JP2016109188A - 直動装置及びボールねじ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
スと言う)を充填して使用しなければならない。したがって、これらの作業に時間と労力
がかかり、上述の生産効率を上げる取り組みを阻害するという問題がある。特に、ナットの中の防錆油を洗い流すのは難しく、ボールねじに傷が付かないように丁寧に取り扱わなければならないため、時間と労力を要する。
前記第1の部材上に相対移動可能に取付けられた第2の部材と、
前記第1の部材と前記第2の部材の間に介在した転動体と、
前記第2の部材の両端部に取付けられ、前記第1の部材との隙間を覆うシール部材と、を備え、
自動給油方式によって潤滑用グリースが供給される直動装置において、
前記直動装置の出荷時に、前記第1の部材と前記第2の部材との間に防錆用グリースが充填されており、
前記シール部材は、前記自動給油方式によって供給される前記潤滑用油脂が、前記防錆用グリースを前記シール部材と前記第2の部材との間を通して前記第1の部材の外へ押し出すことを許すことを特徴とする直動装置を提供する。
複数のボールを介して前記ねじ軸と螺合したナットと、
前記ナットに固定され、前記ねじ軸と接触して前記防錆用グリースを封止するシール部材と、を備え、
自動給油方式によって前記潤滑用油脂が供給されるボールねじ装置において、
前記ボールねじ装置の出荷時において、前記ねじ軸と前記ナットとの間に前記防錆用グリースが充填されており、
前記シール部材は、前記自動給油方式によって供給される前記潤滑用油脂が、前記防錆用グリースを前記シール部材と前記ねじ軸との間を通して前記ナットの外へ押し出すことを許すことを特徴とするボールねじ装置を提供する。
本発明の第1実施形態に係る直動装置としてのボールねじ装置を図1を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るボールねじ装置1の構成を示す部分断面図である。図1に示すように、ボールねじ装置1は、ねじ軸2と、ねじ軸2に複数のボール3を介して螺合したナット4とを有している。
なお、本実施例では、潤滑用油脂に25℃において混和ちょう度範囲が445〜475のちょう度番号000号のグリースを使用したが、防錆用グリースと同じ基油を使用したオイルを潤滑用油脂として使用してもよい。潤滑用グリースに比べて粘度がさらに低いので、防錆用グリースの押し出しをより容易に行うことができる。
本願の第2実施形態に係る直動装置としてのリニアガイド装置21を図2を参照しつつ説明する。図2は、本願の第2実施形態に係るリニアガイド装置21を示す斜視図である。
本発明の第3実施形態に係る直動装置としてのボールねじ装置について、図3を参照しつつ説明する。なお、説明は本発明の第1実施形態に係る直動装置としてのボールねじ装置との相違点について行う。その他の構成要素については第1実施形態に係る直動装置としてのボールねじ装置に準じるものとする。図3は、本発明の第3実施形態に係るボールねじ装置1の構成を示す部分断面図である。図1に示すように、ボールねじ装置1は、ねじ軸2と、ねじ軸2に複数のボール3を介して螺合したナット4とを有している。ナット4には油脂供給口8が設けられている。油脂供給口8から供給された油脂は、ナット4の内径面の軸方向中央に設けられた油脂吐出口8aから吐出される点が第1実施例と異なる。油脂吐出口8aから吐出された潤滑用油脂は、ナット4の軸方向両端に向かって防錆用グリースを押し出し、防錆用グリースは、ナット4両端のシール部材6とねじ軸2との間の僅かな隙間10から徐々に排出されて、防錆用グリースが潤滑用油脂に入れ替わる。油脂吐出口8aはナット4の軸方向中央に設けられている。そのため、油脂吐出口8aからナット4両端のシール部材6までの軸方向距離がほぼ等しくなるので、防錆用グリースを効率的に排出することができる。
2 ねじ軸
2a ねじ溝
3 ボール
4 ナット
4a ねじ溝
4b フランジ部
5 取り付け孔
6 シール部材
7 コマ
8 油脂供給口
8 油脂吐出口
9 凹部
10 隙間
21 リニアガイド装置
22 案内レール
23 スライダ
23a スライダ本体
24a、24b エンドキャップ
25a、25b サイドシール
26 被取付部
27a、27b 角部転動溝
28a、28b 側部転動溝
29 ボルト穴
210a 貫通孔
215 ボルト
Claims (12)
- 第1の部材と、
前記第1の部材上に相対移動可能に取付けられた第2の部材と、
前記第1の部材と前記第2の部材の間に介在した転動体と、
前記第2の部材の両端部に取付けられ、前記第1の部材との隙間を覆うシール部材と、を備え、
自動給油方式によって潤滑用油脂が供給される直動装置において、
前記直動装置の出荷時に、前記第1の部材と前記第2の部材との間に防錆用グリースが充填されており、
前記シール部材は、前記自動給油方式によって供給される前記潤滑用油脂が、前記防錆用グリースを前記シール部材と前記第2の部材との間を通して前記第1の部材の外へ押し出すことを許すことを特徴とする直動装置。 - 前記防錆用グリースは、混和ちょう度が310から340までの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の直動装置。
- 前記第2の部材には、前記第1の部材と前記第2の部材との間に防錆用グリース及び潤滑用油脂を充填するための油脂供給口が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の直動装置。
- 前記油脂供給口から供給された潤滑用油脂を前記第2の部材から吐出するための油脂吐出口をさらに有し、該油脂吐出口は、前記第2の部材の内径面且つ軸方向略中央に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の直動装置。
- 前記潤滑用油脂は、混和ちょう度が445から475の範囲内にあることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の直動装置。
- 前記潤滑用油脂は、前記防錆用グリースと同じ基油から成る潤滑油であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の直動装置。
- ねじ軸と、
複数のボールを介して前記ねじ軸と螺合したナットと、
前記ナットに固定され、前記ねじ軸と接触して前記防錆用グリースを封止するシール部材と、を備え、
自動給油方式によって潤滑用油脂が供給されるボールねじ装置において、
前記ボールねじ装置の出荷時において、前記ねじ軸と前記ナットとの間に防錆用グリースが充填されており、
前記シール部材は、前記自動給油方式によって供給される前記潤滑用油脂が、前記防錆用グリースを前記シール部材と前記ねじ軸との間を通して前記ナットの外へ押し出すことを許すことを特徴とするボールねじ装置。 - 前記防錆用グリースは、混和ちょう度が310から340までの範囲内にあることを特徴とする請求項5に記載のボールねじ装置。
- 前記ナットには、前記ねじ軸と前記ナットとの間に防錆用グリース及び潤滑用油脂を充填するための油脂供給口が設けられていることを特徴とする請求項7又は8に記載のボールねじ装置。
- 前記油脂供給口から供給された潤滑用油脂を前記第2の部材から吐出するための油脂吐出口をさらに有し、該油脂吐出口は、前記第2の部材の内径面且つ軸方向略中央に設けられていることを特徴とする請求項9に記載のボールねじ装置。
- 前記潤滑用油脂は、混和ちょう度が445から475の範囲内にあることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか一項に記載のボールねじ装置。
- 前記潤滑用油脂は、前記防錆用グリースと同じ基油から成る潤滑油であることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか一項に記載のボールねじ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014246130A JP2016109188A (ja) | 2014-12-04 | 2014-12-04 | 直動装置及びボールねじ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014246130A JP2016109188A (ja) | 2014-12-04 | 2014-12-04 | 直動装置及びボールねじ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016109188A true JP2016109188A (ja) | 2016-06-20 |
Family
ID=56121994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014246130A Pending JP2016109188A (ja) | 2014-12-04 | 2014-12-04 | 直動装置及びボールねじ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016109188A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225033A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Nsk Ltd | ボールねじ |
JP2007247854A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Nsk Ltd | ボールねじの潤滑剤供給方法およびボールねじ |
JP2010025321A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Nissei Plastics Ind Co | ねじ装置 |
JP2014043892A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Nsk Ltd | 直動案内装置の潤滑剤供給方法および直動案内装置 |
-
2014
- 2014-12-04 JP JP2014246130A patent/JP2016109188A/ja active Pending
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