JP2016106197A - 遠心式ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型であって、騒音の発生を低減できる遠心式ファンを提供する。【解決手段】遠心式ファン1は、空気の吸込み口が形成された上ケーシング11と下ケーシング21との間に円周上に配列された複数の羽根51を有する羽根車30が収納されている構造を有している。遠心式ファン1は、羽根車30の回転に伴って、開口部13を通して導入した空気を、羽根車30の側方に排出させる。下ケーシング21は、金属板製であって、下方に窪む凹部を有している。凹部22の底面には、モータ60が取りつけられている。モータ60のステータ67の一部とモータ60の駆動回路が搭載されている回路基板69とは、凹部22の内部に収納されている。凹部22には、モータ60を回転させるための電力を供給するための手段が通る孔部25が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は遠心式ファンに関し、特に送風による騒音の低減を図った遠心式ファンに関する。
図17は、従来の遠心式ファンの一例を示す斜視図である。図17は、従来の遠心式ファンの一例を示す側断面図である。
図17及び図18に示されるように、遠心式ファン(「遠心ファン」ということもある。)801は、一般に、吸い込み口813(833)と吹き出し口819とを有するケーシング810内に、羽根車830を格納して構成される。羽根車830は、モータ860の回転軸周りに多数の羽根851を配置したものである。遠心式ファン801は、吸い込み口813(833)から吸入された空気を羽根車830の中心から翼(羽根)間に流入させ、羽根車830の回転に伴う遠心作用による流体力で、空気を羽根車830の径外方に向けて吹き出させる。羽根車830の外周から外側に吹き出された空気は、ケーシング810の吹き出し口819から噴出される。各羽根851の吸い込み口813側の部位は、垂直な端縁部を有している。
図18に示されるように、遠心式ファン801は、薄型のものである。この遠心式ファン801は、ケーシング810の略中央部に、羽根車830を回転させるためのモータ860を有している。モータ860は、羽根車830にロータヨーク863が取り付けられるようにして配置された、アウターロータ型のブラシレスモータである。
このような遠心式ファン801は、家電機器、OA機器、産業機器の冷却、換気、空調や、車両用の送風機などに広く用いられている。遠心式ファン801の送風性能と騒音は、羽根車830の翼(羽根)形状とケーシング810の形状(遠心式ファン801の構造)に大きく影響される。
騒音を低減させ、送風性能の向上を図るために、羽根車の形状やケーシングの構造を最適化することが行われており、いろいろな提案がなされている。例えば、翼(羽根)形状を最適化することによって低騒音化を図る遠心式ファンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−289295号公報
ところで、上記のような薄型の遠心式ファン801においては、ケーシング810のうち、羽根車830の下方に位置する部分が樹脂を用いて構成されていた。そのため、遠心式ファン801の剛性が低く、振動や騒音が比較的大きいという問題がある。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、薄型であって、騒音の発生を低減できる遠心式ファンを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、空気の吸込み口が形成された上ケーシングと下ケーシングとで構成されるケーシングと、下ケーシングと、上ケーシングおよび下ケーシングの間に収納されており、円周上に配列される複数の羽根を備える羽根車と、羽根車を回転させるモータと、モータの駆動回路が搭載されている回路基板とを備え、羽根車の回転に伴って、吸込み口を通して吸入した空気を羽根車の径の外方に向けて吹き出すことが可能である遠心式ファンは、下ケーシングは、金属板製であって、下方に窪む凹部を有し、モータは、凹部の底面に取りつけられており、モータのステータの一部と回路基板とは、凹部の内部に収納されており、凹部には、モータを回転させるための電力を供給するための手段が通る孔が設けられている。
好ましくは、孔は、少なくとも凹部の側面の一部を欠くように設けられている。
好ましくは、凹部の側面は、下方に向けて先細となるテーパ形状を有する。
好ましくは、羽根車の径の外方に向けて排出された空気が吹き出す吹き出し口が、ケーシングの側部であって、上ケーシングと下ケーシングとの間に設けられた支柱部分を除いた開口部分に設けられている。
好ましくは、上ケーシングの羽根車が配置されている側とは反対側の部位には、リブが形成されており、リブは、上面視で、吸込み口の周囲に形成されている。
これらの発明に従うと、下ケーシングが、金属板を用いて構成されている。したがって、薄型であって、騒音の発生を低減できる遠心式ファンを提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおける遠心式ファンを示す平面図である。 図1のA−A線における断面図である。 図2の部分拡大図である。 羽根車の形状を説明する図である。 下側シュラウドの形状と遠心式ファンの性能との関係を示すグラフである。 比較対象となる別の遠心式ファンの構成の一例を示す図である。 下ケーシングを下側から見た斜視図である。 遠心式ファンの図2とは異なる断面における側断面図である。 厚さ1.6ミリメートルの金属板で構成され星打ち加工が施された下ケーシングを用いたときの振動の発生状況を示すグラフである。 厚さ1.6ミリメートルの金属板で構成され星打ち加工が施されていない下ケーシングを用いたときの振動の発生状況を示すグラフである。 厚さ1.2ミリメートルの金属板で構成され星打ち加工が施された下ケーシングを用いたときの振動の発生状況を示すグラフである。 厚さ1.2ミリメートルの金属板で構成され星打ち加工が施されていない下ケーシングを用いたときの振動の発生状況を示すグラフである。 本実施の形態の一変型例に係る遠心式ファンの構成を示す側断面図である。 本実施の形態の上述とは別の変型例に係る遠心式ファンの構成を示す側断面図である。 遠心式ファンの羽根車の形状を説明する図である。 本実施の形態の上述とは別の変型例に係る遠心式ファンの下ケーシングを下側から見た斜視図である。 従来の遠心式ファンの一例を示す斜視図である。 従来の遠心式ファンの一例を示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態の1つにおける遠心式ファンについて説明する。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける遠心式ファンを示す平面図である。図2は、図1のA−A線における断面図である。図3は、図2の部分拡大図である。
図1から図3を参照して、遠心式ファン1は、ケーシング10と、羽根車30と、モータ60とを備えている。遠心式ファン1は、モータ60が取り付けられている部分を除き、全体として、平面視で略正方形の直方体状に構成されている。遠心式ファン1は、上下方向の寸法(高さ)が比較的小さい、薄型のものである。羽根車30は、モータ60のシャフト61とともに回転するロータ63に取り付けられている。遠心式ファン1は、羽根車30をモータ60により回転させる。遠心式ファン1は、羽根車30の回転に伴って、その吸い込み口33から導入した空気(流体の一例)を、羽根車30の側方に排出させる。すなわち、吸い込み口33から導入された空気は、羽根車30の回転に伴う遠心作用による流体力で、羽根車30の羽根51の間を通過し、羽根車30の径外方に向けて吹き出される。空気は、羽根車30の側方にあるケーシング10の吹き出し口19から排出される。
モータ60は、例えば、アウターロータ型のブラシレスモータである。モータ60は、下ケーシング21の中央部にねじやボルト等の締結部材で装着されている。モータ60は、下方に向けて開口するカップ状のロータ(ロータヨーク)63を有している。ロータ63の側周部の内面には、環状のマグネット65が取り付けられている。ロータ63の中央部には、シャフト61が取り付けられている。
シャフト61は、ベアリングホルダ66に装着された一対のベアリング66aにより回転可能に支持されている。ベアリングホルダ66の外周部には、ステータ67が設けられている。ステータ67は、積層されたステータコアや、ステータコアに装着された、コイルを巻回したインシュレータなどで構成されている。ステータ67は、マグネット65に対して半径方向(図2において左右方向)に所定のギャップを隔てて対向配置されている。ステータ67は、回路基板69に接続されている。回路基板69は、例えばプリント配線基板である。回路基板69には、モータ60を制御するための電子部品等が実装されており、モータ60の駆動回路が搭載されている。
ケーシング10は、上ケーシング11と、下ケーシング21とが組み合わされて構成されている。具体的には、上ケーシング11と下ケーシング21とが、平面視で四隅に位置するねじ14を用いて互いに組み付けられ、ケーシング10が構成されている。ねじ14は、例えば、下ケーシング21側から差し込まれるボルトである。上ケーシング11と下ケーシング21とは、例えば、ねじ14が配される部分で支柱を挟むようにして互いに組み付けられている。なお、このとき、支柱は、上ケーシング11と下ケーシング21とのどちらか一方と一体で構成されていてもよい。吹き出し口19は、例えば、ねじ14を用いた上ケーシング11と下ケーシング21との締結部分を除いたケーシング10の側部であって、上ケーシング11と下ケーシング21との間に設けられている。
羽根車30は、ケーシング10内に収められるようにして配置されている。羽根車30は、全体として円盤形状を有している。羽根車30の上方には上ケーシング11が配置されており、下方には下ケーシング21が配置されている。すなわち、遠心式ファン1は、上ケーシング11と下ケーシング21との間に羽根車30を挟むように保持して構成されている。
羽根車30は、大まかに、上側シュラウド31と、下側シュラウド41と、上側シュラウド31と下側シュラウド41との間に配置された複数の羽根51とを有している。羽根車30の中央部には、上方に開口する吸い込み口33が形成されている。吸い込み口33は、上側シュラウド31の内側の上端部35に囲まれることで構成されている。複数の羽根51は、図1に示されるように、適切な間隔で、円周上に配列されている。
羽根車30の中央部には、ロータ63がはめ込まれる下側シュラウド41が配置されている。下側シュラウド41の中央部には、ロータ63が配置されるように形成された円筒部(取付部の一例)43が設けられている。ロータ63は、下側シュラウド41の中央部に設けられている円筒部43にはめ込まれており、羽根車30を保持している。ロータ63は、吸い込み口33の内部で、吸い込み口33の外に向けて、上方に突出するように配置されている。図3に示されるように、ロータ63が円筒部43を保持している部分の、上下方向の高さは、遠心式ファン1の上下方向の高さHの2分の1以下となるように設定されている。これにより、遠心式ファン1を比較的薄型にしつつ、吸い込み口33から吸引される空気がロータ63によって遮られることがないように構成されている。
各羽根51は、同一の湾曲した形状を有している。羽根51は後向き羽根で所謂ターボ型である。羽根51の形状は、回転方向に対して後向きに湾曲傾斜した形状となっている。上側シュラウド31、下側シュラウド41、及び羽根51は、例えば、合成樹脂を用いて一体成型で形成される。
上ケーシング11は、例えばエンジニアリングプラスチックなどの樹脂を用いて形成されている。上ケーシング11の中央部には、開口部13が形成されている。開口部13は、平面視で円形である。開口部13は、羽根車30に設けられている吸い込み口33に空気が導入されるように形成されている。開口部13は、上側シュラウド31により構成される吸い込み口33よりわずかに大きい内径を有している。すなわち、本実施の形態において、開口部13の大きさは、吸い込み口33の大きさと略同等である。
下ケーシング21は、例えば、鉄などの金属板を用いて形成されている。下ケーシング21の中央部には、下方に窪む凹部23が形成されている。凹部23は、椀状に形成されている。図2に示されるように、本実施の形態において、凹部23には、モータ60と、回路基板69などのモータ60の駆動回路とが装着されている。モータ60は、ねじやボルト等の締結部材で下ケーシング21に装着されているが、締結部材の代わりにベアリングホルダ66の下部を凹部23にカシメ固定して下ケーシング21に装着した構成であってもよい。
下ケーシング21の外周部は、軸方向(図2上下方向)に折り曲げられた側板となっている。側板が設けられていることにより、下ケーシング21の剛性が高められている。
下ケーシング21の上面のうち、凹部23の周囲の部分は、羽根車30の下面に面する隔壁部29となっている。隔壁部29は、羽根車30の下面に近接するように平面状に形成されている。
図2に示されているように、羽根車30の下側シュラウド41は、各羽根51のうち少なくとも外周側の部位が隔壁部29に面するように、シャフト(羽根車30の回転軸)61寄りの部分にのみ設けられている。すなわち、羽根車30のうち隔壁部29に対面する部位には、各羽根51が露出している。下ケーシング21のうち羽根車30に対向する面は、吸い込み口33から導入された空気を側方に誘導する壁面の一部となっている。羽根51は、軸方向において、隔壁部29と所定のギャップを隔てて対向配置されている。なお、各羽根51の下部は、その少なくとも一部分が隔壁部29側に露出していてもよいし、その全部分が隔壁部29側に露出していてもよい。
なお、ケーシング10の中に収納される羽根車30の外径寸法は、ケーシング10の一辺の寸法より小さく設定されている。これにより、回転する羽根車30がケーシング10の外縁より突出することがなく、羽根車30の他部材との接触や、接触による破損等が防止されている。
下ケーシング21は、羽根車30において空気をガイドする主板としての機能を兼ねると共に、ケーシング10の基板としての機能も有している。このため、羽根車30と隔壁部29との間に形成されたギャップの設定は重要である。ギャップが大きすぎる場合、吸い込み口33から吸入された空気は、羽根51の間を通過すると共に、ギャップにも流れてしまう。この結果、羽根車30から吹き出された空気の圧力が低減し、送風特性が低下する。一方で、ギャップが小さすぎる場合には、次のような問題がある。すなわち、各部品の寸法精度のバラツキが生じると、羽根51が隔壁部29に接触してしまう可能性がある。このような接触を防止するためには、各部品の寸法精度を高精度に管理する必要が生じ、遠心式ファン1のコスト高となってしまう。ギャップは、このような問題点を鑑み、適切に設定されている。
開口部13の内側の直径(図2においてφdで示す。)に対する、各羽根51の下端から吸い込み口33の上端部までの上下方向の高さhの値は、15パーセント以上であって25パーセント以下の範囲内である。すなわち、この高さhと開口部13の内径φdとの関係は、次式で示される。
0.15 ≦ h/φd ≦ 0.25
ここで、本実施の形態において、図3に示されるように、下側シュラウド41の上面は、側断面において下に凸の円弧状の曲線となるような、曲面49となっている。下側シュラウド41のうち外周端部45は、上側シュラウド31の上端部35の鉛直下方近傍に位置している。また、下側シュラウド41のうち、円筒部43の上端部である内周端部47は、下側シュラウド41の上端部となっている。内周端部47は、ロータ63の外周上端部63aの近傍に位置している。曲面49は、外周端部45と内周端部47との間に形成されている。曲面49のうち、最も下方にあるのが外周端部45であって、最も上方にあるのが内周端部47である。
図4は、羽根車30の形状を説明する図である。
図4に示される断面図は、図2に示される断面と同じ断面におけるものである。図4を参照しながら、下側シュラウド41の形状についてさらに説明する。すなわち、本実施の形態において、曲面49は、羽根車30の回転軸を通る断面(以下、単に断面ということがある。)において、吸い込み口33の内側の上端部35を通り羽根車30の回転軸に平行な直線L上の点を中心とする円弧状に形成されている。曲面49は、断面において、図4に示される円C2よりも外側に位置するように形成されている。換言すると、ロータ63と、円筒部43を含む下側シュラウド41とは、断面において、円C2よりも外側に位置する(円C2の内部にはみ出さない)ように構成されている。これにより、上側シュラウド31と下側シュラウド41との間の、吸い込み口33から吹き出し口19に至るまでの空気の流路は、空気が流れやすくなるように構成されている。
円C2は、その中心A2が直線L上に位置し、下側シュラウド41の端縁部である外周端部45を通る円である。円C2の半径R2は、円C1の半径Rの80パーセントである。円C1は、上端部35を中心A1とする円である。円C1の半径Rは、上端部35から、下側シュラウド41の表面のうち上端部35の鉛直下方近傍部位にある外周端部45までの距離である。すなわち、本実施の形態において、円C1の半径Rは、図4に示される、吸い込み口33から導入された空気の流路の上下方向の高さhと略等しくなっている。
なお、曲面49は、断面において中心が直線L上に位置しない円弧状であってもよい。また、曲面49は、断面において円弧状でなくてもよい。楕円弧状であってもよいし、他の曲線状であってもよい。いずれの場合であっても、曲面49を含む下側シュラウド41は、断面において、上端部35から曲面49の表面までの距離の80パーセントの半径を有し、中心が直線L上にある、曲面49に接する円C2よりも外側に位置している。また、ロータ63も、同様に、円C2よりも外側に位置している。なお、この場合、円C2は、中心A2が直線L上に位置し、半径R2が円C1の半径Rの80パーセントであり、下側シュラウド41の表面に接する円であってもよい。
本実施の形態では、下側シュラウド41がこのような形状を有していることにより、次の効果を得られる。すなわち、遠心式ファン1では、羽根車30を回転させるモータ60の薄型化が困難である。そのため、従来では、モータのロータ部が吸い込み口の中央部に突出するなどして、空気の流れが阻害され、騒音の発生原因となることがあった。しかしながら、本実施の形態の構成によれば、遠心式ファン1を薄型にしたまま、空気がスムーズに流れるように、空気の流路が構成されている。したがって、騒音の発生を抑えることができる。
図5は、下側シュラウド41の形状と遠心式ファン1の性能との関係を示すグラフである。
図5においては、横軸の円弧サイズは、上端部35(上側シュラウド内周部)を通る鉛直線上に中心があって断面における下側シュラウド41の外周端部45を通る曲面49の円弧の半径を、半径が空気の流路の高さhと等しい場合を100パーセントとしてそれに対する割合として示されている。
図5に示されているように、円弧サイズが大きくなるほど、騒音値は単調に減少する。円弧サイズが60パーセント、70パーセントであるときと比較して、円弧サイズが80パーセントであるときは、騒音値は大幅に低くなる。円弧サイズが80パーセントである場合と比較して、円弧サイズが90パーセントである場合には、騒音値は減少するものの、減少量は比較的少なくなる。
最大静圧は、円弧サイズにかかわらず、あまり変化しない。遠心式ファン1の動作時にモータ60に流れる最大電流は、円弧サイズが80パーセント前後であるときに最も小さく、円弧サイズが90パーセントであるときにはそれより若干高くなり、円弧サイズが70パーセント、60パーセントとなると大幅に上昇する。
このように示される下側シュラウド41と遠心式ファン1の性能との関係からも、円弧サイズは80パーセントより大きければ、比較的、モータ60に流れる電流を小さくしつつ、かつ、騒音値を相当小さくすることができる、といえる。すなわち、本実施の形態において、下側シュラウド41の曲面49が上述のような形状を有していることにより、遠心式ファン1の騒音値を比較的小さくすることができる。
図6は、比較対象となる別の遠心式ファンの構成の一例を示す図である。
図6に示される遠心式ファン901は、本実施の形態に係る遠心式ファン1の比較対象となるものである。遠心式ファン901は、遠心式ファン1と同様に、上ケーシング911、下ケーシング921、羽根車930、モータ960などを有している。モータ960は、シャフト961及びロータ963などを有している。羽根車930は、上側シュラウド931と、下側シュラウド941と、複数の羽根951とを有している。各羽根951の吸い込み口933側の部位は、羽根車930の中央部に近づくにつれて下方に低くなるテーパ形状に構成されている。
図18に示されるような従来の遠心式ファン801(従来例の遠心式ファン801)や、図6に示される遠心式ファン901(比較例の遠心式ファン901)と比較して、本実施の形態の遠心式ファン1は、低い騒音値で駆動可能である。すなわち、ある速度でこれらの各遠心式ファン1,801,901を駆動したそれぞれ場合の騒音値は、次のようになる。
すなわち、従来例の遠心式ファン801の騒音値は、例えば、58dBAとなる。
比較例の遠心式ファン901の騒音値は、例えば、55dBAとなる。
他方、本実施の形態の遠心式ファン1の騒音値は、例えば、52dBAとなる。
このように、本実施の形態では、下側シュラウド41の曲面49が上述のような形状を有していることにより、遠心式ファン1の騒音値を従来例のものや比較例のものと比較して、小さくすることができる。
なお、本実施の形態では、上述のように空気の流路を改善して得られる効果のほか、次の効果を得ることができる。
すなわち、図18に示されるような従来の構造では、羽根車の下側シュラウドが外周部まで延びていたため、羽根車を一体的に構成するにはスライド式などの複雑な金型が必要となり、かつ、羽根車の生産性が著しく低くなっていた。これに対し、本実施の形態では、羽根車30は、羽根51のうち少なくとも一部分が隔壁部29に露出し、隔壁部29に対面するように構成されている。したがって、羽根車30を一体的に成形するための金型の構成を比較的単純にすることができ、羽根車30の生産性を向上させることができる。
また、従来の構造では、ケーシングのうち、羽根車の下方に位置する部分が樹脂を用いて構成されていた。そのため、遠心式ファンの剛性が低く、振動や騒音が比較的大きいという問題があった。これに対し、本実施の形態では、下ケーシング21が金属板を用いて構成されているので、樹脂を用いた場合と比較して、遠心式ファン1の剛性を高くすることができる。したがって、遠心式ファン1の振動や騒音を低減することができる。比較的複雑な形状を有する樹脂部品の点数を低減できるので、遠心式ファン1の製造コストを低減できる。
羽根車30を格納するケーシング10は、上ケーシング11と下ケーシング21との間に設けられる支柱部分を除いて、側壁を備えていない。このようにケーシング10の側部が開口し、吹き出し口19となっているため、羽根車30の径外方に向けて噴出された空気は、ケーシング10の側壁によって乱れることがない。したがって、送風時の空気の乱れによる騒音を大幅に抑制することができる。また、ケーシング10は側壁を備えておらず、羽根車30の外径寸法と略同じ寸法にて形成されているので、遠心式ファン1を小型化できる。
ここで、遠心式ファン1において、下ケーシング21には、次のような特徴がある。
図7は、下ケーシング21を下側から見た斜視図である。図8は、遠心式ファン1の図2とは異なる断面における側断面図である。
図7に示されるように、本実施の形態において、下ケーシング21には、孔部25が形成されている。孔部25は、凹部23のうち、ベアリングホルダ66が取り付けられる部分のわきに形成されている。孔部25は、平面視で略長方形をなす穴である。下ケーシング21の四隅には、ねじ14が配置されるねじ孔14bが形成されている。
図8に示されているように、孔部25には、コネクタ71が取り付けられている。コネクタ71は、モータ60への給電に用いられるものであり、凹部23の内側において、モータ60に接続されている。ユーザは、電力を供給するためのケーブルをコネクタ71に接続することにより、容易に、遠心式ファン1を駆動可能な状態にすることができる。
また、下ケーシング21のうち、隔壁部29の下側の面には、星打ち加工が施され、小さな凹部が多数設けられている。これにより、隔壁部29の下面には、小さな凹凸が設けられている。このように隔壁部29に星打ち加工が施されることにより、隔壁部29における剛性が向上し、且つ歪みが矯正され、平面度が高くなる。星打ち加工は、例えば隔壁部29の上下両面に形成されていてもよいし、隔壁部29以外の部分にも形成されていてもよい。星打ち加工は、下ケーシング21のうち少なくとも隔壁部29に施されていればよい。
ここで、星打ち加工を下ケーシング21の一部に施すことにより、遠心式ファン1の駆動時において発生する振動や騒音を比較的小さくすることができる。下ケーシング21を構成する金属板の厚さを小さくするほど、一般に、振動や騒音が発生する程度が大きくなる。しかしながら、本実施の形態においては、星打ち加工を施すことにより、より薄い金属板を用いつつ、振動や騒音の発生を抑えることができる。これにより、遠心式ファン1の重量を低減することができる。また、遠心式ファン1の製造コストを低減することができる。
図9は、厚さ1.6ミリメートルの金属板で構成され星打ち加工が施された下ケーシング21を用いたときの振動の発生状況を示すグラフである。図10は、厚さ1.6ミリメートルの金属板で構成され星打ち加工が施されていない下ケーシング21を用いたときの振動の発生状況を示すグラフである。図11は、厚さ1.2ミリメートルの金属板で構成され星打ち加工が施された下ケーシング21を用いたときの振動の発生状況を示すグラフである。図12は、厚さ1.2ミリメートルの金属板で構成され星打ち加工が施されていない下ケーシング21を用いたときの振動の発生状況を示すグラフである。
図9から図12は、それぞれ、下ケーシング21以外の部材が略同一である遠心式ファン1の構成を想定して得られた測定結果である。星打ち加工(以下、単に加工ということがある。)は、下ケーシング21の下面側に、ピッチが2ミリメートル、深さ0.5ミリメートルで施されている。
図9と図10とを比較してわかるように、加工がある場合には、加工がない場合と比較して、周波数が120Hz付近において発生する振動の大きさが、大幅に低減している。図12と図10とを比較してわかるように、下ケーシング21の厚みを1.2ミリメートルに薄くすると、加工がない場合には、振動の発生が大きくなる。しかしながら、図10と図11とを比較してわかるように、下ケーシング21の厚みを薄くしても、加工を施している場合には、厚みが厚い金属板で加工がない場合と比較して、大幅に振動の発生を抑えることができる。加工がある場合、下ケーシング21の厚みを薄くしても、若干振動が大きくなるものの、加工がない場合よりも振動を相当小さくできる。したがって、比較的厚みの薄い金属板を用いて下ケーシング21を構成しながら、遠心式ファン1の振動の発生を抑えることができる。
[変型例の説明]
なお、ロータの形状は上述のものに限られない。
図13は、本実施の形態の一変型例に係る遠心式ファン101の構成を示す側断面図である。
図13に示されるように、遠心式ファン101は、上述の実施の形態に係る遠心式ファン1と比較して、形状が異なるロータ163を有するモータ160を備えている点で相違する。その他の構成は、遠心式ファン101と遠心式ファン1とで同一である。
ロータ163は、下側シュラウド41に取り付けられる側方の部分の上下方向の長さはロータ63のそれと同じであるが、中心部に近づくにしたがって上方に高くなる、円錐形状(コーン形状)を上面に有している。それに伴って、モータ160は、シャフト61よりも若干長いシャフト161を有している。
このようにロータ163の上部が円錐形状を有していることにより、吸い込み口33から導入される空気の導風効果が得られる。すなわち、羽根車30の内部に導入された空気は、ロータ163の上部に近づくにつれて、側方の上側シュラウド31と下側シュラウド41との間の流路に案内される。これにより、スムーズに空気を流すことができる。
なお、ロータ163の上部が円錐形状に形成されずに、上述の導風効果を得られるようにしてもよい。例えば、上部が平坦に形成されたロータ63に、円錐形状を有するカバーを取り付けることにより、ロータ63とカバーとが全体的に、本変型例のロータ163のような形状をなすように構成されていてもよい。
図14は、本実施の形態の上述とは別の変型例に係る遠心式ファン201の構成を示す側断面図である。
図14に示されるように、遠心式ファン201は、上述の実施の形態に係る遠心式ファン1と比較して、形状が異なる羽根車230を備えている点で相違する。その他の構成は、遠心式ファン201と遠心式ファン1とで同一である。
羽根車230は、上側シュラウド231と、下側シュラウド41と、羽根51とを有している。上側シュラウド231の上部の形状は、上述の実施の形態における上側シュラウド31のそれとは異なっている。本変型例において、上側シュラウド231の上端部は、上ケーシング11の開口部13の上端部よりも上方に位置している。すなわち、遠心式ファン1において、吸い込み口33の上端部235の上下方向の位置は、開口部13の上端部より上方である。
図15は、遠心式ファン201の羽根車230の形状を説明する図である。
図15においては、図4に対応するように羽根車230が部分的に拡大されている。本変型例においても、上述の実施の形態と同様に、曲面49は、羽根車30の回転軸を通る断面において、吸い込み口33の内側の上端部235を通り羽根車30の回転軸に平行な直線L2上の点を中心とする円弧状に形成されている。そして、曲面49は、断面において、円C2よりも外側に位置するように形成されている。換言すると、ロータ63と、円筒部43を含む下側シュラウド41とは、断面において、円C2よりも外側に位置している。ここで、本変型例においても、円C2は、中心が直線L2上にあり、円C1の80パーセントの半径R2を有する円である。円C1は、上端部235を中心A1として下側シュラウド41の表面のうち上端部235の鉛直下方近傍にある外周端部45を通る円である。
このように羽根車230が構成されていることにより、上側シュラウド231と下側シュラウド41との間の、吸い込み口33から吹き出し口に至るまでの空気の流路は、空気が流れやすくなるように構成されている。したがって、遠心式ファン201において、騒音の発生を抑えることができる。
なお、吸い込み口33の上端部235の上下方向の位置は、開口部13の上端部と同じであってもよい。
図16は、本実施の形態の上述とは別の変型例に係る遠心式ファンの下ケーシング421を下側から見た斜視図である。
下ケーシングには、コネクタが取り付けるための孔部が設けられていなくてもよい。すなわち、図16に示されるように、下ケーシング421には、上述の下ケーシング21と異なり、孔部25が形成されていない。下ケーシング421においては、例えば凹部23に、配線孔425が形成されている。配線孔425は、モータ60の駆動回路に接続されるリード線471を遠心式ファンの内部から外部に引き出すために設けられている。下ケーシング421のその他の部分の構造は、下ケーシング21と同様である。
[その他]
ケーシングの形状は、平面視で略正四角形に限定されるものではない。ケーシングは、多角形、円形、非対称形状を含め、任意のどのような形状であってもよい。上ケーシングと下ケーシングとの締結箇所は、平面視で上ケーシングの四隅の内側に限られない。例えば、上ケーシングの平面視で略正方形をなす外周縁から外方に突出するように、上ケーシングに連接して設けられた箇所に、上ケーシングと下ケーシングとを結合するためのねじや支柱等が設けられていてもよい。
なお、上ケーシングと下ケーシングとを締結する箇所において、上ケーシングと下ケーシングとの間に支柱を設ける場合には、支柱の形状は、例えば次のようにすればよい。すなわち、支柱は、上ケーシングと下ケーシングとを結合するためのねじを貫通させることができる程度の大きさを有する略円筒形状とすればよい。このような形状の支柱を用いることにより、羽根車から吹き出された空気が、ほとんど抵抗を受けることなく、ケーシングの側面から外方に吹き出されるので、遠心式ファンの低騒音化を図ることができる。
下ケーシングは、例えば樹脂材料など、金属板以外を用いて構成されていてもよい。上ケーシングと下ケーシングとは一体に形成されていてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,101,201 遠心式ファン
11 上ケーシング
19 吹き出し口
21 下ケーシング
23 凹部
25 孔部
29 隔壁部
30,230 羽根車
31,231 上側シュラウド
33 吸い込み口
35,235 上端部
41 下側シュラウド
43 円筒部(取付部の一例)
51 羽根
60,160 モータ
61,161 シャフト(羽根車の回転軸の一例)
63,163 ロータ
69 回路基板(モータの駆動回路の一例)
71 コネクタ

Claims (5)

  1. 空気の吸込み口が形成された上ケーシングと下ケーシングとで構成されるケーシングと、
    前記上ケーシング及び前記下ケーシングの間に収納されており、円周上に配列される複数の羽根を備える羽根車と、
    前記羽根車を回転させるモータと、
    前記モータの駆動回路が搭載されている回路基板とを備え、
    前記羽根車の回転に伴って、前記吸込み口を通して吸入した空気を前記羽根車の径の外方に向けて吹き出すことが可能である遠心式ファンであって、
    前記下ケーシングは、金属板製であって、下方に窪む凹部を有し、
    前記モータは、前記凹部の底面に取りつけられており、
    前記モータのステータの一部と前記回路基板とは、前記凹部の内部に収納されており、
    前記凹部には、前記モータを回転させるための電力を供給するための手段が通る孔が設けられている、遠心式ファン。
  2. 前記孔は、少なくとも前記凹部の側面の一部を欠くように設けられている、請求項1に記載の遠心式ファン。
  3. 前記凹部の側面は、下方に向けて先細となるテーパ形状を有する、請求項1又は2に記載の遠心式ファン。
  4. 前記羽根車の径の外方に向けて排出された空気が吹き出す吹き出し口が、前記ケーシングの側部であって、前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間に設けられた支柱部分を除いた開口部分に設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の遠心式ファン。
  5. 前記上ケーシングの前記羽根車が配置されている側とは反対側の部位には、リブが形成されており、
    前記リブは、上面視で、前記吸込み口の周囲に形成されている、請求項4に記載の遠心式ファン。
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