JP2016092670A - 送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音響通信と光通信のそれぞれにおける制約があってもデータ通信を行い得るようにする。【解決手段】変調信号生成部10は、搬送波を送信情報Dで変調して変調信号を生成する。加算部11は、変調信号生成部10によって生成された変調信号を音響ソースSに加算する。放音部13は、音響アンプ12から入力された信号に応じた音を放音する。電圧変調部14は、変調信号生成部10によって生成された変調信号に基づいて発光部15の駆動電圧を変調する。光通信機能を持たない第1受信装置2aに対しては、音響通信によって送信情報Dを送信するし、音響通信機能を持たない第2受信装置2bに対しては、光通信によって送信情報Dを送信する。また、光通信機能及び音響通信の両方を持つ第3受信装置2cに対しては、音響通信に適さない条件や環境においては光通信で、光通信に適さない条件や環境においては音響通信で送信情報Dを送信する。【選択図】図1

Description

本発明はデータ通信を行う技術に関する。
音を媒体に利用してデータ通信を行う技術(以下、音響通信という)として、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1の記載された仕組みでは、送信側が送信対象となる情報で変調した音を放音し、受信側が収音した音を復調して情報を得るようになっている。また、可視光を媒体に利用してデータ通信を行う技術(以下、光通信という)として、特許文献2に記載されたものがある。特許文献2に記載された仕組みでは、送信側が、送信対象となる情報でLED(Light Emitting Diode)の駆動電圧を変調し、受信側が受光した光を復調して情報を得るようになっている。
特開2011−97242号公報 特開2008−236239号公報
音響通信と光通信はそれぞれ、利用可能な条件や環境が異なる。例えば音響通信は、音波が干渉する環境や騒音が大きい環境には適していないが、光通信は、そのような音響環境によらずに通信が可能である。一方、光通信は、障害物等で光が届かないような場所や明るい場所での通信には適していないが、音響通信は、そのような光環境によらずに通信が可能である。また、空気中を進む音の減衰は、空気中を進む光の減衰よりも顕著なので、音響通信は遠距離の通信に適していない。そして、光通信において単位時間当たりに送信可能なデータ量は、音響通信のそれよりも多いから、光通信は大容量のデータ通信に適している。さらに、音響通信のみを行い得る受信装置に対しては光通信によりデータを送信することはできないし、光通信のみを行い得る受信装置に対しては音響通信によりデータを送信することはできない。以上のように、音響通信と光通信には、それぞれ上記のような制約がある。
このような事情に鑑み、本発明は、音響通信と光通信のそれぞれにおける、上記のような制約があってもデータ通信を行うことを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、発光を制御する光信号に情報を重畳する第1重畳手段と、音を表す音響信号に情報を重畳する第2重畳手段と、前記第1重畳手段により情報が重畳された光信号に応じた光を発する発光手段と、前記第2重畳手段により情報が重畳された音響信号に応じた音を発する放音手段とを備える送信装置を提供する。
光通信用送信情報と音響通信用送信情報とを含む情報のうち、前記光通信用送信情報を前記第1重畳手段に振り分け、前記音響通信用送信情報を前記第2重畳手段に振り分ける送信情報振分手段を備え、前記第1重畳手段は、前記光信号に前記光通信用送信情報を重畳し、前記第2重畳手段は、前記音響信号に前記音響通信用送信情報を重畳するようにしてもよい。また、情報が重畳された光信号に応じた光を受光する受光手段と、情報が重畳された音響信号に応じた音を収音する収音手段とを備え、前記第1重畳手段は、前記受光手段により受光された光から前記情報を復調して、当該情報を光信号に重畳し、前記第2重畳手段は、前記収音手段により収音された音から前記情報を復調して、当該情報を音響信号に重畳するようにしてもよい。また、情報が重畳された光信号に応じた光を受光する受光手段と、情報が重畳された音響信号に応じた音を収音する収音手段とを備え、前記第1重畳手段は、前記収音手段により収音された音から前記情報を復調して、当該情報を光信号に重畳し、前記第2重畳手段は、前記受光手段により受光された光から前記情報を復調して、当該情報を音響信号に重畳するようにしてもよい。
また、本発明は、情報が重畳された音響信号を取得する音響信号取得手段と、前記音響信号取得手段によって取得された音響信号に重畳されている情報を復調する第1復調手段と、前記第1復調手段によって復調された情報を、発光を制御する光信号に重畳する第3重畳手段と、前記第3重畳手段により情報が重畳された光信号に応じた光を発する発光手段と、前記音響信号取得手段によって取得された音響信号に応じた音を放音する放音手段とを備える送信装置を提供する。
また、本発明は、電力線搬送通信において情報が重畳された電気信号を取得する電気信号取得手段と、前記電気信号取得手段によって取得された電気信号に重畳されている情報を復調する第2復調手段と、前記第2復調手段によって復調された情報を、音を示す音響信号に重畳する第4重畳手段と、前記第4重畳手段により情報が重畳された音響信号に応じた音を放音する放音手段と、前記電力線搬送通信に用いられた電力線を介して供給される、情報が重畳された電力に基づき発光する発光手段とを備える送信装置を提供する。
前記情報が重畳された信号には、自装置の制御を行うための装置制御情報が重畳されており、復調された前記装置制御情報に基づき自装置の制御を行う制御手段を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、音響通信と光通信のそれぞれにおける制約があってもデータ通信を行い得る。
本発明の第1実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第3実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第4実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第5実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第6実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第7実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第8実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第9実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図
本発明の各実施形態に係る情報通信システムは、例えば以下の(1)〜(3)の場面において利用される。ただし、利用例は必ずしもこれらに限るものではない。
(1)道路や店舗などといった複数のユーザが居る場所に設置された送信装置から、それぞれのユーザが利用するスマートホン、タブレット或いはウェアラブル端末などの受信装置に対して、例えば商品・サービスを宣伝するための情報を送信する。
(2)宅内のテレビジョン装置が送信装置として機能し、このテレビジョン装置からユーザが利用するスマートホン、タブレット、ウェアラブル端末或いはパーソナルコンピュータなどの受信装置に対して、例えばテレビ番組やコマーシャルに関する情報を送信する。
(3)複数のユーザがそれぞれ所持するスマートホン、タブレット或いはウェアラブル端末などの機器のうち一方が送信装置として他方が受信装置として機能し、その送信装置からその受信装置に対して例えばユーザの連絡先などの各種情報を送信する。さらに、送信装置及び受信装置の機能を兼ね備えた送受信装置間で各種の情報を次々と伝送してもよい。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。情報通信システムは、音及び光を媒体として、送信対象となる情報を送受信するシステムである。図1に示すように、情報通信システムは、情報が重畳された音の放音及び情報が重畳された光の発光を行う送信装置1と、その音を収音して上記情報を抽出し出力する第1受信装置2aと、その光を受光して上記情報を抽出し出力する第2受信装置2bと、その音を収音して上記情報を抽出、出力し且つその光を受光して上記情報を抽出、出力する第3受信装置2cとを備えている。図1では、送信装置1及び第1受信装置2a〜第3受信装置2cがそれぞれ備える最小限の構成を図示しているが、送信装置1及び第1受信装置2a〜第3受信装置2cはそれぞれ、図示したもの以外の構成を備えていてもよい(後述する第2実施形態以降においても同じ)。以下では、第1受信装置2a〜第3受信装置2cを総称する場合は、受信装置2と言う。なお、情報が重畳された音の放音や情報が重畳された光の発光は、情報の送信に相当するから、送信装置1が情報を送信する、と表現する。また、情報が重畳された音の収音や情報が重畳された光の受光は、情報の受信に相当するから、受信装置2が情報を受信する、と表現する。また、送信対象となる情報を送信情報と呼ぶ。
送信装置1は、変調信号生成部10、加算部11、音響アンプ12、放音部13、電圧変調部14、及び発光部15を備える。送信情報Dは、前述したとおり送信対象となる情報であり、例えば商品・サービスを宣伝するための情報である。音響ソースSは、例えばバックグラウンドミュージックや効果音などの、可聴域に属する音を示す情報である。音響ソースS及び送信情報Dは、例えば送信装置1内の記憶手段に記憶されているものであってもよいし、送信装置1の外部にある記憶手段からこの送信装置1に供給されるものであってもよいが、図1では外部にある記憶手段からこの送信装置1に供給される例を図示している。電源100は、電力線を介して送信装置1の各部に電力を供給する。図1では、特に音響アンプ12及び電圧変調部14に電力を供給する様子を点線矢印で図示しているが、電源100からの電力供給対象は、音響アンプ12及び電圧変調部14に限定されるものではない(第2実施形態以降においても同じ)。
変調信号生成部10は、例えば拡散符号方式やAM(Amplitude Modulation)変調方式などの所定の変調方式に従い、送信情報Dで搬送波を変調して変調信号を生成し、加算部11及び電圧変調部14にそれぞれ供給する。ここでは、搬送波として、例えば十数kHzから20kHz程度の、音であれば非可聴域に属する高周波数帯域の搬送波を用いる。加算部11に供給される変調信号は、本発明における情報が重畳された音響信号に相当し、電圧変調部14に供給される変調信号は、本発明における情報が重畳された光信号に相当する。変調信号生成部10は、発光を制御する光信号に情報を重畳する第1重畳手段及び音を示す音響信号に情報を重畳する第2重畳手段として機能する。
加算部11は、変調信号生成部10によって生成された変調信号を、音響ソースSを示す信号に加算する。音響アンプ12は、変調信号が加算された音響ソースSを示す信号を増幅して放音部13に供給する。放音部13は、音響アンプ12から入力された信号に応じた音を放音する。この音は、送信情報Dが重畳された音であり、第1受信装置2aや第3受信装置2cによって収音される。放音部13は、第2重畳手段により情報が重畳された音響信号に応じた音を発する放音手段である。
電圧変調部14は、変調信号生成部10によって生成された変調信号に基づいて発光部15の駆動電圧を変調する。発光部15は例えばLEDであり、駆動電圧に応じた輝度の光を発する。この光は、送信情報Dが重畳された光であり、第2受信装置2bや第3受信装置2cによって受光される。発光部15は、第1重畳手段により情報が重畳された光信号に応じた光を発する発光手段である。
第1受信装置2aは、収音部21a、復調部22a及び出力部23aを備える。収音部21aは、放音部13から放音された音を収音し、その音に応じた信号を出力する。復調部22aは、上記の所定の変調方式に対応した復調方式に従い、その信号から送信情報Dを復調する。出力部23aは、復調された送信情報Dを例えば画像や音などによって出力する。第2受信装置2bは、受光部21b、復調部22b及び出力部23bを備える。受光部21bは、発光部15から発せられた光を受光し、その光に応じた信号を出力する。復調部22bは、上記の所定の変調方式に対応した復調方式に従い、その信号から送信情報Dを復調する。出力部23bは、復調された送信情報を例えば画像や音などによって出力する。第3受信装置2cは、第1受信装置2aと第2受信装置2bと同等の構成を備える。つまり、第3受信装置2cは、放音部13から放音された音を収音部21cで収音し、その音に応じた信号に基づいて復調部22cで送信情報Dを復調して出力部23cから出力することもできるし、発光部15から発せられた光を受光部24cで受光し、その光に応じた信号に基づいて復調部25cで送信情報Dを復調して出力部23cから出力することもできる。
なお、本実施形態において、送信情報Dは非可聴域の音に重畳され、さらにこの音が可聴域に属する音響ソースSに重畳されていたが、可聴域の音響ソースSが存在せず、送信情報Dが非可聴域の音にのみ重畳されて放音されてもよい。
(1)第1実施形態によれば、光通信機能を持たない第1受信装置2aに対しては、音響通信によって送信情報Dを送信することができるし、音響通信機能を持たない第2受信装置2bに対しては、光通信によって送信情報Dを送信することができる。また、光通信機能及び音響通信の両方を持つ第3受信装置2cに対しては、音響通信に適さない条件や環境においては光通信で送信情報Dを送信することができるし、光通信に適さない条件や環境においては音響通信で送信情報Dを送信することができる。
(2)また、第1実施形態では、1つの送信情報Dから光通信および音響通信に用いる変調信号を生成するから、例えば、光通信で用いる変調信号と音響通信で用いる変調信号とを、それぞれ別々の送信情報から個別に生成するような場合に比べて、構成や動作が簡易なものとなる。
[第2実施形態]
図2は、本発明の第2実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。図2に示す情報通信システムは、第1実施形態と同様に、情報が重畳された音の放音及び情報が重畳された光の発光を行う送信装置1aのほか、その音や光から上記情報を抽出して出力する受信装置群を備えているが、受信装置群については第1実施形態と共通の構成であるので図示を省略している(図3以降においても同じ)。
送信装置1aは、第1実施形態と共通の加算部11、音響アンプ12、放音部13、電圧変調部14及び発光部15のほか、送信情報振分部101、音響変調信号生成部102及び電圧変調信号生成部103を備える。送信情報振分部101は、送信情報Dのうち、光通信で送信する送信情報(以下、光通信用送信情報という)を電圧変調信号生成部103に振り分け、音響通信で送信する送信情報(以下、音響通信用送信情報という)を音響変調信号生成部102に振り分ける。送信情報Dを光通信用送信情報及び音響通信用送信情報に振り分ける方法は、どのようなものでもよい。振り分けの形態としては、例えば、送信情報Dの中に光通信用送信情報と音響通信用送信情報とがそれぞれ含まれていて、これらを分離するものであってもよいし、また、送信情報Dの全てを光通信用送信情報とし、送信情報Dからその一部を間引いた残りの情報を音響通信用送信情報とするものであってもよい。光通信用送信情報と音響通信用送信情報とを識別する方法としては、例えば、送信情報Dを構成する情報の各々に、光通信用送信情報を意味する識別子と、音響通信用送信情報を意味する識別子のいずれかが付与されており、送信情報振分部101がその識別子に基づいて、光通信用送信情報と音響通信用送信情報とを識別するという方法が考えられる。
音響変調信号生成部102は、所定の変調方式に従い、送信情報振分部101から供給される音響通信用送信情報で搬送波を変調して音響変調信号を生成し、加算部11に供給する。加算部11に供給される変調信号は、本発明における情報が重畳された音響信号に相当する。音響変調信号生成部102は、音を示す音響信号に情報を重畳する第2重畳手段として機能する。加算部11は、音響変調信号生成部102によって生成された音響変調信号を、音響ソースSを示す信号に加算する。音響アンプ12は、音響変調信号が加算された音響ソースSを示す信号を増幅して放音部13に供給する。放音部13は、音響アンプ12から入力された信号に応じた音を放音する。
電圧変調信号生成部103は、所定の変調方式に従い、送信情報振分部101から供給される送信情報で搬送波を変調して電圧変調信号を生成し、電圧変調部14に供給する。電圧変調部14に供給される電圧変調信号は、本発明における情報が重畳された光信号に相当する。電圧変調信号生成部103は、発光を制御する光信号に情報を重畳する第1重畳手段として機能する。電圧変調部14は、電圧変調信号生成部103によって生成された電圧変調信号に基づいて発光部15の駆動電圧を変調する。発光部15は例えばLEDであり、駆動電圧に応じた輝度の光を発する。
この第2実施形態によれば、第1実施形態の(1)と同様の効果を奏する。
(3)また、第2実施形態によれば、光通信で送信する送信情報と音響通信で送信する送信情報とで、その内容を変えることが可能である。光通信の単位時間当たりに送信可能なデータ量は、音響通信のそれよりも多いから、例えば大容量の送信情報を光通信で送信し、小容量の送信情報を音響通信で送信する、といった使い分けも可能である。
[第3実施形態]
図3は、本発明の第3実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。第3実施形態では、送信装置1cとは別の信号生成装置20が、音響ソースSに送信情報Dを重畳し、通信線を介して送信装置1cに供給する。
信号生成装置20は、音響変調信号生成部102を備えている。音響ソースS及び送信情報Dは、信号生成装置20内の記憶手段に記憶されているものであってもよいし、信号生成装置20の外部にある記憶手段からこの信号生成装置20に供給されるものであってもよいが、図3では信号生成装置20内の記憶手段に記憶されている例を図示している。音響変調信号生成部102は、所定の変調方式に従い、送信情報Dで搬送波を変調して音響変調信号を生成し、加算部104に供給する。加算部104は、音響変調信号生成部102によって生成された音響変調信号を、音響ソースSを示す信号に加算する。音響変調信号が加算された音響ソースSを示す音響信号は、通信線を介して送信装置1cに供給される。
送信装置1cは、第1実施形態と共通の音響アンプ12、放音部13、電圧変調部14及び発光部15のほか、I/F139、送信情報復調部105及び電圧変調信号生成部106を備える。I/F139は、音響変調信号が加算された音響ソースSを示す音響信号を通信線経由で取得する。送信情報復調部105は、音響変調信号が加算された音響ソースSを示す音響信号を通信線経由で取得し、この音響信号から上記の所定の変調方式に対応した復調方式に従って送信情報Dを復調する。I/F139は、情報が重畳された音響信号を取得する音響信号取得手段として機能する。送信情報復調部105は、通信線を介して取得された音響信号に重畳されている情報を復調する第1復調手段として機能する。
電圧変調信号生成部106は、所定の変調方式に従い、送信情報復調部105から供給される送信情報Dで搬送波を変調して電圧変調信号を生成し、電圧変調部14に供給する。電圧変調信号生成部103は、第1復調手段によって復調された情報を、発光を制御する光信号に情報を重畳する第3重畳手段として機能する。電圧変調部14は、電圧変調信号生成部106によって生成された電圧変調信号に基づいて発光部15の駆動電圧を変調する。発光部15は例えばLEDであり、駆動電圧に応じた輝度の光を発する。
音響アンプ12は、信号生成装置20から通信線経由で供給される、音響変調信号が加算された音響ソースSを増幅して放音部13に供給する。放音部13は、音響アンプ12から入力された信号に応じた音を放音する。放音部13は、取得された音響信号に応じた音を発する放音手段である。
この第3実施形態によれば、第1実施形態の(1)と同様の効果を奏する。
(4)また、送信情報Dを音響ソースSに重畳した状態で送信装置1cに供給するから、送信装置1cは音響変調信号生成部を備える必要がない。
なお、音響ソースSに送信情報Dが重畳された音響信号を、通信線を介して取得するのではなく、音響信号を送信するための信号線(以下、音響信号線という)によって取得してもよい。この音響信号線は、PAシステムやAVシステムで用いられる信号線であってもよいし、また、伝送損失を減らすため通常のPAシステムやAVシステムよりも高電圧のものであってもよい。例えば、館内放送設備において、中央制御室で送信情報Dを重畳した音響信号を生成し、これを音響信号線を介して各室に設置された送信装置1cに送信するという例が考えられる。
[第4実施形態]
図4は、本発明の第4実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。第4実施形態では、送信装置1dとは別の信号生成装置20aが、音響ソースSに送信情報Dを重畳して電力線を介して送信装置1dに供給する。つまり、送信装置1dと信号生成装置20aは、電力線を用いた通信、いわゆる電力線搬送通信を行う。
信号生成装置20aは、電圧変調信号生成部107及び電圧変調部108を備えている。送信情報Dは、信号生成装置20a内の記憶手段に記憶されているものであってもよいし、信号生成装置20aの外部にある記憶手段からこの信号生成装置20aに供給されるものであってもよいが、図4では信号生成装置20a内の記憶手段に記憶されている例を図示している。また、電源100は、信号生成装置20aの内部にあってもよいし外部にあってもよいが、図4では信号生成装置20aの内部にある例を図示している。電圧変調信号生成部107は、所定の変調方式に従い、送信情報Dで搬送波を変調して電圧変調信号を生成し、電圧変調部108に供給する。電圧変調部108は、電圧変調信号生成部107によって生成された電圧変調信号に基づいて電力線における電圧を変調する。
送信装置1dは、第1実施形態と共通の加算部11、音響アンプ12、放音部13及び発光部15のほか、I/F140、送信情報復調部109及び音響変調信号生成部110を備える。発光部15は例えばLEDであり、電圧変調部14によって変調された駆動電圧に応じた輝度の光を発する。この発光部15は、電力線を介して供給される、情報が重畳された電力に基づき発光する発光手段である。
I/F140は、電力線搬送通信において送信情報Dが重畳された電気信号を取得する。I/F140は、電力線搬送通信において情報が重畳された電気信号を取得する電気信号取得手段として機能する。送信情報復調部109は、上記の変調方式に対応した復調方式に従い、電力線における電圧波形から送信情報Dを復調する。送信情報復調部109は、電気信号取得手段によって取得された電気信号に重畳されている情報を復調する第2復調手段として機能する。音響変調信号生成部110は、所定の変調方式に従い、送信情報復調部109から供給される送信情報Dで搬送波を変調して変調信号を生成し、加算部11に供給する。音響変調信号生成部110は、第2復調手段によって復調された情報を、音を示す音響信号に重畳する第4重畳手段として機能する。加算部11は、音響変調信号生成部110によって生成された音響変調信号を、音響ソースSを示す信号に加算する。音響アンプ12は、音響変調信号が加算された音響ソースSを示す信号を増幅して放音部13に供給する。放音部13は、音響アンプ12から入力された信号に応じた音を放音する。放音部13は、第4重畳手段により情報が重畳された音響信号に応じた音を放音する放音手段である。なお、電力線上で重畳される音響変調信号が可聴域の周波数帯域に近い場合には、放音される音の音質がこの音響変調信号の影響で劣化する可能性があるから、音響アンプ12に至る電力線において、可聴域の周波数帯域のみを通過させるLPF(Low Pass Filter)を挿入してもよい(第5、第6実施形態において同じ)。
この第4実施形態によれば、第1実施形態の(1)と同様の効果を奏する。
(5)また、送信情報Dを電力線に重畳した状態で送信装置1dに供給するから、送信装置1dは電圧変調信号生成部を備える必要がない。
[第5実施形態]
図5は、本発明の第5実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。第5実施形態では、送信装置1eと信号生成装置20bが、第4実施形態と同様に電力線を用いた通信(電力線搬送通信)を行うが、送信装置1eから音響ソースS及び送信情報Dを重畳して電力線経由で送信装置1eに供給する。
信号生成装置20bは、音響ソース変調部110a、電圧変調信号生成部111及び電圧変調部112を備えている。音響ソースS及び送信情報Dは、信号生成装置20b内の記憶手段に記憶されているものであってもよいし、信号生成装置20bの外部にある記憶手段からこの信号生成装置20bに供給されるものであってもよいが、図5では信号生成装置20b内の記憶手段に記憶されている例を図示している。また、電源100は、信号生成装置20bの内部にあってもよいし外部にあってもよいが、図5では信号生成装置20bの内部にある例を図示している。音響ソース変調部110aは、所定の第1の変調方式に従い、音響ソースSで搬送波を変調して音響ソース変調信号を生成し、電圧変調部112に供給する。電圧変調信号生成部111は、所定の第2の変調方式に従い、送信情報Dで搬送波を変調して電圧変調信号を生成し、電圧変調部112に供給する。電圧変調部112は、音響ソース変調信号及び電圧変調信号に基づいて電力線における電圧を変調する。
送信装置1eは、第1実施形態と共通の音響アンプ12、放音部13及び発光部15のほか、I/F140、音響ソース復調部113、加算部114、送信情報復調部115、音響変調信号生成部116及び音響ソース変調信号除去部117を備える。I/F140は、電力線搬送通信において送信情報Dが重畳された電気信号を取得する。I/F140は、電力線搬送通信において情報が重畳された電気信号を取得する電気信号取得手段として機能する。音響ソース復調部113は、上記の第1の変調方式に対応した第1の復調方式に従い、電力線上の電圧波形から音響ソースSを復調して、加算部114に供給する。送信情報復調部115は、上記の第2の変調方式に対応した第2の復調方式に従い、電力線上の電圧波形から送信情報Dを復調する。送信情報復調部115は、電気信号取得手段によって取得された電気信号に重畳されている情報を復調する第2復調手段として機能する。音響変調信号生成部116は、所定の第3の変調方式に従い、送信情報復調部115から供給される送信情報Dで搬送波を変調して変調信号を生成し、加算部114に供給する。音響変調信号生成部116は、第2復調手段によって復調された情報を、音声を示す音響信号に重畳する第4重畳手段として機能する。
加算部114は、音響ソース復調部113から供給される音響ソースSを示す信号と、音響変調信号生成部116から供給される音響変調信号とを加算する。音響アンプ12は、音響変調信号が加算された音響ソースSを示す信号を増幅して放音部13に供給する。放音部13は、音響アンプ12から入力された信号に応じた音を放音する。放音部13は、第4重畳手段により情報が重畳された音響信号に応じた音を放音する放音手段である。
音響ソース変調信号除去部117は、音響ソース変調信号が属する帯域をカットするフィルタによって、電圧変調部112から供給される電気信号から音響ソース変調信号を除去する。発光部15は、電圧変調部14から音響ソース変調信号除去部117を経て供給される電圧変調信号に基づいて発光部15の駆動電圧を変調する。発光部15は例えばLEDであり、駆動電圧に応じた輝度の光を発する。発光部は、電力線を介して供給される、情報が重畳された電力に基づき発光する発光手段である。なお、発光部15から発せられる光が音響ソース変調信号によって変化することにより特に問題となるような影響がなければ、音響ソース変調信号除去部117は不要である。
この第5実施形態によれば、第1実施形態の(1)と同様の効果を奏する。
(6)また、音響ソースS及び送信情報Dを電力に重畳した状態で送信装置1eに供給するから、送信装置1eは電圧変調信号生成部を備える必要がない。
[第6実施形態]
図6は、本発明の第6実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。第6実施形態では、送信装置1fと信号生成装置20cが、第4及び第5実施形態と同様に電力線を用いた通信(電力線搬送通信)を行うが、信号生成装置20cからは、音響ソースS及び送信情報Dに加えて、送信装置1fの制御を行うための装置制御情報を重畳して電力線経由で送信装置1fに供給する。送信装置1fの制御の一例としては、発光部15における輝度や色合いの変更とか点滅の期間や間隔に関する制御、音響アンプ12における音量調整や音色調整などの音響信号処理に関する制御、変調方式又は復調方式の切り替えや変調信号のレベルに関する制御などがある。
信号生成装置20cは、音響ソース変調部118、電圧変調信号生成部119及び電圧変調部120を備えている。装置制御情報C、音響ソースS及び送信情報Dは、信号生成装置20c内の記憶手段に記憶されているものであってもよいし、信号生成装置20cの外部にある記憶手段からこの信号生成装置20cに供給されるものであってもよいが、図6では信号生成装置20c内の記憶手段に記憶されている例を図示している。また、電源100は、信号生成装置20cの内部にあってもよいし外部にあってもよいが、図6では信号生成装置20cの内部にある例を図示している。音響ソース変調部118は、所定の第1の変調方式に従い、音響ソースSで搬送波を変調して音響ソース変調信号を生成し、電圧変調部120に供給する。電圧変調信号生成部119は、所定の第2の変調方式に従い、装置制御情報C及び送信情報Dで搬送波を変調して電圧変調信号を生成し、電圧変調部120に供給する。電圧変調部120は、音響ソース変調信号及び電圧変調信号に基づいて電力線における電圧を変調する。
送信装置1fは、第1実施形態と共通の音響アンプ12、放音部13及び発光部15のほか、音響ソース復調部121、加算部122、情報復調部123、音響変調信号生成部124、音響ソース変調信号除去部126及び装置制御部125を備える。音響ソース復調部121は、上記の第1の変調方式に対応した復調方式に従い、電圧波形から音響ソースSを復調して、加算部122に供給する。情報復調部123は、上記の第2の変調方式に対応した復調方式に従い、電圧波形から送信情報D及び装置制御情報Cを復調し、送信情報Dを音響変調信号生成部124に供給し、装置制御情報Cを装置制御部125に供給する。
音響変調信号生成部124は、所定の第3の変調方式に従い、送信情報Dで搬送波を変調して音響変調信号を生成し、加算部122に供給する。加算部122は、音響ソース復調部121から供給される音響ソースSを示す信号と、音響変調信号生成部124から供給される音響変調信号とを加算する。音響アンプ12は、音響変調信号が加算された音響ソースSを示す信号を増幅して放音部13に供給する。放音部13は、音響アンプ12から入力された信号に応じた音を放音する。
装置制御部125は、情報復調部123から供給される装置制御情報Cに基づき、例えば音響アンプ12や発光部15などの送信装置1fの各部の制御を行う。装置制御部125は、情報復調部123から供給される装置制御情報に基づき、自装置の制御を行う制御手段として機能する。
音響ソース変調信号除去部126は、音響ソース変調信号が属する帯域をカットするフィルタによって、電圧変調部120から供給される電気信号から音響ソース変調信号を除去する。発光部15は、電圧変調部120から音響ソース変調信号除去部126を経て供給される電力の駆動電圧に応じた輝度の光を発する。なお、発光部15から発せられる光が音響ソース変調信号によって変化することにより特に問題となるような影響がなければ、音響ソース変調信号除去部126は不要である。
この第6実施形態によれば、第1実施形態の(1)と同様の効果を奏する。
(7)また、音響ソースS、送信情報D及び装置制御情報Cを電力に重畳した状態で送信装置1fに供給するから、送信装置1fは電圧変調信号生成部を備える必要がない。
なお、自装置の制御を行う装置制御信号を送信装置に送信する経路は、電力線だけではなく、第1〜第5実施形態で説明した通信線や音響信号線であってもよい。つまり、送信装置は、情報が重畳された信号には、自装置の制御を行うための装置制御情報が重畳されており、復調された前記装置制御情報に基づき自装置の制御を行う制御手段を備えるものであってもよい。
[第7実施形態]
図7は、本発明の第7実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。同図に示す構成は、送信装置及び受信装置として機能を備えた送受信装置1gの構成である。送受信装置1gは、音響通信及び/又は光通信を用いたデータ通信を行う。送受信装置1gは、第1実施形態の送信装置1と共通の音響アンプ12、放音部13及び発光部15のほか、収音部127、音響送信情報復調部128、光送信情報復調部129、受光部130、音響ソース復調部131、送信情報振分部132、音響変調信号生成部133、電圧変調信号生成部134及び電圧変調部135を備える。送受信装置1gと共通の構成を備えた他の送受信装置等から、所定の変調方式に従い音響通信用送信情報が重畳された音響ソースSに応じた音が放音されると、収音部127は、その音を収音する。音響送信情報復調部128は、上記の変調方式に対応した復調方式に従い、収音部127から供給される音響信号から音響通信用送信情報を復調して、送信情報振分部132に供給する。収音部127は、情報が重畳された音響信号に応じた音声を収音する収音手段である。
受光部130は、音響通信用送信情報が所定の変調方式によって重畳された光を受光する。受光部130は、情報が重畳された光信号に応じた光を受光する受光手段である。光送信情報復調部129は、上記の変調方式に対応した復調方式に従い、受光部130により供給される信号から光通信用送信情報を復調して、送信情報振分部132に供給する。送信情報振分部132は、音響送信情報復調部128から供給される音響通信用送信情報を音響変調信号生成部133に供給し、光送信情報復調部129から供給される光通信用送信情報を電圧変調信号生成部134に供給する。音響ソース復調部131は、上記の変調方式に対応した復調方式に従い、収音部127または受光部130から供給される信号から音響ソースを復調して、加算部136に供給する。
音響変調信号生成部133(第2重畳手段)は、上記の変調方式に従い、送信情報振分部132から供給される音響通信用送信情報で搬送波を変調して音響変調信号を生成し、加算部136に供給する。加算部136は、音響変調信号生成部133によって生成された音響変調信号を、音響ソース復調部131から供給される音響ソースSに加算する。音響アンプ12は、音響変調信号が加算された音響ソースSを増幅して放音部13に供給する。放音部13は、音響アンプ12から入力された信号に応じた音を放音する。
電圧変調信号生成部134(第1重畳手段)は、上記の変調方式に従い、送信情報振分部132から供給される光通信用送信情報で搬送波を変調して電圧変調信号を生成し、電圧変調部135に供給する。電圧変調部135は、電圧変調信号生成部134によって生成された電圧変調信号に基づいて発光部15の駆動電圧を変調する。発光部15は例えばLEDであり、駆動電圧に応じた輝度の光を発する。
この第7実施形態によれば、第1実施形態の(1)と同様の効果を奏する。
(8)また、この送受信装置1gを複数備えることにより、送受信装置間で送信情報を次々と伝送することが可能となる。
なお、この第7実施形態では、電圧変調信号生成部134(第1重畳手段)は、受光部130により受光された光から情報を復調して、当該情報を光信号に重畳し、音響変調信号生成部133(第2重畳手段)は、収音部127により収音された音から情報を復調して、当該情報を音響信号に重畳していたが、 これに代えて、電圧変調信号生成部134(第1重畳手段)は、収音部127により収音された音から情報を復調して、当該情報を音響信号に重畳し、音響変調信号生成部133(第2重畳手段)は、受光部130により受光された光から情報を復調して、当該情報を光信号に重畳してもよい。
[第8実施形態]
図8は、本発明の第8実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。送受信装置1hは、第7実施形態の音響ソース復調部131を備えておらず、音響ソースSを内部の記憶手段に記憶するか又は外部にある記憶手段から取得する(図8では内部の記憶手段から取得する例を示している)。加算部136は、音響変調信号生成部133によって生成された音響変調信号を音響ソースSに加算する。この第8実施形態によれば、第7実施形態と同様の効果を奏する。
なお、この第8実施形態では、電圧変調信号生成部134(第1重畳手段)は、受光部130により受光された光から復調された情報を光信号に重畳し、音響変調信号生成部133(第2重畳手段)は、収音部127により収音された音から復調された情報を音響信号に重畳していたが、 これに代えて、電圧変調信号生成部134(第1重畳手段)は、収音部127により収音された音から復調された情報をを音響信号に重畳し、音響変調信号生成部133(第2重畳手段)は、受光部130により受光された光から復調された情報を光信号に重畳してもよい。
[第9実施形態]
図9は、本発明の第9実施形態に係る情報通信システムの構成を示すブロック図である。送受信装置1iは、第7実施形態の音響ソース復調部131を備えておらず、音響ソース生成部137を備えている。音響ソース生成部137は、音響送信情報復調部から供給される音響通信用送信情報及び/または光送信情報復調部129から供給される光通信用送信情報を用いて、所定の楽音生成アルゴリズムに基づいて音響ソースSを生成して加算部136に供給する。加算部136は、音響変調信号生成部133によって生成された音響変調信号を音響ソースSに加算する。この第9実施形態によれば、第7実施形態と同様の効果を奏する。
なお、この第9実施形態では、電圧変調信号生成部134(第1重畳手段)は、受光部130により受光された光から情報を復調して、当該情報を光信号に重畳し、音響変調信号生成部133(第2重畳手段)は、収音部127により収音された音から情報を復調して、当該情報を音響信号に重畳していたが、 これに代えて、電圧変調信号生成部134(第1重畳手段)は、収音部127により収音された音から情報を復調して、当該情報を音響信号に重畳し、音響変調信号生成部133(第2重畳手段)は、受光部130により受光された光から情報を復調して、当該情報を光信号に重畳してもよい。
1 送信装置、2a 第1受信装置、2b 第2受信装置、2c 第3受信装置、10 変調信号生成部、11,104,114 加算部、12 音響アンプ、13 放音部、14,108,120 電圧変調部、15 発光部、101 送信情報振分部、102,110,116 音響変調信号生成部、103,107,111,106,119 電圧変調信号生成部、105,109,115 送信情報復調部、110,113,118 音響ソース変調部、117 音響ソース変調信号除去部、100 電源

Claims (7)

  1. 発光を制御する光信号に情報を重畳する第1重畳手段と、
    音を表す音響信号に情報を重畳する第2重畳手段と、
    前記第1重畳手段により情報が重畳された光信号に応じた光を発する発光手段と、
    前記第2重畳手段により情報が重畳された音響信号に応じた音を発する放音手段と
    を備える送信装置。
  2. 光通信用送信情報と音響通信用送信情報とを含む情報のうち、前記光通信用送信情報を前記第1重畳手段に振り分け、前記音響通信用送信情報を前記第2重畳手段に振り分ける送信情報振分手段を備え、
    前記第1重畳手段は、前記光信号に前記光通信用送信情報を重畳し、
    前記第2重畳手段は、前記音響信号に前記音響通信用送信情報を重畳する
    請求項1記載の送信装置。
  3. 情報が重畳された光信号に応じた光を受光する受光手段と、
    情報が重畳された音響信号に応じた音を収音する収音手段とを備え、
    前記第1重畳手段は、前記受光手段により受光された光から前記情報を復調して、当該情報を光信号に重畳し、
    前記第2重畳手段は、前記収音手段により収音された音から前記情報を復調して、当該情報を音響信号に重畳する
    請求項1記載の送信装置。
  4. 情報が重畳された光信号に応じた光を受光する受光手段と、
    情報が重畳された音響信号に応じた音を収音する収音手段とを備え、
    前記第1重畳手段は、前記収音手段により収音された音から前記情報を復調して、当該情報を光信号に重畳し、
    前記第2重畳手段は、前記受光手段により受光された光から前記情報を復調して、当該情報を音響信号に重畳する
    請求項1記載の送信装置。
  5. 情報が重畳された音響信号を取得する音響信号取得手段と、
    前記音響信号取得手段によって取得された音響信号に重畳されている情報を復調する第1復調手段と、
    前記第1復調手段によって復調された情報を、発光を制御する光信号に重畳する第3重畳手段と、
    前記第3重畳手段により情報が重畳された光信号に応じた光を発する発光手段と、
    前記音響信号取得手段によって取得された音響信号に応じた音を放音する放音手段と
    を備える送信装置。
  6. 電力線搬送通信において情報が重畳された電気信号を取得する電気信号取得手段と、
    前記電気信号取得手段によって取得された電気信号に重畳されている情報を復調する第2復調手段と、
    前記第2復調手段によって復調された情報を、音を示す音響信号に重畳する第4重畳手段と、
    前記第4重畳手段により情報が重畳された音響信号に応じた音を放音する放音手段と、
    前記電力線搬送通信に用いられた電力線を介して供給される、情報が重畳された電力に基づき発光する発光手段と
    を備える送信装置。
  7. 前記情報が重畳された信号には、自装置の制御を行うための装置制御情報が重畳されており、
    復調された前記装置制御情報に基づき自装置の制御を行う制御手段を備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の送信装置。
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