JP2016095945A - 燃料電池カートリッジ、燃料電池モジュール、燃料電池システム、燃料電池カートリッジの製造方法および燃料電池カートリッジの温度調整方法 - Google Patents

燃料電池カートリッジ、燃料電池モジュール、燃料電池システム、燃料電池カートリッジの製造方法および燃料電池カートリッジの温度調整方法 Download PDF

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陽喜 椋本
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芳樹 加藤
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Daigo Kobayashi
大悟 小林
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Abstract

【課題】カートリッジあたりのセルスタックの充填本数が増えた場合でも、集電による電流アンバランスの発生を抑制できる燃料電池の集電方法を提供することを目的とする。
【解決手段】燃料電池セル105を有する複数のセルスタック101と、複数の前記セルスタック101を電気的に並列接続し、各セルスタックからそれぞれ集電する集電経路を含む集電部10と、を有するカートリッジを備え、負荷上げ開始前の前記カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックAから集電する任意の集電経路が、相対的に高い初期電気抵抗を有し、負荷上げ開始前の前記カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置にある別のセルスタックBから集電する別の集電経路が、相対的に低い初期電気抵抗を有する燃料電池を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池カートリッジ、燃料電池モジュール、燃料電池システム、燃料電池カートリッジの製造方法および燃料電池カートリッジの温度調整方法に関するものである。
燃料電池は、燃料極、電解質、空気極が順に配置されたセルを有しており、燃料極に燃料ガスを、空気極に酸化剤を供給することで電気化学反応によって発電させる装置である(特許文献1、2参照)。複数のセルがインターコネクタで接続されたものをセルスタックという。セルスタックは集電部材で電気的に並列接続され、カートリッジに充填されている。
燃料電池の一種である固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)では、大型化および大容量化がすすめられており、それに伴って1つのカートリッジあたりに充填するセルスタックの本数が増加している。一般に、1つのカートリッジに充填するセルスタックの集電は並列接続(一括)で行うため、1つの集電板で集電するセルスタックの本数も増加する。
特開2007−280678号公報 特開平10−247510号公報
セルが低温の状態で負荷を上げる(発電を開始する)と、セルを劣化させる可能性があるため、通常は負荷上げを開始する前にセルを予熱する。しかしながら、予熱方法やセルスタックの配置などによっては負荷上げ開始前のカートリッジ内に温度分布が生じる。1つのカートリッジに充填するセルスタックの数を多くすることは、負荷上げ開始前のカートリッジ内に生じる温度分布を拡大させる要因となりうる。
セルの内部抵抗は温度に依存するため、温度分布があると各セルで内部抵抗に差が生じる。セルスタックを並列接続した場合には、並列接続されているセル間の電圧が同じになるように各セルに電流が分配されるため、各セルでの電流アンバランスが発生する。例えば、温度が高いセルスタックほど内部抵抗が小さくなるため、電流が流れやすい。
電流のアンバランスが発生すると、電流の大きなセルスタック(温度の高いセル)では発熱量が増加し、それに伴い温度が上昇する。温度が上昇すると内部抵抗は低下するため、さらにセルに流れる電流が増加する。一方、温度が低く電流の小さなセルスタックでは、発熱による発熱量の増加が少ないため温度の上昇が小さい。そのため内部抵抗の低下が小さいためセルに流れる電流の増加も小さくなる。このように、カートリッジ内部の温度分布に起因して、電流のアンバランスが増大してしまう。そのため、今後カートリッジあたりのセルスタック数が増加すると、集電による電流アンバランスが生じやすくなる可能性がある。
各セルでの電流のアンバランスを解消するため、特許文献1の固体高分子電解質型燃料電池では、集電板に設けられた複数の端子からの出力を独立して制御して、各セルの面内電流分布をより均一化させている。特許文献2では、セルスタックの長軸方向の複数の位置に集電手段を分散させ、各集電手段に調整を加えて、各集電手段の電流を均一化させている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、カートリッジあたりのセルスタックの充填本数が増えた場合でも、集電による電流アンバランスの発生を抑制できる燃料電池の集電方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の燃料電池カートリッジ、燃料電池モジュール、燃料電池システム、燃料電池カートリッジの製造方法および燃料電池カートリッジの温度調整方法は以下の手段を採用する。
本発明は、燃料電池セルを有する複数のセルスタックと、複数の前記セルスタックを電気的に並列接続し、各セルスタックからそれぞれ集電する集電経路を含む集電部と、を有する燃料電池カートリッジであって、負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックから集電する任意の集電経路が、相対的に高い初期電気抵抗を有し、負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置にある別のセルスタックから集電する別の集電経路が、相対的に低い初期電気抵抗を有する燃料電池カートリッジを提供する。
本発明は、燃料電池セルを有する複数のセルスタックと、複数の前記セルスタックを電気的に並列接続し、各セルスタックからそれぞれ集電する集電経路を含む集電部と、を有する燃料電池カートリッジの製造方法であって、負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックから集電する任意の集電経路の初期電気抵抗を相対的に高くし、負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置にある別のセルスタックから集電する別の集電経路の初期電気抵抗を相対的に低くして、前記集電部を形成する燃料電池カートリッジの製造方法を提供する。
本発明は、燃料電池セルを有する複数のセルスタックと、複数の前記セルスタックを電気的に並列接続し、各セルスタックからそれぞれ集電する集電経路を含む集電部と、を有する燃料電池カートリッジの温度調整方法であって、負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックから集電する任意の集電経路の初期電気抵抗を相対的に高くし、負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置にある別のセルスタックから集電する別の集電経路の初期電気抵抗を相対的に低くして、複数の前記セルスタックの運転時の温度を調整する燃料電池カートリッジの温度調整方法を提供する。
上記発明によれば、負荷上げ開始前の燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックから集電する集電経路の初期電気抵抗を複数のセルスタックの中で相対的に高くすることで、任意のセルスタックに電流を流しにくくし、温度上昇を抑えることができる。また、負荷上げ開始前の燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置に設置される別のセルスタックから集電する集電経路の初期電気抵抗を相対的に低くすることで、別のセルスタックに電流を流しやすくなるため、セルスタックの温度を上昇させられる。それにより、温度が高くなりやすい位置にあるセルスタックに電力が集中することを抑制し、温度変化を生じ難くさせることができる。そのようにして温度調整することにより、燃料電池カートリッジでの温度分布の偏りの拡大を低減できる。「初期電気抵抗値」は、発電を開始する温度での電気抵抗値である。通常は発電による温度上昇を考慮して定格運転状態より低い温度となる。なお、燃料電池カートリッジ内の温度分布の傾向は負荷上げ前後で変わらないため、「初期電気抵抗値」が発電を開始する前の温度での電気抵抗値であったとしても任意の集電経路の「初期電気抵抗値」と別の集電経路の「初期電気抵抗値」との相対関係は変わらず、少なからず上記効果を得ることができる。
上記発明の一態様において、前記任意の集電経路の初期電気抵抗が、負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時において前記任意のセルスタックおよび前記任意の集電経路の電気抵抗を合わせた任意の合計電気抵抗値と、前記別のセルスタックおよび前記別の集電経路の電気抵抗を合わせた別の合計電気抵抗値と、が揃う電気抵抗値であることが好ましい。
上記発明の一態様によれば、並列接続されている複数のセルスタック間において負荷上げ初期の電気抵抗を合わせられるため、並列接続されている複数のセルスタック間において電流アンバランスを抑制できる。それにより、各セルスタック間の温度差が拡大するのを低減できる。
上記発明の一態様において、前記集電経路が、集電対象のセルスタックに接触する集電電極を備え、前記任意の集電電極の前記任意のセルスタックとの接触面積が、前記別の集電電極の前記別のセルスタックとの接触面積よりも小さくなるようにして集電経路の電気抵抗を調整できる。
集電電極の接触面積を大きくすると集電経路の電気抵抗を低くできる。集電電極の接触面積を小さくすると集電経路の電気抵抗を大きくできる。接触面積の大きさを変化させることで、集電経路の初期電気抵抗値を調整できる。
上記発明の一態様において、前記任意の集電経路の幅を、前記別の集電経路の幅よりも狭くしてもよい。
集電経路に幅の広い箇所を設けると集電経路の電気抵抗を小さくできる。集電経路に幅の狭い箇所を設けると集電経路の電気抵抗を大きくできる。
上記発明の一態様において、前記集電経路が、前記集電電極に接続される枝電路と、他の集電経路と合流し電線ケーブルにつながる幹電路と、から構成され、前記任意の集電経路における前記枝電路の幅が、前記別の集電経路における前記枝電路の幅よりも狭くてもよい。
枝電路の幅を広くすると集電経路の電気抵抗を小さくできる。枝電路の幅を狭くすると集電経路の電気抵抗を大きくできる。
上記発明の一態様において、前記集電経路が、前記集電電極に接続される枝電路と、他の集電経路と合流し電線ケーブルにつながる幹電路と、から構成され、前記任意の集電経路の前記枝電路の長さが、前記別の集電経路の前記枝電路の長さよりも長くてもよい。
枝電路の長さを短くすると集電経路の電気抵抗を小さくできる。枝電路の長さを長くすると集電経路の電気抵抗を大きくできる。
上記発明の一態様において、前記集電経路が、集電対象の前記集電電極に接続される枝電路と、他の集電経路と合流し電線ケーブルにつながる幹電路と、から構成され、前記集電部が、前記枝電路の幅を画定するスリットを有していてもよい。
枝電路の幅が広くなる位置にスリットを設けると集電経路の電気抵抗を小さくできる。枝電路の幅を狭くする位置にスリットを設けると集電経路の電気抵抗を大きくできる。
上記発明の一態様において、前記任意の集電経路の枝電路を画定する前記スリットが、集電対象の前記セルスタックから流れてくる電流を迂回させる形状であってもよい。
スリットの長さや形状を変化させて電流の流れを迂回させることで、集電経路の電気抵抗を大きくできる。
上記発明の一態様において、前記任意の集電経路の厚さが、前記別の集電経路の厚さよりも薄くなるようにしてもよい。
集電経路の厚さを厚くすると集電経路の電気抵抗を小さくできる。集電経路の厚さを薄くすると集電経路の電気抵抗を大きくできる。
本発明によれば、電気抵抗を合わせた状態から負荷上げを実施できるため、従来と比べ、電流集中による温度差の拡大を低減できる。
本発明に係る燃料電池セルスタックの一態様を示す図である。 本発明に係るSOFCモジュールの一態様を示す図である。 実施例1に係る集電部の概略図である。 実施例2に係る集電部の上面図である。 図4のエリアBの拡大図である。 図4のエリアAの拡大図である。 実施例3に係る集電部の上面図である。 実施例3に係る集電部の変形例を示す図である。 実施例3に係る集電部の変形例を示す図である。 実施例4に係る集電部の上面図である。 実施例5に係る集電部の上面図である。 実施例6に係る集電部の上面図である。 実施例7に係る集電部の上面図である。 実施例8に係る集電部の上面図である。
以下に、本発明に係る燃料電池およびその製造方法、ならびに燃料電池の温度調整方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。本発明は、負荷上げ開始時に燃料電池カートリッジ内で温度分布がある燃料電池に適用される。
以下においては、説明の便宜上、紙面を基準として「上」及び「下」の表現を用いて各構成要素の位置関係を特定するが、鉛直方向に対して必ずしもこの限りである必要はない。例えば、紙面における上方向が鉛直方向における下方向に対応してもよい。また、紙面における上下方向が鉛直方向に直行する水平方向に対応してもよい。
以下においては、固体酸化物形燃料電池(SOFC)のセルスタックとして円筒形を例として説明するが、必ずしもこの限りである必要はなく、例えば平板形のセルスタックであってもよい。
本発明は以降で説明する実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
酸化剤ガスとは、酸素を略15%〜30%含むガスである。酸化剤ガスとしては、代表的には空気が好適であるが、空気以外にも燃料排ガスと空気の混合ガスや、酸素と空気の混合ガスなどが使用されてもよい。
まず、図1を参照して本実施形態に係る燃料電池セルスタック(以降、セルスタック)について説明する。セルスタック101は、円筒形状の基体管103と、基体管103の外周面に複数形成された燃料電池セル105と、隣り合う燃料電池セル105の間に形成されたインターコネクタ107とを有する。燃料電池セル105は、燃料極109と固体電解質111と空気極113とが積層して形成されている。また、セルスタック101は、基体管103の外周面に形成された複数の燃料電池セル105の内、基体管103の軸方向において最も端に形成された燃料電池セル105の空気極113に、インターコネクタ107を介して電気的に接続されたリード膜115を有する。
基体管103は、多孔質材料からなり、例えば、CaO安定化ZrO(CSZ)、又はY安定化ZrO(YSZ)、又はMgAlとされる。この基体管103は、燃料電池セル105とインターコネクタ107とリード膜115とを支持すると共に、基体管103の内周面に供給される燃料ガスを基体管103の細孔を介して基体管103の外周面に形成される燃料極109に拡散させるものである。
燃料極109は、Niとジルコニア系電解質材料との複合材の酸化物で構成され、例えば、Ni/YSZが用いられる。この場合、燃料極109は、燃料極109の成分であるNiが燃料ガスに対して触媒作用を有する。この触媒作用は、基体管103を介して供給された燃料ガス、例えば、メタン(CH)と水蒸気との混合ガスを反応させ、水素(H)と一酸化炭素(CO)に改質するものである。また、燃料極109は、改質により得られる水素(H)及び一酸化炭素(CO)と、固体電解質111を介して供給される酸素イオン(O2−)とを固体電解質111との界面付近において電気化学的に反応させて水(HO)及び二酸化炭素(CO)を生成するものである。なお、燃料電池セル105は、この時、酸素イオンから放出される電子によって発電する。
固体電解質111は、ガスを通しにくい気密性と、高温で高い酸素イオン導電性とを有するYSZが主として用いられる。この固体電解質111は、空気極で生成される酸素イオン(O2−)を燃料極に移動させるものである。
空気極113は、例えば、LaSrMnO系酸化物、又はLaCoO系酸化物で構成される。この空気極113は、固体電解質111との界面付近において、供給される空気等の酸化性ガス中の酸素を解離させて酸素イオン(O2−)を生成するものである。
インターコネクタ107は、SrTiO系などのM1−xTiO(Mはアルカリ土類金属元素、Lはランタノイド元素)で表される導電性ペロブスカイト型酸化物から構成され、燃料ガスと酸化性ガスとが混合しないように緻密な膜となっている。また、インターコネクタ107は、酸化雰囲気と還元雰囲気との両雰囲気下で安定した電気導電性を有する。このインターコネクタ107は、隣り合う燃料電池セル105において、一方の燃料電池セル105の空気極113と他方の燃料電池セル105の燃料極109とを電気的に接続し、隣り合う燃料電池セル105同士を直列に接続するものである。リード膜115は、電子伝導性を有すること、及びセルスタック101を構成する他の材料との熱膨張係数が近いことが必要であることから、Ni/YSZ等のNiとジルコニア系電解質材料との複合材で構成されている。このリード膜115は、インターコネクタにより直列に接続される複数の燃料電池セル105で発電された直流電力をセルスタック101の端部付近まで導出すものである。
次に、図2を参照して本実施形態に係るSOFCモジュール及びSOFCカートリッジについて説明する。ここで、図2は、本実施形態に係るSOFCモジュールの一態様を示すものである。
SOFCモジュール201は、図2に示すように、例えば、複数のSOFCカートリッジ203と、これら複数のSOFCカートリッジ203を収納する圧力容器205とを有する。また、SOFCモジュール201は、燃料ガス供給管207と複数の燃料ガス供給枝管207aとを有する。またSOFCモジュール201は、燃料ガス排出管209と複数の燃料ガス排出枝管209aとを有する。また、SOFCモジュール201は、酸化性ガス供給管(不図示)と酸化性ガス供給枝管(不図示)とを有する。また、SOFCモジュール201は、酸化性ガス排出管(不図示)と複数の酸化性ガス排出枝管(不図示)とを有する。
燃料ガス供給管207は、図示しない圧力容器205の外部に設けられSOFCモジュール201の発電量に対応して所定ガス組成と所定流量の燃料ガスを供給する燃料ガス供給部に接続されると共に、複数の燃料ガス供給枝管207aに接続されている。この燃料ガス供給管207は、上述の燃料ガス供給部から供給される所定流量の燃料ガスを、複数の燃料ガス供給枝管207aに分岐して導くものである。また、燃料ガス供給枝管207aは、燃料ガス供給管207に接続されると共に、複数のSOFCカートリッジ203に接続されている。この燃料ガス供給枝管207aは、燃料ガス供給管207から供給される燃料ガスを複数のSOFCカートリッジ203に略均等の流量で導き、複数のSOFCカートリッジ203の発電性能を略均一化させるものである。
燃料ガス排出枝管209aは、複数のSOFCカートリッジ203に接続されると共に、燃料ガス排出管209に接続されている。この燃料ガス排出枝管209aは、SOFCカートリッジ203から排出される排燃料ガスを燃料ガス排出管209に導くものである。また、燃料ガス排出管209は、複数の燃料ガス排出枝管209aに接続されると共に、一部が圧力容器205の外部に配置されている。この燃料ガス排出管209は、燃料ガス排出枝管209aから略均等の流量で導出される排燃料ガスを圧力容器205の外部に導くものである。
圧力容器205は、内部の圧力が0.1MPa〜約3MPa、内部の温度が大気温度〜約300℃で運用されるので、耐力性と酸化性ガス中に含まれる酸素などの酸化剤に対する耐食性を保有する材質が利用される。
ここで、本実施形態においては、複数のSOFCカートリッジ203が集合化されて圧力容器205に収納される態様について説明しているが、これに限られず例えば、SOFCカートリッジ203が集合化されずに圧力容器205内に収納される態様とすることもできる。
SOFCカートリッジ203は、複数のセルスタック101と、発電室と、燃料ガス供給室217と、燃料ガス排出室219と、酸化性ガス供給室221と、酸化性ガス排出室223と、集電部10とを有する。本実施形態においては、燃料ガスと酸化性ガスとがセルスタック101の内側と外側とを対向して流れる構造となっている。しかしながら、必ずしもこの必要はなく、例えば、セルスタックの内側と外側とを平行して流れる、または酸化性ガスがセルスタックの長手方向と直交する方向へ流れるようにしても良い。
発電室は、セルスタック101の燃料電池セル105が配置され、燃料ガスと酸化性ガスとを電気化学的に反応させて発電を行う領域である。発電室のセルスタック101長手方向の中央部付近での温度は、燃料電池モジュール201の定常運転時に、およそ700℃〜1100℃の高温雰囲気となる。
燃料ガス供給室217は、図示しない燃料ガス供給孔231aによって、燃料ガス供給枝管207aと連通されている。燃料ガス供給室217には、セルスタック101の一方の端部が、セルスタック101の基体管103の内部が燃料ガス供給室217に対して開放して配置されている。この燃料ガス供給室217は、燃料ガス供給枝管207aから図示しない燃料ガス供給孔を介して供給される燃料ガスを、複数のセルスタック101の基体管103の内部に略均一流量で導き、複数のセルスタック101の発電性能を略均一化させるものである。
燃料ガス排出室219は、図示しない燃料ガス排出孔によって、燃料ガス排出枝管209aと連通されている。燃料ガス排出室219には、セルスタック101の他方の端部が、セルスタック101の基体管103の内部が燃料ガス排出室219に対して開放して配置されている。この燃料ガス排出室219は、複数のセルスタック101の基体管103の内部を通過して燃料ガス排出室219に供給される排燃料ガスを集約して、図示しない燃料ガス排出孔を介して燃料ガス排出枝管209aに導くものである。
SOFCモジュール201の発電量に対応して所定ガス組成と所定流量の酸化性ガスを酸化性ガス供給枝管へと分岐して、複数のSOFCカートリッジ203へ供給する。酸化性ガス供給室221は、図示しない酸化性ガス供給孔によって、酸化性ガス供給枝管と連通されている。この酸化性ガス供給室221は、図示しない酸化性ガス供給枝管から酸化性ガス供給孔を介して供給される所定流量の酸化性ガスを、発電室に導くものである。
酸化性ガス排出室223は、図示しない酸化性ガス排出孔によって、図示しない酸化性ガス排出枝管と連通されている。この酸化性ガス排出室223は、発電室から、酸化性ガス排出室223に供給される排酸化性ガスを、酸化性ガス排出孔を介して図示しない酸化性ガス排出枝管に導くものである。
SOFCカートリッジ203において、複数のセルスタック101は、上下方向を長手方向として、互いに略平行に並べられている。複数のセルスタックは、支持部材によってそれぞれ気密に支持されている。支持部材は、燃料電池セルスタックを挟んで上と、下とにそれぞれ配置されている。上部にある支持部材は、燃料ガス供給室217と酸化性ガス排出室223とを隔離するものである。下部にある支持部材は、燃料ガス排出室219と酸化性ガス供給室221とを隔離するものである。支持部材は、インコネルなどの高温耐久性のある金属材料から成る。
本実施形態によれば、上述したSOFCカートリッジ203の構造により、燃料ガスと酸化性ガスとがセルスタック101の内側と外側とを対向して流れるものとなっている。このことにより、排酸化性ガスは、基体管103の内部を通って発電室に供給される燃料ガスとの間で熱交換がなされ、金属材料から成る上部の支持部材等が座屈などの変形をしない温度に冷却されて酸化性ガス排出室223に供給される。また、燃料ガスは、発電室から排出される排酸化性ガスとの熱交換により昇温され、発電室に供給される。その結果、ヒーター等を用いることなく発電に適した温度に予熱昇温された燃料ガスを発電室に供給することができる。
集電部は、セルスタック101の上端側および下端側にそれぞれ配置され、複数のセルスタック101を電気的に並列接続する。集電部は、セルスタック101の数に応じた複数の集電経路を含む。「集電経路」とは、任意のセルスタックで生じた電流が電線ケーブルに達するまでに集電部内で通る路である。集電部には、各集電経路で集電された電流が集約される電線ケーブルが接続されている。集電部の構成については、後で詳しく説明する。
各集電経路は、それぞれ負荷上げ開始前のカートリッジ内の温度分布に応じて設定された初期電気抵抗値(Ri)を有する。負荷上げ開始前のカートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックから集電する任意の集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は相対的に高い。負荷上げ開始前のカートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置に設置される別のセルスタックから集電する別の集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は相対的に低い。
「初期電気抵抗値(Ri)」とは、好ましくは発電を開始する温度での電気抵抗値である。通常は発電による温度上昇を考慮して定格運転状態より低い温度となる。。負荷上げ開始前のカートリッジ内の温度分布は、事前に情報を取得してセルスタックの配置と相関させておくとよい。「負荷上げ開始前」とは、カートリッジ内に温度分布が生じている所定のタイミングであり、負荷上げ開始の直前であることが好ましい。
各集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時におけるセルスタックと集電経路の合計電気抵抗(Rs+Rc)が、それぞれ並列接続される範囲の中で揃うような値に設定されるとよい。例えば、負荷上げ開始の直前のタイミングにおいて、セルスタックAが電気抵抗値(Rs)、セルスタックAから集電する集電経路Aの電気抵抗値が(Rc)、セルスタックBが電気抵抗値(Rs)、セルスタックBから集電する集電経路Bの電気抵抗値が(Rc)とした場合、セルスタックAと集電経路Aの合計電気抵抗値(Rs+Rc)と、セルスタックBと集電経路Bの合計電気抵抗値(Rs+Rc)とが揃うように、集電経路の初期電気抵抗値(RiおよびRi)をそれぞれ設定する。「合計電気抵抗値を揃える」は、任意の合計電気抵抗値(Rs+Rc)と別の合計電気抵抗値(Rs+Rc)とを同じ値にできることが好ましいが、厳密に同じでなくてもよく、所定のずれを許容する。
集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、集電対象のセルスタックとの接触面積、集電経路の幅、長さおよび厚さにより所望の値に調整できる。集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、集電経路のセルスタックとの接触面積、集電経路の幅、集電経路の長さまたは集電経路の厚さのいずれか1つを用いて調整されてもよいし、それらを適宜組み合わせて調整されてもよい。
発電室で発電された直流電力は、複数の燃料電池セル105に設けたNi/YSZ等からなるリード膜115によりセルスタック101の端部付近まで導出した後に、SOFCカートリッジ203の電線ケーブルに集電部を介して集電して、各SOFCカートリッジ203の外部へと取り出される。前記電線ケーブルによってSOFCカートリッジ203の外部に導出された電力は、各SOFCカートリッジ203の発電電力を所定の直列数および並列数へと相互に接続され、SOFCモジュール201の外部へと導出されて、図示しないインバータなどにより所定の交流電力へと変換されて、電力負荷へと供給される。
カートリッジ内の相対的に温度が高くなる位置に設置されるセルスタックから集電する集電経路の初期電気抵抗値(Ri)を高くすると、セルスタックの温度が他のセルスタックよりも高くなった場合であっても、集電経路に流れる電流量を他の集電経路に合わせることができる。一方、カートリッジ内の相対的に温度が低くなる位置に設置されるセルスタックから集電する集電経路の初期電気抵抗値(Ri)を低くすると、集電経路に電流を流れやすくできる。本実施形態によれば、負荷上げ初期に、集電経路に流れる電流量を他の集電経路に合わせることで、各セルスタック間での電流アンバランスの発生を低減させ、負荷上げ時に生じる各セルスタック間の温度差の広がりを抑えられる。
本実施形態によれば、負荷上げ開始前のカートリッジ内の温度分布を想定し、想定された温度分布に応じて、そこに配置されるセルスタックに接続する集電経路の初期電気抵抗を異ならせることで、負荷上げ後のカートリッジ内の温度を調整できる。
次に、図を参照して集電部の具体的な態様(実施例)を説明する。実施例で挙げられる図では、簡略化のためセルスタック、集電部および電線ケーブル以外の構成は省略した。集電部はセルスタックの上端側および下端側にそれぞれ設けられ、複数のセルスタックを電気的に並列接続しているものとする。
すべての実施例において、予熱などの影響により、負荷上げ開始前のカートリッジ内では温度分布がある。紙面上で横並びにされた複数のセルスタックは、列の両端が相対的に温度は低くなり、内側にずれるほど相対的に温度が高くなるよう配置されている。実施例では、負荷上げ開始前のカートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置されたセルスタックと該セルスタックから集電する集電経路をそれぞれセルスタックA、集電経路Aと呼ぶ。また、負荷上げ開始前のカートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置に設置されたセルスタックと該セルスタックから集電する集電経路をそれぞれセルスタックB、集電経路Bと呼ぶ。
〔実施例1〕
図3に実施例1の集電部を示す。集電部10は、金属製の集電板12、および該集電板12と各セルスタック101とをそれぞれ電気的に接続する集電電極13で構成されている。集電板12の端部には電線ケーブルが接続されている。本実施例では、集電対象のセルスタックに接続された集電電極13と、該集電電極13を介して流れてくる電流が電線ケーブル11に達するまでに通る集電板内の路とが集電経路となる。
本実施例において、集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、集電電極の本数を変えることで所望の値に調整されている。初期電気抵抗値(Ri)は、並列接続される範囲で負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時における各セルスタックと集電部の合計電気抵抗(Rs+Rc)が揃う値にするとよい。本実施例では、セルスタックAに接続される集電電極13の本数は、セルスタックBに接続される集電電極13の本数よりも少ない。同じ形状の集電電極を用いていれば、セルスタックAに接続された集電経路Aの初期電気抵抗値(Ri)は、セルスタックBに接続された集電経路Bの初期電気抵抗値(Ri)よりも大きくなる。
なお、本実施例ではセルスタック101の上端側および下端側に接続されている集電電極の数は同じであるが、上端側と下端側とで集電電極の本数が異なっていてもよい。
〔実施例2〕
図4〜図6に実施例2の集電部を示す。図4は、複数のセルスタックを電気的に並列接続した集電部の上面図である。図5は、図4のエリアBの部分拡大図である。図6は、図4のエリアAの部分拡大図である。エリアAにはセルスタックAが設置され、エリアBにはセルスタックBが設置されている。
集電部20は、金属製の集電板22、および該集電板22と各セルスタック101とをそれぞれ電気的に接続する集電電極23で構成されている。集電板22には図示されない電線ケーブルが接続されている。
集電板22には、セルスタックの端部が挿入される複数の孔24が形成されている。孔24の内周には、集電板22がセルスタックに接触できるよう集電電極23(爪部)が設けられている。爪部は、端部でセルスタック101と接触する形状でもよいが、本実施例では、面でセルスタック101と接触する形状とした。具体的には、爪部の少なくとも一部はセルスタックの長手方向を向くよう曲げられている。本実施例では集電板22に孔24を加工する際、孔の内側に爪部が残るような形状で集電板を打ち抜いて集電電極を形成する。集電電極は、集電板にセルスタックの外径に合わせた形状の孔を形成した後、孔の縁に別途設けてもよい。
本実施例では、集電対象のセルスタックに接続された集電電極23と、該集電電極23を介して流れてくる電流が電線ケーブルに達するまでに通る集電板内の路と、が集電経路となる。
本実施例において、集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、集電対象のセルスタックに接触する集電電極23の数を変えることで所望の値に調整されている。また、本実施例では、集電電極が集電対象のセルスタックに接触する面積を変えることで所望の値に調整され得る。接触面積は、集電電極23の数、形状、幅、長さなどを変えることで調節できる。セルスタックAに接触する集電電極23の数は、セルスタックBに接続される集電電極23の本数よりも少ない。同じ形状の集電電極を用いていれば、セルスタックAに接続された集電経路Aの初期電気抵抗値(Ri)は、セルスタックBに接続された集電経路Bの初期電気抵抗値(Ri)よりも大きくなる。
〔実施例3〕
図7に実施例3の集電部を示す。図7は、複数のセルスタックを電気的に並列接続した集電部の上面図である。集電部30は、金属製の集電板32、および該集電板32と各セルスタック101とをそれぞれ電気的に接続する集電電極33で構成されている。集電板32の両端部には電線ケーブル31が接続されている。
集電板32は、長細い幹部35と、幹部35の長軸を中心として両側に分岐した枝部36とを有している。枝部36の先端には、それぞれセルスタックが挿入される孔34が形成されている。孔34の内周には、実施例2と同様に集電電極33(爪部)が設けられている。各セルスタックに接触する集電電極33の数は、セルスタックの位置によらず同じである。
幹部35は、各セルスタックから流れてくる電流が合流する幹電路である。枝部36は、集電対象となるセルスタック101からの電流だけが流れる枝電路である。本実施例において、集電経路は、集電対象のセルスタック101に接触する集電電極33と、該集電電極33につながっている枝電路と、該枝電路につながっている幹電路とから構成されている。よって、集電経路の電気抵抗は、集電対象のセルスタックに対応する集電電極33、枝電路、および幹電路の電気抵抗を合わせたものとなる。
本実施例において、集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、幹電路の幅、枝電路の幅および枝電路の長さを変えることで所望の値に調整されている。集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、枝電路の幅、枝電路の長さ、幹電路の幅を単独で変えて調整してもよいし、それぞれ組み合わせて所望の値としてもよい。初期電気抵抗値(Ri)は、並列接続される範囲で負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時における各セルスタックと集電部の合計電気抵抗(Rs+Rc)が揃う値にするとよい。
図7では、幹部35の両端から長手方向中央に向けて幹電路の幅が段階的に狭くなる。図7では、幹部35の長手方向中央で分岐される枝電路の幅が最も狭く、幹部35の端部側にある枝電路ほど幅が広くなる。また、図7では、幹部35の長手方向中央で分岐される枝電路の長さが最も長く、幹部35の端部側にある枝電路ほど短くなる。
集電対象のセルスタック101からの電流は、集電電極33を介して枝電路へと流れ、幹電路を通り電線ケーブル31に集約される。幅の狭い枝電路では電気抵抗が高くなり、電流が流れにくい。幅の広い枝電路では電気抵抗が低くなり、電流が流れやすい。また、長さが長い枝電路では電気抵抗が高くなり、電流が流れにくい。長さが短い枝電路では電気抵抗が低くなり、電流が流れやすい。幅の狭い幹電路では電気抵抗が高くなり、電流が流れにくい。幅の広い幹電路では電気抵抗が低くなり、電流が流れやすい。
なお、図7では集電部30を平面的に記載したが、セルスタックが密集し、各セルスタック間で十分な電気抵抗差を生じさせる距離が確保できない場合には、集電板32を折り曲げる等して距離を確保する。例えば、1つのカートリッジに300本〜500本程度のセルスタックを充填して並列集電する場合には、横断面がコの字またはUの字になるよう幹部を立体的に加工し、枝部を外側に屈曲させる(図8)。
また、図9に示すように、複数の幹部が梯子状に接続された構造であってもよい。
〔実施例4〕
図10に実施例4の集電部を示す。図10は、複数のセルスタックを電気的に並列接続した集電部の上面図である。集電部40は、金属製の集電板42、および該集電板42と各セルスタック101とをそれぞれ電気的に接続する集電電極43で構成されている。
集電板42は、長細い幹部45と、幹部45の長軸を中心として両側にツリー状に分岐した枝部46とを有している。集電部40の片端(根部)には電線ケーブル41が接続されている。集電部40の別の端部(頂部)は、カートリッジの長手方向中央付近に配置される。頂部にある枝部46は二股に分かれている。枝部46の先端には、それぞれセルスタックが挿入される孔44が形成されている。孔44の内周には、実施例2と同様に集電電極43(爪部)が設けられている。本実施例では、各セルスタックに接触する集電電極43の数、および各集電経路の枝電路の幅は、セルスタックの位置によらず同じである。
本実施例において、集電経路は、集電対象のセルスタック101に接触する集電電極43と、該集電電極43につながっている枝電路と、該枝電路につながっている幹電路とから構成されている。
本実施例において、集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、幹電路の幅および枝電路の長さを変えることで所望の値に調整されている。初期電気抵抗値(Ri)は、並列接続される範囲で負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時における各セルスタックと集電部の合計電気抵抗(Rs+Rc)が揃う値にするとよい。
図10の集電部40はツリー状に枝部46を分岐させるため、複数のセルスタックを幹部の両側に平行に並べた場合、頂部に近い側にあるほど枝部の長さが長くなる。本実施例の集電部40は、実施例3の集電部30と比較して枝電路の長さの差を出しやすい。
〔実施例5〕
図11に実施例5の集電部を示す。図11は、複数のセルスタックを電気的に並列接続した集電部50の上面図である。集電部50は、金属製の略長方形の集電板52、および該集電板52と各セルスタック101とをそれぞれ電気的に接続する集電電極53で構成されている。集電板52の両端(短辺側)には電線ケーブル51が接続されている。
集電板52は、セルスタックの端部が挿入される複数の孔54を有している。孔54の内周には、実施例2と同様に集電電極53(爪部)が設けられている。負荷上げ開始前に、カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置にある孔54の周りには、孔54の外周に沿うよう、孔54と距離をあけてスリット57が形成されている。スリット57は、集電板52を貫通し、スリット57と孔54との間で枝部56(枝電路)を画定する。枝電路は、集電対象となるセルスタックからの電流だけが流れる枝電路である。枝電路は、電気的に幹電路とつながっている。
本実施例において、集電経路は、集電対象のセルスタック101に接触する集電電極53と、該集電電極53につながっている枝電路と、該枝電路につながっている幹電路とから構成されている。
本実施例において、集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、枝電路の長さを変えることで所望の値に調整されている。本実施例では、各セルスタックに接触する集電電極43の数、および各集電経路の枝電路の幅は、セルスタックの位置によらず同じである。初期電気抵抗値(Ri)は、並列接続される範囲で負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時における各セルスタックと集電部の合計電気抵抗(Rs+Rc)が揃う値にするとよい。
枝電路の幅(孔とスリットとの距離)は、幹電路よりも狭い。図11では、各孔周りにおいて、スリット57と孔54との距離は一定である。スリット57の長さは、負荷上げ開始前の温度が高い位置にある孔周りほど長い。スリット57の長さを長くすると、枝電路の長さも長くなる。図11においてスリット57は、孔周りで2か所に分かれて形成されており、電流は2つのスリットの間を通って幹電路へと流れる。2つのスリットの間は幹電路の入口55となる。幹電路の入口55の幅は、スリット57の長さに応じて異なる。スリット57の長さが長いと、幹電路の入口55の幅は狭くなる。
枝電路の幅が一定であれば、枝電路の長さが長いほど、集電経路の電気抵抗は高くなり、電流が流れにくくなる。枝電路の長さを短くすると、集電経路の電気抵抗は低くなり、電流が流れやすくなる。
〔実施例6〕
図12に実施例6の集電部を示す。図12は、複数のセルスタックを電気的に並列接続した集電部60の上面図である。集電部60は、金属製の略長方形の集電板62、および該集電板62と各セルスタック101とをそれぞれ電気的に接続する集電電極63で構成されている。集電板62の両端(短辺側)には電線ケーブル61が接続されている。
集電板62は、セルスタックの端部が挿入される複数の孔64を有している。孔64の内周には、実施例2と同様に集電電極63(爪部)が設けられている。負荷上げ開始前に、カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置にある孔64の周りには、孔64の外周に沿うよう、孔64と距離をあけてスリット67が形成されている。スリット67は、集電板62を貫通し、スリット67と孔64との間で枝部66(枝電路)を画定する。枝電路は、集電対象となるセルスタックからの電流だけが流れる枝電路である。枝電路は、電気的に幹電路とつながっている。
本実施例において、集電経路は、集電対象のセルスタック101に接触する集電電極63と、該集電電極63につながっている枝電路と、該枝電路につながっている幹電路とから構成されている。
本実施例において、集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、枝電路の幅を変えることで所望の値に調整されている。枝電路の幅は、スリット67の幅を調節することにより変えられる。枝電路の幅を狭くする場合には、スリット67の幅を孔側に広げる。本実施例では、各セルスタックに接触する集電電極63の数および幹電路の入口65の幅は、セルスタックの位置によらず一定である。初期電気抵抗値(Ri)は、並列接続される範囲で負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時における各セルスタックと集電部の合計電気抵抗(Rs+Rc)が揃う値にするとよい。
枝電路の幅(孔とスリットとの距離)は、幹電路よりも狭い。図11では、各孔周りにおいて、スリット57と孔54との距離は一定である。スリット57の長さは、負荷上げ開始前の温度が高い位置にある孔周りほど長い。スリット57の長さを長くすると、枝電路の長さも長くなる。図11においてスリット57は、孔周りで2か所に分かれて形成されており、電流は2つのスリットの間を通って幹電路へと流れる。2つのスリットの間は幹電路への入口55となる。幹電路の入口55の幅は、スリット57の長さに応じて異なる。スリット57の長さが長いと、幹電路の入口55の幅は狭くなる。
枝電路の長さが一定であれば、枝電路の幅を狭くするほど、集電経路の電気抵抗は高くなり、電流が流れにくくなる。枝電路の幅を広くすると、集電経路の電気抵抗は低くなり、電流が流れやすくなる。
〔実施例7〕
図13に実施例7の集電部を示す。図13は、複数のセルスタックを電気的に並列接続した集電部70の上面図である。集電部70は、金属製の細長い集電板72、および該集電板72と各セルスタック101とをそれぞれ電気的に接続する集電電極73で構成されている。集電板72の両端(短辺側)には電線ケーブル71が接続されている。
集電板72は、セルスタックの端部が挿入される複数の孔74を有している。孔74の内周には、実施例2と同様に集電電極73(爪部)が設けられている。負荷上げ開始前に、カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置にある孔74の周りには、孔74と距離をあけてスリット77が形成されている。スリット77は、集電板72を貫通し、スリット77と孔74との間で枝部76(枝電路)を画定する。本実施例では、集電対象のセルスタックから流れてくる電流を迂回させるようスリットを設ける。枝電路は、集電対象となるセルスタックからの電流だけが流れる枝電路である。枝電路は、電気的に幹電路とつながっている。幹電路は、枝電路の端部から電線ケーブルまでに電流が通る路である。
本実施例において、集電経路は、集電対象のセルスタック101に接触する集電電極73と、該集電電極73につながっている枝電路と、該枝電路につながっている幹電路とから構成されている。
本実施例において、集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、枝電路の長さを変えることで所望の値に調整されている。初期電気抵抗値(Ri)は、並列接続される範囲で負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時における各セルスタックと集電部の合計電気抵抗(Rs+Rc)が揃う値にするとよい。図13では、所望の長さの枝電路が形成されるよう、孔74を中心として渦を巻くようにスリット77が形成されている。本実施例では、各セルスタックに接触する集電電極73の数および枝電路の幅は、セルスタックの位置によらず一定である。枝電路の長さは、負荷上げ開始前の温度が高い位置にある孔周りほど長い。
〔実施例8〕
図14に実施例8の集電部を示す。集電部80は、金属製の集電板82、および該集電板82と各セルスタック101とをそれぞれ電気的に接続する集電電極83で構成されている。集電板82の端部には電線ケーブル81が接続されている。本実施例では、集電対象のセルスタックに接続された集電電極83と、該集電電極83を介して流れてくる電流が電線ケーブル81に達するまでに通る集電板内の路とが集電経路となる。
本実施例において、集電経路の初期電気抵抗値(Ri)は、集電板82の厚さを変えることで所望の値に調整されている。例えば、電線ケーブルが接続される箇所の集電板の板厚は、セルスタックAが接続される箇所の集電板の板厚の2倍以上とする。
初期電気抵抗値(Ri)は、並列接続される範囲で負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時における各セルスタックと集電部の合計電気抵抗(Rs+Rc)が揃う値にするとよい。集電板82の厚さは、薄い板を複数枚重ねるなどして変えることができる。本実施例では、各セルスタックに接触する集電電極83の数は、セルスタックの位置によらず一定である。本実施例では、負荷上げ開始前に、カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置されるセルスタックAに接続される箇所の集電板の厚さは、カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置に設置されるセルスタックBに接続される箇所の集電板の厚さよりも薄い。集電板の板厚を変えることで、セルスタックAに接続された集電経路Aの初期電気抵抗値(Ri)は、セルスタックBに接続された集電経路Bの初期電気抵抗値(Ri)よりも大きくなる。
本実施形態によれば、負荷上げ開始前のカートリッジ内の温度分布を想定し、想定された温度分布に応じて、そこに配置されるセルスタックに接続する集電経路の電気抵抗を変えることで、カートリッジ内の温度を調整できる。
10,20,30,40,50,60,70,80 集電部
11,31,41,51,61,71,81 電線ケーブル
12,22,32,42,52,62,72,82 集電板
13,23,33,43,53,63,73,83 集電電極
24,34,44,54,64,74 孔
35,45 幹部
36,46,56,66,76 枝部
55,65 幹電路の入口
57,67,77 スリット
101 セルスタック
103 基体管
105 燃料電池セル
107 インターコネクタ
109 燃料極
111 固体電解質
113 空気極
115 リード膜
201 燃料電池モジュール(SOFCモジュール)
203 燃料電池カートリッジ(SOFCカートリッジ)
205 圧力容器
207 燃料ガス供給管
207a 燃料ガス供給枝管
209 燃料ガス排出管
209a 燃料ガス排出枝管
217 燃料ガス供給室
219 燃料ガス排出室
221 酸化性ガス供給室
223 酸化性ガス排出室

Claims (13)

  1. 燃料電池セルを有する複数のセルスタックと、複数の前記セルスタックを電気的に並列接続し、各セルスタックからそれぞれ集電する集電経路を含む集電部と、を有する燃料電池カートリッジであって、
    負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックから集電する任意の集電経路が、相対的に高い初期電気抵抗を有し、
    負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置にある別のセルスタックから集電する別の集電経路が、相対的に低い初期電気抵抗を有する燃料電池カートリッジ。
  2. 前記任意の集電経路の初期電気抵抗が、
    負荷上げ開始前の所定のタイミングまたは負荷上げ開始時において前記任意のセルスタックおよび前記任意の集電経路の電気抵抗を合わせた任意の合計電気抵抗値と、前記別のセルスタックおよび前記別の集電経路の電気抵抗を合わせた別の合計電気抵抗値と、が揃う電気抵抗値である請求項1に記載の燃料電池カートリッジ。
  3. 前記集電経路は、集電対象のセルスタックに接触する集電電極を備え、
    前記任意の集電電極の前記任意のセルスタックとの接触面積が、前記別の集電電極の前記別のセルスタックとの接触面積よりも小さい請求項1または請求項2に記載の燃料電池カートリッジ。
  4. 前記任意の集電経路の幅が、前記別の集電経路の幅よりも狭い請求項1から請求項3のいずれかに記載の燃料電池カートリッジ。
  5. 前記集電経路が、集電対象の前記集電電極に接続される枝電路と、他の集電経路と合流し電線ケーブルにつながる幹電路と、から構成され、
    前記任意の集電経路における前記枝電路の幅が、前記別の集電経路における前記枝電路の幅よりも狭い請求項4に記載の燃料電池カートリッジ。
  6. 前記集電経路が、集電対象の前記集電電極に接続される枝電路と、他の集電経路と合流して電線ケーブルにつながる幹電路と、から構成され、
    前記任意の集電経路の前記枝電路の長さが、前記別の集電経路の前記枝電路の長さよりも長い請求項4または請求項5に記載の燃料電池カートリッジ。
  7. 前記集電経路が、集電対象の前記集電電極に接続される枝電路と、他の集電経路と合流して電線ケーブルにつながる幹電路と、から構成され、
    前記集電部が、前記枝電路の幅を画定するスリットを有している請求項1から請求項6のいずれかに記載の燃料電池カートリッジ。
  8. 前記任意の集電経路の枝電路を画定する前記スリットが、前記セルスタックから流れてくる電流を迂回させる形状である請求項7に記載の燃料電池カートリッジ。
  9. 前記任意の集電経路の厚さが、前記別の集電経路の厚さよりも薄い請求項1から請求項8のいずれかに記載の燃料電池カートリッジ。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の燃料電池カートリッジを備えている燃料電池モジュール。
  11. 請求項10に記載の燃料電池モジュールを備えている燃料電池システム。
  12. 燃料電池セルを有する複数のセルスタックと、複数の前記セルスタックを電気的に並列接続し、各セルスタックからそれぞれ集電する集電経路を含む集電部と、を有する燃料電池カートリッジの製造方法であって、
    負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックから集電する任意の集電経路の初期電気抵抗を相対的に高くし、
    負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置にある別のセルスタックから集電する別の集電経路の初期電気抵抗を相対的に低くして、
    前記集電部を形成する燃料電池カートリッジの製造方法。
  13. 燃料電池セルを有する複数のセルスタックと、複数の前記セルスタックを電気的に並列接続し、各セルスタックからそれぞれ集電する集電経路を含む集電部と、を有する燃料電池カートリッジの温度調整方法であって、
    負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に高くなる位置に設置される任意のセルスタックから集電する任意の集電経路の初期電気抵抗を相対的に高くし、
    負荷上げ開始前の前記燃料電池カートリッジ内で温度が相対的に低くなる位置にある別のセルスタックから集電する別の集電経路の初期電気抵抗を相対的に低くして、
    複数の前記セルスタックの運転時の温度を調整する燃料電池カートリッジの温度調整方法。
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