JP2016102641A - 圧縮機、および、それを用いた空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】性能を最適化し、必要になる潤滑油の量を減少させる圧縮機を提供する。【解決手段】圧縮機30は、空気調和機用のものである。圧縮機30は、密閉容器310と、モータ320と、クランク軸330と、流体圧縮機構340と、潤滑油貯留部350と、を備える。モータ320は、密閉容器310の内側に設けられる。クランク軸330は、モータ320によって回転させられる。流体圧縮機構340は、クランク軸330の回転によって駆動される。潤滑油貯留部350は、密閉容器310の内側に設けられる。空気調和機1の暖房運転時におけるクランク軸330の最高回転速度RHmax[回転/秒]と、空気調和機の冷房運転時におけるクランク軸330の最高回転速度RCmax[回転/秒]との間に、RHmax≦RCmax、の関係が成立する。【選択図】図2

Description

本発明は、圧縮機、および、それを用いた空気調和機に関する。
空気調和機には、圧縮機が搭載される。特許文献1(特開2014−129761号公報)は、空気調和機に搭載されるロータリ圧縮機の一例を開示している。
日本で使用される空気調和機の多くは、冷房機能と暖房機能の両方を有する。通常、圧縮機の回転速度は、暖房運転時においては冷房運転時よりも大きくなる。圧縮機の回転速度が高ければ、圧縮機が必要とする潤滑油の量も増加する傾向がある。
温暖な国々において空気調和機の暖房機能は、一年のうちの限られた時期にしか必要とされないことがある。その場合に必要とされる暖房能力も、日本で要求される水準より低いことが多い。
したがって、日本国内向けの空気調和機用に製造された圧縮機は、これらの国々に向けた空気調和機に搭載するには、不必要なまでに高い回転性能を有していることがある。
本発明の課題は、冷房機能および低水準の暖房機能を有する空気調和機において、圧縮機の性能を最適化し、必要になる潤滑油の量を減少させることである。
本発明の第1観点に係る圧縮機は、空気調和機用のものである。圧縮機は、密閉容器と、モータと、クランク軸と、流体圧縮機構と、潤滑油貯留部と、を備える。モータは、密閉容器の内側に設けられる。クランク軸は、モータによって回転させられる。流体圧縮機構は、クランク軸の回転によって駆動される。潤滑油貯留部は、密閉容器の内側に設けられる。空気調和機の暖房運転時におけるクランク軸の最高回転速度RHmax[回転/秒]と、空気調和機の冷房運転時におけるクランク軸の最高回転速度RCmax[回転/秒]との間に、RHmax≦RCmax、の関係が成立する。
この構成によれば、暖房運転時における最高回転速度RHmaxは、冷房運転時における最高回転速度RCmax以下である。したがって、圧縮機に求められるクランク軸の最高回転速度は、暖房時には求められない。その結果、暖房運転時に必要となる潤滑油の量を抑制できる。
本発明の第2観点に係る圧縮機は、第1観点に係る圧縮機において、(0.5×RCmax)≦RHmax≦RCmax、の関係が成立する。
この構成によれば、冷房運転時と暖房運転時において、最高回転速度が50%以下しか違わないので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
本発明の第3観点に係る圧縮機は、第2観点に係る圧縮機において、(0.5×RCmax)≦RHmax≦(0.7×RCmax)、の関係が成立する。
この構成によれば、冷房運転時と暖房運転時において、最高回転速度が30〜50%の範囲しか違わないので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定をさらに最適に行いやすい。
本発明の第4観点に係る空気調和機は、冷媒回路と、圧縮機と、室外熱交換器と、減圧装置と、室内熱交換器と、を備える。冷媒回路は、冷媒を循環させる。圧縮機は、冷媒回路に設けられ、冷媒を圧縮する。室外熱交換器は、冷媒回路に設けられ、冷媒と外気との間で熱交換をさせる。減圧装置は、冷媒回路に設けられ、冷媒を減圧する。室内熱交換器は、冷媒回路に設けられ、冷媒と室内空気との間で熱交換をさせる。空気調和機の冷房運転時には、室外熱交換器が冷媒を凝縮させる凝縮機として機能するとともに、室内熱交換器が冷媒を蒸発させる蒸発機として機能する。空気調和機の暖房運転時には、室外熱交換器が冷媒を蒸発させる蒸発機として機能するとともに、室内熱交換器が冷媒を凝縮させる凝縮機として機能する。圧縮機は、密閉容器と、モータと、クランク軸と、流体圧縮機構と、潤滑油貯留部と、を有する。モータは、密閉容器の内側に設けられる。クランク軸は、モータによって回転させられる。流体圧縮機構は、クランク軸の回転によって駆動される。潤滑油貯留部は、密閉容器の内側に設けられる。暖房運転時における前記クランク軸の最高回転速度RHmax[回転/秒]と、前記冷房運転時における前記クランク軸の最高回転速度RCmax[回転/秒]との間に、RHmax≦RCmax、の関係が成立する。
この構成によれば、暖房運転時における最高回転速度RHmaxは、冷房運転時における最高回転速度RCmax以下である。したがって、圧縮機に求められるクランク軸の最高回転速度は、暖房時には求められない。その結果、暖房運転時に必要となる潤滑油の量を抑制できる。
本発明の第5観点に係る空気調和機は、第4観点に係る空気調和機において、(0.5×RCmax)≦RHmax≦RCmax、の関係が成立する。
この構成によれば、冷房運転時と暖房運転時において、最高回転速度が50%以下しか違わないので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
本発明の第6観点に係る空気調和機は、第5観点に係る空気調和機において、(0.5×RCmax)≦RHmax≦(0.7×RCmax)、の関係が成立する。
この構成によれば、冷房運転時と暖房運転時において、最高回転速度が30〜50%の範囲しか違わないので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定をさらに最適に行いやすい。
本発明の第1観点に係る圧縮機によれば、必要な潤滑油の量を抑制できる。
本発明の第2観点および第3観点に係る圧縮機によれば、使用される電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
本発明の第4観点に係る空気調和機によれば、必要な潤滑油の量を抑制できる。
本発明の第5観点および第6観点に係る空気調和機によれば、使用される電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
本発明に係る空気調和機の冷媒回路を示すブロック図である。 本発明に係る圧縮機の内部構造を示す断面図である。
以下、本発明に係る圧縮機および空気調和装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。なお、本発明にかかる空気調和装置の具体的な構成は、下記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
(1)全体構成
図1は、空気調和機1の冷媒回路10を示す。
空気調和機1は、温暖な国々において使用されることが想定されている。したがって、空気調和機1は、一年のうちの限られた時期にしか必要とされない可能性が高い。また、空気調和機1が要求される暖房能力も、日本で要求される水準より低い。
冷媒回路10は、室外ユニット2、室内ユニット3、および、冷媒連絡配管4を有する。室外ユニット2と室内ユニット3とは冷媒連絡配管4で接続されている。
(2)詳細構成
(2−1)室外ユニット2
室外ユニット2には、アキュームレータ20、圧縮機30、室外熱交換器40、室外ファン41、減圧装置50、四路切換弁70が設置されている。
(2−1−1)アキュームレータ20
アキュームレータ20は、四路切換弁70に接続された冷媒入口210と、圧縮機30の吸入管370に接続された冷媒出口220とを有する。冷媒入口210から導入された気液2相状態にある冷媒は、液体冷媒と気体冷媒に分離される。液体冷媒から分離された気体冷媒は、冷媒出口220から排出される。
なお、アキュームレータ20は、必ずしも設けなくとも良い。
(2−1−2)圧縮機30
圧縮機30は、低圧の気体冷媒を圧縮して、高圧の気体冷媒を排出するためのものである。圧縮機30の詳細な構成は、「(3)圧縮機30の詳細構成」で後述する。
(2−1−3)室外熱交換器40
室外熱交換器40は、冷媒と外気との間で熱交換をさせるためのものである。
空気調和機1の冷房運転時には、室外熱交換器40は冷媒を凝縮させる凝縮機として機能し、冷媒の熱を外気へと放出させる。一方、空気調和機1の暖房運転時には、室外熱交換器40は冷媒を蒸発させる蒸発機として機能し、外気の熱を冷媒に吸収させる。
(2−1−4)室外ファン41
室外ファン41は、室外熱交換器40の熱交換を促進する。
(2−1−5)減圧装置50
減圧装置50は、冷媒の圧力を減少させるためのものである。減圧装置50は、例えば膨張弁からなる。
(2−1−6)四路切換弁70
四路切換弁70は、空気調和機1の暖房運転と冷房運転を切り替えるものである。
冷房運転時には、四路切換弁70は、図1の実線で示すように、圧縮機30の吐出管380を室外熱交換器40に接続するともに、アキュームレータ20の冷媒入口210を室内熱交換器60に接続する。
暖房運転時には、四路切換弁70は、図1の破線で示すように、圧縮機30の吐出管380を室内熱交換器60に接続するともに、アキュームレータ20の冷媒入口210を室外熱交換器40に接続する。
(2−2)室内ユニット
室内ユニット3には、室内熱交換器60および室内ファン61が設置されている。
(2−2−1)室内熱交換器60
室外熱交換器40は、冷媒と室内空気との間で熱交換をさせるためのものである。
空気調和機1の冷房運転時には、室外熱交換器40は冷媒を蒸発させる蒸発機として機能し、室内空気の熱を冷媒に吸収させる。一方、空気調和機1の暖房運転時には、室外熱交換器40は冷媒を凝縮させる凝縮機として機能し、冷媒の熱を室内空気へと放出させる。
(2−2−2)室内ファン61
室内ファン61は、室内熱交換器60の熱交換を促進する。
(2−3)冷媒連絡配管4
冷媒連絡配管4は、ガス冷媒連絡配管81と、液冷媒連絡配管82を含む。
(3)圧縮機30の詳細構成
(3−1)圧縮機30の全体構成
図2は、圧縮機30の内部構造を示す。本実施形態における圧縮機30は、ロータリ型圧縮機である。
圧縮機30は、密閉容器310と、モータ320と、クランク軸330と、流体圧縮機構340と、潤滑油貯留部350と、第1軸受部材361と、第2軸受部材362と、吸入管370と、吐出管380と、を有する。
(3−2)密閉容器310
密閉容器310は、各種部品を収容する。
(3−3)モータ320
モータ320は、ステータ321およびロータ322を有する。ステータ321は密閉容器310に固定されている。ロータ322は、ステータ321と磁気的に相互作用することにより回転軸心RAを中心として回転する。
(3−4)クランク軸330、第1軸受部材361、第2軸受部材362
クランク軸330は、ロータ322に固定されている。さらに、クランク軸330は、第1軸受部材361および第2軸受部材362によって、回転軸心RAを中心として回転できるように支持されている。クランク軸330は偏心部331を有している。
(3−5)流体圧縮機構340
流体圧縮機構340は、シリンダ341とピストン342を有する。シリンダ341は密閉容器310に固定されている。ピストン342は、クランク軸330の偏心部331に設置されている。ロータ322の回転は、クランク軸330の偏心部331を介して、ピストン342を公転させる。ピストン342とシリンダ341で規定される圧縮室343の容積が、クランク軸330の回転によって変動することにより、シリンダ341の中の気体冷媒が圧縮される。
(3−6)潤滑油貯留部350
密閉容器310の下部には、潤滑油貯留部350が設けられている。潤滑油貯留部350には、流体圧縮機構340を潤滑するための潤滑油が貯留されている。潤滑油を潤滑油貯留部350から流体圧縮機構340へ供給する動作は、公知の方法により行われる。
(3−7)吸入管370、吐出管380
気体冷媒は、吸入管370から密閉容器310の中へ入り、その後、流体圧縮機構340の圧縮室343で圧縮される。圧縮された気体冷媒は、モータ320のステータ321とロータ322の間のギャップ等を通過して、密閉容器310の上方に設置された吐出管380から排出される。
(4)特徴
(4−1)クランク軸330の最高回転速度
圧縮機30が冷媒の圧縮動作を行う際、クランク軸330は回転する。圧縮動作の間、クランク軸330の回転速度、すなわち、単位時間あたりの回転数は変動する。変動する回転速度の最大値を、本出願では最高回転速度と呼ぶ。
(4−2)冷房運転および暖房運転における最高回転速度
最高回転速度は、空気調和機1の暖房運転時と冷房運転時においては異なる。以下では、空気調和機1の暖房運転時におけるクランク軸330の最高回転速度をRHmax[回転/秒]、空気調和機1の冷房運転時におけるクランク軸330の最高回転速度をRCmax[回転/秒]とする。
日本向けの空気調和機においては、高い暖房能力を発揮できるように、通常、RHmaxはRCmaxよりも大きな値になるよう設定されている。
これに対し、本発明に係る空気調和機1および圧縮機30においては、
Hmax≦RCmax
の関係が成立するように設定されている。
この構成によれば、圧縮機に求められるクランク軸の最高回転速度は、暖房時には求められないので、暖房運転時に必要となる潤滑油の量を抑制できる。ひいては、空気調和機1または圧縮機30が年間を通して必要とする潤滑油の量を低減できる。
空気調和機1は、温暖な国々において使用されることが想定されているので、この水準の暖房能力でも実用に耐えうると考えられる。
(4−3)暖房運転における最高回転速度RHmaxの下限
好ましくは、RHmaxにさらに下限を設定し、
(0.5×RCmax)≦RHmax≦RCmax
の関係が成立するようにしてもよい。
この構成によれば、冷房運転時の最高回転速度RCmaxと暖房運転時の最高回転速度RHmaxが20%以下しか違わないので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
(4−4)暖房運転における最高回転速度RHmaxの上限
より好ましくは、RHmaxにさらに上限を設定し、
(0.5×RCmax)≦RHmax≦(0.7×RCmax
の関係が成立するようにしてもよい。
この構成によれば、冷房運転時の最高回転速度RCmaxと暖房運転時の最高回転速度RHmaxが30〜50%の範囲しか違わないので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定をさらに最適に行いやすい。
1 空気調和機
2 室外ユニット
3 室内ユニット
4 冷媒連絡配管
10 冷媒回路
20 アキュームレータ
30 圧縮機
40 室外熱交換器
41 室外ファン
50 減圧装置
60 室内熱交換器
61 室内ファン
70 四路切り替え弁
81 ガス冷媒連絡配管
82 液冷媒連絡配管
210 冷媒入口
220 冷媒出口
310 密閉容器
320 モータ
321 ステータ
322 ロータ
330 クランク軸
331 偏心部
340 流体圧縮機構
341 シリンダ
342 ピストン
343 圧縮室
350 潤滑油貯留部
361 第1軸受部材
362 第2軸受部材
370 吸入管
380 吐出管
RA 回転軸心
特開2014−129761号公報
本発明は、圧縮機、および、それを用いた空気調和機に関する。
空気調和機には、圧縮機が搭載される。特許文献1(特開2014−129761号公報)は、空気調和機に搭載されるロータリ圧縮機の一例を開示している。
日本で使用される空気調和機の多くは、冷房機能と暖房機能の両方を有する。通常、圧縮機の回転速度は、暖房運転時においては冷房運転時よりも大きくなる。圧縮機の回転速度が高ければ、圧縮機が必要とする潤滑油の量も増加する傾向がある。
温暖な国々において空気調和機の暖房機能は、一年のうちの限られた時期にしか必要とされないことがある。その場合に必要とされる暖房能力も、日本で要求される水準より低いことが多い。
したがって、日本国内向けの空気調和機用に製造された圧縮機は、これらの国々に向けた空気調和機に搭載するには、不必要なまでに高い回転性能を有していることがある。
本発明の課題は、冷房機能および低水準の暖房機能を有する空気調和機において、圧縮機の性能を最適化し、必要になる潤滑油の量を減少させることである。
本発明の第1観点に係る圧縮機は、空気調和機用のものである。圧縮機は、密閉容器と、モータと、クランク軸と、流体圧縮機構と、潤滑油貯留部と、を備える。モータは、密閉容器の内側に設けられる。クランク軸は、モータによって回転させられる。流体圧縮機構は、クランク軸の回転によって駆動される。潤滑油貯留部は、密閉容器の内側に設けられる。空気調和機の暖房運転時におけるクランク軸の最高回転速度RHmax[回転/秒]と、空気調和機の冷房運転時におけるクランク軸の最高回転速度RCmax[回転/秒]との間に、RHmax≦RCmax、の関係が成立する。
この構成によれば、暖房運転時における最高回転速度RHmaxは、冷房運転時における最高回転速度RCmax以下である。したがって、圧縮機に求められるクランク軸の最高回転速度は、暖房時には求められない。その結果、暖房運転時に必要となる潤滑油の量を抑制できる。
本発明の第2観点に係る圧縮機は、第1観点に係る圧縮機において、(0.5×RCmax)≦RHmax≦RCmax、の関係が成立する。
この構成によれば、暖房運転時の最高回転速度は、冷房運転時の最高回転速度の50%〜100%の範囲であり(すなわち、0.5≦R Hmax /R Cmax ≦1.0)、両者の値はある程度近接しているので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
本発明の第3観点に係る圧縮機は、第2観点に係る圧縮機において、(0.5×RCmax)≦RHmax≦(0.7×RCmax)、の関係が成立する。
この構成によれば、暖房運転時の最高回転速度R Hmax は、冷房運転時の最高回転速度R Cmax の50%〜70%の範囲であり(すなわち、0.5≦R Hmax /R Cmax ≦0.7)、両者の値はある程度近接しているので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定をさらに最適に行いやすい。
本発明の第4観点に係る空気調和機は、冷媒回路と、圧縮機と、室外熱交換器と、減圧装置と、室内熱交換器と、を備える。冷媒回路は、冷媒を循環させる。圧縮機は、冷媒回路に設けられ、冷媒を圧縮する。室外熱交換器は、冷媒回路に設けられ、冷媒と外気との間で熱交換をさせる。減圧装置は、冷媒回路に設けられ、冷媒を減圧する。室内熱交換器は、冷媒回路に設けられ、冷媒と室内空気との間で熱交換をさせる。空気調和機の冷房運転時には、室外熱交換器が冷媒を凝縮させる凝縮機として機能するとともに、室内熱交換器が冷媒を蒸発させる蒸発機として機能する。空気調和機の暖房運転時には、室外熱交換器が冷媒を蒸発させる蒸発機として機能するとともに、室内熱交換器が冷媒を凝縮させる凝縮機として機能する。圧縮機は、密閉容器と、モータと、クランク軸と、流体圧縮機構と、潤滑油貯留部と、を有する。モータは、密閉容器の内側に設けられる。クランク軸は、モータによって回転させられる。流体圧縮機構は、クランク軸の回転によって駆動される。潤滑油貯留部は、密閉容器の内側に設けられる。暖房運転時における前記クランク軸の最高回転速度RHmax[回転/秒]と、前記冷房運転時における前記クランク軸の最高回転速度RCmax[回転/秒]との間に、RHmax≦RCmax、の関係が成立する。
この構成によれば、暖房運転時における最高回転速度RHmaxは、冷房運転時における最高回転速度RCmax以下である。したがって、圧縮機に求められるクランク軸の最高回転速度は、暖房時には求められない。その結果、暖房運転時に必要となる潤滑油の量を抑制できる。
本発明の第5観点に係る空気調和機は、第4観点に係る空気調和機において、(0.5×RCmax)≦RHmax≦RCmax、の関係が成立する。
この構成によれば、冷房運転時と暖房運転時において、最高回転速度が50%以下しか違わないので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
本発明の第6観点に係る空気調和機は、第5観点に係る空気調和機において、(0.5×RCmax)≦RHmax≦(0.7×RCmax)、の関係が成立する。
この構成によれば、冷房運転時と暖房運転時において、最高回転速度が30〜50%の範囲しか違わないので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定をさらに最適に行いやすい。
本発明の第1観点に係る圧縮機によれば、必要な潤滑油の量を抑制できる。
本発明の第2観点および第3観点に係る圧縮機によれば、使用される電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
本発明の第4観点に係る空気調和機によれば、必要な潤滑油の量を抑制できる。
本発明の第5観点および第6観点に係る空気調和機によれば、使用される電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
本発明に係る空気調和機の冷媒回路を示すブロック図である。 本発明に係る圧縮機の内部構造を示す断面図である。
以下、本発明に係る圧縮機および空気調和装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。なお、本発明にかかる空気調和装置の具体的な構成は、下記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
(1)全体構成
図1は、空気調和機1の冷媒回路10を示す。
空気調和機1は、温暖な国々において使用されることが想定されている。したがって、空気調和機1は、一年のうちの限られた時期にしか必要とされない可能性が高い。また、空気調和機1が要求される暖房能力も、日本で要求される水準より低い。
冷媒回路10は、室外ユニット2、室内ユニット3、および、冷媒連絡配管4を有する。室外ユニット2と室内ユニット3とは冷媒連絡配管4で接続されている。
(2)詳細構成
(2−1)室外ユニット2
室外ユニット2には、アキュームレータ20、圧縮機30、室外熱交換器40、室外ファン41、減圧装置50、四路切換弁70が設置されている。
(2−1−1)アキュームレータ20
アキュームレータ20は、四路切換弁70に接続された冷媒入口210と、圧縮機30の吸入管370に接続された冷媒出口220とを有する。冷媒入口210から導入された気液2相状態にある冷媒は、液体冷媒と気体冷媒に分離される。液体冷媒から分離された気体冷媒は、冷媒出口220から排出される。
なお、アキュームレータ20は、必ずしも設けなくとも良い。
(2−1−2)圧縮機30
圧縮機30は、低圧の気体冷媒を圧縮して、高圧の気体冷媒を排出するためのものである。圧縮機30の詳細な構成は、「(3)圧縮機30の詳細構成」で後述する。
(2−1−3)室外熱交換器40
室外熱交換器40は、冷媒と外気との間で熱交換をさせるためのものである。
空気調和機1の冷房運転時には、室外熱交換器40は冷媒を凝縮させる凝縮機として機能し、冷媒の熱を外気へと放出させる。一方、空気調和機1の暖房運転時には、室外熱交換器40は冷媒を蒸発させる蒸発機として機能し、外気の熱を冷媒に吸収させる。
(2−1−4)室外ファン41
室外ファン41は、室外熱交換器40の熱交換を促進する。
(2−1−5)減圧装置50
減圧装置50は、冷媒の圧力を減少させるためのものである。減圧装置50は、例えば膨張弁からなる。
(2−1−6)四路切換弁70
四路切換弁70は、空気調和機1の暖房運転と冷房運転を切り替えるものである。
冷房運転時には、四路切換弁70は、図1の実線で示すように、圧縮機30の吐出管380を室外熱交換器40に接続するともに、アキュームレータ20の冷媒入口210を室内熱交換器60に接続する。
暖房運転時には、四路切換弁70は、図1の破線で示すように、圧縮機30の吐出管380を室内熱交換器60に接続するともに、アキュームレータ20の冷媒入口210を室外熱交換器40に接続する。
(2−2)室内ユニット
室内ユニット3には、室内熱交換器60および室内ファン61が設置されている。
(2−2−1)室内熱交換器60
室内熱交換器60は、冷媒と室内空気との間で熱交換をさせるためのものである。
空気調和機1の冷房運転時には、室外熱交換器40は冷媒を蒸発させる蒸発機として機能し、室内空気の熱を冷媒に吸収させる。一方、空気調和機1の暖房運転時には、室外熱交換器40は冷媒を凝縮させる凝縮機として機能し、冷媒の熱を室内空気へと放出させる。
(2−2−2)室内ファン61
室内ファン61は、室内熱交換器60の熱交換を促進する。
(2−3)冷媒連絡配管4
冷媒連絡配管4は、ガス冷媒連絡配管81と、液冷媒連絡配管82を含む。
(3)圧縮機30の詳細構成
(3−1)圧縮機30の全体構成
図2は、圧縮機30の内部構造を示す。本実施形態における圧縮機30は、ロータリ型圧縮機である。
圧縮機30は、密閉容器310と、モータ320と、クランク軸330と、流体圧縮機構340と、潤滑油貯留部350と、第1軸受部材361と、第2軸受部材362と、吸入管370と、吐出管380と、を有する。
(3−2)密閉容器310
密閉容器310は、各種部品を収容する。
(3−3)モータ320
モータ320は、ステータ321およびロータ322を有する。ステータ321は密閉容器310に固定されている。ロータ322は、ステータ321と磁気的に相互作用することにより回転軸心RAを中心として回転する。
(3−4)クランク軸330、第1軸受部材361、第2軸受部材362
クランク軸330は、ロータ322に固定されている。さらに、クランク軸330は、第1軸受部材361および第2軸受部材362によって、回転軸心RAを中心として回転できるように支持されている。クランク軸330は偏心部331を有している。
(3−5)流体圧縮機構340
流体圧縮機構340は、シリンダ341とピストン342を有する。シリンダ341は密閉容器310に固定されている。ピストン342は、クランク軸330の偏心部331に設置されている。ロータ322の回転は、クランク軸330の偏心部331を介して、ピストン342を公転させる。ピストン342とシリンダ341で規定される圧縮室343の容積が、クランク軸330の回転によって変動することにより、シリンダ341の中の気体冷媒が圧縮される。
(3−6)潤滑油貯留部350
密閉容器310の下部には、潤滑油貯留部350が設けられている。潤滑油貯留部350には、流体圧縮機構340を潤滑するための潤滑油が貯留されている。潤滑油を潤滑油貯留部350から流体圧縮機構340へ供給する動作は、公知の方法により行われる。
(3−7)吸入管370、吐出管380
気体冷媒は、吸入管370から密閉容器310の中へ入り、その後、流体圧縮機構340の圧縮室343で圧縮される。圧縮された気体冷媒は、モータ320のステータ321とロータ322の間のギャップ等を通過して、密閉容器310の上方に設置された吐出管380から排出される。
(4)特徴
(4−1)クランク軸330の最高回転速度
圧縮機30が冷媒の圧縮動作を行う際、クランク軸330は回転する。圧縮動作の間、クランク軸330の回転速度、すなわち、単位時間あたりの回転数は変動する。変動する回転速度の最大値を、本出願では最高回転速度と呼ぶ。
(4−2)冷房運転および暖房運転における最高回転速度
最高回転速度は、空気調和機1の暖房運転時と冷房運転時においては異なる。以下では、空気調和機1の暖房運転時におけるクランク軸330の最高回転速度をRHmax[回転/秒]、空気調和機1の冷房運転時におけるクランク軸330の最高回転速度をRCmax[回転/秒]とする。
日本向けの空気調和機においては、高い暖房能力を発揮できるように、通常、RHmaxはRCmaxよりも大きな値になるよう設定されている。
これに対し、本発明に係る空気調和機1および圧縮機30においては、
Hmax≦RCmax
の関係が成立するように設定されている。
この構成によれば、圧縮機に求められるクランク軸の最高回転速度は、暖房時には求められないので、暖房運転時に必要となる潤滑油の量を抑制できる。ひいては、空気調和機1または圧縮機30が年間を通して必要とする潤滑油の量を低減できる。
空気調和機1は、温暖な国々において使用されることが想定されているので、この水準の暖房能力でも実用に耐えうると考えられる。
(4−3)暖房運転における最高回転速度RHmaxの下限
好ましくは、RHmaxにさらに下限を設定し、
(0.5×RCmax)≦RHmax≦RCmax
の関係が成立するようにしてもよい。
この構成によれば、暖房運転時の最高回転速度R Hmax は、冷房運転時の最高回転速度R Cmax の50%〜100%の範囲であり(すなわち、0.5≦R Hmax /R Cmax ≦1.0)、両者の値はある程度近接しているので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定を最適に行いやすい。
(4−4)暖房運転における最高回転速度RHmaxの上限
より好ましくは、RHmaxにさらに上限を設定し、
(0.5×RCmax)≦RHmax≦(0.7×RCmax
の関係が成立するようにしてもよい。
この構成によれば、暖房運転時の最高回転速度R Hmax は、冷房運転時の最高回転速度R Cmax の50%〜70%の範囲であり(すなわち、0.5≦R Hmax /R Cmax ≦0.7)、両者の値はある程度近接しているので、モータを駆動する電気回路部品の定格値の選定をさらに最適に行いやすい。
1 空気調和機
2 室外ユニット
3 室内ユニット
4 冷媒連絡配管
10 冷媒回路
20 アキュームレータ
30 圧縮機
40 室外熱交換器
41 室外ファン
50 減圧装置
60 室内熱交換器
61 室内ファン
70 四路切り替え弁
81 ガス冷媒連絡配管
82 液冷媒連絡配管
210 冷媒入口
220 冷媒出口
310 密閉容器
320 モータ
321 ステータ
322 ロータ
330 クランク軸
331 偏心部
340 流体圧縮機構
341 シリンダ
342 ピストン
343 圧縮室
350 潤滑油貯留部
361 第1軸受部材
362 第2軸受部材
370 吸入管
380 吐出管
RA 回転軸心
特開2014−129761号公報

Claims (6)

  1. 密閉容器(310)と、
    前記密閉容器の内側に設けられたモータ(320)と、
    前記モータによって回転させられるクランク軸(330)と、
    前記クランク軸の回転によって駆動される流体圧縮機構(340)と、
    前記密閉容器の内側に設けられた潤滑油貯留部(350)と、
    を備える、空気調和機(1)用の圧縮機(30)であって、
    前記空気調和機の暖房運転時における前記クランク軸の最高回転速度RHmax[回転/秒]と、前記空気調和機の冷房運転時における前記クランク軸の最高回転速度RCmax[回転/秒]との間に、
    Hmax≦RCmax
    の関係が成立する、圧縮機。
  2. (0.5×RCmax)≦RHmax≦RCmax
    の関係が成立する、
    請求項1に記載の圧縮機。
  3. (0.5×RCmax)≦RHmax≦(0.7×RCmax
    の関係が成立する、
    請求項2に記載の圧縮機。
  4. 冷媒を循環させる冷媒回路と(10)と、
    前記冷媒回路に設けられ、前記冷媒を圧縮する圧縮機(30)と、
    前記冷媒回路に設けられ、前記冷媒と外気との間で熱交換をさせる室外熱交換器(40)と、
    前記冷媒回路に設けられ、前記冷媒を減圧する減圧装置(50)と、
    前記冷媒回路に設けられ、前記冷媒と室内空気との間で熱交換をさせる室内熱交換器(60)と、
    を備える、空気調和機(1)であって、
    前記空気調和機の冷房運転時には、前記室外熱交換器が前記冷媒を凝縮させる凝縮機として機能するとともに、前記室内熱交換器が前記冷媒を蒸発させる蒸発機として機能し、
    前記空気調和機の暖房運転時には、前記室外熱交換器が前記冷媒を蒸発させる蒸発機として機能するとともに、前記室内熱交換器が前記冷媒を凝縮させる凝縮機として機能し、
    前記圧縮機は、
    密閉容器(310)と、
    前記密閉容器の内側に設けられたモータ(320)と、
    前記モータによって回転させられるクランク軸(330)と、
    前記クランク軸の回転によって駆動される流体圧縮機構(340)と、
    前記密閉容器の内側に設けられた潤滑油貯留部(350)と、
    を有し、
    前記暖房運転時における前記クランク軸の最高回転速度RHmax[回転/秒]と、前記冷房運転時における前記クランク軸の最高回転速度RCmax[回転/秒]との間に、
    Hmax≦RCmax
    の関係が成立する、空気調和機。
  5. (0.5×RCmax)≦RHmax≦RCmax
    の関係が成立する、
    請求項4に記載の空気調和機。
  6. (0.5×RCmax)≦RHmax≦(0.7×RCmax
    の関係が成立する、
    請求項5に記載の空気調和機。
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