JP2016089535A - 排水トラップ - Google Patents

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【課題】トラップ部材の内部に封水流路を形成する隔壁の下端縁からトラップ部材に設けられた排出口の下縁までの距離を規格に適合させつつ、床下への突出寸法を可及的に抑制することができる排水トラップを提供する。【解決手段】排水トラップ1は、上接続部11と下接続部12と取付部13を有する接続部材10と、上支持部21と封水部22を有するトラップ部材20とを備える。トラップ部材は、上支持部と封水部の隔壁26を接続し且つトラップ部材の上部開口を塞ぐ天壁23を有する。天壁の下方に排出口27を形成し、排出口を形成している側の封水部の外周面が上支持部の外周面よりトラップ部材の中央側に偏位している。天壁を取付部と略同高さで且つ略水平に形成し、天壁の下面と封水部の上端縁とで排出口の上下縁27b、27aを形成し、排出口の下縁を下接続部の下端縁12aより上位に配置している。【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機等から排出される排水を下水道に案内するとともに、下水道の臭気や害虫が屋内に侵入するのを抑制する排水トラップに関するものである。
洗濯機等から排出される排水は、排水ホースを介して床の排水口に導かれ、床下に配設された排水流出管を介して下水道に排水される。下水道の臭気や害虫等が排水口を介して屋内に侵入するのを抑制するために、排水トラップが用いられている(特許文献1参照)。
図8に示されるように、特許文献1に開示された排水トラップ101は、床Fに取り付けられる筒状の接続部材110と、接続部材110から床下に突出する有底筒状のトラップ部材120とを備えている。
接続部材110の上部には、ホースジョイントP1を介して洗濯機等の排水ホースが接続される。接続部材110の下部には、床下に配設された排水流出管P2が接続される。
トラップ部材120は、接続部材110に上から挿入されて、接続部材110に吊り下げ支持される。トラップ部材120の内部には、隔壁121によってU字状の封水流路122が区画形成されている。
洗濯機等から排出される排水は、ホースジョイントP1を介して排水トラップ101に流入し、接続部材110を通ってトラップ部材120に流入する。トラップ部材120に流入した排水は、斜め下方に傾斜した天壁123によって封水流路122に案内され、封水流路122を通過した後、排出口124を介して排出される。排出口124から排出された排水は、排水流出管P2を介して下水道に案内される。
下水道の臭気や害虫が排水流出管P2を通って排出口124からトラップ部材120内に侵入すると、封水流路122内に貯えられた排水によって、封水流路122への侵入が阻止される。したがって、下水道の臭気や害虫が屋内に侵入するのを抑制することができる。
特開2008−261183号公報
特許文献1に開示されたような構造の排水トラップ101では、以下に述べるような課題がある。
すなわち、トラップ部材120の内部に封水流路122を区画形成する隔壁121の下端縁121aから排出口124の下縁124aまでの距離Dは、所定の水封性能を確保するために、規格により定められている(例えば、50mm)。したがって、当該距離が規格に適合するように排水トラップ101を設計する必要がある。
しかしながら、床下空間の高さが低いと、トラップ部材120の下端が床下空間の底面と干渉して、排水トラップ101を床Fに取り付けることができない場合がある。そのような場合に、床Fの位置を高くすると、大掛かりな工事が必要となり、手間と費用が嵩む。
また、排水流出管P2の一端を床Fの上方に突出させ、排水トラップ101の接続部材110の外周下面と床Fの上面との間にスペーサを挿入して排水トラップ101を床Fから持ち上げると、排水流出管P2に排水トラップ101を接続することができる。しかしながら、ホースジョイントP1と排水ホースとの接続部と、床Fの上面を這う排水ホースとの間の段差が大きくなるため、スムーズな排水ができなくなる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、トラップ部材の内部に封水流路を区画形成する隔壁の下端縁からトラップ部材に設けられた排出口の下縁までの距離を規格に適合させつつ、床下への突出寸法を可及的に抑制することができる排水トラップを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の排水トラップは、排水流入管P1と接続される筒状の上接続部11と、排水流出管P2と接続される筒状の下接続部12と、床Fに取り付けられる取付部13とを有する接続部材10と、前記接続部材10の下接続部12内に上から挿入されて前記接続部材10に支持される上支持部21と、この上支持部21の下側で隔壁26と排出口27によって水封をする有底筒状の封水部22とを有するトラップ部材20とを備えており、前記トラップ部材20は、前記上支持部21の内周と前記隔壁26の上部とを接続し且つ前記封水部22の上部開口22eの略半分を塞ぐ天壁23を有し、この天壁23の下方に前記排出口27を形成し、この排出口27を形成している側の前記封水部22の外周面が前記上支持部21の外周面より前記トラップ部材20の中央側に偏位している排水トラップであって、前記トラップ部材20の天壁23を前記接続部材10の取付部13と略同高さでかつ略水平に形成し、この天壁23の下面と前記封水部22の上端縁とで前記排出口27の上下縁27b、27aを形成し、前記排出口27の下縁27aを前記接続部材10の下接続部12の下端縁12aより上位に配置していることを特徴とする。
なお、前記トラップ部材20は、前記天壁23の外周下面に前記排出口27の上部を径外側から覆う廂部30を突設し、この廂部30の内面に前記排出口27から流出する排水を下向きに案内する断面側面視円弧状の案内面30aを形成していることが好ましい。
また、前記接続部材10は、前記下接続部12の上部内周に前記トラップ部材20の天壁23の外周下面に沿って前記排出口27の上部を径外側から覆う廂突起部16を突設し、この廂突起部16の内面に前記排出口27から流出する排水を下向きに案内する断面側面視円弧状の案内面16aを形成していることが好ましい。
また、前記トラップ部材20は、前記天壁23の前記隔壁26との接続側上面に、前記隔壁26と直交する方向に長く且つ上方から指摘み可能な摘み部31を突設していることが好ましい。
本発明の排水トラップによれば、トラップ部材20の内部に封水流路29を区画形成する隔壁26の下端縁26aからトラップ部材20に設けられた排出口27の下縁27aまでの距離を規格に適合させつつ、床下への突出寸法を可及的に抑制することができる。
また、トラップ部材20に廂部30が設けられている場合には、排出口27からの排水に乱流が発生し難くなり、流れがスムーズになるため、排水性が向上する。
また、接続部材10に廂突起部16が設けられている場合には、排出口27からの排水に乱流が発生し難くなり、流れがスムーズになるため、排水性が向上する。
また、トラップ部材20に摘み部31が設けられている場合には、トラップ部材20を接続部材10に着脱するのが容易になるとともに、封水部22に排水がスムーズに流入す
るようになるため、排水性が向上する。
第1実施形態の排水トラップの一部破断正面図である。 第1実施形態の排水トラップの右側面図である。 接続部材とトラップ部材の分解断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 第2実施形態の排水トラップの一部破断正面図である 接続部材とトラップ部材の分解断面図である。 接続部材の平面図である。 従来の排水トラップの一部破断正面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳しく説明する。図1〜図4は第1実施形態の排水トラップ1を示している。
図1に示される排水トラップ1は、床Fに取り付けられる筒状の接続部材10と、接続部材10から床下に突出する有底筒状のトラップ部材20と、接続部材10に接続される排水流入管としてのホースジョイントP1と、接続部材10に対してホースジョイントP1を固定するロック部材40と、接続部材10の外周を包囲する化粧カバー70とを備えている。
接続部材10は、例えば合成樹脂により形成され、上方に突出する筒状の上接続部11と、下方に突出する筒状の下接続部12と、径大の上接続部11の下縁と径小の下接続部12の上縁とを継ぐ環状の支持部14と、この支持部14と同高さで上接続部11の下縁から突出する外向きフランジ状の取付部13とを有する。
ホースジョイントP1は、側面視L字形のエルボー状部材であり、弾性材料により形成されている。ホースジョイントP1の一端の外周には鍔部P1aが形成されている。鍔部P1aはホースジョイントP1の径外方向に突出しており、上接続部11の内周に嵌合する。ロック部材40は、上接続部11の内周に螺合するように形成されている。ホースジョイントP1の一端が上接続部11内に挿入された状態で、ロック部材40を上接続部11にねじ込むと、鍔部P1aがロック部材40と接続部材10の支持部14との間で挟圧されて、ホースジョイントP1が接続部材10に固定される。
ホースジョイントP1の他端には洗濯機等の排水ホースの一端が挿入される。ホースジョイントP1の他端の外周には締付具50(図2参照)が装着されており、この締付具50でホースジョイントP1の他端の外周を締め付けると、排水ホースがホースジョイントP1に固定される。
下接続部12は、支持部14の内周下面から下方に突出しており、床下に配設された排水流出管P2の上端が接続される。この排水流出管P2の上端は、床Fに穿設された排水口Hまで挿入されていて、下接続部12の外周に嵌合調整のために装着したスリーブ状のアダプター60に外嵌している。
支持部14は、上接続部11の内周下端から略水平に径内方向に突出している。支持部14の環状の上面にはホースジョイントP1の鍔部P1aが載置支持され、その上面と内周面が交差する角部には係合凹部14aが全周に亘って形成されている。
取付部13は、下面が床Fに面接され、外周の取付穴13aに貫通するネジSによって床Fの上面に固定される。
床Fに取り付けられた接続部材10には化粧カバー70が装着される。化粧カバー70
は断面ハット形の環状部材で、上接続部11の外周に嵌着され、上接続部11の外周面、取付部13の上面及び外周面を覆う。
トラップ部材20は、例えば合成樹脂によって形成され、上部に設けられた上支持部21と、上支持部21の下側に設けられた封水部22とを有する。
上支持部21は外周円形であって、その内部には略半円状の天壁23が一体成形され、その上端外周には径外方向に突出したフランジ状の掛部21aが形成されている。上支持部21は、接続部材10の下接続部12内に上から挿入されて掛部21aが支持部14の係合凹部14aに係合することで、トラップ部材20の上部が接続部材10に対して径方向に位置決めされるとともに、トラップ部材20が接続部材10に吊り下げ支持されて、接続部材10から下方に垂下した状態になる。
封水部22は、円筒状の周壁24と、その下端に接合された有底短円筒状の底壁25と、周壁24の内側に配置されていて天壁23と連続している隔壁26とにより構成され、上部側面に排出口27が形成されている。底壁25は周壁24と別個に製作されて、周壁24と例えば超音波溶着によって接合されている。
小径の封水部22は大径の上支持部21に対して偏心しており、排出口27の位置と反対側で両者の外周面が面一になっている。図1の符号Aは封水部22の中心軸を示しており、符号A’は上支持部21の中心軸を示している。封水部22の周壁24の外周面のうち、排出口27を形成している側の外周面が上支持部21の外周面よりトラップ部材20の中央側に距離d(図3参照)偏位しており、周壁24と上支持部21の間に底面視三日月状の空隙28(図4参照)が形成されている。この空隙28は排出口27と排水流出管P2に連通している。周壁24の上端は、約半周が上支持部21に接続されており、残りの約半周が上支持部21の下方に位置していて、その上端縁は排出口27の下縁27aを形成している。
排出口27は天壁23の下方に形成されており、排出口27の上縁27bは天壁23の下面23aにより形成されている。排出口27の下縁27aは、接続部材10の下接続部12の下端縁12aより上位に配置されていることにより、排出口27は下接続部12の下部の内周面と対向している。
隔壁26は板状で、周壁24の略直径方向で且つ略垂直に延びて周壁24の内部を2分割しており、その上端は天壁23の内縁とアール部を介して接続され、下端は周壁24の下端まで延在しており、周壁24の内面及び底壁25の内面との間にU字状の封水流路29を区画形成している。
封水流路29は、封水部22内に下部が連通された入口側流路29aと出口側流路29bにより形成されている。入口側流路29aは、トラップ部材20の上端に流入する排水を封水部22の底部に案内する。出口側流路29bは、封水部22の底部に流入した排水を排出口27に案内する。排出口27の下縁27aを乗り越えた排水は、排出口27から溢水してトラップ部材20の外部に排出される。
封水部22は、隔壁26と排出口27によって水封をする。すなわち、封水流路29内には、排出口27の下縁27a以下の位置において、隔壁26の両側に排水が貯えられる。下水道の臭気や害虫が排出口27からトラップ部材20内に侵入すると、封水流路29内に貯えられた排水によって封水流路29への侵入が阻止される。したがって、下水道の臭気や害虫が屋内に侵入するのを抑制することができる。隔壁26の下端縁26aから排出口27の下縁27aまでの距離D(図3参照)は、所定の水封性能を確保するために、規格値(例えば、50mm)以上となるように設定されている。
天壁23は、上支持部21の内周と隔壁26の上部とを接続し且つ封水部22の上部開
口22e(図4参照)の略半分を塞いでいる。天壁23は、接続部材10の取付部13と略同高さ(取付部13に対して略水平方向に位置している)で且つ略水平に形成されている。天壁23と隔壁26との接続部は断面側面視円弧状に形成されており、天壁23の上面に落下した排水は天壁23の上面に沿って封水流路29に流入する。
前記天壁23の外周下面には廂部30を突設している。この廂部30は、排出口27の上部を封水部22の径外側から覆っている。この廂部30の内面には、排出口27から流出する排水を下向きに案内する断面側面視円弧状の案内面30aが形成されている。このような廂部30を設けることによって、排出口27からの排水に乱流が発生し難くなり、流れがスムーズになるため、排水性が向上する。
前記天壁23の隔壁26との接続側上面には摘み部31を突設している。この摘み部31は、隔壁26と直交する方向に長く(図4参照)且つ上方から指摘み可能に形成されている。このような摘み部31を設けることで、トラップ部材20を接続部材10に着脱するのが容易になる。また、摘み部31は、封水流路29に流入する排水を整流する機能を有する。この場合、封水流路29に排水がスムーズに流入するようになるため、排水性が向上する。
上記のように構成された排水トラップ1では、天壁23が接続部材10の取付部13と略同高さで且つ略水平に形成されているため、特許文献1の排水トラップ101(図8参照)のように、天壁123が接続部材110の下部から斜め下方に延びている場合と比べて、排出口27を上方に寄せることができる。その結果、距離D(図3参照)を規格に適合させつつ、トラップ部材20の床下への突出寸法を可及的に抑制することができる。
[第2実施形態]
図5〜図7は本発明の第2実施形態の排水トラップ2を示している。なお、第2実施形態において、第1実施形態と対応する部位には同一の符号を使用し、第1実施形態と重複する説明は省略する。
第2実施形態のトラップ部材20は、第1実施形態のような廂部30(図1参照)を備えておらず、接続部材10が廂突起部16を備えている。廂突起部16は、下接続部12の上部内周に約半周に亘って突設されており、天壁23の外周下面に沿って排出口27の上部を封水部22の径外側から覆う。廂突起部16の内面には、排出口27から流出する排水を下向きに案内する断面側面視円弧状の案内面16aが形成されている。
また、第2実施形態では、接続部材10の下接続部12の外周と排水流出管P2の内周との間に、第1実施形態のようなアダプター60(図1参照)が設けられておらず、下接続部12の外周に排水流出管P2の内周を直接接続している。
廂突起部16は、第1実施形態の廂部30と同様に、排出口27から排出される排水を下向きに案内する。したがって、排水トラップ2によれば、排出口27からの排水に乱流が発生し難くなり、流れがスムーズになるため、排水性が向上する。
以上、図1〜図7を参照して、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、上記の各実施形態に種々の変更を施すことができる。
例えば、第1実施形態の接続部材の内部に第2実施形態のトラップ部材を設けてもよい。
また、摘み部31を割愛して、天壁23の隔壁26との接続側上面を平坦にしてもよい。
また、各実施形態では、排水ホースがホースジョイントを介して接続部材に接続されて
いるが、ホースジョイントを使用せずに、排水ホースを直接接続部材に接続してもよい。この場合、排水ホースが本発明の排水流入管に相当する。
また、本発明の排水トラップは、トラップ部材に流入する排水中に含まれる異物(例えば糸屑)を捕捉するストレーナを備えていてもよい。この場合、封水流路が異物によって詰まるのを抑制することができる。特に、ドラム式洗濯機では、異物を捕捉するフィルターの網目が粗いため、ドラム式洗濯機の排水経路に設置される排水トラップに当該ストレーナを設けると、有用である。なお、当該ストレーナは、トラップ部材と別体の部材であってもよいし、トラップ部材に一体成形してもよい。
1 排水トラップ
2 排水トラップ
10 接続部材
11 上接続部
12 下接続部
12a 下端縁
13 取付部
16 廂突起部
16a 案内面
20 トラップ部材
21 上支持部
22 封水部
22e 上部開口
23 天壁
26 隔壁
27 排出口
27a 下縁
27b 上縁
30 廂部
30a 案内面
31 摘み部
F 床
P1 ホースジョイント(排水流入管)
P2 排水流出管

Claims (4)

  1. 排水流入管(P1)と接続される筒状の上接続部(11)と、排水流出管(P2)と接続される筒状の下接続部(12)と、床(F)に取り付けられる取付部(13)とを有する接続部材(10)と、
    前記接続部材(10)の下接続部(12)内に上から挿入されて前記接続部材(10)に支持される上支持部(21)と、この上支持部(21)の下側で隔壁(26)と排出口(27)によって水封をする有底筒状の封水部(22)とを有するトラップ部材(20)とを備えており、
    前記トラップ部材(20)は、前記上支持部(21)の内周と前記隔壁(26)の上部とを接続し且つ前記封水部(22)の上部開口(22e)の略半分を塞ぐ天壁(23)を有し、この天壁(23)の下方に前記排出口(27)を形成し、この排出口(27)を形成している側の前記封水部(22)の外周面が前記上支持部(21)の外周面より前記トラップ部材(20)の中央側に偏位している排水トラップであって、
    前記トラップ部材(20)の天壁(23)を前記接続部材(10)の取付部(13)と略同高さでかつ略水平に形成し、この天壁(23)の下面と前記封水部(22)の上端縁とで前記排出口(27)の上下縁(27b、27a)を形成し、前記排出口(27)の下縁(27a)を前記接続部材(10)の下接続部(12)の下端縁(12a)より上位に配置していることを特徴とする排水トラップ。
  2. 前記トラップ部材(20)は、前記天壁(23)の外周下面に前記排出口(27)の上部を径外側から覆う廂部(30)を突設し、この廂部(30)の内面に前記排出口(27)から流出する排水を下向きに案内する断面側面視円弧状の案内面(30a)を形成していることを特徴とする請求項1に記載の排水トラップ。
  3. 前記接続部材(10)は、前記下接続部(12)の上部内周に前記トラップ部材(20)の天壁(23)の外周下面に沿って前記排出口(27)の上部を径外側から覆う廂突起部(16)を突設し、この廂突起部(16)の内面に前記排出口(27)から流出する排水を下向きに案内する断面側面視円弧状の案内面(16a)を形成していることを特徴とする請求項1に記載の排水トラップ。
  4. 前記トラップ部材(20)は、前記天壁(23)の前記隔壁(26)との接続側上面に、前記隔壁(26)と直交する方向に長く且つ上方から指摘み可能な摘み部(31)を突設していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の排水トラップ。
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