JP2016086238A - 無線通信システム、端末装置、およびサーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用する周波数帯域が一部重複する複数の通信方式が利用可能な環境下で、相互の干渉を低減する。【解決手段】無線通信システムは、第1通信方式で互いに無線通信を行う第1無線通信装置および端末装置と、第2通信方式で無線通信を行う複数の第2無線通信装置(アクセスポイント)とを備えている。第1通信方式では、M個(M:正の整数)の通信チャネルのうちのP個(P:正の整数、P<M)以上の通信チャネルを利用することが要求されている。周波数に関して、M個の通信チャネルのうちのN個(N:正の整数、N<M)は、第2通信方式で利用される1個(K:正の整数、K<N)の通信チャネルと重複している。P>(M−N)が成り立つとき、第1無線通信装置と端末装置との無線通信には端末装置と複数の第2無線通信装置の各々との位置関係に応じて決定されるm個(m:正の整数、P≦m<M)の通信チャネルが利用される。【選択図】図5
Description
本開示は、利用する周波数帯域が一部重複する複数の通信方式が利用可能な環境下における通信制御技術に関する。
特許文献1は、移動通信システム、および当該移動通信システムにおいて利用される周波数の割り当て技術を開示する。このシステムは、ある基地局の配下の端末が隣接基地局とのセル境界付近に位置するときは、当該基地局は、隣接基地局の周波数とは異なる周波数をその配下の端末に割り当てる。一方、配下の端末の位置が上記以外の場合には、当該基地局はそのような端末には隣接基地局と同じ周波数を割り当てて通信を行う技術を開示している。
近年の通信方式の多様化により、たとえば2.4GHz近辺の周波数帯域を利用するWi−Fi(登録商標、以下同じ)規格およびBluetooth(登録商標、以下同じ)規格のような、重複する周波数帯域を利用する通信規格が同時に利用される環境が増えてきた。
本開示は、利用する周波数帯域が一部重複する複数の通信方式が利用可能な環境下で、相互の干渉を低減する無線通信システム、端末装置、およびサーバ装置を提供する。
本開示にかかる第1の無線通信システムは、第1通信方式で無線通信を行う第1無線通信装置と、第1無線通信装置と第1通信方式で無線通信を行う端末装置と、第1通信方式とは異なる第2通信方式で無線通信を行うことが可能な、アクセスポイントとして機能する複数の第2無線通信装置とを備えている。第1通信方式では、M個(M:正の整数)の通信チャネルのうちのP個(P:正の整数、P<M)以上の通信チャネルを利用することが要求されている。周波数に関して、M個の通信チャネルのうちのN個(N:正の整数、N<M)は、第2通信方式で利用されるK個(K:正の整数、K<N)の通信チャネルと重複している。P>(M−N)が成り立つとき、第1無線通信装置と端末装置との無線通信にはm個(m:正の整数、P≦m<M)の通信チャネルが利用され、m個の通信チャネルは端末装置と複数の第2無線通信装置の各々との位置関係に応じて決定されている。
本開示にかかる第2の無線通信システムは、各々が第1通信方式で無線通信を行う複数の第1無線通信装置と、各々が第1通信方式で無線通信を行う複数の端末装置と、第1通信方式とは異なる第2通信方式で無線通信を行う、アクセスポイントとして機能する複数の第2無線通信装置とを備えている。この無線通信システムでは、1対1で無線通信を行う第1無線通信装置および端末装置の組が複数存在する。第1通信方式では、M個(M:正の整数)の通信チャネルのうちのP個(P:正の整数、P<M)以上の通信チャネルを利用することが要求されている。周波数に関して、M個(M:正の整数)の通信チャネルのうちのN個(N:正の整数、N<M)は、第2通信方式で利用されるK個(K:正の整数、K<N)の通信チャネルと重複する。P>(M−N)が成り立ち、かつ第1無線通信装置と端末装置の各組における無線通信にm個(m:正の整数、P≦m<M)の通信チャネルが利用される場合において、M個の通信チャネルのうち、第2通信方式で利用される通信チャネルに重複しない周波数帯域に属する(M−N)個の通信チャネルが優先して利用される。
本開示にかかる無線通信システムによれば、利用する周波数帯域が一部重複する複数の通信方式が利用可能な環境下で、相互の干渉を低減することが可能となる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図10を用いて、実施の形態1を説明する。
以下、図1〜図10を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
[1−1−1.ネットワーク環境]
図1は、航空機1の機内に設けられた、本開示にかかる無線通信システム100の概略的な構成を示す。また図2は、航空機1の客室内の部分拡大図である。
[1−1−1.ネットワーク環境]
図1は、航空機1の機内に設けられた、本開示にかかる無線通信システム100の概略的な構成を示す。また図2は、航空機1の客室内の部分拡大図である。
図1に示されるように、無線通信システム100は、サーバ装置10と、Bluetooth規格に対応する複数の無線通信装置(以下「BT端末」)12と、複数のシートモニタ14と、Wi−Fi規格の通信装置(以下「Wi−Fi端末」)16と、Wi−Fi規格に対応する複数のワイヤレスLANアクセスポイント(以下「ワイヤレスアクセスポイント」)18とを有する。
サーバ装置10と各シートモニタ14との間、およびサーバ装置10と各ワイヤレスアクセスポイント18との間は、有線LANで接続されている。
サーバ装置10は、音楽、映像等の複数種類のコンテンツを保持している。サーバ装置10は、航空機1の乗客が各シートモニタ14を利用して要求したコンテンツを提供する。またサーバ装置10は、ワイヤレスアクセスポイント18を介してWi−Fi端末16から要求を受け取り、その要求を、たとえば衛星通信回線を通じて外部のサーバ(図示せず)に送信する。サーバ装置10は、外部のサーバから受信したデータを、ワイヤレスアクセスポイント18を介してWi−Fi端末16に送信する。
各BT端末12は、乗客が使用する、Bluetooth規格に対応する無線通信装置である。本開示では、BT端末12は航空機1の各シートに備え付けられているとする。図2に示されるように、BT端末12はたとえばBluetooth規格対応ヘッドフォンであり、シートモニタ14とBluetooth規格の通信を行ってシートモニタ14において再生されているコンテンツの音声を再生する。
各シートモニタ14は、航空機1の各シートに備え付けられた、モニタ付きのマルチメディア端末装置である。上述のように、シートモニタ14は有線回線でサーバ装置10と接続されており、また無線回線によってBT端末12と通信することができる。典型的には、シートモニタ14はタッチスクリーンパネル付きのモニタであり、乗客からのコンテンツの指定をタッチスクリーンパネルで受け付けて、そのコンテンツの提供をサーバ装置10に有線回線を介して要求する。シートモニタ14は、サーバ装置10から受信したコンテンツをモニタに表示しながら、Bluetooth規格の無線通信で音声信号をBT端末12に送信する。
各Wi−Fi端末16は、たとえば乗客が航空機1に持ち込む、Wi−Fi規格に対応した通信機器である。図2に示されるように、Wi−Fi端末16は、たとえばWi−Fi規格対応のPC16a、スマートフォン16bである。
各ワイヤレスアクセスポイント18は、航空機1の客室に設けられた、Wi−Fi規格の通信を行う基地局である。たとえば、各ワイヤレスアクセスポイント18は客室中央部の天井に、直列状またはジグザグ状に設けられている。本実施の形態では、ワイヤレスアクセスポイントの各々は、互いに電波干渉を生じない通信可能領域が存在するよう設置されており、かつ、隣接するワイヤレスアクセスポイント同士には異なるチャネルが設定されている。これにより、電波が干渉することなく通信が行われ得る。本明細書では、各ワイヤレスアクセスポイント18のチャネル番号は固定であるとする。なお、通信を行う機器同士は、同じチャネルを用いる必要がある。
[1−1−2.周波数帯域]
ここで、「チャネル」を説明する。
ここで、「チャネル」を説明する。
無線通信では、複数の機器が同時に通信できるよう、電波干渉を防ぐ目的で、予め定められた周波数帯域が複数に分割されている。「チャネル」とは、このように分割された各周波数帯域をいう。各チャネルは、中心周波数と帯域幅とによって特定され得る。
図3は、Wi−Fi規格のチャネル群およびBluetooth規格のチャネル群の例を示す。Wi−Fi規格およびBluetooth規格は、それぞれ固有のチャネルを有している。いずれの規格も、2.4GHz近辺の周波数帯域を分割して複数のチャネルを設定している。なお、Bluetooth規格に関しては、ここでは一例としてBluetooth Classic規格を意味するとして説明する。また、いずれの規格によるチャネルかを明確にするため、Wi−Fi規格のチャネルを「Wi−Fiチャネル」と記述し、Bluetooth規格のチャネルを「Bluetoothチャネル」または「BTチャネル」と記述することもある。
Wi−Fi規格のチャネル群は、13個または14個のチャネルを有している。各チャネルの帯域幅は22MHzである。Wi−Fi規格では、一般に、互いに干渉しない3個のチャネルを用いる。3個のチャネルは、たとえばチャネル1、6および11である。図3には、チャネル1、6および11の3個のチャネルが例示されている。チャネル1、6および11の中心周波数は、それぞれ2.412、2.437、および2.462GHzである。チャネル1と6、およびチャネル6と11との間は22MHzよりも離れている。よって、これらのチャネル間では電波干渉は生じない。
Bluetooth規格のチャネル群は、79個のチャネルを有している。各チャネルの帯域幅は1MHzである。図3には、当該チャネル群を示す。各チャネルの中心周波数は、低い方から2.402、2.403、2.404、・・・、2.480GHzである。各チャネルは1MHz離れている。よって、チャネル間で電波干渉は生じない。
Bluetooth規格では、少なくとも合計20個のBluetooth Classicチャネルを設定する必要があり、通信時、それらのチャネル間を擬似ランダムにホッピングする。通信に使用する/しないBluetoothチャネルは、3つの方法によって決定され得る。
第1は、上位装置(たとえばサーバ装置10)によってBad/Unknownと設定されたチャネル分類情報(Channel classification information from the Host using the HCI Set_AFH_channel_classification command)に基づく方法である。第2は、Bluetoothのマスタ装置(たとえばシートモニタ14)が測定してGood/Bad/Unknownと判断したチャネル分類情報(Channel classification from local measurements)に基づく方法である。第3は、スレーブ装置(たとえばBT端末12)からGood/Bad/Unknownと報告されたチャネル分類情報(Channel classification reports received from slaves in LMP_channel_classification PDUs)に基づく方法である。
[1−1−3.本願発明者らが認識した課題および本願発明者らの知見]
図3に示すように、Wi−Fi規格の周波数帯域の一部とBluetooth規格の周波数帯域の一部は重複している。Bluetooth規格の79チャネルから、3つのWi−Fiチャネルと干渉するBluetoothチャネルを差し引くと、残るBluetoothチャネルは11〜14チャネルである。
図3に示すように、Wi−Fi規格の周波数帯域の一部とBluetooth規格の周波数帯域の一部は重複している。Bluetooth規格の79チャネルから、3つのWi−Fiチャネルと干渉するBluetoothチャネルを差し引くと、残るBluetoothチャネルは11〜14チャネルである。
本願発明者らは、使用するWi−Fi規格の周波数帯域とは重複しない、または重複するものの干渉の影響が小さい周波数帯域のチャネルを用いてBluetooth規格の通信を行うことを考えた。
以下、本願発明者らが認識した課題を説明する。
Bluetoothチャネルの周波数帯域と3つのWi−Fiチャネル(たとえばch1、6、11)の周波数帯域とが重複する環境では、Bluetoothのマスタ装置が測定して使えると判断したチャネルや、スレーブ装置から使えると報告されたチャネルを用いて通信しようとすると、Wi−Fi環境に大きな影響を与えてしまう場合がある。
たとえば、図3に示されるように、Wi−Fiチャネル1、およびBluetoothチャネル(周波数の低い方から1〜22チャネル目)は、重複する周波数帯域R1を利用する。Wi−Fiチャネル6および11の各周波数帯域、および各Bluetoothチャネルの周波数帯域もまた、重複する周波数帯域R2およびR3を利用する。
いま、BT端末12が、Wi−Fiチャネル1のワイヤレスアクセスポイント18の直下に位置し、また、Wi−Fiチャネル6および11のワイヤレスアクセスポイント18が、チャネル1のワイヤレスアクセスポイント18よりも遠くに位置する場合を想定する。Wi−Fiチャネル1でのデータ送信がなく、かつ、チャネル6および11でのデータ送信があるタイミングでシートモニタ14が測定を行うと、Wi−Fiチャネル1はBT端末12によって使用されていない、とシートモニタ14は判断して、Wi−Fiチャネル1と干渉するBluetoothチャネルの使用が可能であるというチャネル分類情報を生成する。
しかしながら、BT端末12近傍にはチャネル1を使用するワイヤレスアクセスポイント18が存在するため、Wi−Fiチャネル1でのデータ送信が開始されると、当該ワイヤレスアクセスポイント18において、Bluetooth通信との干渉が生じる。その結果、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)機構によって通信が行われず、データ送信ができなくなる可能性が高い。BT端末12の数が増えるほど、その可能性は高くなる。
図4は、図1および図2の構成を、より模式的に示す。上段には、ワイヤレスアクセスポイント(WAP)18a〜18dが設けられている。中段には、シートモニタ14a〜14fが設けられている。下段には、BT端末12a〜12fが設けられる。なお、図4には、1台のWi−Fi端末16bが例示されている。
ワイヤレスアクセスポイント18aおよび18dにはWi−Fiチャネル1が割り当てられている。ワイヤレスアクセスポイント18bおよび18cにはそれぞれWi−Fiチャネル6および11が割り当てられている。これにより、Wi−Fi規格の通信同士の電波干渉は抑制される。
航空機1内では、各シートに電波を到達させる必要があるため、電波の指向性が比較的広く設定されている。その結果、シートのレイアウトによっては、互いに隣接するワイヤレスアクセスポイントから放射される電波が両方とも利用可能な場合が存在する。たとえば図4におけるシートモニタ14a、14c、および14eは、隣接する2つのWi−Fiチャネルの電波を取得できる。一方、シートモニタ14b、14d、および14fは、いずれも1つのワイヤレスアクセスポイント18の電波のみを受信可能な位置に配置されている。
上述の環境下で、本願発明者らは、以下の方法により、各BT端末12が利用するチャネルを決定すればよいことを見出した。
BT端末12a、およびBT端末12aと通信を行うシートモニタ14aを例に挙げて説明する。まず、シートモニタ14aは、シートモニタ14aと各ワイヤレスアクセスポイント18a〜18dとの距離に基づいて、最も近いワイヤレスアクセスポイントが用いるWi−Fiチャネルを把握する。本例では、シートモニタ14aはワイヤレスアクセスポイント18aに物理的に最も近いとする。
表1は、予め作成された、各シートモニタ14と最寄りのワイヤレスアクセスポイントとの位置関係を示す。本明細書では、表1を、位置関係テーブルとも呼ぶことがある。表1には、ワイヤレスアクセスポイントとともにそのWi−Fiチャネル番号も併せて保持されている。さらに表1には、2番目に近いワイヤレスアクセスポイントおよびチャネル番号の情報も含まれている。この情報は、図4のシートモニタ14a、14c、14eが、複数のワイヤレスアクセスポイントと通信可能な位置に配置されている場合に設定される。Bluetoothチャネルが複数のWi−Fiチャネルと干渉し得る状況が存在するからである。
表1における「最寄り」や「2番目に近い」とは、それぞれ、シートモニタ14が設けられるシート位置と各ワイヤレスアクセスポイント18との距離が最も短い、および2番目に短いことを意味している。ここで言う「距離」とは、各ワイヤレスアクセスポイント18が航空機1の客室天井に設けられるとした場合の、高さ方向を考慮した距離である。
シートモニタ14aは、表1に示す情報に基づいて、Wi−Fiチャネル1を使用しないようにチャネル分類情報を生成する。
なお、一般的に、Bluetooth規格の通信可能範囲は、Wi−Fi規格の通信可能範囲よりも狭い。したがって、シートモニタ14aは、BT端末12aの位置、またはシートモニタ14a自らの位置(自装置の位置)を、BT端末12aの位置とみなしてもよい。
シートモニタ14aが、チャネル1のみならずチャネル6での通信も可能な位置に設けられている場合には、2番目に近いワイヤレスアクセスポイント18bが使用するチャネル6と重複するBluetoothチャネルを使用しないようにチャネル分類情報を生成することが好ましい。または、2番目に近いワイヤレスアクセスポイントが規定の距離以上離れている場合には、当該ワイヤレスアクセスポイントで使用するWi−Fiチャネル6と重複するBluetoothチャネルを使用するように設定してもよい。
上述のBT端末12aおよびシートモニタ14aにおけるBluetoothチャネルの決定方法を、図4の各BT端末12a〜12fおよびシートモニタ14a〜14fのそれぞれに適用した例を、図5に示す。
図5は、本願発明者らによって見出された、Wi−Fi規格のチャネルと、Bluetooth規格のチャネルとの干渉を低減し得る、Bluetooth規格のチャネル割り当て例を示す。
図5(a)は、上述のBT端末12aとシートモニタ14aとの間のBluetooth規格の通信で利用される、または利用されないチャネルを示す。
図5(b)は、上述のBT端末12bとシートモニタ14bとの間のBluetooth規格の通信で利用される、または利用されないチャネルを示す。この例では、Wi−Fiチャネル6と重複する周波数帯域のBluetoothチャネルは利用されず、それ以外のBluetoothチャネルが利用される。
図5(c)は、上述のBT端末12cとシートモニタ14cとの間のBluetooth規格の通信で利用される、または利用されないチャネルを示す。この例では、Wi−Fiチャネル6および11と重複する周波数帯域のBluetoothチャネルは利用されず、それ以外のBluetoothチャネルが利用される。
図5(d)は、上述のBT端末12dとシートモニタ14dとの間のBluetooth規格の通信で利用される、または利用されないチャネルを示す。この例では、Wi−Fiチャネル11と重複する周波数帯域のBluetoothチャネルは利用されず、それ以外のBluetoothチャネルが利用される。
図5(e)は、上述のBT端末12eとシートモニタ14eとの間のBluetooth規格の通信で利用される、または利用されないチャネルを示す。この例では、Wi−Fiチャネル1および11と重複する周波数帯域のBluetoothチャネルは利用されず、それ以外のBluetoothチャネルが利用される。
図5(f)は、上述のBT端末12fとシートモニタ14fとの間のBluetooth規格の通信で利用される、または利用されないチャネルを示す。この例では、Wi−Fiチャネル1と重複する周波数帯域のBluetoothチャネルは利用されず、それ以外のBluetoothチャネルが利用される。
以上のように、本実施の形態による無線通信システム100では、周波数帯域に関して、Bluetooth規格で利用される79個のチャネルのうちの65〜68個は、Wi−Fi規格の、互いに重複しない3個の通信チャネルのいずれかと重複している。BT端末12とシートモニタ14との間のBluetooth規格の通信には、1個のWi−Fiチャネルと周波数帯域が重複する22個のBluetoothチャネル以外のチャネルが利用される。または、BT端末12とシートモニタ14との無線通信には、2個のWi−Fiチャネルと周波数帯域が重複する44個のBluetoothチャネル以外のチャネルが利用される。利用されるBluetoothチャネルは、各シートモニタ14と各ワイヤレスアクセスポイント18との位置関係に応じて決定される。このようにしてBluetoothチャネルを決定することにより、干渉の影響が最も大きいWi−Fiチャネルを避けてBluetoothチャネルを設定し、Wi−Fi規格およびBluetooth規格に基づく通信を独立して行うことが可能になる。
なお、BT端末12とシートモニタ14との間の通信で利用されるBluetoothチャネルは、チャネル分類情報の「Good」のステータスが与えられたチャネルに基づいて、シートモニタ14によって決定される。
ただし、サーバ装置10がBluetoothチャネルを決定してもよい。サーバ装置10は、各シートモニタ14の位置の情報を保持しておく。サーバ装置10は、上述のシートモニタ14の処理と同じ処理を行い、上位装置として、使用を避けるべきBluetoothチャネルをBad/Unknownによって示すチャネル分類情報を生成する。サーバ装置10は、当該チャネル分類情報に指定されていないBluetoothチャネルを、BT端末12とシートモニタ14との間の通信で利用するよう、シートモニタ14に指示してもよい。
[1−2.本開示にかかる無線通信システム100の構成の詳細]
以下、無線通信システム100の各構成要素を説明する。
以下、無線通信システム100の各構成要素を説明する。
[1−2−1.サーバ装置10の構成]
図6は、サーバ装置10のハードウェア構成を示す。
図6は、サーバ装置10のハードウェア構成を示す。
サーバ装置10は、CPU201と、メモリ(RAM)202と、ROM203と、有線通信回路204と、HDD205と、バス206とを有している。サーバ装置10の各構成要素は、バス206によって相互に通信可能に接続されている。
CPU201は、サーバ装置10全体の動作を制御する信号処理回路である。本明細書では、CPU201を、演算回路または制御回路と呼ぶことがある。CPU201は、優先通信回路205を介してシートモニタ14からコンテンツの要求を受け付け、指定されたコンテンツをHDD205から読み出してシートモニタ14に送信する。
また、Bluetooth規格に関してサーバ装置10が上位装置として機能する場合、CPU201は、HDD205に保持した、シートモニタ14と、各ワイヤレスアクセスポイント18との位置関係(表1)を利用して、Bad/Unknownと設定されたチャネル分類情報を生成する。処理の詳細は後述する。
なお、チャネル分類情報を生成すると共に、またはチャネル分類情報を生成することに代えて、CPU201は、BT端末12とシートモニタ14との間の通信で利用するBluetoothチャネルを決定し、シートモニタ14に指示してもよい。
サーバ装置10の処理は、CPU201が、メモリ202に展開されたコンピュータプログラム207を実行することによって実現される。ROM203は、コンピュータプログラム207を格納していてもよい。
[1−2−2.BT端末12の構成]
図7は、BT端末12のハードウェア構成を示す。
図7は、BT端末12のハードウェア構成を示す。
BT端末12は、CPU301と、メモリ(RAM)302と、Bluetooth規格の無線通信回路(以下「BT通信回路」)304と、バス305と、アンテナ307と、音声信号処理回路308と、スピーカ309とを有している。BT端末12の各構成要素は、バス305によって相互に通信可能に接続されている。
CPU301は、BT端末12全体の動作を制御する信号処理回路である。本明細書では、CPU301を、演算回路または制御回路と呼ぶことがある。CPU301は、シートモニタ14と通信して後述する図9に関する処理を行い、自らとシートモニタ14とのペアリングを確立する。その処理は、たとえばCPU301が、メモリ302に格納されたコンピュータプログラム306を実行することによって実現される。なお、BT端末12は、コンピュータプログラム306を格納するROM(図示せず)を別途備えていてもよい。
BT端末12はBluetooth規格に準拠した通信機能を有する。BT通信回路304は、アンテナ307を利用してBluetooth規格の通信処理を行う。BT通信回路304は、バッテリー(図示せず)の電力を利用してアンテナ307に所定の受信電力および送信電力を供給し、無線通信によりデータを授受する。BT通信回路304は、送受信の両方を行うとして説明しているが、その動作は、共にアンテナ307に接続された送信回路、および受信回路によって実現されている。なお、BT端末12はBluetooth規格以外の通信規格(たとえばWi−Fi規格)に従う通信機能を有していてもよい。
音声信号処理回路308は、スピーカ309から出力されるべき音声の信号を処理する回路である。
スピーカ309は、電気信号のエネルギによってコーンを振動させ、音波を生じさせる装置である。
[1−2−3.シートモニタ14の構成]
図8は、シートモニタ14のハードウェア構成を示す。
図8は、シートモニタ14のハードウェア構成を示す。
シートモニタ14は、CPU401と、メモリ(RAM)402と、フラッシュメモリ403と、有線通信回路404wと、Bluetooth規格の無線通信回路(以下「BT通信回路」)404btと、バス405と、ディスプレイ409と、有線配線407wと、アンテナ407btと、映像/音声信号処理回路408とを有している。シートモニタ14の構成要素は、バス405によって相互に通信可能に接続されている。
CPU401は、シートモニタ14全体の動作を制御する信号処理回路である。本明細書では、CPU401を、演算回路または制御回路と呼ぶことがある。CPU401は、BT機器12と通信して後述する図9に関する処理を行い、自らとBT機器12とのペアリングを確立する。その処理は、たとえばCPU401が、メモリ402に格納されたコンピュータプログラム406を実行することによって実現される。フラッシュメモリ403は、映像データや音声データを格納する。なおフラッシュメモリ403は、さらにコンピュータプログラム406を格納していてもよいし、コンピュータプログラム406を格納するROM(図示せず)を別途備えていてもよい。
シートモニタ14はBluetooth規格に準拠した通信機能を有する。BT通信回路404btは、アンテナ407btを利用してBluetooth規格の通信処理を行う。BT通信回路404btは、航空機のバッテリー(図示せず)の電力を利用してアンテナ407btに所定の受信電力および送信電力を供給し、無線通信によりデータを授受する。BT通信回路404btは、送受信の両方を行うとして説明しているが、その動作は、共にアンテナ407btに接続された送信回路、および受信回路によって実現されている。なお、シートモニタ14はBluetooth規格以外の通信規格(たとえばWi−Fi規格)に従う通信機能を有していてもよい。
映像/音声信号処理回路408は、ディスプレイ409に表示すべき映像や、スピーカ(図示せず)から出力されるべき音声の信号を処理する回路である。なお映像/音声信号処理回路408は、映像専用回路と音声専用回路とに分けられていてもよい。
ディスプレイ409は、映像を表示する表示装置である。スマートフォンのように、ディスプレイ409にタッチスクリーンパネルが設けられ、ユーザが表示位置に触れて入力できるよう構成されていてもよい。また、ボタン等の入力装置が設けられていてもよい。
なお、Wi−Fi端末16およびワイヤレスアクセスポイント18の図示は省略する。ワイヤレスアクセスポイント18は、Wi−Fi規格に準拠した動作を行う機器であればよい。たとえばワイヤレスアクセスポイント18は、予め設定されたWi−Fiチャネルで通信し、通信によって得られた信号をその内部で電気信号に変換して他の構成要素に送る。また、ワイヤレスアクセスポイント18は、他の構成要素(サーバ装置10など)から得られた電気信号をWi−Fi規格の無線信号に変換して放射する。これらの動作を行うための、無線送受信回路、プロセッサ、およびバッファメモリを備えていればよい。
Wi−Fi端末16は、ワイヤレスアクセスポイント18との間でWi−Fi規格にしたがった無線通信を行う。利用するチャネルは相互に同じである。上述したように、Wi−Fi端末16は、たとえばWi−Fi規格対応のPC16a、スマートフォン16bである(図2)。
[1−3.動作]
図9は、BT端末12およびシートモニタ14との間で行われる、Bluetoothチャネルの設定処理、およびBT端末12およびシートモニタ14のそれぞれの処理手順を示す。図9は、シートモニタ14によってBluetooth規格の通信を行うためのBluetoothチャネルが設定され、BT端末12と通信を行うまでの処理の例である。この処理にはサーバ装置10は関与しない。なお、理解の促進のため、図4のシートモニタ14aと、BT端末12aとの間で行われる処理であるとして説明する。
図9は、BT端末12およびシートモニタ14との間で行われる、Bluetoothチャネルの設定処理、およびBT端末12およびシートモニタ14のそれぞれの処理手順を示す。図9は、シートモニタ14によってBluetooth規格の通信を行うためのBluetoothチャネルが設定され、BT端末12と通信を行うまでの処理の例である。この処理にはサーバ装置10は関与しない。なお、理解の促進のため、図4のシートモニタ14aと、BT端末12aとの間で行われる処理であるとして説明する。
ステップS1において、BT端末12aのCPU201は、シートモニタ14aを相手としてペアリング処理を行う。ペアリング処理は、予め定められた複数の特定周波数のBluetoothチャネルを利用して行われる。
ステップS2において、BT端末12aとシートモニタ14aとの間でペアリングが確立する。
ステップS3において、シートモニタ14aのCPU401は、位置関係テーブル(表1)を参照して、シートモニタ14aの最寄りの/2番目に近いワイヤレスアクセスポイントおよびチャネル番号を特定する。表1の例では、最寄りのワイヤレスアクセスポイント18a(図4)とチャネル番号1が特定され、2番目に近いワイヤレスアクセスポイントとして、ワイヤレスアクセスポイント18b(図4)とチャネル番号6が特定される。なお表1の例では、図4に示すシートモニタ14bの場合には、2番目に近いワイヤレスアクセスポイントは特定されず、最寄りのワイヤレスアクセスポイントのみが特定される。
ステップS4において、シートモニタ14aのCPU401は、ワイヤレスアクセスポイントのチャネル番号からその周波数帯域を特定し、さらにその周波数帯域に重複しない周波数帯域に属するBluetoothチャネルを特定する。図3から明らかなように、チャネル番号と周波数帯域は規格化されているため、ワイヤレスアクセスポイントのチャネル番号が分かれば、その周波数帯域を特定可能であり、さらにその周波数帯域に重複しない周波数帯域に属するBluetoothチャネルも特定可能である。シートモニタ14aのCPU401は、図5(a)に示すように、ワイヤレスアクセスポイントのチャネル1および6に対応する周波数帯域のBluetoothチャネルは利用せず、それ以外の周波数帯域のBluetoothチャネルを特定する。
ステップS5において、シートモニタ14aのCPU401は、特定したBluetoothチャネルを設定する。そしてBT端末12aに、利用するBluetoothチャネルを伝える。
ステップS6において、BT端末12aおよびシートモニタ14aは、設定されたBluetoothチャネルを用いてBluetooth規格の通信を行う。
図10は、主としてサーバ装置10に関するBluetoothチャネルの設定処理を示す。図10のステップのうち、図9に含まれるステップには同じ参照符号を付し、その説明は省略する。なお、図9のステップS3はシートモニタ14のCPU401に拠って行われていたが、図10のステップS3はサーバ装置10のCPU201によって行われる。それ以外は同じである。
ステップS11において、サーバ装置10のCPU201は、シートモニタ14に最寄りのワイヤレスアクセスポイント18で利用する周波数に重複する周波数のBluetoothチャネルを特定し、チャネル分類情報を更新する。上述のように、サーバ装置10が管理するチャネル分類情報は、BluetoothチャネルにはBad/Unknownという属性が設定される。本実施の形態では、Wi-Fiチャネルに重複するBluetoothチャネルの使用を回避するため、そのようなBluetoothチャネルの情報をチャネル分類情報に設定することとした。
ステップS12において、サーバ装置10のCPU201は、チャネル分類情報で特定されるBTチャネル以外のBTチャネルの設定を指示する。この処理の結果、シートモニタ14およびBT端末12の間で、Wi-Fiチャネルに干渉しないBluetoothチャネルが設定される。
これまでの説明では、シートモニタ14と各ワイヤレスアクセスポイント18との距離に基づいて、最寄りの、または2番目に近いワイヤレスアクセスポイント18が用いるWi−Fiチャネルを把握した。この距離は、高さ方向を考慮した、シートモニタ14と各ワイヤレスアクセスポイント18との3次元的に計測した距離であるとして説明した。しかしながらこれは一例である。さらに、機体の幅方向のワイヤレスアクセスポイント18とシートモニタ14の設置間隔を考慮してもよい。「機体の幅方向」を考慮する必要が生じる理由は、各ワイヤレスアクセスポイントは、航空機の真上から位置したときに、必ずしも一直線上に配置されるとは限らないからである。たとえば、2本ある通路上に、各ワイヤレスアクセスポイントがジグザグに(交互に)配置される可能性がある。3次元または2次元的な距離を考えるときは、このようなジグザグ配置を考慮して、機体の幅方向の設置位置を考慮する必要がある場合があり得る。
さらに、距離は、ワイヤレスアクセスポイント18とシートモニタ14の高さの差を考慮しない、2次元的に(たとえば図面上で)計測した距離であってもよい。または、ワイヤレスアクセスポイント18とシートモニタ14の高さの差および機体の幅方向のワイヤレスアクセスポイント18とシートモニタ14の設置間隔を考慮しない、1次元での距離であってもよい。
また、各シートモニタと最寄りのワイヤレスアクセスポイントとの位置関係として、距離に代えて以下の情報を用いてもよい。
(1)シートモニタ14の位置情報としてシートモニタ14が設置されるシートの位置を特定可能なシートの番号、およびワイヤレスアクセスポイント18の位置情報
(2)位置関係は、LOPA (Lay Out of Passenger Accommodation : 機体客室のレイアウト情報)に基づいてもよい。
(3)ワイヤレスアクセスポイント18からの信号の強度
(4)Bluetooth機器のIPアドレス。サーバ装置10は、Bluetooth機器のIPアドレスと位置情報の対応関係を保持していて、Bluetooth機器のIPアドレスに基づいて、当該Bluetooth機器に対して使用する/しないチャネルを決定してもよい。
(1)シートモニタ14の位置情報としてシートモニタ14が設置されるシートの位置を特定可能なシートの番号、およびワイヤレスアクセスポイント18の位置情報
(2)位置関係は、LOPA (Lay Out of Passenger Accommodation : 機体客室のレイアウト情報)に基づいてもよい。
(3)ワイヤレスアクセスポイント18からの信号の強度
(4)Bluetooth機器のIPアドレス。サーバ装置10は、Bluetooth機器のIPアドレスと位置情報の対応関係を保持していて、Bluetooth機器のIPアドレスに基づいて、当該Bluetooth機器に対して使用する/しないチャネルを決定してもよい。
なお、シートモニタ14とワイヤレスアクセスポイント18との距離は、可変であってもよいし固定であってもよい。
本実施の形態では、各シートモニタとワイヤレスアクセスポイントとの位置関係を利用して、利用するBTチャネルを決定するとした。しかしながら、シートモニタに代えて、各BT端末とワイヤレスアクセスポイントとの位置関係を利用してもよい。各BT端末が持ち運び可能であれば位置関係は固定されないことになるが、たとえばシートごとにBT端末が設けられるとした場合には、BT端末の位置を近似的かつ固定的に設定し得る。よって各BT端末と各ワイヤレスアクセスポイントとの位置関係を予め保持し、上述の処理を適用し得る。
[1−4.効果等]
以上のように、本実施の形態において、無線通信システム100は、第1通信方式(Bluetooth規格の通信方式)で互いに無線通信を行うBT端末12およびシートモニタ14と、第1通信方式とは異なる第2通信方式(Wi−Fi規格の通信方式)で無線通信を行うことが可能な、複数のワイヤレスアクセスポイント18とを備えている。Bluetooth規格では、79個の通信チャネルのうちの20個以上の通信チャネルを利用することが要求されており、周波数に関して、79個の通信チャネルのうちの65〜68個は、Wi−Fi規格で利用される、互いに干渉しない3個の通信チャネルと重複している。Bluetooth規格79個の通信チャネルから、Wi−Fi規格で利用される通信チャネルと周波数帯域が重複する、65〜68個の通信チャネル数を差し引くと、Bluetooth規格で利用することが要求されている最小の通信チャネル数(20個)よりも小さい。つまり、Wi−Fi規格と重複しない周波数帯域のみでBluetooth規格の通信チャネルを確保することはできない。このとき、BT端末12およびシートモニタ14との無線通信にはm個(m:正の整数、20≦m<79)の通信チャネルが利用され、当該m個の通信チャネルはシートモニタ14と複数のワイヤレスアクセスポイント18の各々との位置関係に応じて決定されている。
以上のように、本実施の形態において、無線通信システム100は、第1通信方式(Bluetooth規格の通信方式)で互いに無線通信を行うBT端末12およびシートモニタ14と、第1通信方式とは異なる第2通信方式(Wi−Fi規格の通信方式)で無線通信を行うことが可能な、複数のワイヤレスアクセスポイント18とを備えている。Bluetooth規格では、79個の通信チャネルのうちの20個以上の通信チャネルを利用することが要求されており、周波数に関して、79個の通信チャネルのうちの65〜68個は、Wi−Fi規格で利用される、互いに干渉しない3個の通信チャネルと重複している。Bluetooth規格79個の通信チャネルから、Wi−Fi規格で利用される通信チャネルと周波数帯域が重複する、65〜68個の通信チャネル数を差し引くと、Bluetooth規格で利用することが要求されている最小の通信チャネル数(20個)よりも小さい。つまり、Wi−Fi規格と重複しない周波数帯域のみでBluetooth規格の通信チャネルを確保することはできない。このとき、BT端末12およびシートモニタ14との無線通信にはm個(m:正の整数、20≦m<79)の通信チャネルが利用され、当該m個の通信チャネルはシートモニタ14と複数のワイヤレスアクセスポイント18の各々との位置関係に応じて決定されている。
本実施の形態によれば、シートモニタ14と複数のワイヤレスアクセスポイント18の各々との位置関係に応じて決定される。たとえば、シートモニタ14と相対的に近い位置のワイヤレスアクセスポイント18が用いるWi−Fi規格の通信チャネルを用いると干渉の影響が相対的に大きいと想定される。そこで、そのWi−Fiチャネルを避けてBluetoothチャネルを設定し、Wi−Fi規格およびBluetooth規格に基づく通信を独立して行うことが可能になる。
(実施の形態2)
[2−1.構成]
[2−1−1.ネットワーク環境]
実施の形態1の無線通信システム100と同様、無線通信システムもまたBT端末およびWi-Fi端末を含み、Wi−Fi規格およびBluetooth規格にそれぞれ対応した通信が独立して行われる。
[2−1.構成]
[2−1−1.ネットワーク環境]
実施の形態1の無線通信システム100と同様、無線通信システムもまたBT端末およびWi-Fi端末を含み、Wi−Fi規格およびBluetooth規格にそれぞれ対応した通信が独立して行われる。
しかしながら、下記に説明する構成の相違に起因して、本実施の形態にかかる無線通信システムは、実施の形態1の無線通信システム100とは異なる方法でBluetooth規格の干渉を低減する。以下、構成の相違を説明する。
実施の形態1の無線通信システム100では、ワイヤレスアクセスポイントの各々は、互いに電波干渉を生じない通信可能領域が存在するよう設置されており、かつ、隣接するワイヤレスアクセスポイント同士には異なるチャネルが設定されているとした。
本実施の形態の無線通信システム101では、ワイヤレスアクセスポイントの各々はいわゆるリーキーフィーダータイプのケーブルと接続されており、その結果、航空機1の客室内では、Wi-Fi端末16はいずれのWi−Fiチャネルでも通信可能である。
図11は、本実施の形態による無線通信システム101の構成を示す。図1および図2と同様、本実施の形態による無線通信システム101もまた、航空機1内に設けられるとする。
リーキーフィーダータイプのケーブルとは、通信に用いられる電線であって、信号を伝送すると共に、電波を漏らすことでアンテナとしても機能するよう設計されたケーブルのことである。たとえばケーブルには、細長い穴(スロット)が設けられており、ケーブルの周囲に電波が輻射される。これにより、ケーブル沿いに電波が放射され、または受信することが可能となっている。
図11には、リーキーフィーダータイプのケーブルL1〜L3と接続されているワイヤレスアクセスポイント18a〜18cが示されている。ワイヤレスアクセスポイント18a〜18cの各々は、ケーブルL1〜L3を介して、自らに設定されたチャネルの周波数の信号を授受することが可能である。ケーブルL1〜L3は航空機1の客室天井に敷設されている。客室内には、シートの位置にかかわらず、全てのWi−Fiチャネルの周波数帯域の電波が到達する。これにより、客室内では、Wi−Fi端末16bは、いずれのWi−Fiチャネルでも通信可能である。なお、本実施の形態では、利用されるWi−Fiチャネルはチャネル1、6および11の3つであるとしているため、3つのワイヤレスアクセスポイント18a〜18cを設けている。
なお、BT端末12a〜12fおよびシートモニタ14a〜14fは、実施の形態1と同じであり、それぞれが複数のBluetoothチャネルを利用してBluetooth規格の通信を行う。
[2−1−2.周波数帯域]
本実施の形態においては、Bluetooth規格およびWi−Fi規格において使用する周波数帯域は、上記項目1−1−2(たとえば図3)と同じである。したがって、それらの説明は省略する。
本実施の形態においては、Bluetooth規格およびWi−Fi規格において使用する周波数帯域は、上記項目1−1−2(たとえば図3)と同じである。したがって、それらの説明は省略する。
[2−1−3.本願発明者らが認識した課題および本願発明者らの知見]
無線通信システム101のように、3つのWi−Fiチャネルが客室全体に放射されている環境下では、Wi−Fiチャネルと干渉しないBluetoothチャネルの数を十分に確保することができない。そのため、Wi−Fi規格による通信と、Bluetooth規格による通信との間で、電波の干渉が発生してしまう。これは、リーキーフィーダータイプのケーブルL1〜L3を用いていない環境、たとえば3つのWi−Fiチャネルがシートモニタ14の近傍に存在する環境下でも同様である。
無線通信システム101のように、3つのWi−Fiチャネルが客室全体に放射されている環境下では、Wi−Fiチャネルと干渉しないBluetoothチャネルの数を十分に確保することができない。そのため、Wi−Fi規格による通信と、Bluetooth規格による通信との間で、電波の干渉が発生してしまう。これは、リーキーフィーダータイプのケーブルL1〜L3を用いていない環境、たとえば3つのWi−Fiチャネルがシートモニタ14の近傍に存在する環境下でも同様である。
本願発明者らは、以下の方法によってBluetoothチャネルを設定することにより、Wi−FiおよびBluetoothによる通信の干渉の影響を低減する方法を見出した。
図12は、本願発明者らによって見出された、Wi−FiチャネルとBluetoothチャネルとの干渉を低減し得る、本実施の形態にかかるBluetoothチャネルの割り当て例を示す。図12(a)〜(f)は、それぞれ図11のBT端末12nとシートモニタ14n(n:a〜f)に適用した例を示す。なお、以下では、Bluetoothチャネルの選択および設定は、シートモニタ14a〜14fの各々によって行われるとする。
まず、シートモニタ14a〜14fの各々は、Wi-Fiに干渉しないBluetoothチャネル(優先Bluetoothチャネル)を優先的に選択する。優先Bluetoothチャネルは事前に特定されていてもよいし、Bluetooth規格の通信が行われる時点で使用されているWi−Fiチャネルから特定されてもよい。
優先Bluetoothチャネルは、図12における、Wi−Fiチャネル1および6の間の周波数帯域に対応するBluetoothチャネル、Wi−Fiチャネル6および11の間の周波数帯域に対応するBluetoothチャネル、およびWi−Fiチャネル11より高い周波数帯域のBluetoothチャネルである。
続いて、シートモニタ14a〜14fの各々は、先に優先的に選択したBluetoothチャネルの総和が20個になるまで、優先Bluetoothチャネル以外のBluetoothチャネル、つまり、Wi-Fiチャネルに干渉するBluetoothチャネル(以下「干渉Bluetoothチャネル」と記述する。)が選択される。このとき、干渉Bluetoothチャネルの選択は、シートモニタ14a〜14f間で均等になるように制御される。干渉Bluetoothチャネルが均等に選択されるため、干渉Bluetoothチャネルでのパケット衝突が発生しにくくなる。よって、Bluetooth通信時の再送率が下がり、間接的には、Wi−Fi通信との干渉も低減できる。
以上のように、本実施の形態による無線通信システム101では、Bluetooth規格で利用される79個のチャネルのうち、Wi−Fi規格で利用される3個の通信チャネルの周波数帯域と重複しない周波数帯域に属する数のBluetoothチャネルが優先して利用されている。
さらに、BT端末12およびシートモニタ14の組が複数存在し、Bluetooth規格において必要とされるチャネル数が確保できない場合には、不足するBluetoothチャネルは、Bluetooth規格の全チャネルから、優先的に設定されるBluetoothチャネルを除いた残りのBluetoothチャネルの中から、シートモニタ14間で実質的に均等に分散するよう決定されている。
[2−2.本開示にかかる無線通信システム101の構成の詳細]
無線通信システム101の各構成要素のハードウェアは、実施の形態1にかかる無線通信システム100の各構成要素のハードウェアと実質的に同じである。したがって、サーバ装置10の構成は上述の項目1−2−1の説明を援用し、BT端末12の構成は上述の項目1−2−2の説明を援用し、シートモニタ14の構成は上述の項目1−2−3の説明を援用する。相違点は、次に説明する動作に関連して説明する。
無線通信システム101の各構成要素のハードウェアは、実施の形態1にかかる無線通信システム100の各構成要素のハードウェアと実質的に同じである。したがって、サーバ装置10の構成は上述の項目1−2−1の説明を援用し、BT端末12の構成は上述の項目1−2−2の説明を援用し、シートモニタ14の構成は上述の項目1−2−3の説明を援用する。相違点は、次に説明する動作に関連して説明する。
[2−3.動作]
以下、無線通信システム101において行われる動作を説明する。
以下、無線通信システム101において行われる動作を説明する。
図13は、BT端末12およびシートモニタ14との間で行われる、Bluetoothチャネルの設定処理、およびBT端末12およびシートモニタ14のそれぞれの処理手順を示す。図13は、シートモニタ14によってBluetooth規格の通信を行うためのBluetoothチャネルが設定され、BT端末12と通信を行うまでの処理の例である。この処理にはサーバ装置10は関与しない。なお、理解の促進のため、図11のシートモニタ14aと、BT端末12aとの間で行われる処理であるとして説明する。
なお、図13のステップのうち、図9に含まれるステップには同じ参照符号を付し、その説明は省略する。以下では、利用されるWi−Fiチャネルは予め設定されており、さらに、使用するBluetoothチャネルも予め設定されているとする。
ステップS21において、シートモニタ14aのCPU401は、予め定められた優先Bluetoothチャネルを特定する情報を読み出す。
そしてステップS22において、CPU401は、予め定められた干渉Bluetoothチャネルを特定する情報を読み出す。優先Bluetoothチャネルを特定する情報および干渉Bluetoothチャネルを特定する情報は、各シートモニタ14に固有の情報として、予めメモリ402またはフラッシュメモリ403に格納されている。干渉Bluetoothチャネルは、シートモニタ14の全体で均等に利用されるよう、シートモニタ14ごとに事前に設定されている。
ステップS23において、CPU401は、読み出した優先Bluetoothチャネルを特定する情報および干渉Bluetoothチャネルを特定する情報を設定する。
なお、本実施の形態では、Wi−FiチャネルとBluetoothチャネルとを例示したため、ステップS22では、無条件で干渉Bluetoothチャネルを特定する情報を読み出すとした。しかしながら、他の通信規格を利用することにより、規格上必要とされるチャネル数が、優先チャネル数以内に収まる場合には、ステップS22の処理は不要である。また、たとえばステップS21とS22の間に、優先チャネル以外のチャネルが必要であるかどうかの判断を行うステップを含め、必要とされる場合にはステップS22に進むようにしてもよい。
またステップS22では、干渉Bluetoothチャネルは、シートモニタ14の全体で均等に利用されるよう、シートモニタ14ごとに事前に設定されているとした。変形例として、各シートモニタ14が自律的に干渉Bluetoothチャネルを決定してもよい。すなわち、シートモニタ14同士が相互に通信を行い、現在使用している干渉Bluetoothチャネルを特定するチャネル分類情報を相互に授受する。そして、シートモニタ14間で実質的に均等に分散するよう、使用頻度が小さいBluetoothチャネルをシートモニタ14のCPU401が特定し、干渉Bluetoothチャネルとして決定してもよい。
図14は、主としてサーバ装置10に関するBluetoothチャネルの設定処理を示す。図14のステップのうち、図10または13に含まれるステップには同じ参照符号を付し、その説明は省略する。なお、図9のステップS3はシートモニタ14のCPU401に拠って行われていたが、図10のステップS3はサーバ装置10のCPU201によって行われる。それ以外は同じである。
ステップS30において、サーバ装置10のCPU201は、シートモニタ14に、読み出した優先Bluetoothチャネルおよび干渉Bluetoothチャネルの設定を指示する。実施の形態1のサーバ装置10(図10)は、チャネル分類情報を利用してシートモニタ14に指示したが、本実施の形態では干渉Bluetoothチャネルがシートモニタ14間で均等に分散するよう、サーバ装置10がBluetoothチャネルを制御するため、特にチャネル分類情報という枠組みを用いていない。
ただし上述の処理もまた一例である。たとえば使用可能な干渉Bluetoothチャネルの情報を、各シートモニタ14がランダムに選択し、結果的に均等に分散させてもよい。
図15は、本実施の形態にかかる干渉Bluetoothチャネルに関する変形例を示す。この例では、干渉Bluetoothチャネルに属する複数のチャネル間で、優先度がつけられている。図15では、Wi−Fiチャネル1または6と干渉するBluetoothチャネルよりも、Wi−Fiチャネル11と干渉するBluetoothチャネルの利用を優先している。
[2−4.効果等]
以上のように、本実施の形態において、無線通信システム101は、各々が第1通信方式(Bluetooth規格の通信方式)で無線通信を行う複数のBT端末12および複数のシートモニタ14と、第1通信方式とは異なる第2通信方式(Wi−Fi規格の通信方式)で無線通信を行う、複数のワイヤレスアクセスポイント18とを備えている。この無線通信システム101には、1対1で無線通信を行うBT端末12およびシートモニタ14の組が複数存在する。Bluetooth規格では、79個の通信チャネルのうちの20個以上の通信チャネルを利用することが要求されており、周波数に関して、79個の通信チャネルのうちの65〜68個は、Wi−Fi規格で利用される、互いに干渉しない3個の通信チャネルと重複している。Bluetooth規格79個の通信チャネルから、Wi−Fi規格で利用される通信チャネルと周波数帯域が重複する、65〜68個の通信チャネル数を差し引くと、Bluetooth規格で利用することが要求されている最小の通信チャネル数(20個)よりも小さい。つまり、Wi−Fi規格と重複しない周波数帯域のみでBluetooth規格の通信チャネルを確保することはできない。このとき、BT端末12およびシートモニタ14の各組におけるBluetooth通信にm個(m:正の整数、20≦m<79)の通信チャネルが利用される場合において、79個の通信チャネルのうち、Wi−Fi規格で利用される通信チャネルに重複しない周波数帯域に属する個数の通信チャネルが優先して利用される。
以上のように、本実施の形態において、無線通信システム101は、各々が第1通信方式(Bluetooth規格の通信方式)で無線通信を行う複数のBT端末12および複数のシートモニタ14と、第1通信方式とは異なる第2通信方式(Wi−Fi規格の通信方式)で無線通信を行う、複数のワイヤレスアクセスポイント18とを備えている。この無線通信システム101には、1対1で無線通信を行うBT端末12およびシートモニタ14の組が複数存在する。Bluetooth規格では、79個の通信チャネルのうちの20個以上の通信チャネルを利用することが要求されており、周波数に関して、79個の通信チャネルのうちの65〜68個は、Wi−Fi規格で利用される、互いに干渉しない3個の通信チャネルと重複している。Bluetooth規格79個の通信チャネルから、Wi−Fi規格で利用される通信チャネルと周波数帯域が重複する、65〜68個の通信チャネル数を差し引くと、Bluetooth規格で利用することが要求されている最小の通信チャネル数(20個)よりも小さい。つまり、Wi−Fi規格と重複しない周波数帯域のみでBluetooth規格の通信チャネルを確保することはできない。このとき、BT端末12およびシートモニタ14の各組におけるBluetooth通信にm個(m:正の整数、20≦m<79)の通信チャネルが利用される場合において、79個の通信チャネルのうち、Wi−Fi規格で利用される通信チャネルに重複しない周波数帯域に属する個数の通信チャネルが優先して利用される。
これにより、少なくともこれらの通信チャネルを用いたBluetooth規格の通信に関しては、干渉の影響を低減することが可能になる。
BT端末12およびシートモニタ14の各組における無線通信に利用されるm個のうちの残りのm−(79−20)個の通信チャネルは、Wi−Fi規格で利用される3個の通信チャネルと重複する65〜68個の通信チャネルの中から均等に選択される。
これにより、Wi−Fiチャネルとの干渉の影響を分散させてBluetoothチャネルを設定し、Wi−Fi規格およびBluetooth規格に基づく通信を行うことが可能になる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1および2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1および2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
上述のいずれの実施の形態においても、シートモニタ14は、以下の情報に基づいて、使用する/しないBluetoothチャネルをさらに設定してもよい。
(a)Wi−Fi混雑状況の情報(たとえば、接続する機器数、通信データ量)を利用する。混雑しているWi−Fiチャネルと同じ周波数帯域のBluetoothチャネルを使わないことにより、Bluetooth通信の干渉を抑制できる。
(b)Bluetooth混雑状況の情報を利用する。Bluetooth通信の混雑時はWi-Fiチャネルと同じ周波数帯のBluetoothチャネルを積極的に利用してもよい。
(c)Bluetooth機器に接続する外部端末のプロファイルを利用する。
(a)Wi−Fi混雑状況の情報(たとえば、接続する機器数、通信データ量)を利用する。混雑しているWi−Fiチャネルと同じ周波数帯域のBluetoothチャネルを使わないことにより、Bluetooth通信の干渉を抑制できる。
(b)Bluetooth混雑状況の情報を利用する。Bluetooth通信の混雑時はWi-Fiチャネルと同じ周波数帯のBluetoothチャネルを積極的に利用してもよい。
(c)Bluetooth機器に接続する外部端末のプロファイルを利用する。
HID(Human Interface Device)プロファイルでは、低CIR(Carrier−to−Interference Ratio)の小パケットで通信する(被干渉の影響と与干渉が小さい)。Wi−Fiチャネルと同じ周波数帯域のBluetoothチャネルも利用する。
PAN(Personal Area Network)プロファイル/A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)では、高CIRが必要な大パケットで通信する(被干渉の影響と与干渉が大きい)。Wi-Fiチャネルと同じ周波数帯のBluetoothチャネルをなるべく使わない。
(d)航空機の飛行状況の情報を利用する。高度1万メートルに達するまではBluetooth通信を利用禁止としてもよい。
(e)航空会社がローカルに定める使用禁止周波数情報を利用する。その周波数帯域を常に使わないようにするためである。
(d)航空機の飛行状況の情報を利用する。高度1万メートルに達するまではBluetooth通信を利用禁止としてもよい。
(e)航空会社がローカルに定める使用禁止周波数情報を利用する。その周波数帯域を常に使わないようにするためである。
また、シートモニタ14が自装置のBluetooth通信を制御することもできる。たとえばシートモニタ14は、以下の情報に基づいて自身のBluetooth通信を制御してもよい。
(a)使用不可能なパケット情報。被干渉の影響と与干渉を小さくするために、大きいパケットを使わないことが好ましい場合がある。
(b)最大送信電力。与干渉を小さくするために最大送信電力を小さくすることが好ましい場合がある。
(c)サーバ装置に接続しているシートモニタ14が常にマスタ装置になるよう制御してもよい。上述のように、Bluetooth通信に使用する/しないBluetoothチャネルの決定方法として、3つの方法があると説明した。すなわち、(1)上位装置によってBad/Unknownと設定されたチャネル分類情報に基づく方法、(2)Bluetoothのマスタ装置が測定してGood/Bad/Unknownと判断したチャネル分類情報に基づく方法、および(3)スレーブ装置からGood/Bad/Unknownと報告されたチャネル分類情報に基づく方法である。いずれの方法を利用するかの最終決定権はマスタ装置にある。したがって、上位装置(サーバ装置10)からBad/Unknownと設定されたチャネル分類情報がBluetooth通信に反映される可能性を高めるためには、サーバ装置10に接続されるシートモニタ14がマスタ装置として設定されているほうがよい。
(a)使用不可能なパケット情報。被干渉の影響と与干渉を小さくするために、大きいパケットを使わないことが好ましい場合がある。
(b)最大送信電力。与干渉を小さくするために最大送信電力を小さくすることが好ましい場合がある。
(c)サーバ装置に接続しているシートモニタ14が常にマスタ装置になるよう制御してもよい。上述のように、Bluetooth通信に使用する/しないBluetoothチャネルの決定方法として、3つの方法があると説明した。すなわち、(1)上位装置によってBad/Unknownと設定されたチャネル分類情報に基づく方法、(2)Bluetoothのマスタ装置が測定してGood/Bad/Unknownと判断したチャネル分類情報に基づく方法、および(3)スレーブ装置からGood/Bad/Unknownと報告されたチャネル分類情報に基づく方法である。いずれの方法を利用するかの最終決定権はマスタ装置にある。したがって、上位装置(サーバ装置10)からBad/Unknownと設定されたチャネル分類情報がBluetooth通信に反映される可能性を高めるためには、サーバ装置10に接続されるシートモニタ14がマスタ装置として設定されているほうがよい。
上述の実施の形態では、BT端末12はシートモニタ14と接続するとしたが、LCDなどの表示手段やタッチパネルなどの入力手段を有していなくてもよく、例えば、シート下に設置されるシートエレクトロニクスボックス(Seat Electronics Box:SEB)であってもよい。要は、サーバ装置10と接続されていればよい。
上述の実施の形態では、BT端末12は航空機1の各シートに備え付けられているとして説明したが、乗客が航空機1に持ち込む、Bluetooth規格に対応した通信装置であってもよい。
また、BT端末12は、ヘッドフォンに限定されず、例えばスマートフォンや、腕時計や眼鏡の形状をしたウェアラブルデバイスであってもよい。
また、BT端末12が提供する機能は、音楽再生だけに限定されず、シートモニタの無線制御装置(すなわち、リモートコントローラ)の機能を提供してもよい。
上述の実施の形態では、通信システムが航空機内に設けられているとして説明したが、航空機内であることは一例である。通信システムは、建築物内、屋外、トンネル内、自動車や列車の車内など、任意の場所に設けられ得る。
上述の各実施の形態では、2.4GHz近辺の周波数帯域を使用する通信規格として、Wi−Fi規格およびBluetooth Classic規格を例示した。しかしながら、これらは一例である。Bluetooth Classic規格に代えて、Bluetooth LE規格を用いてもよい。Wi−Fi規格およびBluetooth規格だけではなく、重複する周波数帯域を利用し、かつ、チャネルの重複が生じ得る複数の通信規格が存在する場合には、本開示は、それらの任意の組み合わせについて適用し得る。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、利用する周波数帯域が一部重複する複数の通信方式が利用可能な通信システムに適用可能である。また本開示は、そのような通信システムにおいて利用される端末装置、およびサーバ装置としても適用可能である。
1 航空機
10 サーバ装置
12 Bluetooth端末(BT端末)
14 シートモニタ
16、16a、16b Wi-Fi端末
18 ワイヤレスアクセスポイント
100、101 無線通信システム
10 サーバ装置
12 Bluetooth端末(BT端末)
14 シートモニタ
16、16a、16b Wi-Fi端末
18 ワイヤレスアクセスポイント
100、101 無線通信システム
Claims (17)
- 第1通信方式で無線通信を行う第1無線通信装置と、
前記第1無線通信装置と前記第1通信方式で無線通信を行う端末装置と、
前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で無線通信を行うことが可能な、アクセスポイントとして機能する複数の第2無線通信装置と
を備えた無線通信システムであって、
前記第1通信方式では、M個(M:正の整数)の通信チャネルのうちのP個(P:正の整数、P<M)以上の通信チャネルを利用することが要求されており、
周波数に関して、前記M個の通信チャネルのうちのN個(N:正の整数、N<M)は、前記第2通信方式で利用されるK個(K:正の整数、K<N)の通信チャネルと重複しており、
P>(M−N)が成り立つとき、前記第1無線通信装置と前記端末装置との無線通信にはm個(m:正の整数、P≦m<M)の通信チャネルが利用され、前記m個の通信チャネルは前記端末装置と前記複数の第2無線通信装置の各々との位置関係に応じて決定されている、無線通信システム。 - 請求項1に記載の無線通信システムにおいて用いられる端末装置であって、
前記第1通信方式で無線通信を行う無線通信回路と、
前記位置関係に応じて、前記第1通信方式による通信時に利用する前記m個の通信チャネル、または前記第1通信方式による通信時に利用しない(M−m)個の通信チャネルを決定するプロセッサと
を備える、端末装置。 - 前記位置関係を示す位置情報を保持するメモリをさらに備え、
前記プロセッサは、前記メモリに保持された前記位置情報に基づいて、前記m個の通信チャネル、または前記(M−m)個の通信チャネルを決定する、請求項2に記載の端末装置。 - 前記位置関係は、
自装置と、前記複数の第2無線通信装置の各々との距離、または、
前記自装置が設置される位置および前記複数の第2無線通信装置の各々が設置される位置
のいずれかである、請求項2に記載の端末装置。 - 前記プロセッサは、さらに、前記複数の第2無線通信装置の各々から放射される電波の強度に応じて、前記第1通信方式による通信時に利用する前記m個の通信チャネル、または前記第1通信方式による通信時に利用しない(M−m)個の通信チャネルを決定する、請求項4に記載の端末装置。
- 前記位置情報が、前記端末装置と前記複数の第2無線通信装置の各々との距離を示す情報である場合において、
前記プロセッサは、前記端末装置との距離が最小である最寄りの第2無線通信装置を特定し、前記最寄りの第2無線通信装置が利用する通信チャネルの周波数帯域と重複しない周波数帯域に属する第1通信方式の通信チャネル群の中から、前記m個の通信チャネルを決定する、請求項4に記載の端末装置。 - 周辺環境において、前記K個の通信チャネルのうち、K1個(K1:正の整数)の通信チャネルが利用されて、前記第2通信方式で通信が行われる場合、
前記プロセッサは、前記K1個の通信チャネルと重複しない周波数帯域に属する第1通信方式の通信チャネル群の中から、前記位置関係に応じて、前記m個の通信チャネルを決定する、請求項2に記載の端末装置。 - 前記K個の通信チャネルのうち、前記K1個の通信チャネル、または、前記K1個の通信チャネルとは異なるK2個(K2:正の整数)の通信チャネルのいずれかを利用して前記第2通信方式で無線通信を行うことが可能な位置に設置されている場合、
前記プロセッサは、前記K1個および前記K2個の通信チャネルのいずれとも重複しない周波数帯域に属する第1通信方式の通信チャネル群の中から、前記位置関係に応じて、m個の通信チャネルを決定する、請求項7に記載の端末装置。 - 請求項1に記載の無線通信システムにおいて用いられるサーバ装置であって、
前記位置関係を示す位置情報を保持するメモリと、
前記位置関係に応じて、前記第1無線通信装置の無線通信に利用される前記m個の通信チャネルを決定するプロセッサと、
決定された前記m個の通信チャネルを特定する情報を、前記端末装置に送信する通信回路と
を備える、サーバ装置。 - 各々が第1通信方式で無線通信を行う複数の第1無線通信装置と、
各々が前記第1通信方式で無線通信を行う複数の端末装置と、
前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で無線通信を行う、アクセスポイントとして機能する複数の第2無線通信装置と
を備え、1対1で無線通信を行う第1無線通信装置および端末装置の組が複数存在する無線通信システムであって、
前記第1通信方式では、M個(M:正の整数)の通信チャネルのうちのP個(P:正の整数、P<M)以上の通信チャネルを利用することが要求されており、
周波数に関して、前記M個(M:正の整数)の通信チャネルのうちのN個(N:正の整数、N<M)は、前記第2通信方式で利用されるK個(K:正の整数、K<N)の通信チャネルと重複し、
P>(M−N)が成り立ち、かつ前記第1無線通信装置と前記端末装置の各組における前記無線通信にm個(m:正の整数、P≦m<M)の通信チャネルが利用される場合において、前記M個の通信チャネルのうち、前記第2通信方式で利用される通信チャネルに重複しない周波数帯域に属する(M−N)個の通信チャネルが優先して利用される、無線通信システム。 - 前記第1無線通信装置と前記端末装置の各組における前記無線通信に利用される前記m個のうちの残りのm−(M−N)個の通信チャネルは、前記第2通信方式で利用される前記K個の通信チャネルと重複する前記N個の通信チャネルの中から均等に選択される、請求項10に記載の無線通信システム。
- 前記第1無線通信装置と前記端末装置の各組における前記無線通信に利用される前記m個のうちの残りのm−(M−N)個の通信チャネルは、前記第2通信方式で利用される前記K個未満の通信チャネルと重複する周波数帯域に属するn個(n<N)の通信チャネルの中から選択される、請求項10に記載の無線通信システム。
- 請求項11に記載の無線通信システムに設けられ、前記各端末装置が利用する前記第1通信方式の通信チャネルの利用状況を示すチャネル情報を保持するサーバ装置であって、
前記第1無線通信装置および前記端末装置の組において利用されている、前記(P−m)個以上の通信チャネルを特定する非優先通信チャネル情報を保持するメモリと、
前記第1無線通信装置および前記端末装置の新たな組が前記第1通信方式で通信を行う際に、前記非優先通信チャネル情報に基づいて、残りの(M−m)個の通信チャネルの中から利用が相対的に少ない複数の通信チャネルを選択するプロセッサと、
選択された前記複数の通信チャネルを特定するチャネル特定情報を、前記新たな組の端末装置に送信する通信回路と
を備えたサーバ装置。 - 前記プロセッサは、選択した前記利用が相対的に少ない複数の通信チャネルの中から、前記新たな組の端末装置が利用すべき(P−m)個以上の通信チャネルを選択し、
前記通信回路は、前記(P−m)個以上の通信チャネルを特定する情報を、前記チャネル特定情報として前記新たな組の端末装置に送信する、請求項13に記載のサーバ装置。 - 請求項13または14に記載のサーバ装置から前記チャネル特定情報を受信する第1通信回路と、
前記チャネル特定情報に基づいて、前記(P−m)個以上の通信チャネルを選択するプロセッサと、
前記第1通信方式で利用される前記M個の通信チャネルのうち、前記第2通信方式で利用されるK個(K:正の整数)の通信チャネルの周波数帯域と重複しない周波数帯域に属するm個(m:正の整数、m<M)の通信チャネル、および前記プロセッサが選択した前記(P−m)個以上の通信チャネルを利用して、前記第1通信方式で無線通信を行う第2通信回路と
を備える、端末装置。 - 前記m個の通信チャネルは予め定められている、請求項15に記載の端末装置。
- 前記第1通信回路は、前記サーバ装置から、前記m個の通信チャネルを特定する情報を受け取る、請求項15に記載の端末装置。
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