JP2016090592A - 顕微鏡装置 - Google Patents

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祥一 田中
Shoichi Tanaka
祥一 田中
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Abstract

【課題】同焦調整等を効率よく行うことができる顕微鏡装置を提供すること。【解決手段】本発明の一形態に係る顕微鏡装置は、拡大光学系と、本体と、調整機構とを具備する。前記拡大光学系は、対物レンズを含む。前記本体は、前記対物レンズが接続されるレンズ接続部と、前記拡大光学系により結像される拡大像を観察するための観察部材が配置される観察側端部とを有する。前記調整機構は、第1の方向への回転により繰り出し可能に前記観察側端部に連結される操作部と、前記操作部の前記第1の方向への回転により前記操作部から繰り出し可能に前記操作部に連結され、前記観察部材が接続される移動部とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、顕微鏡装置に関する。
従来様々な種類の顕微鏡が広く用いられている。例えば特許文献1には、測定装置等に取り付けられる顕微鏡ユニットについて開示されている。特許文献1の図1には、ビデオ装置等の機器を接続してワークを撮影する顕微鏡ユニット10が図示されている。
顕微鏡ユニット10はCCDカメラ等が接続される第1の本体11を有し、第1の本体11には取付孔5A、5B、5Cが形成される。第1の本体11に単体の対物レンズ3が直接取り付けられる場合には、取付孔5B及び5Cが使用される。一方第1の本体11に、複数の対物レンズ3を保持するレボルバ2が取り付けられる場合には、取付孔5A及び5Cが使用される。このように取り付け位置を適宜切替えることで、レボルバ2の有無にかかわらず、対物レンズ3とワークとの距離を一定に保つことができる。この結果、対物レンズ2がワークに干渉することがなくなり、レボルバ2の着脱作業が可能となる(特許文献1の明細書段落[0019]−[0024]等)。
特開2001−154109号公報
このような顕微鏡では、対物レンズ等により得られた拡大像を焦点が合った状態で観察可能であることが求められる。例えば上記した特許文献1では、CCDカメラ等により焦点が合った画像が取得される必要がある。また対物レンズの交換や、レボルバの回転による対物レンズの切替えが行われても焦点が変わらない、いわゆる同焦が確保されていることが重要であり、そのための同焦調整を効率よく実行可能であることが求められる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、同焦調整等を効率よく行うことができる顕微鏡装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る顕微鏡装置は、拡大光学系と、本体と、調整機構とを具備する。
前記拡大光学系は、対物レンズを含む。
前記本体は、前記対物レンズが接続されるレンズ接続部と、前記拡大光学系により結像される拡大像を観察するための観察部材が配置される観察側端部とを有する。
前記調整機構は、第1の方向への回転により繰り出し可能に前記観察側端部に連結される操作部と、前記操作部の前記第1の方向への回転により前記操作部から繰り出し可能に前記操作部に連結され、前記観察部材が接続される移動部とを有する。
この顕微鏡装置では、操作部を第1の方向に回転させると、観察側端部から操作部が繰り出され、また操作部から移動部が繰り出される。従って操作部を回転させることで、本体部に対する観察部材の位置を効率よく移動させることができる。この結果、同焦調整等を効率よく行うことが可能となる。
前記操作部は、所定の方向を連結方向として前記観察側端部に連結されてもよい。この場合、前記移動部は、前記連結方向に沿って、前記第1の方向と反対の第2の方向への回転により繰り出し可能に前記操作部に連結されてもよい。
操作部を第1の方向に回転させると、相対的に操作部に対して移動部が第2の方向に回転する。この結果、操作部の第1の回転により操作部から移動部が繰り出され、連結方向に沿って効率的に観察部材の位置を移動させることができる。
前記観察側端部及び前記操作部は、第1のネジ部により連結されてもよい。この場合、前記操作部及び前記移動部は、前記第1のネジ部とは巻き方向が逆である第2のネジ部により連結されてもよい。
これにより簡単に調整機構を構成させることができる。
前記調整機構は、前記移動部の前記本体に対する相対的な回転を規制する規制部を有してもよい。
これにより操作部の回転に応じて移動部が確実に繰り出される。また観察部材を回転させることなく同焦調整等を行うことができる。
前記観察側端部は、内周面を有する円筒形状を有してもよい。この場合、前記操作部は、外周面及び内周面を有する円筒形状を有してもよい。また前記移動部は、外周面を有する円筒形状を有してもよい。また前記第1のネジ部は、前記観察側端部の内周面に形成された第1の雌ネジと、前記操作部の外周面に形成された第1の雄ネジを有してもよい。また前記第2のネジ部は、前記操作部の内周面に形成された第2の雌ネジと、前記移動部の外周面に形成された第2の雄ネジとを有してもよい。
このような構成により簡単に調整機構を実現することができる。
前記規制部は、前記観察側端部の内周面に形成された凹部と、前記移動部が繰り出される方向に移動可能に前記凹部に係合する、前記移動部の外周面に形成された凸部とを有してもよい。
これにより簡単に規制部を構成することができる。
前記観察側端部は、外周面を有する円筒形状を有してもよい。この場合、前記操作部は、外周面及び内周面を有する円筒形状を有してもよい。また前記移動部は、内周面を有する円筒形状を有しもよい。また前記第1のネジ部は、前記観察側端部の外周面に形成された第1の雄ネジと、前記操作部の内周面に形成された第1の雌ネジを有してもよい。また前記第2のネジ部は、前記操作部の外周面に形成された第2の雄ネジと、前記移動部の内周面に形成された第2の雌ネジとを有してもよい。
このような構成により簡単に調整機構を実現することができる。
前記規制部は、前記移動部の内周面に形成された凹部と、前記移動部が繰り出される方向に移動可能に前記凹部に係合する、前記観察側端部の外周面に形成された凸部とを有してもよい。
これにより簡単に規制部を構成することができる。
前記観察側端部は、内周面を有する円筒形状を有してもよい。この場合、前記操作部は、外周面を有する円筒形状を有してもよい。また前記移動部は、内周面を有する円筒形状を有してもよい。また前記第1のネジ部は、前記観察側端部の内周面に形成された第1の雌ネジと、前記操作部の外周面に形成された第1の雄ネジを有してもよい。また前記第2のネジ部は、前記操作部の外周面に形成された第2の雄ネジと、前記移動部の内周面に形成された第2の雌ネジとを有してもよい。
このような構成においても簡単に調整機構を実現することができる。
前記観察側端部は、外周面を有してもよい。この場合、前記移動部は、外周面を有してもよい。また前記規制部は、前記移動部が繰り出す方向に延在するスリットを有し前記観察側端部の外周面に固定されたスリット部材と、前記スリットに移動可能に係合する前記移動部の外周面に形成された凸部とを有してもよい。
これにより簡単に規制部を構成することができる。
前記観察側端部は、外周面を有する円筒形状を有してもよい。この場合、前記操作部は、内周面を有する円筒形状を有してもよい。また前記移動部は、外周面を有する円筒形状を有してもよい。また前記第1のネジ部は、前記観察側端部の外周面に形成された第1の雄ネジと、前記操作部の内周面に形成された第1の雌ネジを有してもよい。また前記第2のネジ部は、前記操作部の内周面に形成された第2の雌ネジと、前記移動部の外周面に形成された第2の雄ネジとを有してもよい。
このような構成においても簡単に調整機構を実現することができる。
前記規制部は、前記移動部が繰り出す方向に延在するスリットを有し前記観察側端部の外周面に固定されたスリット部材と、前記スリットに移動可能に係合する前記移動部の外周面に形成された凸部とを有してもよい。
これにより簡単に規制部を構成することができる。
前記観察部材は、前記拡大像を撮影可能な撮像装置であってもよい。
撮像装置を回転させることなく、同焦調整を効率よく行うことができる。
以上のように、本発明によれば、同焦調整等を効率よく行うことができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
一実施形態に係る顕微鏡ユニットの構成例を示す概略図である。 調整機構の構成例を示す外観図である。 調整機構内部の観察側端部、操作部、及び移動部の各断面を示す図である。 調整機構内部の観察側端部及びマウント部の各断面を示す図である。 調整機構内部の観察側端部、操作部、及びマウント部の各断面を示す図である。 規制部の構成例を示す模式的な断面図である。 比較例として挙げる調整機構の構成例を示す断面図である。 他の実施形態に係る調整機構の構成例を示す概略図である。 他の実施形態に係る調整機構の構成例を示す概略図である。 他の実施形態に係る調整機構の構成例を示す概略図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[顕微鏡ユニット]
図1は、本発明の一実施形態に係る顕微鏡ユニットの構成例を示す概略図である。図1では、顕微鏡ユニットの外観と、内部の光学系の概略的な構成とが図示されている。
顕微鏡ユニット100は、例えば半導体等の検査や微細構造の形状等を測定するための、図示しない測定装置に取り付けられる。例えば測定装置は、ワークが載置されるステージとステージ上に設けられた3軸移動機構とを有する。顕微鏡ユニット100は、この3軸移動機構に取り付けられ、XYZの3軸で構成される座標空間内を移動する。
本実施形態では、顕微鏡ユニット100により、ワークの拡大像が結像され、当該拡大像がCCDカメラ等のデジタルカメラ(撮像装置)により撮影される。撮影された画像は、測定装置内のコンピュータ(PC等)に送信され、ディスプレイに表示される。またコンピュータにより、検査や測定のための種々の処理が実行される。
顕微鏡ユニット100は、典型的には、ワーク内の拡大する対象となる部分の上方に配置される。以下の説明では、図中のZ方向を上下方向として説明を行う。所定の角度で傾斜するように顕微鏡ユニット100が使用される場合も有り得る。
図1に示すように顕微鏡ユニット100は、本体1と、複数の対物レンズ2と、レボルバ3と、照明部4と、調整機構30とを有する。また顕微鏡ユニット100は、拡大光学系5と、照明光学系6とを有する。図1に示すように本実施形態では、Z方向に沿って、拡大光学系5の光軸Lが設定される。
本体1は、3軸移動機構の所定の箇所に固定される。本体1は、Z方向に延在する円筒形状を有し、下端側にレンズ接続部7が設けられ、上端が観察側端部8となる。レンズ接続部7には、対物レンズ2が接続される。図1に示すように本実施形態では、レンズ接続部7に、レボルバ3を介して複数の対物レンズ2が接続される。単体の対物レンズ2が、直接レンズ接続部7に接続されてもよい。
観察側端部8には、拡大光学系5により結像される拡大像を観察するための観察部材が配置される。本実施形態では、観察部材としてデジタルカメラ150が配置される(図2参照)。後に詳しく説明するが、デジタルカメラ150は、調整機構30を介して、観察側端部8に接続される。
レボルバ3は、倍率の異なる複数の対物レンズ2を保持する。レボルバ3は、レンズ接続部7に、回転可能に接続される。レボルバ3が回転することで、複数の対物レンズ2のうちの1つが、光軸L上に配置される。これにより対物レンズ2の切替えが可能となる。レボルバ3の回転は手動により行われてもよいし、モータ等を含む回転機構により自動的に行われてもよい。
照明部4は、本体1のレンズ接続部7の側面9に接続される。照明部4は、光源部10と、照明光学系6を収容する筐体部11とを有する。光源部10には、LED等の固体光源、あるいは水銀ランプ等の光源が配置される。
照明光学系6は、光源部10内の光源と、ミラー12と、投影レンズ13と、ビームスプリッタ14とを有する。光源部10からZ方向の下方に出射された照明光は、ミラー12により直角に反射される。反射された照明光は投影レンズ13を介して、レンズ接続部7内に配置されたビームスプリッタ14に入射する。ビームスプリッタ14は、照明光を直角に反射して、下方にあるワークに照射する。
拡大光学系5は、対物レンズ2と、ビームスプリッタ14と、チューブレンズ(結像レンズ)15とを有する。ワークからの反射光は、対物レンズ2により拡大され、ビームスプリッタ14を透過する。チューブレンズ15によりワークの拡大像が結像され、観察側端部12に配置されるデジタルカメラ150により撮影される。
拡大像が撮影される際には、ワークと対物レンズ2との相対的な距離が適宜調整され、ワークの表面に対物レンズ2の焦点位置が合わせられる。これにより焦点の合った(合焦状態の)拡大像が結像される。
拡大光学系5及び照明光学系6の構成は限定されない。各光学系に使用されるレンズの種類、レンズの数等は任意に設計されてよい。また上記で説明したもの以外の光学部材が適宜使用されてもよい。またビームスプリッタ14のように、両方の光学系に共通する部材が存在してもよい。
[調整機構]
図2は、調整機構30の構成例を示す外観図であり、図1に示す調整機構30を拡大した図である。図2では、調整機構30に接続されるデジタルカメラ150側の接続部材151の、XZ平面での断面が図示されている。
調整機構30は、本体1とデジタルカメラ150の間に配置される。調整機構30は、Z方向における、本体1に対するデジタルカメラ150の位置を移動させることが可能である。例えばデジタルカメラ150により撮影された画像の焦点が合ってない場合に、調整機構30が操作される。これにより撮影画像の焦点が調整可能となる。また対物レンズ2が切替えられるたびに、撮影画像の焦点が合わなくなる場合には、調整機構を操作することで同焦調整が可能となる。
調整機構30は、ユーザにより操作される操作部31と、操作部31への操作に応じて操作部31から繰り出される移動部32とを有する。操作部31は、Z方向を連結方向として、観察側端部8に連結される。移動部32は、Z方向を連結方向として、操作部31に連結される。操作部31の下端が観察側端部8に連結され、操作部31の上端と移動部32の下端とが互いに連結される。移動部32の上端には、接続部材151を介して、デジタルカメラ150が接続される。
図3−5は、調整機構30内部の構成例を示す概略図である。図3は、観察側端部8、操作部31、及び移動部32の、XZ平面における各断面を示す図である。図4は、観察側端部8、及びマウント部42の、各断面を示す図である。図5は、観察側端部8、操作部31、及びマウント部42の、各断面を示す図である。なおマウント部42は、移動部32に含まれる部分である(後にも説明するが、移動部32は、連結部41とマウント部42とを有する)。
図3及び図4等に示すように、観察側端部8は、内周面17を有する円筒形状を有する。観察側端部8の開口18から下方に向けて所定の距離だけ離れた位置には、Z軸に垂直な面を有するリング状の段差部19が形成される。段差部19の外径は開口18の径と略等しく、内径はそれよりも小さく設定される。
従って観察側端部8の内周面17は、開口18から段差部19までZ方向に延在する上部内周面17aと、段差部18を構成する段差面17bと、段差部19の内縁からZ方向に延在する下部内周面17cとを含むことになる。
観察側端部8の外周面20から下部内周面17cにかけて複数のネジ孔21が形成され、固定ネジ22が挿入される。固定ネジ22は、同焦調整等が完了した後に締結され、これによりデジタルカメラ150の位置が固定される。
観察側端部8の開口18から下方に向かう、上部内周面17a上の所定の領域には、第1の雌ネジ23が形成される。本実施形態では、巻き方向が右となる右巻きの雌ネジが形成される。第1の雌ネジ23が形成される領域の大きさ、ネジの条数、ピッチ等は適宜設定されてよい。
操作部31は、外周面33及び内周面34を有する円筒形状を有する。操作部31の上方側の開口35の周縁は、XY平面方向に延在するフランジ部36が形成されている。図4に示すように、フランジ部36の側面(外周面33に含まれる)には、Z方向に延びるスリット37が複数形成される。これにより指を滑られせることなく、操作部31を回転させることが可能となり、顕微鏡ユニット100の操作性が向上する。
図3及び図4に示すように、操作部31の外周面33内の、フランジ部36の下方にあたる領域には、第1の雌ネジ23と螺合する第1の雄ネジ38が形成される。第1の雄ネジ38は、巻き方向が右となる右巻の雄ネジとして形成される。従って、上方からZ方向に沿って操作部31を見た場合に、右方向に(時計回りに)操作部31を回転させると、操作部31が観察側端部8内に挿入される。左方向に操作部31を回転させると、観察側端部8から操作部31が繰り出される。
操作部31が挿入される範囲は、観察側端部8の開口18から段差部19までの範囲である。段差部19が、操作部31の挿入をとめるストッパとして機能してもよい。
以下、回転方向について、単に右方向への回転(右回転)と記載した場合、それは顕微鏡ユニット100をZ方向に沿って上方から見た場合の、右方向への回転(右回転)を意味することとする。左方向への回転(左回転)についても同様とする。
従って操作部31は、左方向への回転により繰り出し可能に観察側端部8に連結される。本実施形態において、左方向への回転は、第1の方向への回転に相当する。また右方向への回転は、第1の方向と反対の第2の方向への回転に相当する。
また観察側端部8の上部内周面17aに形成された第1の雌ネジ23と、操作部31の外周面33に形成された第1の雄ネジ38により、本実施形態に係る第1のネジ部が構成される。当該第1のネジ部38により、観察側端部8と操作部31とが連結される。
操作部31の内周面34は、観察側端部8の下部内周面17cと、Z方向から見て略同一面状となる位置に形成される。すなわち本体1及び調整機構30の中心軸O(本説明では光軸Lと一致するものとする)からの距離が、互いに略等しくなるように、下部内周面17c及び操作部31の内周面34がそれぞれ形成される。
操作部31の上方側の開口35から下方に向かう、内周面34上の所定の領域には、第2の雌ネジ39が形成される。第2の雌ネジ39は、巻き方向が左となる左巻きの雌ネジとして形成される。第2の雌ネジ39が形成される領域の大きさ、ネジの条数、ピッチ等は適宜設定されてよい。
図3及び図5に示すように、移動部32は、連結部41とマウント部42とを有する。連結部41及びマウント部42は、それぞれ円筒形状を有し、マウント部42の下方側の開口43に、連結部41の上端が挿入される。マウント部42の内部には、Z軸に垂直な面を有するリング状の段差部44が形成されている。段差部44の外径は下方側の開口43の径と略等しく、段差部44の内径は上方側の開口45の径と略等しい。
連結部41は、段差部44と当接する位置まで挿入され、マウント部42の外周面46から内周面47まで貫通するネジ孔48に固定ネジ49が取り付けられることで、連結部41及びマウント部42が互いに十分に固定される。
連結部41とマウント部42が互いに固定された状態での内周面及び外周面が、移動部32の内周面及び外周面にそれぞれ相当する。従って本実施形態では、マウント部42の上方側の開口45付近の内周面47a及び連結部41の内周面50の全体が、移動部32の内周面となる。またマウント部42の外周面46の全体、及び連結部41の外周面51のうちのマウント部42に挿入されていない部分51aが、移動部32の外周面となる。
図3及び図5に示すように、マウント部42の上方側の開口45の周縁には、XY平面方向に延在する係合部53が形成されている。この係合部53に、接続部材151が係合されることで、デジタルカメラ150がマウント部42に固定される。
図3及び図5に示すように、連結部41は、観察側端部8の内部まで挿入される。従って連結部41の外周面51aは、操作部31の内周面34及び観察側端部8の下部内周面17cとそれぞれ対向する。連結部41の外周面51a内の、操作部31と対向する領域には、第2の雌ネジ39と螺合する第2の雄ネジ54が形成される。第2の雄ネジ54は、巻き方向が左となる左巻の雄ネジとして形成される。
従って左方向に移動部32(連結部41)を回転させると、移動部32が操作部31内に挿入される。右方向に移動部32を回転させると、操作部31内から移動部32が繰り出される。従って移動部32を回転しないように保持した状態で、操作部31を左方向に回転させると(移動部32に対しての左回転ではなく、Z方向の上方から見た左回転)、相対的に移動部32は右方向に回転するので、操作部31から移動部32が繰り出される。
本実施形態では、操作部31の内周面34に形成された第2の雌ネジ39と、連結部41の外周面51aに形成された第2の雄ネジ54により、第1のネジ部とは巻き方向が逆である第2のネジ部が構成される。当該第2のネジ部により、操作部31と移動部32とが連結される。
図4及び図5に示すように、調整機構30は、移動部32の本体1に対する相対的な回転を規制する規制部58を有する。規制部58が設けられることで、本体1に対して移動部32が回転することや、移動部32に対して本体1が回転することが規制される。
図6は、本実施形態に係る規制部の構成例を示す模式的な断面図であり、図4及び図5のA−A線における断面図である。規制部58は、観察側端部8の下部内周面17cに形成されたガイド溝59(凹部)と、移動部32が有する連結部41の外周面51aに取り付けられたガイドピン60とを有する。
ガイド溝59は、外部からは目視できないように、下部内主面17cに形成される。ガイド溝59の開口形状は、Z方向に長い長円形状である。ガイド溝59のZ方向の長さは、本体1に対する移動部32のZ方向への移動量(繰り出し量)と略等しい。
ガイドピン60は、本体1が繰り出される方向であるZ方向に移動可能に、ガイド溝59に係合する。ガイドピン60は、ガイド溝59の幅と略等しい径を有する円柱形状を有し、連結部41の外周面からZ方向に直交する向きに突出する。
本実施形態では、連結部41を貫通する貫通孔62が形成される。この貫通孔62に、先端部60aが外部側に突出するように、ガイドピン60が固定される。この外部側に突出する先端部60aが、本実施形態に係る凸部として機能する。なお一体成型等により、連結部41の外周面51aに直接凸部が形成されてもよい。
本体1が固定された状態で、操作部31が右方向へ回転されると、Z方向に沿って、観察側端部8から操作部31が繰り出される。それと同時に、Z方向に沿って、操作部31から移動部32が繰り出される。また操作部31が左方向へ回転されると、Z方向に沿って、操作部31が観察側端部8に挿入される。それと同時にZ方向に沿って、移動部32が、操作部31及び観察側端部8に挿入される。
規制部58により移動部32の回転は規制されるので、移動部32は回転することなく、Z方向に沿って上方及び下方に移動する。また規制部58により、操作部31の回転に応じて、確実に移動部32を移動させることが可能となる。
これによりZ方向におけるデジタルカメラ150の位置を調整することができ、撮影画像の焦点を調整することができる。また例えば対物レンズ2を順次切り替え、その切り替えごとに操作部31を回転させることで、同焦調整を行うことが可能となる。
図7は、比較例として挙げる調整機構の構成例を示す断面図である。この調整機構900では、ネジ部901により観察側端部902に連結される移動枠903と、移動枠903に固定されるマウント部904とを有する。移動枠903を所定の方向に回転させると、観察側端部902から移動枠903が繰り出される。移動枠903を逆の方向に回転させると、移動枠903が観察側端部902に挿入される。この移動枠903のZ方向における移動によってのみ、デジタルカメラ150の位置が調整される。
本実施形態にて説明する装置組込用の顕微鏡ユニット100では、カメラポートの調心や同焦調整機構が不可欠である。特にレボルバ3等を介して、倍率の異なる対物レンズ2を複数本切換えて使用する場合は、正しく調整ができていないと、対物レンズ2を切換えるたびに観察視野の中心が移動してしまう。または観察像のピントがずれてしまうために、検鏡の作業性が著しく低下してしまう。
また本実施形態の顕微鏡ユニット100のように、デジタルカメラ150が搭載される場合には、接眼レンズを併用する一般の観察顕微鏡に比較すると、観察視野が狭く観察像の焦点深度が浅い。さらにはカメラ交換・対物レンズ交換・各種モジュールの交換等の機会が多いため、より簡単で正確な調整作業が行なえることが求められる。
このような要求に対して、図7に示す比較例として挙げた調整機構900では、移動枠903の回転によりデジタルカメラ150が一緒に回ってしまうため、撮影される画像の向きが変わってしまう。デジタルカメラ150が回転しないようにするためには、図7に示すマウント部904の固定ネジ905を調整ごとにゆるめなければならず、調整作業の効率が著しく低下する。
また移動枠903の1回転あたりのカメラの移動量(繰り出し量)は、ネジ部901として形成された雄ネジ及び雌ネジのピッチ分のみである。このため移動枠903の回転量が多くなりがちとなり、調整作業の効率が悪い。
これに対して本実施形態に係る調整機構30では、操作部31を回転させると、移動部32が回転することなく繰り出される。従ってデジタルカメラ150とマウント部42とを固定させたままで、同焦調整等を行うことができる。すなわちデジタルカメラ150の回転を防止するための作業を行う必要がないので、非常に効率よく正確に同焦調整等を行うことができる。
また操作部31の1回転あたりのカメラの移動量は、第1のネジ部のピッチに、第2のネジ部のピッチを加えた大きさとなる。例えば第1及び第2のネジ部の各ピッチが等しい場合には、カメラの移動量は「ピッチ×2」となる。従って少ない回転操作量にて、デジタルカメラ150を効率的に移動させることが可能となる。この結果、調整作業の効率を向上させることができる。
また本実施形態では、第1及び第2のネジ部を構成することで、シンプルな構成にて簡単に本発明に係る調整機構を実現することができる。またガイド溝59及びガイドピン60を用いることで、簡単に規制部58を実現することができる。また規制部58を、外部から目視できない位置に設けることができるので、顕微鏡ユニット100の意匠性を向上させることができる。
第1及び第2のネジ部は、巻き方向が互いに逆であればよく、各々の巻き方向をいずれの方向とするかは限定されない。また条数やピッチ等のその他の構成も限定されず、適宜設定されてよい。典型的には、第1及び第2のネジ部は、雌雄一対のヘリコイドネジにより構成される。その際には、多条ネジが用いられてもよい。これに限定されず、各部材の繰り出し量に応じて適宜条数やピッチ等が設定されてよい。
また第1及び第2のネジ部の各構成は、互いに同じでもよいし、異なってもよい。例えば、第1及び第2のネジ部の各ピッチを互いに異ならせることで、観察側端部8からの操作部31の繰り出し量と、操作部31からの移動部32の繰り出し量とを異ならせることも可能である。
<その他の実施形態>
本発明は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
図8及び図9は、他の実施形態に係る調整機構230の構成例を示す概略図である。図8は、Y方向から調整機構230を見た場合の正面図である。図9は、操作部231以外の各部を、図8に示すB−B線の位置で切断した断面図である。
調整機構230は、観察側端部208に連結される操作部231と、移動部232と、規制部258とを有する。観察側端部208は、外周面220及び内周面217を有する円筒形状を有する。観察側端部208の内周面217には、巻き方向が右となる右巻きの第1の雌ネジ223が形成される。第1の雌ネジ223の巻き方向は限定されず、左巻きの雌ネジが形成されてもよい。
操作部231は、外周面233を有する円筒形状を有し、Z方向における略中央部には、XY平面方向に延在するフランジ部236が形成される。フランジ部236の下方側の外周面233aには、第1の雌ネジ223と螺合する、右巻きの第1の雄ネジ238が形成される。第1の雌ネジ223及び第1の雄ネジ238により、本実施形態に係る第1のネジ部が構成される。
操作部231のフランジ部236の上方側の外周面233bには、巻き方向が左となる左巻の第2の雄ネジ239が形成される。第2の雄ネジ239の巻き方向は、第1のネジ部の巻き方向と逆に形成される。従って第1のネジ部の巻き方向が左となる場合には、第2の雄ネジ239として、右巻きの雄ネジが形成される。
移動部232は、外周面251及び内周面250を有する円筒形状を有する。移動部232の内周面250には、第2の雄ネジ239と螺合する、左巻きの第2の雌ネジ254が形成される。第2の雄ネジ239及び第2の雌ネジ254により、本実施形態に係る第2のネジ部が構成される。
規制部258は、スリット部材260と、スリット部材260を支持する支持部261と、スリット部材260に係合する凸部262とを有する。スリット部材260は、移動部232が繰り出す方向であるZ方向に延在するスリット263を有する。支持部261は、観察側端部208の外周面220に形成される。支持部261は、スリット263の下端に挿入され、スリット部材260に接続される。これによりスリット部材260が、観察側端部208の外周面220に固定される。
凸部262は、移動部232の外周面251に形成される。移動部232は、Z方向に移動可能に、スリット263に係合される。規制部258により、移動部232の観察側端部208に対する相対的な回転が規制される。
以上、本実施形態に係る構成においても、本発明に係る調整機構230を簡単に実現することができ、上記で説明した諸々の効果を発揮することが可能となる。
図10は、他の実施形態に係る調整機構330及び430の構成例を示す概略図である。図10Aに示す調整機構330では、観察側端部308の外周面320に、右巻きの第1の雄ネジ338が形成される。そして操作部331の内周面334に、第1の雄ネジ338と螺合する、右巻きの第1の雌ネジ323が形成される。第1の雄ネジ338及び第1の雌ネジ323により、本実施形態に係る第1のネジ部が構成される。
また操作部331の外周面333には、左巻きの第2の雄ネジ339が形成される。そして移動部332の内周面350には、第2の雄ネジ339と螺合する、左巻きの第2の雌ネジ354が形成される。第2の雄ネジ339及び第2の雌ネジ354により、本実施形態に係る第2のネジ部が構成される。なお第1及び第2のネジ部の各々の巻き方向は、互いに逆であれば限定されない。
図10Aに示すように、観察側端部308にはZ方向に延在する連結部380が形成される。連結部380の外側の面381は、観察側端部308の外周面320に含まれる面となり、当該外側の面381に、ガイドピン(凸部)360が形成される。一方、移動部332の内周面350の、連結部380と対向する領域には、Z方向に長い長円形状を有するガイド溝(凹部)359が形成される。ガイドピン360は、Z方向に移動可能にガイド溝350に係合する。ガイドピン360及びガイド溝350により、本実施形態に係る規制部が構成される。
図10Bに示す調整機構430では、観察側端部408の外周面420に、右巻きの第1の雄ネジ438が形成される。そして操作部431の内周面434の下方側に、第1の雄ネジ438と螺合する、右巻きの第1の雌ネジ423が形成される。第1の雄ネジ438及び第1の雌ネジ423により、本実施形態に係る第1のネジ部が構成される。
また操作部331の内周面434の上方側には、左巻きの第2の雌ネジ454が形成される。そして移動部432の外周面451には、第2の雌ネジ454と螺合する、左巻きの第2の雄ネジ439が形成される。第2の雌ネジ454及び第2の雄ネジ439により、本実施形態に係る第2のネジ部が構成される。なお第1及び第2のネジ部の各々の巻き方向は、互いに逆であれば限定されない。
図10Bに示すように、観察側端部408の外周面420には、支持部461が形成される。当該支持部461には、Z方向に延在するスリット463を有するスリット部材460が接続される。これによりスリット部材460が、観察側端部408の外周面420に固定される。
移動部432の外周面451には、Z方向に移動可能にスリット463に係合される、凸部462が形成される。スリット部材460、支持部461、及び凸部462により、本実施形態に係る規制部が構成される。
図10に示す構成においても、本発明に係る調整機構を簡単に実現することができ、上記で説明した諸々の効果を発揮することが可能となる。
上記では、拡大光学系5により結像される拡大像を観察するための観察部材として、デジタルカメラ150が用いられた。これに限定されず、観察部材として接眼レンズが用いられる場合にも、本発明を適用することが可能である。
本発明に係る顕微鏡ユニットが取り付けられる測定装置の種類は限定されない。CNC(Computer Numerical Control)3次元測定機や座標測定装置等、種々の測定装置に本技術に係る顕微鏡ユニットを取り付けることが可能である。
上記では本発明に係る顕微鏡装置として、装置組み込み用の顕微鏡ユニットを例に挙げて説明した。しかしながら本発明に係る顕微鏡装置は、装置組み込み用の顕微鏡ユニットに限定されず、単体で使用可能なスタンドアローン型の顕微鏡装置も含む。すなわちスタンドアローン型の顕微鏡装置においても、本発明は適用可能である。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。また上記で記載した種々の効果は、あくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果が発揮されてもよい。
1…本体
2…対物レンズ
5…拡大光学系
7…レンズ接続部
8、208、308、408…観察側端部
23、223、323、423…第1の雌ネジ
30、230、330、430…調整機構
31、231、331、431…操作部
32、232、332、432…移動部
38、238、338、438…第1の雄ネジ
39、254、354、454…第2の雌ネジ
41…連結部
42…マウント部
54、239、339、439…第2の雄ネジ
58、258…規制部
59、359…ガイド溝(凹部)
60、360…ガイドピン
100…顕微鏡ユニット
150…デジタルカメラ
260、460…スリット部材
261、461…支持部261
262、462…凸部

Claims (13)

  1. 対物レンズを含む拡大光学系と、
    前記対物レンズが接続されるレンズ接続部と、前記拡大光学系により結像される拡大像を観察するための観察部材が配置される観察側端部とを有する本体と、
    第1の方向への回転により繰り出し可能に前記観察側端部に連結される操作部と、前記操作部の前記第1の方向への回転により前記操作部から繰り出し可能に前記操作部に連結され、前記観察部材が接続される移動部とを有する調整機構と
    を具備する顕微鏡装置。
  2. 請求項1に記載の顕微鏡装置であって、
    前記操作部は、所定の方向を連結方向として前記観察側端部に連結され、
    前記移動部は、前記連結方向に沿って、前記第1の方向と反対の第2の方向への回転により繰り出し可能に前記操作部に連結される
    顕微鏡装置。
  3. 請求項1又は2に記載の顕微鏡装置であって、
    前記観察側端部及び前記操作部は、第1のネジ部により連結され、
    前記操作部及び前記移動部は、前記第1のネジ部とは巻き方向が逆である第2のネジ部により連結される
    顕微鏡装置。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1項に記載の顕微鏡装置であって、
    前記調整機構は、前記移動部の前記本体に対する相対的な回転を規制する規制部を有する
    顕微鏡装置。
  5. 請求項3又は4に記載の顕微鏡装置であって、
    前記観察側端部は、内周面を有する円筒形状を有し、
    前記操作部は、外周面及び内周面を有する円筒形状を有し、
    前記移動部は、外周面を有する円筒形状を有し、
    前記第1のネジ部は、前記観察側端部の内周面に形成された第1の雌ネジと、前記操作部の外周面に形成された第1の雄ネジを有し、
    前記第2のネジ部は、前記操作部の内周面に形成された第2の雌ネジと、前記移動部の外周面に形成された第2の雄ネジとを有する
    顕微鏡装置。
  6. 請求項5に記載の顕微鏡装置であって、
    前記調整機構は、前記移動部の前記本体に対する相対的な回転を規制する規制部を有し
    前記規制部は、前記観察側端部の内周面に形成された凹部と、前記移動部が繰り出される方向に移動可能に前記凹部に係合する、前記移動部の外周面に形成された凸部とを有する
    顕微鏡装置。
  7. 請求項3又は4に記載の顕微鏡装置であって、
    前記観察側端部は、外周面を有する円筒形状を有し、
    前記操作部は、外周面及び内周面を有する円筒形状を有し、
    前記移動部は、内周面を有する円筒形状を有し、
    前記第1のネジ部は、前記観察側端部の外周面に形成された第1の雄ネジと、前記操作部の内周面に形成された第1の雌ネジを有し、
    前記第2のネジ部は、前記操作部の外周面に形成された第2の雄ネジと、前記移動部の内周面に形成された第2の雌ネジとを有する
    顕微鏡装置。
  8. 請求項7に記載の顕微鏡装置であって、
    前記調整機構は、前記移動部の前記本体に対する相対的な回転を規制する規制部を有し
    前記規制部は、前記移動部の内周面に形成された凹部と、前記移動部が繰り出される方向に移動可能に前記凹部に係合する、前記観察側端部の外周面に形成された凸部とを有する
    顕微鏡装置。
  9. 請求項3又は4に記載の顕微鏡装置であって、
    前記観察側端部は、内周面を有する円筒形状を有し、
    前記操作部は、外周面を有する円筒形状を有し、
    前記移動部は、内周面を有する円筒形状を有し、
    前記第1のネジ部は、前記観察側端部の内周面に形成された第1の雌ネジと、前記操作部の外周面に形成された第1の雄ネジを有し、
    前記第2のネジ部は、前記操作部の外周面に形成された第2の雄ネジと、前記移動部の内周面に形成された第2の雌ネジとを有する
    顕微鏡装置。
  10. 請求項9に記載の顕微鏡装置であって、
    前記観察側端部は、外周面を有し、
    前記移動部は、外周面を有し、
    前記調整機構は、前記移動部の前記本体に対する相対的な回転を規制する規制部を有し
    前記規制部は、前記移動部が繰り出す方向に延在するスリットを有し前記観察側端部の外周面に固定されたスリット部材と、前記スリットに移動可能に係合する前記移動部の外周面に形成された凸部とを有する
    顕微鏡装置。
  11. 請求項3又は4に記載の顕微鏡装置であって、
    前記観察側端部は、外周面を有する円筒形状を有し、
    前記操作部は、内周面を有する円筒形状を有し、
    前記移動部は、外周面を有する円筒形状を有し、
    前記第1のネジ部は、前記観察側端部の外周面に形成された第1の雄ネジと、前記操作部の内周面に形成された第1の雌ネジを有し、
    前記第2のネジ部は、前記操作部の内周面に形成された第2の雌ネジと、前記移動部の外周面に形成された第2の雄ネジとを有する
    顕微鏡装置。
  12. 請求項11に記載の顕微鏡装置であって、
    前記調整機構は、前記移動部の前記本体に対する相対的な回転を規制する規制部を有し
    前記規制部は、前記移動部が繰り出す方向に延在するスリットを有し前記観察側端部の外周面に固定されたスリット部材と、前記スリットに移動可能に係合する前記移動部の外周面に形成された凸部とを有する
    顕微鏡装置。
  13. 請求項1から12のうちいずれか1項に記載の顕微鏡装置であって、
    前記観察部材は、前記拡大像を撮影可能な撮像装置である
    顕微鏡装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108490578A (zh) * 2018-03-26 2018-09-04 湖北久之洋红外系统股份有限公司 一种连续变倍红外镜头的齐焦性误差补偿方法

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