WO2014141918A1 - ウェアラブルコンピューター - Google Patents

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田島 直樹
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Abstract

コンピューターのハードウエアの配置が容易で、汎用性等に優れた眼鏡の装着形態をとるウェアラブルコンピューターを提供する。ウェアラブルコンピューター1A(1B)は、コンピューター(CPUを基板B1に搭載)と、コンピューターの画像表示モニターとしての透過型ディスプレイDと、コンピューターの筐体10(10B)と、筐体の長手方向Xの両端にそれぞれ連結される一対のテンプル21L,21Rと、筐体から下方に延設され、ノーズパッド31L,31R及び装着者の眼に対向する眼鏡レンズ等の透光性部材32L,32Rを保持するための保持部材30と、を備え、透過型ディスプレイの透過型の表示部(接眼光学系D30等)が、装着者の右眼又は左眼に対向するように筐体から下方かつ前記透光性部材の設置空間の外側に延設され、テンプルとノーズパッドにより筐体を装着者の眼の上方に保持して装着可能に構成される。

Description

ウェアラブルコンピューター

 本発明は、眼鏡の装着形態をとるウェアラブルコンピューター(wearable computer)に関する。

 従来、特許文献1,2にも記載されているように、透過型ディスプレイを備え眼鏡の装着形態をとるヘッドマウントディスプレイが提案されている。この種のヘッドマウントディスプレイは、ノーズパッド及びテンプルにより眼鏡の装着形態をとることができる。このように装着されると装着者の眼前に透過型ディスプレイの表示部が配置される。この表示部は映像を表示するとともに外界からの光を透過させる透過型(シースルータイプ)であり、装着者は表示部に映し出された映像とその外側の外界とを視覚認識することができる。
 特許文献1に記載のものにあっては、フレームのフロント部(同文献中10B)から画像生成装置(同110)が下方に延びるようにして眼の両脇に配置され、この画像生成装置から側方に延びるように表示部(同文献中「導光手段120」)が設けられて眼前に配置される。
 特許文献2に記載のものにあっては、両眼のそれぞれに対向する眼鏡レンズ(同文献中「レンズ部3a、3b」)を有しており、眼鏡レンズに映像を導く光学系を構成する表示部(同「板状部材120b」)が備えられている。
 特許文献1,2に記載のものにあっては、フレームに支持されるように撮像装置が搭載され、撮像装置により撮像された像を表示部に表示する。

特開2011-02753号公報 特開2005-284023号公報

 以上説明した眼鏡型のヘッドマウントディスプレイは、ウェアラブルコンピューター(wearable computer)としての用途、普及が期待できる。
 その場合、撮影、無線通信、画像認識、音声認識、位置検出など多機能で高処理能力、さらに汎用性、視認性、コンパクト性、装着性、操作性等に優れたものが求められ、そのために、コンピューターの画像表示モニターとしての上記透過型ディスプレイのほかにCPU(Central Processing Unit)やメモリー類、無線通信装置、撮像装置、マイク、その他の各種センサー類等の様々なハードウエアを配置する必要が生じる。
 しかしながら、特許文献1、2においては、このような多機能のウェアラブルコンピューターとしての使用が想定されておらず、視認性、コンパクト性、装着性等を損なうことなく、各機能を実現するためのデバイスや回路基板などからなるハードウエアをいかに配置するかについて詳しく記載されていない。
 また、特許文献1に記載のヘッドマウントディスプレイにあっては、それ自体が眼鏡型のものであり、眼鏡、サングラス、ゴーグルなどの併用が想定されていない。従って、眼鏡やサングラス、ゴーグルを併用することは困難であり、近視、乱視、遠視等の視力に問題のある眼鏡装着者や、サングラスやゴーグルが必要になるシーンに対して汎用性に欠け、幅広い普及が望めない。また、ディスプレイ側方に画像生成装置が位置しており使用者の視界を妨げやすいという問題もある。
 特許文献2に記載のヘッドマウントディスプレイの場合は、眼鏡レンズ内に表示映像を眼に導光する光学系が構成されるため眼鏡レンズが専用品となってしまい、そのような光学系が構成されていない眼鏡レンズやサングラス、アイシールドを適用することが困難であり、汎用性に欠け、幅広い普及を妨げてしまう恐れがある。

 本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、コンピューターのハードウエアの配置が容易で、汎用性等に優れた眼鏡の装着形態をとるウェアラブルコンピューターを提供することを課題とする。

 以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、コンピューターと、
 前記コンピューターの画像表示モニターとしての透過型ディスプレイと、
 前記コンピューターを収容する筐体と、
 前記筐体の長手方向の両端にそれぞれ連結される一対のテンプルと、
 前記筐体から下方に向けて延設され、ノーズパッド及び装着者の眼に対向する眼鏡レンズ等の透光性部材を保持するための保持部材と、を備え、
 前記透過型ディスプレイの透過型の表示部が、装着者の右眼又は左眼に対向するように前記筐体から下方かつ前記透光性部材の設置空間の外側に延設され、
 前記テンプルと前記ノーズパッドにより前記筐体を装着者の眼の上方に保持して装着可能にされたウェアラブルコンピューターである。

 請求項2記載の発明は、前記保持部材は前記筐体に対して着脱可能に固定される請求項1に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項3記載の発明は、前記透光性部材として装着者の両眼に対向するものが備えられた請求項1又は請求項2に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項4記載の発明は、前記透光性部材の、装着者の片眼に対向する部分が、装着者の眼の大きさよりも大きいサイズを有する請求項3に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項5記載の発明は、前記表示部と前記ノーズパッドとの相対位置を調整する位置調整機構を有する請求項1から請求項4のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項6記載の発明は、前記筐体の下端部は前記長手方向の軸周りに湾曲する外に凸なアール形状の外壁部を有する請求項1から請求項5のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項7記載の発明は、前記筐体は、
 右眼側及び左眼側のうち、
 前記表示部が配置される一方の側に位置し、前記表示部を支持するとともに前記表示部により映像を表示するための駆動回路を少なくとも収容する第1部位と、
 他方の側に位置し、前記コンピューターのCPU搭載基板を少なくとも収容する第2部位と、
 を有する請求項1から請求項6のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項8記載の発明は、前記第1部位の下端が前記第2部位の下端より上方に配置されている請求項7に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項9記載の発明は、前記第1部位と前記第2部位とが別体で構成され、両者が連結部材で連結されている請求項7又は請求項8に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項10記載の発明は、前記表示部と前記ノーズパッドとの相対位置を調整する位置調整機構が、前記連結部材の前記第1部位との連結部に構成されている請求項9に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項11記載の発明は、前記筐体は、その長手方向の略中央部に下方に面する凹部を画成し、前記保持部材の少なくとも上端部が前記凹部に配置されている請求項7から請求項10のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項12記載の発明は、前記凹部の上方頂点から一方の下端まで画成する前記第2部位の外壁部は、階段状又は傾斜状に構成されている請求項11に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項13記載の発明は、前記凹部の上方頂点は中央より前記表示部側に偏在し、前記第2部位は前記第1部位より長尺に形成されている請求項12に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項14記載の発明は、前記CPU搭載基板は、前記凹部の直上の前記第2部位内にその端部が配置されており、該端部を上端部にして、前記長手方向に対して傾斜して設置されている請求項11から請求項13のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項15記載の発明は、前記第2部位の下端部は前記長手方向の軸周りに湾曲する外に凸なアール形状の外壁部を有し、前記CPU搭載基板の下端部は前記アール形状にされた前記外壁部の内側のアール面に対応して舟形形状に形成されている請求項14に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項16記載の発明は、前記第2部位に前記CPU搭載基板に電気的に接続する1又は2以上の他の回路基板を有する請求項14又は請求項15に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項17記載の発明は、前記CPU搭載基板と前記他の回路基板とは、当該CPU搭載基板に実装されたコネクターを介して接続されている請求項16に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項18記載の発明は、前記他の回路基板として無線通信装置が実装された無線通信基板を有し、当該無線通信基板は前記長手方向に延在して当該無線通信基板の前記長手方向の両端部が前記CPU搭載基板に対し近い端部と遠い端部とに分かれるように設置され、前記無線通信装置のアンテナが前記遠い端部寄りに配置されている請求項16又は請求項17に記載のウェアラブルコンピューターである。

 請求項19記載の発明は、前記第1部位に前記表示部に映像を表示するための光学系が収容されている請求項7から請求項18のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューターである。

 本発明によれば、コンピューターの筐体が両テンプルを繋げる眼鏡フレームの役割を果たし、装着者に対して十分な視認性を確保しつつ、両テンプル間に亘る長尺なその筐体内に十分な設置空間が得られて、コンピューターのハードウエアの配置が容易であり、装着者の視力や利用シーンに応じて眼鏡レンズ等の透光性部材を自由に選択して設置し又は設置しないことを選択でき、汎用性に優れるという効果がある。

本発明の第1実施形態に係るウェアラブルコンピューターの主要部の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るウェアラブルコンピューターの主要部の正面内部透視図である。 本発明の第1実施形態に係るウェアラブルコンピューターの主要部の背面内部透視図である。 本発明の第1実施形態に係るウェアラブルコンピューターの主要部の上面内部透視図である。 本発明の第1実施形態に係るウェアラブルコンピューターの載置状態の斜視図である。 筐体形状の変形例の一例に係るウェアラブルコンピューターの正面図であり、階段状の外壁部を有した筐体形状の一例を示す。 筐体形状の変形例の一例に係るウェアラブルコンピューターの正面図であり、アーチ状の外壁部を有した筐体形状の一例を示す。 本発明の実施形態に係るウェアラブルコンピューターの回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係るウェアラブルコンピューターの透過型ディスプレイの光学系を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るウェアラブルコンピューターの主要部の正面図である。

 以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。

〔第1実施形態〕
 まず、図1から図8を参照して本発明の第1実施形態のウェアラブルコンピューターにつき説明する。
 図1から図5に示すように本実施形態のウェアラブルコンピューター1Aは、透過型ディスプレイDを備えた眼鏡の装着形態をとるヘッドマウントディスプレイを基本とするもので、筐体10(第1部位11、第2部位12)と、左右一対のテンプル21L,21Rと、左右一対のノーズパッド31L,31R及び眼鏡レンズ等の透光性部材32L,32Rを保持するための保持部材30とを備えて、眼鏡の形態で装着することが可能とされている。
 透過型ディスプレイDは、透過型(シースルータイプ)の表示部としての接眼光学系D30を有し、コンピューターの画像表示モニターとして適用されている。本実施形態のウェアラブルコンピューター1Aにおいて接眼光学系D30は右眼に対向するように配置される。これに拘わらず左眼に対向するように配置して実施してもよい。

 筐体10は、CPUやメモリー、各種入出力装置等のコンピューターを構成するデバイスを収納し保持するものであるとともに、眼鏡のテンプル間を支持するフレーム部材であり、人の顔幅程度に長く形成されている。筐体10が眼鏡のフレーム部材を兼ねるので、別途フレーム部材を設ける必要がなく構造が簡素化されている。また、筐体10が左右のいずれかに偏在せず左眼側から右眼側に亘って延在するので、透過型ディスプレイDが片眼側に設置されていても左右の重量バランスの平衡度を高める設計がし易い。
 筐体10の長手方向の両端にテンプル21L,21Rがそれぞれ連結され、中央部に保持部材30が固定されて眼鏡の構造をなす。なお、筐体10の長手方向(幅方向)をX軸、前後方向をY軸、高さ方向をZ軸として図中に示した。
 テンプル21L,21Rと筐体10とは、一般の眼鏡のように蝶番(ヒンジ)を介して連結されもよいし、ヒンジレス眼鏡の形態をとってもよい。その他、智、モダンなどの形態は任意である。なお、図2及び図3においてノーズパッド31L,31R及び透光性部材32L,32Rの図示を省略する。

 保持部材30は筐体10から下方に向けて延設され、ノーズパッド31L,31R及び透光性部材32L,32Rを保持する。透光性部材32L,32Rは、装着者の眼に対向するものであって、眼鏡レンズのほか、サングラス、異物から眼を保護するためのアイシールド、ディスプレイからのブルーライトをカットするための特定波長光除去グラスなど様々な材質、特性のものを自由に選択できる。これらは度付きであってもよいし、度なしであってもよい。透光性部材は使用者の眼の大きさよりも大きくすることが望ましい。より具体的には、人間の頭蓋骨の眼の部分に相当する穴の大きさ以上となるように、片眼に対向する部分が、横35mm以上、縦30mm以上のサイズにしておくとよい。このような大きさとしておくことで、万が一の事故などの際に、異物から使用者の眼をより確実に保護することができる。
 本実施形態のウェアラブルコンピューター1Aとしては、透光性部材32L,32Rとして装着者の両眼に対向するものが備えられた形態をとる。しかし、透光性部材32L,32Rを保持部材30に付設せずに本ウェアラブルコンピューター1Aを装着し裸眼で又はコンタクトレンズ着用者が使用してもよいし、透光性部材32L,32Rを片眼側のみに設置しても使用してもよい。

 接眼光学系D30は、装着者の右眼又は左眼に対向するように筐体10から下方かつ透光性部材32L,32Rの設置空間の外側(透光性部材32L,32Rの設置空間に対して装着者と反対側)に延設される。本実施形態にあっては接眼光学系D30が右眼側に配置されている。装着者は透光性部材32Rを介して接眼光学系D30からの映像を観察する。したがって、装着者は透光性部材32Rによって遠視等の視力矯正をした上で表示映像を観察することができ、本ウェアラブルコンピューター1Aは視力によらず幅広く使用できる。透光性部材32L,32Rの設置空間は保持部材30によって定められ、接眼光学系D30はその外側に配置されるので、透光性部材32L,32Rの付け外しは自由に行える。
 透光性部材32L,32Rと接眼光学系D30とが別体であるので、装着者の視力に応じた接眼光学系D30の設計は必要とならず、接眼光学系D30の汎用性が増す。

 本実施形態において保持部材30は筐体10に対して着脱可能に固定される。図においては着脱可能に固定する構造としてビス止めされた構造を例示するが、クリップ止めや弾性爪とその離脱ボタンを備えたものなどさらに容易に着脱可能な着脱機構を適用することができる。保持部材30を着脱可能とすることで、透光性部材32L,32Rと一体に取り外すことができるため、保持部材30に対する透光性部材32L,32Rの取付、取外し作業が容易にでき、保持部材30、ノーズパッド31L,31R及び透光性部材32L,32Rからなるグラスユニットの多品種の製造、販売や、オプティシャンやユーザーによる付け替えが容易にできる。

 人が眼鏡を掛ける態様で本ウェアラブルコンピューター1Aが人に装着されると、テンプル21L,21Rとノーズパッド31L,31Rにより筐体10を装着者の眼の上方に保持する。したがって、装着者は筐体10により遮られることなく前方を観察することができる。また、筐体10の下端部は長手方向の軸X周りに湾曲する外に凸なアール形状の外壁部11a,12aを有する。したがって、筐体10内の容量を確保しつつ、装着者は前方斜め上方の視界を確保し易い。図示したものにあっては、筐体10の上端部にもアール形状が採用されているが、上端部は矩形型などにして筐体10内の容量の確保を優先してもよい。

 本実施形態において筐体10は、第1部位11と、第2部位12とに分割されていて連結部材40によって連結固定されている。すなわち、第1部位11と第2部位12とが別体で構成され連結された構成である。
 第1部位11は、透過型の表示部としての接眼光学系D30が配置される右眼側に位置し、接眼光学系D30を支持するとともに接眼光学系D30により映像を表示するための駆動回路を少なくとも収容する部位である。本実施形態の透過型ディスプレイDの場合は、接眼光学系D30に導光される映像を生成するための照明光学系D10及び反射型表示素子D20(図8参照)とともにこれらの駆動回路が第1部位11内に収納されている。透過型ELディスプレイなどの透過型表示デバイスを眼前に配置する場合でも、その表示デバイスの駆動回路等の外部に露出させる必要の無いモジュールは第1部位11内に収めることができる。ディスプレイDの駆動回路をディスプレイDよりも上方にある筺体10の第1部位11内に収容することで、使用者の視界を広く確保することができ、視認性が低下するのを防止することができる。
 第2部位12は左眼側に位置し、コンピューターのCPU搭載基板B1を少なくとも収容する部位である。

 連結部材40の第1部位11との連結部に、接眼光学系D30とノーズパッド31L,31Rとの相対位置を調整する位置調整機構が構成されている。この位置調整機構は、図3に示すように本実施形態においては連結部材40の一端部に形成されたX方向に長い長孔41に挿入されたビス42で連結部材40が第1部位11に固定されることで実現されている。連結部材40の他端部は第2部位12に固定されている。
 接眼光学系D30は第1部位11に対して固定されており、ノーズパッド31L,31Rは保持部材30を介して連結部材40に対して固定されている。したがって、ビス42を緩めて、連結部材40と第1部位11とのX方向についての相対位置を調整することによって、接眼光学系D30とノーズパッド31L,31RとのX方向についての相対位置を調整することができる。これにより装着者にとって最適な左右方向位置に表示部(接眼光学系D30)を配置することができる。
 さらに、テンプル21Rと第1部位11との連結部にこれら両者のX方向の相対位置を調整する調整機構、テンプル21Lと第2部位12との連結部にこれら両者のX方向の相対位置を調整する調整機構、保持部材30と連結部材40との連結部にこれら両者のX方向及び/又はZ方向の相対位置を調整する調整機構を選択的に追加して設けてもよい。保持部材30と連結部材40との連結部にこれら両者のZ方向の相対位置を調整する調整機構を設けることで、ノーズパッド31L,31Rに対する表示部(接眼光学系D30)の高さが調整できるから、装着者にとって最適な上下方向位置に表示部(接眼光学系D30)を配置することができる。
 また、保持部材30を第2部位12に直接固定してもよい。
 接眼光学系D30の位置を調整するために、接眼光学系D30と筐体10の第1部位11とを一体にして移動するので、透過型ディスプレイDの光学系に移動に伴う第1部位11と接眼光学系D30とのずれが生じない。接眼光学系D30と筐体10の第1部位11とが一体であるので、透過型ディスプレイDの防塵性、防水性を高めることが容易である。

 図2及び図3に示すように筐体10は、その長手方向(X方向)の略中央部に下方に面する凹部13を画成し、保持部材30の少なくとも上端部30aが凹部13に配置されている。保持部材30にはノーズパッド31L,31Rが固定され、保持部材30自体は装着者の鼻を避けるようにアーチ状に形成されている。このような保持部材30のアーチ状の上端部30aを収める凹部13が形成されることで、装着者の鼻を避ける空間を大きく確保することができ、万人の使用に適合し得る。また、ウェアラブルコンピューター1A全体の高さ寸法を小さく収めることができる。
 第1部位11の凹部13を画成する内側外壁部11bはY-Z平面に配置されており、第2部位12の凹部13を画成する内側外壁部12bがY方向に見て傾斜していることで、凹部13は、上方頂点13aが第1部位11側(右眼側)に偏在した三角形状に形成されている。すなわち、凹部13の上方頂点13aから一方の下端13bまで画成する第2部位12の外壁部12bは、傾斜状に構成されている。この外壁部12bは、図1から図5では平面状に構成されるが、図6Aに示す第2部位12の外壁部12bのように階段状に形成してもよいし、図6Bに示す第2部位12の外壁部12bのように傾斜を連続的に変化させてもよい。前者の場合、筺体10の第2部位12内に段差が形成されるので、基板等の部材の位置決めに利用することができる。後者の場合、筺体10の第2部位12内の空間の容量確保に有利である。特に、後者の場合、図6Bに示すようにアーチ状にすると、ウェアラブルコンピューター1A全体の高さ寸法をより小さく収めることができる。

 以上のように凹部13の上方頂点13aは中央より表示部である接眼光学系D30側に偏在しており、この偏在によって第2部位12は第1部位11よりX方向に長尺に形成されている。これにより第2部位12内に、第1部位11に比べて大きな回路基板を収めることが可能な空間が形成される。

 本実施形態では、CPU搭載基板B1が最も長い回路基板である。図2及び図3に示すように凹部13の直上の第2部位12内にCPU搭載基板B1の端部B11が配置されている。また、CPU搭載基板B1はこの端部B11を上端部にして長手方向(=X方向)に対して(Y軸周りに)傾斜して設置されている。以上のようにして比較的長いCPU搭載基板B1を採用し筐体内に配置することができる。
 また、上述したように筐体10の下端部は長手方向の軸X周りに湾曲する外に凸なアール形状の外壁部11a,12aを有する。図4に示すようにCPU搭載基板B1の下端部B12は、そのアール形状にされた外壁部12aの内側のアール面に対応して舟形形状に形成されている。これにより、筐体10の第2部位内の空間を高効率に利用してCPU搭載基板B1を大面積にすることができる。本実施形態では筐体10の上端部にもアール形状が採用されているため、CPU搭載基板B1の上端部B11も同様に舟形形状に形成されている。

 本ウェアラブルコンピューター1Aは、図7に示すように、中央処理装置の機能と画像処理を行うグラフィックプロセッシングユニットの機能とを併せ持つCPU/GPU51、メモリー52、第1無線通信装置53、第2無線通信装置54、電源スイッチ55、マルチモードスイッチ56、コネクター57、電源管理回路58、ディスプレイ制御回路61、透過型ディスプレイD、映像認識インターフェース62、撮像装置63、音声認識インターフェース64、マイクロフォン65、照度計66、電子コンパス67、ジャイロセンサー68等のハードウエアを含んで構成される。
 例えば、第1無線通信装置53として無線LAN通信モジュールなどのネットワーク接続用のものが搭載され、第2無線通信装置54としてBluetooth(登録商標)通信モジュールなどの近距離無線通信用のものが搭載される。第1無線通信装置53は、インターネットや社内LANなどのネットワークに接続する他、無線LAN対応電子機器と直接データの授受を行う。第2無線通信装置54は、近距離無線通信チップを搭載した各種電子機器との間で近距離通信を行う。通信対象の電子機器としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの無線チップを備えた情報端末が挙げられる。これらの情報端末から送られる映像情報を、無線通信装置53,54を介して受信して、ウェアラブルコンピューター1AのディスプレイDに表示したり、ウェアラブルコンピューター1Aの撮像装置65で撮影した映像情報を、無線通信装置53、54を介して送信し、情報端末側の画面に表示させたりすることができる。情報端末を操作することでウェアラブルコンピューター1Aを操作するようにしてもよく、この場合は情報端末がウェアラブルコンピューター1Aのリモコンとして機能する。通信対象の電子機器としては、この他にも、それぞれ無線チップを備えた、ヘッドフォン、音楽プレーヤー、カーナビゲーションシステム、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、映像記録再生装置、ポインティングデバイスなどの入力装置など様々なものが挙げられる。
 CPU/GPU51を構成するICチップはCPU搭載基板B1に実装されている。
 第1無線通信装置53及び第2無線通信装置54を構成するICチップは無線通信基板B2に実装されている。また、無線通信基板B2には、図2及び図3に示すように送受信用のアンテナB21が実装されている。
 メモリー52を構成するICチップは、CPU搭載基板B1と回路基板B3とにそれぞれ実装されている。CPU搭載基板B1と他の回路基板B2,B3とは、CPU搭載基板B1に実装されたコネクターC1を介して接続されている。回路基板B3は、CPU搭載基板B1と平行に配され、コネクターC1,C2とで電気的に接続されている。無線通信基板B2はX方向に水平配置されるため、コネクターC3、フレキシブル配線F1及びコネクターC4によって回路基板B3に電気的に接続されている。また、コネクターC5,C6を介してフレキシブル配線F2の一端がCPU搭載基板B1に接続され、フレキシブル配線F2の他端は第2部位12から延出して第1部位11内に引き回され第1部位11内の回路基板に接続する。

 撮像装置63及び照度計66は、図1及び図2に示すように筐体10の第1部位11の前面に前方向きに配置される。これにより装着者の頭部の動きに応じて正面の画像を撮像し、装着者の視野範囲の照度を検知することができる。照度計66で検知した照度は、透過型ディスプレイDの明度制御や、撮像装置63の撮像制御等に利用される。撮像装置63は、CPU/GPU51によって制御されるとともに、撮像装置63によって得られる映像信号は、撮像装置63の近傍に設けられた映像認識インターフェース62を介してCUP/GPU51に送られる。
 マイクロフォン65は、図1及び図2に示すように筐体10の第1部位11の前面に前方向きに配置される。マイクロフォン65は斜め下向きに配置され、装着者の声を感知しやすくされている。外に凸なアール形状の外壁部11aが形成されていることによって、マイクロフォン65の斜め下向きの配置が容易に達成される。マイクロフォン65によって得られる音声信号は、マイクロフォン65近傍に設けられた音声認識インターフェース64を介してCPU/GPU51に送られる。
 マルチモードスイッチ56は、第1部位11の外側端部(右端部)において上面に突出するように設置されている。マルチモードスイッチ56はあらゆる操作が割り当てられるスイッチであり、比較的操作頻度の高い操作、例えば撮像装置63のシャッターボタンとしての操作が割り当てられる。そのため、マルチモードスイッチ56は操作しやすい位置に配置される。 一方、電源スイッチ55は、マルチモードスイッチ56との押し間違えがないように、マルチモードスイッチ56とは逆側端部の側面、すなわち、第2部位12の外側面(左側面)に配置される。
 コネクター57はCPU搭載基板B1に実装されその差込口が第2部位12の外側面(左側面)に配置されている。コネクター57には給電や通信のためのケーブル59が接続される。コネクター57の差込口が第2部位12の外側面(左側面)に配置されているのでケーブル59が本コンピューター1Aの装着及び装着者や撮像装置63の視界を阻害せず、ケーブル接続時でも快適に使用できる。なお、ケーブル59には、図示しない電源としてのバッテリーや、ポインティングデバイスなどの操作デバイスが接続される。USB端子を介してバッテリーや操作デバイスに接続されていてもよい、また、ケーブル59は、無線通信の環境が良くない場合などに備えて、有線LANに接続する機能を持たせてもよい。
 電源スイッチ55及びコネクター57は、傾斜したCPU搭載基板B1の下端部B12に実装されているので、テンプル21Lの第2部位12との接続部より下に配置することができている。これにより、電源スイッチ55及びコネクター57の設置による外観への影響が少なく、さらにはコネクター57に差し込まれたケーブル59もテンプル21Lの下から延びるため、外観に与える影響が少なく、テンプル21Lとの干渉が避けられるから引き回しも楽である。
 本実施形態においては、ディスプレイに近い位置で頭部の姿勢や動きを正確に検知するために、電子コンパス67、ジャイロセンサー68を第1部位11に設けているが、必ずしもこれに限るものではなく、第2部位に配置してもよい。
 電源管理回路58は、ケーブル59を通じて給電される電源からの電圧を必要な複数種類の電圧に変圧・分圧する。電源が二次電池である場合はその充電制御を行うようにしてもよい。電源管理回路58は、第2部位12内のCPU搭載基板B1に配置されている。
 本実施形態のウェアラブルコンピューター1Aは、このように筺体10内に必要なハードウエアを全て内蔵しているため、ケーブル59を介してバッテリーを接続しさえすれば動作させられる。従って、例えば、テンプル21Lにバッテリーを装着したり、テンプル21Lとテンプル21Rの両端部を繋ぐようなバッテリー収容部材を設けて、装着者の後頭部にバッテリーを装着したりするなどして、装着者の頭部に電源を装着するようにすれば、頭部に装着する部材のみでウェアラブルコンピューターを動作させることができる。

 CPU搭載基板B1が上述したように斜めに配置され、無線通信基板B2がX―Y平面に平行に配置されている。すなわち、無線通信基板B2は筐体10の長手方向(=X方向)に延在して当該無線通信基板B2の長手方向(=X方向)の両端部B22,B23がCPU搭載基板B1に対し近い端部B22と遠い端部B23とに分かれるように設置されている。そして無線通信装置のアンテナB21が遠い端部B23寄りに配置されている。これにより、無線通信基板B2に対する他の基板B1、B3とアンテナB21とを隔てる距離をより大きくとることができ、基板B1、B3に存在する導体がアンテナB21から離れるため、アンテナB21を介した通信の障害とならずに良好な無線通信が行える。また、第2部位12を構成する材料を樹脂とする。第2部位12を構成する材料を樹脂とすることにより、アンテナB21の対向領域及びその周囲に導体が存在しないため、アンテナB21を介した通信の障害とならずに良好な無線通信が行える。

(透過型ディスプレイの詳細)
 次に、透過型ディスプレイDの詳細につき説明する。

 透過型ディスプレイDは、装着者に外界像をシースルーで観察させるとともに、映像を表示して装着者にそれを虚像として提供するものである。この透過型ディスプレイDは、後述する照明光学系D10(図8参照)および反射型表示素子D20(図8参照)を収容する筐体10の第1部位11に接眼光学系D30を一体化させて構成されている。接眼光学系D30は、全体として矩形の板形状をなしている。以下、透過型ディスプレイDの詳細について説明する。

 図8は、透過型ディスプレイDの概略の構成を示す断面図である。透過型ディスプレイDは、照明光学系D10と、反射型表示素子D20と、接眼光学系D30とを有して構成されている。なお、本ウェアラブルコンピューター1Aが装着されたときの左右方向(X方向)は、図8においては反射型表示素子D20の長辺方向(図8の紙面に垂直な方向)に対応しており、後述する反射型ホログラム光学素子D33への光軸の入射面に垂直な方向にも対応している。なお、本実施形態において、接眼光学系D30は垂直(Z軸マイナス方向)に下方へ延びるように筺体10に取り付けてあるが、XZ面に対してX軸周りに又は/及びZ軸周りに傾けてもよい。

 なお、上記光軸とは、ここでは、反射型表示素子D20の表示領域の中心と接眼光学系D30によって形成される光学瞳の中心とを光学的に結ぶ軸を指す。また、上記入射面とは、反射型ホログラム光学素子D33における入射光の光軸と反射光の光軸とを含む平面を指す。

 照明光学系D10は、反射型表示素子D20を照明するものであり、光源D11と、凹面ミラーD12と、第1の偏光板D13とを有している。本実施形態では、反射型表示素子D20を用いているので、照明光学系D10は反射型表示素子D20を表側から、すなわち、接眼光学系D30が配置されている側から照明する。

 光源D11は、反射型表示素子D20に向けて光を出射するものであり、3原色に対応する光、すなわち、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色に対応する光を出射するRGB一体型のLEDで構成されている。光源D11から出射される光の波長は、後述する反射型ホログラム光学素子D33にて回折反射される光の波長とほぼ一致している。また、光源D11と装着者の瞳(光学瞳、射出瞳)EPとは、略共役な位置関係となっている。

 本実施形態では、後述するように、反射型表示素子D20として時分割駆動が可能な強誘電液晶表示素子を用いているため、光源D11は3原色に対応する光を時分割で順に出射する。

 凹面ミラーD12は、光源D11から出射された光を反射させて反射型表示素子D20に導く反射ミラーであり、入射光を反射型表示素子D20の表示領域上に反射集光させている。なお、凹面ミラーD12は、球面ミラーであってもよいし、シリンドリカル凹面ミラーであってもよい。

 本実施形態では、凹面ミラーD12は、光源D11から反射型表示素子D20に至る光路を折り曲げる光路折り曲げ部材として機能しており、反射型表示素子D20から接眼光学系D30に向かう光の光路に対して、光源D11とは反対側に設けられている。すなわち、凹面ミラーD12は、光源D11と凹面ミラーD12とで上記光路を挟むような位置に設けられている。このように光路折り曲げ部材としての凹面ミラーD12を配置することで装置の薄型化や小型化を実現する。

 第1の偏光板D13は、光源D11から出射された光のうち、所定の偏光方向の光(ここではP偏光)を透過させて凹面ミラーD12に導くとともに、凹面ミラーD12にて光路を折り曲げられた光であって上記所定の偏光方向と同じ偏光方向の光(ここではP偏光)を透過させて反射型表示素子D20に導く。

 第1の偏光板D13の配置によって反射型表示素子D20に入射させる光をP偏光とすることにより、入射光をS偏光とする場合に比べて、反射型表示素子D20での表面反射(フレネルロス)を抑えることができる。つまり、P偏光の場合は、S偏光と違って、表面での反射率がゼロとなるような入射角(ブリュースター角)が存在するため、光量損失を抑えることができる。その結果、光量損失に起因する映像品位の低下を回避することができる。

 また、第1の偏光板D13の表面には、例えば反射防止フィルムが貼り付けられるなど、反射防止処理が施されている。これにより、光源D11からの光が第1の偏光板D13の表面で反射されて不要光として反射型表示素子D20に入射し、さらにはこの不要光が反射型表示素子D20の表面で反射されて接眼光学系D30に入射するのを抑えることができ、不要光による映像品位の低下を抑えることができる。

 反射型表示素子D20は、複数の画素をマトリクス状に有し、光源D11からの出射光を画像データに応じて各画素ごとに変調することによって映像を表示する光変調素子である。より具体的には、反射型表示素子D20は、強誘電液晶を2枚の基板で挟持してなり、一方の基板側に反射膜(反射電極、画素電極)が形成された反射型強誘電液晶表示素子で構成されている。

 反射型表示素子D20は、矩形の表示領域の長辺方向が装着者の左右方向、つまり、図8の紙面に垂直な方向(X方向)となり、その短辺方向が図8の紙面に平行となるように配置されている。反射型強誘電液晶表示素子はカラーフィルタを有してはおらず、それゆえ、反射型表示素子D20の各画素は、光源D11から時分割で順に供給される3原色の光のそれぞれに対応して時分割でON/OFF駆動される。これにより、装着者にカラー映像を提供することができる。

 また、反射型表示素子D20においては、シリコン等の半導体を基板として用いることができるため、小型で集積度の高い表示素子を作製することができる。しかも、各画素をON/OFFするためのスイッチング素子(例えばTFT)や配線を含む周辺回路を、表示側とは反対側の基板に配置することができるので、開口率を容易に向上させることができ、明るい映像を表示することができる。

 また、強誘電液晶表示素子は、駆動速度が速いことがメリットであるので、それゆえ、反射型表示素子D20を反射型強誘電液晶表示素子で構成することにより、上記の時分割駆動方式を採用することができる。

 ここで、カラーフィルタを透過するRGB光によってカラー映像を表示する従来のカラーフィルタ方式は、白色光源を常時点灯させ、1つの画素にRGBのいずれかのカラーフィルタを配置させてカラー表示を行う空間分割駆動方式であるため、モノクロ表示の場合よりも画素が3倍必要である。また、不要な色の映像光を遮光する場合には、光源は点灯させたままで、各画素で遮光しなければならない。各画素で完全に遮光することは難しいため、カラーフィルタ方式では、単色の色純度が低い。

 これに対して、時分割駆動方式では、光源にてRGBの各発光部を順次点灯させるため、例えば単色を表示する場合は、残りの2色の発光部は消灯されている。これにより、色純度の高い、コントラストの高い映像を表示することができる。

 また、反射型強誘電液晶表示素子は、TN(Twisted Nematic)液晶表示素子よりも広い視野角特性を有している点で優れており、凹面ミラーD12から反射型表示素子D20に入射する光の入射角が大きくても、コントラストが高く、色再現性が高く(色再現領域が広く)、表示品位の高い映像を提供することができる。また、照明光学系D10を構成する各光学素子の配置自由度が高くなり、コンパクトで高性能の照明光学系D10を構成することができる。

 ここで、反射型表示素子D20から接眼光学系D30を介して瞳EPに至る光路中で、反射型表示素子D20の表示領域の中心と瞳EPの中心とを結ぶ軸を基準軸L1とする。本実施形態では、反射型表示素子D20は、反射型表示素子D20と接眼光学系D30との間の基準軸L1に対して表示面が傾くように配置されている。このように反射型表示素子D20を配置することにより、装置の小型化に支障をきたすことなく、光源D11から凹面ミラーD12を介して反射型表示素子D20に至る光路と、反射型表示素子D20から接眼光学系D30に至る光路とを確実に分離することができる。より具体的には、凹面ミラーD12にて反射されて反射型表示素子D20に入射する光の入射角が、10°<θ<60°の範囲内に収まるように、反射型表示素子D20を配置している。

 なお、反射型表示素子D20は、位相補償板とTN液晶表示素子とを組み合わせて視野角特性を向上させたもので構成されてもよい。また、反射型表示素子D20は、時分割駆動が可能な反射型の表示素子であればよく、例えばDMD(Digital Micromirror Device;米国テキサスインスツルメント社製)で構成することも可能である。

 接眼光学系D30は、反射型表示素子D20からの映像光を装着者の瞳EPに導くための光学系である。接眼光学系D30は、軸非対称(回転非対称、非軸対称)な正の光学パワーを有しており、内部に入射した映像光が良好に収差補正される。この接眼光学系D30は、接眼プリズムD31と、偏向プリズムD32と、反射型ホログラム光学素子D33と、第2の偏光板D34とを有している。

 接眼プリズムD31は、入射光すなわち反射型表示素子D20からの映像光を内部で全反射させて反射型ホログラム光学素子D33の方向に進行させ、反射型ホログラム光学素子D33を介して装着者の瞳に導く一方、外光を透過させて装着者の瞳に導く第1の透明基板であり、偏向プリズムD32とともに、例えばアクリル系樹脂で構成されている。この接眼プリズムD31は、平行平板の下端部を下端に近くなるほど薄くして楔状にし、その上端部を上端に近くなるほど厚くした形状で構成されている。また、接眼プリズムD31は、その下端部に配置される反射型ホログラム光学素子D33を挟むように偏向プリズムD32と接着剤で接合されている。

 偏向プリズムD32は、平面視で矩形の平行平板で構成されており、接眼プリズムD31の下端部と貼り合わされたときに、接眼プリズムD31と一体となって略平行平板となる第2の透明基板である。この偏向プリズムD32を接眼プリズムD31に接合することにより、装着者が接眼光学系D30を介して観察する外界像に歪みが生じるのを防止することができる。

 つまり、例えば、接眼プリズムD31に偏向プリズムD32を接合させない場合、外界像の光は接眼プリズムD31の楔状の下端部を透過するときに屈折するので、接眼プリズムD31を介して観察される外界像に歪みが生じる。しかし、接眼プリズムD31に偏向プリズムD32を接合させて一体的な略平行平板を形成することで、外界像の光が接眼プリズムD31の楔状の下端部を透過するときの屈折を偏向プリズムD32でキャンセルすることができる。その結果、シースルーで観察される外界像に歪みが生じるのを防止することができる。

 反射型ホログラム光学素子D33は、反射型表示素子D20にて表示される映像を拡大して装着者の目に虚像として導く体積位相型の反射型ホログラムであり、正のパワーを持つ非球面凹面ミラーと同様の機能を持っている。つまり、反射型ホログラム光学素子D33は、反射型表示素子D20から出射される3原色に対応した波長の光をそれぞれ回折させて装着者の瞳に導く。

 反射型ホログラム光学素子D33における各色の回折波長半値幅は、光源D11からの出射光の各色(出射光の各波長)の半値幅よりも狭く、光源D11からの出射光のうち、反射型ホログラム光学素子D33での回折効率が最大となる波長(回折ピーク波長)付近の光のみが反射型ホログラム光学素子D33にて反射され、装着者の瞳に導かれることになる。

 反射型ホログラム光学素子D33は、基板上に塗布されるホログラム感光材料を露光することによって形成されているが、このホログラム感光材料は、RGBの光の全てに感度を有する単層カラーフォトポリマーで構成されている。つまり、このホログラム感光材料をRGBに対応したレーザー光で3色同時に露光してホログラム感光材料に干渉縞を記録し、UV(紫外線)照射による定着を行った後、ベイク処理を行って増感することにより、反射型ホログラム光学素子D33が作製される。

 第2の偏光板D34は、入射光のうちで第1の偏光板D13を透過する光とは偏光方向が直交する光(ここではS偏光)を透過させて接眼プリズムD31に導くものであり、接眼プリズムD31において、反射型表示素子D20からの光が入射する面に貼り付けられている。

 次に、上記構成の透過型ディスプレイDの動作について説明する。照明光学系D10の光源D11からはRGBの各色光が時分割で出射される。各色光(例えばP偏光)は、まず第1の偏光板D13を透過し、凹面ミラーD12にて反射される。そして、凹面ミラーD12での反射光(P偏光)は、再び第1の偏光板D13を透過して反射型表示素子D20に入射する。

 反射型表示素子D20では、入射光が反射されるが、その際にRGBごとの画像データに応じて変調され、入射光とは異なる偏光(S偏光)となって反射型表示素子D20から出射される。このとき、反射型表示素子D20には、画像データに応じた映像が時分割でRGBごとに表示される。反射型表示素子D20からの出射光(RGBごとの映像光)は、光源D11から凹面ミラーD12に至る光路を横切って接眼光学系D30に到達し、接眼光学系D30の第2の偏光板D34を透過して、接眼プリズムD31に入射する。

 接眼プリズムD31では、入射した映像光が接眼プリズムD31の対向する2つの平面で複数回全反射され、接眼プリズムD31の下端に配置された反射型ホログラム光学素子D33まで導かれ、そこで反射されて瞳EPに達する。したがって、この瞳EPの位置では、装着者は、反射型表示素子D20に表示されたRGBごとの映像の拡大虚像をカラー映像として観察することができる。

 一方、接眼プリズムD31、偏向プリズムD32および反射型ホログラム光学素子D33は、外界からの光をほとんど全て透過させるので、装着者は外界像をシースルーで観察することができる。反射型表示素子D20に表示された映像の虚像は、外界像の一部に重なって観察されることになる。

 また、本実施形態の透過型ディスプレイDでは、接眼光学系D30の反射型ホログラム光学素子D33は、反射型表示素子D20からの映像光と外光とを同時に装着者の瞳に導くコンバイナとして用いられているので、装着者は、反射型ホログラム光学素子D33を介して、反射型表示素子D20から提供される映像と外界像とを同時に観察することができる。

 また、反射型ホログラム光学素子D33は、軸非対称な正の光学パワーを有しているので、このような反射型ホログラム光学素子D33を用いることにより、装置を構成する各光学部材の配置の自由度を高めることができ、装置を容易に小型化することができる。

 なお、本実施形態では、光路折り曲げ部材を凹面ミラーD12のような反射ミラーで構成した例について説明したが、光路を折り曲げる機能を有するものであればよく、例えばプリズムを用いることもできる。また、本実施形態では反射型表示素子を用いて少なくとも1回光路を折り曲げているため、光学系をコンパクトなものにしやすいという利点を有するが、必ずしもこの態様に限るものではなく、透過型表示素子を用いてもよい。

〔第2実施形態〕
 次に図9を参照して本発明の第2実施形態につき説明する。
 本実施形態のウェアラブルコンピューター1Bは、上記第1実施形態のウェアラブルコンピューター1Aに対し、連結部材40を排してコンピューターの筐体を一体型にしたものであり、図7に示したハードウエア構成及び上述した透過型ディスプレイの詳細も含めてその他の構成は同様である。
 図9に示すように本実施形態の筐体10Bは、第1部位11と第2部位12とが一体で構成されている。連結部材40を排したので、保持部材30は第2部位12に直接固定的に又は着脱自在に連結されて固定される。
 また、本実施形態の筐体10Bにあっては、第1部位11の下端が第2部位12の下端より上方に配置されている。第1部位11の下方には表示部(接眼光学系D30)が配置される。第1部位11の下端が第2部位12の下端より上方に配置されていることによって、表示部(接眼光学系D30)が配置される側の視界を広く確保することができ、表示部の配置位置の選択幅が広くなる。例えば、装着者にとって表示映像を右斜め上方等の比較的前方視界に影響の少ない位置に配置することも可能となり、歩行中等における安全を確保できる。

 なお、第1部位11の下端が第2部位12の下端より上方に配置されている構成は、上記第1実施形態の第1部位11と第2部位12とが別体の筐体10でも実施できることはもちろんである。
 また、図6Aに示した階段状又は図6Bに示したアーチ状の外壁部を、一体型の筐体10Bに適用してもよい。

〔その他〕
 さらに有用な構成とその作用効果につき記載する。
 透光性部材32L,32Rがリムレス、すなわち、縁なし眼鏡の構成である。リムレスとすることで、ウェアラブルコンピューター全体を軽量化することができる。なお、図1に示すように透光性部材32L,32Rの光軸LYは、Y軸に対して下方に傾斜しており、装着者の視界をカバーする。

 図5に示すように本ウェアラブルコンピューター1A(1B)は、テンプル21L,21Rを開き筐体10を上にした状態でテーブルなどの平面上に載置できる。このとき、本ウェアラブルコンピューター1A(1B)は、透光性部材32L,32Rの最下端と、モダン21La,21Raの最下端とが載置面2に接触して安定的に支持される。この載置状態において表示部(接眼光学系D30)の最下端は載置面2より間隔を隔てて上にあり、表示部(接眼光学系D30)は載置面2に接触することはない。これにより、使用に際して表示部に負荷や損傷を与えることが少なく表示の性能、品質を維持しやすい。また、表示部(接眼光学系D30)の最下端が載置面2に接触して支持される構成であると、表示部(接眼光学系D30)が左右のうち片側だけにあるためガタツキやすくなるが、本ウェアラブルコンピューター1A(1B)によれば、これを防止し安定的に載置される。

 表示部(接眼光学系D30)の下端の角部R1,R2は面取りされている。これにより使用に際して安全性が向上する。表示部(接眼光学系D30)の下端にシリコーンゴムなどの保護部材を取り付けてもよい。

 本ウェアラブルコンピューター1A(1B)によれば、表示部(接眼光学系D30)が筐体10(10B)から下方に延設されるため、筐体10及び連結部材40又は筐体10Bを、図示したものに対して左右対称にして別途構成することにより、接眼光学系D30が左眼側に配置された構成とすることができる。表示部(接眼光学系D30)や筐体10(10B)内のハードウエア構成を共用でき、低コストに右眼側表示タイプと左眼側表示タイプとを生産できる。なお、第1実施形態の筐体10の第2部位12については、左右共用できる構造、すなわち、X-Z平面について対称な構造であり、第1実施形態のウェアラブルコンピューター1Aによれば、さらにコストダウンを図ることができる。さらに第1実施形態のウェアラブルコンピューター1Aによれば、第1部位11と第2部位12とを別体に構成したので、上述したように表示部(接眼光学系D30)のX方向の位置調整機構を構成でき、低コストに高機能な装着性を有するウェアラブルコンピューターを提供することができる。

 図5に示すようにテンプル21L,21Rの前端部(Y軸の正の方向の端部)21Lb,21Rbは、その後方に延びる長尺部分21Lc,21Rcに対して上方に曲成されており、第1部位11及び第2部位12との接続部(智)を長尺部分21Lc,21Rcより上方に位置させている。これにより、長尺部分21Lc,21Rcを装着者頭部側面の適切な高さに配置して装着性を良好にしつつ、筐体10(10B)を装着者の眼の高さより上方に支持して装着者の頭部に装着される構造が実現され装着者の視界が確保される。装着性が良好であり、装着すれば自然に筐体10(10B)が装着者の眼の高さより上方の所定の位置に配置されるとともに、ずり落ちてくるおそれが少なく保持性が良好であって快適な使用が実現される。

 本発明は、コンピューターとして利用することができる。

1A ウェアラブルコンピューター
1B ウェアラブルコンピューター
10 筐体
10B 筐体
11 第1部位
12 第2部位
21L,21Rテンプル
30 保持部材
31L,31Rノーズパッド
32L,32R透光性部材
40 連結部材
B1 CPU搭載基板
B2 無線通信基板
B21 アンテナ
D 透過型ディスプレイ
D10 照明光学系
D11 光源
D12 凹面ミラー
D13 第1の偏光板
D20 反射型表示素子
D30 接眼光学系
D31 接眼プリズム
D32 偏向プリズム
D33 反射型ホログラム光学素子
D34 第2の偏光板

Claims (19)

  1.  コンピューターと、
     前記コンピューターの画像表示モニターとしての透過型ディスプレイと、
     前記コンピューターを収容する筐体と、
     前記筐体の長手方向の両端にそれぞれ連結される一対のテンプルと、
     前記筐体から下方に向けて延設され、ノーズパッド及び装着者の眼に対向する透光性部材を保持するための保持部材と、を備え、
     前記透過型ディスプレイの透過型の表示部が、装着者の右眼又は左眼に対向するように前記筐体から下方かつ前記透光性部材の設置空間の外側に延設され、
     前記テンプルと前記ノーズパッドにより前記筐体を装着者の眼の上方に保持して装着可能にされたウェアラブルコンピューター。
  2.  前記保持部材は前記筐体に対して着脱可能に固定される請求項1に記載のウェアラブルコンピューター。
  3.  前記透光性部材として装着者の両眼に対向するものが備えられた請求項1又は請求項2に記載のウェアラブルコンピューター。
  4.  前記透光性部材の、装着者の片眼に対向する部分が、装着者の眼の大きさよりも大きいサイズを有する請求項3に記載のウェアラブルコンピューター。
  5.  前記表示部と前記ノーズパッドとの相対位置を調整する位置調整機構を有する請求項1から請求項4のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューター。
  6.  前記筐体の下端部は前記長手方向の軸周りに湾曲する外に凸なアール形状の外壁部を有する請求項1から請求項5のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューター。
  7.  前記筐体は、
     右眼側及び左眼側のうち、
     前記表示部が配置される一方の側に位置し、前記表示部を支持するとともに前記表示部により映像を表示するための駆動回路を少なくとも収容する第1部位と、
     他方の側に位置し、前記コンピューターのCPU搭載基板を少なくとも収容する第2部位と、
     を有する請求項1から請求項6のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューター。
  8.  前記第1部位の下端が前記第2部位の下端より上方に配置されている請求項7に記載のウェアラブルコンピューター。
  9.  前記第1部位と前記第2部位とが別体で構成され、両者が連結部材で連結されている請求項7又は請求項8に記載のウェアラブルコンピューター。
  10.  前記表示部と前記ノーズパッドとの相対位置を調整する位置調整機構が、前記連結部材の前記第1部位との連結部に構成されている請求項9に記載のウェアラブルコンピューター。
  11.  前記筐体は、その長手方向の略中央部に下方に面する凹部を画成し、前記保持部材の少なくとも上端部が前記凹部に配置されている請求項7から請求項10のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューター。
  12.  前記凹部の上方頂点から一方の下端まで画成する前記第2部位の外壁部は、階段状又は傾斜状に構成されている請求項11に記載のウェアラブルコンピューター。
  13.  前記凹部の上方頂点は中央より前記表示部側に偏在し、前記第2部位は前記第1部位より長尺に形成されている請求項12に記載のウェアラブルコンピューター。
  14.  前記CPU搭載基板は、前記凹部の直上の前記第2部位内にその端部が配置されており、該端部を上端部にして、前記長手方向に対して傾斜して設置されている請求項11から請求項13のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューター。
  15.  前記第2部位の下端部は前記長手方向の軸周りに湾曲する外に凸なアール形状の外壁部を有し、前記CPU搭載基板の下端部は前記アール形状にされた前記外壁部の内側のアール面に対応して舟形形状に形成されている請求項14に記載のウェアラブルコンピューター。
  16.  前記第2部位に前記CPU搭載基板に電気的に接続する1又は2以上の他の回路基板を有する請求項14又は請求項15に記載のウェアラブルコンピューター。
  17.  前記CPU搭載基板と前記他の回路基板とは、当該CPU搭載基板に実装されたコネクターを介して接続されている請求項16に記載のウェアラブルコンピューター。
  18.  前記他の回路基板として無線通信装置が実装された無線通信基板を有し、当該無線通信基板は前記長手方向に延在して当該無線通信基板の前記長手方向の両端部が前記CPU搭載基板に対し近い端部と遠い端部とに分かれるように設置され、前記無線通信装置のアンテナが前記遠い端部寄りに配置されている請求項16又は請求項17に記載のウェアラブルコンピューター。
  19.  前記第1部位に前記表示部に映像を表示するための光学系が収容されている請求項7から請求項18のうちいずれか一に記載のウェアラブルコンピューター。
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