明の画像形成装置において、前記仕切り板と前記左側板と前記右側板とは、前記下空間の前方から見て、下方が開口したコの字状に形成されていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、筐体の底部に衝撃がかかった際に、衝撃が各支柱に分散されるので、筐体全体として衝撃を緩和することができる。
本発明の画像形成装置において、前記後側板と前記左側板と前記右側板とは、前記下空間の上方から見て、前方が開口したコの字状に形成されていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、上下方向の荷重を後側板と左右の側板とに分散させることができ、筐体の強度を上げることができる。
本発明によれば、高い剛性を維持しつつ筐体の底板を削除することができるので、画像形成装置の軽量化が可能となる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンターの概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、筐体の全体構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、筐体の仕切り板と左側板とを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、筐体の後側板を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、筐体の搬送フレームを示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。
まず、図1を用いてカラープリンター1(画像形成装置)の全体の主な構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。以下、図1における紙面手前側を、カラープリンター1の正面側(前側)とし、左右の向きは、プリンター1の正面から見た方向を基準として説明する。
カラープリンター1は、略直方体状の中空部2を有する筐体3を備えている。筐体3の上面には排紙トレイ5が設けられている。中空部2の下部には給紙カセット6が設けられており、給紙カセット6の上方には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光装置7と、ローラー間に架設された中間転写ベルト8と、中間転写ベルト8との間に二次転写部9を形成する転写ローラー10と、中間転写ベルト8の下部に沿って並列して配置された4つの作像装置11と、を含むプロセスユニット12と、給紙カセット6から給紙されたシートをプロセスユニット12に搬送する搬送装置13と、4色のトナーを収容したトナーコンテナ14と、が収容されている。
作像装置11には、像担持体である感光体ドラム15が回転可能に設けられており、感光体ドラム15の周囲には、帯電装置16と、現像装置17と、転写ローラー18と、クリーニング装置19と、除電装置20とが、感光体ドラム15の回転方向に沿って順に配置されている。
さらに、中空部2には、二次転写部9の上方に定着装置21が収容されている。また、定着装置21の上方には、排紙トレイ5に面した排紙装置22が設けられている。
また、プロセスユニット12の右側には、搬送装置13から、二次転写部9と定着装置21とを通って排紙装置22へ向かう用紙の搬送経路23が設けられている。
このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作を説明する。各作像装置11において、帯電装置16によって感光体ドラム15の表面が帯電された後、露光装置7からのレーザー光(矢印P参照)により感光体ドラム15の表面に静電潜像が形成される。静電潜像は、トナーコンテナ14から供給されるトナーを用いて現像装置17によって対応する色のトナー像に現像される。このトナー像は、転写ローラー18によって中間転写ベルト8の表面に一次転写される。以上の動作を各作像装置11が順次繰り返すことによって、中間転写ベルト8上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、感光体ドラム15に残留したトナー及び電荷は、クリーニング装置19及び除電装置20によって除去される。
一方、給紙カセット6から給紙された用紙は、搬送装置13によって一時停止させられた後、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて二次転写部9へと搬送され、二次転写部9において、中間転写ベルト8上のフルカラーのトナー像が用紙に二次転写される。トナー像を二次転写された用紙は、搬送経路23を下流側へと搬送されて定着装置21に進入し、この定着装置21において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙装置22から排紙トレイ5上に排出される。
各作像装置11と搬送装置13と定着装置21とには、筐体3に対する位置決め用のピン(図示省略)がそれぞれ形成されている。
次に、図2〜図4を参照して、筐体3について説明する。図2は筐体の全体を右前方から見た斜視図、図3は筐体を左前方から見た斜視図、図4は筐体を右前方から見た斜視図、図5は筐体を左後方から見た斜視図である。
図2に示されるように、筐体3は、中空部2の四隅(前左隅、前右隅、後左隅、後右隅)に配置された支柱31、32、33、34と、中空部2を下空間2aと上空間2bとに区画する矩形状の仕切り板35と、中空部2の前面に配置された前側板36(囲繞部材)と、中空部2の後面に配置された後側板37(囲繞部材)と、中空部2の左面に配置された左側板38(囲繞部材)と、中空部の右面に配置された搬送フレーム39(囲繞部材)と、を有する。前側板36、後側板37、左側板38、搬送フレーム39の周囲は、外装カバー(図示省略)で覆われている。
4本の支柱31、32、33、34は、横断面が略L字のアングル材状の部材や横断面がコの字状のチャンネル材状の部材であり、上下方向に所定のピッチで丸孔が並んで形成されている。前右支柱32と後左支柱33と後右支柱34とは、前左支柱31よりも長く形成されて、中空部2の上方に延びている。
仕切り板35は、図3に示されるように、横長の矩形状のベース部41と、ベース部41の右縁から階段状に立ち上がった段部42と、を有する。ベース部41には、対角上や外周等に沿って、プレス処理によって複数の補強用凹部43が形成されている。仕切り板35は、例えば板金材料で形成されている。
仕切り板35は、中空部2の右側面との間に間隔を開けて配置され、前左角と後左角とが、それぞれ前左支柱31と後左支柱33の上下方向のほぼ中央にビスで締結されている。
前側板36は、図4に示されるように、横長の矩形状の形状であり、中央に略矩形状の開口45が形成されている。前側板36の上縁の右端部には、矩形状の前取付板47がビスで締結されている。前側板36と前取付板47とは、例えば板金材料で形成されている。前側板36は、上空間2bの前側面に配置されて、前左支柱31と前右支柱32とにビスで締結されていると共に、仕切り板35の前面にビスで締結されている。前取付板47は、前右支柱32にビスで締結されている。
後側板37は、図2や図5に示されるように、矩形状の形状を有し、上縁の右端部には、前側板36の前取付板47に対応する矩形状の後取付板48がビスで締結されている。後側板37と後取付板48とは、例えば板金材料で形成されている。後側板37は、上下空間2b、2aの後側面の全域に配置されて、後左支柱33と後右支柱34とにビスで締結されていると共に、仕切り板35の後面にビスで締結されている。後取付板48は、後右支柱34にビスで締結されている。
前側板36と後側板37とには、各作像装置11と搬送装置13とに形成された位置決めピンが挿入される位置決め用の孔が形成されている。また、前取付板47と後取付板48とには、定着装置21に形成された位置決めピンが挿入される位置決め用の孔が形成されている。また、前側板36と後側板37との間には、図3等に示されるように、仕切り板35の段部42の右端部の上方に、上下方向に延びる縦フレーム49が架設されている。
左側板38は、図3に示されるように、左上側板51と左下側板52とを有し、例えば板金材料で形成されている。左上側板51は、横長の矩形状であり、上空間2bの左側面の上半分に配置されて、前左支柱31と後左支柱33とにビスで締結されている。左下側板52は、横長の矩形状であり、下端には右方向に屈曲した下縁部52aが形成されている。左下側板52は、下空間2aの左側面の全域に配置されて、前左支柱31と後左支柱33とにビスで締結されていると共に、仕切り板35の左側面にビスで締結されている。
搬送フレーム39は、給紙カセット6から給紙されたシートの二次転写部9までの搬送経路23を形成する部材である。搬送フレーム39は、図3や図4、図5に示されるように、正面視においてL字を寝かせたような形状であり、略水平に延びる上フレーム部54と、上フレーム部54の右縁から下方に屈曲した右フレーム部55と、を有し、例えば板金材料や樹脂で形成されている。上フレーム部54には、上面に格子状のリブが形成されている。右フレーム部55の下部には、給紙カセット6から給紙されたシートが通過する開口55aが形成されている。開口55aの上方には搬送ローラー55bが設けられ、搬送ローラー55bの上方にはレジストローラー55cが設けられている。
上フレーム部54は、仕切り板35の段部42の下方に配置され、右フレーム部55は、下空間2aの右側面よりもやや内側となるように配置されて、上フレーム部54が前側板36と後側板37とにビスで締結されている(ビス締結箇所を図4のP1、図5のP2に示す)と共に、右フレーム部55が前右支柱32と後右支柱34とにビスで締結されている。
筐体3は、図2に示されるように、さらに、前左支柱31と前右支柱32の下端間に架設されたチャンネル状の前ステー61を有する。前ステー61は、左側板38の左下側板52の下縁部52aにビスで締結されている。
さらに、前取付板47と後取付板48との間には、上板63が架設されている。さらに、後左支柱33と後右支柱34との間には、上下の2つのステー65が架設されている。また、後左支柱33の上端には、前方に向かって延びる左フレーム66が設けられている。この左フレーム66には、画像読取部が支持されるようになっている。
上記構成を有する筐体3においては、仕切り板35の下方の下空間2aには給紙カセット6が収容され、仕切り板35のベース部41の上方の上空間2bにはプロセスユニット12と各トナーコンテナ14が収容されており、仕切り板35によって、プロセスユニット12から飛散した現像剤が、給紙カセット6に収容されているシートに落下しないようになっている。プロセスユニット12に含まれる各作像装置11は、前側板36に形成された開口45から着脱され、位置決めピンを前後側板36、37に形成された位置決め孔に挿入させることによって、前後側板36、37に対して位置決めされている。
また、搬送フレーム39の上フレーム部54と仕切り板35の段部42との間には、搬送装置13が配置されている。搬送装置13は、位置決めピンを前後側板36、37に形成された位置決め孔に挿入させることによって、前後側板36、37に対して位置決めされている。さらに、前後取付板47、48と上板63との間の空間に、定着装置21と排紙装置22が配置されている。定着装置21は、位置決めピンを前後取付板47、48に形成された位置決め孔に挿入させることによって、前後取付板47、48が締結されている前後側板36、37に対して位置決めされている。
筐体3の底面は、前ステー61と、後側板37の下縁と、搬送フレーム39の下縁と、左側板38の下縁部52aと、によって囲まれた矩形状の開口71を形成している。つまり、従来存在していた底板が設けられておらず、下空間2aに収容される給紙カセット6の下面が開口71から露出するようになっている。
そして、仕切り板35は、前左角と後左角で前左支柱31と後左支柱33にビスで締結されていると共に、前側板36、後側板37、左下側板52にビスで締結されている。また、仕切り板35と中空部2の右側面との間には、給紙フレーム39が前右支柱32及び後右支柱34と、前後側板36、37とに締結されている。これによって、左下側板52と、前後側板36、37を介して連結された仕切り板35と給紙フレーム39の上フレーム部54と、給紙フレーム39の右フレーム部55とは、下空間2aの正面側から見て、下方が開口したコの字状に形成されている。さらに、後側板37と左下側板52と搬送フレーム39の右フレーム部55とは、下空間2aの上側から見て、前方が開口したコの字状に形成されている。
上記説明したように本発明の画像形成装置1においては、従来板金材料で形成されていた底板が存在しないので、筐体3の軽量化を図ることができる。このような底板を設けない場合、筐体3の剛性の低下が懸念されるが、仕切り板35の前左角と後左角とを前左支柱31と後左支柱33とにビスで締結し、仕切り板35の前面と後面と左面とを前側板36と後側板37と左下側板52とにビスで締結したので、十分な剛性を確保することができる。さらに、仕切り板35と中空部2の右側面との間においては、搬送フレーム39が前右支柱32及び後右支柱34と、前後側板36、37とに締結されており、前後の側板36、37を介して仕切り板35と連結されているので、仕切り板35と中空部2の右側面との間においても剛性を確保することができる。
なお、底面の開口71からの埃等の侵入を防ぐために、開口71に樹脂などの軽量な材料で形成された底板を設けることもできる。この場合も、板金材料製の底板に比べて軽量化が可能である。
さらに、中空部2の下空間2aには前側板が設けられていないので、さらなる軽量化が可能となるが、下空間2aに前側板を設けない場合、下空間2aの剛性が低下する。そこで、左下側板52と、前後側板36、37を介して連結された仕切り板35と搬送フレーム39の上フレーム部54と、搬送フレーム39の右フレーム部55とを、下空間2aの正面側から見て、下方が開口したコの字状に形成することで、画像形成装置1の底部にかかる衝撃を各支柱31、32、33、34に分散させることができる。底板が存在する場合は、衝撃が底板に集中してかかり、底板や各側板の変形等が起こりやすくなるが、衝撃が分散されることで底板や各側板の変形等を防止できる。さらに、後側板37と左下側板52と搬送フレーム39の右フレーム部55とが、下空間2aの上側から見て、前方が開口したコの字状に形成することで、筐体3に上下方向から荷重がかかったときに、荷重を各支柱31、32、33、34で分散して受けることができる。
さらに、搬送フレーム39を右側板と兼用したので、部品点数を削減でき、軽量化とコストダウンが可能となる。なお、本実施形態においては、搬送フレーム39は上フレーム部54と右フレーム部55とを有する構造としたが、上フレーム部54は必ずしも設ける必要はない。しかし、搬送フレーム39を前後側板36、37に締結させることで剛性をより高めることができるので、上フレーム部54を設けた方が好ましい。また、剛性を高めるために、搬送フレーム39と仕切り板35とを締結することも好ましい。あるいは、中空部2の右側面に、搬送フレーム39とは別に右側板を配置してもよい。
また、前後側板36、37によって、各作像装置11と搬送装置13定着装置21とを位置決めしたので、これらの装置を支持する部材の寸法精度に依存する累積公差を低減できる。したがって、各作像装置11と搬送装置13と定着装置21のアライメントを高精度に保持することができ、高品質の画像形成を行うことができる。
さらに、本発明の実施形態では、カラープリンター1に本発明の構成を適用した場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等のカラープリンター1以外の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
さらに、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
2 中空部
2a 下空間
2b 上空間
3 筐体
6 給紙カセット
11 作像装置
13 搬送装置
21 定着装置
31、32、33、34 支柱
35 仕切り板
36 前側板(囲繞部材)
37 後側板(囲繞部材)
38 左側板(囲繞部材)
39 搬送フレーム(囲繞部材)

Claims (6)

  1. 画像形成部が収容される直方体状の中空部を有する筐体を備える画像形成装置であって、
    前記筐体は、
    前記中空部の四隅にそれぞれ配置される4本の支柱と、
    前記中空部の四方にそれぞれ配置される4つの囲繞部材と、
    前記中空部を上空間と下空間とに区画する矩形状の仕切り板と、
    を有し、
    前記仕切り板は、前記4本の支柱の少なくともいずれか1本の支柱に締結されていると共に、前記4つの囲繞部材の少なくともいずれか1つの囲繞部材に締結されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記4つの囲繞部材は、前側板と後側板と左側板と右側板とを有し、前記前側板と前記後側板と前記左側板と前記右側板とは、前記中空部の四隅において前記支柱に締結されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記上空間には前記画像形成部が収容され、前記下空間には前記画像形成部で画像形成されるシートが収容される給紙カセットが収容され、前記給紙カセットから前記画像形成部への前記シートの搬送経路を形成する搬送フレームを有し、
    前記搬送フレームは、前記左側板又は前記右側板のいずれか一方を兼用していると共に、前記前側板及び前記後側板に締結されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部は、前記搬送経路に沿って前記シートを搬送する搬送装置と、該搬送装置で搬送された前記シートに画像形成を行う作像装置と、該作像装置によって形成された画像を前記シートに定着する定着装置と、を含み、
    前記前側板と前記後側板とには、前記搬送装置と前記作像装置と前記定着装置との位置決め部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記仕切り板と前記左側板と前記右側板とは、前記下空間の前方から見て、下方が開口したコの字状に形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記後側板と前記左側板と前記右側板とは、前記下空間の上方から見て、前方が開口したコの字状に形成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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