JP2016114126A - 板状部材の連結構造、板状部材の連結方法、および板状部材 - Google Patents

板状部材の連結構造、板状部材の連結方法、および板状部材 Download PDF

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Abstract

【課題】コストの上昇を伴わずに板状部材の薄型化に対応できる板状部材の連結構造を提供する。【解決手段】板状部材の連結構造1は、第1の板状部材3と、第1の板状部材3と連結する第2の板状部材5と、第1の板状部材3と第2の板状部材5とを連結した状態を保持するロック部13を有し、第1の板状部材3は、第1の板状部材3の面方向に延びる形状の溝部7を有し、第2の板状部材5は、第1の板状部材3の面方向に延びる形状を有し、溝部7と連結する板状の連結部9と、連結部9を延長するように連結部9に連なる板状のスライド部11を有し、溝部7は開放面41よりも底面43の方が幅が広く、連結部9は底面53の幅が、溝部7の開放面41の幅より広く、溝部7の断面形状に対応した断面形状を有し、スライド部11は、溝部7の開放面41に対応した幅を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、板状部材の連結構造、板状部材の連結方法、および板状部材に関する。
例えば樹脂板のように着色や印刷が可能な板状部材においては、異なる色を有する樹脂板を連結する連結構造が必要となる場合がある。
このような構造としては、まず板状部材同士を接着する構造がある(特許文献1、2)。
特許文献1記載の具体的な接着方法は以下の通りである。まず、板状部材の一方を溶剤で溶かす。次に溶かした部分を接着層として板状部材同士を接着する。
また、特許文献2は、板状部材の間に接着層を有する構造を開示している。
また、連結構造としては、二色成形を用いた構造もある(特許文献3)。
特開2013−176860号公報 特開2013−189111号公報 実開平02−21517号公報
しかしながら、上記の技術には以下のような問題があった。
まず、板状部材同士を接着する構造では接着層を形成する必要がある。そのため、接着層を設けない場合と比較して製造コストが高くなるという問題があった。また、板状部材の板厚が薄くなるほど接着層を形成し難くなるという問題があった。
次に、二色成形を用いた構造では、成形工程が複雑になる。そのため、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためのものである。即ち、本発明の目的はコストの上昇を伴わずに板状部材の薄型化に対応できる板状部材の連結構造を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の第1の態様は、第1の板状部材と、前記第1の板状部材と連結する第2の板状部材と、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材を連結した状態を保持するロック部と、を有し、前記第1の板状部材は、前記第1の板状部材の面方向に延びる形状の溝部を有し、前記第2の板状部材は、前記第1の板状部材の面方向に延びる形状を有し、前記溝部と連結する板状の連結部と、前記連結部を延長するように前記連結部に連なる板状のスライド部と、を有し、前記溝部は開放面よりも底面の方が幅が広く、前記連結部は底面の幅が前記溝部の前記開放面の幅より広く、前記溝部の断面形状に対応した断面形状を有し、前記スライド部は、前記溝部の前記開放面に対応した幅を有する、板状部材の連結構造である。
本発明の第2の態様は、(a)第1の態様に記載の前記第1の板状部材および前記第2の板状部材を、前記スライド部と前記溝部が向かい合うように配置し、(b)前記スライド部を前記溝部に収納し、(c)前記スライド部を前記溝部に収納した状態で前記溝部を前記スライド部側から前記連結部側に相対移動し、前記溝部と前記連結部を連結し、(d)前記連結部と前記溝部が連結した状態を前記ロック部で固定する、板状部材の連結方法である。
本発明の第3の態様は、他の板状部材と連結する板状の第1の本体を有し、前記他の板状部材は、板状の連結部と、前記連結部を延長するように前記連結部に連なる板状のスライド部を有し、前記第1の本体は、前記第1の本体の面方向に延びる形状の溝部を有し、前記溝部は、開放面よりも底面の方が幅が広く、前記開放面の幅が前記連結部の最大幅よりも小さく、前記他の板状部材の前記連結部と連結可能で、かつ前記スライド部を収納可能である、板状部材である。
本発明の第4の態様は、開放面よりも底面の方が幅が広い溝部を表面に有する一方の板状部材と連結され、底面の幅が前記溝部の前記開放面の幅より広く、前記溝部の断面形状に対応した断面形状を有する連結部と、前記連結部を延長するように前記連結部に連なり、前記溝部の前記開放面に対応した幅を有する板状のスライド部と、を有する、板状部材である。
本発明によれば、コストの上昇を伴わずに板状部材の薄型化に対応できる板状部材の連結構造を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る連結構造1を示す分解斜視図である。 図1の裏面図である。 図1の第1の板状部材3付近の拡大図である。 図3の第1の板状部材3の背面図である。 図3の第2の板状部材5の背面図である。 第1の板状部材3の斜視図である。 図3の溝部7のA−A断面図である。 図3の連結部9のB−B断面図である。 図3のスライド部11のC−C断面図である。 第1の板状部材3と第2の板状部材5を連結する手順を示す斜視図である。 図10における溝部7とスライド部11の位置関係を示す断面図であって、図7および図9に対応する図である。 第1の板状部材3と第2の板状部材5を連結する手順を示す斜視図である。 図12における溝部7とスライド部11の位置関係を示す断面図であって、図7および図9に対応する図である。 第1の板状部材3と第2の板状部材5を連結する手順を示す斜視図である。 図14における溝部7とスライド部11の位置関係を示す断面図であって、図7および図8に対応する図である。 連結構造1を示す背面図である。 連結構造1を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る連結構造71を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1〜図3を参照して第1の実施形態に係る連結構造1の概略構成について、説明する。
図1〜図3に示すように、連結構造1は第1の板状部材3(一方の板状部材)と第2の板状部材5(他の板状部材)を有する。第1の板状部材3と第2の板状部材5は例えば樹脂板であり、例えば樹脂モールドで成形することができる。
第1の板状部材3は溝部7(図3)を有する。溝部7は第1の板状部材3の面方向(ここでは図3の矢印D1、D2の向き)に延びる形状を有する。以下では、矢印D1、D2の向きで規定される方向を、便宜上、長辺方向と呼ぶことがある。なお、本明細書での溝部7は、平坦面にくぼみを形成したものというよりは、平坦面に形成した矩形状の突部にその全長(矩形の一辺に平行な方向の全長)にわたるくぼみを形成したものである。これは、後の説明で明らかになるように、溝部7の底面は、矩形状の突部が形成された平坦面と同じ面である必要があるからである。
第2の板状部材5は溝部7と連結する板状の連結部9を有する。連結部9は第2の板状部材5の面方向(ここでは図3のD1、D2の向き(長辺方向))に延びる形状を有する。
連結構造1はまた、スライド部11を有する。スライド部11は連結部9を延長するように連結部9に連なっている。
連結構造1はさらに、溝部7と連結部9を連結した状態を保持するロック部13を有する。
以上が連結構造1の概略構成である。
次に、図3〜図9を参照して連結構造1を構成する各部材の構造について、より詳細に説明する。
図3、図4、および図6に示すように、第1の板状部材3は帯状の板材である第1の本体21を有する。図3に示されている第1の本体21の面は、通常は人目につかない裏面となる。第1の本体21の裏面の外周のうち、短辺2つと長辺1つは外枠23を有するが、残りの1つの長辺は外枠23を有さない。そのため、外枠23は第1の板状部材3の裏面の外周に沿い、かつ長辺方向に平行な1つの端縁については開放とした形状である。ここでは外枠23がない長辺を開放端24と称す。
第1の本体21は溝部7を有する。溝部7は、第1の本体21の長辺の向き(図3のD1、D2の向き)に沿っている。
図7に示すように、溝部7は開放面41と底面43を有している。溝部7は、開放面41の幅W1よりも底面43の幅W2の方が大きい。
また、溝部7は、底面43の長辺方向に沿った端縁から開放面41の端縁に向かう直線状のテーパ部45、47を有する。
よって溝部7の断面形状はここでは台形である。このような形状は蟻溝(蟻穴)ともいう。勿論、溝部7の形状は蟻溝に限らず、底面43側が開放面41側より幅広になっている断面形状であれば良い。
図3および図5に示すように、第2の板状部材5は板状の第2の本体19を有する。また、第2の板状部材5は第2の本体19の端部にリブ25を有する。
リブ25は、ここでは第1の板状部材3の外枠23の高さに対応する厚さを有する板状である。
リブ25は外枠23の内周に対応した平面形状を有する。ただし、リブ25の長辺方向(図3のD1、D2の向き)の長さL2(図5)は、外枠23の内周の長辺の長さL1(図4)よりも短い。具体的には、図4および図5に示すように、リブ25の長辺方向の長さL2は外枠23の内周の長辺の長さL1より溝部7の長さL5分だけ(裏面側から見て右側が)短い。
なお、リブ25の幅L4は外枠23の内周のうち、短辺方向の長さL3(図4参照)と同程度である。
リブ25は、帯状のリブ本体27と、リブ本体27よりも幅が狭い帯部28を有する。
帯部28はテーパ部55、57(図8参照)を側面に有する断面台形状の部分とテーパ部55、57を有さない断面矩形状の部分(他の部分)がある。
テーパ部55、57を側面に有する部分は連結部9である。他の部分はスライド部11である。
図8に示すように、連結部9の断面形状は溝部7の断面形状に対応した形状を有する。具体的には、連結部9は上面51と、底面53と、底面53の長辺方向に沿う端縁部から上面51の端縁部に延びて上面51と底面53を連結する直線状のテーパ部55、57を有する。よって溝部7の断面形状はここでは台形である。このような構造は蟻ほぞともいう。
連結部9は、上面51の幅W3よりも底面53の幅W4の方が大きい。
また、連結部9は、幅W3および幅W4が溝部7の幅W1および幅W2に対応した長さである。具体的には、幅W3と幅W1、および幅W2とW4は、はめあい公差程度の差異のみのほぼ等しい長さである。また、幅W1よりも幅W4の方が大きい。換言すれば、開放面41の幅が連結部9の最大幅よりも小さい。
そのため、連結部9は、溝部7の開放面41側から溝部7に連結することはできない。また、連結部9と溝部7は、互いに連結した状態で、図7のE1、E2の向き(溝部7の底面43に垂直な向き)に移動することもできない。溝部7と連結部9は、図4に示す溝部7の側端8(長辺方向の端部)から連結部9が面方向(図3のD1、D2の向き)に相対移動した場合にのみ連結できる(あるいは連結を解除できる)。
図9に示すように、スライド部11は断面形状が矩形(ここでは長方形)である。また上面59の幅W5と底面61の幅W6は溝部7の開放面41の幅W1に対応した幅になっている。具体的には、幅W5、幅W6と幅W1は、はめあい公差程度の差異のみのほぼ等しい長さである。また、スライド部11の厚さ(高さH3)は溝部7の高さ(深さ)H1に対応した厚さ(ここでは等しい長さ)になっている。
そのため、スライド部11は、溝部7の開放面41側から溝部7内に収納できる(かみあうことができる)。ただし、溝部7はスライド部11を収納した状態ではスライド部11を固定しない。そのため、スライド部11は、溝部7内に収納した状態から図7のE2の向きや図3のD1、D2の向きに移動することができる。
また、上記の通り、帯部28はリブ本体27よりも幅が狭い。そのため、リブ25は帯部28と第2の本体19の間に長方形の切欠き部33を有する。
図5を参照して、切欠き部33の左右端部のうち、スライド部11側(左側)の側壁をスライド部側壁29(壁部)と称す。また、切欠き部33の左右端部のうち、連結部9側(右側)の側壁を連結部側側壁30と称す。
なお、溝部7の高さH1と連結部9の高さH2とスライド部11の高さH3は同程度である。
また、図4に示す溝部7の長さL5と、図5に示す連結部9の長さL6およびスライド部11の長さL7は例えば同程度である。
なお、長さL5、長さL6、長さL7は必ずしも同じ長さである必要はない。ただし、長さL6が長さL5よりも短いと溝部7とスライド部11が噛み合わない。言い換えれば、スライド部11を溝部7の開放面41を通して溝部7内に収容することができない。そのため、長さL6は長さL5よりも長い。
さらに、第1の本体21は円柱状の突起である円ボス31を有する。円ボス31は第1の本体21の裏面のうち、外枠23の内側に位置する。円ボス31は、溝部7と連結部9が連結した状態で、スライド部側壁29に接触する場所に位置する(図16参照)。即ち、円ボス31は、溝部7と連結部9が連結した状態で、切欠き部33の左端に接触する。その結果、円ボス31とスライド部側壁29で、連結状態にある連結部9のスライドを阻止するロック部13を構成している。
なお、図1〜図3では連結構造1は溝部7、連結部9、スライド部11、ロック部13を2組有する。しかしながら、これらの部材の数は2組でなくてもよい。これらの部材の組数は3組以上の複数組であってもよいし、一組であってもよい。部材の組数は第1の板状部材3と第2の板状部材5の大きさによって適宜増減する。例えば、第1の板状部材3と第2の板状部材5はその平面の面積が大きくなるほど変形しやすくなる。そのため、当該面積が大きくなるほど溝部7、連結部9、スライド部11、ロック部13の組数を多くするのが好ましい。同様に、第1の板状部材3と第2の板状部材5は、その厚さが薄くなるほど変形しやすくなる。そのため、当該厚さが薄くなるほど溝部7、連結部9、スライド部11、ロック部13の組数を多くするのが好ましい。
以上が連結構造1を構成する各部材の構造の説明である。
次に、図10〜図17を参照して、第1の板状部材3と第2の板状部材5の連結方法について説明する。
まず、図10および図11に示すように、連結を行う作業者や装置はスライド部11と溝部7が向かい合うように第1の板状部材3と第2の板状部材5を配置する。この際、第1の板状部材3は開放端24が第2の本体19側を向くようにする。
次に、連結を行う作業者や装置は図10および図11の状態からスライド部11を図11のE1の向きに移動して図12および図13に示すように、溝部7に収納する。
次に、連結を行う作業者や装置は図12および図13の状態から、溝部7を連結部9側に向けて(図12のD1の向きに)相対移動する。
すると、図14〜図17に示すように、溝部7は連結部9側にスライドする。図16に示すように、溝部7は切欠き部33の連結部側側壁30に接触すると、これ以上はD1の向きに移動できなくなる。この状態が溝部7が連結部9に連結した状態である。
また、この状態では切欠き部33の左端であるスライド部側壁29と円ボス31が接触する。そのため、溝部7(第1の板状部材3)はD2の向きにも移動できなくなる。このようにして、ロック部13は溝部7と連結部9が連結した状態を保持する。ただし、第1の板状部材3のスライド部側壁29の周囲を円ボス31から離れる方向に曲げる等すれば、ロック部13による保持状態を解除できるようにしても良い。このような構造にすることにより、第1の板状部材3に対し、同じ構造の別の第2の板状部材5を付け替えることができる。
ここで、連結構造1は溝部7と連結部9が連結することにより第1の板状部材3と第2の板状部材5を連結する。そのため、連結構造1は接着材等の部材を必要としない。また、連結構造1は二色成形で形成する必要もない。よって、連結構造1は接着材や二色成形を用いる場合と比べて低コストである。
また、溝部7と連結部9は面方向(長辺方向)に延びた構造である。そのため、連結構造1の連結強度を高めるには溝部7と連結部9の面方向の寸法を大きくするか、これらの部材の組数を増やせばよい。また、溝部7と連結部9は連結の際にほとんど変形を要しない。そのため、連結構造1は連結強度を高めるために必ずしも構成部材の厚さを厚くする必要はない。よって、連結構造1は板状部材が薄くなっても連結強度を確保するのが容易である。
そのため、連結構造1はコストの上昇を伴わずに板状部材の薄型化に対応できる。
以上が第1の板状部材3と第2の板状部材5の連結方法である。
このように、第1の実施形態によれば、連結構造1は第1の板状部材3と、第2の板状部材5を有する。また、第1の板状部材3は溝部7を有する。さらに、第2の板状部材5は溝部7と連結する板状の連結部9を有する。また、第2の板状部材5は連結部9を延長するように連結部9に連なる板状のスライド部11を有する。さらに、連結構造1は溝部7と連結部9を連結した状態を保持するロック部13を有する。さらに、連結構造1は溝部7が開放面41よりも底面43の方が幅が広い。さらに、連結構造1は連結部9が底面53の幅が、溝部7の開放面41の幅より広い、さらに、連結部9は溝部7に対応した断面形状を有する。また、連結構造1はスライド部11が、溝部7の開放面41に対応した幅を有する。
そのため、連結構造1はコストの上昇を伴わずに板状部材の薄型化に対応できる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図18を参照して説明する。
第2の実施形態は第1の実施形態において、溝部7、連結部9、スライド部11、ロック部13を一組のみ設けたものである。
なお、第2の実施形態に係る連結構造71では、第1の実施形態と同様の機能を果たす要素については同一の番号を付す。また、連結構造71の説明は、主に第1の実施形態と異なる部分について行う。
図18に示すように、第2の実施形態に係る連結構造71は、溝部7、連結部9、スライド部11、ロック部13を一組のみ有する。
このように、溝部7、連結部9、スライド部11、ロック部13の数は1組でもよい。
このように、連結構造71は溝部7、連結部9、スライド部11、ロック部13の数を除き、第1の実施形態に係る連結構造1と同様の構成を有する。
よって第2の実施形態に係る連結構造71は第1の実施形態と同様の効果を奏する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、これら実施形態は単に例を挙げて発明を説明するためのものである。よって、これら実施形態は本出願人が本発明の範囲をこれらに限定することを意味するものではない。当業者であれば、上記記載に基づき各種変形例および改良例に想到するのは当然である。よって当該変形例および改良例も本発明の範囲である。
1 :連結構造
3 :第1の板状部材
5 :第2の板状部材
7 :溝部
8 :側端
9 :連結部
11 :スライド部
13 :ロック部
19 :第2の本体
21 :第1の本体
23 :外枠
24 :開放端
25 :リブ
27 :リブ本体
28 :帯部
29 :スライド部側壁
30 :連結部側側壁
31 :円ボス
33 :切欠き部
41 :開放面
43 :底面
45 :テーパ部
47 :テーパ部
51 :上面
53 :底面
55 :テーパ部
57 :テーパ部
59 :上面
61 :底面
71 :連結構造
上記の課題を解決するため、本発明の第1の態様は、第1の板状部材と、前記第1の板状部材と連結する第2の板状部材と、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材を連結した状態を保持するロック部と、を有し、前記第1の板状部材は、前記第1の板状部材の面方向に延びる形状の溝部を有し、前記第2の板状部材は、前記第1の板状部材の面方向に延びる形状を有し、前記溝部と連結する板状の連結部と、前記連結部を延長するように前記連結部に連なる板状のスライド部と、を有し、前記溝部は開放面よりも底面の方が幅が広く、前記連結部は底面の幅が前記溝部の前記開放面の幅より広く、前記溝部の断面形状に対応した断面形状を有し、前記スライド部は、前記溝部の前記開放面に対応した幅を有するし、前記ロック部は、前記第2の板状部材が有する壁部と、前記第1の板状部材に位置し、前記溝部と前記連結部を連結した状態で、前記壁部と接触するボスと、を有する、板状部材の連結構造である。
本発明の第3の態様は、他の板状部材と連結する板状の第1の本体を有し、前記他の板状部材は、板状の連結部と、前記連結部を延長するように前記連結部に連なる板状のスライド部と、壁部とを有し、前記第1の本体は、前記第1の本体の面方向に延びる形状の溝部と、前記溝部と前記連結部を連結した状態で、前記壁部に接触するボスとを有し、前記溝部は、開放面よりも底面の方が幅が広く、前記開放面の幅が前記連結部の最大幅よりも小さく、前記他の板状部材の前記連結部と連結可能で、かつ前記スライド部を収納可能である、板状部材である。
本発明の第4の態様は、開放面よりも底面の方が幅が広い溝部を表面に有する一方の板状部材と連結され、底面の幅が前記溝部の前記開放面の幅より広く、前記溝部の断面形状に対応した断面形状を有する連結部と、前記連結部を延長するように前記連結部に連なり、前記溝部の前記開放面に対応した幅を有する板状のスライド部と、前記溝部と前記連結部を連結した状態で、前記一方の板状部材に位置するボスに接触する壁部と、を有する、板状部材である。

Claims (10)

  1. 第1の板状部材と、
    前記第1の板状部材と連結する第2の板状部材と、
    前記第1の板状部材と前記第2の板状部材を連結した状態を保持するロック部と、
    を有し、
    前記第1の板状部材は、前記第1の板状部材の面方向に延びる形状の溝部を有し、
    前記第2の板状部材は、
    前記第1の板状部材の面方向に延びる形状を有し、前記溝部と連結する板状の連結部と、
    前記連結部を延長するように前記連結部に連なる板状のスライド部と、
    を有し、
    前記溝部は開放面よりも底面の方が幅が広く、
    前記連結部は底面の幅が前記溝部の前記開放面の幅より広く、前記溝部の断面形状に対応した断面形状を有し、
    前記スライド部は、前記溝部の前記開放面に対応した幅を有する、板状部材の連結構造。
  2. 前記溝部は蟻溝であり、前記連結部は蟻ほぞである、請求項1に記載の板状部材の連結構造。
  3. 前記第1の板状部材は、板状の第1の本体を有し、
    前記第1の本体は、前記第1の本体の裏面に、前記裏面の外周に沿い、かつ長辺方向に平行な1つの端縁については開放とした外枠を有し、
    前記第2の板状部材は、板状の第2の本体を有し、
    前記第2の本体は、前記第1の板状部材の前記外枠の内側に収納可能な平面形状を有する板状のリブを前記第2の本体の端面に有し、
    前記リブは前記連結部および前記スライド部を有し、
    前記溝部は、前記第1の本体の前記裏面で、かつ前記外枠の内側に位置する、請求項1又は2に記載の板状部材の連結構造。
  4. 前記リブは、
    帯状のリブ本体と、
    前記リブ本体よりも幅が狭く、前記スライド部に対応した幅の帯部を有し、
    前記帯部の側面の一部はテーパ部を有し、
    前記帯部のうち、前記テーパ部を有する部分が蟻ほぞを構成し、他の部分が前記スライド部を構成する、請求項3に記載の板状部材の連結構造。
  5. 前記ロック部は、
    前記第2の板状部材が有する壁部と、
    前記第1の板状部材に位置し、前記溝部と前記連結部を連結した状態で、前記壁部と接触するボスと、
    を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の板状部材の連結構造。
  6. 前記リブは、前記帯部と前記第2の本体の間に切欠き部を有し、
    前記ロック部は、
    前記切欠き部の、前記スライド部側の側壁であるスライド部側壁と、
    前記第1の板状部材の前記外枠の内側の裏面に位置し、前記溝部と前記連結部を連結した状態で、前記スライド部側壁と接触する円ボスと、
    を有する請求項4に記載の板状部材の連結構造。
  7. 前記溝部、前記連結部、前記スライド部、および前記ロック部を複数組有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の板状部材の連結構造。
  8. (a)請求項1〜7のいずれか一項に記載の前記第1の板状部材および前記第2の板状部材を、前記スライド部と前記溝部が向かい合うように配置し、
    (b)前記スライド部を前記溝部に収納し、
    (c)前記スライド部を前記溝部に収納した状態で前記溝部を前記スライド部側から前記連結部側に相対移動し、前記溝部と前記連結部を連結し、
    (d)前記連結部と前記溝部が連結した状態を前記ロック部で固定する、
    板状部材の連結方法。
  9. 他の板状部材と連結する板状の第1の本体を有し、
    前記他の板状部材は、板状の連結部と、前記連結部を延長するように前記連結部に連なる板状のスライド部を有し、
    前記第1の本体は、前記第1の本体の面方向に延びる形状の溝部を有し、
    前記溝部は、
    開放面よりも底面の方が幅が広く、前記開放面の幅が前記連結部の最大幅よりも小さく、前記他の板状部材の前記連結部と連結可能で、かつ前記スライド部を収納可能である、板状部材。
  10. 開放面よりも底面の方が幅が広い溝部を表面に有する一方の板状部材と連結され、底面の幅が前記溝部の前記開放面の幅より広く、前記溝部の断面形状に対応した断面形状を有する連結部と、
    前記連結部を延長するように前記連結部に連なり、前記溝部の前記開放面に対応した幅を有する板状のスライド部と、
    を有する、板状部材。
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