JP2016094119A - 着座検知センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】座席の座り心地を維持しつつも、耐久性が高い着座検知センサを提供する。
【解決手段】
この着座検知センサは、座席装置1の着座部4への乗員9の着座を検知可能に構成された着座検知センサである。着座検知センサは、着座部4において互いに平行に配置された複数のバネフレーム6の少なくとも1つにそれぞれ固定的に配置されるセンサ部S1、S2と、両端をそれぞれ複数のセンサ部S1、S2の少なくとも1つに接続されセンサ部S1、S2の移動に応じて伸縮自在に構成される伸縮部10Aとを備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、座席に乗員が着座したか否かを検知可能な着座検知センサに関する。
従来より、例えば車両に搭載された座席の着座部に乗員が着座したか否かを検知するための着座検知センサが知られている。この着座検知センサとしては、座席のクッション直下に配置されたメンブレンセンサにより乗員の着座を検出するものが良く知られている(特許文献1参照)。
特開2011−105277号公報
しかしながら、従来技術の着座検知センサでは、複数の薄いシートを積層させて構成されるメンブレンセンサが複数のバネフレームに跨るように配置される。バネフレームは、座席のクッション直下に配置され、乗員の着座により柔軟に変形が可能なように構成されている。このため、バネフレームが着座による加重により変形すると、バネフレームの変形と共にメンブレンセンサも加重を受ける。この加重が大きくなると、メンブレンセンサが引張り応力により破損する虞が大きくなる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、座席の座り心地を維持しつつも、耐久性が高い着座検知センサを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る着座検知センサは、座席装置の着座部への乗員の着座を検知可能に構成された着座検知センサであって、前記着座部において配置された複数のバネフレームの少なくとも1つにそれぞれ固定的に配置される複数のセンサ部と、両端を前記複数のセンサ部のに接続され前記センサ部の移動に応じて伸縮自在に構成される第1伸縮部とを備えたことを特徴とする。
本発明の一態様に係る着座センサ付き座席装置によれば、複数のバネフレームの少なくとも1つにそれぞれ複数のセンサ部の1つが固定的に配置され、これら複数のセンサ部は、センサ部の移動に応じて伸縮自在に構成された第1伸縮部に接続されている。バネフレームの移動に伴いセンサ部が移動すると、伸縮部が伸縮してバネフレームの移動を妨げない。また、伸縮部の存在により、着座検知センサの耐久性も担保される。
本発明の一実施形態は、前記バネフレームに対し固定的に配置されるブラケットを更に備え、前記センサ部は、前記ブラケットの上方に固定的に配置される。
また、本発明の他の実施形態においては、前記複数のブラケットは、両端をそれぞれ前記複数のブラケットに接続され伸縮自在に構成される第2伸縮部を有する。前記第2伸縮部は、前記複数のブラケットと一体化されている。
本発明の更に他の実施形態は、第1接点を備えた上部フィルムと、前記第1接点と電気的に接触可能な位置に配置された第2接点を備えた下部フィルムと、前記上部フィルムと前記下部フィルムの間に設けられ、前記第1接点及び前記第2接点に対応する開口を備えたスペーサとを備える。前記第1伸縮部は、前記上部フィルム、前記下部フィルム及び前記スペーサの少なくとも1つから形成される。前記第1伸縮部を形成する前記上部フィルム、前記下部フィルム又は前記スペーサは、切り込み部を有する。
本発明によれば、座席の座り心地を維持しつつも、耐久性が高い着座検知センサを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る着座検知センサが含まれる座席装置を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る着座検知センサが含まれる座席装置の一部を示す平面図である。 メンブレンセンサ10の構造を説明する平面図である。 図3のA−A’断面図である。 第1の実施の形態の効果を示す。 第2の実施の形態に係る着座検知センサの構造の例を説明する平面図である。 第2の実施の形態に係る着座検知センサの構造の例を説明する平面図である。 第3の実施の形態に係る着座検知センサの構造の例を説明する平面図である。 第4の実施の形態に係る着座検知センサの構造の例を説明する断面図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施の形態に係る着座検知センサを詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図7を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る着座検知センサを詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る着座検知センサが含まれた座席装置を示す側面図である。また、図2は、この着座検知センサが含まれた座席装置の一部を示す平面図である。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る着座検知センサが含まれた座席装置1は、着座部4を備えて構成され、その他ヘッドレスト2や背もたれ部3を有するものとすることができる。この座席装置1は、一例として、図示しない自動車等の車両のシートとして用いられるものである。
座席装置1の着座部4には、ウレタン等の緩衝材からなるクッションパッド5が内蔵される。また、着座部4には、例えばクッションパッド5の下方に配置されてクッションパッド5を支持するバネフレーム6が設けられている。バネフレーム6は、図2に示すように、鉄等の金属部材を、例えば連続S字形状に成形してなるSバネフレームとすることができる。複数のバネフレーム6は、座席装置1の骨格部に対し略等間隔に且つ互いに平行に配設されている。
バネフレーム6は、Sバネフレーム以外にも、連続Z字形状とすることもできるし、連続螺旋形状とすることもでき、その形状は不問である。また、複数のバネフレームは、互いに平行に配置されるのが好適であるが、クッションパッド5を柔軟に支持することができる限りにおいて、様々な配置方法が採用可能である。
第1の実施の形態に係る着座検知センサは、このバネフレーム6に取り付けられている。
この着座検知センサは、乗員9の着座部4の座面4aへの着座を検知するメンブレンセンサ10を備えている。メンブレンセンサ10は、例えば図2に示すように、乗員9が着座部4へ着座した場合に、大きな加重が掛かる加重位置P1及びP2の下方に配置される。加重位置P1及びP2は、一般的には、乗員9の臀部の上部に対応する。後述するように、メンブレンセンサ10は、この加重を電気的に検出して検出信号を出力するように構成されている。
メンブレンセンサ10は、車両に搭載されたECU20と電気的に接続されている。ECU20は、車両全体の制御を司ると共に、メンブレンセンサ10からの検出信号に基づいて、エアバッグの展開制御等の各種補機の動作制御を行う。
メンブレンセンサ10は、図2に図示した例においては、バネフレーム6に固定的に配置された複数のブラケット11の上方に固定的に配置されている。換言すれば、ブラケット11は、メンブレンセンサ10に対応して設けられている。ブラケット11は、この図2に図示した例では、互いに隣接し平行な2本のバネフレーム6に対し固定的に接続されているが、これに限定されるものではなく、1本のバネフレーム6に対し1つのブラケット11を接続してもよいし、逆に3本以上のバネフレーム6に対し1つのブラケット11を接続してもよい。
1本のバネに1つのブラケット11を接続する場合、1つのブラケット11により、複数のバネフレーム6が固定されることはなくなるので、複数のバネフレーム6がそれぞれ自由に動くことができる。このため、バネやブラケットの破損が一層抑制され、バネフレーム6の耐久性を向上させることができる。
一例として、ブラケット11は、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、POM樹脂などの一般的なプラスチック材料を使った成形品、又はアルミニウム、ステンレス等の金属材料を板金加工した製品により形成され得る。
図3及び図4を参照して、メンブレンセンサ10の具体的な構造を説明する。図3は、メンブレンセンサ10の構造を説明する平面図であり、一方、図4は、図3のA−A’断面図である。
図3に示すように、メンブレンセンサ10は、複数(この例では2個)のセンサ部S1、S2と、このセンサ部S1、S2を互いに接続する伸縮部10A(第1伸縮部)を備えている。センサ部S1、S2は、それぞれ別々のブラケット11上に固定的に配置されている(すなわち、センサ部S1、S2は、それぞれ別々のバネフレーム6に対し固定的に接続されている)。
また、図4に示すように、センサ部S1、S2は、下部フィルム22と、下部接点23と、スペーサ24と、上部フィルム25と、上部接点26とを備えている。図示は省略するが、この上部フィルム25に接するようにクッションバッド5が配置される。下部接点23は、スペーサ24に形成された開口を介して上部接点26と電気的に接触可能な位置に配置されている。すなわち、図5に示すように、乗員9の着座によりクッションパッド5に圧力が掛かると下部フィルム22又は上部フィルム25が変形し、これにより上部接点26と下部接点23が電気的に接触する。これにより乗員9の着座を検知する。上部フィルム25のスペーサと反対側の面及び下部フィルム22のスペーサの反対側の面の少なくとも一方には、クッションフォームやラバードーム等の緩衝材を設けてもよい。
下部フィルム22、スペーサ24、上部フィルム25は、例えばポリエステル等の可撓性のある絶縁材料から構成される。
また下部接点23及び上部接点26は、銀ペースト等からなる導電パターンであり、スクリーン印刷等の方法によりそれぞれ下部フィルム22及び上部フィルム25の表面に形成されている。図3では図示は省略するが、下部接点23及び上部接点26は、それぞれスクリーン印刷等の方法により形成された配線に電気的に接続されている。
伸縮部10Aは、このように別々のバネフレーム6に接続されたセンサ部S1、S2の間に接続されると共に、それ自体センサ部S1、S2の移動に従って伸縮自在に構成されている。この図示の例では、伸縮部10Aは蛇腹形状を有しているが、伸縮可能な構造であれば、様々な他の形態が採用可能である。
図4に示す例では、伸縮部10Aは、下部フィルム22の延伸部である蛇腹部22Aと、スペーサ24の延伸部である蛇腹部24Aと、上部フィルム25の延伸部である蛇腹部25Aとにより構成される。すなわち、複数のセンサ部の下部フィルムと下部フィルムとが接続され一体化されており、同様に複数のセンサ部のスペーサとスペーサとが接続され一体化されており、更に複数のセンサ部の上部フィルムと上部フィルムとが接続され一体化されている。なお、図示の例はあくまで一例であり、蛇腹部22A、24A、及び、25Aのいずれか一つのみが設けられ伸縮部10Aを構成してもよいし、蛇腹部22A、24A、及び、25Aのうち2つで伸縮部10Aを構成してもよい。ただし、蛇腹部22A、24A、及び、25Aのすべてで伸縮部10Aを形成することが、伸縮部10Aの耐久性を向上することや、伸縮による下部フィルム22とスペーサ24と上部フィルム25との位置ズレが起きにくいため好ましい。
[効果]
以上説明したように、この実施の形態のメンブレンセンサ10は、複数のセンサ部S1、S2が、伸縮部10Aにより接続されている。このため、図5に示すように、クッションパッド5からの圧力によりバネフレーム6が変形した場合であっても、伸縮部10Aが自在に伸縮・変形するため、メンブレンセンサ10の破損が生じる虞は小さい。また、伸縮部10Aが自在に伸縮・変形するため、バネフレーム6の移動範囲も大きくすることができ、結果として座席装置の座り心地も維持することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る着座検知センサを、図6及び図7を参照して説明する。この第2の実施の形態の着座検知センサの全体構成は、第1の実施の形態(図1〜図3)と略同一である。ただし、この実施の形態では、図6及び図7に示すように、メンブレンセンサ10の伸縮部10Aの構成が、第1の実施の形態と異なっている。
図6(a)は、第2の実施の形態に係る着座検知センサ(メンブレンセンサ)の構造の一例を説明する平面図である。センサ部S1、S2の構成は第1の実施の形態(図4)と同一であるので、重複する説明は省略する。ただし、この実施の形態は、下部フィルム22、スペーサ24及び上部フィルム25が延伸されて構成される平面状の接続フィルム22A’、24A’及び25A’を備えており、この接続フィルム22A’〜25A’によりセンサ部S1とS2が接続されている。すなわち、これら接続フィルム22A’〜25A’によって、複数のセンサ部の下部フィルムと下部フィルムとが接続され一体化されており、同様に複数のセンサ部のスペーサとスペーサとが接続され一体化されており、更に複数のセンサ部の上部フィルムと上部フィルムとが接続され一体化されている。
そして、この接続フィルム22A’〜25A’の中央部に切り込み部C(C1、C2)が設けられている。この切り込み部Cの存在により、接続フィルム22A’〜25A’の中央部は弾性を与えられ、伸縮部10Aとして機能する。すなわち、この実施の形態の伸縮部10Aは、第1実施の形態のような蛇腹構造ではなく、切り込み部Cを有する平面状の弾性部として構成される。
図6(a)の例では、接続フィルム22A’〜25A’の中央部の外縁から内部に切れ込む切り込み部C1が形成され、更に接続フィルム22A’〜25A’の中央部の内部において、複数の縦方向の切り込みと、この縦方向の切り込みを貫通する横方向の切り込み(「王」の字状の切り込み)を有する切り込み部C2が形成されている。ただし、これはあくまでも一例であり、図6(b)〜(e)のような十字状の切り込み部C2であっても、伸縮部10Aを形成することができる。また、図7(a)、図7(b)に示すように、切り込み部Cは、接続フィルム22A’〜25A’の中央部の外縁から内側に切り込む切り込み部C3、C3’のみを設けたものであってもよい。また、切り込み部Cは、図7(c)のような矩形形状の切り込み部C4であってもよい。
このように、本実施の形態では、蛇腹形状の伸縮部10Aに代えて、平面形状の伸縮部10Aを設けている。このような構造の伸縮部10Aは、蛇腹形状に比べ製造が容易であり、第1の実施の形態に比べコストを低減することができる。
なお、図6及び図7では、下部フィルム22、スペーサ24及び上部フィルム25を延伸してなる接続フィルム22A’〜25A’に切り込み部を形成したが、これに代えて、下部フィルム22、スペーサ24及び上部フィルム25を延伸してなる接続フィルム22A’〜25A’の少なくとも1つ(又は2つ)を延伸して伸縮部10Aを構成してもよい。換言すれば、伸縮部10Aは、切り込み部Cが形成された上部フィルム25、スペーサ24又は下部フィルム22の少なくとも1つ(又は2つ)により構成される。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係る着座検知センサを、図8を参照して説明する。この第3の実施の形態の着座検知センサの全体構成は、第1の実施の形態(図1〜図3)と略同一である。ただし、この実施の形態では、メンブレンセンサ10内のセンサ部S1、S2の接続関係及び機能が第1の実施の形態とは異なっている。具体的には、この実施の形態では、2つのセンサ部S1及びS2がAND回路を構成し、1つのセンサを構成している点が前述の実施の形態とは異なっている。
図8は、第3の実施の形態のメンブレンセンサ10の構成を示す平面分解図である。図8の左側は、上部フィルム25の部分の平面図であり、図8の右側は、下部フィルム22の部分の平面図である。図8に示す形状の上部フィルム25及び下部フィルム22が、スペーサ24を介して積層されている。また、伸縮部10Aの部分は、第2の実施の形態(図6(a))と略同一の構造を有しているものとして図8では図示しているが、他の態様(図6(b)〜(e)、図7(a)〜(c))を採用することが可能であることは言うまでもない。もちろん、第1の実施の形態の伸縮部10Aのような蛇腹構造を採用することもできる。なお、センサ部S1、S2の構成それ自体は、第1の実施の形態(図4)と同様であるので、以下では重複する説明は省略する。
この第3の実施の形態のメンブレンセンサ10では、センサ部S1、S2中の上部接点26が配線28により電気的に接続されている。この配線28は、上部フィルム25の裏面(伸縮部10Aの部分も含む)に形成され、センサ部S1及びS2の2つの上部接点26を電気的に接続する。一例として、配線28は、上部接点26及び下部接点23と同様に銀ペースト等からなる導電パターンにより形成され得る。なお、導電パターンの代りに、通常のワイヤ配線を伸縮部10A上に配線してセンサ部S1、S2を接続することも可能である。
一方、下部フィルム22には、センサ部S1、S2の下部接点23から引き出された配線29、30が形成されている。配線29、30の端部は、出力端子31A、31Bに接続される。出力端子31A、31Bは、図8では図示は省略しているが、ECU20に接続される。
以上の構造においては、センサ部S1、S2の両者において上部接点26及び下部接点23が接触することにより、ECU20、センサ部S1及びS2による閉回路が形成される。すなわち、この実施の形態のメンブレンセンサ10は、センサ部S1、S2がAND回路を構成し、両者において上部接点26と下部接点23の導通が検知された場合に検出信号を出力する。したがって、この実施の形態では、例えば図1の位置P1,P2の両方において所定の加重が検知された場合に乗員9の着座があったと検知することができ、例えば着座ではない他の動作との識別が可能になるなど、より正確に着座の有無を検知することができる。また、そのようなセンサ部S1、S2が伸縮部10Aにより接続されているので、組立時の取扱いも容易である。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態に係る着座検知センサを、図9を参照して説明する。この第4の実施の形態の着座検知センサの全体構成は、第1の実施の形態(図1〜図3)と略同一である。また、メンブレンセンサ10の構造も、前述の実施の形態と略同一である。
ただし、この第4の実施の形態では、複数のブラケット11も伸縮部11A(第2伸縮部)を備えている点で、第1の実施の形態と異なっている。この伸縮部11Aは、例えばプラスチック材料からなるブラケット11の中央付近(伸縮部10Aの下方)において、ブラケット10を蛇腹状に形成したり、あるいは複数の切り込み部を設けたりすることにより、当該部分に弾性を持たせたものである。すなわち、伸縮部11Aは、ブラケット11の本体部を延引して形成されたものであり、本体部と一体化されている。
図9のように、平行に配置された多数のバネフレーム6を束ねるブラケット11を形成した場合、バネフレーム6の横方向の移動が制限され、座席装置1の座り心地が劣化してしまうという問題がある。しかし、この実施の形態では、ブラケット11も伸縮部11Aを備えているので、バネフレーム6の横方向の移動は妨げられず、座席装置1の座り心地を維持することができる。したがって、この実施の形態も、前述の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
[その他]
以上、いくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 着座検知センサ付き座席装置
2 ヘッドレスト
3 背もたれ部
4 着座部
4a 座面
5 クッションパッド
6 バネフレーム
9 乗員
10 メンブレンセンサ
11 ブラケット
10A、11A 伸縮部
20 ECU
21 下部スペーサ
22 下部フィルム
23 下部接点
24 中間スペーサ
25 上部フィルム
26 上部接点
27 上部スペーサ
28、29、30 配線
31A、31B 出力端子

Claims (6)

  1. 座席装置の着座部への乗員の着座を検知可能に構成された着座検知センサであって、
    前記着座部において配置された複数のバネフレームの少なくとも1つにそれぞれ固定的に配置される複数のセンサ部と、
    両端をそれぞれ前記複数のセンサ部に接続され前記センサ部の移動に応じて伸縮自在に構成される第1伸縮部と
    を備えたことを特徴とする着座検知センサ。
  2. 前記バネフレームに対し固定的に配置され前記センサ部に対応して設けられる複数のブラケットを更に備え、
    前記複数のセンサ部は、前記複数のブラケットの上方に固定的に配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の着座検知センサ。
  3. 前記複数のブラケットは、両端をそれぞれ前記複数のブラケットに接続され伸縮自在に構成される第2伸縮部を有し、前記第2伸縮部は、前記複数のブラケットと一体化されている請求項2に記載の着座検知センサ。
  4. 前記第1伸縮部は、切り込み部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の着座検知センサ。
  5. 前記第1伸縮部は、蛇腹形状を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の着座検知センサ。
  6. 前記第1伸縮部の表面に形成され前記複数のセンサ部を電気的に接続する配線部を更に備えた請求項1〜5のいずれか一項に記載の着座検知センサ。
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