JP2016090248A - 測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】単位長当たりの抵抗が一定であり且つ一定の電流値で電流が長手方向に流される第1の導体部、及び第1の導体部と対向する第2の導体部を有し、表面に外力が加わっていない状態では第1の導体部と第2の導体部とが電気的に絶縁するように離間して配置され、外力が加わった状態では外力を加えられた押圧点において第1の導体部と第2の導体部とが接触して電気的に接続する、屈曲性を有する帯形状のメジャー部と、メジャー部の端部の電圧を計測する電圧計測部と、押圧点に外力が加わった状態において計測された電圧及び第1の導体部に流される電流値を用いてメジャー部の長手方向における押圧点の位置を算出する演算部とを備える。
【選択図】図1
Description
Vg2=Vs2=X1×R1×Ip ・・・(1)
このように、電圧Vg2及び電圧Vs2は押圧点Pの位置に応じて定まる。電圧計測部13によって測定された電圧Vg2及び電圧Vs2は、演算部20に送信される。演算部20は、測定された電圧Vg2を用いて、以下の式(2)によって第1距離X1を算出する:
X1=Vg2/(R1×Ip) ・・・(2)
上記のように、外力Nが加えられた押圧点Pの位置情報が、第1距離X1として演算部20によって算出される。一方、供給側端部S1から押圧点Pまでの距離(以下において、「第2距離」という。)X2は、以下の式(3)で算出される:
X2=(Vs1−Vs2)/(R1×Ip) ・・・(3)
次に、図6に示したように、メジャー部11の表面の2箇所に外力が加えられた場合について説明する。測定装置1は、外力を加えられた第1の押圧点P1と第2の押圧点P2との間の距離(以下において「2点間距離」という。)Xmを算出する。ここで、基準位置である基準側端部G1に近い方の押圧点を第1の押圧点P1とし、基準側端部G1から遠い方の押圧点を第2の押圧点P2としている。
Xm=L−X2−X1 ・・・(4)
上記のように、測定装置1によれば、メジャー部11の表面の2箇所に外力が同時に加えられた場合に、その2箇所の2点間距離Xmを容易に算出することができる。
Rm={(R1×Xm+Rc)×(R2×Xm+Rc)}/{(R1+R2)×Xm+2×Rc} ・・・(5)
この状態での電圧Vs1は式(6)で表される:
Vs1={R1×(L―Xm)+Rm}×Ip ・・・(6)
式(6)で接触抵抗Rcを無視して2点間距離Xmについて解くと、式(7)が得られる:
Xm={(R1+R2)/R1}×L−{(R1+R2)/(Ip×R12)}×Vs1 ・・・(7)
式(7)を用いて、2点に外力Nが同時に加えられた場合の2点間距離Xmを算出することができる。
R1×Ip=Vs1/L ・・・(8)
長さLは既知であるため、メジャー部11の表面に外力が加えられていないときに、電圧Vs1が測定されることによってR1×Ipの値、即ち式(2)と式(3)の右辺分母の値を演算部20により算出することができる。メジャー部11の表面に外力が加えられていないことは、第2の導体部112の電位が不安定(ハイインピーダンス)であることを検知することによって演算部20により検出できる。例えば第2の導体部112の電位を高抵抗によってプルアップしておけば、電圧Vg2の値から第2の導体部112の状態を検出することができる。
上記では、電圧Vs1、電圧Vs2及び電圧Vg2の基準電位である電圧Vg1が接地電位である場合を示した。しかし、基準電位は接地電位でなくてもよい。
例えば図12(a)〜図12(c)に示すように、長手方向に沿って一定の間隔で配置された、短手方向に延伸する複数の電極110aを有する構造を第1の導体部111に採用してもよい。この場合、長手方向に延伸する電流線110bの一方の端部から他方の端部に電流が流される。そして、それぞれの電極110aが、電流線110bと電気的に接続されている。電極110a及び電流線110bには、単位長当たりの抵抗が一定の導体が使用される。例えば、帯形状の絶縁性の膜や軟質プラスチック膜などに電極110a及び電流線110bを配置することによって、第1の導体部111を形成する。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
10…測定部
11…メジャー部
12…電流源
13…電圧計測部
20…演算部
30…データ処理部
111…第1の導体部
112…第2の導体部
113…スペーサ
114…外皮膜
130…ワンチップマイコン
131…電圧増幅器
132…アナログマルチプレクサ
Claims (10)
- 単位長当たりの抵抗が一定であり且つ一定の電流値で電流が長手方向に流される第1の導体部、及び前記第1の導体部と対向する第2の導体部を有し、表面に外力が加わっていない状態では前記第1の導体部と前記第2の導体部とが電気的に絶縁するように離間して配置され、前記外力が加わった状態では前記外力を加えられた押圧点において前記第1の導体部と前記第2の導体部とが接触して電気的に接続する、屈曲性を有する帯形状のメジャー部と、
前記メジャー部の端部の電圧を計測する電圧計測部と、
前記押圧点に前記外力が加わった状態において計測された前記電圧及び前記第1の導体部に流される前記電流値を用いて、前記メジャー部の前記長手方向における前記押圧点の位置を算出する演算部と
を備えることを特徴とする測定装置。 - 前記演算部が、前記メジャー部において所定の基準電位が設定された基準位置から前記押圧点までの距離を算出することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
- 前記演算部が、前記メジャー部の表面の離間した2箇所に外力を加えられた場合に、前記2箇所の2点間距離を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の測定装置。
- 前記第1の導体部に前記電流を供給する電流源を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の測定装置。
- 前記演算部が、前記押圧点において前記第1の導体部と前記第2の導体部とが電気的に接続した状態における前記第2の導体部の前記端部の電圧V2、前記一定の電流値Ip、及び前記第1の導体部の単位長当たりの抵抗R1を用いて、前記基準位置から前記押圧点までの長さXを
X=V2/(R1×Ip)
の関係式を用いて算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の測定装置。 - 前記メジャー部の表面に前記外力が加えられていないことを検出して前記R1×Ipの値を前記演算部が算出することによって前記長さXを算出するための校正を行う自動校正機能を備えることを特徴とする請求項5に記載の測定装置。
- 前記電圧計測部が、
複数箇所について計測された前記電圧がそれぞれ直接に入力されるアナログマルチプレクサと、
前記アナログマルチプレクサから順次出力される前記電圧を増幅する電圧増幅器と
を備え、前記複数箇所について計測された前記電圧が同一の前記電圧増幅器によって増幅されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の測定装置。 - 前記第1の導体部が、
長手方向に延伸し、前記電流が流される電流線と、
前記電流線とそれぞれ電気的に接続され、前記長手方向に沿って一定の間隔で配置されて短手方向に延伸する複数の電極と
を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の測定装置。 - 前記演算部によって算出された前記押圧点の位置を示す位置情報が入力されるデータ処理部を更に備え、
前記メジャー部の表面に対する前記外力の加え方を操作パラメータとして、前記データ処理部に入力された前記位置情報に対するデータ処理操作が制御されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の測定装置。 - 前記操作パラメータが、前記外力が加えられた時間、一定時間内に前記外力が加わった回数、前記外力が加えられる位置の変化の仕方の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項9に記載の測定装置。
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