JP2016087705A - 加工装置及びワークの生産方法 - Google Patents

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学 岡久
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Abstract

【課題】容易な生産設備構築を可能とする加工装置及びワークの生産方法を提供する。【解決手段】加工装置1は、互いに協働して同一のワークWに対する加工を行う複数のロボットを備え、複数のロボットは第1ロボット10を含み、第1ロボット10は、互いに直列に接続された旋回部12、第1腕部13、第2腕部14、手首部15及び先端部16と、旋回部12を第1軸線Ax1まわりに旋回させる第1アクチュエータ21と、第1腕部13を第2軸線Ax2まわりに揺動させる第2アクチュエータ22と、第2腕部14を第3軸線Ax3まわりに揺動させる第3アクチュエータ23と、先端部16の姿勢を調節する複数の姿勢調節アクチュエータ24〜26と、第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離を調節する距離調節アクチュエータ27と、を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、加工装置及びワークの生産方法に関する。
特許文献1には、乗用車の車体パネル等をワークとして保持するワーク固定台と、ワークにスポット溶接を施すロボットとを備えるスポット溶接装置が開示されている。
特開2008−279496号公報
ロボットを用いた加工装置を含む生産設備においては、ロボットを限られたスペースに配置しつつ、ロボットとワーク又は周辺機器等との干渉を防止する必要がある。これを実現するには、ロボットの配置・動作教示を含む生産設備構築に高度の経験・技量を必要とする場合があった。そこで本開示は、容易な生産設備構築を可能とする加工装置及びワークの生産方法を提供することを目的とする。
本開示に係る加工装置は、互いに協働して同一のワークに対する加工を行う複数のロボットを備え、複数のロボットは第1ロボットを含み、第1ロボットは、互いに直列に接続された旋回部、第1腕部、第2腕部、手首部及び先端部と、旋回部を第1軸線まわりに旋回させる第1アクチュエータと、第1腕部を第2軸線まわりに揺動させる第2アクチュエータと、第2腕部を第3軸線まわりに揺動させる第3アクチュエータと、先端部の姿勢を調節する複数の姿勢調節アクチュエータと、第2軸線及び第3軸線の間の距離を調節する距離調節アクチュエータと、を有する。
本開示に係るワークの生産方法は、互いに直列に接続された旋回部、第1腕部、第2腕部、手首部及び先端部と、旋回部を第1軸線まわりに旋回させる第1アクチュエータと、第1腕部を第2軸線まわりに揺動させる第2アクチュエータと、第2腕部を第3軸線まわりに揺動させる第3アクチュエータと、先端部の姿勢を調節する複数の姿勢調節アクチュエータと、第2軸線及び第3軸線の間の距離を調節する距離調節アクチュエータと、を有する第1ロボットを含む複数のロボットにより作業可能となるように、ワークを配置すること、複数のロボットによりワークに対する加工を行うこと、を含む。
本開示によれば、容易な生産設備構築が可能となる。
加工装置の概略構成を示す模式図である。 ロボットの可動範囲を示す平面図である。 コントローラのハードウェア構成図である。 ロボットを用いた加工手順を示すフローチャートである。 動作パターンの生成手順を示すフローチャートである。 距離調節アクチュエータの作用を例示する図である。 ロボットの他の配置例を示す平面図である。 ロボットの更に他の配置例を示す平面図である。 ロボットの更に他の配置例を示す平面図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
〔加工装置〕
図1に示すように、加工装置1は、2台のロボット(第1ロボット)10と、保持台30と、コントローラ100と、プログラミングペンダント120とを備える。
(ロボット)
ロボット10は、例えば自動車のドアパネル等のワークWに対して加工を行うものである。一例として、ロボット10は、基台11と、旋回部12と、第1腕部13と、第2腕部14と、手首部15と、先端部16と、エンドエフェクタ17と、第1アクチュエータ21と、第2アクチュエータ22と、第3アクチュエータ23と、第4アクチュエータ24と、第5アクチュエータ25と、第6アクチュエータ26と、第7アクチュエータ27とを備える。
基台11は、床面(設置面)に固定されており、ロボット10全体を支持する。すなわち複数のロボット10の全てが設置面に固定されている。
旋回部12、第1腕部13、第2腕部14、手首部15及び先端部16は互いに直列に接続されている。旋回部12は、基台11上に設けられており、鉛直な第1軸線Ax1まわりに旋回可能である。
第1腕部13は、旋回部12及び第1腕部13の接続部分を通る水平な第2軸線Ax2まわりに揺動可能である。
第2腕部14は、第1腕部13及び第2腕部14の接続部分を通る水平な第3軸線Ax3まわりに揺動可能である。第3軸線Ax3は、第2軸線Ax2に対して平行である。第2腕部14は、その中心軸線に沿う第4軸線Ax4まわりに旋回可能である。
手首部15は、第2腕部14及び手首部15の接続部分を通る第5軸線Ax5まわりに揺動可能である。
先端部16は、手首部15の中心軸線に沿う第6軸線Ax6まわりに旋回可能である。
エンドエフェクタ17は、例えばスポット溶接装置であり、先端部16に設けられている。一例として、エンドエフェクタ17は、先端部16に対して着脱自在に取り付けられており、他のエンドエフェクタ―と交換可能となっている。エンドエフェクタ17は先端部16に一体化されていてもよい。エンドエフェクタ17は加工用のツールであればどのようなものであってもよく、スポット溶接装置に限られない。例えばエンドエフェクタ17は、アーク溶接装置であってもよいし、溶接以外の作業を行うカッター、ネジ締め装置等であってもよい。
ここで、第1腕部13は、互いに直列に接続されたリンク13A,13Bにより構成されており、リンク13Aが旋回部12に接続され、リンク13Bが第2腕部14に接続されている。第1腕部13は、リンク13A,13Bの接続部を通る第7軸線Ax7まわりに屈曲可能である。換言すると、リンク13Bは、リンク13A,13Bの接続部を通る第7軸線Ax7まわりに揺動可能である。第7軸線Ax7は、第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3に対して平行である。
第1アクチュエータ21は、例えば基台11に設けられており、旋回部12を第1軸線Ax1まわりに旋回させる。
第2アクチュエータ22は、例えば旋回部12及び第1腕部13の間に設けられており、第1腕部13を第2軸線Ax2まわりに揺動させる。
第3アクチュエータ23は、例えば第1腕部13及び第2腕部14の間に設けられており、第2腕部14を第3軸線Ax3まわりに揺動させる。
第4アクチュエータ24は、例えば第2腕部14の基部に設けられており、第2腕部14を第4軸線Ax4まわりに旋回させる。第2腕部14には手首部15が接続されているので、第2腕部14を旋回させることは手首部15を旋回させることに相当する。即ち第4アクチュエータ24は、手首部15を第4軸線Ax4まわりに旋回させる。
第5アクチュエータ25は、例えば第2腕部14及び手首部15の間に設けられており、手首部15を第5軸線Ax5まわりに揺動させる。
第6アクチュエータ26は、例えば手首部15に設けられており、先端部16を第6軸線Ax6まわりに旋回させる。
第4アクチュエータ24、第5アクチュエータ25及び第6アクチュエータ26は、先端部16の姿勢を調節する複数の姿勢調節アクチュエータの一例である。
第7アクチュエータ27は、例えばリンク13A,13Bの接続部に設けられており、第1腕部13を第7軸線Ax7まわりに屈曲させる。換言すると、第7アクチュエータ27は、リンク13Bを第7軸線Ax7まわりに揺動させる。第7アクチュエータ27は距離調節アクチュエータの一例であり、第1腕部13を距離調節用の第7軸線Ax7まわりに屈曲させることで、第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離L1を調節する。
このように、ロボット10は、先端部16の位置及び姿勢を自在に変更可能な所謂6軸ロボットに対し、第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離L1を調節する冗長自由度を追加したものである。アクチュエータ21〜26は、例えば電動のサーボモータ、ギアヘッド及びブレーキ等により構成されている。サーボモータ、ギアヘッド及びブレーキ等は、必ずしも軸線Ax1〜Ax7上に配置されていなくてもよく、これらの軸線から離れた位置に配置されていてもよい。
保持台30は、ロボット10により加工可能な位置にワークWを保持する。図2に示すように、2台のロボット10は、ワークWを囲む線EL1に沿って並んでいる。なお、「ワークWを囲む線」は、必ずしもワークWの周縁に沿っていなくてもよいが、ワークWの周縁に直交する線を含まないものとする。ロボット10は、隣り合う他のロボット10と可動範囲Rが重複するように配置されている。
(コントローラ及びプログラミングペンダント)
図1に戻り、コントローラ100は、2台のロボット10を制御する装置である。プログラミングペンダント120は、有線又は無線により、コントローラ100に対するデータの入出力を行う装置である。
コントローラ100は、機能的な構成として、目標取得部111と、第1算出部112と、判定部113と、第2算出部114と、出力部115と、蓄積部116とを有する。
蓄積部116は、ロボット10の動作パターンを蓄積する。動作パターンは、例えばアクチュエータ21〜27の動作目標値の時系列データである。
目標取得部111は、先端部16の位置・姿勢の目標値をプログラミングペンダント120から取得する。目標取得部111が取得する位置・姿勢の目標値は、ユーザによりプログラミングペンダント120に入力されたものであってもよいし、プログラミングペンダント120を介して記録媒体から読み込まれたものであってもよい。
第1算出部112は、距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値を初期値に固定した条件にて、位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜26の動作目標値を算出し、アクチュエータ21〜27の動作目標値を蓄積部116に記憶させる。
第7アクチュエータ27の動作目標値は、第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離L1を調節する動作量の目標値であり、例えば第1腕部13の屈曲角の目標値である。第1腕部13の屈曲角の初期値は例えば0°である。
第1アクチュエータ21の動作目標値は例えば旋回部12の旋回角の目標値である。第2アクチュエータ22の動作目標値は例えば第1腕部13の揺動角の目標値である。第3アクチュエータ23の動作目標値は例えば第2腕部14の揺動角の目標値である。第4アクチュエータ24の動作目標値は例えば手首部15の旋回角の目標値である。第5アクチュエータ25の動作目標値は例えば手首部15の揺動角の目標値である。第6アクチュエータ26の動作目標値は先端部16の旋回角の目標値である。
アクチュエータ21〜26の動作目標値は、例えば逆運動学演算により算出される。第1算出部112は、アクチュエータ21〜27の動作目標値の算出結果を蓄積部116に記憶させる。
判定部113は、アクチュエータ21〜26の少なくともいずれかを判定対象とし、判定対象のアクチュエータについて、第1算出部112により算出された動作目標値が許容範囲内であるか否かを判定する。判定部113は、アクチュエータ21〜26の全てを判定対象としてもよいし、アクチュエータ21〜26の一部(例えば第2アクチュエータ22、第3アクチュエータ23及び第5アクチュエータ25)のみを判定対象としてもよい。判定部113は、第3アクチュエータ23及び第5アクチュエータ25のみを判定対象としてもよいし、第3アクチュエータ23及び第5アクチュエータ25のいずれか一方のみを判定対象としてもよい。許容範囲は、判定対象のアクチュエータにより駆動される部分の動作量が可動範囲内となるように設定される。例えば第3アクチュエータ23が判定対象である場合に、第3アクチュエータ23の動作目標値の許容範囲は、第2腕部14の揺動角が可動範囲内となるように設定される。
第2算出部114は、少なくとも一つの判定対象のアクチュエータについて動作目標値が許容範囲外となった場合に、当該動作目標値が許容範囲内に収まるように、位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜26及び距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値を算出する。具体的に、第2算出部114は、動作目標値が許容範囲外となっているアクチュエータについて、当該動作目標値が許容範囲内に収まるように拘束条件を設定した上で、その拘束条件を適用した逆運動学演算によりアクチュエータ21〜27の動作目標値を算出する。
第2算出部114は、距離調節用の第7軸線Ax7がワークWから遠ざかる方向に第1腕部13を屈曲させるように上記拘束条件を設定し、アクチュエータ21〜27の動作目標値を算出してもよい。
第2算出部114は、アクチュエータ21〜27の動作目標値の算出結果を蓄積部116に記憶させ、直前の算出結果を上書きする。
出力部115は、動作目標値に応じてアクチュエータ21〜27を制御する。具体的に、出力部115は、アクチュエータ21〜27による各部の動作量が設定された動作目標値に略一致するように、アクチュエータ21〜27を制御する。
コントローラ100は、先端部16の位置・姿勢の目標値を取得すること、距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値を固定した条件にて、位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜26の動作目標値を算出すること、アクチュエータ21〜26の少なくともいずれかを判定対象とし、判定対象のアクチュエータについて動作目標値が許容範囲内であるか否かを判定すること、少なくとも一つの判定対象のアクチュエータについて動作目標値が許容範囲外となった場合に、当該動作目標値が許容範囲内に収まるように、位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜26及び距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値を算出すること、動作目標値に応じてアクチュエータ21〜27を制御すること、を実行するように構成されていればよいので、そのハードウェア構成は必ずしも目標取得部111、第1算出部112、判定部113、第2算出部114及び出力部115及び蓄積部116に分離していなくてもよい。
図3は、コントローラ100のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に例示されるコントローラ100は、プロセッサ131と、メモリ132と、ストレージ133と、入出力ポート134と、複数のモータドライバ136とを有する。入出力ポート134は、プログラミングペンダント120及び複数のモータドライバ136に対するデータの入出力を行う。複数のモータドライバ136は、2台のロボット10のアクチュエータ21〜27をそれぞれ制御する。プロセッサ131は、メモリ132及びストレージ133の少なくとも一方と協働してプログラムを実行し、入出力ポート134を介したデータの入出力を行うことで、コントローラ100を目標取得部111、第1算出部112、判定部113、第2算出部114、出力部115及び蓄積部116として機能させる。
コントローラ100のハードウェア構成は、必ずしもプログラムの実行により各機能をなすものに限られない。例えば目標取得部111、第1算出部112、判定部113、第2算出部114、出力部115及び蓄積部116の少なくとも一部はその機能に特化した論理回路により構成されていてもよいし、当該論理回路を集積したASIC(Application Specific integrated circuit)により構成されていてもよい。
〔制御方法〕
続いて、本開示に係る制御方法の一例として、コントローラ100によるロボット10の制御手順を説明する。
(制御手順の概要)
図4に示すように、まずコントローラ100はステップS01を実行する。ステップS01では、第1算出部112及び第2算出部114の少なくとも一方がアクチュエータ21〜27の動作目標値の算出結果を蓄積部116に記憶させ、2台のロボット10の動作パターンを構築する。2台のロボット10の動作パターンは、ワークWに対する加工を行うように構築される。
次に、コントローラ100はステップS03を実行する。ステップS03では、ワークWに対する加工を実行するように、出力部115が2台のロボット10を制御する。即ち出力部115は、蓄積部116に記憶された動作目標値に応じて2台のロボット10のアクチュエータ21〜27を制御する。
次に、コントローラ100はステップS05を実行する。ステップS05では、加工終了の指令が入力されているか否かを出力部115が判定する。加工終了の指令は、例えばプログラミングペンダント120を介して入力される。加工終了の指令が入力されていない場合、コントローラ100は処理をステップS02に戻す。これにより、同一の加工手順が繰り返される。加工終了の指令が入力されている場合、コントローラ100は処理を終了する。
(動作パターンの生成手順)
続いて上記ステップS01における動作パターンの生成手順について、より詳細に説明する。図5に示すように、まずコントローラ100はステップS11を実行する。ステップS11では、目標取得部111が、先端部16の位置・姿勢の目標値をプログラミングペンダント120から取得する。
次に、コントローラ100はステップS12,S13を実行する。ステップS12では、第1算出部112が、距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値を初期値に設定する。例えば第1算出部112は、第1腕部13の屈曲角を0°に設定する。ステップS13では、第1算出部112が、第7アクチュエータ27の動作目標値を初期値に固定した条件にて、位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜26の動作目標値を算出し、アクチュエータ21〜27の算出結果を蓄積部116に記憶させる。
次に、コントローラ100はステップS14を実行する。ステップS14では、判定部113が、アクチュエータ21〜26の少なくともいずれかを判定対象とし、判定対象のアクチュエータについて動作目標値が許容範囲内であるか否かを判定する。
ステップS14において、少なくとも一つの判定対象のアクチュエータについて動作目標値が許容範囲外であると判定された場合に、コントローラ100はステップS15,S16を実行する。
ステップS15では、動作目標値が許容範囲外となっているアクチュエータについて、当該動作目標値が許容範囲内に収まり易くなるように、第2算出部114が第7アクチュエータ27の動作目標値を設定する。例えば第2算出部114は、許容範囲外となっている動作目標値の一部を分担するように、第7アクチュエータ27の動作目標値を設定する。
ステップS16では、第2算出部114が、第7アクチュエータ27の動作目標値をステップS15における設定値に固定した条件にて、位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜26の動作目標値を算出する。第2算出部114は、アクチュエータ21〜27の動作目標値の算出結果を蓄積部116に記憶させ、直前の算出結果を上書きする。
その後、コントローラ100は処理をステップS14に戻す。これにより、判定対象のアクチュエータの全ての動作目標値が許容範囲内に収まるまでステップS14〜S15が繰り返される。これにより、動作目標値が許容範囲外となっているアクチュエータについて、当該動作目標値が許容範囲内に収まるように、アクチュエータ21〜27の動作目標値が算出される。
ステップS15,S16において、第2算出部114は、距離調節用の第7軸線Ax7がワークWから遠ざかる方向に第1腕部13を屈曲させるように、アクチュエータ21〜27の動作目標値を算出してもよい。即ちコントローラ100は、第7軸線Ax7がワークWから遠ざかる方向に第1腕部13を屈曲させるようにアクチュエータ21〜27を制御するものであってもよい。
第2算出部114によるアクチュエータ21〜27の動作目標値の算出手順は上述したものに限られない。例えば、ステップS15において、第7アクチュエータ27の動作目標値を設定するのに代えて、動作目標値が許容範囲外となっているアクチュエータ自体の動作目標値を許容範囲内の値に設定してもよい。これに対応し、ステップS16においては、アクチュエータ21〜26のうちステップS15において動作目標値を設定したアクチュエータを除いたもの、及び第7アクチュエータ27の動作目標値を算出してもよい。
ステップS14において、判定対象のアクチュエータの全てについて動作目標値が許容範囲内であると判定された場合に、コントローラ100はステップS17を実行する。ステップS17では、動作パターンの構築が完了したか否かをコントローラ100が判定する。具体的には、例えば目標取得部111が、動作パターンの構築に必要な位置・姿勢の目標値を全て取得したか否かを判定する。位置・姿勢の目標値を全て取得したか否かは、例えばユーザがプログラミングペンダント120に入力した完了指令又はプログラミングペンダント120が記録媒体から読み込んだ完了指令に基づいて判定される。
ステップS17において、動作パターンの構築が完了していないと判定した場合、コントローラ100は処理をステップS11に戻す。これにより、動作パターンの構築が完了するまでステップS11〜S17が繰り返され、アクチュエータ21〜27の動作目標値の時系列データが構築される。
ステップS17において、動作パターンの構築が完了していると判定した場合、コントローラ100は処理を終了する。
〔加工装置による効果〕
以上に説明したように、加工装置1は、互いに協働して同一のワークWに対する加工を行う複数のロボットを備える。複数のロボットは第1ロボット10を含み、第1ロボット10は、互いに直列に接続された旋回部12、第1腕部13、第2腕部14、手首部15及び先端部16と、旋回部12を第1軸線Ax1まわりに旋回させる第1アクチュエータ21と、第1腕部13を第2軸線Ax2まわりに揺動させる第2アクチュエータ22と、第2腕部14を第3軸線Ax3まわりに揺動させる第3アクチュエータ23と、先端部16の姿勢を調節する複数の姿勢調節アクチュエータ24〜26と、第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離を調節する距離調節アクチュエータ27と、を有する。
ロボット10は、先端部16の位置・姿勢を調整するアクチュエータ21〜26に加え、距離調節用の第7アクチュエータ27を更に有する。このため、先端部16の位置・姿勢を維持した状態で、基台11及び先端部16の間におけるロボット10の姿勢を自在に変更可能である。
図6は、第7アクチュエータ27の作用を例示する図である。図6中の二点鎖線で示されるロボット10は、第1腕部13を屈曲させることなくエンドエフェクタ17を加工部位に配置した場合を示している。二点鎖線で示されるロボット10は、ワークWに干渉している。これに対し、実線で示されるロボット10は、第1腕部13を屈曲させて第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離を短縮するように第7アクチュエータ27を動作させた場合を示している。実線で示されるロボット10では、先端部16の位置・姿勢を維持した状態で、第5軸線Ax5及び第2軸線Ax2の間の部分がワークWから遠ざかり、ワークWに対するロボット10の干渉が防止されている。
このようなロボット10が、同一のワークWに対する加工を行う複数のロボットに含まれていることにより、ワークWに対するロボットの干渉及びロボット同士の干渉を抑制できる。従って、容易な生産設備構築が可能となる。複数のロボットを高密度に配置することで作業時間を短縮することも可能となる。
加工装置1は、コントローラ100を更に備える。コントローラ100は、先端部16の位置・姿勢の目標値を取得する目標取得部111と、距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値を固定した条件にて、位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜26の動作目標値を算出する第1算出部112と、アクチュエータ21〜26の少なくともいずれかを判定対象とし、判定対象のアクチュエータについて動作目標値が許容範囲内であるか否かを判定する判定部113と、少なくとも一つの判定対象のアクチュエータについて動作目標値が許容範囲外となった場合に、当該動作目標値が許容範囲内に収まるように、位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜26及び距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値を算出する第2算出部114と、動作目標値に応じてアクチュエータ21〜27を制御する出力部115と、を有する。
上述したように、ロボット10の構成によればワークWとの干渉を抑制できるが、その一方で、先端部16の位置・姿勢の目標値に対応するアクチュエータ21〜27の動作目標値は一通りに定まらない。このため、ロボットの動作教示においては何らかの拘束条件を適宜設定する必要がある。
これに対し、コントローラ100は、まず第7アクチュエータ27の動作目標値を固定した条件にて、アクチュエータ21〜26の動作目標値を算出する。次に、判定対象のアクチュエータの動作目標値が許容範囲外となった場合には、当該動作目標値が許容範囲内に収まるように、アクチュエータ21〜26及び距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値を自動的に再計算する。ロボット10のアクチュエータの動作量を許容範囲内に抑えると、ロボット10全体の動作量も抑制されるので、ワークW又は周辺機器との干渉が生じ難くなる傾向がある。
例えば図6において二点鎖線で示されるロボット10では、第3アクチュエータ23の動作目標値が許容範囲外となっている。すなわち、第1腕部13に対する第2腕部14の揺動角の目標値θ3が過大になっている。これに対し、図6において実線で示されるロボット10では、第1腕部13に対する第2腕部14の揺動角の目標値θ3を緩和するようにアクチュエータ21〜26及び距離調節用の第7アクチュエータ27の動作目標値が再計算されている。これに伴って第5軸線Ax5及び第2軸線Ax2の間の部分がワークWから遠ざかり、ワークWに対するロボット10の干渉が防止されている。
このように、判定対象のアクチュエータの動作目標値を許容範囲内に抑えるという条件を採用することにより、ワークW又は周辺機器との干渉の発生確率を下げることができる。これにより、ワークW又は周辺機器との干渉を回避しつつ、先端部16を各加工部位の近傍に適正配置する動作パターンの大部分を自動的に構築できる。従って、ロボット10に対する動作教示の負担が軽減されるので、更に容易な生産設備構築が可能となる。
但し、加工装置1は、少なくとも一台のロボット10を含む複数のロボットを備えていればよいので、コントローラ100が上述した構成となっていることは必須ではない。
距離調節用の第7アクチュエータ27は、第1腕部13を距離調節用の第7軸線Ax7まわりに屈曲させることで、第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離L1を調節する。この場合、第1腕部13を単純に伸縮させて第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離L1を調節するのに比べ、アクチュエータ21〜26の動作量を抑制し易い傾向がある。また、ロボット10の姿勢をより多様に調節し、ワークW及び他のロボットを回避し易くなる傾向がある。従って、更に容易な生産設備構築が可能である。但し、第7アクチュエータ27は、第2軸線Ax2及び第3軸線Ax3の間の距離L1を調節できればどのようなものであってもよいので、例えば第1腕部13を伸縮させる直動アクチュエータであってもよい。
距離調節用の第7軸線Ax7は、第2軸線Ax2に対して平行である。仮に、第7軸線Ax7が第2軸線Ax2に対して垂直であるロボットを用いる場合、ワークWに対するロボットの干渉を避けながら先端部16を所望の位置・姿勢に配置するためには、第1腕部13及び第2腕部14に相当する部分を大きく側方(ワークW側を正面とした場合の側方)に傾ける必要が生じ得る。これによりロボット同士の干渉が生じ得るため、複数のロボットの配置間隔を大きくする必要がある。このことは、複数のロボットの高密度配置を妨げる一因ともなり得る。これに対し、ロボット10においては第7軸線Ax7が第2軸線Ax2に対して平行であるので、少なくとも第7軸線Ax7まわりの回転動作に起因して第1腕部13及び第2腕部14を側方に傾ける必要が生じ難く、ロボット同士の干渉が生じ難い。従って、複数のロボットの配置の選択肢がより多くなるので、更に容易な生産設備構築が可能となる。複数のロボットをより高密度に配置し、作業時間を更に短縮することも可能となる。但し、第7軸線Ax7が第2軸線Ax2に対して平行であることは必須ではない。
距離調節用の第7軸線Ax7は、第3軸線に対しても平行である。この場合、先端部16を所望の位置・姿勢に配置する際に、第1腕部13及び第2腕部14を側方に傾ける必要が更に生じ難くなるので、更に容易な生産設備構築が可能となる。複数のロボットをより高密度に配置し、作業時間を更に短縮することも可能となる。但し、第7軸線Ax7が第3軸線Ax3に対して平行であることも必須ではない。
第2算出部114は、距離調節用の第7軸線Ax7がワークWから遠ざかる方向に第1腕部13を屈曲させるように、アクチュエータ21〜27の動作目標値を算出してもよい。即ちコントローラ100は、第7軸線Ax7がワークWから遠ざかる方向に第1腕部13を屈曲させるように、アクチュエータ21〜27を制御するものであってもよい。この場合、距離調節用の第7アクチュエータ27を動作させてワークWを回避する際に、ロボット同士の干渉がより確実に抑制される。従って、更に容易な生産設備構築が可能となる。
先端部16の姿勢を調節する複数の姿勢調節アクチュエータは、手首部15を第4軸線Ax4まわりに旋回させる第4アクチュエータ24、手首部15を第5軸線Ax5まわりに揺動させる第5アクチュエータ25、及び先端部16を第6軸線Ax6まわりに旋回させる第6アクチュエータ26である。この場合、アクチュエータ24〜26の協働により先端部16の姿勢を自在に調節できる。但し、複数の姿勢調節アクチュエータは、アクチュエータ24〜26に限定されず、先端部16の姿勢を調節可能であればどのようなものであってもよい。例えば、必要とされる姿勢調節の程度に応じて、第4アクチュエータ24、第5アクチュエータ25及び第6アクチュエータ26のいずれかが省略されていてもよい。
判定部113は、第2アクチュエータ22、第3アクチュエータ23及び第5アクチュエータ25の少なくともいずれかを判定対象としてもよい。これらのアクチュエータの動作量は、ロボット全体の動作量に相関し易い傾向がある。このため、これらのアクチュエータを判定対象にして、その動作範囲を許容範囲内に抑えることで、ロボット10全体の動作量をより確実に抑制し、干渉を更に抑制できる。
判定部113は、第3アクチュエータ23及び第5アクチュエータ25の少なくともいずれかを判定対象としてもよい。これらのアクチュエータの動作量は、ロボット全体の動作量に特に相関し易い傾向がある。このため、これらのアクチュエータを判定対象にして、その動作範囲を許容範囲内に抑えることで、ロボット10全体の動作量をより確実に抑制し、干渉を更に抑制できる。
ロボット10は、エンドエフェクタ17として、先端部16に設けられた溶接装置を更に備えていてもよい。この場合、ワークW又は周辺機器に対するロボット10の干渉を抑制しつつ、広範囲の加工部位に対して溶接を行うことができる。
全てのロボットは設置面に固定されており、第1ロボット10は、隣り合う他のロボットと可動範囲が重複するように配置されている。このため、ロボット10による干渉抑制の効果がより顕著となるが、これらの構成は必須ではない。
加工装置1は、同一のワークWに対する加工を行う複数のロボットを備えていればよいので、ロボットの台数は2台に限られない。例えば、図7に示すように、3台以上のロボットを備えていてもよい。図7の加工装置1は、4台のロボット10を備える。4台のロボット10は、ワークWを囲む線に沿い、ワークWを取り囲むように配置されている。
図1及び図7の加工装置1では、複数のロボットの全てが第1ロボット10である。このため、全てのロボットにおいて、先端部16の位置・姿勢を維持した状態で、基台11及び先端部16の間におけるロボットの姿勢を自在に変更可能である。従って、ワークWに対するロボットの干渉及びロボット同士の干渉をより確実に抑制できる。
但し、全てのロボットが第1ロボット10であることは必須ではない。例えば図8及び9に示すように、加工装置1の複数のロボットは、第2ロボット40を更に含んでもよい。ロボット40は、アクチュエータ21〜26を有し、距離調節用の第7アクチュエータ27を有しない。ロボット40は、第1腕部13及び第7アクチュエータ27を、第1腕部43に置き換えたものである。このような構成においても、複数のロボットに第1ロボット10を含むことにより、ワークWに対するロボットの干渉及びロボット同士の干渉を抑制する効果が得られる。ロボットの台数に制限はなく、図8に示すように2台であってもよいし、図9に示すように3台以上であってもよい。
第1ロボット10及び第2ロボット40は、互いに隣り合うように配置されていてもよい。この場合、ロボット同士の干渉をより確実に抑制できる。
図8に示すように、加工装置1は、第1ロボット10の方が第2ロボット40に比べワークWの近位側に加工を行うように構成されていてもよい。ワークWの近位側に加工を行う場合、ロボットはアームを折り畳んだ姿勢となる。このような姿勢においては、一部のアクチュエータの動作量が許容限界に達し易い傾向がある。また、折り畳んだアームがワークW又は他のロボットに干渉し易い傾向がある。そこで、干渉を抑制可能な第1ロボット10に、ワークWの近位側への加工を割り当てることにより、ワークWに対するロボットの干渉及びロボット同士の干渉をより確実に抑制できる。
図9に示すように、加工装置1は、第1ロボット10の方が第2ロボット40に比べワークW寄りに位置するように構成されていてもよい。即ち、第1ロボット10の基台11からワークWまでの距離L2が、第2ロボット40からワークWまでの距離L3に比べ小さくなっていてもよい。この場合、干渉を抑制可能な第1ロボット10をワークW寄りに配置することで、ワークWの広範囲に亘ってエンドエフェクタ17を到達させることが可能となる。これにより、第2ロボット40により加工できない部分を第1ロボット10によって補い、ワークWの広範囲に亘って加工を行うことができる。
加工装置1によれば、第1ロボット10を含む複数のロボットにより作業可能となるように、ワークWを配置すること、複数のロボットによりワークWに対する加工を行うこと、を含むワークの生産方法が実行可能である。
以上、実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、加工装置1のワークWは自動車のドアパネルに限られない。加工装置1は、自動車ボディの加工等にも適用可能であるし、自動車以外の技術分野における様々な部品又は製品の加工・組立にも適用可能である。
1…加工装置、10…第1ロボット、12…旋回部、13…第1腕部、14…第2腕部、15…手首部、16…先端部、17…エンドエフェクタ(溶接装置)、21…第1アクチュエータ、22…第2アクチュエータ、23…第3アクチュエータ、24…第4アクチュエータ(姿勢調節アクチュエータ)、25…第5アクチュエータ(姿勢調節アクチュエータ)、26…第6アクチュエータ(姿勢調節アクチュエータ)、27…第7アクチュエータ(距離調節アクチュエータ)、100…コントローラ、Ax1…第1軸線、Ax2…第2軸線、Ax3…第3軸線、Ax4…第4軸線、Ax5…第5軸線、Ax6…第6軸線、Ax7…第7軸線(距離調節用の軸線)、L1…第2軸線及び第3軸線の間の距離、W…ワーク。

Claims (14)

  1. 互いに協働して同一のワークに対する加工を行う複数のロボットを備え、
    前記複数のロボットは第1ロボットを含み、
    前記第1ロボットは、
    互いに直列に接続された旋回部、第1腕部、第2腕部、手首部及び先端部と、
    前記旋回部を第1軸線まわりに旋回させる第1アクチュエータと、
    前記第1腕部を第2軸線まわりに揺動させる第2アクチュエータと、
    前記第2腕部を第3軸線まわりに揺動させる第3アクチュエータと、
    前記先端部の姿勢を調節する複数の姿勢調節アクチュエータと、
    前記第2軸線及び前記第3軸線の間の距離を調節する距離調節アクチュエータと、を有する、加工装置。
  2. 前記距離調節アクチュエータは、前記第1腕部を距離調節用の軸線まわりに屈曲させることで、前記第2軸線及び前記第3軸線の間の距離を調節する、請求項1記載の加工装置。
  3. 前記距離調節用の軸線は、前記第2軸線に対して平行である、請求項2記載の加工装置。
  4. 前記距離調節用の軸線は、前記第3軸線に対して平行である、請求項3記載の加工装置。
  5. 前記距離調節用の軸線が前記ワークから遠ざかる方向に前記第1腕部を屈曲させるように、前記第1ロボットの前記第1〜第3アクチュエータ、前記複数の姿勢調節アクチュエータ及び前記距離調節アクチュエータを制御するコントローラを更に備える、請求項2〜4のいずれか一項記載の加工装置。
  6. 前記複数のロボットは、前記第1〜第3アクチュエータ及び前記複数の姿勢調節アクチュエータを有し、前記距離調節アクチュエータを有しない第2ロボットを更に含み、
    前記第1ロボット及び前記第2ロボットは互いに隣り合うように配置されている、請求項1〜5のいずれか一項記載の加工装置。
  7. 前記第1ロボットの方が前記第2ロボットに比べ前記ワークの近位側に加工を行うように構成されている、請求項6記載の加工装置。
  8. 前記第1ロボットの方が前記第2ロボットに比べ前記ワーク寄りに位置するように構成されている、請求項6記載の加工装置。
  9. 前記複数のロボットの全てが前記第1ロボットである、請求項1〜5のいずれか一項記載の加工装置。
  10. 前記複数のロボットの全てが設置面に固定されている、請求項1〜9のいずれか一項記載の加工装置。
  11. 前記第1ロボットは、隣り合う他のロボットと可動範囲が重複するように配置されている、請求項1〜10のいずれか一項記載の加工装置。
  12. 前記複数の姿勢調節アクチュエータは、前記手首部を第4軸線まわりに旋回させる第4アクチュエータ、前記手首部を第5軸線まわりに揺動させる第5アクチュエータ、及び前記先端部を第6軸線まわりに旋回させる第6アクチュエータである、請求項1〜11のいずれか一項記載の加工装置。
  13. 前記先端部に設けられた溶接装置を更に備える、請求項1〜12のいずれか一項記載の加工装置。
  14. 互いに直列に接続された旋回部、第1腕部、第2腕部、手首部及び先端部と、
    前記旋回部を第1軸線まわりに旋回させる第1アクチュエータと、
    前記第1腕部を第2軸線まわりに揺動させる第2アクチュエータと、
    前記第2腕部を第3軸線まわりに揺動させる第3アクチュエータと、
    前記先端部の姿勢を調節する複数の姿勢調節アクチュエータと、
    前記第2軸線及び前記第3軸線の間の距離を調節する距離調節アクチュエータと、を有する第1ロボットを含む複数のロボットにより作業可能となるように、ワークを配置すること、
    前記複数のロボットにより前記ワークに対する加工を行うこと、を含むワークの生産方法。
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