JP2016101854A - 車両用ワイヤハーネスの取付構造 - Google Patents

車両用ワイヤハーネスの取付構造 Download PDF

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吉剛 大森
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真之 片岡
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Abstract

【課題】捻れを抑えること。【解決手段】車輪Wのハブ100に取り付けられた電動機器110が有する相手側コネクタ111に接続されるコネクタ20と、コネクタ20の端子に接続され、かつ、車体130側に配索される少なくとも1本のハーネス本体10と、車輪Wを懸架するサスペンション装置120にハーネス本体10を固定する固定具30と、を有し、ハーネス本体10は、固定具30を境にして第1ハーネス11と第2ハーネス12とに分割し、固定具30は、第1ハーネス11と第2ハーネス12とを同心上で電気的に接続させると共に、第1ハーネス11と第2ハーネス12とを互いの接続部位における各々のハーネス軸線を中心にして相対回転させるハーネス捻れ抑制装置40を備えること。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ワイヤハーネスの取付構造に関する。
従来、車両においては、車輪のハブに電動機器を取り付けたものが知られている。その電動機器は、二次電池からの電力が供給されると共に、制御装置からの制御信号を受信することによって動作する。このため、車両においては、その電動機器と二次電池及び制御装置との間にワイヤハーネスが配策されている。例えば、下記の特許文献1には、電動機器としてのインホイールモータに接続される3相高圧ケーブルの配線構造について開示されている。この車両においては、各相のケーブルをシース内に一括して内包させ、そのシースをケーブル支持部材(車体の前後方向、幅方向及び高さ方向への移動が可能なもの)で車体に取り付けることによって、インホイールモータと二次電池との間における3相高圧ケーブルの配策を行っている。
特開2010−221902号公報
ところで、車両においては、ワイヤハーネスにおける車輪側の電動機器への接続箇所と車体への取付箇所との間にサスペンション装置が存在している。このため、この車両においては、ワイヤハーネスとサスペンション装置とが干渉してしまう可能性があるので、その干渉を防ぐために、ワイヤハーネスをサスペンション装置の構成部品に固定しておく必要がある。ここで、ワイヤハーネスと電動機器との接続箇所は、車輪が転舵輪を兼ねている場合、車輪の転舵時と非転舵時とで位置が変化してしまう可能性がある。一方、サスペンション装置の構成部品は、サスペンション装置の動作に伴い車輪に対して相対運動を行うので、ワイヤハーネスと電動機器との接続箇所に対して、ワイヤハーネスの固定箇所の位置をサスペンション装置の動作と共に変化させる。つまり、この車両においては、電動機器側とサスペンション装置側との間の相対運動によって、その間のワイヤハーネスに捻れ方向の力が加わる可能性がある。
そこで、本発明は、捻れを抑えることが可能な車両用ワイヤハーネスの取付構造を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、車輪のハブに取り付けられた電動機器が有する相手側コネクタに接続されるコネクタと、該コネクタの端子に接続され、かつ、車体側に配索される少なくとも1本のハーネス本体と、前記車輪を懸架するサスペンション装置に前記ハーネス本体を固定する固定具と、を有し、前記ハーネス本体は、前記固定具を境にして第1ハーネスと第2ハーネスとに分割し、前記固定具は、前記第1ハーネスと前記第2ハーネスとを同心上で電気的に接続させると共に、前記第1ハーネスと前記第2ハーネスとを互いの接続部位における各々のハーネス軸線を中心にして相対回転させるハーネス捻れ抑制装置を備えることを特徴としている。
ここで、前記ハーネス捻れ抑制装置は、前記第1ハーネスの端子に電気的に接続される第1固定具側端子と、前記第2ハーネスの端子に電気的に接続される第2固定具側端子と、前記第1固定具側端子と前記第2固定具側端子とを電気的に接続させると共に前記第1固定具側端子と前記第2固定具側端子とを互いの接続部位における前記ハーネス軸線を中心にして相対回転させる端子接続機構と、を備えることが望ましい。
また、前記第1ハーネス又は前記第2ハーネスを外周側から覆う外装部材と前記固定具とを接続させると共に、前記固定具に対して、前記外装部材を当該固定具との接続部位における当該外装部材の軸線を中心に相対回転させる外装捻れ抑制装置を設けることが望ましい。
また、前記外装捻れ抑制装置は、前記外装部材に設けた第1接続機構と、前記固定具に設けた第2接続機構と、を備え、前記第1接続機構と前記第2接続機構は、該第1接続機構が前記外装部材の前記軸線を中心に当該第2接続機構に対して相対回転できるよう接続し、前記第1接続機構と前記第2接続機構の内の一方は、その内の他方に向けて突出させた第1接続部を少なくとも1つ有し、前記第1接続機構と前記第2接続機構の内の前記他方は、前記第1接続部が挿入され、該第1接続部を前記外装部材の前記軸線を中心とする周方向に案内する第2接続部を少なくとも1つ有し、前記第1及び第2の接続機構は、それぞれに、前記外装部材で覆われている前記第1ハーネス又は前記第2ハーネスを挿通させる貫通孔を有することが望ましい。
また、前記外装捻れ抑制装置は、前記外装部材と前記固定具との接続状態を保持する接続状態保持機構を備えることが望ましい。
また、前記外装捻れ抑制装置は、前記第1ハーネスを覆う前記外装部材と前記固定具との間及び前記第2ハーネスを覆う前記外装部材と前記固定具との間に設けることが望ましい。
本発明に係る車両用ワイヤハーネスの取付構造は、ハブ側とサスペンション装置側との間の相対運動によってハーネス本体に捻れ方向の力が加わったときに、その力をハーネス捻れ抑制装置によって逃がすことができるので、そのハーネス本体の捻れを抑えることができる。このため、この車両用ワイヤハーネスの取付構造は、ハーネス本体の耐久性を向上させることができる。
図1は、本発明に係る車両用ワイヤハーネスの取付構造の概要を示す図である。 図2は、実施形態の固定具を示す正面図である。 図3は、実施形態の固定具を示す側面図である。 図4は、実施形態のハーネス捻れ抑制装置について説明する図である。 図5は、変形例の固定具と外装捻れ抑制装置を示す正面図である。 図6は、外装捻れ抑制装置の第1接続機構について説明する図である。 図7は、外装捻れ抑制装置の第2接続機構について説明する図である。 図8は、図6のX1−X1線で切った第1接続機構と図7のX2−X2線で切った第2接続機構を示す断面図であり、これらの接続前後を示す図である。 図9は、図6のY1−Y1線で切った第1接続機構と図7のY2−Y2線で切った第2接続機構を示す断面図であり、これらの接続前後を示す図である。 図10は、図8における接続後の第1接続機構の第1接続部と第2接続機構の第2接続部の位置関係の一例を示す図である。 図11は、図9における接続後の第1接続機構の第1接続部と第2接続機構の第2接続部の位置関係の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る車両用ワイヤハーネスの取付構造の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る車両用ワイヤハーネスの取付構造の実施形態の1つを図1から図4に基づいて説明する。
本実施形態の車両用ワイヤハーネスは、車輪のハブに取り付けられた電動機器に対して、二次電池からの電力や制御装置からの制御信号等を送るためのものであり、電線(電源ケーブル、高電圧ケーブル等)や通信線(通信ケーブル等)などを備えている。ここで、そのような電動機器としては、インホイールモータや電動ブレーキなどが知られている。尚、ハブとは、車軸の回転中心軸を中心にした回転が可能な円板部を有する部材であり、車輪を取り付けるためのスタッドボルトが設けられている。
インホイールモータとは、ボルト等を介してハブに取り付けられ、その出力軸がハブ及び車輪と共に回転する回転機のことである。また、インホイールモータには、その出力軸と連結された部材にハブの機能を持たせて、ハブとの一体化構造を成すものもある。尚、インホイールモータの出力軸とハブとの間には、減速機を介在させている。このインホイールモータには、ハブとの関係が如何様な構造のものであったとしても、その制御装置(以下、「MG制御装置」という。)との間にワイヤハーネスが接続されている。その間のワイヤハーネスは、例えば、3相の高電圧ケーブルを備えている。更に、このインホイールモータは、そのMG制御装置を介して、インバータ及び二次電池並びに車両の統合制御装置等に接続されている。このため、このインホイールモータは、統合制御装置の指令に基づいてMG制御装置に力行制御されることによって、車輪に要求駆動トルクを発生させる。また、このインホイールモータは、統合制御装置の指令に基づいてMG制御装置に回生制御されることによって、回生電力を生成し、二次電池を充電することができる。尚、そのMG制御装置は、エンジンコンパートメント内、車室内や荷室内等における車体に取り付けられている。
電動ブレーキとは、キャリパにおけるピストンの動作を電動化したものであり、そのピストンを動かすモータ等の電動アクチュエータをキャリパに備えている。この電動ブレーキにおいては、例えば、ハブを回転可能に保持するキャリパ保持部材にキャリパを固定する。つまり、キャリパは、キャリパ保持部材を介してハブに取り付けられる。この電動ブレーキのディスクロータは、ハブに固定され、このハブと共に回転する。この電動ブレーキには、電動アクチュエータと制御装置(以下、「制動制御装置」という。)との間にワイヤハーネスが接続されている。その間のワイヤハーネスは、例えば、3相の給電ケーブルを備えている。更に、その電動アクチュエータは、制動制御装置を介して、インバータ及び二次電池並びに車両の統合制御装置等に接続されている。このため、この電動ブレーキにおいては、統合制御装置の指令に基づいて制動制御装置に電動アクチュエータを制御させることによって、その電動アクチュエータがピストンを押し動かし、摩擦材(ブレーキパッド)をディスクロータに押し付けて、車輪に要求制動トルクを発生させる。尚、その制動制御装置は、エンジンコンパートメント内、車室内や荷室内等における車体に取り付けられている。
本実施形態では、車両用ワイヤハーネスの取付構造について、インホイールモータを例に挙げて説明する。但し、その取付構造は、電動ブレーキ等の他の電動機器に対しても同様に適用可能である。
図1の符号1は、本実施形態の車両用ワイヤハーネスを示す。また、符号Wは、車輪を示す。また、符号100はハブを示し、符号110はインホイールモータを示す。また、符号120は、その車輪Wを懸架するサスペンション装置を示す。ここで、本実施形態の車輪Wは、転舵輪であると否とを問わない。また、転舵輪とは、操舵装置(図示略)に対する運転者の操舵操作によって転舵する車輪(いわゆる前輪)だけでなく、例えば四輪操舵システム(図示略)等のような運転者の操舵操作を介さずに車両側の制御で転舵する車輪も含んでいる。
本実施形態の車両用ワイヤハーネス1は、少なくとも1本のハーネス本体10と、このハーネス本体10の取付具(後述するコネクタ20や固定具30)と、を備える。
ハーネス本体10は、その固定具30を境にして、コネクタ20側の第1ハーネス11と、車体130側の第2ハーネス12と、に分割する。その第1ハーネス11と第2ハーネス12は、1本ずつの組み合わせによる対になっており、後述するように固定具30にて電気的に接続される。
第1ハーネス11は、外装部材11aの中に電線や通信線を備える。また、第2ハーネス12は、外装部材12aの中に電線や通信線を備える。その外装部材11a,12aとは、例えば、シースやコルゲートチューブ等のことである。この例示の車両用ワイヤハーネス1は、インホイールモータ110とMG制御装置(図示略)とを繋ぐ3相の高電圧ケーブルを備えている。このため、この車両用ワイヤハーネス1においては、図2に示すように、ハーネス本体10(つまり第1ハーネス11と第2ハーネス12との組み合わせ)が相毎に3つ設けられている。例えば、U相のハーネス本体10Aは、第1ハーネス11Aと第2ハーネス12Aとで構成される。V相のハーネス本体10Bは、第1ハーネス11Bと第2ハーネス12Bとで構成される。W相のハーネス本体10Cは、第1ハーネス11Cと第2ハーネス12Cとで構成される。この例示の第1ハーネス11と第2ハーネス12は、高電圧ケーブルが外装部材11a,12aとしての円筒状のシースで覆われたものである。尚、図1では、図示の便宜上、3相のハーネス本体10(第1ハーネス11と第2ハーネス12との組み合わせ)の内、1相のみを示している。
この車両用ワイヤハーネス1には、ハーネス本体10の取付具として、ハーネス本体10をインホイールモータ110に取り付けるコネクタ20が設けられている。そのコネクタ20は、ハーネス本体10における第1ハーネス11の端部に固定され、インホイールモータ110が有する相手側コネクタ111に接続される。その第1ハーネス11の端部においては、高電圧ケーブルが外装部材11aから突出しており、この高電圧ケーブルの突出部分がコネクタ20の端子に接続される。そのコネクタ20の端子は、コネクタ20と相手側コネクタ111とを繋ぎ合わせることによって、この相手側コネクタ111に対して電気的に接続される。そのコネクタ20と相手側コネクタ111は、どちらが雄コネクタであっても雌コネクタであってもよい。また、このコネクタ20は、ハーネス本体10(3つのハーネス本体10A,10B,10C)毎に1つずつ設けるものであってもよく、各ハーネス本体10を一括して纏めるものであってもよい。
ここで、ハーネス本体10が接続されるMG制御装置等の電子機器は、エンジンコンパートメント内、車室内や荷室内等の車輪Wから離れた場所の車体130上に取り付けられている。このため、ハーネス本体10は、車輪W側から車体130に沿わせつつ対象の電子機器まで配策する必要がある。従って、この車両用ワイヤハーネス1には、ハーネス本体10を配索経路上で車体130に固定する固定具(図示略)がハーネス本体10の取付具として設けられている。その固定具は、例えばクリップやクランプ等のことであり、ハーネス本体10の長さに応じて1つ又は複数設けられている。
一方、先に説明したように、その固定具による固定箇所(最もインホイールモータ110に近い固定箇所)とコネクタ20による接続箇所との間には、サスペンション装置120が介在している。そこで、この車両用ワイヤハーネス1においては、ハーネス本体10の取付具として、ハーネス本体10をサスペンション装置120に固定する固定具30が設けられている。その固定具30は、ハーネス本体10の長さに応じて1つ又は複数設けられている。複数の固定具30を設ける場合には、隣接する固定具30のサスペンション装置120における固定箇所を互いに相対移動する構成部品に分散させて取り付ける。この固定具30は、ハーネス本体10(3つのハーネス本体10A,10B,10C)毎に1つずつ設けるものであってもよく、各ハーネス本体10を一括して纏めるものであってもよい。ここでは、後者の固定具30を例示する。
サスペンション装置120は、アーム部材やリンク部材等の様々な構成部品で構成されている。例えば、この例示のサスペンション装置120は、アッパアーム121、ロアアーム122及びダンパ装置123等を備えている。この例示では、ダンパ装置123の外筒にブラケット等の固定部材123aを設け、この固定部材123aに固定具30を介してハーネス本体10を取り付ける。
このように、この車両用ワイヤハーネス1は、ハーネス本体10をハブ100側とサスペンション装置120側とに取り付けている。このため、この車両用ワイヤハーネス1においては、ハブ100側とサスペンション装置120側との間の相対運動に伴う無用な荷重(捻れ荷重、引っ張り荷重、押付荷重等)をハーネス本体10に作用させないよう構成する。また、この車両用ワイヤハーネス1においては、その相対運動に伴うハーネス本体10の振動の固定具30への伝播を抑えるように構成する。具体的には、固定具30を以下のように構成する。
本実施形態の固定具30は、対になる第1ハーネス11と第2ハーネス12とを電気的に接続させ、この第1ハーネス11と第2ハーネス12を互いの接続部位においてサスペンション装置120の構成部材(固定部材123a)に固定する。この固定具30は、ボルト等の螺子部材Bを介して固定部材123aに取り付ける。この固定具30は、ベース部材31と蓋部材32とを備えており、そのベース部材31が螺子部材Bによって固定部材123aに固定される。蓋部材32は、ベース部材31における矩形の1枚の壁面を覆いつつ、このベース部材31に固定される。
ここで、この固定具30は、対になる第1ハーネス11と第2ハーネス12とを同心上で電気的に接続させると共に、この第1ハーネス11と第2ハーネス12とを互いの接続部位における各々の軸線を中心にして相対回転させるハーネス捻れ抑制装置40を備える。その軸線とは、円柱状に纏められている高電圧ケーブルや円筒状の外装部材11a,12aの中心軸(以下、「ハーネス軸線」という。)のことである。そのハーネス捻れ抑制装置40は、ハーネス本体10(3つのハーネス本体10A,10B,10C)毎に1つずつ設ける(ハーネス捻れ抑制装置40A,40B,40C)。
ハーネス捻れ抑制装置40は、固定具30のベース部材31に収容される。そのベース部材31には、対になる第1ハーネス11と第2ハーネス12の接続部位におけるハーネス軸線に沿った収容室31a,31b,31cを形成する。収容室31aは、第1及び第2のハーネス11A,12Aの接続部位と共にハーネス捻れ抑制装置40Aを収容する。収容室31bは、第1及び第2のハーネス11B,12Bの接続部位と共にハーネス捻れ抑制装置40Bを収容する。収容室31cは、第1及び第2のハーネス11C,12Cの接続部位と共にハーネス捻れ抑制装置40Cを収容する。収容室31a,31b,31cは、蓋部材32と対向する部分を開口させている。ハーネス捻れ抑制装置40は、例えば、その開口から挿入する。このため、例えば、蓋部材32には、挿入されたハーネス捻れ抑制装置40の保持部(図示略)を設けてもよい。
第1ハーネス11と第2ハーネス12は、ハーネス捻れ抑制装置40に対して端子(図示略)を用いて接続する。第1ハーネス11は、コネクタ20側とは逆の端部にて、高電圧ケーブルを外装部材11aから突出させ、この突出部分に端子を接続している。第2ハーネス12は、一方の端部にて、高電圧ケーブルを外装部材12aから突出させ、この突出部分に端子を接続している。ハーネス捻れ抑制装置40は、その第1ハーネス11の端子に電気的に接続される第1固定具側端子41と、その第2ハーネス12の端子に電気的に接続される第2固定具側端子42と、を備える(図3及び図4)。その第1固定具側端子41と第2固定具側端子42は、導電性の金属材料を所定の雌型形状に成形した端子金具である。このため、第1ハーネス11の端子と第2ハーネス12の端子には、導電性の金属材料を所定の雄型形状に成形したものを用いる。但し、第1固定具側端子41と第2固定具側端子42は、この例示において雌端子とするが、雄端子であってもよい。ハーネス捻れ抑制装置40Aは、第1ハーネス11A用の第1固定具側端子41Aと、第2ハーネス12A用の第2固定具側端子42Aと、を備える。ハーネス捻れ抑制装置40Bは、第1ハーネス11B用の第1固定具側端子41Bと、第2ハーネス12B用の第2固定具側端子42Bと、を備える。ハーネス捻れ抑制装置40Cは、第1ハーネス11C用の第1固定具側端子41Cと、第2ハーネス12C用の第2固定具側端子42Cと、を備える。
更に、このハーネス捻れ抑制装置40は、第1固定具側端子41と第2固定具側端子42とを電気的に接続させると共に、第1固定具側端子41と第2固定具側端子42とを互いの接続部位におけるハーネス軸線を中心にして相対回転させる端子接続機構43を備える。図3及び図4の矢印は、その相対回転方向を示している。端子接続機構43においては、第1固定具側端子41と第2固定具側端子42とを同一の軸線(ハーネス軸線)上に配置すると共に、この軸線上で第1固定具側端子41における第1ハーネス11の端子との接続部と第2固定具側端子42における第2ハーネス12の端子との接続部とが逆向きとなるように第1固定具側端子41と第2固定具側端子42とを配置する。つまり、この端子接続機構43においては、その軸線上で第1ハーネス11の端子と第2ハーネス12の端子とが互いに対向する向きに第1固定具側端子41と第2固定具側端子42と接続されるように、この第1固定具側端子41と第2固定具側端子42とを配置する。ハーネス捻れ抑制装置40Aは、第1固定具側端子41Aと第2固定具側端子42Aとを繋ぐ端子接続機構43Aを備える。ハーネス捻れ抑制装置40Bは、第1固定具側端子41Bと第2固定具側端子42Bとを繋ぐ端子接続機構43Bを備える。ハーネス捻れ抑制装置40Cは、第1固定具側端子41Cと第2固定具側端子42Cとを繋ぐ端子接続機構43Cを備える。
その端子接続機構43には、例えば導電性軸受を用いればよい。その導電性軸受とは、例えば、2つの軌道輪と転動体と保持器とが導電性材料で形成され且つ導電性グリースが封入されたスラスト軸受である。この場合には、一方の軌道輪に第1固定具側端子41を固定すると共に、他方の軌道輪に第2固定具側端子42を固定する。その第1固定具側端子41と第2固定具側端子42は、それぞれに、第1ハーネス11の端子と第2ハーネス12の端子との接続方向を軌道輪の軸線方向に一致させるよう当該軌道輪に取り付ける。このように、この例示の端子接続機構43は、第1ハーネス11と第2ハーネス12とを同一の軸線上で繋ぐように第1固定具側端子41と第2固定具側端子42とを配置したものである。但し、端子接続機構43は、第1ハーネス11と第2ハーネス12とを例えばL字等の角度を付けて繋ぐように第1固定具側端子41と第2固定具側端子42とを配置させるものであってもよい。
本実施形態の車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、そのように構成することによって、固定具30を中心にハーネス本体10を第1ハーネス11と第2ハーネス12とに分断することができるので、コネクタ20側と車体130側のそれぞれのハーネス本体10(特に固定具30の周辺のハーネス本体10)に対して、ハブ100側とサスペンション装置120側との間の相対運動に伴う荷重が作用し難くなる。また、この車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、その相対運動によってハーネス本体10に捻れ方向の力が加わったときに、その力を端子接続機構43の回転によって逃がすことができる。このため、この車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、そのハーネス本体10の捻れを抑えることができる。以上のことから、本実施形態の車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、ハーネス本体10の耐久性を向上させることができる。更に、この車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、ハーネス本体10に加わる捻れ方向の力を逃がすことができるので、ハーネス本体10からコネクタ20や固定具30への荷重や振動の伝播を抑えることができる。このため、この車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、コネクタ20や固定具30の耐久性も向上させることができ、かつ、コネクタ20と相手側コネクタ111との間の接触不良やハーネス捻れ抑制装置40における第1ハーネス11と第2ハーネス12との間の接触不良を抑えることができる。
尚、この車両用ワイヤハーネス1は、サスペンション装置120における相対運動する構成部材間に各々固定具30を設けた場合でも、その固定具30の間においてハブ100側とサスペンション装置120側との間と同様の効果を得ることができる。
[変形例]
ところで、実施形態の車両用ワイヤハーネス1においては、ハーネス本体10を保護するために、図5に示すように、ハーネス本体10を外周側から更に別の外装部材15で覆うことがある。その外装部材15とは、主にコルゲートチューブのことである。本変形例では、実施形態の車両用ワイヤハーネス1において、第1ハーネス11を外装部材11aの上から覆う円筒状の外装部材15Aと、第2ハーネス12を外装部材12aの上から覆う円筒状の外装部材15Bと、を設ける。その外装部材15Aは、各相の第1ハーネス11A,11B,11Cを一纏めにして内方に収容する。また、外装部材15Bは、各相の第2ハーネス12A,12B,12Cを一纏めにして内方に収容する。
ここで、本変形例の車両用ワイヤハーネス1においては、前述した実施形態の固定具30を図5に示す固定具50に置き換え、この固定具50に外装部材15の端部を接続する。ここでは、外装部材15と固定具50との間に、これらを接続させる外装捻れ抑制装置60を配置する。その外装捻れ抑制装置60は、固定具50に対して、外装部材15を当該固定具50との接続部位における当該外装部材15の軸線を中心に相対回転させるものでもある。この外装捻れ抑制装置60は、第1ハーネス11側と第2ハーネス12側の内の少なくとも一方に設ければよい。但し、第1ハーネス11側の外装部材15Aには、ハブ100側とサスペンション装置120側との間の相対運動に伴って、捻れ等が生じる可能性がある。また、第2ハーネス12側の外装部材15Bには、サスペンション装置120側と車体130側との間の相対運動に伴って、捻れが生じる可能性がある。このため、本変形例では、それぞれの外装部材15A,15Bの捻れを抑えるために、外装部材15Aと固定具50との間に外装捻れ抑制装置60Aを設けると共に、外装部材15Bと固定具50との間に外装捻れ抑制装置60Bを設ける。
その外装捻れ抑制装置60(60A,60B)は、外装部材15に設けた第1接続機構61と、固定具50に設けた第2接続機構62と、を備える。その第1接続機構61と第2接続機構62は、第1接続機構61が外装部材15の前記軸線(固定具50との接続部位における軸線)を中心に第2接続機構62に対して相対回転できるよう互いに接続する。例えば、第1接続機構61と第2接続機構62の内の一方は、その内の他方に向けて突出させた第1接続部を少なくとも1つ有する。そして、第1接続機構61と第2接続機構62の内の他方は、その第1接続部が挿入され、この第1接続部を外装部材15の前記軸線を中心とする周方向に案内する第2接続部を少なくとも1つ有する。具体的に、この例示では、第1接続機構61に第1接続部71を設け(図6)、かつ、第2接続機構62に第2接続部81を設ける(図7)。
第1接続機構61は、円環状の円環部材72を有しており、この円環部材72における円環状の一方の壁面から第1接続部71を突出させる。この例示の第1接続部71は、その円環状の壁面において、周方向に等間隔で3つ配置している。この第1接続部71は、図8及び図9に示すように、その円環状の壁面から当該円環部材72の軸線方向に向けて突出させた板状の第1片部71aと、この第1片部71aの突出側の端部から円環部材72の径方向の内側に向けて延在させた第2片部71bと、を有する。
この第1接続機構61は、第1接続部71を露出させた状態で円環部材72を外装部材15に固定することによって、外装部材15に一体化させる。この例示では、外装部材15の端部にて、その内方の空間15aに円環部材72を嵌め込む。その円環部材72の径方向の内側部分の空間は、第1ハーネス11又は第2ハーネス12を挿通させる貫通孔73として利用する。外装部材15Aに設けた第1接続機構61は、その貫通孔73に第1ハーネス11を挿通させる。外装部材15Bに設けた第1接続機構61は、その貫通孔73に第2ハーネス12を挿通させる。
第2接続機構62は、円環状の円環部材82を有しており、この円環部材82における円環状の一方の壁面に第2接続部81を設ける。第2接続部81は、円環部材82における円環状の双方の壁面を当該円環部材82の軸線方向に貫いた貫通孔、又は、円環部材82における円環状の一方の壁面に形成した溝として形成する。ここでは、後者の溝による第2接続部81を例に挙げる。
この第2接続機構62は、第2接続部81を露出させた状態で円環部材82を固定具50のベース部材51に固定することによって、固定具50に一体化させる。この例示では、ベース部材51が軸線方向に延在する円柱状の貫通孔51aを有しており、この貫通孔51aの一方の端部に円環部材82を嵌め込む。固定具50は、そのベース部材51を螺子部材Bでサスペンション装置120の構成部材(固定部材123a)に固定する。
円環部材82の径方向の内側部分の空間は、第1ハーネス11又は第2ハーネス12を挿通させる貫通孔83として利用する。固定具50の外装部材15Aとの接続箇所側に設けた第2接続機構62は、その貫通孔83に第1ハーネス11を挿通させる。固定具50の外装部材15Bとの接続箇所側に設けた第2接続機構62は、その貫通孔83に第2ハーネス12を挿通させる。
第2接続部81は、第1接続部71の第2片部71bが第1片部71aと共に円環部材82における円環状の一方の壁面から軸線方向に向けて挿入される第1溝81aと、この第1接続部71の挿入状態(図8及び図9の下図)で第1片部71aを周方向に案内する第2溝81bと、その第1接続部71の挿入状態で第2片部71bを周方向に案内する第3溝81cと、を有する。第1溝81aは、軸線方向に対する直交断面形状を第2片部71bと同等の形状とし、この第2片部71bよりも大きく形成する。第2溝81bは、第1片部71aの板厚よりも広く且つ第2片部71bの径方向の内側への延在長さよりも狭い溝幅(径方向の幅)を有し、その溝幅を保ちつつ周方向に延在させた弧状の溝である。第3溝81cは、第2片部71bの径方向の内側への延在長さよりも広い溝幅(径方向の幅)を有し、その溝幅を保ちつつ周方向に延在させた弧状の溝である。第1溝81aの径方向の外側部分と第2溝81bは、周方向にて連通する。また、第1溝81aと第3溝81cは、周方向にて連通する。第2溝81bと第3溝81cの径方向の外側部分は、軸線方向にて連通する。
第1接続機構61と第2接続機構62は、周方向に相対回転させることによって、第1片部71aが第2溝81bに沿って周方向に相対移動し、かつ、第2片部71bが第3溝81cに沿って周方向に相対移動する(図10及び図11)。これにより、第1接続機構61と第2接続機構62との間においては、第2溝81bと第3溝81cとで挟まれた円環部材82における弧状の壁部84によって、第2片部71bの軸線方向への動きが規制される。
更に、この外装捻れ抑制装置60は、第3溝81cの内部に、外装部材15と固定具50との接続状態を保持する接続状態保持機構を備える。この例示の接続状態保持機構としては、第3溝81cの内部に、第2片部71bの第1溝81aから第3溝81cへの周方向の移動を許容する一方で、第2片部71bの第3溝81cから第1溝81aへの周方向の移動を規制する抜け防止機構85を設ける。その抜け防止機構85としては、例えば板ばねの如き弾性部材を周方向に対して軸線方向に傾けて配置する。その弾性部材は、軸線方向における第3溝81cの溝壁面との差の最小値が第2片部71bの板厚よりも小さくなるように形成及び配置する。また、この弾性部材は、第3溝81cにおける第1溝81a側の端部に設ける。この抜け防止機構85は、第2片部71bが第1溝81aから第3溝81cへと周方向に移動する際に、この第2片部71bに押動されることによって当該第2片部71bの移動経路を形成する。そして、この抜け防止機構85は、その第2片部71bの移動に伴い当該第2片部71bが通り過ぎた後に、弾発力によって元の形状に戻る(図10及び図11)。これにより、この抜け防止機構85は、第2片部71bの第3溝81cから第1溝81aへの周方向の移動を規制する。
この外装捻れ抑制装置60においては、その円環部材82における弧状の壁部84と抜け防止機構85とによって、第1接続機構61と第2接続機構62との間の周方向の相対回転を許容しつつ、その間の接続状態を保つことができる。
尚、貫通孔の場合、第2接続部81は、円環部材82における円環状の一方の壁面から他方の壁面まで貫く第1溝81aと同形状の貫通孔と、その円環状の一方の壁面から他方の壁面まで貫く第2溝81bと同形状の貫通孔と、で構成すればよい。
本変形例の車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、そのように構成することによって、ハブ100側とサスペンション装置120側との間の相対運動に伴い外装部材15に捻れ方向の力が加わったときに、その外装部材15が固定具50を中心にして捻れ方向に相対回転し、その捻れ方向の力を逃がすことができる。このため、この車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、その外装部材15の捻れを抑えることができる。よって、本変形例の車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、その外装部材15の耐久性を向上させることができ、延いてはハーネス本体10の耐久性を向上させることができる。更に、この車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、外装部材15に加わる捻れ方向の力を逃がすことができるので、外装部材15から固定具50への荷重や振動の伝播を抑えることができる。このため、この車両用ワイヤハーネス1の取付構造は、固定具50の耐久性も向上させることができる。
ここで、固定具50の内方においては、貫通孔73,83に挿通された第1ハーネス11と第2ハーネス12とが電気的に接続される。その接続に際して、本変形例では、電気的な接続のみが行われるように構成してもよく、実施形態のハーネス捻れ抑制装置40を用いて電気的に接続してもよい。固定具50の内方にハーネス捻れ抑制装置40を設けた場合には、実施形態で説明した効果をも得ることができるので、ハーネス本体10の更なる耐久性の向上が可能になる。
尚、この車両用ワイヤハーネス1は、サスペンション装置120における相対運動する構成部材間に各々固定具50を設けた場合でも、その固定具50の間においてハブ100側とサスペンション装置120側との間と同様の効果を得ることができる。
1 車両用ワイヤハーネス
10,10A,10B,10C ハーネス本体
11,11A,11B,11C 第1ハーネス
12,12A,12B,12C 第2ハーネス
15,15A,15B 外装部材
20 コネクタ
30,50 固定具
40,40A,40B,40C ハーネス捻れ抑制装置
41,41A,41B,41C 第1固定具側端子
42,42A,42B,42C 第2固定具側端子
43,43A,43B,43C 端子接続機構
60,60A,60B 外装捻れ抑制装置
61 第1接続機構
62 第2接続機構
71 第1接続部
73,83 貫通孔
81 第2接続部
100 ハブ
110 インホイールモータ
111 相手側コネクタ
120 サスペンション装置
123a 固定部材

Claims (6)

  1. 車輪のハブに取り付けられた電動機器が有する相手側コネクタに接続されるコネクタと、
    該コネクタの端子に接続され、かつ、車体側に配索される少なくとも1本のハーネス本体と、
    前記車輪を懸架するサスペンション装置に前記ハーネス本体を固定する固定具と、
    を有し、
    前記ハーネス本体は、前記固定具を境にして第1ハーネスと第2ハーネスとに分割し、
    前記固定具は、前記第1ハーネスと前記第2ハーネスとを同心上で電気的に接続させると共に、前記第1ハーネスと前記第2ハーネスとを互いの接続部位における各々のハーネス軸線を中心にして相対回転させるハーネス捻れ抑制装置を備えることを特徴とした車両用ワイヤハーネスの取付構造。
  2. 前記ハーネス捻れ抑制装置は、前記第1ハーネスの端子に電気的に接続される第1固定具側端子と、前記第2ハーネスの端子に電気的に接続される第2固定具側端子と、前記第1固定具側端子と前記第2固定具側端子とを電気的に接続させると共に前記第1固定具側端子と前記第2固定具側端子とを互いの接続部位における前記ハーネス軸線を中心にして相対回転させる端子接続機構と、を備えることを特徴とした請求項1に記載の車両用ワイヤハーネスの取付構造。
  3. 前記第1ハーネス又は前記第2ハーネスを外周側から覆う外装部材と前記固定具とを接続させると共に、前記固定具に対して、前記外装部材を当該固定具との接続部位における当該外装部材の軸線を中心に相対回転させる外装捻れ抑制装置を設けることを特徴とした請求項1又は2に記載の車両用ワイヤハーネスの取付構造。
  4. 前記外装捻れ抑制装置は、前記外装部材に設けた第1接続機構と、前記固定具に設けた第2接続機構と、を備え、
    前記第1接続機構と前記第2接続機構は、該第1接続機構が前記外装部材の前記軸線を中心に当該第2接続機構に対して相対回転できるよう接続し、
    前記第1接続機構と前記第2接続機構の内の一方は、その内の他方に向けて突出させた第1接続部を少なくとも1つ有し、
    前記第1接続機構と前記第2接続機構の内の前記他方は、前記第1接続部が挿入され、該第1接続部を前記外装部材の前記軸線を中心とする周方向に案内する第2接続部を少なくとも1つ有し、
    前記第1及び第2の接続機構は、それぞれに、前記外装部材で覆われている前記第1ハーネス又は前記第2ハーネスを挿通させる貫通孔を有することを特徴とした請求項3に記載の車両用ワイヤハーネスの取付構造。
  5. 前記外装捻れ抑制装置は、前記外装部材と前記固定具との接続状態を保持する接続状態保持機構を備えることを特徴とした請求項3又は4に記載の車両用ワイヤハーネスの取付構造。
  6. 前記外装捻れ抑制装置は、前記第1ハーネスを覆う前記外装部材と前記固定具との間及び前記第2ハーネスを覆う前記外装部材と前記固定具との間に設けることを特徴とした請求項1から5の内の何れか1つに記載の車両用ワイヤハーネスの取付構造。
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