JP2016097959A - エンジン駆動ポンプ(edp)自動減圧システム - Google Patents

エンジン駆動ポンプ(edp)自動減圧システム Download PDF

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Abstract

【課題】航空機のための自動エンジン駆動ポンプ(EDP)減圧システムを提供すること。【解決手段】航空機10のための自動エンジン駆動ポンプ(EDP)減圧システムが開示される。航空機は、主エンジンが提供する機械的動力を油圧システムが配分するための油圧動力に変換するための、主エンジンによって駆動される少なくとも2つのEDPを含む。EDP減圧システムは、少なくとも2つのEDPの各々に対応する減圧デバイスと、制御モジュール80とを含む。減圧デバイスは、各々、それぞれのEDPを減圧するように付勢される。制御モジュールは、減圧デバイスの各々と信号通信する。制御モジュールは、航空機の複数の動作条件に基づいて減圧デバイスのうちの1つを付勢する減圧信号を自動的に生成するための制御論理を含む。【選択図】図1

Description

本開示のシステムは、航空機のための自動エンジン駆動ポンプ(engine driven pump(EDP))減圧システムに関し、より詳細には、油圧動力の低需要を示す航空機の特定の飛行条件の間に少なくとも1つのEDPを自動的に減圧するためのシステムに関する。
航空機における動力配分システムは、航空機のある部分から別の部分へエネルギーを伝達するように動作する。動力は、油圧としての動力、空気圧としての動力、および電力としての動力を含めて、様々な形態で配分することができる。油圧動力は、航空機主エンジンのうちの1つによって各々駆動されるエンジン駆動ポンプ(EDP)によって生成することができる。特に、航空機の各主エンジンは、1つまたは2つのEDPを駆動することができる。EDPは、各々、主エンジンのうちの1つが生成する機械エネルギーを、航空機内の油圧負荷が消費するための油圧動力に変換するのに使用することができる。航空機内の油圧負荷の例の中には、それだけに限らないが、補助翼、昇降舵、方向舵といった、航空機の操縦翼面に連結された油圧アクチュエーターや、着陸装置およびドア用のアクチュエーターが含まれる。航空機内の油圧動力の需要は、飛行の様々なフェーズにおいて大きく変動する。例えば、必要な油圧流量は、通常、巡航時に最低となる。
燃料費は航空機の運航における大きな要因であることを当業者は容易に理解するだろう。ほとんどの商用旅客機では、飛行の巡航フェーズが、普通は、燃料の大部分を消費する。燃料消費を低減するための航空機の燃料効率の改善は、それが航空機の運航を損なわずになされるならば、望ましい目標である。
1つの態様においては、航空機のための自動エンジン駆動ポンプ(EDP)減圧システムが開示される。航空機は、主エンジンが提供する機械的動力を油圧システムが配分するための油圧動力に変換するための、主エンジンによって駆動される少なくとも2つのEDPを含む。EDP減圧システムは、EDPの各々に対応する減圧デバイスと、制御モジュールとを含む。減圧デバイスは、各々、それぞれのEDPを減圧するように付勢される。制御モジュールは、減圧デバイスの各々と信号通信する。制御モジュールは、航空機の複数の動作条件に基づいて減圧デバイスのうちの1つを付勢する減圧信号を自動的に生成するための制御論理を含む。
別の態様においては、航空機においてエンジン駆動ポンプ(EDP)を自動的に減圧する方法が開示される。本方法は、航空機の主エンジンが少なくとも2つのEDPを駆動するステップを含む。また、本方法は、EDPが、主エンジンが提供する機械的動力を油圧システムが配分するための油圧動力に変換するステップも含む。また、本方法は、EDPの各々に対応する減圧デバイスを設けるステップも含む。減圧デバイスは、各々、EDPのそれぞれを減圧するように付勢される。最後に、本方法は、航空機の複数の動作条件に基づいて減圧デバイスのうちの1つを付勢する制御モジュールが減圧信号を自動的に生成するステップを含む。
開示の方法およびシステムの他の目的および利点は、以下の説明、添付の図面、および添付の特許請求の範囲を読めば明らかになるであろう。
主エンジンごとの2つのEDPと制御モジュールとを含む自動エンジン駆動ポンプ(EDP)減圧システムを有する航空機の例示的概略図である。 図1に示す制御モジュールの入力および出力を示すブロック図である。 図1に示す航空機の例示的飛行サイクルチャートである。
本開示において示す各図は、提示する実施形態の一態様の一変形を示すものであり、差異だけを詳細に論じる。
図1に示すように、本開示の一態様による開示の航空機10は、左主エンジン20aと右主エンジン20bとを含むことができる。左主エンジン20aおよび右主エンジン20bによって生成される機械的動力は、航空機10の方々に配分され、航空機10内の1つまたは複数の負荷が最終的に消費するための油圧動力または電力に変換することができる。図示の実施形態において、左ギヤボックス22aは、左主エンジン20aを少なくとも2つのエンジン駆動ポンプ(EDP)と発電機とに統合し、または結合するのに使用することができる。具体的には、左ギヤボックス22aは、左主エンジン20aを、第1の左EDP30a、第2の左EDP32a、および左エンジン発電機34aに結合するのに使用することができる。同様に、右ギヤボックス22bも、右主エンジン20bを、第1の右EDP30b、第2の右EDP32b、および右エンジン発電機34bに結合するのに使用することができる。
第1の左EDP30aおよび第2の左EDP32aは、左主エンジン20aが提供する機械的動力を、左油圧動力配分経路50aが配分するための油圧動力に変換する。左油圧動力配分経路50aは、左油圧システム52aへ動力を提供するのに使用することができる。同様に、第1の右EDP30bおよび第2の右EDP32bも、右主エンジン20bが提供する機械的動力を、右油圧動力配分経路50bが配分するための油圧動力に変換する。右油圧動力配分経路50bは、右油圧システム52bへ動力を提供するのに使用することができる。左油圧システム52aおよび右油圧システム52bは、航空機10内に位置する様々な油圧負荷を含む。航空機10内の油圧負荷の例の中には、それだけに限らないが、補助翼、昇降舵、方向舵、着陸装置、およびドアのための油圧アクチュエーターが含まれる。
図1には、ただ2つの主エンジンを有する航空機10が示されているが、本開示は、2つを上回る主エンジンを有する航空機にも適用できることを理解すべきであることを、当業者は容易に理解するであろう。例えば、代替の実施形態において、航空機10は、4つの主エンジン、すなわち、2つの左主エンジンおよび2つの右主エンジンを含むことができる。各主エンジンは、2つのEDPを駆動することができる。加えて、航空機10は2つの油圧システムも含み、左主エンジンと関連付けられた4つのEDPは左油圧システムへの油圧動力を生成し、右主エンジンと関連付けられた4つのEDPは右油圧システムへの油圧動力を生成する。
左エンジン発電機34は、左主エンジン20aが提供する機械的動力を、航空機10の左配電バス54aが配分するための電力に変換する。同様に、右エンジン発電機44も、右主エンジン20bが提供する機械的動力を、航空機10の右配電バス54bが配分するための電力に変換する。
航空機10内の各EDP30a、30b、32a、32bは、対応する減圧デバイスを含むことができる。具体的には、第1の左EDP30aは減圧デバイス70aを含むことができ、第2の左EDP32aは減圧デバイス72aを含むことができ、第1の右EDP30bは減圧デバイス70bを含むことができ、第2の右EDP32bは減圧デバイス72bを含むことができる。各減圧デバイス70a、70b、72a、72bは、EDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのそれぞれを選択的に減圧するのに使用することができる。具体的には、以下でさらに詳細に説明するように、EDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちの1つまたは複数を、航空機10内の低い油圧需要の期間中に減圧することができる。1つの例示的実施形態において、減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bは、各々、減圧電磁弁とすることができる。
減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bは、各々、それぞれのEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bが動作している場合に、消勢することができる。しかし、減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bのうちの1つが付勢されると、これにより、さらに、それぞれのEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bが減圧される。特に、圧力に基づいて吐出し流量を調整するEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bの油圧機械式デバイスは、減圧時にほぼ0に設定することができる。それぞれのEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bの吐出し圧力も最小化することができる。制御モジュール80、EDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32b、および減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bは、自動EDP減圧システムを構成する。自動EDP減圧システムは、航空機10内の低い油圧需要を示す航空機10の特定の動作条件に応じて、EDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちの1つまたは複数を自動的に減圧するのに使用することができ、これについて以下でさらに詳細に説明する。
図1と図2の両方を参照すると、制御モジュール80は、減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bの各々と信号通信することができる。制御モジュール80は、コードを実行するハードウェアもしくはソフトウェアを含む、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit(ASIC))、電子回路、組合せ論理回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array(FPGA))、プロセッサ(共有、専用、もしくはグループ)、またはシステムオンチップのような、上記の一部または全部の組合せを指し、またはその一部とすることができる。1つの非限定的な実施形態において、制御モジュール80は航空機10の飛行操縦モジュール(flight control module(FCM))とすることができる。各図には単一の制御モジュール80が例示され、記載されているが、制御モジュール80は、複数の制御モジュールを含むこともできることを当業者は容易に理解するであろう。以下で説明するように、制御モジュール80は、航空機10の複数の動作条件に基づいて減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bのうちの1つを付勢する減圧信号を自動的に生成するための制御論理を含む。
図1および図2の両方を引き続き参照すると、制御モジュール80は、各減圧デバイス70a、70b、72a、72bに対応する固有の加圧信号を生成するための制御論理を含む。具体的には、制御モジュール80は、減圧デバイス70aに対応する加圧信号90a、減圧デバイス72bに対応する加圧信号92a、減圧デバイス70bに対応する加圧信号90b、および減圧デバイス72bに対応する加圧信号92bを生成するための制御論理を含む。加圧信号90a、加圧信号90b、加圧信号92a、加圧信号92bは、減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bのうちの対応する1つを付勢し、またはこれらを消勢することができる。減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bを付勢すると、さらに、EDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちの対応する1つが減圧される(すなわち、加圧信号90a、加圧信号90b、加圧信号92a、加圧信号92bは減圧信号である)。減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bを消勢すると、さらに、EDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちの対応する1つが加圧される。
制御モジュール80は、入力として、航空機10が巡航サイクルで航行していることを示す航空機10の複数の特定の飛行条件を受け取る。巡航サイクルは、航空機10の航程の実質的に水平な部分を指し、飛行の上昇フェーズと降下フェーズとの間に発生することを当業者は容易に理解するであろう。図2に示す非限定的な実施形態において、航空機10が巡航サイクルで航行していることを示す航空機10の複数の特定の飛行条件は、航空機対気速度100および航空機高度102を含む。航空機対気速度100は、対気速度センサ120によって生成される信号とすることができ、航空機高度102は、高度計122によって生成される信号とすることができる。
図1および図2を参照すると、制御モジュール80は、入力として、EDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bの各々のポンプ出口における油圧を示す特定の動作条件も受け取る。特に、1つまたは複数のセンサを、各EDP30a、30b、32a、32bのポンプ出口に配置することができる(センサは図には示されていない)。第1の左EDP30aのポンプ出口に位置する1つまたは複数のセンサは、第1の左EDP30aのポンプ出口における油圧を表す圧力信号104を生成することができる。同様に、第2の左EDP32aのポンプ出口に位置する1つまたは複数のセンサも、第2の左EDP32aのポンプ出口における油圧を表す圧力信号106を生成することができる。第1の右EDP30bのポンプ出口に位置する1つまたは複数のセンサは、第1の右EDP30bのポンプ出口における油圧を表す圧力信号108を生成することができる。最後に、第2の右EDP32bのポンプ出口に位置する1つまたは複数のセンサは、第2の右EDP32bのポンプ出口における油圧を表す圧力信号110を生成することができる。
また、制御モジュール80は、入力として、航空機10の左油圧システム52aと右油圧システム52b両方の油圧動力需要を示す特定の動作条件も受け取る。具体的には、制御モジュール80は、入力として、左油圧システム52aの油圧動力需要を表す油圧需要信号112を受け取る。また、制御モジュール80は、入力として、右油圧システム52bの油圧動力需要を表す油圧需要信号114も受け取る。
左油圧需要信号112も右油圧需要信号114も、高い油圧需要または低い油圧需要のどちらかを示すことができる。高い油圧需要は、左油圧システム52aまたは右油圧システム52bの油圧動力需要が、それぞれの主エンジン20a、主エンジン20bのうちの1つによって駆動される2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より多いことを示す。例えば、左油圧システム52aの油圧動力需要が、主エンジン20aによって駆動される2つのEDP30a、32aのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より多い場合には、左油圧システム52aは高い油圧需要を有する。低い油圧需要は、左油圧システム52aまたは右油圧システム52bの油圧動力需要が、主エンジン20a、主エンジン20bのうちの1つによって駆動される2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より少ないことを示す。例えば、左油圧システム52aの油圧動力需要が、主エンジン20aによって駆動される2つのEDP30a、32aのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より少ない場合には、左油圧システム52aは低い油圧需要を有する。
1つの実施形態において、左油圧需要信号112は、左油圧システム52a内に位置する油圧アクチュエーターによって生成されるアクチュエーターアクティブ化コマンドレートおよびフロー需要に基づいて生成することができる。同様に、右油圧需要信号114も、右油圧システム52b内に位置する油圧アクチュエーターによって生成されるアクチュエーター・コマンド・レートおよびフローに基づいて生成することができる。あるいは、別の実施形態においては、左油圧需要信号112および右油圧需要信号114を、航空機10のフラップ・レバー・ハンドル位置に基づいて決定することもできる。具体的には、フラップ・レバー・ハンドルが上の位置にある場合、これは高い油圧需要を示す。さらに別の実施形態においては、左油圧需要信号112および右油圧需要信号114を、航空機10の着陸装置レバーに基づいて決定することができる。着陸装置レバーが下の位置にある場合、これは高い油圧需要を示す。
引き続き図1および図2を参照すると、制御モジュール80は、航空機10が巡航サイクルで航行していることを示す航空機10の複数の特定の飛行条件(すなわち、航空機対気速度100および航空機高度102)をモニタするための制御論理を含む。また、制御モジュール80は、航空機10の複数の特定の飛行条件に基づいて航空機10が巡航サイクルで航行しているかどうかを決定するための制御論理も含む。具体的には、航空機対気速度100が閾値対気速度を超え、航空機高度102が閾値高度を超えた場合には、制御モジュール80は、航空機10が巡航サイクルで航行していると判定する。1つの例示的実施形態においては、閾値対気速度は約270ノットであり、閾値高度は約1828メートル(6000フィート)である。これらの値は単に例示的な性格のものにすぎず、変更可能であることを当業者は容易に理解するであろう。
また、制御モジュール80は、それぞれのEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのポンプ出口における油圧を示す圧力信号104、圧力信号106、圧力信号108、圧力信号110の各々をモニタするための制御論理も含む。制御モジュールは、第1の左EDP30aのポンプ出口における油圧を示す圧力信号104および第2の左EDP32aのポンプ出口における油圧を示す圧力信号106が、どちらも、左閾値油圧を超えているかどうか判定する制御論理をさらに含む。左閾値油圧は、航空機10が巡航サイクルで航行している場合に左油圧システム52aが必要とする圧力を表す。航空機10が巡航サイクルで航行している場合には、油圧の需要は普通、相対的に低いことを当業者は容易に理解するであろう。
同様に、制御モジュールは、第1の右EDP30baのポンプ出口における油圧を示す圧力信号108および第2の右EDP32bのポンプ出口における油圧を示す圧力信号110が、どちらも、右閾値油圧を超えているかどうか判定する制御論理をさらに含む。右閾値油圧は、航空機10が巡航サイクルで航行している場合に右油圧システム52bが必要とする圧力を表す。1つの非限定的な実施形態において、左閾値油圧および右閾値油圧は、約19.3メガパスカル(2800psi)とすることができる。この値は単に例示的な性格のものにすぎず、変更可能であることを当業者は容易に理解するであろう。
制御モジュール80は、左油圧需要信号112および右油圧需要信号114の各々をモニタするための制御論理をさらに含む。また、制御モジュール80は、左油圧需要信号112に基づいて左油圧システム52aが高い油圧需要を有するか、それとも低い油圧需要を有するかを判定するための制御論理も含む。同様に、制御モジュール80は、右油圧需要信号114に基づいて右油圧システム52bが高い油圧需要を有するか、それとも低い油圧需要を有するかを判定するための制御論理も含む。上述のように、高い油圧需要は、左油圧システム52aまたは右油圧システム52bの油圧動力需要が、主エンジン20a、主エンジン20bのうちの1つによって駆動される2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より多いことを示し、低い油圧需要は、左油圧システム52aまたは右油圧システム52bの油圧動力需要が、主エンジン20a、主エンジン20bのうちの1つによって駆動される2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より少ないことを示す。
図1と図2の両方を参照すると、制御モジュール80は、航空機10が巡航サイクルで航行しているかどうか、圧力信号104と圧力信号106が、どちらも、左閾値油圧を超えているかどうか、および左油圧需要信号112が、左油圧システム52aが低い油圧需要を有することを示しているかどうかに基づいて、左減圧デバイス70a、左減圧デバイス72aのうちの1つを付勢するための加圧信号90a、加圧信号92aのうちの1つを生成するための制御論理をさらに含む。言い換えると、制御モジュール80は、2つの左減圧デバイス70a、72aのうちの1つを付勢するための制御論理を含み、これによりさらに、左主エンジン20aに対応する2つの左EDP30a、32aのうちの1つが減圧される。2つの左EDP30a、32aのうちの1つを減圧することにより、航空機10が巡航サイクルで航行している間の左主エンジン20aの燃料燃焼量を改善することができることを当業者は容易に理解するであろう。
1つの実施形態において、制御モジュール80は加圧信号90aを生成することができ、加圧信号90aはさらに、偶数の暦日(すなわち、4月2日、5月4日など)にのみ第1の左EDP30aを減圧する。同様に、制御モジュール80は加圧信号92aを生成することができ、加圧信号92aはさらに、奇数の暦日(すなわち、4月7日、5月11日など)にのみ第2の左EDP32aを減圧する。2つのEDP30a、32aの減圧は、動作時間を均衡させるために、奇数の暦日と偶数の暦日とで交互に行うことができる。
1つの実施形態において、制御モジュール80は、航空機10が巡航サイクルで航行しており、圧力信号104と圧力信号106が、どちらも、左閾値油圧を超えており、左油圧システム52aが閾値期間にわたって低い油圧需要を有するのでない限り、加圧信号90a、加圧信号92aのうちの1つを生成することができない。1つの実施形態において、閾値期間は少なくとも約30秒間である。しかし、これらの値は単に例示的な性格のものにすぎず、変更可能であることを当業者は容易に理解するであろう。
引き続き図1および図2を参照すると、制御モジュール80は、右主エンジン20bに対応する2つのEDP30b、32bのうちの1つを減圧するための同様の制御論理も含む。左主エンジン20aによって駆動される2つの左EDP30a、32aは、右主エンジン20bによって駆動される2つの右EDP30b、32bから独立して減圧することができることを理解すべきである。具体的には、制御モジュール80は、航空機10が巡航サイクルで航行しているかどうか、圧力信号108と圧力信号110が、どちらも、右閾値油圧を超えているかどうか、および右油圧需要信号114が、右油圧システム52bが低い油圧需要を有することを示しているかどうかに基づいて、右減圧デバイス70b、右減圧デバイス72bのうちの1つを付勢するための加圧信号90b、加圧信号92bのうちの1つを生成するための制御論理をさらに含む。
1つの実施形態において、制御モジュール80は加圧信号90bを生成することができ、加圧信号90bはさらに、偶数の暦日にのみ第1の右EDP30bを減圧する。同様に、制御モジュール80は加圧信号92bを生成することができ、加圧信号92bはさらに、奇数の暦日にのみ第2の右EDP32bを減圧する。さらに、制御モジュール80は、航空機10が巡航サイクルで航行しており、圧力信号108と圧力信号106が、どちらも、右閾値油圧を超えており、右油圧システム52bが閾値期間(例えば30秒間)にわたって低い油圧需要を有するのでない限り、加圧信号90b、加圧信号92bのうちの1つを生成することができない。
図3は、図1に示す航空機10の例示的飛行サイクルチャートの図である。図1〜図3を参照すると、飛行サイクルチャートの太い実線は、航空機10内のすべてのEDP30a、30b、32a、32bが加圧されていることを示している。破線は、航空機10内の1つまたは複数のEDP30a、30b、32a、32bが巡航サイクルの間に減圧されていることを示している。図3から分かるように、巡航サイクルの間に減圧されているEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちの1つまたは複数を、航空機10の特定の動作条件に基づいて自動的に再加圧することもできる。例えば、以下でさらに詳細に説明するように、航空機10が降下を開始する場合、現在動作中であるEDPのうちの1つが圧力を失い始める場合、または左油圧システム52aもしくは右油圧システム52bの油圧需要が増大する場合には、制御モジュール80は、現在、減圧されているEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちの1つまたは複数を自動的に再加圧することができる。具体的には、制御モジュール80は、EDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのそれぞれに再加圧する1つまたは複数の追加の加圧信号90a、90b、92a、92bを生成することができる。
引き続き図1〜図3を参照すると、航空機10が第2の閾値期間にわたって再アクティブ化高度を下回って飛行している場合には、現在、減圧されているEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちのいずれかを再加圧することができる。具体的には、制御モジュール80は、航空機10が第2の閾値期間にわたってアクティブ化高度を下回って飛行している場合に、対応する減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bのうちの1つまたは複数を消勢するための1つまたは複数の追加の加圧信号90a、90b、92a、92bを生成する。前に減圧されていたEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちのいずれかが再加圧され、それぞれの減圧デバイス70a、減圧デバイス70b、減圧デバイス72a、減圧デバイス72bが消勢された後で、通常の動作を再開することができる。
1つの実施形態において、再アクティブ化高度は約1768メートル(5800フィート)とすることができ、第2の閾値期間は少なくとも30秒間とすることができる。再アクティブ化高度は、航空機10が降下を開始しており、もはや巡航サイクルで航行していないことを示すことができる。代替として、または再アクティブ化高度に加えて、航空機10が第2の閾値期間にわたって再アクティブ化対気速度を下回って航行している場合には、前に非アクティブ化されたEDP30a、EDP30b、EDP32a、EDP32bのうちのいずれかを再アクティブ化することもできる。1つの実施形態において、アクティブ化対気速度は約80ノットである。
制御モジュール80は、左EDP30a、左EDP32aのポンプ出口における油圧に基づいて、左主エンジン20aによって駆動される左EDP30a、左EDP32aのうちの1つを自動的に再加圧するための制御論理も含む。具体的には、制御モジュール80は、左EDP30a、左EDP32aのうちの選択された1つが再アクティブ化圧力を下回ったことに基づいて、前に減圧された左EDP30a、左EDP32aのうちの特定の1つを再加圧するための制御論理を含む。再アクティブ化圧力は、左EDP30a、左EDP32aのうちの選択された1つが、航行中に圧力を失いつつあること、または障害を有することを示すことができる。具体的には、制御モジュール80は、圧力信号104または圧力信号106が第2の閾値期間にわたって再アクティブ化圧力を下回ったかどうかに基づいて、左減圧デバイス70a、左減圧デバイス72aのうちの1つを付勢するための加圧信号90a、加圧信号92aのうちの1つを生成するための制御論理を含む。1つの実施形態において、再アクティブ化圧力は約12.4メガパスカル(1800psi)である。
左EDP30a、左EDP32aのうちの選択された1つに再加圧するための制御論理が記述されているが、制御モジュール80は、右主エンジン20bによって駆動される右EDP30b、右EDP32bのうちの1つに自動的に再加圧するための制御論理も含むことを理解すべきである。具体的には、制御モジュール80は、右EDP30b、右EDP32bのうちの選択された1つが再アクティブ化圧力を下回った場合に、前に減圧された右EDP30b、右EDP32bのうちの特定の1つを再加圧するための制御論理も含む。
制御モジュール80は、左油圧システム52aの油圧需要が、巡航サイクルの間に、低い油圧需要から高い油圧需要へ増大した場合に、前に減圧された左EDP30a、左EDP32aのうちの選択された1つを再加圧するための制御論理をさらに含む。具体的には、制御モジュール80は、左油圧需要信号112が、左油圧システム52aが低い油圧需要から高い油圧需要に切り換わったことを示す場合に、減圧デバイス70a、減圧デバイス72aのうちの1つを消勢するための制御論理を含む。制御モジュール80は、右主エンジン20bによって駆動される右EDP30b、右EDP32bのうちの1つに自動的に再加圧する制御論理も含むことを理解すべきである。具体的には、制御モジュール80は、右油圧需要信号114が、右油圧システム52bが低い油圧需要から高い油圧需要に切り換わったことを示す場合に、前に減圧された右EDP30b、右EDP32bのうちの選択された1つを再加圧するための制御論理も含む。
各図を全体として参照すると、開示の自動EDP減圧システムは、航空機の巡航サイクルの間に航空機内に位置する1つまたは複数のEDPを自動的に減圧するための効率のよい、自動化された手法を提供する。飛行の巡航フェーズは、通常、航空機における燃料の大部分を消費することを当業者は理解するであろう。航空機内のEDPのうちの1つまたは複数を自動的に減圧することにより、航空機のパイロットによる入力を必要とせずに、航空機上の燃料燃焼効率が改善される。さらに、開示の自動EDP減圧システムは、航空機が降下を開始した場合、現在動作中のEDPのうちの1つが圧力を失い始めた場合、または左油圧システムもしくは右油圧システムの油圧需要が増大した場合に、EDPのうちの1つまたは複数を再加圧するための手法も提供する。
さらに、本開示は、以下の各項目による実施形態を含む。
項目1.航空機のための自動エンジン駆動ポンプ(EDP)減圧システムであって、航空機は、主エンジンが提供する機械的動力を油圧システムが配分するための油圧動力に変換するための、主エンジンによって駆動される少なくとも2つのEDPを含み、本自動EDP減圧システムは、
少なくとも2つのEDPの各々に対応する減圧デバイスであって、少なくとも2つのEDPのそれぞれを減圧するように各々付勢される減圧デバイスと、
減圧デバイスの各々と信号通信する制御モジュールであって、航空機の複数の動作条件に基づいて、減圧デバイスのうちの1つを付勢する減圧信号を自動的に生成するための制御論理を含む制御モジュールと
を含む自動EDP減圧システム。
項目2.制御モジュールは、航空機が巡航サイクルで航行していることを複数の飛行条件が示し、少なくとも2つのEDPの両方が閾値油圧を上回って動作しており、および油圧システムが低い油圧需要を有する場合に減圧信号を生成するための制御論理を含む、項目1の自動EDP減圧システム。
項目3.制御モジュールは、航空機が巡航サイクルで航行しており、少なくとも2つのEDPの両方が閾値油圧を上回って動作しており、および油圧システムが閾値期間にわたって低い油圧需要を有することに基づいて減圧信号を生成する、項目2の自動EDP減圧システム。
項目4.閾値期間は約30秒間である、項目3の自動EDP減圧システム。
項目5.複数の飛行条件は、航空機対気速度および航空機高度を含む、項目2の自動EDP減圧システム。
項目6.閾値油圧は、航空機が巡航サイクルで航行している場合に油圧システムが必要とする圧力を表す、項目2の自動EDP減圧システム。
項目7.低い油圧需要は、油圧システムの油圧動力需要が、少なくとも2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より少ないことを示し、高い油圧需要は、油圧システムの油圧動力需要が、少なくとも2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より多いことを示す、項目2の自動EDP減圧システム。
項目8.減圧信号は、暦日に基づいて減圧デバイスのうちの1つを付勢する、項目1の自動EDP減圧システム。
項目9.暦日が偶数の暦日である場合、第1の減圧デバイスが付勢され、暦日が奇数の暦日である場合、第2の減圧デバイスが付勢される、項目8の自動EDP減圧システム。
項目10.制御モジュールは、航空機が第2の閾値期間にわたって再アクティブ化高度を下回って飛行している場合に、前に付勢された減圧デバイスのうちの特定の1つを消勢する加圧信号を生成するための制御論理を含む、項目1の自動EDP減圧システム。
項目11.再アクティブ化高度は、航空機が降下を開始しており、もはや巡航サイクルで航行していないことを示す、項目10の自動EDP減圧システム。
項目12.制御モジュールは、航空機が第2の閾値期間にわたって再アクティブ化対気速度を下回って航行している場合に、前に付勢された減圧デバイスのうちの特定の1つを消勢する加圧信号を生成するための制御論理を含む、項目1の自動EDP減圧システム。
項目13.制御モジュールは、前に減圧された特定のEDPが再アクティブ化圧力を下回って動作している場合に、前に付勢された減圧デバイスのうちの特定の1つを消勢する加圧信号を生成するための制御論理を含む、項目1の自動EDP減圧システム。
項目14.制御モジュールは、油圧システムの油圧動力需要が低い油圧需要から高い油圧需要に増大した場合に、前に付勢された減圧デバイスのうちの特定の1つを消勢する加圧信号を生成するための制御論理を含む、項目1の自動EDP減圧システム。
項目15.航空機において自動エンジン駆動ポンプ(EDP)を自動的に減圧する方法であって、
航空機の主エンジンが少なくとも2つのEDPを駆動するステップと、
少なくとも2つのEDPが、主エンジンが提供する機械的動力を、油圧システムが配分する油圧動力に変換するステップと、
少なくとも2つのEDPの各々に対応する減圧デバイスであって、少なくとも2つのEDPのそれぞれを減圧するように各々付勢される減圧デバイスを設けるステップと、
制御モジュールが、航空機の複数の動作条件に基づいて減圧デバイスのうちの1つを付勢する減圧信号を自動的に生成するステップと
を含む方法。
項目16.航空機が巡航サイクルで航行していることを複数の飛行条件が示し、少なくとも2つのEDPの両方が閾値油圧を上回って動作しており、および油圧システムが低い油圧需要を有する場合に減圧信号を生成するステップを含む、項目15の方法。
項目17.複数の飛行条件は、航空機対気速度および航空機高度を含む、項目16の方法。
項目18.閾値油圧は、航空機が巡航サイクルで航行している場合に油圧システムが必要とする圧力を表す、項目16の方法。
項目19.低い油圧需要は、油圧システムの油圧動力需要が、少なくとも2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より少ないことを示し、高い油圧需要は、油圧システムの油圧動力需要が、少なくとも2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より多いことを示す、項目16の方法。
項目20.暦日に基づいて減圧デバイスのうちの1つを付勢するステップを含む、項目16の方法。
本明細書に記載されている装置および方法の形態は本開示の好ましい態様を構成するものであるが、本開示は、これらの通りの形態の装置および方法だけに限定されず、本開示の範囲を逸脱することなく、これらの形態に変更を加えることができる。
10 航空機
20a 左主エンジン
20b 右主エンジン
22a 左ギヤボックス
22b 右ギヤボックス
30a 第1の左EDP
32a 第2の左ED
34a 左エンジン発電機
34b 右エンジン発電機
30b 第1の右EDP
32b 第2の右EDP
34b 右エンジン発電機
50a 左油圧動力配分経路
50b 右油圧動力配分経路
52a 左油圧システム
52b 右油圧システム
54a 左配電バス
54b 右配電バス
70a,70b,72a,72b 減圧デバイス
80 制御モジュール
90a,90b,92a,92b 加圧信号
100 航空機対気速度
102 航空機高度
104,106,108,110 圧力信号
112 左油圧需要信号
114 右油圧需要信号
120 対気速度センサ
122 高度計

Claims (14)

  1. 航空機のための自動エンジン駆動ポンプ(EDP)減圧システムであって、前記航空機は、主エンジンが提供する機械的動力を油圧システムが配分するための油圧動力に変換するための、前記主エンジンによって駆動される少なくとも2つのEDPを含み、前記自動EDP減圧システムは、
    前記少なくとも2つのEDPの各々に対応する減圧デバイスであって、前記少なくとも2つのEDPのそれぞれを減圧するように各々付勢される前記減圧デバイスと、
    前記減圧デバイスの各々と信号通信する制御モジュールであって、前記航空機の複数の動作条件に基づいて、前記減圧デバイスのうちの1つを付勢する減圧信号を自動的に生成するための制御論理を含む前記制御モジュールと
    を含む自動EDP減圧システム。
  2. 前記航空機が巡航サイクルで航行していることを複数の飛行条件が示し、前記少なくとも2つのEDPの両方が閾値油圧を上回って動作しており、および前記油圧システムが低い油圧需要を有する場合に、前記制御モジュールが前記減圧信号を生成するための制御論理を含む、請求項1に記載の自動EDP減圧システム。
  3. 前記航空機が巡航サイクルで航行しており、前記少なくとも2つのEDPの両方が前記閾値油圧を上回って動作しており、および前記油圧システムが閾値期間にわたって低い油圧需要を有することに基づいて、前記制御モジュールが前記減圧信号を生成する、請求項2に記載の自動EDP減圧システム。
  4. 前記閾値期間は約30秒間である、請求項3に記載の自動EDP減圧システム。
  5. 前記複数の飛行条件は、航空機対気速度および航空機高度を含む、請求項2に記載の自動EDP減圧システム。
  6. 前記閾値油圧は、前記航空機が巡航サイクルで航行している場合に前記油圧システムが必要とする圧力を表す、請求項2に記載の自動EDP減圧システム。
  7. 前記低い油圧需要は、前記油圧システムの油圧動力需要が、前記少なくとも2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より少ないことを示し、高い油圧需要は、前記油圧システムの前記油圧動力需要が、前記少なくとも2つのEDPのうちの1つだけが生成することのできる動力の量より多いことを示す、請求項2に記載の自動EDP減圧システム。
  8. 前記減圧信号は、暦日に基づいて前記減圧デバイスのうちの1つを付勢する、請求項1に記載の自動EDP減圧システム。
  9. 前記暦日が偶数の暦日である場合、第1の減圧デバイスが付勢され、前記暦日が奇数の暦日である場合、第2の減圧デバイスが付勢される、請求項8に記載の自動EDP減圧システム。
  10. 前記制御モジュールは、前記航空機が第2の閾値期間にわたって再アクティブ化高度を下回って飛行している場合に、前に付勢された前記減圧デバイスのうちの特定の1つを消勢する加圧信号を生成するための制御論理を含む、請求項1に記載の自動EDP減圧システム。
  11. 前記再アクティブ化高度は、前記航空機が降下を開始しており、もはや巡航サイクルで航行していないことを示す、請求項10に記載の自動EDP減圧システム。
  12. 前記制御モジュールは、前記航空機が第2の閾値期間にわたって再アクティブ化対気速度を下回って航行している場合に、前に付勢された前記減圧デバイスのうちの特定の1つを消勢する加圧信号を生成するための制御論理を含む、請求項1に記載の自動EDP減圧システム。
  13. 前記制御モジュールは、前に減圧された特定のEDPが再アクティブ化圧力を下回って動作している場合に、前に付勢された前記減圧デバイスのうちの特定の1つを消勢する加圧信号を生成するための制御論理を含む、請求項1に記載の自動EDP減圧システム。
  14. 前記制御モジュールは、前記油圧システムの油圧動力需要が低い油圧需要から高い油圧需要に増大した場合に、前に付勢された前記減圧デバイスのうちの特定の1つを消勢する加圧信号を生成するための制御論理を含む、請求項1に記載の自動EDP減圧システム。
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