JP2016087648A - レーザ加工装置およびレーザ加工方法 - Google Patents
レーザ加工装置およびレーザ加工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016087648A JP2016087648A JP2014225012A JP2014225012A JP2016087648A JP 2016087648 A JP2016087648 A JP 2016087648A JP 2014225012 A JP2014225012 A JP 2014225012A JP 2014225012 A JP2014225012 A JP 2014225012A JP 2016087648 A JP2016087648 A JP 2016087648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- laser beam
- processed
- pulse
- pulse laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Dicing (AREA)
Abstract
【解決手段】被加工基板を載置するステージと、パルスレーザビームを出射するレーザ発振器と、パルスレーザビームを集光し被加工基板上に照射する集光レンズと、被加工基板上のパルスレーザビームの照射位置を移動させる移動機構と、照射位置から発せられる光の色を検知するセンサと、を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
【選択図】図1
Description
本実施形態のレーザ加工装置は、被加工基板を載置するステージと、パルスレーザビームを出射するレーザ発振器と、パルスレーザビームを集光し被加工基板上に照射する集光レンズと、被加工基板上のパルスレーザビームの照射位置を移動させる移動機構と、照射位置から発せられる光の色(発光色)を検知するセンサと、を備える。
照射スポット径:D(μm)
繰り返し周波数:F(KHz)
の条件で加工を行うとすると、照射光パルスが照射スポット径のピッチで照射と非照射を繰り返すためのステージ移動速度V(m/sec)は、
V=D×10−6×F×103
となる。
ビームスポット径:D=2μm
繰り返し周波数:F=50KHz
の加工条件で行うとすると、
ステージ移動速度:V=100mm/sec
となる。
SL:同期位置から基板までの距離
WL:加工長
W1:基板端から照射開始位置までの距離
W2:加工範囲
W3:照射終了位置から基板端までの距離
が管理される。
本実施形態のレーザ加工方法は、第1の被加工基板と第2の被加工基板をステージに載置し、パルスレーザビームを出射し、パルスレーザビームを集光レンズにより集光し、パルスレーザビームを第1の被加工基板に照射し、第1の被加工基板と集光レンズとの距離を段階的に変更し、各距離において、パルスレーザビームを被加工基板に照射しながら、第1の被加工基板とパルスレーザビームとを相対的に移動させて、第1の被加工基板上のパルスレーザビームの照射位置から発せられる光の色を検知し、光の色の情報に基づき、第2の被加工基板表面に溝を形成するためのパルスレーザビームの最適加工条件を判断し、パルスレーザビームを出射し、パルスレーザビームを集光レンズにより集光し、パルスレーザビームを第2の被加工基板に照射し、第2の被加工基板と前記パルスレーザビームとを相対的に移動させて、最適加工条件で第2の被加工基板表面に溝を形成する。
本実施形態のレーザ加工装置およびレーザ加工方法は、被加工基板が透明樹脂基板であり、透明樹脂基板表面に溝を形成する点において、第1および第2の実施形態と異なる。第1および第2の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
GaAs基板を、基板と集光レンズとの距離Zを、ΔZ=10μm刻みで段階的に変化させて、計12条件でパルスレーザビームを走査し、照射位置で発せられる光の発光色を検知した。レーザは、波長1064nm、パルス幅230フェムト秒のNd:YAGレーザ、ビーム径(DF)2μmとした。パルス間隔Lは0.01μmとした。1条件当たりの走査距離は5mmとした。
パルス間隔Lを0.1μmとすること以外は、実施例1と同様の条件でパルスレーザビームの走査を行った。結果を表1に示す。
12 レーザ発振器
18 集光レンズ
20 XYZステージ
21 駆動部(移動機構)
50 センサ
52 判断部
Claims (16)
- 被加工基板を載置するステージと、
パルスレーザビームを出射するレーザ発振器と、
前記パルスレーザビームを集光し前記被加工基板上に照射する集光レンズと、
前記被加工基板上の前記パルスレーザビームの照射位置を移動させる移動機構と、
前記照射位置から発せられる光の色を検知するセンサと、
を備えることを特徴とするレーザ加工装置。 - 前記光の色の情報に基づき、最適加工条件を判断する判断部を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 前記光が可視光であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレーザ加工装置。
- 前記パルスレーザビームのパルス幅が、100フェムト秒以上1ピコ秒未満であることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか一項記載のレーザ加工装置。
- 被加工基板をステージに載置し、
パルスレーザビームを出射し、
前記パルスレーザビームを集光レンズにより集光し、
前記被加工基板と前記集光レンズとの距離を段階的に変更し、
各距離において、前記パルスレーザビームを前記被加工基板に照射しながら、前記被加工基板と前記パルスレーザビームとを相対的に移動させて、前記被加工基板上の前記パルスレーザビームの照射位置から発せられる光の色を検知し、
前記光の色の情報に基づき、前記被加工基板表面に溝を形成するための最適加工条件を判断することを特徴とするレーザ加工方法。 - 前記被加工基板がGaAs系半導体であることを特徴とする請求項5記載のレーザ加工方法。
- 前記光が可視光であることを特徴とする請求項5または請求項6記載のレーザ加工方法。
- 前記パルスレーザビームのパルス幅が100フェムト秒以上1ピコ秒未満であることを特徴とする請求項5ないし請求項7いずれか一項記載のレーザ加工方法。
- 前記最適加工条件を判断する際に、前記光の色が白色となる前記距離を最適加工条件と判断することを特徴とする請求項5ないし請求項8いずれか一項記載のレーザ加工方法。
- 前記パルスレーザビームの前記被加工基板上のパルス間隔が0.001μm以上1μm以下であることを特徴とする請求項5ないし請求項9いずれか一項記載のレーザ加工方法。
- 第1の被加工基板と第2の被加工基板をステージに載置し、
パルスレーザビームを出射し、
前記パルスレーザビームを集光レンズにより集光し、
前記パルスレーザビームを前記第1の被加工基板に照射し、
前記第1の被加工基板と前記集光レンズとの距離を段階的に変更し、
各距離において、前記パルスレーザビームを前記被加工基板に照射しながら、前記第1の被加工基板と前記パルスレーザビームとを相対的に移動させて、前記第1の被加工基板上の前記パルスレーザビームの照射位置から発せられる光の色を検知し、
前記光の色の情報に基づき、前記第2の被加工基板表面に溝を形成するための前記パルスレーザビームの最適加工条件を判断し、
前記パルスレーザビームを出射し、
前記パルスレーザビームを集光レンズにより集光し、
前記パルスレーザビームを前記第2の被加工基板に照射し、
前記第2の被加工基板と前記パルスレーザビームとを相対的に移動させて、前記最適加工条件で前記第2の被加工基板表面に溝を形成することを特徴とするレーザ加工方法。 - 前記被加工基板がGaAs系半導体であることを特徴とする請求項11記載のレーザ加工方法。
- 前記光が可視光であることを特徴とする請求項11または請求項12記載のレーザ加工方法。
- 前記パルスレーザビームのパルス幅が100フェムト秒以上1ピコ秒未満であることを特徴とする請求項11ないし請求項13いずれか一項記載のレーザ加工方法。
- 前記最適加工条件を判断する際に、前記光の色が白色となる前記距離を最適加工条件と判断することを特徴とする請求項11ないし請求項14いずれか一項記載のレーザ加工方法。
- 前記パルスレーザビームの前記被加工基板上のパルス間隔が0.001μm以上1μm以下であることを特徴とする請求項11ないし請求項15いずれか一項記載のレーザ加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014225012A JP6475471B2 (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | レーザ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014225012A JP6475471B2 (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | レーザ加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016087648A true JP2016087648A (ja) | 2016-05-23 |
JP6475471B2 JP6475471B2 (ja) | 2019-02-27 |
Family
ID=56017749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014225012A Active JP6475471B2 (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | レーザ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6475471B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03146285A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-21 | Toshiba Corp | レーザ加工制御装置 |
JP2001138082A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-22 | Amada Co Ltd | レーザ切断加工制御方法および装置 |
JP2013169556A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Disco Corp | レーザー加工方法およびレーザー加工装置 |
-
2014
- 2014-11-05 JP JP2014225012A patent/JP6475471B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03146285A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-21 | Toshiba Corp | レーザ加工制御装置 |
JP2001138082A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-22 | Amada Co Ltd | レーザ切断加工制御方法および装置 |
JP2013169556A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Disco Corp | レーザー加工方法およびレーザー加工装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6475471B2 (ja) | 2019-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI426970B (zh) | 雷射切割裝置 | |
JP5620669B2 (ja) | レーザダイシング方法およびレーザダイシング装置 | |
JP5140198B1 (ja) | レーザダイシング方法 | |
TWI547338B (zh) | 雷射切割方法 | |
US20130026153A1 (en) | Laser dicing method | |
JP5596750B2 (ja) | レーザダイシング方法 | |
TWI471187B (zh) | 雷射切割方法 | |
JP2011240349A (ja) | 加工対象物切断方法 | |
JP2017056469A (ja) | レーザ加工方法及びレーザ加工装置 | |
JP5827931B2 (ja) | レーザダイシング方法 | |
CN110977188A (zh) | 一种基于空间光调制器的多焦点晶圆内部切割装置 | |
JP2019061986A (ja) | ウェーハの加工方法 | |
JP5318909B2 (ja) | レーザダイシング方法 | |
JP6475471B2 (ja) | レーザ加工方法 | |
JP2016013571A (ja) | レーザ加工装置およびレーザ加工方法 | |
JP2015123482A (ja) | レーザダイシング装置およびレーザダイシング方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171011 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180703 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6475471 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |