JP2016109333A - 調理器用トッププレート及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】防眩性を付与しながらも、低膨張結晶化ガラスからなる基材の色の問題を解決可能な調理器用トッププレート及びその製造方法を提供する。
【解決手段】調理器用トッププレート1は、低膨張結晶化ガラスからなり、調理面2aと前記調理面2aに対向する裏面2bとを有する基材2を備える調理器用トッププレート1であって、前記基材2の調理面2a側に、着色成分を含む映り込み防止膜(防眩膜3、反射防止膜)を備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理器用トッププレート、特にラジエントヒーターやハロゲンヒーターを用いた赤外線加熱調理器、電磁加熱(IH)調理器、ガス調理器のトッププレート及びその製造方法に関するものである。
家庭用や業務用の調理器として、従来からのガスコンロを採用したガス調理器だけでなく、ラジエントヒーターやハロゲンヒーターを採用した赤外線加熱調理器、電磁加熱調理器が使用されるようになってきた。例えば、電磁加熱調理器に用いられるトッププレートには、伝熱効率、安全性、耐熱衝撃性の点から、電磁誘導加熱量が小さく、低膨張のガラス、セラミックス、結晶化ガラス等からなる基材が使用されてきた。
また、トッププレートとして、琺瑯やステンレスを使用していたガス調理器においても、材料の美観や清掃性が優れていることから、低膨張のガラス、セラミックス、結晶化ガラス等の非金属系材料が基材として使用されるようになってきた。
特に、低膨張結晶化ガラスは、熱衝撃に強く、機械的強度や美観も良好であることから、調理器用トッププレートの基材として理想的な特性を備えている。
ところで、調理器用トッププレートの本来の役割は、加熱装置に対して、水、調味料、食品等が飛散するのを防止することである。それに加えて、近年、調理器用トッププレートの多機能化、美観向上等のため、低膨張結晶化ガラス等からなる基材の表面に種々の処理や膜付け等が行われるのが通例となっている。
例えば、加熱装置や配線等の調理器の内部構造を隠蔽して美観を向上させる目的のため、透明な低膨張ガラスからなる基材の表面に印刷法やスパッタリング法を用いて遮光膜を形成した調理器用トッププレートが実用化されている。特許文献1には、ガラス板の裏面に、可視光を遮蔽する可視光遮蔽膜を設けた電磁加熱調理器用トッププレートが記載されている。
しかし、低膨張結晶化ガラスからなる基材自体が光沢を有することに加えて、可視光遮蔽膜も光沢を有すると、調理器用トッププレートの調理面で室内の照明等の光が反射し、眩しくなる等の問題があった。光の反射により眩しくなると、調理者の作業性を低下させるとともに、操作ミス等でヤケド等を引き起こす原因ともなり得る。そのため、調理器用トッププレートに光の反射を抑制する効果(防眩性)を付与することは重要な技術的課題である。
例えば、特許文献2には、低膨張結晶化ガラスの表面に、表面粗さ(Ra)が0.1〜20μmである酸化物被膜を形成することにより、光を散乱させて調理器用トッププレートに防眩性を付与することが開示されている。
特開2012−169203号公報 特開2007−101134号公報
また、光の反射とは別の問題として、低膨張結晶化ガラスからなる基材の色の問題がある。ガラスにFe等の不純物の量が多いと、低膨張結晶化ガラスは、着色しやすくなる。特許文献1には、可視光遮蔽膜により、ガラス板の色味を消す(目立たなくする)ことが記載されている。しかし、可視光遮蔽膜が調理器用トッププレートの裏面に形成されているため、実際、特許文献1に記載の調理器用トッププレートを近くから見ると、低膨張結晶化ガラスからなる基材の色が直接認識される。そのため、ガラス板の色味を完全に目立たなくすることは困難である。
特許文献2の酸化物被膜は、調理器用トッププレートに防眩性を付与することができるが、低膨張結晶化ガラスからなる基材の色味を目立たなくすることはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、防眩性を付与しながらも、低膨張結晶化ガラスからなる基材の色の問題を解決可能な調理器用トッププレート及びその製造方法を提供することである。
本発明者は、上記問題点を解決するために種々検討した結果、低膨張結晶化ガラスからなる基材の調理面側に、着色した映り込み防止膜を形成することにより、上記課題を解決し、本発明を提案するに至った。
本発明の調理器用トッププレートは、低膨張結晶化ガラスからなり、調理面と前記調理面に対向する裏面とを有する基材を備える調理器用トッププレートであって、前記基材の調理面側に、着色成分を含む映り込み防止膜を備えてなることを特徴とする。
上記の構成によれば、低膨張結晶化ガラスの調理面側に設けられた映り込み防止膜により、光の反射を抑制し、調理器用トッププレートに防眩性を付与することができる。映り込み防止膜とは、調理器用トッププレートに入射する可視光(波長400〜700nm)の反射率が、基材に直接入射する可視光の反射率よりも0.1%以上低い反射防止膜や光を散乱させる防眩膜を含む。反射防止膜は、基材よりも屈折率の低い膜、例えばアモルファスシリカ膜等であり、防眩膜は、凹凸形状を有する膜である。さらに、上記の構成のように、調理面側に着色成分を含む映り込み防止膜を備えることにより、低膨張結晶化ガラスからなる基材の色が使用者に直接認識されず、映り込み防止膜を介して低膨張結晶化ガラスからなる基材の色が認識される。そのため、基材の着味を目立たなくすることができる。
上記の構成において、前記映り込み防止膜は、前記基材の色と補色関係にある色を有することが好ましい。
映り込み防止膜が、基材の色と補色関係にある色を有することで、基材の色味を効率的に目立たなくすることができる。なお、補色関係とは、以下に記載する関係を満たす場合を言う。まず、映り込み防止膜を備えていない基材に白色光(D65)を入射させたときに得られる反射光のL*a*b*表色系におけるa*及びb*を測定し(以下、a*1及びb*1と記載する)、次に、セラミック製の標準白色板(一般財団法人日本色彩研究所製)の上に映り込み防止膜を形成し、映り込み防止膜側から白色光(D65)を入射させたときに得られる反射光のL*a*b*表色系におけるa*及びb*を測定する(以下、a*2及びb*2と記載する)。a*1とa*2の差の絶対値、及びb*1とb*2の差の絶対値がともに2.0以下となる場合、映り込み防止膜の色が、基材の色と補色関係にあるとする。
上記の構成において、前記映り込み防止膜は、表面粗さ(Ra)が0.1〜20μmの防眩膜であることが好ましい。
調理面に凹凸な膜を形成して防眩膜を形成する場合、光の散乱度合及び調理器用トッププレートの平滑性が重要である。表面粗さ(Ra)が0.1〜20μmであれば、光が十分に散乱し、かつ適度な平滑性の調理器用トッププレートを得ることができる。
上記の構成において、前記防眩膜が、平均粒子径が5〜50μmのSiO粒子を含むことが好ましい。なお、上記の平均粒子径は、防眩膜に含まれる任意の20個のSiO粒子を光学顕微鏡を用いて求めた値である。
防眩膜が、平均粒子径が5〜50μmのSiO粒子を含むことにより、表面粗さ(Ra)が0.1〜20μmの防眩膜を容易に形成することができる。
上記の構成において、前記防眩膜は平均膜厚が10〜2000nmであることが好ましい。
防眩膜は平均膜厚が10〜2000nmであれば、十分な防眩性を有するとともに、基材の色味の目立たない調理器用トッププレートが得られる。
本発明の調理器用トッププレートは、前記基材の裏面側に、可視光遮蔽膜を備えてなることが好ましい。
可視光遮蔽膜により、所望の色を有する調理器用トッププレートを容易に得ることができる。
上記の構成において、前記低膨張結晶化ガラスがSiO−Al−LiO系低膨張透明結晶化ガラスであることが好ましい。
SiO−Al−LiO系低膨張透明結晶化ガラスは、透明で赤外線透過特性や機械的強度に優れ、かつ熱膨張係数が0に近いため、調理器用トッププレートの基材のように、耐熱性かつ耐久性を必要とする基材の材料として好適である。
上記の構成において、前記低膨張結晶化ガラスは、Feの含有量が10〜200ppmであることが好ましい。
低膨張結晶化ガラスは、Feの含有量が200ppmより多いと、低膨張結晶化ガラスの着色の度合いが強くなりすぎ、映り込み防止膜でも基材の着色を目立たなくすることが難しくなる場合がある。低膨張結晶化ガラスは、Feの含有量が200ppm以下であるため、映り込み防止膜による基材の着味を目立たなくする効果を十分に得ることができる。また、Feの含有量は0ppmである(Feを含まない)ことが理想であるが、原料やカレットから不純物として混入するFeの量を抑えるためには、高純度の高価な原料の使用や、カレットへの鉄分の付着を抑制するための処理費用などのコストがかかるため、現実的には、低膨張透明結晶化ガラスは、Feの含有量を10ppmより少なくすることは困難である。
上記の構成において、グロス値が30〜90%であることが好ましい。なお、本発明のグロス値は、JIS−Z8741(1997年)に準拠した方法により測定した値を指す。
グロス値が30〜90%であれば、十分な防眩性を有するとともに、適度な光沢を有する調理器用トッププレートが得られる。
本発明の調理器用トッププレートの製造方法は、上記の調理器用トッププレートの製造方法であって、前記基材の調理面側にシラン化合物及び前記着色成分を含む溶液を塗布した後に200〜600℃で加熱することによって、前記映り込み防止膜を前記基材の調理面側に形成することを特徴とする。
上記の構成によれば、着色成分を含む映り込み防止膜を簡易な方法により形成することができる。
以上のように、本発明によれば、防眩性を付与しながらも、低膨張結晶化ガラスからなる基材の色の問題を解決可能な調理器用トッププレート及びその製造方法を提供することが可能となる。
本発明の第一の実施形態に係る調理器用トッププレートの模式的断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る調理器用トッププレートの模式的断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施の形態に対し適宜変更、改良等が加えられたものも本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る調理器用トッププレートの模式的断面図である。図1に示すように、本発明の調理器用トッププレート1は、可視光(波長400〜700nm)の透過率が50%以上である低膨張透明結晶化ガラスからなる基材2を備えている。この基材2は、当該基材2の上に鍋等を載置して調理を行うための調理面2aと、調理面2aと対向しており、調理器の温度等を調節するためのタッチパネル等を備え、調理器内部のIH加熱装置や赤外光センサと対向することになる裏面2bとを有している。
基材2の厚みは、例えば、1〜10mm程度とすることができる。この厚みであれば、調理器用トッププレート1が十分な機械的強度を有し、かつ、調理器の軽量化を図ることができる。基材2の厚みは、3〜8mm程度とすることが好ましい。
基材2を構成する低膨張透明結晶化ガラスとして、例えば、SiO−Al−LiO系低膨張透明結晶化ガラスを使用することができる。SiO−Al−LiO系低膨張透明結晶化ガラスとしては、例えば、質量% 表示で、SiOが63〜75%、Alが15〜25%、LiOが1〜5%、MgOが0〜4%、ZnOが0〜5%、TiOが0〜6%、ZrOが0〜3%、Pが0〜2%、NaOが0〜2%、KOが0〜2%の組成を有するガラスが挙げられる。SiO−Al−LiO系低膨張透明結晶化ガラスとして、例えば、日本電気硝子株式会社製ネオセラムN−0が挙げられる。ネオセラムN−0は、透明であり、赤外線透過特性や機械的強度に優れる。また、熱膨張係数が0に近いため、100℃以上の熱衝撃を加えても割れず、調理器用トッププレート1の基材2として好適に使用できる。
基材2を構成する低膨張透明結晶化ガラスは、不純物としてFeの含有量が200ppm以下であれば問題は無い。すなわち、Feの含有量が多くなればなるほど、基材2が着色の度合いが強くなるが、Feの含有量が200ppm以下であれば、後述する防眩膜3や反射防止膜13により、基材2の着味を目立たなくすることができるからである。また、Feの含有量は、上述した通り、コスト面から10ppm以上であることが好ましい。
基材2は、調理器の形状、デザイン、加熱源の種類に応じた形状にできる。例えば、特開2014−037927号公報に記載のように、周縁部に傾斜部を設けることができる。また、ガス調理器用として調理器用トッププレート1を用いる場合、基材2に開口部が設けられる。
基材2の調理面2aには、映り込み防止膜として、防眩膜3が形成されている。防眩膜3は、表面に微細な凹凸を有している。そのため、防眩膜3の凹凸表面で光が散乱し、調理器用トッププレート1に防眩性を付与する。防眩膜3は、基材2の調理面2aの全面に形成されていてもよく、必要に応じて一部のみに形成されていてもよい。
防眩膜3は、表面粗さ(Ra)が0.1〜20μmであることが好ましい。防眩膜3の表面粗さは、JIS B 0601(2013年)に基づいて求めた中心線平均粗さであり、表面の凹凸度合いを表す指標である。防眩膜3の表面粗さが0.1μmよりも小さいと、調理器用トッププレート1の防眩性が乏しくなることがある。一方、防眩膜3の表面粗さが20μmよりも大きいと、調理器用トッププレート1の手触りが悪くなり、また、調理器用トッププレート1を拭いた時に、汚れが落ちにくくなる。防眩膜3の表面粗さは、好ましくは0.1〜15μm、より好ましくは0.1〜10μm、さらに好ましくは0.1〜7μm、最も好ましくは0.2〜4μmである。
防眩膜3は、例えば、例えば、SiO粒子を含んでもよい。SiO粒子により、防眩膜3の表面に凹凸が形成される。SiOは、耐熱性が高く、調理時において熱変形や成分の溶け出し等の不具合が発生しない。また、SiOは、光を散乱させる効果が高く、防眩性に優れる。さらに、SiOは、原材料が安価に入手できる等の利点もある。そのうえ、SiOは、低膨張結晶化ガラスに熱膨張係数が近いため、低膨張結晶化ガラスからなる基材2と防眩膜3の熱膨張差を小さくできる。そのため、基材2と防眩膜3の間に不当な応力が発生しにくい。
なお、防眩膜3は、SiO粒子以外にも、表面の凹凸形成のために、例えばTiO粒子を含んでもよい。
SiO粒子の平均粒子径は、5〜50μmであることが好ましい。平均粒子径は、防眩膜3に含まれる任意の20個のSiO粒子の粒子径を光学顕微鏡を用いて求めたメディアン値(d50)である。平均粒子径は、5〜50μmであれば、表面粗さ(Ra)が0.1〜20μmの防眩膜3を容易に得ることができる。また、SiO粒子は、凝集することを抑制するために、疎水処理等の表面処理されていることが好ましい。
防眩膜3は、着色成分を含んでいる。着色成分としては、有機顔料、無機顔料、染料等が挙げられる。無機顔料は、耐熱性に優れるため好ましい。無機顔料としては、雲母に無機酸化物をコーティングしたもの、TiO、ZrO、ZrSiOの他、Co−Al−Zn系、Co−Al−Si系、Co−Al−Ti系、Co−Al−Cr系、Co−Ni−Ti−Zn系、Ti−Sb−Cr系、Ti−Ni系、Co−Si系、Ti−Fe−Zn系、Fe−Zn系、Fe−Ni−Cr系、Fe−Co−Cr系、Zn−Fe−Cr−Al系、Co−Cr−Fe系、Cu−Cr系、Cu−Cr−Fe系、Cu−Cr−Mn系の無機顔料を単独又は混合して用いることができる。
防眩膜3における着色成分の含有量は、0.5〜15質量%であることが好ましい。着色成分の含有量が0.5質量%未満であると、基材2の色味を目立たなくする効果が小さい場合がある。一方、着色成分の含有量が15質量%よりも多いと、防眩膜3の色が目立ち、意匠性を低下させることがある。
着色成分は、基材2の色に応じて適宜選択することができる。着色成分は、防眩膜3の色を、基材2の補色関係にある色にできるものを使用することが好ましい。これにより、基材2の色味を効率的に目立たなくできる。
すなわち、調理器用トッププレート1の防眩膜3側から白色光(D65)を入射させたときに得られる反射光のL*a*b*表色系におけるa*及びb*がともに2.0以下となり、基材2の色味を効率的に目立たなくできる。
防眩膜3は、SiO粒子を基材2の調理面2aの表面に付着させるため、公知の粘着剤を含んでいてもよい。粘着剤は、無職透明なシリコーン樹脂等であることが好ましい。
防眩膜3の平均膜厚は、10〜2000nmであることが好ましい。防眩膜3の平均膜厚が10nm未満であると、調理器用トッププレート1の防眩性が乏しくなることがある。また、基材2の色が認識される場合がある。一方、防眩膜3の平均膜厚が2000nm超であると、防眩膜3の色が目立ち、意匠性を低下させることがある。防眩膜3の平均膜厚は、好ましくは50〜500nm、より好ましくは100〜400nm、さらに好ましくは150〜350nm、最も好ましくは200〜300nmである。
なお、図示はしないが、調理器用トッププレート1は、必要に応じて、防眩膜3の上、または防眩膜3と基材2との間に、可視光を透過し、赤外光(可視光よりも波長が長い光)を遮蔽する赤外光遮蔽膜を形成することができる。赤外光遮蔽膜は、赤外光を反射する膜、赤外光を吸収する膜、または赤外光を吸収すると共に反射する膜により構成することができる。赤外光遮蔽膜は、具体的には、例えば、基材2の屈折率よりも高い屈折率を有する高屈折率膜により構成することができる。赤外光遮蔽膜を高屈折率膜により構成する場合は、高屈折率膜は、基材2の屈折率よりも0.1以上高い屈折率を有することが好ましく、0.2以上高い屈折率を有することがより好ましい。具体的には、高屈折率膜の屈折率は、0.3以上であることが好ましく、0.4以上であることがより好ましい。
赤外光遮蔽膜が、赤外光を反射させる赤外光反射膜である場合は、赤外光遮蔽膜は、例えば、酸化チタン、酸化ジルコン、酸化ニオブ、酸化ハフニウム、酸化タンタル、酸化タングステンまたはスズドープ酸化インジウム(ITO)等の金属酸化物膜により構成することができる。
赤外光遮蔽膜が、赤外光を吸収する赤外光吸収膜である場合、赤外光遮蔽膜は、例えば、酸化クロムを含む膜であることが好ましい。
基材2の裏面2bには、可視光遮蔽膜4が形成されている。可視光遮蔽膜4は、調理器内部のIH加熱装置や赤外光センサを隠蔽する。また、可視光遮蔽膜4は、調理器用トッププレート1を、消費者の嗜好に応じた色に着色する。なお、防眩膜3が無い場合、調理器用トッププレート1を所望の色にするため、可視光遮蔽膜4の色と基材2の色や光の反射の影響を考慮する必要があるが、防眩膜3により、調理器用トッププレート1を所望の色にするため、可視光遮蔽膜4の色のみを考慮すればよい。そのため、調理器用トッププレート1を所望の色にすることが容易となる。
可視光遮蔽膜4として、例えば、Si、Ti、Al、Nb、W、Mo、Sn、Cr、Pt及びAuからなる群より選ばれた金属、ステンレス、ハステロイ、インコネル及びニクロムからなる群より選ばれた合金、ステンレス、ハステロイ、インコネル及びニクロムからなる群より選ばれた合金の窒化物、又はTi、Nb、W、及びMoからなる群より選ばれた金属の窒化物を含むことが好ましい。可視光遮蔽膜4を構成する材料は、調理器用トッププレート1の色や可視光の透過率により選択される。このような可視光遮蔽膜4は、スパッタリング法によって基材2の裏面2bに形成される。スパッタリング法により可視光遮蔽膜4の厚みは、例えば、50〜200nm程度とすることができる。
他にも、可視光遮蔽膜4は、顔料とガラスとにより構成しても良い。顔料は、無機顔料が好ましく有色の無機顔料がより好ましい。可視光遮蔽膜4において、無機顔料は、ガラスマトリックス中に分散していることが好ましい。ガラスマトリックスを構成するガラスとしては、例えば、B−SiO系ガラスが挙げられる。可視光遮蔽膜4は、無機顔料粉末とガラス粉末の混合物を300〜850℃で焼成することにより形成することができる。具体的には、例えば、無機顔料粉末とガラス粉末と樹脂バインダーと溶剤とを含むペーストを調製し、このペーストを基材2の裏面2bに塗布した後、焼成することにより形成することができる。ペーストを塗布する方法としては、例えば、スクリーン印刷法を用いることができる。可視光遮蔽膜4は、多孔質であることが好ましい。多孔質にすることにより、基材2が調理等によって加熱及び冷却が繰り返され、基材2の温度が変化した際にも、基材2から可視光遮蔽膜4が剥離されにくくなる。可視光遮蔽膜4を多孔質にするには、無機顔料に対するガラス粉末の割合を少なくすれば良い。
スクリーン印刷法により可視光遮蔽膜4を形成する場合、可視光遮蔽膜4の厚みは、例えば、1〜10μm程度とすることができる。
可視光遮蔽膜4は、基材2の裏面2bの全面に形成されていてもよく、必要に応じて一部のみに形成されていてもよい。
なお、図示はしないが、調理器用トッププレート1は、必要に応じて、可視光遮蔽膜4の上に、酸化防止膜を形成することができる。酸化防止膜は、種々の材料が使用可能であるが、Si、Ti、Al、Nb、W、Mo、Ta及びSnからなる群より選ばれた1種もしくは2種以上の金属の窒化物、又は、Si、Al及びTiからなる群より選ばれた1種の金属の酸化物を含むと、可視光遮蔽膜4の酸化防止能力が高いため好ましい。
本発明の調理器用トッププレート1は、グロス値が30〜90%であることが好ましく、40〜70%であるとより好ましい。グロス値が30%未満であると光沢がなくなり、見栄えが悪くなり、調理器用トッププレート1の美観が損なわれる。また、グロス値が90%より大きいと、室内の照明等の反射が多くなり、調理時等において眩しくなる等の不具合が生じる。
次に、本発明の第一の実施形態に係る調理器用トッププレートの製造方法について説明する。
低膨張透明結晶化ガラスで構成されており、調理器のサイズに合わせて切断、加工された基材2を準備する。そして、調理器用トッププレート1は、基材2の調理面2aに防眩膜3及び赤外光遮蔽膜を、裏面2bに可視光遮蔽膜4と酸化防止膜を形成することにより製造される。調理面2aに形成される膜(防眩膜3、赤外光遮蔽膜)及び裏面2bに形成される膜(可視光遮蔽膜4、酸化防止膜)は、同時に形成してもよく、他にも、調理面2aに形成される膜を形成した後に裏面2bに形成される膜を形成したり、反対に、裏面2bに形成される膜を形成した後に調理面2aに形成される膜を形成してもよい。本実施形態では、調理面2aに形成される膜を形成した後に裏面2bに形成される膜を形成する方法について説明する。
初めに、基材2の裏面2bに、防眩膜3、赤外光遮蔽膜が形成されることを防ぐために、裏面2bにマスキングを行う。マスキングは、例えば、裏面2bに耐水性の樹脂を塗布したり、防水加工が施された紙やフィルム等で覆うことにより行える。また、マスキングは、裏面2bの周縁部のみ行ってもよい。
次に、基材2の調理面2aに、防眩膜3を形成するために、シラン化合物及び着色成分を含む溶液を準備する。シラン化合物としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメトキシエトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、グリシドキシメチルトリメトキシシラン、グリシドキシメチルトリエトキシシラン、α−グリシドキシエチルトリメトキシシラン、α−グリシドキシエチルトリエトキシシラン、β−グリシドキシエチルトリエトキシシラン、α−グリシシドキシプロピルトリメトキシシラン、α−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリプロポキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリブトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、α−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、α−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、β−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、β−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、δ−グリシドキシブチルトリメトキシシラン、δ−グリシドキシブチルトリエトキシシラン、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリメトキシシラン、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリプロポキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリブトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、γ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルトリエトキシシラン、δ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)ブチルトリメトキシシラン、δ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)ブチルトリエトキシシラン等が挙げられる。そして、スプレーコート法や刷毛により、基材2の調理面2aに上記溶液を塗布する。
基材2の調理面2aに上記溶液が塗布され塗膜が形成された後、基材2及び調理面2a上の塗膜を200〜600℃で加熱する。加熱時間は、10分〜3時間であることが好ましい。加熱により、防眩膜3が形成される。
次に、防眩膜3上に、赤外光遮蔽膜を形成する。赤外光遮蔽膜の形成方法としては、例えば、スパッタリング法、真空蒸着法等が挙げられる。
なお、本実施形態において、防眩膜3上に赤外光遮蔽膜を形成しているが、基材2上に赤外光遮蔽膜を形成し、赤外光遮蔽膜上に防眩膜3を形成してもよい。
防眩膜3及び赤外光遮蔽膜を形成した後、マスキングを除去する。そして、基材2の裏面2bに、可視光遮蔽膜4を形成する。材料として、金属、合金、合金の窒化物、金属の酸化物を用いる場合、可視光遮蔽膜4は、スパッタリング法により形成される。
材料として、顔料とガラスを用いる場合、無機顔料粉末とガラス粉末と樹脂バインダーと溶剤とを含むペーストを調製し、このペーストを基材2の裏面2bに塗布した後、300〜850℃で焼成することにより形成することができる。
次に、可視光遮蔽膜4上に、酸化防止膜を形成する。酸化防止膜の形成方法としては、例えば、スパッタリング法、真空蒸着法等が挙げられる。
なお、本実施形態において、可視光遮蔽膜4上に酸化防止膜を形成しているが、基材2上に酸化防止膜を形成し、酸化防止膜上に可視光遮蔽膜4を形成してもよい。
次に、本発明の第二の実施形態に係る調理器用トッププレート11について図2を用いて説明する。上述した第一の実施形態と対応する部分については同一の符号を付してあり、以下の説明では、第一の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
基材2の調理面2aには、映り込み防止膜として、反射防止膜13が形成されている。反射防止膜13は、例えば、メソポーラスシリカナノ粒子が集合してなるメソポーラスシリカ多孔質膜及び着色成分により形成することができる。
メソポーラスシリカナノ粒子の平均粒径は、200nm以下であることが好ましい。また、反射防止効果を発現させる観点から、反射防止膜13の空隙率(メソポーラスシリカナノ粒子が有するメソ孔(細孔径:2〜10nm)及びマクロ孔(メソポーラスシリカナノ粒子間細孔)(粒子間細孔:5〜200nm)の割合)は、25〜75%であることが好ましい。これにより、反射防止膜13は、反射防止機能を十分に発現する。反射防止膜13の空隙率は、例えば、公知のBJH法で解析することにより求めた孔径分布曲線から求めることができる。
反射防止膜13の屈折率は、1.1〜1.4以下であることが好ましい。これにより、反射防止膜13は、反射防止機能を十分に発現する。
反射防止膜13の平均膜厚は、50〜200nmであることが好ましい。反射防止膜13の平均膜厚が50nm未満であると、調理器用トッププレート11の防眩性が乏しくなることがある。また、基材2の色が認識される場合がある。一方、反射防止膜13の平均膜厚が200nm超であると、反射防止膜13の色が目立ち、意匠性を低下させることがある。反射防止膜13の平均膜厚は、好ましくは80〜150nmである。
反射防止膜13は、例えば、
(i)(a)水等の溶媒、(b)塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸やギ酸、酢酸等の有機酸の酸性触媒、(c)テトラメトキシシラン等のアルコキシシラン、(d)ハロゲン化アルキルトリメチルアンモニウム、ハロゲン化アルキルトリエチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤、(e)エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのブロックコポリマー、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン性界面活性剤、及び(f)着色成分、を含む混合溶液をエージングしてアルコキシシランを加水分解・重縮合させてシリケートを得る。
(ii)得られたシリケートを含む酸性ゾルに、アンモニア、水酸化ナトリウム等の塩基性触媒を添加することにより、非イオン性界面活性剤で被覆され、かつカチオン性界面活性剤を細孔内に有するメソポーラスシリカナノ粒子の溶液を調製する。
(iii) メソポーラスシリカナノ粒子の溶液を基材2の表面にコーティングする。
(iv)溶液を乾燥させた後、基材2を焼成してカチオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤を除去する。
ことにより作製できる。
反射防止膜13の色を、基材2の補色関係にある色にできるものを使用することが好ましい。これにより、基材2の色味を効率的に目立たなくできる。
すなわち、調理器用トッププレート1の反射防止膜13側から白色光(D65)を入射させたときに得られる反射光のL*a*b*表色系におけるa*及びb*がともに2.0以下となり、基材2の色味を効率的に目立たなくできる。
1,11 調理器用トッププレート、2 基材、3 防眩膜、4 可視光遮蔽膜、13 反射防止膜

Claims (10)

  1. 低膨張結晶化ガラスからなり、調理面と前記調理面に対向する裏面とを有する基材を備える調理器用トッププレートであって、
    前記基材の調理面側に、着色成分を含む映り込み防止膜を備えてなることを特徴とする調理器用トッププレート。
  2. 前記映り込み防止膜は、前記基材の色と補色関係にある色を有することを特徴とする請求項1に記載の調理器用トッププレート。
  3. 前記映り込み防止膜は、表面粗さ(Ra)が0.1〜20μmの防眩膜であることを特徴とする請求項1または2に記載の調理器用トッププレート。
  4. 前記防眩膜は、平均粒子径が5〜50μmのSiO粒子を含むことを特徴とする請求項3に記載の調理器用トッププレート。
  5. 前記防眩膜は平均膜厚が10〜2000nmであることを特徴とする請求項3または4に記載の調理器用トッププレート。
  6. 前記基材の裏面側に、可視光遮蔽膜を備えてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の調理器用トッププレート。
  7. 前記低膨張結晶化ガラスがSiO−Al−LiO系低膨張透明結晶化ガラスであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の調理器用トッププレート。
  8. 前記低膨張結晶化ガラスは、Feの含有量が10〜200ppmであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の調理器用トッププレート。
  9. グロス値が30〜90%であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の調理器用トッププレート。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の調理器用トッププレートの製造方法であって、
    前記基材の調理面側にシラン化合物及び前記着色成分を含む溶液を塗布した後に200〜600℃で加熱することによって、前記映り込み防止膜を前記基材の調理面側に形成することを特徴とする調理器用トッププレートの製造方法。
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