JP2016119122A - 光電式分離型感知器および光電式分離型感知器の光軸調整方法 - Google Patents
光電式分離型感知器および光電式分離型感知器の光軸調整方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
従来の光電式分離型感知器では、精度の高い光軸調整を行う際には、テスタ等の計器を使用して受光部での受光出力が最大出力となる光軸方向を探すことが一般的であった。すなわち、テスタを用いずに光軸調整を行う場合には、粗い調整はできるとしても、最大出力となる光軸方向を探すことができなかった。
図1は、本発明の実施の形態1における光電式分離型感知器を示す構成図である。光電式分離型感知器は、送光部10と受光部20とによって構成されている。ここで、送光部10と受光部20との間の距離(監視距離)は、例えば、5m〜100m程度である。送光部10から投光された光線(光信号)を受光部20で受光し、その受光量の変化から煙発生の有無を検出している。また、煙を検出したい領域が広域にわたる場合には、このような送光部10と受光部20とのペアを、間隔を開けて複数設置することがある。
(手順1)送光部10または受光部20に設けられた図示しない視準孔を用いて、送光部10および受光部20の粗調整を実施。
(手順2)送光部10側で、投光した光信号に対応する受光部20側による受光出力をフィードバックとして読み取り、テスタにより測定。
(手順4)光軸調整が完了した状態で、最終的に、送光部10から投光する光信号の大きさを規定する発光量、および受光部20の受光出力の大きさを規定する増幅率を設定し、一連の設置作業を完了する。
(1)光軸調整時に用いる表示灯群14として、通常運転時に使用する緑色に発光するLED(以下、緑LEDと言う)および赤色に発光するLED(以下、赤LEDと言う)を流用する。
(2)光軸調整時に用いるスイッチ群15として、「調整ボタン」を有している。
(3)送光部コントローラ12に制御される発光量設定部16によって、発光量は、例えば、0〜9の10段階で、自動で設定され、0段階目が最も小さい発光量に相当し、9段階目が最も大きい発光量に相当する。
(1)光軸調整時に用いるスイッチ群25として、「距離設定ボタン」を有している。
(2)増幅率としては、遠中近の3段階を有し、「遠」設定時が最も高い増幅率に相当し、「近」設定時が最も低い増幅率に相当する。
(ケース1)受光出力が低下した場合の処理
(ケース2)受光出力が飽和した場合の処理
(ケース3)受光出力が基準値の範囲内の場合の処理
(ケース4)受光出力が上昇した場合の処理
送光部コントローラ12は、受光出力をサンプリングし、受光出力が基準範囲以下となったことを検知した場合(ケース1−1)には、ステップS373において、例えば、1秒間隔で赤LEDを2回点滅させることで、調整員へのアナウンスを行う。
送光部コントローラ12は、受光出力をサンプリングし、受光出力が所定の飽和電圧値(例えば、3.5V)に達したと判断した場合には、ステップS374において、例えば、0.5秒間隔で赤LEDおよび緑LEDを2回同時点滅させることで、調整員へのアナウンスを行う。
送光部コントローラ12は、受光出力をサンプリングし、受光出力が基準範囲内に収まっていると判断した場合には、ステップS375において、緑LEDを1回点滅させることで、調整員へのアナウンスを行う。
送光部コントローラ12は、受光出力をサンプリングし、受光出力が基準範囲を上回ったことを検知した場合には、ステップS376において、1秒周期で緑LEDを2回点滅させることで、調整員へのアナウンスを行う。
先の実施の形態1では、赤LEDの点滅状態を回避し、緑LEDの点滅状態となる方向に光軸調整を行う(すなわち、光軸が合う方向に追い込んでいくように光軸調整を行う)ことで、ピーク検出を行う場合について説明した。そこで、本実施の形態2では、このようなピーク検出の他の具体的な手順について説明する。
(手順2)調整員は、「調整ボタン」を押す。これにより、送光部コントローラ12は、光軸調整モードに切り換え、第1パターンP1の点灯を行う(図3におけるステップS320に相当)。
(手順4)調整員は、赤LEDのみが点滅する第5パターンP5の方向(すなわち、受光出力が図6における調整基準値(2V)を下回る方向)に、光軸調整を実施する。なお、調整基準値は、受光出力Vmaxより低い受光出力であり、かつ調整基準値が受光出力となる2点間の光学台の向きが、大きな角度となりすぎない程度に高めの受光出力にする必要があり、例えば2Vに設定されている。
(手順8)調整員は、第4パターンP4の状態で、「調整ボタン」を押すことで、調整モードを完了させる。
本実施の形態3では、受光部20の増幅率を変化させて、受光出力のピークを検出する処理方法について説明する。なお、LEDの発光パターンは、先の実施の形態2で説明したものと同一とする。
(手順2)調整員は、「調整ボタン」を押す。これにより、送光部コントローラ12は、光軸調整モードに切り換え、第1パターンの点灯P1を行う(図3におけるステップS320に相当)。
(手順4)調整員は、緑LEDと赤LEDが両方同時点滅する第4パターンP4の方向(すなわち、受光出力が飽和する方向)に、光軸調整を実施する。
(手順7)調整員は、第4パターンP4の状態で、「調整ボタン」を押すことで、調整モードを完了させる。
Claims (6)
- 光軸調整機構部に配設されている発光素子と、
前記発光素子とは分離して配置され、前記光軸調整機構部により光軸調整された前記発光素子から投光された光線を受光する受光素子と、
前記受光素子による受光量の変化によって煙発生の有無を監視するコントローラと、
を備えた光電式分離型感知器であって、
前記コントローラは、調整員による光軸調整機構部の操作に基づいて前記発光素子から投光される光線の軸調整を行う光軸調整モードにおいて、自動で発光量を最大に設定して投光し、受光量が第1の閾値以上であるか否かを確認し、次に、自動で発光量を最小に設定して投光し、受光量が前記第1の閾値以下である第2の閾値以下であるか否かを確認する
ことを特徴とする光電式分離型感知器。 - 請求項1に記載の光電式分離型感知器において、
前記コントローラは、調整員による前記光軸調整機構部の操作が行われる前に、前記発光素子からの発光量を変化させ、変化させた前記発光量に対応する前記受光素子による受光量が第3の閾値以上となる最小の発光量を、光軸調整を開始するために適した所定の初期受光量として自動で初期設定する
ことを特徴とする光電式分離型感知器。 - 請求項1または2に記載の光電式分離型感知器において、
前記コントローラによる制御状態を表示可能な表示灯群を備え、
前記光軸調整機構部の操作に応じて変化する前記受光素子による受光量をサンプリングし、サンプリング結果から、前記受光量が所定範囲内に収まっている場合、前記受光量が所定範囲から上昇した場合、前記受光量が所定範囲から低下した場合を、それぞれ区別可能な異なる点灯/点滅パターンにより前記表示灯群を介して識別表示することを特徴とする光電式分離型感知器。 - 請求項3に記載の光電式分離型感知器において、
前記発光素子を有する送光部に、前記コントローラおよび前記表示灯群が設けられることを特徴とする光電式分離型感知器。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の光電式分離型感知器において、
光軸調整完了を知らせるための完了ボタンをさらに備え、
前記コントローラは、調整員により前記完了ボタンが押された場合には、前記光軸調整機構部の操作により光軸調整が完了したと判断し、前記発光素子からの発光量を変化させ、変化させた前記発光量に対応する前記受光素子による受光量が監視出力値以上となる発光量を自動で決定し、該発光量は、最小ではなく、受光出力が飽和しない範囲内に設定される
ことを特徴とする光電式分離型感知器。 - 光軸調整機構部に配設されている発光素子と、
前記発光素子とは分離して配置され、前記光軸調整機構部により光軸調整された前記発光素子から投光された光線を受光する受光素子と、
前記受光素子による受光量の変化によって煙発生の有無を監視するコントローラと、
を備えた光電式分離型感知器の光軸調整方法であって、
調整員による光軸調整機構部の操作に基づいて前記発光素子から投光される光線の軸調整を行う光軸調整モードにおいて、コントローラにより実行されるステップとして、
自動で発光量を最大に設定して投光し、受光量が第1の閾値以上であるか否かを確認するステップと、
自動で発光量を最小に設定して投光し、受光量が前記第1の閾値以下である第2の閾値以下であるか否かを確認するステップと、
前記発光素子からの発光量を変化させ、変化させた前記発光量に対応する前記受光素子による受光量が第3の閾値以上となる最小の発光量を、光軸調整を開始するために適した所定の初期受光量として自動で初期設定するステップと
を備えることを特徴とする光電式分離型感知器の光軸調整方法。
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