JP2016113642A - 摺動部材の製造方法 - Google Patents

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Noritaka Miyamoto
典孝 宮本
智子 小崎
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智子 小崎
仁志 和田
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仁志 和田
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Abstract

【課題】より高い密着強度を確保した状態で摺動層としての皮膜を形成することのできるようにした摺動部材の製造方法を得る。【解決手段】基材の摺動部にコールドスプレー法によりCu−(17〜45wt%)Zn粒子を粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させて摺動皮膜(第1の皮膜)を形成する。形成した皮膜の上にコールドスプレー法により第1の皮膜よりも軟質な軸受材(Cu−Sn等)を第2の皮膜として形成することで、さらに疲労強度も十分確保された軸受材が得られる。【選択図】なし

Description

本発明は、例えば自動車用エンジンのコンロッドの大端部などである摺動部材の製造方法および摺動部材に関する。
自動車用エンジンのコンロッドの大端部の摺動面に、プラズマ溶射によって、Al−Sn系、Al−Pb系またはAl−Sn−Pb系の溶射層(皮膜)を形成したものが知られている(特許文献1)。溶射により摺動層を形成することで、ベアリングメタルを嵌め合いするものと比較して、コンロッドの縮小と軽量化が可能となる。しかし、溶射により形成した皮膜には気孔や酸化物が形成されやすい不都合がある。摺動用皮膜を直接形成する他の方法として、コンロッドの摺動面に、Snを含むCu合金粉末などの軟質性を有する金属材料粉末を、加熱した窒素ガスにより500m/sec〜1050m/secの速度でブラスト処理した摺動面に衝突させる、いわゆるコールドスプレー法によって成膜することも提案されている(特許文献2)。コールドスプレー法で成膜することで、生成される摺動皮膜に気孔や酸化物が形成されるのを回避することができ、軸受けの耐疲労性が向上するとともに、耐焼き付き性も向上する。
特開昭61−006421号公報 特開2007−016288号公報
特許文献2に記載される摺動部材の製造方法では、Snを含むCu合金粉末などの軟質な金属材料粉末を、ブラスト処理した基材(コンロッド)の摺動面に直接衝突させるようにしている。しかしながら、Cu−Snなどの軟質な合金粉末粒子を、平均硬さがHV230〜380にある基材に突き刺さるようにし、かつ部分的に基材と融合した接合状態とすることは容易でなく、摺動部材に求められる高い密着強度を確保することは困難である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、より高い密着強度を確保した状態で摺動層を形成することのできるようにした、より改良された摺動部材の製造方法および摺動部材を提供することを課題とする。
本発明者らは、多くの実験と研究を繰り返して行うことにより、硬さがHV300程度の焼結鍛造品であるコンロッド基材に、所定の成分比(wt%)のCu−Zn粉末を、所定速度になるように条件を高めてコールドスプレーすることで、Cu−Zn粉末と基材とが化学結合し、形成された皮膜の基材に対する密着強度が極めて大きくなることを見出した。また、形成されたCu−Zn系皮膜の上に、例えばCu−Sn系のようなより軟質な軸受材をコールドスプレーすることで、安価なNガスを用いても、密着強度の高い皮膜を形成できることを見出した。
本発明は上記の知見に基づいており、第1の発明による摺動部材の製造方法は、基材である焼結鍛造部材の摺動部にコールドスプレー法によりCu−(17〜45wt%)Zn粒子を粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させて皮膜を形成することを特徴とする。
後の実験例に示すように、第1の本発明によれば、基材が硬さHV300程度のものであっても、基材との間で70MPa以上の密着強度を備えたCu−Zn系の被膜が形成される。
第2の発明による摺動部材の製造方法は、基材である焼結鍛造部材の摺動部にコールドスプレー法によりCu−(17〜45wt%)Zn粒子を粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させてアンダー層としての第1の皮膜を設け、該アンダー層の上にコールドスプレー法により前記アンダー層よりも軟質な軸受材を第2の皮膜として形成することを特徴とする。
後の実験例に示すように、第2の発明によれば、従来の焼結によるものとほぼ同等の焼き付き荷重を持つ、Cu−Zn系層とそれよりも軟質な軸受材の2層構造からなる皮膜を備えた摺動部材が得られる。
第1および第2の発明において、好適には、コールドスプレー法の作動ガスとしてNガスを用いる。Nガスは安価であり工業的に入手しやすいので、硬い鋼材である焼結鍛造部材の摺動部に対し安価にコールドスプレーで軸受を形成することができ、部品の軽量化が可能となる。また、例えはCu−Sn系材のような軟質な軸受材を直接焼結鍛造コンロッドのような基材にコールドスプレーしようとしても、Nガスでは高い密着性を備えた皮膜を形成することができないが、Cu−Zn系である前記アンダー層である第1の皮膜に対しては、安価なNガスを用いての製膜が可能となる。そのために、製造コストが低減する。
本発明によれば、密着強度が極めて大きい摺動皮膜を備えた摺動部材を製造することができる。
コールドスプレー処理を行った装置を説明する概略図。 実験で得た試験片での基材と皮膜との界面のSEM写真。 図2に示す界面における2か所におけるEDXポイント分析のグラフ。 実験で得た他の試験片での基材と皮膜との界面のSEM写真。 図4に示す界面における2か所におけるEDXポイント分析のグラフ。 焼き付き荷重の測定装置を説明する概略図。 各試験片と焼き付き荷重を示すグラフ。 本発明による供試品の往復動荷重試験結果を基準ラインと共に示すグラフ。 Cu中に含まれるZnの量と硬さの関係を示すグラフ。
以下、本発明者が行った実験結果を参照しながら、本発明をより詳細に説明する。
[実験1:密着強度]
自動車用の焼結鍛造コンロッドを基材として用意した。硬さはHV300、大端部径は直径47mmである。また、コールドスプレー用の粉末として、表1に示すCu−Zn系、Cu−Sn系、Al−Sn系を用意した。いずれも平均粒径(メディアン径)20μmである。それぞれに対して、表2に示す処理条件でコールドスプレー処理を行った。処理時のコンロッドとスプレーノズルとの位置関係は、図1に示すようにした。なお、図1において、1はコンロッド、2はコンロッドの大端部、3はスプレーノズルである。
Figure 2016113642
Figure 2016113642
コールドスプレー中の粒子速度(m/s)をSpray Watch(Oseir社)で測定した。また、成膜した皮膜について、せん断密着試験法により密着強度を測定した。それらの結果を表3に示した。なお、表3では、密着強度のランクを、密着強度の測定値が70MPa以上のものを○、70MPaより低いが成膜されたものを△、成膜しなかったものを×として示した。また、−は、データを取得していないことを示している。
Figure 2016113642
表3に示すように、作動ガスにHeを用いて粒子速度1100m/sが出ているものは多くが70MPa以上の高い密着強度が得られた。一方、作動ガスにNを用いているものの中では、粒子速度が670m/s以上になるようにしてCu−17Zn、Cu−40Znをコールドスプレーしたときに、基材にブラスト処理を施さなくても、多くの場合、70MPa以上の高い密着強度が得られた。なお、ブラスト無し、Cn−17Zn、4MPa、670m/sでの△で示される密着強度の実測値は24MPaであった。このことから、硬さはHV300である焼結鍛造コンロッド基材に対しても、Cu−(17〜45wt%)Zn程度の粉末を、粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させて皮膜を形成した場合、作動ガスとして安価なNを用いた場合であっても、十分に実用に供することのできる密着強度を備えた摺動皮膜の層が形成されることが分かった。
[実験2:Znの存在意味の検証]
実験1によって、安価なNを用いても、Cn−Zn系について、670m/s以上の粒子速度が出るような条件でコールドスプレーを行えば高い密着強度が得られることがわかったので、その理由を究明すべく、Cu−Sn系と比較する形で、界面の観察を行った。方法としては、Cu−6SnにCn−40Zn粉末を10wt%混ぜたものを用意し、粒子速度1100m/sでコールドスプレーを行った。そのときの他の処理条件は表4に示した。そして、付着した粒子の断面を観察するためにFIB加工して、FE−SEM観察およびEDX分析を行った。
Figure 2016113642
SEM観察では、図2に示すように、作動ガスにHeを用いた粒子速度1100m/sの条件なので、皮膜はよく密着していた。基材と皮膜との界面の中で密着が悪そうな箇所(図2中のA)とすべてが混ざっている代表的な箇所(図2中のB)の界面部分を選択して、EDXポイント分析を行った。その結果を図3に示した。図3より、密着が悪そうな箇所(A部分析)にはZnが検出されないが、混ざりが良い箇所(B部分析)にはZnが観察された。その結果から、Znの存在が密着に影響している可能性がわかった。
[実験3:Znの存在意味の検証]
実験2の結果をみてさらに確認実験を行った。実験2ではHeガスを作動ガスとして用いたが、工業的に実用的なNガスを用いて実験した。実験3は実験2と同じ粉末を用い、基材に粒子がまばらに付着するようにトラバース速度や供給量を調整した。粒子速度750m/sでコールドスプレーを行い、そのときの他の処理条件は表5に示した。そして、付着した粒子の断面を観察するためにFIB加工して、FE−SEM観察およびEDX分析を行った。
Figure 2016113642
SEM観察では、Nガスを用いた粒子速度750m/sの条件であるが、粒子は外観上付着しているのがわかった。界面をFIB加工して断面観察を行った。その結果を図4に示した。図4において、界面に隙間がある粒子C部と、組織が複雑になっており界面がよく密着している粒子D部について、EDXポイント分析を行った。その結果を図5に示した。この実験でも、D部のEDX分析結果が示すように、Cn−Zn粒子の部分は基材と複雑に混じり合い、それにより高い密着が得られるものと推測された。これらの結果から、実験1でZnが適度に含まれている粉末は作動ガスがNでも高い密着が得られた理由は、基材が硬い鉄であっても、界面が融合しやすいからであると考えられる。その適度な量とは、Cu中のZn量として17〜45wt%程度である。
[実験4:耐焼き付き性]
次に、上記のようにしてコールドスプレーした試験片の耐焼き付き性を調査した。実験では、基材である調質鍛造試験片(30×30×5mm、硬さHV320)に、ブラストなどの前処理なしで、表7の1〜6に示す材料によるコールドスプレーを実施したものを用意し、それらについて、焼き付き荷重を計測した。なお、基本的には、表6のNガスの条件でコールドスプレーを実施したが、Cu−6SnにおいてはNガス条件では成膜されなかったので、これについては表6のHeの条件にて実施した。コールドスプレー後厚さおよび仕上げ後厚さを表7に示した。
なお、Cu−Zn系のコールドスプレーによる成膜を下地層(アンダー層:第1の皮膜)とし、2層目にCu−6Snを施工して第2の被膜としたものは、Nガスでも十分に密着したので、表7での試験片5と6でのCu−6Sn層は、Nコールドスプレーでの施工品である。また、表7での試験片1と試験片2は、実験1において十分に実用に供することのできる摺動皮膜の層が形成されたものである。また、試験片7は比較品であり、同じ基材にCu−6Snを焼結処理したものである。
Figure 2016113642
なお、ここで「ピッチ(mm)」とはガンをトラバースさせるときの間隔(ガンを持たせているロボットの移動量)である。
Figure 2016113642
焼き付き荷重の測定は、図6に示すようにリングオンディスク試験を実施して測定した。その結果を図7に示した。なお、図6において、10はリングオンディスク試験装置、11はコールドスプレーを施した試験品、12は相手リングであるS45C焼き入れ品、13は油である。また、試験条件は表8に示した。
Figure 2016113642
図7に示すように、試験片7である従来材のCu−6Sn焼結品に対し、コールドスプレー品である試験片3(Cu−6Sn(He))の焼き付き荷重はほぼ同等である。また、やはりコールドスプレー品である試験片1(Cu−17Zn)および試験片2(Cu−40Zn)の焼き付き荷重も、現在規格値として一般に採用されている値(15MPa)を備えている。このことと前記実験3の結果から、摺動部にコールドスプレー法によりCu−(17〜45wt%)Znを粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させて、所定厚さに摺動層を形成することにより、十分に実用に耐える耐焼き付き性を備えた摺動部材が得られることがわかる。
しかしながら、試験片1および試験片2の焼き付き荷重は、試験片7である従来材のCu−6Sn焼結品よりも低い。それで、1層目にCu−Zn系の被膜をアンダー層として施工した後、その上に2層目として第1の皮膜よりも軟質なCu−6Snをコールドスプレーした試験片5と試験片6を作り、焼き付き荷重を測定したところ、試験片7である従来材のCu−6Sn焼結品と同等以上の値が得られた。
このことから、摺動部にコールドスプレー法によりCu−(17〜45wt%)Znを粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させてアンダー層を設け、該アンダー層の上にコールドスプレー法により前記アンダー層よりも軟質な軸受材を所定厚さに形成することにより、一層高い耐焼き付き性を備えた摺動部材が得られることがわかる。また、この形態の摺動部材では、万が一、アンダー層である第1の皮膜よりも軟質な軸受材であるCu−6Snの層が少し摩耗しても、Cu−Zn層がバックアップ層として機能することで、耐久性も向上する。
上記のことから、本発明によれば、硬い鋼材のコンロッドに対して、安価なNガスのみを作動ガスとするコールドスプレーにより高い焼き付き荷重を備えた軸受(摺動部材)が形成でき、部品軽量化をすることが可能となることがわかる。
[実験5:疲労テスト]
実験4での試験片6(Cu-40Zn(t=0.15mm)+Cu-6Sn(t=0.2mm))の構成のものについて、疲労テスト(往復動荷重試験)を行った。実験4と同条件でコンロッド大端部にコールドスプレー処理した後、機械加工にて合計厚さ0.25mmとした。そしてその後、固体潤滑オーバレイとして、MoS+PAI樹脂の層を6μm形成して供試材とした。試験条件は、往復動荷重、周速:7m/s(3000rpm)、面圧:100MPa、油種:10W−30、給油温度:160℃、繰り返し数:10回とした。その結果を、現在一般的に適用されている基準ラインと共に、図8に示した。
図8に示すように、本発明品である供試材品は基準ラインよりも優位な位置にあり、このことから、本発明の方法により製造されるコンロッド軸受(摺動部材)は疲労強度も十分確保されていることが確認された。
[追加の考察]
上記実験2と実験3でZnの存在意味の検証を行った。ここでは、何故にCu−(17〜45wt%)Znが好適なのか、何故に粒子速度が670m/sec以上であることが好適なのか、をさらに検討する。一般的には、コールドスプレー時には、変形しやすい適度な柔らかさを備える粉末が、高速で基材に衝突し基材の塑性変形も伴いながら付着すると考えられている。その際に、界面でせん断変形、融点、熱伝導率、清浄度等が関わる何らかの固相結合が生じてる。粒子速度670m/sec以上でコールドスプレーした場合での、Cu−ZnのZnが17〜45wt%が好適なのは、それらの物性が複雑に絡んでいるからと考えられる。また、Cu中に含まれるZnの量と硬さの関係は図9に示すようであり、Zn量の増大とともに硬さが増すが、20〜35wt%程度で硬さHB90であり、コンロッドのような硬い鉄系基材においては、この程度の硬さと熱物性が前記固相結合に望ましいといえる。これらのことからも、本発明において、Cu−(17〜45wt%)Znを粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させて皮膜を形成することは意味があるといえる。
また、Znが少なすぎると衝突時に硬い鉄系基材を変形させるほどにはならず、多すぎるとCuリッチよりも延性が無くなり、界面の粒子側の変形が少なくなって摩擦熱が少なくなる可能性がある。また、Znが多すぎると熱伝導率が悪化することも考えられる。これらのことからも、本発明において、粉末としてCu−(17〜45wt%)Znを用いることは意味があるといえる。
1…コンロッド、
2…コンロッドの大端部、
3…スプレーノズル、
10…リングオンディスク試験装置、
11…コールドスプレーを施した試験品、
12…相手リングであるS45C焼き入れ品、
13…油。

Claims (4)

  1. 基材の摺動部にコールドスプレー法によりCu−(17〜45wt%)Zn粒子を粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させて皮膜を形成することを特徴とする摺動部材の製造方法。
  2. 基材の摺動部にコールドスプレー法によりCu−(17〜45wt%)Zn粒子を粒子速度670m/sec以上の速度で衝突させてアンダー層としての第1の皮膜を設け、該アンダー層の上にコールドスプレー法により前記アンダー層よりも軟質な軸受材を第2の皮膜として形成することを特徴とする摺動部材の製造方法。
  3. 前記アンダー層よりも軟質な軸受材がCu−Sn系材料であることを特徴とする請求項2に記載の摺動部材の製造方法。
  4. コールドスプレー法による作動ガスとしてNガスを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の摺動部材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3650138A1 (en) * 2018-11-06 2020-05-13 Hamilton Sundstrand Corporation Cold spray forming

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3650138A1 (en) * 2018-11-06 2020-05-13 Hamilton Sundstrand Corporation Cold spray forming
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