JP2016100768A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着時における観察者への負荷を軽減し、使用感を向上させることができる画像表示装置を提供する。【解決手段】虚像表示装置1は、観察者の頭部に沿うヘッドバンド部2と、観察者によって視認可能に画像を表示する表示部3と、ヘッドバンド部2と表示部3とを接続するアーム部4と、を備え、ヘッドバンド部2は、アーム部4を介してヘッドバンド部2に接続された表示部3によって表示された画像が観察者によって視認される位置にヘッドバンド部2を固定するバンド22を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示装置に関する。
従来、観察者の頭部に装着されるHMD(Head Mounted Display)等の虚像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の虚像表示装置は、観察者の左右にそれぞれ設けられる第1像形成本体部及び第2像形成本体部と、これら像形成本体部により形成される画像光を観察者の右眼及び左眼にそれぞれ導く導光部材とを備えるシースルー型のHMDとして構成されている。更に、当該虚像表示装置は、観察者の鼻に当接される鼻当て部材を備える枠部と、枠部に設けられ、観察者のこめかみ付近に当接されるつる部分とを備える。そして、当該虚像表示装置は、それぞれのつる部分を左右のこめかみに応じた位置に配置させるとともに、鼻当て部材を鼻に当てることにより、各導光部材が観察者の眼前に配置されるように装着される。
特開2014−186201号公報
ここで、上記特許文献1に記載の虚像表示装置では、観察者の鼻に鼻当て部材が当接された状態で、観察者の頭部に装着されるため、当該虚像表示装置の荷重が鼻に加わる。このため、当該虚像表示装置を長時間に亘って装着すると、鼻への負荷が大きくなり、使用感が悪化するという問題がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決することを目的としたものであり、装着時における観察者への負荷を軽減し、使用感を向上させることができる画像表示装置を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様に係る画像表示装置は、観察者の頭部に沿う本体部と、前記観察者によって視認可能に画像を表示する表示部と、前記本体部と前記表示部とを接続するアーム部と、を備え、前記本体部は、前記アーム部を介して前記本体部に接続された前記表示部によって表示された前記画像が前記観察者によって視認される位置に前記本体部を固定する固定部を備えることを特徴とする。
なお、本体部の固定部位としては、使用者の頭部における前額部、側頭部、後頭部、及び頭頂部を例示できる他、使用者がヘルメットや帽子等を装着している場合には、当該ヘルメットや帽子等において上記前額部、側頭部、後頭部、及び頭頂部に応じた位置を例示できる。すなわち、観察者の頭部(詳しくは、眉及び耳を通る頭部の外周線より上側の部位)に応じた位置に本体部が固定されればよく、頭部と本体部との間にヘルメットや帽子等の構成が介在していてもよい。このように、本体部は、観察者の額部から上側の部位に固定される。この場合、画像表示装置は、頭部装着型表示装置ということができる。
上記一態様によれば、使用者の頭部に沿う円弧状の本体部は、当該本体部とアーム部を介して接続される表示部により表示される画像が観察者によって視認可能な位置に固定される。これによれば、本体部は、本体部が額に沿って配置された状態で、上記固定部位に固定されるので、画像表示装置の荷重が観察者の鼻に加わることを抑制できる。従って、画像表示装置の使用時における観察者の負荷を軽減でき、使用感を向上させることができる。
上記一態様では、前記アーム部は、前記本体部との接続部位を中心として回動可能に構成されていることが好ましい。
上記一態様によれば、アーム部を回動させることにより、本体部に対する表示部の位置や角度を調整できる。これによれば、装着時の観察者の視線方向に応じた位置に表示部を位置させて、当該表示部によって表示される画像の視認性を向上させることができる。また、上記画像を視認しない場合には、観察者の眼前から表示部を退避させることができる。従って、画像表示装置の利便性を向上させることができる。
上記一態様では、前記アーム部は、前記画像を前記観察者が視認する際の視方向と略直交する回動軸を中心として回動可能に前記本体部に接続されていることが好ましい。
上記一態様によれば、アーム部は、上記回動軸を中心として回動可能に本体部に接続されている。これによれば、アーム部に対する回動操作によって、表示部の位置を簡易に調整できる他、上記画像を視認しない場合に、観察者の眼前から表示部を確実に退避させることができる。従って、画像表示装置の利便性を確実に向上させることができる。
上記一態様では、前記表示部を前記本体部に対して接離する方向に移動可能とする移動機構を備えることが好ましい。
上記一態様によれば、移動機構は、本体部に対して接離する方向に表示部を移動させる。これによれば、観察者の眼の位置に応じて、視方向に重なるように表示部の位置を調整しやすくすることができる。従って、観察者に応じて表示部の位置を調整でき、画像表示装置の利便性及び汎用性を向上させることができる。
上記一態様では、前記本体部は、前記観察者の視野における少なくとも一部の領域を撮像する撮像部を有することが好ましい。
上記一態様によれば、本体部が有する撮像部により、観察者の視野における一部の領域を撮像できるので、例えば、撮像部による撮像画像を表示部に表示したり、或いは、当該撮像画像を外部に出力することにより、観察者の周囲の状況を、当該観察者又は他者が把握できる。
ここで、表示部に撮像部が位置する場合には、撮像部の荷重によって画像表示装置の重量バランスがずれることが考えられる。これに対し、撮像部は、上記固定部位に固定される本体部に位置することにより、表示部の重量を低減できるだけでなく、画像表示装置の重量バランスを適正化しやすくすることができる。従って、観察者への負荷を一層軽減できる。
上記一態様では、前記本体部は、前記撮像部の撮像方向を調整する調整機構を有することが好ましい。
上記一態様によれば、観察者の視線方向に応じた位置に、撮像部の撮像方向を調整できる。従って、撮像部によって、観察者の視野における少なくとも一部の領域を確実に撮像できる。
上記一態様では、前記本体部内に配置され、当該画像表示装置の少なくとも一部の機能を制御する制御部を備えることが好ましい。
上記一態様によれば、制御部が、上記固定部位に固定される本体部内に配置されていることにより、上記撮像部と同様に、表示部に制御部が設けられる場合と比べて、表示部の重量を低減できるだけでなく、画像表示装置の重量バランスを適正化しやすくすることができる。従って、観察者への負荷を一層軽減できる。
上記一態様では、前記表示部から延出し、前記アーム部内及び前記本体部内を通って外部に延出するケーブルを備えることが好ましい。
なお、ケーブルとしては、表示される画像の画像情報や表示部の動作を制御する制御情報を表示部に伝送するためのケーブルを例示できる。
ここで、表示部からケーブルを直接外部に延出させる場合には、ケーブルが動くことを考慮して、表示部の外形を構成する筐体の強度を高める必要がある。また、表示部からケーブルが外部に延出していると見た目がよくないという問題がある。
これに対し、上記一態様によれば、表示部から延出するケーブルは、アーム部及び本体部を通って外部に延出するので、当該表示部の筐体の強度を高める必要がない他、画像表示装置の外観を良好なものにすることができる。
上記一態様では、前記本体部は、前記観察者の頭部に沿う円弧状の外形を有することが好ましい。
上記一態様によれば、本体部を頭部に沿う円弧状とすることにより、装着感を向上させることができる他、画像表示装置の装着時の外観を良好なものとすることができる。
上記一態様では、前記表示部は、前記画像を前記観察者の左眼及び右眼のそれぞれにて視認させる左眼用表示部及び右眼用表示部を有することが好ましい。
上記一態様では、左眼用表示部及び右眼用表示部により、観察者の左目及び右目にて、それぞれ同じ画像を視認させることができるだけでなく、それぞれ異なる画像を視認させることができる。従って、画像表示装置の利便性及び汎用性を向上させることができる。
上記一態様では、前記表示部は、前記画像を形成する光を前記観察者の眼に導光するとともに、外光を透過する導光部材を有することが好ましい。
上記一態様では、導光部材を介して、上記画像と観察者の周囲とを観察できる。このため、画像を視認中の観察者に安心感を付与できる他、周囲の風景に重ね合わせた画像を視認させることにより、拡張現実を実現できる。従って、画像表示装置の利便性及び汎用性を一層向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る虚像表示装置を示す斜視図。 上記実施形態における虚像表示装置を示す斜視図。 上記実施形態における虚像表示装置を示す斜視図。 上記実施形態における虚像表示装置を示す上面図。 上記実施形態における虚像表示装置を示す側面図。 上記実施形態におけるアーム部及び表示部を示す斜視図。 上記実施形態における虚像表示装置を示す側面図。 上記実施形態における虚像表示装置を示す側面図。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
[虚像表示装置の概略構成]
図1は、本実施形態に係る虚像表示装置1が観察者に装着された状態を示す斜視図である。また、図2及び図3は、虚像表示装置1を正面側及び背面側から見た斜視図である。換言すると、図2は、虚像表示装置1を観察者側とは反対側から見た斜視図であり、図3は、観察者側から見た斜視図である。
本実施形態に係る虚像表示装置1は、本発明の画像表示装置に相当する。この虚像表示装置1は、図1に示すように、観察者USの頭部やヘルメット等に装着されて使用されるヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mounted Display)であり、詳しくは、観察者によって視認可能に虚像を表示するとともに、外光を透過させて外界を観察可能とするシースルー型のHMDである。この虚像表示装置1は、図1〜図3に示すように、観察者の頭部又は頭部に装着されたヘルメット等に装着される本体部としてのヘッドバンド部2と、虚像を表示する表示部3と、ヘッドバンド部2に対して回動可能に取り付けられ、これらヘッドバンド部2及び表示部3を接続する一対のアーム部4と、表示部3をアーム部4に対して移動させる移動機構5(図6参照)とを備える。
なお、以下の説明において、Z方向は、虚像表示装置1を装着した観察者が正面を向いた場合の視方向であり、X方向及びY方向は、当該Z方向に直交し、かつ、互いに直交する方向である。これらのうち、X方向は、虚像表示装置1を装着した観察者から見て左から右に向かう方向であり、Y方向は、当該観察者から見て下から上に向う方向である。更に、Z方向側とは、Z方向における下流側(Z方向先端側)を指し、Z方向とは反対側とは、Z方向における上流側(Z方向基端側)を指す。他の方向も同様である。
[ヘッドバンド部の構成]
ヘッドバンド部2は、後述するアーム部4の一端が取り付けられるとともに、虚像表示装置1における機能の一部を制御するものである。
このヘッドバンド部2は、観察者USの頭部に沿う円弧状の外形を有し、図2に示すように、観察者USの頭部に沿って配置される本体ケース21と、当該ヘッドバンド部2を観察者USの頭部やヘルメット等の固定部位に固定する固定部としてのバンド22と、撮像部23と、制御部24とを有する。なお、固定部位は、観察者USの頭部(詳しくは、眉及び耳を通る頭部の外周線より上側の部位)に応じた位置であり、頭部とヘッドバンド部2との間にヘルメット等が介在していてもよい。
これらのうち、制御部24は、撮像部23を制御するとともに、当該撮像部23による撮像画像を、ケーブルCB(図5参照)を介して外部に出力する。
また、ヘッドバンド部2は、図示を省略するが、虚像表示装置1に対する観察者による各種入力操作を受け付けるコントローラーが接続されている。
図4は、虚像表示装置1をY方向とは反対方向から見た平面図である。また、図5は、虚像表示装置1をX方向から見た側面図である。
本体ケース21は、図4に示すように、観察者US(図4における点線で輪郭を示す観察者US)の前額部に沿って配置され、頭部にバンド22によって固定される。この本体ケース21は、上記制御部24(図2参照)やケーブルCB(図5参照)等を内部に収納し、かつ、撮像部23やアーム部4を支持する筐体である。
この本体ケース21は、観察者USの前額部及び側頭部の形状に沿う略半円形状(略U字状)の外形を有する。すなわち、本体ケース21において、観察者USの前額部から側頭部に対向する内面211は、Y方向側から見て、観察者USの頭部に沿って湾曲している。
また、図5に示すように、本体ケース21の円弧状の両端近傍には、それぞれのアーム部4の一端を回動可能に軸支する回動軸部25が設けられている。なお、後に詳述するが、各アーム部4における当該一端は、本体ケース21の内部に配置されている。
バンド22は、当該本体ケース21を観察者USの頭部に固定する。このバンド22は、図4に示すように、本体ケース21の内面211に取り付けられるバンド本体221と、バンド本体221に取り付けられる帯部222とを有する。
バンド本体221は、図3及び図4に示すように、両端に帯部222を取り付ける環状部221Aを有する。
帯部222は、図4に示すように、バンド本体221の両端の環状部221Aに取り付けられ、バンド本体221とともに環状のバンド22を構成する。帯部222は、例えば、伸縮性を有する帯状の部材で形成される。この帯部222が、バンド本体221側に向かって観察者USの頭部やヘルメット等の装着対象を押圧することにより、バンド22ひいてはヘッドバンド部2が、観察者USの頭部に固定される。
撮像部23は、図2及び図4に示すように、本体ケース21において上記内面211とは反対側に位置する外面212における略中央に配置されており、観察者USの前方、すなわち、当該観察者USの視野における一部の領域を撮像する。この撮像部23は、図2に示すように、ステレオカメラ231と、外光の照度を検出する照度センサー232と、LED233と、これらを内部に収納するモジュール筐体234とを備える。なお、LED233は、例えば、虚像表示装置1の駆動時に点灯され、非駆動時に消灯されるパワーインジケーターとして機能する。
モジュール筐体234は、図2に示すように、Z方向側の面に、透光性部材によって覆われた窓部235を有し、上記ステレオカメラ231は、当該窓部235を介して外部を撮像する他、上記照度センサー232は、窓部235を介して入射される外光の照度を検出する。
また、モジュール筐体234のX方向に交差する側面234Aには、当該側面234AからX方向に沿って突出する回動軸部236が設けられている。詳述すると、回動軸部236は、側面234AにおけるY方向とは反対側の位置に突設されている。この回動軸部236は、モジュール筐体234が配置される本体ケース21の凹部213に設けられた軸受け部(図示省略)によって支持されている。これら回動軸部236及び軸受け部等により、本発明の調整機構が構成される。なお、図2では、2つの側面234AのX方向の基端側における回動軸部236のみを図示しているが、X方向の先端側の側面の対応する位置にも回動軸部が設けられている。
このようなモジュール筐体234は、回動軸部236によって規定されるX方向に平行な回動軸R1を中心として所定範囲内にて回動可能である。このため、本体ケース21に対するモジュール筐体234の姿勢を調整することにより、ステレオカメラ231の撮像方向(すなわち、撮像部23による撮像方向)を調整できる。
[表示部の構成]
表示部3は、入力される画像情報に応じた画像を形成して、当該画像を虚像として観察者に視認させる。この表示部3は、観察者の右眼と左眼のそれぞれに対して配置される一対の光学装置31(左眼用及び右眼用光学装置を、それぞれ31L,31Rとする)と、一対の光学装置31を保持する略U字状のフレーム部32とを備える。一対の光学装置31のうちの左眼用光学装置31Lは、本発明の左眼用表示部に相当し、右眼用光学装置31Rは、本発明の右眼用表示部に相当する。なお、左眼用光学装置31Lと、右眼用光学装置31Rとは、互いに鏡面対称の関係を有する。
図6は、カバー部材311の一部を除き、光学装置31の内部を示す図である。
一対の光学装置31のそれぞれは、カバー部材311と、光学ユニット312(図6参照)と、導光部材313(図3参照)とを有する。
カバー部材311は、光学ユニット312を内部に収納する筐体である。
光学ユニット312は、カバー部材311の内部に配置されており、光源装置から入射された光を、光変調装置によって、入力される画像情報に応じた画像光に変調し、対応する導光部材313に当該画像光を出射する。なお、光変調装置としては、例えば、液晶パネルやMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラー等のマイクロミラーを用いたデバイスを採用できる。
導光部材313(右眼用及び左眼用の導光部材を、それぞれ313R,313Lとする)は、観察者USの眼に応じた位置に配置される。この導光部材313は、内部に半透過層(半反射層)が形成されており、当該半透過層を介して外界を観察可能に構成されている他、上記光学ユニット312から出射されて当該半透過層にて反射された画像光が眼に入射されることにより虚像が視認される。このような導光部材313は、可視光領域で高い光透過性を示す樹脂(例えばシクロオレフィンポリマー)により主に形成される。
なお、光学装置31R,31Lは、当該光学ユニット312に画像情報(画像信号)を出力するケーブルCRが接続されており、当該ケーブルCRは、図3及び図6に示すように、カバー部材311外に延出した後、図5に示すように、アーム部4内に挿入される。
フレーム部32は、Y方向の先端側において、一対の光学装置31を保持する。このフレーム部32のX方向の基端側には、左眼用光学装置31Lが固定され、X方向の先端側には、右眼用光学装置31Rが固定される。
[アーム部の構成]
一対のアーム部4は、図2及び図3に示したように、ヘッドバンド部2の本体ケース21と、表示部3の各カバー部材311とを接続するとともに、当該本体ケース21に対して回動可能に構成されている。これらアーム部4における本体ケース21側の端部は、図5に示すように、当該本体ケース21の下面214(Y方向とは反対側の面214)に形成された開口部214Aを介して、本体ケース21の内に回動自在に支持されている。これらアーム部4は、それぞれ、第1端部41及び第2端部42を有する。
第1端部41は、アーム部4においてZ方向とは反対側の端部であり、X方向側から見た場合に、略円形状に形成されている。この第1端部41は、上記開口部214Aを挿通して、本体ケース21内にて回動軸部25によって軸支されている。このため、アーム部4は、当該第1端部41の軸支位置を通り、かつ、X方向に平行な回動軸R2を中心とする所定範囲で回動可能である。
第2端部42は、アーム部4においてZ方向側の端部であり、当該第2端部42には、後述する移動機構5を構成するスライド部材52が設けられている。このスライド部材52は、当該移動機構5を構成し、表示部3のカバー部材311内に配置されたガイドレール51と係合しており、これにより、第2端部42と表示部3とが接続される。
図7は、表示部3及びアーム部4が回動する様子を示す図である。図7では、図5に示す状態から、X軸に平行、すなわち視方向に略直交する回動軸R2を中心に時計回りにアーム部4が回転された場合を示す。
本実施形態では、図7に示すように、アーム部4は、表示部3及びアーム部4のいずれかがヘッドバンド部2と接触するまで、当該ヘッドバンド部2側に上記回動軸R2を中心として回動可能である。一方、アーム部4は、開口部214AのZ方向とは反対側の端部と、アーム部4とが接触するまで、上記とは逆方向に回動可能である。
このようにアーム部4を回動させることにより、表示部3の位置や角度を調整でき、図7に示すように、虚像を視認しづらくなる位置、すなわち、外界(観察者USの周囲)を観察しやすい位置に当該表示部3を移動させることができる。
なお、上記表示部3からアーム部4内に挿入されたケーブルCR(図6参照)は、図5に示すように当該アーム部4内を通って、第1端部41から上記本体ケース21内に侵入する。そして、このケーブルCRは、上記本体ケース21内にて制御部24から延出するケーブルCBとともに、図1〜図7に示すように、本体ケース21の一端(X方向とは反対側の端部)から、外部に延出する。
[移動機構の構成]
移動機構5は、表示部3とアーム部4とを接続するとともに、アーム部4に対して表示部3を、ヘッドバンド部2に接離する方向(すなわちY方向及びY方向とは反対方向)に移動可能に構成されている。この移動機構5は、図6に示すように、ガイドレール51及びスライド部材52を2組備える。
ガイドレール51は、上記第2端部42に設けられたスライド部材52のY方向及びY方向とは反対方向への移動を案内するものであり、それぞれのカバー部材311の内部に固定されている。このガイドレール51は、円柱状の部材であり、導光部材313から観察者の眼に向かう画像光の進行方向がZ方向に平行となる場合に、軸方向がY方向に沿うように配置されている。このようなガイドレール51の外周面には、スライド部材52の停止位置を決めるための周方向に沿う溝511が、軸方向に沿った複数位置に形成され、スライド部材52をガイドレール51に沿って段階的に移動させることができるように構成されている他、スライド部材52のスライド時にクリック感を生じさせている。
図8は、移動機構5によって表示部3が移動される様子を示す図である。なお、図8では、移動機構5による移動方向が、Y方向に沿うようにアーム部4が位置決めされている状態を図示している。
スライド部材52は、上記のように、各アーム部4の第2端部42におけるZ方向側の面から突設されている。このスライド部材52は、ガイドレール51の軸方向に沿って摺動可能に係合されている。これにより、図8に示すように、表示部3がY方向に移動され、ヘッドバンド部2と表示部3との距離を調整することができる。
なお、スライド部材52は、図7に示すように、上記ガイドレール51が挿通する孔部521と、Y方向における中間位置に孔部521を横切るように形成されたスリット522と、図示を省略するが、アナンゴム等の弾性体により形成されたOリングとを有する。Oリングは、スリット522に配置され、ガイドレール51が挿通される。このOリングがガイドレール51を内径方向に締め付けることにより、適度な抵抗感を付与しつつ、スライド部材52がガイドレール51に沿ってスライド可能とされている。そして、当該Oリングが、ガイドレール51の溝511に嵌合することにより、これらの相対位置が維持される。しかしながら、移動機構5の構成はこれに限らず、スライド部材52は、ガイドレール51の高さ方向に沿って連続的に相対移動可能としてもよい。この場合、溝511を設けなくてもよい。
[実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る虚像表示装置1によれば、以下の効果がある。
観察者USの頭部に沿う本体部としてのヘッドバンド部2は、当該ヘッドバンド部2とアーム部4を介して接続される表示部3によって表示される虚像が観察者USによって視認可能な位置に固定される。これによれば、ヘッドバンド部2は、額に沿って配置された状態で、観察者USの額等の固定部位に固定されるので、虚像表示装置1の荷重が観察者の鼻に加わることを抑制できる。従って、虚像表示装置1の使用時における観察者USへの負荷を軽減でき、使用感を向上させることができる。
アーム部4は、ヘッドバンド部2との接続部位を中心として回動可能であるので、当該アーム部4を回動させることにより、ヘッドバンド部2に対する表示部3の位置や角度を調整できる。これによれば、装着時の観察者USの視線方向に応じた位置に表示部3を位置させて、当該表示部3によって表示される虚像の視認性を向上させることができる。また、上記虚像を視認しない場合には、観察者の眼前から表示部3を退避させることができる。従って、虚像表示装置1の利便性を向上させることができる。
アーム部4は、上記回動軸R2を中心として回動可能にヘッドバンド部2に接続されている。これによれば、アーム部4に対する回動操作によって、表示部3の位置を簡易に調整できる他、上記虚像を視認しない場合に、観察者の眼前から表示部3を確実に退避させることができる。従って、虚像表示装置1の利便性を確実に向上させることができる。
移動機構5は、ヘッドバンド部2に対して接離する方向に表示部3を移動させる。これによれば、観察者USの眼の位置に応じて、視方向に重なるように表示部3の位置を調整しやすくすることができる。従って、観察者USに応じて表示部3の位置を調整でき、虚像表示装置1の利便性及び汎用性を向上させることができる。
ヘッドバンド部2が有する撮像部23により、観察者USの視野における一部の領域を撮像できるので、例えば、撮像部23による撮像画像を表示部3に表示したり、或いは、当該撮像画像を外部に出力したりすることにより、観察者USの周囲の状況を、当該観察者US又は他者が把握できる。
ここで、表示部3に撮像部23が位置する場合には、撮像部23の荷重によって虚像表示装置1の重量バランスがずれることが考えられる。これに対し、撮像部23は、上記固定部位に固定されるヘッドバンド部2に位置することにより、表示部3の重量を低減できるだけでなく、虚像表示装置1の重量バランスを適正化しやすくすることができる。従って、観察者USへの負荷を一層軽減できる。
撮像部23は、回動軸R2を中心に回動可能に構成される。これにより、観察者USの視線方向に応じた位置に、撮像部23の撮像方向を調整できる。従って、撮像部23によって、観察者USの視野における少なくとも一部の領域を確実に撮像できる。
虚像表示装置1の少なくとも一部の機能を制御する制御部24は、ヘッドバンド部2内に配置されている。これにより、上記撮像部23と同様に、表示部3に制御部24が設けられる場合と比べて、表示部3の重量を低減できるだけでなく、虚像表示装置1の重量バランスを適正化しやすくすることができる。従って、観察者USへの負荷を一層軽減できる。
ここで、表示部3からケーブルを直接外部に延出させる場合には、ケーブルが動くことを考慮して、表示部3の外形を構成する筐体としてのカバー部材311やフレーム部32の強度を高める必要がある。また、表示部3からケーブルが外部に延出していると見た目がよくないという問題がある。
これに対し、表示部3から延出したケーブルCRは、アーム部4内及びヘッドバンド部2内を通って制御部24に接続される。また、制御部24から延出したケーブルCBは、ヘッドバンド部2内を通って外部に延出する。これによれば、カバー部材311やフレーム部32等の強度を高める必要がない他、虚像表示装置1の外観を良好なものにすることができる。
ヘッドバンド部2は、観察者USの頭部に沿う円弧状の外形を有する。これによれば、当該ヘッドバンド部2をより確実に頭部に沿うように配置できるため、装着感を向上させることができる他、虚像表示装置1の装着時の外観を良好なものとすることができる。
表示部3は、左眼用光学装置31L及び右眼用光学装置31Rにより、観察者USの左目及び右目にてそれぞれ同じ虚像を視認させることができるだけでなく、それぞれ異なる虚像を視認させることができる。従って、虚像表示装置1の利便性及び汎用性を向上させることができる。
虚像表示装置1は、虚像を形成する光を観察者USの眼に導光するとともに、外光を透過する導光部材313を有する、シースルー型の構成を採用している。これにより、導光部材313を介して、上記虚像と観察者の周囲とを観察できる。このため、虚像を視認中の観察者USに安心感を付与できる他、周囲の風景に重ね合わせた虚像を視認させることにより、拡張現実を実現できる。従って、虚像表示装置1の利便性及び汎用性を一層向上させることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記実施形態では、一対のアーム部4を備え、これら一対のアーム部4が表示部3をX方向の両側から支持する構成を例示した。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、1つのアーム部4を備える構成としてもよい。この際、アーム部4は、表示部3のX方向における略中央と接続されていてもよく、X方向における一端側に接続されていてもよい。このような構成では、虚像表示装置1を構成する部品点数を減らすことができ、軽量化を図ることができる。なお、表示部3を一対のアーム部4で両側から支持する構成では、1箇所で支持するよりも、表示部3を安定的に支持することができる。
上記実施形態では、表示部3は、左眼用光学装置31Lと、右眼用光学装置31Rとを備え、これら一対の光学装置31がフレーム部32によって一体的に固定され、1対のアーム部4によって一体的に回動される構成を例示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、右眼用光学装置31Rは、観察者から見て右側のアーム部4によって、左眼用光学装置31Lは、観察者から見て左側のアーム部4によって、個別に回動可能に構成されてもよい。
上記実施形態では、表示部3は、左眼用光学装置31Lと、右眼用光学装置31Rとを備える構成を例示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、左眼用光学装置31L及び右眼用光学装置31Rのうちのいずれか一方を備える構成を採用してもよい。この場合、表示部3を1つのアーム部4のみで支持する構成、例えば、左眼用光学装置31Lを左側のアーム部4のみで支持する構成としてもよく、1対のアーム部4で支持する構成としてもよい。
上記実施形態では、アーム部4は、観察者が視認する際の視方向と略直交するX軸に平行な回動軸R2を中心に回動可能に構成された。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、ヘッドバンド部2との接続部位を中心として回動可能とする各種の構成を採用してもよい。
例えば、1つのアーム部4で表示部3を支持する構成や、上述のように左側のアーム部4で左眼用光学装置31Lを、右側のアーム部4で右眼用光学装置31Rを個別に支持する構成において、Y軸に平行な回動軸を中心にアーム部4を回動可能としてもよい。
また、例えば、ZX面に沿い、かつ、観察者USの視方向と交差する回動軸を中心にアーム部4を回動可能としてもよい。
上記実施形態では、本体部としてのヘッドバンド部2は、略半円形状(略U字状)に形成されていた。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、ヘッドバンド部2は、使用者の頭部(頭部の中心軸を中心とする周方向に沿い、かつ、両眼を通る線より上の部位)に沿って配置可能に構成されていればよく、例えば、少なくとも一部に頭部に沿った円弧状の内面を有する構成でもよい。また、例えば、前額部に相当する部分と側頭部に対応する部位とが互いに略直交する構成でもよい。このように、ヘッドバンド部2(本体ケース21)は、バンド22によって頭部に沿って配置可能であれば、その外形は特に制限されない。
また、ヘッドバンド部2は、固定部としてバンド22を有するとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、アーム部を介して本体部に接続された表示部によって表示された虚像が観察者によって視認される位置に本体部を固定できれば、固定部の構成は問わない。例えば、固定部が、帽子又はヘルメットのように、観察者の頭部(詳しくは、頭部における上部分)の少なくとも一部を覆う形状及び構成であってもよい。
具体的には、固定部の構成として、固定部位を覆って装着されるヘッドキャップ型や、固定部位に沿う複数のバンドが頭頂部において交差する交差バンド型や、固定部位の周囲を囲み配置されるベルト型の構成を採用してもよい。また、固定部は、観察者の前後方向や、左右方向から、固定部位を挟むように当接される2以上の当接部材と、当該当接部材を支持する支持部と、を備える構成であってもよい。
上記実施形態では、ヘッドバンド部2との接続部位を中心としてアーム部4を回動可能とし、表示部3の位置を調整可能とする構成を例示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、アーム部4が可動部を備え、表示部3の位置を調整可能な構成を採用してもよい。また、アーム部4が、ヘッドバンド部2に対して固定されて回動可能とされず、かつ、可動部も備えない構成、すなち、ヘッドバンド部2に対して表示部3の所定の位置や角度に設定された構成としてもよい。
上記実施形態では、移動機構5として、表示部3側に設けられたガイドレール51と、アーム部4側に設けられたスライド部材52とを備える構成を例示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、ガイドレール51がアーム部4側に、スライド部材52が表示部3側に設けられてもよい。
また、移動機構5は、ガイドレール51に沿ってスライド部材52を摺動させる構成に限らず、表示部3とアーム部4とを相対的に移動させることで、ヘッドバンド部2に対して表示部3を接離させることができる移動機構であればよい。例えば、表示部3に接続されたアーム部4が、本体部としてのヘッドバンド部2に対してY方向に沿って移動可能に構成されていてもよい。
上記実施形態では、撮像部23は、X方向に平行な回動軸R1を中心に回動されることにより、YZ面内、すなわち図1における上下方向で撮像方向を調整可能に構成されていた。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、上下方向以外の他の方向、例えば左右方向に撮像方向を調整可能に構成してもよいし、上下方向及び左右方向に撮像方向を調整可能に構成してもよい。また、撮像部23の撮像方向が固定されていてもよい。また、撮像部23を設けなくてもよい。
上記実施形態では、導光部材313L,313Rは、それぞれ固定されていた。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、X方向に沿う回動軸を中心として、導光部材313L,313Rをそれぞれ独立して、或いは、連動して、観察者とは反対側に回動可能に構成してもよい。この場合、当該回動軸を、導光部材313におけるY方向側又はY方向とは反対側に位置するように構成することにより、導光部材313を回動させて、観察者USの視方向から退避させることができる。
上記実施形態では、制御部24が、ヘッドバンド部2に設けられる構成を例示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、制御部24は、表示部3やアーム部4に設けられていてもよい。
上記実施形態では、ケーブルCBがヘッドバンド部2の内部を引き回され、ケーブルCRがアーム部4の内部を引き回された後、ヘッドバンド部2の内部を引き回されて制御部24に接続される構成を例示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、ケーブルCB,CRが、ヘッドバンド部2やアーム部4の外側を引き回された構成としてもよい。
上記実施形態では、観察者による各種入力操作を受け付けるコントローラーが接続され、当該コントローラーからの入力に応じて、制御部24により虚像表示装置1が制御されていた。しかしながら、本発明はこれに限らない。
例えば、コントローラーが接続される構成において、虚像表示装置1(画像表示装置)とコントローラーとのうちの一方が、観察者の操作に応じた操作情報を取得する機能と、画像情報を取得して当該画像情報に応じて表示部3を駆動させる機能と、電力を供給する機能の少なくともいずれかを有し、他方が、残りの機能を有するように構成してもよい。
また、虚像表示装置1(画像表示装置)が、コントローラーを介して画像供給装置(PC等)に接続されてもよく、コントローラーを介さずに当該画像供給装置に直接接続されてもよい。このような構成において、虚像表示装置1は、画像供給装置における画像表示部分として用いられ、虚像表示装置1の各種動作は、画像供給装置によって制御される構成としてもよい。なお、この場合、画像供給装置が、虚像表示装置1を駆動させる電力を供給してもよい。
また、虚像表示装置1(例えば、ヘッドバンド部2や表示部3)にバッテリーや、画像処理装置等の制御装置が配置されてもよく、更に、メモリーカード等のスロットが設けられていてもよい。更に、虚像表示装置1に、観察者の操作を受け付ける操作部を設けてもよく、タップ操作を検出可能な構成を設けてもよい。すなわち、コントローラーは無くてもよい。
上記実施形態では、虚像表示装置として、シースルー型の虚像表示装置1を例示した。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、外界を観察できない非透過型の虚像表示装置や、外界を撮像する撮像素子による撮像画像を表示するビデオシースルー型の虚像表示装置に対しても、本発明を適用できる。
上記実施形態では、画像表示装置として、観察者USに虚像として視認される画像を表示する虚像表示装置1を例示した。しかしながら、本発明はこれに限らず、観察者に対して画像を視認させる装置であれ本発明を適用可能である。例えば、観察者の両眼に応じた位置に、液晶パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネル等の表示手段を備える構成を採用してもよい。
また、レーザー網膜投影型のHMDに対して本発明を適用することも可能である。例えば、表示部が、レーザー光源と、レーザー光源を使用者の眼に導く光学系とを備え、レーザー光を使用者の眼に入射させて網膜上を走査し、網膜に結像させることにより、使用者に画像を視認させるHMDに、本発明を適用してもよい。
1…虚像表示装置(画像表示装置)、2…ヘッドバンド部(本体部)、3…表示部、4…アーム部、5…移動機構、22…バンド(固定部)、23…撮像部、24…制御部、31L…左眼用光学装置(左眼用表示部)、31R…右眼用光学装置(右眼用表示部)、236…回動軸部(調整機構)、CB…ケーブル、CR…ケーブル、R2…回動軸。

Claims (11)

  1. 観察者の頭部に沿う本体部と、
    前記観察者によって視認可能に画像を表示する表示部と、
    前記本体部と前記表示部とを接続するアーム部と、を備え、
    前記本体部は、前記アーム部を介して前記本体部に接続された前記表示部によって表示された前記画像が前記観察者によって視認される位置に前記本体部を固定する固定部を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記アーム部は、前記本体部との接続部位を中心として回動可能に構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記アーム部は、前記画像を前記観察者が視認する際の視方向と略直交する回動軸を中心として回動可能に前記本体部に接続されていることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記表示部を前記本体部に対して接離する方向に移動可能とする移動機構を備えることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記本体部は、前記観察者の視野における少なくとも一部の領域を撮像する撮像部を有することを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項5に記載の画像表示装置において、
    前記本体部は、前記撮像部の撮像方向を調整する調整機構を有することを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記本体部内に配置され、当該画像表示装置の少なくとも一部の機能を制御する制御部を備えることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記表示部から延出し、前記アーム部内及び前記本体部内を通って外部に延出するケーブルを備えることを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記本体部は、前記観察者の頭部に沿う円弧状の外形を有することを特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記表示部は、前記画像を前記観察者の左眼及び右眼のそれぞれにて視認させる左眼用表示部及び右眼用表示部を有することを特徴とする画像表示装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記表示部は、前記画像を形成する光を前記観察者の眼に導光するとともに、外光を透過する導光部材を有することを特徴とする画像表示装置。
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