JP2007074060A - 通信装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
無線LANとBluetooth(R)とが混在する環境において、妨害波を送信することなく、無線LANとの干渉を防止する。
【解決手段】
本通信装置は、通信相手に対する電波送出前に、周波数ホッピングにおける周波数スロット毎に受信強度を検出する検出手段と、検出手段により検出された受信強度が所定のレベル以上である場合には当該周波数スロットについてのキャリアセンスカウンタを増分する手段と、検出手段による各周波数スロットの受信強度検出を所定時間行った後、キャリアセンスカウンタの値に基づいて、通信相手との通信に使用する周波数スロットを決定する手段とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、互いに重複する周波数帯域を用いる2つの無線通信方法を同時に実施するための技術に関する。
2.4GHz帯(IEEE802.11b及びg)を使用する無線LAN(Local Area Network)における無線通信と近距離無線通信規格であるBluetooth(登録商標)における無線通信とを両方用いる環境においては、それら相互の干渉を防ぐ必要がある。このため、Bluetooth Ver.1.2以降、接続後、受信感度やパケットの再送回数に基づきエラーが発生したとされる周波数スロットを使用しないようにするAFH(Adaptive Frequency Hopping)という手法が用いられていた。しかしながら、AFHは接続後、データ通信中において、定期的に機能する方式であり、問い合わせ又は接続する際、無線LANで通信を行う通信装置の存在を特定できず、AFHが機能するまで妨害波が送信されてしまっていた。
例えば、特開2002−198867号公報及び特開2002−198868号公報には、同じ周波数帯域を使用する複数種の無線通信方式を同じエリアで同時に使用することを可能にするための技術が開示されている。具体的には、同一の無線周波数帯域を使用するIEEE802.11bとBluetoothとの間の信号の干渉を防止するために、Bluetoothモジュールおよび無線LANモジュールにはそれぞれ通信チャネル制御部が設けられている。これら通信チャネル制御部は、使用中の通信チャネルそれぞれデータ誤り率に基づいて他の無線通信方式と干渉している通信チャネルを探し出して、その通信チャネルの使用を中止(他の無線通信方式に解放)するという制御を行う。しかし、問い合わせ又は接続の前にデータ誤り率を検出することはできない。
また、特開2002−300172号公報は、同一周波数帯を使用する様々な方式の無線通信装置が混在する環境であっても、不要な通信速度性能の劣化を避け、無線通信方式間での速度の公平さを維持するための技術が開示されている。具体的には、当該無線通信装置の利用周波数情報収集部は、その無線通信装置の無線通信部の使用する周波数、時刻、方向の情報を収集するとともに、周辺無線通信装置から周辺無線通信装置の無線通信部の使用する周波数、時刻、方向の情報を収集する。当該無線通信装置では、収集された情報に基づいて、データ送信の延期、送信フレームの短縮、データ送受信の一時中断、電波干渉耐性の優れた変調の使用、送受信方向の選別、あるいは衝突周波数の使用回避などの方法によって、電波干渉による通信速度性能の劣化を避ける。しかしながら、利用周波数情報収集に特別の機構が必要となる。
さらに、特開2003−18170号公報には、以下のような技術が開示されている。すなわち、第1及び第2の無線チャネルを用いてそれぞれ別の無線通信装置と無線通信を行う際に、当該第1及び第2の無線チャネルを用いた無線通信で、いずれか一方の無線通信装置から、同一無線チャネルを用いた他のグループのキャリアが検出されたことが通知された場合、他方の無線通信装置との無線通信を抑制するよう制御を行うものである。そうすれば、既に使用中の無線チャネルが優先されるようになり、キャリアの衝突を回避することができる。しかし、無線LANとBluetoothとが混在している状態において、Bluetoothで通信を行う他の通信装置が存在している場合には、単純にキャリアを検出しただけではBluetoothの周波数ホッピングの中でのキャリアの検出なのか、無線LANによるキャリアの検出なのかを判別できない。
また、特開2003−37529号公報には、無線通信システム間の相互干渉を回避するための技術が開示されている。具体的には、測定部は受信モード及び送信モード間のスイッチングタイムの間割り当てられる転送スロットで使用するチャネルを介して受信された信号の強度を測定する。判断部は測定された受信信号の強度と基準信号強度とを比較してデータを転送するか否かを判断する。制御部は判断部の判断に基づきデータに対する転送動作を行うようにする信号を出力する。無線通信システムは制御部から入力された信号に応じてデータを転送する。しかしながら、上でも述べたように、所定レベル以上の信号を検出しただけでは、干渉チャネルについて十分な判別を行うことはできない。
さらに、特開2003−199160号公報には、同一周波数帯で複数の無線通信手段が混在使用されていても、伝送中の電波干渉の有無に応じて最適な無線通信手段を自動選択し、効率的な伝送が行えるようにするための技術が開示されている。具体的には、IEEE802.11b準拠の無線LANを担当するIEEE802.11b無線部及びIEEE802.11bベースバンド部と、Bluetoothによる無線通信を担当するIEEE802.11b無線部及びIEEE802.11bベースバンド部とを備え、これらが同一周波数帯を用いる無線通信装置にあって、制御部は、IEEE802.11bにより電波干渉の有無を定期的に監視し、電波干渉が検出されたときには無線LANからBluetoothに切り替えて通信を行う。また、電波干渉が検出されなかったときにはIEEE802.11bによる通信を継続する。特定の方式で通信を行う必要がある場合には対処できない。
また、特開2004−312598号公報には、以下のような技術が開示されている。すなわち、伝送特性記憶部は、受信結果により得られる伝送誤り率やパケット誤り率、あるいは、受信電界強度等の情報を記憶するが、記憶する際、ホッピングパタン生成部からホッピング周波数情報を得て、ホッピング周波数毎に伝送特性を記憶する。ベースバンド処理制御部は伝送特性記憶部に送信するホッピング周波数の伝送特性を引き出し、最大パケット長判定部に与え、最大パケット長を知り、その最大パケットを用いて通信を行う。これによって、複数方式の無線通信装置が近傍に共存する環境において、通信効率劣化を軽減できる。しかし、パケット長を変更する必要がある。
さらに、特開2005−45388号公報には、干渉が検出できなくとも、干渉してしまうチャネルを回避して通信できるようにし、通信時の干渉を低減または防止するための技術が開示されている。具体的には、通信に使用可能な周波数チャネルの通信状態を判別する判別工程と、判別工程における判別に基づいて、所定の通信状態の周波数チャネルを特定し、該所定の通信状態の周波数チャネルを含む所定幅の周波数帯域を除く周波数帯域に含まれる周波数チャネルを通信に利用する周波数チャネルとして設定する設定工程を有する。しかし、無線LANが使用する周波数チャネルの中心周波数近傍に対し、所定レベル以上の信号を検出しただけでは、干渉チャネルについて十分な判別を行うことはできない。
特開2002−198867号公報 特開2002−198868号公報 特開2002−300172号公報 特開2003−18170号公報 特開2003−37529号公報 特開2003−199160号公報 特開2004−312598号公報 特開2005−45388号公報
以上述べたように、従来技術では、無線LANとBluetoothとが混在する環境において、データ誤り率又は電波干渉を検出しただけでは、無線LANで通信を行う通信装置の存在のみを特定することはできない。
従って、本発明の目的は、無線LANとBluetoothとが混在する環境において、妨害波を送信することなく、AFHが機能するまでの間、無線LANとの干渉を防止するための新規な技術を提供することである。
本発明に係る通信装置は、通信相手に対する電波送出前に、周波数ホッピングにおける周波数スロット毎に受信強度を検出する検出手段と、検出手段により検出された受信強度が所定のレベル以上である場合には当該周波数スロットについてのキャリアセンスカウンタを増分する手段と、検出手段による周波数スロット毎の受信強度検出を所定時間行った後(または検出手段による各周波数スロットの受信強度検出を複数回行った後)、キャリアセンスカウンタの値に基づいて、通信相手との通信に使用する周波数スロットを決定する手段とを有する。
検出手段については既存のハードウエアを変更することなく、既に保持するハードウエア・リソースを受信スキャン状態に遷移させ、周波数ホッピングを行わせるだけでよい。受信強度検出だけを行うため、妨害波を送信することはない。また、たまたまBluetoothで通信を行う他の通信装置が無線信号を送信する周波数スロットと検出手段による検出を行う周波数スロットが同時刻に発生することがあるが、そのような状況が連続することはない。一方無線LANの場合には常に検出手段が信号を検出することになるので、検出手段によって各周波数スロットの受信強度検出を所定時間行えば、キャリアセンスカウンタの値は該当周波数スロットをセンスする毎に上昇するので、無線LANによる使用周波数帯域を特定することができる。これによって使用不可な周波数スロットを特定し、当該使用不可な周波数スロットを除外することによって特定される使用可能な周波数スロットにて通信を行うことができる。
また、キャリアセンスカウンタの値が所定の条件を満たす使用不可な周波数スロットを避けて、通信相手に対する問い合わせ又は接続を行う通信処理手段をさらに有するようにしてもよい。
なお、通信処理手段が、マスタからスレーブへパケットを送信するサイクルとスレーブからマスタへパケットを送信する次のサイクルとのいずれかで使用不可な周波数スロットを用いることになる場合、マスタからスレーブへパケットを送信するサイクルにおけるパケットの送信を回避するようにしてもよい。このようにすれば完全に妨害波の送信を防止することができるようになる。
さらに、ホストコントローラインターフェース(HCI)・コマンドに応答して検出手段の動作を開始させる手段をさらに有するようにしてもよい。上で述べた所定のレベルに関する情報と検出手段によって検出を行う時間に関する情報を予め設定しておき、従来から用いられているHCIコマンドを受信すると、当該情報を用いて上で述べた処理を実施するようにしても良い。
また、ホストコントローラインターフェース・コマンドが、所定のレベルに関する情報と、検出手段によって検出を行う時間に関する情報とを含むようにしてもよい。このように新たなパラメータを含むHCIコマンドを規定して、当該HCIコマンドを用いるようにしても良い。
本発明に係る通信装置は、コンピュータ・ハードウエアとプログラムの組み合わせにて構成され、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、無線LANとBluetoothとが混在する環境において、妨害波を送信することなく、AFHが機能するまでの間、無線LANとの干渉を防止することができるようになる。
図1に本発明の一実施の形態に係る通信装置100の機能ブロック図を示す。通信装置100は、Bluetoothの規格に従って他の通信装置と無線通信を行うものであって、アプリケーション・システム部10と、Bluetoothモジュールシステム部20とを有する。アプリケーション・システム部10は、データ通信の要求元となるアプリケーション11と、Bluetoothによる通信の上位プロトコルに必要な処理を実施するBluetooth上位プロトコル部12と、ホストコントロールインターフェース(HCI(Host Control Interface))を介してBluetoothモジュールシステム部20とのデータのやりとりを行うHCIドライバ13とを有する。また、Bluetoothモジュールシステム部20は、HCIを介してHCIドライバ13とデータのやりとりを行うHCIコントローラ21と、他の通信装置との通信リンクを管理するリンク管理部22と、周波数ホッピングの管理、パケット再送、以下で述べる本実施の形態に係る処理及びRF(Radio Frequency)部24の制御などを行うベースバンド部23と、2.4GHz帯の周波数帯域で周波数ホッピング型のスペクトラム拡散方式で電波の送受信を行うRF部24とを含む。図1に示す構成自体は従来と同じであるから、以下では本実施の形態に関係する部分のみを主に説明する。
なお、図1では本実施の形態に関係する、Blutoothで通信を行う通信装置100のみを示しているが、無線LANで通信する装置が近隣に存在しているものとする。現在、2.4GHzのISM(Industry, Science, and Medical)帯域を使用する無線LAN規格にはIEEE802.11bと802.11gがある。802.11bでは、変調方式にスペクトラム拡散の直接拡散方式(DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum))を採用しており、802.11gではCCK(Complementary Code Keying)−OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を採用している。また、2.4GHzのISM周波数帯域を、RCR−33(2471MHz〜2497MHz)で1チャンネル、ARIB STD−T66(5MHz間隔,2400MHz〜2483.5MHz)で13チャンネル、計14チャンネルに分割し、それぞれのチャンネルに割り当てられた占有周波数帯域幅(RCR STD−33:26MHz,ARIB STD−T66:22MHz)で通信を行う。
これに対し、Bluetoothでは、変調方式にスペクトラム拡散の周波数ホッピング方式(FHSS:Frequency Hopping Spread Spectrum)を採用しており、ランダムに79チャネル全ての周波数帯域(1MHz間隔、2402MHz乃至2480MHz)を使用して通信を行う。このように、無線LANでは使用する周波数帯域が集中しているのに対し、Bluetoothでは拡散するようになる。本実施の形態ではこの特性を以下で説明する処理において用いる。
次に、図1に示した通信装置100の処理を図2乃至図8を用いて説明する。まず、アプリケーション11において他の通信装置に対してデータを送信する必要が生ずると、アプリケーション11から所定の指示がBluetooth上位プロトコル部12を介してHCIドライバ13に出力され、HCIドライバ13はHCIコマンド(又はHCIベンダ・コマンド)をHCIを介してBluetoothモジュールシステム部20に出力する(図2:ステップS1)。
HCIコマンドは、例えば図3に示すようなフォーマットを有する。すなわち、HCIコマンド(又はHCIベンダ・コマンド)のOpCodeフィールド301と、パラメータ長フィールド302と、以下で述べるキャリアセンスを継続する期間のためのキャリアセンス周波数ホッピング期間フィールド303と、以下で述べるキャリアセンスレベル(例えばRSSI(Received Signal Strength Indicator))の閾値のためのキャリアセンスレベル・フィールド304とを有する。OpCodeフィールド301には、OCF(Opcode Command Field)と、OGF(Opcode Group Field)とを含む。HCIコマンドについては従来から用いられていたが、このようにキャリアセンス周波数ホッピング期間フィールド303及びキャリアセンスレベル・フィールド304を設ける構成は本実施の形態で導入したものである。
次に、HCIコマンドをHCIコントローラ21を介して受け取ったBluetoothモジュールシステム部20のベースバンド部23は、使用不可チャンネル特定処理を実施する(ステップS3)。この処理については図4及び図5を用いて詳細に説明する。ベースバンド部23は、図3に示したようなHCIコマンドからキャリアセンス周波数ホッピング期間及びキャリアセンスレベルを取得し、当該キャリアセンス周波数ホッピング期間を計測期間として、キャリアセンスレベルを閾値として設定する(図4:ステップS11)。そしてベースバンド部23は、時間の計測を開始する。
ここでキャリアセンス周波数ホッピング期間の設定について説明しておく。通信装置100によりキャリアセンスが行われるチャンネル周波数スロットと、Bluetoothで通信を行っている他の通信装置で無線信号の送信が行われる周波数スロットとが、最低1回は重複するようにキャリアセンス周波数ホッピングを行う場合には、約3.9秒必要となる。これは以下のように算出される。すなわち、79チャンネルを一律に並べ替え、制御順を付けた場合、チャンネル周波数ホッピング・パターンは79!通りとなる。また、キャリアセンス周波数ホッピングのパターンも79!通りとなる。そこで、チャンネル周波数ホッピング・パターンとキャリアセンス周波数ホッピング・パターンの考えられる全ての組み合わせ事象は79!×79!となる。ここで、1つの周波数スロットに着目すると、チャンネル周波数ホッピング・パターンが、キャリアセンス周波数ホッピング・パターンにおけるその周波数スロットと重なる組み合わせ事象は78!×78!となる。そのため、チャンネル周波数ホッピング・パターンとキャリアセンス周波数ホッピング・パターンとの全ての組み合わせ事象に対し、1つの周波数スロットが重なる組み合わせ事象が発生する確率は(78!×78!)/(79!×79!)=1/(79×79)となる。従って、79×79=6241回周波数ホッピングを行うと、チャンネル周波数ホッピング・パターンとキャリアセンス周波数ホッピング・パターンとは各周波数スロットで最低1回は重なることになる。よって、6241回×0.625/1000=3.900625秒となる。以上は、Bluetoothのバージョン1.1の場合の確率である。現在のバージョン1.2では、AFHモードにより”Same Channel Mechanism”が機能し、スレーブはマスタと同じ周波数スロットで応答する。そのため、バージョン1.2において必要なキャリアセンス周波数ホッピング期間は、バージョン1.1の二倍になり、約7.8秒となる。このように算出された時間よりキャリアセンス周波数ホッピング期間より短くすると、Bluetoothで通信を行っている他の通信機の存在は認識することができなくなるが、キャリアセンスの時間を短縮できる。無線LANで通信を行っている通信装置の存在については問題なく認識可能である。キャリアセンス周波数ホッピング期間をより長い時間にセットすることには問題はなく、Bluetoothを用いて通信を行う通信装置の検出精度が向上する。なお、このように算出されたキャリアセンス周波数ホッピング期間は、従来技術において必要とされる時間より短くなっている。
また、ベースバンド部23は、キャリアセンスレベル以上の入力信号ノイズを検出した回数をカウントする変数f[k](kは1乃至79の整数)を初期化する(ステップS13)。そして、周波数スロット番号k(1乃至79のいずれでも可)をRF部24に設定し(ステップS15)、RF部24に当該周波数スロット番号の周波数帯域について周辺電波環境の監視を行わせる(ステップS17)。なお、キャリアセンス周波数ホッピングは、チャンネル周波数ホッピングに合わせて625μsec毎に行われる。したがって、625μsec経過するまで周辺の電波環境の監視を継続させる(ステップS19)。RF部24は、入力信号ノイズレベルのデータをベースバンド部23に出力する。
そして、ベースバンド部23は、閾値として設定されたキャリアセンスレベル以上の入力信号ノイズを検出したかを判断する(ステップS21)。すなわち、無線信号の受信強度が、閾値として設定されたキャリアセンスレベル以上であるか確認する。閾値として設定されたキャリアセンスレベル以上の入力信号ノイズを検出した場合には、変数f[k]の値をf[k]=f[k]+1というように更新する(ステップS23)。一方、閾値として設定されたキャリアセンスレベル以上の入力信号ノイズを検出してない場合には、ステップS25に移行する。
その後、ベースバンド部23は、設定されたキャリアセンス周波数ホッピング期間を経過したか否かを計測時間に基づき判断する(ステップS25)。もし、キャリアセンス周波数ホッピング期間を経過していないと判断された場合には、周波数スロット番号kを周知の方法で変更して(ステップS27)、ステップS17に戻る(ステップS17)。すなわち、異なる周波数スロットについてキャリアセンスを行う。
一方、キャリアセンス周波数ホッピング期間を経過したと判断された場合には、ベースバンド部23は、RF部24に対してキャリアセンス周波数ホッピングを終了させる(ステップS29)。
このような処理を行うと、図5(a)乃至(c)のような変数f[k]の値を得ることができるようになる。図5(a)乃至(c)では、縦軸はf[k]の値を表し、横軸はkを表す。図5(a)には、周辺にBluetoothで通信を行っている他の通信装置のみが存在する場合におけるf[k]を模式的に表す。すなわち、どの周波数スロットにおいてもほぼフラットな値となる。これは、チャンネル周波数ホッピングでは特定の周波数スロットのみを使用するのではなく、k=1から79で分散して使用するためである。f[k]の値は、キャリアセンス周波数ホッピング期間に依存する。長ければ大きな値となり、短ければ小さい値となる。
なお、無線LANで通信を行う通信装置が通信中でなければ、当該通信装置からビーコンが周期的に送出されるだけで、当該通信装置が使用する周波数帯域に大きな値のf[k]値は得られない。しかし、このときBluetoothで通信する通信装置が問い合わせ又は接続のために、無線LANで通信を行う通信装置が使用する占有周波数帯域においてパケットを送信しても問題ない。
一方、図5(b)には、周辺に無線LANで通信を行っている他の通信装置のみが存在する場合におけるf[k]を模式的に表す。すなわち、特定の周波数スロット(周波数スロット群を構成する)において大きな値をとり、他の周波数スロットではほぼ0となる。特定の周波数スロットは、無線LANで使用されるチャンネルの周波数帯域に重なる。複数のチャンネルが使用されていれば、f[k]が0ではない周波数スロット群が複数生ずる。
さらに図5(c)では、周辺に無線LANで通信を行っている通信装置とBluetoothで通信を行っている通信装置が存在する場合におけるf[k]を模式的に表す。すなわち、特定の周波数スロット(周波数スロット群を構成する)において大きな値をとり、それ以外の周波数スロットではほぼフラットに小さな値をとる。前者については、無線LANで使用されるチャンネルの周波数帯域に重なる。後者については、Bluetoothにおける周波数ホッピングによるため、特定の周波数スロットに偏ることはない。
このような図5(a)乃至(c)のようなf[k]から特徴的な周波数スロット状態が特定されるので、無線LANで使用されているチャンネルの周波数帯域に重なる周波数スロット、すなわちチャンネルを特定する。
図2の説明に戻って、ベースバンド部23は、f[k]から使用不可チャンネルを特定し、当該チャンネル番号をRF部24に設定する(ステップS5)。具体的には、Bluetoothの周波数ホッピングにおいて使用された周波数スロットとキャリアセンスの周波数スロットとが重複した場合に計数されるf[k]値を除去することによって、無線LANで使用されている周波数帯域に対応する周波数スロット、すなわちチャンネルを特定する。例えば、f[k]の最大値と最小値との差又は比が所定値以上である場合には、例えばf[k]の平均を閾値としてf[k]が当該閾値以上である周波数スロットの番号kを特定する。また、f[k」の最大値と最小値との差が所定値未満である場合には、無線LANで通信を行っている通信装置は存在しないものとして取り扱う。なお、ステップS5を実施することによって、残余のチャンネルが使用可能なチャンネルとして特定されることになる。
ベースバンド部23は、ステップS5で特定された使用不可チャンネルをRF部24に設定し、当該使用不可チャンネルの使用を回避するようにRF部24に指示する。
その後、RF部24は、使用不可チャンネルの設定に従って通信相手の他の通信装置に対して問い合わせ又は接続を行う(ステップS7)。また、使用不可チャンネルの設定を接続中のAFH情報とすることもできる。
ステップS7については、別途図6乃至図8を用いて説明する。前提として、Bluetoothで通信を行う通信装置100が問い合わせ、そして接続を行う場合には、使用する周波数帯域については、Bluetoothアドレスから79チャンネルのうちの32チャンネルを一義的に算出する。更に算出された32チャンネルをA列、B列と16チャンネルごとに分割し、マスタについては10msecの単一周期でA列、B列を一定期間毎に繰り返し、IQ又はIDパケットを312.5μsec間隔で送信しながら、問い合わせ周波数ホッピング又は呼び出し周波数ホッピングを行う。これに対し、スレーブは同様に算出された32チャンネルを1.28sec毎に変化させ、問い合わせスキャン(問い合わせ応答周波数ホッピング)又は呼び出しスキャン(呼び出し応答周波数ホッピング)を行う。
図6に標準的な呼び出しシーケンス又は問い合わせシーケンスにおけるTX及びRXサイクルを示す。TXサイクルは、マスタがIQパケット又はIDパケットを送信するためのスロットであり、RXサイクルは、スレーブがIQパケット又はIDパケットに応答するためのスロットである。いずれも625μsecである。マスタは、TXサイクルにおいて、hopf(k)という周波数スロットで68μsec間でIQ又はIDパケットを送信する。または、312.5μsec後にhopf(k+1)という周波数スロットで68μsec間IQ又はIDパケットを送信する。これに対してスレーブは、hopf(k)と言う周波数でIQ又はIDパケットを受信する。または、312.5μsec後にhopf(k+1)という周波数スロットでIQ又はIDパケットを受信する。そうすると、RXサイクルでは、IQ又はIDパケットの送信から625μsec後に、スレーブは、hopf’(k)で応答を返す。但し、hopf(k)=hopf’(k)であって、同じ周波数スロットで応答を返すようになっている。また、スレーブは、hopf(k+1)という周波数スロットでIQ又はIDパケットを受信すると、その送信から625μsec後に、hopf’(k+1)で応答を返す。次のTXサイクルでは、マスタは、hopf(k+2)又はhopf(k+3)という周波数スロットでIQ又はIDパケットを送信することができる。
このような前提の下、本実施の形態における問い合わせシーケンスでは、図7に示すような処理が行われる。なお、hopf(k)及びhopf(k+3)という周波数スロットは使用不可として特定されているものとする。そのため、マスタは、最初のサイクル(マスタからスレーブへのサイクル)におけるhopf(k)という周波数スロットを使用するタイミングでは、ディレイ・ウエイト(Delay Wait)でIQパケットを送らず、hopf(k+1)という周波数スロットを使用するタイミングにおいてIQパケットをスレーブに送信する。これに応答して、スレーブは、hopf(k+1)という周波数スロットでIQパケットを受信する。そしてスレーブは、2番目のサイクル(スレーブからマスタへのサイクル)で、IQパケットの送信から625μsec後に、IQパケットを受信した同じ周波数スロットhopf’(k+1)でFHSパケットをマスタに返信する。通常であれば、3番目のサイクル(マスタからスレーブへのサイクル)におけるhopf(k+3)という周波数スロットでスレーブにパケットを送信するが、hopf(k+3)は使用不可の周波数スロットであるから、ディレイ・ウエイトでパケットの送信をスキップする。
次に、図8に示すような接続シーケンスを実行する。なお、ここではhopf(k)及びhopf(k+2)という周波数スロットは使用不可として特定されているものとする。まず最初のサイクル(マスタからスレーブへのサイクル)におけるhopf(k)という周波数スロットを使用するタイミングでは、ディレイ・ウエイト(Delay Wait)でIDパケットを送らず、hopf(k+1)という周波数スロットを使用するタイミングにおいてIDパケットをスレーブに送信する。これに応答して、スレーブは、hopf(k+1)という周波数スロットでIDパケットを受信する。そしてスレーブは、2番目のサイクル(スレーブからマスタへのサイクル)で、IDパケットの送信から625μsec後に、IDパケットを受信した同じ周波数スロットhopf’(k+1)でIDパケットをマスタに返信する。通常であれば、3番目のサイクル(マスタからスレーブへのサイクル)におけるhopf(k+2)という周波数スロットでスレーブにFHSパケットを送信するが、hopf(k+2)は使用不可の周波数スロットであるから、ディレイ・ウエイトでパケットの送信をスキップする。当然、スレーブは何らのパケットを受信せず、パケットを待つ。4番目のサイクル(スレーブからマスタへのサイクル)においても、スレーブはマスタから何も受信していないので、何らのパケットも送信しない。その後、5番目のサイクル(マスタからスレーブへのサイクル)においては、hopf(k+3)という周波数スロットでFHSパケットをスレーブに送信し、スレーブは当該FHSパケットを受信する。
しかし、接続シーケンスはここでは終わらない。Bluetoothでは更に、呼び出し周波数ホッピング完了後、AFHモードが機能する前に通常のチャンネル周波数ホッピングへと移行し、LMP(Link Manager Protocol)メッセージでネゴシエーションを取りながら、最終的にACLリンクを確立させる。AFHモードが機能するのは、この接続の最中である。AFHモードが機能する前、スレーブの応答タイミングでは、マスタからスレーブへのサイクルにおける周波数スロットに対して、スレーブからマスタへのサイクルにおいて異なる周波数スロットで応答するため、場合によってはスレーブが、使用不可として特定されている周波数スロットで、NULL(ACK)又はLMPパケットを送信してしまう可能性がある。そこで、マスタは、マスタからスレーブと次のスレーブからマスタへの2つのサイクル(1.25msec=625μsec+625μsec)単位で、いずれかのサイクルにおいて、使用不可として特定されている周波数スロットが出現するか判断して、スレーブにおいて使用不可として特定されている周波数スロットが出現するのを避ける。すなわち、2つのサイクル単位でいずれかのサイクルにおいて使用不可として特定されている周波数スロットが出現すれば、NULL、POLL、LMPパケットを送信せず、ディレイ・ウエイトを挿入しながら、NULL、POLL、LMPパケットを送信することで、周囲に存在する通信中の無線LANの通信装置に対し、妨害波を出力せず、ACLリンクを確立することも可能となる。
以上述べたような処理を行うことによって、Bluetoothの通信装置が問い合わせ(Inquiry)前、又は接続(Paging、Authentication又はParing)前に、周辺電波環境を監視することで、周囲に存在する無線通信中の通信装置を認識することができる。そして、Bluetoothの通信装置は、認識された通信装置が使用する周波数帯域へ妨害波を送出せず、電波干渉を回避しながら、問い合わせ又は接続を行うことができるようになる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3に示したようなHCIコマンドのフォーマットは一例であって、従来のHCIコマンドに応答して、予めベースバンド部23に設定されているキャリアセンス周波数ホッピング期間及びキャリアセンスレベルを用いて図4に示した処理を実施するようにしてもよい。
本発明の実施の形態の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるメイン処理フローを示す図である。 HCIコマンドのフォーマット例を示す図である。 使用不可チャンネル特定処理の処理フローを示す図である。 (a)乃至(c)は、周波数スロットの検出状況を表す変数f[k]の概要を示す図である。 通常の呼び出しシーケンス又は問い合わせシーケンスの信号フローを示す図である。 本発明の実施の形態における問い合わせシーケンスの信号フローを示す図である。 本発明の実施の形態における接続シーケンスの信号フローを示す図である。
符号の説明
10 アプリケーション・システム部 11 アプリケーション
12 Bluetooth上位プロトコル部
13 HCIドライバ
20 Bluetoothモジュールシステム部
21 HCIコントローラ 22 リンク管理部
23 ベースバンド部 24 RF部
100 通信装置

Claims (6)

  1. 通信相手に対する電波送出前に、周波数ホッピングにおける周波数スロット毎に受信強度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された受信強度が所定のレベル以上である場合には当該周波数スロットについてのキャリアセンスカウンタを増分する手段と、
    前記検出手段による周波数スロット毎の受信強度検出を所定時間行った後、前記キャリアセンスカウンタの値に基づいて、前記通信相手との通信に使用する周波数スロットを決定する手段と、
    を有する通信装置。
  2. 前記キャリアセンスカウンタの値が所定の条件を満たす使用不可な周波数スロットを避けて、前記通信相手に対する問い合わせ又は接続を行う通信処理手段
    をさらに有する請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信処理手段が、
    マスタからスレーブへパケットを送信するサイクルと前記スレーブから前記マスタへパケットを送信する次のサイクルとのいずれかで前記使用不可な周波数スロットを用いることになる場合、前記マスタからスレーブへパケットを送信するサイクルにおけるパケットの送信を回避する
    請求項2記載の通信装置。
  4. ホストコントローラインターフェース・コマンドに応答して前記検出手段の動作を開始させる手段
    をさらに有する請求項1記載の通信装置。
  5. 前記ホストコントローラインターフェース・コマンドが、前記所定のレベルに関する情報と、前記検出手段によって検出を行う時間に関する情報とを含む
    請求項4記載の通信装置。
  6. 通信相手に対する電波送出前に、周波数ホッピングにおける周波数スロット毎に受信強度を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出された受信強度が所定のレベル以上である場合には当該周波数スロットについてのキャリアセンスカウンタを増分する手段と、
    前記検出ステップを各前記周波数スロットについて所定時間行った後、前記キャリアセンスカウンタの値に基づいて、前記通信相手との通信に使用する周波数スロットを決定するステップと、
    を含む通信制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012514906A (ja) * 2009-01-05 2012-06-28 インテル・コーポレーション 無線システムにおけるハイブリッド自動再送要求の処理
US10306477B2 (en) 2014-10-23 2019-05-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Wireless communication system

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