JP2016121498A - 内外障子の開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造でコストが安価であり、組立作業やメンテナンスが容易であり、開閉操もしやすい内外障子の開閉装置を提供する。【解決手段】建築物躯体に取り付けられた外枠12と、外枠12の開口部内側に互いに対面して設けられた内障14子と外障子16を有する。内障子14と外障子16は、各々外枠12の同じ一辺と平行であって互いに平行な支持軸22,34に軸支されている。内障子14と外障子16の、互いに対面する面には、一方に連結突起36を備え、他方に連結突起36が摺動可能に保持される連結金具26を備える。連結金具26と連結突起36は、内障子14と外障子16の框18,30に取り付けられている。【選択図】図1

Description

この発明は、建物の開口部に取り付けられた2重ガラス窓を開閉する内外障子の開閉装置に関する。
従来、窓構造の断熱性を高めて、外気の気温の影響を抑え室内の温度変化を小さくするために、開口部に内障子と外障子を2重に取り付けた2重ガラス窓がある。さらに、内障子と外障子を、2枚のガラス板を互いに離間させて取り付けたペアガラスで作り、断熱性をより高めたものがある。このような内外障子を開閉させる開閉装置として、例えば、特許文献1に開示されている内開き内倒し窓における内外障子の開閉装置や、特許文献2に開示されている二重ガラス窓の内側障子開閉装置がある。
実開昭63−5178号公報 実開昭61−168292号公報
上記背景技術の特許文献1に開示された開閉装置の場合、内外障子が一体に設けられ、ヒンジ部に掛かる負荷が大きく、部品点数が多く、構造が複雑であり、コストがかかるものである。さらに、組立作業やメンテナンスが複雑で、時間と手間がかかるものである。
また、特許文献2に開示された開閉装置の場合、内障子のみを開閉するものであり、内外障子を同時に開閉することができず、上記と同様の問題がある。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造でコストが安価であり、組立作業やメンテナンスが簡単であり、また開閉操作が容易で使用しやすい内外障子の開閉装置を提供することを目的とする。
本発明は、建築物躯体に取り付けられた外枠と、前記外枠の開口部内側に互いに対面して設けられた内障子と外障子が設けられ、前記内障子と前記外障子は、各々前記外枠の同じ一辺と平行であって互いに平行な支持軸で回転可能に取り付けられている内外障子の開閉装置である。前記内障子と前記外障子の、互いに対面する面には、一方に連結突起が設けられ、他方に前記連結突起が摺動可能に保持される連結金具が設けられ、前記連結突起の摺動方向は、前記内障子と前記外障子が回転する前記支持軸に対して交差する方向である。
また、前記連結金具と前記連結突起は、前記内障子または前記外障子の框に取り付けられている。
前記連結金具は断面形状が一定の長尺部材であり、前記内障子または前記外障子に取り付けられる一方向に長い矩形の板体である取付部と、前記取付部の長手方向に沿う一対の側縁部に連続し前記取付面に対して所定角度で立ち上がる一対の側面部と、前記一対の側面部の側縁部に連続し前記取付部に所定角度で対面する一対の係止部で形成されている。前記一対の係止部の先端部どうしは互いに離間してスリットとなり、前記スリットは、前記連結突起が差し込まれて摺動可能に保持するものである。
前記連結金具は断面形状が一定の長尺部材であり、前記内障子または前記外障子の框の開口部内側の面に取り付けられる一方向に長い矩形の板体である取付部と、前記取付部の長手方向に沿う一方の側縁部に連続し前記取付部に対して所定角度で立ち上がる側面部で形成されている。前記側面部には、前記側面部の長手方向に沿うスリットが形成され、前記スリットは、前記連結突起が差し込まれて摺動可能に保持されるものである。
前記内障子又は前記外障子は、框に2枚のガラス板が所定間隔離れて取り付けられたペアガラスが取り付けられているものである。
本発明の内外障子の開閉装置は、簡単な構造でコストが安価であり、組立作業やメンテナンスが簡単であり、また開閉操作が容易で使用しやすいものである。これにより、内障子と外障子が設けられた2重ガラス窓を断熱性の高い住宅などに手軽に取り入れて、窓を大きくまたは多く作ることができ、利用者が快適に生活することができる。
この発明の第一実施形態の内外障子の開閉装置の横断面図である。 この発明の第一実施形態の内外障子の開閉装置の縦断面図である。 この発明の第一実施形態の内外障子の開閉装置の連結金具と連結突起の斜視図である。 この発明の第一実施形態の内外障子の開閉装置の窓枠から内障子と外障子を開いた状態を示す横断面図である。 この発明の第二実施形態の内外障子の開閉装置の横断面図である。 この発明の第二実施形態の内外障子の開閉装置の縦断面図である。 この発明の第二実施形態の内外障子の開閉装置の窓枠から内障子と外障子を開いた状態を示す横断面図である。 この発明の第三実施形態の内外障子の開閉装置の連結金具と連結突起の斜視図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の内外障子の開閉装置10は、建築物躯体に取り付けられた木製の外枠12と、外枠12の開口部内側に互いに対面して設けられこの開口部を開閉可能な内障子14と外障子16が設けられているものである。内外障子の開閉装置10は、内障子14と外障子1が、屋外側に開く外開きタイプである。
内障子14は、外枠12の開口部内側に、外枠12の室内側の面同士がほぼ面一となるようにはめ込まれて取り付けられている。内障子14の周縁部は木製の框18で形成され、上端部が上框18a、下端部が下框18b、左右の側縁部が縦框18cである。一対の縦框18cの、図1において右側に位置する縦框18cには、室内側の面に、内障子14を開閉操作するときに保持するハンドル20が取り付けられている。他方の縦框18cには、室外側の面に、内障子14を開閉する支持軸22が取り付けられている。支持軸22は、外枠12の開口部内側面で外枠12の厚みの中間付近に固定されている。框18の開口部内側には、2枚のガラス板24を互いに離間させて平行に取り付け、断熱性が高いペアガラスとなっている。2枚のガラス板24の間の空間には、断熱性を向上させるためにクリプトンガス等が充填されていてもよい。また、ガラス板24の内側の面に、断熱性を向上させるために特殊な金属膜が設けられていてよい。
内障子14の上框18aには、室外側の面に、後述する連結金具26に摺動可能に係合される連結突起36が固定されている。連結突起36は、ハンドル20が設けられている方の縦框18cに対して交差するように突設されている。連結突起36は例えばボルトで形成され、連結金具26のスリット28にボルトの頭部がゆとりを有して差し込まれる径である。連結突起36は、取付具38により上框30aに固定されている。取付具38には、上框30aの室外側の面に対してほぼ平行に位置する板部が設けられ、板部には連結突起36の、頭部とは反対の端部が挿通される穴又はスリットが設けられ、連結突起36の端部が差し込まれて板部の裏面からナット40が螺合されて抜け落ちないように係止されている。なお、連結突起36は連結金具26のスリット28に挿通させて連結突起36の頭部が連結金具26の内側に係止されて抜け落ちない状態で取付具38に取り付ける。下框18bの、室外側の面にも同様に、ハンドル20が設けられている方の縦框18cに交差する位置に、取付具38と連結突起36が設けられている。
外障子16は、外枠12の開口部内側に、内障子14の室外側で外枠12の室外側の面同士がほぼ面一となるようにはめ込まれて取り付けられている。外障子16の周縁部は木製の框30で形成され、上端部が上框30a、下端部が下框30b、左右の側縁部が縦框30cである。框30には、框30の開口部の外側面を一周する取付部材32が設けられ、取付部材32は框30の室外側に突出し、2枚のガラス板24を互いに離間させて平行に取り付けている。これにより、断熱性が高いペアガラスとなっている。取付部材32の、内障子14の支持軸22側の端部には、ガラス板24の室外側に突出する固定部32aが設けられ、固定部32aには外障子16を開閉する支持軸34が取り付けられている。支持軸34は、外枠12の室外側の面に固定されている。
外障子16の上框30aには、室内側の面に、連結金具26が固定されている。連結金具26は、内障子14の連結突起36に対向する位置、つまり支持軸34と反対側に近い位置に設けられている。連結金具26は、ステンレスやアルミ等の金属製であり、図3に示すように断面形状が一定の長尺部材であり、框30の室内側の面に取り付けられる一方向に長い矩形の板体である取付部26aと、取付部26aの長手方向に沿う一対の側縁部に連続し取付面26aに対して略直角に立ち上がる一対の側面部26bと、一対の側面部26bの側縁部に連続し取付部26aに対して略平行な一対の係止部26cで形成されている。一対の係止部26cの先端部どうしは互いに離間し、一対の係止部26cの先端部の間は連結突起36が摺動するスリット28となる。スリット28の幅は、連結突起36がゆとりを有して差し込まれるものであり、なおかつ連結突起36の頭部の径よりは狭く、連結突起36の頭部が抜け落ちることがない。連結金具26の内側空間の大きさは、連結突起36の頭部がゆとりを有して摺動可能となるものである。取付部26aには、複数個の透孔27が長手方向に沿って所定間隔で設けられて、例えば3個の透孔27が設けられている。連結金具26は、ねじ等を透孔27に差し込んで框30に固定されている。連結金具26は、上框30aの長手方向に沿って固定され、内障子14と外障子16が外枠12に閉められた状態では、連結突起36が連結金具26の右側の端部の近傍に位置し、連結金具26の他方の端部は連結突起36よりも左側、つまり支持軸34側に延出している。下框30bの、室内側の面にも同様に、連結突起36に対向する位置に、連結金具26が設けられている。
次に、この実施形態の内外障子の開閉装置10の使用方法について説明する。内障子14と外障子16を開ける時、ハンドル20を操作して内障子14を室外側に押し、支持軸22を中心に回転させて外枠12から開く。この時、図4に示すように、外障子16の連結金具26は内障子14の連結突起36に連結されているため、内障子14の移動に伴い、支持軸34を中心に回転して開く。内障子14の支持軸22と外障子16の支持軸34は、互いに異なる位置に設けられ、内障子14と外障子16は異なる軌跡で開くが、連結突起36は内障子14から直角に突出して固定され、外障子16の連結金具26のスリット28に沿って摺動可能に係止されているため、連結突起36の長さの間隔で離間しながら開く。そして、屋内外の通気を確保し、換気を行う。
内障子14と外障子16を閉める時、ハンドル20を操作して内障子14を外枠12側に引いて閉じる。この時、外障子16も内障子14の移動に伴い、外枠12に閉じられる。
この実施形態の内外障子の開閉装置10によれば、簡単な構造でコストが安価であり、内障子14と外障子16が重ねて設けられた2重ガラス窓の開閉操作を容易にすることができる。内障子14と外障子16は、ボルトを用いた簡易な連結突起36で互いに連結されているため、互いに連動して同時に開閉することができ、操作が簡単である。連結突起36は内障子14の室外側の面に対して直角に固定されているため、内障子14の室外側の面と外障子16の室内側の面はほぼ連結突起36の長さに等しい間隔を保持することができ、内障子14と外障子16の開き角度が変化しても互いの間隔はほぼ一定の距離を保つ。これにより、内障子14と外障子16が互いにぶつかることがなく、框18,30やガラス板24が傷つくことがなく、安全である。
その他、この実施形態の内外障子の開閉装置10によれば、ガラス板24に断熱シートを貼り付けて容易に断熱性を向上させることができ、断熱シートが破れたり剥がれたりすることがない。また、框18,30に着脱可能に係止する断熱シート等を、ガラス板24から離間させて空気層を形成する状態で取り付けることもできる。また、内障子14と外障子16の間にブラインドを設けることもでき、ブラインドを設けることで日差しを遮り夏季の室内温度の上昇を抑える効果を高めることができる。
連結突起36は、連結金具26のスリット28内を摺動可能なため、外枠12に対する開き角度が変化して内障子14と外障子16の互いの角度や対面する位置が変化しても、円滑に摺動して、内障子14と外障子16の移動の支障とならず、開閉させることができる。連結金具26の取付部26aには、框30にねじ等で取り付ける透孔27が複数個設けられ、ねじ等を差し込む位置を選択することができ、施工性が良い。
また、連結金具26と連結突起36はシンプルな形状であり、組立作業が簡単である。連結突起36を外すことで内障子14と外障子16の連結を容易に解除して分離することができ、補修や清掃等のメンテナンスが容易である。しかも、連結金具26と連結突起36が簡単に連結されているため、故障が少ないものである。
さらにこの実施形態の内外障子の開閉装置10は、簡単な構造で、コストが安価であるため、内障子14と外障子16が設けられた2重ガラス窓を手軽に取り入れることができ、2重ガラス窓を普及させ、住宅等に断熱性を下げずに窓を多く作ることができ、居住者が快適に生活することができる。内外障子の開閉装置10は内障子14と外障子16が各々ペアガラスで作られ、ガラス板24が4枚となり、断熱性がより高いものであり、省エネの効果が高いものである。
次にこの発明の第二実施形態について、図5〜図7に基づいて説明する。この実施形態の内外障子の開閉装置42は、内障子14と外障子16が屋内側に開く内開きタイプである。なお、ここで上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。
内外障子の開閉装置42の内障子14は、一対の縦框18cの、図5において左側に位置する縦框18cには、框18の開口部の外側に位置する面に、内障子14を開閉する支持軸44が取り付けられている。支持軸44は、外枠12の室内側の面に固定されている。框18の開口部内側には、2枚のガラス板24を互いに離間させて平行に取り付け、断熱性が高いペアガラスとなっている。内障子14の上框18aと下框18bには、室外側の面に、上記実施の形態と同様の連結金具26が固定されている。連結金具26は、上框18aと下框18bの、右側に近い位置に設けられている。
外障子16は、框30の開口部の外側面には取付部材32が設けられ、取付部材32は框30の室外側に突出し、2枚のガラス板24を互いに離間させて平行に取り付けている。これにより、断熱性が高いペアガラスとなっている。縦框30cの室内側の面には、内障子14の支持軸44側の端部に、外障子16を開閉する支持軸46が取り付けられている。支持軸46は、外枠12の開口部内側面で外枠12の厚みの中間付近に固定されている。
外障子16の上框30aと下框30bには、室内側の面に、内障子14の連結金具26に対向する位置に、上記実施形態と同様のボルト等による連結突起36が取付具38により取り付けられている。
次に、この実施形態の内外障子の開閉装置42の使用方法について説明する。内障子14と外障子16を開ける時、ハンドル20を操作して内障子14を屋内側に引き、支持軸44を中心に回転させて外枠12から開く。この時、図7に示すように、外障子16の連結突起36は内障子14の連結金具26に連結されているため、内障子14の移動に伴い、支持軸46を中心に回転して開く。内障子14の支持軸44と外障子16の支持軸46は、互いに異なる位置に設けられ、内障子14と外障子16は異なる軌跡で開くが、連結突起36は外障子16から直角に突出して固定され、内障子14の連結金具26のスリット28に沿って摺動可能に係止されているため、連結突起36の長さの間隔で離間しながら開く。そして、屋内外の通気を確保し、換気を行う。
内障子14と外障子16を閉める時、ハンドル20を操作して内障子14を外枠12に閉じる。この時、外障子16も内障子14の移動に伴い、外枠12に閉じられる。
この実施形態の内外障子の開閉装置42によれば、上記実施の形態と同様の効果を有するものである。内障子14と外障子16は内開きであり、室外側に障害物があっても開くことができ、また手を室外側に大きく伸ばすことがなく開閉操作が容易である。内開タイプでも、内障子14と外障子16を一定の間隔で同時に開閉することができ、円滑に開閉することができる。
次にこの発明の第三実施形態について図8に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の内外障子の開閉装置48は、第一実施形態の内外障子の開閉装置10に示す外開きタイプの場合、外障子16の上框30aに、框30の開口部内側面で、ガラス板24よりも室内側に、連結金具50が固定されている。
連結金具50は、ステンレスやアルミ等の金属製であり、図8に示すように、断面形状が一定のL字形の長尺部材であり、框30の開口部内側の面に取り付けられる一方向に長い矩形の板体である取付部50aと、取付部50aの長手方向に沿う一方の側縁部に連続し取付部50aに対して略直角に立ち上がる側面部50bで形成されている。側面部50bには、側面部50bの長手方向に沿うスリット52が形成されている。スリット52の幅は、連結突起36がゆとりを有して差し込まれるものであり、なおかつ連結突起36の頭の径よりは狭く、連結突起36の頭が抜け落ちることがないものである。取付部50aには、複数個の透孔54が長手方向に沿って所定間隔で設けられ、例えば3個の透孔54が設けられている。連結金具50は、ねじ等を透孔54に差し込んで框30に固定されている。
連結金具50は、上框30aの長手方向に沿って固定され、支持軸34と反対側に近い位置に設けられている。連結金具50は、側面部50bがガラス板24から離れる向きに取り付けられ、側面部50bは、上框30aから下垂して、ガラス板24から取付部50a以上の長さで離間して略平行に位置し、内障子14に対して略平行に対面する。下框30bの、室内側の面にも同様に、連結金具50が設けられている。下框30bでは、側面部50bが下框30bから上方に突出するように取り付けられる。
内障子14には、内外障子の開閉装置10と同様に、上框18aと下框18bの、室外側の面に、連結突起36が取付具38を介して取り付けられている障子14と外障子16が外枠12に閉められた状態では、連結突起36が連結金具50の右側の端部の近傍に位置し、連結金具50の他方の端部は連結突起36よりも左側、つまり支持軸34側に延出している。下框30bの、室内側の面にも同様に、連結突起36が設けられている。
外障子16のガラス板24に対向する位置に設けられたスリット52に、内障子14の框18に取り付けた連結突起36が差し込まれるように、外障子16の框30は、内障子14の框18よりも大きく形成されている。
なお、この実施形態の内外障子の開閉装置48は、第二実施形態の内外障子の開閉装置42に示す内開きタイプでもよい。内開きタイプの場合は、内障子14に連結金具50が設けられ、外障子16に連結突起36が設けられる。
この実施形態の内外障子の開閉装置48によれば、上記実施形態と同様の使用方法で、同様の効果を有するものである。さらに、連結金具50は断面形状がL字形の長尺部材で簡単な構造であり、軽量で、内障子14又は外障子16への取付操作が容易である。
なお、この発明の内外障子の開閉装置は、上記各実施形態に限定されるものではなく、外枠と框は、木製以外でもよく、アルミ製等でもよい。各障子を開く方向は上記以外でもよく、支持軸の位置が左右逆でもよく、水平な軸の回りに回転するものでもよい。連結金具と連結突起の形状は上記各実施形態以外でもよく、内障子と外障子の開閉動作に追従して互いに円滑に摺動するものであれば良い。連結突起はボルト以外でもよく、連結金具に確実に取り付けられ円滑に摺動するものであれば良い。
10,42,48 内外障子の開閉装置
12 外枠
14 内障子
16 外障子
18,30 框
20 ハンドル
22,34,44,46 支持軸
24 ガラス板
26,50 連結金具
26a,50a 取付部
26b,50b 側面部
26c 係止部
28,52 スリット
32 取付部材
36 連結突起

Claims (5)

  1. 建築物躯体に取り付けられた外枠と、前記外枠の開口部内側に互いに対面して設けられた内障子と外障子が設けられ、前記内障子と前記外障子は、各々前記外枠の同じ一辺と平行であって互いに平行な支持軸で回転可能に取り付けられ、前記内障子と前記外障子の、互いに対面する面には、一方に連結突起が設けられ、他方に前記連結突起が摺動可能に保持される連結金具が設けられ、前記連結突起の摺動方向は、前記内障子と前記外障子が回転する前記支持軸に対して交差する方向であることを特徴とする内外障子の開閉装置。
  2. 前記連結金具と前記連結突起は、前記内障子または前記外障子の框に取り付けられている請求項1記載の内外障子の開閉装置。
  3. 前記連結金具は断面形状が一定の長尺部材であり、前記内障子または前記外障子に取り付けられる一方向に長い矩形の板体である取付部と、前記取付部の長手方向に沿う一対の側縁部に連続し前記取付面に対して所定角度で立ち上がる一対の側面部と、前記一対の側面部の側縁部に連続し前記取付部に所定角度で対面する一対の係止部で形成され、前記一対の係止部の先端部どうしは互いに離間してスリットとなり、前記スリットは、前記連結突起が差し込まれて摺動可能に保持する請求項1記載の内外障子の開閉装置。
  4. 前記連結金具は断面形状が一定の長尺部材であり、前記内障子または前記外障子の框の開口部内側の面に取り付けられる一方向に長い矩形の板体である取付部と、前記取付部の長手方向に沿う一方の側縁部に連続し前記取付部に対して所定角度で立ち上がる側面部で形成され、前記側面部には、前記側面部の長手方向に沿うスリットが形成され、前記スリットは、前記連結突起が差し込まれて摺動可能に保持される請求項1記載の内外障子の開閉装置。
  5. 前記内障子又は前記外障子は、框に2枚のガラス板が所定間隔離れて取り付けられたペアガラスが取り付けられている請求項1記載の内外障子の開閉装置。
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