JP2016117613A - ブッシング装置の製造方法 - Google Patents

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和征 中川
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【課題】ブッシング本体と充填材との間に空気が介在することを抑制することができるブッシング装置の製造方法を提供する。【解決手段】ガラス繊維を成形するための成形ノズル23を有するブッシング本体11と該ブッシング本体11の外周を囲うフレーム12との間にモルタル13(耐火性充填材)を充填する充填工程を含むブッシング装置の製造方法であって、モルタル13の充填途中、又はモルタル13が充填された後のブッシング本体11とフレーム12の構成体に対し加振部としての作業台33によって振動を与える。【選択図】図4

Description

本発明は、ガラス繊維の製造に用いられるブッシング装置の製造方法に関するものである。
従来、ガラス繊維の製造に用いられるブッシング装置は、ガラス繊維を成形するための多数の成形ノズルを有する例えば白金製(又は白金合金製)のブッシング本体を有している(例えば特許文献1参照)。そのブッシング本体の外周は、設置箇所への取付用のフレームで囲われており、ブッシング本体の外側面とフレームの内周面との間には、ブッシング本体を保温する役割等をなす耐火性の充填材が充填されるようになっている。
国際公開第2008/023627号
しかしながら、上記ブッシング装置では、充填材の充填時においてブッシング本体の外側面と充填材との間に空気が介在してしまうことがあり、その場合、空気が入った部分(空隙)に沿ってブッシング本体が変形し、その変形によって肉厚が薄くなった箇所に穴が空いてしまうおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ブッシング本体と充填材との間に空気が介在することを抑制することができるブッシング装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するブッシング装置の製造方法は、ガラス繊維を成形するための成形ノズルを有するブッシング本体と該ブッシング本体の外周を囲うフレームとの間に耐火性を有する充填材を充填する充填工程を含むブッシング装置の製造方法であって、前記充填材の充填途中、又は前記充填材が充填された後の前記ブッシング本体と前記フレームの構成体に対し加振部にて振動を与える。
この方法によれば、充填材の充填途中、又は前記充填材が充填された後のブッシング本体とフレームの構成体に振動を与える。これにより、充填材の充填時においてブッシング本体と充填材との間に空気が入ってしまっても、振動によって充填材が流動して空隙を埋め、また、空気(気泡)が移動して外部へ放出されるため、ブッシング本体と充填材との間に空気が介在することを抑制することができる。
上記ブッシング装置の製造方法において、前記加振部は、前記構成体に対して鉛直方向に沿った振動を与えることが好ましい。
この方法によれば、ブッシング本体と充填材との間に介在された空気を効果的に上方に移動させることができ、それらの間に空気が介在することをより好適に抑制することができる。また、加振部が構成体に与える振動は水平方向成分の振動を含まないため、ブッシング本体とフレームとを水平方向に固定する構成を特段設けずとも、ブッシング本体とフレームとの間の水平方向の位置ずれが発生しにくくなり、製造装置の簡素化に寄与できる。
上記ブッシング装置の製造方法において、前記加振部は、振動発生手段を備えた作業台であり、前記振動発生手段で生じさせた振動を前記作業台に載置された前記構成体に与えることが好ましい。
この方法によれば、ブッシング本体とフレームとからなる構成体が載置される作業台を加振部とするため、該構成体に対して好適に振動を与えることができる。
上記ブッシング装置の製造方法において、前記振動発生手段は、水平方向に並ぶ一対の偏心モータであり、該一対の偏心モータを互いに反対方向に同期回転させることで鉛直方向に沿った振動を生じさせることが好ましい。
この方法によれば、水平方向に並ぶ一対の偏心モータを備えた作業台によって、ブッシング本体とフレームとからなる構成体に鉛直方向に沿った振動を与えることができる。
上記ブッシング装置の製造方法において、前記フレームは矩形環状であることが好ましい。
この方法によれば、フレーム内側の隅部等において空気が入りやすく充填材が充填されにくい場合においても、上記の振動による空気除去効果によって充填材を密に充填することができる。
上記ブッシング装置の製造方法において、前記充填工程において、作業台上の前記ブッシング本体及び前記フレームを前記作業台に対し固定部材にて少なくとも鉛直方向に固定することが好ましい。
この方法によれば、加振部から振動が付与されたときのブッシング本体とフレームとの間の位置ずれの発生を抑制することができる。
本発明のブッシング装置の製造方法によれば、ブッシング本体と充填材との間に空気が介在することを抑制することができる。
ブッシング製造装置の模式図である。 ブッシング本体及びフレームの模式斜視図である。 実施形態のブッシング製造装置の製造方法を説明するための模式斜視図である。 (a)(b)同形態のブッシング製造装置の製造方法を説明するための模式図である。
以下、ブッシング装置の製造方法の一実施形態と、その製造方法にて製造されるブッシング装置について説明する。
図1に示すように、ブッシング装置10は、ガラス繊維Gの紡糸に用いられるものであり、白金又は白金合金製のブッシング本体11と、該ブッシング本体11の外周を囲うように設けられたフレーム12と、ブッシング本体11とフレーム12との間に充填された耐火性を有するモルタル13(充填材)とを備えている。
ブッシング本体11には、図示しない溶融窯にて溶融された溶融ガラスが流し込まれる流入口21と、該流入口21とは反対側の端面(底部22)に形成された多数の成形ノズル23とが形成されている。流入口21からブッシング本体11の内部に流入した溶融ガラスは、各成形ノズル23を通過することでガラス繊維Gに成形されて鉛直方向下方に引き出される。
図2は、ブッシング本体11を成形ノズル23側(底部22側)から見た模式斜視図である。図1及び図2に示すように、ブッシング本体11は、流入口21部分で開口する平面視で矩形の箱状に形成され、該流入口21には平板状のフランジ部24が形成されている。使用状態(図1参照)では、ブッシング装置10は、ブッシング本体11の流入口21が鉛直方向上方を向くように設置されるとともに、該ブッシング本体11のフランジ部24が水平となるように設置される。また、ブッシング本体11におけるフランジ部24と底部22との間の四方の各側壁部25は、フランジ部24及び底部22に対して垂直をなすように形成されている。
フレーム12は、ブッシング本体11の形状に対応する矩形環状に形成され、ブッシング本体11の外周を囲って各側壁部25と対向するように配置されている。また、フレーム12は、フランジ部24の表面24aと当接している。これにより、各側壁部25の外側面とフレーム12の内側面とフランジ部24の表面24aとからモルタル13が充填される充填空間が形成される。
ブッシング本体11の長手方向両側の一対の側壁部25(ブッシング本体11の短手方向に沿った一対の側壁部25)にはそれぞれ、抵抗加熱用のターミナル26が設けられている。各ターミナル26は、その一部(例えば先端部)が前記充填空間に充填されたモルタル13の上面から露出しており、該露出箇所から各ターミナル26に給電可能に構成されている。なお、ガラス繊維Gの成形時において、ターミナル26を介してブッシング本体11に電気が供給され、それにより、ブッシング本体11が抵抗加熱(ジュール熱)により加熱されるようになっている。この加熱により、ブッシング本体11内の溶融ガラスの温度が高温状態(例えば、1200℃以上の温度)に維持される。また、ブッシング本体11の各側壁部25の周囲を囲うモルタル13によってブッシング本体11の保温がなされる。また、モルタル13は、高電圧が印加されるブッシング本体11の電気的絶縁を図る役割も果たしている。
次に、上記のブッシング装置10の製造方法についてその作用とともに説明する。
まず、ブッシング装置10の製造に用いる振動装置30について説明する。図3及び図4(a)に示すように、振動装置30は、ベース部31と、ベース部31の四隅にそれぞれ設けられた圧縮コイルばね32と、各圧縮コイルばね32に支持された作業台33と、作業台33の裏面側に設けられた振動発生手段としての一対の偏心モータ34とを備えている。作業台33は表面側の載置面33aが水平平面となるように構成されている。
各偏心モータ34は、互いに同一構成のモータであり、回転軸に対して偏心する偏心錘34aを有している。そして、各偏心モータ34は、互いに反対方向かつ同一速度で回転するように駆動されるとともに、偏心錘34aの位置が同期する、つまり、各偏心錘34aが同時に最上部(又は最下部)に達するように回転駆動される。これにより、各偏心モータ34の回転駆動によって生じる振動は、水平方向成分の振動が互いに打ち消されて上下方向(鉛直方向)に沿った振動のみとなる。なお、各偏心モータ34によって生じる振動の振動強度は、1〜5であることが好ましく、その中でも2〜4であることが更に好ましい。
次に、上記振動装置30を用いたモルタル13の充填について説明する。
振動装置30の作業台33上にブッシング本体11とフレーム12を配置する配置工程を行う。この工程では、まず、上記振動装置30の作業台33の載置面33aにブッシング本体11を流入口21(フランジ部24)を下側にして載置する。このとき、ブッシング本体11は、フランジ部24が作業台33の載置面33aと当接し、成形ノズル23が形成された底部22が上側を向くように載置される。
その後、ブッシング本体11の側壁部25の外周側を囲うようにフレーム12を作業台33に配置する。このとき、フレーム12は、ブッシング本体11のフランジ部24上に載置される。また、フレーム12は、ブッシング本体11の四方の各側壁部25に対して所定の間隔が空くように配置される。これにより、各側壁部25の外側面とフレーム12の内側面とフランジ部24の表面24aとからモルタル13を充填するための充填空間が形成される。
フレーム12を配置した後、作業台33に設けられた固定部材としての複数のクランプ35にてフレーム12を鉛直方向下方に押さえる。これにより、フレーム12及びブッシング本体11のフランジ部24がクランプ35と載置面33aとによって上下方向に挟持されて固定される。
次に、作業台33上のブッシング本体11とフレーム12との間の前記充填空間にモルタル13を充填する充填工程を行う。ここでは、まず、上方からブッシング本体11とフレーム12との間の前記充填空間にモルタル13を詰めていく。そして、ある程度の量のモルタル13を詰め終えたら、振動装置30の一対の偏心モータ34を回転駆動させて、作業台33を上下方向に振動させる。
すると、作業台33の振動を受けて、該作業台33上のブッシング本体11、フレーム12及びモルタル13も上下方向に振動する。このとき、図4(b)に示すように、その上下振動によってブッシング本体11の各側壁部25の外側面とモルタル13との間に介在する空気Aが上へと移動し、モルタル13の上面から外部に抜ける。また、モルタル13中の空気(気泡)及びモルタル13とフレーム12の内側面との間の空気も同様に上下振動によって上へと移動し、モルタル13の上面から外部に抜ける。
なお、各偏心モータ34によって生じる振動が上下方向のみであるため、本実施形態のようにフレーム12及びブッシング本体11の作業台33に対する固定を上下方向のみとしても(つまり、水平方向に固定する構成を特段設けずとも)、作業台33の振動によるブッシング本体11及びフレーム12の水平方向への位置ずれを抑制することができる。
上記のように、上下振動によってモルタル13部分の空気(モルタル13とブッシング本体11との間の空気A、モルタル13とフレーム12との間の空気、及びモルタル13中の気泡)が除去されることで、モルタル13の上面は下降する。このとき、ブッシング本体11とフレーム12との間にモルタル13が充填可能なスペースが残っている場合には、更にモルタル13を詰める(モルタル13の補充)。そして、モルタル13を詰め終えたら、各偏心モータ34によって作業台33を再度上下振動させる。このときにも同様に、前記モルタル13部分の空気が上下振動によって上へと移動し、モルタル13の上面から外部に抜ける。
そして、モルタル13の補充及び上下振動を、ブッシング本体11とフレーム12との間にモルタル13が充填可能なスペースが残らない状態、つまり、モルタル13が前記充填空間を埋め尽くす状態となるまで繰り返す。これにより、ブッシング本体11とフレーム12との間へのモルタル13の充填工程が完了する。その後、充填したモルタル13を固化して、ブッシング装置10が完成される。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)ブッシング本体11とその外周を囲うフレーム12との間にモルタル13を充填する充填工程において、該モルタル13の充填途中、又はモルタル13が充填された後のブッシング本体11とフレーム12の構成体に対して作業台33(加振部)によって振動を与える。これにより、モルタル13の充填時にブッシング本体11とモルタル13との間に空気Aが入ってしまっても、その空気Aが振動によって除去されるため、ブッシング本体11とモルタル13との間に空気Aが介在することを抑制することができる。
また、作業台33から加えられる振動によって、モルタル13中の空気(気泡)及びモルタル13とフレーム12の内側面との間の空気も同様に除去されるため、該モルタル13部分に空気が存在することによるモルタル13の保温性能の低下を抑えることができる。
(2)加振部としての作業台33が前記構成体に与える振動は、鉛直方向に沿った振動であるため、ブッシング本体11とモルタル13との間に介在された空気Aを効果的に上方に移動させることができ、それらの間に空気Aが介在することをより好適に抑制することができる。また、作業台33が前記構成体に与える振動は水平方向成分の振動を含まないため、ブッシング本体11とフレーム12とを水平方向に固定する構成を特段設けずとも、該ブッシング本体11とフレーム12との間の水平方向の位置ずれが発生しにくくなり、振動装置30の簡素化に寄与できる。
(3)加振部は、振動発生手段としての一対の偏心モータ34を備えた作業台33であり、各偏心モータ34で生じさせた振動を作業台33に載置された前記構成体に与えるため、該構成体に対して好適に振動を与えることができる。
(4)振動発生手段は、水平方向に並ぶ一対の偏心モータ34であり、該一対の偏心モータ34を互いに反対方向に同期回転させることで鉛直方向に沿った振動を生じさせるため、ブッシング本体11とフレーム12とからなる構成体に鉛直方向に沿った振動を好適に与えることができる。
(5)フレーム12が矩形環状であるため、フレーム12の内側の隅部等において空気が入りやすくモルタル13が充填されにくい場合においても、上記の振動による空気除去効果によってモルタル13を密に充填することができる。
(6)充填工程において、ブッシング本体11及びフレーム12をクランプ35(固定部材)によって作業台33に対して鉛直方向に固定する。この方法によれば、作業台33から振動が付与されたときのブッシング本体11とフレーム12との間の位置ずれの発生を抑制することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態の充填工程では、ブッシング本体11とフレーム12との間の充填空間へのモルタル13の詰め込みと作業台33の振動とを繰り返したが、これに以外に例えば、振動によるモルタル13の上面下降を見越して前記充填空間から上方に溢れる量のモルタル13を充填した後、作業台33の振動駆動を1回のみ行ってもよい。
・上記実施形態では、作業台33からブッシング本体11とフレーム12の構成体に付与される振動は鉛直方向に沿った振動としたが、これに特に限定されるものではなく、水平方向成分を含む振動としてもよい。この場合、ブッシング本体11及びフレーム12を作業台33に対して水平方向に固定する固定部材を備えるのが好ましい。
・作業台33に設ける振動発生手段は偏心モータ34に限定されるものではなく、偏心モータ34以外の振動発生手段を設けてもよい。
・ブッシング本体11とフレーム12の構成体に対し、該構成体が載置された作業台33から振動を与える構成としたが、これに特に限定されるものではなく、前記構成体に振動を与える方法は適宜変更してもよい。
・作業台33を支持する部材は、圧縮コイルばね32に限らず任意の弾性部材であってもよい。また、作業台33を振動しつつ支持可能であれば任意の支持構造を採用してもよい。
・上記実施形態では、ブッシング本体11の各側壁部25は、底部22に対して直立する構成としたが、ブッシング本体11の各側壁部25の形状はこれに限らない。例えば、各側壁部25を底部22に対して傾斜するように形成してもよいし、部分的に凹凸を有する形状としてもよい。
なお、各側壁部25を傾斜させる場合は、フランジ部24から底部22にかけて内側に狭まるように傾斜させてもよいし、フランジ部24から底部22にかけて外側に広がるように傾斜させてもよい。特に、各側壁部25が底部22側に向かうにつれて外側に傾斜するように構成すれば、ブッシング本体11の長手方向及び短手方向にそれぞれ対向する側壁部25同士の幅が底部22側に向かうにつれて幅広となる。これにより、底部22の面積が流入口21の面積よりも広くなるように構成できる。また、この場合、ブッシング本体11が作業台33に載置された状態(図4参照)では、各側壁部25の外側面が下方(フランジ部24側)に向かうにつれて内側に傾斜する。このため、ブッシング本体11とフレーム12との間に上方からモルタル13を詰めたときに、ブッシング本体11の外側面とモルタル13との間に空気Aが入りやすい。このため、ブッシング本体11の側壁部25が底部22側に向かうにつれて外側に傾斜する構成において上記の振動を与える製造方法を適用することで、該振動による空気除去効果を特に顕著に得ることができる。
・上記実施形態では、ブッシング本体11を矩形の箱状に形成したが、これに特に限定されるものではなく、他の形状(例えば、成形ノズル23の突出方向から見て正方形や円形)としてもよい。
・上記実施形態では、フレーム12を矩形環状としたが、これに限らず、ブッシング本体11の外周を囲う形状であれば他の形状(非環状を含む)としてもよい。また、フレーム12を矩形環状の一体品としたが、これに限らず、複数部品から構成されたフレームとしてもよい。
・上記実施形態において、ブッシング本体11とフレーム12との間に充填される充填材にモルタル13以外の耐火性充填材を用いてもよい。
10…ブッシング装置、11…ブッシング本体、12…フレーム、13…モルタル(充填材)、23…成形ノズル、30…振動装置、33…作業台(加振部)、34…偏心モータ(振動発生手段)、35…クランプ(固定部材)、G…ガラス繊維。

Claims (6)

  1. ガラス繊維を成形するための成形ノズルを有するブッシング本体と該ブッシング本体の外周を囲うフレームとの間に耐火性を有する充填材を充填する充填工程を含むブッシング装置の製造方法であって、
    前記充填材の充填途中、又は前記充填材が充填された後の前記ブッシング本体と前記フレームの構成体に対し加振部にて振動を与えることを特徴とするブッシング装置の製造方法。
  2. 前記加振部は、前記構成体に対して鉛直方向に沿った振動を与えることを特徴とする請求項1に記載のブッシング装置の製造方法。
  3. 前記加振部は、振動発生手段を備えた作業台であり、
    前記振動発生手段で生じさせた振動を前記作業台に載置された前記構成体に与えることを特徴とする請求項1又は2に記載のブッシング装置の製造方法。
  4. 前記振動発生手段は、水平方向に並ぶ一対の偏心モータであり、該一対の偏心モータを互いに反対方向に同期回転させることで鉛直方向に沿った振動を生じさせることを特徴とする請求項2に従属する請求項3に記載のブッシング装置の製造方法。
  5. 前記フレームは矩形環状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のブッシング装置の製造方法。
  6. 前記充填工程において、作業台上の前記ブッシング本体及び前記フレームを前記作業台に対し固定部材にて少なくとも鉛直方向に固定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のブッシング装置の製造方法。
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