JP2016103822A - 発光デバイスを含むプレノプティック・カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】プレノプティック・カメラを較正する。【解決手段】プレノプティック・カメラ2は、カメラ・レンズ10と、複数のマイクロレンズ111、112、11nを含むレンズレット・アレイ11と、光センサ・アレイ13とを含む。サブ画像の参照ピクセルを決定するために、カメラ・レンズは、カメラ・レンズの開口絞り平面内に配置された発光デバイス20を含み、この発光デバイスは、光センサ・アレイを照明する。【選択図】図2

Description

本開示は、プレノプティック・カメラならびに光照射野取得デバイスおよび方法の領域に関する。本開示は、プレノプティック・カメラの較正の領域にも関する。
背景技術によれば、光照射野カメラとも呼ばれるプレノプティック・カメラを用いて同一のシーンの異なるビューを取得することが知られている。図1は、従来技術によるそのようなプレノプティック・カメラ1を示す図である。プレノプティック・カメラ1は、画像センサ・アレイ13とも呼ばれる光センサ・アレイ13と関連付けられたレンズ配列で構成される。光センサ・アレイ13は、X列Y行のグリッドの形態に配列された多数(m個)の光センサ131、132、133〜1mを含む。ここで、mは、X×Yに対応する。カラー・フィルタ・アレイ(CFA)12は、光センサ・アレイ13上に配置される。CFA12は、通常は、RGB(赤、緑、および青)カラー・フィルタを光センサ・アレイ上に配置し、このRGB配置は、この例では、ベイヤー・フィルタ・モザイクの形態である。通常は、1つのカラー・フィルタ(赤、緑、または青のフィルタ)は、所定のパターンに従って1つの光センサと関連付けられ、この所定のパターンは、ベイヤー・フィルタの例では緑50%、赤25%、青25%であり、このようなパターンは、RGBG、GRGB、またはRGGBパターンとも呼ばれる。レンズ配列は、メイン・レンズとも呼ばれる主レンズ10と、複数(n個)のマイクロレンズ111、112、1nを含むレンズレット・アレイ11を含む。ここで、nは、2以上の正の整数である。マイクロレンズ111、112、1nは、複数の光センサとそれぞれ光学的に関連付けられるように配置される。1つのマイクロレンズと光学的に関連付けられる光センサの数は、プレノプティック・カメラ1によって取得されるシーンのビューの数に対応する。所与のマイクロレンズと関連付けられる光センサが、マイクロレンズのマイクロ画像を形成する。様々なビューを得るために、生画像(すなわち光センサ・アレイ13によって取得したカラー・センサ・データ)に、モザイク解除および逆多重化を行う。モザイク解除により、フル・カラー生画像を復元する、すなわち、プレノプティック・カメラによって取得した生画像では、各ピクセルに1つの色成分(例えばR、G、またはB)しか関連付けていないのに対して、生画像のピクセルのフル・カラー情報(例えばRGB情報、ここでRGBは、「赤(Red)」、「緑(Green)」、および「青(Blue)」を表す)を復元することができる。モザイク解除の後に実行される逆多重化により、シーンの様々なビューを復元する、すなわち、モザイク解除された生画像のピクセルを、それらが属するビューに応じてグループ化することができる。
シーンの様々なビューを復元するためには、プレノプティック・カメラによって取得した生画像を較正する必要がある。この較正の主な目的は、プレノプティック・カメラの光センサ・アレイ上に形成される各マイクロレンズのマイクロ画像の中心点の位置を特定することである。様々な複雑化により、中心点の位置の特定に関するプロセスは、各中心ピクセルと光学的に結合していると考えられるメイン・レンズのサブ開口の位置が1つである光センサ・アレイ全体における推定した中心の間の不一致につながる様々な問題に悩まされている。光センサ・アレイがベイヤー型のカラー・フィルタ・アレイ(CFA)を備えている場合には、これが推定の精度にさらに影響を与える。大域的な最適化を使用して中心を推定する場合、このような最適化は、通常は、個々のマイクロレンズの大きさおよびレンズレット・アレイ内の相対位置の製造時のばらつきを考慮に入れることはできない。さらに、推定位置がいくつかのピクセル/光センサの境界の近傍にある場合には、中心の推定に曖昧さがある。すなわち、正しいピクセルを選択するために最も近い整数に丸めることにより、マイクロ画像の中心のピクセルではないピクセルを選択してしまう可能性が高い。
さらに、ズーム時または合焦時の何れかでメイン・レンズに変化が生じるたびに、マイクロ画像の中心を推定し直さなければならない。この理由から、同じレンズ設定を有するフラットな白色写真を撮り、その画像から、最小自乗最適化方法を使用して、ビューを逆多重化するために必要なパラメータを取り出さなければならない。これにより、1枚撮影するためにメイン・レンズを調整するたびにシステムを較正することはあまり便利ではないので、不都合が生じる。システムがビデオにも対応している場合には、これは、撮影中にズームすることもできないということを意味する。
特開2013−105151号公報
本開示の目的は、背景技術の上記の欠点のうちの少なくとも1つを克服することである。
本開示は、カメラ・レンズと、複数のマイクロレンズを含むレンズレット・アレイと、光センサ・アレイとを含むプレノプティック・カメラであって、カメラ・レンズの開口絞り平面内に配置された発光デバイスを含み、発光デバイスが、光センサ・アレイを照明する、プレノプティック・カメラに関する。
特定の特徴によれば、発光デバイスは、前記開口絞り平面の中心に配置される。
発光デバイスは、透明であると有利である。
特定の特徴によれば、プレノプティック・カメラは、カメラ・レンズの少なくとも1つのパラメータの変化を検出するデバイスを含む。
少なくとも1つのパラメータの変化の検出が、発光デバイスによる光センサ・アレイの照明をトリガすると有利である。
別の特徴によれば、発光デバイスは、少なくとも1つの画像取得サイクルの少なくとも一部分の間、光センサ・アレイを照明する。
発光デバイスは、白色光を発出すると有利である。
特定の特徴によれば、発光デバイスは、赤色光、緑色光、および青色光を連続的に発出する。
別の特徴によれば、発光デバイスは、発光ダイオードである。
本開示は、また、カメラ・レンズと、複数のマイクロレンズを含むレンズレット・アレイと、光センサ・アレイとを含むプレノプティック・カメラを較正する方法であって、
カメラ・レンズの開口絞り平面内に配置された発光デバイスによって光センサ・アレイを照明するステップと、
発光デバイスによって照明される光センサ・アレイの光センサを決定するステップと、
決定された光センサに従ってプレノプティック・カメラを較正するステップとを含む方法にも関する。
この方法は、カメラ・レンズの少なくとも1つのパラメータの変化を検出するステップをさらに含み、照明が、この検出によってトリガされると有利である。
特定の特徴によれば、光センサ・アレイは、少なくとも1つの画像取得サイクルの少なくとも一部分の間照明される。
別の特徴によれば、決定するステップは、光センサ・アレイの各光センサが受光する光強度を測定することを含み、決定された光センサは、測定された光強度が最大となる光センサに対応する。
レンズレット・アレイの各マイクロレンズごとに1つの光センサが決定されると有利である。
特定の特徴によれば、各マイクロレンズごとに決定された光センサは、そのマイクロレンズと関連付けられたマイクロ画像の中心のピクセルに対応する。
本発明は、このプレノプティック・カメラを含む電気通信デバイスにも関する。
添付の図面を参照する以下の説明を読めば、本開示はより深く理解され、その他の具体的な特徴および利点も明らかになるであろう。
背景技術によるプレノプティック・カメラを示す図である。 本発明の原理の特定の実施形態によるプレノプティック・カメラを示す図である。 本発明の原理の特定の実施形態による、図2のプレノプティック・カメラの発光デバイスによって発出される光線束を示す図である。 本発明の原理の第1の特定の実施形態による、図2のプレノプティック・カメラのレンズレット・アレイのマイクロレンズと関連付けられたマイクロ画像を示す図である。 本発明の原理の第2の特定の実施形態による、図2のプレノプティック・カメラのレンズレット・アレイのマイクロレンズと関連付けられたマイクロ画像を示す図である。 本発明の原理の特定の実施形態による、図2のプレノプティック・カメラを較正する方法を示す図である。 本発明の原理の特定の実施形態による、図2のプレノプティック・カメラを含む電気通信デバイスを示す図である。
次に、図面を参照して、本主題について説明する。全ての図面を通じて、同様の要素は同様の参照番号を用いて示してある。以下の説明では、説明のために、本主題が完全に理解されるように、多数の具体的な詳細について記載する。ただし、本主題の実施形態は、これらの具体的な詳細がなくても実施することができることは明らかである。
本発明の原理の特定の実施形態によれば、プレノプティック・カメラの光学的アセンブリは、光学的アセンブリのカメラ・レンズ(メイン・レンズまたは主レンズとも呼ばれる)の開口絞り平面内に配置された発光デバイス、すなわち光源を含む。発光デバイスは、プレノプティック・カメラの光センサ・アレイを照明するように配置される。分かりやすくするために、図面では、メイン・レンズとしてレンズを1つしか示していない。メイン・レンズは、いくつかのレンズのセットを含んでいてもよいことは、当然理解されたい。
発光デバイスで所定の期間の間(例えばシーンの生画像を取得するのに必要な期間に対応する期間、または生画像を取得するのに必要な期間の一部のみに対応する期間の間)光センサ・アレイを照明することにより、各マイクロレンズの下の光センサ・アレイの少なくとも1つの光センサを選択することができる。所与のマイクロレンズについて選択された光センサは、その後、生画像のモザイク解除中に様々なビューに関連するピクセルを収集するための参照光センサ(またはピクセル)として使用することができる。
カメラ・レンズの開口絞り平面については、1つまたは複数の物理的デバイス(1つまたは複数のレンズおよび/あるいは絞り)の平面が、カメラ・レンズを通過する光錐を制限するものと理解される。開口絞りの平面は、絞り、すなわちより一般的に言えば開口絞りが、カメラ・レンズを通過する光の光錐を制限するように位置決めされる所定の平面である(カメラ・レンズの設計に依存する)。
図2は、本発明の原理の特定の実施形態によるプレノプティック・カメラ2を示す図である。このプレノプティック・カメラは、レンズ・ユニット201(光学的アセンブリに対応する)と、カメラ本体202とを含む。
レンズ・ユニット201は、カメラ本体202と関連付けられるように適応されているので有利である。カメラ本体202は、複数(m個)の光センサ131、132、133〜13mを含む光センサ・アレイ13を含む。各光センサは、光センサ・アレイによって取得されるシーンの生画像の1つのピクセルに対応し、各ピクセルは、シーンの一部分(点とも呼ぶ)を包含している。説明のために、光センサ・アレイ13は、比較的少数の光センサ131〜13mを有するものとして示してある。言うまでもなく、光センサの数は図2に示すものに限定されるわけではなく、例えば数千個や数百万個の光センサなど、任意の数の光センサに及ぶ。例えば、12.4メガピクセル・カメラでは、1つのピクセルが1つの光センサに対応することになる(例えば、4088×3040ピクセル/光センサのアレイに対応する)。カラー・フィルタ・アレイ(CFA)12は、光センサ・アレイ13上に配置される。CFA12は、通常は、RGB(赤、緑、および青)カラー・フィルタを光センサ・アレイ上に配置し、このRGB配置は、この例では、ベイヤー・フィルタ・モザイクの形態である。変形形態では、(CFA12に加えて、またはCFA12の代わりに)レンズレット・アレイ11上にCFAが配置される。レンズ・ユニット201をカメラ本体202と関連付けるために、レンズ・ユニット201は、第1の取付け部分を含み、カメラ本体202は、第2の取付け部分を含み、第1の取付け部分と第2の取付け部分は互換性がある。第1の取付け部分および第2の取付け部分により、レンズ・ユニット201をカメラ本体202にクリップ留めする、あるいはレンズ・ユニット201をカメラ本体202にねじ留めすることができる。カメラ本体と関連付けられるように構成されたレンズ・ユニットのこのような第1の取付け部分および第2の取付け部分の一例は、2013年5月30日に公開された特開2013−105151号公報に見ることができる。第1の取付け部分および第2の取付け部分は、いったんレンズ・ユニット201とカメラ本体202とが一体化されたら、レンズ・ユニット201とカメラ本体202とが、1つのシーンを取得するたびにそのシーンの複数のビューを取得するように構成されたプレノプティック・カメラを形成するように構成される。この目的のために、カメラ本体202は、n個のマイクロレンズ111、112、11nを含むレンズレット・アレイ11も含む。ここで、nは、2以上の整数である。説明のために、レンズレット・アレイ11は、比較的少数のマイクロレンズを有するものとして示してあるが、マイクロレンズの数は、数千個、あるいは百万または数百万個のマイクロレンズにまで及ぶこともある。光センサ・アレイ13の光センサのグループは、レンズレット・アレイ11の各マイクロレンズ111から11nと光学的に関連付けられる。例えば、レンズレット・アレイ11の各マイクロレンズ111から11nは、2×1、4×4、または10×10個の光センサのアレイに対応するようなサイズになっている。1つのマイクロレンズと関連付けられた光センサのグループ(換言すれば、そのマイクロレンズの下にある光センサのグループ)は、そのマイクロレンズと関連付けられたマイクロ画像を形成する。光センサのグループの各光センサは、マイクロ画像のピクセルを形成する。1つの独立したマイクロレンズと光学的に関連付けられた複数の光センサのそれぞれは、1つの位置に応じたシーンのピクセルを表す生データを取得すること(ピクセルの数と同数の視差の取得)を可能にする。変形形態では、レンズ・ユニット201とカメラ本体202とが、単一のボディを構成し、取外し不能な状態で組み立てられる。
レンズ・ユニット201は、メイン・レンズまたは主レンズとも呼ばれるカメラ・レンズ10を含み、このカメラ・レンズ10は、図2では分かりやすいようにレンズ要素10を1つしか示していないが、1つまたは複数のレンズ要素で構成されるので有利である。レンズ・ユニット201は、カメラ・レンズ10の開口絞り平面内に配置された発光デバイス(LED)または光源20も含む。LED20は、例えば、レーザ、発光電気化学セル(LECまたはLEEC)、白色発光ダイオード(WLED)、有機発光ダイオード(OLED)、あるいは量子ドット発光ダイオードとすることができる。WLEDは、例えば青色LED、緑色LEDおよび赤色LEDを一体化したLEDシステムなどを用いて色彩光を様々に混合することによって白色光が得られるRGB(赤、緑、青)システム(マルチカラー白色LEDとも呼ばれる)の形態であってもよい。別の例では、WLEDは、例えば白色光になるように蛍光体でコーティングされた青色LEDなど、蛍光LEDであってもよい。LED20は、透明なガラス板21内に埋め込まれるので有利である。変形形態では、LED20は、例えば各ブラケットが透明な材料(例えばITO(インジウムスズ酸化物)、透明なセルロース・フィルム、または薄い銀製の六角格子など)で構成されると有利である三脚など任意の手段を用いて、適所に維持される。LED20自体は、透明(例えばTOLED(透明有機発光ダイオード)など)である、つまり発光していないときにはLEDに到達する光を透過する、例えば入来する光のうちの85%、90%、95%またはそれ以上を透過させると有利である。LEDまたはLEDを維持するブラケットが埋め込まれたガラス板は、導電性であり、且つ光学的に透明で、LEDに電気を供給する、透明導電性フィルム(TCF)でコーティングすることもできるので有利である。TCFは、無機材料および有機材料の両方で構成することができる。無機フィルムは、通常は、インジウムスズ酸化物(ITO)、フッ素ドープスズ酸化物(FTO)、およびドープ亜鉛酸化物の形態を一般にとる透明導電性酸化物(TCO)の層で構成される。有機フィルムは、例えば、赤外光に対して高度に透明になるように作製することができるカーボン・ナノチューブ・ネットワークまたはグラフェンと、ポリ(3、4−エチレンジオキシチオフェン)およびその誘導体などの高分子のネットワークとで構成される。
LED20は、カメラ・レンズの開口絞り平面内に配置されるが、カメラ・レンズ10の開口絞り平面の中心に位置決めされると有利である。変形形態では、LED20は、カメラ・レンズ10の開口絞り平面内に配置されるが、開口絞り平面の中心とは異なる位置に配置される。
LED20は、プレノプティック・カメラ2の後側に向き、発光したときに光センサ・アレイ13を照明するように光センサ・アレイ13の方を向いていると有利である。LED20の横方向寸法は、マイクロレンズ111から11nによる光センサ・アレイ13上のその画像が、光センサ/ピクセル1つ分以下の大きさになる、または光センサ1つ分より大きい場合であっても少なくとも可能な限り小さくなるように、十分に小さいと有利である。そのようにすると、LED20が光センサ・アレイ13に向かって光を照射したときに、各マイクロレンズと関連付けられた各マイクロ画像の1つのピクセルだけを照明することになり、これを参照ピクセルとして使用して、光センサ・アレイ13上に形成されたサブ画像を特定し、次いでプレノプティック・カメラ2で取得した生画像をモザイク解除するときに異なるビューのピクセルを収集することができる。
プレノプティック・カメラ2は、カメラ・レンズ10の1つまたは複数のパラメータの変化、例えばカメラ・レンズの焦点距離の変化および/あるいは合焦またはズームを行うときに生じる集束距離の変化を検出するように構成されたハードウェア・モジュール203を含むので有利である。ハードウェア・モジュールは、カメラ・レンズ10のパラメータのうちの少なくとも1つの変化が検出されたとき、および/またはプレノプティック・カメラ2に電源投入したときにLED20による光センサ13の照明をトリガするように構成することもできるので有利である。このモジュールは、カメラ本体202に含めることができ、あるいはレンズ・ユニット201に含めることもできるので有利である。このモジュールは、例えば複数のレジスタを含むランダム・アクセス・メモリすなわちRAM2032などのメモリと関連付けられた1つまたは複数のプロセッサ2031を含むので有利である。メモリは、カメラ・レンズの1つまたは複数のパラメータの変化を検出し、且つ/あるいはカメラ・レンズ10のパラメータのうちの少なくとも1つの変化が検出されたとき、および/またはプレノプティック・カメラ2が電源投入されたときにLED20による照明をトリガする方法を実施するアルゴリズムの命令を記憶する。変形形態では、このモジュールは、例えばASIC(特定用途向け集積回路)またはDSP(ディジタル信号プロセッサ)など、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)のタイプのプログラマブル論理回路の形態をとる。このモジュールは、LED20の制御に影響を及ぼすパラメータ(例えば、照明強度、照明持続時間など)を設定するためにユーザ・インタフェースを介してユーザによって入力される制御パラメータなどのデータを受信および送信するように構成されたインタフェースを含むこともできる。
図3は、本発明の原理の例示的な非限定的な実施形態による、発光デバイス20によって発出される光線の束30を示す図である。図3の例では、LED20は、カメラ・レンズの開口絞り平面内のカメラ・レンズの光学的中心の高さに位置する。LED20から発出される光は、一点鎖線30で示す光錐として示してある。光錐30は、カメラ・レンズの後部レンズ要素31、32を通過して、射出瞳301上に形成されるLED20の画像に対応する点34に集束する。後部レンズ要素31および32は、開口絞り平面300と射出瞳301の間に位置するカメラ・レンズ10のレンズ要素に対応する。もちろん、後部レンズ要素の数は2に限定されるわけではなく、0以上の任意の整数に及ぶ。分かりやすいように、図2には、LED20から発出され、後部レンズ要素31、32を通過した光線の一部分35、すなわちマイクロレンズ33を通過する光線のみを示す。マイクロレンズ33を通過する光線35の束は、点線で示してある。これらの光線35は、光センサ・アレイ13の1つまたは複数の光センサ334(例えば3つ、4つ、または5つの光センサ)上に集束するので有利である。LED20はカメラ・レンズの開口絞り平面300内の光学的中心の高さに位置しているので、マイクロレンズ33と関連付けられた(マイクロレンズ33の下にある)マイクロ画像の中心ピクセルに対応する光センサが、マイクロレンズ33と関連付けられた一群の光センサ332、333、334、335、336、337、338の中で最大光強度を受光する。光線35がいくつかの光センサに当たるときには、最大光強度を受光する光センサが、そのマイクロレンズに関連付けられたマイクロ画像の参照光センサ/ピクセルとして選択される。
図4は、本発明の原理の第1の特定の実施形態による、レンズレット・アレイ11のマイクロレンズと関連付けられたマイクロ画像を示す図である。図4には、レンズレット・アレイ11のマイクロレンズのうちの一部、すなわちマイクロレンズ41、42、43、44、45、46、47および48のみを示す。さらに詳細には、図4は、各マイクロレンズ41から48と関連付けられた光センサ・アレイの光センサを視覚化することができる、光センサ・アレイ13のレンズレット・アレイ上への投影4を示している。所与のマイクロレンズと関連付けられた光センサは、その所与のマイクロレンズの下にある光センサ、すなわちその所与のマイクロレンズによって覆われた領域に投影する光センサに対応する。所与のマイクロレンズと関連付けられた光センサのグループの各光センサは、このマイクロレンズと関連付けられたマイクロ画像の1つのピクセルに対応する。LED20によって照明される光センサは、各マイクロレンズで黒色または薄灰色でハイライト表示してある。例えば、LED20によって照明される、マイクロレンズ41に関連付けられた光センサは、光センサ411、412、413および414に対応する。LED20によって照明される光センサ411から414のグループの中で参照光センサを決定するために、各光センサ411から414が受光する光の量を互いに比較し、最大値を有する光センサを、マイクロレンズ41に関連付けられたマイクロ画像の参照ピクセルに対応する参照光センサであるものとして選択する。LEDによって照明されている光センサが1つしかない(例えば、マイクロレンズ42および43とそれぞれ関連付けられた光センサ421および431など)場合には、マイクロレンズの参照光センサは、LEDによって照明されているその1つの光センサである。各マイクロレンズ41から48の参照光センサは、黒色で示してある。図4の例は、LED20がカメラ・レンズの開口絞り平面の光学的中心に配置されている場合の図3の例示的な実施形態に対応する。この例では、各マイクロレンズ41から48ごとに、前記各マイクロレンズに関連付けられたマイクロ画像の参照光センサまたは参照ピクセルと呼ばれるLED20から発出された光を最大限に受光する光センサは、そのマイクロレンズに関連付けられた光センサのグループのうちの中心の光センサに対応している。
各マイクロレンズに関連付けられた各マイクロ画像の境界および各マイクロ画像の参照ピクセルが分かれば、各マイクロ画像内のいかなるピクセルでも、収集して、正しいビューと関連付けることができる。実際には、1枚のスナップショットにおいてプレノプティック・カメラで取得されるビューの数は、1つのマイクロレンズに関連付けられた光センサの数に対応する。所与のビューを構築するためには、マイクロレンズと関連付けられた各マイクロ画像中で正しいピクセルを選択する必要がある。このようなプロセスは、逆多重化と呼ばれ、本発明の原理の1実施形態によれば、上記で説明したように決定した参照ピクセルを使用して実行される。逆多重化プロセスは、光線を特定の入射角で捉える全てのピクセルが、サブ開口ビューとも呼ばれるいわゆるビューを生成する同じ画像内に収容されるように、生画像のピクセルを再編成することにある。光線の角度情報は、各マイクロ画像の参照ピクセルの位置に対するマイクロ画像内の相対ピクセル位置によって与えられる。各マイクロレンズに関連付けられた各マイクロ画像の参照ピクセルに対する同じ相対位置にある各マイクロレンズの下にあるピクセルは、同じビューに属する。マイクロレンズに関連付けられたマイクロ画像のピクセルは、例えば、R行C列を有するピクセルのグリッドを形成する。ここで、RおよびCは整数である。マイクロ画像のピクセルの座標は、ピクセルの行番号および列番号で与えられる。マイクロレンズ41の下のマイクロ画像では、参照ピクセル411の座標は、例えば(i,j)である。これは、各マイクロレンズの下の各マイクロ画像の各参照ピクセルについても同様である。例えば、参照ピクセル421の座標も、マイクロレンズ42の下のマイクロ画像中の(i,j)であり、参照ピクセル431の座標も、マイクロレンズ43の下のマイクロ画像中の(i,j)であり、ピクセルの数は、各マイクロ画像で同じであり、各マイクロ画像中の行および列の数RおよびCも、各マイクロ画像で同じである。所定のビューを構築するためには、各マイクロ画像中の同じ座標を有する全てのピクセルを選択する。例えば、同一のビューに関するピクセルが、図4では×印で特定してあるが、×印で特定された各ピクセルの座標は、各画像において、各マイクロ画像の参照ピクセルの座標(i,j)に対して(i+3,j+3)である。
マイクロ画像の境界は、例えば、白色のシーンまたは灰色の一様なシーンを取得することによって決定される。マイクロ画像は、マイクロレンズの分布と同じ分布を有する。白色または灰色のシーンの画像を取得することにより、マイクロレンズの下のピクセルは、マイクロレンズの下に位置していないピクセルより明るく見える。マイクロ画像は、光センサ・アレイ上の明るく見えるピクセルを集めたものであり、マイクロレンズの形状と同じ形状を有する。マイクロ画像の境界は、例えば、プレノプティック・カメラの製造時に完全に決定され、それらの境界を表す情報が、例えばプレノプティック・カメラのメモリ(例えばRAM)に記憶されていることもある。変形形態では、マイクロ画像の境界は、マイクロレンズの形状が分かっていれば、参照ピクセルが図4の例のように中心ピクセルに対応しているときには、参照ピクセルを使用して決定することができる。2つの隣接するマイクロ画像の中心のピクセルを端点とする線分の中央をとることにより、マイクロ画像の大きさを容易に決定することができる。例えば、マイクロ画像に関連付けられたマイクロレンズが円形である場合には、マイクロ画像の半径は、中心のピクセルと、2つの隣接するマイクロ画像の中心のピクセルを端点とする線分の中央に位置するピクセルとの間にあるピクセルの数に対応する。
図5は、本発明の原理の第2の特定の実施形態による、レンズレット・アレイ11のマイクロレンズに関連付けられたマイクロ画像を示す図である。図5のマイクロレンズ41から48は、図4のマイクロレンズに対応するが、図5の各マイクロ画像の参照ピクセルは、図4に示すマイクロ画像の参照ピクセルとは異なる。図5の例では、参照ピクセル511、521および531はそれぞれ、マイクロレンズ41、42および43に関連付けられたマイクロ画像の左上部分に位置している。この特定の実施形態は、LED20がカメラ・レンズの開口絞り平面の光学的中心に位置しておらず、開口絞り平面の光学的中心から離れたところに位置している状況に対応する。さらに具体的には、図5の例におけるLEDの位置は、マイクロレンズ41から48に関連付けられたマイクロ画像中の参照ピクセルの位置と同じように、開口絞り平面内のカメラ・レンズの開口の左上部分である。もちろん、LED20は、依然としてカメラ・レンズの開口内にあり、発光時に光センサを照明することができる。逆多重化プロセスは、図4に関連して述べたのと同じように実行されるが、参照ピクセルの位置だけは、図4の例示的な実施形態とは異なる。
図6は、本発明の原理の例示的な非限定的な実施形態による、プレノプティック・カメラ2を較正する方法を示す図である。
初期化ステップ60で、プレノプティック・カメラの様々なパラメータ、特にカメラ・レンズのパラメータおよび参照ピクセルを表すパラメータを更新する。これらのパラメータは、例えば、プレノプティック・カメラに電源投入したとき、および/あるいはズームまたは合焦するときにカメラ・レンズの例えば焦点距離などのパラメータを変更するときに、初期化される。
次いで、ステップ61で、プレノプティック・カメラの光センサ・アレイを、プレノプティック・カメラのカメラ・レンズの開口絞り平面内に配置された発光デバイス(LED)によって所定の期間の間照明する。LEDは、開口絞り平面の中心に配置されると有利である。変形形態では、LEDは、開口絞り平面内の任意の位置に配置されるが、プレノプティック・カメラのカメラ・レンズの開口内に配置されると、光センサ・アレイを照明することができる。
発光の持続時間は、例えば、画像取得サイクル、すなわちプレノプティック・カメラでシーンの生画像を取得するのに必要な時間期間に対応する。変形形態では、LEDによる発光の持続時間は、画像取得サイクル未満、例えば画像取得サイクルの20%、30%または50%である。画像取得サイクル未満の期間光センサ・アレイを照明することにより、画像取得サイクルの残りの時間にシーンから入来する光を取り込むことが可能になり、これにより、LEDによって「覆われて」いる光センサについても生データを取得することが可能になる。LEDは、発光していないときには透明であると有利である。
LEDによる発光は、例えば、プレノプティック・カメラに電源投入したとき、および/あるいは(例えばズームまたは合焦するときに)カメラ・レンズの焦点距離などのパラメータが修正されたときにトリガされる。
次いで、ステップ62で、LEDによって発出される光線によって照明される光センサ・アレイの光センサを特定する。マイクロレンズと関連付けられ、その下に位置する光センサの各グループの中で、少なくとも1つの光センサが照明される。LEDの大きさは、LEDから発出される光線がカメラ・レンズの1つまたは複数の後部レンズ要素およびマイクロレンズアレイのマイクロレンズを通過した後で1つの光センサのみに当たるように選ぶと有利である。LEDの大きさは、光センサ・アレイ上のLEDの画像が、マイクロレンズに関連付けられたマイクロ画像のピクセル1つ分の大きさまたはプレノプティック・カメラによって取得した生画像を逆多重化することによって得られるビューに属するピクセルの大きさに対応する光センサ1つ分の大きさに等しくなるようになっていると有利である。マイクロレンズの下にある光センサのグループの中で複数の光センサが照明されている場合(例えばLEDの画像の大きさがピクセルの大きさより大きい場合、あるいは例えばレンズレットの製造許容差および/またはプレノプティック・システムの光学的歪みによって収束の問題が生じた場合など)には、この光線が当たる光センサのうちの1つを決定/選択しなければならない。照明されている複数の光センサから選択される光センサは、最大光強度を受光する光センサに対応していると有利である。この目的のために、LEDによって照明される各光センサが受光する光の量を互いに比較して、最大値を選択する。ステップ62の結果として、各マイクロレンズの下にある光センサが1つだけ選択され、所定のマイクロレンズについて選択された光センサが、この所定のマイクロレンズに関連付けられたマイクロ画像の参照ピクセルに対応する。
次いで、ステップ63で、各マイクロ画像の参照ピクセルとして使用される選択した光センサに基づいて、プレノプティック・カメラを較正する。較正は、各マイクロレンズのマイクロ画像中の参照ピクセルを特定することにあり、この参照ピクセルは、例えば、マイクロ画像の中心のピクセルに対応している。いったん参照ピクセルが特定されたら、逆多重化プロセスを開始して、生画像のピクセルを再編成することによって、プレノプティック・カメラによって取得したシーンの様々なビューを構築することができる。
任意選択のステップで、参照ピクセルに対応するビューを、後処理ステップで再構築する。実際には、LEDによって照明される参照ピクセルは、特定の視角によるシーンのビューに対応する。これらの参照ピクセルに対応する光センサが、画像取得サイクル全体にわたってLEDによって照明される場合には、これらのピクセルについての生データが得られず、対応するビューが失われる。例えば、プレノプティック・カメラを用いて例えば毎秒24画像のフレーム・レートでビデオを取得する場合には、LEDは、24個の画像取得サイクルのうちの1つの間光センサを照明することもある。これは、照明されている光センサに対応するビューが失われるのが、24枚の画像のうちの1つに対してだけであるということを意味する。失われたビューは、その後、残りの23枚の画像のうちの1つまたは複数を形成する同じビュー(すなわち同じ視角に対応する)の時間的補間によって再構築することができるので有利である。変形形態では、24枚の画像のうちプレノプティック・カメラを較正するために(すなわちマイクロ画像の参照ピクセルを決定するために)使用された画像に対応する全てのビューを、プレノプティック・カメラから出力されるビューのストリームから除去し、残りの23枚の画像に関連付けられたビューのみを考慮して、例えばメモリに記憶したり、スクリーンに表示したりする。
さらに別の任意選択のステップでは、LEDが光センサ・アレイを照明していないときにLEDによって「覆われて」いるマイクロ画像のピクセルに対応するビューの輝度のレベルを、補正することができる。実際には、LEDが「オフ」状態(すなわちLEDが光センサ・アレイを照明していない状態)で基本的に透明である場合でも、LEDを製造するために使用される材料は、特にLEDによって「覆われて」いない周囲の光センサに対して、LEDを通過して光センサ・アレイの対応する光センサに到達する光の一部をフィルタリングする可能性がある。この光センサ間の輝度の差を補正するために、LEDをレンズ・ユニットに一体化する前に、LEDの透明度をLEDの波長(色)の関数として決定し、照明されるピクセルに補正ゲインを適用することができる。
図7は、本発明の原理の1態様によるプレノプティック・カメラを実施する例えばスマートフォンまたはタブレットに対応する電気通信デバイス7のハードウェアの実施形態を概略的に示す図である。
この電気通信デバイス7は、クロック信号も移送するアドレスおよびデータのバス74によって互いに接続された以下の要素を含む。
マイクロプロセッサ71(またはCPU)。
ROM(読取り専用メモリ)タイプの不揮発性メモリ72。
ランダム・アクセス・メモリすなわちRAM73。
無線インタフェース76。
データを伝送するように適応されたインタフェース75。
例えば図2のプレノプティック・カメラ2に対応するプレノプティック・カメラ77。
ユーザに対して情報を表示し、且つ/あるいはデータまたはパラメータを入力するように適応されたMMIインタフェース78。
なお、メモリ72および73の説明で使用する「レジスタ」という用語は、言及している各メモリにおいて、小容量のメモリ・ゾーンおよび大容量のメモリ・ゾーン(プログラム全体あるいは受信して復号したデータを表すデータの全体または一部の記憶を可能にする)を指すことに留意されたい。
メモリROM72は、特に、「prog」プログラムを含む。
以下に述べる本開示に特定の方法のステップを実施するアルゴリズムは、これらのステップを実施する電気通信デバイス7と関連付けられたROM72に記憶される。マイクロプロセッサ71は、電源投入時に、これらのアルゴリズムの命令をロードし、実行する。
ランダム・アクセス・メモリ73は、特に、
レジスタ内の、電気通信デバイス7をオンにすることを担当するマイクロプロセッサ71の動作プログラムと、
受信パラメータ(例えば変調、符号化、MIMO、フレームの繰返しについてのパラメータ)と、
送信パラメータ(例えば変調、符号化、MIMO、フレームの繰返しについてのパラメータ)と、
受信機76によって受信されて符号化されるデータに対応する入来データと、
アプリケーション75とのインタフェースで伝送されるように形成された復号データと、
カメラ・レンズおよび/または各マイクロ画像の参照ピクセルのパラメータとを含む。
図7に関連して説明した構造以外の電気通信デバイス7の構造は、本開示に適合している。特に、変形形態では、電気通信デバイスは、例えば専用構成要素(例えばASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)またはVLSI(超大規模集積回路)など)の形態、1つの装置に埋め込まれた複数の電子構成要素の形態、あるいはハードウェア要素とソフトウェア要素の混合した形態であるなど、純粋にハードウェアの実装形態で実施することもできる。
無線インタフェース76およびインタフェース75は、IEEE802.11(Wi−Fi)、IMT−2000仕様(3Gとも呼ばれる)または3GPP LTE(4Gとも呼ばれる)に準拠した標準、IEEE802.15.1(Bluetoothとも呼ばれる)などの1つまたは複数の電気通信標準に従って信号を受信および送信するように適応される。
変形形態では、電気通信デバイスは、いかなるROMも含まず、RAMのみを含み、本開示に特定の方法のステップを実施するアルゴリズムは、RAMに記憶される。
もちろん、本開示は、上述した実施形態に限定されるわけではない。
特に、本開示は、プレノプティック・カメラに限定されないだけでなく、カメラ・レンズおよびLEDを含むレンズ・ユニット(プレノプティック光学的アセンブリとも呼ばれる)にも拡張される。
電気通信デバイスは、例えば、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレット、コンピュータ、携帯電話、携帯情報端末(「PDA」)、およびその他のエンドユーザ間の情報通信を容易にするデバイスを含み、またセット・トップ・ボックスも含む。
本明細書に記載するプレノプティック・カメラを較正する方法は、プロセッサが命令を実行することによって実施することができ、これらの命令(および/または実施態様で生成されるデータ値)は、例えば集積回路、ソフトウェア・キャリア、あるいは例えばハード・ディスク、コンパクト・ディスケット(「CD」)、光ディスク(例えばディジタル汎用ディスクもしくはディジタル・ビデオ・ディスクと呼ばれることが多いDVDなど)、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)、または読取り専用メモリ(「ROM」)などのその他の記憶デバイスなどの、プロセッサ可読媒体に記憶することができる。命令は、プロセッサ可読媒体上に有形に実施されるアプリケーション・プログラムを形成することができる。命令は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せとすることができる。命令は、例えば、オペレーティング・システム、別個のアプリケーション、またはその両者の組合せに見ることができる。プロセッサは、従って、例えば、プロセスを実行するように構成されたデバイス、およびプロセスを実行するための命令を有するプロセッサ可読媒体を含むデバイス(記憶デバイスなど)の両方として特徴付けることができる。さらに、プロセッサ可読媒体は、命令に加えて、または命令の代わりに、実施態様で生成されるデータ値を記憶することもできる。
当業者には明らかであるように、実施態様では、例えば記憶または送信することができる情報を搬送するようにフォーマット化された様々な信号を生成することができる。この情報は、例えば、方法を実行するための命令、または説明した実施態様のうちの1つで生成されるデータを含むことができる。例えば、信号は、説明した実施形態の構文を書き込む、または読み取るための規則をデータとして搬送するように、あるいは説明した実施形態で書き込まれる実際の構文値をデータとして搬送するように、フォーマット化することができる。このような信号は、例えば、電磁波(例えば無線周波部分のスペクトルを使用するもの)として、またはベースバンド信号としてフォーマット化することができる。フォーマット化は、例えば、データ・ストリームを符号化すること、および符号化したデータ・ストリームで搬送波を変調することを含むことができる。信号が搬送する情報は、例えば、アナログ情報であってもディジタル情報であってもよい。信号は、既知のように、様々に異なる有線または無線のリンクを介して送信することができる。信号は、プロセッサ可読媒体に記憶することができる。
いくつかの実施態様について説明した。しかしながら、様々な修正を加えることができることは理解されるであろう。例えば、異なる実施態様の要素を組み合わせたり、補ったり、修正したり、または取り除いたりして、他の実施態様を生み出すこともできる。さらに、開示した構造およびプロセスの代わりに他の構造およびプロセスを使用することもできること、また、その結果得られた実施態様は、開示した実施態様と少なくとも実質的には同じ1つまたは複数の機能を、少なくとも実質的には同じ1つまたは複数の方法で実行して、少なくとも実質的には同じ1つまたは複数の結果を実現することを、当業者なら理解するであろう。従って、本願では、以上のおよびその他の実施態様が企図されている。
2 プレノプティック・カメラ
10 カメラ・レンズ
11 レンズレット・アレイ
12 カラー・フィルタ・アレイ(CFA)
13 光センサ・アレイ
20 発光デバイス(LED)または光源
21 ガラス板
31 後部レンズ要素
32 後部レンズ要素
33 マイクロレンズ
111 マイクロレンズ
131 光センサ
201 レンズ・ユニット
202 カメラ本体
203 ハードウェア・モジュール
300 開口絞り平面
301 射出瞳
2031 プロセッサ
2032 ランダム・アクセス・メモリ(RAM)

Claims (16)

  1. カメラ・レンズ(10)と、複数のマイクロレンズ(111、112、11n)を含むレンズレット・アレイ(11)と、光センサ・アレイ(13)とを含むプレノプティック・カメラ(2)であって、前記カメラ・レンズ(10)の開口絞り平面内に配置された発光デバイス(20)を含み、前記発光デバイス(20)が、前記光センサ・アレイ(13)を照明する、前記プレノプティック・カメラ(2)。
  2. 前記発光デバイスによって照明される光センサから前記複数のマイクロレンズの各マイクロレンズと関連付けられたマイクロ画像の参照ピクセルを決定するように構成された、メモリと関連付けられたプロセッサをさらに含む、請求項1に記載のプレノプティック・カメラ(2)。
  3. 前記発光デバイス(20)が、前記開口絞り平面の中心に配置される、請求項1または2に記載のプレノプティック・カメラ。
  4. 前記発光デバイス(20)が、透明である、請求項1または2に記載のプレノプティック・カメラ。
  5. 前記カメラ・レンズの焦点距離の変化、および/あるいはズームまたは合焦するときに生じる集束距離の変化を検出するモジュールをさらに含む、請求項1または2に記載のプレノプティック・カメラ。
  6. 変化の前記検出が、前記発光デバイス(20)による前記光センサ・アレイ(13)の照明をトリガする、請求項5に記載のプレノプティック・カメラ。
  7. 前記発光デバイス(20)が、少なくとも1つの画像取得サイクルの少なくとも一部分の間、前記光センサ・アレイ(13)を照明する、請求項1または2に記載のプレノプティック・カメラ。
  8. 前記発光デバイス(20)が、白色光を発出する、請求項1または2に記載のプレノプティック・カメラ。
  9. 前記発光デバイス(20)が、赤色光、緑色光、および青色光を連続的に発出する、請求項1または2に記載のプレノプティック・カメラ。
  10. 前記発光デバイス(20)が、発光ダイオードである、請求項1または2に記載のプレノプティック・カメラ。
  11. 前記プロセッサが、前記光センサ・アレイの各光センサが受光する光強度を測定することによって、前記発光デバイスによって照明される光センサを決定するようにさらに構成され、前記決定された光センサが、前記測定された光強度が最大となる光センサに対応する、請求項2に記載のプレノプティック・カメラ。
  12. カメラ・レンズと、複数のマイクロレンズを含むレンズレット・アレイと、光センサ・アレイとを含むプレノプティック・カメラにおいて参照ピクセルを決定する方法であって、
    前記カメラ・レンズの開口絞り平面内に配置された発光デバイスによって前記光センサ・アレイを照明するステップ(61)と、
    前記発光デバイスによって照明される前記光センサ・アレイの光センサから、前記複数のマイクロレンズの各マイクロレンズと関連付けられたマイクロ画像の参照ピクセルを決定するステップ(62)とを含む、前記方法。
  13. 前記カメラ・レンズの焦点距離の変化、および/あるいはズームまたは合焦するときに生じる集束距離の変化を検出するステップをさらに含み、前記照明が、前記検出によってトリガされる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記光センサ・アレイが、少なくとも1つの画像取得サイクルの少なくとも一部分の間照明される、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記決定するステップが、前記光センサ・アレイの各光センサが受光する光強度を測定することによって、前記発光デバイスによって照明される前記光センサを決定することを含み、前記決定された光センサが、前記測定された光強度が最大となる光センサに対応する、請求項12または13に記載の方法。
  16. 前記参照ピクセルが、前記マイクロ画像の中心のピクセルに対応する、請求項12または13に記載の方法。
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