JP2016120509A - ホース、中継装置、中継システム、および、溶接システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ホースの内側に配置された信号線で通信信号を送受信するシステムにおいて、送受信される通信信号を増幅するための中継装置を、容易に取り付けられるようにする。【解決手段】溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とが、ガスホース7の内側に配置された電力伝送線71を介して通信を行う溶接システムA1において、ガスホース7の内側に、コア72を配置し、電力伝送線71をコア72に巻回したコイル71aを形成した。コイル71aと、ガスホース7の外周に導線を巻回して形成されたコイル8aとが磁気結合する。これにより、電力伝送線71に重畳された通信信号をコイル8aに接続された中継装置で検出することができ、また、中継装置で増幅された通信信号を電力伝送線71に重畳することができる。コイル8aは、ガスホース7の外側に配置されているので、ガスホース7に穴を設ける必要がなく、容易に中継装置を取り付けることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、流体を流し、かつ、通信信号を送信するためのホース、当該ホースで送信される通信信号を中継する中継装置、当該ホースおよび当該中継装置を備えた中継システム、および、溶接システムに関する。
消耗電極式の溶接システムは、通常、重量があるために移動させない溶接電源装置と、溶接個所の変更に伴って溶接作業者が持ち運びするワイヤ送給装置とに分離されている。溶接電源装置が溶接作業を行っている位置から離れた場所に設置されている場合、溶接電圧などの溶接条件を設定するために、作業者が溶接電源装置の設置場所まで行くのは作業効率が悪い。これを解消するために、溶接電源装置とワイヤ送給装置とを制御線の多心ケーブルで接続して、制御信号を送受信する方法がある。しかし、溶接個所の変更によりワイヤ送給装置を移動させる際に、多心ケーブルの可搬性が悪いので、無理に引っ張ることにより、現場の作業環境によっては金属のエッジ部、凹凸部に引っかけて制御線を断線することがあった。
この問題を解消するために、溶接電源装置と溶接トーチとを接続するパワーケーブルと、溶接電源装置と被加工物とを接続するパワーケーブルとの間に信号を重畳させて通信を行う方法が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、2本のパワーケーブルの間に信号を重畳させて通信を行う方法の場合、パワーケーブルに重畳されているノイズの影響などにより、信号を正確に通信できない場合がある。これを解消するために、本願の発明者らは、特願2014-189703に記載のように、送給モータなどを駆動するための電力を供給するための電力伝送線を利用することを考え、さらに、当該電力伝送線を、シールドガスを供給するためのガスホースの内側に配置することを考えた。これにより、従来よりも正確に通信を行うことができ、かつ、電力伝送線の保護を行うことができる。
特許第4739621号公報
溶接電源装置とワイヤ送給装置とが離れて配置される場合、電力伝送線が長くなるので、電力伝送線に重畳された通信信号の減衰が大きくなる。したがって、電力伝送線の途中で通信信号を増幅するための中継装置を設けることが考えられる。
しかしながら、電力伝送線をガスホースの内側に配置している場合、中継装置を取り付けるのは困難である。例えば、図6(a)に示すように、電力伝送線71とパワーケーブル41との間に電圧として通信信号を重畳する電圧結合方式の場合、ガスホース7に穴を設けて、電力伝送線71に接続した配線を引き出して、中継装置101のカレントトランスに接続する必要がある。また、この場合、パワーケーブル41にも配線を接続する必要がある。
また、図6(b)に示すように、電力伝送線71に電流として通信信号を重畳する電流結合方式の場合、電力伝送線71を切断し、ガスホース7に設けられた穴から引き出して、中継装置101のカレントトランスに接続することになる。
ガスホース7に穴を設けて、電力伝送線71や配線を引き出すようにした場合、隙間からガスホース7内部に空気や水分が侵入してしまうことがあり、シールドガスに不純物が混じって溶接欠陥の原因になる。また、上述したように中継装置101を取り付ける作業は、非常に面倒である。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、ホースの内側に配置された信号線で送受信される通信信号を増幅するための中継装置を、容易に取り付けられるようにすることをその目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供されるホースは、流体を流すためのホースであって、内側に配置された信号線と、内側に配置されたコアとを備えており、前記信号線が前記コアに巻回されていることを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ホースは、外側部分が透過性のある素材でできている。
本発明の第2の側面によって提供される中継装置は、本発明の第1の側面によって提供されるホースの外周に巻回された導線よりなるコイルと、前記コイルに接続され、前記信号線で送信される通信信号を増幅する増幅手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記中継装置は、前記増幅手段を駆動するための電源をさらに備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電源は太陽電池を備えている。
本発明の第3の側面によって提供される中継システムは、本発明の第1の側面によって提供されるホースと、本発明の第2の側面によって提供される中継装置とを備えていることを特徴とする。
本発明の第4の側面によって提供される溶接システムは、溶接電源装置と、ワイヤ送給装置と、溶接トーチと、ガスボンベと、本発明の第3の側面によって提供される中継システムとを備えており、前記ホースは、前記溶接電源装置と前記ワイヤ送給装置とを接続して、前記ガスボンベから前記溶接トーチにシールドガスを供給し、前記溶接電源装置と前記ワイヤ送給装置とが、前記信号線を介して通信を行うことを特徴とする。
本発明によると、ホースの外周に導線を巻回して第1コイルとすれば、コアに巻回された信号線からなる第2コイルとの間で磁気結合させることができる。つまり、第1コイルと第2コイルとで、結合回路としての機能を果たす。第1コイルは、ホースの外側に配置されているので、ホースに穴を設ける必要がなく、容易に中継装置を取り付けることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る溶接システムの全体構成を説明するための図である。 ガスホースを説明するための断面図である。 ガスホースを説明するための図である。 第1実施形態に係る溶接システムの他の実施例を説明するための図である。 第2実施形態に係る溶接システムの全体構成を説明するための図である。 中継装置の従来の取り付け例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、溶接システムで通信を行う場合を例にして、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、第1実施形態に係る溶接システムA1を説明するための図である。図1は、溶接システムA1の全体構成を示すものである。図2は、ガスホース7を説明するための断面図である。図3は、ガスホース7を説明するための図である。
溶接システムA1は、溶接電源装置1、ワイヤ送給装置2、溶接トーチ3、パワーケーブル41,42、電力伝送線51,51’,52,52’,71、ガスボンベ6、ガス配管7、および、中継装置8を備えている。溶接システムA1は、実際には、ワイヤ電極が巻回されたワイヤリールなどを備えているが、図への記載や説明を省略している。
溶接電源装置1の溶接電力用の一方の出力端子aは、パワーケーブル41を介して、ワイヤ送給装置2に接続されている。ワイヤ送給装置2は、ワイヤ電極を溶接トーチ3に送り出して、ワイヤ電極の先端を溶接トーチ3の先端から突出させる。溶接トーチ3の先端に配置されているコンタクトチップにおいて、パワーケーブル41とワイヤ電極とは電気的に接続されている。溶接電源装置1の溶接電力用の他方の出力端子bは、パワーケーブル42を介して、被加工物Wに接続される。溶接電源装置1は、溶接トーチ3の先端から突出するワイヤ電極の先端と、被加工物Wとの間にアークを発生させ、アークに電力を供給する。溶接システムA1は、当該アークの熱で被加工物Wの溶接を行う。
溶接システムA1は、溶接時にシールドガスを用いる。ガスボンベ6のシールドガスは、溶接電源装置1およびワイヤ送給装置2を通るように設けられているガス配管7によって、溶接トーチ3の先端に供給される。ガス配管7は、ガスボンベ6と溶接電源装置1とを接続する配管、溶接電源装置1の内部に配置されている配管、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とを接続する配管、および、ワイヤ送給装置2の内部に配置され溶接トーチ3の先端に接続する配管を備えている。
図2は、ガス配管7のうち、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とを接続する配管の断面図であり、溶接電源装置1の内部に配置されている配管に接続された接続金具1a、および、ワイヤ送給装置2の内部に配置されている配管に接続された接続金具2aに接続されている部分と、中間部の、中継装置8が配置されている部分とを示している。ガス配管7の、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とを接続する配管は、例えばシリコンブレードホースやテトロンブレードホースであり、以下ではガスホース7と記載する。ガスホース7は、接続金具1a(2a)に嵌め込むようにして、接続されている。また、ガスホース7の内側には、電力伝送線71(図1においては、破線で示している)が配置されている。なお、ガスホース7の素材は限定されないが、柔軟性および絶縁性のあるものとしている。また、内側に配置されたコア72およびコイル71a(後述)の位置が外部から視認できるように、透過性のある素材が望ましい。ガスホース7を透過性のない素材とする場合は、コア72およびコイル71aの位置を示すための目印を、ガスホース7の外側に設ける必要がある。なお、ガスホース7以外の各ガス配管7の素材も限定されず、各区間によって異なっていてもよい。
ワイヤ電極を送り出すための送給モータ24(後述)などを駆動するための電力は、電力伝送線71およびパワーケーブル41を介して、溶接電源装置1からワイヤ送給装置2に供給される。溶接電源装置1が備える、ワイヤ送給装置2の駆動電力用の電源(後述する送給装置用電源部12)の一方の出力端子は、溶接電源装置1の内部で、電力伝送線51によって導電性の接続金具1aに接続されており、ワイヤ送給装置2の電源(後述する電源部21)の一方の入力端子は、ワイヤ送給装置2の内部で、電力伝送線51’によって導電性の接続金具2aに接続されている。そして、ガスホース7の内側に配置された電力伝送線71が、ガスホース7と接続金具1a(2a)との間に挟まれて固定され、接続金具1a(2a)と電気的に接続されている。つまり、接続金具1aが、溶接電源装置1の内部の電力伝送線51と、ガスホース7の内側に配置された電力伝送線71とを接続するコネクタとして機能し、接続金具2aが、ワイヤ送給装置2の内部の電力伝送線51’と、ガスホース7の内側に配置された電力伝送線71とを接続するコネクタとして機能している。これにより、送給装置用電源部12の一方の出力端子と電源部21の一方の入力端子とが、電気的に接続されている。
また、送給装置用電源部12の他方の出力端子とパワーケーブル41とが、溶接電源装置1の内部で、電力伝送線52によって接続されており、電源部21の他方の入力端子とパワーケーブル41とが、ワイヤ送給装置2の内部で、電力伝送線52’によって接続されている。これにより、送給装置用電源部12の他方の出力端子と電源部21の他方の入力端子とが、電気的に接続されている。送給装置用電源部12から出力される電力は、電力伝送線71およびパワーケーブル41によって、電源部21に供給される。
また、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とは、電力伝送線71に電流として通信信号を重畳する電流結合方式により、通信を行う。溶接電源装置1とワイヤ送給装置2との通信路となる電力伝送線71は、例えば中間の位置に、コイル71aが設けられている(図2参照)。コイル71aは、後述するコイル8aと磁気結合するためのものである。コイル71aは、ガスホース7の内側に配置された略円柱形状の磁性体であるコア72に、電力伝送線71を螺旋状に複数回巻回することで形成されている(図3(a)参照)。実際の製造工程では、コア72に電力伝送線71の中間部分を巻回して、コア72および電力伝送線71をガスホース7に挿入して通すことで製造される。コア72の軸方向の長さは、形成されるコイル71aの軸方向の長さに応じて適宜設計される。また、コア72の軸に略直交する断面の大きさは、コア72およびコイル71aがガスホース7内に配置されても、シールドガスを通過させる邪魔にならない程度(また、コイル71aが形成された電力伝送線71を無理なくガスホース7内に挿入できる程度)の大きさに設計されている。なお、コア72の材質や断面形状は限定されない。本発明に係る「ホース」は、ガスホース7、電力伝送線71(コイル71aも含む)およびコア72を合わせたものである。
溶接電源装置1は、アーク溶接のための直流電力を溶接トーチ3に供給するものである。溶接電源装置1は、溶接用電源部11、送給装置用電源部12、制御部13、および、通信部14を備えている。
溶接用電源部11は、電力系統から入力される三相交流電力をアーク溶接に適した直流電力に変換して出力するものである。溶接用電源部11に入力される三相交流電力は、整流回路によって直流電力に変換され、インバータ回路によって交流電力に変換される。そして、トランスによって降圧(または昇圧)され、整流回路によって直流電力に変換されて出力される。なお、溶接用電源部11の構成は、上記したものに限定されない。
送給装置用電源部12は、ワイヤ送給装置2の送給モータ24などを駆動するための電力を出力するものである。送給装置用電源部12は、電力系統から入力される単相交流電力をワイヤ送給装置2での使用に適した直流電力に変換して出力する。送給装置用電源部12は、いわゆるスイッチングレギュレータである。送給装置用電源部12に入力される交流電力は、整流回路によって直流電力に変換され、DC/DCコンバータ回路によって降圧(または昇圧)されて出力される。送給装置用電源部12は、電圧が例えば48Vに制御された直流電力を、電力伝送線71およびパワーケーブル41を介して、ワイヤ送給装置2に供給する。なお、送給装置用電源部12の構成は、上記したものに限定されない。
溶接用電源部11は、出力端子aが出力端子bより電位が高くなるようにして、パワーケーブル41の電位がパワーテーブル42の電位より高くなるように、電圧を印加する。送給装置用電源部12は、電力伝送線51の電位が電力伝送線52の電位より低くなるように、電圧を印加する。電力伝送線51が電力伝送線71に接続し、電力伝送線52がパワーケーブル41に接続しているので、電力伝送線71の電位は、パワーケーブル41の電位より低くなる。したがって、電力伝送線71とパワーケーブル42との電位差が大きくならないようにしている。例えば、溶接用電源部11が出力する無負荷電圧が90V、送給装置用電源部12が出力する電圧が48Vの場合、電力伝送線71とパワーケーブル42との電位差は42Vになる。なお、電力伝送線71とパワーケーブル42との電位差を気にしない場合は、送給装置用電源部12が印加する電圧を逆極性(電力伝送線51の電位が電力伝送線52の電位より高くなるように、電圧を印加する)にしてもよい。
制御部13は、溶接電源装置1の制御を行うものであり、例えばマイクロコンピュータなどによって実現されている。制御部13は、溶接電源装置1から出力される溶接電圧(溶接電流)が設定電圧(設定電流)になるように、溶接用電源部11のインバータ回路を制御する。また、送給装置用電源部12から出力される電圧が所定電圧になるように、送給装置用電源部12のDC/DCコンバータ回路を制御する。制御部13は、図示しない設定ボタンの操作に応じて溶接条件の変更を行ったり、図示しない起動ボタンの操作に応じて溶接用電源部11を起動させたりなどの制御を行う。また、制御部13は、図示しないセンサによって検出された溶接電圧や溶接電流の検出値を図示しない表示部に表示させたり、異常が発生した場合に図示しない報知部に報知させたりする。
また、制御部13は、通信部14から入力される信号に基づいても、溶接条件の変更や溶接用電源部11の起動を行い、検出された溶接電圧または溶接電流の検出値や、異常発生を示す信号、ワイヤ送給装置2に対するワイヤ送給指令やガス供給指令などのための信号を通信部14に出力する。
通信部14は、電力伝送線71を介して、ワイヤ送給装置2との間で通信を行うためのものである。通信部14は、ワイヤ送給装置2から受信した信号を復調して、制御部13に出力する。ワイヤ送給装置2から受信する信号には、例えば、溶接条件を設定するための信号や、溶接用電源部11の起動を指示する起動信号などがある。また、通信部14は、制御部13から入力される信号を変調して、通信信号としてワイヤ送給装置2に送信する。ワイヤ送給装置2に送信する通信信号には、例えば、検出された溶接電圧または溶接電流の検出値や、異常発生を示す信号、ワイヤ送給指令やガス供給指令などのための信号などがある。なお、ワイヤ送給装置2との間で送受信される通信信号は、上記したものに限定されない。
通信部14は、直接スペクトル拡散(Direct Sequence Spread Spectrum:DSSS)通信方式を用いて通信を行う。直接スペクトル拡散通信方式では、送信側は、送信する信号に対して拡散符号による演算を行い、元の信号のスペクトルをより広い帯域に拡散して送信する。受信側は、受信した信号を共通する拡散符号を用いて逆拡散することで、元の信号に戻す。通信信号にノイズが重畳された場合でも、逆拡散によってノイズのスペクトルが拡散されるので、フィルタリングによって元の通信信号を抽出することができる。また、溶接システムA1毎に異なる拡散符号を用いていれば、別の溶接システムA1で送受信される通信信号を誤って受信したとしても、当該通信信号は異なる拡散符号で逆拡散されて、ノイズとして除去される。したがって、高い通信品質で通信を行うことができる。
通信部14は、結合回路を備えている。当該結合回路は、通信部14の入出力端に接続されたコイルと、電力伝送線51に直列接続されたコイルとを磁気結合させた高周波トランスを備えており、通信部14が出力する通信信号を電力伝送線51に重畳し、また、電力伝送線51に重畳された通信信号を検出する。電力伝送線51が溶接電源装置1の内部で電力伝送線71に接続しているので、通信信号は、電力伝送線71に重畳される。通信部14は、制御部13より入力される信号に応じてキャリア信号をBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調し、変調信号にスペクトル拡散を行い、アナログ信号に変換して送信する。なお、変調方法はBPSK変調に限られず、ASK変調やFSK変調を行うようにしてもよい。また、スペクトル拡散は直接スペクトル拡散通信方式に限られず、周波数ホッピング方式を用いてもよい。なお、本実施形態では、スペクトル拡散を行っているが、これに限定されず、スペクトル拡散を行わないようにしてもよい。また、通信部14は、電力伝送線51に重畳された通信信号を検出し、デジタル信号に変換して、逆拡散およびフィルタリングを行い、復調を行って、制御部13に出力する。
ワイヤ送給装置2は、ワイヤ電極を溶接トーチ3に送り出すものである。また、ワイヤ送給装置2は、ガスボンベ6のシールドガスを溶接トーチ3の先端に供給する。ワイヤ送給装置2は、電源部21、制御部22、通信部23、送給モータ24、および、ガス電磁弁25を備えている。
電源部21は、制御部22、送給モータ24およびガス電磁弁25に電力を供給するものである。電源部21は、電力伝送線51’,52’を介して溶接電源装置1から電力を供給され、制御部22、送給モータ24およびガス電磁弁25のそれぞれに適した電圧に変換を行って出力する。電源部21は、溶接電源装置1から供給される電力を蓄積するコンデンサ、コンデンサから電力伝送線51’,52’に電流が逆流するのを防ぐためのダイオード、制御部22、送給モータ24およびガス電磁弁25に出力する電圧を調整するためのDC/DCコンバータを備えている。なお、電源部21の構成は、上記したものに限定されない。
制御部22は、ワイヤ送給装置2の制御を行うものであり、例えばマイクロコンピュータなどによって実現されている。制御部22は、溶接トーチ3に設けられている図示しないトーチスイッチより入力される起動のための操作信号に応じて、溶接電源装置1の溶接用電源部11を起動するための起動信号を通信部23に出力する。また、図示しない操作部より入力される溶接条件を変更するための操作信号に応じて、図示しない記憶部に記憶されている溶接条件を変更する。また、制御部22は、通信部23より入力される溶接電圧または溶接電流の検出値を、図示しない表示部に出力して表示させたり、通信部23より入力される異常発生を示す信号に基づいて、図示しない報知部に異常の報知(例えば、スピーカによる警告音や振動による報知)をさせたりする。また、制御部22は、通信部23からワイヤ送給指令を入力されている間、送給モータ24にワイヤ電極の送給を行わせて、溶接トーチ3にワイヤ電極を送り出す。また、通信部23からガス供給指令を入力されている間、ガス電磁弁25を開放して、ガスボンベのシールドガスを溶接トーチ3の先端から放出させる。
通信部23は、電力伝送線71を介して、溶接電源装置1との間で通信を行うためのものである。通信部23は、溶接電源装置1から受信した通信信号を復調して、制御部22に出力する。溶接電源装置1から受信する通信信号には、例えば、溶接電源装置1においてセンサで検出された溶接電圧または溶接電流の検出値や、異常発生を示す信号、ワイヤ送給指令やガス供給指令などのための信号などがある。また、通信部23は、制御部22から入力される信号を変調して、通信信号として溶接電源装置1に送信する。溶接電源装置1に送信する通信信号には、例えば、溶接条件を設定するための信号や、溶接用電源部11の起動を指示する起動信号などがある。なお、溶接電源装置1との間で送受信される通信信号は、上記したものに限定されない。通信部23も、通信部14と同様に、直接スペクトル拡散通信方式を用いて通信を行う。
通信部23は、結合回路を備えている。当該結合回路は、通信部23の入出力端に接続されたコイルと、電力伝送線51’に直列接続されたコイルとを磁気結合させた高周波トランスを備えており、通信部23が出力する通信信号を電力伝送線51’に重畳し、また、電力伝送線51’に重畳された通信信号を検出する。電力伝送線51’が溶接電源装置1の内部で電力伝送線71に接続しているので、通信信号は、電力伝送線71に重畳される。
送給モータ24は、溶接トーチ3にワイヤ電極の送給を行うものである。送給モータ24は、制御部22からのワイヤ送給指令に基づいて回転し、送給ローラを回転させて、ワイヤ電極を溶接トーチ3に送り出す。
ガス電磁弁25は、ガスボンベ6と溶接トーチ3とを接続するガス配管7に設けられており、制御部22からのガス供給指令に基づいて開閉される。制御部22からガス供給指令が入力されている間、ガス電磁弁25は開放され、溶接トーチ3へシールドガスの供給が行われる。一方、制御部22からガス供給指令が入力されていないときは、ガス電磁弁25は閉鎖され、溶接トーチ3へのシールドガスの供給が停止される。
中継装置8は、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2との通信を中継するものであり、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2との間で送受信される通信信号を途中で増幅する。中継装置8は、溶接電源装置1が送信した信号を受信して、増幅した後にワイヤ送給装置2に送信する。また、ワイヤ送給装置2が送信した信号を受信して、増幅した後に溶接電源装置1に送信する。中継装置8は、通信部81、増幅部82、および、電源部83を備えている。
通信部81は、電力伝送線71を介して、溶接電源装置1およびワイヤ送給装置2との間で通信を行うためのものである。通信部81は、溶接電源装置1またはワイヤ送給装置2から受信した通信信号を増幅部82に出力する。また、通信部81は、増幅部82から入力される増幅された通信信号を溶接電源装置1またはワイヤ送給装置2に送信する。本実施形態では、溶接電源装置1、ワイヤ送給装置2および中継装置8は、時分割で通信を行う。例えば、まず、溶接電源装置1が中継装置8に通信信号を送信し、中継装置8が当該通信信号を増幅して、ワイヤ送給装置2に送信する。また、ワイヤ送給装置2が中継装置8に通信信号を送信し、中継装置8が当該通信信号を増幅して、溶接電源装置1に送信する。なお、時分割で通信を行う代わりに、それぞれ異なる周波数帯域を利用するようにしてもよい。
通信部81は、コイル71aと磁気結合するためのコイル8aを備えている。コイル8aは、コイル71aが配置される位置のガスホース7の外周に、導線を螺旋状に複数回巻回したものとして形成されている(図2および図3(b)参照)。実際の製造工程では、導線を巻回して形成されたコイル8aに、電力伝送線71およびコイル71aが内側に配置されたガスホース7を挿入して、コイル71aとコイル8aとが重なる位置に固定することで製造される。なお、電力伝送線71およびコイル71aが内側に配置されたガスホース7の外周に導線を巻回することで、コイル8aを形成するようにしてもよい。コイル71a、コア72およびコイル8aは、通信部14および23が備えている結合回路と同様の機能を果たす。すなわち、コイル71a、コア72およびコイル8aからなる結合回路は、電力伝送線71に重畳された通信信号を検出し、また、通信部81が出力する通信信号を電力伝送線71に重畳する。
増幅部82は、増幅装置を備えており、通信部81より入力される通信信号を増幅して、通信部81に出力する。なお、増幅装置の構成は限定されない。
電源部83は、増幅部82に電力を供給するものであり、本実施形態においては、太陽電池を備えている。溶接システムA1が配置されている溶接加工の現場では、周囲でもアーク溶接が行われている。アークの光のスペクトル分布は、太陽光のスペクトル分布に似ているので、太陽電池は、アークの光エネルギーを電力エネルギーに変換することができる。したがって、電源部83は、アークの光を受光した太陽電池から発生される電力を利用することができる。なお、周囲でアーク溶接が行われていない場合でも、溶接システムA1が屋外に配置されている場合は太陽光によって、溶接システムA1が屋内に配置されている場合は屋内の照明の光によって、太陽電池は電力を発生させることができる。中継装置8を外部電源に接続することなく電力供給が行われるので、外部電源に接続するための電源コードを必要とせず、電源コードが邪魔になることを防ぐことが出来る。また、電池を利用する場合に必要となる電池交換の手間を省くことができる。
なお、電源部83は、太陽電池によって電力を生成するものに限定されない。例えば、リチウムイオン電池などの電池を備えるようにしてもよい。増幅部82が必要とする電力は小さいので、容量の大きいリチウムイオン電池であれば、数ヶ月以上使用することが可能である。したがって、電池交換はさほど手間にならない。この場合でも、外部電源に接続する必要がないので、外部電源に接続するための電源コードが邪魔になることを防ぐことが出来る。また、電源コードを用いて、外部電源から電力を供給するようにしてもよい。この場合、電源コードが邪魔になる場合があるが、電池を交換する手間を省くことができる。
本実施形態によると、ガスホース7の内側に配置されたコイル71aと、ガスホース7の外周に形成されたコイル8aとが磁気結合している。これにより、電力伝送線71に重畳された通信信号を、コイル8aに接続された中継装置8で検出することができ、また、中継装置8で増幅された通信信号を電力伝送線71に重畳することができる。コイル8aは、ガスホース7の外側に配置されているので、ガスホース7に穴を設ける必要がなく、容易に中継装置8を取り付けることができる。
なお、本実施形態においては、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2との間に、1つの中継装置8を配置した場合について説明したが、これに限られない。中継装置8をガスホース7(電力伝送線71)の長さに応じて複数配置して、多段階で増幅するようにしてもよい。当然、中継装置8を配置する位置に応じて、ガスホース7内の電力伝送線71にコイル71aを形成しておく必要がある。
本実施形態においては、送給装置用電源部12が電源部21に直流電力を供給する場合、について説明したが、交流電力を供給するようにしてもよい。なお、溶接電源装置1に送給装置用電源部12を設けずに、電力系統からの交流電力を直接、電源部21に供給するようにしてもよい。
本実施形態においては、溶接用電源部11および送給装置用電源部12が、電力系統から入力される交流電力を、それぞれ直流電力に変換して出力する場合について説明したが、これに限られない。溶接用電源部11と送給装置用電源部12とで、構成の一部を共有するようにしてもよい。例えば、送給装置用電源部12に整流回路を設けずに、溶接用電源部11の整流回路の出力を送給装置用電源部12のDC/DCコンバータ回路に入力するようにしてもよい。また、溶接用電源部11のトランスの二次側に巻線を追加して電力を取り出し、整流して出力するようにしてもよいし、送給装置用電源部12を設けずに、溶接用電源部11の出力の一部を、ワイヤ送給装置2に供給するようにしてもよい。
本実施形態においては、溶接電源装置1がアークに直流電力を供給する直流電源である場合について説明したが、これに限られない。例えばアルミなどの溶接を行うために、溶接電源装置1を、交流電力を供給する交流電源としてもよい。この場合、溶接用電源部11にさらにインバータ回路を追加し、整流回路から出力される直流電力を交流電力に変換して出力するようにすればよい。
本実施形態においては、溶接システムA1が消耗電極式の溶接システムである場合について説明した。非消耗電極式の溶接システムの場合、ワイヤ電極を送給するためのワイヤ送給装置は必要ないが、溶加ワイヤを自動送給するためのワイヤ送給装置を用いる場合がある。この場合は、溶接システムA1と同様の構成になり、本発明を適用することができる。
本実施形態においては、送給装置用電源部12から出力される電力が、電力伝送線71およびパワーケーブル41によって、電源部21に供給される場合について説明したが、これに限られない。パワーケーブル41に代えてパワーケーブル42を用いるようにしてもよい。図4は、送給装置用電源部12から出力される電力が、電力伝送線71およびパワーケーブル42によって、電源部21に供給される場合を示している。
図4(a)に示す溶接システムA2は、パワーケーブル42がワイヤ送給装置2の内部を通っており、電力伝送線52および52’が、パワーケーブル41ではなくパワーケーブル42に接続している点で、図1に示す溶接システムA1と異なる。なお、図4(a)においては、溶接電源装置1およびワイヤ送給装置2の内部構成の一部の記載を省略している(図4(b)も同様)。また、図4(b)に示すように、パワーケーブル42をワイヤ送給装置2の内部に通さない場合は、電力伝送線52’を被加工物Wに接続するようにしてもよい。
電力伝送線71とパワーケーブル42との間に信号を重畳させて通信を行う場合(図4参照)、電力伝送線71とパワーケーブル41との間に信号を重畳させて通信を行う場合(図1参照)とは逆に、電力伝送線51の電位が電力伝送線52の電位より高くなるように、送給装置用電源部12が電圧を印加する。これにより、電力伝送線71とパワーケーブル41との電位差が大きくならないようにしている。なお、電力伝送線71とパワーケーブル41との電位差を気にしない場合は、送給装置用電源部12が印加する電圧を逆極性にしてもよい。
上記第1実施形態においては、電力伝送線71を介して通信を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、溶接電源装置1がワイヤ送給装置2に送給モータ24などを駆動するための電力を供給しない場合には、電力伝送線71が設けられない。本発明は、ガスホース7の内側に配置された通信専用の信号線を介して通信を行う場合にも、適用することができる。この場合について、第2実施形態として、以下に説明する。
図5は、第2実施形態に係る溶接システムA3の全体構成を説明するための図である。同図において、第1実施形態に係る溶接システムA1(図1参照)と同一または類似の要素には、同一の符号を付している。なお、図5においては、溶接電源装置1およびワイヤ送給装置2の内部構成の一部の記載を省略している。
図5に示す溶接システムA3は、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とが、通信専用の信号線9を介して通信を行う点で、第1実施形態に係る溶接システムA1と異なる。
溶接電源装置1の通信部14’とワイヤ送給装置2の通信部23’とは、信号線9によって接続されている。信号線9は、第1実施形態に係る電力伝送線71と同様にして、ガスホース7の内側に配置されている。すなわち、コア72に信号線9を螺旋状に複数回巻回したコイル71aが形成されている。
溶接電源装置1の通信部14’は、通信信号を電流信号として、信号線9により送信する。中継装置8は、通信部14’が送信した通信信号を受信して、増幅した後にワイヤ送給装置2の通信部23’に送信する。また、ワイヤ送給装置2の通信部23’は、通信信号を電流信号として、信号線9により送信する。中継装置8は、通信部23’が送信した通信信号を受信して、増幅した後に溶接電源装置1の通信部14’に送信する。
本実施形態においても、ガスホース7の内側に配置されたコイル71aと、ガスホース7の外周に形成されたコイル8aとが磁気結合している。これにより、信号線9に重畳された通信信号を、コイル8aに接続された中継装置8で検出することができ、また、中継装置8で増幅された通信信号を信号線9に重畳することができる。また、コイル8aは、ガスホース7の外側に配置されているので、ガスホース7に穴を設ける必要がなく、容易に中継装置8を取り付けることができる。
上記第1および第2実施形態においては、溶接システムで通信を行う場合について説明したが、これに限られない。本発明は、ガスホースの内側に配置された信号線で通信を行うシステムにおいて、適用することができる。また、気体を流すためのガスホースに限定されず、水などの液体を流すためのホースやチューブの内側に配置された信号線で通信を行うシステムにおいても、本発明を適用することができる。
本発明に係るホース、中継装置、中継システムおよび溶接システムは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るホース、中継装置、中継システムおよび溶接システムの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A2,A2’A3 溶接システム
1 溶接電源装置
11 溶接用電源部
12 送給装置用電源部
13 制御部
14,14’ 通信部
1a 接続金具
2 ワイヤ送給装置
21 電源部
22 制御部
23,23’ 通信部
24 送給モータ
25 ガス電磁弁
2a 接続金具
3 溶接トーチ
41,42 パワーケーブル
51,51’,52,52’ 電力伝送線
6 ガスボンベ
7 ガス配管(ガスホース)
71 電力伝送線(信号線)
71a コイル
72 コア
8 中継装置
8a コイル
81 通信部
82 増幅部
83 電源部
9 信号線
W 被加工物

Claims (7)

  1. 流体を流すためのホースであって、
    内側に配置された信号線と、
    内側に配置されたコアと、
    を備えており、
    前記信号線が前記コアに巻回されている、
    ことを特徴とするホース。
  2. 外側部分が透過性のある素材でできている、
    請求項1に記載のホース。
  3. 請求項1または2に記載のホースの外周に巻回された導線よりなるコイルと、
    前記コイルに接続され、前記信号線で送信される通信信号を増幅する増幅手段と、
    を備えていることを特徴とする中継装置。
  4. 前記増幅手段を駆動するための電源をさらに備えている、
    請求項3に記載の中継装置。
  5. 前記電源は太陽電池を備えている、
    請求項4に記載の中継装置。
  6. 請求項1または2に記載のホースと、
    請求項3ないし5のいずれかに記載の中継装置と、
    を備えていることを特徴とする中継システム。
  7. 溶接電源装置と、
    ワイヤ送給装置と、
    溶接トーチと、
    ガスボンベと、
    請求項6に記載の中継システムと、
    を備えており、
    前記ホースは、前記溶接電源装置と前記ワイヤ送給装置とを接続して、前記ガスボンベから前記溶接トーチにシールドガスを供給し、
    前記溶接電源装置と前記ワイヤ送給装置とが、前記信号線を介して通信を行う、
    ことを特徴とする溶接システム。
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