JP2016102689A - 光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法 - Google Patents

光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016102689A
JP2016102689A JP2014240191A JP2014240191A JP2016102689A JP 2016102689 A JP2016102689 A JP 2016102689A JP 2014240191 A JP2014240191 A JP 2014240191A JP 2014240191 A JP2014240191 A JP 2014240191A JP 2016102689 A JP2016102689 A JP 2016102689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
brillouin
core
cores
sensor head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014240191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6346851B2 (ja
Inventor
千尋 鬼頭
Chihiro Kito
千尋 鬼頭
央 高橋
Hiroshi Takahashi
央 高橋
邦弘 戸毛
Kunihiro Komo
邦弘 戸毛
哲也 真鍋
Tetsuya Manabe
哲也 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2014240191A priority Critical patent/JP6346851B2/ja
Publication of JP2016102689A publication Critical patent/JP2016102689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6346851B2 publication Critical patent/JP6346851B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Transform (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

【課題】 長距離測定かつシームレスな分布測定が可能な光ファイバ曲げ形状解析装置と、高速化して動的な曲げ形状の変化を追従可能な光ファイバ曲げ形状解析方法とを提供する。【解決手段】 2以上のコアを有するMCFを光ファイバセンサヘッドし、2以上のコアのそれぞれは2種のBFSのいずれかを有し、2種のBFSのコアの2種のBGSは一部が重複した互いに異なる範囲の周波数に渡り、ポンプ光、および、2種のBGSの両方が重なる範囲の周波数を持つプローブ光からなる試験光を、光分波器を介して2以上のコアへ入射するブリルアン解析器20と、光ファイバセンサヘッドの出射端にて2以上のコアのそれぞれに設けられ、各コアからの出射光を受光して、各コアのそれぞれにおいてプローブ光が受けるブリルアン利得量の増減からひずみ分布を光ファイバセンサヘッドの長手方向にわたって測定する受光器21〜24と、を備える。【選択図】図2

Description

この発明は、光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法に関する。
光ファイバを用いた形状センサとして、例えば非特許文献1の技術が開示されている。非特許文献1の技術は、軸となる光ファイバの周囲にらせん状に6本の光ファイバを束ねたらせん型光ファイバセンサヘッド(以下、らせん型光ファイバセンサヘッドと称する)を用いる技術である。
非特許文献1では、らせん型光ファイバセンサヘッドの長手方向に断続的にFBG(Fiber Bragg Grating)を書き込み、反射波長の変化をOFDR(Optical Frequency Domain Reflectometer)で読み出しひずみを計測する方式と、OFDR測定によるレイリー散乱波形の変化からひずみを計測する方式とが開示され、いずれの方式においても各らせん光ファイバにかかるひずみ量の断面の分布から3次元的ならせん型光ファイバセンサヘッドの曲り形状を測定しており、動的な曲り形状の変化を計測することもできるものである。しかしながら、非特許文献1の技術は、ひずみの計測方法にOFDRを用いているため、光ファイバセンサヘッドの長さはOFDR光源のコヒーレンス長に依存することで30mのセンサヘッド長に留まっている。
例えば非特許文献2では、その他の光ファイバ形状センサとして、マルチコアファイバ(Multi-core fiber: MCF)の各コアにFBGを書き込みマルチコア光ファイバセンサヘッドとし、各コアのひずみを計測することでマルチコア光ファイバセンサヘッドの曲り形状を計測する技術が開示されている。しかしながら、曲げ形状の連続的な変化を測定する分解能はFBGを書き込む長手方向の間隔に依存するため、高分解能かつ長距離の曲げ形状測定には不向きである。同様の技術的課題は、LUNA社のらせん型光ファイバセンサヘッドにFBGを書き込む方式にも存在する。
一方で、光ファイバ通信網の保守に曲げ形状光ファイバセンサの導入を考えた場合、曲げ形状センシングが可能な光ファイバを通信ケーブル内構造に内蔵する、あるいは光ファイバ網に沿って施工しておくことで、いつでもリアルタイムに光ファイバ通信網の敷設状態を、例えば3次元地図上に表現することができるようになる。光ファイバ通信網を3次元地図上に可視化することができれば、追加で敷設する光ファイバケーブルの配線計画の策定や保守現場での必要工数計画の立案、通信網に付随する設備情報とのリンクによる効率的な保守業務の実現が期待できる。さらに、上記曲げ形状測定の繰返し速度を高速化することができれば、動的な曲げ形状変化を追随して測定することができ、例えば架空ケーブルが風に煽られて振動する様子を通信ビルから遠隔にて監視することができるようになる。
LUNA社, "Fiber Optic Shape Sensing", Current State of Technology, June 21st, 2013. D. Barrera et al., "Multipoint two-dimensional curvature optical fibre sensor," 23rd OFS, Proc. of SPIE 9157, 2014.
本発明の目的は、光ファイバを用いた曲げ形状センサ技術において、長距離測定かつシームレスな分布測定が可能な光ファイバの曲げ形状解析装置と、解析を高速化して動的な曲げ形状の変化を追従可能な光ファイバの曲げ形状解析方法とを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、曲げ形状測定装置は、同一のポンプ光を入射した際のブリルアン利得スペクトルの一部の範囲が互いに重なる2種の異なるブリルアン周波数シフト量の一方を有する1以上のコアと他方を有する1以上のコアとを備えた光ファイバセンサヘッドに対する光ファイバ曲げ形状測定装置であって、一対のポンプ光、および、前記2種のブリルアン利得スペクトルの両方が重なる範囲の周波数を持つプローブ光からなる試験光を、光分波器を介して前記2以上のコアへ入射するブリルアン解析器と、前記光ファイバセンサヘッドの出射端にて前記2以上のコアのそれぞれに設けられ、各コアからの出射光を受光して、各コアのそれぞれにおいてプローブ光が受けるブリルアン利得量の増減からひずみ分布を前記光ファイバセンサヘッドの長手方向にわたって測定する受光器と、を備える。
上記目的を達成するためにこの発明の第2の観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、曲げ形状測定方法は、同一のポンプ光を入射した際のブリルアン利得スペクトルの一部の範囲が互いに重なる2種の異なるブリルアン周波数シフト量の一方を有する1以上のコアと他方を有する1以上のコアとを備えた光ファイバセンサヘッドに対する光ファイバ曲げ形状測定方法であって、一対のポンプ光、および、前記2種のブリルアン利得スペクトルの両方が重なる範囲の周波数を持つプローブ光からなる試験光を、光分波器を介して前記2以上のコアへ入射し、前記光ファイバセンサヘッドの出射端にて、前記2以上のコアのそれぞれからの出射光を受光して、各コアのそれぞれにおいてプローブ光が受けるブリルアン利得量の増減からひずみ分布を前記光ファイバセンサヘッドの長手方向にわたって測定する。
すなわちこの発明によれば、光ファイバを用いた曲げ形状センサ技術において、長距離測定かつシームレスな分布測定が可能な光ファイバの曲げ形状解析装置と、解析を高速化して動的な曲げ形状の変化を追従可能な光ファイバの曲げ形状解析方法とを提供することができる。
図1Aは、第一の実施形態に係るマルチコア光ファイバの構成例を示す図である。 図1Bは、第一の実施形態に係るマルチコア光ファイバの構成例を示す図である。 図2は、第一の実施形態に係る曲げ形状測定装置の構成例を示す図である。 図3は、第一の実施形態に係る2種のBFSと試験光の周波数配置図である。 図4は、第一の実施形態に係る曲げ形状測定の基本原理の説明図である。 図5は、伸長方向のひずみおよび圧縮方向のひずみに対し、シフト量BFS1およびシフト量BFS2のコア内で生じるブリルアン利得の増減の例を示す図である。 図6は、第一の実施形態に係る曲げ形状測定方法の一例について説明するフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
本実施形態では、光ファイバセンサヘッドの各コアにかかる長手方向の動的なひずみ量を解析することで、光ファイバセンサヘッドの動的な曲げ形状の変化を測定する技術について説明する。本実施形態では、長距離かつシームレスな曲げ形状測定をするため、ひずみの計測方法にはブリルアン利得解析法を用いたひずみ分布センシング技術を用いる。ここで、曲げ形状とは、光ファイバセンサヘッドに外力や振動が付与されることによる光ファイバセンサヘッドの曲率変化の分布および各曲率の方向である。ブリルアン利得解析法は、ひずみの変化量(または温度の変化量)に対してブリルアン周波数シフト量が線形に変化することが知られており、ひずみ測定技術(または温度測定技術)として利用されている。
ここで、ブリルアン利得解析法を用いたひずみ分布センシング技術とは、例えば、BOTDA(Brillouin Optical Time Domain Analysis)、あるいは、BOCDA(Brillouin Optical Correlation Domain Analysis)である。上記のいずれの測定法を用いても、数kmの長距離曲げ形状測定が可能である。
さらに、本実施形態では、マルチコア光ファイバMCFを用いた光ファイバセンサヘッドの各コアに、同一のポンプ光を入射した際のブリルアン利得スペクトルの一部の範囲が互いに重なる2種の異なるブリルアン周波数シフト量(ポンプ光が誘起するブリルアンゲインスペクトル(BGS)の中央値)BFSを有するコアを用いる。例えば、ブリルアン周波数シフト量がBFS1である第1コアおよびブリルアン周波数シフト量がBFS2である第2コアの2種類のコアを用いる。ブリルアン周波数シフト量BFS1>ブリルアン周波数シフト量BFS2であり、ブリルアン周波数シフト量BFS1とブリルアン周波数シフト量BFS2とはブリルアン利得スペクトルの一部の範囲が互いに重なるものである。なお、シフト量BFSの差はコア径、ドーパント量、屈折率プロファイルの設計にて容易に実現可能である。
図1Aおよび図1Bは、第一の実施形態に係るマルチコア光ファイバMCFの構成例を示す図である。
例えば、図1Aに4コア、図1Bに6コアの場合のコアの配置の一例を示す。図1Aおよび図1Bは、略円柱形状のマルチコア光ファイバMCFが延びる方向と略直交する断面構造を説明するための図である。
4コアのマルチコア光ファイバMCFは、2つの第1コアC1、C3と、2つの第2コアC2、C4とを有している。第1コアC1、C3と第2コアC2、C4とは、略円柱形状のマルチコア光ファイバMCFの中心軸の周囲に交互に並んで配置している。
6コアのマルチコア光ファイバMCFは、3つの第1コアC1、C3、C5と3つの第2コアC2、C4、C6とを有している。第1コアC1、C3、C5と第2コアC2、C4、C6とは、略円柱形状のマルチコア光ファイバMCFの中心軸の周囲に交互に並んで配置している。
図2は、第一の実施形態に係る曲げ形状測定装置の構成例を示す図である。
本実施形態の曲げ形状測定装置は、ブリルアン解析器20と、複数の受光器21〜24と、を有している。本実施形態では、同一のポンプ光を入射した際のブリルアン利得スペクトルBGSの一部の範囲が互いに重なる2種の異なるブリルアン周波数シフト量BFS1、BFS2の一方を有する1以上のコアと、他方を有する1以上のコアとを備えたマルチコア光ファイバMCF(もしくはバンドル光ファイバ)を光ファイバセンサヘッドとする。
受光器21〜24の数は、測定対象であるマルチコア光ファイバのコア数と同じである。図2に示した例では、測定対象であるマルチコア光ファイバMCFは4コアであるので、曲げ形状測定装置は4つの受光器21〜24を有している。
ブリルアン解析器20は、一対のポンプ光およびプローブ光からなる試験光を、光分波器A1、A2を介してマルチコア光ファイバMCFの全てのコアへ入射する。プローブ光は、後述するように、2種のブリルアン利得スペクトルの両方が重なる範囲の周波数を持つように設定される。
受光器21〜24は、マルチコア光ファイバMCFの遠端(出射端)にてコアごとに設けられている。受光器21〜24は、マルチコア光ファイバMCFの各コアからの出射光と、ポンプ光とを受光する。受光器21〜24は、それぞれが各コアについてブリルアン利得を得たプローブ光を観測し、受光器側でブリルアン周波数シフトを解析する。受光器21〜24は、ブリルアン解析により、各コアの長手方向のひずみ分布を取得し、後述する曲げ形状解析手段にて各コアのひずみ量から曲げ形状を解析する。なお、受光器21〜24の解析結果は、有線あるいは無線の通信手段により外部へ出力されてもよい。
上記の曲げ形状測定を連続的に実施することで、最大で試験光の片道伝搬時間に相当する繰り返し時間間隔にて動的な曲げ形状変化の測定が可能になる。ただし、本実施例において、上記2種のブリルアン周波数シフト量BFS(BFS1およびBFS2)のコアのブリルアン利得スペクトル(Brillouin Gain Spectra: BGS)をそれぞれBGS1、BGS2とすると、ブリルアン利得スペクトルBGS1とブリルアン利得スペクトルBGS2とはマルチコア光ファイバMCFにひずみがかかっていない状態において、互いにスペクトルの一部が重なり合う必要がある。シリカガラス製の汎用シングルモード光ファイバにおいては、BGSの3dB帯域が約30MHzであることが知られており、BFSが40−50MHz程度離れていればよい。
また、ポンプ光の周波数に対し誘起されるブリルアン利得スペクトルBGS1とブリルアン利得スペクトルBGS2との重なり合う周波数の中央値にプローブ光周波数を設定する。
図3は、第一の実施形態に係る2種のブリルアン周波数シフト量(BFS)と試験光の周波数配置図である。
図3に示すように、ブリルアン利得スペクトルBGS1およびブリルアン利得スペクトルBGS2が重なり合う周波数にプローブ光を設定することで、一対のポンプ光およびプローブ光の周波数差でもブリルアン利得スペクトルBGS1およびブリルアン利得スペクトルBGS2の両ブリルアン利得スペクトルからブリルアン利得を得られる。したがって、2種のブリルアン周波数シフト量BFS1、BFS2からなる光ファイバセンサヘッドの各コアの各位置におけるひずみ量の変化は、ひずみがかかっていない状態(曲げが加えられていない状態)で予めブリルアン利得スペクトルプロファイルを取得し、曲げが加えられた際のブリルアン利得量の絶対量の変化から、ブリルアン周波数シフト量の変化を解析することで、長手方向にわたって一括して測定することができる。
光ファイバ中で生じるブリルアン散乱のブリルアン周波数シフト量BFSは伸長方向のひずみに対して線形に大きくなることが知られている。また、ファイバ中で生じるブリルアン散乱のブリルアン周波数シフト量BFSは圧縮方向のひずみに対して線形に小さくなる。
すなわち、本実施形態においてブリルアン利得スペクトルBGSが重なる周波数にプローブ光を配置し、無ひずみ下でのブリルアン利得をGとすると、伸長ひずみに対して、ブリルアン利得スペクトルBGS1は低周波側にシフトする(ポンプ光の絶対周波数から離れる方向にシフトする)ため、ブリルアン利得スペクトルBGS1によってプローブ光が得られるブリルアン利得量は小さくなる。つまり、ブリルアン周波数シフト量BFS1をもつコアの当該ひずみ位置においけるブリルアン利得は、無ひずみ下のブリルアン利得よりも小さく、例えばブリルアン利得はG−gとなる(g>0)。
一方、ブリルアン利得スペクトルBGS2も低周波側にシフトする(ポンプ光の絶対周波数から離れる方向にシフトする)ため、ブリルアン利得スペクトルBGS2によってプローブ光が得られるブリルアン利得は無ひずみ下よりも増大し、例えばブリルアン利得はG+gとなる。
圧縮ひずみの場合には、上記の逆となる。例えば、ブリルアン周波数シフト量BFS1のコアのブリルアン利得量は増大し、ブリルアン周波数シフト量BFS2のコアのブリルアン利得量は減少する。マルチコア光ファイバMCFに曲げ形状が加えられた場合、曲げ半径の中心に対して内側と外側に位置するコアにはそれぞれ圧縮方向のひずみと伸長方向のひずみがかかる。すなわち、曲げ形状が加わると、マルチコア光ファイバMCFの断面で対称なひずみ分布が生じる。
図5は、伸長方向のひずみおよび圧縮方向のひずみに対し、ブリルアン周波数シフト量BFS1およびブリルアン周波数シフト量BFS2のコア内で生じるブリルアン利得の増減の例を示す図である。なお、図5では、下向きの矢印はブリルアン利得の減少を示し、上向きの矢印はブリルアン利得の増大を示す。
図5に示すように、ブリルアン利得の増減の分布およびその変化をモニタリングすることで、マルチコア光ファイバ断面に生じている伸長および圧縮ひずみの状態がわかり、曲げの方向を遠隔から検知することができる。
さらに、ブリルアン利得の増減の量を定量的に測定し、予め取得しておくひずみがかかっていない状態でのブリルアン利得プロファイルから、ブリルアン利得の増減量の絶対量をブリルアン周波数シフト量の変化量に換算することで、マルチコア光ファイバ長手方向の各地点におけるひずみ量を測定することができるため、下記に述べる曲げ形状解析手段によって、曲げ形状の動的な変化を測定できる。
本実施形態においては、上記のように、マルチコア光ファイバMCFの全部(または一部)のコアに一対のプローブ光とポンプ光を試験光として入射し、複数コアの伸長および圧縮ひずみ状態をブリルアン利得の増減によって一括して測定するため、動的な曲げ形状の変化を遠隔からモニタリングすることができる。さらに、曲げ形状の曲率分布も以下の様態にて測定することができる。
図4は、第一の実施形態に係る曲げ形状測定の基本原理の説明図である。
以下に述べる方法は本願において曲げ形状解析手段と称する。マルチコア光ファイバの曲げ形状測定の原理として例えば非特許文献2に開示される方式を用いることができる。
曲げ形状は曲りの中心C、曲げ半径rの円弧上に曲がるものとする。このとき、4コアのマルチコア光ファイバMCFにおける曲げ形状は、各コアC1〜C4と光ファイバ中心軸との距離をd、曲りの中心C、各コアC1〜C4にて測定されたひずみ量をそれぞれε1〜ε4とし、曲げの中心とマルチコア光ファイバMCFの中心とを結ぶ直線と、コアC1の中心とマルチコア光ファイバMCFの中心とが結ぶ直線がなす角θとすると、
Figure 2016102689
と表せる。
曲げ形状の付与や変化によって各コアC1〜C4にかかるひずみ量ε1〜ε4を測定することで、曲げ付与部の曲げ半径を求めることができる。この曲げ半径を分布的に測定することでマルチコア光ファイバMCFの曲率を求めることができ、曲げ形状測定が実施可能である。
ただし、上記手段によれば、マルチコア光ファイバMCFにねじれは生じていないか、ねじれの量が既知でなければ曲げ形状の方向を正確に遠隔から測定することはできないため留意が必要である。
図6は、第一の実施形態に係る曲げ形状測定方法の一例について説明するフローチャートである。
本実施形態の曲げ形状測定方法では以下の手順に従って光ファイバの曲げ形状を測定する。すなわち、同一のポンプ光(プローブ光)を入射した際のブリルアン利得スペクトルBGSの一部の範囲が互いに重なる2種の異なるブリルアン周波数シフト量BFSの一方を有する1以上のコアと他方を有する1以上のコアとを備えたマルチコア光ファイバ(もしくはバンドル光ファイバ)を光ファイバセンサヘッドとする(ステップA1)。
次に、ブリルアン解析器20は、光ファイバセンサヘッドの各コアC1〜C4に対して、同一のポンプ光と、2種のブリルアン利得スペクトルBGSが重なる範囲の周波数を有するプローブ光とを入射させる(ステップA2)。
続いて、受光器21〜24は、各コアC1〜C4のブリルアン周波数シフト量の光ファイバセンサヘッドにおける長手方向の分布を測定し(ステップA3)、各地点における各コアC1〜C4のブリルアン周波数シフト量BFSの増減に基づいて、光ファイバセンサヘッドの当該地点における曲げの方向を求める(ステップA4)。
以下、上記の曲げ形状測定装置および曲げ形状測定方法において、ブリルアン利得解析法による曲げ形状の測定精度を向上させるための手法について述べる。
ブリルアン利得解析手法では、一般に、光ファイバセンサヘッドにかかるひずみおよび温度変化によってブリルアン周波数シフト量が変化するため、本実施形態においては、温度分布の影響を補償することが曲率分布の高精度測定においては肝要である。
まず、マルチコア光ファイバMCF断面の中心にコアを配置する。該マルチコア光ファイバMCFに曲げが付与された場合、マルチコア光ファイバMCF断面中心に配置されたコアに対してブリルアン利得解析法によりひずみ測定を実施しても、圧縮と伸長のひずみの作用が同一コア内で相殺されるため、ひずみによるブリルアン周波数シフト量の変化を検出することはない。
すなわち、マルチコア光ファイバMCFの中心軸上にコア(参照コア)を配置し、該コアのブリルアン周波数シフト量の絶対値をブリルアン周波数シフト参照値(参照ブリルアン周波数シフト量)とし、同地点の他コアのブリルアン周波数シフト量と上記ブリルアン周波数シフト参照値との差を測定することで、マルチコア光ファイバMCF長手方向の温度変化の影響を完全に排除したひずみ測定が可能になる。
換言すると、受光器21〜24は、参照コアのブリルアン周波数シフト量を参照ブリルアン周波数シフト量とし、参照ブリルアン周波数シフト量の分布から温度分布を解析し、光ファイバセンサヘッドのコアC1〜C4のブリルアン周波数シフト量と参照コアの参照ブリルアン周波数シフト量との差を算出し、当該地点におけるひずみ量とすることで、マルチコア光ファイバMCF長手方向の温度変化の影響を完全に排除したひずみ測定が可能になる。
本実施形態によれば、ブリルアン利得解析を用いて光ファイバ長手方向のひずみ分布を測定し、光ファイバの曲げ形状を長距離かつシームレスに測定可能とすることで、例えば光ファイバ通信網の配線状態を遠隔から測定可能とし、光ファイバ通信網の運用・管理の効率を向上するための3次元光ケーブルマップの作成に資することができる。
また、曲げ形状センシングが可能な光ファイバを通信ケーブル内構造の中心に内蔵する、あるいは光ファイバ網に沿って施工しておくことで、いつでもリアルタイムに光ファイバ通信網の敷設状態を、3次元地図上に表現することができるようになる。光ファイバ通信網を3次元地図上に可視化することができれば、追加で敷設する光ファイバケーブルの配線計画の策定や保守現場での必要工数計画の立案、通信網に付随する設備情報とのリンクによる効率的な保守業務の実現ができる。さらに、曲げ形状測定の繰り返し周波数を高速化することで曲げ形状の動的な変化を遠隔から監視することを可能とし、通信光ケーブルの保守監視技術の高度化に資することができる。
なお、本実施形態ではマルチコア光ファイバMCFを光ファイバセンサヘッドとし、同MCFの曲げ形状を測定しているが、光ファイバセンサヘッドはマルチコア光ファイバMCFに限らず、2種のブリルアン周波数シフト量BFSからなる複数の単心光ファイバについて、近接する光ファイバが異種BFSの光ファイバとなるように束ねたバンドル光ファイバを利用しても良い。ここで、光ファイバセンサヘッドがマルチコア光ファイバMCFでない場合には、光ファイバセンサヘッドの中心(軸)に参照用の単心光ファイバを内蔵すれば上記の温度分布の影響を補償した高精度測定が可能となる。
また、上記実施形態では、4コアのマルチコア光ファイバMCFを例に説明したが、同一のポンプ光を入射した際のブリルアン利得スペクトルの一部の範囲が互いに重なる2種の異なるブリルアン周波数シフト量の一方を有する1以上のコアと他方を有する1以上のコアとを有するマルチコア光ファイバ(もしくはバンドル光ファイバ)であれば本実施形態を適用可能である。コア数(あるいは、束ねる単心光ファイバの数)を多くして、各位置における光ファイバ断面のひずみの面分布を長手方向にわたって測定することで、より精確な曲げ形状測定を実施可能になる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
20…ブリルアン解析器、21〜24…受光器、A1、A2…光分波器、BFS1、BFS2…ブリルアン周波数シフト量、BGS1、BGS2…ブリルアン利得スペクトル、C1〜C4…コア、MCF…マルチコア光ファイバ

Claims (8)

  1. 同一のポンプ光を入射した際のブリルアン利得スペクトルの一部の範囲が互いに重なる2種の異なるブリルアン周波数シフト量の一方を有する1以上のコアと他方を有する1以上のコアとを備えた光ファイバセンサヘッドに対する光ファイバ曲げ形状測定装置であって、
    前記ポンプ光、および、前記2種のブリルアン利得スペクトルの両方が重なる範囲の周波数を持つプローブ光からなる試験光を、光分波器を介して前記2以上のコアへ入射するブリルアン解析器と、
    前記光ファイバセンサヘッドの出射端にて前記2以上のコアのそれぞれに設けられ、各コアからの出射光を受光して、各コアのそれぞれにおいてプローブ光が受けるブリルアン利得量の増減からひずみ分布を前記光ファイバセンサヘッドの長手方向にわたって測定する受光器と、を備えたことを特徴とする曲げ形状測定装置。
  2. 前記受光器は、前記プローブ光が受けるブリルアン利得量の増減の絶対量からブリルアン周波数シフト量の変化量を解析し、ブリルアン周波数シフト量の変化をひずみの変化量に換算し、ある位置における各コアのひずみ量から、曲げの中心と前記光ファイバセンサヘッドの断面中心とを結ぶ直線と、任意のコア中心と前記光ファイバセンサヘッドの中心とを結ぶ直線とがなす角θを解析し、前記角θと各コアのひずみ量とから曲げ半径rを解析し、前記曲げ半径rの分布から前記光ファイバセンサヘッドの曲率分布と各位置における曲率および曲げの方向を求めることを特徴とする請求項1記載の曲げ形状測定装置。
  3. 前記光ファイバセンサヘッドは、中心軸上に参照コアを更に具備し、
    前記受光器は、前記参照コアのブリルアン周波数シフト量を参照ブリルアン周波数シフト量とし、前記参照ブリルアン周波数シフト量の分布から温度分布を解析し、前記2以上のコアのブリルアン周波数シフト量と前記参照コアの参照ブリルアン周波数シフト量との差を算出し、当該地点におけるひずみ量とすることを特徴とする請求項1記載の曲げ形状測定装置。
  4. 前記受光器はブリルアン解析手段として、BOTDA(Brillouin Optical Time Domain Analysis)、又は、BOCDA(Brillouin Optical Correlation Domain Analysis)を用いることを特徴とする請求項1記載の曲げ形状測定装置。
  5. 同一のポンプ光を入射した際のブリルアン利得スペクトルの一部の範囲が互いに重なる2種の異なるブリルアン周波数シフト量の一方を有する1以上のコアと他方を有する1以上のコアとを備えた光ファイバセンサヘッドに対する光ファイバ曲げ形状測定方法であって、
    前記ポンプ光、および、前記2種のブリルアン利得スペクトルの両方が重なる範囲の周波数を持つプローブ光からなる試験光を、光分波器を介して前記2以上のコアへ入射し、
    前記光ファイバセンサヘッドの出射端にて、前記2以上のコアのそれぞれからの出射光を受光して、各コアのそれぞれにおいてプローブ光が受けるブリルアン利得量の増減からひずみ分布を前記光ファイバセンサヘッドの長手方向にわたって測定する、ことを特徴とする曲げ形状測定方法。
  6. 前記プローブ光が受けるブリルアン利得量の増減の絶対量からブリルアン周波数シフト量の変化量を解析し、ブリルアン周波数シフト量の変化をひずみの変化量に換算し、
    ある位置における各コアのひずみ量から、曲げの中心と前記光ファイバセンサヘッドの断面中心とを結ぶ直線と、任意のコア中心と前記光ファイバセンサヘッドの中心とを結ぶ直線とがなす角θを解析し、
    前記角θと各コアのひずみ量とから曲げ半径rを解析し、
    前記曲げ半径rの分布から前記光ファイバセンサヘッドの曲率分布と各位置における曲率および曲げの方向を求めることを更に備える特徴とする請求項5記載の曲げ形状測定方法。
  7. 中心軸上に参照コアを更に具備した前記光ファイバセンサヘッドの光ファイバ曲げ形状測定方法であって、
    前記参照コアのブリルアン周波数シフト量を参照ブリルアン周波数シフト量とし、前記参照ブリルアン周波数シフト量の分布から温度分布を解析し、
    前記2以上のコアのブリルアン周波数シフト量と前記参照コアの参照ブリルアン周波数シフト量との差を算出し、当該地点におけるひずみ量とすることを更に備えることを特徴とする請求項5記載の曲げ形状測定方法。
  8. ブリルアン解析手段として、BOTDA(Brillouin Optical Time Domain Analysis)、又は、BOCDA(Brillouin Optical Correlation Domain Analysis)を用いることを特徴とする請求項5記載の曲げ形状測定方法。
JP2014240191A 2014-11-27 2014-11-27 光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法 Active JP6346851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014240191A JP6346851B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014240191A JP6346851B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016102689A true JP2016102689A (ja) 2016-06-02
JP6346851B2 JP6346851B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=56088516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014240191A Active JP6346851B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6346851B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107084753A (zh) * 2017-04-07 2017-08-22 广东精点数据科技股份有限公司 一种基于dsp的比除式光纤高精度测频传感器
WO2018017403A1 (en) * 2016-07-19 2018-01-25 Corning Incorporated Brillouin-based distributed bend fiber sensor and method for using same
WO2021044511A1 (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラム
WO2021234887A1 (ja) * 2020-05-21 2021-11-25 日本電信電話株式会社 ブリルアン光センシング装置および光センシング方法
JP2022020231A (ja) * 2020-07-20 2022-02-01 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシングシステム、光ファイバケーブルセンシング方法、及び光ファイバケーブル
JP2022020232A (ja) * 2020-07-20 2022-02-01 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002107122A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Ntt Infranet Co Ltd 光ファイバ歪みセンサ及びこのセンサを用いた歪み測定装置
US20140042306A1 (en) * 2012-08-09 2014-02-13 Brett Jason Hoover Two-core optical fibers for distributed fiber sensors and systems

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002107122A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Ntt Infranet Co Ltd 光ファイバ歪みセンサ及びこのセンサを用いた歪み測定装置
US20140042306A1 (en) * 2012-08-09 2014-02-13 Brett Jason Hoover Two-core optical fibers for distributed fiber sensors and systems

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
D. BARRERA ET AL: "Multipoint two-dimensional curvature optical fibre sensor", PROCEEDINGS VOLUME 9157, 23RD INTERNATIONAL CONFERENCE ON OPTICAL FIBRE SENSORS, vol. Vol. 9157, 91570A 1-4, JPN7017003423, 2 June 2014 (2014-06-02), pages 1 - 4, ISSN: 0003671127 *

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018017403A1 (en) * 2016-07-19 2018-01-25 Corning Incorporated Brillouin-based distributed bend fiber sensor and method for using same
US10145681B2 (en) 2016-07-19 2018-12-04 Corning Incorporated Brillouin-based distributed bend fiber sensor and method for using same
CN107084753A (zh) * 2017-04-07 2017-08-22 广东精点数据科技股份有限公司 一种基于dsp的比除式光纤高精度测频传感器
CN114270162A (zh) * 2019-09-03 2022-04-01 日本电信电话株式会社 光纤电缆传感装置、光纤电缆传感方法以及程序
JPWO2021044511A1 (ja) * 2019-09-03 2021-03-11
WO2021044511A1 (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラム
JP7315009B2 (ja) 2019-09-03 2023-07-26 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラム
WO2021234887A1 (ja) * 2020-05-21 2021-11-25 日本電信電話株式会社 ブリルアン光センシング装置および光センシング方法
JPWO2021234887A1 (ja) * 2020-05-21 2021-11-25
JP7468638B2 (ja) 2020-05-21 2024-04-16 日本電信電話株式会社 ブリルアン光センシング装置および光センシング方法
US11965758B2 (en) 2020-05-21 2024-04-23 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Brillouin optical sensing device and optical sensing method
JP2022020231A (ja) * 2020-07-20 2022-02-01 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシングシステム、光ファイバケーブルセンシング方法、及び光ファイバケーブル
JP2022020232A (ja) * 2020-07-20 2022-02-01 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラム
JP7406768B2 (ja) 2020-07-20 2023-12-28 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラム
JP7406767B2 (ja) 2020-07-20 2023-12-28 日本電信電話株式会社 光ファイバケーブルセンシングシステム、光ファイバケーブルセンシング方法、及び光ファイバケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
JP6346851B2 (ja) 2018-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6346851B2 (ja) 光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法
JP6346852B2 (ja) 光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法
US11519759B2 (en) Cable, cable shape sensing system, sensing system, and cable shape sensing method
US9574911B2 (en) Two-core optical fibers for distributed fiber sensors and systems
JP6132332B2 (ja) マルチモード光ファイバ用モード結合測定装置
JP5413931B2 (ja) 光ファイバ位置特定のための光学マーキング部を備えた光ファイバセンサおよび光ファイバセンサの計測方法と光ファイバセンサ装置
JP5232982B2 (ja) 光ファイバ位置特定のための光学マーキング部を備えた光ファイバセンサおよび光ファイバセンサの計測方法と光ファイバセンサ装置
WO2018039046A1 (en) Distributed acoustic sensing in an optical fiber using distributed mode coupling and delay
CN103162938B (zh) 用于表征光纤的光学性质的方法
JP3668199B2 (ja) トンネルの変形測定方法
US11940305B2 (en) Methods and apparatus for determining shape parameter(s) using a sensing fiber having a single core with multiple light propagating modes
WO2014101754A1 (zh) 多芯光纤、采用该多芯光纤的传感装置及其运行方法
CN103591971B (zh) 一种光纤光栅的定位方法
CN101957244A (zh) 高空间分辨力分布式光纤传感系统
JP2012042389A (ja) 光ファイバおよび光ファイバ線路の曲げ損失の長手方向分布の測定方法、光線路の試験方法および光ファイバの製造方法
Villatoro et al. Multicore fiber sensors
JP6283602B2 (ja) 光ファイバの曲げ形状測定装置及びその曲げ形状測定方法
Delepine-Lesoille et al. Validation of TW-COTDR method for 25km distributed optical fiber sensing
JP2016020865A (ja) 光ファイバを用いた応力分布測定方法および応力分布測定装置
JP2002048517A (ja) 歪みセンシング用ケーブル及び歪み計測方法
CN104655193A (zh) 一种基于噪声调制的布里渊光相干反射仪
CN206019708U (zh) 一种大长度海底电缆生产监测系统
CN103234521A (zh) 基于光纤超声波传感技术的用于结构沉降分布式监测系统
RU185213U1 (ru) Волоконно-оптический комбинированный распределенный сенсор температуры и деформации высокого пространственного разрешения
JP2023014655A (ja) 光ファイバ撚り周期算出システム、光ファイバ撚り周期算出方法、光ファイバ撚り周期算出装置及び光ファイバ撚り周期算出プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6346851

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150