JP2016116379A - 電力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光発電装置を有効に利用することができ、且つ、電力系統の停電時に電力負荷に電力を安定して供給することができる電力システムを提供する。【解決手段】電力負荷8に電力を供給するための電力システム2であって、太陽光発電装置4と、非常用発電機10と、太陽光発電装置4からの電力の供給先を、電力系統21と電力負荷8との間で切り替える第1の切替スイッチ6と、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力負荷8から電力系統21に切り替えた際には、電力負荷8への電力の供給元を非常用発電機10から電力系統22に切り替え、且つ、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力系統21から電力負荷8に切り替えた際には、電力負荷8への電力の供給元を電力系統22から非常用発電機10に切り替える第2の切替スイッチ14と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電力負荷に電力を供給するための電力システムに関する。
太陽光を利用して電力を発電する太陽光発電装置が一般家庭住宅、産業用施設又は商業施設等に多数導入されている(例えば、特許文献1参照)。この太陽光発電装置をより普及させるため、太陽光発電装置により発電された電力を電力会社が買い取る電力買取制度が制定されている。電力買取制度には、余剰電力買取制度と全量買取制度とが存在する。
余剰電力買取制度とは、「エネルギー供給事業者による非石化エネルギー源の利用及び石化エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律(平成21年11月1日)」で定められた制度である。この余剰電力買取制度は、太陽光発電装置により発電された電力のうち、一般家庭住宅等に設置された電力負荷で消費されなかった余剰分の電力を電力会社が買い取る制度である。
一方、全量買取制度とは、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(平成23年8月26日)」により定められた制度である。この全量買取制度は、太陽光発電装置により発電された電力の全量を電力会社が買い取る制度である。
近年、この全量買取制度を利用した電力システムが知られている。この電力システムでは、電力系統が停電していない場合には、太陽光発電装置により発電された電力の全量が電力系統に逆潮流されることにより電力会社に売電される。また、電力系統が停電した場合には、太陽光発電装置のパワーコンデョショナが停電を検知することにより、太陽光発電装置の発電が停止する。
特開2013−183611号公報
上述した従来の全量買取制度を利用した電力システムでは、次のような課題が生じる。昼間に電力系統が停電した場合には、太陽光発電に必要となる日射量がある程度あるにも拘らず太陽光発電装置による発電が停止するため、太陽光発電装置を有効に利用することができない。
なお、電力系統が停電した際に、非常用発電機を始動させることにより、非常用発電機からの電力を電力負荷に供給する方法が考えられる。しかしながら、非常用発電機の運転が燃料枯渇(燃料切れ)によって停止した場合には、太陽光発電装置を設置しているにも拘らず太陽光発電装置による発電が停止しているため、太陽光発電装置を有効に利用することができない。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、太陽光発電装置を有効に利用することができ、且つ、電力系統の停電時に電力負荷に電力を安定して供給することができる電力システムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る電力システムは、電力負荷に電力を供給するための電力システムであって、太陽光発電装置と、非常用発電機と、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を、電力系統と前記電力負荷との間で切り替える第1の切替スイッチと、前記第1の切替スイッチが前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力負荷から前記電力系統に切り替えた際には、前記電力負荷への電力の供給元を前記非常用発電機から前記電力系統に切り替え、且つ、前記第1の切替スイッチが前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統から前記電力負荷に切り替えた際には、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統から前記非常用発電機に切り替える第2の切替スイッチと、を備える。
本態様によれば、第1の切替スイッチと第2の切替スイッチとは互いに連動して切り替えられる。すなわち、第1の切替スイッチが太陽光発電装置からの電力の供給先を電力負荷から電力系統に切り替えた際には、第2の切替スイッチは、電力負荷への電力の供給元を非常用発電機から電力系統に切り替える。これにより、例えば電力系統が停電していない場合に、太陽光発電装置からの電力の全量を電力会社に売電することができるとともに、電力負荷に電力系統からの電力を供給することができる。さらに、第1の切替スイッチが太陽光発電装置からの電力の供給先を電力系統から電力負荷に切り替えた際には、第2の切替スイッチは、電力負荷への電力の供給元を電力系統から非常用発電機に切り替える。これにより、例えば電力系統が停電した場合に、日射変動の影響を大きく受け易い太陽光発電装置からの電力に加えて、日射変動の影響を受けない非常用発電機からの電力を電力負荷に供給することができる。その結果、太陽光発電装置を有効に利用することができ、且つ、電力系統の停電時に電力負荷に電力を安定して供給することができる。
例えば、本発明の一態様に係る電力システムにおいて、前記第1の切替スイッチは、前記電力系統が停電していない場合には、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統に保持し、前記電力系統が停電した場合には、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統から前記電力負荷に切り替え、前記第2の切替スイッチは、前記電力系統が停電していない場合には、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統に保持し、前記電力系統が停電した場合には、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統から前記非常用発電機に切り替えるように構成してもよい。
本態様によれば、電力系統が停電していない場合には、第1の切替スイッチが太陽光発電装置からの電力の供給先を電力系統に保持するとともに、第2の切替スイッチが電力負荷への電力の供給元を電力系統に保持する。これにより、電力系統が停電していない場合に、太陽光発電装置からの電力の全量を電力会社に売電することができるとともに、電力負荷に電力系統からの電力を供給することができる。さらに、電力系統が停電した場合には、第1の切替スイッチが太陽光発電装置からの電力の供給先を電力系統から電力負荷に切り替えるとともに、第2の切替スイッチが電力負荷への電力の供給元を電力系統から非常用発電機に切り替える。これにより、電力系統が停電した場合に、日射変動の影響を大きく受け易い太陽光発電装置からの電力に加えて、日射変動の影響を受けない非常用発電機からの電力を電力負荷に供給することができる。その結果、太陽光発電装置を有効に利用することができ、且つ、電力系統の停電時に電力負荷に電力を安定して供給することができる。
例えば、本発明の一態様に係る電力システムにおいて、前記電力システムは、さらに、前記第1の切替スイッチ及び前記第2の切替スイッチの各々を制御するコントローラを備え、前記コントローラは、前記電力系統が停電していない場合には、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統に保持するように前記第1の切替スイッチを制御するとともに、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統に保持するように前記第2の切替スイッチを制御し、前記電力系統が停電した場合には、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統から前記電力負荷に切り替えるように前記第1の切替スイッチを制御するとともに、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統から前記非常用発電機に切り替えるように前記第2の切替スイッチを制御するように構成してもよい。
本態様によれば、コントローラが第1の切替スイッチ及び第2の切替スイッチの各々を制御するので、第1の切替スイッチ及び第2の切替スイッチの各々の切り替えを容易に行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係る電力システムにおいて、前記電力システムは、さらに、電力を充電又は放電するための蓄電池を備え、前記コントローラは、さらに、前記電力系統が停電した場合において、前記非常用発電機の運転が停止した際に、前記蓄電池からの電力が前記電力負荷に供給されるように前記蓄電池から電力を放電させるように構成してもよい。
本態様によれば、コントローラは、非常用発電機からの電力の供給が停止した際に、蓄電池からの電力が電力負荷に供給されるように蓄電池から電力を放電させる。これにより、例えば非常用発電機の運転が燃料枯渇によって停止した場合であっても、電力負荷への電力の供給を継続することができる。
例えば、本発明の一態様に係る電力システムにおいて、前記コントローラは、さらに、前記電力系統が停電していない場合において、夜間電力料金の時間帯に前記電力系統からの電力を前記蓄電池に充電させるように構成してもよい。
本態様によれば、コントローラは、夜間電力料金の時間帯に電力系統からの電力を蓄電池に充電させる。これにより、安価な夜間電力を利用して蓄電池に電力を充電するので、充電コストを低減することができる。
本発明の一態様に係る電力システムによれば、太陽光発電装置を有効に利用することができ、且つ、電力系統の停電時に電力負荷に電力を安定して供給することができる。
低圧側の電力系統及び高圧側の電力系統がともに停電していない状態での、実施の形態に係る電力システムの構成を示す図である。 低圧側の電力系統及び高圧側の電力系統がともに停電した状態での、実施の形態に係る電力システムの構成を示す図である。 図2の状態から非常用発電機の運転が停止した状態での、実施の形態に係る電力システムの構成を示す図である。 低圧側の電力系統及び高圧側の電力系統がともに停電した場合における、実施の形態に係る電力システムの動作の流れを示すフローチャートである。 低圧側の電力系統のみが停電した状態での、実施の形態に係る電力システムの構成を示す図である。 低圧側の電力系統のみが停電した場合における、実施の形態に係る電力システムの動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態の変形例1に係るコントローラの機能構成を示すブロック図である。 電力負荷により消費される電力と蓄電池により充電及び放電される電力とが時間的に変動するパターンの一例を示す図である。 実施の形態の変形例2に係るコントローラの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態の変形例2に係る空調システムの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
[1.電力システムの構成]
まず、図1及び図2を参照しながら、実施の形態に係る電力システム2の構成について説明する。図1は、低圧側の電力系統21及び高圧側の電力系統22がともに停電していない状態での、実施の形態に係る電力システム2の構成を示す図である。図2は、低圧側の電力系統21及び高圧側の電力系統22がともに停電した状態での、実施の形態に係る電力システム2の構成を示す図である。
本実施の形態の電力システム2は、上述した全量買取制度を利用した電力システムであり、例えば高速道路のサービスエリアの施設に設置されている。図1に示すように、電力システム2は、太陽光発電装置4、第1の切替スイッチ6、電力負荷8、非常用発電機10、蓄電池12、第2の切替スイッチ14及びコントローラ16を備えている。
太陽光発電装置4は、太陽電池パネル18及びパワーコンディショナ20を有している。太陽電池パネル18は、例えば高速道路のサービスエリアの施設の屋根に設置されており、太陽光を利用して直流電力を発電する。太陽電池パネル18により発電された直流電力は、パワーコンディショナ20に出力される。パワーコンディショナ20は、太陽電池パネル18に接続されており、太陽電池パネル18からの直流電力を交流電力(例えばAC200V)に変換する。パワーコンディショナ20により変換された交流電力は、第1の切替スイッチ6に出力される。
第1の切替スイッチ6は、パワーコンディショナ20からの交流電力の供給先を電力系統21(第1の電力系統)と電力負荷8との間で切り替えるための切替スイッチである。なお、電力系統21は、電力会社に売電するための低圧側の電力系統である。第1の切替スイッチ6は、電力系統21への逆潮のための低圧配電線26(第1の電力経路)に配置されている。第1の切替スイッチ6は、パワーコンディショナ20に接続された第1の端子24aと、低圧配電線26を介して電力系統21に接続された第2の端子24bと、電力負荷8と無停電電源装置38(後述する)との間の電力ライン28から分岐された第3の端子24cとを有している。第1の切替スイッチ6は、第1の端子24aの接続先を第2の端子24b及び第3の端子24cのいずれか一方に切り替える。なお、低圧配電線26は、高速道路のサービスエリアの施設から柱上変圧器(図示せず)へ低圧電力を配電するための配電線であり、柱上変圧器と高速道路のサービスエリアの施設との間に接続されている。
電力負荷8は、常時電力の供給を必要とする重要度の高い負荷であり、例えば高速道路のサービスエリアの施設に設置されたサーバ等である。電力負荷8には、第1の切替スイッチ6の第3の端子24cが接続されるとともに、無停電電源装置38のAC(Alternating Current)スイッチ40(後述する)を介して第2の切替スイッチ14が接続されている。
非常用発電機10は、例えば重油又はガソリン等の燃料を動力源とし、交流電力(例えばAC200V)を発電する。非常用発電機10は、電力系統22(第2の電力系統)が停電した際に、コントローラ16からの起動信号に基づいて起動される。なお、電力系統22は、電力会社から買電するための高圧側の電力系統であり、上述した電力系統21とは別の電力系統である。また、非常用発電機10は、電力系統22の停電が復旧した際には、コントローラ16からの停止信号に基づいて運転を停止する。なお、電力系統22が長時間に亘って停電することにより、非常用発電機10が長時間運転を継続して燃料枯渇となった場合には、非常用発電機10の運転が停止する。
蓄電池12は、例えば充電及び放電を繰り返し行うことが可能なリチウムイオン二次電池である。蓄電池12は、無停電電源装置38の双方向インバータ42(後述する)を介して電力負荷8に接続されている。
第2の切替スイッチ14は、電力負荷8への電力の供給元を電力系統22と非常用発電機10との間で切り替えるための切替スイッチである。第2の切替スイッチ14は、電力系統22からの順潮のための高圧配電線32(第2の電力経路)に配置されている。第2の切替スイッチ14は、無停電電源装置38のACスイッチ40に接続された第1の端子30aと、高圧配電線32を介して電力系統22に接続された第2の端子30bと、非常用発電機10に接続された第3の端子30cとを有している。第2の切替スイッチ14は、第1の端子30aの接続先を第2の端子30b及び第3の端子30cのいずれか一方に切り替える。なお、高圧配電線32は、変電所(図示せず)から柱上変圧器へ高圧電力を配電するための配電線であり、変電所と柱上変圧器との間に接続されている。
コントローラ16は、電力システム2の動作を制御するためのものであり、機能構成として停電検出部34及び切替制御部36を有している。
停電検出部34は、低圧配電線26における電圧の急激な低下に基づいて、電力系統21の停電を検出する。さらに、停電検出部34は、高圧配電線32における電圧の急激な低下に基づいて、電力系統22の停電を検出する。停電検出部34は、電力系統21の停電及び電力系統22の停電をともに検出した際には、第1の停電検出信号を切替制御部36に出力する。また、停電検出部34は、電力系統22の停電のみを検出した際には、第2の停電検出信号を切替制御部36に出力する。さらに、停電検出部34は、電力系統21の停電のみを検出した際には、第3の停電検出信号を切替制御部36に出力する。
切替制御部36は、停電検出部34からの第1の停電検出信号の出力の有無に基づいて、第1の切替スイッチ6及び第2の切替スイッチ14をそれぞれ連動して切り替えるように制御する。具体的には、切替制御部36は、停電検出部34から第1の停電検出信号が出力されていない場合(すなわち、電力系統21,22がともに停電していない場合)には、図1に示すように、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bに保持するように制御するとともに、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先を第2の端子30bに保持するように制御する。一方、切替制御部36は、停電検出部34から第1の停電検出信号が出力された場合(すなわち、電力系統21,22がともに停電した場合)には、図2に示すように、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bから第3の端子24cに切り替えるように制御するとともに、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先を第2の端子30bから第3の端子30cに切り替えるように制御する。
さらに、切替制御部36は、停電検出部34からの第2の停電検出信号の出力の有無に基づいて、第1の切替スイッチ6及び第2の切替スイッチ14をそれぞれ連動して切り替えるように制御する。具体的には、切替制御部36は、停電検出部34から第2の停電検出信号が出力されていない場合(すなわち、電力系統21,22がともに停電していない場合)には、図1に示すように、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bに保持するように制御するとともに、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先を第2の端子30bに保持するように制御する。一方、切替制御部36は、停電検出部34から第2の停電検出信号が出力された場合(すなわち、電力系統22のみが停電した場合)には、図2に示すように、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bから第3の端子24cに切り替えるように制御するとともに、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先を第2の端子30bから第3の端子30cに切り替えるように制御する。
さらに、切替制御部36は、停電検出部34からの第3の停電検出信号の出力の有無に基づいて、第1の切替スイッチ6のみを切り替えるように制御する。具体的には、切替制御部36は、停電検出部34から第3の停電検出信号が出力されていない場合(すなわち、電力系統21,22がともに停電していない場合)には、図1に示すように、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bに保持するように制御するとともに、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先を第2の端子30bに保持するように制御する。一方、切替制御部36は、停電検出部34から第3の停電検出信号が出力された場合(すなわち、電力系統21のみが停電した場合)には、後述する図5に示すように、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bから第3の端子24cに切り替える。
コントローラ16は、さらに、無停電電源装置38を有している。無停電電源装置38は、ACスイッチ40及び双方向インバータ42を有している。
ACスイッチ40は、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aと電力負荷8との間に接続されており、蓄電池12に電力を充電又は蓄電池12から電力を放電させるように双方向インバータ42を制御する。具体的には、電力系統22又は非常用発電機10からの電力がACスイッチ40を介して電力負荷8に供給されている場合には、ACスイッチ40は、電力系統22、非常用発電機10又は太陽光発電装置4からの電力の一部を蓄電池12に充電させるように指示する充電指示信号を双方向インバータ42に出力する。一方、非常用発電機10からの電力の供給が停止した場合には、ACスイッチ40は、蓄電池12からの電力を電力負荷8に放電させるように指示する放電指示信号を双方向インバータ42に出力する。
双方向インバータ42は、ACスイッチ40と蓄電池12との間に接続されている。双方向インバータ42は、ACスイッチ40からの充電指示信号に基づいて、蓄電池12に電力を充電させる。また、双方向インバータ42は、ACスイッチ40からの放電指示信号に基づいて、蓄電池12から電力を放電させる。
[2.電力システムの動作]
[2−1.電力系統21,22がともに停電した場合の電力システムの動作]
次に、図1〜図4を参照しながら、電力系統21,22がともに停電した場合における、上述した電力システム2の動作について説明する。図3は、図2の状態から非常用発電機10の運転が停止した状態での、実施の形態に係る電力システム2の構成を示す図である。図4は、低圧側の電力系統21及び高圧側の電力系統22がともに停電した場合における、実施の形態に係る電力システム2の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、図1に示すように、電力系統21,22がともに停電していない状態では、切替制御部36は、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bに保持するように制御するとともに、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先を第2の端子30bに保持するように制御する(S1)。これにより、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力系統21に保持するとともに、第2の切替スイッチ14が電力負荷8への電力の供給元を電力系統22に保持する。
この状態では、パワーコンディショナ20からの交流電力の全量が第1の切替スイッチ6を介して電力系統21に逆潮流されるとともに、電力系統22からの商用電力(例えばAC200V)が第2の切替スイッチ14及びACスイッチ40を介して電力負荷8に供給される。これにより、パワーコンディショナ20からの交流電力の全量が電力会社に売電される。また、ACスイッチ40が充電指示信号を双方向インバータ42に出力することにより、電力系統22からの商用電力の一部は、双方向インバータ42により直流電力に変換された後に蓄電池12に充電される(S2)。
その後、図2に示すように、電力系統21,22がともに停電した場合には(S3でYES)、非常用発電機10は、コントローラ16からの起動信号に基づいて起動される(S4)。次いで、切替制御部36は、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bから第3の端子24cに切り替えるように制御するとともに、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先を第2の端子30bから第3の端子30cに切り替えるように制御する(S5)。これにより、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力系統21から電力負荷8に切り替えるとともに、第2の切替スイッチ14が電力負荷8への電力の供給元を電力系統22から非常用発電機10に切り替える。
この状態では、パワーコンディショナ20からの交流電力が第1の切替スイッチ6を介して電力負荷8に供給されるとともに、非常用発電機10からの交流電力が第2の切替スイッチ14及びACスイッチ40を介して電力負荷8に供給される。また、ACスイッチ40が充電指示信号を双方向インバータ42に出力することにより、パワーコンディショナ20からの交流電力(又は非常用発電機10からの交流電力)の一部は、双方向インバータ42により直流電力に変換された後に蓄電池12に充電される(S6)。
その後、図1に示すように、電力系統21,22の停電がともに復旧した場合には(S7でNO且つS8でYES)、非常用発電機10は、コントローラ16からの停止信号に基づいて運転を停止する(S9)。次いで、切替制御部36は、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第3の端子24cから第2の端子24bに切り替えるように制御するとともに、第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先を第3の端子30cから第2の端子30bに切り替えるように制御する(S10)。これにより、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力負荷8から電力系統21に切り替えるとともに、第2の切替スイッチ14が電力負荷8への電力の供給元を非常用発電機10から電力系統22に切り替える。
ステップS7に戻り、図3に示すように、電力系統21,22が長時間に亘ってともに停電することにより、非常用発電機10の運転が燃料枯渇によって停止した場合には(S7でYES)、ACスイッチ40は、放電指示信号を双方向インバータ42に出力する。これにより、蓄電池12から放電された直流電力は、双方向インバータ42により交流電力(例えばAC100V)に変換された後に電力負荷8に供給される(S11)。その後、図1に示すように、電力系統21,22の停電がともに復旧した場合には(S12でYES)、上述したステップS10が実行される。
[2−2.電力系統22のみが停電した場合の電力システムの動作]
電力系統22のみが停電した場合における電力システム2の動作は、上述した電力系統21,22がともに停電した場合における電力システム2の動作と同様である。
すなわち、電力系統22のみが停電した場合には、電力系統21が停電していないにも拘らず、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力系統21から電力負荷8に切り替えるとともに、第2の切替スイッチ14が電力負荷8への電力の供給元を電力系統22から非常用発電機10に切り替える。詳細な説明については上述した説明と重複するので省略する。
[2−3.電力系統21のみが停電した場合の電力システムの動作]
次に、図5及び図6を参照しながら、電力系統21のみが停電した場合における、電力システム2の動作について説明する。図5は、低圧側の電力系統21のみが停電した状態での、実施の形態に係る電力システム2の構成を示す図である。図6は、低圧側の電力系統21のみが停電した場合における、実施の形態に係る電力システム2の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、図1に示すように、電力系統21,22がともに停電していない状態では、上述した図4のステップS1及びS2と同様に、ステップS21及びS22が実行される。
その後、図5に示すように、電力系統21のみが停電した場合には(S23でYES)、切替制御部36は、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第2の端子24bから第3の端子24cに切り替えるように制御する(S24)。これにより、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力系統21から電力負荷8に切り替える。この状態では、パワーコンディショナ20からの交流電力が第1の切替スイッチ6を介して電力負荷8に供給されるとともに、電力系統22からの交流電力が第2の切替スイッチ14及びACスイッチ40を介して電力負荷8に供給される。なお、電力系統21が停電した場合には電力会社に売電することができないため、上述したように太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力系統21から電力負荷8に切り替える必要がある。
また、ACスイッチ40が充電指示信号を双方向インバータ42に出力することにより、パワーコンディショナ20からの交流電力(又は電力系統22からの交流電力)の一部は、双方向インバータ42により直流電力に変換された後に蓄電池12に充電される(S25)。
その後、図1に示すように、電力系統21の停電が復旧した場合には(S26でYES)、切替制御部36は、第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先を第3の端子24cから第2の端子24bに切り替えるように制御する(S27)。これにより、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力負荷8から電力系統21に切り替える。
[3.効果]
次に、本実施の形態の電力システム2により得られる効果について説明する。上述したように、電力系統21,22がともに(又は電力系統22のみが)停電した際には、第1の切替スイッチ6が太陽光発電装置4からの電力の供給先を電力系統22から電力負荷8に切り替えるとともに、第2の切替スイッチ14が電力負荷8への電力の供給元を電力系統22から非常用発電機10に切り替える。これにより、パワーコンディショナ20からの交流電力が第1の切替スイッチ6を介して電力負荷8に供給されるとともに、非常用発電機10からの交流電力が第2の切替スイッチ14及びACスイッチ40を介して電力負荷8に供給される。その結果、日射変動の影響を大きく受け易い太陽光発電装置4からの交流電力に加えて、日射変動の影響を受けない非常用発電機10からの交流電力を電力負荷8に供給することができる。したがって、太陽光発電装置4を有効に利用することができ、且つ、電力系統21,22の停電時(又は電力系統22のみの停電時)に電力負荷8に電力を安定して供給することができる。
(実施の形態の変形例1)
次に、図7及び図8を参照しながら、実施の形態の変形例1に係るコントローラ16Aの構成について説明する。図7は、実施の形態の変形例1に係るコントローラ16Aの機能構成を示すブロック図である。図8は、電力負荷8により消費される電力と蓄電池12により充電及び放電される電力とが時間的に変動するパターンの一例を示す図である。
図7に示すように、本変形例のコントローラ16Aは、停電検出部34及び切替制御部36に加えて、タイマ44、デマンド監視部46及び充放電制御部48を有している。なお、停電検出部34及び切替制御部36はそれぞれ、上記実施の形態で説明した停電検出部34及び切替制御部36と同一の機能を有しているので、それらの説明を省略する。
タイマ44は、夜間電力料金の時間帯(例えば、21時〜翌日の6時)を計時する。デマンド監視部46は、電力負荷8により消費される最大電力量を計測し、計測した最大電力量が閾値を超えたか否かを監視する。
充放電制御部48は、蓄電池12による電力の充電及び放電を制御する。具体的には、図6に示すように、充放電制御部48は、タイマ44により計時された夜間電力料金の時間帯において、電力系統22からの商用電力の一部が蓄電池12に充電されるように制御する。また、図8に示すように、充放電制御部48は、電力系統22が停電しておらず、且つ、デマンド監視部46により計測された最大電力量が閾値を超えた場合に、蓄電池12から電力が放電されるように制御する。
本変形例によれば、デマンド監視部46により計測された最大電力量が閾値を超えた場合に、蓄電池12から放電された電力が電力負荷8に供給されるので、電力系統22からの商用電力の使用電力量を低下(いわゆるピークカット)させることができる。また、安価な夜間電力を利用して蓄電池12に電力を充電するので、充電コストを低減することができる。
(実施の形態の変形例2)
次に、図9及び図10を参照しながら、実施の形態の変形例2に係るコントローラ16Bの構成について説明する。図9は、実施の形態の変形例2に係るコントローラ16Bの機能構成を示すブロック図である。図10は、実施の形態の変形例2に係る空調システム52の一例を示す図である。
図9に示すように、本変形例のコントローラ16Bは、停電検出部34、切替制御部36、タイマ44、デマンド監視部46及び充放電制御部48に加えて、ヒートポンプ制御部50を有している。ヒートポンプ制御部50は、タイマ44により計時された夜間電力料金の時間帯において、図10に示すヒートポンプ54(後述する)を作動させる。なお、停電検出部34及び切替制御部36はそれぞれ、上記実施の形態で説明した停電検出部34及び切替制御部36と同一の機能を有しているので、それらの説明を省略する。また、タイマ44、デマンド監視部46及び充放電制御部48はそれぞれ、上記変形例1で説明したタイマ44、デマンド監視部46及び充放電制御部48と同一の機能を有しているので、それらの説明を省略する。
ここで、図10を参照しながら、上述したヒートポンプ54を備えた空調システム52の構成について説明する。図10に示すように、空調システム52は、ヒートポンプ54、蓄熱槽56及び空調用熱交換装置58を備えている。
ヒートポンプ54及び蓄熱槽56の各々は、建物60(例えば、高速道路のサービスエリアの建物)の屋上に設置されている。ヒートポンプ54は、ヒートポンプ制御部50により夜間電力料金の時間帯に作動され、蓄熱槽56内の水を熱交換により冷却する。
蓄熱槽56と空調用熱交換装置58との間には、送り管62及び戻り管64が配置されている。送り管62にはポンプ66が配置されている。このポンプ66の作用により、蓄熱槽56内の水は、送り管62を通して空調用熱交換装置58に供給された後に、空調用熱交換装置58から戻り管64を通して蓄熱槽56内に戻される。
空調用熱交換装置58は、建物60の内部に配置されている。空調用熱交換装置58は、送り管62及び戻り管64を通して循環される水と空調用の空気との間で熱交換することにより、空調用の空気を冷却する。空調用熱交換装置58により冷却された空調用の空気は、ダクト68を通して建物60の内部の各階層に供給される。
本変形例によれば、安価な深夜電力を利用して冷却した蓄熱槽56内の水の冷熱を、昼間に建物60の内部を空調(冷房)する際に用いることができ、空調コストを低減することができる。
(他の変形例)
以上、本発明の実施の形態等に係る電力システムについて説明したが、本発明は、これらの実施の形態等に限定されるものではない。例えば、変形例1と変形例2とを組み合わせてもよい。
上記実施の形態では、電力システム2を高速道路のサービスエリアの施設に設置したが、これに限定されず、例えば一般家庭住宅、産業用施設(工場等)又は商業施設(百貨店等)等に設置することもできる。
上記実施の形態では、切替制御部36が第1の切替スイッチ6及び第2の切替スイッチ14をそれぞれ連動して切り替えるように制御したが、これに限定されず、例えば第1の切替スイッチ6及び第2の切替スイッチ14をそれぞれ連動して切り替えるための機械的な連動機構(図示せず)を設けてもよい。これにより、例えば、第1の切替スイッチ6に力を加えることにより第1の切替スイッチ6の第1の端子24aの接続先が第3の端子24cから第2の端子24b(又は第2の端子24bから第3の端子24cに)に切り替えられた際に、連動機構によって第2の切替スイッチ14の第1の端子30aの接続先が第3の端子30cから第2の端子30bに(又は第2の端子30bから第3の端子30cに)切り替えられる。
上記実施の形態では、低圧側の電力系統21及び高圧側の電力系統22の2つの電力系統が存在する場合について説明したが、これに限定されず、単一の電力系統が存在するようにしてもよい。
上記実施の形態では、停電検出部34及び切替制御部36等を電力システム2専用のコントローラ16(16A,16B)に設けたが、これに限定されず、例えば既存の受配電設備等に設けてもよい。
本発明は、例えば一般家庭住宅、産業用施設又は商業施設等における電力負荷に電力を供給するための電力システムとして適用することができる。
2 電力システム
4 太陽光発電装置
6 第1の切替スイッチ
8 電力負荷
10 非常用発電機
12 蓄電池
14 第2の切替スイッチ
16,16A,16B コントローラ
18 太陽電池パネル
20 パワーコンディショナ
21,22 電力系統
24a,30a 第1の端子
24b,30b 第2の端子
24c,30c 第3の端子
26 低圧配電線
28 電力ライン
32 高圧配電線
34 停電検出部
36 切替制御部
38 無停電電源装置
40 ACスイッチ
42 双方向インバータ
44 タイマ
46 デマンド監視部
48 充放電制御部
50 ヒートポンプ制御部
52 空調システム
54 ヒートポンプ
56 蓄熱槽
58 空調用熱交換装置
60 建物
62 送り管
64 戻り管
66 ポンプ
68 ダクト

Claims (5)

  1. 電力負荷に電力を供給するための電力システムであって、
    太陽光発電装置と、
    非常用発電機と、
    前記太陽光発電装置からの電力の供給先を、電力系統と前記電力負荷との間で切り替える第1の切替スイッチと、
    前記第1の切替スイッチが前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力負荷から前記電力系統に切り替えた際には、前記電力負荷への電力の供給元を前記非常用発電機から前記電力系統に切り替え、且つ、前記第1の切替スイッチが前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統から前記電力負荷に切り替えた際には、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統から前記非常用発電機に切り替える第2の切替スイッチと、を備える
    電力システム。
  2. 前記第1の切替スイッチは、
    前記電力系統が停電していない場合には、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統に保持し、前記電力系統が停電した場合には、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統から前記電力負荷に切り替え、
    前記第2の切替スイッチは、
    前記電力系統が停電していない場合には、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統に保持し、前記電力系統が停電した場合には、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統から前記非常用発電機に切り替える
    請求項1に記載の電力システム。
  3. 前記電力システムは、さらに、前記第1の切替スイッチ及び前記第2の切替スイッチの各々を制御するコントローラを備え、
    前記コントローラは、
    前記電力系統が停電していない場合には、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統に保持するように前記第1の切替スイッチを制御するとともに、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統に保持するように前記第2の切替スイッチを制御し、
    前記電力系統が停電した場合には、前記太陽光発電装置からの電力の供給先を前記電力系統から前記電力負荷に切り替えるように前記第1の切替スイッチを制御するとともに、前記電力負荷への電力の供給元を前記電力系統から前記非常用発電機に切り替えるように前記第2の切替スイッチを制御する
    請求項2に記載の電力システム。
  4. 前記電力システムは、さらに、電力を充電又は放電するための蓄電池を備え、
    前記コントローラは、さらに、前記電力系統が停電した場合において、前記非常用発電機の運転が停止した際に、前記蓄電池からの電力が前記電力負荷に供給されるように前記蓄電池から電力を放電させる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力システム。
  5. 前記コントローラは、さらに、前記電力系統が停電していない場合において、夜間電力料金の時間帯に前記電力系統からの電力を前記蓄電池に充電させる
    請求項4に記載の電力システム。
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JP2020072638A (ja) * 2018-10-25 2020-05-07 日本水力株式会社 電力供給方法及びこれを実現する電力供給システム

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