JP2016100830A - 画像処理装置、および、コンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷される画像の画質の低下を抑制しつつ、色材の消費量を抑制する。
【解決手段】画像処理装置は、対象画像データを取得する取得部と、印刷を実行する際の画質を決定する画質決定部と、第1のオブジェクトの倍率を第1の倍率に決定し、第2のオブジェクトの倍率を第2の倍率に決定する決定部と、第1のオブジェクトを第1の倍率で縮小し、第2のオブジェクトを第2の倍率で縮小することによって、縮小された第1のオブジェクトと第2のオブジェクトと、を含む処理済画像を表す処理済画像データを生成する生成部と、第1の画質で印刷を行う場合に、オブジェクトが対象画像データによって規定されるサイズにて表現される印刷画像を印刷させ、第1の画質に比べて色材の消費量が多い第2の画質で印刷を行う場合に、処理済画像データに基づいて、処理済画像を印刷させる印刷制御部と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本明細書は、印刷に用いられる画像データを生成する画像処理に関するものである。
印刷を実行する際に用いられる色材の消費量を低減するための様々な技術が知られている。例えば、印刷に用いられる画像データを生成する画像処理において、色材の消費量を抑制するために、画像の色を補正する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2011−69864号公報
しかしながら、画像の色を補正すると、補正後の画質が補正前より低下することによって、ユーザが満足する画質が得られない可能性があった。
本明細書は、印刷用の画像処理において、印刷される画像の画質の低下を抑制しつつ、色材の消費量を抑制することができる新たな技術を提供する。
本明細書は、以下の適用例を開示する。
[適用例1]第1のオブジェクトと、第2のオブジェクトと、を含む複数個のオブジェクトを含む1個の対象画像を表す対象画像データを取得する取得部と、印刷を実行する際の画質を決定する画質決定部と、前記複数個のオブジェクトのそれぞれについて、オブジェクトを縮小するための倍率であって、縮小前のオブジェクトのサイズに対する縮小後のオブジェクトのサイズの比率である前記倍率を決定する決定部であって、前記第1のオブジェクトの前記倍率を第1の倍率に決定し、前記第2のオブジェクトの倍率を第2の倍率に決定する、前記決定部と、前記対象画像データを用いて、前記第1のオブジェクトを、前記対象画像データによって規定されるサイズから前記第1の倍率で縮小し、前記第2のオブジェクトを、前記対象画像データによって規定されるサイズから前記第2の倍率で縮小することによって、縮小された前記第1のオブジェクトと縮小された前記第2のオブジェクトと、を含む1個の処理済画像を表す処理済画像データを生成する生成部と、第1の画質で印刷を行う場合に、前記対象画像データに基づいて、前記複数個のオブジェクトが前記対象画像データによって規定されるサイズにて表現される印刷画像を印刷実行部に印刷させ、前記第1の画質で印刷を実行する場合に比べて色材の消費量が多い第2の画質で印刷を行う場合に、前記処理済画像データに基づいて、前記処理済画像を前記印刷実行部に印刷させる印刷制御部と、を備える、画像処理装置。
上記構成によれば、第2の画質で印刷を行う場合には、第1の倍率で縮小された第1のオブジェクトと、第1の倍率とは異なる第2の倍率で縮小された第2のオブジェクトと、を含む1個の処理済画像が印刷される。この結果、各オブジェクトは、オブジェクトごとに適切なサイズに縮小される。この結果、印刷される画像の画質の低下を抑制しつつ、色材の消費量を抑制することができる。
なお、本明細書が開示する技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、画像読取装置、印刷装置、画像処理方法、これらの装置または方法を実現するためのコンピュータプ口グラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、等の形態で実現することができる。
実施例における画像処理装置としての計算機200の構成を示すブロック図。 本実施例の印刷処理のフローチャート。 対象画像データによって表される対象画像の一例を示す図。 ラスタライズ処理のフローチャート。 トナーセーブ時の印刷データ生成処理のフローチャート。 トナーセーブ時の印刷データ生成処理のフローチャート。 ドット数の増加率TRと倍率との関係を示すグラフ。
A.実施例:
A−1.画像処理装置の構成:
図1は、実施例における画像処理装置としての計算機200の構成を示すブロック図である。計算機200は、例えば、パーソナルコンピュータであり、計算機200のコントローラとしてのCPU210と、RAMなどの揮発性記憶装置220と、ハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置230と、マウスやキーボードなどの操作部260と、液晶ディスプレイなどの表示部270と、通信部280と、を備えている。計算機200は、通信部280を介して、印刷装置300などの外部装置と通信可能に接続される。
揮発性記憶装置220は、CPU210が処理を行う際に生成される種々の中間データを一時的に格納するバッファ領域222を提供する。不揮発性記憶装置230には、コンピュータプログラム232が格納されている。コンピュータプログラム232は、本実施例では、印刷装置300を制御するためのプリンタドライバプログラムであり、CD−ROMなどに格納される形態や、サーバからダウンロードされる形態で提供される。CPU210は、コンピュータプログラム232を実行することにより、後述する印刷処理を実行する画像処理部100として機能する。
印刷装置300は、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロ、ブラック)の4種類のトナーを用いて、用紙上に画像を印刷するカラーレーザプリンタである。
A−2. 印刷処理:
計算機200のCPU210(画像処理部100)は、プリンタドライバの一機能として、画像データを用いて、印刷実行部としての印刷装置300に画像を印刷させる印刷処理を実行することができる。
本実施例では、CPU210は、ユーザから印刷モードの指示を、印刷に関する設定として、予め受け付けることができる。印刷処理では、後述するように、ユーザの指示に基づいて選択された印刷モードで動作する。本実施例は、画質に関するモードとして、通常画質モードと、鮮やかモードと、が選択可能である。鮮やかモードは、通常画質モードより高い画質での印刷、具体的には、通常画質モードの色よりも鮮やかな色での印刷を行うモードである。さらに、鮮やかモードでは、さらに、トナー消費量に関するモードとして、通常トナーモードと、トナーセーブモードと、が選択可能である。トナーセーブモードは、通常トナーモードよりトナーの消費量を低減するモードである。
図2は、本実施例の印刷処理のフローチャートである。この印刷処理は、例えば、文書作成や、描画作成のためのアプリケーションプログラムの実行中に、図示しないUI画面を介して、ユーザからの印刷の指示が受け付けられた場合に開始される。
S10では、CPU210は、印刷すべき対象画像を表す対象画像データを取得する。具体的には、CPU210は、アプリケーションプログラムによって作成された画像を表す対象画像データを取得する。対象画像データは、例えば、計算機200のオペレーティングシステム(以下、OSと略す)によって提供される記述方式を用いて、対象画像を記述するデータである。例えば、OSがマイクロソフト社のWindows(登録商標)である場合には、対象画像データの記述方式は、Windows(登録商標)のGDI(Graphics Device Interfaceの略)の仕様に従う方式が用いられる。これに代えて、対象画像データは、PCL(Printer Control Languageの略)や、PostScriptなどのページ記述言語を用いて記述されても良い。
図3は、対象画像データによって表される対象画像の一例を示す図である。図3の対象画像OIは、線画などのコンピュータグラフィックスOb1(以下、単にグラフィックとも呼ぶ)、写真Ob2、文字Ob3、Ob4を含んでいる。対象画像OIを表す対象画像データは、複数個のオブジェクトOb1〜Ob4を規定する複数個の描画命令を含んでいる。
グラフィックOb1、写真Ob2、文字Ob3、Ob4の描画命令は、これらのオブジェクトを描画するために必要な情報を含んでいる。例えば、グラフィックOb1の描画命令は、例えば、線や図形を示すベクトル、線や図形の種類、色、サイズなどの属性を規定する情報、配置位置を示す座標情報を含む。写真Ob2の描画命令は、例えば、JPEG形式の画像データなどのラスターデータ、サイズや使用される色空間などの写真の属性を規定する情報、配置位置を示す座標情報を含む。文字Ob3、Ob4の描画命令は、文字コード、フォントの種類、色、サイズなどの文字の属性を規定する情報、配置位置を示す座標情報を含む。
S15では、CPU210は、ユーザによって予め設定された画質に関する印刷モードが、鮮やかモードであるか、通常画質モードであるかを判断する。画質に関する印刷モードが鮮やかモードである場合には(S15:YES)、S20にて、CPU210は、鮮やかモード用のカラープロファイルを選択して、S30に処理を進める。画質に関する印刷モードが通常画質モードである場合には(S15:NO)、S25にて、CPU210は、通常画質モード用のカラープロファイルを選択して、S35に処理を進める。カラープロファイルは、所定の色空間の色値と、インク色に対応した色成分を含む色空間の色値と、の対応関係を規定するデータであり、後述する色変換処理において用いられる。本実施例のカラープロファイルは、RGB色空間の色値(RGB値とも呼ぶ)と、CMYK色空間の色値(CMYK値とも呼ぶ)と、の対応関係を規定したルックアップテーブルである。RGB値に含まれる各成分値、および、CMYK値に含まれる各成分値は、本実施例では、256階調の階調値である。鮮やかモード用のカラープロファイルを用いる場合には、通常画質モード用のカラープロファイルを用いる場合と比較して、印刷される画像において、有彩色がより鮮やかに表現される。鮮やかモード用のカラープロファイルを用いる場合には、通常画質モード用のカラープロファイルを用いる場合と比較して、トナーの消費量が大きくなる。
S30では、CPU210は、トナー消費量に関するモードが、通常トナーモードであるか、トナーセーブモードであるかを判断する。トナー消費量に関するモードが、トナーセーブモードである場合には(S30:YES)、CPU210は、S50に処理を進める。トナー消費量に関するモードが、通常トナーモードである場合には(S30:NO)、CPU210は、S35に処理を進める。
S35〜S45では、トナー消費量の抑制を行わない印刷データの生成処理が実行される。S35では、CPU210は、各オブジェクトの倍率を100%に決定する。ここで、オブジェクトの倍率は、後述するラスタライズ処理で、オブジェクトを縮小するための倍率であって、縮小前のオブジェクトのサイズに対する縮小後のオブジェクトのサイズの比率である。通常画質モードである場合、および、鮮やかモードであり、かつ、通常トナーモードである場合には、各オブジェクトの倍率が100%に決定されるので、後述するラスタライズ処理で、各オブジェクトは、対象画像データによって規定されたサイズから縮小されない。
S40では、CPU210は、ラスタライズ処理を実行する。ラスタライズ処理は、対象画像データを用いて、ビットマップデータを生成する処理である。本実施例のビットマップデータは、例えば、RGB値で画素ごとの色を示すRGB画像データである。
図4は、ラスタライズ処理のフローチャートである。S100では、CPU210は、初期画像を表す初期画像データをバッファ領域222に準備する。初期画像は、生成すべき画像と同じサイズのRGB画像あって、各画素のRGB値が初期値(例えば、白を表す値)を有する画像である。S110では、CPU210は、画像対象画像データに含まれる1個以上の描画命令から、1個の描画命令を取得する。S120では、CPU210は、直前で決定された倍率で、描画命令によって規定されたサイズから縮小されたオブジェクトを初期画像内に描画する。図3のS40のラスタライズ処理では、図3のS25で決定された倍率が100%であるので、オブジェクトは、縮小されずに、描画命令によって(すなわち、対象画像データによって)規定されたサイズのままで、初期画像内に描画される。S130の処理は、S30のラスタライズ処理では、省略されるので、後述する。
S140では、CPU210は、未処理の描画命令があるか否かを判断する。未処理の描画命令がある場合には(S140:YES)、CPU210は、S110に戻って、未処理の描画命令を取得する。全ての描画命令が処理された場合には(S140:YES)、CPU210は、ラスタライズ処理を終了する。
図2のS45では、CPU210は、色変換処理、および、ハーフトーン処理を実行して、印刷データを生成する。具体的には、色変換処理によって、RGB画像データは、S20またはS25にて選択されたカラープロファイルを用いて、CMYK値で画素ごとの色を表すCMYK画像データに変換される。そして、ハーフトーン処理によって、CMYK画像データは、CMYKの各成分について、画素ごとにドットの形成状態(本実施例では、ドットの有無)を示す印刷データが生成される。ハーフトーン処理には、ディザ法や誤差拡散法などの公知の手法が用いられる。S35で生成される印刷データによって表される印刷画像は、対象画像OIをそのまま表す画像、すなわち、対象画像データによって規定されたサイズのオブジェクトOb1〜Ob4を含む画像である。
S50では、すなわち、鮮やかモードが選択され、かつ、トナーセーブモードが選択された場合には、CPU210は、トナーの消費量の抑制を行う印刷データの生成処理(トナーセーブ時の印刷データ生成処理とも呼ぶ)を実行する(詳細は後述)。S50によって、上述したトナー消費量の抑制を行わない印刷データの生成処理(S35〜S45)とは異なる印刷データが生成される。
印刷データが生成されると、S55では、CPU210は、印刷データに、各種の印刷コマンドを付加して印刷ジョブを生成する。S60では、印刷ジョブを印刷装置300に送信する。印刷装置300は、受信した印刷ジョブに従って、用紙に画像を印刷する。
A−3.トナーセーブ時の印刷データ生成処理:
図5、図6は、トナーセーブ時の印刷データ生成処理のフローチャートである。トナーセーブ時の印刷データ生成処理は、オブジェクトごとに決定される倍率で、図3の対象画像OIに含まれる各オブジェクトを、対象画像データによって規定されるサイズから縮小することによって、縮小された複数個のオブジェクトを含む処理済画像を表す印刷データを生成する処理である。
S300では、CPU210は、各オブジェクトの倍率を100%に決定する。S305では、CPU210は、上述した図4のラスタライズ処理を実行する。なお、S305のラスタライズ処理でも、図4のS130の処理は実行されない。S300、S305の処理によって、通常画質モードや通常トナーモード時に生成されるRGB画像データ、すなわち、対象画像データによって規定されたサイズのオブジェクトOb1〜Ob4を含む画像を表すRGB画像データが生成される。
S310では、CPU210は、通常画質モード用のカラープロファイルを選択する。S315では、CPU210は、色変換処理、および、ハーフトーン処理を実行して、印刷データを生成する。すなわち、S305で生成されたRGB画像データに対して、通常画質モード用のカラープロファイルを用いた色変換処理が実行されて、CMYK画像データが生成される。そして、CMYK画像データに対してハーフトーン処理が実行されて、印刷データが生成される。これによって、画質に関するモードが、通常画質モードである場合に生成される印刷データが生成される。
S320では、CPU210は、S315にて生成された印刷データを用いて、この印刷データを用いて画像を印刷した場合に、用紙上に形成されるドットの総数を示すドット数Dorgを算出する。ドット数Dorgは、CMYKの各トナーで形成されるドットの合計値である。ドット数Dorgは、対象画像データによって規定されたサイズのオブジェクトを含む画像を、通常画質モードで印刷する場合に、消費されるトナー量を示す指標値と言うことができる。
S325では、CPU210は、鮮やかモード用のカラープロファイルを選択する。S330では、CPU210は、色変換処理、および、ハーフトーン処理を実行して、印刷データを生成する。すなわち、S305で生成されたRGB画像データに対して、鮮やかモード用のカラープロファイルを用いた色変換処理が実行されて、CMYK画像データが生成される。そして、CMYK画像データに対してハーフトーン処理が実行されて、印刷データが生成される。これによって、画質に関するモードが鮮やかモードであり、かつ、トナー消費量に関するモードが、通常トナーモードである場合に生成される印刷データが生成される。
S335では、CPU210は、S330にて生成された印刷データを用いて、この印刷データを用いて画像を印刷した場合に、用紙上に形成されるドットの総数を示すドット数Dvvdを算出する。ドット数Dvvdは、CMYKの各トナーで形成されるドットの合計値である。ドット数Dvvdは、対象画像データによって規定されたサイズのオブジェクトを含む画像を、鮮やかモードで印刷する場合に、消費されるトナー量を示す指標値と言うことができる。
S340では、CPU210は、S335にて算出されたドット数Dvvdと、S320にて算出されたドット数Dorgと、の差分(Dvvd−Dorg)を算出する。ドット数Dvvdは、ドット数Dorgより大きな値となるので、差分(Dvvd−Dorg)は、正の値となる。差分(Dvvd−Dorg)は、対象画像データによって規定されたサイズからオブジェクトを縮小することなく、鮮やかモードで印刷する場合において、通常モードで印刷する場合と比較してドット数が増加する量を示す。
S345では、CPU210は、差分(Dvvd−Dorg)に基づいて、対象画像OIに含まれる各オブジェクトの倍率を決定する。具体的には、先ず、CPU210は、ドット数の増加量を示す差分(Dvvd−Dorg)を、ドット数の増加率TRに変換する(TR=((Dvvd−Dorg)/Dorg)。ドット数の増加率TRは、通常画質用のカラープロファイルと鮮やかモード用のカラープロファイルとの特性の違いや、対象画像データによって異なるが、本実施例では、数%〜10%程度の値となる。CPU210は、ドット数の増加率TRと、倍率と、の関係を規定したテーブルTBを参照して、対象画像OIに含まれる各オブジェクトの倍率を決定する。テーブルTBは、コンピュータプログラム232に予め組み込まれている。
図7は、テーブルTBに規定されたドット数の増加率TRと倍率との関係を示すグラフである。図7において、破線PCは、オブジェクトが写真である場合におけるドット削減率の目標THdと倍率との関係を示す。同様に、実線GR、一点破線TXは、オブジェクトがグラフィックである場合、および、オブジェクトが文字である場合について、ドット数の増加率TRと倍率との関係をそれぞれ示す。
図7に示すように、いずれのオブジェクトの種類についても、ドット数の増加率TRが大きいほど、倍率は小さな値に決定される。すなわち、ドット数の増加率TRが大きいほど、オブジェクトを縮小する程度は大きくされる。ドット数の増加率TRが大きいほど、オブジェクトを縮小してドット数を削減する必要性が大きいからである。ただし、倍率について下限値(本実施例では、95%)が設定されているので、倍率は、下限値より小さな値に設定されることはない。下限値は、印刷されたオブジェクトを観察者が一見した場合に、オブジェクトが縮小されていることに気づかない程度の倍率に決定されている。
図7から解るように、倍率は、本実施例では、オブジェクトの種類によって異なる値に決定される。具体的には、写真の倍率は、グラフィックの倍率と比較して、小さな値に決定される。ただし、両方の倍率が下限値に決定される場合は、両方の倍率は同じになる。同様に、写真の倍率は、文字の倍率と比較して、小さな値に決定される。グラフィックの倍率は、文字の倍率と比較して、小さな値に決定される。以上の説明から解るように、例えば、図3の対象画像OIを表す対象画像データが処理の対象である場合には、小さな順に、写真Ob2の倍率R2、グラフィックOb1の倍率R1、文字Ob3、Ob4の倍率R3に決定される(R2<R1<R3)。
このようにオブジェクトごとに倍率を決定することによって、対象画像の全体を縮小する場合、すなわち、全てのオブジェクトを同じ倍率で縮小する場合と比較して、効率的にドット数(トナー消費量)を削減することができる。より具体的に説明する。オブジェクトの全体が配置される領域(例えば、オブジェクトの外接矩形の領域)の面積S1に対するオブジェクトを構成する画素が配置される領域(換言すれば、印刷時にドットが形成されるべき領域)の面積S2の比率(S2/S1)をオブジェクト密度と呼ぶ。一般的に、オブジェクト密度は、写真、グラフィック、文字の順で高い。オブジェクトが縮小された場合に、ドット数が減少する割合DRは、縮小時の倍率によって決まる。このために、縮小前のドットの総数に割合DRを乗じた値で表されるドットの減少数は、縮小時の倍率が同じであれば、縮小前のドットの総数が多いほど、すなわち、オブジェクトを構成する画素が配置される領域の面積S2が大きいほど多くなる。したがって、単位面積辺りのドットの減少数は、縮小時の倍率が同じであれば、オブジェクト密度が高いほど多くなる。以上の説明から解るように、オブジェクト密度が高いオブジェクト(例えば、写真)の倍率をオブジェクト密度が低いオブジェクト密度が低いオブジェクト(例えば、文字)の倍率より低くする方が、効率的にドット数を削減することができる。
図5のS350では、CPU210は、図4のラスタライズ処理を実行する。S350のラスタライズ処理では、図4のS130の処理が実行される。図4のS130では、CPU210は、S120で描画されたオブジェクトの配置面積Sを算出する。配置面積Sは、例えば、オブジェクトの外接矩形の面積である。S350のラスタライズ処理によって、例えば、S345で決定されたオブジェクトの種類ごとに異なる倍率で縮小されたオブジェクトを含む画像を表すRGB画像データが生成される。
S355では、CPU210は、直前に生成されたRGB画像データを用いて、上述した色変換処理およびハーフトーン処理を実行する。色変換処理に用いられるカラープロファイルは、鮮やかモード用のカラープロファイルである。この結果、オブジェクトの種類ごとに異なる倍率で縮小されたオブジェクトを含む画像を表す印刷データが生成される。
S360では、CPU210は、S355にて生成された印刷データを用いて、この印刷データを用いて画像を印刷した場合に、用紙上に形成されるドットの総数を示すドット数Dnewを算出する。ドット数Dnewは、対象画像データによって規定されたサイズからオブジェクトの種類ごとに異なる倍率で縮小されたオブジェクトを含む画像を、鮮やかモードで印刷する場合に、消費されるトナー量を示す指標値と言うことができる。
図6のS365では、CPU210は、S360にて算出されたドット数Dnewと、S320にて算出されたドット数Dorgと、の差分(Dnew−Dorg)を算出する。差分(Dnew−Dorg)は、対象画像データによって規定されたサイズからオブジェクトを縮小して、鮮やかモードで印刷する場合において、通常モードで印刷する場合と比較してドット数が増加する量を示す。
S368では、CPU210は、ドット数の増加量の目標値THtを決定する。目標値THtは、S340で算出された差分(Dvvd−Dorg)に所定の係数Kを乗じた値に決定される(THt=K×(Dvvd−Dorg))。係数Kは、例えば、0〜0.5の範囲内の値、本実施例では、0.3に予め設定されている。換言すれば、対象画像データによって規定されたサイズからオブジェクトを縮小することによって、ドット数の増加量を、オブジェクトを縮小しない場合のドット数の増加量の30%以下に抑制するように、目標値Thtが決定される。
S370では、CPU210は、差分(Dnew−Dorg)が目標値THt以下であるか否かを判断する。換言すれば、オブジェクトを縮小することによって、ドット数の増加量が目標値THt以下に抑制されたか否かが確認される。差分(Dnew−Dorg)が目標値THt以下である場合には(S370:YES)、CPU210は、トナーセーブ時の印刷データ生成処理を終了する。
差分(Dnew−Dorg)が目標値THtより大きい場合には(S370:NO)、CPU210は、よりドット数の増加量(すなわち、消費されるトナーの増加量)を抑制すべく、オブジェクトの倍率を変更して、再度、印刷データを生成するためのリトライ処理(S375〜S425)を実行する。
S375では、CPU210は、S375〜S425のリトライ処理が実行された回数を示すリトライ回数Mが、本実施例の上限回数である3以上である否かを判断する。なお、Mの初期値は、0である。
リトライ回数Mが3以上である場合には(S370:YES)、CPU210は、トナーセーブ時の印刷データ生成処理を終了する。リトライ回数Mが3未満である場合には(S370:NO)、S380にて、CPU210は、リトライ回数Mに1を加算する。
S385では、CPU210は、対象画像データに含まれる複数個の描画命令の処理順を決定する。具体的には、直前の描画時に、描画されたオブジェクトの配置面積が大きい順に、当該オブジェクトの描画命令の処理順が決定される。直前の描画時は、1回目のリトライ処理の場合には、上述した図5のS350のラスタライズ処理において、オブジェクトが描画される時(図4のS120)であり、図4のS130で算出されたオブジェクトの配置面積に基づいて、描画命令の処理順が決定される。直前の描画時は、2回目および3回目のリトライ処理の場合には、後述する図6のS415にて、オブジェクトが描画される時であり、後述する図6のS420で算出されたオブジェクトの配置面積に基づいて、描画命令の処理順が決定される。ここで、直前の描画時とされるのは、描画命令が処理される度に、オブジェクトを縮小するための倍率が異なり得るためである。例えば、図3の対象画像OIの場合には、オブジェクトの配置面積は、大きい順に、写真Ob2、文字Ob3、文字Ob4、グラフィックOb1の順であるので、写真Ob2の描画命令、文字Ob3の描画命令、文字Ob4の描画命令、グラフィックOb1の描画命令の順に、処理順が決定される。
オブジェクトが大きいほど、該オブジェクトを縮小した場合に、ドット数を低減できる程度が大きくなる。このために、よりドット数の増加量を抑制すべく、後述するS405にて、オブジェクトの倍率をより小さな値に変更する際に、配置面積が大きなオブジェクトの倍率を優先的に変更することが好ましい。このために、S385では、オブジェクトの配置面積が大きい順に、描画命令の処理順が決定される。
S390では、CPU210は、リトライ回数Mに応じて、倍率変更数Nthを決定する。倍率変更数は、対象画像に含まれる複数個のオブジェクトのうち、リトライ処理において、倍率をより小さな値に変更するオブジェクトの個数、すなわち、縮小する程度をより大きく変更するオブジェクトの個数である。具体的には、1回目のリトライ処理では、倍率変更数Nthは、対象画像に含まれるオブジェクトの総数Nsの25%以下の最大の整数に決定される。同様に、2回目、および、3回目のリトライ処理では、倍率変更数Nthは、対象画像に含まれるオブジェクトの総数Nsの50%以下、および、75%以下の最大の整数にそれぞれ決定される。例えば、図3の対象画像OIは、4個のオブジェクトOb1〜Ob4を含んでいるので(Ns=4)、図3の対象画像OIを表す画像データが処理の対象である場合には、1回目、2回目、3回目のリトライ処理における倍率変更数Nthは、1、2、3にそれぞれ決定される。
S392〜S425では、倍率を変更しながら対象画像データをラスタライズするリトライ時のラスタライズ処理が実行される。先ず、S392では、CPU210は、図4のS100と同様に、初期画像を表す初期画像データをバッファ領域222に準備する。S395では、CPU210は、S385にて決定された処理順に、処理対象の描画命令を取得する。
S400では、CPU210は、処理対象の描画命令の処理順n(nは、1≦n≦Nsの整数)が、倍率変更数Nth以下であるか否かを判断する。処理対象の描画命令の処理順nが、倍率変更数Nth以下である場合には(S400:YES)、S405にて、CPU210は、処理対象の描画命令によって描画されるオブジェクトの現在の倍率Rから2%を減じた値(R−2)が、倍率の下限値(本実施例では95%)以上であるか否かを判断する。(R−2)が、倍率の下限値以上である場合には(S405:YES)、S410にて、CPU210は、処理対象の描画命令によって描画されるオブジェクトの倍率を2%だけ小さな値に変更する。
(R−2)が、倍率の下限値より小さい場合には(S405:NO)、倍率が下限値より小さくならないようにするため、該オブジェクトの倍率を変更することなく、S415に処理を進める。処理対象の描画命令の処理順nが、倍率変更数Nthより大きい場合には(S400:NO)、当該描画命令によって描画されるオブジェクトの倍率は、変更対象とはしないので、CPU210は、S405、S410をスキップして、S415に処理を進める。
S415では、CPU210は、直前で決定された倍率で、描画命令によって規定されたサイズから縮小されたオブジェクトを初期画像内に描画する。すなわち、直前のS405にて、倍率が変更されている場合には、変更後の倍率で縮小されたオブジェクトが初期画像内に描画される。倍率が変更されていない場合には、前回のラスタライズ処理と同じ倍率で縮小されたオブジェクトが初期画像内に描画される。
S420では、図4のS130と同様に、CPU210は、S415で描画されたオブジェクトの配置面積Sを算出する。ここで算出された配置面積Sは、次回のリトライ処理が行われる場合に、次回のリトライ処理のS385で、描画命令の処理順を決定するために用いられる。
S425では、CPU210は、未処理の描画命令があるか否かを判断する。未処理の描画命令がある場合には(S425:YES)、CPU210は、S395に戻って、未処理の描画命令を取得する。全ての描画命令が処理された場合には(S425:YES)、CPU210は、S355に戻る。この時点で、リトライ時のラスタライズ処理が完了して、一部のオブジェクトの倍率が変更された後の画像を表すRGB画像データが生成される。
S355にて、新たなRGB画像データに対して、色変換処理とハーフトーン処理が実行された新たな印刷データが生成される。そして、S360〜S370にて、新たな印刷データについて、ドット数の増加量(すなわち、差分(Dnew−Dorg))が目標値THt以下に抑制されたか否かが確認される。そして、ドット数の増加量が目標値THt以下に抑制された場合(S370:YES)、あるいは、リトライ回数Mが上限回数(例えば、3回)に達した場合に(S375:YES)、CPU210は、トナーセーブ時の印刷データ生成処理を終了する。
以上説明した本実施例によれば、CPU210は、第1のオブジェクト(例えば、図3の文字Ob3)と、第2のオブジェクト(例えば、図3の写真Ob2)と、を含む複数個のオブジェクトを含む1個の対象画像OI(図3)を表す対象画像データを取得する(図2のS10)。そして、印刷モードに応じて、カラープロファイルが選択されることによって(図3のS15〜S25)、印刷を実行する際の画質が決定される。
そして、CPU210は、第1の画質(例えば、通常画質モードでの画質)で印刷を行う場合に、対象画像データに基づいて、複数個のオブジェクトが対象画像データによって規定されるサイズにて表現される画像(すなわち、対象画像OIをそのまま表す印刷画像)を印刷装置300に印刷させる(図2のS35〜S45、S55、S60)。一方、CPU210は、第2の画質(例えば、鮮やかモードでの画質)で印刷を行う場合に、対象画像データによって規定されるサイズからオブジェクトのサイズが縮小された画像(処理済画像とも呼ぶ)を表す印刷データ(すなわち、図5、図6のトナーセーブ時の印刷データ生成処理によって生成される印刷データ)に基づいて、当該画像を印刷装置300に印刷させることができる。
図5のトナーセーブ時の印刷データ生成処理では、CPU210は、複数個のオブジェクトのそれぞれについて倍率を決定する(例えば、図5のS345)。例えば、第1のオブジェクト(例えば、図3の文字Ob3)の倍率は、第1の倍率に決定され、第2のオブジェクト(例えば、図3の写真Ob2)の倍率は、第1の倍率とは異なる第2の倍率に決定される。
そして、例えば、図5のS350のラスタライズ処理およびS355の色変換およびハーフトーン処理によって、対象画像データを用いて、印刷データを生成する。印刷データによって表される画像において、第1のオブジェクトは、対象画像データによって規定されるサイズから第1の倍率で縮小され、第2のオブジェクトは、対象画像データによって規定されるサイズから第2の倍率で縮小される。
この結果、各オブジェクトOb1〜Ob4は、オブジェクトごとに適切なサイズに縮小される。この結果、印刷される画像の画質の低下を抑制しつつ、トナーの消費量を抑制することができる。すなわち、トナーセーブ時の印刷データ生成処理では、鮮やかモード用のカラープロファイルを用いて、色変換処理(図5のS355)が行われるので、通常画質モードより鮮やかな高い画質を実現できる。一方、各オブジェクトは、対象画像データによって規定されるサイズからオブジェクトごとに適切に縮小されているので、過度に画像が縮小されることなく、効率良くトナーの消費量を抑制することができる。
例えば、鮮やかモードで印刷を行う際に、過度にトナーの消費量が多くなると、通常画質モードで印刷を行う場合と比較して、印刷可能な枚数が大幅に減ってしまう。ユーザは、鮮やかモードで印刷を行う場合であっても、トナーセーブモードを指示することによって、このような不具合を抑制できる。
また、上述した印刷する際の画質は、ユーザの指示に基づいて決定される。具体的には、印刷する際の画質は、上述したように、ユーザによって指定された印刷モードに基づいて決定される(図2のS15〜S25)。この結果、ユーザの指示に基づいて決定される画質に応じて、印刷される画像の画質の低下を抑制しつつ、トナーの消費量を抑制することができる。
さらに、上記実施例では、印刷モードが鮮やかモードである場合には、ユーザの指示に基づいてトナーの消費量を低減するか否かが選択される。具体的には、上述したように、ユーザによってトナーセーブモードに設定されている場合には(図2のS30:YES)、トナーの消費量を低減することが選択されて、トナーセーブ時の印刷データ生成処理が実行される(S50)。換言すれば、CPU210は、鮮やかモードで印刷を行う場合であって、かつ、ユーザの指示に基づいてトナーの消費量を低減することが選択された場合に、オブジェクトごとに決定される倍率でオブジェクトが縮小された画像を印刷装置300に印刷させる。したがって、ユーザがトナーの消費量の低減を指示した場合に、印刷される画像の画質の低下を抑制しつつ、トナーの消費量を抑制することができる。
さらに、上記実施例では、CPU210は、対象画像データによって規定されるサイズのオブジェクトを含む画像(すなわち、対象画像をそのまま表す印刷画像)を通常画質モードで印刷する場合に消費される第1の色材量を示すドット数Dorgを算出する(図5のS320)。さらに、CPU210は、対象画像データによって規定されるサイズのオブジェクトを含む印刷画像を鮮やかモードで印刷する場合に消費される第2の色材量を示すドット数Dvvdを算出する(図5のS335)。そして、CPU210は、差分(Dvvd−Dorg)に基づいて、各オブジェクトの倍率を決定する(図5のS340、S345)。この結果、オブジェクトごとに適切な倍率を決定することができる。例えば、差分(Dvvd−Dorg)が大きいほど、オブジェクトの倍率を小さくして、オブジェクトを縮小する程度が大きくされる(図7)。この結果、鮮やかモードで印刷する場合のトナー消費量が、通常画質モードで印刷する場合と比較して、過度に大きくならないように、適切な倍率を決定することができる。
さらに、CPU210は、S350、S355にて生成された印刷データによって表される画像、すなわち、オブジェクトごとに決定される倍率でオブジェクトが縮小された画像を印刷する場合に消費される第3の色材量を示すドット数Dnewを算出する(図5のS360)。そして、差分(Dnew−Dorg)と目標値THtとを比較する(図6のS370)。そして、差分(Dnew−Dorg)がTHtより大きい場合に(S370:YES)、CPU210は、リトライ処理を実行する(図6のS375〜S425)。このように、トナー消費量の増加量を十分に抑制できたか否かを確認する処理を行って、十分に抑制できていな場合には、リトライ処理を行うので、トナーの消費量を十分に抑制できない可能性を低減することができる。なお、差分(Dnew−Dorg)と目標値THtとを比較することは、Dnewと、特定の閾値(目標値Tht+Dorg)と、を比較することと等しい。
さらに、本実施例のリトライ処理では、CPU210は、Ns個のオブジェクトのうち、配置面積が大きい順にNth番目までのオブジェクトの倍率を変更し、Nth以降のオブジェクトの倍率を変更しない(図6のS390、S400〜S410)。換言すれば、CPU210は、複数個のオブジェクトのうち、第1の面積を有するオブジェクトの倍率を変更し、第1の面積より小さな第2の面積を有するオブジェクトの倍率を変更しない。これによって、印刷時におけるトナーの消費量が比較的大きなオブジェクトの倍率を、トナーの消費量が比較的小さなオブジェクトの倍率より優先的に変更する。この結果、リトライ処理後の印刷データによって表される画像を印刷する際のトナーの消費量を効率的に低減することができる。したがって、トナーの消費量を低減するために、オブジェクトが過度に小さくなることを抑制することができる。
さらに、リトライ処理は、差分(Dnew−Dorg)がTHt以下になるまで、複数回実行される(図6のS370)。したがって、トナーの消費量が十分に低減することができる。また、リトライ処理において、CPU210は、複数個のオブジェクトのうち、倍率が特定の下限値(例えば、95%)に達したオブジェクトの倍率は変更しない(図6のS405)。この結果、印刷される画像が過度に小さくならない範囲で、トナーの消費量を低減することができる。
図7に示すように、図5のS345では、CPU210は、文字とは異なるオブジェクト(例えば、グラフィックや写真)の倍率を、文字の倍率より小さな値に決定する。換言すれば、文字とは異なるオブジェクトを縮小する程度を、文字を縮小する程度より大きく決定する。上述したように、一般的に、文字領域のオブジェクト密度は、文字とは異なるオブジェクトのオブジェクト密度より小さい。このために、文字とは異なるオブジェクトの倍率を、文字の倍率より小さくすることによって、効率的にトナーの消費量を低減することができる。
B.変形例:
(1)上記実施例のリトライ処理では、CPU210は、複数個のオブジェクトのうち、配置面積Sが比較的大きなオブジェクトの倍率を変更し、配置面積Sが比較的小さなオブジェクトの倍率を変更しないことによって、印刷時におけるトナーの消費量が比較的大きなオブジェクトの倍率を、トナーの消費量が比較的小さなオブジェクトの倍率より優先的に変更している(図6のS390、S400〜S410)。これに限らず、例えば、CPU210は、複数個のオブジェクトのうち、オブジェクト密度が比較的大きなオブジェクトの倍率を変更し、オブジェクト密度が比較的小さなオブジェクトの倍率を変更しないことによって、印刷時におけるトナーの消費量が比較的大きなオブジェクトの倍率を、トナーの消費量が比較的小さなオブジェクトの倍率より優先的に変更しても良い。また、色が濃いほどトナーの消費量が大きくなる傾向があるので、CPU210は、複数個のオブジェクトのうち、比較的濃度が高い色を有するオブジェクトの倍率を変更し、比較的濃度が低い色を有するオブジェクトの倍率を変更しないことによって、印刷時におけるトナーの消費量が比較的大きなオブジェクトの倍率を、トナーの消費量が比較的小さなオブジェクトの倍率より優先的に変更しても良い。具体的には、CPU210は、オブジェクトの代表色(例えば、平均色)をCMYK値で表した場合に、該CMYK値の各成分値が大きいほど濃度が高い色であると判断しても良い。あるいは、CPU210は、オブジェクトのヒストグラムを生成し、オブジェクトを構成する画素のうち、濃度が閾値以上の画素の個数を算出しても良い。そして、濃度が閾値以上の画素の個数が多いほど、濃度が高い色を有するオブジェクトであると判断しても良い。
(2)上記実施例では、印刷装置300は色材としてトナーを用いるレーザープリンタであるが、印刷装置300は、色材としてのインクを吐出してドットを形成することによって印刷を行うインクジェットプリンタであっても良い。この場合には、図5、図6の処理によって、印刷される画像の画質の低下を抑制しつつ、インクの消費量を抑制することができる。
(3)上記実施例では、鮮やかモードに設定され、かつ、トナーセーブモードに設定された場合に、図5、図6の処理が実行され、鮮やかモードに設定された場合であっても、トナーセーブモードに設定されていない場合には、図5、図6の処理が実行されない。これに代えて、鮮やかモードに設定された場合には、常に、図5、図6の処理が実行されても良い。
(4)上記実施例では、オブジェクトの種類によってオブジェクト密度が異なることに着目して、オブジェクトの種類に応じてオブジェクトの倍率が決定されている。これに限らず、様々な手法でオブジェクトごとに異なる倍率が決定され得る。具体的には、実施例のように、複数個のオブジェクトのうち、印刷時におけるトナーの消費量が比較的大きなオブジェクトの倍率を、トナーの消費量が比較的小さなオブジェクトの倍率より小さく決定される手法が採用されることが好ましい。こうすれば、例えば、画像全体を特定の倍率で縮小する場合と比較して、効率的に、トナーの消費量を低減することができる。例えば、配置面積Sが比較的大きなオブジェクトの倍率を、配置面積Sが比較的小さなオブジェクトの倍率より小さな値としても良い。あるいは、比較的濃度が高い色を有するオブジェクトの倍率を、比較的濃度が低い色を有するオブジェクトの倍率より小さな値としても良い。
(5)上記実施例において、図6のS368にて、ドット数の増加量の目標値THtは、差分(Dvvd−Dorg)に所定の係数Kを乗じて決定されている。この係数Kは、上記実施例では、固定値であるが、動的に決定されても良い。例えば、係数Kは、対象画像に含まれるオブジェクトの種類に応じて、決定されても良い。具体的には、対象画像に含まれる複数個のオブジェクトに占める写真の割合が高くなるほど、係数Kの値を小さくすることによって、より厳しい目標値THtを設定しても良い。写真の割合が高い画像は、トナーの消費量が多くなりがちであるので、トナーの消費量を削減する意義が大きいからである。そして、係数Kの値が小さく設定されるほど、換言すれば、厳しい目標値THtが設定されるほど、写真の倍率の下限値を小さくしても良い。この場合に、写真の倍率の下限値は、他のオブジェクト(例えば、文字)の倍率の下限値より小さくされても良い。写真の倍率の下限値を小さくすることは、トナーの消費量を削減する効果が高いからである。また、写真は、縮小によって読みづらくなる不都合を生じ得る文字と比較して、縮小目立ち難いため、写真の倍率を小さくすることは、許容されやすいからである。
(6)上記実施例において、リトライ処理は省略されても良い。具体的には、図5のS355の後に、トナーセーブ時の印刷データ生成処理は終了され、S360〜S425の処理は省略されても良い。
(7)図2の印刷処理を実現する画像処理装置は、計算機200に限らず、種々の装置であってよい。例えば、プリンタ内においてプリンタを制御する制御装置が、プリンタ内のプリントエンジンに印刷を実行させるために、図2の印刷処理を実行しても良い。あるいは、プリンタに、インターネットを介して接続されたサーバや、プリンタに無線ネットワークを介して接続されたスマートフォンなどの携帯端末等が、図2の印刷処理を実行しても良い。また、ネットワークを介して互いに通信可能な複数個のコンピュータが、図2の印刷処理の機能を一部ずつ分担して、全体として、図2の印刷処理を実行してもよい。この場合、複数個のコンピュータの全体が、画像処理装置の例である。
(8)上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部あるいは全部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、実施例の印刷処理の一部または全部の処理は、ASICなどのハードウェアによって実行されても良い。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
200...計算機、210...CPU、220...揮発性記憶装置、222...バッファ領域、230...不揮発性記憶装置、232...コンピュータプログラム、260...操作部、270...表示部、280...通信部、300...印刷装置

Claims (11)

  1. 第1のオブジェクトと、第2のオブジェクトと、を含む複数個のオブジェクトを含む1個の対象画像を表す対象画像データを取得する取得部と、
    印刷を実行する際の画質を決定する画質決定部と、
    前記複数個のオブジェクトのそれぞれについて、オブジェクトを縮小するための倍率であって、縮小前のオブジェクトのサイズに対する縮小後のオブジェクトのサイズの比率である前記倍率を決定する決定部であって、前記第1のオブジェクトの前記倍率を第1の倍率に決定し、前記第2のオブジェクトの倍率を第2の倍率に決定する、前記決定部と、
    前記対象画像データを用いて、前記第1のオブジェクトを、前記対象画像データによって規定されるサイズから前記第1の倍率で縮小し、前記第2のオブジェクトを、前記対象画像データによって規定されるサイズから前記第2の倍率で縮小することによって、縮小された前記第1のオブジェクトと縮小された前記第2のオブジェクトと、を含む1個の処理済画像を表す処理済画像データを生成する生成部と、
    第1の画質で印刷を行う場合に、前記対象画像データに基づいて、前記複数個のオブジェクトが前記対象画像データによって規定されるサイズにて表現される印刷画像を印刷実行部に印刷させ、前記第1の画質で印刷を実行する場合に比べて色材の消費量が多い第2の画質で印刷を行う場合に、前記処理済画像データに基づいて、前記処理済画像を前記印刷実行部に印刷させる印刷制御部と、
    を備える、画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、さらに、
    前記画質決定部は、ユーザの指示に基づいて、前記第1の画質と前記第2の画質とを含む複数個の画質から、印刷を実行する際の画質を決定する、画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、さらに、
    ユーザの指示に基づいて、色材の消費量を低減するか否かを選択する選択部を備え、
    前記印刷制御部は、前記第2の画質で印刷を行う場合であって、かつ、前記色材の消費量を低減することが選択された場合に、前記処理済画像データに基づいて、前記処理済画像を前記印刷実行部に印刷させる、画像処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置であって、さらに、
    前記対象画像データによって規定されるサイズのオブジェクトを含む印刷画像を前記第1の画質で印刷する場合に消費される第1の色材量と、前記対象画像データによって規定されるサイズのオブジェクトを含む印刷画像を前記第2の画質で印刷する場合に消費される第2の色材量と、を算出する算出部を備え、
    前記決定部は、前記第1の色材量と前記第2の色材量との差分に基づいて、前記対象画像内の各オブジェクトの前記倍率を決定する、画像処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置であって、さらに、
    縮小された前記第1のオブジェクトと、縮小された前記第2のオブジェクトと、を含む前記処理済画像を印刷する場合に消費される第3の色材量と特定の閾値とを比較する比較部を備え、
    前記第3の色材量が前記特定の閾値より大きい場合に、
    前記決定部は、前記処理済画像内の前記複数個のオブジェクトのうちの少なくとも1個のオブジェクトの前記倍率を前記決定部によって決定された値より小さな値に変更し、
    前記生成部は、変更後の前記倍率を用いて、前記処理済画像データを再度生成する、画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置であって、
    前記第3の色材量が前記特定の閾値より大きい場合に、前記決定部は、前記複数個のオブジェクトのうち、印刷時の色材の消費量が比較的大きなオブジェクトの前記倍率を、印刷時の色材の消費量が比較的小さなオブジェクトの前記倍率より優先的に変更する、画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置であって、
    前記決定部は、前記複数個のオブジェクトのうち、第1の面積を有するオブジェクトの前記倍率を変更し、前記第1の面積より小さな第2の面積を有するオブジェクトの前記倍率を変更しないことによって、色材の消費量が比較的大きなオブジェクトの前記倍率を、色材の消費量が比較的小さなオブジェクトの前記倍率より優先的に変更する、画像処理装置。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記第3の色材量と前記特定の閾値との比較と、前記少なくとも1個のオブジェクトの前記倍率の変更と、変更後の前記倍率を用いた前記処理済画像データの生成と、を前記第3の色材量が前記特定の閾値以下になるまで複数回実行する、画像処理装置。
  9. 請求項5〜8のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記第3の色材量と前記特定の閾値との比較と、前記少なくとも1個のオブジェクトの前記倍率の変更と、変更後の前記倍率を用いた前記処理済画像データの生成と、を複数回実行し、
    前記複数回の実行において、前記複数個のオブジェクトのうち、前記倍率が特定の下限値に達したオブジェクトの倍率は変更しない、画像処理装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記決定部は、文字とは異なるオブジェクトの前記倍率を、文字の前記倍率より小さな値に決定する、画像処理装置。
  11. 第1のオブジェクトと、第2のオブジェクトと、を含む複数個のオブジェクトを含む1個の対象画像を表す対象画像データを取得する取得機能と、
    印刷を実行する際の画質を決定する画質決定機能と、
    前記複数個のオブジェクトのそれぞれについて、オブジェクトを縮小するための倍率であって、縮小前のオブジェクトのサイズに対する縮小後のオブジェクトのサイズの比率である前記倍率を決定する決定機能であって、前記第1のオブジェクトの前記倍率を第1の倍率に決定し、前記第2のオブジェクトの倍率を第2の倍率に決定する、前記決定機能と、
    前記対象画像データを用いて、前記第1のオブジェクトを、前記対象画像データによって規定されるサイズから前記第1の倍率で縮小し、前記第2のオブジェクトを、前記対象画像データによって規定されるサイズから前記第2の倍率で縮小することによって、縮小された前記第1のオブジェクトと縮小された前記第2のオブジェクトと、を含む1個の処理済画像を表す処理済画像データを生成する生成機能と、
    第1の画質で印刷を行う場合に、前記対象画像データに基づいて、前記複数個のオブジェクトが前記対象画像データによって規定されるサイズにて表現される印刷画像を印刷実行部に印刷させ、前記第1の画質で印刷を実行する場合に比べて色材の消費量が多い第2の画質で印刷を行う場合に、前記処理済画像データに基づいて、前記処理済画像を前記印刷実行部に印刷させる印刷制御機能と、
    をコンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。
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