JP2016095732A - 交通機関利用支援システム、バス検索システム、交通機関利用支援方法及びバス検索方法、並びに、交通機関利用支援方法若しくはバス検索方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

交通機関利用支援システム、バス検索システム、交通機関利用支援方法及びバス検索方法、並びに、交通機関利用支援方法若しくはバス検索方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】交通機関の利用者の位置情報を用いて他の利用者を支援する交通機関利用支援システム又は交通機関利用支援方法を提供すること。
【解決手段】複数の利用者の位置情報を取得する取得手段と、取得した利用者の位置情報を記憶する記憶手段と、利用者の位置情報に基づいて運行中の車両の位置情報を判断する判断手段と、車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する通信手段とを有し、記憶手段は運行中の車両の走行経路に関する情報を予め記憶し、判断手段は走行経路に関する情報を用いて取得手段が取得した複数の位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定し、特定した搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出し、支援を希望する利用者の求めに応じて抽出した運行中の車両に関する情報を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、交通機関利用支援システム、バス検索システム、交通機関利用支援方法及びバス検索方法に関する。また、本発明は、交通機関利用支援方法若しくはバス検索方法のプログラム又はそのプログラムを記録した記録媒体に関するものであってもよい。
特許文献1では、リアルタイムの運行状況に基づいてバスが停留所にいつ到着するかを利用者が知ることができるバスロケーションシステムに関する技術を開示している。具体的には、特許文献1には、バスの停留所にはICチップが配置され、サーバは、運行スケジュールを事業者端末から取得して記憶する運行スケジュール取得手段と、運行座標をバス端末から取得し時刻情報と関連付けて現在位置情報として記憶する現在位置情報取得手段と、現在位置情報を累積し運行履歴として記憶する運行履歴記憶手段と、読み取られた個別番号を携帯情報端末から取得する個別番号取得手段と、バスが停留所に到着する到着予定時刻を算出する到着予定時刻算出手段と、残り時間を携帯情報端末に送信して表示させる到着予定表示手段を備える技術が記載されている。
特開2014−49082号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、車両(例えばバス)に配置された位置情報発信装置(例えばGPS端末)が故障した場合に、交通機関の利用者を支援できない(例えばバスのロケーション情報を提供できない)場合がある。また、特許文献1に開示されている技術では、中継地点(例えばバス停留所)に配置されたICチップが故障した場合に、交通機関の利用者を支援できない場合がある。更に、特許文献1には、交通機関の利用者が携帯している端末(例えばスマートフォン)から配信できる位置情報を利用した交通機関利用支援(例えばバス検索方法など)が記載されていない。
本発明は、運行中の車両の位置情報を提供することによって交通機関の利用者を支援する交通機関利用支援システム及び交通機関利用支援方法であって、交通機関の利用者の位置情報を用いて他の利用者を支援する交通機関利用支援システム及び交通機関利用支援方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一つの実施形態は、運行中の車両の位置情報を提供することによって、交通機関の利用者を支援する交通機関利用支援システムであって、複数の前記利用者の位置情報を取得する取得手段と、取得した前記利用者の位置情報を記憶する記憶手段と、記憶した前記利用者の位置情報に基づいて、運行中の前記車両の位置情報を判断する判断手段と、判断した前記車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する通信手段とを有し、前記記憶手段は、運行中の車両の走行経路に関する情報を予め記憶し、前記判断手段は、前記走行経路に関する情報を用いて前記取得手段が取得した複数の前記位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定する搭乗者特定部と、前記搭乗者特定部が特定した前記搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出する運行車両抽出部と、支援を希望する利用者の求めに応じて前記運行車両抽出部が抽出した前記運行中の車両に関する情報を生成する運行情報生成部と、を備え、前記運行情報生成部は、少なくとも前記運行中の車両の位置情報を生成し、前記通信手段は、少なくとも前記運行情報生成部が生成した前記運行中の車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する、ことを特徴とする交通機関利用支援システムを提供する。また、前記判断手段は、前記運行車両抽出部が抽出した前記運行中の車両に関する情報を用いて算出した位置の変化に基づいて前記運行中の車両の速度を推定する車両速度推定部と、推定した前記速度及び前記記憶手段が記憶している前記走行経路に関する情報を用いて所望の中継位置までの所要時間を算出する到着時間算出部とを更に備える、ことを特徴とする交通機関利用支援システムであってもよい。また、前記取得手段は、複数の前記利用者の携帯端末の位置情報を取得し、前記通信手段は、前記支援希望の利用者に前記運行中の車両の位置情報を送信する、ことを特徴とする交通機関利用支援システムであってもよい。また、前記取得手段は、前記支援希望の利用者の前記携帯端末から前記運行中の車両の位置情報の要求を取得した場合に、前記支援希望の利用者以外の利用者の位置情報を取得し、前記通信手段は、前記判断手段が前記支援希望の利用者以外の利用者の位置情報に基づいて判断した前記運行中の車両の位置情報を前記支援希望の利用者に送信する、ことを特徴とする交通機関利用支援システムであってもよい。
本発明の他の実施形態は、上記のいずれか一つの交通機関利用支援システムを用いて、運行中のバスの位置情報を提供するバス検索システムであって、前記車両はバス車両であり、前記車両の走行経路に関する情報はバスの運行経路であり、前記運行中の車両の位置情報は走行中のバスの位置に関する情報である、ことを特徴とするバス検索システムを提供する。
本発明の他の実施形態は、運行中の車両の位置を提供することによって、交通機関の利用者を支援する交通機関利用支援方法であって、複数の前記利用者の位置情報を取得する取得ステップと、取得した前記位置情報を記憶する記憶ステップと、記憶した前記位置情報に基づいて、運行中の前記車両の位置情報を判断する判断ステップと、判断した前記車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する通信ステップとを含み、前記記憶ステップは、運行中の車両の走行経路に関する情報を予め記憶し、前記判断ステップは、前記走行経路に関する情報を用いて前記取得ステップで取得した複数の前記位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定する搭乗者特定ステップと、前記搭乗者特定ステップで特定した前記搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出する運行車両抽出ステップと、支援を希望する利用者の求めに応じて前記運行車両抽出ステップで抽出した前記運行中の車両に関する情報を生成する運行情報生成ステップと、を更に含み、前記運行情報生成ステップは、少なくとも前記運行中の車両の位置情報を生成し、前記通信ステップは、少なくとも前記運行情報生成ステップで生成した前記運行中の車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する、ことを特徴とする交通機関利用支援方法を提供する。また、前記判断ステップは、前記運行車両抽出ステップで抽出した前記運行中の車両に関する情報を用いて算出した位置の変化に基づいて前記運行中の車両の速度を推定する車両速度推定ステップと、推定した前記速度及び前記記憶ステップで記憶している前記走行経路に関する情報を用いて所望の中継位置までの所要時間を算出する到着時間算出ステップとを更に含む、ことを特徴とする交通機関利用支援方法であってもよい。また、上記のいずれか一つの交通機関利用支援方法を用いて、運行中のバスの位置情報を提供するバス検索方法であって、前記車両はバス車両であり、前記車両の走行経路に関する情報はバスの運行経路であり、前記運行中の車両の位置情報は走行中のバスの位置に関する情報である、ことを特徴とするバス検索方法であってもよい。
また、上記の交通機関利用支援方法又は上記のバス検索方法のいずれか一つをコンピュータに実行させるためのプログラムであってもよい。また、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本発明に係る交通機関利用支援システム又は交通機関利用支援方法によれば、交通機関の利用者の位置情報を用いて他の利用者を支援することができる。また、本発明に係る交通機関利用支援システム又は交通機関利用支援方法によれば、バス検索システム又はバス検索方法に本発明を利用した場合に、バスの利用者にバスの位置又は到着時間をリアルタイムに提供することができる。
本発明の実施形態に係る交通機関利用支援システムの一例を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る交通機関利用支援システムの記憶手段が記憶する走行経路に関する情報の一例を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る交通機関利用支援システムの判断手段(運行情報生成部)が生成する車両に関する情報の一例を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る交通機関利用支援システムの判断手段の動作の一例を説明するタイミングチャート図である。 本発明の実施形態に係る交通機関利用支援システムの動作の一例を説明するフローチャート図である。 本発明の実施例に係るバス検索システムの一例を示す概略システム図である。 比較例に係るバス位置検索システムの一例を示す概略システム図である。 本発明の実施例に係るバス検索システムの記憶手段の動作の一例を説明する説明図である。 本発明の実施例に係るバス索システムの通信手段の動作の一例を説明する説明図である。 本発明の実施例に係るバス検索システムに利用する携帯端末の表示画面の一例を説明する説明図である。
実施形態に係る交通機関利用支援システム及びバス検索システムの例を用いて、本発明を説明する。なお、本発明は、以後に説明する交通機関利用支援システム及びバス検索システム以外でも、利用者の位置情報(文字データ、画像データ、動画データ及びその他電子データ)を用いて、他の利用者を支援する(他の利用者に情報提供、アドバイス、援助などする)もの(装置、機械、部品、システム、アプリケーション、プログラムなど)であれば、いずれのものにも用いることができる。また、本発明は、例えば電車、路面電車、小型マイクロバス、タクシー、乗り合いタクシー及びその他交通機関を支援するものに利用してもよい。
下記に示す順序で、本発明を説明する。
1.交通機関利用支援システムの構成
2.交通機関利用支援システムの動作
3.交通機関利用支援方法のプログラム及び記録媒体
4.実施例(バス検索システムおよびバス検索方法)
(1.交通機関利用支援システムの構成)
図1乃至図3を用いて、本発明の実施形態に係る交通機関利用支援システム100の構成を説明する。ここで、図1は、本発明に係る交通機関利用支援システムの一例を示す概略構成図である。図2は、本実施形態に係る交通機関利用支援システムの記憶手段が記憶する走行経路に関する情報の一例を説明する説明図である。図3は、本実施形態に係る交通機関利用支援システムの判断手段(運行情報生成部)が生成する車両に関する情報の一例を説明する説明図である。なお、図1に示す交通機関利用支援システムの構成および図2及び図3の例は一例であり、本発明は図1に示す交通機関利用支援システム等に限定されるものではない。
図1に示すように、交通機関利用支援システム100は、交通機関利用支援システム100の全体の動作を制御する制御手段10と、複数の利用者の位置情報を取得する取得手段11と、利用者の位置情報を記憶する記憶手段12と、利用者の位置情報に基づいて運行中の車両の位置情報を判断する判断手段13と、判断した車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する通信手段14とを有する。
本発明に係る交通機関利用支援システム100は、運行中の車両の位置情報を提供することによって、交通機関の利用者を支援するシステムである。交通機関利用支援システム100は、取得手段11を用いて複数の利用者の位置情報を取得し、記憶手段12を用いて取得手段11が取得した利用者の位置情報を記憶し、判断手段13を用いて記憶手段12が記憶した利用者の位置情報に基づいて運行中の車両の位置情報を判断し、通信手段14を用いて判断手段13が判断した車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する。これにより、本発明に係る交通機関利用支援システム100は、交通機関の利用者の位置情報を用いて他の利用者を支援することができる。また、本発明に係る交通機関利用支援システム100は、交通機関の利用者の位置情報を用いて車両に位置をリアルタイムで判断することができるので、利用者の利便性を向上することができる。更に、本発明に係る交通機関利用支援システム100は、交通機関の利用者の位置情報を用いて車両に位置をリアルタイムで判断することができるので、車両(バスなど)及び中継地点(バス停など)に位置情報を送信するための装置(ICタグなど)を配置する必要がない。すなわち、本発明に係る交通機関利用支援システム100は、低廉でシンプルなシステムで、利用者の利便性を向上することができる。
なお、交通機関利用支援システム100を利用する者(利用者、使用者、支援要求者など)は、交通機関利用支援システムに予め所定の情報を登録されている。また、交通機関利用支援システム100を利用する者は、位置情報を提供することに予め同意している。更に、交通機関利用支援システム100を利用する者が携帯する情報端末と交通機関利用 支援システム100とは、ネットワークを介して、互いに送受信可能に接続されている。
図1に示すように、情報端末は、少なくとも入力手段21、表示手段22及び通信手段23を備える。情報端末には、例えば双方向にデータ通信することができる携帯電話、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、パソコン、メガネ型端末、腕時計型端末又はその他ウェアラブル端末などを用いることができる。
以下に、各構成を具体的に説明する。
制御手段10は、交通機関利用支援システム100の各構成に動作を指示し、交通機関利用支援システム100の動作を制御する手段である。制御手段10は、例えばCPU及びメモリで構成される演算装置を用いることができる。また、制御手段10は、交通機関利用支援システム100に予め搭載されている演算装置、コントローラ又はその他制御手段を利用する構成であってもよい。
制御手段10は、本実施形態では、交通機関利用支援システム100外部から入力される情報(以下、入力情報という。)を入力する動作と、交通機関利用支援システム100外部に出力される情報(以下、出力情報という。)を出力する動作とを制御する。
取得手段11は、利用者の位置情報を取得する手段である。取得手段11は、本実施形態では、通信装置(LAN、無線LAN、インターネットなどの有線及び/又は無線)を介して、予め登録されている利用者の情報端末と接続されている。これにより、取得手段11は、複数の利用者の携帯端末の位置情報を取得することができる。なお、取得手段11は、情報を入力する入力部と情報を表示する表示部とを更に備えてもよい。
記憶手段12は、取得手段11が取得した利用者の位置情報を記憶する手段である。また、記憶手段12は、運行中の車両の走行経路に関する情報を予め記憶している。更に、記憶手段12は、制御手段10、取得手段11、判断手段13及び通信手段14の動作に関する情報を記憶する。
ここで、走行経路に関する情報とは、交通機関の会社情報、車両の経路(走行ルートなど)の情報、車両の進行方向(上り・下りなど)の情報、中継地点(停車地点など)の情報及びその他利用支援に必要な情報である。記憶手段12は、走行経路に関する情報を、文字データ、画像データ、動画データ、音声データ及び/又はその他電子的に送受信可能な情報形式で記憶する。
図2に、車両の走行経路に関する情報の例を示す。記憶手段12は、本実施形態では、
交通機関の会社情報(会社ID)、車両の経路の情報(経路ID)、車両の進行方向の情報(上り/下り)、中継地点の情報(中継ID)を記憶する。記憶手段12は、例えば交通機関の会社情報(会社ID)に対応する車両の経路の情報(経路ID)などを、利用を支援する各社ごとに記憶することができる。
判断手段13は、記憶手段12が記憶した利用者の位置情報に基づいて、運行中の車両の位置情報を判断する手段である。図1に示すように、判断手段13は、運行中の車両を利用している搭乗者を特定する搭乗者特定部13aと、搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出する運行車両抽出部13bと、運行中の車両に関する情報を生成する運行情報生成部13cと、を備える。また、判断手段13は、本実施形態では、運行中の車両の速度を推定する車両速度推定部13dと、推定した速度を用いて所望の中継位置までの所要時間を算出する到着時間算出部13eとを更に備える。
搭乗者特定部13aは、運行中の車両を利用している搭乗者を特定するものである。搭乗者特定部13aは、記憶手段12が記憶している走行経路に関する情報を用いて、取得手段11が取得した複数の位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定する。具体的には、搭乗者特定部13aは、先ず、記憶手段12が記憶している(取得手段11が取得した)利用者の位置情報を取得する。次に、搭乗者特定部13aは、(記憶手段12が記憶している)走行経路に関する情報を用いて、取得した利用者の位置情報に対応する車両を選択する。ここで、搭乗者特定部13aは、図3に示すように、車両IDを選択する。次いで、搭乗者特定部13aは、選択した車両にその利用者が搭乗していると判断する。ここで、搭乗者特定部13aは、選択した車両ID(図3)に対応する識別IDをその利用者に付与する。
運行車両抽出部13bは、運行中の車両を抽出するものである。運行車両抽出部13bは、搭乗者特定部13aが特定した搭乗者の位置情報から運行中の複数の車両から、利用者の求めに応じた車両を抽出する。ここで、運行車両抽出部13bは、利用者の求めとして、図2に示す交通機関の会社情報(会社ID)、車両の経路の情報(経路ID)、車両の進行方向の情報(上り/下り)及び/又は中継地点の情報(中継ID)のいずれか一つ又は全部に対応する運行中の車両を抽出する。
運行情報生成部13cは、運行中の車両に関する情報を生成するものである。運行情報生成部13cは、支援を希望する利用者の求めに応じて、運行車両抽出部13bが抽出した運行中の車両に関する情報を生成するものである。運行情報生成部13cは、例えば支援希望の利用者に送信する運行中の車両の位置情報を生成する。ここで、運行情報生成部13cは、選択した車両ID(図3)に対応する車両情報として、車両の位置情報(X1、X2・・・X(n))を付与する。
車両速度推定部13dは、運行中の車両の速度を推定するものである。車両速度推定部13dは、先ず、運行車両抽出部13bが抽出した運行中の車両に関する情報を用いて、時間経過に対応する位置の変化を算出する。次に、車両速度推定部13dは、算出した位置の変化に基づいて運行中の車両の速度を推定する。ここで、車両速度推定部13dは、選択した車両ID(図3)に対応する車両情報として、車両の速度情報(V1、V2・・・V(n))を付与する。なお、車両速度推定部13dが速度を推定(算出)する方法は、公知の技術を利用してもよい。
到着時間算出部13eは、支援を希望する利用者の求めに応じて、所望の中継位置までの所要時間を算出するものである。到着時間算出部13eは、先ず、記憶手段12が記憶している走行経路に関する情報を用いて、所望の中継位置までの距離を算出する。次に、到着時間算出部13eは、算出した距離及び車両速度推定部13dが推定した速度を用いて、所望の中継位置までの所要時間を算出する。次いで、到着時間算出部13eは、算出した所要時間を用いて、利用者が希望する中継位置までの到達時間を算出する。ここで、到着時間算出部13eは、選択した車両ID(図3)に対応する車両情報として、車両の到着情報(T1、T2・・・T(n))を付与する。なお、到着時間算出部13eが到達時間を算出する方法は、公知の技術を利用してもよい。
通信手段14は、判断手段13が判断した車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する手段である。通信手段14は、少なくとも運行情報生成部13cが生成した運行中の車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する。なお、通信手段14は、支援を希望する利用者の求めに応じて、例えば判断手段13が判断した他の情報を送信してもよい。
以上のとおり、本発明に係る交通機関利用支援システム100は、取得手段11を用いて支援希望の利用者の携帯端末から運行中の車両の位置情報の要求を取得した場合に、支援希望の利用者以外の利用者の位置情報を取得し、記憶手段12を用いて取得した利用者の位置情報を記憶する。また、本発明に係る交通機関利用支援システム100は、通信手段14を用いて、判断手段13が支援希望の利用者以外の利用者の位置情報に基づいて判断した運行中の車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する。これにより、本発明に係る交通機関利用支援システム100は、予め登録された利用者に交通機関のリアルタイムの運行情報を提供し、利用者を支援することができる。
図4を用いて、本発明に係る交通機関利用支援システム100が交通機関の利用者の位置情報を用いて、他の利用者を支援する方法を具体的に説明する。ここで、図4は、本実施形態に係る交通機関利用支援システム100の判断手段13の動作の一例を説明するタイミングチャート図である。なお、図4に示す例は一例であり、本発明は図4に示す交通機関利用支援システムの動作に限定されるものではない。
図4に示すように、交通機関利用支援システム100は、先ず利用者1の位置情報を時間T1で取得する。次に、交通機関利用支援システム100は、記憶手段12が予め記憶している走行経路に関する情報を更に用いて、時間T2で「利用者1が搭乗した」と判断する。
その後、交通機関利用支援システム100は、利用者2の支援の求めを時間T3で取得する。このとき、交通機関利用支援システム100は、利用者1のリアルタイムの位置情報を用いて車両の位置を推定し、推定した車両の位置情報を利用者2に送信する。これにより、交通機関利用支援システム100は、交通機関の利用者の位置情報を用いて、他の利用者を支援することができる。次いで、交通機関利用支援システム100は、時間T4において、利用者1の位置情報と利用者2の位置情報とを比較することによって、「利用者2が搭乗した」と判断する。
次に、交通機関利用支援システム100は、記憶手段12が予め記憶している走行経路に関する情報に基づいて、時間T5で「利用者1が降車した」と判断する。その後、交通機関利用支援システム100は、時間T6まで利用者1の位置情報を取得する動作を継続する。
また、交通機関利用支援システム100は、同様に、記憶手段12が予め記憶している走行経路に関する情報に基づいて、時間T7で「利用者2が降車した」と判断する。その後、交通機関利用支援システム100は、時間T8まで利用者2の位置情報を取得する動作を継続する。
なお、交通機関利用支援システム100は、上記の動作中に利用者3が支援を求めた場合には、上記と同様に、他の利用者(利用者1、利用者2)の位置情報を用いて、利用者3を支援することができる。
(2.交通機関利用支援システムの動作)
図5を用いて、交通機関利用支援システム100(図1)が利用者を支援する動作(交通機関利用支援方法)を説明する。ここで、図5は、本発明の実施形態に係る交通機関利用支援システム100の動作の例を説明するフローチャート図である。なお、図5に示す交通機関利用支援システムの動作は一例であり、本発明は図5に示す交通機関利用支援システムの動作に限定されるものではない。
図5に示すように、交通機関利用支援システム100は、ステップS501において、先ず、制御手段10(図1)を用いて、支援する動作を開始する。制御手段10は、例えば交通機関利用支援システム100の外部から入力された情報に応じて、支援する動作を開始することができる。その後、交通機関利用支援システム100は、ステップS502に進む。
次に、ステップS502において、交通機関利用支援システム100は、記憶手段11(図1)を用いて、交通機関情報を記憶する(記憶ステップ)。記憶手段11は、少なくとも車両の走行経路に関する情報を記憶する。また、交通機関利用支援システム100は、ステップS503において、記憶手段11を用いて、利用者の登録情報を記憶する。その後、交通機関利用支援システム100は、ステップS504に進む。
次いで、ステップS504において、交通機関利用支援システム100は、取得手段11(図1)を用いて、複数の利用者の位置情報を取得する(取得ステップ)。ここで、取得手段11は、支援を希望する利用者の要求も受け付ける。その後、交通機関利用支援システム100は、ステップS505に進む。
ステップS505において、交通機関利用支援システム100は、判断手段13の搭乗者特定部13a(図1)を用いて、ステップS504で受け付けた支援の要求に応じて、複数の位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定する(搭乗者特定ステップ)。その後、交通機関利用支援システム100は、ステップS506に進む。
ステップS506において、交通機関利用支援システム100は、判断手段13の運行車両抽出部13b(図1)を用いて、ステップS504で受け付けた支援の要求に応じて、ステップS505で特定した搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出する(運行車両抽出ステップ)。その後、交通機関利用支援システム100は、ステップS507に進む。
ステップS507において、交通機関利用支援システム100は、判断手段13の運行情報生成部13c(図1)を用いて、ステップS504で受け付けた支援の要求に応じて、ステップS506で抽出した運行中の車両に関する情報を生成する(運行情報生成ステップ)。その後、交通機関利用支援システム100は、ステップS508に進む。
ステップS508において、交通機関利用支援システム100は、判断手段13の車両速度推定部13d及び到着時間算出部13e(図1)を用いて、ステップS504で受け付けた支援の要求に応じて、運行中の車両の速度を推定し(車両速度推定ステップ)、所望の中継位置までの所要時間を算出する(到着時間算出ステップ)。その後、交通機関利用支援システム100は、ステップS509に進む。なお、交通機関利用支援システム100は、ステップS508実施しないで、ステップS509に進んでもよい。
ステップS509において、交通機関利用支援システム100は、通信手段14(図1)を用いて、ステップS507で生成した運行中の車両に関する情報及び/又はステップS508で算出した所要時間(到達時間)を希望する利用者に送信する(送信ステップ)。その後、交通機関利用支援システム100は、ステップS510に進む。
ステップS510において、交通機関利用支援システム100は、制御手段10を用いて、支援する動作を繰り返すか否かを判断する。制御手段10は、例えば交通機関利用支援システム100の外部から入力された情報に基づいて、支援する動作を繰り返すか否かを判断することができる。これにより、交通機関利用支援システム100は、所望の間、利用者を支援する動作を繰り返すことができる。その後、支援する動作を繰り返すと判断した場合には、交通機関利用支援システム100は、ステップS504に戻る。支援する動作を終了すると判断した場合には、交通機関利用支援システム100は、図中の「END」に進み、動作を終了する。
なお、上記の各ステップでは、その動作状態を記憶手段12に記憶するステップを更に含んでもよい。
以上のとおり、本発明に係る交通機関利用支援方法は、前述の交通機関利用支援システム100と同様の効果を得ることができる。
(3.交通機関利用支援方法のプログラム及び記録媒体)
本発明に係る交通機関利用支援方法のプログラムPr1は、運行中の車両の位置を提供することによって、交通機関の利用者を支援する交通機関利用支援方法であって、複数の前記利用者の位置情報を取得する取得ステップと、取得した前記位置情報を記憶する記憶ステップと、記憶した前記位置情報に基づいて、運行中の前記車両の位置情報を判断する判断ステップと、判断した前記車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する通信ステップとを含み、前記記憶ステップは、運行中の車両の走行経路に関する情報を予め記憶し、前記判断ステップは、前記走行経路に関する情報を用いて前記取得ステップで取得した複数の前記位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定する搭乗者特定ステップと、前記搭乗者特定ステップで特定した前記搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出する運行車両抽出ステップと、支援を希望する利用者の求めに応じて前記運行車両抽出ステップで抽出した前記運行中の車両に関する情報を生成する運行情報生成ステップと、を更に含み、前記運行情報生成ステップは、少なくとも前記運行中の車両の位置情報を生成し、前記通信ステップは、少なくとも前記運行情報生成ステップで生成した前記運行中の車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する、ことを特徴とする交通機関利用支援方法を実行する。また、本発明に係る交通機関利用支援方法のプログラムPr1において、前記判断ステップは、前記運行車両抽出ステップで抽出した前記運行中の車両に関する情報を用いて算出した位置の変化に基づいて前記運行中の車両の速度を推定する車両速度推定ステップと、推定した前記速度及び前記記憶ステップで記憶している前記走行経路に関する情報を用いて所望の中継位置までの所要時間を算出する到着時間算出ステップとを更に含む、ことを特徴とする交通機関利用支援方法を実行してもよい。
上記のプログラムPr1によれば、本発明に係る交通機関利用支援システム100(前述)と同等の効果が得られる。
また、本発明は、プログラムPr1を記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体Md1としてもよい。記録媒体Md1には、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD、メモリーカード、及び、コンピュータ読み取り可能な媒体を利用することができる。更に、本発明は、プログラムPr1をインターネット等のネットワークを介して送信することが可能な伝送可能媒体であってもよい。
実施形態に係る交通機関利用支援システム100を含むバス検索システムおよびバス検索方法の実施例を用いて、本発明を説明する。なお、本発明は、以後に説明するバス検索システムおよびバス検索方法以外でも、交通機関の利用者の位置情報を用いて他の利用者を支援するものであれば、いずれのものにも用いることができる。本発明の実施例に係るバス検索システムは、例えば電車、路面電車、小型マイクロバス、タクシー、乗り合いタクシー及びその他交通機関を支援するものに利用してもよい。
(1.バス検索システムの構成)
本実施例に係るバス検索システムの構成は、前述の実施形態に係る交通機関利用支援システム100の構成と同様のため、説明を省略する。なお、実施形態に係る交通機関利用支援システム100の車両はバス車両であり、車両の走行経路に関する情報はバスの運行経路であり、運行中の車両の位置情報は走行中のバスの位置に関する情報である。
(2.バス検索システムの概略システム図)
図6に、本実施例に係るバス検索システム110の概略システム図を示す。また、図7に、比較例に係るバス検索システムの概略システム図を示す。
図6に示すように、本実施例に係るバス検索システム110は、乗客(利用者)の求めに応じて、他の乗客(他の利用者、他の搭乗者など)の位置情報に基づいてリアルタイムの走行情報(バスの運行情報など)を共有することができる。また、本実施例に係るバス検索システム110は、乗客(利用者)の求めに応じて、他の乗客(他の利用者)の位置情報に基づいて、バスが停留所にいつ到着するかを乗客(利用者)に通知することができる。すなわち、本発明に係るバス検索システム110は、バスに位置検出端末(GPS端末など)を搭載することなく、利用者の情報端末(例えばスマートフォン)を用いてリアルタイムの走行情報を利用者間で共有することができる。これにより、本実施例に係るバス検索システム110は、低廉なコストでシステムを提供することができる。また、本実施例に係るバス検索システム110は、低廉なコストでシステムを提供することができるので、利用者が少ない過疎地域においても、バス検索システムを容易に構築することができる。
一方、図7に示すように、比較例に係るバス検索システムは、バスに位置検出端末(GPS端末など)を搭載する必要がある。このため、比較例に係るバス検索システムは、本実施例に係るバス検索システム110と比較して、システムを構築する費用が増加する場合がある。
(3.バス検索システムの動作)
図8乃至図10を用いて、バス検索システム110(図6)がバスを検索する動作(バス検索方法)を説明する。以後の説明において、本実施例に係るバス検索システムの動作は、前述の実施形態に係る交通機関利用支援システム100の動作と同様のため、異なる部分を主に説明する。なお、図8乃至図10に示すバス検索システムの動作は一例であり、本発明は図8等に示すバス検索システムの動作に限定されるものではない。
図8は、本発明の実施例に係るバス検索システム110の記憶手段の動作の一例(記憶領域への情報の出入り)を説明する説明図である。図8に示すように、本実施例に係るバス検索システム110の記憶手段は、記憶領域への情報の出入りにおいて、先ず(1)利用者(乗客など)に送信するために、路線を選択したときの他の利用者(他の乗客)の過去5分間の位置情報を参照される。次に、記憶手段は、(2)利用者が搭乗したときに、利用者(搭乗者など)の位置情報を継続的に記憶する。その後、記憶手段は、(3)利用者が降車したときに、利用者の位置情報を記憶することを停止する。また、バス検索システム110は、(4)複数の利用者がバス検索システム110を利用する場合も、同様に、位置情報を利用者間で共有する。
図9は、本発明の実施例に係るバス検索システム110の通信手段の動作の一例(各利用者の位置情報の受け取りと発信)を説明する説明図である。図9に示すように、本実施例に係るバス検索システム110の通信手段は、先ず(1)利用者からバス位置情報を要求された時点で、他の利用者(搭乗者など)の位置情報を通知する。次に、通信手段は、(2)バス検索システム110を利用する他の利用者に自分の位置情報を発信し続ける。また、通信手段は、(3)利用者が降車後で一定時間後(例えば30分後)に位置情報の通知を終了する。このとき、バス検索システム110は、利用者の携帯端末のプログラムを終了する。
図10は、本発明の実施例に係るバス検索システム110に利用する携帯端末の表示画面の一例を説明する説明図である。図10に示すように、携帯端末の表示画面には、バス検索システム110の記憶手段に記憶された他の利用者の位置情報(C1、C2)が表示される。具体的には、バス検索システム110は、携帯端末の表示画面に(1)路線および走行方向についてのバスの情報、(2)バスを待っている利用者の情報(図中のC1)、(3)バスに搭乗している利用者の位置情報(図中のC2)などを表示する。このとき、バス検索システム110の利用者は、過去5分間の1分ごとの位置情報を確認できるので、同じ路線、同じ方向のバスを容易に携帯端末の表示画面で確認することができる。
なお、バス検索システム110の利用者は、携帯端末の表示画面の地図上で塊になって動いている利用者の位置情報(例えば図10のC2)があれば、それが運行中のバスの位置であると判断(推測、推定など)できる。また、バス検索システム110の利用者は、道端で留まっている利用者の位置情報(例えば図10のC1)があれば、そこまではバスが来ていないと容易に判断(推測、推定など)できる。また、バス検索システム110の利用者は、地図上にあらかじめバス路線図(例えば図10のC3)やバス停の位置がプロットされていれば、より直感的にバスの位置情報を確認できる。
(4.バス検索方法のプログラム及び記録媒体)
本発明に係るバス検索方法のプログラムPr2は、運行中の車両の位置を提供することによって、交通機関の利用者を支援する交通機関利用支援方法であって、複数の前記利用者の位置情報を取得する取得ステップと、取得した前記位置情報を記憶する記憶ステップと、記憶した前記位置情報に基づいて、運行中の前記車両の位置情報を判断する判断ステップと、判断した前記車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する通信ステップとを含み、前記記憶ステップは、運行中の車両の走行経路に関する情報を予め記憶し、前記判断ステップは、前記走行経路に関する情報を用いて前記取得ステップで取得した複数の前記位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定する搭乗者特定ステップと、前記搭乗者特定ステップで特定した前記搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出する運行車両抽出ステップと、支援を希望する利用者の求めに応じて前記運行車両抽出ステップで抽出した前記運行中の車両に関する情報を生成する運行情報生成ステップと、を更に含み、前記運行情報生成ステップは、少なくとも前記運行中の車両の位置情報を生成し、前記通信ステップは、少なくとも前記運行情報生成ステップで生成した前記運行中の車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する、ことを特徴とする交通機関利用支援方法を含み、前記車両はバス車両であり、前記車両の走行経路に関する情報はバスの運行経路であり、前記運行中の車両の位置情報は走行中のバスの位置に関する情報である、ことを特徴とするバス検索方法を実行する。
上記のプログラムPr2によれば、本発明に係るバス検索システム110(前述)と同等の効果が得られる。
また、本発明は、プログラムPr2を記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体Md2としてもよい。記録媒体Md2には、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD、メモリーカード、及び、コンピュータ読み取り可能な媒体を利用することができる。更に、本発明は、プログラムPr2をインターネット等のネットワークを介して送信することが可能な伝送可能媒体であってもよい。
以上のとおり、本発明に係る実施形態及び実施例について説明したが、本発明は上記の実施形態及び実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明は、特許請求の範囲に記載の内容に基づいて、様々に変形、変更又はその他任意に改変され得る。
100 : 交通機関利用支援システム
110 : バス検索システム
10 : 制御手段
11 : 取得手段
12 : 記憶手段
13 : 判断手段
13a: 搭乗者特定部
13b: 運行車両抽出部
13c: 運行情報生成部
13d: 車両速度推定部
13e: 到着時間算出部
14 : 通信手段
20 : 情報端末
21 : 入力手段
22 : 表示手段
23 : 通信手段
Pr1,Pr2 : プログラム
Md1,Md2 : 記録媒体

Claims (10)

  1. 運行中の車両の位置情報を提供することによって、交通機関の利用者を支援する交通機関利用支援システムであって、
    複数の前記利用者の位置情報を取得する取得手段と、
    取得した前記利用者の位置情報を記憶する記憶手段と、
    記憶した前記利用者の位置情報に基づいて、運行中の前記車両の位置情報を判断する判断手段と、
    判断した前記車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する通信手段と
    を有し、
    前記記憶手段は、運行中の車両の走行経路に関する情報を予め記憶し、
    前記判断手段は、前記走行経路に関する情報を用いて前記取得手段が取得した複数の前記位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定する搭乗者特定部と、前記搭乗者特定部が特定した前記搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出する運行車両抽出部と、支援を希望する利用者の求めに応じて前記運行車両抽出部が抽出した前記運行中の車両に関する情報を生成する運行情報生成部と、を備え、
    前記運行情報生成部は、少なくとも前記運行中の車両の位置情報を生成し、
    前記通信手段は、少なくとも前記運行情報生成部が生成した前記運行中の車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する、
    ことを特徴とする交通機関利用支援システム。
  2. 前記判断手段は、前記運行車両抽出部が抽出した前記運行中の車両に関する情報を用いて算出した位置の変化に基づいて前記運行中の車両の速度を推定する車両速度推定部と、推定した前記速度及び前記記憶手段が記憶している前記走行経路に関する情報を用いて所望の中継位置までの所要時間を算出する到着時間算出部とを更に備える、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の交通機関利用支援システム。
  3. 前記取得手段は、複数の前記利用者の携帯端末の位置情報を取得し、
    前記通信手段は、前記支援希望の利用者に前記運行中の車両の位置情報を送信する、
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の交通機関利用支援システム。
  4. 前記取得手段は、前記支援希望の利用者の前記携帯端末から前記運行中の車両の位置情報の要求を取得した場合に、前記支援希望の利用者以外の利用者の位置情報を取得し、
    前記通信手段は、前記判断手段が前記支援希望の利用者以外の利用者の位置情報に基づいて判断した前記運行中の車両の位置情報を前記支援希望の利用者に送信する、
    ことを特徴とする、請求項3に記載の交通機関利用支援システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の交通機関利用支援システムを用いて、運行中のバスの位置情報を提供するバス検索システムであって、
    前記車両はバス車両であり、前記車両の走行経路に関する情報はバスの運行経路であり、前記運行中の車両の位置情報は走行中のバスの位置に関する情報である、
    ことを特徴とするバス検索システム。
  6. 運行中の車両の位置を提供することによって、交通機関の利用者を支援する交通機関利用支援方法であって、
    複数の前記利用者の位置情報を取得する取得ステップと、
    取得した前記位置情報を記憶する記憶ステップと、
    記憶した前記位置情報に基づいて、運行中の前記車両の位置情報を判断する判断ステップと、
    判断した前記車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する通信ステップと
    を含み、
    前記記憶ステップは、運行中の車両の走行経路に関する情報を予め記憶し、
    前記判断ステップは、前記走行経路に関する情報を用いて前記取得ステップで取得した複数の前記位置情報から運行中の車両を利用している搭乗者を特定する搭乗者特定ステップと、前記搭乗者特定ステップで特定した前記搭乗者の位置情報から運行中の車両を抽出する運行車両抽出ステップと、支援を希望する利用者の求めに応じて前記運行車両抽出ステップで抽出した前記運行中の車両に関する情報を生成する運行情報生成ステップと、を更に含み、
    前記運行情報生成ステップは、少なくとも前記運行中の車両の位置情報を生成し、
    前記通信ステップは、少なくとも前記運行情報生成ステップで生成した前記運行中の車両の位置情報を支援希望の利用者に送信する、
    ことを特徴とする交通機関利用支援方法。
  7. 前記判断ステップは、前記運行車両抽出ステップで抽出した前記運行中の車両に関する情報を用いて算出した位置の変化に基づいて前記運行中の車両の速度を推定する車両速度推定ステップと、推定した前記速度及び前記記憶ステップで記憶している前記走行経路に関する情報を用いて所望の中継位置までの所要時間を算出する到着時間算出ステップとを更に含む、
    ことを特徴とする、請求項6に記載の交通機関利用支援方法。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の交通機関利用支援方法を用いて、運行中のバスの位置情報を提供するバス検索方法であって、
    前記車両はバス車両であり、前記車両の走行経路に関する情報はバスの運行経路であり、前記運行中の車両の位置情報は走行中のバスの位置に関する情報である、
    ことを特徴とするバス検索方法。
  9. 請求項6若しくは請求項7に記載の交通機関利用支援方法又は請求項8に記載のバス検索方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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