JP2016119984A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技の制御を行う制御基板の容量を削減すること。
【解決手段】スイッチ中継基板と、遊技の制御を行うメイン制御基板とを通信可能に接続し、スイッチ中継基板と、遊技媒体の払出に係る制御を行う払出基板とを通信可能に接続する構成にあって、スイッチ中継基板は、操作が検出されたことを示す操作情報が入力されるとともに、入力した操作が検出されたことを示す操作情報を、メイン制御基板に出力する出力手段と、払出基板に対して出力する出力手段とを介して出力する。
【選択図】図79

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、複数の図柄が周面に描かれた複数のリールと、当該複数のリールの周面に描かれた図柄の一部を表示する表示窓とを備え、遊技者によるメダル等の遊技価値の投入操作とスタートレバーに対する開始操作とに基づいて全リールを回転させ、遊技者による停止ボタンの操作に基づいて各リールを停止させることにより表示窓に図柄を停止表示する遊技機(いわゆる「パチスロ」)が知られている。このような遊技機は、表示窓に表示される図柄のうち、予め定められたライン(以下、「有効ライン」という)上に予め定められた図柄の組み合わせが停止表示された場合に、遊技者に対して特典(例えば、メダル)を付与する。
また、このような遊技機は、遊技者によるスタートレバーの操作を検出し、スタートレバーの操作を検出したことに基づいて所定の乱数値を抽出し、当該抽出した乱数値と、当選役毎に抽選値が規定された当選役決定テーブルとに基づいて当選役を決定し、当該決定された当選役と、遊技者による停止ボタンの操作とに基づいてリールの停止制御を行う。ここで、決定された当選役によっては、予め定められた図柄の組み合わせのうち、複数の図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることが許容される場合がある。
このとき、当選役として「ハズレ」が決定された場合には、何れのタイミングで停止ボタンの操作が行われたとしても特典を受けることができる図柄の組み合わせが表示されることはない。また、適切なタイミングで停止ボタンの操作が行われなければ当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されない当選役や、何れのタイミングで停止ボタンの操作が行われても当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示される当選役がある。
すなわち、適切なタイミングで停止ボタンの操作が行われなければ当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されない当選役が当選役として決定された場合には、適切なタイミングで停止操作を行う必要があることから、遊技者には停止ボタンの操作に関する一定の技量等が要求される。
また、このような遊技機にあっては、遊技者にとって不利な通常状態において、所定の条件が充足された場合には、通常状態と比較して遊技者にとって有利な状態(以下、「特定状態」という)に移行する制御が行われる。ここで、「特定状態」とは、メダルの払出が行われる図柄の組み合わせ(以下、「入賞に係る図柄の組み合わせ」という)が有効ライン上に表示される確率が通常状態よりも向上するボーナスゲーム(「RB(レギュラーボーナス)」,「BB(ビッグボーナス)」,「CB(チャレンジボーナス)」,「MB(ミドルボーナス)」等)や、適切な操作順序で停止ボタンを操作しなければ入賞に係る図柄の組み合わせが表示されない(または適切な操作順序で停止ボタンを操作しなければ、メダルの払出枚数が少ない方の入賞に係る図柄の組み合わせが表示される)特定の当選役が決定された場合に、適切な停止ボタンの操作順序等が報知される「AT(アシストタイム)」、メダルの投入操作を行うことなくスタートレバーを操作することにより遊技が開始される再遊技が当選役として決定される確率を向上させる「RT(リプレイタイム)」、ATとRTが同時に作動する「ART(アシストリプレイタイム)」等がある。従って、遊技者は、遊技者にとって有利な特定状態への移行を望みながら遊技を行うこととなる。
また、上記のような遊技機にあっては、遊技の進行を制御するためのメイン制御基板と、演出を制御するサブ制御基板とを備えて、それぞれ分散して制御を行うように構成されている。(例えば、特許文献1)
特開2014−171807号公報
ところで、近年の遊技機に係る制御は、遊技興趣を向上させるために、年々、複雑化してきている傾向にある。例えば、遊技の進行を担うメイン制御基板においても、リールを用いた演出等を実行することにより、遊技興趣を向上させるように構成されている。
しかしながら、メイン制御基板(特にメインROM)に搭載できる容量は、予め定められた容量であることから、遊技興趣を向上させる反面、容量の削減が求められていた。
本発明は、このような実情に鑑み、遊技の制御を行う制御基板の容量を削減することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る遊技機は、複数の図柄が周面に配された複数のリールと、当選役を決定する当選役決定手段と、前記複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段と、前記当選役決定手段により決定された前記当選役に基づいて、前記リール回転制御手段により回転されている前記リールを停止させる停止制御手段と、操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段により前記操作が検出されたことを示す操作情報が入力される検出中継基板と、前記検出中継基板と通信可能に接続され、遊技の制御を行うメイン制御基板と、前記検出中継基板と通信可能に接続され、遊技媒体の払出に係る制御を行う払出基板と、を備え、前記検出中継基板は、前記メイン制御基板に前記操作情報を出力する第1出力手段と、前記払出基板に前記操作情報を出力する第2出力手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、遊技の制御を行う制御基板の容量を削減することができる。
遊技機の正面図の一例を示す図である。 キャビネットの内部構造の一例を示す図である。 前面扉の裏面の一例を示す図である。 遊技機全体のブロック図の一例を示す図である。 配列データテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「00」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「01」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「02」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係の一例を示す図である。 非RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第1RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第4RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第5RT遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルの一例を示す図である。 メイン制御基板における遊技状態移行図の一例を示す図である。 メイン制御基板により管理される状態の一覧の一例を示す図である。 メイン制御基板により管理される状態の遷移図の一例を示す図である。 BB当選時用ART状態移行抽選テーブルの一例を示す図である。 BB中ART状態移行抽選テーブルの一例を示す図である。 ART状態用上乗せ抽選テーブルの一例を示す図である。 BB中上乗せ抽選テーブルの一例を示す図である。 演出決定テーブルの一例を示す図である。 メイン制御基板におけるプログラム開始処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるメインループ処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるスタートレバーチェック処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における内部抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるボーナス情報更新処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるスタート時状態別処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における通常状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるBB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における第1転落待機状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるART準備状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるART状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるART中BB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における第2転落待機状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における図柄コード設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるリール回転開始準備処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示判定コマンド受信待機処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるメダル払出終了コマンド受信待機処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における遊技状態移行処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるBB作動中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるRB作動中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時状態別処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時通常状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時BB準備状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時BB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時RB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時第1転落待機状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時ART準備状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時ART中BB準備状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時ART中BB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時ART中RB状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示時第2転落待機状態用処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における割込処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるメイン中継基板コマンド受信処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるスイッチ中継基板コマンド受信処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメイン処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメダル受付開始処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメダル管理処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメダル投入チェック処理の一例を示す図である。 払出基板における貯留メダル投入処理の一例を示す図である。 払出基板におけるリール停止前処理の一例を示す図である。 払出基板におけるリール回転中処理の一例を示す図である。 払出基板における表示判定処理の一例を示す図である。 払出基板における払出処理の一例を示す図である。 払出基板における割込処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメイン中継基板コマンド受信処理の一例を示す図である。 払出基板におけるスイッチ中継基板コマンド受信処理の一例を示す図である。 払出基板における制御コマンド送信処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるメイン処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるメイン中継基板通信処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるコマンド解析処理の一例を示す図である。 サブ制御基板におけるコマンド別処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるメイン処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるコマンド送信先設定処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるBETスイッチ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるMAXBETスイッチ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板における精算スイッチ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるスタートスイッチ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板における左停止スイッチor中停止スイッチor右停止スイッチ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるセレクターセンサ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるドア開閉センサ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるホッパーセンサ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板における補助収納庫センサ入力時処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板における割込処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板におけるスイッチ入力解析処理の一例を示す図である。 スイッチ中継基板における制御コマンド送信処理の一例を示す図である。 メイン中継基板におけるメイン処理の一例を示す図である。 メイン中継基板におけるコマンド送信先設定処理の一例を示す図である。 メイン中継基板におけるドア系コマンド入力時処理の一例を示す図である。 メイン中継基板におけるリール回転開始系コマンド入力時処理の一例を示す図である。 メイン中継基板における条件装置コマンド入力時処理の一例を示す図である。 メイン中継基板における表示判定コマンド入力時処理の一例を示す図である。 メイン中継基板における投入系コマンド入力時処理の一例を示す図である。 メイン中継基板における精算系コマンド入力時処理の一例を示す図である。 メイン中継基板におけるリール停止コマンド入力時処理の一例を示す図である。 メイン中継基板における払出系コマンド入力時処理の一例を示す図である。 メイン中継基板における割込処理の一例を示す図である。 メイン中継基板におけるメイン制御基板入力コマンド解析処理の一例を示す図である。 メイン中継基板における払出基板入力コマンド解析処理の一例を示す図である。 メイン中継基板におけるメイン制御基板系コマンド送信処理の一例を示す図である。 メイン中継基板における払出基板系コマンド送信処理の一例を示す図である。 スイッチ入力の一覧の一例を示す図である。 メイン制御基板からメイン中継基板に送信されるコマンドの一覧の一例を示す図である。 払出基板からメイン中継基板に送信されるコマンドの一覧の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるメインループ処理の別例を示す図である。 メイン制御基板における表示判定処理の一例を示す図である。 払出基板におけるメイン処理の別例を示す図である。 メイン制御基板からメイン中継基板に送信されるコマンドの一覧の別例を示す図である。 払出基板からメイン中継基板に送信されるコマンドの一覧の別例を示す図である。
(メインとなる実施形態)
以下、本発明の実施形態(メインとなる実施形態)について図面を参照しながら具体的に説明する。
(遊技機の構成)
まず、図1〜図3を用いて、本発明における遊技機1の構成について具体的に説明する。図1は、遊技機の正面図の一例を示す図であり、図2は、キャビネット2の内部構造の一例を示す図である。また、図3は、前面扉3の裏面の一例を示す図である。
(遊技機1)
本実施形態における遊技機1は、後述のキャビネット2と、前面扉3等から構成されている。
(キャビネット2)
キャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2には、複数の部品が取り付けられている。
(前面扉3)
前面扉3は、キャビネット2の正面側の開口を閉塞するように取り付けられている。また前面扉3には、複数の部品が取り付けられている。
(蝶番機構4)
蝶番機構4は、キャビネット2の正面視左側に設けられており、前面扉3を開閉可能に軸支するために設けられている。
(鍵穴5)
鍵穴5は、前面扉3の中央右側に設けられ、施錠装置(図示せず)により前面扉3を開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている施錠装置(図示せず)の開錠が行われる。まず、前面扉3の鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入して時計回り方向に所定角度回動することにより開錠する。次に、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業を行う。そして、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業が終了すると、前面扉3を閉じることにより施錠される。
(メダル投入口6)
メダル投入口6は、鍵穴5の正面視左側上方に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
(BETボタン7)
BETボタン7は、メダル投入口6の正面視左側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、「1」枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。
(MAXBETボタン8)
MAXBETボタン8は、BETボタン7の正面視右側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、一遊技(「1」ゲーム)において使用可能な最大枚数のメダルを遊技に使用するために設けられている。ここで、本実施形態において、一遊技で使用可能なメダルの最大値は「3」枚である。
(精算ボタン9)
精算ボタン9は、BETボタン7の奥側に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、貯留(クレジット)されているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施形態において、貯留(クレジット)可能なメダルの最大枚数は「50」枚である。
(スタートレバー10)
スタートレバー10は、BETボタン7の下方に設けられている。また、スタートレバー10は、遊技者が後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する契機となる開始操作を行うために設けられている。ここで、遊技者による開始操作が検出されたことに基づいて、後述のメイン制御基板300は、ハード乱数を取得する処理や、後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
(左停止ボタン11)
左停止ボタン11は、スタートレバー10の正面視右側に設けられている。また、左停止ボタン11は、遊技者が後述の左リール18の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(中停止ボタン12)
中停止ボタン12は、左停止ボタン11の正面視右側に設けられている。また、中停止ボタン12は、遊技者が後述の中リール19の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(右停止ボタン13)
右停止ボタン13は、中停止ボタン12の正面視右側に設けられている。また、右停止ボタン13は、遊技者が後述の右リール20の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(返却ボタン14)
返却ボタン14は、右停止ボタン13の正面視右側に設けられている。また、返却ボタン14は、メダル投入口6に投入されたメダルが後述のセレクター15に詰まった場合に、詰まったメダルを返却するために設けられている。
(セレクター15)
セレクター15は、前面扉3の背面側に設けられている。また、セレクター15は、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。
(エラー解除センサ16s)
エラー解除センサ16sは、鍵穴5の背面側に設けられており、遊技機1で発生したエラーを解除するために設けられている。ここで、エラー解除センサ16sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を反時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、エラー解除センサ16sは、遊技機1で発生したエラーを解除するためのエラー解除操作を検知することとなる。
(ドア開閉センサ17s)
ドア開閉センサ17sは、鍵穴5の背面側に設けられており、前面扉3が開放しているか否かを検出するために設けられている。ここで、ドア開閉センサ17sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、ドア開閉センサ17sは、前面扉3の開放を検知することとなる。
(左リール18)
左リール18は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、左リール18の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、左リール18は、後述の左ステッピングモータ151により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(中リール19)
中リール19は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、中リール19の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、中リール19は、後述の中ステッピングモータ152により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(右リール20)
右リール20は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、右リール20の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、右リール20は、後述の右ステッピングモータ153により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(演出ボタン21)
演出ボタン21は、MAXBETボタン8の正面視右側に設けられており、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。また、演出ボタン21には、後述の演出ボタンセンサ709sに接続されている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述の演出ボタンセンサ709sが演出ボタン21の操作を検出した場合に、後述の演出制御基板600を介して、後述の液晶表示装置45等の制御を行う。
(十字キー22)
十字キー22は、演出ボタン21の正面視右側に設けられており、上方向ボタン、下方向ボタン、左方向ボタン、及び右方向ボタンにより構成され、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。また、十字キー22には、後述の十字キー基板710が接続されている。そして、後述のサブ制御基板400は、後述の十字キー基板710が十字キー22の操作を検出した場合に、後述の演出制御基板600を介して、後述の液晶表示装置45等の制御を行う。
(表示窓23)
表示窓23は、左リール18、中リール19、右リール20の前面側に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の周面に描かれた複数の図柄を視認可能とするために設けられている。具体的には、左リール18の周面に描かれた「3」個の図柄、中リール19の周面に描かれた「3」個の図柄、及び右リール20の周面に描かれた「3」個の図柄の合計「9」個の図柄が表示窓23を介して視認可能となる。
(スタートランプ24)
スタートランプ24は、BETボタン7の上方に設けられており、スタートレバー10により開始操作を受け付けることが可能であるか否かを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、BETボタン7、MAXBETボタン8の操作により、遊技に使用するメダルの枚数が「3」枚となった場合や、メダル投入口6に「3」枚のメダルが投入された場合、前回の遊技において、後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、スタートランプ24を点灯することにより、スタートレバー10により開始操作を受け付けることが可能である旨を報知する処理を行う。
(有効ライン)
ここで、本実施形態において、有効ラインは、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだ「右下がりライン」と、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の上段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだ「上段ライン」と、左リール18の中段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の中段に表示された図柄を直線で結んだ「中段ライン」と、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだ「右上がりライン」と、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を結んだ「小Vライン」と、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を結んだ「小山ライン」と、の計6つのラインを有効ラインとしている。
ここで、本実施形態において、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の下段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだラインを「下段ライン」という。なお、有効ラインは、右下がりラインと、上段ラインと、中段ラインと、右上がりラインと、小Vラインと、小山ラインに加えて、下段ラインを適用してもよい。
(第1BETランプ25)
第1BETランプ25は、スタートランプ24の正面視右側に設けられており、BET枚数が「1」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「1」枚以上のメダルが投入された場合や、メダルが「1」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、BETボタン7、またはMAXBETボタン8が操作された場合等に、第1BETランプ25を点灯する処理を行う。
(第2BETランプ26)
第2BETランプ26は、第1BETランプ25の上方に設けられており、BET枚数が「2」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「2」枚以上のメダルが投入された場合や、メダルが「2」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、BETボタン7が「2」回操作された場合等に、第2BETランプ26を点灯する処理を行う。
(第3BETランプ27)
第3BETランプ27は、第2BETランプ26の上方に設けられており、BET枚数が「3」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「3」枚のメダルが投入された場合や、メダルが「3」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、MAXBETボタン8が操作された場合、前回の遊技において、後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合等に、第3BETランプ27を点灯する処理を行う。
(貯留枚数表示器28)
貯留枚数表示器28は、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の正面視右側に設けられている。また、貯留枚数表示器28は、遊技機1に貯留(クレジット)されている遊技者のメダルの貯留(クレジット)枚数を表示するために設けられている。
(払出枚数表示器29)
払出枚数表示器29は、貯留枚数表示器28の正面視右側に設けられている。また、払出枚数表示器29は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに応じて払い出されるメダルの払出枚数を表示するために設けられている。また、払出枚数表示器29は、遊技機1がエラー状態となった場合に、エラー状態になったことが表示される。
(投入可能表示ランプ30)
投入可能表示ランプ30は、払出枚数表示器29の正面視右側に設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付ける場合には、投入可能表示ランプ30を点灯させる処理を行う。一方、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付けない場合には、投入可能表示ランプ30を消灯させる処理を行う。具体的には、投入可能表示ランプ30は、後述の貯留枚数カウンタの値が「50」となり、かつ、投入枚数カウンタの値が「3」となったことに基づいて消灯し、後述のステップS102の遊技開始管理処理において、投入枚数カウンタの値がクリアされたことに基づいて点灯することとなる。これにより、遊技者に対して、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付けるか否かの報知を行う。
(再遊技表示ランプ31)
再遊技表示ランプ31は、投入可能表示ランプ30の下方に設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、有効ライン上に後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示され、後述の再遊技作動中フラグがONとなったことに基づいて、再遊技表示ランプ31を点灯させる処理を行う。一方、後述のメイン制御基板300は、有効ライン上に後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示された次の遊技において、遊技結果として「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されなかった場合に、再遊技表示ランプ31を消灯させる処理を行う。これにより、有効ライン上に「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されたことと、メダルを使用することなく、次の遊技を行うことが可能である旨の報知を行う。
(Bonus表示部32)
Bonus表示部32は、表示窓23の正面視右側に設けられている。また、Bonus表示部32にはLEDが設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がBB状態となった場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のBonus表示LED基板705を介してBonus表示部32に設けられたLEDを点灯させる処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、BB状態が終了した場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のBonus表示LED基板705を介してBonus表示部32に設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、遊技者に対してBB状態に移行したことと、遊技者に対してBB状態が終了したことの報知を行う。
(ART表示部33)
ART表示部33は、Bonus表示部32の下方に設けられている。また、ART表示部33にはLEDが設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態となった場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のART表示LED基板706を介してART表示部33に設けられたLEDを点灯させる処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、ART状態が終了した場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のART表示LED基板706を介してART表示部33に設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、遊技者に対してART状態に移行したことと、遊技者に対してART状態が終了したことの報知を行う。
(停止ボタン操作表示部34)
停止ボタン操作表示部34は、表示窓23の正面視左側に設けられており、(a)左停止ボタン11を操作することが最適であるタイミングに発光する左停止ボタン操作表示部34Lと、(b)中停止ボタン12を操作することが最適であるタイミングに発光する中停止ボタン操作表示部34Cと、(c)右停止ボタン13を操作することが最適であるタイミングに発光する右停止ボタン操作表示部34Rとにより構成されており、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を報知するために設けられている。また、左停止ボタン操作表示部34L、中停止ボタン操作表示部34C、右停止ボタン操作表示部34RのそれぞれにはLEDが設けられている。これにより、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(左停止ボタン操作表示部34L)
左停止ボタン操作表示部34Lは、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して左停止ボタン操作表示部34Lに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、左停止ボタン操作表示部34Lに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、左停止ボタン11の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して左停止ボタン操作表示部34Lに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。
(中停止ボタン操作表示部34C)
中停止ボタン操作表示部34Cは、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、メイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して中停止ボタン操作表示部34Cに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、中停止ボタン操作表示部34Cに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、中停止ボタン12の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して中停止ボタン操作表示部34Cに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。
(右停止ボタン操作表示部34R)
右停止ボタン操作表示部34Rは、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して右停止ボタン操作表示部34Rに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、右停止ボタン操作表示部34Rに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、右停止ボタン13の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板707を介して右停止ボタン操作表示部34Rに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。従って、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(スタートレバーLED35)
スタートレバーLED35は、スタートレバー10の内部に設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、所定のタイミングで、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のスタートレバーLED基板708を介してスタートレバーLED35を点灯または点滅させる処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことが可能となる。
(腰部パネル36)
腰部パネル36は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の下方に設けられており、遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させるために設けられている。
けられている。
(受皿ユニット37)
受皿ユニット37は、腰部パネル36の下方に設けられている。また、受皿ユニット37は、後述のメダル払出口38から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
(メダル払出口38)
メダル払出口38は、腰部パネル36の下方に設けられており、メダルの払出が行われる場合において、後述のホッパー202により払い出されるメダルを排出するために設けられている。また、メダル払出口38は、後述のセレクターセンサ15sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルではないと判別された場合に、適正でないメダルを排出するために設けられている。更に、メダル払出口38は、メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングに、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、当該メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングで投入されたメダルを排出するために設けられている。
(左上部スピーカ39)
左上部スピーカ39は、前面扉3の背面側に設けられている。また、左上部スピーカ39は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(左下部スピーカ40)
左下部スピーカ40は、前面扉3の背面側に設けられている。また、左下部スピーカ40は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(右上部スピーカ41)
右上部スピーカ41は、前面扉3の背面側に設けられている。また、右上部スピーカ41は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(右下部スピーカ42)
右下部スピーカ42は、前面扉3の背面側に設けられている。また、右下部スピーカ42は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(設定表示部43)
設定表示部43は、後述のメイン制御基板300に設けられており、遊技機1の設定値を表示するために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、設定変更キー(図示せず)を後述の設定変更用鍵穴47に挿入した状態で時計回り方向に所定角度回動された場合に、現在設定されている設定値を設定表示部43に表示する処理を行う。
(設定変更ボタン44)
設定変更ボタン44は、後述の設定スイッチ基板250に設けられており、設定値を変更するために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、現在設定されている設定値が設定表示部43に表示されている状態において、設定変更ボタン44の操作が検出された場合に、設定表示部43に表示されている設定値を切り替えて表示する処理を行う。なお、現在設定されている設定値は、後述の設定変更キースイッチ48swがオンとなることによって設定表示部43に表示されることとなる。そして、後述のメイン制御基板300は、現在設定されている設定値が設定表示部43に表示されている状態において、スタートレバー10の操作が検出された場合に、設定値を確定する処理を行う。なお、後述のメイン制御基板300は、遊技機1でエラーが発生した場合に、設定変更ボタン44の操作が検出されたことに基づいて、エラーを解除する処理を行う。即ち、本実施形態において、設定変更ボタン44は、(a)設定値を切り替える機能と、(b)エラーを解除する機能を有する。
なお、本実施形態において、設定値は、設定「1」から設定「6」の「6」段階の設定値が設けられている。このため、設定表示部43に設定「1」である旨の情報が表示されている状態において、設定変更ボタン44の操作が検出されると、設定表示部43に設定「2」である旨の情報が表示され、以降、設定変更ボタン44を操作する毎に、設定表示部43に表示される設定値が「1」ずつ加算して表示される。ただし、設定表示部43に設定「6」である旨の情報が表示されている状態において、設定変更ボタン44が操作されると、設定表示部43には設定「1」である旨の情報が表示されることとなる。
なお、本実施形態において、設定値は、設定「1」から設定「6」の「6」段階の設定値が設けられていることとしたが、これに限定されることはない。例えば、設定値は、「2」段階や、「3」段階でもよく、「4」段階や、「5」段階でもよい。
(液晶表示装置45)
液晶表示装置45は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられ、動画像・静止画像等を表示するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態である場合において、後述の内部抽選処理により「押し順ベルA〜押し順ベルE」の何れかが決定された場合等に、演出制御基板600を介して、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を液晶表示装置45に表示する処理を行う。
(外部集中端子板46)
外部集中端子板46は、後述の設定スイッチ基板250の正面視右側下方に設けられ、ホールコンピュータ(図示せず)等の遊技機1の外部に対して、(a)遊技に使用したメダルの枚数を特定可能なメダル投入信号、(b)遊技者に対して払い出したメダルの枚数を特定可能なメダル払出信号、(c)後述のメイン制御基板300により管理される状態がART状態に移行した旨を特定可能なART状態信号、(d)後述のメイン制御基板300により管理される状態がBB状態に移行したことを特定可能なBB状態信号、(e)不正行為が行われたことが特定可能なセキュリティ信号を送信するために設けられている。
(設定変更用鍵穴47)
設定変更用鍵穴47は、後述の設定スイッチ基板250に設けられ、設定値を変更するために設けられている。また、設定変更用鍵穴47には、設定変更キー(図示せず)を設定変更用鍵穴47に挿入した状態で時計回り方向に所定角度回動されたことを検出する後述の設定変更キースイッチ48swが設けられている。
(スイッチ中継基板50)
スイッチ中継基板50は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の下方に設けられている。また、スイッチ中継基板50は、スイッチ中継CPU51、スイッチ中継ROM52、スイッチ中継RAM53を備えている。また、スイッチ中継基板50には、後述のBETスイッチ7sw、後述のMAXBETスイッチ8sw、後述の精算スイッチ9sw、後述のスタートスイッチ10sw、後述の左停止スイッチ11sw、後述の中停止スイッチ12sw、後述の右停止スイッチ13sw、後述のセレクターセンサ15s、エラー解除センサ16s、ドア開閉センサ17s、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、再遊技表示ランプ31、後述のホッパー202、後述の補助収納庫センサ203s、後述の払出基板350、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。なお、スイッチ中継基板50は、メイン制御基板300に対して、操作情報(操作手段が操作されたことを示すコマンド)を出力する第1出力ポート(図示しない)と、払出基板350に対して、操作情報(操作手段が操作されたことを示すコマンド)を出力する第2出力ポート(図示しない)とを備えている。
(メイン中継基板100)
メイン中継基板100は、後述のサブ制御基板400の奥側に設けられており、後述の払出基板350の上方に設けられている。また、メイン中継基板100は、メイン中継CPU101、メイン中継ROM102、メイン中継RAM103を備えている。また、メイン中継基板100には、後述のメイン制御基板300、後述の払出基板350、後述のサブ制御基板400が接続されている。なお、メイン中継基板100は、本発明におけるメイン制御中継基板を構成し、メイン中継基板100には、メイン制御基板300より遊技に係る情報を受信する受信部(図示せず)を備えている。また、払出基板350より遊技に係る情報を受信する受信部(図示せず)を備えている。なお、受信部は、メイン中継基板100に設けられた入力ポートで構成される。
(リール制御基板150)
リール制御基板150は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の回転、及び停止を制御するために設けられている。また、リール制御基板150には、後述の左ステッピングモータ151、後述の中ステッピングモータ152、後述の右ステッピングモータ153、後述の左リールセンサ154s、後述の中リールセンサ155s、後述の右リールセンサ156s、および後述のメイン制御基板300、後述の払出基板350が接続されている。
(左ステッピングモータ151)
左ステッピングモータ151は、左リール18の内部に設けられており、左リール18の制御を行うために設けられている。また、左ステッピングモータ151は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、左リール18は、左ステッピングモータ151に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、払出基板350は、リールインデックスを検出してから左ステッピングモータ151に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、左リール18の回転角度を管理する。
(中ステッピングモータ152)
中ステッピングモータ152は、中リール19の内部に設けられており、中リール19の制御を行うために設けられている。また、中ステッピングモータ152は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、中リール19は、中ステッピングモータ152に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、払出基板350は、リールインデックスを検出してから中ステッピングモータ152に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、中リール19の回転角度を管理する。
(右ステッピングモータ153)
右ステッピングモータ153は、右リール20の内部に設けられており、右リール20の制御を行うために設けられている。また、右ステッピングモータ153は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、右リール20は、右ステッピングモータ153に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、払出基板350は、リールインデックスを検出してから右ステッピングモータ153に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、右リール20の回転角度を管理する。
(左リールセンサ154s)
左リールセンサ154sは、左リール18の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、左リールセンサ154sは、左リール18が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(中リールセンサ155s)
中リールセンサ155sは、中リール19の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、中リールセンサ155sは、中リール19が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(右リールセンサ156s)
右リールセンサ156sは、右リール20の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、右リールセンサ156sは、右リール20が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(電源基板200)
電源基板200は、キャビネット2の内部であって、正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する制御を行うために設けられている。また、電源基板200には、後述の電源スイッチ201sw、およびメイン制御基板300、払出基板350が接続されている。
(電源ボタン201)
電源ボタン201は、後述のホッパー202の正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する操作を行うために設けられている。
(ホッパー202)
ホッパー202は、電源基板200の正面視右側に設けられており、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。ここで、後述の払出基板350は、有効ライン上に入賞に係る図柄の組み合わせが表示された場合に、スイッチ中継基板50を介してホッパー202を駆動する処理を行い、遊技者に対してメダルを払い出す処理を行う。
(補助収納庫203)
補助収納庫203は、ホッパー202の正面視右側に設けられており、ホッパー202に貯留されているメダルが溢れた場合に、溢れたメダルを収納するために設けられている。
(設定スイッチ基板250)
設定スイッチ基板250は、キャビネット2の内部であって、キャビネット2の正面視上方右側に設けられている。また、設定スイッチ基板250には、後述の設定変更スイッチ44sw、及び後述の設定変更キースイッチ48swが接続されている。
(メイン制御基板300)
メイン制御基板300は、キャビネット2の内部であって、設定スイッチ基板250の正面視左側に設けられており、遊技機1の制御を行うために設けられている。また、メイン制御基板300は、後述のメインCPU301、後述のメインROM302、後述のメインRAM303、後述のメイン乱数発生器304を備えている。更に、メイン制御基板300には、設定表示部43、外部集中端子板46、スイッチ中継基板50、メイン中継基板100、リール制御基板150、電源基板200、設定スイッチ基板250が接続されている。
(払出基板350)
払出基板350は、後述のサブ制御基板400の奥側に設けられており、メダル等の遊技価値の払出制御を行うために設けられている。また、払出基板350は、遊技者による停止操作が検出されたことと、決定された当選役に基づいて、回転されているリールを停止させる停止制御を行うために設けられている。また、払出基板350は、払出CPU351、払出ROM352、払出RAM353、払出乱数発生器354を備えている。更に、払出基板350には、スイッチ中継基板50、メイン中継基板100、リール制御基板150、電源基板200が接続されている。
なお、本実施形態において、メイン中継基板100と、メイン制御基板300と、払出基板350と、サブ制御基板400とを前面扉3側ではなく、いずれもキャビネット2側に設けている。これにより、メイン中継基板100と、メイン制御基板300と、払出基板350と、サブ制御基板400とをキャビネット2側と前面扉3側とに配設する場合と比較して、接続するハーネスを短くすることができる。
(サブ制御基板400)
サブ制御基板400は、メイン制御基板300の正面視左側に設けられており、主として演出の制御を行うために設けられている。また、サブ制御基板400は、後述のサブCPU401、後述のサブROM402、後述のサブRAM403、後述のサブ乱数発生器404を備えている。更に、サブ制御基板400には、メイン中継基板100、後述のバックライト中継基板450、後述の演出制御基板600、後述のコンパネLED中継基板700が接続されている。
(バックライト中継基板450)
バックライト中継基板450は、メイン制御基板300の下方に設けられており、サブ制御基板400と、後述の左バックライト基板451、後述の中バックライト基板452、後述の右バックライト基板453を中継するために設けられている。また、バックライト中継基板450には、サブ制御基板400、後述の左バックライト基板451、後述の中バックライト基板452、後述の右バックライト基板453が接続されている。
(左バックライト基板451)
左バックライト基板451は、左リール18の内部に設けられており、後述の左バックライト461が接続されている。また、左バックライト基板451は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の左バックライト461の発光制御を行うために設けられている。
なお、図2において、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153、左リールセンサ154s、中リールセンサ155s、右リールセンサ156s、左バックライト基板451、中バックライト基板452、及び右バックライト基板453の説明をするため、左リール18、中リール19、及び右リール20に装着されたシートの図示を省略している。
(中バックライト基板452)
中バックライト基板452は、中リール19の内部に設けられており、後述の中バックライト462が接続されている。また、中バックライト基板452は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の中バックライト462の発光制御を行うために設けられている。
(右バックライト基板453)
右バックライト基板453は、右リール20の内部に設けられており、後述の右バックライト463が接続されている。また、右バックライト基板453は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の右バックライト463の発光制御を行うために設けられている。
(アンプ基板500)
アンプ基板500は、左上部スピーカ39の上方に設けられており、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42からBGMデータ、音声データ、効果音データ等を出力する制御を行うために設けられている。また、アンプ基板500には、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42、後述の演出制御基板600が接続されている。
(演出装置ドライブ中継基板550)
演出装置ドライブ中継基板550は、後述の演出制御基板600の上方に設けられており、後述の演出制御基板600と、後述のLED制御基板650を中継するために設けられている。また、演出装置ドライブ中継基板550には、後述の演出制御基板600と、後述のLED制御基板650が接続されている。
(演出制御基板600)
演出制御基板600は、前面扉3の背面上方に設けられており、主として演出を実行するために設けられている。また、演出制御基板600は、後述の液晶制御CPU601、後述の液晶制御ROM602、後述の液晶制御RAM603、後述のCGROM604、後述の音源IC605、後述の音源ROM606、後述のVDP607を備えている。更に、演出制御基板600には、液晶表示装置45、アンプ基板500、演出装置ドライブ中継基板550が接続されている。
(トップLED基板651)
トップLED基板651は、演出制御基板600の上方に設けられており、後述のトップLED661の制御を行うために設けられている。また、トップLED基板651には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述のトップLED661が接続されている。
(コーナーLED基板652)
コーナーLED基板652は、演出装置ドライブ中継基板550の左右両側に設けられており、後述のコーナーLED662の制御を行うために設けられている。また、コーナーLED基板652には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述のコーナーLED662が接続されている。
(サイドLED基板653)
サイドLED基板653は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の左右両側に設けられており、後述のサイドLED663の制御を行うために設けられている。また、サイドLED基板653には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述のサイドLED663が接続されている。
(受皿サイドLED基板654)
受皿サイドLED基板654は、前面扉3の背面側であって、左下部スピーカ40の外側と、右下部スピーカ42の外側に設けられており、後述の受皿サイドLED664の制御を行うために設けられている。また、受皿サイドLED基板654には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述の受皿サイドLED664が接続されている。
(受皿LED基板655)
受皿LED基板655は、前面扉3の背面側であって、受皿ユニット37の背面側に設けられており、後述の受皿LED665の制御を行うために設けられている。また、受皿LED基板655には、演出装置ドライブ中継基板550と、後述の受皿LED665が接続されている。
(トップLED661)
トップLED661は、液晶表示装置45の上方に設けられている。また、トップLED661は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、トップLED基板651を介してトップLED661を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(コーナーLED662)
コーナーLED662は、液晶表示装置45の左右両側に設けられている。また、コーナーLED662は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、コーナーLED基板652を介してコーナーLED662を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(サイドLED663)
サイドLED663は、遊技機1の左右側端に設けられている。また、サイドLED663は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、サイドLED基板653を介してサイドLED663を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(受皿サイドLED664)
受皿サイドLED664は、サイドLED663の下方に設けられている。また、受皿サイドLED664は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、受皿サイドLED基板654を介して受皿サイドLED664を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(受皿LED665)
受皿LED665は、受皿ユニット37の正面視手前側に設けられている。また、受皿LED665は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置ドライブ中継基板550、演出制御基板600、受皿LED基板655を介して受皿LED665を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(コンパネLED中継基板700)
コンパネLED中継基板700は、左下部スピーカ40の上方に設けられており、サブ制御基板400と、後述のMAXBETボタンLED基板701、後述の停止ボタンLED基板702、後述の演出ボタンLED基板703、後述の腰部パネルLED基板704、後述のBonus表示LED基板705、後述のART表示LED基板706、後述の停止ボタン操作LED基板707、後述のスタートレバーLED基板708、後述の演出ボタンセンサ709s、後述の十字キー基板710を中継するために設けられている。また、コンパネLED中継基板700には、サブ制御基板400と、後述のMAXBETボタンLED基板701、後述の停止ボタンLED基板702、後述の演出ボタンLED基板703、後述の腰部パネルLED基板704、後述のBonus表示LED基板705、後述のART表示LED基板706、後述の停止ボタン操作LED基板707、後述のスタートレバーLED基板708、後述の演出ボタンセンサ709s、後述の十字キー基板710が接続されている。
(遊技機全体のブロック図)
次に、図4を用いて、遊技機1全体のブロック図について説明する。
遊技機1は、遊技機1の主たる動作を制御するメイン制御基板300に対して、スイッチ中継基板50、メイン中継基板100、リール制御基板150、電源基板200、設定スイッチ基板250が接続されている。
(BETスイッチ7sw)
BETスイッチ7swは、BETボタン7の操作を検出するためのスイッチである。ここで、スイッチ中継基板50は、BETスイッチ7swにより、BETボタン7の操作が検出された場合に、メイン制御基板300、および払出基板350に対して、BETボタン7の操作、および投入枚数を示すBETスイッチ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50からBETスイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「1」枚のメダルを使用する処理を行う。そして、払出基板350は、BETスイッチが入力されたことを示すBETコマンドを、メイン中継基板100に送信する。
メイン中継基板100は、払出基板350よりBETコマンドを受信すると、当該BETコマンドの送信先を決定する。なお、BETコマンドであれば、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信することとなる。
メイン制御基板300は、メイン中継基板100よりBETコマンドを受信すると、メイン制御基板300で管理する、貯留枚数表示器28に表示する貯留枚数の値を更新する。また、メイン制御基板300は、リールを用いて行う演出(回胴演出)の実行中に、スイッチ中継基板50からBETスイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、リールを用いて行う演出が継続して実行されるか等を報知するとともに、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の点灯制御を行う。なお、当該報知を行うにあたっては、スイッチ中継基板50から受信するBETスイッチ入力コマンドを用いずに、払出基板350から受信するBETコマンドを用いてもよい。この場合は、スイッチ中継基板50からメイン制御基板300に対して、BETスイッチ入力コマンドを送信しなくてもよい。
サブ制御基板400は、メイン中継基板100よりBETコマンドを受信すると、サブ制御基板400で管理する、液晶表示装置45に表示する貯留枚数の値を更新する。また、サブ制御基板400は、BETボタン7が操作されたことを遊技者に報知するためのBET音を出力する制御を行う。
(MAXBETスイッチ8sw)
MAXBETスイッチ8swは、MAXBETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。ここで、スイッチ中継基板50は、MAXBETスイッチ8swにより、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メイン制御基板300、および払出基板350に対して、BETボタン7の操作、および投入枚数を示すMAXBETスイッチ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50からMAXBETスイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「3」枚のメダルを使用する処理を行う。そして、払出基板350は、MAXBETスイッチが入力されたことを示すMAXBETコマンドを、メイン中継基板100に送信する。
メイン中継基板100は、払出基板350よりMAXBETコマンドを受信すると、当該MAXBETコマンドの送信先を決定する。なお、MAXBETコマンドであれば、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信することとなる。
メイン制御基板300は、メイン中継基板100よりMAXBETコマンドを受信すると、メイン制御基板300で管理する、貯留枚数表示器28に表示する貯留枚数の値を更新する。また、メイン制御基板300は、リールを用いて行う演出(回胴演出)の実行中に、スイッチ中継基板50からMAXBETスイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、リールを用いて行う演出が継続して実行されるか等を報知するとともに、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の点灯制御を行う。なお、当該報知を行うにあたっては、スイッチ中継基板50から受信するMAXBETスイッチ入力コマンドを用いずに、払出基板350から受信するMAXBETコマンドを用いてもよい。この場合は、スイッチ中継基板50からメイン制御基板300に対して、MAXBETスイッチ入力コマンドを送信しなくてもよい。
サブ制御基板400は、メイン中継基板100よりMAXBETコマンドを受信すると、サブ制御基板400で管理する、液晶表示装置45に表示する貯留枚数の値を更新する。また、サブ制御基板400は、MAXBETボタン8が操作されたことを遊技者に報知するためのMAXBET音を出力する制御を行う。
(精算スイッチ9sw)
精算スイッチ9swは、精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。ここで、スイッチ中継基板50は、精算スイッチ9swにより、精算ボタン9の操作が検出された場合に、払出基板350に対して精算スイッチ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50から精算スイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルを精算する処理を行う。具体的には、スイッチ中継基板50は、払出基板350に対して、貯留(クレジット)されているメダルを返却する旨の信号を送信する。そして、払出基板350は、貯留(クレジット)管理している貯留枚数カウンタの値を更新する。また、払出基板350は、ホッパー202を駆動することにより、貯留(クレジット)しているメダルを返却する処理を行う。また、払出基板350は、貯留しているメダルを返却するとともに、精算スイッチが入力したことを示す精算開始コマンドを、メイン中継基板100に送信する。また、払出基板350は、貯留しているメダルの返却が完了すると、メダルの精算の終了を示す精算終了コマンドを、メイン中継基板100に送信する。
メイン中継基板100は、払出基板350より精算開始コマンドを受信すると、当該精算開始コマンドの送信先を決定する。なお、精算開始コマンドであれば、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信することとなる。また、同様に、精算終了コマンドであれば、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信することとなる。
メイン制御基板300は、メイン中継基板100より精算開始コマンドを受信すると、メイン制御基板300で管理する、貯留枚数表示器28に表示する貯留枚数の値を更新し、精算終了コマンドを受信すると、払出基板350によるメダルの精算が完了したことを認識する。
サブ制御基板400は、メイン中継基板100より精算開始コマンドを受信すると、サブ制御基板400で管理する、液晶表示装置45に表示する貯留枚数の値を更新し、精算終了コマンドを受信すると、払出基板350によるメダルの精算が完了したことを認識する。また、サブ制御基板400は、精算開始コマンドを受信することに伴って精算払出音を出力する制御を行い、精算終了コマンドを受信することに伴って精算払出音を停止する制御を行う。
なお、本実施形態において、精算スイッチ入力コマンドは、スイッチ中継基板50から、払出基板350にのみ送信されることとなっているが、これに限定されることはない。例えば、精算スイッチ入力コマンドをメイン制御基板300に対しても送信することとしてもよい。この場合において、メイン制御基板300は、精算スイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の消灯制御や、貯留枚数表示器28に表示される貯留枚数表示の減算表示制御を行うこととなる。
(スタートスイッチ10sw)
スタートスイッチ10swは、スタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。ここで、スイッチ中継基板50は、スタートスイッチ10swにより、スタートレバー10の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してスタートスイッチ入力コマンドを送信する。そして、メイン制御基板300は、スイッチ中継基板50からスタートスイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転開始準備処理等を行う。また、メイン制御基板300は、スタートスイッチ入力コマンドを受信したことで、後述の図柄コード設定処理を行い、図柄コード設定処理に基づくリール回転開始受付コマンドを、メイン中継基板100に送信する。また、メイン制御基板300は、スタートスイッチ入力コマンドを受信したことで、後述の図柄コード設定処理を行い、図柄コード設定処理に基づく条件装置コマンドを、メイン中継基板100に送信する。また、メイン制御基板300は、スタートスイッチ入力コマンドを受信したことで、後述のリール回転開始準備処理を行い、リール回転開始準備処理に基づくリール回転開始コマンドを、メイン中継基板100に送信する。また、メイン制御基板300は、スタートスイッチ入力コマンドを受信したことで、スタートランプ24、投入可能表示ランプ30、再遊技表示ランプ31の消灯制御等を行う。
メイン中継基板100は、メイン制御基板300よりリール回転開始受付コマンドを受信すると、当該リール回転開始受付コマンドの送信先を決定する。なお、リール回転開始受付コマンドであれば、サブ制御基板400に送信することとなる。また、同様に、条件装置コマンドであれば、払出基板350と、サブ制御基板400とに送信することとなる。また、同様に、リール回転開始コマンドであれば、払出基板350と、サブ制御基板400とに送信することとなる。
払出基板350は、メイン中継基板100より条件装置コマンドを受信すると、当該条件装置コマンドで示される当選役情報を、例えば、払出RAM353に格納する処理を行う。また、払出基板350は、メイン中継基板100よりリール回転開始コマンドを受信すると、リール制御基板150を介して、左リール18、中リール19、右リール20を駆動させる処理を行う。
サブ制御基板400は、メイン中継基板100よりリール回転開始受付コマンドを受信すると、リール回転開始受付コマンド受信時における演出を制御する。また、サブ制御基板400は、メイン中継基板100より条件装置コマンドを受信すると、条件装置コマンド受信時における演出を制御する。また、サブ制御基板400は、メイン中継基板100よりリール回転開始コマンドを受信すると、リール回転開始コマンド受信時における演出を制御する。
(左停止スイッチ11sw)
左停止スイッチ11swは、左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。ここで、スイッチ中継基板50は、左停止スイッチ11swにより、左停止ボタン11の操作が検出された場合に、払出基板350に対して左停止スイッチ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50から左停止スイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、回転中の左リール18を停止する処理を行う。また、払出基板350は、左リール18が停止したことを示すリール停止コマンドを、メイン中継基板100に送信する。
メイン中継基板100は、払出基板350よりリール停止コマンドを受信すると、当該リール停止コマンドの送信先を決定する。なお、リール停止コマンドであれば、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信することとなる。
メイン制御基板300は、メイン中継基板100よりリール停止コマンドを受信すると、当該リール停止コマンドで示されるリール停止情報を、例えば、メインRAM303に格納する処理を行う。
サブ制御基板400は、メイン中継基板100よりリール停止コマンドを受信すると、リール停止コマンド受信時における演出を制御する。例えば、停止したリールに対応する停止ボタンLED722を消灯させる処理を行う。
(中停止スイッチ12sw)
中停止スイッチ12swは、中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。ここで、スイッチ中継基板50は、中停止スイッチ12swにより、中停止ボタン12の操作が検出された場合に、払出基板350に対して中停止スイッチ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50から中停止スイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、回転中の中リール19を停止する処理を行う。なお、払出基板350から出力されるコマンドの流れについては、前述した左停止スイッチ入力コマンド受信時の流れと同一であるため、説明を省略する。
(右停止スイッチ13sw)
右停止スイッチ13swは、右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。ここで、スイッチ中継基板50は、右停止スイッチ13swにより、右停止ボタン13の操作が検出された場合に、払出基板350に対して右停止スイッチ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50から右停止スイッチ入力コマンドを受信したことに基づいて、回転中の右リール20を停止する処理を行う。なお、払出基板350から出力されるコマンドの流れについては、前述した左停止スイッチ入力コマンド受信時の流れと同一であるため、説明を省略する。
(セレクターセンサ15s)
セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に適正なメダルが投入されたことを検出するためのセンサである。ここで、スイッチ中継基板50は、セレクターセンサ15sにより、正常なメダルの通過が検出された場合に、払出基板350に対してセレクターセンサ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50からセレクターセンサ入力コマンドを受信したことに基づいて、(a)貯留(クレジット)されるメダルの枚数を「1」加算する処理や、(b)遊技に使用するメダルの枚数に「1」加算する処理を行う。また、払出基板350は、メダルが投入されたことを示すメダル投入コマンドを、メイン中継基板100に送信する。
なお、本実施形態において、セレクターセンサ入力コマンドは、スイッチ中継基板50から、払出基板350にのみ送信されることとなっているが、これに限定されることはない。例えば、セレクターセンサ入力コマンドをメイン制御基板300に対しても送信することとしてもよい。この場合において、メイン制御基板300は、セレクターセンサ入力コマンドを受信したことに基づいて、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の点灯制御や、貯留枚数表示器28に表示される貯留枚数表示の加算表示制御を行うこととなる。
メイン中継基板100は、払出基板350よりメダル投入コマンドを受信すると、当該メダル投入コマンドの送信先を決定する。なお、メダル投入コマンドであれば、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信することとなる。
メイン制御基板300は、メイン中継基板100よりメダル投入コマンドを受信すると、メイン制御基板300で管理する、貯留枚数表示器28に表示する貯留枚数の値を更新する。
サブ制御基板400は、メイン中継基板100よりメダル投入コマンドを受信すると、サブ制御基板400で管理する、液晶表示装置45に表示する貯留枚数の値を更新する。また、サブ制御基板400は、メダル投入コマンドを受信することに伴ってメダル投入音を出力する制御を行う。
(ホッパーセンサ202s)
ホッパーセンサ202sは、ホッパー202が駆動されて、メダルが払出されたことを検出するためのセンサである。つまり、払出基板350が、スイッチ中継基板50を介して、ホッパー202を駆動した結果、メダルの払出が検出された場合に、スイッチ中継基板50は、払出基板350に対してホッパーセンサ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50からホッパーセンサ入力コマンドを受信したことに基づいて、払出枚数を減算する処理を行う。
(補助収納庫センサ203s)
補助収納庫センサ203sは、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯であることを検出するためのセンサである。ここで、スイッチ中継基板50は、補助収納庫センサ203sにより、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯であることが検出された場合に、払出基板350に対して、補助収納庫センサ入力コマンドを送信する。そして、払出基板350は、スイッチ中継基板50から補助収納庫センサ入力コマンドを受信したことに基づいて、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯である時のエラー処理を行う。なお、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯である時に送信されるエラー情報は、払出基板350より、メイン中継基板100に送信され、さらに、メイン中継基板100より、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信されることとなる。そして、エラー情報を受信したメイン制御基板300は、遊技の進行を停滞させ、サブ制御基板400は、エラーの報知を行うこととなる。
(設定変更スイッチ44sw)
設定変更スイッチ44swは、設定変更ボタン44の操作を検出するためのスイッチである。ここで、設定スイッチ基板250は、設定変更スイッチ44swにより、設定変更ボタン44の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、設定スイッチ基板250から所定の信号を受信したことに基づいて、設定表示部43に表示されている設定値を更新して表示する処理を行う。
(設定変更キースイッチ48sw)
設定変更キースイッチ48swは、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴47に挿入された状態で、所定角度回動されたことを検出するためのスイッチである。ここで、設定スイッチ基板250は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴47に挿入された状態で、所定角度回動されたことが検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、設定スイッチ基板250から所定の信号を受信したことに基づいて、設定表示部43に現在の設定値を表示する処理を行う。
(スイッチ中継CPU51)
スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継基板50に設けられている。また、スイッチ中継CPU51は、後述のスイッチ中継ROM52に記憶されているプログラムを読み込み、入力されたスイッチ信号が、メイン制御基板300に対して出力する信号であるのか、払出基板350に対して出力する信号であるのか、メイン制御基板300、および払出基板350ともに出力する信号であるのか、信号の送信先を決定する処理を行う。そして、入力されたスイッチ信号に基づくコマンドを決定された送信先に出力する処理を行う。
(スイッチ中継ROM52)
スイッチ中継ROM52は、スイッチ中継基板50に設けられている。また、スイッチ中継ROM52は、スイッチ中継CPU51により実行される制御プログラム等が記憶されている。例えば、図107に示されるように、入力swと、コマンド名称と、送信先が対応付けられたデータがまとめられたテーブルを記憶しておいて、スイッチ中継CPU51は、このデータに基づいて、送信先を判断し、決定することとしてもよい。なお、図107で示す「○」は、送信を要することを示しており、「−」は、送信が不要であることを示している。
(スイッチ中継RAM53)
スイッチ中継RAM53は、スイッチ中継基板50に設けられている。また、スイッチ中継RAM53は、入力された信号を一時的に記憶するために設けられている。例えば、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ7swから入力された信号である場合、入力された旨をスイッチ中継RAM53に一時的に記憶して、当該「BETスイッチ7swから入力された信号」に基づくコマンドの送信先を決定することとなる。
(メイン中継CPU101)
メイン中継CPU101は、メイン中継基板100に設けられている。また、メイン中継CPU101は、後述のメイン中継ROM102に記憶されているプログラムを読み込み、入力されたコマンドが、払出基板350に対して出力するコマンドであるのか、サブ制御基板400に対して出力するコマンドであるのか、払出基板350、およびサブ制御基板400ともに出力するコマンドであるのか、コマンドの送信先を決定する処理を行う。そして、入力されたコマンドを決定された送信先に出力する処理を行う。
(メイン中継ROM102)
メイン中継ROM102は、メイン中継基板100に設けられている。また、メイン中継ROM102は、メイン中継CPU101により実行される制御プログラム等が記憶されている。例えば、図108、図109に示されるように、コマンド名称と、送信先が対応付けられたデータがまとめられたテーブルを記憶しておいて、メイン中継CPU101は、このデータに基づいて、送信先を判断し、決定することとしてもよい。なお、図108、図109で示す「○」は、送信を要することを示しており、「−」は、送信が不要であることを示している。
(メイン中継RAM103)
メイン中継RAM103は、メイン中継基板100に設けられている。また、メイン中継RAM103は、入力された信号を一時的に記憶するために設けられている。例えば、メイン中継CPU101は、入力された信号が「ドアクローズコマンド」である場合、「ドアクローズコマンド」が入力された旨をメイン中継RAM103に一時的に記憶して、当該「ドアクローズコマンド」の送信先を決定することとなる。
(電源スイッチ201sw)
電源スイッチ201swは、電源ボタン201の操作を検出するためのスイッチである。ここで、電源基板200は、電源スイッチ201swにより、電源ボタン201の操作が検出された場合に、遊技機1に電力を供給する処理を行う。
(メインCPU301)
メインCPU301は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインCPU301は、後述のメインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、スイッチ中継基板50、メイン中継基板100、リール制御基板150、電源基板200に対して所定の信号を送信する。
(メインROM302)
メインROM302は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、データテーブル、スイッチ中継基板50、およびメイン中継基板100に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。具体的には、メインROM302は、後述の非RT遊技状態用当選役決定テーブル(図10参照)、後述の第1RT遊技状態用当選役決定テーブル(図11参照)、後述のBB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル(図12参照)、後述の非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル(図13参照)、後述のBB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル(図14参照)、後述の非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル(図15参照)、後述の第4RT遊技状態用当選役決定テーブル(図16参照)、後述の第5RT遊技状態用当選役決定テーブル(図17参照)、後述の第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブル(図18参照)、後述のBB当選時用ART状態移行抽選テーブル(図22参照)、後述のBB中ART状態移行抽選テーブル(図23参照)、後述のART状態用ゲーム数上乗せ抽選テーブル(図24参照)、後述のBB中ゲーム数上乗せ抽選テーブル(図25参照)、等を記憶している。
(メインRAM303)
メインRAM303は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、メインRAM303には、例えば、投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、設定変更装置作動異常フラグ格納領域等の各種格納領域が設けられている。
(メイン乱数発生器304)
メイン乱数発生器304は、メイン制御基板300に設けられている。また、メイン乱数発生器304は、当選役を決定する抽選等で用いられる乱数を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、メイン乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(払出CPU351)
払出CPU351は、払出基板350に設けられている。また、払出CPU351は、後述の払出ROM352に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、スイッチ中継基板50、メイン中継基板100、リール制御基板150、電源基板200に対して所定の信号を送信する。
(払出ROM352)
払出ROM352は、払出基板350に設けられている。また、払出ROM352は、払出CPU351により実行される制御プログラム、データテーブル、メイン制御基板300及びサブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。具体的には、払出ROM352は、後述の配列データテーブル(図5参照)、後述の図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブル(図6参照)、後述の図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブル(図7参照)、後述の図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブル(図8参照)等を記憶している。
(払出RAM353)
払出RAM353は、払出基板350に設けられている。また、払出RAM353は、払出CPU351によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、払出RAM353には、例えば、投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、再遊技作動中フラグ格納領域等の各種格納領域が設けられている。
(サブCPU401)
サブCPU401は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブCPU401は、後述のサブROM402に記憶されているプログラムを読み込み、メイン中継基板100から受信したコマンドの情報や、演出ボタンセンサ709sや、十字キー基板710から入力された信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果をバックライト中継基板450や演出制御基板600等に供給するために設けられている。
(サブROM402)
サブROM402は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブROM402は、サブCPU401により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、サブROM402は、後述の演出決定テーブル(図26参照)等を記憶している。
(サブRAM403)
サブRAM403は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブRAM403は、サブCPU401によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、サブRAM403には、後述の演出決定テーブル(図26参照)にて決定された演出に係る情報を格納する演出情報格納領域等が設けられている。
(サブ乱数発生器404)
サブ乱数発生器404は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブ乱数発生器404は、演出を決定する抽選等で用いられる乱数を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、サブ乱数発生器404は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(左バックライト461)
左バックライト461は、左バックライト基板451に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、左バックライト基板451を介して左バックライト461を発光させる処理を行う。これにより、左リール18の図柄の視認が容易となる。
(中バックライト462)
中バックライト462は、中バックライト基板452に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、中バックライト基板452を介して中バックライト462を発光させる処理を行う。これにより、中リール19の図柄の視認が容易となる。
(右バックライト463)
右バックライト463は、右バックライト基板453に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、右バックライト基板453を介して右バックライト463を発光させる処理を行う。これにより、右リール20の図柄の視認が容易となる。
(液晶制御CPU601)
液晶制御CPU601は、演出制御基板600に設けられている。また液晶制御CPU601は、後述の液晶制御ROM602に記憶されているプログラムを読み込み、サブ制御基板400から受信した信号に基づいてディスプレイリストを作成するために設けられている。また、液晶制御CPU601は、後述のCGROM604に記憶されている画像データを液晶表示装置45に表示させる制御を行う。
(液晶制御ROM602)
液晶制御ROM602は、演出制御基板600に設けられている。また、液晶制御ROM602は、液晶制御CPU601により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、液晶制御ROM602は、液晶制御CPU601の制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、アニメーションを表示する際に参照されるアニメシーンの組み合わせやアニメシーンの表示順序、画像の表示時間を示すウエイトフレーム、スプライトの識別番号や転送元アドレス等の各種対象データ、スプライトの表示位置や転送先アドレス等の各種パラメータ、描画方法等が記憶されている。
(液晶制御RAM603)
液晶制御RAM603は、演出制御基板600に設けられている。また、液晶制御RAM603は、液晶制御CPU601の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、液晶制御ROM602から読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。
(CGROM604)
CGROM604は、演出制御基板600に設けられている。また、CGROM604は、所定範囲の画素(例えば、「32」ピクセル×「32」ピクセル)における画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成され画素情報の集合からなる画像データを圧縮して記憶するために設けられている。
(音源IC605)
音源IC605は、演出制御基板600に設けられている。また、音源IC605は、後述の音源ROM606に記憶されている音声に関するプログラムやデータを読み込み、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42を駆動する音声信号を生成するために設けられている。
(音源ROM606)
音源ROM606は、演出制御基板600に設けられている。また、音源ROM606は、演出を実行する際に出力される音声に関するプログラムやデータ等を記憶するために設けられている。
(VDP607)
VDP607は、いわゆる画像プロセッサであり、液晶制御CPU601からの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のフレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。そして、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成することにより、液晶表示装置45に画像を表示する制御が行われる。なお、VDP607は、図示しない制御レジスタ、CGバスインターフェイス、CPUインターフェイス、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらをバスによって接続している。
(LED制御基板650)
LED制御基板650は、トップLED661、コーナーLED662、サイドLED663、受皿サイドLED664、受皿LED665の制御を行うために設けられている。また、LED制御基板650は、演出装置ドライブ中継基板550、トップLED基板651、コーナーLED基板652、サイドLED基板653、受皿サイドLED基板654、受皿LED基板655が接続されている。
(MAXBETボタンLED基板701)
MAXBETボタンLED基板701は、後述のMAXBETボタンLED721が接続されており、後述のMAXBETボタンLED721を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、MAXBETボタン8の操作が有効である場合に、コンパネLED中継基板700のMAXBETボタンLED基板701を介して後述のMAXBETボタンLED721を発光する処理を行う。これにより、MAXBETボタン8の操作が有効であることの報知を行う。
(停止ボタンLED基板702)
停止ボタンLED基板702は、後述の停止ボタンLED722が接続されており、後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の停止ボタンLED基板702を介して、後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左停止ボタン11の操作が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、左停止ボタン11の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光し、中停止ボタン12の操作が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、中停止ボタン12の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光し、右停止ボタン13の操作が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、右停止ボタン13の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行う。これにより、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作が有効であることの報知を行う。
(演出ボタンLED基板703)
演出ボタンLED基板703は、後述の演出ボタンLED723が接続されており、後述の演出ボタンLED723を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、演出ボタン21の操作が有効である場合に、コンパネLED中継基板700の演出ボタンLED基板703を介して、後述の演出ボタンLED723を発光する処理を行う。これにより、演出ボタン21の操作が有効であることの報知を行う。
(腰部パネルLED基板704)
腰部パネルLED基板704は、後述の腰部パネルLED724が接続されており、後述の腰部パネルLED724を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の腰部パネルLED基板704を介して、後述の腰部パネルLED724を発光する処理を行う。これにより、腰部パネル36に描かれている遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させ易くしている。
(Bonus表示LED基板705)
Bonus表示LED基板705は、Bonus表示部32が接続されており、Bonus表示部32に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、メイン制御基板300により管理される状態がBB状態に移行したタイミングでコンパネLED中継基板700のBonus表示LED基板705を介して、Bonus表示部32に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、後述のBB状態に移行したことの報知を行う。
(ART表示LED基板706)
ART表示LED基板706は、ART表示部33が接続されており、ART表示部33に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、メイン制御基板300により管理される状態がART状態に移行したタイミングでコンパネLED中継基板700のART表示LED基板706を介して、ART表示部33に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、後述のART状態に移行したことの報知を行う。
(停止ボタン操作LED基板707)
停止ボタン操作LED基板707は、停止ボタン操作表示部34が接続されており、停止ボタン操作表示部34に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板707を介して、停止ボタン操作表示部34に設けられているLEDを発光する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、メイン制御基板300により管理される状態が後述のART状態である場合において、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板707を介して、左停止ボタン操作表示部34Lに設けられているLEDを点灯させ、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板707を介して、中停止ボタン操作表示部34Cに設けられているLEDを点灯させ、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板707を介して、右停止ボタン操作表示部34Rに設けられているLEDを点灯させる処理を行う。これにより、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(スタートレバーLED基板708)
スタートレバーLED基板708は、スタートレバーLED35が接続されており、スタートレバーLED35を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700のスタートレバーLED基板708を介して、スタートレバーLED35を所定のタイミングで発光する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
(演出ボタンセンサ709s)
演出ボタンセンサ709sは、演出ボタン21が接続されており、演出ボタン21の操作を検出するために設けられている。ここで、演出ボタンセンサ709sは、演出ボタン21の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、所定の信号を受信したことに基づいて、演出ボタン21が操作されたときの処理を行う。
(十字キー基板710)
十字キー基板710は、十字キー22が接続されており、十字キー22の操作を検出するために設けられている。ここで、十字キー基板710は、十字キー22の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、所定の信号を受信したことに基づいて、十字キー22が操作されたときの処理を行う。
(MAXBETボタンLED721)
MAXBETボタンLED721は、MAXBETボタン8の内部に設けられており、MAXBETボタンLED基板701に接続されている。ここで、MAXBETボタンLED721は、MAXBETボタン8の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、MAXBETボタン8の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、MAXBETボタン8の操作を受け付けるタイミングであることと、MAXBETボタン8の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(停止ボタンLED722)
停止ボタンLED722は、(a)左停止ボタン11の内部に設けられている左停止ボタンLEDと、(b)中停止ボタン12の内部に設けられている中停止ボタンLEDと、(c)右停止ボタン13の内部に設けられている右停止ボタンLEDを備えている。ここで、左停止ボタンLEDは、左停止ボタン11の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられており、中停止ボタンLEDは、中停止ボタン12の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられており、右停止ボタンLEDは、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられている。具体的には、左停止ボタンLED、中停止ボタンLED、右停止ボタンLEDは、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、(a)左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングであることと、(b)左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(演出ボタンLED723)
演出ボタンLED723は、演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられている。具体的には、演出ボタンLED723は、演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、演出ボタン21の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、(a)演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングであることと、(b)演出ボタン21の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(腰部パネルLED724)
腰部パネルLED724は、腰部パネル36に描かれた遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させ易くするために設けられている。ここで、腰部パネルLED724は、遊技機1に電力が供給された場合に点灯する。これにより、遊技者は、腰部パネル36に描かれた遊技機1の機種名やモチーフ等を認識し易くなる。なお、所定の条件が充足されたことに基づいて、腰部パネルLED724を消灯させることとしてもよい。これにより、遊技者に対して所定の条件が充足されたことを報知することができる。
(配列データテーブル)
次に、図5に基づいて、配列データテーブルの説明を行う。
配列データテーブルは、払出ROM352に記憶されており、左リールセンサ154s、中リールセンサ155s、右リールセンサ156sがリールインデックスを検出したときに、表示窓23の中段に表示されている図柄の図柄位置を「00」と規定している。また、図柄位置「00」を基準として、図柄位置「00」〜「20」が規定されている。
(図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図6に基づいて、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルは、払出ROM352に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「BNS01」として「同色赤BB」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「BNS02」として「同色青BB」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「BNS03」として「異色赤BB」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「BNS04」として「異色青BB」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「BNS05」として「JAC」が規定されている。
ここで、有効ライン上に沿って表示される図柄の組み合わせが、図柄組み合わせテーブルに規定されている図柄の組み合わせと一致する場合に、メダルの払出、再遊技の作動、ボーナスの作動、遊技状態の移行といった特典を付与する制御が行われる。例えば、「赤セブン」、「赤セブン」、「赤セブン」の図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたとき、「同色赤BB」に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定され、ボーナスの作動が行われるとともに、後述のBB中第2RT遊技状態へ移行する制御が行われる。なお、有効ラインに沿って表示された図柄の組み合わせが、図柄組み合わせテーブルに規定されている図柄の組み合わせと一致しない場合は、「ハズレ」となる。
また、本実施形態においては、「同色赤BB」、「同色青BB」、「異色赤BB」、「異色青BB」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、BB(第1種特別役物に係る役物連続作動装置)の作動が行われ、BBの作動が行われると、RBの当選確率が向上することとなる。また、本実施形態においては、「JAC」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、RB(第1種特別役物)の作動が行われ、RBの作動が行われると、後述の「押し順ベルA」、「押し順ベルB」、「押し順ベルC」、「押し順ベルD」、及び「押し順ベルE」の当選確率が向上することとなる。
なお、本実施形態において、「同色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「同色青BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色青BBに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「BBに係る図柄の組み合わせ」という。また、「同色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「同色青BBに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「同色BBに係る図柄の組み合わせ」という。また、「異色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色青BBに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「異色BBに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「同色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「同色青BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色赤BBに係る図柄の組み合わせ」、「異色青BBに係る図柄の組み合わせ」、「JACに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」という。
(図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図7に基づいて、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルは、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルと同様に、払出ROM352に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「REP01」として「一般リプレイ」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「REP02」として「第1RT遊技状態移行リプレイ」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「REP03」として「第3RT遊技状態移行リプレイ」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「REP04」として「第4RT遊技状態移行リプレイ」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「REP05」として「第1スイカリプレイ」が規定されており、ビット「00100000」には、図柄ビット名称「REP06」として「第2スイカリプレイ」が規定されており、ビット「01000000」には、図柄ビット名称「REP07」として「第1BARリプレイ」が規定されており、ビット「10000000」には、図柄ビット名称「REP08」として「第2BARリプレイ」が規定されている。
ここで、本実施形態においては、「一般リプレイ」、「第1RT遊技状態移行リプレイ」、「第3RT遊技状態移行リプレイ」、「第4RT遊技状態移行リプレイ」、「第1スイカリプレイ」、「第2スイカリプレイ」、「第1BARリプレイ」、「第2BARリプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、再遊技の作動が行われる。そして、再遊技の作動が行われると、メダルを投入することなく、遊技を行うことができる。
なお、本実施形態において、「一般リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第2スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第2BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「第1RT遊技状態移行リプレイ」、「第3RT遊技状態移行リプレイ」、「第4RT遊技状態移行リプレイ」を総称して、「RT遊技状態移行リプレイ」という。また、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「第1スイカリプレイ」、「第2スイカリプレイ」を総称して、「スイカリプレイ」という。また、「第1スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第2スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
また、本実施形態において、「第1BARリプレイ」、「第2BARリプレイ」を総称して、「BARリプレイ」という。また、「第1BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第2BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」を総称して、「BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」という。
(図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図8に基づいて、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルは、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルや、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルと同様に、払出ROM352に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。なお、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルに規定されている「ANY」とは、どの図柄であってもよいことを示している。
また、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「NML01」として「第1小役」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「NML02」として「第2小役」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「NML03」として「第3小役」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「NML04」として「第4小役」が規定されている。
ここで、本実施形態においては、「第1小役」、「第2小役」、「第3小役」、「第4小役」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メダルの払出が行われる。
なお、「第1小役」、「第2小役」、「第3小役」、「第4小役」を総称して、「小役」という。また、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」、「第2小役に係る図柄の組み合わせ」、「第3小役に係る図柄の組み合わせ」、「第4小役に係る図柄の組み合わせ」を総称して、「入賞に係る図柄の組み合わせ」という。
ここで、本実施形態においては、複数の有効ライン上に「入賞に係る図柄の組み合わせ」が表示されることがある。例えば、中リール19の中段に「ベル」に係る図柄が表示されると、「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が表示されることとなる。この場合には、入賞に係る図柄の組み合わせが表示された有効ラインの数にメダルの払出枚数を乗じた数のメダルが遊技者に対して払い出されることとなる。
(当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係)
次に、図9に基づいて、当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係について説明を行う。
図9では、当選役に対応する当選番号と、当選番号の内容と、当選役に対応する条件装置と、各遊技状態で当選役として決定され得るか否かと、停止操作順序により有効ライン上に表示され得る図柄の組み合わせとの関係を示している。
また、図9に示す通り、決定された当選役によって、作動することとなる条件装置が異なる。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「13」の当選役が決定された場合、作動することとなる条件装置は「REP01」、「REP05」、及び「REP07」である。即ち、当選番号「13」の当選役が決定された場合、「一般リプレイに係る図柄の組み合わせ」、「第1スイカリプレイに係る図柄の組み合わせ」、及び「第1BARリプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されることが許容される。
また、本実施形態において、同じ図柄位置で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作しても、遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序によって、有効ライン上に揃う図柄の組み合わせが異なる当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「REP01」、及び「REP04」である。この場合において、左停止ボタン11を最初に操作した場合には、「一般リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されることとなる。また、中停止ボタン12を最初に操作した場合、または右停止ボタン13を最初に操作した場合には、「第4RT遊技状態移行リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることとなる。
また、本実施形態においては、遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序によって、「入賞に係る図柄の組み合わせ」がどの有効ライン上に揃うかが異なる当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「21」の「押し順ベルA」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「NML01」である。この場合において、最初に左停止ボタン11を操作し、次に中停止ボタン12を操作し、最後に右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、他の順序で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
同様に、後述の内部抽選処理により、当選番号「22」の「押し順ベルB」が当選役として決定された場合において、最初に左停止ボタン11を操作し、次に右停止ボタン13を操作し、最後に中停止ボタン12を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、他の順序で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
また、後述の内部抽選処理により、当選番号「23」の「押し順ベルC」が当選役として決定された場合において、最初に中停止ボタン12を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、最初に左停止ボタン11、または右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
また、後述の内部抽選処理により、当選番号「24」の「押し順ベルD」が当選役として決定された場合において、最初に右停止ボタン13を操作し、次に左停止ボタン11を操作し、最後に中停止ボタン12を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、他の順序で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
また、後述の内部抽選処理により、当選番号「25」の「押し順ベルE」が当選役として決定された場合において、最初に右停止ボタン13を操作し、次に中停止ボタン12を操作し、最後に左停止ボタン11を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「右下がりライン」、「中段ライン」、「右上がりライン」、「小山ライン」、及び「小Vライン」に表示されることとなる。一方、他の順序で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作した場合には、「第1小役に係る図柄の組み合わせ」が「上段ライン」にのみ表示されることとなる。
一方、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序がどのような順序であっても、有効ライン上に揃う図柄の組み合わせが異なることのない当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「BNS05」である。この場合においては、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13をどのような順序で操作した場合であっても、「JACに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されることとなる。
(非RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図10に基づいて、非RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の非RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図10においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、非RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「18」の「直撃リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、非RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第1RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図11に基づいて、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第1RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図11においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「18」の「直撃リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図12に基づいて、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述のBB中第2RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図12においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「27」の「中段チェリー」と、当選番号「48」の「RB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「28」の「赤セブンBB」、当選番号「29」の「青セブンBB」、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」、当選番号「31」の「異色青セブンBB」、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」が当選役として決定されることはない。
(非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図13に基づいて、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の非BB中第2RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図13においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、非BB中第2RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図14に基づいて、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述のBB中第3RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図14においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」と、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」と、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「27」の「中段チェリー」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「28」の「赤セブンBB」、当選番号「29」の「青セブンBB」、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」、当選番号「31」の「異色青セブンBB」、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図15に基づいて、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の非BB中第3RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図15においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」と、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」と、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、非BB中第3RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第4RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図16に基づいて、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第4RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図16においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」と、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」と、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」と、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」と、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」と、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」と、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」と、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」と、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」と、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」と、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」と、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「28」の「赤セブンBB」と、当選番号「29」の「青セブンBB」と、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」と、当選番号「31」の「異色青セブンBB」と、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」と、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」と、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」と、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」と、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」と、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」と、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」と、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」と、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」と、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第5RT遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図17に基づいて、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第5RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図17においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「19」の「スイカリプレイ」と、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」と、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」と、当選番号「26」の「チェリー」と、当選番号「27」の「中段チェリー」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第5RT遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「28」の「赤セブンBB」、当選番号「29」の「青セブンBB」、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」、当選番号「31」の「異色青セブンBB」、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
(第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブル)
次に、図18に基づいて、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第3RT中RB遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値が規定されている。ここで、本実施形態において、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図19においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルは、当選番号「21」の「押し順ベルA」と、当選番号「22」の「押し順ベルB」と、当選番号「23」の「押し順ベルC」と、当選番号「24」の「押し順ベルD」と、当選番号「25」の「押し順ベルE」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第3RT中RB遊技状態用当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「01」の「通常リプレイ」、当選番号「02」の「RT2中リプレイ」、当選番号「03」の「RT3中リプレイA」、当選番号「04」の「RT3中リプレイB」、当選番号「05」の「RT3中リプレイC」、当選番号「06」の「RT4中リプレイA」、当選番号「07」の「RT4中リプレイB」、当選番号「08」の「RT4中リプレイC」、当選番号「09」の「RT4中リプレイD」、当選番号「10」の「RT4中リプレイE」、当選番号「11」の「RT4中リプレイF」、当選番号「12」の「BAR揃いリプレイS1」、当選番号「13」の「BAR揃いリプレイS2」、当選番号「14」の「BAR揃いリプレイS3」、当選番号「15」の「BAR揃いリプレイW1」、当選番号「16」の「BAR揃いリプレイW2」、当選番号「17」の「BAR揃いリプレイW3」、当選番号「18」の「直撃リプレイ」、当選番号「19」の「スイカリプレイ」、当選番号「20」の「チャンスリプレイ」、当選番号「26」の「チェリー」、当選番号「27」の「中段チェリー」、当選番号「28」の「赤セブンBB」、当選番号「29」の「青セブンBB」、当選番号「30」の「異色赤セブンBB」、当選番号「31」の「異色青セブンBB」、当選番号「32」の「チャンスリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「33」の「チャンスリプレイ+青セブンBB」、当選番号「34」の「チャンスリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「35」の「チャンスリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「36」の「スイカリプレイ+赤セブンBB」、当選番号「37」の「スイカリプレイ+青セブンBB」、当選番号「38」の「スイカリプレイ+異色赤セブンBB」、当選番号「39」の「スイカリプレイ+異色青セブンBB」、当選番号「40」の「チェリー+赤セブンBB」、当選番号「41」の「チェリー+青セブンBB」、当選番号「42」の「チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「43」の「チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「44」の「中段チェリー+赤セブンBB」、当選番号「45」の「中段チェリー+青セブンBB」、当選番号「46」の「中段チェリー+異色赤セブンBB」、当選番号「47」の「中段チェリー+異色青セブンBB」、当選番号「48」の「RB」が当選役として決定されることはない。
なお、本実施形態において、「通常リプレイ」、「RT2中リプレイ」、「RT3中リプレイA」、「RT3中リプレイB」、「RT3中リプレイC」、「RT4中リプレイA」、「RT4中リプレイB」、「RT4中リプレイC」、「RT4中リプレイD」、「RT4中リプレイE」、「RT4中リプレイF」、「BAR揃いリプレイS1」、「BAR揃いリプレイS2」、「BAR揃いリプレイS3」、「BAR揃いリプレイW1」、「BAR揃いリプレイW2」、「BAR揃いリプレイW3」、「直撃リプレイ」、「スイカリプレイ」、「チャンスリプレイ」を総称して「リプレイ」という。
また、「RT3中リプレイA」、「RT3中リプレイB」、「RT3中リプレイC」を総称して「RT3中リプレイ」という。また、「RT4中リプレイA」、「RT4中リプレイB」、「RT4中リプレイC」、「RT4中リプレイD」、「RT4中リプレイE」、「RT4中リプレイF」を総称して「RT4中リプレイ」という。また、「BAR揃いリプレイS1」、「BAR揃いリプレイS2」、「BAR揃いリプレイS3」、「BAR揃いリプレイW1」、「BAR揃いリプレイW2」、「BAR揃いリプレイW3」を総称して「BAR揃いリプレイ」という。
また、「押し順ベルA」、「押し順ベルB」、「押し順ベルC」、「押し順ベルD」、「押し順ベルE」を総称して「押し順ベル」という。
(遊技状態移行図)
次に、図19に基づいて、遊技状態移行図について説明を行う。
遊技状態移行図は、現在の遊技状態と、遊技状態を移行する条件となる移行条件と、移行先の遊技状態を規定している。
ここで、現在の遊技状態が非RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、非RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が非RT遊技状態である場合において、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、非RT遊技状態から非BB中第3RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第1RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、第1RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第1RT遊技状態である場合において、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第1RT遊技状態から非BB中第3RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態がBB中第2RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「RB」に当選した場合に、BB中第2RT遊技状態からBB中第3RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態がBB中第2RT遊技状態である場合において、BBの終了条件が充足された場合に、BB中第2RT遊技状態から非BB中第2RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が非BB中第2RT遊技状態である場合において、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、非BB中第2RT遊技状態から非BB中第3RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が非BB中第2RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、非BB中第2RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態がBB中第3RT遊技状態である場合において、「JACに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、BB中第3RT遊技状態から第3RT中RB遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態がBB中第3RT遊技状態である場合において、BBの終了条件が充足された場合に、BB中第3RT遊技状態から非BB中第3RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が非BB中第3RT遊技状態である場合において、「第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、非BB中第3RT遊技状態から第4RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が非BB中第3RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、非BB中第3RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第4RT遊技状態である場合において、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第4RT遊技状態から第1RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第4RT遊技状態である場合において、後述の内部抽選処理により「BB」に当選した場合に、第4RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第5RT遊技状態である場合において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第5RT遊技状態からBB中第2RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第3RT中RB遊技状態である場合において、RBの終了条件が充足された場合に、第3RT中RB遊技状態からBB中第3RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第3RT中RB遊技状態である場合において、BBの終了条件が充足された場合に、第3RT中RB遊技状態から非RT遊技状態に移行される。
(メイン制御基板により管理される状態の一覧)
次に、図20に基づいて、メイン制御基板により管理される状態の一覧について説明を行う。
メイン制御基板300により管理される状態の一覧は、状態名と、各状態名に対応する状態番号について規定されている。ここで、本実施形態におけるメイン制御基板300により管理される状態は、状態番号が「01」の「通常状態」、状態番号が「02」の「BB準備状態」、状態番号が「03」の「BB状態」、状態番号が「04」の「RB状態」、状態番号が「05」の「第1転落待機状態」、状態番号が「06」の「ART準備状態」、状態番号が「07」の「ART状態」、状態番号が「08」の「ART中BB準備状態」、状態番号が「09」の「ART中BB状態」、状態番号が「10」の「ART中RB状態」、状態番号が「11」の「第2転落待機状態」が規定されている。
(メイン制御基板により管理される状態の遷移図)
次に、図21に基づいて、メイン制御基板により管理される状態の遷移図についての説明を行う。
本実施形態においては、メイン制御基板300により制御される遊技状態とは別に、メイン制御基板300により管理される状態が複数設けられている。以下、各状態についての説明と、各状態への移行条件等の説明を行う。
(通常状態)
通常状態は、遊技者にとって不利な状態である。ここで、本実施形態において、通常状態は、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された際に、BB状態が終了した後、ART準備状態に移行するか否かの抽選が行われる。これにより、通常状態における遊技に対する興趣を向上させている。
また、通常状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、通常状態からBB準備状態に移行する制御が行われる。また、通常状態において、「第3RT遊技状態移行リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、通常状態からART準備状態に移行する制御が行われる。
(BB準備状態)
BB準備状態は、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に移行される状態である。具体的には、BB準備状態においては、後述の内部抽選処理により決定された当選役に対応するBBに係る図柄の組み合わせを有効ライン上に表示することができるタイミングで、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作することにより、BBに係る図柄の組み合わせを有効ライン上に表示することができる。
また、BB準備状態において、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、BB準備状態からBB状態に移行する制御が行われる。
(BB状態)
BB状態は、BB準備状態において、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、本実施形態において、BB状態は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカリプレイ」や、「チャンスリプレイ」、「チェリー」、「中段チェリー」が決定された場合に、ART準備状態に移行するか否かの抽選が行われる。これにより、BB状態における遊技に対する興趣を向上させている。
また、BB状態において、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、BB状態からRB状態に移行する制御が行われる。また、BB状態において、BB状態が終了し、ART準備状態に移行することが決定されていない場合に、BB状態から第1転落待機状態に移行する制御が行われる。また、BB状態において、BB状態が終了し、ART準備状態に移行することが決定されている場合に、BB状態からART準備状態に移行する制御が行われる。
(RB状態)
RB状態は、BB状態において、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。
また、RB状態において、BB状態の終了条件を満たした場合には、RB状態から通常状態に移行する制御が行われる。また、RB状態において、RB状態が終了し、BB状態の終了条件を満たしていない場合には、RB状態からBB状態に移行する制御が行われる。
(第1転落待機状態)
第1転落待機状態は、BB状態において、ART準備状態に移行することが決定されることなくBB状態が終了した場合に、通常状態に移行する前に移行する状態である。
また、第1転落待機状態において、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、第1転落待機状態から通常状態に移行する制御が行われる。また、第1転落待機状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、第1転落待機状態からBB準備状態に移行する制御が行われる。
(ART準備状態)
ART準備状態は、ART状態に移行することが決定されている場合において、BB状態が終了した後、ART状態に移行する前に移行される状態である。また、ART準備状態は、通常状態において、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。
また、ART準備状態において、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、ART準備状態からART状態に移行する制御が行われる。また、ART準備状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、ART準備状態からART中BB準備状態に移行する制御が行われる。
(ART状態)
ART状態は、後述の内部抽選処理により、「押し順ベル」が当選した場合に、「入賞に係る図柄の組み合わせ」を遊技者にとって有利な態様で有効ライン上に表示するために、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序が報知される状態である。これにより、遊技者は、報知された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序に従って、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を行うことにより、「入賞に係る図柄の組み合わせ」を遊技者にとって有利な態様で有効ライン上に表示させることができる。
また、ART状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、ART状態からART中BB準備状態に移行する制御が行われる。また、ART状態において、後述のART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」となった場合に、ART状態から第2転落待機状態に移行する制御が行われる。
(ART中BB準備状態)
ART中BB準備状態は、ART状態において、BBに当選した場合に移行する状態である。具体的には、ART中BB準備状態においては、BB準備状態と同様に、後述の内部抽選処理により決定された当選役に対応するBBに係る図柄の組み合わせを有効ライン上に表示することができるタイミングで、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作することにより、BBに係る図柄の組み合わせを有効ライン上に表示することができる。
また、ART中BB準備状態において、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、ART中BB準備状態からART中BB状態に移行する制御が行われる。
(ART中BB状態)
ART中BB状態は、ART状態において、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、本実施形態において、BB状態は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカリプレイ」や、「チャンスリプレイ」、「チェリー」、「中段チェリー」が決定された場合に、ART状態において遊技可能なゲーム数を加算するか否かの抽選が行われる。これにより、ART中BB状態における遊技に対する興趣を向上させている。
また、ART中BB状態において、BB状態が終了した場合に、ART中BB状態からART準備状態に移行する制御が行われる。また、ART中BB状態において、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、ART中BB状態からART中RB状態に移行する制御が行われる。
(ART中RB状態)
ART中RB状態は、ART中BB状態において、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。
また、ART中RB状態において、ART中BB状態の終了条件を満たした場合には、ART中RB状態からART状態に移行する制御が行われる。また、ART中RB状態において、RB状態が終了し、BB状態の終了条件を満たしていない場合には、ART中RB状態からART中BB状態に移行する制御が行われる。
(第2転落待機状態)
第2転落待機状態は、ART状態が終了した後、通常状態に移行する前に移行する状態である。
また、第2転落待機状態において、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、第2転落待機状態から通常状態に移行する制御が行われる。また、第2転落待機状態において、後述の内部抽選処理により、当選役としてBBが決定された場合に、第2転落待機状態からART中BB準備状態に移行する制御が行われる。
(BB当選時用ART状態移行抽選テーブル)
次に、図22に基づいて、BB当選時用ART状態移行抽選テーブルについて説明を行う。
BB当選時用ART状態移行抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、通常状態、または第1転落待機状態において、「BB」が当選した際に、ART状態に移行するか否かの抽選を行うために設けられている。具体的には、BB当選時用ART状態移行抽選テーブルは、当選役毎にART状態に移行することとなる抽選値が規定されている。例えば、当選役として当選番号「28」の「赤セブンBB」が決定された場合には、「32768/65536」の確率でART状態に移行することが決定される。
(BB中ART状態移行抽選テーブル)
次に、図23に基づいて、BB中ART状態移行抽選テーブルについて説明を行う。
BB中ART状態移行抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、BB状態において、ART状態に移行するか否かの抽選を行うために設けられている。具体的には、BB中ART状態移行抽選テーブルは、当選役毎にART状態に移行することとなる抽選値が規定されている。例えば、当選役として当選番号「19」の「スイカリプレイ」が決定された場合には、「8192/65536」の確率でART状態に移行することが決定される。
(ART状態用上乗せ抽選テーブル)
次に、図24に基づいて、ART状態用上乗せ抽選テーブルについて説明を行う。
ART状態用上乗せ抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、ART状態において、ART状態で遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かの抽選を行うために設けられている。具体的には、ART状態用上乗せ抽選テーブルは、当選役毎に上乗せゲーム数の抽選値が規定されている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選役として当選番号「19」の「スイカリプレイ」が決定された場合には、「4096/65536」の確率で上乗せゲーム数として「30」ゲームが決定され、「2048/65536」の確率で上乗せゲーム数として「50」ゲームが決定され、「1024/65536」の確率で上乗せゲーム数として「100」ゲームが決定されることとなる。
(BB中上乗せ抽選テーブル)
次に、図25に基づいて、BB中上乗せ抽選テーブルについて説明を行う。
BB中上乗せ抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、ART中BB状態において、ART状態で遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かの抽選を行うために設けられている。具体的には、BB中上乗せ抽選テーブルは、当選役毎に上乗せゲーム数の抽選値が規定されている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選役として当選番号「19」の「スイカリプレイ」が決定された場合には、「6553/65536」の確率で上乗せゲーム数として「30」ゲームが決定され、「2048/65536」の確率で上乗せゲーム数として「50」ゲームが決定され、「1024/65536」の確率で上乗せゲーム数として「100」ゲームが決定されることとなる。
(演出決定テーブル)
次に、図26に基づいて、演出決定テーブルについて説明を行う。
演出決定テーブルは、サブROM402に設けられており、メイン制御基板300により管理される各状態において行われる演出を決定するために設けられている。具体的には、「演出No.」と、「演出No.」に対応する演出内容が規定されている。また、演出決定テーブルは、メイン制御基板300により管理される状態等の演出を実行するための条件が規定されている。
ここで、本実施形態において、演出決定テーブルは、(A)メイン制御基板300により管理される状態が通常状態の場合に用いられる通常状態用演出決定テーブル(図26(A)参照)と、(B)メイン制御基板300により管理される状態がBB準備状態の場合に用いられるBB準備状態用演出決定テーブル(図26(B)参照)と、(C)メイン制御基板300により管理される状態がBB状態の場合に用いられるBB状態用演出決定テーブル(図26(C)参照)と、(D)メイン制御基板300により管理される状態がRB状態の場合に用いられるRB状態用演出決定テーブル(図26(D)参照)と、(E)メイン制御基板300により管理される状態が第1転落待機状態の場合に用いられる第1転落待機状態用演出決定テーブル(図26(E)参照)と、(F)メイン制御基板300により管理される状態がART準備状態の場合に用いられるART準備状態用演出決定テーブル(図26(F)参照)と、(G)メイン制御基板300により管理される状態がART状態の場合に用いられるART状態用演出決定テーブル(図示せず)と、(H)メイン制御基板300により管理される状態がART中BB状態の場合に用いられるART中BB状態用演出決定テーブル(図示せず)と、(I)メイン制御基板300により管理される状態がART中RB状態の場合に用いられるART中RB状態用演出決定テーブル(図示せず)と、(J)メイン制御基板300により管理される状態が第2転落待機状態の場合に用いられる第2転落待機状態用演出決定テーブル(図示せず)とが設けられている。
(メイン制御基板300によるプログラム開始処理)
次に、図27に基づいて、メイン制御基板300により行われるプログラム開始処理についての説明を行う。なお、プログラム開始処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。なお、以下において、メイン中継基板100は、コマンドの送受信を中継する機能を有しており、メイン制御基板300、および払出基板350から送信されるコマンドは、一旦、メイン中継基板100に集められる。そして、メイン中継基板100は、受信したコマンドの送信先を決定して、決定されたコマンド送信先にコマンドを送信することとなる。従って、以下の記載においては、メイン中継基板100よりコマンドを受信する、等の記載を行うことがあるが、コマンドの生成元は、メイン制御基板300か、払出基板350が担うこととなる。
つまり、メイン制御基板300で生成されたコマンドは、メイン中継基板100に送信される。そして、メイン中継基板100より、コマンドに応じて、(a)払出基板350のみに送信、(b)サブ制御基板400のみに送信、(c)払出基板350およびサブ制御基板400に送信、といった形で送信されることとなる。同様に、払出基板350で生成されたコマンドは、メイン中継基板100に送信される。そして、メイン中継基板100より、コマンドに応じて、(d)メイン制御基板300およびサブ制御基板400に送信、といった形で送信されることとなる。なお、本実施形態においては、メイン制御基板300およびサブ制御基板400に送信されるコマンドのみしか記述しないが(図109参照)、(e)メイン制御基板300のみに送信、(f)サブ制御基板400のみに送信、されるようなコマンドがあってもよい。
なお、スイッチ中継基板50に関しては、スイッチ中継基板50が各種スイッチ入力を検出すると、入力したスイッチに基づいたコマンドを生成して、生成したコマンドに応じて、(g)メイン制御基板300のみに送信、(h)払出基板350のみに送信、(i)メイン制御基板300および払出基板350に送信、といった形で送信されることとなる。
(ステップS1)
ステップS1において、メインCPU301は、電断中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に電力が供給されている場合には、遊技機1が電断中であるか否かを判定し、遊技機1に電力が供給されていない場合には、バックアップ電源により遊技機1が電断中であるか否かを判定する処理を行う。そして、電断中であると判定された場合には(ステップS1=Yes)、ステップS1の処理を繰り返し実行する。一方、電断中ではないと判定された場合には(ステップS1=No)、ステップS2に処理を移行する。
(ステップS2)
ステップS2において、メインCPU301は、初期設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1の内部レジスタを設定するためのテーブルの番地を設定し、当該テーブルに基づいて、レジスタの番地をセットする処理等を行う。そして、ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に処理を移行する。
(ステップS3)
ステップS3において、メインCPU301は、RAMチェックサム算出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303のチェックサムを算出し、当該算出が終了した場合には、メインRAM303のチェックサムをセットする処理を行う。そして、ステップS3の処理が終了すると、ステップS4に処理を移行する。
(ステップS4)
ステップS4において、メインCPU301は、設定変更キースイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。本実施形態においては、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴47に挿入された状態で、所定角度回動されることにより、設定変更キースイッチ48swがONとなる。このため、ステップS4において、メインCPU301は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴47に挿入された状態で、所定角度回動されているか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更キースイッチがONであると判定された場合には(ステップS4=Yes)、ステップS5に処理を移行し、設定変更キースイッチがOFFであると判定された場合には(ステップS4=No)、電断前に退避されたレジスタの値や、保存されたスタックポインタの値を復帰させる電断復帰処理に処理を移行する。
なお、電断復帰処理が終了すると、遊技機1の電源がOFFとなったときの状態に復帰することとなる。
(ステップS5)
ステップS5において、メインCPU301は、ドア開閉センサがONであるか否かを判定する処理を行う。本実施形態においては、鍵穴5にドアキー(図示せず)が挿入されて時計回り方向に所定角度回動され、かつ、前面扉3が所定角度以上開放されることにより、ドア開閉センサ17sがONとなる。このため、ステップS5において、メインCPU301は、鍵穴5にドアキー(図示せず)が挿入されて時計回り方向に所定角度回動され、かつ、前面扉3が所定角度以上開放されているか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサがONであると判定された場合には(ステップS5=Yes)、ステップS7に処理を移行し、ドア開閉センサがOFFであると判定された場合には(ステップS5=No)、ステップS6に処理を移行する。
(ステップS6)
ステップS6において、メインCPU301は、設定変更装置作動異常フラグをセットする処理を行う。具体的には、設定変更キースイッチ48swがONであって(ステップS4=Yes)、ドア開閉センサ17sがOFFである場合(ステップS5=No)、前面扉3が所定角度以上開放していないにもかかわらず、設定変更用の鍵が挿入された状態で所定角度回動されていることとなる。このため、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている設定変更装置作動異常フラグ格納領域に設定変更装置作動異常フラグをセットする処理を行う。そして、ステップS6の処理が終了すると、前述した電断復帰処理に処理を移行する。
(ステップS7)
ステップS7において、メインCPU301は、設定値変更処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の設定値を取得し、設定値の範囲が正常であるか否かを判定し、当該判定結果が正常である場合には、貯留枚数表示器28や、払出枚数表示器29、設定表示部43等に現在の設定値を表示する処理を行う。一方、上述の判定結果が正常ではない場合には、設定値の初期設定値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域にセットする処理を行う。そして、メインCPU301は、設定変更スイッチ44swにより設定変更ボタン44の操作が検出されたことに基づいて、設定値の切替処理を行うとともに、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたことに基づいて、設定値の確定処理を行い、所定角度回動されている設定変更用の鍵が抜差可能な角度まで回動されたことが検出されたことに基づいて、設定値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS7の処理が終了すると、ステップS8に処理を移行する。
(ステップS8)
ステップS8において、メインCPU301は、ドア開閉センサがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドア開閉センサ17sがOFFであるか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサがOFFであると判定された場合には(ステップS8=Yes)、ステップS9に処理を移行し、ドア開閉センサがOFFではないと判定された場合には(ステップS8=No)、ステップS10に処理を移行する。
(ステップS9)
ステップS9において、メインCPU301は、ドアクローズコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドアクローズコマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該ドアクローズコマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「ドアクローズコマンド」とは、前面扉3が閉じられた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS9の処理が終了すると、メインループ処理(図28参照)に処理を移行する。
(ステップS10)
ステップS10において、メインCPU301は、ドアオープンコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドアオープンコマンドをメイン中継基板100に対して送信するために当該ドアオープンコマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「ドアオープンコマンド」とは、前面扉3が開放している旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS10の処理が終了すると、メインループ処理(図28参照)に処理を移行する。
(メイン制御基板300によるメインループ処理)
次に、図28に基づいて、メイン制御基板300により行われるメインループ処理についての説明を行う。
(ステップS101)
ステップS101において、メインCPU301は、初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタックポインタをセットする処理や、メインRAM303の初期化開始番地と、初期化終了番地をセットしてから、メインRAM303の初期化開始番地から初期化終了番地領域までの領域を初期化する処理等を行う。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
(ステップS102)
ステップS102において、メインCPU301は、遊技開始管理処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域の値、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域の値をクリアする処理等を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域のBETボタン7や、MAXBETボタン8に対応する操作可能状態フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
(ステップS103)
ステップS103において、メインCPU301は、設定値確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダルが投入済みでない場合であって、設定変更キースイッチ48swがONである場合に、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている設定値の値を設定表示部43に表示する処理を行う。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
(ステップS104)
ステップS104において、メインCPU301は、後で図29を用いて詳述するスタートレバーチェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONであるか否かを判定する処理や、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS104の処理が終了すると、ステップS105に処理を移行する。
(ステップS105)
ステップS105において、メインCPU301は、後で図30を用いて詳述する内部抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、抽選により当選役を決定する処理等を行う。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
(ステップS106)
ステップS106において、メインCPU301は、後で図31を用いて詳述するボーナス情報更新処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理において決定された当選役がボーナスに係る当選役である場合に、当選したボーナスに対応する遊技状態に遷移させる処理等を行う。そして、ステップS106の処理が終了すると、ステップS107に処理を移行する。
(ステップS107)
ステップS107において、メインCPU301は、後で図32を用いて詳述するスタート時状態別処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONとなったときの状態に応じた処理等を行う。そして、ステップS107の処理が終了すると、ステップS108に処理を移行する。
(ステップS108)
ステップS108において、メインCPU301は、後で図40を用いて詳述する図柄コード設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ステップS105の処理により決定された当選役に基づいて、停止制御番号を取得し、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納する処理等を行う。そして、ステップS108の処理が終了すると、ステップS109に処理を移行する。
(ステップS109)
ステップS109において、メインCPU301は、後で図41を用いて詳述するリール回転開始準備処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、最小遊技時間をセットする処理等を行う。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
(ステップS110)
ステップS110において、メインCPU301は、リール停止コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン中継基板100より、左リール18、中リール19、右リール20が、変動している状態から停止した状態となったときに送信されるリール停止コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。なお、リール停止コマンドは、左リール18が停止した際に送信される左リール停止コマンド、中リール19が停止した際に送信される中リール停止コマンド、右リール20が停止した際に送信される右リール停止コマンド、を有しており、メイン制御基板300は、メイン中継基板100より、これらの3つのコマンドを受信するように構成されている。なお、リール停止コマンドに、リールに配された図柄のどの図柄位置で停止操作が行われたか、を示す停止位置情報や、リール停止時における滑りコマ数を示す滑りコマ数情報を、含ませてもよい。そして、リール停止コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS110=Yes)、ステップS111に処理を移行し、リール停止コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS110=No)、リール停止コマンドを受信するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(ステップS111)
ステップS111において、メインCPU301は、停止情報を記憶する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS110において、リール停止コマンドを受信したと判定された場合に、受信したリール停止コマンドに係る停止情報を、メインRAM303の停止情報格納領域に格納する処理を行う。例えば、左リール18が停止した際に送信される左リール停止コマンドを受信した場合には、メインRAM303の停止情報格納領域に、左リール18が停止済みであることを示す情報を格納する。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
(ステップS112)
ステップS112において、メインCPU301は、全リールが停止したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の停止情報格納領域に、左リール18が停止済みであることを示す情報と、中リール19が停止済みであることを示す情報と、右リール20が停止済みであることを示す情報と、が記憶されているか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS112=Yes)、ステップS113に処理を移行し、全リールが停止していないと判定された場合には(ステップS112=No)、ステップS110に処理を移行する。
(ステップS113)
ステップS113において、メインCPU301は、後で図42を用いて詳述する表示判定コマンド受信待機処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出基板350から表示判定コマンドを受信するまで待機する処理を行う。そして、ステップS113の処理が終了すると、ステップS114に処理を移行する。
(ステップS114)
ステップS114において、メインCPU301は、後で図43を用いて詳述するメダル払出終了コマンド受信待機処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン中継基板100より払出が終了したことを示すメダル払出終了コマンドを受信したか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS114の処理が終了すると、ステップS115に処理を移行する。
(ステップS115)
ステップS115において、メインCPU301は、後で図44を用いて詳述する遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、RT遊技状態を移行させる処理等を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS116に処理を移行する。
(ステップS116)
ステップS116において、メインCPU301は、後で図47を用いて詳述する表示時状態別処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、図柄の組み合わせが停止表示されたときの状態に応じた処理等を行う。そして、ステップS116の処理が終了すると、ステップS101に処理を移行する。
(スタートレバーチェック処理)
次に、図29に基づいて、図28のステップS104の処理により行われるスタートレバーチェック処理についての説明を行う。なお、図29はスタートレバーチェック処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS104−1)
ステップS104−1において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swが遊技者によるスタートレバー10の操作を検出したか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS104−1=Yes)、ステップS104−2に処理を移行し、スタートスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS104−1=No)、スタートスイッチがONとなるまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(ステップS104−2)
ステップS104−2において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により管理される投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS104−2=Yes)、ステップS104−3に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS104−2=No)、ステップS104−1に処理を移行する。
(ステップS104−3)
ステップS104−3において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をOFFにする処理を行う。そして、ステップS104−3の処理が終了すると、スタートレバーチェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS105に処理を移行する。
(内部抽選処理)
次に、図30に基づいて、図28のステップS105の処理により行われる内部抽選処理についての説明を行う。なお、図30は内部抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS105−1)
ステップS105−1において、メインCPU301は、抽選前エラーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、内部抽選処理により当選役を決定する前にエラーを検出する処理を行う。そして、ステップS105−1の処理が終了すると、ステップS105−2に処理を移行する。
なお、メインCPU301は、ステップS105−1の抽選前エラーチェック処理により、エラーが検出された場合に、復帰不可能エラー時処理を行う。
(ステップS105−2)
ステップS105−2において、メインCPU301は、ハード乱数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン乱数発生器304により生成した乱数値を抽出する処理を行うとともに、抽出した乱数値をレジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS105−2の処理が終了すると、ステップS105−3に処理を移行する。
(ステップS105−3)
ステップS105−3において、メインCPU301は、当選番号初期値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役を決定するに際して当選番号の初期値を取得する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、当選番号の初期値として「48」を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS105−3の処理が終了すると、ステップS105−4に処理を移行する。
(ステップS105−4)
ステップS105−4において、メインCPU301は、遊技状態取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、遊技状態を取得する処理を行う。そして、ステップS105−4の処理が終了すると、ステップS105−5に処理を移行する。
(ステップS105−5)
ステップS105−5において、メインCPU301は、当選役決定テーブル設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105−4の遊技状態取得処理により取得された遊技状態に応じて、当選役決定テーブルをセットする処理を行う。例えば、ステップS105−4の遊技状態取得処理により取得された遊技状態が第1RT遊技状態である場合には、第1RT遊技状態用当選役決定テーブル(図11参照)をセットする処理を行う。そして、ステップS105−5の処理が終了すると、ステップS105−6に処理を移行する。
(ステップS105−6)
ステップS105−6において、メインCPU301は、抽選データ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105−5の処理によりセットされた当選役決定テーブルと、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、当選番号に対応する当選役に係るデータを取得する処理を行う。そして、ステップS105−6の処理が終了すると、ステップS105−7に処理を移行する。
(ステップS105−7)
ステップS105−7において、メインCPU301は、抽選値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている値と、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、現在セットされている当選役決定テーブルの抽選値を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS105−7の処理が終了すると、ステップS105−8に処理を移行する。
(ステップS105−8)
ステップS105−8において、メインCPU301は、抽選確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている乱数値から、ステップS105−7の抽選値取得処理により取得した抽選値を減算し、乱数値が記憶されていたレジスタの値を、減算した後の値に更新して記憶する処理を行う。そして、ステップS105−8の処理が終了すると、ステップS105−9に処理を移行する。
(ステップS105−9)
ステップS105−9において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105−8の抽選確認処理によりレジスタに記憶された乱数値から、ステップS105−7の抽選値取得処理により取得した抽選値を減算する処理を行った結果、負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS105−9=Yes)、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。一方、当選していないと判定された場合には(ステップS105−9=No)、ステップS105−10に処理を移行する。
なお、当選したと判定された場合には(ステップS105−9=Yes)、レジスタに記憶されている当選番号に対応する当選役が決定される。
(ステップS105−10)
ステップS105−10において、メインCPU301は、当選番号の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶している当選番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS105−10の処理が終了すると、ステップS105−11に処理を移行する。
(ステップS105−11)
ステップS105−11において、メインCPU301は、当選番号の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105−10の処理により、レジスタに記憶されている当選番号の値から「1」減算した結果、当選番号の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「0」であると判定された場合には(ステップS105−11=Yes)、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。一方、当選番号の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS105−11=No)、ステップS105−4に処理を移行する。
なお、本実施形態において、当選番号の値が「0」となった場合には(ステップS105−11=YES)、当選役として「ハズレ」が決定されることとなる。
(ボーナス情報更新処理)
次に、図31に基づいて、図28のステップS106の処理により行われるボーナス情報更新処理についての説明を行う。なお、図31はボーナス情報更新処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS106−1)
ステップS106−1において、メインCPU301は、当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理において決定された当選役に対応する当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。つまり、BBまたはRBに当選しているか否かを判定する。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS106−1=Yes)、ステップS106−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS106−1=No)、ステップS106−6に処理を移行する。
(ステップS106−2)
ステップS106−2において、メインCPU301は、キャリーフラグ格納領域更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS106−1において、BBまたはRBに当選していると判定された結果、キャリーフラグ格納領域に、当選したボーナス情報を格納する処理を行う。なお、キャリーフラグ格納領域に、当選したボーナス情報を格納する処理を行うことで、ボーナスが持ち越された状態(BBまたはRBに係る図柄組み合わせを停止表示させることが可能な状態)に移行する。そして、ステップS106−2の処理が終了すると、ステップS106−3に処理を移行する。
(ステップS106−3)
ステップS106−3において、メインCPU301は、当選番号が「48」(RB)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理において決定された当選役に対応する当選番号が「48」であるか否かを判定する処理を行う。なお、当選番号が「48」のRB役は、BB中第2RT遊技状態においてのみ当選し得るように構成されている。そして、当選番号の値が「48」であると判定された場合には(ステップS106−3=Yes)、ステップS106−4に処理を移行し、当選番号の値が「48」ではないと判定された場合には(ステップS106−3=No)、ステップS106−5に処理を移行する。
(ステップS106−4)
ステップS106−4において、メインCPU301は、遊技状態をBB中第3RT遊技状態へ移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選番号が「48」(RB役)であることに基づいて、遊技状態をBB中第3RT遊技状態へ移行させる処理を行う。なお、先にも述べたとおり、当選番号が「48」のRB役は、BB中第2RT遊技状態においてのみ当選し得るように構成されているので、BB中第2RT遊技状態にあるときに、当選番号「48」のRB役に当選した場合には、遊技状態をBB中第3RT遊技状態へ移行させることとなる(図19参照)。そして、ステップS106−4の処理が終了すると、ボーナス情報更新処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−5)
ステップS106−5において、メインCPU301は、遊技状態を第5RT遊技状態へ移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS106−1において、BBまたはRBに当選したと判定され、ステップS106−3において、当選番号「48」のRB役ではないと判定されたことに基づいて、当選役が、当選番号「28」〜当選番号「47」のいずれかのBB役であると判定して、遊技状態を第5RT遊技状態へ移行させる処理を行う。なお、BB役に当選すると、遊技状態を第5RT遊技状態へ移行させることとなる(図19参照)。そして、ステップS106−5の処理が終了すると、ボーナス情報更新処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(ステップS106−6)
ステップS106−6において、メインCPU301は、ボーナスフラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、キャリーフラグ格納領域にボーナス情報が格納されている場合(ボーナス持ち越し状態である場合)に、ボーナスフラグを設定する処理を行う。そして、ステップS106−6の処理が終了すると、ボーナス情報更新処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS107に処理を移行する。
(スタート時状態別処理)
次に、図32に基づいて、図28のステップS107の処理により行われるスタート時状態別処理についての説明を行う。なお、図32はスタート時状態別処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−1)
ステップS107−1において、メインCPU301は、状態番号が「01」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、通常状態を示す「01」であるか否かを判定する処理を行う。そして、通常状態を示す「01」であると判定された場合には(ステップS107−1=Yes)、ステップS107−2に処理を移行し、通常状態を示す「01」ではないと判定された場合には(ステップS107−1=No)、ステップS107−3に処理を移行する。
(ステップS107−2)
ステップS107−2において、メインCPU301は、後で図33を用いて詳述する通常状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、通常状態時において、スタートスイッチ10swがONとなったことを契機として決定された当選役に応じた処理等を行う。そして、ステップS107−2の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−3)
ステップS107−3において、メインCPU301は、状態番号が「03」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、BB状態を示す「03」であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB状態を示す「03」であると判定された場合には(ステップS107−3=Yes)、ステップS107−4に処理を移行し、BB状態を示す「03」ではないと判定された場合には(ステップS107−3=No)、ステップS107−5に処理を移行する。
(ステップS107−4)
ステップS107−4において、メインCPU301は、後で図34を用いて詳述するBB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB状態時において、BB状態が終了した後において、ART状態へ移行させるか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS107−4の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−5)
ステップS107−5において、メインCPU301は、状態番号が「05」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、第1転落待機状態を示す「05」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第1転落待機状態を示す「05」であると判定された場合には(ステップS107−5=Yes)、ステップS107−6に処理を移行し、第1転落待機状態を示す「05」ではないと判定された場合には(ステップS107−5=No)、ステップS107−7に処理を移行する。
(ステップS107−6)
ステップS107−6において、メインCPU301は、後で図35を用いて詳述する第1転落待機状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第1転落待機状態時において、BB役に当選した場合には、BB準備状態に移行させる処理等を行う。そして、ステップS107−6の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−7)
ステップS107−7において、メインCPU301は、状態番号が「06」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、ART準備状態を示す「06」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART準備状態を示す「06」であると判定された場合には(ステップS107−7=Yes)、ステップS107−8に処理を移行し、ART準備状態を示す「06」ではないと判定された場合には(ステップS107−7=No)、ステップS107−9に処理を移行する。
(ステップS107−8)
ステップS107−8において、メインCPU301は、後で図36を用いて詳述するART準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ART準備状態時において、BB役に当選した場合には、BB準備状態に移行させる処理等を行う。そして、ステップS107−8の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−9)
ステップS107−9において、メインCPU301は、状態番号が「07」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、ART状態を示す「07」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART状態を示す「07」であると判定された場合には(ステップS107−9=Yes)、ステップS107−10に処理を移行し、ART状態を示す「07」ではないと判定された場合には(ステップS107−9=No)、ステップS107−11に処理を移行する。
(ステップS107−10)
ステップS107−10において、メインCPU301は、後で図37を用いて詳述するART状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ART状態時において、ARTのゲーム数カウンタを減算する処理や、ARTのゲーム数カウンタを加算(上乗せ)する処理や、BBに当選した場合には、ART中のBB準備状態に移行させる処理や、ARTのゲーム数カウンタが「0」になった場合には、第2転落待機状態に移行させる処理等を行う。そして、ステップS107−10の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−11)
ステップS107−11において、メインCPU301は、状態番号が「09」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、ART中BB状態を示す「09」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART中BB状態を示す「09」であると判定された場合には(ステップS107−11=Yes)、ステップS107−12に処理を移行し、ART中BB状態を示す「09」ではないと判定された場合には(ステップS107−11=No)、ステップS107−13に処理を移行する。
(ステップS107−12)
ステップS107−12において、メインCPU301は、後で図38を用いて詳述するART中BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ART中BB状態時において、ARTのゲーム数カウンタを加算(上乗せ)する処理等を行う。そして、ステップS107−12の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−13)
ステップS107−13において、メインCPU301は、状態番号が「11」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、第2転落待機状態を示す「11」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第2転落待機状態を示す「11」であると判定された場合には(ステップS107−13=Yes)、ステップS107−14に処理を移行し、第2転落待機状態を示す「11」ではないと判定された場合には(ステップS107−13=No)、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−14)
ステップS107−14において、メインCPU301は、後で図39を用いて詳述する第2転落待機状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第2転落待機状態時において、BB役に当選した場合には、ART中BB準備状態に移行させる処理等を行う。そして、ステップS107−14の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(通常状態用処理)
次に、図33に基づいて、図32のステップS107−2の処理により行われる通常状態用処理についての説明を行う。なお、図33は通常状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−2−1)
ステップS107−2−1において、メインCPU301は、当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理において決定された当選役に対応する当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。つまり、いずれかのBB役に当選しているか否かを判定する。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS107−2−1=Yes)、ステップS107−2−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS107−2−1=No)、通常状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−2−2)
ステップS107−2−2において、メインCPU301は、BB当選時用ART状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、いずれかのBB役に当選したことに基づいて、BB当選時用ART状態移行抽選テーブル(図22参照)を用いて、BB役に当選した時におけるART状態への移行抽選を行う。そして、ステップS107−2−2の処理が終了すると、ステップS107−2−3に処理を移行する。
(ステップS107−2−3)
ステップS107−2−3において、メインCPU301は、ART状態への移行抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−2−2の処理において、ART状態への移行抽選を行った結果、ART状態への移行抽選に当選したか否かを判定する。そして、ART状態への移行抽選に当選したと判定された場合には(ステップS107−2−3=Yes)、ステップS107−2−4に処理を移行し、ART状態への移行抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS107−2−3=No)、ステップS107−2−5に処理を移行する。
(ステップS107−2−4)
ステップS107−2−4において、メインCPU301は、ART当選フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたART当選フラグ格納領域の当選フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS107−2−4の処理が終了すると、ステップS107−2−5に処理を移行する。
(ステップS107−2−5)
ステップS107−2−5において、メインCPU301は、状態をBB準備状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にBB準備状態をセットする処理を行う。そして、ステップS107−2−5の処理が終了すると、通常状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(BB状態用処理)
次に、図34に基づいて、図32のステップS107−4の処理により行われるBB状態用処理についての説明を行う。なお、図34はBB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−4−1)
ステップS107−4−1において、メインCPU301は、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたART当選フラグ格納領域の当選フラグがONとなっているか否かを判定する。そして、ART当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS107−4−1=Yes)、BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行し、ART当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS107−4−1=No)、ステップS107−4−2に処理を移行する。
(ステップS107−4−2)
ステップS107−4−2において、メインCPU301は、BB中ART状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BB中ART状態移行抽選テーブル(図23参照)を用いて、BB中において当選した当選役に応じてART状態への移行抽選を行う。そして、ステップS107−4−2の処理が終了すると、ステップS107−4−3に処理を移行する。
(ステップS107−4−3)
ステップS107−4−3において、メインCPU301は、ART状態への移行抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−4−1の処理において、ART状態への移行抽選を行った結果、ART状態への移行抽選に当選したか否かを判定する。そして、ART状態への移行抽選に当選したと判定された場合には(ステップS107−4−3=Yes)、ステップS107−4−4に処理を移行し、ART状態への移行抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS107−4−3=No)、BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−4−4)
ステップS107−4−4において、メインCPU301は、ART当選フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたART当選フラグ格納領域の当選フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS107−4−4の処理が終了すると、BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(第1転落待機状態用処理)
次に、図35に基づいて、図32のステップS107−6の処理により行われる第1転落待機状態用処理についての説明を行う。なお、図35は第1転落待機状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−6−1)
ステップS107−6−1において、メインCPU301は、当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理において決定された当選役に対応する当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。つまり、いずれかのBB役に当選しているか否かを判定する。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS107−6−1=Yes)、ステップS107−6−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS107−6−1=No)、第1転落待機状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−6−2)
ステップS107−6−2において、メインCPU301は、状態をBB準備状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にBB準備状態をセットする処理を行う。そして、ステップS107−6−2の処理が終了すると、第1転落待機状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ART準備状態用処理)
次に、図36に基づいて、図32のステップS107−8の処理により行われるART準備状態用処理についての説明を行う。なお、図36はART準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−8−1)
ステップS107−8−1において、メインCPU301は、当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理において決定された当選役に対応する当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。つまり、いずれかのBB役に当選しているか否かを判定する。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS107−8−1=Yes)、ステップS107−8−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS107−8−1=No)、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−8−2)
ステップS107−8−2において、メインCPU301は、状態をART中BB準備状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART中BB準備状態をセットする処理を行う。そして、ステップS107−8−2の処理が終了すると、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ART状態用処理)
次に、図37に基づいて、図32のステップS107−10の処理により行われるART状態用処理についての説明を行う。なお、図37はART状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−10−1)
ステップS107−10−1において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS107−10−1の処理が終了すると、ステップS107−10−2に処理を移行する。
(ステップS107−10−2)
ステップS107−10−2において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105における内部抽選処理において決定された当選役と、メインROM302に設けられているART状態用上乗せ抽選テーブル(図24参照)に基づいて、ART状態において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS107−10−2の処理が終了すると、ステップS107−10−3に処理を移行する。
(ステップS107−10−3)
ステップS107−10−3において、メインCPU301は、ステップS107−10−2の処理において、ART状態のゲーム数の上乗せ抽選を行った結果、ART状態のゲーム数の上乗せ抽選に当選したか否かを判定する。そして、ART状態のゲーム数の上乗せ抽選に当選したと判定された場合には(ステップS107−10−3=Yes)、ステップS107−10−4に処理を移行し、ART状態のゲーム数の上乗せ抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS107−10−3=No)、ステップS107−10−5に処理を移行する。
(ステップS107−10−4)
ステップS107−10−4において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−10−2のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理による抽選の結果、上乗せすることが決定されたゲーム数を、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに加算する処理を行う。そして、ステップS107−10−4の処理が終了すると、ステップS107−10−5に処理を移行する。
(ステップS107−10−5)
ステップS107−10−5において、メインCPU301は、当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理において決定された当選役に対応する当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。つまり、いずれかのBB役に当選しているか否かを判定する。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS107−10−5=Yes)、ステップS107−10−6に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS107−10−5=No)、ステップS107−10−7に処理を移行する。
(ステップS107−10−6)
ステップS107−10−6において、メインCPU301は、状態をART中BB準備状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART中BB準備状態をセットする処理を行う。そして、ステップS107−10−6の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−10−7)
ステップS107−10−7において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−10−1の処理により、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値を「1」減算した結果、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS107−10−7=Yes)、ステップS107−10−8に処理を移行し、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS107−10−7=No)、ART状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−10−8)
ステップS107−10−8において、メインCPU301は、状態を第2転落待機状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に第2転落待機状態をセットする処理を行う。そして、ステップS107−10−8の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ART中BB状態用処理)
次に、図38に基づいて、図32のステップS107−12の処理により行われるART中BB状態用処理についての説明を行う。なお、図38はART中BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−12−1)
ステップS107−12−1において、メインCPU301は、ART中BB状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105における内部抽選処理において決定された当選役と、メインROM302に設けられているBB中上乗せ抽選テーブル(図25参照)に基づいて、ART状態において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS107−12−1の処理が終了すると、ステップS107−12−2に処理を移行する。
(ステップS107−12−2)
ステップS107−12−2において、メインCPU301は、ステップS107−12−2の処理において、ART状態のゲーム数の上乗せ抽選を行った結果、ART状態のゲーム数の上乗せ抽選に当選したか否かを判定する。そして、ART状態のゲーム数の上乗せ抽選に当選したと判定された場合には(ステップS107−12−2=Yes)、ステップS107−12−3に処理を移行し、ART状態のゲーム数の上乗せ抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS107−12−3=No)、ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−12−3)
ステップS107−12−3において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−12−1のART中BB状態用ゲーム数上乗せ抽選処理による抽選の結果、上乗せすることが決定されたゲーム数を、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに加算する処理を行う。そして、ステップS107−12−3の処理が終了すると、ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(第2転落待機状態用処理)
次に、図39に基づいて、図32のステップS107−14の処理により行われる第2転落待機状態用処理についての説明を行う。なお、図39は第2転落待機状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−14−1)
ステップS107−14−1において、メインCPU301は、当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理において決定された当選役に対応する当選番号が「28」以上であるかを判定する処理を行う。つまり、いずれかのBB役に当選しているか否かを判定する。そして、当選番号の値が「28」以上であると判定された場合には(ステップS107−14−1=Yes)、ステップS107−14−2に処理を移行し、当選番号の値が「28」以上ではないと判定された場合には(ステップS107−14−1=No)、第2転落待機状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−14−2)
ステップS107−14−2において、メインCPU301は、状態をART中BB準備状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART中BB準備状態をセットする処理を行う。そして、ステップS107−14−2の処理が終了すると、第2転落待機状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(図柄コード設定処理)
次に、図40に基づいて、図28のステップS108の処理により行われる図柄コード設定処理についての説明を行う。なお、図40は図柄コード設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS108−1)
ステップS108−1において、メインCPU301は、停止制御番号取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105の内部抽選処理により決定した当選役の当選番号を停止制御番号として、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納するとともに、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS108−1の処理が終了すると、ステップS108−2に処理を移行する。
(ステップS108−2)
ステップS108−2において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該リール回転開始受付コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「リール回転開始受付コマンド」とは、スタートレバー10の操作が受け付けられた旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS108−2の処理が終了すると、ステップS108−3に処理を移行する。
(ステップS108−3)
ステップS108−3において、メインCPU301は、回胴演出抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20を回転させる回胴演出を行うか否かを抽選する処理を行い、当該抽選に当選した場合には、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に、当選した回胴演出に係る情報を格納する処理を行う。そして、ステップS108−3の処理が終了すると、ステップS108−4に処理を移行する。
(ステップS108−4)
ステップS108−4において、メインCPU301は、条件装置コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「条件装置コマンド」とは、当選役に係る情報や、実行することとなる回胴演出に係る情報等を有するコマンドである。そして、ステップS108−4の処理が終了すると、図柄コード設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
(リール回転開始準備処理)
次に、図41に基づいて、図28のステップS109の処理により行われるリール回転開始準備処理についての説明を行う。なお、図41はリール回転開始準備処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−1)
ステップS109−1において、メインCPU301は、回胴演出設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に格納されている情報に基づいて、回胴演出を実行するための情報をセットする処理を行う。そして、ステップS109−1の処理が終了すると、ステップS109−2に処理を移行する。
(ステップS109−2)
ステップS109−2において、メインCPU301は、最小遊技時間が経過したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、前回の遊技において、後述のステップS109−3の処理により設定されたタイマカウンタの値が「0」になったか否かを判定する処理を行う。そして、最小遊技時間が経過したと判定された場合には(ステップS109−2=Yes)、ステップS109−3に処理を移行し、最小遊技時間が経過していないと判定された場合には(ステップS109−2=No)、最小遊技時間が経過するまで、ステップS109−2の処理を繰り返し実行する。
(ステップS109−3)
ステップS109−3において、メインCPU301は、最小遊技時間をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技に対する射幸性を抑えるために、前回の遊技におけるステップS109−3の処理から今回の遊技におけるステップS109−2の処理までの時間が最小遊技時間未満とならないように、最小遊技時間をタイマカウンタにセットする処理を行う。ここで、本実施形態において、最小遊技時間は、約「4.1」秒である。そして、ステップS109−3の処理が終了すると、ステップS109−4に処理を移行する。
(ステップS109−4)
ステップS109−4において、メインCPU301は、リール回転開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がメイン中継基板100に対して、リール回転開始コマンドを送信するために、当該リール回転開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「リール回転開始コマンド」とは、左リール18、中リール19、右リール20の回転が開始される旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS109−4の処理が終了すると、リール回転開始準備処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
(表示判定コマンド受信待機処理)
次に、図42に基づいて、図28のステップS113の処理により行われる表示判定コマンド受信待機処理についての説明を行う。なお、図42は表示判定コマンド受信待機処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS113−1)
ステップS113−1において、メインCPU301は、表示判定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から表示判定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。更に具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の所定の領域に表示判定コマンドに係る情報が格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS113−1=Yes)、ステップS113−2に処理を移行し、表示判定コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS113−1=No)、払出基板350から表示判定コマンドを受信するまでステップS113−1の処理を繰り返し実行する。
(ステップS113−2)
ステップS113−2において、メインCPU301は、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350から受信した表示判定コマンドに基づいて、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS113−2=Yes)、ステップS113−3に処理を移行し、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS113−2=No)、表示判定コマンド受信待機処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS114に処理を移行する。
(ステップS113−3)
ステップS113−3において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をONにする処理を行う。そして、ステップS113−3の処理が終了すると、表示判定コマンド受信待機処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS114に処理を移行する。
(メダル払出終了コマンド受信待機処理)
次に、図43に基づいて、図28のステップS114の処理により行われるメダル払出終了コマンド受信待機処理についての説明を行う。なお、図43はメダル払出終了コマンド受信待機処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS114−1)
ステップS114−1において、メインCPU301は、メダル払出終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン中継基板100より、メダル払出終了コマンドを受信しているか否かを判定する。そして、メダル払出終了コマンドを受信していると判定された場合には(ステップS114−1=Yes)、メダル払出終了コマンド受信待機処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS115に処理を移行し、メダル払出終了コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS114−1=No)、メダル払出終了コマンドを受信するまで、ステップS114−1の処理を繰り返し実行する。
(遊技状態移行処理)
次に、図44に基づいて、図28のステップS115の処理により行われる遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図44は遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS115−1)
ステップS115−1において、メインCPU301は、遊技状態がBB中第2RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、現在の遊技状態がBB中第2RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態がBB中第2RT遊技状態であると判定された場合には(ステップS115−1=Yes)、ステップS115−3に処理を移行し、遊技状態がBB中第2RT遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS115−1=No)、ステップS115−2に処理を移行する。
(ステップS115−2)
ステップS115−2において、メインCPU301は、遊技状態がBB中第3RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、現在の遊技状態がBB中第3RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態がBB中第3RT遊技状態であると判定された場合には(ステップS115−2=Yes)、ステップS115−3に処理を移行し、遊技状態がBB中第3RT遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS115−2=No)、ステップS115−4に処理を移行する。
(ステップS115−3)
ステップS115−3において、メインCPU301は、後で図45を用いて詳述するBB作動中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「JACに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS115−3の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−4)
ステップS115−4において、メインCPU301は、遊技状態が第3RT中RB遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、現在の遊技状態が第3RT中RB遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態が第3RT中RB遊技状態であると判定された場合には(ステップS115−4=Yes)、ステップS115−5に処理を移行し、遊技状態が第3RT中RB遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS115−4=No)、ステップS115−6に処理を移行する。
(ステップS115−5)
ステップS115−5において、メインCPU301は、後で図46を用いて詳述するRB作動中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値に基づいて、遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS115−5の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−6)
ステップS115−6において、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS115−6=Yes)、ステップS115−7に処理を移行し、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS115−6=No)、ステップS115−8に処理を移行する。
(ステップS115−7)
ステップS115−7において、メインCPU301は、遊技状態を第1RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に第1RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−7の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−8)
ステップS115−8において、メインCPU301は、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS115−8=Yes)、ステップS115−9に処理を移行し、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS115−8=No)、ステップS115−10に処理を移行する。
(ステップS115−9)
ステップS115−9において、メインCPU301は、遊技状態を非BB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に非BB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−9の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−10)
ステップS115−10において、メインCPU301は、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS115−10=Yes)、ステップS115−11に処理を移行し、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS115−10=No)、ステップS115−12に処理を移行する。
(ステップS115−11)
ステップS115−11において、メインCPU301は、遊技状態を第4RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に第4RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−11の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−12)
ステップS115−12において、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS115−12=Yes)、ステップS115−13に処理を移行し、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS115−12=No)、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−13)
ステップS115−13において、メインCPU301は、BB作動時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値に所定の値をセットする処理や、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の値をクリアする処理等を行う。ここで、ステップS115−13の払出枚数カウンタ設定処理において設定される払出枚数カウンタの値は適宜設定可能である。そして、ステップS115−13の処理が終了すると、ステップS115−14に処理を移行する。
(ステップS115−14)
ステップS115−14において、メインCPU301は、遊技状態をBB中第2RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にBB中第2RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−14の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(BB作動中処理)
次に、図45に基づいて、図44のステップS115−3の処理により行われるBB作動中処理についての説明を行う。なお、図45はBB作動中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS115−3−1)
ステップS115−3−1において、メインCPU301は、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS115−3−1=Yes)、ステップS115−3−2に処理を移行し、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS115−3−1=No)、ステップS115−3−5に処理を移行する。
(ステップS115−3−2)
ステップS115−3−2において、メインCPU301は、遊技状態を第3RT中RB遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に第3RT中RB遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−2の処理が終了すると、ステップS115−3−3に処理を移行する。
(ステップS115−3−3)
ステップS115−3−3において、メインCPU301は、キャリーフラグ格納領域をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域をクリアする処理を行う。そして、ステップS115−3−3の処理が終了すると、ステップS115−3−4に処理を移行する。
(ステップS115−3−4)
ステップS115−3−4において、メインCPU301は、カウンタ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値に所定の値をセットする処理を行うとともに、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値に所定の値をセットする処理を行う。ここで、ステップS115−3−4のカウンタ設定処理においてセットされる入賞回数カウンタの値や、遊技可能回数カウンタの値は、適宜設定可能である。そして、ステップS115−3−4の処理が終了すると、BB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−3−5)
ステップS115−3−5において、メインCPU301は、払出枚数カウンタ減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、払出基板350により送信されたメダル払出終了コマンドに係る情報に基づいて、遊技者に対して払い出したメダルの枚数の値を減算する処理を行う。そして、ステップS115−3−5の処理が終了すると、ステップS115−3−6に処理を移行する。
(ステップS115−3−6)
ステップS115−3−6において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値が「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−3−5の払出枚数カウンタ減算処理により、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、払出基板350により送信されたメダル払出終了コマンドに係る情報に基づいて、遊技者に対して払い出したメダルの枚数の値を減算した結果、払出枚数カウンタの値が負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、払出枚数カウンタの値が「0」未満であると判定された場合には(ステップS115−3−6=Yes)、ステップS115−3−7に処理を移行し、払出枚数カウンタの値が「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS115−3−6=No)、BB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−3−7)
ステップS115−3−7において、メインCPU301は、遊技状態がBB中第2RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、現在の遊技状態がBB中第2RT遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態がBB中第2RT遊技状態であると判定された場合には(ステップS115−3−7=Yes)、ステップS115−3−8に処理を移行し、遊技状態がBB中第2RT遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS115−3−7=No)、ステップS115−3−9に処理を移行する。
(ステップS115−3−8)
ステップS115−3−8において、メインCPU301は、遊技状態を非BB中第2RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に非BB中第2RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−8の処理が終了すると、BB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−3−9)
ステップS115−3−9において、メインCPU301は、遊技状態を非BB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に非BB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−9の処理が終了すると、BB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(RB作動中処理)
次に、図46に基づいて、図44のステップS115−5の処理により行われるRB作動中処理についての説明を行う。なお、図46はRB作動中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS115−5−1)
ステップS115−5−1において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS115−5−1の処理が終了すると、ステップS115−5−2に処理を移行する。
(ステップS115−5−2)
ステップS115−5−2において、メインCPU301は、入賞が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出基板350により送信された表示判定コマンドに係る情報に基づいて、入賞に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞が成立したと判定された場合には(ステップS115−5−2=Yes)、ステップS115−5−3に処理を移行し、入賞が成立していないと判定された場合には(ステップS115−5−2=No)、ステップS115−5−9に処理を移行する。
(ステップS115−5−3)
ステップS115−5−3において、メインCPU301は、払出枚数カウンタ減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、払出基板350により送信されたメダル払出終了コマンドに係る情報に基づいて、遊技者に対して払い出したメダルの枚数の値を減算する処理を行う。そして、ステップS115−5−3の処理が終了すると、ステップS115−5−4に処理を移行する。
(ステップS115−5−4)
ステップS115−5−4において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値が「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−5−3の払出枚数カウンタ減算処理により、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、払出基板350により送信されたメダル払出終了コマンドに係る情報に基づいて、遊技者に対して払い出したメダルの枚数の値を減算した結果、払出枚数カウンタの値が負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、払出枚数カウンタの値が「0」未満であると判定された場合には(ステップS115−5−4=Yes)、ステップS115−5−5に処理を移行し、払出枚数カウンタの値が「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS115−5−4=No)、ステップS115−5−6に処理を移行する。
(ステップS115−5−5)
ステップS115−5−5において、メインCPU301は、遊技状態を非RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に非RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−5−5の処理が終了すると、RB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−5−6)
ステップS115−5−6において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS115−5−6の処理が終了すると、ステップS115−5−7に処理を移行する。
(ステップS115−5−7)
ステップS115−5−7において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−5−6の処理により、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、入賞回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS115−5−7=Yes)、ステップS115−5−8に処理を移行し、入賞回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS115−5−7=No)、ステップS115−5−9に処理を移行する。
(ステップS115−5−8)
ステップS115−5−8において、メインCPU301は、遊技状態をBB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にBB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−5−8の処理が終了すると、RB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−5−9)
ステップS115−5−9において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS115−5−1の処理により、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、遊技可能回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS115−5−9=Yes)、ステップS115−5−10に処理を移行し、遊技可能回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS115−5−9=No)、RB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(ステップS115−5−10)
ステップS115−5−10において、メインCPU301は、遊技状態をBB中第3RT遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にBB中第3RT遊技状態に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS115−5−10の処理が終了すると、RB作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS116に処理を移行する。
(表示時状態別処理)
次に、図47に基づいて、図28のステップS116の処理により行われる表示時状態別処理についての説明を行う。なお、図47は表示時状態別処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−1)
ステップS116−1において、メインCPU301は、状態番号が「01」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、通常状態を示す「01」であるか否かを判定する処理を行う。そして、通常状態を示す「01」であると判定された場合には(ステップS116−1=Yes)、ステップS116−2に処理を移行し、通常状態を示す「01」ではないと判定された場合には(ステップS116−1=No)、ステップS116−3に処理を移行する。
(ステップS116−2)
ステップS116−2において、メインCPU301は、後で図48を用いて詳述する表示時通常状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、通常状態時において、第3RT遊技状態移行リプレイが表示されたことを契機として、状態をART準備状態へ移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−2の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−3)
ステップS116−3において、メインCPU301は、状態番号が「02」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、BB準備状態を示す「02」であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB準備状態を示す「02」であると判定された場合には(ステップS116−3=Yes)、ステップS116−4に処理を移行し、BB準備状態を示す「02」ではないと判定された場合には(ステップS116−3=No)、ステップS116−5に処理を移行する。
(ステップS116−4)
ステップS116−4において、メインCPU301は、後で図49を用いて詳述する表示時BB準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB準備状態時において、BBに係る図柄組み合わせが表示されたことを契機として、状態をBB状態へ移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−4の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−5)
ステップS116−5において、メインCPU301は、状態番号が「03」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、BB状態を示す「03」であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB状態を示す「03」であると判定された場合には(ステップS116−5=Yes)、ステップS116−6に処理を移行し、BB状態を示す「03」ではないと判定された場合には(ステップS116−5=No)、ステップS116−7に処理を移行する。
(ステップS116−6)
ステップS116−6において、メインCPU301は、後で図50を用いて詳述する表示時BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB状態時において、JAC図柄が表示された場合には、状態をRB状態に移行させる処理や、BB終了時において、ARTフラグがONとなっていることに基づいて、状態をART準備状態に移行させる処理や、BB終了時において、ARTフラグがONとなっていないことに基づいて、状態を第1転落待機状態に移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−6の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−7)
ステップS116−7において、メインCPU301は、状態番号が「04」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、RB状態を示す「04」であるか否かを判定する処理を行う。そして、RB状態を示す「04」であると判定された場合には(ステップS116−7=Yes)、ステップS116−8に処理を移行し、RB状態を示す「04」ではないと判定された場合には(ステップS116−7=No)、ステップS116−9に処理を移行する。
(ステップS116−8)
ステップS116−8において、メインCPU301は、後で図51を用いて詳述する表示時RB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RBが終了して、BBが終了したことに基づいて、状態を通常状態に移行させる処理や、RBが終了して、BBが終了していないことに基づいて、状態をBB状態に移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−8の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−9)
ステップS116−9において、メインCPU301は、状態番号が「05」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、第1転落待機状態を示す「05」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第1転落待機状態を示す「05」であると判定された場合には(ステップS116−9=Yes)、ステップS116−10に処理を移行し、第1転落待機状態を示す「05」ではないと判定された場合には(ステップS116−9=No)、ステップS116−11に処理を移行する。
(ステップS116−10)
ステップS116−10において、メインCPU301は、後で図52を用いて詳述する表示時第1転落待機状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第1転落待機状態時において、第1RT遊技状態移行リプレイが表示されたことを契機として、状態を通常状態へ移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−10の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−11)
ステップS116−11において、メインCPU301は、状態番号が「06」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、ART準備状態を示す「06」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART準備状態を示す「06」であると判定された場合には(ステップS116−11=Yes)、ステップS116−12に処理を移行し、ART準備状態を示す「06」ではないと判定された場合には(ステップS116−11=No)、ステップS116−13に処理を移行する。
(ステップS116−12)
ステップS116−12において、メインCPU301は、後で図53を用いて詳述する表示時ART準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ART準備状態時において、第4RT遊技状態移行リプレイが表示されたことを契機として、ART状態用ゲーム数カウンタに「50」をセットするとともに、状態をART状態へ移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−12の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−13)
ステップS116−13において、メインCPU301は、状態番号が「08」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、ART中BB準備状態を示す「08」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART中BB準備状態を示す「08」であると判定された場合には(ステップS116−13=Yes)、ステップS116−14に処理を移行し、ART中BB準備状態を示す「08」ではないと判定された場合には(ステップS116−13=No)、ステップS116−15に処理を移行する。
(ステップS116−14)
ステップS116−14において、メインCPU301は、後で図54を用いて詳述する表示時ART中BB準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ART中BB準備状態時において、BBに係る図柄組み合わせが表示されたことを契機として、状態をART中BB状態へ移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−14の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−15)
ステップS116−15において、メインCPU301は、状態番号が「09」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、ART中BB状態を示す「09」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART中BB状態を示す「09」であると判定された場合には(ステップS116−15=Yes)、ステップS116−16に処理を移行し、ART中BB状態を示す「09」ではないと判定された場合には(ステップS116−15=No)、ステップS116−17に処理を移行する。
(ステップS116−16)
ステップS116−16において、メインCPU301は、後で図55を用いて詳述する表示時ART中BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ART中BB状態時において、RBに係る図柄組み合わせが表示されたことを契機として、状態をART中RB状態へ移行させる処理や、BBが終了したことを契機として、状態をART準備状態に移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−16の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−17)
ステップS116−17において、メインCPU301は、状態番号が「10」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、ART中RB状態を示す「10」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART中RB状態を示す「10」であると判定された場合には(ステップS116−17=Yes)、ステップS116−18に処理を移行し、ART中RB状態を示す「10」ではないと判定された場合には(ステップS116−17=No)、ステップS116−19に処理を移行する。
(ステップS116−18)
ステップS116−18において、メインCPU301は、後で図56を用いて詳述する表示時ART中RB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RBが終了して、BBが終了したことに基づいて、状態をART状態に移行させる処理や、RBが終了して、BBが終了していないことに基づいて、状態をART中BB状態に移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−18の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−19)
ステップS116−19において、メインCPU301は、状態番号が「11」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の状態が、図20のメイン制御基板で管理される状態のうち、第2転落待機状態を示す「11」であるか否かを判定する処理を行う。そして、第2転落待機状態を示す「11」であると判定された場合には(ステップS116−19=Yes)、ステップS116−20に処理を移行し、第2転落待機状態を示す「11」ではないと判定された場合には(ステップS116−19=No)、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−20)
ステップS116−20において、メインCPU301は、後で図57を用いて詳述する表示時第2転落待機状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第2転落待機状態時において、第1RT遊技状態移行リプレイが表示されたことを契機として、状態を通常状態へ移行させる処理等を行う。そして、ステップS116−20の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時通常状態用処理)
次に、図48に基づいて、図47のステップS116−2の処理により行われる表示時通常状態用処理についての説明を行う。なお、図48は表示時通常状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−2−1)
ステップS116−2−1において、メインCPU301は、第3RT遊技状態移行リプレイが表示されたか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第3RT遊技状態移行リプレイが表示されたと判定された場合には(ステップS116−2−1=Yes)、ステップS116−2−2に処理を移行し、第3RT遊技状態移行リプレイが表示されていないと判定された場合には(ステップS116−2−1=No)、表示時通常状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−2−2)
ステップS116−2−2において、メインCPU301は、状態をART準備状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART準備状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−2−2の処理が終了すると、表示時通常状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時BB準備状態用処理)
次に、図49に基づいて、図47のステップS116−4の処理により行われる表示時BB準備状態用処理についての説明を行う。なお、図49は表示時BB準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−4−1)
ステップS116−4−1において、メインCPU301は、BBが表示されたか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、BBが表示されたと判定された場合には(ステップS116−4−1=Yes)、ステップS116−4−2に処理を移行し、BBが表示されていないと判定された場合には(ステップS116−4−1=No)、表示時BB準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−4−2)
ステップS116−4−2において、メインCPU301は、状態をBB状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にBB状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−4−2の処理が終了すると、表示時BB準備状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時BB状態用処理)
次に、図50に基づいて、図47のステップS116−6の処理により行われる表示時BB状態用処理についての説明を行う。なお、図50は表示時BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−6−1)
ステップS116−6−1において、メインCPU301は、JACが表示されたか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、JACに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、JACが表示されたと判定された場合には(ステップS116−6−1=Yes)、ステップS116−6−2に処理を移行し、JACが表示されていないと判定された場合には(ステップS116−6−1=No)、ステップS116−6−3に処理を移行する。
(ステップS116−6−2)
ステップS116−6−2において、メインCPU301は、状態をRB状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にRB状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−6−2の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−6−3)
ステップS116−6−3において、メインCPU301は、BBが終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BB終了条件を満たしたか(例えば、メインRAM303で管理する払出枚数カウンタの値が所定枚数に達したか)を判定する処理を行う。そして、BB終了条件を満たしたと判定された場合には(ステップS116−6−3=Yes)、ステップS116−6−4に処理を移行し、BB終了条件を満たしていないと判定された場合には(ステップS116−6−3=No)、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−6−4)
ステップS116−6−4において、メインCPU301は、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたART当選フラグ格納領域の当選フラグがONとなっているか否かを判定する。そして、ART当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS116−6−4=Yes)、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行し、ART当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS116−6−4=No)、ステップS116−6−7に処理を移行する。
(ステップS116−6−5)
ステップS116−6−5において、メインCPU301は、状態をART準備状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART準備状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−6−5の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−6−6)
ステップS116−6−6において、メインCPU301は、ART当選フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたART当選フラグ格納領域の当選フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS116−6−6の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−6−7)
ステップS116−6−7において、メインCPU301は、状態を第1転落待機状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に第1転落待機状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−6−7の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時RB状態用処理)
次に、図51に基づいて、図47のステップS116−8の処理により行われる表示時RB状態用処理についての説明を行う。なお、図51は表示時RB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−8−1)
ステップS116−8−1において、メインCPU301は、RBが終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、RB終了条件を満たしたか(例えば、メインRAM303で管理する遊技可能回数カウンタの値が所定回数に達したか、または入賞回数カウンタの値が所定回数に達したか)を判定する処理を行う。そして、RB終了条件を満たしたと判定された場合には(ステップS116−8−1=Yes)、ステップS116−8−2に処理を移行し、RB終了条件を満たしていないと判定された場合には(ステップS116−8−1=No)、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−8−2)
ステップS116−8−2において、メインCPU301は、BB終了条件を満たしたか(例えば、メインRAM303で管理する払出枚数カウンタの値が所定枚数に達したか)を判定する処理を行う。そして、BB終了条件を満たしたと判定された場合には(ステップS116−8−2=Yes)、ステップS116−8−3に処理を移行し、BB終了条件を満たしていないと判定された場合には(ステップS116−8−2=No)、ステップS116−8−4に処理を移行する。
(ステップS116−8−3)
ステップS116−8−3において、メインCPU301は、状態を通常状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に通常状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−8−3の処理が終了すると、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−8−4)
ステップS116−8−4において、メインCPU301は、状態をBB状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にBB状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−8−4の処理が終了すると、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時第1転落待機状態用処理)
次に、図52に基づいて、図47のステップS116−10の処理により行われる表示時第1転落待機状態用処理についての説明を行う。なお、図52は表示時第1転落待機状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−10−1)
ステップS116−10−1において、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイが表示されたか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第1RT遊技状態移行リプレイが表示されたと判定された場合には(ステップS116−10−1=Yes)、ステップS116−10−2に処理を移行し、第1RT遊技状態移行リプレイが表示されていないと判定された場合には(ステップS116−10−1=No)、表示時第1転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−10−2)
ステップS116−10−2において、メインCPU301は、状態を通常状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に通常状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−10−2の処理が終了すると、表示時第1転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時ART準備状態用処理)
次に、図53に基づいて、図47のステップS116−12の処理により行われる表示時ART準備状態用処理についての説明を行う。なお、図53は表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−12−1)
ステップS116−12−1において、メインCPU301は、第4RT遊技状態移行リプレイが表示されたか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、第4RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第4RT遊技状態移行リプレイが表示されたと判定された場合には(ステップS116−12−1=Yes)、ステップS116−12−2に処理を移行し、第4RT遊技状態移行リプレイが表示されていないと判定された場合には(ステップS116−12−1=No)、表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−12−2)
ステップS116−12−2において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタに「50」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第4RT遊技状態移行リプレイが表示されたことを契機として、ART状態用ゲーム数カウンタに「50」をセットする処理を行う。そして、ステップS116−12−2の処理が終了すると、ステップS116−12−3に処理を移行する。
(ステップS116−12−3)
ステップS116−12−3において、メインCPU301は、状態をART状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−12−3の処理が終了すると、表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時ART中BB準備状態用処理)
次に、図54に基づいて、図47のステップS116−14の処理により行われる表示時ART中BB準備状態用処理についての説明を行う。なお、図54は表示時ART中BB準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−14−1)
ステップS116−14−1において、メインCPU301は、BBが表示されたか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、BBが表示されたと判定された場合には(ステップS116−14−1=Yes)、ステップS116−14−2に処理を移行し、BBが表示されていないと判定された場合には(ステップS116−14−1=No)、表示時ART中BB準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−14−2)
ステップS116−14−2において、メインCPU301は、状態をART中BB状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART中BB状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−14−2の処理が終了すると、表示時ART中BB準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時ART中BB状態用処理)
次に、図55に基づいて、図47のステップS116−16の処理により行われる表示時ART中BB状態用処理についての説明を行う。なお、図55は表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−16−1)
ステップS116−16−1において、メインCPU301は、RBが表示されたか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、RBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、RBが表示されたと判定された場合には(ステップS116−16−1=Yes)、ステップS116−16−2に処理を移行し、RBが表示されていないと判定された場合には(ステップS116−16−1=No)、ステップS116−16−3に処理を移行する。
(ステップS116−16−2)
ステップS116−16−2において、メインCPU301は、状態をART中RB状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART中RB状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−16−2の処理が終了すると、表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−16−3)
ステップS116−16−3において、メインCPU301は、BBが終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BB終了条件を満たしたか(例えば、メインRAM303で管理する払出枚数カウンタの値が所定枚数に達したか)を判定する処理を行う。そして、BB終了条件を満たしたと判定された場合には(ステップS116−16−3=Yes)、ステップS116−16−4に処理を移行し、BB終了条件を満たしていないと判定された場合には(ステップS116−16−3=No)、表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−16−4)
ステップS116−16−4において、メインCPU301は、状態をART準備状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART準備状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−16−4の処理が終了すると、表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時ART中RB状態用処理)
次に、図56に基づいて、図47のステップS116−18の処理により行われる表示時ART中RB状態用処理についての説明を行う。なお、図56は表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−18−1)
ステップS116−18−1において、メインCPU301は、RBが終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、RB終了条件を満たしたか(例えば、メインRAM303で管理する遊技可能回数カウンタの値が所定回数に達したか、または入賞回数カウンタの値が所定回数に達したか)を判定する処理を行う。そして、RB終了条件を満たしたと判定された場合には(ステップS116−18−1=Yes)、ステップS116−18−2に処理を移行し、RB終了条件を満たしていないと判定された場合には(ステップS116−18−1=No)、表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−18−2)
ステップS116−18−2において、メインCPU301は、BBが終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BB終了条件を満たしたか(例えば、メインRAM303で管理する払出枚数カウンタの値が所定枚数に達したか)を判定する処理を行う。そして、BB終了条件を満たしたと判定された場合には(ステップS116−18−2=Yes)、ステップS116−18−3に処理を移行し、BB終了条件を満たしていないと判定された場合には(ステップS116−18−2=No)、ステップS116−18−4に処理を移行する。
(ステップS116−18−3)
ステップS116−18−3において、メインCPU301は、状態をART状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−18−3の処理が終了すると、表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−18−4)
ステップS116−18−4において、メインCPU301は、状態をART中BB状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域にART中BB状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−18−4の処理が終了すると、表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了して、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(表示時第2転落待機状態用処理)
次に、図57に基づいて、図47のステップS116−20の処理により行われる表示時第2転落待機状態用処理についての説明を行う。なお、図57は表示時第2転落待機状態用処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS116−20−1)
ステップS116−20−1において、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイが表示されたか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、第1RT遊技状態移行リプレイが表示されたと判定された場合には(ステップS116−20−1=Yes)、ステップS116−20−2に処理を移行し、第1RT遊技状態移行リプレイが表示されていないと判定された場合には(ステップS116−20−1=No)、表示時第2転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(ステップS116−20−2)
ステップS116−20−2において、メインCPU301は、状態を通常状態に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に通常状態をセットする処理を行う。そして、ステップS116−20−2の処理が終了すると、表示時第2転落待機状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(メイン制御基板における割込処理)
次に、図58に基づいて、メイン制御基板における割込処理についての説明を行う。ここで、メイン制御基板における割込処理は、メインループ処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
(ステップS201)
ステップS201において、メインCPU301は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
(ステップS202)
ステップS202において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述するメイン中継基板コマンド受信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン中継基板100から送信されるコマンドを受信する処理を行う。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
(ステップS203)
ステップS203において、メインCPU301は、後で図60を用いて詳述するスイッチ中継基板コマンド受信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、スイッチ中継基板50から送信されるコマンドを受信する処理を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
(ステップS204)
ステップS204において、メインCPU301は、外部信号出力データセット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、エラーに係る外部信号の出力要求がある場合に、外部集中端子板46の出力ポートデータをセットする処理等を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
(ステップS205)
ステップS205において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、回胴演出時の演出用タイマや、最小遊技時間等を計測するためのタイマカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
(ステップS206)
ステップS206において、メインCPU301は、外部信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板46の出力ポートデータを設定する処理等を行う。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
(ステップS207)
ステップS207において、メインCPU301は、LED出力データ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、及び再遊技表示ランプ31の表示データを作成する処理を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS208に処理を移行する。
(ステップS208)
ステップS208において、メインCPU301は、LED表示処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、及び再遊技表示ランプ31の制御を行う。そして、ステップS208の処理が終了すると、ステップS209に処理を移行する。
ここで、メインCPU301は、メイン中継基板100から受信したコマンドに基づいて、貯留枚数表示器28や、払出枚数表示器29等の制御を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン中継基板100から後述のメダル自動投入コマンドを受信した場合には、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27を点灯する制御を行う。また、メインCPU301は、メイン中継基板100から後述の精算開始コマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28に表示されている貯留枚数を減算表示する処理を行い、後述の精算終了コマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28の減算表示を終了する処理を行う。
また、メインCPU301は、メイン中継基板100から後述のメダル投入コマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28に表示されている貯留枚数を加算表示する処理を行う。また、メインCPU301は、メイン中継基板100から後述のBETコマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28に表示されている貯留枚数を減算表示する処理を行う。
また、メインCPU301は、メイン中継基板100から後述のメダル払出開始コマンドや、後述のメダル払出終了コマンドを受信した場合には、貯留枚数表示器28に表示されている貯留枚数を加算表示する処理を行うとともに、払出枚数表示器29に払出枚数を表示する処理を行う。
(ステップS209)
ステップS209において、メインCPU301は、制御コマンド送信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン中継基板100に対して各種コマンドを送信する処理等を行う。そして、ステップS209の処理が終了すると、ステップS210に処理を移行する。
(ステップS210)
ステップS210において、メインCPU301は、ポート出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スイッチ中継基板50、リール制御基板150、電源基板200に対して、所定の信号を送信する処理を行う。そして、ステップS210の処理が終了すると、ステップS211に処理を移行する。
(ステップS211)
ステップS211において、メインCPU301は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS211の処理が終了すると、メイン制御基板における割込処理を終了し、メインループ処理に復帰する。
(メイン中継基板コマンド受信処理)
次に、図59に基づいて、図58のステップS202の処理により行われるメイン中継基板コマンド受信処理についての説明を行う。なお、図59はメイン中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS202−1)
ステップS202−1において、メインCPU301は、コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン中継基板100より受信したコマンドがあるか否かを判定する。そして、コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS202−1=Yes)、ステップS202−2に処理を移行し、コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS202−1=No)、メイン中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、メイン制御基板における割込処理のステップS203に処理を移行する。
(ステップS202−2)
ステップS202−2において、メインCPU301は、コマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン中継基板100よりコマンドを受信した場合に、受信したコマンドに係る情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS202−2の処理が終了すると、メイン中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、メイン制御基板における割込処理のステップS203に処理を移行する。
(スイッチ中継基板コマンド受信処理)
次に、図60に基づいて、図58のステップS203の処理により行われるスイッチ中継基板コマンド受信処理についての説明を行う。なお、図60はスイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS203−1)
ステップS203−1において、メインCPU301は、コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スイッチ中継基板50より受信したコマンドがあるか否かを判定する。そして、コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS203−1=Yes)、ステップS203−2に処理を移行し、コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS203−1=No)、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、メイン制御基板における割込処理のステップS204に処理を移行する。
(ステップS203−2)
ステップS203−2において、メインCPU301は、コマンド情報格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スイッチ中継基板50よりコマンドを受信した場合に、受信したコマンドに係る情報を、メインRAM303に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS203−2の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、メイン制御基板における割込処理のステップS204に処理を移行する。
(払出基板におけるメイン処理)
次に、図61に基づいて、払出基板350により行われるメイン処理についての説明を行う。なお、払出基板350により行われるメイン処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
(ステップS301)
ステップS301において、払出CPU351は、初期化処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域をクリアする処理等を行う。そして、ステップS301の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
(ステップS302)
ステップS302において、払出CPU351は、後で図62を用いて詳述するメダル受付開始処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、再遊技が作動している場合に、自動投入初期タイマをセットする処理等を行う。そして、ステップS302の処理が終了すると、ステップS303に処理を移行する。
(ステップS303)
ステップS303において、払出CPU351は、後で図63を用いて詳述するメダル管理処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、後で図64を用いて詳述するメダル投入チェック処理等を行う。そして、ステップS303の処理が終了すると、ステップS304に処理を移行する。
(ステップS304)
ステップS304において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS304=Yes)、ステップS305に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」でないと判定された場合には(ステップS304=No)、ステップS302に処理を移行する。
(ステップS305)
ステップS305において、払出CPU351は、リール回転開始コマンド受信フラグがオンになっているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられた所定の領域において、リール回転開始コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっているか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっていると判定された場合には(ステップS305=Yes)、ステップS306に処理を移行し、リール回転開始コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっていないと判定された場合には(ステップS305=No)、リール回転開始コマンドを受信したことを示すフラグがオンになるまで、ステップS305の処理を繰り返し実行する。
なお、本実施の形態においては、リール回転開始コマンドを受信して、リール回転開始コマンド受信フラグがオンとなった後は、払出基板350において、リールの制御(リールの始動、およびリールの停止)が行われることとなる。つまり、メイン制御基板300においては、リール回転開始コマンドを送信する処理までを行い、そこから先のリールの制御に係る処理を払出基板350に担わせることで、メイン制御基板300の制御負荷を軽減している。
(ステップS306)
ステップS306において、払出CPU351は、後で図66を用いて詳述するリール停止前処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、回転中の左リール18、中リール19、右リール20に対する引込予想処理等を行う。そして、ステップS306の処理が終了すると、ステップS307に処理を移行する。
(ステップS307)
ステップS307において、払出CPU351は、リール回転中フラグ設定処理を行う。具体的には、払出CPU351は、左リール18、中リール19、右リール20が回転中である旨の情報を払出RAM353に設けられているリール情報格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS307の処理が終了すると、ステップS308に処理を移行する。
(ステップS308)
ステップS308において、払出CPU351は、操作可能状態フラグをクリアする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている操作可能状態フラグ格納領域のBETボタン7や、MAXBETボタン8に対応する操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS308の処理が終了すると、ステップS309に処理を移行する。
(ステップS309)
ステップS309において、払出CPU351は、リール回転開始処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リール制御基板150を介して、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20を定速回転させるための処理を行う。そして、ステップS309の処理が終了すると、ステップS310に処理を移行する。
(ステップS310)
ステップS310において、払出CPU351は、操作可能状態フラグをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対応する操作可能状態フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS310の処理が終了すると、ステップS311に処理を移行する。
(ステップS311)
ステップS311において、払出CPU351は、後で図67を用いて詳述するリール回転中処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対する停止操作を検出したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を停止させる処理等を行う。そして、ステップS311の処理が終了すると、ステップS312に処理を移行する。
(ステップS312)
ステップS312において、払出CPU351は、全リールが停止したか否かを判定する。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の値に基づいて、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS312=Yes)、ステップS313に処理を移行し、全リールが停止していないと判定された場合には(ステップS312=No)、ステップS311に処理を移行し、全リールが停止するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(ステップS313)
ステップS313において、払出CPU351は、後で図68を用いて詳述する表示判定処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに応じて払出枚数を算定する処理等を行う。そして、ステップS313の処理が終了すると、ステップS314に処理を移行する。
(ステップS314)
ステップS314において、払出CPU351は、入賞に係る図柄の組み合わせが表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS313における表示判定処理の判定結果に基づいて、入賞に係る図柄の組み合わせが表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合には(ステップS314=Yes)、ステップS315に処理を移行し、入賞に係る図柄の組み合わせが表示されなかったと判定された場合には(ステップS314=No)、ステップS316に処理を移行する。
(ステップS315)
ステップS315において、払出CPU351は、後で図69を用いて詳述する払出処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、スイッチ中継基板50を介してホッパー202を駆動することによりメダルを払い出す処理等を行う。そして、ステップS315の処理が終了すると、ステップS316に処理を移行する。
(ステップS316)
ステップS316において、払出CPU351は、各種初期化処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域をクリアする処理を行う。また、リール回転開始コマンド受信フラグなど、オンとなっているフラグをオフにする。そして、ステップS316の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
(メダル受付開始処理)
次に、図62に基づいて、図61のステップS302の処理により行われるメダル受付開始処理についての説明を行う。なお、図62はメダル受付開始処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS302−1)
ステップS302−1において、払出CPU351は、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示され、払出RAM353に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の再遊技作動中フラグがONとなっているか否かを判定する。そして、再遊技作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS302−1=Yes)、ステップS302−2に処理を移行し、再遊技作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS302−1=No)、メダル受付開始処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
(ステップS302−2)
ステップS302−2において、払出CPU351は、自動投入初期タイマをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、前回の遊技で使用したメダルを自動投入するための待機時間を設けるために、払出RAM353に設けられているタイマカウンタに所定の値をセットする処理を行う。そして、ステップS302−2の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
(ステップS302−3)
ステップS302−3において、払出CPU351は、タイマウエイト処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS302−2の処理や後述のステップS302−8の処理によりタイマカウンタにセットされた値が「0」となるまで待機する処理を行う。そして、ステップS302−3の処理が終了すると、ステップS302−4に処理を移行する。
(ステップS302−4)
ステップS302−4において、払出CPU351は、メダル自動投入コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル自動投入コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該メダル自動投入コマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル自動投入コマンド」とは、前回の遊技で使用したメダルを自動投入する旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS302−4の処理が終了すると、ステップS302−5に処理を移行する。
(ステップS302−5)
ステップS302−5において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、前回の遊技で使用したメダルの数を上限として、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS302−5の処理が終了すると、ステップS302−6に処理を移行する。
(ステップS302−6)
ステップS302−6において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS302−5の処理により、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算した結果、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS302−6=Yes)、メダル受付開始処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。一方、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS302−6=No)、ステップS302−7に処理を移行する。
(ステップS302−7)
ステップS302−7において、払出CPU351は、自動投入間隔タイマをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、前回の遊技で使用したメダルを自動投入する際の間隔を設けるために、払出RAM353に設けられているタイマカウンタに所定の値をセットする処理を行う。そして、ステップS302−7の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
(メダル管理処理)
次に、図63に基づいて、図61のステップS303の処理により行われるメダル管理処理についての説明を行う。なお、図63はメダル管理処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS303−1)
ステップS303−1において、払出CPU351は、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値がONであるか否かを判定する処理を行う。そして、再遊技作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS303−1=Yes)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。一方、再遊技作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS303−1=No)、ステップS303−2に処理を移行する。
なお、本実施形態においては、再遊技作動中フラグがONである場合には、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、後述のメダル投入チェック処理が行われない。このため、再遊技作動中フラグがONである場合には、メダルの投入を受け付けないこととしているが、再遊技作動中フラグがONである場合であっても、メダルの投入を受け付けることとしてもよい。
(ステップS303−2)
ステップS303−2において、払出CPU351は、メダルが投入されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、セレクターセンサ15sによりメダルの投入が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、メダルが投入されたと判定された場合には(ステップS303−2=Yes)、ステップS303−3に処理を移行し、メダルが投入されていないと判定された場合には(ステップS303−2=No)、ステップS303−4に処理を移行する。
(ステップS303−3)
ステップS303−3において、払出CPU351は、後で図64を用いて詳述するメダル投入チェック処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値や、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値に基づいて、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値や、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値を加算する処理等を行う。そして、ステップS303−3の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−4)
ステップS303−4において、払出CPU351は、投入要求枚数として「1」をセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、レジスタに投入要求枚数として「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS303−4の処理が終了すると、ステップS303−5に処理を移行する。
(ステップS303−5)
ステップS303−5において、払出CPU351は、BETスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETスイッチ7swにより、遊技者によるBETボタン7の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。より具体的には、スイッチ中継基板50によりBETスイッチ入力信号を受信し、BETスイッチ入力信号に係る情報が払出RAM353の所定の領域に格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、BETスイッチがONであると判定された場合には(ステップS303−5=Yes)、ステップS303−8に処理を移行し、BETスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS303−5=No)、ステップS303−6に処理を移行する。
(ステップS303−6)
ステップS303−6において、払出CPU351は、投入要求枚数として「3」をセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、レジスタにセットされている投入要求枚数の値を「1」から「3」に更新する処理を行う。そして、ステップS303−6の処理が終了すると、ステップS303−7に処理を移行する。
(ステップS303−7)
ステップS303−7において、払出CPU351は、MAXBETスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、MAXBETスイッチ8swにより、遊技者によるMAXBETボタン8の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。より具体的には、スイッチ中継基板50によりMAXBETスイッチ入力コマンドを受信し、MAXBETスイッチ入力コマンドに係る情報が払出RAM353の所定の領域に格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、MAXBETスイッチがONであると判定された場合には(ステップS303−7=Yes)、ステップS303−8に処理を移行し、MAXBETスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS303−7=No)、ステップS303−11に処理を移行する。
(ステップS303−8)
ステップS303−8において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS303−8=Yes)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。一方、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS303−8=No)、ステップS303−9に処理を移行する。
(ステップS303−9)
ステップS303−9において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS303−9=Yes)、ステップS303−10に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS303−9=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−10)
ステップS303−10において、払出CPU351は、後で図65を用いて詳述する貯留メダル投入処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に基づいて、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理等を行う。そして、ステップS303−10の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−11)
ステップS303−11において、払出CPU351は、精算スイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算スイッチ9swにより、遊技者による精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。より具体的には、スイッチ中継基板50により精算スイッチ入力コマンドを受信し、精算スイッチ入力コマンドに係る情報が払出RAM353の所定の領域に格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、精算スイッチがONであると判定された場合には(ステップS303−11=Yes)、ステップS303−12に処理を移行し、精算スイッチがONではないと判定された場合には(ステップS303−11=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−12)
ステップS303−12において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値、または貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値、または貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値、または貯留枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS303−12=Yes)、ステップS303−13に処理を移行し、投入枚数カウンタの値、または貯留枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS303−12=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−13)
ステップS303−13において、払出CPU351は、精算開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算開始コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該精算開始コマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算開始コマンド」とは、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に対して返却する精算処理を開始する旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−13の処理が終了すると、ステップS303−14に処理を移行する。
(ステップS303−14)
ステップS303−14において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS303−14=Yes)、ステップS303−15に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS303−14=No)、ステップS303−18に処理を移行する。
(ステップS303−15)
ステップS303−15において、払出CPU351は、投入メダル精算処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETされているメダルを遊技者に返却するために、スイッチ中継基板50を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚返却する制御を行う。そして、ステップS303−15の処理が終了すると、ステップS303−16に処理を移行する。
(ステップS303−16)
ステップS303−16において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS303−16の処理が終了すると、ステップS303−17に処理を移行する。
(ステップS303−17)
ステップS303−17において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS303−16の処理により、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値から「1」減算した結果、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS303−17=Yes)、ステップS303−19に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS303−17=No)、ステップS303−15に処理を移行し、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「0」となるまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(ステップS303−18)
ステップS303−18において、払出CPU351は、貯留メダル精算処理を行う。具体的には、払出CPU351は、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に返却するために、スイッチ中継基板50を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚返却する制御を行う。そして、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値から「1」減算し、当該処理を行った結果、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「0」となったか否かを判定し、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「0」となったと判定されるまで同様の処理を繰り返し実行する。そして、ステップS303−18の処理が終了すると、ステップS303−19に処理を移行する。
(ステップS303−19)
ステップS303−19において、払出CPU351は、精算終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算終了コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該精算終了コマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算終了コマンド」とは、BETされていたメダルを遊技者に対して返却し終えた旨の情報や、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に対して返却し終えた旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−19の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(メダル投入チェック処理)
次に、図64に基づいて、図63のステップS303−3の処理により行われるメダル投入チェック処理についての説明を行う。なお、図64はメダル投入チェック処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS303−3−1)
ステップS303−3−1において、払出CPU351は、メダル通過監視開始処理を行う。具体的には、払出CPU351は、セレクター15により正常なメダルが投入されたか否かの判定等を行うメダル通過監視処理を開始する処理を行う。そして、ステップS303−3−1の処理が終了すると、ステップS303−3−2に処理を移行する。
(ステップS303−3−2)
ステップS303−3−2において、払出CPU351は、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS303−3−1のメダル通過監視開始処理により開始されたメダル通過監視処理において、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。そして、エラーを検出したと判定された場合には(ステップS303−3−2=Yes)、ステップS303−3−9に処理を移行し、エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS303−3−2=No)、ステップS303−3−3に処理を移行する。
(ステップS303−3−3)
ステップS303−3−3において、払出CPU351は、メダル通過監視処理が終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS303−3−1のメダル通過監視開始処理により開始されたメダル通過監視処理が終了したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル通過監視処理が終了したと判定された場合には(ステップS303−3−3=Yes)、ステップS303−3−4に処理を移行し、メダル通過監視処理が終了していないと判定された場合には(ステップS303−3−3=No)、ステップS303−3−1に処理を移行し、メダル通過監視処理が終了するまで同様の処理を実行する。
(ステップS303−3−4)
ステップS303−3−4において、払出CPU351は、メダル投入枚数がMAX値であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であり、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入枚数がMAX値であると判定された場合には(ステップS303−3−4=Yes)、メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行し、メダル投入枚数がMAX値ではないと判定された場合には(ステップS303−3−4=No)、ステップS303−3−5に処理を移行する。
(ステップS303−3−5)
ステップS303−3−5において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS303−3−5=Yes)、ステップS303−3−7に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS303−3−5=No)、ステップS303−3−6に処理を移行する。
(ステップS303−3−6)
ステップS303−3−6において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS303−3−6の処理が終了すると、ステップS303−3−8に処理を移行する。
(ステップS303−3−7)
ステップS303−3−7において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS303−3−7の処理が終了すると、ステップS303−3−8に処理を移行する。
(ステップS303−3−8)
ステップS303−3−8において、払出CPU351は、メダル投入コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル投入コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該メダル投入コマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル投入コマンド」とは、メダル投入口6に正常なメダルが投入された旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−3−8の処理が終了すると、メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(ステップS303−3−9)
ステップS303−3−9において、払出CPU351は、メダル投入エラー検出時処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル投入エラーを検出した時のエラー報知を行わせるためのコマンドをセットする処理等を行う。そして、ステップS303−3−9の処理が終了すると、メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。
(貯留メダル投入処理)
次に、図65に基づいて、図63のステップS303−10の処理により行われる貯留メダル投入処理についての説明を行う。なお、図65は貯留メダル投入処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS303−10−1)
ステップS303−10−1において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が、レジスタに記憶されている投入要求枚数以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上であると判定された場合には(ステップS303−10−1=Yes)、ステップS303−10−3に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上ではないと判定された場合には(ステップS303−10−1=No)、ステップS303−10−2に処理を移行する。
(ステップS303−10−2)
ステップS303−10−2において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値を投入要求枚数にセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値をレジスタに記憶されている投入要求枚数の値にセットする処理を行う。そして、ステップS303−10−2の処理が終了すると、ステップS303−10−3に処理を移行する。
(ステップS303−10−3)
ステップS303−10−3において、払出CPU351は、BETコマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETコマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該BETコマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「BETコマンド」とは、BETボタン7、MAXBETボタン8が操作されることにより、貯留されているメダルが投入された旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS303−10−3の処理が終了すると、ステップS303−10−4に処理を移行する。
(ステップS303−10−4)
ステップS303−10−4において、払出CPU351は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS303−10−4の処理が終了すると、ステップS303−10−5に処理を移行する。
(ステップS303−10−5)
ステップS303−10−5において、払出CPU351は、投入要求枚数から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS303−10−5の処理が終了すると、ステップS303−10−6に処理を移行する。
(ステップS303−10−6)
ステップS303−10−6において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS303−10−6の処理が終了すると、ステップS303−10−7に処理を移行する。
(ステップS303−10−7)
ステップS303−10−7において、払出CPU351は、投入要求枚数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS303−10−5の処理により、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値から「1」減算した結果、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入要求枚数が「0」であると判定された場合には(ステップS303−10−7=Yes)、貯留メダル投入処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS304に処理を移行する。一方、投入要求枚数が「0」ではないと判定された場合には(ステップS303−10−7=No)、ステップS303−10−3に処理を移行する。
(リール停止前処理)
次に、図66に基づいて、図61のステップS306の処理により行われるリール停止前処理についての説明を行う。なお、図66はリール停止前処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS306−1)
ステップS306−1において、払出CPU351は、引込予想リール検索初期値をセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、引込予想リール検索初期値として、右リール20に対応するデータ「100B」を、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS306−1の処理が終了すると、ステップS306−2に処理を移行する。
(ステップS306−2)
ステップS306−2において、払出CPU351は、リールが回転中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS306−1の処理でセットした引込予想リール検索初期値、または後述のステップS306−4により更新された検索対象リールの値に基づいて、検索対象である左リール18、中リール19、右リール20が回転中であるか否かを判定する処理を行う。そして、リールが回転中であると判定された場合には(ステップS306−2=Yes)、ステップS306−3に処理を移行し、リールが回転中でないと判定された場合には(ステップS306−2=No)、ステップS306−4に処理を移行する。
(ステップS306−3)
ステップS306−3において、払出CPU351は、引込予想処理を行う。具体的には、払出CPU351は、まず、仮想停止位置の初期値をセットし、仮想停止位置に応じた引込優先順位を取得し、払出RAM353に設けられている引込優先順位格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS306−3の処理が終了すると、ステップS306−4に処理を移行する。
なお、払出CPU351は、ステップS306−3の引込予想処理により、払出RAM353に設けられている引込優先順位格納領域に格納されたデータを所定のタイミングでクリアする処理を行う。
(ステップS306−4)
ステップS306−4において、払出CPU351は、次の検索対象リールを取得する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、検索対象リールが停止していると判定された場合(ステップS306−2=No)、またはステップS306−3の引込予想処理において、検索対象リールの引込予想処理が終了した場合に、次の検索対象リールを取得するために、レジスタにセットされている値を右シフトする処理を行う。そして、ステップS306−4の処理が終了すると、ステップS306−5に処理を移行する。
(ステップS306−5)
ステップS306−5において、払出CPU351は、全リールの処理が終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールの引込予想処理が終了したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールの処理が終了したと判定された場合には(ステップS306−5=Yes)、リール停止前処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS307に処理を移行する。一方、全リールの処理が終了していないと判定された場合には(ステップS306−5=No)、ステップS306−2に処理を移行し、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールに対する引込予想処理が終了するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(リール回転中処理)
次に、図67に基づいて、図61のステップS311の処理により行われるリール回転中処理についての説明を行う。なお、図67はリール回転中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS311−1)
ステップS311−1において、払出CPU351は、停止ボタン押圧時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を検出したか否かを判定する処理を行う。そして、停止ボタンが押圧されたと判定された場合には(ステップS311−1=Yes)、ステップS311−2に処理を移行し、停止ボタンが押圧されていないと判定された場合には(ステップS311−1=No)、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS312に処理を移行する。
(ステップS311−2)
ステップS311−2において、払出CPU351は、操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、操作された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に基づいて、払出RAM353に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対応する操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS311−2の処理が終了すると、ステップS311−3に処理を移行する。
(ステップS311−3)
ステップS311−3において、払出CPU351は、押圧情報保存処理を行う。具体的には、払出CPU351は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13のうち、操作された停止ボタンに対応する左リール18、中リール19、右リール20と、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153に供給しているパルスカウンタの値に基づいて、押圧基準位置を取得し、払出RAM353に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS311−3の処理が終了すると、ステップS311−4に処理を移行する。
(ステップS311−4)
ステップS311−4において、払出CPU351は、滑りコマ数取得処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出ROM352に設けられている停止テーブル(図示せず)と、引込優先順位と、メイン制御基板300における内部抽選処理により決定された当選役と、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序等に基づいて、滑りコマ数を取得する処理を行う。ここで、本実施の形態において、払出CPU351は、滑りコマ数として、「0」コマから「4」コマの範囲内で滑りコマ数を決定する処理を行う。そして、ステップS311−4の処理が終了すると、ステップS311−5に処理を移行する。
(ステップS311−5)
ステップS311−5において、払出CPU351は、リール停止処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS311−3の押圧情報保存処理により保存された押圧基準位置と、ステップS311−4の滑りコマ数取得処理により取得した滑りコマ数とに基づいて、リールを停止させる処理を行う。そして、ステップS311−5の処理が終了すると、ステップS311−6に処理を移行する。
(ステップS311−6)
ステップS311−6において、払出CPU351は、リール停止コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リール停止コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該リール停止コマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「リール停止コマンド」とは、押圧基準位置や、滑りコマ数の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS311−6の処理が終了すると、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS312に処理を移行する。
(表示判定処理)
次に、図68に基づいて、図61のステップS313の処理により行われる表示判定処理についての説明を行う。なお、図68は表示判定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS313−1)
ステップS313−1において、払出CPU351は、表示判定コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、表示判定コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該表示判定コマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「表示判定コマンド」とは、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに関する情報等を有するコマンドである。そして、ステップS313−1の処理が終了すると、ステップS313−2に処理を移行する。
(ステップS313−2)
ステップS313−2において、払出CPU351は、入賞が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、左リール18の停止位置に係る情報、中リール19の停止位置に係る情報、及び右リール20の停止位置に係る情報と、払出ROM352に設けられている図柄組み合わせテーブル(図6〜図8参照)に基づいて、入賞に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞が成立したと判定された場合には(ステップS313−2=Yes)、ステップS313−3に処理を移行し、入賞が成立していないと判定された場合には(ステップS313−2=No)、ステップS313−4に処理を移行する。
(ステップS313−3)
ステップS313−3において、払出CPU351は、払出枚数算定処理を行う。具体的には、払出CPU351は、有効ライン上に表示された入賞に係る図柄の組み合わせに基づいて、払出枚数を算定する処理を行う。そして、ステップS313−3の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS314に処理を移行する。
(ステップS313−4)
ステップS313−4において、払出CPU351は、リプレイが成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リプレイに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、リプレイが成立したと判定された場合には(ステップS313−4=Yes)、ステップS313−5に処理を移行し、リプレイが成立していないと判定された場合には(ステップS313−4=No)、表示判定処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS314に処理を移行する。
(ステップS313−5)
ステップS313−5において、払出CPU351は、再遊技作動中フラグをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の再遊技作動中フラグの値をONにする処理を行う。そして、ステップS313−5の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS314に処理を移行する。
(払出処理)
次に、図69に基づいて、図61のステップS315の処理により行われる払出処理についての説明を行う。なお、図69は払出処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS315−1)
ステップS315−1において、払出CPU351は、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値に基づいて、再遊技作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、再遊技作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS315−1=Yes)、ステップS315−3に処理を移行し、再遊技作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS315−1=No)、ステップS315−2に処理を移行する。
(ステップS315−2)
ステップS315−2において、払出CPU351は、残り払出枚数カウンタをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、入賞に係る図柄の組み合わせに基づく払出枚数をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS315−2の処理が終了すると、ステップS315−3に処理を移行する。
(ステップS315−3)
ステップS315−3において、払出CPU351は、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS315−2の処理により、レジスタにセットされた残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS315−3=Yes)、ステップS315−4に処理を移行し、残り払出枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS315−3=No)、払出処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS316に処理を移行する。
(ステップS315−4)
ステップS315−4において、払出CPU351は、メダル払出開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル払出開始コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該メダル払出開始コマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル払出開始コマンド」とは、メダルの払出を開始する旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS315−4の処理が終了すると、ステップS315−5に処理を移行する。
(ステップS315−5)
ステップS315−5において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「50」であると判定された場合には(ステップS315−5=Yes)、ステップS315−7に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「50」ではないと判定された場合には(ステップS315−5=No)、ステップS315−6に処理を移行する。
(ステップS315−6)
ステップS315−6において、払出CPU351は、貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS315−6の処理が終了すると、ステップS315−8に処理を移行する。
(ステップS315−7)
ステップS315−7において、払出CPU351は、メダル払出処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを「1」枚払い出す制御を行う。そして、ステップS315−7の処理が終了すると、ステップS315−8に処理を移行する。
(ステップS315−8)
ステップS315−8において、払出CPU351は、獲得枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられている獲得枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS315−8の処理が終了すると、ステップS315−9に処理を移行する。
(ステップS315−9)
ステップS315−9において、払出CPU351は、残り払出枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、レジスタにセットされている残り払出枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS315−9の処理が終了すると、ステップS315−10に処理を移行する。
(ステップS315−10)
ステップS315−10において、払出CPU351は、残り払出枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS315−9の処理により残り払出枚数カウンタの値から「1」減算した結果、残り払出枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、残り払出枚数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS315−10=Yes)、ステップS315−11に処理を移行し、残り払出枚数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS315−10=No)、ステップS315−5に処理を移行する。
(ステップS315−11)
ステップS315−11において、払出CPU351は、メダル払出終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル払出終了コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該メダル払出終了コマンドを、払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル払出終了コマンド」とは、メダルの払出が終了した旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS315−11の処理が終了すると、払出処理のサブルーチンを終了し、払出基板におけるメイン処理のステップS316に処理を移行する。
(払出基板における割込処理)
次に、図70に基づいて、払出基板における割込処理についての説明を行う。ここで、払出基板における割込処理は、払出基板におけるメイン処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
(ステップS401)
ステップS401において、払出CPU351は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS401の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS401の処理が終了すると、ステップS402に処理を移行する。
(ステップS402)
ステップS402において、払出CPU351は、後で図71を用いて詳述するメイン中継基板コマンド受信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン中継基板100から送信されるコマンドを受信する処理を行う。そして、ステップS402の処理が終了すると、ステップS403に処理を移行する。
(ステップS403)
ステップS403において、払出CPU351は、後で図72を用いて詳述するスイッチ中継基板コマンド受信処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、スイッチ中継基板50から送信されるコマンドを受信する処理を行う。そして、ステップS403の処理が終了すると、ステップS404に処理を移行する。
(ステップS404)
ステップS404において、払出CPU351は、リール番号として「3」をセットする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、後述するステップS405のリール駆動制御処理において、駆動制御するリールの対象を設定するために、リール番号として「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS404の処理が終了すると、ステップS405に処理を移行する。
(ステップS405)
ステップS405において、払出CPU351は、リール駆動制御処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リール制御基板150を介して、ステップS404の処理によりセットされたリール番号、または、後述するステップS406の処理によりセットされたリール番号に対応する左リール18、中リール19、右リール20の左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20の回転の加速、定速、減速制御等を行う。そして、ステップS405の処理が終了すると、ステップS406に処理を移行する。
なお、本実施形態において、払出CPU351は、リール番号が「3」の場合には、右リール20の駆動制御を行い、リール番号が「2」の場合には、中リール19の駆動制御を行い、リール番号が「1」の場合には、左リール18の駆動制御を行う。
(ステップS406)
ステップS406において、払出CPU351は、リール番号から「1」減算する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、現在レジスタにセットされているリール番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS406の処理が終了すると、ステップS407に処理を移行する。
(ステップS407)
ステップS407において、払出CPU351は、リール番号が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールに対して、ステップS405のリール駆動制御処理を行ったか否かを判定する処理を行う。そして、リール番号が「0」であると判定された場合には(ステップS407=Yes)、ステップS408に処理を移行し、リール番号が「0」ではないと判定された場合には(ステップS407=No)、ステップS405に処理を移行する。
(ステップS408)
ステップS408において、払出CPU351は、後で図73を用いて詳述する制御コマンド送信処理を行う。具体的には、払出CPU351は、コマンドがセットされていることに基づいて、メイン中継基板100に対してコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS408の処理が終了すると、ステップS409に処理を移行する。
(ステップS409)
ステップS409において、払出CPU351は、ポート出力処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50、メイン中継基板100、リール制御基板150に対して、所定の信号を送信する処理を行う。そして、ステップS409の処理が終了すると、ステップS410に処理を移行する。
(ステップS410)
ステップS410において、払出CPU351は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、払出CPU351は、ステップS401の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS410の処理が終了すると、払出基板における割込処理を終了し、払出基板におけるメイン処理に復帰する。
(メイン中継基板コマンド受信処理)
次に、図71に基づいて、図70のステップS402の処理により行われるメイン中継基板コマンド受信処理についての説明を行う。なお、図71はメイン中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS402−1)
ステップS402−1において、払出CPU351は、リール回転開始コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン中継基板100よりリール回転開始コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS402−1=Yes)、ステップS402−2に処理を移行し、リール回転開始コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS402−1=No)、ステップS402−3に処理を移行する。
(ステップS402−2)
ステップS402−2において、払出CPU351は、リール回転開始コマンド受信フラグをオンにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、受信したコマンドに係る情報を、払出RAM353に設けられている所定の領域に格納する処理を行う。そして、ステップS402−2の処理が終了すると、メイン中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(ステップS402−3)
ステップS402−3において、払出CPU351は、条件装置コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メイン中継基板100より条件装置コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、条件装置コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS402−3=Yes)、ステップS402−4に処理を移行し、条件装置コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS402−3=No)、メイン中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(ステップS402−4)
ステップS402−4において、払出CPU351は、当選役情報を格納する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、条件装置コマンドに係る情報に基づいて、当選役情報を取得して、払出RAM353に設けられている当選役情報格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS402−4の処理が終了すると、メイン中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS403に処理を移行する。
(スイッチ中継基板コマンド受信処理)
次に、図72に基づいて、図70のステップS403の処理により行われるスイッチ中継基板コマンド受信処理についての説明を行う。なお、図72はスイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS403−1)
ステップS403−1において、払出CPU351は、BETスイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50よりBETスイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、BETスイッチ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−1=Yes)、ステップS403−2に処理を移行し、BETスイッチ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−1=No)、ステップS403−3に処理を移行する。
(ステップS403−2)
ステップS403−2において、払出CPU351は、BETスイッチをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、BETスイッチ入力コマンドを受信したことを示すBETスイッチ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、BETスイッチをONにすることで、例えば、図63のメダル管理処理におけるステップS303−5において、BETスイッチがONであると判定されることとなる。そして、ステップS403−2の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−3)
ステップS403−3において、払出CPU351は、MAXBETスイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50よりMAXBETスイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、MAXBETスイッチ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−3=Yes)、ステップS403−4に処理を移行し、MAXBETスイッチ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−3=No)、ステップS403−5に処理を移行する。
(ステップS403−4)
ステップS403−4において、払出CPU351は、MAXBETスイッチをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、MAXBETスイッチ入力コマンドを受信したことを示すMAXBETスイッチ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、MAXBETスイッチをONにすることで、例えば、図63のメダル管理処理におけるステップS303−7において、MAXBETスイッチがONであると判定されることとなる。そして、ステップS403−4の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−5)
ステップS403−5において、払出CPU351は、精算スイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50より精算スイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、精算スイッチ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−5=Yes)、ステップS403−6に処理を移行し、精算スイッチ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−5=No)、ステップS403−7に処理を移行する。
(ステップS403−6)
ステップS403−6において、払出CPU351は、精算スイッチをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、精算スイッチ入力コマンドを受信したことを示す精算スイッチ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、精算スイッチをONにすることで、例えば、図63のメダル管理処理におけるステップS303−11において、精算スイッチがONであると判定されることとなる。そして、ステップS403−6の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−7)
ステップS403−7において、払出CPU351は、左停止スイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50より左停止スイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、左停止スイッチ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−7=Yes)、ステップS403−8に処理を移行し、左停止スイッチ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−7=No)、ステップS403−9に処理を移行する。
(ステップS403−8)
ステップS403−8において、払出CPU351は、左停止スイッチをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、左停止スイッチ入力コマンドを受信したことを示す左停止スイッチ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、左停止スイッチをONにすることで、例えば、図67のリール回転中処理におけるステップS311−1において、停止ボタン操作が行われたと判定され、ステップS311−3において、左停止ボタン11を操作したことを示す押圧情報を保存することとなる。そして、ステップS403−8の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−9)
ステップS403−9において、払出CPU351は、中停止スイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50より中停止スイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、中停止スイッチ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−9=Yes)、ステップS403−10に処理を移行し、中停止スイッチ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−9=No)、ステップS403−11に処理を移行する。
(ステップS403−10)
ステップS403−10において、払出CPU351は、中停止スイッチをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、中停止スイッチ入力コマンドを受信したことを示す中停止スイッチ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、中停止スイッチをONにすることで、例えば、図67のリール回転中処理におけるステップS311−1において、停止ボタン操作が行われたと判定され、ステップS311−3において、中停止ボタン12を操作したことを示す押圧情報を保存することとなる。そして、ステップS403−10の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−11)
ステップS403−11において、払出CPU351は、右停止スイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50より右停止スイッチ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、右停止スイッチ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−11=Yes)、ステップS403−12に処理を移行し、右停止スイッチ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−11=No)、ステップS403−13に処理を移行する。
(ステップS403−12)
ステップS403−12において、払出CPU351は、右停止スイッチをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、右停止スイッチ入力コマンドを受信したことを示す右停止スイッチ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、右停止スイッチをONにすることで、例えば、図67のリール回転中処理におけるステップS311−1において、停止ボタン操作が行われたと判定され、ステップS311−3において、右停止ボタン13を操作したことを示す押圧情報を保存することとなる。そして、ステップS403−12の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−13)
ステップS403−13において、払出CPU351は、セレクターセンサ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50よりセレクターセンサ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、セレクターセンサ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−13=Yes)、ステップS403−14に処理を移行し、セレクターセンサ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−13=No)、ステップS403−15に処理を移行する。
(ステップS403−14)
ステップS403−14において、払出CPU351は、セレクターセンサをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、セレクターセンサ入力コマンドを受信したことを示すセレクターセンサ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、セレクターセンサをONにすることで、例えば、図63のメダル管理処理におけるステップS303−2において、メダルが投入されたと判定されることとなる。そして、ステップS403−14の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−15)
ステップS403−15において、払出CPU351は、ホッパーセンサ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50よりホッパーセンサ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、ホッパーセンサ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−15=Yes)、ステップS403−15に処理を移行し、ホッパーセンサ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−15=No)、ステップS403−17に処理を移行する。
(ステップS403−16)
ステップS403−16において、払出CPU351は、ホッパーセンサをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、ホッパーセンサ入力コマンドを受信したことを示すホッパーセンサ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、ホッパーセンサをONにすることで、例えば、払出基板350において、メダルの払出が行われたことを認識することができる(図示せず)。そして、ステップS403−16の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−17)
ステップS403−17において、払出CPU351は、補助収納庫センサ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、スイッチ中継基板50より補助収納庫センサ入力コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。そして、補助収納庫センサ入力コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS403−17=Yes)、ステップS403−18に処理を移行し、補助収納庫センサ入力コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS403−17=No)、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(ステップS403−18)
ステップS403−18において、払出CPU351は、補助収納庫センサをONにする処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353の所定の領域において、補助収納庫センサ入力コマンドを受信したことを示す補助収納庫センサ入力情報をONにする処理を行う。なお、当該処理において、補助収納庫センサをONにすることで、例えば、払出基板350において、補助収納庫が満杯となったことを認識することができる(図示せず)。そして、ステップS403−18の処理が終了すると、スイッチ中継基板コマンド受信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS404に処理を移行する。
(制御コマンド送信処理)
次に、図73に基づいて、図70のステップS408の処理により行われる制御コマンド送信処理についての説明を行う。なお、図73は制御コマンド送信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS408−1)
ステップS408−1において、払出CPU351は、メダル自動投入コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル自動投入コマンドが払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル自動投入コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS408−1=Yes)、ステップS408−2に処理を移行し、メダル自動投入コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS408−1=No)、ステップS408−3に処理を移行する。
(ステップS408−2)
ステップS408−2において、払出CPU351は、メダル自動投入コマンドを送信する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル自動投入コマンドをメイン中継基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS408−2の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(ステップS408−3)
ステップS408−3において、払出CPU351は、BETコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETコマンドが払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、BETコマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS408−3=Yes)、ステップS408−4に処理を移行し、BETコマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS408−3=No)、ステップS408−5に処理を移行する。
(ステップS408−4)
ステップS408−4において、払出CPU351は、BETコマンドを送信する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、BETコマンドをメイン中継基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS408−4の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(ステップS408−5)
ステップS408−5において、払出CPU351は、精算開始コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算開始コマンドが払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、精算開始コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS408−5=Yes)、ステップS408−6に処理を移行し、精算開始コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS408−5=No)、ステップS408−7に処理を移行する。
(ステップS408−6)
ステップS408−6において、払出CPU351は、精算開始コマンドを送信する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算開始コマンドをメイン中継基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS408−6の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(ステップS408−7)
ステップS408−7において、払出CPU351は、精算終了コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算終了コマンドが払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、精算終了コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS408−7=Yes)、ステップS408−8に処理を移行し、精算終了コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS408−7=No)、ステップS408−9に処理を移行する。
(ステップS408−8)
ステップS408−8において、払出CPU351は、精算終了コマンドを送信する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、精算終了コマンドをメイン中継基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS408−8の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(ステップS408−9)
ステップS408−9において、払出CPU351は、メダル投入コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル投入コマンドが払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS408−9=Yes)、ステップS408−10に処理を移行し、メダル投入コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS408−9=No)、ステップS408−11に処理を移行する。
(ステップS408−10)
ステップS408−10において、払出CPU351は、メダル投入コマンドを送信する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル投入コマンドをメイン中継基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS408−10の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(ステップS408−11)
ステップS408−11において、払出CPU351は、リール停止コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リール停止コマンドが払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、リール停止コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS408−11=Yes)、ステップS408−12に処理を移行し、リール停止コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS408−11=No)、ステップS408−13に処理を移行する。
(ステップS408−12)
ステップS408−12において、払出CPU351は、リール停止コマンドを送信する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、リール停止コマンドをメイン中継基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS408−12の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(ステップS408−13)
ステップS408−13において、払出CPU351は、メダル払出開始コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル払出開始コマンドが払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出開始コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS408−13=Yes)、ステップS408−14に処理を移行し、メダル払出開始コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS408−13=No)、ステップS408−15に処理を移行する。
(ステップS408−14)
ステップS408−14において、払出CPU351は、メダル払出開始コマンドを送信する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル払出開始コマンドをメイン中継基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS408−14の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(ステップS408−15)
ステップS408−15において、払出CPU351は、メダル払出終了コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル払出終了コマンドが払出RAM353に設けられている払出コマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出終了コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS408−15=Yes)、ステップS408−16に処理を移行し、メダル払出終了コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS408−15=No)、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(ステップS408−16)
ステップS408−16において、払出CPU351は、メダル払出終了コマンドを送信する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、メダル払出終了コマンドをメイン中継基板100に対して送信する処理を行う。そして、ステップS408−16の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、払出基板における割込処理のステップS409に処理を移行する。
(サブ制御基板におけるメイン処理)
次に、図74に基づいて、サブ制御基板におけるメイン処理についての説明を行う。
(ステップS501)
ステップS501において、サブCPU401は、初期化処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403のエラーチェック等の処理を行う。そして、ステップS501の処理が終了すると、ステップS502に処理を移行する。
(ステップS502)
ステップS502において、サブCPU401は、後で図75を用いて詳述するメイン中継基板通信処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン中継基板100から送信されたコマンドを解析する処理等を行う。そして、ステップS502の処理が終了すると、ステップS503に処理を移行する。
(ステップS503)
ステップS503において、サブCPU401は、サウンド制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、アンプ基板500を介して、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42から音声を出力する処理等を行う。そして、ステップS503の処理が終了すると、ステップS504に処理を移行する。
(ステップS504)
ステップS504において、サブCPU401は、ランプ制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、コンパネLED中継基板700を介して、Bonus表示部32、ART表示部33、停止ボタン操作表示部34、スタートレバーLED35、MAXBETボタンLED721、停止ボタンLED722、演出ボタンLED723、腰部パネルLED724の制御を行う。また、サブCPU401は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、演出制御基板600と、演出装置ドライブ中継基板550を介して、トップLED661、コーナーLED662、サイドLED663、受皿サイドLED664、受皿LED665の制御を行う。そして、ステップS504の処理が終了すると、ステップS505に処理を移行する。
(ステップS505)
ステップS505において、サブCPU401は、画像制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、演出制御基板600を介して液晶表示装置45の制御を行う。そして、ステップS505の処理が終了すると、ステップS506に処理を移行する。
(ステップS506)
ステップS506において、サブCPU401は、各種スイッチ検出時処理を行う。具体的には、サブCPU401は、演出ボタン検出センサ709swが演出ボタン21の操作を検出した場合や、十字キー基板710が十字キー22の操作を検出した場合に所定の処理を実行する処理を行う。そして、ステップS506の処理が終了すると、ステップS502に処理を移行する。
(メイン中継基板通信処理)
次に、図75に基づいて、図74のステップS502の処理により行われるメイン中継基板通信処理についての説明を行う。なお、図75はメイン中継基板通信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS502−1)
ステップS502−1において、サブCPU401は、異なるコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン中継基板100から受信したコマンドが前回受信したコマンドと異なるコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、異なるコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS502−1=Yes)、ステップS502−2に処理を移行し、異なるコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS502−1=No)、メイン中継基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS503に処理を移行する。
(ステップS502−2)
ステップS502−2において、サブCPU401は、遊技情報格納処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前回送信されたコマンドと異なるコマンドに基づいて、遊技情報を作成し、サブRAM403の所定の格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS502−2の処理が終了すると、ステップS502−3に処理を移行する。
(ステップS502−3)
ステップS502−3において、サブCPU401は、後で図76を用いて詳述するコマンド解析処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、ステップS502−2の処理により格納した遊技情報に基づいた処理を実行する。そして、ステップS502−3の処理が終了すると、メイン中継基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS503に処理を移行する。
(コマンド解析処理)
次に、図76に基づいて、図75のステップS502−3の処理により行われるコマンド解析処理についての説明を行う。なお、図76はコマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS502−3−1)
ステップS502−3−1において、サブCPU401は、後で図77を用いて詳述するコマンド別処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン中継基板100から受信したコマンドに応じた処理を行う。そして、ステップS502−3−1の処理が終了すると、ステップS502−3−2に処理を移行する。
(ステップS502−3−2)
ステップS502−3−2において、サブCPU401は、ランプデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS502−3−1のコマンド別処理により決定された演出内容に対応するランプデータを決定する処理を行う。そして、ステップS502−3−2の処理が終了すると、ステップS502−3−3に処理を移行する。
(ステップS502−3−3)
ステップS502−3−3において、サブCPU401は、サウンドデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS502−3−1のコマンド別処理により決定された演出内容に対応するサウンドデータを決定する処理を行う。そして、ステップS502−3−3の処理が終了すると、ステップS502−3−4に処理を移行する。
(ステップS502−3−4)
ステップS502−3−4において、サブCPU401は、画像データ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS502−3−1のコマンド別処理により決定された演出内容に対応する画像データを決定する処理を行う。そして、ステップS502−3−4の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS503に処理を移行する。
(コマンド別処理)
次に、図77に基づいて、図76のステップS502−3−1の処理により行われるコマンド別処理についての説明を行う。なお、図77はコマンド別処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS502−3−1−1)
ステップS502−3−1−1において、サブCPU401は、受信したコマンドに応じた処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン中継基板100から受信したコマンドに応じた処理を行う。そして、ステップS502−3−1−1の処理が終了すると、ステップS502−3−1−2に処理を移行する。
(ステップS502−3−1−2)
ステップS502−3−1−2において、サブCPU401は、サブ演出決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、受信したコマンドと、演出決定テーブル(図26参照)に基づいて、液晶表示装置45等により実行される演出を決定する処理を行う。そして、ステップS502−3−1−2の処理が終了すると、コマンド別処理のサブルーチンを終了し、コマンド解析処理のステップS502−3−2に処理を移行する。
ここで、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からドアオープンコマンドを受信している場合には、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により、前面扉3が開放している旨を音声等により報知を行うとともに、液晶表示装置45に前面扉3が開放している旨を示す画像を表示する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からドアクローズコマンドを受信している場合には、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により行っていた、前面扉3が開放している旨の報知を終了し、前面扉3が開放する前に、液晶表示装置45に表示していた画像を表示する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からリール回転開始受付コマンドを受信している場合には、スタートレバー10の操作時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100から条件装置コマンドを受信している場合には、当選役に応じた演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からリール回転開始コマンドを受信している場合には、リール回転開始時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からリール停止コマンドを受信している場合には、リール停止時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からメダル自動投入コマンドを受信している場合には、メダル自動投入時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100から精算開始コマンドを受信している場合には、精算開始時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100から精算終了コマンドを受信している場合には、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42により出力されている精算時の音を停止し、精算開始コマンドを受信する前に出力されていた音を出力する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からメダル投入コマンドを受信している場合には、メダル投入時の音を出力する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からBETコマンドを受信している場合には、BETボタン7、MAXBETボタン8の操作時の音を出力する演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100から表示判定コマンドを受信している場合には、左リール18、中リール19、右リール20の全てが停止した時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からメダル払出開始コマンドを受信している場合には、メダル払出時の演出を決定する処理を行う。
また、サブCPU401は、ステップS502−3−1−2のサブ演出決定処理において、メイン中継基板100からメダル払出終了コマンドを受信している場合には、メダル払出終了時の演出を決定する処理を行う。
(スイッチ中継基板におけるメイン処理)
次に、図78に基づいて、スイッチ中継基板におけるメイン処理についての説明を行う。
(ステップS601)
ステップS601において、スイッチ中継CPU51は、初期化処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の初期化等の処理を行う。そして、ステップS601の処理が終了すると、ステップS602に処理を移行する。
(ステップS602)
ステップS602において、スイッチ中継CPU51は、後で図79を用いて詳述するコマンド送信先設定処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、入力があったスイッチに対応するスイッチ入力コマンドの送信先を設定する処理を行う。そして、ステップS602の処理を繰り返し実行する。
(コマンド送信先設定処理)
次に、図79に基づいて、図78のステップS602の処理により行われるコマンド送信先設定処理についての説明を行う。なお、図79はコマンド送信先設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−1)
ステップS602−1において、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、BETスイッチ入力が行われたことを示す、BETスイッチ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、BETスイッチ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−1=Yes)、ステップS602−2に処理を移行し、BETスイッチ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−1=No)、ステップS602−3に処理を移行する。
(ステップS602−2)
ステップS602−2において、スイッチ中継CPU51は、後で図80を用いて詳述するBETスイッチ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力が行われたことを示すBETスイッチ入力コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−2の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−3)
ステップS602−3において、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、MAXBETスイッチ入力が行われたことを示す、MAXBETスイッチ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、MAXBETスイッチ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−3=Yes)、ステップS602−4に処理を移行し、MAXBETスイッチ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−3=No)、ステップS602−5に処理を移行する。
(ステップS602−4)
ステップS602−4において、スイッチ中継CPU51は、後で図81を用いて詳述するMAXBETスイッチ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力が行われたことを示すMAXBETスイッチ入力コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−4の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−5)
ステップS602−5において、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、精算スイッチ入力が行われたことを示す、精算スイッチ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、精算スイッチ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−5=Yes)、ステップS602−6に処理を移行し、精算スイッチ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−5=No)、ステップS602−7に処理を移行する。
(ステップS602−6)
ステップS602−6において、スイッチ中継CPU51は、後で図82を用いて詳述する精算スイッチ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力が行われたことを示す精算スイッチ入力コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−6の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−7)
ステップS602−7において、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、スタートスイッチ入力が行われたことを示す、スタートスイッチ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−7=Yes)、ステップS602−8に処理を移行し、スタートスイッチ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−7=No)、ステップS602−9に処理を移行する。
(ステップS602−8)
ステップS602−8において、スイッチ中継CPU51は、後で図83を用いて詳述するスタートスイッチ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力が行われたことを示すスタートスイッチ入力コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−8の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−9)
ステップS602−9において、スイッチ中継CPU51は、左or中or右停止スイッチ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、左停止スイッチ入力が行われたことを示す、左停止スイッチ入力フラグがオンとなっているか否か、または、中停止スイッチ入力が行われたことを示す、中停止スイッチ入力フラグがオンとなっているか否か、または、右停止スイッチ入力が行われたことを示す、右停止スイッチ入力フラグがオンとなっているか否か、を判定する処理を行う。そして、左or中or右停止スイッチ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−9=Yes)、ステップS602−10に処理を移行し、左or中or右停止スイッチ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−9=No)、ステップS602−11に処理を移行する。
(ステップS602−10)
ステップS602−10において、スイッチ中継CPU51は、後で図84を用いて詳述する左or中or右停止スイッチ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、左停止スイッチ入力が行われたことを示す左停止スイッチ入力コマンド、または、中停止スイッチ入力が行われたことを示す中停止スイッチ入力コマンド、または、右停止スイッチ入力が行われたことを示す右停止スイッチ入力コマンド、の送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−10の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−11)
ステップS602−11において、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、セレクターセンサ入力が行われたことを示す、セレクターセンサ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、セレクターセンサ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−11=Yes)、ステップS602−12に処理を移行し、セレクターセンサ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−11=No)、ステップS602−13に処理を移行する。
(ステップS602−12)
ステップS602−12において、スイッチ中継CPU51は、後で図85を用いて詳述するセレクターセンサ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力が行われたことを示すセレクターセンサ入力コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−12の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−13)
ステップS602−13において、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、ドア開閉センサ入力が行われたことを示す、ドア開閉センサ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−13=Yes)、ステップS602−14に処理を移行し、ドア開閉センサ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−13=No)、ステップS602−15に処理を移行する。
(ステップS602−14)
ステップS602−14において、スイッチ中継CPU51は、後で図86を用いて詳述するドア開閉センサ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力が行われたことを示すドア開閉センサ入力コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−14の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−15)
ステップS602−15において、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、ホッパーセンサ入力が行われたことを示す、ホッパーセンサ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、ホッパーセンサ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−15=Yes)、ステップS602−16に処理を移行し、ホッパーセンサ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−15=No)、ステップS602−17に処理を移行する。
(ステップS602−16)
ステップS602−16において、スイッチ中継CPU51は、後で図87を用いて詳述するホッパーセンサ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力が行われたことを示すホッパーセンサ入力コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−16の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−17)
ステップS602−17において、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、補助収納庫センサ入力が行われたことを示す、補助収納庫センサ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、補助収納庫センサ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−17=Yes)、ステップS602−18に処理を移行し、補助収納庫センサ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−17=No)、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−18)
ステップS602−18において、スイッチ中継CPU51は、後で図88を用いて詳述する補助収納庫センサ入力時処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力が行われたことを示す補助収納庫センサ入力コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS602−18の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(BETスイッチ入力時処理)
次に、図80に基づいて、図79のステップS602−2の処理により行われるBETスイッチ入力時処理についての説明を行う。なお、図80はBETスイッチ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−2−1)
ステップS602−2−1において、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該BETスイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「BETスイッチ入力コマンド」とは、遊技者によってBETボタン7が操作され、BETスイッチ7swの入力が行われた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−2−1の処理が終了すると、ステップS602−2−2に処理を移行する。
(ステップS602−2−2)
ステップS602−2−2において、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該BETスイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。なお、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域は、メイン制御基板300へ送信するための伝送データを格納する領域と、払出基板350へ送信するための伝送データを格納する領域と、で別々に設けてもよい。そして、ステップS602−2−2の処理が終了すると、ステップS602−2−3に処理を移行する。
(ステップS602−2−3)
ステップS602−2−3において、BETスイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっているBETスイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−2−3の処理が終了すると、BETスイッチ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(MAXBETスイッチ入力時処理)
次に、図81に基づいて、図79のステップS602−4の処理により行われるMAXBETスイッチ入力時処理についての説明を行う。なお、図81はMAXBETスイッチ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−4−1)
ステップS602−4−1において、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該MAXBETスイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「MAXBETスイッチ入力コマンド」とは、遊技者によってMAXBETボタン8が操作され、MAXBETスイッチ8swの入力が行われた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−4−1の処理が終了すると、ステップS602−4−2に処理を移行する。
(ステップS602−4−2)
ステップS602−4−2において、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該MAXBETスイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS602−4−2の処理が終了すると、ステップS602−4−3に処理を移行する。
(ステップS602−4−3)
ステップS602−4−3において、MAXBETスイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっているMAXBETスイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−4−3の処理が終了すると、MAXBETスイッチ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(精算スイッチ入力時処理)
次に、図82に基づいて、図79のステップS602−6の処理により行われる精算スイッチ入力時処理についての説明を行う。なお、図82は精算スイッチ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−6−1)
ステップS602−6−1において、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該精算スイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算スイッチ入力コマンド」とは、遊技者によって精算ボタン9が操作され、精算スイッチ9swの入力が行われた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−6−1の処理が終了すると、ステップS602−6−2に処理を移行する。
(ステップS602−6−2)
ステップS602−6−2において、精算スイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっている精算スイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−6−2の処理が終了すると、精算スイッチ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(スタートスイッチ入力時処理)
次に、図83に基づいて、図79のステップS602−8の処理により行われるスタートスイッチ入力時処理についての説明を行う。なお、図83はスタートスイッチ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−8−1)
ステップS602−8−1において、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該スタートスイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「スタートスイッチ入力コマンド」とは、遊技者によってスタートレバー10が操作され、スタートスイッチ10swの入力が行われた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−8−1の処理が終了すると、ステップS602−8−2に処理を移行する。
(ステップS602−8−2)
ステップS602−8−2において、スタートスイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっているスタートスイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−8−2の処理が終了すると、スタートスイッチ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(左or中or右停止スイッチ入力時処理)
次に、図84に基づいて、図79のステップS602−10の処理により行われる左or中or右停止スイッチ入力時処理についての説明を行う。なお、図84は左or中or右停止スイッチ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−10−1)
ステップS602−10−1において、スイッチ中継CPU51は、左停止スイッチ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、左停止スイッチ入力が行われたことを示す、左停止スイッチ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、左停止スイッチ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−10−1=Yes)、ステップS602−10−2に処理を移行し、左停止スイッチ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−10−1=No)、ステップS602−10−4に処理を移行する。
(ステップS602−10−2)
ステップS602−10−2において、スイッチ中継CPU51は、左停止スイッチ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、左停止スイッチ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該左停止スイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「左停止スイッチ入力コマンド」とは、遊技者によって左停止ボタン11が操作され、左停止スイッチ11swの入力が行われた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−10−2の処理が終了すると、ステップS602−10−3に処理を移行する。
(ステップS602−10−3)
ステップS602−10−3において、左停止スイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっている左停止スイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−10−3の処理が終了すると、左or中or右停止スイッチ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−10−4)
ステップS602−10−4において、スイッチ中継CPU51は、中停止スイッチ入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、中停止スイッチ入力が行われたことを示す、中停止スイッチ入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、中停止スイッチ入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS602−10−4=Yes)、ステップS602−10−5に処理を移行し、中停止スイッチ入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS602−10−4=No)、ステップS602−10−7に処理を移行する。
(ステップS602−10−5)
ステップS602−10−5において、スイッチ中継CPU51は、中停止スイッチ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、中停止スイッチ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該中停止スイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「中停止スイッチ入力コマンド」とは、遊技者によって中停止ボタン12が操作され、中停止スイッチ12swの入力が行われた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−10−5の処理が終了すると、ステップS602−10−6に処理を移行する。
(ステップS602−10−6)
ステップS602−10−6において、中停止スイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっている中停止スイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−10−6の処理が終了すると、左or中or右停止スイッチ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ステップS602−10−7)
ステップS602−10−7において、スイッチ中継CPU51は、右停止スイッチ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、右停止スイッチ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該右停止スイッチ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「右停止スイッチ入力コマンド」とは、遊技者によって右停止ボタン13が操作され、右停止スイッチ13swの入力が行われた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−10−7の処理が終了すると、ステップS602−10−8に処理を移行する。
(ステップS602−10−8)
ステップS602−10−8において、右停止スイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっている右停止スイッチ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−10−8の処理が終了すると、左or中or右停止スイッチ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(セレクターセンサ入力時処理)
次に、図85に基づいて、図79のステップS602−12の処理により行われるセレクターセンサ入力時処理についての説明を行う。なお、図85はセレクターセンサ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−12−1)
ステップS602−12−1において、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該セレクターセンサ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「セレクターセンサ入力コマンド」とは、遊技者によってメダルが投入され、セレクターセンサ15sがメダルの投入を検知した旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−12−1の処理が終了すると、ステップS602−12−2に処理を移行する。
(ステップS602−12−2)
ステップS602−12−2において、セレクターセンサ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっているセレクターセンサ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−12−2の処理が終了すると、セレクターセンサ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ドア開閉センサ入力時処理)
次に、図86に基づいて、図79のステップS602−14の処理により行われるドア開閉センサ入力時処理についての説明を行う。なお、図86はドア開閉センサ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−14−1)
ステップS602−14−1において、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該ドア開閉センサ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「ドア開閉センサ入力コマンド」とは、遊技機の管理者によって、前面扉3が開放され、ドア開閉センサ17sが前面扉3の開放を検知した旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−14−1の処理が終了すると、ステップS602−14−2に処理を移行する。
(ステップS602−14−2)
ステップS602−14−2において、ドア開閉センサ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっているドア開閉センサ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−14−2の処理が終了すると、ドア開閉センサ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(ホッパーセンサ入力時処理)
次に、図87に基づいて、図79のステップS602−16の処理により行われるホッパーセンサ入力時処理についての説明を行う。なお、図87はホッパーセンサ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−16−1)
ステップS602−16−1において、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該ホッパーセンサ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「ホッパーセンサ入力コマンド」とは、メダルの払出が行われた際に、払出されたメダルを検知した旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−16−1の処理が終了すると、ステップS602−16−2に処理を移行する。
(ステップS602−16−2)
ステップS602−16−2において、ホッパーセンサ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっているホッパーセンサ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−16−2の処理が終了すると、ホッパーセンサ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(補助収納庫センサ入力時処理)
次に、図88に基づいて、図79のステップS602−18の処理により行われる補助収納庫センサ入力時処理についての説明を行う。なお、図88は補助収納庫センサ入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS602−18−1)
ステップS602−18−1において、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力コマンドを払出基板350に対して送信するために当該補助収納庫センサ入力コマンドを、スイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「補助収納庫センサ入力コマンド」とは、補助収納庫203に収納されるメダルの量が満杯となった旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS602−18−1の処理が終了すると、ステップS602−18−2に処理を移行する。
(ステップS602−18−2)
ステップS602−18−2において、補助収納庫センサ入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、オンとなっている補助収納庫センサ入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS602−18−2の処理が終了すると、補助収納庫センサ入力時処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理のステップS602に処理を移行する。
(スイッチ中継基板における割込処理)
次に、図89に基づいて、スイッチ中継基板における割込処理についての説明を行う。ここで、スイッチ中継基板における割込処理は、スイッチ中継基板におけるメイン処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
(ステップS701)
ステップS701において、スイッチ中継CPU51は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ステップS701の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS701の処理が終了すると、ステップS702に処理を移行する。
(ステップS702)
ステップS702において、スイッチ中継CPU51は、入力ポート読込処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、各種スイッチおよびセンサ、メイン制御基板300、払出基板350から所定の信号を入力する処理を行う。そして、ステップS702の処理が終了すると、ステップS703に処理を移行する。
(ステップS703)
ステップS703において、スイッチ中継CPU51は、後で図90を用いて詳述するスイッチ入力解析処理を行う。当該処理において、スイッチ中継CPU51は、各種スイッチおよびセンサから入力される入力信号を解析する処理を行う。そして、ステップS703の処理が終了すると、ステップS704に処理を移行する。
(ステップS704)
ステップS704において、スイッチ中継CPU51は、メイン制御基板入力信号解析処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、メイン制御基板300から入力される入力信号を解析する処理を行う。そして、ステップS704の処理が終了すると、ステップS705に処理を移行する。
(ステップS705)
ステップS705において、スイッチ中継CPU51は、払出基板入力信号解析処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、払出基板350から入力される入力信号を解析する処理を行う。そして、ステップS705の処理が終了すると、ステップS706に処理を移行する。
(ステップS706)
ステップS706において、スイッチ中継CPU51は、各種駆動処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ステップS704、およびステップS705の処理において、メイン制御基板300、および払出基板350から入力信号を受信していると解析された場合には、入力信号に基づいて、各種ハードウェアを駆動(更新)する処理を行う。例えば、ステップS704において解析した結果、メイン制御基板300から貯留枚数の表示に係る入力信号を受信した場合には、スイッチ中継CPU51は、貯留枚数表示器28に表示する表示内容を更新する処理を行う。また、ステップS705において解析した結果、払出基板350からホッパーを駆動する入力信号を受信した場合には、スイッチ中継CPU51は、ホッパー202を駆動させる処理を行う。そして、ステップS706の処理が終了すると、ステップS707に処理を移行する。
(ステップS707)
ステップS707において、スイッチ中継CPU51は、後で図91を用いて詳述する制御コマンド送信処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、コマンドがセットされていることに基づいて、メイン制御基板300、払出基板350に対してコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS707の処理が終了すると、ステップS708に処理を移行する。
(ステップS708)
ステップS708において、スイッチ中継CPU51は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ステップS701の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS708の処理が終了すると、割込処理を終了し、スイッチ中継基板におけるメイン処理に復帰する。
(スイッチ入力解析処理)
次に、図90に基づいて、図89のステップS703の処理により行われるスイッチ入力解析処理についての説明を行う。なお、図90はスイッチ入力解析処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS703−1)
ステップS703−1において、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ7swより入力が行われたか否かを判定する処理を行う。そして、BETスイッチ7swより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−1=Yes)、ステップS703−2に処理を移行し、BETスイッチ7swより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−1=No)、ステップS703−3に処理を移行する。
(ステップS703−2)
ステップS703−2において、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、BETスイッチ入力が行われたことを示す、BETスイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−2の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−3)
ステップS703−3において、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ8swより入力が行われたか否かを判定する処理を行う。そして、MAXBETスイッチ8swより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−3=Yes)、ステップS703−4に処理を移行し、MAXBETスイッチ8swより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−3=No)、ステップS703−5に処理を移行する。
(ステップS703−4)
ステップS703−4において、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、MAXBETスイッチ入力が行われたことを示す、MAXBETスイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−4の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−5)
ステップS703−5において、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ9swより入力が行われたか否かを判定する処理を行う。そして、精算スイッチ9swより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−5=Yes)、ステップS703−6に処理を移行し、精算スイッチ9swより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−5=No)、ステップS703−7に処理を移行する。
(ステップS703−6)
ステップS703−6において、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、精算スイッチ入力が行われたことを示す、精算スイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−6の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−7)
ステップS703−7において、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ10swより入力が行われたか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチ10swより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−7=Yes)、ステップS703−8に処理を移行し、スタートスイッチ10swより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−7=No)、ステップS703−9に処理を移行する。
(ステップS703−8)
ステップS703−8において、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、スタートスイッチ入力が行われたことを示す、スタートスイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−8の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−9)
ステップS703−9において、スイッチ中継CPU51は、左or中or右停止スイッチが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、左停止スイッチ11swより入力が行われたか否か、または、中停止スイッチ12swより入力が行われたか否か、または、右停止スイッチ13swより入力が行われたか否か、を判定する処理を行う。そして、左停止スイッチ11sw、または、中停止スイッチ12sw、または、右停止スイッチ13swのいずれかのスイッチより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−9=Yes)、ステップS703−10に処理を移行し、左停止スイッチ11sw、または、中停止スイッチ12sw、または、右停止スイッチ13swの全てのスイッチより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−9=No)、ステップS703−11に処理を移行する。
(ステップS703−10)
ステップS703−10において、スイッチ中継CPU51は、左or中or右停止スイッチ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、左停止スイッチ入力フラグ、または、中停止スイッチ入力フラグ、または、右停止スイッチ入力フラグ、のうち、ステップS703−9において、入力が判定されたスイッチに対応する入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−10の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−11)
ステップS703−11において、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ15sより入力が行われたか否かを判定する処理を行う。そして、セレクターセンサ15sより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−11=Yes)、ステップS703−12に処理を移行し、セレクターセンサ15sより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−11=No)、ステップS703−13に処理を移行する。
(ステップS703−12)
ステップS703−12において、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、セレクターセンサ入力が行われたことを示す、セレクターセンサ入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−12の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−13)
ステップS703−13において、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ17sより入力が行われたか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサ17sより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−13=Yes)、ステップS703−14に処理を移行し、ドア開閉センサ17sより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−13=No)、ステップS703−15に処理を移行する。
(ステップS703−14)
ステップS703−14において、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、ドア開閉センサ入力が行われたことを示す、ドア開閉センサ入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−14の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−15)
ステップS703−15において、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ202sより入力が行われたか否かを判定する処理を行う。そして、ホッパーセンサ202sより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−15=Yes)、ステップS703−16に処理を移行し、ホッパーセンサ202sより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−15=No)、ステップS703−17に処理を移行する。
(ステップS703−16)
ステップS703−16において、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、ホッパーセンサ入力が行われたことを示す、ホッパーセンサ入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−16の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−17)
ステップS703−17において、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ203sより入力が行われたか否かを判定する処理を行う。そして、補助収納庫センサ203sより入力が行われたと判定された場合には(ステップS703−17=Yes)、ステップS703−18に処理を移行し、補助収納庫センサ203sより入力が行われていないと判定された場合には(ステップS703−17=No)、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(ステップS703−18)
ステップS703−18において、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スイッチ中継RAM53の所定の領域において、補助収納庫センサ入力が行われたことを示す、補助収納庫センサ入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS703−18の処理が終了すると、スイッチ入力解析処理のサブルーチンを終了し、スイッチ中継基板における割込処理のステップS704に処理を移行する。
(制御コマンド送信処理)
次に、図91に基づいて、図89のステップS707の処理により行われる制御コマンド送信処理についての説明を行う。なお、図91は制御コマンド送信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS707−1)
ステップS707−1において、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力コマンドがスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、BETスイッチ入力コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS707−1=Yes)、ステップS707−2に処理を移行し、BETスイッチ入力コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−1=No)、ステップS707−3に処理を移行する。
(ステップS707−2)
ステップS707−2において、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力コマンドを送信する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、BETスイッチ入力コマンドをメイン制御基板300、および払出基板350に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−2の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−3)
ステップS707−3において、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力コマンドがスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、MAXBETスイッチ入力コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS707−3=Yes)、ステップS707−4に処理を移行し、MAXBETスイッチ入力コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−3=No)、ステップS707−5に処理を移行する。
(ステップS707−4)
ステップS707−4において、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力コマンドを送信する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、MAXBETスイッチ入力コマンドをメイン制御基板300、および払出基板350に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−4の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−5)
ステップS707−5において、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力コマンドがスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、精算スイッチ入力コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS707−5=Yes)、ステップS707−6に処理を移行し、精算スイッチ入力コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−5=No)、ステップS707−7に処理を移行する。
(ステップS707−6)
ステップS707−6において、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力コマンドを送信する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、精算スイッチ入力コマンドを払出基板350に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−6の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−7)
ステップS707−7において、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力コマンドがスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチ入力コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS707−7=Yes)、ステップS707−8に処理を移行し、スタートスイッチ入力コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−7=No)、ステップS707−9に処理を移行する。
(ステップS707−8)
ステップS707−8において、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力コマンドを送信する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、スタートスイッチ入力コマンドをメイン制御基板300に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−8の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−9)
ステップS707−9において、スイッチ中継CPU51は、左or中or右停止スイッチ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、左停止スイッチ入力コマンド、または、中停止スイッチ入力コマンド、または、右停止スイッチ入力コマンド、がスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、左停止スイッチ入力コマンド、または、中停止スイッチ入力コマンド、または、右停止スイッチ入力コマンド、のいずれかがセットされていると判定された場合には(ステップS707−9=Yes)、ステップS707−10に処理を移行し、左停止スイッチ入力コマンド、または、中停止スイッチ入力コマンド、または、右停止スイッチ入力コマンド、のいずれかがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−9=No)、ステップS707−11に処理を移行する。
(ステップS707−10)
ステップS707−10において、スイッチ中継CPU51は、左or中or右停止スイッチ入力コマンド送信処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、左停止スイッチ入力コマンド、または、中停止スイッチ入力コマンド、または、右停止スイッチ入力コマンド、のうち、ステップS707−9の処理においてセットされていると判定されたスイッチに対応するコマンドを払出基板350に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−10の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−11)
ステップS707−11において、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力コマンドがスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、セレクターセンサ入力コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS707−11=Yes)、ステップS707−12に処理を移行し、セレクターセンサ入力コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−11=No)、ステップS707−13に処理を移行する。
(ステップS707−12)
ステップS707−12において、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力コマンドを送信する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、セレクターセンサ入力コマンドを払出基板350に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−12の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−13)
ステップS707−13において、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力コマンドがスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサ入力コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS707−13=Yes)、ステップS707−14に処理を移行し、ドア開閉センサ入力コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−13=No)、ステップS707−15に処理を移行する。
(ステップS707−14)
ステップS707−14において、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力コマンドを送信する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ドア開閉センサ入力コマンドをメイン制御基板300に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−14の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−15)
ステップS707−15において、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力コマンドがスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、ホッパーセンサ入力コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS707−15=Yes)、ステップS707−16に処理を移行し、ホッパーセンサ入力コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−15=No)、ステップS707−17に処理を移行する。
(ステップS707−16)
ステップS707−16において、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力コマンドを送信する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、ホッパーセンサ入力コマンドを払出基板350に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−16の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−17)
ステップS707−17において、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力コマンドがスイッチ中継RAM53に設けられているスイッチ入力用伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、補助収納庫センサ入力コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS707−17=Yes)、ステップS707−18に処理を移行し、補助収納庫センサ入力コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS707−17=No)、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(ステップS707−18)
ステップS707−18において、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力コマンドを送信する処理を行う。具体的には、スイッチ中継CPU51は、補助収納庫センサ入力コマンドを払出基板350に対して送信する処理を行う。そして、ステップS707−18の処理が終了すると、制御コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、スイッチ中継基板における割込処理のステップS708に処理を移行する。
(メイン中継基板におけるメイン処理)
次に、図92に基づいて、メイン中継基板におけるメイン処理についての説明を行う。
(ステップS801)
ステップS801において、メイン中継CPU101は、初期化処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の初期化等の処理を行う。そして、ステップS801の処理が終了すると、ステップS802に処理を移行する。
(ステップS802)
ステップS802において、メイン中継CPU101は、後で図93を用いて詳述するコマンド送信先設定処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、入力があったコマンドに対応するコマンド送信先を設定する処理を行う。そして、ステップS802の処理を繰り返し実行する。
(コマンド送信先設定処理)
次に、図93に基づいて、図92のステップS802の処理により行われるコマンド送信先設定処理についての説明を行う。なお、図93はコマンド送信先設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−1)
ステップS802−1において、メイン中継CPU101は、ドア系コマンド入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、ドアオープンコマンド、またはドアクローズコマンドの入力が行われたことを示す、ドア系コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、ドア系コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−1=Yes)、ステップS802−2に処理を移行し、ドア系コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−1=No)、ステップS802−3に処理を移行する。
(ステップS802−2)
ステップS802−2において、メイン中継CPU101は、後で図94を用いて詳述するドア系コマンド入力時処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンドと、ドアクローズコマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS802−2の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ステップS802−3)
ステップS802−3において、メイン中継CPU101は、リール回転開始系コマンド入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、リール回転開始受付コマンド、またはリール回転開始コマンドの入力が行われたことを示す、リール回転開始系コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始系コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−3=Yes)、ステップS802−4に処理を移行し、リール回転開始系コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−3=No)、ステップS802−5に処理を移行する。
(ステップS802−4)
ステップS802−4において、メイン中継CPU101は、後で図95を用いて詳述するリール回転開始系コマンド入力時処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンドと、リール回転開始コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS802−4の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ステップS802−5)
ステップS802−5において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンド入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、条件装置コマンドの入力が行われたことを示す、条件装置コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、条件装置コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−5=Yes)、ステップS802−6に処理を移行し、条件装置コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−5=No)、ステップS802−7に処理を移行する。
(ステップS802−6)
ステップS802−6において、メイン中継CPU101は、後で図96を用いて詳述する条件装置コマンド入力時処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS802−6の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ステップS802−7)
ステップS802−7において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンド入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、表示判定コマンドの入力が行われたことを示す、表示判定コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−7=Yes)、ステップS802−8に処理を移行し、表示判定コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−7=No)、ステップS802−9に処理を移行する。
(ステップS802−8)
ステップS802−8において、メイン中継CPU101は、後で図97を用いて詳述する表示判定コマンド入力時処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS802−8の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ステップS802−9)
ステップS802−9において、メイン中継CPU101は、投入系コマンド入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、投入系コマンドの入力が行われたことを示す、投入系コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、投入系コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−9=Yes)、ステップS802−10に処理を移行し、投入系コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−9=No)、ステップS802−11に処理を移行する。
(ステップS802−10)
ステップS802−10において、メイン中継CPU101は、後で図98を用いて詳述する投入系コマンド入力時処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドと、BETコマンドと、メダル投入コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS802−10の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ステップS802−11)
ステップS802−11において、メイン中継CPU101は、精算系コマンド入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、精算系コマンドの入力が行われたことを示す、精算系コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、精算系コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−11=Yes)、ステップS802−12に処理を移行し、精算系コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−11=No)、ステップS802−13に処理を移行する。
(ステップS802−12)
ステップS802−12において、メイン中継CPU101は、後で図99を用いて詳述する精算系コマンド入力時処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドと、精算終了コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS802−12の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ステップS802−13)
ステップS802−13において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンド入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、リール停止コマンドの入力が行われたことを示す、リール停止コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、リール停止コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−13=Yes)、ステップS802−14に処理を移行し、リール停止コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−13=No)、ステップS802−15に処理を移行する。
(ステップS802−14)
ステップS802−14において、メイン中継CPU101は、後で図100を用いて詳述するリール停止コマンド入力時処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS802−14の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ステップS802−15)
ステップS802−15において、メイン中継CPU101は、払出系コマンド入力フラグがオンであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、払出系コマンドの入力が行われたことを示す、払出系コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして、払出系コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−15=Yes)、ステップS802−16に処理を移行し、払出系コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−15=No)、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ステップS802−16)
ステップS802−16において、メイン中継CPU101は、後で図101を用いて詳述する払出系コマンド入力時処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドと、メダル払出終了コマンドの送信先をセットする処理を行う。そして、ステップS802−16の処理が終了すると、コマンド送信先設定処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(ドア系コマンド入力時処理)
次に、図94に基づいて、図93のステップS802−2の処理により行われるドア系コマンド入力時処理についての説明を行う。なお、図94はドア系コマンド入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−2−1)
ステップS802−2−1において、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンドが入力されているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、ドアオープンコマンドが入力されたことを示す、ドアオープンコマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そしてドアオープンコマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−2−1=Yes)、ステップS802−2−2に処理を移行し、ドアオープンコマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−2−1=No)、ステップS802−2−3に処理を移行する。
(ステップS802−2−2)
ステップS802−2−2において、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該ドアオープンコマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−2−2の処理が終了すると、ステップS802−2−4に処理を移行する。
(ステップS802−2−3)
ステップS802−2−3において、メイン中継CPU101は、ドアクローズコマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、ドアクローズコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該ドアクローズコマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−2−3の処理が終了すると、ステップS802−2−4に処理を移行する。
(ステップS802−2−4)
ステップS802−2−4において、メイン中継CPU101は、ドア系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、オンとなっているドア系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS802−2−4の処理が終了すると、ドア系コマンド入力時処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(リール回転開始系コマンド入力時処理)
次に、図95に基づいて、図93のステップS802−4の処理により行われるリール回転開始系コマンド入力時処理についての説明を行う。なお、図95はリール回転開始系コマンド入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−4−1)
ステップS802−4−1において、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンドが入力されているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、リール回転開始受付コマンドが入力されたことを示す、リール回転開始受付コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そしてリール回転開始受付コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−4−1=Yes)、ステップS802−4−2に処理を移行し、リール回転開始受付コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−4−1=No)、ステップS802−4−3に処理を移行する。
(ステップS802−4−2)
ステップS802−4−2において、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該リール回転開始受付コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−4−2の処理が終了すると、ステップS802−4−5に処理を移行する。
(ステップS802−4−3)
ステップS802−4−3において、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該リール回転開始コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−4−3の処理が終了すると、ステップS802−4−4に処理を移行する。
(ステップS802−4−4)
ステップS802−4−4において、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンドを払出基板350に対して送信するために当該リール回転開始コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。なお、コマンド伝送データ格納領域は、サブ制御基板送信用と、払出基板送信用と、で別々に設けていてもよい。そして、ステップS802−4−4の処理が終了すると、ステップS802−4−5に処理を移行する。
(ステップS802−4−5)
ステップS802−4−5において、メイン中継CPU101は、リール回転開始系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、オンとなっているリール回転開始系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS802−4−5の処理が終了すると、リール回転開始系コマンド入力時処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(条件装置コマンド入力時処理)
次に、図96に基づいて、図93のステップS802−6の処理により行われる条件装置コマンド入力時処理についての説明を行う。なお、図96は条件装置コマンド入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−6−1)
ステップS802−6−1において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該条件装置コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−6−1の処理が終了すると、ステップS802−6−2に処理を移行する。
(ステップS802−6−2)
ステップS802−6−2において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンド(払出基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、条件装置コマンドを払出基板350に対して送信するために当該条件装置コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−6−2の処理が終了すると、ステップS802−6−3に処理を移行する。
(ステップS802−6−3)
ステップS802−6−3において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、オンとなっている条件装置コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS802−6−3の処理が終了すると、条件装置コマンド入力時処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(表示判定コマンド入力時処理)
次に、図97に基づいて、図93のステップS802−8の処理により行われる表示判定コマンド入力時処理についての説明を行う。なお、図97は表示判定コマンド入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−8−1)
ステップS802−8−1において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、表示判定コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該表示判定コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−8−1の処理が終了すると、ステップS802−8−2に処理を移行する。
(ステップS802−8−2)
ステップS802−8−2において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、表示判定コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該表示判定コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−8−2の処理が終了すると、ステップS802−8−3に処理を移行する。
(ステップS802−8−3)
ステップS802−8−3において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、オンとなっている表示判定コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS802−8−3の処理が終了すると、表示判定コマンド入力時処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(投入系コマンド入力時処理)
次に、図98に基づいて、図93のステップS802−10の処理により行われる投入系コマンド入力時処理についての説明を行う。なお、図98は投入系コマンド入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−10−1)
ステップS802−10−1において、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドが入力されているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、メダル自動投入コマンドが入力されたことを示す、メダル自動投入コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そしてメダル自動投入コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−10−1=Yes)、ステップS802−10−2に処理を移行し、メダル自動投入コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−10−1=No)、ステップS802−10−4に処理を移行する。
(ステップS802−10−2)
ステップS802−10−2において、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該メダル自動投入コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−10−2の処理が終了すると、ステップS802−10−3に処理を移行する。
(ステップS802−10−3)
ステップS802−10−3において、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該メダル自動投入コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−10−3の処理が終了すると、ステップS802−10−9に処理を移行する。
(ステップS802−10−4)
ステップS802−10−4において、メイン中継CPU101は、BETコマンドが入力されているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、BETコマンドが入力されたことを示す、BETコマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そしてBETコマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−10−4=Yes)、ステップS802−10−5に処理を移行し、BETコマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−10−4=No)、ステップS802−10−7に処理を移行する。
(ステップS802−10−5)
ステップS802−10−5において、メイン中継CPU101は、BETコマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、BETコマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該BETコマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−10−5の処理が終了すると、ステップS802−10−6に処理を移行する。
(ステップS802−10−6)
ステップS802−10−6において、メイン中継CPU101は、BETコマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、BETコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該BETコマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−10−6の処理が終了すると、ステップS802−10−9に処理を移行する。
(ステップS802−10−7)
ステップS802−10−7において、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該メダル投入コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−10−7の処理が終了すると、ステップS802−10−8に処理を移行する。
(ステップS802−10−8)
ステップS802−10−8において、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該メダル投入コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−10−8の処理が終了すると、ステップS802−10−9に処理を移行する。
(ステップS802−10−9)
ステップS802−10−9において、メイン中継CPU101は、投入系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、オンとなっている投入系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS802−10−9の処理が終了すると、投入系コマンド入力時処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(精算系コマンド入力時処理)
次に、図99に基づいて、図93のステップS802−12の処理により行われる精算系コマンド入力時処理についての説明を行う。なお、図99は精算系コマンド入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−12−1)
ステップS802−12−1において、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドが入力されているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、精算開始コマンドが入力されたことを示す、精算開始コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そして精算開始コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−12−1=Yes)、ステップS802−12−2に処理を移行し、精算開始コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−12−1=No)、ステップS802−12−4に処理を移行する。
(ステップS802−12−2)
ステップS802−12−2において、メイン中継CPU101は、精算開始コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該精算開始コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−12−2の処理が終了すると、ステップS802−12−3に処理を移行する。
(ステップS802−12−3)
ステップS802−12−3において、メイン中継CPU101は、精算開始コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該精算開始コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−12−3の処理が終了すると、ステップS802−12−6に処理を移行する。
(ステップS802−12−4)
ステップS802−12−4において、メイン中継CPU101は、精算終了コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、精算終了コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該精算終了コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−12−4の処理が終了すると、ステップS802−12−5に処理を移行する。
(ステップS802−12−5)
ステップS802−12−5において、メイン中継CPU101は、精算終了コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、精算終了コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該精算終了コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−12−5の処理が終了すると、ステップS802−12−6に処理を移行する。
(ステップS802−12−6)
ステップS802−12−6において、メイン中継CPU101は、精算系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、オンとなっている精算系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS802−12−6の処理が終了すると、精算系コマンド入力時処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(リール停止コマンド入力時処理)
次に、図100に基づいて、図93のステップS802−14の処理により行われるリール停止コマンド入力時処理についての説明を行う。なお、図100はリール停止コマンド入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−14−1)
ステップS802−14−1において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール停止コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該リール停止コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−14−1の処理が終了すると、ステップS802−14−2に処理を移行する。
(ステップS802−14−2)
ステップS802−14−2において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール停止コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該リール停止コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。なお、コマンド伝送データ格納領域は、メイン制御基板送信用と、サブ制御基板送信用とで、別々に設けていてもよい。そして、ステップS802−14−2の処理が終了すると、ステップS802−14−3に処理を移行する。
(ステップS802−14−3)
ステップS802−14−3において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、オンとなっているリール停止コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS802−14−3の処理が終了すると、リール停止コマンド入力時処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(払出系コマンド入力時処理)
次に、図101に基づいて、図93のステップS802−16の処理により行われる払出系コマンド入力時処理についての説明を行う。なお、図101は払出系コマンド入力時処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS802−16−1)
ステップS802−16−1において、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドが入力されているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、メダル払出開始コマンドが入力されたことを示す、メダル払出開始コマンド入力フラグがオンとなっているか否かを判定する処理を行う。そしてメダル払出開始コマンド入力フラグがオンであると判定された場合には(ステップS802−16−1=Yes)、ステップS802−16−2に処理を移行し、メダル払出開始コマンド入力フラグがオンではないと判定された場合には(ステップS802−16−1=No)、ステップS802−16−4に処理を移行する。
(ステップS802−16−2)
ステップS802−16−2において、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該メダル払出開始コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−16−2の処理が終了すると、ステップS802−16−3に処理を移行する。
(ステップS802−16−3)
ステップS802−16−3において、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該メダル払出開始コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−16−3の処理が終了すると、ステップS802−16−6に処理を移行する。
(ステップS802−16−4)
ステップS802−16−4において、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンド(メイン制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンドをメイン制御基板300に対して送信するために当該メダル払出終了コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−16−4の処理が終了すると、ステップS802−16−5に処理を移行する。
(ステップS802−16−5)
ステップS802−16−5において、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンド(サブ制御基板用)をセットする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために当該メダル払出終了コマンドを、メイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS802−16−5の処理が終了すると、ステップS802−16−6に処理を移行する。
(ステップS802−16−6)
ステップS802−16−6において、メイン中継CPU101は、払出系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、オンとなっている払出系コマンド入力フラグをオフにする処理を行う。そして、ステップS802−16−6の処理が終了すると、払出系コマンド入力時処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板におけるメイン処理のステップS802に処理を移行する。
(メイン中継基板における割込処理)
次に、図102に基づいて、メイン中継基板における割込処理についての説明を行う。ここで、メイン中継基板における割込処理は、メイン中継基板におけるメイン処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
(ステップS901)
ステップS901において、メイン中継CPU101は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、ステップS901の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS901の処理が終了すると、ステップS902に処理を移行する。
(ステップS902)
ステップS902において、メイン中継CPU101は、後で図103を用いて詳述するメイン制御基板入力コマンド解析処理を行う。当該処理において、メイン中継CPU101は、メイン制御基板300から入力されるコマンドを解析する処理を行う。そして、ステップS902の処理が終了すると、ステップS903に処理を移行する。
(ステップS903)
ステップS903において、メイン中継CPU101は、後で図104を用いて詳述する払出基板入力コマンド解析処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350から入力されるコマンドを解析する処理を行う。そして、ステップS903の処理が終了すると、ステップS904に処理を移行する。
(ステップS904)
ステップS904において、メイン中継CPU101は、後で図105を用いて詳述するメイン制御基板系コマンド送信処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、コマンドがセットされていることに基づいて、払出基板350、サブ制御基板400に対してコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS904の処理が終了すると、ステップS905に処理を移行する。
(ステップS905)
ステップS905において、メイン中継CPU101は、後で図106を用いて詳述する払出基板系制御コマンド送信処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、コマンドがセットされていることに基づいて、メイン制御基板300、サブ制御基板400に対してコマンドを送信する処理を行う。そして、ステップS905の処理が終了すると、ステップS906に処理を移行する。
(ステップS906)
ステップS906において、メイン中継CPU101は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、ステップS901の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS906の処理が終了すると、割込処理を終了し、メイン中継基板におけるメイン処理に復帰する。
(メイン制御基板入力コマンド解析処理)
次に、図103に基づいて、図102のステップS902の処理により行われるメイン制御基板入力コマンド解析処理についての説明を行う。なお、図103はメイン制御基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS902−1)
ステップS902−1において、メイン中継CPU101は、ドアクローズコマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン制御基板300よりドアクローズコマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、ドアクローズコマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS902−1=Yes)、ステップS902−2に処理を移行し、ドアクローズコマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS902−1=No)、ステップS902−3に処理を移行する。
(ステップS902−2)
ステップS902−2において、メイン中継CPU101は、ドア系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、ドア系コマンド入力が行われたことを示す、ドア系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS902−2の処理が終了すると、メイン制御基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS903に処理を移行する。
(ステップS902−3)
ステップS902−3において、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン制御基板300よりドアオープンコマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、ドアオープンコマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS902−3=Yes)、ステップS902−4に処理を移行し、ドアオープンコマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS902−3=No)、ステップS902−5に処理を移行する。
(ステップS902−4)
ステップS902−4において、メイン中継CPU101は、ドア系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、ドア系コマンド入力が行われたことを示す、ドア系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS902−4の処理が終了すると、メイン制御基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS903に処理を移行する。
(ステップS902−5)
ステップS902−5において、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン制御基板300よりリール回転開始受付コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始受付コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS902−5=Yes)、ステップS902−6に処理を移行し、リール回転開始受付コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS902−5=No)、ステップS902−7に処理を移行する。
(ステップS902−6)
ステップS902−6において、メイン中継CPU101は、リール回転開始系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、リール回転開始系コマンド入力が行われたことを示す、リール回転開始系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS902−6の処理が終了すると、メイン制御基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS903に処理を移行する。
(ステップS902−7)
ステップS902−7において、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン制御基板300よりリール回転開始コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS902−7=Yes)、ステップS902−8に処理を移行し、リール回転開始コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS902−7=No)、ステップS902−9に処理を移行する。
(ステップS902−8)
ステップS902−8において、メイン中継CPU101は、リール回転開始系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、リール回転開始系コマンド入力が行われたことを示す、リール回転開始系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS902−8の処理が終了すると、メイン制御基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS903に処理を移行する。
(ステップS902−9)
ステップS902−9において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン制御基板300より条件装置コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、条件装置コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS902−9=Yes)、ステップS902−10に処理を移行し、条件装置コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS902−9=No)、メイン制御基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS903に処理を移行する。
(ステップS902−10)
ステップS902−10において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、条件装置コマンド入力が行われたことを示す、条件装置コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS902−10の処理が終了すると、メイン制御基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS903に処理を移行する。
(払出基板入力コマンド解析処理)
次に、図104に基づいて、図102のステップS903の処理により行われる払出基板入力コマンド解析処理についての説明を行う。なお、図104は払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS903−1)
ステップS903−1において、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350よりメダル自動投入コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、メダル自動投入コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−1=Yes)、ステップS903−2に処理を移行し、メダル自動投入コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−1=No)、ステップS903−3に処理を移行する。
(ステップS903−2)
ステップS903−2において、メイン中継CPU101は、投入系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、投入系コマンド入力が行われたことを示す、投入系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−2の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−3)
ステップS903−3において、メイン中継CPU101は、BETコマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350よりBETコマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、BETコマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−3=Yes)、ステップS903−4に処理を移行し、BETコマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−3=No)、ステップS903−5に処理を移行する。
(ステップS903−4)
ステップS903−4において、メイン中継CPU101は、投入系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、投入系コマンド入力が行われたことを示す、投入系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−4の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−5)
ステップS903−5において、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350より精算開始コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、精算開始コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−5=Yes)、ステップS903−6に処理を移行し、精算開始コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−5=No)、ステップS903−7に処理を移行する。
(ステップS903−6)
ステップS903−6において、メイン中継CPU101は、精算系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、精算系コマンド入力が行われたことを示す、精算系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−6の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−7)
ステップS903−7において、メイン中継CPU101は、精算終了コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350より精算終了コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、精算終了コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−7=Yes)、ステップS903−8に処理を移行し、精算終了コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−7=No)、ステップS903−9に処理を移行する。
(ステップS903−8)
ステップS903−8において、メイン中継CPU101は、精算系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、精算系コマンド入力が行われたことを示す、精算系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−8の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−9)
ステップS903−9において、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350よりメダル投入コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−9=Yes)、ステップS903−10に処理を移行し、メダル投入コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−9=No)、ステップS903−11に処理を移行する。
(ステップS903−10)
ステップS903−10において、メイン中継CPU101は、投入系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、投入系コマンド入力が行われたことを示す、投入系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−10の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−11)
ステップS903−11において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350よりリール停止コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、リール停止コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−11=Yes)、ステップS903−12に処理を移行し、リール停止コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−11=No)、ステップS903−13に処理を移行する。
(ステップS903−12)
ステップS903−12において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、リール停止コマンド入力が行われたことを示す、リール停止コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−12の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−13)
ステップS903−13において、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350よりメダル払出開始コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出開始コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−13=Yes)、ステップS903−14に処理を移行し、メダル払出開始コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−13=No)、ステップS903−15に処理を移行する。
(ステップS903−14)
ステップS903−14において、メイン中継CPU101は、払出系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、払出系コマンド入力が行われたことを示す、払出系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−14の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−15)
ステップS903−15において、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350よりメダル払出終了コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出終了コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−15=Yes)、ステップS903−16に処理を移行し、メダル払出終了コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−15=No)、ステップS903−17に処理を移行する。
(ステップS903−16)
ステップS903−16において、メイン中継CPU101は、払出系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、払出系コマンド入力が行われたことを示す、払出系コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−16の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−17)
ステップS903−17において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、払出基板350より表示判定コマンドが入力されたか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンドが入力されたと判定された場合には(ステップS903−17=Yes)、ステップS903−18に処理を移行し、表示判定コマンドが入力されていないと判定された場合には(ステップS903−17=No)、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(ステップS903−18)
ステップS903−18において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メイン中継RAM103の所定の領域において、表示判定コマンド入力が行われたことを示す、表示判定コマンド入力フラグをオンにする処理を行う。そして、ステップS903−18の処理が終了すると、払出基板入力コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、メイン中継基板における割込処理のステップS904に処理を移行する。
(メイン制御基板系コマンド送信処理)
次に、図105に基づいて、図102のステップS904の処理により行われるメイン制御基板系コマンド送信処理についての説明を行う。なお、図105はメイン制御基板系コマンド送信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS904−1)
ステップS904−1において、メイン中継CPU101は、ドアクローズコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、ドアクローズコマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、ドアクローズコマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS904−1=Yes)、ステップS904−2に処理を移行し、ドアクローズコマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS904−1=No)、ステップS904−3に処理を移行する。
(ステップS904−2)
ステップS904−2において、メイン中継CPU101は、ドアクローズコマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、ドアクローズコマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS904−2の処理が終了すると、メイン制御基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS905に処理を移行する。
(ステップS904−3)
ステップS904−3において、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、ドアオープンコマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS904−3=Yes)、ステップS904−4に処理を移行し、ドアオープンコマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS904−3=No)、ステップS904−5に処理を移行する。
(ステップS904−4)
ステップS904−4において、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、ドアオープンコマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS904−4の処理が終了すると、メイン制御基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS905に処理を移行する。
(ステップS904−5)
ステップS904−5において、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始受付コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS904−5=Yes)、ステップS904−6に処理を移行し、リール回転開始受付コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS904−5=No)、ステップS904−7に処理を移行する。
(ステップS904−6)
ステップS904−6において、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール回転開始受付コマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS904−6の処理が終了すると、メイン制御基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS905に処理を移行する。
(ステップS904−7)
ステップS904−7において、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS904−7=Yes)、ステップS904−8に処理を移行し、リール回転開始コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS904−7=No)、ステップS904−9に処理を移行する。
(ステップS904−8)
ステップS904−8において、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール回転開始コマンドを、払出基板350、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS904−8の処理が終了すると、メイン制御基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS905に処理を移行する。
(ステップS904−9)
ステップS904−9において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、条件装置コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、条件装置コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS904−9=Yes)、ステップS904−10に処理を移行し、条件装置コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS904−9=No)、メイン制御基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS905に処理を移行する。
(ステップS904−10)
ステップS904−10において、メイン中継CPU101は、条件装置コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、条件装置コマンドを、払出基板350、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS904−10の処理が終了すると、メイン制御基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS905に処理を移行する。
(払出基板系コマンド送信処理)
次に、図106に基づいて、図102のステップS905の処理により行われる払出基板系コマンド送信処理についての説明を行う。なお、図106は払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS905−1)
ステップS905−1において、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル自動投入コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−1=Yes)、ステップS905−2に処理を移行し、メダル自動投入コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−1=No)、ステップS905−3に処理を移行する。
(ステップS905−2)
ステップS905−2において、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル自動投入コマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−2の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−3)
ステップS905−3において、メイン中継CPU101は、BETコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、BETコマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、BETコマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−3=Yes)、ステップS905−4に処理を移行し、BETコマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−3=No)、ステップS905−5に処理を移行する。
(ステップS905−4)
ステップS905−4において、メイン中継CPU101は、BETコマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、BETコマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−4の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−5)
ステップS905−5において、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、精算開始コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−5=Yes)、ステップS905−6に処理を移行し、精算開始コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−5=No)、ステップS905−7に処理を移行する。
(ステップS905−6)
ステップS905−6において、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、精算開始コマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−6の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−7)
ステップS905−7において、メイン中継CPU101は、精算終了コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、精算終了コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、精算終了コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−7=Yes)、ステップS905−8に処理を移行し、精算終了コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−7=No)、ステップS905−9に処理を移行する。
(ステップS905−8)
ステップS905−8において、メイン中継CPU101は、精算終了コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、精算終了コマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−8の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−9)
ステップS905−9において、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−9=Yes)、ステップS905−10に処理を移行し、メダル投入コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−9=No)、ステップS905−11に処理を移行する。
(ステップS905−10)
ステップS905−10において、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル投入コマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−10の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−11)
ステップS905−11において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール停止コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、リール停止コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−11=Yes)、ステップS905−12に処理を移行し、リール停止コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−11=No)、ステップS905−13に処理を移行する。
(ステップS905−12)
ステップS905−12において、メイン中継CPU101は、リール停止コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、リール停止コマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−12の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−13)
ステップS905−13において、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出開始コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−13=Yes)、ステップS905−14に処理を移行し、メダル払出開始コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−13=No)、ステップS905−15に処理を移行する。
(ステップS905−14)
ステップS905−14において、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル払出開始コマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−14の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−15)
ステップS905−15において、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、メダル払出終了コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−15=Yes)、ステップS905−16に処理を移行し、メダル払出終了コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−15=No)、ステップS905−17に処理を移行する。
(ステップS905−16)
ステップS905−16において、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、メダル払出終了コマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−16の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−17)
ステップS905−17において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、表示判定コマンドがメイン中継RAM103に設けられているコマンド伝送データ格納領域にセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンドがセットされていると判定された場合には(ステップS905−17=Yes)、ステップS905−18に処理を移行し、表示判定コマンドがセットされていないと判定された場合には(ステップS905−17=No)、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(ステップS905−18)
ステップS905−18において、メイン中継CPU101は、表示判定コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メイン中継CPU101は、表示判定コマンドを、メイン制御基板300、およびサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS905−18の処理が終了すると、払出基板系コマンド送信処理のサブルーチンを終了して、メイン中継基板における割込処理のステップS906に処理を移行する。
(スイッチ入力の一覧)
次に、図107に基づいて、スイッチ中継基板50に入力されるスイッチ入力の一覧について説明を行う。なお、「入力sw」とは、スイッチ中継基板50と接続された各種スイッチ一覧を示している。また、「名称」とは、スイッチ中継基板50がスイッチ入力を受けた場合に、他の制御基板に対して送信するコマンド名称を示している。なお、スイッチ中継基板50は、コマンドに応じて、メイン制御基板300、払出基板350のいずれか、または両方に対して、コマンドを送信することがある。前述したとおり、「○」はコマンドを送信することを表しており、「−」はコマンドを送信しないことを表している。
(BETスイッチ7sw)
スイッチ中継基板50は、遊技者によって、BETボタン7が操作され、BETスイッチ7swよりスイッチ入力が行われると、BETスイッチ入力コマンドを、メイン制御基板300と、払出基板350とに送信する。なお、メイン制御基板300は、例えば、BETスイッチ入力コマンドを、回胴演出の実行中に受信すると、回胴演出を継続して実行するか否かを報知する等の処理を行う。また、払出基板350は、BETスイッチ入力コマンドを受信すると、例えば、払出RAM353にて管理しているメダル貯留数を更新する等の処理を行う。
(MAXBETスイッチ8sw)
スイッチ中継基板50は、遊技者によって、MAXBETボタン8が操作され、MAXBETスイッチ8swよりスイッチ入力が行われると、MAXBETスイッチ入力コマンドを、メイン制御基板300と、払出基板350とに送信する。なお、メイン制御基板300は、例えば、MAXBETスイッチ入力コマンドを、回胴演出の実行中に受信すると、回胴演出を継続して実行するか否かを報知する等の処理を行う。また、払出基板350は、MAXBETスイッチ入力コマンドを受信すると、例えば、払出RAM353にて管理しているメダル貯留数を更新する等の処理を行う。
(精算スイッチ9sw)
スイッチ中継基板50は、遊技者によって、精算ボタン9が操作され、精算スイッチ9swよりスイッチ入力が行われると、精算スイッチ入力コマンドを、払出基板350に送信する。なお、払出基板350は、精算スイッチ入力コマンドを受信すると、例えば、ホッパー202を駆動させる信号を出力するとともに、払出RAM353にて管理しているメダル貯留数を更新する等の処理を行う。
(スタートスイッチ10sw)
スイッチ中継基板50は、遊技者によって、スタートレバー10が操作され、スタートスイッチ10swよりスイッチ入力が行われると、スタートスイッチ入力コマンドを、メイン制御基板300に送信する。なお、メイン制御基板300は、スタートスイッチ入力コマンドを受信すると、例えば、内部抽選処理を行い、当選役を決定する等の処理を行う。
(左停止スイッチ11sw)
スイッチ中継基板50は、遊技者によって、左停止ボタン11が操作され、左停止スイッチ11swよりスイッチ入力が行われると、左停止スイッチ入力コマンドを、払出基板350に送信する。なお、払出基板350は、左停止スイッチ入力コマンドを受信すると、例えば、左リール18を停止させる等の処理を行う。
(中停止スイッチ12sw)
スイッチ中継基板50は、遊技者によって、中停止ボタン12が操作され、中停止スイッチ12swよりスイッチ入力が行われると、中停止スイッチ入力コマンドを、払出基板350に送信する。なお、払出基板350は、中停止スイッチ入力コマンドを受信すると、例えば、中リール19を停止させる等の処理を行う。
(右停止スイッチ13sw)
スイッチ中継基板50は、遊技者によって、右停止ボタン13が操作され、右停止スイッチ13swよりスイッチ入力が行われると、右停止スイッチ入力コマンドを、払出基板350に送信する。なお、払出基板350は、右停止スイッチ入力コマンドを受信すると、例えば、右リール20を停止させる等の処理を行う。
(セレクターセンサ15s)
スイッチ中継基板50は、遊技者によって、メダル投入口6よりメダルが投入され、セレクターセンサ15sより入力が行われると、セレクターセンサ入力コマンドを、払出基板350に送信する。なお、払出基板350は、セレクターセンサ入力コマンドを受信すると、例えば、払出RAM353にて管理しているメダル貯留数を更新する等の処理を行う。
(ドア開閉センサ17s)
スイッチ中継基板50は、遊技機の管理者によって、前面扉3が開放され、ドア開閉センサ17sより入力が行われると、ドア開閉センサ入力コマンドを、メイン制御基板300に送信する。なお、メイン制御基板300は、ドア開閉センサ入力コマンドを受信すると、例えば、前面扉3が開放している旨の報知を報知手段(液晶表示装置45、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42など)に行わせるためのコマンドを、サブ制御基板400に対して送信する等の処理を行う。
(ホッパーセンサ202s)
スイッチ中継基板50は、ホッパー202によって、メダルの払出が行われ、ホッパーセンサ202sによって払出されたメダルが検知され、ホッパーセンサ202sより入力が行われると、ホッパーセンサ入力コマンドを、払出基板350に送信する。なお、払出基板350は、ホッパーセンサ入力コマンドを受信すると、例えば、メダルの払出が行われたことを認識する。
(補助収納庫センサ203s)
スイッチ中継基板50は、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯となったことを、補助収納庫センサ203sによって検知され、補助収納庫センサ203sより入力が行われると、補助収納庫センサ入力コマンドを、払出基板350に送信する。なお、払出基板350は、補助収納庫センサ入力コマンドを受信すると、例えば、補助収納庫203が満杯となっているエラーの報知を報知手段(液晶表示装置45、左上部スピーカ39、左下部スピーカ40、右上部スピーカ41、右下部スピーカ42など)に行わせるためのコマンドを、メイン中継基板100に対して送信する等の処理を行う。なお、メイン中継基板100は、当該エラー情報を、サブ制御基板400に対して送信する。
なお、以上に記載したスイッチ入力に基づくコマンドが、本発明における、スイッチ中継基板より送信される遊技に係る情報に該当する。
(メイン制御基板からメイン中継基板に送信されるコマンドの一覧)
次に、図108に基づいて、メイン制御基板からメイン中継基板に送信されるコマンドの一覧について説明を行う。なお、「名称」とは、メイン制御基板300からメイン中継基板100に対して送信されるコマンド、およびメイン中継基板100から払出基板350に対して送信されるコマンド、およびメイン中継基板100からサブ制御基板400に対して送信されるコマンド名称を示している。また、メイン中継基板100は、コマンドに応じて、払出基板350、サブ制御基板400のいずれか、または両方に対して、コマンドを送信することがある。また、図107同様、「○」はコマンドを送信することを表しており、「−」はコマンドを送信しないことを表している。また、「備考1」とは、コマンドのカテゴリー1を示している。例えば、「ドアクローズコマンド」と、「ドアオープンコマンド」は、「ドア系コマンド」として、1つにまとめられている。また、「備考2」とは、コマンドのカテゴリー2を示している。例えば、図108に記載のコマンドは、「メイン制御基板系コマンド」としてまとめられ、コマンドの生成元がメイン制御基板300であることを表している。なお、以下において、コマンドの詳細については、前述した内容と同じであるため、説明を省略する。
(ドアクローズコマンド)
メイン中継基板100は、メイン制御基板300より、ドアクローズコマンドを受信すると、当該ドアクローズコマンドを、サブ制御基板400に送信する。なお、サブ制御基板400は、先にも述べたとおり、当該コマンドを受信することで、前面扉3が開放している旨の報知を終了する等の処理を行う。
(ドアオープンコマンド)
メイン中継基板100は、メイン制御基板300より、ドアオープンコマンドを受信すると、当該ドアオープンコマンドを、サブ制御基板400に送信する。なお、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、前面扉3が開放している旨の報知を開始する等の処理を行う。
(リール回転開始受付コマンド)
メイン中継基板100は、メイン制御基板300より、リール回転開始受付コマンドを受信すると、当該リール回転開始受付コマンドを、サブ制御基板400に送信する。なお、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、リール回転開始受付時における演出を実行する等の処理を行う。
(リール回転開始コマンド)
メイン中継基板100は、メイン制御基板300より、リール回転開始コマンドを受信すると、当該リール回転開始コマンドを、払出基板350と、サブ制御基板400とに送信する。なお、払出基板350は、当該コマンドを受信することで、リールを駆動させる等の処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、リール回転開始時における演出を実行する等の処理を行う。
(条件装置コマンド)
メイン中継基板100は、メイン制御基板300より、条件装置コマンドを受信すると、当該条件装置コマンドを、払出基板350と、サブ制御基板400とに送信する。なお、払出基板350は、当該コマンドを受信することで、当選役に応じたリールの停止制御を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、当選役に応じた演出を実行する等の処理を行う。
なお、以上に記載したコマンドが、本発明における、メイン制御基板より送信される遊技に係る情報に該当する。
なお、図示はしていないが、メイン中継基板100を介して、メイン制御基板300から、払出基板350に対してのみ送信するコマンドがあってもよい。メイン中継基板100を介して、メイン制御基板300から、払出基板350に対してのみ送信するコマンドの一例としては、コマンドエラーである場合が挙げられる。ここで、コマンドエラーとは、メイン中継基板100を介した、メイン制御基板300と、払出基板350による通信時に起こるエラーである。そして、払出基板350は、メイン中継基板100から、コマンドエラーである旨の情報を受信した場合に、コマンドエラー時の処理を行うとともに、メイン中継基板100を介して、サブ制御基板400に対して、コマンドエラーである旨の情報を送信する。そして、サブ制御基板400は、払出基板350からコマンドエラーである旨の情報を受信した場合に、コマンドエラーである旨を報知する制御を行う。
このように、本実施形態において、メイン中継基板100を介して、メイン制御基板300は、一のコマンドを、払出基板350にのみ送信する場合と、サブ制御基板400にのみ送信する場合と、払出基板350及びサブ制御基板400に送信する場合とがある。そして、払出基板350と、サブ制御基板400は、受信したコマンドに応じた処理を行うこととなる。
(払出基板からメイン中継基板に送信されるコマンドの一覧)
次に、図109に基づいて、払出基板からメイン中継基板に送信されるコマンドの一覧について説明を行う。なお、「名称」とは、払出基板350からメイン中継基板100に対して送信されるコマンド、およびメイン中継基板100からメイン制御基板300に対して送信されるコマンド、およびメイン中継基板100からサブ制御基板400に対して送信されるコマンド名称を示している。また、メイン中継基板100は、コマンドに応じて、メイン制御基板300、サブ制御基板400のいずれか、または両方に対して、コマンドを送信することがある。また、図107同様、「○」はコマンドを送信することを表しており、「−」はコマンドを送信しないことを表している。また、「備考1」とは、コマンドのカテゴリー1を示している。例えば、「メダル自動投入コマンド」と、「BETコマンド」は、「投入系コマンド」として、1つにまとめられている。また、「備考2」とは、コマンドのカテゴリー2を示している。例えば、図109に記載のコマンドは、「払出基板系コマンド」としてまとめられ、コマンドの生成元が払出基板350であることを表している。なお、以下において、コマンドの詳細については、前述した内容と同じであるため、説明を省略する。
(メダル自動投入コマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、メダル自動投入コマンドを受信すると、当該メダル自動投入コマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、当該コマンドを受信することで、BETランプ(第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27)を駆動させる等の処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、メダルの自動投入音などを出力する等の制御を行う。
(BETコマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、BETコマンドを受信すると、当該BETコマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、当該コマンドを受信することで、貯留枚数表示器28に表示する表示内容を更新する等の処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、液晶表示装置45において表示する貯留枚数の表示内容を更新する等の処理を行うとともに、BETボタン7(またはMAXBETボタン8)が操作されたことを報知するBET音を出力する等の制御を行う。
(精算開始コマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、精算開始コマンドを受信すると、当該精算開始コマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、当該コマンドを受信することで、貯留枚数表示器28に表示する表示内容を更新する等の処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、液晶表示装置45において表示する貯留枚数の表示内容を更新する等の処理を行うとともに、メダルの精算が行われていることを報知する精算払出音を出力する等の制御を行う。
(精算終了コマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、精算終了コマンドを受信すると、当該精算終了コマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、当該コマンドを受信することで、貯留枚数表示器28に表示する表示内容を更新する等の処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、液晶表示装置45において表示する貯留枚数の表示内容を更新する等の処理を行うとともに、メダルの精算が行われていることを報知する精算払出音を停止する等の制御を行う。
(メダル投入コマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、メダル投入コマンドを受信すると、当該メダル投入コマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、当該コマンドを受信することで、貯留枚数表示器28に表示する表示内容を更新する等の処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、液晶表示装置45において表示する貯留枚数の表示内容を更新する等の処理を行うとともに、メダルが投入されたことを報知するメダル投入音を出力する等の制御を行う。
(リール停止コマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、リール停止コマンドを受信すると、当該リール停止コマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、左リール18が停止したことを示すリール停止コマンドと、中リール19が停止したことを示すリール停止コマンドと、右リール20が停止したことを示すリール停止コマンドとに基づいて、表示役を判定する処理等を行う。また、サブ制御基板400は、左リール18が停止したことを示すリール停止コマンドに基づいて、左停止ボタン11の停止ボタンLEDを消灯させる等の処理を行い、中リール19が停止したことを示すリール停止コマンドに基づいて、中停止ボタン12の停止ボタンLEDを消灯させる等の処理を行い、右リール20が停止したことを示すリール停止コマンドに基づいて、右停止ボタン13の停止ボタンLEDを消灯させる等の処理を行う。
(メダル払出開始コマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、メダル払出開始コマンドを受信すると、当該メダル払出開始コマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、当該コマンドを受信することで、貯留枚数表示器28に表示する表示内容を更新する等の処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、液晶表示装置45において表示する貯留枚数の表示内容を更新する等の処理を行うとともに、メダルの払出が行われていることを報知するメダル払出音を出力する等の制御を行う。
(メダル払出終了コマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、メダル払出終了コマンドを受信すると、当該メダル払出終了コマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、当該コマンドを受信することで、貯留枚数表示器28に表示する表示内容を更新する等の処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、液晶表示装置45において表示する貯留枚数の表示内容を更新する等の処理を行うとともに、メダルの払出が行われていることを報知するメダル払出音を停止する等の制御を行う。
(表示判定コマンド)
メイン中継基板100は、払出基板350より、表示判定コマンドを受信すると、当該表示判定コマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信する。なお、メイン制御基板300は、当該コマンドを受信することで、表示役に応じた処理を行い、サブ制御基板400は、当該コマンドを受信することで、表示役に応じた演出を実行する等の処理を行う。
なお、以上に記載したコマンドが、本発明における、払出基板より送信される遊技に係る情報に該当する。
(送信先決定における変更例)
上述した実施の形態(メインとなる実施形態)は、以下のように変更してもよい。例えば、スイッチ中継基板50の処理において、上述した実施の形態においては、スイッチ入力が行われると、コマンドの送信先が一義的に決定されるようなプログラムが組まれていた。例えば、図80においては、BETスイッチが入力されたときの処理として、BETスイッチ入力コマンドを、メイン制御基板300に対して送信するためにセットする処理(ステップS602−2−1)と、払出基板350に対して送信するためにセットする処理(ステップS602−2−2)と、を行ったが、このような処理に代えて、スイッチ入力が行われた際に、図107で示されるテーブルと照合して、コマンドの送信先を決定するようにしてもよい。例えば、「BETスイッチ7sw」が入力されたときには、図107のテーブルを読み出して、図107のテーブルと照合した結果に基づいて、メイン制御基板300へ送信するためにセットする処理と、払出基板350へ送信するためにセットする処理とを行ってもよい。
また、同様に、メイン中継基板100の処理においても、一旦、図108に示されるテーブルと照合して、その結果に基づいて、コマンドの送信先を決定するようにしてもよい。例えば、「ドアクローズコマンド」が入力されたときには、図108のテーブルを読み出して、図108のテーブルと照合した結果に基づいて、サブ制御基板400へ送信するためにセットする処理を行ってもよい。また、図109で示される払出基板系のコマンドにおいても、同様な処理を適用してもよい。
(メイン中継基板100における変更例1)
上述した実施の形態(メインとなる実施形態)は、以下のように変更してもよい。上述した実施の形態においては、メイン中継基板100を設けて、メイン制御基板300から受信したコマンドを、払出基板350、サブ制御基板400のいずれか、または両方に送信するように構成した。また、メイン中継基板100は、払出基板350から受信したコマンドを、メイン制御基板300、サブ制御基板400のいずれか、または両方に送信するように構成した。本変更例においては、メイン中継基板100を設けずに、メイン制御基板300と払出基板350とを相互に通信可能なように接続して、払出基板350とサブ制御基板400とを一方向通信可能(払出基板350からサブ制御基板400へコマンドを送信可能)なように接続する。そして、払出基板350は、払出基板350において生成したコマンドを、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とに送信するとともに、メイン制御基板300から受信したコマンドについては、払出基板350のみで使用するコマンドであるのか、サブ制御基板400のみにおいて使用するコマンドであるのか、払出基板350と、サブ制御基板400とでともに使用するコマンドであるのかを判断して、送信先を決定(サブ制御基板400に対して送信するために決定)するようにしてもよい。なお、メイン中継基板100における変更例1においても、メインとなる実施形態と同様に、コマンドの送信先を一義的に定めていてもよいし、図108で示されるテーブルを払出RAM353に記憶させておいて、受信したコマンドと当該テーブルとを照合するようにして、コマンドの送信先を決定するようにしてもよい。なお、メイン中継基板における変更例1においては、メイン制御基板300が、メイン制御基板を構成し、払出基板350が、メイン制御中継基板を構成し、サブ制御基板400が、サブ制御基板を構成する。
(メイン中継基板100における変更例2)
上述した実施の形態(メインとなる実施形態)は、以下のように変更してもよい。上述した実施の形態においては、メイン中継基板100を設けて、メイン制御基板300から受信したコマンドを、払出基板350、サブ制御基板400のいずれか、または両方に送信するように構成した。また、メイン中継基板100は、払出基板350から受信したコマンドを、メイン制御基板300、サブ制御基板400のいずれか、または両方に送信するように構成した。本変更例においては、メイン中継基板100を設けずに、メイン制御基板300と払出基板350とを相互に通信可能なように接続して、メイン制御基板300とサブ制御基板400とを一方向通信可能(メイン制御基板300からサブ制御基板400へコマンドを送信可能)なように接続する。そして、メイン制御基板300は、メイン制御基板300において生成したコマンドを、払出基板350と、サブ制御基板400とに送信するとともに、払出基板350から受信したコマンドについては、メイン制御基板300のみで使用するコマンドであるのか、サブ制御基板400のみにおいて使用するコマンドであるのか、メイン制御基板300と、サブ制御基板400とでともに使用するコマンドであるのかを判断して、送信先を決定(サブ制御基板400に対して送信するために決定)するようにしてもよい。なお、メイン中継基板100における変更例2においても、メインとなる実施形態と同様に、コマンドの送信先を一義的に定めていてもよいし、図109で示されるテーブルをメインRAM303に記憶させておいて、受信したコマンドと当該テーブルとを照合するようにして、コマンドの送信先を決定するようにしてもよい。なお、メイン中継基板における変更例2においては、払出基板350が、メイン制御基板を構成し、メイン制御基板300が、メイン制御中継基板を構成し、サブ制御基板400が、サブ制御基板を構成する。
(スイッチ中継基板50における変更例)
上述した実施の形態(メインとなる実施形態)は、以下のように変更してもよい。上述した実施の形態においては、スイッチ中継基板50を設けて、各種スイッチ入力に基づくコマンドを、メイン制御基板300、払出基板350のいずれか、または両方に送信するように構成した。本変更例においては、メイン制御基板300、払出基板350に加えて、スイッチ中継基板50とサブ制御基板400とを接続して、スイッチ中継基板50からサブ制御基板400にスイッチ入力に基づくコマンドを送信するように構成する。そして、スイッチ中継基板50は、スイッチ入力に基づくコマンドを、メイン制御基板300で使用するものなのか、払出基板350で使用するものなのか、サブ制御基板400で使用するものなのか、を判断して、送信先を決定するように構成する。なお、演出ボタン21の操作を検出する演出ボタンセンサ709s、十字キー22の操作を検出する十字キー基板710は、スイッチ中継基板50に接続してもよい。
(その他の変更例1)
以下において、本実施形態のその他の変更例1について説明する。
なお、その他の変更例1においては、メインとなる実施形態と異なる箇所のみを説明する。よって、説明を省略する箇所は、メインとなる実施形態と同一である。
その他の変更例1においては、図110のステップS113に示されるように、メイン制御基板300におけるメインループ処理において、表示判定処理を行うように構成される。なお、メイン制御基板300におけるメインループ処理において、表示判定処理を行う場合には、図6で示される図柄組み合わせ群が「00」の場合の図柄組み合わせテーブル、図7で示される図柄組み合わせ群が「01」の場合の図柄組み合わせテーブル、図8で示される図柄組み合わせ群が「02」の場合の図柄組み合わせテーブルは、メインROM302に記憶されることとなる。
なお、メイン制御基板300におけるメインループ処理において表示判定処理を行う場合は、図111に示されるような処理が行われることとなる。
(メイン制御基板における表示判定処理の一例)
次に、図111を用いて、メイン制御基板300において、表示判定処理を行う場合の一例について説明を行う。なお、図111は図110におけるメインループ処理のステップS113のサブルーチンを示す図である。
(ステップS113−1)
はじめに、図111のステップS113−1において、メインCPU301は、ブランクが表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「ブランク」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、ブランクが表示されたと判定された場合には(ステップS113−1=Yes)、ステップS113−7に処理を移行し、ブランクが表示されていないと判定された場合には(ステップS113−1=No)、ステップS113−2に処理を移行する。
(ステップS113−2)
次に、図111のステップS113−2において、メインCPU301は、入賞が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞が成立したと判定された場合には(ステップS113−2=Yes)、ステップS113−3に処理を移行し、入賞が成立していないと判定された場合には(ステップS113−2=No)、ステップS113−5に処理を移行する。
(ステップS113−3)
次に、図111のステップS113−3において、メインCPU301は、払出枚数算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に表示された「入賞」に係る図柄の組み合わせに基づいて、払出枚数を算定する処理を行う。そして、ステップS113−3の処理が終了すると、ステップS113−4に処理を移行する。
(ステップS113−4)
次に、図111のステップS113−4において、メインCPU301は、払出指示コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がメイン中継基板100に対して、払出指示コマンドを送信するために、当該払出指示コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「払出指示コマンド」とは、ステップS113−3において算定された払出枚数を払出基板350に払出させるために送信されるコマンドである。そして、ステップS113−4の処理が終了すると、ステップS113−7に処理を移行する。
(ステップS113−5)
次に、図111のステップS113−5において、メインCPU301は、リプレイが成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、リプレイが成立したと判定された場合には(ステップS113−5=Yes)、ステップS113−6に処理を移行し、リプレイが成立していないと判定された場合には(ステップS113−5=No)、ステップS113−7に処理を移行する。
(ステップS113−6)
次に、図111のステップS113−6において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をONにする処理を行う。そして、ステップS113−6の処理が終了すると、ステップS113−7に処理を移行する。
(ステップS113−7)
次に、図111のステップS113−7において、メインCPU301は、表示判定コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、表示判定コマンドをメイン中継基板100に対して送信するために、当該表示判定コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「表示判定コマンド」とは、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに関する情報や、再遊技作動中フラグのONまたはOFF情報等を有するコマンドである。そして、ステップS113−7の処理が終了すると、図111における表示判定処理のサブルーチンを終了し、図110におけるメインループ処理のステップS114に処理を移行する。
なお、メインCPU301は、表示判定処理において、メイン中継基板100に対して、表示判定コマンドを送信する。そして、メイン中継基板100は、表示判定コマンドを、払出基板350と、サブ制御基板400に対して送信することとなる(図113参照)。また、入賞に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定した場合には、メイン中継基板100に対して、払出指示コマンドを送信する。そして、メイン中継基板100は、払出指示コマンドを、払出基板350に対して送信することとなる(図113参照)。
一方、図112に示される払出基板におけるメイン処理においては、ステップS313において、払出CPU351は、表示判定コマンド受信フラグがオンになっているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられた所定の領域に、表示判定コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっているか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっていると判定された場合には(ステップS313=Yes)、ステップS314に処理を移行し、表示判定コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっていないと判定された場合には(ステップS313=No)、表示判定コマンドを受信したことを示すフラグがオンになるまで、ステップS313の処理を繰り返し実行する。
そして、図112における、ステップS314において、払出CPU351は、表示判定コマンドに係る情報に基づいて、表示役が入賞に係る図柄組み合わせであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、表示判定コマンドに係る情報に入賞を示す情報が含まれているか否かを判定する処理を行う。なお、メインCPU301は、図111における表示判定処理において、表示判定コマンドに係る情報として、リプレイが成立したときには、再遊技作動中フラグのON情報を含ませてセットして、また、入賞役が成立したときには、入賞役情報を含ませてセットする。このように構成することで、払出CPU351は、表示役が入賞に係る図柄組み合わせであるか否かを認識することができる。そして、表示役が入賞に係る図柄組み合わせであると判定された場合には(ステップS314=Yes)、ステップS315に処理を移行し、表示役が入賞に係る図柄組み合わせではないと判定された場合には(ステップS314=No)、ステップS317に処理を移行する。
そして、図112における、ステップS315において、払出CPU351は、払出指示コマンド受信フラグがオンになっているか否かを判定する処理を行う。具体的には、払出CPU351は、払出RAM353に設けられた所定の領域に、払出指示コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっているか否かを判定する処理を行う。そして、払出指示コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっていると判定された場合には(ステップS315=Yes)、ステップS316に処理を移行し、払出指示コマンドを受信したことを示すフラグがオンになっていないと判定された場合には(ステップS315=No)、払出指示コマンドを受信したことを示すフラグがオンになるまで、ステップS315の処理を繰り返し実行する。
そして、図112における、ステップS316において、払出CPU351は、図69における払出処理を行う。当該処理において、払出CPU351は、スイッチ中継基板50を介してホッパー202を駆動することによりメダルを払い出す処理等を行う。そして、ステップS316の処理が終了すると、ステップS317に処理を移行する、といった流れの処理を行うこととなる。
なお、本変更例においては、表示判定処理をメイン制御基板300で行うため、払出基板からメイン中継基板に送信されるコマンド一覧においては、表示判定コマンドは含まれていない(図114参照)。
つまり、メイン制御基板300におけるメインループ処理において、表示判定処理を行い、入賞に係る図柄の組み合わせが表示された場合には、メイン制御基板300からメイン中継基板100に対して、払出指示コマンドを送信し、メイン中継基板100から払出基板350に対して、払出指示コマンドを送信するようにした。そして、払出基板350は、払出指示コマンドを受信したことに基づいて、払出を行うように構成することで、払出指示コマンドを未受信の状態であるにも関わらず、払出が行われてしまうことを防止することができる。
なお、その他の変更例1は、上記メインとなる実施形態に限らず、以下のようなものにも適用することができる。上記メインとなる実施形態においては、図61の払出基板におけるメイン処理と、図66のリール停止前処理、図67のリール回転中処理、図70の払出基板における割込処理等において、左リール18、中リール19、右リール20の駆動制御および停止制御を行うようにしたが、この左リール18、中リール19、右リール20の駆動制御および停止制御に係る処理を、メイン制御基板300にて行うものに対して適用してもよい。この場合、メイン制御基板300において、各リールの駆動制御および停止制御を行うとともに、各リールが停止した後の表示判定処理を行い、表示判定処理を行った結果、入賞に係る図柄の組み合わせが表示された場合には、払出指示コマンドをメイン中継基板100に対して送信する。そして、メイン中継基板100は、払出基板350に対して、払出指示コマンドを送信して、払出指示コマンドを受信した払出基板350が、払出を行うように構成される。
(その他の変更例2)
以下において、本実施形態のその他の変更例2について説明する。
遊技機1の試験を行う際に、遊技機1の性能を試験するために必要な試験信号を払出基板350から出力することとしてもよい。ここで、試験信号の一例としては、条件装置に係る情報や、表示判定処理を行った結果に係る情報、メダルの払出に係る情報等が挙げられる。そして、払出基板350は、所定の条件が充足されたことに基づいて、払出基板350に設けられている試験端子板から試験信号を出力する処理を行う。これにより、メイン制御基板300により、試験信号を出力する処理を行う必要が無くなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に異物が投入されたことを検出し、異物が投入されたことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりエラーであると判定する処理を行ってもよい。これにより、セレクターセンサ15sによる異物の検出をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に投入されたメダルが逆流したことを検出し、メダル投入口6に投入されたメダルが逆流したことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりメダル投入口6に投入されたメダルが逆流したか否かを判定する処理を行ってもよい。これにより、メダル投入口6に投入されたメダルが逆流したことを検出する処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に投入されたメダルが詰まったことを検出し、メダルが詰まったことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりメダル投入口6に投入されたメダルが詰まったか否かを判定する処理を行ってもよい。これにより、メダル投入口6に投入されたメダルが詰まったことを検出する処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、外部集中端子板46は、メイン制御基板300に接続しているが、これに限らず、外部集中端子板46を払出基板350に接続してもよい。この場合において、外部集中端子板46は、(a)払出基板350によりエラーが検出された場合に、遊技機1の外部でエラーが検出されたことを特定可能とするためのエラー信号、(b)払出基板350により、前面扉3が開放されたことが特定された場合に、遊技機1の外部で前面扉3が開放されたことを特定可能とするためのドア開放信号を出力することとしてもよい。
また、本実施形態において、ホッパーセンサ202sは、ホッパーセンサ202sに異物が投入されたことを検出し、異物が投入されたことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりエラーであると判定する処理を行ってもよい。これにより、ホッパーセンサ202sによる異物の検出をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、ホッパーセンサ202sは、ホッパー202により払い出されるメダルが逆流したことを検出し、ホッパー202により払い出されるメダルが逆流したことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりホッパー202により払い出されるメダルが逆流したか否かを判定する処理を行ってもよい。これにより、ホッパー202により払い出されるメダルが逆流したことを検出する処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、ホッパーセンサ202sは、ホッパー202により払い出されるメダルが詰まったことを検出し、メダルが詰まったことが検出された場合に、メイン制御基板300によりエラーであると判定する処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350によりホッパー202により払い出されるメダルが詰まったか否かを判定する処理を行ってもよい。これにより、ホッパー202により払い出されるメダルが詰まったことを検出する処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、メイン制御基板300により、メインRAM303に設けられている設定値格納領域の値が正常であるか否かを確認する設定値確認処理を行うこととしているが、これに限らず、払出基板350により、設定値確認処理を行うこととしてもよい。この場合において、払出CPU351は、メインRAM303に設けられている設定値格納領域の値が「1」から「6」の範囲内の値であるか否かを判定する処理を行うこととなる。これにより、設定値確認処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
なお、払出基板350により、メインRAM303に格納されている値が正常であるか否かを判定するRAM異常確認処理を行うこととしてもよい、この場合において、メインCPU301は、メインRAM303に格納されている値をコマンドとして払出基板350に送信し、払出CPU351は、メイン制御基板300からコマンドを受信したことに基づいて、メインRAM303に格納されている値が正常であるか否かを判定する処理を行うこととしてもよいし、払出CPU351がメインRAM303にアクセスすることにより、メインRAM303に格納されている値が正常であるか否かを判定する処理を行うこととしてもよい。これにより、RAM異常確認処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
なお、払出基板350により、メイン制御基板300のバックアップが正常に行われているか否かを確認するバックアップ異常確認処理を行うこととしてもよい。この場合において、メインCPU301は、バックアップに係る値をコマンドとして払出基板350に送信し、払出CPU351は、メイン制御基板300からコマンドを受信したことに基づいて、メイン制御基板300のバックアップが正常に行われているか否かを確認することが好ましい。これにより、バックアップ異常確認処理をメイン制御基板300で行う必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
なお、払出基板350により、メイン制御基板300のソフト乱数を初期化する処理を行うこととしてもよい。この場合において、払出CPU351は、メイン制御基板300に対して、ソフト乱数を初期化する初期化コマンドを送信し、メインCPU301は、払出基板350から初期化コマンドを受信したことに基づいて、メインCPU301のソフト乱数を初期化する処理を行うことが好ましい。これにより、ソフト乱数の初期化時期をメイン制御基板300で判断する必要がなくなるので、メイン制御基板300の負荷を軽減することができる。
このように、本発明によれば、操作に係るスイッチから入力される操作情報を受信する検出中継基板(スイッチ中継基板50)を設けて、当該検出中継基板において、入力したスイッチに対応するコマンドの送信先を判断するように構成した。つまり、検出中継基板において、コマンドの送信先が、メイン制御基板であるのか、払出基板であるのか、両方の基板であるのか、を判断して、判断結果に基づいて、コマンドを出力するように構成した。これにより、メイン制御基板は、スイッチ入力コマンドを受信するだけでよくなり、送信先を判断する処理が不要となることから、遊技の進行を担う制御基板の容量を削減することができる。
なお、本実施形態において、各リールに配された図柄(各リールの図柄位置「00」〜「20」に配された図柄)は、本発明の複数の図柄を構成する。
また、本実施形態において、左リール18、中リール19、右リール20は、本発明の複数のリールを構成する。
また、本実施形態において、メインCPU301は、本発明の当選役を決定する当選役決定手段を構成する。
また、本実施形態において、払出CPU351は、本発明の複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段を構成する。
また、本実施形態において、払出CPU351は、本発明の当選役決定手段により決定された当選役に基づいて、リール回転制御手段により回転されているリールを停止させる停止制御手段を構成する。
また、本実施形態において、BETスイッチ7sw、MAXBETスイッチ8sw、精算スイッチ9sw、スタートスイッチ10sw、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13swは、本発明の操作を検出する操作検出手段を構成する。なお、演出ボタンセンサ709sや十字キー基板710をスイッチ中継基板に接続して、操作検出手段に含めてもよい。
また、本実施形態において、スイッチ中継基板50は、本発明の操作検出手段により操作が検出されたことを示す操作情報が入力される検出中継基板を構成する。
また、本実施形態において、メイン制御基板300は、本発明の検出中継基板と通信可能に接続され、遊技の制御を行うメイン制御基板を構成する。
また、本実施形態において、払出基板350は、本発明の検出中継基板と通信可能に接続され、遊技媒体の払出に係る制御を行う払出基板を構成する。
また、本実施形態において、スイッチ中継CPU51に設けられた第1出力ポートは、本発明のメイン制御基板に操作情報を出力する第1出力手段を構成する。
また、本実施形態において、スイッチ中継CPU51に設けられた第2出力ポートは、本発明の払出基板に操作情報を出力する第2出力手段を構成する。
なお、本実施形態では、回胴式遊技機(スロットマシン)に用いる遊技機について説明をしたが、パチンコ遊技機、雀球遊技機、アレンジボール遊技機に用いてもよい。
1 遊技機
2 キャビネット
3 前面扉
4 蝶番機構
5 鍵穴
6 メダル投入口
7 BETボタン
7sw BETスイッチ
8 MAXBETボタン
8sw MAXBETスイッチ
9 精算ボタン
9sw 精算スイッチ
10 スタートレバー
10sw スタートスイッチ
11 左停止ボタン
11sw 左停止スイッチ
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
13 右停止ボタン
13sw 右停止スイッチ
14 返却ボタン
15 セレクター
15s セレクターセンサ
16s エラー解除センサ
17s ドア開閉センサ
18 左リール
19 中リール
20 右リール
21 演出ボタン
22 十字キー
23 表示窓
24 スタートランプ
25 第1BETランプ
26 第2BETランプ
27 第3BETランプ
28 貯留枚数表示器
29 払出枚数表示器
30 投入可能表示ランプ
31 再遊技表示ランプ
32 Bonus表示部
33 ART表示部
34 停止ボタン操作表示部
34L 左停止ボタン操作表示部
34C 中停止ボタン操作表示部
34R 右停止ボタン操作表示部
35 スタートレバーLED
36 腰部パネル
37 受皿ユニット
38 メダル払出口
39 左上部スピーカ
40 左下部スピーカ
41 右上部スピーカ
42 右下部スピーカ
43 設定表示部
44 設定変更ボタン
44sw 設定変更スイッチ
45 液晶表示装置
46 外部集中端子板
47 設定変更用鍵穴
48sw 設定変更キースイッチ
50 スイッチ中継基板
51 スイッチ中継CPU
52 スイッチ中継ROM
53 スイッチ中継RAM
100 メイン中継基板
101 メイン中継CPU
102 メイン中継ROM
103 メイン中継RAM
150 リール制御基板
151 左ステッピングモータ
152 中ステッピングモータ
153 右ステッピングモータ
154s 左リールセンサ
155s 中リールセンサ
156s 右リールセンサ
200 電源基板
201 電源ボタン
201sw 電源スイッチ
202 ホッパー
202s ホッパーセンサ
203 補助収納庫
203s 補助収納庫センサ
204 排出スリット
205 ホッパーガイド部材
206 ガイド部材
207 払出ガイド部材
250 設定スイッチ基板
300 メイン制御基板
301 メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 メイン乱数発生器
350 払出基板
351 払出CPU
352 払出ROM
353 払出RAM
354 払出乱数発生器
400 サブ制御基板
401 サブCPU
402 サブROM
403 サブRAM
404 サブ乱数発生器
450 バックライト中継基板
451 左バックライト基板
452 中バックライト基板
453 右バックライト基板
461 左バックライト
462 中バックライト
463 右バックライト
500 アンプ基板
550 演出装置ドライブ中継基板
600 演出制御基板
601 演出制御CPU
602 演出制御ROM
603 演出制御RAM
604 CGROM
605 音源IC
606 音源ROM
607 VDP
650 LED制御基板
651 トップLED基板
652 コーナーLED基板
653 サイドLED基板
654 受皿サイドLED基板
655 受皿LED基板
661 トップLED
662 コーナーLED
663 サイドLED
664 受皿サイドLED
665 受皿LED
700 コンパネLED中継基板
701 MAXBETボタンLED基板
702 停止ボタンLED基板
703 演出ボタンLED基板
704 腰部パネルLED基板
705 Bonus表示LED基板
706 ART表示LED基板
707 停止ボタン操作LED基板
708 スタートレバーLED基板
709s 演出ボタンセンサ
710 十字キー基板
721 MAXBETボタンLED
722 停止ボタンLED
722L 左停止ボタンLED
722C 中停止ボタンLED
722R 右停止ボタンLED
723 演出ボタンLED
724 腰部パネルLED

Claims (1)

  1. 複数の図柄が周面に配された複数のリールと、
    当選役を決定する当選役決定手段と、
    前記複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段と、
    前記当選役決定手段により決定された前記当選役に基づいて、前記リール回転制御手段により回転されている前記リールを停止させる停止制御手段と、
    操作を検出する操作検出手段と、
    前記操作検出手段により前記操作が検出されたことを示す操作情報が入力される検出中継基板と、
    前記検出中継基板と通信可能に接続され、遊技の制御を行うメイン制御基板と、
    前記検出中継基板と通信可能に接続され、遊技媒体の払出に係る制御を行う払出基板と、
    を備え、
    前記検出中継基板は、
    前記メイン制御基板に前記操作情報を出力する第1出力手段と、
    前記払出基板に前記操作情報を出力する第2出力手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする遊技機。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043176A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Heiwa Corp 一方向通信方法、シリアル通信装置及び遊技機
JP2006346294A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Sankyo Kk 遊技球を用いたスロットマシン
JP2009273896A (ja) * 2003-10-20 2009-11-26 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

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