JP2016114320A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】インナーフィンの加工を容易に行えるようにする。【解決手段】インナーフィン2が、上流側流路117内に位置する上流側フィン部21と、下流側流路121内に位置する下流側フィン部22と、上流側フィン部21と下流側フィン部21との間に位置し、第1プレート11の流路間リブ122と第2プレート15との間に挟持されて接合された流路間フィン部23とを備える熱交換器において、流路間リブ122の断面形状をインナーフィン2の断面形状と同じにする。これにより、インナーフィン2は、上流側フィン部21、下流側フィン部22、および流路間フィン部23を、同一のフィンピッチにすることができるため、インナーフィン2の加工を容易に行うことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、チューブの内部を流れる流体とチューブの外部を流れる流体との間で熱交換を行わせる熱交換器に関するものである。
従来、この種の熱交換器として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された熱交換器は、チューブの内部にインナーフィンが収容されている。インナーフィンは、金属薄板を成形して所定の形状に形成されている。チューブは、金属薄板を成形した2枚のプレートが接合されて内部に流路が形成されている。各成形プレートには、内部の流路を分離するように突起状の流路間リブが形成され、それらの流路間リブにインナーフィンの幅方向中央部が挟持されてインナーフィンが固定されている。
特開2006−3025号公報
しかしながら、従来の熱交換器のインナーフィンは、流路に位置する部位は一定のフィンピッチで波形に折り曲げられ、リブ間に挟持される部位は流路に位置する部位とは異なる断面形状になっているため、インナーフィンの加工が非常に困難であるという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、インナーフィンの加工を容易に行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、金属薄板よりなる第1プレート(11)および第2プレート(15)の外周縁部が接合されて、流体が流通する流路が内部に形成されたチューブ(1)と、金属薄板が折り曲げられて形成され、チューブ内に配置されたインナーフィン(2)とを備える熱交換器であって、チューブは、チューブ長手方向一端側に位置し、外部から流体が流入する入り口側タンク空間(112)を形成する入り口側タンク板部(111)と、入り口側タンク空間から流入した流体をチューブ長手方向他端側に向かって導く上流側流路(117)を形成する上流側流路板部(116)と、チューブ長手方向他端側に位置し、上流側流路から流体が流入するUターン空間(119)を形成するUターン板部(118)と、上流側流路に隣接して上流側流路と平行に配置され、Uターン部から流入した流体をチューブ長手方向一端側に向かって導く下流側流路(121)を形成する下流側流路板部(120)と、チューブ長手方向一端側に位置し、下流側流路から流体が流入するとともに、流入した流体を外部に流出させる出口側タンク空間(114)を形成する出口側タンク板部(113)と、上流側流路と下流側流路との間に位置し、第1プレートから第2プレート側に向かって突出する流路間リブ(122、122a、122b)とを備え、インナーフィンは、上流側流路内に位置する上流側フィン部(21)と、下流側流路内に位置する下流側フィン部(22)と、上流側フィン部と下流側フィン部との間に位置し、流路間リブと第2プレートとの間に挟持されて接合された流路間フィン部(23)とを備え、上流側フィン部と下流側フィン部と流路間フィン部は、フィンピッチが同一で、且つチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状が同じであり、流路間リブにおけるチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状は、インナーフィンにおけるチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状と同じであることを特徴とする。
これによると、インナーフィンは、上流側フィン部、下流側フィン部、および流路間フィン部を、同一のフィンピッチおよび同一の断面形状にすることができるため、インナーフィンの加工を容易に行うことができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る熱交換器を一部破断して示す斜視図である。 第1実施形態のチューブおよびインナーフィンの、チューブ長手方向に対して直交方向の断面図である。 第1実施形態のチューブおよびインナーフィンの、チューブ長手方向に対して直交方向の断面図である。 第1実施形態のチューブの、チューブ長手方向に対して直交方向の断面図である。 第1実施形態の第1プレートの平面図である。 図5の要部の拡大図である。 第1実施形態のインナーフィンおよび第1プレートの平面図である。 第1実施形態のインナーフィンの第1変形例を示す、チューブ長手方向に対して直交方向の図である。 第1実施形態のインナーフィンの第2変形例を示す、チューブ長手方向に対して直交方向の図である。 本発明の第2実施形態に係る熱交換器における第1プレートの平面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態の熱交換器は、過給機にて加圧されて高温になった吸気と冷却用の流体(例えば、LLC)とを熱交換させて吸気を冷却するインタークーラとして用いられる。
図1に示すように、熱交換器は、冷却流体が流通する流路が内部に形成された扁平状のチューブ1(詳細後述)が多数積層配置されている。チューブ1内には、伝熱面積を増加させて熱交換を促進するインナーフィン2(詳細後述)が配置されている。
隣接するチューブ1間を吸気が通過するようになっており、隣接するチューブ1間に、伝熱面積を増加させて熱交換を促進するアウターフィン3が配置されている。アウターフィン3は、アルミニウム等の金属薄板を波形状に成形したものであり、チューブ1にろう付け等にて接合されている。
チューブ1の積層方向(以下、チューブ積層方向という)の一端側には、金属よりなる板状のフランジ4が配置されている。フランジ4とフランジ4に隣接するチューブ1との間も吸気が通過するようになっており、そこにもアウターフィン3が配置されている。
フランジ4には、冷却流体が流通する図示しない配管が接続されるパイプ41を備えている。そして、冷却流体を冷却する外部の熱交換器(図示せず)と本実施形態の熱交換器は、その配管にて接続される。
また、フランジ4が図示しない内燃機関用吸気経路にボルト等にて締結され、それにより熱交換器が内燃機関用吸気経路に固定されるようになっている。
図2〜図7に示すように、チューブ1は、アルミニウム等の金属薄板が所定の形状にプレス成形された第1プレート11と第2プレート15とからなり、第1プレート11および第2プレート15の外周縁部がろう付け等にて接合されて、冷却流体が流通する流路が内部に形成されている。
第2プレート15は、外部に向かって突出する接続筒部151を除き平板状になっている。
第1プレート11は、チューブ1の長手方向(図5の紙面左右方向。以下、チューブ長手方向という)一端側に入り口側タンク板部111を備えている。この入り口側タンク板部111内に、外部の熱交換器にて冷却された冷却流体が流入する入り口側タンク空間112が形成されている。
第1プレート11は、チューブ長手方向一端側に出口側タンク板部113を備えている。この出口側タンク板部113内に、吸気を冷却した冷却流体が流入するとともに流入した冷却流体を外部の熱交換器に流出させる出口側タンク空間114が形成されている。
第1プレート11は、入り口側タンク空間112と出口側タンク空間114との間にタンク間リブ115を備えている。このタンク間リブ115は、第1プレート11から第2プレート15側に向かって突出し、先端部が第2プレート15に接合されて、入り口側タンク空間112と出口側タンク空間114とが仕切られている。なお、詳細は後述するが、タンク間リブ115は、本発明の第1ストッパに相当する。
第1プレート11は、チューブ長手方向中間部に上流側流路板部116を備えている。この上流側流路板部116内に、入り口側タンク空間112から流入した冷却流体をチューブ長手方向他端側に向かって導く上流側流路117が形成されている。
第1プレート11は、チューブ長手方向他端側にUターン板部118を備えている。このUターン板部118内に、上流側流路117から冷却流体が流入するUターン空間119が形成されている。
第1プレート11は、チューブ長手方向中間部に下流側流路板部120を備えている。この下流側流路板部120内に、Uターン空間119から流入した冷却流体をチューブ長手方向一端側に向かって導く下流側流路121が形成されている。この下流側流路121は、上流側流路117に隣接して上流側流路117と平行に配置されている。
第1プレート11は、上流側流路117と下流側流路121との間に流路間リブ122を備えている。この流路間リブ122は、第2プレート15側に向かって突出している。
第1プレート11は、Uターン板部118からUターン空間119側に向かって突出する第2ストッパ123を備えている(詳細後述)。
第1プレート11は、外周縁部全域に連続して形成された外周リブ124を備えている。この外周リブ124は、第2プレート5側に向かって突出して第2プレート15の外周縁部とろう付け等にて接合されている。
第1プレート11は、入り口側タンク板部111および出口側タンク板部113から外部に向かって突出する接続筒部125を備えている。この接続筒部125は、第2プレート15の接続筒部151と接合されている。なお、フランジ4に隣接する第2プレート15の接続筒部151は、パイプ41と接合されている(図1参照)。
インナーフィン2は、アルミニウム等の金属薄板を一定のフィンピッチで折り曲げて波形状にプレス成形したものであり、折り曲げ頂部がチューブ長手方向に沿って直線的に延びているストレートフィンである。より詳細には、インナーフィン2の断面形状は正弦波形状であり、インナーフィン2における折り曲げ頂部の断面形状は、円弧状になっている。
インナーフィン2は、上流側流路117内に位置する上流側フィン部21と、下流側流路121内に位置する下流側フィン部22と、上流側フィン部21と下流側フィン部22との間に位置して流路間リブ122と重ねられる流路間フィン部23とを備えている。これらの上流側フィン部21と下流側フィン部22と流路間フィン部23は、フィンピッチが同一で、且つチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状が同じである。
図2に示すように、流路間リブ122におけるチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状は、インナーフィン2におけるチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状と同じである。より詳細には、流路間リブ122におけるインナーフィン2と接合される面の形状と、インナーフィン2における流路間リブ122と接合される面の形状とが、合同になっている。
このように、流路間リブ122におけるチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状を、インナーフィン2におけるチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状と同じにしているため、上流側フィン部21、下流側フィン部22、および流路間フィン部23を、同一のフィンピッチおよび同一の断面形状にすることができる。したがって、インナーフィン2の加工を容易に行うことができる。
流路間リブ122の突出高さH1は、外周リブ124の突出高さH2よりも、インナーフィン2の板厚t分低くなっている。
図5、図6に示すように、流路間リブ122は、チューブ長手方向一端側がタンク間リブ115に繋がっており、チューブ長手方向他端側が第2ストッパ123に繋がっている。
タンク間リブ115における上流側流路117と下流側流路121との並び方向の幅W1は、流路間リブ122における上流側流路117と下流側流路121との並び方向の幅W2よりも広くなっている。
第2ストッパ123における上流側流路117と下流側流路121との並び方向の幅W3は、流路間リブ122における上流側流路117と下流側流路121との並び方向の幅W2よりも広くなっている。
図2、図7に示すように、第1プレート11にインナーフィン2を組み付けたとき、流路間フィン部23は流路間リブ122と重なり、上流側フィン部21が上流側流路117内に配置され、下流側フィン部22が下流側流路121内に配置される。
そして、流路間フィン部23が流路間リブ122と第2プレート15との間に挟持された状態で、インナーフィン2と第1プレート11と第2プレート15とをろう付け等にて接合することにより、流路間フィン部23にて上流側流路117と下流側流路121とが仕切られている。
また、流路間フィン部23が第1ストッパとしてのタンク間リブ115と第2ストッパ123との間に位置し、流路間フィン部23がタンク間リブ115に当接することによりチューブ長手方向一端側へのインナーフィン2の移動が制限され、流路間フィン部23が第2ストッパ123に当接することによりチューブ長手方向他端側へのインナーフィン2の移動が制限される。
上記構成において、外部の熱交換器から供給される冷却流体は、各チューブ1の入り口側タンク空間112に流入し、上流側流路117を通ってUターン空間119に流入し、さらに下流側流路121を通って出口側タンク空間114に流入する。そして、冷却流体が各チューブ1内を流通する間に、冷却流体と吸気との熱交換が行われ、吸気が冷却される。
ここで、流路間フィン部23とタンク間リブ115との間に隙間がある場合は、冷却流体が入り口側タンク空間112からその隙間を通って出口側タンク空間114へと流れる所謂ショートカットが発生する。しかし、本実施形態では、流路間フィン部23がタンク間リブ115に当接しているため、換言すると、ショートカットは発生しない。
また、流路間リブ122の突出高さH1を外周リブ124の突出高さH2よりもインナーフィン2の板厚t分低くしているため(すなわち、H2=H1+t)、流路間フィン部23の頂部を第2プレート15に容易に且つ確実に当接させることができる。したがって、冷却流体が流路間フィン部23の頂部と第2プレート15との隙間を通って出口側タンク空間114へ流れることを防止することができる。
以上述べたように、本実施形態によると、インナーフィン2は、上流側フィン部21、下流側フィン部22、および流路間フィン部23を、同一のフィンピッチおよび同一の断面形状にすることができるため、インナーフィン2の加工を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態においては、インナーフィン2の断面形状を正弦波形状にしたが、インナーフィン2の断面形状は、図8に示す第1変形例のように三角波形状にしてもよいし、図9に示す第2変形例のように矩形波形状にしてもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、流路間リブは、チューブ長手方向に沿って複数個(本例では2個)に分割されている。具体的には、流路間リブは、複数個の流路間リブのうち最も入り口側タンク空間112側に位置してタンク間リブ115に繋がったタンク側流路間リブ122aと、複数個の流路間リブのうち最もUターン空間119側に位置して第2ストッパ123に繋がったUターン側流路間リブ122bとに分割されている。
図示しないインナーフィン2の流路間フィン部23は、タンク側流路間リブ122aおよびUターン側流路間リブ122bのうち少なくともタンク側流路間リブ122aに接合される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、タンク側流路間リブ122aおよび第2ストッパ123は、第1実施形態の流路間リブ122よりも短くなるため、プレス加工時の打ち出し部が少なくなり、第1プレート11の加工性が向上する。
なお、本実施形態においては、流路間リブをチューブ長手方向に沿って2個に分割したが、流路間リブをチューブ長手方向に沿って3個以上に分割してもよい。また、Uターン側流路間リブ122bを廃止してもよい。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、第1プレート11と第2プレート15を別々にプレス成形したが、第1プレート11と第2プレート15を一体にプレス成形してもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
1 チューブ
2 インナーフィン
11 第1プレート
15 第2プレート
21 上流側フィン部
22 下流側フィン部
23 流路間フィン部
111 入り口側タンク板部
112 入り口側タンク空間
113 出口側タンク板部
114 出口側タンク空間
116 上流側流路板部
117 上流側流路
118 Uターン板部
119 Uターン空間
120 下流側流路板部
121 下流側流路
122 流路間リブ
122a タンク側流路間リブ(流路間リブ)
122b Uターン側流路間リブ(流路間リブ)

Claims (8)

  1. 金属薄板よりなる第1プレート(11)および第2プレート(15)の外周縁部が接合されて、流体が流通する流路が内部に形成されたチューブ(1)と、金属薄板が折り曲げられて形成され、前記チューブ内に配置されたインナーフィン(2)とを備える熱交換器であって、
    前記チューブは、
    チューブ長手方向一端側に位置し、外部から流体が流入する入り口側タンク空間(112)を形成する入り口側タンク板部(111)と、
    前記入り口側タンク空間から流入した流体をチューブ長手方向他端側に向かって導く上流側流路(117)を形成する上流側流路板部(116)と、
    チューブ長手方向他端側に位置し、前記上流側流路から流体が流入するUターン空間(119)を形成するUターン板部(118)と、
    前記上流側流路に隣接して前記上流側流路と平行に配置され、前記Uターン部から流入した流体をチューブ長手方向一端側に向かって導く下流側流路(121)を形成する下流側流路板部(120)と、
    チューブ長手方向一端側に位置し、前記下流側流路から流体が流入するとともに、流入した流体を外部に流出させる出口側タンク空間(114)を形成する出口側タンク板部(113)と、
    前記上流側流路と前記下流側流路との間に位置し、前記第1プレートから前記第2プレート側に向かって突出する流路間リブ(122、122a、122b)とを備え、
    前記インナーフィンは、
    前記上流側流路内に位置する上流側フィン部(21)と、
    前記下流側流路内に位置する下流側フィン部(22)と、
    前記上流側フィン部と前記下流側フィン部との間に位置し、前記流路間リブと前記第2プレートとの間に挟持されて接合された流路間フィン部(23)とを備え、
    前記上流側フィン部と前記下流側フィン部と前記流路間フィン部は、フィンピッチが同一で、且つチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状が同じであり、
    前記流路間リブにおけるチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状は、前記インナーフィンにおけるチューブ長手方向に対して直交方向の断面形状と同じであることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記チューブは、前記第1プレートから前記第2プレート側に向かって突出し、先端部が前記第2プレートに接合されて前記入り口側タンク空間と前記出口側タンク空間とを仕切るタンク間リブ(115)を備え、
    前記流路間リブは、前記タンク間リブに繋がっており、
    前記流路間フィン部は、前記タンク間リブに当接した状態で前記流路間リブおよび前記第2プレートに接合されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記チューブは、チューブ長手方向一端側への前記インナーフィンの移動範囲を定める第1ストッパ(115)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 前記第1ストッパは、前記流路間リブに繋がっており、
    前記第1ストッパにおける前記上流側流路と前記下流側流路との並び方向の幅W1が、前記流路間リブにおける前記上流側流路と前記下流側流路との並び方向の幅W2よりも広いことを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記チューブは、チューブ長手方向他端側への前記インナーフィンの移動範囲を定める第2ストッパ(123)を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱交換器。
  6. 前記第2ストッパは、前記流路間リブに繋がっており、
    前記第2ストッパにおける前記上流側流路と前記下流側流路との並び方向の幅W3が、前記流路間リブにおける前記上流側流路と前記下流側流路との並び方向の幅W2よりも広いことを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
  7. 前記第1プレートは、当該第1プレートにおける外周縁部に形成され、前記第2プレート側に向かって突出して前記第2プレートと接合される外周リブ(124)を備え、
    前記流路間リブの突出高さ(H1)は、前記外周リブの突出高さ(H2)よりも、前記インナーフィンの板厚(t)分低くなっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の熱交換器。
  8. 前記流路間リブ(122a、122b)は、チューブ長手方向に沿って複数個に分割され、
    複数個の前記流路間リブのうち最も前記入り口側タンク空間側に位置するタンク側流路間リブ(122a)は、前記タンク間リブに繋がっており、
    前記流路間フィン部は、前記タンク側流路間リブに接合されていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
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