JP2016092637A - データ転送システム、画像読取装置、端末装置及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像読取装置でスキャンした画像データを、ネットワークに通信障害が発生しても、ネットワークが復旧したときに確実に画像データを情報処理装置にアップロードできるようにする。
【解決手段】データ転送システム(10)は、MFP(20)と、MFPにインターネット(50)を介して接続されるクラウドサーバ(60)と、MFPにイントラネット(40)を介して接続されて且つクラウドサーバにインターネットを介して接続されるPC(30a,30b,30c)と、を備える。MFPは、インターネットの通信障害によりクラウドサーバに接続できない場合、イントラネットを介してPCに画像データを転送する。PCは、インターネットの通信障害が解消した場合に、画像データをインターネットを介してクラウドサーバに転送する。
【選択図】図1
【解決手段】データ転送システム(10)は、MFP(20)と、MFPにインターネット(50)を介して接続されるクラウドサーバ(60)と、MFPにイントラネット(40)を介して接続されて且つクラウドサーバにインターネットを介して接続されるPC(30a,30b,30c)と、を備える。MFPは、インターネットの通信障害によりクラウドサーバに接続できない場合、イントラネットを介してPCに画像データを転送する。PCは、インターネットの通信障害が解消した場合に、画像データをインターネットを介してクラウドサーバに転送する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを通じて他の装置に画像を転送できるデータ転送システム、画像読取装置、端末装置及び情報処理装置に関する。
近年、デジタル複合機などの多機能周辺装置(MFP:Multifunction Peripheral)が普及し、これらデジタル複合機とPCなどの端末装置を結んだ社内ネットワークで結び、それをインターネットのクラウドサーバと接続出来るようにしておく。MFPのスキャナー機能で読み取った画像データを、一旦クラウドサーバに保存して、必要な時にアクセスして印刷することが考えられている。
このように、MFPからインターネット上のクラウドサーバと通信を行い、クラウドサーバに画像データをアップロードするシステムにおいては、インターネットで通信障害が発生している間は、利用者は複合機からクラウドサーバへ画像データをアップロードすることができない。
そこで、このことを解消するため、特許文献1には、ネットワークに障害が発生してMFPから他の装置に画像データが転送できない場合に、リムーバブルメディアに画像データを、転送先を示す情報とともに保存し、ネットワークが障害から復旧したとき、リムーバブルメディアから画像データを転送先を示す情報とともに読み出して、画像データを転送することが開示されている。また、画像データと転送先を示す情報とを保存したリムーバブルメディアを、ネットワークが正常に機能しているさらに他の装置に装着することにより、この他の装置から所望の他の装置に画像データを転送することも開示されている。
しかし、特許文献1の技術では、リムーバルメディアは容易に取り外しが可能であるため、画像データと転送宛先を示す情報が格納されたリムーバルメディアがMFPから取り外されてしまうと、ネットワークが復旧しても画像データが所望の他の装置へ転送されない。また、ネットワークに接続されている他の装置へリムーバルメディアが装着されなければ、所望の他の装置へ転送されないことになる。
また、リムーバルメディアは容量に制限があり、長期間インターネット上の障害が復旧しない場合、リムーバルディスクの容量を超える画像データは破棄され、ネットワークが復旧しても画像データが所望の端末へ転送されないことも起こり得る。
本発明の目的は、前記の問題点を解決するため、画像読取装置で読み取った画像データをネットワークを介して情報処理装置へ転送する場合に、ネットワークに通信障害が発生しても、画像データを一時保管し、ネットワークが復旧したときに確実に画像データが情報処理装置に転送できるデータ転送システム、画像読取装置、端末装置及び情報処理装置を提供することである。
本発明は、画像読取装置と、前記画像読取装置に第1のネットワークを介して接続される情報処理装置と、前記画像読取装置に第2のネットワークを介して接続されて且つ前記情報処理装置に第1のネットワークを介して接続される端末装置と、を備えるデータ転送システムにおいて、
前記画像読取装置は、画像を読み取り画像データとする画像読取部と、前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合、前記第2のネットワークを介して前記端末装置に前記画像データを転送する制御部と、を備え、
前記端末装置は、前記画像データを格納する端末記憶部と、前記画像読取装置から転送された画像データを前記端末記憶装置に格納し、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記端末記憶部に格納した画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送する端末制御部と、を備え、
前記情報処理装置は、前記画像データを格納する情報処理記憶部と、前記第1のネットワークを介して前記端末装置から転送された画像データを前記情報処理記憶部に格納する情報処理制御部と、を備えることを特徴とするものである。
前記画像読取装置は、画像を読み取り画像データとする画像読取部と、前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合、前記第2のネットワークを介して前記端末装置に前記画像データを転送する制御部と、を備え、
前記端末装置は、前記画像データを格納する端末記憶部と、前記画像読取装置から転送された画像データを前記端末記憶装置に格納し、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記端末記憶部に格納した画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送する端末制御部と、を備え、
前記情報処理装置は、前記画像データを格納する情報処理記憶部と、前記第1のネットワークを介して前記端末装置から転送された画像データを前記情報処理記憶部に格納する情報処理制御部と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明のデータ転送システムにおいて、前記第1のネットワークは、インターネットであり、前記第2のネットワークは、イントラネットであることを特徴とする。
また、本発明のデータ転送システムにおいて、前記端末装置の端末制御部は、前記情報処理装置に前記端末装置自身の宛先情報を通知し、前記情報処理装置の情報処理制御部は、前記端末装置から通知される宛先情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧を通知し、
前記端末装置の端末制御部は、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、前記画像読取装置に前記宛先情報一覧を含むUIを生成して前記画像読取装置に送ることを特徴とする。
前記端末装置の端末制御部は、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、前記画像読取装置に前記宛先情報一覧を含むUIを生成して前記画像読取装置に送ることを特徴とする。
また、本発明のデータ転送システムにおいて、前記端末装置の端末制御部は、前記情報処理装置に前記端末装置自身の宛先情報と装置情報を通知し、
前記情報処理装置の情報処理制御部は、前記端末装置から通知される宛先情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧とそれに関する装置情報を通知し、
前記画像読取装置の制御部は、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、予め設定しておいた選択条件と前記宛先情報一覧と前記装置情報とに基づいて、前記画像データを転送する端末装置を選択することを特徴とする。
前記情報処理装置の情報処理制御部は、前記端末装置から通知される宛先情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧とそれに関する装置情報を通知し、
前記画像読取装置の制御部は、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、予め設定しておいた選択条件と前記宛先情報一覧と前記装置情報とに基づいて、前記画像データを転送する端末装置を選択することを特徴とする。
また、本発明のデータ転送システムにおいて、前記情報処理装置の情報処理制御部は、一定期間内に前記端末装置からの宛先情報の通知がなければ、前記端末装置は前記第1のネットワークに接続していないものとみなして、前記端末装置の宛先情報を前記情報処理記憶部から削除することを特徴とする。
また、本発明は、情報処理装置に第1のネットワークを介して接続され、前記情報処理装置に第1のネットワークを介して接続される端末装置に対して第2のネットワークで接続される画像読取装置において、
画像を読み取り画像データとする画像読取部と、前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合、前記第2のネットワークを介して前記端末装置に前記画像データを転送する制御部と、を備え、
前記端末装置は、転送された前記画像データを格納して、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、格納した前記画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送し、前記情報処理装置は、前記第1のネットワークを介して前記端末装置から転送された画像データを格納することを特徴とするものである。
画像を読み取り画像データとする画像読取部と、前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合、前記第2のネットワークを介して前記端末装置に前記画像データを転送する制御部と、を備え、
前記端末装置は、転送された前記画像データを格納して、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、格納した前記画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送し、前記情報処理装置は、前記第1のネットワークを介して前記端末装置から転送された画像データを格納することを特徴とするものである。
また、本発明の画像読取装置において、前記制御部は、予め設定しておいた選択条件と、前記情報処理装置に接続できる宛先情報一覧と、それに関する装置情報とに基づいて、前記画像データを転送する端末装置を選択することを特徴とする。
また、本発明は、画像を読み取り画像データとする画像読取装置に第2のネットワークを介して接続され、前記画像読取装置に第1のネットワークを介して接続される前記情報処理装置に対し前記第1のネットワークを介して接続される端末装置において、
前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合に前記画像読取装置から前記第2のネットワークを介して転送された画像データを格納する端末記憶部と、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記端末記憶部に格納した画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送する端末制御部と、を備えることを特徴とするものである。
前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合に前記画像読取装置から前記第2のネットワークを介して転送された画像データを格納する端末記憶部と、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記端末記憶部に格納した画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送する端末制御部と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の端末装置において、前記端末制御部は、前記情報処理装置に前記端末装置自身の宛先情報を通知し、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、前記情報処理装置が通知する接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧に基づいて、前記画像読取装置に前記宛先情報一覧を含むUIを生成して前記画像読取装置に送ることを特徴とする。
また、本発明の端末装置において、前記端末制御部は、前記情報処理装置に前記端末装置自身の宛先情報と装置情報を通知し、前記情報処理装置が通知する接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧と、それに関する装置情報を前記端末記憶部に格納し、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、前記画像読取装置に前記宛先情報一覧と前記装置情報を前記画像読取装置に送ることを特徴とする。
また、本発明は、画像を読み取り画像データとする画像読取装置に第1のネットワークを介して接続され、前記画像読取装置に第2のネットワークを介して接続される端末装置に対して第1のネットワークで接続される情報処理装置において、
画像データを格納する情報処理記憶部と、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合に前記画像読取装置から前記第2のネットワークを介して前記端末装置に転送された画像データを、前記端末装置から前記第1のネットワークを介して転送して前記情報処理記憶部に格納する情報処理制御部と、を備えることを特徴とする。
画像データを格納する情報処理記憶部と、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合に前記画像読取装置から前記第2のネットワークを介して前記端末装置に転送された画像データを、前記端末装置から前記第1のネットワークを介して転送して前記情報処理記憶部に格納する情報処理制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置において、前記情報処理制御部は、前記端末装置から通知される自身の宛先情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧を通知することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置において、前記情報処理制御部は、前記端末装置から通知される自身の宛先情報と装置情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧とそれに関する装置情報を通知することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置において、前記情報処理制御部は、一定期間内に前記端末装置からの宛先情報の通知がなければ、前記端末装置は前記第1のネットワークに接続していないものとみなして、前記端末装置の宛先情報を前記情報処理記憶部から削除することを特徴とする。
本発明によれば、第1のネットワークで通信障害が起こっても、画像読取装置で読み取った画像データを第2のネットワークで接続されている端末装置に転送しておき、第1のネットワークの通信障害が解消したときに端末装置から情報処理装置にデータが転送されるので、リムーバルメディアに画像データを格納したときのようにネットワークから切断される可能性が低く、また記憶容量が大きいため、画像データの転送漏れも起こりにくい。また、第1のネットワークが復旧した際に自動的に情報処理装置に転送されるので、確実に情報処理装置に画像データが転送することができる。
また、第1のネットワークが通信障害を起こしても、端末装置から、接続可能な端末装置の宛先情報一覧を含むUIが画像読取装置に通知されるので、ユーザが転送する端末装置を選択できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るデータ転送システムの一例を示す概略図である。
このデータ転送システム10は、スキャナーを備えたデジタル複合機などの画像読取装置として機能するMFP(Multifunction Peripheral)20と、複数のPC(Personal Computer)30(30a,30b,30c)などの端末装置とがイントラネット40で相互に通信可能に接続され、さらに、インターネット50上にあるクラウドサーバ(情報処理装置)60へも相互に通信可能に接続されている。
このデータ転送システム10は、スキャナーを備えたデジタル複合機などの画像読取装置として機能するMFP(Multifunction Peripheral)20と、複数のPC(Personal Computer)30(30a,30b,30c)などの端末装置とがイントラネット40で相互に通信可能に接続され、さらに、インターネット50上にあるクラウドサーバ(情報処理装置)60へも相互に通信可能に接続されている。
PC30からMFP20にデータを送信して印刷させたり、MFP20でスキャンした画像データをPC30に送信したりしている。さらにMFP20でスキャンした画像データをインターネット50上のクラウドサーバ60にアップロードしておけば、ユーザは、クラウドサーバ60にアクセス権を有する装置であれば、インターネット50を介して画像データを取り込むことができる。
図2は、MFP20の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、原稿の画像として読み取り画像データとする画像読取部21と、用紙にトナーなどによる画像を形成する処理を行う画像形成処理部22と、液晶などにより構成されて操作や動作説明の表示を行う表示部23と、操作入力のためのタッチパネルやボタンからなる操作部24と、アプリケーションデータや処理のためのデータ等を記憶する記憶部25と、ネットワークを介して他の装置と通信を行うための通信部26と、これら各部の動作を制御する制御部27とを備えている。
図2に示すように、原稿の画像として読み取り画像データとする画像読取部21と、用紙にトナーなどによる画像を形成する処理を行う画像形成処理部22と、液晶などにより構成されて操作や動作説明の表示を行う表示部23と、操作入力のためのタッチパネルやボタンからなる操作部24と、アプリケーションデータや処理のためのデータ等を記憶する記憶部25と、ネットワークを介して他の装置と通信を行うための通信部26と、これら各部の動作を制御する制御部27とを備えている。
図3は、PC30の一例を示すブロック図である。図4は、クラウドサーバ60の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、PC30やインターネット50上のサーバ60は、液晶などにより構成されて操作や動作説明の表示を行う表示部31,61と、操作入力のためのタッチパネルやキーボードからなる操作部32,62と、アプリケーションデータや処理のためのデータ等を記憶する記憶部33,63と、ネットワークを介して他の装置と通信を行うための通信部34,64と、これら各部の動作を制御する制御部35,65とを備えている。
図3に示すように、PC30やインターネット50上のサーバ60は、液晶などにより構成されて操作や動作説明の表示を行う表示部31,61と、操作入力のためのタッチパネルやキーボードからなる操作部32,62と、アプリケーションデータや処理のためのデータ等を記憶する記憶部33,63と、ネットワークを介して他の装置と通信を行うための通信部34,64と、これら各部の動作を制御する制御部35,65とを備えている。
さて、MFP20はクラウドサーバ60にスキャンした画像データをアップロードする処理を行うが、本発明は、インターネット50が通信障害を起こしてクラウドサーバ60にアクセスできない場合にPC30を利用して対策を講じるものである。
〔第1実施形態〕
第1実施形態では、インターネット50が通信障害を起こした場合に、MFP20は画像データを転送する先をPC30aに予め設定している。
第1実施形態では、インターネット50が通信障害を起こした場合に、MFP20は画像データを転送する先をPC30aに予め設定している。
インターネット50の通信障害としては、全く接続できない場合と、接続できても何らかの原因で転送処理が遅延して転送処理が完了しない場合がある。MFP20の制御部27は、接続障害に関しては、例えばポートチェックなどにより接続確認する。遅延障害については、例えば、一定時間内に処理が終了するかどうかで障害を確認する。
図5は、第1実施形態におけるMFP20のデータ転送処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、MFP20において、操作部24でアップロードアプリケーションが選択されると、MFP20の制御部27は、記憶部25からアプリケーションデータを読み出し、起動させる(ステップS11)。そして、インターネット50上のクラウドサーバ60と通信可能かを確認する(ステップS12)。この場合は、上述したように、接続障害や遅延障害などの通信障害がないかを確認する。
図5に示すように、MFP20において、操作部24でアップロードアプリケーションが選択されると、MFP20の制御部27は、記憶部25からアプリケーションデータを読み出し、起動させる(ステップS11)。そして、インターネット50上のクラウドサーバ60と通信可能かを確認する(ステップS12)。この場合は、上述したように、接続障害や遅延障害などの通信障害がないかを確認する。
クラウドサーバ60と通信可能である場合、MFP20の制御部27はクラウドサーバ60に接続して(ステップS13)、図6(a)に示すように、画像データの転送先(アップロード先)をクラウドサーバ60とする画面を表示部23に表示する(ステップS14)。
ステップS12において、クラウドサーバ60と通信が不可能である場合、MFP20の制御部27はPC30aとの通信が可能であるかを確認する(ステップS15)。PC30aとの通信が可能であれば、予め接続先として設定されていたPC30aに接続する(ステップS16)。MFP20の制御部27は、図6(b)に示すように、画像データの転送先(アップロード先)を「PC1」(PC30aに対応)とする画面を表示する(ステップS17)。
MFP20の制御部27は、画像読取部21に画像をスキャン処理させてデータ化し(ステップS18)、転送先にアップロードする(ステップS19)。
図7は、第1実施形態におけるPCからサーバへのデータ転送処理を示すフローチャートである。
MFP20がPC30aに画像データを転送した場合、PC30aからクラウドサーバ60に画像データを転送する。
MFP20がPC30aに画像データを転送した場合、PC30aからクラウドサーバ60に画像データを転送する。
まず、PC30aの制御部35は、クラウドサーバ60とインターネット50を介して通信可能かを確認する(ステップS31)。通信可能であれば、クラウドサーバ60にアップロードするデータが記憶部33に格納されているかを確認する(ステップS32)。格納されていれば、記憶部33より画像データを読み出して(ステップS33)、クラウドサーバ60へ通信部34から転送する(ステップS34)。
これにより、インターネットの通信障害によりクラウドサーバに読み取り画像データを転送できない場合に、イントラネットに繋がるPCに転送し、インターネットの通信が復旧した場合に自動でPCからクラウドサーバに画像データが転送されるので、ユーザの手を煩わすことなく、確実にクラウドサーバに画像データを転送できる。従来技術のリムーバルメディアに画像データを格納した場合に比較すると、ネットワークから切断される可能性が低く、また記憶容量が大きいため、画像データの転送漏れも起こりにくい。
〔第2実施形態〕
第2実施形態では、転送先のPCが複数あって、クラウドサーバを含めてユーザが選択できる。例えば、PC30a,30b,30cがデータ転送先の候補となるものとする。
第2実施形態では、転送先のPCが複数あって、クラウドサーバを含めてユーザが選択できる。例えば、PC30a,30b,30cがデータ転送先の候補となるものとする。
図8は、第2実施形態におけるMFP20のデータ転送処理を示すフローチャートである。
図8に示すように、MFP20において、操作部24でアップロードアプリケーションが選択されると、MFP20の制御部27は、記憶部25からアプリケーションデータを読み出し、起動させる(ステップS41)。そして、インターネット50上のクラウドサーバ60と通信可能かを確認する(ステップS42)。この場合は、上述したように、接続障害や遅延障害などの通信障害がないかを確認する。
図8に示すように、MFP20において、操作部24でアップロードアプリケーションが選択されると、MFP20の制御部27は、記憶部25からアプリケーションデータを読み出し、起動させる(ステップS41)。そして、インターネット50上のクラウドサーバ60と通信可能かを確認する(ステップS42)。この場合は、上述したように、接続障害や遅延障害などの通信障害がないかを確認する。
MFP20の制御部27は、クラウドサーバ60と通信可能である場合、クラウドサーバ60に接続して(ステップS43)、クラウドサーバ60が生成していたWebUI画面を取得し、転送先の選択画面を表示する(ステップS44)。クラウドサーバ60は、詳しくは後述するが、予め接続可能なPC30aを、アップロード元(接続宛先)として登録して、それをリストとして保存している。そのリストに基づいてクラウドサーバ60の制御部65は、WebUIを生成する。MFP20の制御部27は、WebUIをクラウドサーバ60に要求し、例えば図9(a)に示すように、それを取得して表示する。これによって、ユーザにスキャンした画像データの転送先を選択させ、選択した方を分るように表示する。
図9(a)では、例えば「クラウドサーバ」と「PC1」「PC2」「PC3」の表示ボタンが表示され、その中からユーザがタッチ選択をしたボタンの表示色を変えて表示する。ここで「PC1」はPC30a、「PC2」はPC30b、「PC3」はPC30cに対応する。インターネット50の通信状態が正常であれば、通常は「クラウドサーバ」を選択するように設定することも可能であるが、ここではユーザにPCに一旦転送する選択肢も残している。例えば、インターネット50の通信状態が不安定な場合、一定時間経って接続不能である場合、再びPCに転送するなどの手間を省くため、PCに画像データを転送しておくことなどが考えられる。図9(a)では、「クラウドサーバ」が選択されている。
ステップS42において、クラウドサーバ60と通信が不可能である場合、PC30aとの通信が可能であるかを確認する(ステップS45)。PC30aとの通信が可能であれば、予め接続先として設定されていたPC30aに接続する(ステップS46)。PC30aには、インターネット50と通信可能であったときに、クラウドサーバ60から、アップロード先の宛先情報のリストが送信されて記憶部63に記憶されている。宛先情報とは、例えば、IPアドレスなどである。この宛先情報リスト(宛先情報一覧)に基づいて、PC30aの制御部35は、クラウドサーバ60にWebUIを生成して記憶部63に格納しておく。MFP20は、このWebUIを要求してPC30aから取得し、表示部23に表示する(ステップS47)。
ステップS45において、PCと通信が不可能であれば、処理を中止する。
各PC30a,30b,30cには、MPFから接続可能なPCの宛先情報が送られている(詳しくは後述する)。MPF20には、まずアクセスすべきPCの優先度が設定されており、それに従ってWebUIの画面を取得する。このUI画面は図9(b)に示す通りであり、「PC(30a)」「PC(30b)」「PC(30b)」の表示ボタンが表示されている。
WebUIの画面によりユーザに画像データの転送宛先を選択させる(ステップS48)。図9(a)では「クラウドサーバ」ボタンがタッチ選択され、図9(b)では、「PC(30b)」が選択されている。
転送先が決まったのち、MFP20は画像をスキャンしてデータ化し(ステップS49)、転送先にアップロードする(ステップS50)。
このときPC30は、クラウドサーバ60に接続して画像データを自らの宛先情報を通知するとともに、クラウドサーバ60からはアップロード可能なPCの宛先情報のリストを入手する。
こうして、クラウドサーバにアクセス可能なPCの宛先情報リストを含むWebUIがPCから提供されるので、ユーザはその中から画像データを転送したいPCを選択できる。
図10は、第2実施形態におけるPCの宛先情報に関する処理を示すフローチャートである。
PC30の制御部35は、記憶部33からアップロードアプリケーションを読み出し、起動する(ステップS61)。そして通信部34を介してクラウドサーバ60と通信可能かを確認する(ステップS62)。クラウドサーバ60と通信可能であれば、PC30の制御部35は、一定時間毎にサーバ60に向けて自身の宛先情報を通知する(ステップS63)。
PC30の制御部35は、記憶部33からアップロードアプリケーションを読み出し、起動する(ステップS61)。そして通信部34を介してクラウドサーバ60と通信可能かを確認する(ステップS62)。クラウドサーバ60と通信可能であれば、PC30の制御部35は、一定時間毎にサーバ60に向けて自身の宛先情報を通知する(ステップS63)。
クラウドサーバ60は、各PC30から通知される宛先情報に基づいてのクラウドサーバと接続するPCの宛先情報リスト作成している。そして更新(新規追加や削除)があれば、PC30にこの宛先情報リストを通知する。
PC30の制御部35は、クラウドサーバ60からの宛先情報リストの通知があるかを確認する(ステップS64)。通知があれば、クラウドサーバ60からの宛先情報リストを取得し、記憶部33に格納する。
クラウドサーバ60は、各PCから送信される宛先情報を、一定期間を一区切りとして検出している。この期間内にPCから宛先情報の通知があれば、このPCはインターネットに接続していると見なし、宛先情報の通知がなければ、インターネットに接続していないと見なして宛先情報リストから削除する。
こうしてPC30は、クラウドサーバ60から転送可能な宛先情報リストを提供を受けることができるので、インターネット50が障害を起こしたときに、宛先情報リストを含むWebUIをMFP20に提供できる。
図11は、第2実施形態におけるサーバの宛先情報に関する処理を示すフローチャートである。
クラウドサーバ60は、前回の期間の区切りから一定期間(例えば3日)経過したかを確認する(ステップS71)。一定期間が経過した場合、各PC30から宛先情報が通知されたかを確認する(ステップS72)。通知された宛先情報のPC30が、新規のものかを確認する(ステップS73)。新規ではなく、既に記憶部63に登録した宛先情報を有するものであれば、インターネット50に接続してサーバ60にアクセス可能なPC30と見なして処理を終了する。
クラウドサーバ60は、前回の期間の区切りから一定期間(例えば3日)経過したかを確認する(ステップS71)。一定期間が経過した場合、各PC30から宛先情報が通知されたかを確認する(ステップS72)。通知された宛先情報のPC30が、新規のものかを確認する(ステップS73)。新規ではなく、既に記憶部63に登録した宛先情報を有するものであれば、インターネット50に接続してサーバ60にアクセス可能なPC30と見なして処理を終了する。
新規の宛先情報を有するPC30の場合は、記憶部63に宛先情報を登録する(ステップS74)。記憶部63に格納されている宛先情報リストが更新されたので、宛先情報リストが登録されている各PC30に更新された宛先情報リストを通知して、更新させる(ステップS75)。
ステップS72において、登録された宛先情報を有するPC30の宛先情報の通知がない場合、インターネット50に接続していないと見なして記憶部63の宛先情報リストから削除して更新する(ステップS76)。宛先情報の最終チェック時刻を現時刻に更新する(ステップS77)。そして、宛先情報リストに載っているPC30に更新したリストを送信する(ステップS78)
こうして、常にサーバ60に接続可能なPC30についてチェックをして、宛先情報リストを更新していくので、現時点での画像データ転送可能な装置が把握でき、無駄な転送先の選択がなくなる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態では、複数のPC30をMFP20が自動的に選択する。予めPC選択条件を設定しておく。例えば、クラウドサーバを優先順位の1番におく、ノートPCは除く、などの設定をしておく。この選択条件に基づいてMFP20がデータの転送先を決定する。
第3実施形態では、複数のPC30をMFP20が自動的に選択する。予めPC選択条件を設定しておく。例えば、クラウドサーバを優先順位の1番におく、ノートPCは除く、などの設定をしておく。この選択条件に基づいてMFP20がデータの転送先を決定する。
図12は、第3実施形態におけるMFPのデータ転送処理を示すフローチャートである。
図12は図8とほとんど同じ処理であり、図12のステップS81〜S83、S85、S86、S89、S90は図8のステップS41〜S43、S45、S46、S49、S50と同じであり、説明は省略する。
図12は図8とほとんど同じ処理であり、図12のステップS81〜S83、S85、S86、S89、S90は図8のステップS41〜S43、S45、S46、S49、S50と同じであり、説明は省略する。
そして、図12のステップS84では、MFP20の制御部27は、クラウドサーバ60からインターネット50を介して接続可能な装置の宛先情報リストを取得する。さらに宛先情報リストの装置情報(例えば、記憶容量の残量、パソコンの種類、メーカ等の情報)も取得する。また、ステップS87では、MFP20の制御部27は、イントラネット40内の接続先として予め設定しておいたPCに接続して、クラウドサーバ60に接続可能なPC30の宛先情報リストとその装置情報を取得する。
ここで、クラウドサーバ60やPC30が宛先情報リストを獲得する処理は、第2実施形態で説明した処理と同様である。
ステップS88において、MFP20の制御部27は、予め設定しておいた選択条件に従って、画像データのアップロード先を選択する。そしてその結果を表示部23に表示する。選択条件としては、例えば、ノートPCは除く、残っている記憶容量がある一定量以下のものは除く、等が考えられる。また、予め優先順位を設定して、この優先順位に従って転送先を決定してもよい。
図13は、第3実施形態における決定したアップロード先を示す表示部の図である。
図13(a)は、インターネット50が正常でクラウドサーバ60を転送先に決定した場合の表示を示し、図13(b)は、インターネット50が通信障害を起こし、PC2(PC30bに対応)を転送先に決定した場合の表示を示す。いずれの図も、転送先に決定した装置は色を変えて目立つように鮮明に表示し、他の選択可能な装置は表示はされているが、薄く表示したりする。なお、これはMFPが選択したものであり、ユーザが気に入らなければ、「ユーザ選択」ボタンにタッチすることにより、第2実施形態に示したように、ユーザ選択も可能とできる。
なお、これら画面は、宛先情報を含む装置情報に基づいて、MFP20が生成するものとする。
図13(a)は、インターネット50が正常でクラウドサーバ60を転送先に決定した場合の表示を示し、図13(b)は、インターネット50が通信障害を起こし、PC2(PC30bに対応)を転送先に決定した場合の表示を示す。いずれの図も、転送先に決定した装置は色を変えて目立つように鮮明に表示し、他の選択可能な装置は表示はされているが、薄く表示したりする。なお、これはMFPが選択したものであり、ユーザが気に入らなければ、「ユーザ選択」ボタンにタッチすることにより、第2実施形態に示したように、ユーザ選択も可能とできる。
なお、これら画面は、宛先情報を含む装置情報に基づいて、MFP20が生成するものとする。
こうして、自動的に転送先をMFP20が決定してくれるので、ユーザが手を煩わして使用PCを設定する必要がなく、処理が簡易化できる。
本発明によるデータ転送システムで動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。また、各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等された発明も含まれる。
10 :データ転送システム
20 :MFP(画像読取装置)
21 :画像読取部
22 :画像形成処理部
23 :表示部
24 :操作部
25 :記憶部
26 :通信部
27 :制御部
30 :PC(端末装置)
31 :表示部
32 :操作部
33 :記憶部
34 :通信部
35 :制御部
40 :イントラネット
50 :インターネット
60 :クラウドサーバ(情報処理装置)
61 :表示部
62 :操作部
63 :記憶部
64 :通信部
65 :制御部
20 :MFP(画像読取装置)
21 :画像読取部
22 :画像形成処理部
23 :表示部
24 :操作部
25 :記憶部
26 :通信部
27 :制御部
30 :PC(端末装置)
31 :表示部
32 :操作部
33 :記憶部
34 :通信部
35 :制御部
40 :イントラネット
50 :インターネット
60 :クラウドサーバ(情報処理装置)
61 :表示部
62 :操作部
63 :記憶部
64 :通信部
65 :制御部
Claims (14)
- 画像読取装置と、前記画像読取装置に第1のネットワークを介して接続される情報処理装置と、前記画像読取装置に第2のネットワークを介して接続されて且つ前記情報処理装置に第1のネットワークを介して接続される端末装置と、を備えるデータ転送システムにおいて、
前記画像読取装置は、
画像を読み取り画像データとする画像読取部と、
前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合、前記第2のネットワークを介して前記端末装置に前記画像データを転送する制御部と、
を備え、
前記端末装置は、
前記画像データを格納する端末記憶部と、
前記画像読取装置から転送された画像データを前記端末記憶装置に格納し、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記端末記憶部に格納した画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送する端末制御部と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記画像データを格納する情報処理記憶部と、
前記第1のネットワークを介して前記端末装置から転送された画像データを前記情報処理記憶部に格納する情報処理制御部と、
を備えることを特徴とするデータ転送システム。 - 前記第1のネットワークは、インターネットであり、
前記第2のネットワークは、イントラネットであることを特徴とする請求項1に記載のデータ転送システム。 - 前記端末装置の端末制御部は、前記情報処理装置に前記端末装置自身の宛先情報を通知し、
前記情報処理装置の情報処理制御部は、前記端末装置から通知される宛先情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧を通知し、
前記端末装置の端末制御部は、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、前記画像読取装置に前記宛先情報一覧を含むUIを生成して前記画像読取装置に送ることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ転送システム。 - 前記端末装置の端末制御部は、前記情報処理装置に前記端末装置自身の宛先情報と装置情報を通知し、
前記情報処理装置の情報処理制御部は、前記端末装置から通知される宛先情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧とそれに関する装置情報を通知し、
前記画像読取装置の制御部は、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、予め設定しておいた選択条件と前記宛先情報一覧と前記装置情報とに基づいて、前記画像データを転送する端末装置を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ転送システム。 - 前記情報処理装置の情報処理制御部は、一定期間内に前記端末装置からの宛先情報の通知がなければ、前記端末装置は前記第1のネットワークに接続していないものとみなして、前記端末装置の宛先情報を前記情報処理記憶部から削除することを特徴とする請求項3又は4に記載のデータ転送システム。
- 情報処理装置に第1のネットワークを介して接続され、前記情報処理装置に第1のネットワークを介して接続される端末装置に対して第2のネットワークで接続される画像読取装置において、
画像を読み取り画像データとする画像読取部と、
前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合、前記第2のネットワークを介して前記端末装置に前記画像データを転送する制御部と、
を備え、
前記端末装置は、転送された前記画像データを格納して、前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、格納した前記画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送し、
前記情報処理装置は、前記第1のネットワークを介して前記端末装置から転送された画像データを格納することを特徴とする画像読取装置。 - 前記制御部は、予め設定しておいた選択条件と、前記情報処理装置に接続できる宛先情報一覧と、それに関する装置情報とに基づいて、前記画像データを転送する端末装置を選択することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
- 画像を読み取り画像データとする画像読取装置に第2のネットワークを介して接続され、前記画像読取装置に第1のネットワークを介して接続される前記情報処理装置に対し前記第1のネットワークを介して接続される端末装置において、
前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合に前記画像読取装置から前記第2のネットワークを介して転送された画像データを格納する端末記憶部と、
前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記端末記憶部に格納した画像データを前記第1のネットワークを介して前記情報処理装置に転送する端末制御部と、
を備えることを特徴とする端末装置。 - 前記端末制御部は、
前記情報処理装置に前記端末装置自身の宛先情報を通知し、
前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、前記情報処理装置が通知する接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧に基づいて、前記画像読取装置に前記宛先情報一覧を含むUIを生成して前記画像読取装置に送ることを特徴とする請求項8に記載の端末装置。 - 前記端末制御部は、
前記情報処理装置に前記端末装置自身の宛先情報と装置情報を通知し、
前記情報処理装置が通知する接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧と、それに関する装置情報を前記端末記憶部に格納し、前記第1のネットワークが通信障害を起こして前記画像読取装置が前記情報処理装置に接続できない場合、前記画像読取装置に前記宛先情報一覧と前記装置情報を前記画像読取装置に送ることを特徴とする請求項8に記載の端末装置。 - 画像を読み取り画像データとする画像読取装置に第1のネットワークを介して接続され、前記画像読取装置に第2のネットワークを介して接続される端末装置に対して第1のネットワークで接続される情報処理装置において、
画像データを格納する情報処理記憶部と、
前記第1のネットワークの通信障害が解消した場合に、前記第1のネットワークの通信障害により前記情報処理装置に接続できない場合に前記画像読取装置から前記第2のネットワークを介して前記端末装置に転送された画像データを、前記端末装置から前記第1のネットワークを介して転送して前記情報処理記憶部に格納する情報処理制御部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記情報処理制御部は、
前記端末装置から通知される自身の宛先情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧を通知することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理制御部は、
前記端末装置から通知される自身の宛先情報と装置情報を前記情報処理記憶部に格納し、宛先情報に更新があった場合には、前記端末装置に更新した宛先情報を含む接続可能な前記端末装置の宛先情報一覧とそれに関する装置情報を通知することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理制御部は、一定期間内に前記端末装置からの宛先情報の通知がなければ、前記端末装置は前記第1のネットワークに接続していないものとみなして、前記端末装置の宛先情報を前記情報処理記憶部から削除することを特徴とする請求項12又は13に記載の情報処理装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014226180A JP2016092637A (ja) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | データ転送システム、画像読取装置、端末装置及び情報処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014226180A Pending JP2016092637A (ja) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | データ転送システム、画像読取装置、端末装置及び情報処理装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004015496A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Canon Inc | 画像処理装置 |
JP2009212979A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Kyocera Mita Corp | 情報処理システム、情報処理装置、端末装置およびコンピュータプログラム |
JP2013025387A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、制御プログラム及び情報処理システム |
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JP2014143647A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-07 | Brother Ind Ltd | 情報処理プログラムおよび画像形成装置 |
-
2014
- 2014-11-06 JP JP2014226180A patent/JP2016092637A/ja active Pending
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