JP2016111409A - 端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のSIMカードの情報をセキュリティを有し装置内に保持できること。【解決手段】携帯通信端末100は、SIMカード111が保持する情報を複数のSIMカード分、SIM情報セット121として格納保持するSIM情報管理部101と、SIMカード111が装着可能なSIMスロット102と、SIM情報セット121の契約加入者情報122と一致する加入者情報111aaを有するSIMカード111がSIMスロット102に装着されている場合、SIM情報セット121の使用を有効にするSIM情報制御部103と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、装置内部にSIMカードの情報を保持し、使用する端末装置に関する。
3GPP仕様の携帯通信端末では、契約したオペレータ(例えば、通信キャリア)から提供される通信用ICカードであるSIM(Subscriber Identity Module)カードを携帯通信端末のSIMスロットに装着して使用する。SIMカードの他に、U(Universal)SIMやUIM(User Identity Module)カードがある。SIMカードには、通信用加入者情報として、IMSI(加入者情報)やkeys/keysPS(通信用暗号鍵)などのデータが含まれる。
複数オペレータと契約し複数のSIMカードを所持する場合、SIMカードを選択することで、1台の携帯通信端末でオペレータ別の無線通信が行える。従来、SIMカードの情報を携帯通信端末が読み出して保持する技術がある。
例えば、SIMカードにプログラムをインストールして携帯通信端末に装着する構成とすることで、ユーザが携帯通信端末を変更した場合の再度のプログラムインストールを簡単化する技術がある。また、通信に必要な情報をSIMカードから読み出し携帯通信端末内に保存し、電源投入時にSIMカードが前回と同じ場合、携帯通信端末内に保存した情報を用いることで、携帯通信端末の電源投入時にSIMカードを読み出さずに起動時間を短くする技術がある。また、1枚のUSIMカードに複数の加入者情報を保持することで、通信相手に応じて加入者情報を切り替えて使用する技術がある(例えば、下記特許文献1〜3参照。)。
携帯通信端末のユーザが複数のオペレータと契約をしていて、SIMカードにアクセスして使用する場合、オペレータを変更する毎にSIMカードを差し替えする手間がかかる。また、複数のSIMスロットを設けると装置が大型化した。
携帯通信端末内にSIMカードの情報を保存する技術を用いた場合、他の携帯通信端末でも同一のSIMカードの情報を有することを防ぐことができず、同じ契約情報をもったクローン端末が作成されるおそれがある。
一つの側面では、本発明は、複数のSIMカードの情報をセキュリティを有し装置内に保持できることを目的とする。
一つの案では、SIMカードが保持する情報を複数のSIMカード分、SIM情報セットとして格納保持する情報管理部と、前記SIMカードが装着可能なSIMスロットと、前記SIM情報セットの固有情報と一致する固有情報を有する前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されている場合、前記SIM情報セットの使用を有効にする制御部と、を備えたことを要件とする。
一つの実施の形態によれば、複数のSIMカードの情報をセキュリティを有し装置内に保持できる。
以下、図面を参照して、この発明にかかる端末装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(携帯通信端末の全体構成)
図1は、実施の形態1にかかる端末装置の機能を示す構成図である。端末装置としてUSIMカードが挿抜可能な携帯電話機等の携帯通信端末100を例に説明する。
(携帯通信端末の全体構成)
図1は、実施の形態1にかかる端末装置の機能を示す構成図である。端末装置としてUSIMカードが挿抜可能な携帯電話機等の携帯通信端末100を例に説明する。
携帯通信端末100は、複数のSIMカード111のSIM情報をSIM情報管理部101に格納する。携帯通信端末100は、SIM情報管理部101に格納した複数のSIM情報を選択することで、オペレータ(例えば、通信キャリア)別の無線通信が行え、この際、SIMスロット102に対するSIMカード111の物理的な挿抜を不要にする。携帯通信端末100は、SIMスロット102として最小数の1スロットを用意すればよい。
携帯通信端末100は、SIM情報を管理する構成として、SIM情報管理部101と、SIMスロット102と、SIM情報制御部103と、SIM情報通信部105とを含む。
SIMスロット102には、SIMカード111が挿抜可能である。SIMスロット102に対しては、複数のSIMカード111が挿抜可能であるが、常に契約の基となるSIMカード111を装着した状態とし、SIMカード111へのアクセスが可能な状態で使用することとする。無線通信時には、SIM情報管理部101に保持された複数のSIM情報をオペレータ毎に選択して用いる際、SIM情報管理部101に保持されたSIM情報の選択の可否や、SIM情報の追加、削除等の処理時に、契約の基となるSIMカード111にアクセスする。
契約の基となるSIMカード111は、例えば、1台の携帯通信端末100を使用して所定のオペレータ(キャリア)による無線通信を初めて行う際に用いるSIMカード111である。この後、携帯通信端末100で他のオペレータによる無線通信を行う際に契約したSIMカード111は、別契約のSIMカード111であり、携帯通信端末100は、別契約のSIMカード111の情報をSIM情報管理部101に保持可能である。
SIM情報管理部101には、SIMカード111が保持するSIM情報を読み出したSIM情報セット121と、SIM情報セット121毎の契約加入者情報122とを関連付けて記憶保持する。図1に示すように、SIM情報セット121は、複数1,2,…,nからなり、n枚のSIMカード111分のSIM情報を保持する。
SIMカード111は固有情報として加入者情報111aaを保持する。加入者情報111aaは、例えば、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)を用いることができる。SIM情報管理部101が保持する契約加入者情報122は、契約の基となるSIMカード111の固有情報(IMSI)である加入者情報111aaと同じである。
SIM情報制御部103は、SIMスロット102に装着されたSIMカード111、およびSIM情報管理部101へのアクセスを制御する。例えば、SIM情報制御部103は、SIM情報セット121の追加処理や削除処理、無線通信時の所定のSIM情報セット121の選択処理等でSIMカード111やSIM情報管理部101にアクセスする。
例えば、SIM情報セット121は、SIM情報通信部105を介して外部から取得することができる。また、SIMスロット102に装着されたSIMカード111からSIM情報を読み出し、一つのSIM情報セット121としてSIM情報管理部101に格納することもできる。
また、SIM情報制御部103は、携帯通信端末100内でSIM情報を使用する各機能部からのアクセスを制御する。SIM情報制御部103は、無線通信部106と、SIM情報通信部105と、アプリケーション部107とに接続されている。例えば、SIM情報制御部103は、無線通信部106、SIM情報通信部105、アプリケーション部107のいずれかの要求で、SIM情報管理部101に格納保持されるSIM情報セット121の情報を入出力する。このSIM情報制御部103は、SIM情報セット121と、SIMカード111の正当性判断の処理も行う。
SIM情報通信部105は、携帯通信端末100外部との間でSIM情報管理部101に保持するSIM情報セット121の情報を交換する。SIM情報通信部105は、例えば、携帯通信端末100外部から新たな別契約分のSIM情報セットx(121x)を受信し、SIM情報制御部103を介してSIM情報管理部101に格納する。また、SIM情報通信部105は、携帯通信端末100が無線通信する際に用いる無線ネットワーク120を介して外部から新たに追加するSIM情報セットx(121x)を受信することもできる。
SIM情報通信部105は、携帯通信端末100外部と新たな別契約分のSIM情報セットx(121x)に関する情報交換を行うが、通信手段は任意であり、例えば、無線通信やNFCなどの近接通信により情報がセキュアな通信であればよい。また、SIM情報セットx(121x)を格納したUSBメモリ等の情報媒体を携帯通信端末100に接続する構成としてもよい。
また、携帯通信端末100は、SIM情報を使用する各機能部として、無線通信部106と、アプリケーション部107と、表示部108と、キー入力部109と、アンテナ110と、を含む。
無線通信部106は、アンテナ110に接続され、携帯通信端末100が通信可能な携帯電話網等の無線ネットワーク120に無線接続する。無線ネットワーク120は、基地局や他の携帯通信端末100を含む。この無線通信部106は、ユーザの操作等により、所望するオペレータ(キャリア)に対応したSIM情報セット121を選択することで、オペレータ別の無線通信が行える。
アプリケーション部107は、携帯通信端末100が保有する各種機能別のアプリケーションを実行処理し、キー入力部109によるユーザのキー操作等に基づきアプリケーションを動作させる。また、アプリケーションが無線通信を行う際には、無線通信部106を介して無線通信を行う。この際、上記のように、アプリケーション部107は、無線通信部106に対し、所望するオペレータ(キャリア)に対応したSIM情報セット121を選択することで、オペレータ別の無線通信を行う。
表示部108は、携帯通信端末100の各種状態を表示する。例えば、無線通信部106の無線通信状態、アプリケーション部107によるアプリケーション表示、キー入力部109の入力キーの表示、SIM情報管理部101のSIM情報セット121等の管理画面表示等、を行う。
(SIM情報管理について)
SIM情報管理部101は、複数(1〜n)のSIM情報セット121を管理保持する。複数のSIM情報セット121は、異なる契約別のSIMカード111が保持するSIM情報と同じ情報(および機能)である。
SIM情報管理部101は、複数(1〜n)のSIM情報セット121を管理保持する。複数のSIM情報セット121は、異なる契約別のSIMカード111が保持するSIM情報と同じ情報(および機能)である。
例えば、SIMカード111が保持するSIM情報は、加入者情報(IMSI)111aaや通信用暗号鍵(例えば、keys/keysPS)111abを含むデータ情報111aと、演算機能部111bの情報である。通信用暗号鍵111abは、携帯通信端末100が無線通信処理の際に用いる暗号鍵である。演算機能部111bは、無線通信処理の際に用いる所定のプログラム等の処理情報である。
SIM情報制御部103は、SIM情報通信部105等を介してSIM情報セット121を追加する際には、SIM情報管理部101に一つのSIM情報セット121として格納し、契約の基となるSIMカード111内の加入者情報111aaをSIM情報管理部101に契約加入者情報122として格納する。そして、格納したSIM情報セット121に契約加入者情報122を関連付ける。
例えば、一つ目をSIM情報セット1(121)としてSIM情報管理部101に格納する。この際、SIM情報セット1(121)に関連付けする契約加入者情報122は、SIMカード111が保持する加入者情報111aaである。このSIMカード111は、契約の基となるSIMカード111である。
この後、SIM情報管理部101にSIM情報セット2〜n(121)を追加する場合、SIM情報制御部103は、追加したSIM情報セット2〜n(121)の契約加入者情報122として、いずれも契約の基となるSIMカード111の加入者情報111aaを設定する。
これにより、SIM情報セット1〜n(121)の契約加入者情報122は、全て契約の基となるSIMカード111の加入者情報111aaとなる。後述するが、追加したSIM情報セット1〜n(121)の選択時には、契約加入者情報122を、SIMスロット102に装着されたSIMカード111の加入者情報111aaと照合することで、SIM情報セット1〜n(121)の選択の有無を判断する。
また、SIMカード111は、演算機能(AUTHENTICATE Command)を実現する演算プログラム(演算機能部111bの情報)が保持されている。このため、SIM情報制御部103は、SIMカード111が保持する演算プログラム(演算機能部111bの情報)を読み出し、SIM情報管理部101に演算処理部の情報123として保持する構成としてもよい。この演算プログラム(演算処理部)の情報123は、携帯通信端末100の不図示のプロセッサ(CPU)が読み出し実行処理する。
このCPUは、例えば、プログラム実行により各種機能を実現でき、演算プログラム(演算処理部)の情報123を用いた演算機能を、例えば、SIM情報制御部103の機能として、あるいはSIM情報管理部101の機能として実現する。
これにより、無線通信時等に、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101内のSIM情報セット121を用いた演算要求を行う際、SIM情報管理部101は演算プログラムを演算処理部の情報123から読み出し、CPUに送出する。CPUは、この演算処理部の情報123をプログラム実行することで所定の演算処理、例えば、CK(Ciphering Key)や、IK(Integrity Key)等の秘匿、改ざん防止の処理を行うことができる。
また、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101に格納されているSIM情報セット121の削除時には、SIM情報通信部105から削除対象のSIM情報セット121の情報を受領し、SIM情報管理部101から該当するSIM情報セット121を削除する。この際、例えば、該当するSIM情報セットx(121x)と、このSIM情報セットx(121x)に関連付けられた契約加入者情報122をいずれも削除する。
なお、携帯通信端末100のSIMスロット102に携帯通信端末100の契約の基となるSIMカード111が装着されていれば、SIM情報制御部103は、SIMスロット102、あるいはSIM情報セット1(121)の一方にアクセスして読み出しする。
また、SIM情報制御部103は、オペレータ切り替えで一つのSIM情報セットn(121)の選択時には、この選択したSIM情報セットn(121)の有効性を判断する。具体的には、選択したSIM情報セットn(121)の契約加入者情報122と、SIMスロット102に装着されたSIMカード111の加入者情報111aaとの一致を判断する。そして、両者が一致している場合に、選択したSIM情報セットn(121)を有効にする。一方、両者が一致していなければ、選択したSIM情報セットn(121)を無効にする。この無効時、SIM情報セットn(121)に対応する契約のオペレータでの通信処理は行えなくなる。
また、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101に格納されている複数のSIM情報セット1〜n(121)のうち、いずれか一つのSIM情報セット121のみを選択によって有効にする。例えば、ユーザ操作等でオペレータ別の切り替えを行う場合、SIM情報制御部103は、オペレータに対応する一つのSIM情報セット121を選択し、無線通信部106は、選択した一つのSIM情報セット121を用いた無線通信を行う。
図1に示す携帯通信端末100内部でSIM情報セット121の制御にかかる機能部のハードウェア構成例を説明する。例えば、SIM情報制御部103は、図示しないROM等に記憶された制御プログラムをプロセッサ(CPU)上で実行し、RAMを作業データの格納用に使用するハードウェア構成で機能実現できる。
同様に、無線通信部106やアプリケーション部107についても、無線通信処理の一部の機能やアプリケーション処理を行う各制御プログラムをCPU上で実行することで構成できる。携帯通信端末100は、処理負荷や機能別に応じて複数のCPUを有してもよい。無線通信部106には、さらに無線電波を送受信するための変復調部と、送受信アンプ等を備える。
SIM情報通信部105は、携帯通信端末100の通信I/Fを用いて構成できる。SIM情報管理部101は、例えば、携帯通信端末100のメモリ(例えば、不揮発性メモリ)を用いて構成できる。キー入力部109は、携帯通信端末100に設けられユーザ操作可能なタッチパネルや操作キーを用いて構成でき、表示部108は、携帯通信端末100に設けられる各種表示用のLCD等のディスプレイを用いて構成できる。
(IMSIのフォーマット)
図2は、実施の形態1にかかる端末装置が取り扱うIMSIのフォーマット図である。IMSI200は、MCC201と、MNC202と、MSIN203とからなる。MCC(Mobile Country Code)201は、3桁で国番号を示す。MNC(Mobile Network Code)202は、2桁または3桁でオペレータ(キャリア)の識別番号を示す。MSIN(Mobile Subscriber Identification Number)203は、ユーザの識別番号を示す。IMSI200は、全体で15桁までを用いて全世界のユーザに割り当てられる一意な識別番号であり、上述したSIMカード111の契約加入者情報として用いることができる。
図2は、実施の形態1にかかる端末装置が取り扱うIMSIのフォーマット図である。IMSI200は、MCC201と、MNC202と、MSIN203とからなる。MCC(Mobile Country Code)201は、3桁で国番号を示す。MNC(Mobile Network Code)202は、2桁または3桁でオペレータ(キャリア)の識別番号を示す。MSIN(Mobile Subscriber Identification Number)203は、ユーザの識別番号を示す。IMSI200は、全体で15桁までを用いて全世界のユーザに割り当てられる一意な識別番号であり、上述したSIMカード111の契約加入者情報として用いることができる。
(SIM情報セットの追加処理例)
図3は、実施の形態1にかかる端末装置のSIM情報セット追加時の処理例を示すフローチャートである。携帯通信端末100の外部から別契約分のSIM情報セットx(121x)を追加する処理例を説明する。SIM情報管理部101には、SIM情報セット121としてSIM情報セット1,2が格納されている状態であるとする。
図3は、実施の形態1にかかる端末装置のSIM情報セット追加時の処理例を示すフローチャートである。携帯通信端末100の外部から別契約分のSIM情報セットx(121x)を追加する処理例を説明する。SIM情報管理部101には、SIM情報セット121としてSIM情報セット1,2が格納されている状態であるとする。
はじめに、SIM情報通信部105が携帯通信端末100の外部(例えば外部機器)からSIM情報セットx(121x)を受信することで追加処理を開始する。そして、SIM情報制御部103は、SIMスロット102にSIMカード111があるか(装着されているか)をチェックする(ステップS301)。
SIMカード111が装着されている場合には(ステップS301:Yes)、SIM情報制御部103は、SIMスロット102内のSIM情報により、無線通信部106を通して無線ネットワーク120上の契約管理のサーバ等と通信し、現在の契約状態の確認を行う(ステップS302)。
契約が有効な場合は(ステップS302:Yes)、SIM情報制御部103は、SIMスロット102に装着されているSIMカード111内の加入者情報111aaをSIM情報制御部103に通知する。SIM情報通信部105は、追加する別契約分のSIM情報セットx(121x)をSIM情報制御部103に通知する。
そして、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101の格納領域(メモリ領域)に空きがあるかをチェックし、空きがある場合はSIM情報管理部101に別契約分のSIM情報セットx(121x)を新たに格納する(ステップS303)。また、追加した別契約分のSIM情報セットx(121x)の契約加入者情報122として、SIMカード111内の加入者情報111aaを関連付けて格納する(ステップS304)。
この後、SIM情報通信部105は、携帯通信端末100の外部(例えば外部機器)へSIM情報セットx(121x)の追加処理が完了した旨を通知し、処理を終了する。
一方、SIMスロット102にSIMカード111が装着されていない場合(ステップS301:No)、ステップS305に移行する。また、SIMスロット102に装着されているSIMカード111の契約が無効な場合(ステップS302:No)、ステップS305に移行する。また、ステップS303のSIM情報セットx(121x)の格納時に、SIM情報管理部101に空きがない場合にも、ステップS305に移行する。
ステップS305では、SIM情報制御部103は、エラーと判断し、SIM情報通信部105を介して携帯通信端末100の外部(例えば外部機器)へSIM情報セットx(121x)を格納できなかった旨を通知する。この状態で、SIM情報管理部101には、追加要求されたSIM情報セットx(121x)は追加されていない状態となる。そして、SIM情報制御部103は、アプリケーション部107を通じて表示部108にSIM情報セットx(121x)が追加できなかった旨を表示する(ステップS305)。
(SIM情報セットの削除処理例)
図4は、実施の形態1にかかる端末装置のSIM情報セット削除時の処理例を示すフローチャートである。SIM情報管理部101には、SIM情報セット121としてSIM情報セット1,2,3が格納されており、SIM情報セット3を削除する場合の処理例を説明する。
図4は、実施の形態1にかかる端末装置のSIM情報セット削除時の処理例を示すフローチャートである。SIM情報管理部101には、SIM情報セット121としてSIM情報セット1,2,3が格納されており、SIM情報セット3を削除する場合の処理例を説明する。
はじめに、SIM情報通信部105が携帯通信端末100の外部(例えば外部機器)から削除対象のSIM情報セット3(121)の削除要求を受信することで削除処理を開始する。そして、SIM情報制御部103は、SIMスロット102にSIMカード111があるか(装着されているか)をチェックする(ステップS401)。
SIMカード111が装着されている場合には(ステップS401:Yes)、SIM情報制御部103は、SIMスロット102内のSIM情報を用い、無線通信部106を通して無線ネットワーク120上の契約管理のサーバ等と通信し、現在の契約状態の確認を行う(ステップS402)。
契約が有効な場合には(ステップS402:Yes)、SIM情報制御部103は、SIMスロット102に装着されているSIMカード111内の加入者情報111aaをSIM情報制御部103に通知する。SIM情報通信部105は、削除対象のSIM情報セット3(121)をSIM情報制御部103に通知する。
そして、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101に削除対象のSIM情報セット3(121)が格納されているか判断する(ステップS403)。SIM情報セット3(121)が格納されていれば(ステップS403:Yes)、SIM情報制御部103は、SIMカード111の加入者情報111aaとSIM情報セット3(121)の契約加入者情報122との一致を判断する(ステップS404)。
SIMカード111の加入者情報111aaと、SIM情報セット3(121)に関連付けられた契約加入者情報122とが一致していれば(ステップS404:Yes)、該当するSIM情報セット3(121)を削除する(ステップS405)。この後、SIM情報通信部105は、携帯通信端末100の外部(例えば外部機器)へSIM情報セット3(121)の削除が完了した旨を通知し、処理を終了する。
一方、SIMスロット102にSIMカード111が装着されていない場合(ステップS401:No)、ステップS406に移行する。また、SIMスロット102に装着されているSIMカード111の契約が無効な場合(ステップS402:No)、ステップS406に移行する。また、SIM情報管理部101に削除対象のSIM情報セット3(121)が格納されていない場合(ステップS403:No)、ステップS406に移行する。また、SIMスロット102に装着されているSIMカード111の加入者情報111aaとSIM情報セット3(121)の契約加入者情報122(IMSI)が一致していない場合(ステップS404:No)もステップS406に移行する。
ステップS406では、SIM情報制御部103は、エラーと判断し、SIM情報通信部105を介して携帯通信端末100の外部(例えば外部機器)へSIM情報セット3(121)が削除できなかった旨を通知する。この状態で、SIM情報管理部101には、削除要求されたSIM情報セット3(121)が削除されずに残る状態となる。そして、SIM情報制御部103は、アプリケーション部107を通じて表示部108にSIM情報セット3(121)が削除できなかった旨を表示する(ステップS406)。
(SIM情報セットの選択処理例)
図5は、実施の形態1にかかる端末装置のSIM情報セット選択時の処理例を示すフローチャートである。通信処理でSIM情報セット121を選択する際に、SIM情報制御部103が行う処理内容を説明する。
図5は、実施の形態1にかかる端末装置のSIM情報セット選択時の処理例を示すフローチャートである。通信処理でSIM情報セット121を選択する際に、SIM情報制御部103が行う処理内容を説明する。
図1に示したSIM情報管理部101には、2つのSIM情報セット121(SIM情報セット1,2)が格納されている状態とする。SIM情報制御部103は、表示部108の表示メニューとして「SIM情報設定」を表示させ、キー入力部109の操作がアプリケーション部107で認識される状態でユーザ操作を検出すると、以下の処理を開始する。
はじめに、SIM情報制御部103は、SIMスロット102にSIMカード111があるか(装着されているか)をチェックする(ステップS501)。SIMカード111がある場合には(ステップS501:Yes)、SIM情報制御部103は、SIMスロット102内のSIMカード111の情報を用い、無線通信部106を通して無線ネットワーク120上の契約管理のサーバ等と通信する。そして、SIMカード111の現在の契約状態が有効であるか確認する(ステップS502)。
契約が有効な場合は(ステップS502:Yes)、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101に格納されているSIM情報をアプリケーション部107に通知する。アプリケーション部107は、表示部108にSIM情報(SIM情報セット1,2の情報)を表示する(ステップS503)。
次に、ユーザ操作により使用するSIM情報が選択される(ステップS504)。例えば、SIM情報セット2を使用する選択がされたとする。SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101が管理するSIM情報セット2の契約加入者情報(IMSI)と、SIMスロット102に装着されているSIMカード111内の加入者情報(IMSI)が一致しているかを確認する(ステップS505)。
一致している場合は(ステップS505:Yes)、SIM情報管理部101は、選択したSIM情報(SIM情報セット2)を保持し(ステップS506)、処理を終了する。このように、SIMスロット102に契約の基となったSIMカード111が装着されていれば、SIM情報セット2は、この契約の基となったSIMカード111に関連付いて追加された情報であるため一致状態が得られ、正当なSIM情報と判断される。これにより、以降の無線通信の処理時には、ユーザが選択したSIM情報セット2を用いることができる。
一方、SIMスロット102にSIMカード111が装着されていない場合(ステップS501:No)、ステップS507に移行する。また、SIMスロット102に装着されているSIMカード111の契約が無効な場合(ステップS502:No)、ステップS507に移行する。さらに、SIM情報管理部101内の選択されたSIM情報セット121に関連付けた契約加入者情報122と、SIMカード111内の加入者情報111aaが一致しない場合(ステップS505:No)、ステップS507に移行する。
ステップS507では、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101に格納されているSIM情報セット1,2の情報がエラーと通知する。そして、SIM情報制御部103は、アプリケーション部107を通じて表示部108にSIM情報セット2(121)が選択不可な旨を表示する(ステップS507)。
このように、SIMスロット102にSIMカード111が装着されていなければ、契約の基となるSIMカード111自体がないため、選択したSIM情報セット2(121)を用いた無線通信を無効にする。また、SIMスロット102にSIMカード111が装着されていても、このSIMカード111の契約が無効な場合も選択したSIM情報セット2(121)を用いた無線通信を無効にする。
さらには、SIM情報管理部101内の選択されたSIM情報セット121に関連付けた契約加入者情報122と、SIMカード111内の加入者情報111aaが一致しない場合も、選択したSIM情報セット2(121)を用いた無線通信を無効にする。例えば、SIMスロット102には、SIM情報セット2(121)追加時に用いた正当なSIMカード111以外のSIMカードが装着されていることが考えられる。すなわち、追加したSIM情報セット2(121)の正当性を判断できなくなる。このため、選択したSIM情報セット2(121)を用いた無線通信を無効にする。
また、上記処理では、ステップS507では、選択したSIM情報セット2(121)を用いた無線通信を無効にすることとしたが、SIM情報管理部101に格納されている全てのSIM情報セット1〜n(121)の選択および使用を無効にしてもよい。
上述した実施の形態1によれば、SIMカード111から契約加入者情報122を読み出し、携帯通信端末100のSIM情報管理部101に保持し、SIM情報管理部101のSIM情報を用いて通信運用する。このように、SIMカード111へのアクセスを行わず、携帯通信端末100内に保持したSIM情報セット121を用いたソフトSIMの機能での運用を行う。そして、実施の形態では、追加したSIM情報セット1〜n(121)は、契約の基となる正当なSIMカード111がSIMスロット102に装着されているときのみ選択および使用できるようにしている。
これにより、SIMカード111に保持した契約加入者情報122を読み出しSIM情報セット121を携帯通信端末100が保持し運用する構成としたとき、他の携帯通信端末100と同一のSIM情報セットになることを防ぐことができる。また、同一契約のSIM情報が異なる複数の携帯通信端末に書き込まれ運用されることを防ぐことができる。これにより、同一の契約情報をもつクローン端末の作成を不可にできる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、携帯通信端末100が無線通信に用いる無線ネットワーク120を用いてSIM情報セット121の追加および削除を行う処理例について説明する。実施の形態2においても携帯通信端末100は、実施の形態1(図1)と同様の構成を有する。実施の形態2では、契約の基となるSIMカード111のオペレータ(キャリア)がオペレータ1であり、オペレータ2が別契約分であるとする。携帯通信端末100は、ユーザ操作等により、無線ネットワーク120を介してオペレータ1,2との通信処理を行い、オペレータ2のSIM情報を追加、削除する。
実施の形態2では、携帯通信端末100が無線通信に用いる無線ネットワーク120を用いてSIM情報セット121の追加および削除を行う処理例について説明する。実施の形態2においても携帯通信端末100は、実施の形態1(図1)と同様の構成を有する。実施の形態2では、契約の基となるSIMカード111のオペレータ(キャリア)がオペレータ1であり、オペレータ2が別契約分であるとする。携帯通信端末100は、ユーザ操作等により、無線ネットワーク120を介してオペレータ1,2との通信処理を行い、オペレータ2のSIM情報を追加、削除する。
(SIM情報セットの追加処理例)
図6A、図6Bは、実施の形態2にかかる端末装置のSIM情報セット追加時の処理例を示すシーケンス図である。図1のSIMスロット102には、契約の基となるオペレータ1のSIMカード111が装着されている状態であるとする。以下の追加処理で新たに別契約のオペレータ2のSIM情報セット2(121)を追加処理する。
図6A、図6Bは、実施の形態2にかかる端末装置のSIM情報セット追加時の処理例を示すシーケンス図である。図1のSIMスロット102には、契約の基となるオペレータ1のSIMカード111が装着されている状態であるとする。以下の追加処理で新たに別契約のオペレータ2のSIM情報セット2(121)を追加処理する。
はじめに、図6Aに示すように、携帯通信端末100のSIM情報制御部103は、SIMスロット102内の契約の基となるSIMカード111から情報(オペレータ1)を読み込む(ステップS601)。そして、無線通信部106は、無線ネットワーク120上のオペレータ1(120a)に携帯通信端末100の位置登録を行う。
オペレータ1(120a)では、SIMカード111のオペレータ1の情報を加入者レジスタ1(611)と照合することで現在の契約状態を確認し(ステップS602)、契約中の場合は確認応答を行い(ステップS603)、携帯通信端末100との間のセキュア通信を確立する。
この際、無線ネットワーク120aから認証手順(AKA:Authentication and Key Agreement等)により認証要求された場合には(ステップS604)、無線通信部106は、SIM情報制御部103に通知する。SIM情報制御部103は、SIMスロット102内のSIMカード111に演算要求を行い(ステップS605)、SIMカード111は演算実施した演算結果(CK1,IK1)を保存する(ステップS606)。
演算結果(CK1,IK1)は、無線通信部106に通知され(ステップS607)、無線通信部106は、オペレータ1(120a)に認証応答する(ステップS608)。無線通信部106は、演算結果(CK1,IK1)を以降の無線ネットワーク120aの通信で秘匿(CK)、改ざん防止(IK)の処理を行う際に使用する。
次に、SIM情報制御部103は、無線通信部106を介してオペレータ2(120b)のWebサイト600上の契約サイト601にアクセスし(ステップS609)、追加する別契約分の契約手続きを行う。携帯通信端末100は、無線通信部106を介してオペレータ2の契約サイト601との間で契約情報の登録処理を行い(ステップS610)、オペレータ2の加入者レジスタ2(612)に契約情報を登録する(ステップS611)。そして、契約完了すると、携帯通信端末100の無線通信部106に、オペレータ2の契約サイト601から追加するSIM情報セット2(121)が通知される(ステップS612)。
携帯通信端末100は、無線通信部106がSIM情報セット2(121)を受信し、SIM情報制御部103に通知する(ステップS613)。
この後、SIM情報制御部103は、追加するSIM情報セット2(121)に、SIMスロット102に装着されているSIMカード111内のオペレータ1の加入者情報111aaを関連付けてSIM情報管理部101に格納する(ステップS614)。
携帯通信端末100のSIM情報制御部103は、SIM情報管理部101からの格納完了の通知により(ステップS615)、オペレータ2(120b)の契約サイト601にSIM情報セット2(121)の格納(追加)が完了した旨を通知する(ステップS616)。
その後、図6Bを用いて、携帯通信端末100が無線通信に用いるSIM情報セットを変更し、オペレータ2(120b)を選択した場合の処理を説明する。SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101のオペレータ2に対応するSIM情報セット2(121)の契約加入者情報122と、SIMスロット102に装着されているSIMカード111の加入者情報111aaを読み込み(ステップS617)、両者の一致を判断する。
SIM情報セット2(121)の契約加入者情報122と、SIMカード111の加入者情報111aaが一致する場合の処理(ステップS618)を説明する。この場合、SIM情報制御部103は、無線通信部106によりSIM情報セット2(121)を使用し、無線ネットワーク120上のオペレータ2(120b)に位置登録し、オペレータ2の契約有無を確認し(ステップS619)、契約の有無の確認応答を受ける(ステップS620)。
この際、無線ネットワーク120bから認証手順(AKA等)を用いた認証要求が行われた場合には、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101のSIM情報セット2(121)に演算要求を行う(ステップS621)。そして、SIM情報セット2(121)は演算実施した演算結果(CK2,IK2)をSIM情報管理部101に保存する(ステップS622)。
演算結果(CK2,IK2)は、SIM情報制御部103を経由し無線通信部106に通知され(ステップS623)、オペレータ2(120b)に認証応答する(ステップS624)。無線通信部106は、演算結果(CK2,IK2)を以降の無線ネットワーク120bとの通信で秘匿(CK)、改ざん防止(IK)処理を行う際に使用する。
例えば、携帯通信端末100の無線通信部106は、以降の通信時に、演算結果(CK2,IK2)をIK,CKの通信用暗号鍵として用い、オペレータ2(120b)を経由した無線通信を行う(ステップS625)。これにより、無線通信部106は一般サイト602との間の通信をセキュアに行うことができる。
SIM情報セット2(121)の契約加入者情報122と、SIMカード111の加入者情報111aaが一致しない場合、無線通信部106によるオペレータ2のSIM情報セット2(121)を用いた無線通信は使用不可となる(ステップS626)。
例えば、SIMスロット102にオペレータ1(120a)以外の契約のSIMカード111が装着された状態で、SIM情報をオペレータ2(120b)を選択した場合がある。この場合には、SIM情報管理部101のオペレータ2(120b)のSIM情報セット2(121)の契約加入者情報122と、SIMカード111内の加入者情報111aaとが一致しないため、選択したSIM情報セット2(121)は使用不可となる。
なお、オペレータ2(120b)の契約サイト601から通知されるSIM情報セット2(121)が漏洩し、他の携帯通信端末100に書き込まれ不正に使用されることが想定される。これに対応するため、契約情報の登録時に(ステップS610)、契約手続きで登録する情報にSIMスロット102に装着されているSIMカード111の固有番号(例えば、ICCID:Integrated Circuit Card ID)を含めてもよい。これにより、オペレータ2(120b)の契約サイト601は、ICCIDを使用してSIM情報セット2(121)を暗号化し、携帯通信端末100に通知することで、情報を暗号化できる。
携帯通信端末100では、受信した暗号化されたSIM情報セット2(121)をSIMスロット102に装着されているSIMカード111の固有番号(ICCID)を使用して復号化する。そして、復号化したSIM情報セット2(121)をSIM情報管理部101に格納する。
これにより、他の携帯通信端末100に暗号化されたSIM情報セット2(121)が不正に書き込まれたとしても、固有番号(ICCID)を有する該当SIMカード111は他の携帯通信端末100に装着されていない。したがって、他の携帯通信端末100では、暗号化されたSIM情報セット2(121)を復号化できず、不正な使用を防止できる。
(SIM情報セットの削除処理例)
図7A、図7Bは、実施の形態2にかかる端末装置のSIM情報セット削除時の処理例を示すシーケンス図である。図1のSIMスロット102には、契約の基となるオペレータ1のSIMカード111が装着されている状態であるとする。また、SIM情報管理部101には、SIM情報セット121としてオペレータ2のSIM情報2(121)が格納されている状態とし、以下の削除処理でオペレータ2のSIM情報セット2(121)を契約解除により削除処理する。
図7A、図7Bは、実施の形態2にかかる端末装置のSIM情報セット削除時の処理例を示すシーケンス図である。図1のSIMスロット102には、契約の基となるオペレータ1のSIMカード111が装着されている状態であるとする。また、SIM情報管理部101には、SIM情報セット121としてオペレータ2のSIM情報2(121)が格納されている状態とし、以下の削除処理でオペレータ2のSIM情報セット2(121)を契約解除により削除処理する。
携帯通信端末100のSIM情報制御部103は、SIMスロット102内の契約の基となるSIMカード111から情報(オペレータ1)を読み込む(ステップS701)。そして、無線通信部106は、無線ネットワーク120上のオペレータ1(120a)に携帯通信端末100の位置登録を行う。
オペレータ1(120a)では、SIMカード111のオペレータ1の情報を加入者レジスタ1(611)と照合することで現在の契約状態を確認し(ステップS702)、契約中の場合は確認応答を行い(ステップS703)、携帯通信端末100との間のセキュア通信を確立する。
この際、無線ネットワーク120aから認証手順(AKA等)により認証要求された場合には(ステップS704)、無線通信部106は、SIM情報制御部103に通知する。SIM情報制御部103は、SIMスロット102内のSIMカード111に演算要求を行い(ステップS705)、SIMカード111は演算実施した演算結果(CK1,IK1)を保存する(ステップS706)。
演算結果(CK1,IK1)は、無線通信部106に通知され(ステップS707)、無線通信部106は、オペレータ1(120a)に認証応答する(ステップS708)。無線通信部106は、演算結果(CK1,IK1)を以降の無線ネットワーク120aの通信で秘匿(CK)、改ざん防止(IK)の処理を行う際に使用する。
次に、SIM情報制御部103は、無線通信部106を介してオペレータ2(120b)のWebサイト600上の契約サイト601にアクセスし(ステップS709)、解約手続きを行う。携帯通信端末100は、無線通信部106を介してオペレータ2の契約サイト601との間で契約情報の削除処理を行い(ステップS710)、オペレータ2の加入者レジスタ2(612)から契約情報を削除する(ステップS711)。そして、契約解除が完了すると、携帯通信端末100の無線通信部106に、オペレータ2の契約サイト601から解約したSIM情報セット2(121)が通知される(ステップS712)。
携帯通信端末100は、無線通信部106がSIM情報セット2(121)の削除の通知を受信し、SIM情報制御部103に通知する(ステップS713)。
SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101のオペレータ2に対応するSIM情報セット2(121)の契約加入者情報122と、SIMスロット102に装着されているSIMカード111の加入者情報111aaを読み込み、両者の一致を判断する。
SIM情報セット2(121)の契約加入者情報122と、SIMカード111の加入者情報111aaが一致する場合には、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101からSIM情報セット2(121)を削除する(ステップS714)。携帯通信端末100の無線通信部106は削除完了の応答(ステップS715)をもとに、オペレータ2(120b)の契約サイト601に削除が完了した旨を通知する(ステップS716)。
一方、SIMスロット102にオペレータ1(120a)以外の契約のSIMカード111が装着された状態で、オペレータ1(120a)以外の通信を使用してオペレータ2(120b)の契約サイト601にアクセスし、解約手続きを行った場合を説明する。この場合、SIM情報管理部101のSIM情報セット2(121)の契約加入者情報122とSIMカード111内の加入者情報111aaが一致しない。
このため、SIM情報制御部103は、SIM情報管理部101からSIM情報セット2(121)を削除しない(ステップS717)。携帯通信端末100の無線通信部106は削除不可の応答(ステップS718)をもとに、オペレータ2(120b)の契約サイト601に削除が不可である旨を通知する(ステップS719)。
実施の形態2によれば、SIM情報セット121を無線ネットワーク120を介して追加および削除できるようになる。実施の形態2では、SIM情報通信部105を設ける必要がなく、通常の無線通信(音声通話やデータ送受信)に用いる無線ネットワーク120を介してSIM情報セット121を追加および削除できる。
また、携帯通信端末100が契約サイト601と直接通信を行って、SIM情報セット121の追加および削除を行うことができるため、新たな契約や契約解除の手続きと同時に携帯通信端末100が用いるSIM情報セット121の追加および削除できる。
また、別契約のSIM情報を追加登録する際に、SIMカード111の固有番号(ICCID等)を用いて暗号化されたSIM情報セット121を受信および復号化する。これにより、他の携帯通信端末にSIM情報セット121が漏洩しても、登録および不正使用を防ぐことができ、同じSIM情報セット121をもつクローン端末の作成を不可にできる。
以上説明した各実施の形態によれば、携帯通信端末内に複数のSIMの情報をSIM情報セットとして保持しておくことで、SIMカードにアクセスせずにオペレータに対応するSIM情報セットを選択するソフトSIM機能でオペレータ別の無線通信が行える。
また、オペレータ別の無線通信を行う際、SIMカードの差し替えを不要にでき、SIMカードの接触面の摩耗や汚れの発生も抑えることができる。また、携帯通信端末内のSIMスロットに装着したSIMカードの情報のチェック処理で異常となる頻度を減らせるようになる。さらに、追加した複数契約分のSIMカードを複数のSIMスロットにそれぞれ装着しておく必要がなく、SIMスロットを最低限の個数(1個)にでき、携帯通信端末を小型化できるようになる。
また、携帯通信端末のSIMスロットに契約の基となるSIMカードが装着されている状態で、別契約のSIM情報セットを追加、削除することができる。SIM情報セットの追加、削除時には、契約の基となるSIMカードの加入者情報と、追加あるいは削除するSIM情報セットの契約加入者情報とが一致している場合に限り、SIM情報セットを有効にする。これにより、携帯通信端末でオペレータ別の無線通信を行うためのSIM情報セットは、契約の基となるSIMカードを装着した1台の携帯通信端末だけが保持でき、SIM情報セットのセキュリティを向上できる。
これにより、ソフトSIMの機能による利便性を得つつ、同一契約のSIM情報が複数の他の通信携帯端末で有することを防ぐことができ、同じ契約情報をもったクローン端末の作成を不可にできる。
上記実施の形態では、端末装置として携帯通信端末100を例に説明したが、SIMカード111が挿抜可能な電子機器であれば同様に適用できる。これら電子機器は、ソフトSIM機能により複数のSIM情報セットを選択してオペレータ別の無線通信を行う際に用いるSIM情報セットのセキュリティを向上できる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)SIMカードが保持する情報を複数のSIMカード分、SIM情報セットとして格納保持する情報管理部と、
前記SIMカードが装着可能なSIMスロットと、
前記SIM情報セットの固有情報と一致する固有情報を有する前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されている場合、前記SIM情報セットの使用を有効にする制御部と、
を備えたことを特徴とする端末装置。
前記SIMカードが装着可能なSIMスロットと、
前記SIM情報セットの固有情報と一致する固有情報を有する前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されている場合、前記SIM情報セットの使用を有効にする制御部と、
を備えたことを特徴とする端末装置。
(付記2)前記制御部は、
前記SIM情報セットの追加時、前記SIMスロットに装着されている前記SIMカードの前記固有情報を、追加する前記SIM情報セットの固有情報として前記情報管理部に格納することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
前記SIM情報セットの追加時、前記SIMスロットに装着されている前記SIMカードの前記固有情報を、追加する前記SIM情報セットの固有情報として前記情報管理部に格納することを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記3)前記制御部は、
前記SIM情報セットの削除時、前記SIMカードの前記固有情報が削除する前記SIM情報セットの固有情報と一致する場合に、前記情報管理部から削除することを特徴とする付記1または2に記載の端末装置。
前記SIM情報セットの削除時、前記SIMカードの前記固有情報が削除する前記SIM情報セットの固有情報と一致する場合に、前記情報管理部から削除することを特徴とする付記1または2に記載の端末装置。
(付記4)前記制御部は、
前記SIM情報セットの前記使用または前記追加または前記削除時、さらに前記SIMカードの契約が有効な場合に処理を行うことを特徴とする付記3に記載の端末装置。
前記SIM情報セットの前記使用または前記追加または前記削除時、さらに前記SIMカードの契約が有効な場合に処理を行うことを特徴とする付記3に記載の端末装置。
(付記5)前記制御部は、
所望する契約の無線通信時、当該契約に対応する前記SIM情報セットを前記情報管理部から選択し、
選択された前記SIM情報セットを使用して無線通信を行う無線通信部をさらに備えたことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の端末装置。
所望する契約の無線通信時、当該契約に対応する前記SIM情報セットを前記情報管理部から選択し、
選択された前記SIM情報セットを使用して無線通信を行う無線通信部をさらに備えたことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の端末装置。
(付記6)前記SIM情報セットの情報を装置外部との間で入出力する情報通信部をさらに備えたことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の端末装置。
(付記7)前記制御部は、
前記無線通信部を介して、無線ネットワーク上の外部装置との間で前記SIM情報セットの情報を入出力することを特徴とする付記5または6に記載の端末装置。
前記無線通信部を介して、無線ネットワーク上の外部装置との間で前記SIM情報セットの情報を入出力することを特徴とする付記5または6に記載の端末装置。
(付記8)前記制御部は、
前記SIM情報セットの追加時、前記SIMカードの前記固有情報として当該SIMカードの契約者情報を読み出し、当該SIM情報セットの固有情報として前記契約者情報を関連付けて前記情報管理部に格納し、
前記SIM情報セットの前記使用または前記追加または前記削除時、前記SIM情報セットの前記契約者情報と、前記SIMカードの前記契約者情報が一致する場合に限り、前記SIM情報セットの使用を有効にすることを特徴とする付記3〜7のいずれか一つに記載の端末装置。
前記SIM情報セットの追加時、前記SIMカードの前記固有情報として当該SIMカードの契約者情報を読み出し、当該SIM情報セットの固有情報として前記契約者情報を関連付けて前記情報管理部に格納し、
前記SIM情報セットの前記使用または前記追加または前記削除時、前記SIM情報セットの前記契約者情報と、前記SIMカードの前記契約者情報が一致する場合に限り、前記SIM情報セットの使用を有効にすることを特徴とする付記3〜7のいずれか一つに記載の端末装置。
(付記9)前記制御部は、
複数のうち所望する前記SIM情報セットの固有情報と一致する固有情報を有する前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されていない場合、前記SIM情報セットの使用を無効にすることを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の端末装置。
複数のうち所望する前記SIM情報セットの固有情報と一致する固有情報を有する前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されていない場合、前記SIM情報セットの使用を無効にすることを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の端末装置。
(付記10)前記制御部は、
前記SIM情報セットの追加時、前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されていない場合、あるいは、前記SIMスロットに装着された前記SIMカードの契約が有効でない場合、前記SIM情報セットを追加しないことを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の端末装置。
前記SIM情報セットの追加時、前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されていない場合、あるいは、前記SIMスロットに装着された前記SIMカードの契約が有効でない場合、前記SIM情報セットを追加しないことを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の端末装置。
(付記11)前記制御部は、
前記SIM情報セットの削除時、前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されていない場合、あるいは、前記SIMスロットに装着された前記SIMカードの契約が有効でない場合、あるいは、前記SIMカードの前記固有情報が削除する前記SIM情報セットの固有情報と一致しない場合、前記SIM情報セットを削除しないことを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の端末装置。
前記SIM情報セットの削除時、前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されていない場合、あるいは、前記SIMスロットに装着された前記SIMカードの契約が有効でない場合、あるいは、前記SIMカードの前記固有情報が削除する前記SIM情報セットの固有情報と一致しない場合、前記SIM情報セットを削除しないことを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の端末装置。
100 携帯通信端末
101 SIM情報管理部
102 SIMスロット
103 SIM情報制御部
105 SIM情報通信部
106 無線通信部
107 アプリケーション部
108 表示部
109 キー入力部
110 アンテナ
111 SIMカード
111a データ情報
111aa 加入者情報
111b 演算機能部
120 無線ネットワーク
121 SIM情報セット
122 契約加入者情報
101 SIM情報管理部
102 SIMスロット
103 SIM情報制御部
105 SIM情報通信部
106 無線通信部
107 アプリケーション部
108 表示部
109 キー入力部
110 アンテナ
111 SIMカード
111a データ情報
111aa 加入者情報
111b 演算機能部
120 無線ネットワーク
121 SIM情報セット
122 契約加入者情報
Claims (7)
- SIMカードが保持する情報を複数のSIMカード分、SIM情報セットとして格納保持する情報管理部と、
前記SIMカードが装着可能なSIMスロットと、
前記SIM情報セットの固有情報と一致する固有情報を有する前記SIMカードが前記SIMスロットに装着されている場合、前記SIM情報セットの使用を有効にする制御部と、
を備えたことを特徴とする端末装置。 - 前記制御部は、
前記SIM情報セットの追加時、前記SIMスロットに装着されている前記SIMカードの前記固有情報を、追加する前記SIM情報セットの固有情報として前記情報管理部に格納することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記制御部は、
前記SIM情報セットの削除時、前記SIMカードの前記固有情報が削除する前記SIM情報セットの固有情報と一致する場合に、前記情報管理部から削除することを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。 - 前記制御部は、
前記SIM情報セットの前記使用または前記追加または前記削除時、さらに前記SIMカードの契約が有効な場合に処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の端末装置。 - 前記制御部は、
所望する契約の無線通信時、当該契約に対応する前記SIM情報セットを前記情報管理部から選択し、
選択された前記SIM情報セットを使用して無線通信を行う無線通信部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の端末装置。 - 前記SIM情報セットの情報を装置外部との間で入出力する情報通信部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の端末装置。
- 前記制御部は、
前記無線通信部を介して、無線ネットワーク上の外部装置との間で前記SIM情報セットの情報を入出力することを特徴とする請求項5または6に記載の端末装置。
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