JP2016103247A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ソースプログラムの解析を容易にする情報処理装置を提供することである。【解決手段】本発明は、ソースプログラムを表示するソースプログラム表示制御手段と、前記ソースプログラム内のキーワードの指定を受け付けるキーワード指定受付手段と、前記ソースプログラム内の表示を省略する範囲を受け付ける省略部分受付手段と、前記キーワード指定受付手段で受け付けたキーワードと一致するソースプログラム内の部分を検索する検索手段とを有し、前記ソースプログラム表示制御手段は、前記省略部分受付手段で受け付ける省略する範囲の中で、前記検索手段で検索された前記キーワードに関する部分を残して非表示とすることを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、ソースプログラムを解析するための情報処理装置のアイデアに関する。
従来、ソースプログラムを解析する際に、ソースプログラム内の中括弧{}に囲まれた部分が多数の行にわたる場合、画面の表示領域に収まらず、画面をスクロールして確認しなければならなかった。このように長いソースプログラムをスクロールによる別画面での表示する場合、ソースプログラム全体の構造を理解しづらいという問題点がある。
特許文献1には、表示されたソースプログラム内の指定された中カッコ内の記述が一時的に省略する技術が開示されている。この技術により、ソースプログラムの構造を把握しやすくなる。また、ソースプログラム上における指定された変数が存在する全ての位置(行番号)に対応する行内容の一覧が画面上に表示する技術が開示されている。この技術により、オペレータは、ソースプログラム内の変数の使われ方を容易に把握することができる。
しかしながら、特許文献1では、中カッコ内のコメント以外は省略されてしまうため、一時的に表示が省略される記述の外側で宣言された変数に対する省略部分の処理を確認する際は、省略を解除する手間が発生するため、解析作業の効率を低下させてしまう。
また、特許文献1の別の実施例では、ソースプログラム上における指定された変数が存在する全ての位置(行番号)に対応する行内容の一覧を画面上に表示しているが、ソースプログラム全体を表示しないため、ソースプログラム全体の構造を理解しづらく、オペレータの嗜好が中断されてしまうという課題が生じる。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、ソースプログラムの解析を容易にする情報処理装置を提供することである。
本発明は、ソースプログラムを表示するソースプログラム表示制御手段と、前記ソースプログラム内のキーワードの指定を受け付けるキーワード指定受付手段と、前記ソースプログラム内の表示を省略する範囲を受け付ける省略部分受付手段と、前記キーワード指定受付手段で受け付けたキーワードと一致するソースプログラム内の部分を検索する検索手段とを有し、前記ソースプログラム表示制御手段は、前記省略部分受付手段で受け付ける省略する範囲の中で、前記検索手段で検索された前記キーワードに関する部分を残して非表示とすることを特徴とする。
本発明によれば、ソースプログラムの解析を容易にする情報処理装置を提供する効果を有する。
まず、図1を参照して、本発明における従来技術の課題を説明する。図1は、本発明における発明の課題を説明するための模式図である。
図1の100は、ソースプログラムを省略する前のソースプログラムの例である。100のようなソースプログラムを特許文献1の技術で中括弧内を省略して表示させるために、たとえば、ユーザが101の中括弧をマウスなどでクリックすると、110のようなソースプログラムの中括弧内を省略して表示する形式に変わる。
図1の100では、「activeFlag」が「true」の場合は、変数「message」の値に「有効です。」を設定し、そうではない場合は「無効です。」を設定することが視認できる。しかし、中括弧内を省略して表示した110では、「activeFlag」が「true」の場合に、変数「message」の値に「有効です。」を設定すること、そうでない場合は「無効です。」を設定することが視認できないため、一旦省略した中括弧内の表示を再表示させる手間が発生する。
本発明は、この課題を解決するため、ユーザにより選択された変数を含む行のみを中括弧内の省略表示から除外し、ユーザが選択した変数以外を省略することにより、余分な情報を省略し確認したい情報のみを表示させることを可能にする。以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態における情報処理装置100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、画像管理を実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置209からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ装置210等の表示器への表示を制御する。これらは必要に応じて操作者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
また、外部メモリ211のハードディスク(HD)は、情報処理装置100において、録画された音声付動画や音声ファイルを記憶する大容量のメモリ領域を有している。
208は通信I/F(インタフェース)コントローラで、ネットワーク(例えば、無線LANなど)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述するフローチャートに示す各ステップの処理は、コンピュータで読み取り実行可能なプログラムにより実行され、そのプログラムは外部メモリ211に記録されている。そして、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を参照して、本発明のソフトウェア構成を説明する。
図3は、本発明の実施形態における情報処理装置100に適用可能な情報処理装置のソフトウェア構成図である。
図3の301は、ソースプログラム表示制御部であり、ソースプログラムを表示させる処理を行う。302はキーワード指定受付部であり、ユーザからキーワードの部分の指定を受け付ける。304は省略部分受付部であり、ユーザによって省略表示させる部分を受け付ける処理を行う。検索部303は、ソースプログラムから前記キーワードと一致する行を検索する処理を行う。ソースプログラム表示制御部301は、検索部303で検索した検索結果とその周辺のソースプログラムのみを残して、他の部分を非表示とすることにより、ソースプログラムの解析を容易にする情報処理装置を提供する。
図3の301は、ソースプログラム表示制御部であり、ソースプログラムを表示させる処理を行う。302はキーワード指定受付部であり、ユーザからキーワードの部分の指定を受け付ける。304は省略部分受付部であり、ユーザによって省略表示させる部分を受け付ける処理を行う。検索部303は、ソースプログラムから前記キーワードと一致する行を検索する処理を行う。ソースプログラム表示制御部301は、検索部303で検索した検索結果とその周辺のソースプログラムのみを残して、他の部分を非表示とすることにより、ソースプログラムの解析を容易にする情報処理装置を提供する。
次に、図4〜図7のフローチャートを参照して、情報処理装置100がユーザにより選択されたキーワード(変数)以外を省略して表示する処理の流れを説明する。
図4は、本発明の情報処理装置100における省略除外キーワードを含まないソースプログラムの行を省略して表示する処理の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、それぞれのステップは、情報処理装置100のCPU201により実行される。
まず、図4のフローチャートの処理に移行する前に、情報処理装置100のCPU201は、記憶されているソースプログラムをディスプレイ装置210に表示し、ユーザからの入力を待つ。
次に、ステップS401において、情報処理装置100のCPU201は、マウス操作などにより、ユーザがソースプログラム上で省略したくない変数(キーワード)を受け付ける。キーワードを受け付ける画面イメージを図11を参照して説明する。
図11は、本発明におけるディスプレイ装置210に出力されるソースプログラムを表示している画面イメージの一例を示す模式図である。
図11の1100には、ソースプログラムの例が表示されており、ユーザがマウスポインタ1101などで「message」変数1102をキーワードとして選択した例である。1101のマウスポインタの位置でユーザがマウスの右ボタンをクリックをするなどの操作により、1103のようなポップアップ画面を生成して表示し、ユーザにこの後の操作を選ばせる。
1103のポップアップ画面が表示されると、ユーザは1103のポップアップ画面の中から、適切な機能を選択する。今の場合、ユーザは「message」変数1102をソースプログラム上で省略したくないので、1104の「省略から除外する(I)」がユーザにより選択される。以上の操作により、情報処理装置100は、ユーザからソースプログラム上で省略したくない変数(キーワード)を受け付ける。図4のフローチャートの説明に戻る。
次に、図4のステップS402において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS401で指定されたキーワードを省略除外キーワードとして登録する。省略除外キーワードとして登録する処理を図8を参照して説明する。
図8は、本発明における情報処理装置100が記憶する省略除外キーワードテーブルの一例を示す模式図である。
図11の1102のように「message」キーワードを選択し、ポップアップ画面1103から「省略から除外する(I)」1104が選択されると、図8の省略除外キーワード欄801に「message」と言うキーワードが登録される。この登録されている省略除外キーワードテーブルを参照して、ステップS403内でソースプログラムからソースプログラムの該当する行を検索し表示するかしないかを判断する。省略除外キーワード情報欄802には、801で指定された省略除外キーワードのスコープ(有効な範囲)が入力されている。スコープの指定方法は後のソースプログラムの走査の際に説明する。図4のフローチャートの説明に戻る。
次に、図4のステップS403において、情報処理装置100のCPU201は、ソースプログラムの中括弧内の情報を省略するための処理を行う。ステップS403の処理の詳細を図6を参照して説明する。
図6は、本発明の情報処理装置100におけるソースプログラム内の中括弧内を省略する制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、それぞれのステップは、情報処理装置100のCPU201により実行される。
図6のフローチャートの処理に移行する前に、情報処理装置100のCPU201は、まずソースプログラム内の中括弧に該当する開始行と終了行とを検索して、中括弧対応テーブル(図10)として、記憶しておく。図10を参照して、中括弧対応テーブルの一例を説明する。
図10は、本発明における情報処理装置100が記憶する中格好対応テーブルの一例を示す模式図である。
図10の中括弧テーブル1000で定義されるソースプログラムの場合は、1001行では、中括弧の開始記号「{」がある行が100行目で終了記号「}」がある行が150行目であり、次の中括弧の開始記号の行は160行目、終了記号の行は390行目、次の中括弧の開始記号の行は400行目、終了記号の行は600行目である例である。省略状態欄1002は、その行が省略されているかいないかを記憶したものであり、「1」であれば、中括弧内が省略されており、「0」であれば、中括弧内は省略されておらず、全て表示されている状態であることを意味している。なお、ソースプログラムを表示する初期状態では中括弧は全て省略されている図12の1210のような状態でも良いし、中括弧内は全て表示(すなわち、全ソースプログラムを表示)している図12の1200のような状態でも良い。図6のフローチャートの説明に戻る。
図6のフローチャートにはいると、ステップS601において、情報処理装置100のCPU201は、ユーザから省略する中括弧部分の指定を受け付ける。この中括弧の指定については、中括弧の開始記号「{」または終了記号「}」上でのマウスの左ダブルクリック等の操作で受け付けても良いし、他の指定方法でも良い。たとえば、中括弧の開始記号が指定された場合は、図10の開始行を検索し、中括弧の終了記号が指定された場合は、図10の終了行から該当中括弧部分を特定する。
次に、ステップS601で指定された中括弧部分内の演算文を指定し、ステップS602からステップS603までを演算文の数だけ繰り返す。この演算文は一文が複数行から形成されることがあるため、物理行毎ではなく論理行毎に処理を行うものとする。
ステップS602において、指定された演算文が、省略除外キーワードを示すキーワードを含む演算文か、もしくは省略に関連するコメント文であるかを判断する。
省略除外キーワードを示すキーワードを含む演算文かどうかの判断は、省略除外キーワードテーブルにあるキーワードを含む演算文かどうかで判断する。
省略に関連するコメント文であるかどうかの判断は、中括弧の開始行に関わるコメント文、もしくは省略除外キーワードを含む演算文の直前のコメント文であるかどうかと言う判断と同意である。したがって、中括弧の開始記号「{」の直後に記載されているコメント文は、省略に関連するコメントと判断される。また、ソースプログラムはマルチパス(複数回走査)によるスキャンによって、省略除外キーワードを含む演算文の直前のコメント文を検索する。マルチパスによるソースプログラムのスキャンにより省略除外の行を特定する例を図9を参照して説明する。
図9は、本発明における情報処理装置100が記憶する省略除外単位テーブルの一例を示す模式図である。
図9の省略除外単位テーブル900は、図11〜図14で説明しているソースプログラムを論理文毎に分ける処理を行った結果の図であり、中括弧内の演算文の論理文毎に単位ID901が割り振られ、1論理文の内容が単位内容902として記憶されている。また、単位内容902がソースプログラムのどこにあるかを記憶した、開始行903、終了行904とを有している。省略除外状態905は、単位内容902の内容を表示しているか省略しているかを示したフラグであり、「1」の場合は省略せずに表示している状態を示し、「0」の場合は省略して非表示としていることを示している。
図9のようなソースプログラムの場合に、たとえば、省略除外キーワードが「message」であった時、ソースプログラムの1パス目(1回目の走査)で、単位IDが「27」の「message = “有効です。”;」の行は、省略除外キーワードを含むため、フローチャートの次のステップS603に移行し、省略除外状態フラグ905を「1」にする。その後、2パス目(2回目の走査)で、単位IDが「27」の前にあるコメント文として、単位IDが「26」のコメント文も省略除外状態フラグ905を「1」にする。このようにして、省略除外キーワードを示すキーワードを含む演算文か、もしくは省略に関連するコメント文であるかを判断し、該当する場合は省略除外状態フラグ905に「1」を入力する。
なお、マルチパスによるソースプログラムのスキャン時に図8の省略除外キーワード情報に省略除外キーワードのスコープを設定する。
以上のステップS602からS603の処理を中括弧内の全ての行に関して実行し、ステップS604へと処理を移行する。
次のステップS604において、情報処理装置100のCPU201は、省略する中括弧に対して省略記号を追加する。以降の処理の具体例を図13を参照して説明する。
図13は、本発明におけるディスプレイ装置210に出力されるソースプログラムを表示イメージの一例を示す模式図である。
図13の1300は省略される前のソースプログラムであり、1310は本発明によるソースプログラムの表示結果結果である。1300のソースプログラムの中括弧部分としては、1301の部分と1302の部分が該当する。なお、1300中の「・・・」を表示している部分には、今回の省略除外キーワードが含まれていないソースプログラムが記憶されており、その記載は省略している。
たとえば、図11のように、省略除外キーワードとして「message」が選択され、中括弧部分1301の中括弧の開始記号1303が左ダブルクリックで選択された場合、中括弧部分1301の先頭部分に「/* 省略 */」(1311)という省略していることを示すシンボルを追加する(ステップS604)。
次に、ステップS605へと処理を移行し、ステップS605において、情報処理装置100のCPU201は、図9で省略除外状態フラグが「1」以外の行を省略する(表示しない)。図9の例は、「message」が省略除外キーワードとして選択されている状態であり、図9で省略除外状態が「1」の行のみ表示した結果が、図13の1310の中括弧部分1313である。
同様に1300のソースプログラムの1302の中括弧部分を省略するために、1302の中括弧の終了記号1304を左ダブルクリックで選択された場合、中括弧部分1302の先頭部分に「/* 省略 */」(1312)という省略していることを示すシンボルを追加し、図9と同様の省略除外状態フラグが「1」の行のみを表示する。表示される結果が1314である。
なお、予め全ての中括弧部分を図12の1210のように省略表示させておいて、その後、図11のように省略除外するキーワードを選択しても良く、その際には、当初は図12の1210のような表示画面から、図4のフローチャートを開始する。
以上の処理により、ユーザは、省略除外キーワードを含む演算文及び関係するコメント文以外を省略して表示することができ、ユーザが確認したい変数だけを特定してソースプログラムを確認することができるため、中括弧に囲まれた部分の前後を画面に表示したまま、ユーザは容易にソースの構造の理解することができる。
次に、図5のフローチャートを参照して、図4で設定した省略除外キーワードを削除する処理の流れを説明する。
図5は、本発明の情報処理装置100において、設定された省略除外キーワードを削除する処理の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、それぞれのステップは、情報処理装置100のCPU201により実行される。
まず、図5のステップS501では、情報処理装置100のCPU201は、省略除外キーワードから削除するキーワードの指定を受け付ける。図11を参照して説明する。
たとえば、図11のマウスポインタ1101を「message」と言う変数の上で右クリックなどを行い、1103のポップアップ画面を表示させている状態とする。この場合、1102の変数「message」は既に省略除外キーワードとして指定されているので、たとえば赤色などで表示されている。赤色で表示されている「message」を右クリックした際に出てくる、ポップアップ画面1103の「省略の除外から解除する(O)」が選択された場合に、図5のステップS501の処理が開始される。図5のフローチャートの説明に戻る。
次に図5のステップS502において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS501で指定された省略除外キーワードをたとえば、図8の省略除外テーブルから削除する。
次に、ステップS503において、情報処理装置100のCPU201は、省略除外テーブルからステップS501で指定された省略除外キーワードを削除した状態で、省略処理(図6のフローチャート)を実行する。ステップS503の処理は図6の処理と同様なので説明を省略する。
以上の処理により、ユーザは省略除外キーワードの追加や削除が容易にできる。省略除外キーワードを複数設けることも可能である。図14を参照して、省略除外キーワードを複数設けた場合の画面イメージを説明する。
図14は、本発明におけるディスプレイ装置210に出力されるソースプログラムを表示イメージの一例を示す模式図である。
図14の1410は、省略除外キーワードとして、「message」と「count」が指定されている例である。「message」と「count」の2つの変数(キーワード)が設定されているので、図13の1310よりも、「count」変数の分だけ、省略が除外されているソースプログラム1411、1412となっている。この画面の状況で、たとえば、「count」変数を省略除外キーワードから削除したい場合は、1413の「count」表示欄などでマウスの右クリックし、出てくるポップアップ画面(1103と同様)の「省略の除外から解除する(O)」を選択すると、図5のフローチャートの処理が開始される。その結果、図13の1310のような、「message」だけが省略除外されている画面へ遷移する。
この様に、ユーザは省略除外キーワードの追加や削除が容易に可能となる効果を有する。
次に、図7を参照して、省略している中括弧部分を復元して中括弧部分の内容を表示させる処理を説明する。
図7は、本発明の情報処理装置100において、省略表示されている中括弧部分のソースプログラムを、省略していない状態に遷移する処理の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、それぞれのステップは、情報処理装置100のCPU201により実行される。
まず、図7のステップS701において、情報処理装置100のCPU201は、ユーザから省略されている中括弧部分の指定を受け付ける。この中括弧の指定については、中括弧の開始記号「{」または終了記号「}」上でのマウスの左ダブルクリック等の操作で受け付けても良いし、他の指定方法でも良い。マウス操作などにより、ユーザがソースプログラム上で省略表示されている中括弧部分の選択を受け付けると、次のステップS702へと処理を移行する
次に、ステップS702において、情報処理装置100のCPU201は、ステップS701で選択を受け付けた中括弧部分の図9の省略除外状態フラグを全て「1」に変更することにより、ユーザが指定した中括弧部分だけソースプログラムを表示させることができる。
以上の処理により、本発明は、指定された中括弧内に囲まれる部分の表示を、オペレータが指定したキーワード(変数や関数)とそれらに関連するコメントを除いて省略することができる。これにより、中括弧に囲まれた部分の前後が画面に表示させたまま、ユーザは容易にソースの構造の理解することができる。さらに、ユーザが指定したキーワード(変数や関数)に関する処理のみを視認することができるため、ソースプログラムの解析作業を効率的に行うことができる。
上記実施形態では、1台の情報処理装置に適用する場合を説明したが、1台で動作する情報処理装置であっても良いし、ネットワーク上のサーバと情報処理装置とで処理主体を分けてもよい。またネットワーク上のサーバに更新情報記憶部を有していて、サーバから更新情報などを取得してもよい。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバ−ジョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インスト−ルするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図4〜図7に示す機能が外部からインスト−ルされるプログラムによって、ホストコンピュ−タにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコ−ドを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ−タ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコ−ドを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコ−ド自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコ−ドを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコ−ドを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テ−プ,不揮発性のメモリカ−ド,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュ−タが読み出したプログラムコ−ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ−ドの指示に基づき、コンピュ−タ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコ−ドが、コンピュ−タに挿入された機能拡張ボ−ドやコンピュ−タに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコ−ドの指示に基づき、その機能拡張ボ−ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベ−ス等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理装置
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
Claims (6)
- ソースプログラムを表示するソースプログラム表示制御手段と、
前記ソースプログラム内のキーワードの指定を受け付けるキーワード指定受付手段と、
前記ソースプログラム内の表示を省略する範囲を受け付ける省略部分受付手段と、
前記キーワード指定受付手段で受け付けたキーワードと一致するソースプログラム内の部分を検索する検索手段とを有し、
前記ソースプログラム表示制御手段は、前記省略部分受付手段で受け付ける省略する範囲の中で、前記検索手段で検索された前記キーワードに関する部分を残して非表示とすることを特徴とする情報処理装置。 - 前記ソースプログラム表示手段の前記キーワード指定受付手段で指定を受け付けたキーワードに関する部分とは、該キーワードを含むソースプログラム部分ならびに、該ソースプログラム部分の前もしくは後ろに記憶されているコメント文であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記省略部分受付手段で受け付ける省略する範囲は、前記ソースプログラムの特定された範囲とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記省略部分受付手段は、前記ソースプログラムの特定された範囲の開始記号もしくは終了記号の選択により受け付けることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- ソースプログラムを表示するソースプログラム表示制御ステップと、
前記ソースプログラム内のキーワードの指定を受け付けるキーワード指定受付ステップと、
前記ソースプログラム内の表示を省略する範囲を受け付ける省略部分受付ステップと、
前記キーワード指定受付ステップで受け付けたキーワードと一致するソースプログラム内の部分を検索する検索ステップとを有し、
前記ソースプログラム表示制御ステップは、前記省略部分受付ステップで受け付ける省略する範囲の中で、前記検索ステップで検索された前記キーワードに関する部分を残して非表示とすることを特徴とする情報処理方法。 - 請求項5に記載された情報処理方法を実行するためのプログラム。
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