JP2016119965A - ショーケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ショーケース本体5の前面が開口する陳列室8内に商品陳列用の棚板12及びデッキパン13を備えたショーケース1において、前記陳列室8の前記開口を前後に開閉する扉31と、前記扉31を開閉自在に支持するヒンジ機構32と、前記扉31と前記開口を形成している前記ショーケース本体5とを連結するステー70とを備え、前記ステー70は、前記扉31に開放方向に所定の圧力が加わった場合に前記扉31と前記ショーケース本体5との連結を解除する連結解除部85を備えた。
【選択図】図5
Description
しかしながら、このように扉が所定角度に一時固定されたままの状態で、不意に扉に所定角度以上に開こうとする力が加わるなどした場合、扉やステーに負担をかけ扉装置の耐久性を損なうおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ショーケース内の商品の出し入れをスムーズに行うことのできる、前後に開閉自在の扉を備えるショーケースを提供することを目的とする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るショーケース1の縦断面図である。
ショーケース1は、所謂縦型のオープンショーケースに、前後に開閉自在に開閉する扉装置30を取り付けたものであり、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗内に据え付けられる。
ここで、外層吐出口25から吐き出された外気は扉31の外面に吹き付けられるので、結露水の発生は抑制される。もっとも、湿度の高い季節や場所等の環境的に厳しい条件で結露水が生じた場合には、上述したドレン案内部27Aにより処理される。
図2は、ショーケース1の正面図である。
本実施の形態では、前後に開閉自在に構成されている扉装置30がショーケース1の開口14に左右に二組取り付けられている。
扉装置30は、ショーケース本体5の開口14に取付けられる枠状のフレーム20と、ガラス板で構成されフレーム20の内側に配置される一対の扉31、31と、これらの扉31、31を回動自在に支持するヒンジ機構32と、フレーム20とヒンジ機構32とをつなぐステー70とから構成されている。
ここでは、扉31の上側のヒンジ機構32について説明するが、ヒンジ機構は、扉31の下側にも設けられており、上下のヒンジ機構により、扉31は前後に開閉される。なお、上下のヒンジ機構は上下対称に構成されているため、ここでは、上側のヒンジ機構32について説明する。
ヒンジ機構32は、ヒンジ部材111と、軸受部材38とから構成されている。
ヒンジ部材111は、扉31を保持する扉保持部材100と、この扉保持部材100から略垂直に立ち上がる回動軸36とを備えている。
ヒンジ部材の回動軸36は、フレーム20の支持孔20Aに軸受部材38を取り付けた場合に、回動軸36の上端部が支持孔20Aの上部まで達する高さに形成されている。この回動軸36の上端部の周面には、周方向に延在する切り込み33が設けられ、この切り込み33にはCリング39が係合されている。このCリング39の外径39Aは、軸受部37の外径37Aよりも小さく形成されている。
ここで、Cリング39の外径39Aが、軸受部37の外径37Aよりも小さく形成されているのは、まずCリング39を回動軸36の上端部に固定した状態で、回動軸36をフレーム20の上枠の支持孔20Aに挿入するためである。
なお、本実施の形態では、回動軸36の上端部にCリングを用いたが、Eリングを用いてもよいし、回動軸36の上端部にねじを切ってねじを用いてもよい。
扉31の非支持側には、取っ手49が取り付けられている。
なお、本実施の形態では、扉31に透明なガラス板を用いたが、必ずしも透明なガラス板に限られるものではなく、例えばアクリル板など、他の素材を用いることも可能である。
そのため、扉31を冷気吐出口17及び冷気吸込口18より前側であって、外層吐出口25より後側に配置しているので、冷気吐出口17と冷気吸込口18によって形成されている冷気エアーカーテンによって陳列室8内を支障なく冷却することができると共に、外層吐出口25から吐出される保護用のエアーカーテンの空気が陳列室8内に侵入する不都合を防止できる。また、保護用のエアーカーテンは扉31の外面に吹き付けられることになるので、扉31外面への結露水の発生も抑制することができる。
フレーム20には、下フレーム20Bが設けられている。この下フレーム20Bは、基部20B−1と、基部20B−1から立ち上がる立ち上がり部20B−2とから構成されている。立ち上がり部20B−2と扉保持部材100との間には、パッキン115が設けられている。
また、下フレーム20Bの後端下部であり、基部20B−1と立ち上がり部20B−2との間には、扉装置30から下フレーム20Bに流れる結露水を庫内側に導くための排水路である結露水排水口200が形成されている。この結露水排水口200は、図2に示すように、ショーケース1の正面視では、下フレーム20Bのうち、各扉31の中央部の下方に1ヶ所ずつ形成されている。
なお、結露水排水口200は、各扉31ごとに複数形成されてもよいし、各扉装置30ごとに1ヶ所形成されてもよい。結露水排水口200を形成する箇所および個数は、適宜に変更が可能である。
また、結露水排水口200は、下フレーム20Bの前端部から後方にかけて下り傾斜する傾斜部を形成してもよい。係る傾斜部を形成することで結露水が結露水排水口200に流れ込むことを促すことができる。
また、本実施の形態では、結露水排水口200を下フレーム20Bの後端下部であり、基部20B−1と立ち上がり部20B−2との間に形成したが、基部20B−1を貫通する貫通穴を結露水排水口として形成するなど、結露水排水口を他の形態とすることも可能である。
ステー70は、フレーム20の上枠の下面と扉31の上縁に固定される扉保持部材100とを連結する部材である。扉保持部材100のうちステー70と連結する側には、ステー70と連結するステー連結部材88が回動自在に取り付けられている。ステー70は、扉保持部材100のステー連結部材88に連結されている。
なお、本実施の形態では、扉31の上部にステーを設けたが、扉31の下部にステーを設けることも可能であるし、扉31の上部、下部の双方にステーを設けることも可能である。
また、ステー可動部材72の摺動溝の長手方向の延長上には、ストッパ部79が係合する大きさを備えた75度保持部(ストッパ保持部)82と90度保持部(ストッパ保持部)83とが設けられている。75度保持部82と90度保持部83とは、ストッパ保持部を形成している。また、ストッパ機構(ストッパ)78と、ストッパ保持部とは、固定機構98を形成している。
90度保持部83よりも奥側には、摺動溝81のような溝や、90度保持部83のような保持部は設けられていない。ステー可動部材72が90度保持部83よりも奥側に延びないように、ストッパ部79が摺動しない構成とされている。
なお、本実施の形態では、ストッパ保持部として、75度保持部と90度保持部との2箇所を設けたが、ストッパ保持部に設けられる保持部の数は必ずしも2箇所に限られるものではないし、保持部を設ける位置も適宜に設定が可能である。
連結解除部85の先端部には、平面形状U字状の凹部86が形成されており、この凹部86により、連結解除部85の先端部は、二股に分かれるように形成されている。連結解除部85の凹部86の先端部両側には、凹部86の内側に突出するツメ87がそれぞれ形成されている。
取付用孔97の両側には、ステー可動部材72の長手方向に沿ってステー連結部材88の先端部分まで延在する保持壁96が形成されている。ステー連結部材88の基端側には、ステー可動部材72の連結解除部85が挿入される挿入口91が設けられ、ステー連結部材88の先端部は、連結解除部85の凹部の先端部が露出する開口とされている。
そして、ステー可動部材72の連結解除部85をステー連結部材88の挿入口91から挿入し、凹部86の底部を取付用孔97の周面に当接させた状態で、連結解除部85のツメ87が保持壁96の先端部より突出し、連結解除部85のツメ87が保持壁96の先端部に係止されることになり、これにより、連結解除部85がステー連結部材88に対して一定の力で保持されるように構成されている。
なお、本実施の形態では、ステー連結部材88を弾性材料で構成したが、これとは逆に、例えば、連結解除部85を弾性力のある素材で構成し、ステー連結部材88を弾性力のない素材で構成することも可能である。
本実施形態においては、図2に示す扉装置30の右側の扉31を手前に開ける場合を例として説明する。
まず、扉が閉じた状態では、図5に示すように、ステー可動部材は、ステー枠の内部に収納された状態であり、ストッパは、摺動溝の連結解除部85寄りに位置している。
そして、扉31が手前に開けられると、図6に示すように、扉31が開くと共にステー70がフレーム連結部73を基点に前方に回動する。扉31が開放する方向に回動する際、ステー可動部材72は、ステー枠71の内側から外側へと延出されていき、ストッパ部79は、摺動溝81に沿って摺動する。
そして、扉31を75度の角度となるまで手前に開けたとき、ステー可動部材72は、75度保持部82がストッパ部79に対応する位置まで移動し、ストッパ部79は、ばね80の付勢力により75度保持部82に係合される。このように75度保持部82にストッパ部79が係合すると、扉31は、75度の角度で開いたまま、一時的に固定される。
そして、扉31を90度の角度となるまで手前に開けたとき、ステー可動部材72は、90度保持部83がストッパ部79に対応する位置まで移動し、ストッパ部79は、ばね80の付勢力により90度保持部83に係合される。このとき、扉31は、90度の角度で開いたまま、一時固定される。
通常、扉31を90度の角度まで開けた後は、扉31は閉められることが想定されている。そのため、扉31を90度以上開く方向に開けた場合、図5(C)、(D)に示す90度保持部83よりもフレーム連結部73の側には、摺動溝81のような溝や、90度保持部83のようなストッパ保持部は設けられておらず、90度保持部83よりもフレーム連結部73の側にストッパ部79は移動しない。
扉31を90度以上開く方向に所定の圧力が加わった場合には、保持壁96の先端部に係止された連結解除部85のツメ87の係止が解除され、ステー可動部材72とステー連結部材88との連結が解除される。
なお、所定の圧力がかかった場合にこれらの連結が解除されるが、この所定の圧力をいかに設定するかは、扉31の種類や厚さによる個々の耐久強度に応じて、個々に判断することができる。
すなわち、本実施の形態では、扉31を90度以上の角度の方向に所定の圧力をかけて開けた場合には、連結解除部85とステー連結部材88との連結が解除される。
そのため、扉31を開く方向に所定の圧力が加わった場合にまで扉31が固定され続けることはなく、扉に触れることを気にせずにショーケース内の商品の入れ替えをスムーズに行うことができる。また、連結解除部85とステー連結部材88との連結が解除されるため、必要以上に扉31に負担をかけることがない。ひいては、扉装置30の耐久性を向上できる。
そのため、扉31が前方に75度開かれた状態、もしくは扉31が前方に90度開かれた状態で、扉31を一時固定することができる。
扉31が75度に開かれた状態で一時固定されるため、ショーケース1を横並びに複数台設置し、隣接するショーケース1でともに扉31が開かれた場合にも、取っ手49どうしが接触しない。
また、扉31が90度に開かれた状態で固定されるため、扉31が、ショーケース1の幅方向を超えて必要以上に開かず、ショーケース1の幅方向以上の広いスペースがない場所にも、ショーケース1を置くことができるコンパクトなショーケース1を提供できる。さらに、扉31が90に開かれた状態で一時固定することができるので、陳列室8内の棚板12を引き出しやすい。
なお、本実施の形態では扉31を一時固定する角度として75度と90度とで2箇所設けたが、2箇所以上の固定位置を設けてもよいし、角度を調整して75度、90度以外の角度に扉31を一時固定できるようにすることもできる。
そのため、扉31の開閉を円滑に行えるとともに、扉31を閉じた状態ではステー70をコンパクトに収納できる。
そのため、ステー70の長さを最大限利用して扉31の開閉を行うことができ、ステー枠71にステー可動部材72が収納された状態でのステー70を小型化できる。また、摺動自在のステー70を用いた場合にも、連結解除部85の先端部のみで連結解除部85とステー連結部材88とを連結できる。
そのため、扉31を一時固定することのできる開き角度を複数設けることができる。ショーケース1の使用の便宜に資する。
そのため、連結解除部85とステー連結部材88とは、連結解除部85の弾性力により、連結時には連結し、所定以上の力が加わった場合には、この連結を解除できる。この弾性力を調整することで、どのくらいの力が加わった場合に、連結解除部85とステー連結部材88との連結を解除するのかを調整することができる。
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態では、第1実施形態の図5(C)に示した固定機構98を、ステー枠171の側方に設けるようにしたものである。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態によれば、ステー枠171の一側面であってステー可動部材172が挿入される入口寄りに、ステー枠171の側方からステー枠171の内側にかけて突出するストッパ178を設けるようにしたものである。
ステー枠171の一側面には、ストッパ用開口175が形成されている。
ストッパ178は、ステー枠171の側面に固定される板状の基部180と、この基部からストッパ用開口175を介してステー枠171の内部に突出する半円形状のストッパ部179とを備えている。基部180は、ばね性を有しており、ストッパ部179をステー枠171の内側方向に向けて付勢するように構成されている。
また、ステー可動部材172の摺動溝181の長手方向の延長上には、ストッパ部179が係合する大きさを備えた75度保持部(ストッパ保持部)182と90度保持部(ストッパ保持部)183とが設けられている。75度保持部182と90度保持部183とは、ストッパ保持部195を形成している。また、ストッパ178と、ストッパ保持部195とは、固定機構198を形成している。
まず、扉31が閉じた状態では、図7に示すように、ステー可動部材172は、ステー枠171の内部に収納された状態であり、ストッパ178は、摺動溝181の連結解除部85寄りに位置している。
そして、扉31が手前に開けられると、扉31が開くと共にステー170がフレーム連結部73を基点に前方に回動する。扉31が開放する方向に回動する際、ステー可動部材172は、ステー枠171の内側から外側へと延出されていき、ストッパ178のストッパ部179は、摺動溝181に沿って摺動する。
そして、扉31を75度の角度となるまで手前に開けたとき、ステー可動部材172は、75度保持部182がストッパ部179に対応する位置まで移動し、ストッパ178は、基部180の付勢力により75度保持部182に係合される。このように75度保持部182にストッパ部が係合すると、扉31は、75度の角度で開いたまま、一時的に固定される。
そして、扉31を90度の角度となるまで手前に開けたとき、ステー可動部材172は、90度保持部183がストッパ部179に対応する位置まで移動し、ストッパ部179は、基部180の付勢力により90度保持部183に係合される。このとき、扉31は、90度の角度で開いたまま、一時固定される。
さらに扉31を90度以上の角度の方向に所定の圧力をかけて開けた場合には、ステー可動部材172の連結解除部85のツメ87がステー連結部材88の保持壁96から外れ、ステー可動部材172とステー連結部材88との連結が解除される。
ステー可動部材172に75度保持部182を設けて、扉31が75度に開かれた状態で固定されるため、ショーケース1を横並びに複数台設置し、隣接するショーケース1でともに扉31が開かれた場合にも、扉31どうしが接触しない状態で一時固定できる。
また、ステー可動部材172に90度保持部183を設けて、扉31が90度に開かれた状態で固定されるため、扉31が、ショーケース1の幅方向を超えて必要以上に開かず、ショーケース1の幅方向以上の広いスペースがない場所にも、ショーケース1を置くことができるコンパクトなショーケース1を提供できる。また、扉31が90に開かれた状態で一時固定することができるので、陳列室8内の棚板12を引き出しやすい。
なお、本実施の形態では扉31を一時固定する角度として75度と90度とで2箇所設けたが、2箇所以上の固定位置を設けてもよいし、角度を調整して75度、90度以外の角度に扉31を一時固定できるようにすることもできる。
つぎに、本発明の第3実施形態について説明する。
本第3実施形態では、第1実施形態と比較し、枠状のフレーム20を設けない点で相違している。なお、第3実施形態において、第1、第2実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
ショーケース1の陳列室8内の構造、ならびに、冷却器21を含む冷却機造については第1、第2実施形態と同様であるので、以下に扉装置130について説明する。
第3実施形態では、前後に開閉自在に構成されている扉装置130がショーケース150の開口14に左右に二組取り付けられている。
この場合、開口14の上縁に位置するキャノピー22の左右端には取付部材33Aが前方に突出して取り付けられ、左右方向の中央部にも中央の取付部材33Aが前方に突出して取り付けられている。また、各取付部材33Aの下方に対応する位置の開口14の下縁には、キャノピー22の左右端と中央部に取付部材33Bが取り付けられ、それぞれ前方に突出している。そして、左右の扉装置130は中央の取付部材33A、33Bの左右に並設されるかたちとされている。なお、この場合も棚板12やデッキパン13は各扉装置130の後方にそれぞれ対応して設けられている。
なお、ヒンジ機構32Aは、回動軸36Aの軸線から外れた位置に溝110が形成されているが、例えば、第1実施形態のヒンジ機構32のように、回動軸36Aの軸線上の位置に溝110が形成されたヒンジ装置を用いることもできる。
なお、本実施の形態では、扉31の上部にステーを設けたが、扉31の下部にステーを設けることも可能であるし、扉31の上部、下部の双方にステーを設けることも可能である。
また、本実施の形態では、ステー連結金具120をキャノピー22の下面22Aに設けたが、必ずしもこの構成に限らず、例えば、キャノピー22と上パネル24が一体してショーケース本体の上枠を形成している場合には、このショーケース本体の上枠にステー連結金具120を設けるなど、他の箇所にステー連結金具120を設けることもできる。
そのため、例えば、既存のショーケースであっても、開口部に取付部材33A,33Bとステー連結金具120を設けることで、ショーケース本体5の開口部に後付けで容易に扉を設けることができる。
そのため、製造工程において部品点数を減らせるとともに、製造コストを軽減できる。
5 ショーケース本体
8 陳列室
12 棚
13 デッキパン
14 開口
20 フレーム
22 キャノピー
30、130 扉装置
31 扉
32 ヒンジ機構
33A、33B 取付部材
36、36A 回動軸
37 軸受部
38 軸受部材
39 Cリング
70、170 ステー
71、171 ステー枠
72、172 ステー可動部材
73 フレーム連結部
78、178 ストッパ機構
79、179 ストッパ部
80 ばね
81、181 摺動溝
82、182 75度保持部
83、183 90度保持部
85 連結解除部
87 ツメ
88 ステー連結部
91 嵌合口
96 保持
98、198 固定機構
100、101、102 扉保持部材
110 溝
Claims (6)
- ショーケース本体の前面が開口する陳列室内に商品陳列用の棚板及びデッキパンを備えたショーケースにおいて、
前記陳列室の前記開口を前後に開閉する扉と、
前記扉を開閉自在に支持するヒンジ機構と、
前記扉と前記開口を形成している前記ショーケース本体とを連結するステーとを備え、
前記ステーは、前記扉に開放方向に所定の圧力が加わった場合に前記扉と前記ショーケース本体との連結を解除する連結解除部材を備える
ことを特徴とするショーケース。 - 前記ステーは、前記扉が開放方向に所定角度開かれた状態で前記扉を固定する固定機構を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。 - 前記ステーは、ステー枠と、前記ステー枠に対して摺動自在に嵌合するステー可動部材とを備え、
前記固定機構は、前記ステー枠に設けられるストッパと、前記ステー可動部材に設けられるストッパ保持部とからなる
ことを特徴とする請求項2に記載のショーケース。 - 前記連結解除部材は、ツメ部を備えて前記ステー可動部材の先端部に設けられ、前記扉と着脱可能に形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載のショーケース。 - 前記ストッパ保持部は、扉の開き角度に応じて複数設けられている
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のショーケース。 - 前記連結解除部材は、弾性材料で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載のショーケース。
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