JP2016091063A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract


【課題】機能の追加に伴ってサーバから情報処理装置へ供給した情報が、追加された機能以外の機能に利用されることを防止する。
【解決手段】本発明に係る情報処理システムは、情報処理装置と、サーバとを含み、第1の取得部と第2の取得部と付加部と第2の処理部とを備える。第1の取得部は、情報処理装置が、第1の処理に必要な第2の処理を実行するための第1の情報を予め有していない場合は、サーバが保持している第1情報を示す第2の情報を取得する。第2の取得部は、第1の処理の実行を要求する第1の要求を受け付けた場合、第2の情報を利用する権限を有することを示すトークン情報を取得する。付加部は、第2の取得部によりトークン情報が取得された場合、トークン情報を、第2の処理の実行を要求する第2の要求に付加する。第2の処理部は、第2の要求にトークン情報が付加されている場合に限り、第2の情報を利用して第2の処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、クラウドサービスの拡大に伴い、ベンダーはクラウドサービスと連携するアプリケーションの開発に注力している。このため、例えば複合機の基本機能(スキャン、プリント、ファクスなど)を利用しながら、クラウドサービスと連携できる多くの新規機能が開発されている。そして、追加する予定の新規機能の効果を検証するため、一定期間の間、お客様に対して、機能を無料で利用させるというビジネスモデル(以下、「無料トライアル」と称する場合がある)が登場している。
機能の追加に伴い、お客様が使用する機器(以下、「クライアント機器」と称する場合がある)は、当該新規機能の実行に必要な情報(モジュールやデータ等を含む)を有している必要がある。例えば特許文献1には、MFPが特定のサービスの実行に必要なアプリケーションを有していない場合、外部サーバから当該アプリケーションを自動的にダウンロードする技術が開示されている。
しかしながら、例えばクライアント機器が、機能の実行に必要な情報を有していないために、予め無料トライアル用に用意した情報(以下、「無料トライアル用の情報」と称する場合がある)を、サーバからクライアント機器へ供給する場合(クライアント機器にインストールさせる場合)、その無料トライアル用の情報が、追加された機能以外の機能に利用されてしまうおそれがある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置と、サーバとを含む情報処理システムであって、前記情報処理装置が、第1の処理に必要な第2の処理を実行するための第1の情報を予め有していない場合、前記サーバが保持している前記第1情報を示す第2の情報を取得する第1の取得部と、前記第1の処理の実行を要求する第1の要求を受け付けた場合、前記第2の情報を利用する権限を有することを示すトークン情報を取得する第2の取得部と、前記第2の取得部により前記トークン情報が取得された場合、前記トークン情報を、前記第2の処理の実行を要求する第2の要求に付加する付加部と、前記第2の要求に前記トークン情報が付加されている場合に限り、前記第2の情報を利用して前記第2の処理を実行する第2の処理部と、を備える情報処理システムである。
本発明によれば、機能の追加に伴ってサーバから情報処理装置へ供給した情報が、追加された機能以外の機能に利用されることを防止できる。
図1は、情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、トライアルホームページの一例を示す図である。 図3は、アカウント作成画面の一例を示す図である。 図4は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、MFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。 図6は、MFPの機能構成の一例を示す図である。 図7は、ログイン画面の一例を示す図である。 図8は、ログイン画面の他の例を示す図である。 図9は、ログイン画面の他の例を示す図である。 図10は、翻訳サーバの機能構成の一例を示す図である。 図11は、スキャナケーパビリティ情報の一例を示す図である。 図12は、モジュール管理サーバの機能構成の一例を示す図である。 図13は、翻訳要求画面の一例を示す図である。 図14は、トークン情報の一例を示す図である。 図15は、トライアル用OCR辞書を取得する手順の一例を示すシーケンス図である。 図16は、翻訳トライアルに係る翻訳処理を実行する手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下では、本発明に係る情報処理装置の一例として、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を例に挙げて説明するが、これに限られるものではなく、例えばプロジェクタなどであってもよい。なお、複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能、FAX機能などの複数の異なる機能を有する装置である。
図1は、本実施形態の情報処理システム1の概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、MFP100と、翻訳サーバ200と、モジュール管理サーバ300とを備え、これらはネットワーク400を介して相互に接続される。
具体的な内容は後述するが、MFP100は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。この例では、操作部20にインストールされるブラウザアプリ(Webブラウザの機能を提供するためのアプリケーション)が、翻訳サーバ200から翻訳アプリをダウンロードして表示する。
翻訳アプリは、原稿から読み取った画像データに含まれる文字を認識するOCR処理により得られたテキストデータを翻訳し、その翻訳結果をユーザへ通知する翻訳サービスを提供するためのアプリケーションである。本実施形態では、一定期間の間、ユーザに対して、翻訳サービスを無料で利用させるサービス(以下、「翻訳トライアル」と称する場合がある)を提供する場合における翻訳アプリの機能を中心に説明する。
なお、本実施形態における翻訳アプリは、翻訳サーバ200に配置したアプリケーションを、操作部20にインストールされるブラウザアプリを用いて利用することができるソフトウェア(つまり、Webアプリ)であるが、これに限らず、例えば翻訳アプリが、操作部20にインストールされる通常のアプリケーションであってもよい。ただし、本実施形態のように、翻訳アプリをWebアプリとする形態によれば、翻訳アプリを操作部20にインストールしなくても済むという利点がある。
この例では、ユーザが、操作部20に対して、翻訳サーバ200が管理している翻訳トライアルのWebページ(以下、「トライアルホームページ」と称する場合がある)のURLを入力すると、ブラウザアプリは、翻訳サーバ200に対してトライアルホームページのデータを要求し(httpリクエスト)、この要求を受けた翻訳サーバ200は、要求されたデータをブラウザアプリに返信する(httpレスポンス)。そして、ブラウザアプリは、翻訳サーバ200から受信したデータを解析し、図2のようなトライアルホームページを操作部20に表示する。
図2に示すトライアルホームページには、翻訳トライアルを申し込むためのボタン(図2の例では「お試し版申込み」というボタン)が表示されており、ユーザが、このボタンを押下すると、操作部20に表示される画面は、図3のようなアカウント作成画面に切り替わる。ユーザが、アカウント作成画面に対して、メールアドレスを入力し、翻訳トライアルの申し込みを指示するボタン(図3の例では「申込む」というボタン)を押下すると、翻訳サーバ200は、入力されたメールアドレスを宛先として、本申込をするためのWebページ(申込用ページ)のURL(申込用URL)がリンク先として記述されたお知らせメールを送信する。ユーザは、受信したお知らせメールに記述された申込用URLにアクセスし、申込用ページに対して、ユーザ名とログインパスワードを入力し、規約などを同意した上で本申込を行う。翻訳サーバ200は、本申込を行ったユーザごとに、当該ユーザを識別する第2のユーザ情報(後述)を登録しておく。翻訳トライアルを提供する場合における翻訳アプリの詳細な機能については後述する。
図1に戻って説明を続ける。モジュール管理サーバ300は、OCR処理を実行するためのOCR辞書を保持し、後述のトークン情報を発行する機能を有する。より具体的な内容については後述する。
次に、図4を用いて、MFP100のハードウェア構成について説明する。図4に示すように、MFP100は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図4に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク400と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図4に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク400と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP100の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
次に、MFP100のソフトウェア構成について説明する。図5は、MFP100のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図5に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP100において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、MFP100の機能構成について説明する。図6は、MFP100の機能構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、MFP100は、ログイン画面表示部111と、認証制御部112と、第1の取得部113と、翻訳要求画面表示部104と、第2の取得部105と、付加部106と、機能呼出部107と、第2の処理部108と、翻訳依頼部109とを有する。説明の便宜上、図6では、翻訳アプリにより提供される機能を中心に例示しているが、MFP100が有する機能は、これらに限られるものではない。
ログイン画面表示部111は、ユーザが翻訳トライアルの提供を受ける権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報の入力を促すログイン画面を操作パネル27に表示し、第1のユーザ情報の入力を受け付ける。図7は、本実施形態のログイン画面の一例を示す図である。この例では、第1のユーザ情報は、メールアドレスとパスワードの組み合わせで構成されているが、これに限られるものではない。
本実施形態では、翻訳トライアルを利用しようとするユーザは、まず操作部20に対して、トライアルホームページのURLを入力する。これにより、操作パネル27上には図2に示すトライアルホームページが表示される。図2に示すトライアルホームページには、ログイン画面の表示を要求するためのボタン(図2の例では「ログイン画面へ」というボタン)が表示されており、ユーザがこのボタンを押下すると、翻訳アプリ(ログイン画面表示部111)は、図7に示すログイン画面を操作パネル27に表示し、第1のユーザ情報(この例ではメールアドレスとパスワードの組み合わせ)の入力を受け付ける。
なお、これに限らず、例えばユーザが、トライアルホームページ上のログイン画面の表示を要求するためのボタンを押下すると、翻訳アプリ(ログイン画面表示部111)は、図8に示すように、複数のユーザ名の中からログインするユーザ(認証対象のユーザ)のユーザ名を選択することを促す画面を表示し、特定のユーザを選択する入力を受け付けると、図9に示すようなパスワードの入力を促す画面を表示し、パスワードの入力を受け付ける形態であってもよい。
図6に戻って説明を続ける。ログイン画面表示部111が第1のユーザ情報の入力を受け付けた場合、認証制御部112は、翻訳サーバ200に対して、受け付けた第1のユーザ情報を用いて認証処理を実行することを依頼する。
ここで、図10を用いて、翻訳サーバ200の機能構成について説明する。図10に示すように、翻訳サーバ200は、記憶部211と、認証処理部212と、第1の処理部213とを有する。説明の便宜上、図10では、本発明に係る機能を主に例示しているが、翻訳サーバ200が有する機能は、これらに限られるものではない。
記憶部211は、翻訳トライアルの本申込を行ったユーザごとに、当該ユーザを識別するための第2のユーザ情報を記憶する。この例では、第2のユーザ情報は、メールアドレスとパスワードの組み合わせで構成されるが、これに限られるものではない。ここでは、第2のユーザ情報とは、翻訳トライアルの提供を受ける権限を有する者として予め登録されたユーザを識別するための情報であると考えることができる。見方を変えれば、第2のユーザ情報とは、原稿から読み取った画像データに含まれる文字を認識するOCR処理により得られたテキストデータを翻訳する翻訳処理(この例では、一定期間に限って実行可能な翻訳処理、つまり翻訳トライアルに係る翻訳処理)の実行を要求する権限を有するユーザを識別するための情報であると考えることもできる。
認証処理部212は、ユーザが第1の処理の実行を要求する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、第1のユーザ情報と、第2のユーザ情報とを比較して認証処理を実行する。この例では、第1の処理は、原稿から読み取った画像データに含まれる文字を認識するOCR処理により得られたテキストデータを翻訳する処理であって、一定期間に限って無料で(ユーザに対して課金せずに)実行可能な処理(翻訳トライアルに係る翻訳処理)であると考えることができる。
また、認証処理は、第1のユーザ情報と、第2のユーザ情報とが一致する場合は、第1のユーザ情報を入力したユーザは、第1の処理の実行を要求する権限を有すると判断し、第1のユーザ情報と第2のユーザ情報とが一致しない場合は、第1のユーザ情報を入力したユーザは、第1の処理の実行を要求する権限を有していないと判断する処理である。この例では、認証処理は、第1のユーザ情報と第2のユーザ情報とが一致する場合は、第1のユーザ情報を入力したユーザは、翻訳トライアルに係る翻訳処理の実行を要求する権限を有する(翻訳トライアルの提供を受ける権限を有する)と判断し、第1のユーザ情報と第2のユーザ情報とが一致しない場合は、第1のユーザ情報を入力したユーザは、翻訳トライアルに係る翻訳処理の実行を要求する権限を有していないと判断する処理である。
本実施形態では、認証処理部212は、MFP100の認証制御部112から、ユーザによって入力された第1のユーザ情報を用いた認証処理の実行依頼を受け付けると、その受け付けた第1のユーザ情報と、予め記憶部211に記憶された第2のユーザ情報とを比較して認証処理を行う。そして、認証処理部212は、認証処理の結果を認証制御部112へ通知する。
第1の処理部213は、第2の処理の結果を用いて、第1の処理を実行する。上述したように、この例では、第1の処理は翻訳トライアルに係る翻訳処理である。また、この例では、第2の処理はOCR処理である。第1の処理部213の具体的な内容、および、翻訳サーバ200の具体的な動作例については後述する。
なお、本実施形態の翻訳サーバ200は、CPU、ROM、RAM等を備えた通常のコンピュータのハードウェア構成を有している。上述の記憶部211は、ROMやRAM等により実現され、上述の認証処理部212および第1の処理部213の各々の機能は、CPUがROM等に格納されたプログラムを実行することにより実現される。ただし、これに限らず、例えば上述の認証処理部212および第1の処理部213の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
図6に戻って説明を続ける。認証制御部112は、認証処理部212から、第1のユーザ情報を入力したユーザを認証したことを通知された場合、その旨を、第1の取得部113および翻訳要求画面表示部104へ通知する。
第1の取得部113は、MFP100(この例では、請求項の「情報処理装置」に対応)が、第1の処理に必要な第2の処理を実行するための第1の情報を予め有していない場合は、モジュール管理サーバ300(この例では、請求項の「サーバ」に対応)が保持している第1の情報を示す第2の情報を取得する。より具体的には、第1の取得部113は、MFP100が有する機能の詳細な内容を示す機能詳細情報を参照して、MFP100が第1の情報を有しているか否かを判断する。
この例では、第1の取得部113は、認証制御部112からユーザが認証された旨の通知を受けた場合、後述の機能呼出部107に対して、スキャナ機能の詳細なスペック(性能)を示すスキャナケーパビリティ情報(機能詳細情報の一例)を要求し、機能呼出部107からスキャナケーパビリティ情報を受け取る。そして、受け取ったスキャナケーパビリティ情報を参照して、MFP100が、OCR処理を実行するための辞書情報(以下、「OCR辞書」と称する場合がある)を予め有しているか否かを判断する。OCR辞書は、特徴パターンと文字との対応関係を示す辞書情報であり、公知の様々な構成を採用することができる。
なお、この例では、OCR辞書は請求項の「第1の情報」に対応しているが、これに限られるものではない。例えば、OCR処理を実行するための特定の機能を提供するモジュールを第1の情報とする形態であってもよい。要するに、第1の情報は、第1の処理(この例では翻訳トライアルに係る翻訳処理)に必要な第2の処理(この例ではOCR処理)を実行するための情報(データでもよいし、モジュールでもよい)であればよい。また、例えば第1の情報が複数の情報(データまたはモジュール)から構成され、第1の取得部113は、第1の情報を構成する複数の情報を同時に取得する形態であってもよい。
図11は、本実施形態におけるスキャナケーパビリティ情報の一例を示す図である。図11の例では、スキャナケーパビリティ情報はJSON形式で記述されているが、これに限られるものではない。図11の例では、第1の取得部113は、スキャナケーパビリティ情報に記述されたOCR処理に関する設定(図11の例では「ocrList」、「ocrLanguageList」、「omitBlankPageList」)の有無を判断することで、MFP100がOCR辞書を有しているか否かを判断することができる。
第1の取得部113は、MFP100がOCR辞書を有していないと判断した場合、モジュール管理サーバ300に対して、モジュール管理サーバ300が保持しているOCR辞書(以下の説明では、「トライアル用OCR辞書」と称する場合がある)を要求する。この例では、モジュール管理サーバ300が保持しているOCR辞書(トライアル用OCR辞書)が、請求項の「第2の情報」に対応していると考えることができる。本実施形態では、第1の取得部113は、MFP100を一意に特定するデバイス情報(例えば機番等)を、予め用意された暗号鍵で暗号化したデータ(以下、「暗号化デバイス情報」と称する場合がある)を含み、かつ、OCR辞書を要求するOCR辞書リクエスト信号を、モジュール管理サーバ300へ送信する。第1の取得部113は、OCR辞書リクエスト信号の応答として、モジュール管理サーバ300からトライアル用OCR辞書を受け取る。この例では、第1の取得部113は、取得したトライアル用OCR辞書を本体10のHDD14に保存する制御を行う。より具体的な内容については後述する。
ここで、図12を用いて、モジュール管理サーバ300の機能構成について説明する。図12に示すように、モジュール管理サーバ300は、記憶部301と、トライアル用OCR辞書送信部302と、トークン情報発行部303とを有する。説明の便宜上、図12では、本発明に係る機能を主に例示しているが、モジュール管理サーバ300が有する機能は、これらに限られるものではない。
記憶部301は、トライアル用OCR辞書を記憶する。トライアル用OCR辞書は、モジュール管理サーバ300が保持するOCR辞書であり、MFP100がOCR辞書を有していない場合に、MFP100にインストールさせて利用させるためのOCR辞書である。
トライアル用OCR辞書送信部302は、記憶部301に記憶されたトライアル用OCR辞書をMFP100へ送信する。この例では、トライアル用OCR辞書送信部302は、MFP100からのOCR辞書リクエスト信号を受信すると、当該OCR辞書リクエスト信号に含まれる暗号化デバイス情報を、予め用意された復号鍵(MFP100で利用する暗号鍵に対応する復号鍵)で復号し、復号して得られたデバイス情報から、OCR辞書を要求してきたMFP100を識別する。そして、トライアル用OCR辞書送信部302は、記憶部301に記憶されたトライアル用OCR辞書を、要求元のMFP100へ送信する。
トークン情報発行部303は、後述のトークン情報を発行する。トークン情報の具体的な内容、および、モジュール管理サーバ300の具体的な動作例については後述する。
本実施形態のモジュール管理サーバ300は、CPU、ROM、RAM等を備えた通常のコンピュータのハードウェア構成を有している。上述の記憶部301は、ROMやRAM等により実現され、上述のトライアル用OCR辞書送信部302およびトークン情報発行部303の各々の機能は、CPUがROM等に格納されたプログラムを実行することにより実現される。ただし、これに限らず、例えば上述のトライアル用OCR辞書送信部302およびトークン情報発行部303の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
なお、本実施形態では、上述の翻訳サーバ200と上述のモジュール管理サーバ300とが別々に設けられているが、これに限らず、例えば上述の翻訳サーバ200と上述のモジュール管理サーバ300が1つのサーバで構成される形態であってもよい。
図6に戻って説明を続ける。翻訳要求画面表示部104は、翻訳トライアルに係る翻訳処理の実行を要求するための翻訳要求画面を操作パネル27に表示する。より具体的には、翻訳要求画面表示部104は、認証制御部112からユーザが認証された旨の通知を受けた場合、図13に示すような翻訳要求画面を操作パネル27に表示する。図13の例では、認証されたユーザは、スキャナに原稿(翻訳の対象となる文章(原文)が記述された原稿)をセットし、翻訳要求画面から、翻訳元の言語(原文を記述するのに用いられる言語)、および、翻訳先の言語(翻訳結果を記述するのに用いられる言語)を指定する入力を行った上で、図13に示す「翻訳スタート」というボタンを押下する。これにより、原稿に記述された文章を、指定した翻訳元の言語から翻訳先の言語に翻訳する翻訳処理(この例では、翻訳トライアルに係る翻訳処理)の実行を要求する翻訳要求を入力することができる。
第2の取得部105は、第1の処理の実行を要求する第1の要求を受け付けた場合、第2の情報を利用する権限を有することを示すトークン情報を取得する。本実施形態では、第2の取得部105は、上述の翻訳要求(第1の要求に対応)を受け付けた場合、モジュール管理サーバ300に対して、トライアル用OCR辞書を利用する権限を有することを示すトークン情報の取得を要求するトークン要求信号を送信し、その応答として、モジュール管理サーバ300からトークン情報を受け取る。この例では、トークン要求信号には現在の日時(MFP100がトークン情報の取得を要求した日時に相当)を示す日時情報も含まれる。
図12に示すモジュール管理サーバ300のトークン情報発行部303は、MFP100からトークン要求信号を受信すると、受信したトークン要求信号に含まれている日時情報を用いてトークン情報を生成する。この例では、トークン情報発行部303は、予め用意された暗号鍵でトークン情報を暗号化し、その暗号化したトークン情報(以下の説明では、「暗号化トークン情報」と称する場合がある)をMFP100へ送信する。この例では、トークン情報は、トークン情報が有効な期間を示す有効期間情報を少なくとも含み、有効期間情報は、MFP100(第2の取得部105)がトークン情報の取得を要求した日時を始点として、一定の期間が経過した時点を終点とする期間を示す情報である。
図14は、トークン情報の一例を示す図である。図14の例では、トークン情報は、「ID」を示すキーと、対応するバリューとの組、「Requested Time」を示すキーと、対応するバリューとの組、「Expiry Time」を示すキーと、対応するバリューとの組、「Service Class」を示すキーと、対応するバリューとの組、「Charge Kind」を示すキーと、対応するバリューとの組から構成されている。「ID」は、トークン情報ごとに割り当てられる識別子を表す項目であり、対応するバリューは例えばuuid形式で表すことができる。「Requested Time」は、MFP100(第2の取得部105)がトークン情報の取得を要求した日時(トークン要求信号に含まれる日時情報が示す日時に相当)を表す項目であり、対応するバリューは例えばRFC3339形式で表すことができる。「Expiry Time」は、MFP100がトークン情報の取得を要求した日時(この例では「Requested Time」に対応するバリューが示す日時)を始点として、一定の期間が経過した時点を終点とする期間を表す項目であり、対応するバリューは例えばRFC3339形式で表すことができる。「Service Class」はサービス名を表す項目であり、この例では、対応するバリューは、翻訳サービスを意味する「translate」という固定文字列で表すことができる。「Charge Kind」は、トライアル用OCR辞書のライセンス(利用権限)を表す項目であり、この例では、対応するバリューは、翻訳トライアルにおけるライセンスを意味する「trial」という固定文字列で表すことができる。
図6に戻って説明を続ける。付加部106は、第2の取得部105によりトークン情報が取得された場合、トークン情報を、第2の処理の実行を要求する第2の要求に付加する。上述したように、この例では、第2の処理はOCR処理であり、付加部106は、第2の取得部105により暗号化トークン情報が取得された場合、その取得された暗号化トークン情報を、OCR処理の実行を要求するOCR要求に付加(セット)する。そして、暗号化トークン情報を付加したOCR要求を、後述の機能呼出部107へ送信する。
機能呼出部107は、操作部20側のアプリケーションが、本体10の機能を呼び出すためのインタフェースであり、例えばWeb API(Application Programming Interface)である。本実施形態では、機能呼出部107は、第1の取得部113から上述のスキャナケーパビリティ情報の要求を受けると、スキャナアプリ(この例では後述の第2の処理部108)に対してスキャナケーパビリティ情報を要求し、スキャナアプリからスキャナケーパビリティ情報を取得する。そして、機能呼出部107は、その取得したスキャナケーパビリティ情報を第2の取得部105へ送信する。
また、機能呼出部107は、上述の暗号化トークン情報が付加されたOCR要求を受信すると、トークン情報の正当性を確認する。より具体的には、機能呼出部107は、予め用意された復号鍵(モジュール管理サーバ300で利用する暗号鍵に対応する復号鍵)を用いて、暗号化トークン情報の復号を試みる。予め用意された復号鍵で暗号化トークン情報を復号できた場合は、トークン情報は正当である(モジュール管理サーバ300が発行したトークン情報である)と判断し、復号したトークン情報を付加したOCR要求を、後述の第2の処理部108へ送信する。なお、本実施形態では、機能呼出部107がトークン情報の正当性を確認しているが、これに限らず、例えば後述の第2の処理部108がトークン情報の正当性を確認してもよい。
第2の処理部108は、第2の要求にトークン情報が付加されている場合に限り、第2の情報を利用して第2の処理を実行する。より具体的には、第2の処理部108は、トークン情報が付加された第2の要求を受け付けたときの時刻が、該トークン情報に含まれる有効期間情報が示す期間内の場合に限り、第2の情報を利用して第2の処理を実行する。
本実施形態では、第2の処理部108は、機能呼出部107から受信したOCR要求にトークン情報が付加されている場合に限り、トライアル用OCR辞書を利用して、OCR要求に従った処理を実行する。より具体的には、第2の処理部108は、原稿から画像データを読み取るスキャン処理を実行し、原稿から読み取った画像データに対して、トライアル用OCR辞書を利用してOCR処理を施すことで、透明テキスト付きPDFを生成する。そして、第2の処理部108により生成された透明テキスト付きPDFは、機能呼出部107を介して、後述の翻訳依頼部109へ送信される。
なお、この例では、第2の処理部108は、機能呼出部107から受信したOCR要求にトークン情報が付加されておらず、かつ、本体10に保存されたOCR辞書がトライアル用OCR辞書である場合は、当該OCR要求を破棄する。また、この例では、第2の処理部108は、スキャナアプリにより提供される機能であるが、これに限られるものではない。
翻訳依頼部109は、翻訳サーバ200に対して、第2の処理部108により生成された透明テキスト付きPDFのテキストデータを、上述の翻訳要求により指定された翻訳元言語から翻訳先言語に翻訳することを依頼する。
翻訳依頼部109からの依頼を受けた翻訳サーバ200(第1の処理部213)は、第2の処理部108により生成された透明テキスト付きPDFのテキストデータを、翻訳要求により指定された翻訳元言語から翻訳先言語に翻訳する翻訳処理を実行する。この例では、第1の処理部213は、翻訳処理を実行した結果のファイル(以下、「翻訳結果ファイル」と称する場合がある)のリンク先を記述したメール(以下、「結果通知メール」と称する場合がある)を、翻訳要求を入力したユーザ(認証済みのユーザ)を識別するための第2のユーザ情報に含まれるメールアドレスを宛先として送信する制御を行う。翻訳要求を入力したユーザは、結果通知メールに記述されたリンク先にアクセスし、翻訳結果ファイルをダウンロードして取得することになる。なお、これに限らず、例えば翻訳処理を実行した結果を操作部20の操作パネル27に表示する形態であってもよい。
なお、本実施形態では、以上に説明したログイン画面表示部111、認証制御部112、翻訳要求画面表示部104、第1の取得部113、第2の取得部105、付加部106、および、翻訳依頼部109の各々の機能は翻訳アプリにより提供され、以上に説明した機能呼出部107および第2の処理部108の各々の機能は、本体10に搭載されたソフトウェアにより提供されるが、これに限られるものではない。
次に、図15を用いて、MFP100がトライアル用OCR辞書を取得する手順の一例について説明する。なお、図15の例では、操作部20にはJavaScript(登録商標)で記述されたプログラム(以下、「JavaScript(登録商標)」と表記する場合がある)がインストールされ、本体10は、上述の暗号化デバイス情報を管理(保持)するSCS110を備えていることを前提として説明する。
図15の例では、ステップS1、ステップS2において、ユーザが認証され、翻訳アプリが起動していることを前提とする。翻訳アプリ(第1の取得部113)は、JavaScript(登録商標)を利用して、本体10側の機能呼出部107に対してスキャナケーパビリティ情報を要求する(ステップS3)。この要求を受けた機能呼出部107は、第2の処理部108に対してスキャナケーパビリティ情報を要求し(ステップS4)、その応答としてスキャナケーパビリティ情報を取得する(ステップS5)。次に、機能呼出部107は、ステップS5で取得したスキャナケーパビリティ情報を、JavaScript(登録商標)を利用して翻訳アプリへ送信する(ステップS6)。これにより、翻訳アプリはスキャナケーパビリティ情報を取得することができる。以下の説明では、翻訳アプリと本体10との間の情報の送受信、および、翻訳アプリとモジュール管理サーバ300との間の情報の送受信は、JavaScript(登録商標)を利用して行われることを前提とする。
次に、翻訳アプリ(第1の取得部113)は、スキャナケーパビリティ情報を参照して、MFP100が予めOCR辞書を有しているか否かを判断する(ステップS7)。以下では、MFP100が予めOCR辞書を有していないと判断した場合を例に挙げて説明する。第1の取得部113は、SCS110に対して、暗号化デバイス情報を要求し(ステップS8)、その応答として暗号化デバイス情報を取得する(ステップS9)。
次に、翻訳アプリ(第1の取得部113)は、暗号化デバイス情報を含み、かつ、OCR辞書を要求する上述のOCR辞書リクエスト信号をモジュール管理サーバ300へ送信する(ステップS10)。OCR辞書リクエスト信号を受信したモジュール管理サーバ300(トライアル用OCR辞書送信部302)は、その受信したOCR辞書リクエスト信号に含まれる暗号化デバイス情報を、予め用意された復号鍵で復号し(ステップS11)、復号して得られたデバイス情報から、OCR辞書を要求してきたMFP100を識別する。そして、モジュール管理サーバ300(トライアル用OCR辞書送信部302)は、記憶部301に記憶されたトライアル用OCR辞書を、要求元のMFP100へ送信する(ステップS12)。これにより、翻訳アプリ(第1の取得部113)は、モジュール管理サーバ300からトライアル用OCR辞書を取得することができる。
トライアル用OCR辞書の取得が完了すると、翻訳アプリ(第1の取得部113)は、本体10側の機能呼出部107に対して、トライアル用OCR辞書を保存することを依頼する(ステップS13)。翻訳アプリからの依頼を受けた機能呼出部107は、第2の処理部108に対して、トライアル用OCR辞書を保存することを依頼し(ステップS14)、機能呼出部107からの依頼を受けた第2の処理部108は、例えば本体10のHDD14内にトライアル用OCR辞書を保存するための領域を用意し、その用意した領域にトライアル用OCR辞書を保存する(ステップS15)。なお、例えばトライアル用OCR辞書に対して、OCR辞書の種別を示す情報(予めMFP100が有しているOCR辞書であるかトライアル用OCR辞書であるかを識別するための情報)を紐付けて保存する形態であってもよい。トライアル用OCR辞書の保存が完了すると、第2の処理部108は、機能呼出部107に対して、トライアル用OCR辞書の保存が完了した旨を通知し(ステップS16)、機能呼出部107は、翻訳アプリに対して、その旨を通知する(ステップS17)。
次に、図16を用いて、翻訳トライアルに係る翻訳処理を実行する手順の一例について説明する。以下では、図15に示す手順により、MFP100はトライアル用OCR辞書を取得していることを前提として説明する。
まず、上述の翻訳要求画面を介して上述の翻訳要求を受け付けると(ステップS20、ステップS21)、翻訳アプリ(第2の取得部105)は、JavaScript(登録商標)を利用して、トークン情報の発行を依頼する上述のトークン要求信号をモジュール管理サーバ300へ送信する(ステップS22)。トークン要求信号を受信したモジュール管理サーバ300(トークン情報発行部303)は、受信したトークン要求信号に含まれている日時情報を用いてトークン情報を生成する(ステップS23)。具体的な内容は上述したとおりである。この例では、上述したように、モジュール管理サーバ300(トークン情報発行部303)は、予め用意された暗号鍵でトークン情報を暗号化して暗号化トークン情報を生成し、その生成した暗号化トークン情報を、JavaScript(登録商標)を利用して翻訳アプリへ送信する(ステップS24)。
次に、翻訳アプリ(付加部106)は、モジュール管理サーバ300から受信した暗号化トークン情報を、OCR処理の実行を要求するOCR要求に付加する。そして、暗号化トークン情報を付加したOCR要求を、JavaScript(登録商標)を利用して本体10側の機能呼出部107へ送信する(ステップS25)。機能呼出部107は、暗号化トークン情報が付加されたOCR要求を受信すると、トークン情報の正当性を確認する(ステップS26)。具体的な内容は上述したとおりである。以下では、トークン情報は正当であると判断した場合を例に挙げて説明する。
ステップS26の後、機能呼出部107は、復号したトークン情報を付加したOCR要求を、第2の処理部108へ送信する(ステップS27)。第2の処理部108は、機能呼出部107から受信したOCR要求にトークン情報が付加されていることを確認し(ステップS28)、OCR要求に従った処理を実行する。より具体的には、第2の処理部108は、まず、原稿から画像データを読み取るスキャン処理を実行する。そして、第2の処理部108は、原稿から読み取った画像データに対して、トライアル用OCR辞書を利用してOCR処理を施す(ステップS29、ステップS30)。これにより、透明テキスト付きPDFが生成される。第2の処理部108は、生成した透明テキスト付きPDFを、機能呼出部107へ送信し(ステップS31)、機能呼出部107は、第2の処理部108から受信した透明テキスト付きPDFを、JavaScript(登録商標)を利用して翻訳アプリへ送信する(ステップS32)。
OCR要求に対する応答として透明テキスト付きPDFを受信した翻訳アプリ(翻訳依頼部109)は、翻訳サーバ200に対して、透明テキスト付きPDFのテキストデータを、上述の翻訳要求により指定された翻訳元言語から翻訳先言語に翻訳することを依頼する(ステップS33)。この依頼を受けた翻訳サーバ200(第1の処理部213)は、透明テキスト付きPDFのテキストデータを、翻訳要求により指定された翻訳元言語から翻訳先言語に翻訳する翻訳処理を実行する(ステップS34)。翻訳処理が完了すると、上述したように、翻訳サーバ200(第1の処理部213)は、翻訳結果ファイルのリンク先を記述した結果通知メールを、翻訳要求を入力したユーザを識別するための第2のユーザ情報に含まれるメールアドレスを宛先として送信する(ステップS35)。なお、翻訳サーバ200(第1の処理部213)は、翻訳アプリに対して、翻訳処理が完了した旨の通知を併せて行うことができる。
以上に説明したように、本実施形態では、翻訳トライアルに係る翻訳処理に必要なOCR処理の実行を要求するOCR要求に、トライアル用辞書を利用する権限を有することを示すトークン情報が付加されている場合に限り、トライアル用OCR辞書を利用してOCR処理を実行する。トークン情報は、翻訳トライアルに係る翻訳処理の実行を要求する翻訳要求の受け付けを契機として発行されるので、この翻訳要求を入力することなく、トライアル用OCR辞書を利用してOCR処理を実行することはできない。すなわち、トライアル用OCR辞書が、上述の翻訳トライアル以外の機能に利用されることを防止できるという有利な効果を奏する。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
なお、以上に説明したMFP100の各部の機能(ログイン画面表示部111、認証制御部112、第1の取得部113、翻訳要求画面表示部104、第2の取得部105、付加部106、機能呼出部107、第2の処理部108、翻訳依頼部109)は、CPU(11または21)が、上述の翻訳アプリ(この例ではWebアプリ)や記憶装置(例えばROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記MFP100の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
また、上述の実施形態では、本体10と操作部20は、別々のオペレーションシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体10と操作部20が同じオペレーションシステムで動作する形態であってもよい。
また、上述した実施形態のMFP100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 情報処理システム
10 本体
20 操作部
100 MFP
104 翻訳要求画面表示部
105 第2の取得部
106 付加部
107 機能呼出部
108 第2の処理部
109 翻訳依頼部
111 ログイン画面表示部
112 認証制御部
113 第1の取得部
200 翻訳サーバ
211 記憶部
212 認証処理部
213 第1の処理部
300 モジュール管理サーバ
301 記憶部
302 トライアル用OCR辞書送信部
303 トークン情報発行部
400 ネットワーク
特許第4474440号公報

Claims (11)

  1. 情報処理装置と、サーバとを含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置が、第1の処理に必要な第2の処理を実行するための第1の情報を予め有していない場合は、前記サーバが保持している前記第1情報を示す第2の情報を取得する第1の取得部と、
    前記第1の処理の実行を要求する第1の要求を受け付けた場合、前記第2の情報を利用する権限を有することを示すトークン情報を取得する第2の取得部と、
    前記第2の取得部により前記トークン情報が取得された場合、前記トークン情報を、前記第2の処理の実行を要求する第2の要求に付加する付加部と、
    前記第2の要求に前記トークン情報が付加されている場合に限り、前記第2の情報を利用して前記第2の処理を実行する第2の処理部と、を備える、
    情報処理システム。
  2. 前記第1の取得部は、前記情報処理装置が有する機能の詳細な内容を示す機能詳細情報を参照して、前記情報処理装置が前記第1の情報を予め有しているか否かを判断する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記トークン情報は、前記トークン情報が有効な期間を示す有効期間情報を含み、
    前記第2の処理部は、前記トークン情報が付加された前記第2の要求を受け付けたときの時刻が、該トークン情報に含まれる前記有効期間情報が示す期間内の場合に限り、前記第2の情報を利用して前記第2の処理を実行する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記有効期間情報は、前記第2の取得部が前記トークン情報の取得を要求した日時を始点として、一定の期間が経過した時点を終点とする期間を示す情報である、
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. ユーザが前記第1の処理の実行を要求する権限を有するか否かを判断する認証処理に用いられる第1のユーザ情報を受け付けた場合、前記第1のユーザ情報と、前記第1の処理の実行を要求する権限を有するユーザを識別するための第2のユーザ情報とを比較して前記認証処理を実行する認証処理部をさらに備える、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記認証処理は、前記第1のユーザ情報と前記第2のユーザ情報とが一致する場合は、前記第1のユーザ情報を入力したユーザは前記第1の処理の実行を要求する権限を有すると判断し、前記第1のユーザ情報と前記第2のユーザ情報とが一致しない場合は、前記第1のユーザ情報を入力したユーザは前記第1の処理の実行を要求する権限を有していないと判断する処理である、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第2の処理の結果を用いて、前記第1の処理を実行する第1の処理部をさらに備える、
    請求項1乃至6のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記第1の処理は、原稿から読み取った画像データに含まれる文字を認識するOCR処理により得られたテキストデータを翻訳する処理であって、一定期間に限って無料で実行可能な処理であり、
    前記第2の処理は前記OCR処理であり、
    前記第1の情報は、特徴パターンと文字との対応関係を示す辞書情報であり、
    前記第2の情報は、前記サーバが保持する前記辞書情報である、
    請求項1乃至7のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  9. 第1の処理に必要な第2の処理を実行するための第1の情報を予め有していない場合は、サーバが保持している前記第1の情報を示す第2の情報を取得する第1の取得部と、
    前記第1の処理の実行を要求する第1の要求を受け付けた場合、前記第2の情報を利用する権限を有することを示すトークン情報を取得する第1の取得部と、
    前記第1の取得部により前記トークン情報が取得された場合、前記トークン情報を、前記第2の処理の実行を要求する第2の要求に付加する付加部と、
    前記第2の要求に前記トークン情報が付加されている場合に限り、前記第2の情報を利用して前記第2の処理を実行する第2の処理部と、を備える、
    情報処理装置。
  10. 第1の処理に必要な第2の処理を実行するための第1の情報を予め有していない場合は、サーバが保持している前記第1の情報を示す第2の情報を取得する第1の取得ステップと、
    前記第1の処理の実行を要求する第1の要求を受け付けた場合、前記第2の情報を利用する権限を有することを示すトークン情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第2の取得ステップにより前記トークン情報が取得された場合、前記トークン情報を、前記第2の処理の実行を要求する第2の要求に付加する付加ステップと、
    前記第2の要求に前記トークン情報が付加されている場合に限り、前記第2の情報を利用して前記第2の処理を実行する第2の処理ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    第1の処理に必要な第2の処理を実行するための第1の情報を予め有していない場合は、サーバが保持している前記第1の情報を示す第2の情報を取得する第1の取得ステップと、
    前記第1の処理の実行を要求する第1の要求を受け付けた場合、前記第2の情報を利用する権限を有することを示すトークン情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第2の取得ステップにより前記トークン情報が取得された場合、前記トークン情報を、前記第2の処理の実行を要求する第2の要求に付加する付加ステップと、
    前記第2の要求に前記トークン情報が付加されている場合に限り、前記第2の情報を利用して前記第2の処理を実行する第2の処理ステップと、を実行させるためのプログラム。
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