JP2016085349A - 表示装置、管理装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

表示装置、管理装置およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示画像における少なくとも一部領域の画質の劣化を容易かつ明確にユーザに確認させる。
【解決手段】表示装置100は、該表示装置により表示された表示画像を前と後でそれぞれ撮像することで取得された前撮像画像と後撮像画像とを比較することにより表示画像のうち画質の変化が生じた画質変化領域を検出する第1の検出手段106と、該表示画像に重ねて画質変化領域を表示する処理および画質変化領域における画質変化量に関する情報を生成して表示する処理のうち少なくとも一方を行う第1の処理手段106とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像投射装置や直視型ディスプレイ等の表示装置に関する。
画像投射装置では、長期間使用している間に、光源として用いられるランプの劣化や光変調素子として用いられる液晶パネルの経時変化によって投射画像である表示画像の一部領域または全体の画質(明るさや色度)が劣化する。また、直視型ディスプレイにおいても、表示素子として用いられる液晶パネルや有機ELパネルの経時変化によって表示画像の一部領域や全体の画質が劣化する。このような表示画像の画質劣化を抑制するために、従来、表示画像を定期的に撮像し、撮像により得られた撮像画像から表示画像の画質の変化量を検出し、画質に関する調整を行う方法が採られている。
さらに、特許文献1には、定期的に投射画像を撮像して得られた撮像画像を外部の保守サービスサイトに送信し、該サイトから画像調整情報を受信することでメンテナンス性を向上させることが可能な画像投射装置が開示されている。また、特許文献2には、一定期間ごとに光源の色温度を測定し、光源の種別や経時変化に伴う投射画像の色変化を抑制する画像投射装置が開示されている。
特開2003−270724号公報 特開2010−039047号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された画像投射装置では、撮像画像や画像調整情報の送受信ができない環境においては、撮像画像を用いた投射画像の画質劣化を判断することができない。また、特許文献2にて開示された画像投射装置では、光源の種別や経時変化以外の要因による投射画像の画質劣化を確認することができない。さらに、特許文献1,2の画像投射装置では、ユーザ自身が投射画像の画質の劣化(特に、投射画像の一部領域の画質劣化)を定量的に確認することが困難である。
本発明は、ユーザに表示画像における少なくとも一部領域の画質の劣化を容易かつ明確に確認させることができるようにした表示装置を提供する。
本発明の一側面としての表示装置は、該表示装置により表示された表示画像を前と後でそれぞれ撮像することで取得された前撮像画像と後撮像画像とを比較することにより表示画像のうち画質の変化が生じた画質変化領域を検出する第1の検出手段と、該表示画像に重ねて画質変化領域を表示する処理および画質変化領域における画質変化量に関する情報を生成して表示する処理のうち少なくとも一方を行う第1の処理手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての管理装置は、複数の上記表示装置と通信が可能であり、該複数の表示装置のそれぞれから受信した画質変化量に関する情報および表示動作時間の情報から正異判定用基準値を生成する基準生成手段と、特定の前記表示装置から受信した画質変化量に関する情報および表示動作時間の情報を正異判定用基準値と比較することで該特定の表示装置が正常か異常かを判定し、その判定結果を特定の表示装置に対して送信する判定手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての表示動作プログラムは、画像を表示する表示装置のコンピュータを動作させるコンピュータプログラムであり、該コンピュータに、該表示装置により表示された表示画像を前と後でそれぞれ撮像することで取得された前撮像画像と後撮像画像とを比較させることで表示画像において画質の変化が生じた画質変化領域を検出させ、表示画像に重ねて画質変化領域を表示する処理および画質変化領域における画質変化量に関する情報を生成して表示する処理のうち少なくとも一方を行わせることを特徴とする。
さらに、本発明の他の一側面としての表示装置管理プログラムは、複数の上記表示装置と通信が可能な管理装置としてのコンピュータを動作させるコンピュータプログラムであり、該コンピュータに、該複数の表示装置のそれぞれから受信した画質変化量に関する情報および表示動作時間の情報から正異判定用基準値を生成させ、特定の表示装置から受信した画質変化量に関する情報および表示動作時間の情報を正異判定用基準値と比較させることで該特定の表示装置が正常か異常かを判定させ、その判定結果を特定の表示装置に対して送信させることを特徴とする。
本発明によれば、画質変化領域を表示画像に重ねて表示したり画質変化量に関する情報を表示したりするので、表示画像における画質劣化領域や画質変化量に関する情報を容易かつ明確にユーザに確認させることができる。
本発明の実施例1であるプロジェクタ(画像投射装置)の構成を示すブロック図。 実施例1における画質確認処理を示すフローチャート。 実施例1における投射環境変化の検出処理を示すフローチャート。 実施例1における画質劣化情報の重畳表示処理を示すフローチャート。 実施例1における画質劣化領域を含む投射領域を示す図。 実施例1における画質劣化領域の強調表示を示す図。 実施例1における画質劣化量(画質劣化率)の表示を示す図。 実施例1における画質劣化領域の強調表示と画質劣化率の表示を示す図。 実施例1における警告表示を示す図。 本発明の実施例2であるプロジェクタの構成を示すブロック図。 実施例2における画質確認処理を示すフローチャート。 実施例2における画質劣化情報の重畳表示処理を示すフローチャート。 実施例2における画質劣化推移の表示例を示す図。 本発明の実施例3であるプロジェクタシステムの構成を示す図。 実施例3におけるデータ管理装置の構成を示すブロック図。 実施例3におけるプロジェクタの構成を示すブロック図。 実施例3における画質確認処理を示すフローチャート。 実施例3における情報送受信処理を示すフローチャート。 実施例3におけるデータ管理装置の正異判定処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1としての画像投射装置(表示装置)100の構成を示している。この画像投射装置(以下、プロジェクタという)100は、光変調素子として液晶パネル102を用いた液晶プロジェクタである。ただし、本発明の他の実施例として、光変調素子としてのデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いたプロジェクタや、液晶パネルや有機ELパネルを表示素子として用いた直視型ディスプレイ等の他の表示装置も含まれる。
図1において、プロジェクタ100は、光源101と、液晶パネル102と、投射レンズ103と、画像信号入力部104と、画像処理部105と、制御部106と、画像記録部(記録手段)107と、撮像部(撮像手段)108とを有する。また、操作部109と、時間計測部(計時手段)110とを有する。
放電ランプにより構成される光源101から出射した光は、プロジェクタ100に入力される画像信号に応じて液晶パネル102により変調される。変調された光により形成される投射画像(表示画像)は、投射レンズ103によって不図示のスクリーン等の被投射面に拡大投射される。
画像信号入力部104は、VGA信号、DVI信号、HDMI(登録商標)信号等の各種映像信号を入力するための端子と、それらの端子を通じて入力された映像信号を受信するためのレシーバIC等とを有する。
画像処理部105は、入力された映像信号に対して、色むら補正、ガンマ補正、コントラスト補正、色変換、アスペクト変換等の画像処理を行って液晶パネル102を駆動するための液晶駆動用画像信号を生成する。また、画像処理部105は、制御部106からの命令に応じて、生成した液晶駆動用画像信号に対して、OSD(On Screen Display)画像の重畳を行う。OSD画像は、予め用意されたビットマップ画像等の画像データだけでなく、直線、矩形、文字もしくは画素単位の描画指示に基づいて生成することも可能である。
制御部106は、画像処理部105、記録部107、撮像部108、操作部109および時間計測部110に接続されたマイクロコンピュータである。制御部106は、操作部109におけるユーザ操作に応じて、画像処理部105にメニュー画面の重畳命令を出力したり時間計測部110からの割り込みに応じて撮像部108に撮像命令を出力したりして、画像処理部105や撮像部108の動作を制御する。また、制御部106は、後述する画質確認処理を行う。
記録部107は、テストパターン画像や各種設定情報、さらには撮像部108が行った撮像により生成されたデジタル撮像画像を保存(記録)する。また、制御部106からの命令に応じて、保存したデジタル撮像画像を制御部106に転送する。
撮像部108は、撮像光学系とCCDセンサやCMOSセンサ等のイメージセンサとを有し、被投射面に投射された投射画像を撮像する。なお、本実施例では、プロジェクタ100に撮像部108が内蔵されている場合について説明するが、撮像部108がプロジェクタ100の外部に設けられていてもよい。この場合、プロジェクタ100と撮像部108とは直接ケーブルによって接続されたり無線により接続されたりしてもよく、パーソナルコンピュータ等の外部装置を介して接続されていてもよい。
操作部109は、ユーザが操作入力するためのボタンや、リモコンからの赤外線を受信するための赤外線受光部等を備え、入力されたユーザ操作を制御部106に通知する。ユーザ操作の種類には、電源のオン/オフ操作、各種設定や設定確認を行うためのメニューの呼び出し操作、設定項目の選択、決定およびキャンセル操作、さらには上下左右の方向指示操作等がある。
時間計測部110は、時間を計測するタイマーを有し、所定時間毎に制御部106に対してタイマー割り込みを行ったり、制御部106からの命令に応じて総表示動作時間(本実施例では光源101であるランプの総点灯時間)を制御部106に通知したりする。
図2、図3および図4のフローチャートには、本実施例の制御部106によって行われる投射画像の画質確認処理の流れを示している。制御部106は、この画質確認処理を、コンピュータプログラムである表示制御プログラムに従って実行する。制御部106は、第1の検出手段、第1の処理手段、情報生成手段、第1の警告手段、第2の検出手段、第2の処理手段として機能する。
また、制御部106は、画質確認処理を、プロジェクタ100の電源オン(起動)ごと又は操作部109のユーザ操作によるメニュー画面からの処理開始選択(所定のユーザ操作)が行われるごとに開始する。さらに、制御部106は、画質確認処理を、時間計測部110によって所定時間(所定の表示動作時間)ごとに発生するタイマー割り込みに応じて開始する。なお、タイマー割り込み発生時において、制御部106はそのまま画質確認処理を開始してもよいし、開始可否をユーザに確認してもよい。また、プロジェクタ100の電源オフ時まで待機してから画質確認処理を開始してもよい。
まず、ステップS100において、制御部106は、プロジェクタ100に検査画像としての投射画像を投射させる。検査画像は、例えば、全面が最大輝度を有する白色画像や、記録部107に保存されたテストパターン画像である。検査画像は、外部から画像信号入力部104に入力されてもよい。ここでは、上記白色画像が検査画像として投射されるものとする。
ステップS101では、制御部106は、撮像部108に、投射された検査画像を撮像させる。
ステップS102では、制御部106は、ステップS101での撮像により取得された撮像画像から、投射された検査画像が写っている投射領域を抽出する。具体的には、撮像画像のうち輝度が所定値以上である領域を投射領域として抽出する。この際、輝度が所定値以上である投射領域内の画素または撮像画像を複数に分割して得られる小領域の値を1とし、輝度が所定値未満である非投射領域内の画素または小領域の値を0とする。
続いて、ステップS110では、制御部106は、投射環境の変化を検出する。投射環境の変化とは、プロジェクタ100の物理的な移動やプロジェクタ100が設置された室内の照明の点灯または消灯等により、撮像画像中の投射領域(つまりは投射画像)全体の位置および画質(輝度や色度)のうち少なくとも一方が変化することを意味する。
ここで、図3のフローチャートには、ステップS110における投射環境変化の検出処理の流れを示している。
ステップS111では、制御部106は、前回の撮像により取得されて記録部107に記録された撮像画像である前撮像画像での投射領域の抽出結果と、今回の撮像により取得された撮像画像である後撮像画像での投射領域の抽出結果とを比較する。これにより、投射領域の位置の変化(つまりは位置変化量)を検出する。位置変化量Vposは以下の式により導出する。
ただし、A1は後撮像画像での投射領域の抽出結果を表し、A2は前撮像画像での投射領域の抽出結果を表す。画質確認処理が初めて行われる場合には、A2の全領域が非投射領域(0)となるように設定する。また、x,yは比較する前撮像画像および後撮像画像内での座標を表す。比較は、画素ごとに行ってもよいし、上述した小領域ごとに行ってもよい。そして、制御部106は、位置変化量Vposが所定値を超えているか否かを判定する。所定値を超えている場合はステップS115に進み、そうでない場合はステップS112に進む。
ステップS112では、制御部106は、投射領域の輝度の変化を検出する。具体的には、前撮像画像と後撮像画像の投射領域の輝度を画素ごとまたは小領域ごとに比較して、輝度の差が所定値より大きな画素または小領域を検出する。輝度の差が所定値より大きい画素または小領域が検出された場合はステップS115に進み、それ以外の場合はステップS113に進む。
ステップS113では、制御部106は、投射領域の色度の変化を検出する。具体的には、前撮像画像と後撮像画像の投射領域の色度を画素ごとまたは小領域ごとに比較して、色度の差が所定値より大きな画素または小領域を検出する。色度の差が所定値より大きい画素または小領域が検出された場合はステップS115に進み、それ以外の場合はステップS114に進む。
ここにいう色度とは、例えばXYZ表色系のように人間の波長感度特性に基づいて算出された表色上の三原色を表す。XYZ色度は、RGB輝度等から線形に変換することが可能である。
以上の処理によって、投射領域の位置、輝度および色度の全ての変化量が所定値以下である場合にのみステップS114に進む。ステップS114では、制御部106は、投射環境が変化していないと判定する。一方、ステップS115では、制御部106は、投射環境が変化したと判定する。なお、この投射環境検出処理(ステップS110)は省略することも可能である。
次に、図2のステップS120では、制御部106は、ステップS110で判定した結果を参照し、投射環境が変化した場合はステップS121に、変化していない場合はステップS123に進む。
ステップS121では、制御部106は、前撮像画像の投射領域と後撮像画像の投射領域とをそれぞれ対応する複数の部分領域に分割し、対応する部分領域同士を比較することにより部分領域ごとの画質の変化量(画質変化量:以下、画質劣化量という)を算出する。ここにいう画質は輝度と色度であり、画質劣化量は輝度差および色度差である。投射領域の輝度差をΔBrとし、色度差をΔChとするとき、各部分領域の画質劣化量EEACHは以下の式で表わせる。
ここで、αおよびβは定数である。
次に、ステップS122では、制御部106は、ステップS121で求めた部分領域ごとの画質劣化量EEACHを用いて以下の式で示す計算を行う。
ここで、thは各部分領域が画質劣化領域(画質変化領域)か否かを判定するための所定値である。制御部106は、画質劣化量EEACHが所定値th以上であるか否かを判定し、画質劣化量EEACHが所定値th以上である部分領域を画質劣化領域(E′EACH=1)と判定し、そうでない部分領域を非画質劣化領域(E′EACH=0)と判定する。こうして制御部106は、画質劣化領域を検出する。そして、制御部106は、画質劣化量EEACHが所定値th以上である画質劣化領域が投射領域全体に対して占める割合(百分率)をEALLとして算出する。以下の説明において、EALLを画質劣化率という。画質劣化量EEACHおよび画質劣化率EALLはいずれも、画質劣化領域における画質劣化量に関する情報である。
この後、制御部106は、ステップS130に進み、後述する画質劣化情報の重畳表示処理を行う。
一方、ステップS120からステップS123に進んだ場合は、前撮像画像の取得後に投射環境が変化したため、その前撮像画像と今回取得した後撮像画像とを比較して画質劣化量を求めることはできない。そこで、本ステップでは、制御部106は、ユーザに対して現在(変化後)の投射環境を新規な投射環境として設定するかどうかをOSD画像により質問し、操作部109における設定するか否かを選択するユーザ操作を検出する。新規投射環境としての設定が選択された場合はステップS124に進み、そうでない場合は画質確認処理を終了する。
ステップS124では、制御部106は、現在の投射環境を新規投射環境として設定する。具体的には、記録部107に記録された前撮像画像と今回取得した後撮像画像との比較による画質劣化領域の検出、つまりは画質確認処理を制限する(行わないようにする)。また、次のステップS143にて、今回取得した撮像画像を、新規投射環境にて取得した前撮像画像として記録部107に記録する。
次にステップS130では、制御部106は、ステップS121,S122で算出したEEACH,EALLを用いて、投射画像(検査画像)上に画質劣化情報を重畳表示するための処理を行い、ステップS140にて画質劣化情報が重畳された投射画像を投射する。画質劣化情報には、画質劣化領域を明示(強調表示)するための強調情報と、上述した画質劣化率EALLを示す情報とが含まれる。このような画質劣化情報を表示することにより、ユーザは直感的かつ定量的に投射画像における部分的な画質劣化を認識することを可能にする。なお、画質劣化情報に、画質劣化領域ごとの画質劣化量EEACHの大きさ(レベル)に関する情報を含めてもよい。
図4のフローチャートには、ステップS130(およびステップS140)で行われる画質劣化情報の重畳表示処理の流れを示している。ここでは、図5に示すように、撮像画像(後撮像画像)130内の投射領域120において左下の点線円121で囲んだ領域に複数の画質劣化領域が存在する場合について説明する。
ステップS131では、制御部106は、複数の部分領域のうち特定の1つの部分領域での画質劣化量EEACHが所定値以上か否かを判定する。該特定の部分領域での画質劣化量EEACHが所定値以上の場合はステップS132に進み、そうでない場合はステップS134に進む。
ステップS132では、制御部106は、画質劣化量EEACHが所定値以上である特定の部分領域、すなわち画質劣化領域の座標を、図5に示す撮像画像(後撮像画像)130上での座標から図6に示す投射画像(検査画像)125上での座標に変換する。この座標変換では、撮像画像130における投射領域120の全体が投射画像125の全体となるように射影変換を行う。
次に、ステップS133では、制御部106は、図6に示すように、座標変換後における画質劣化領域を投射画像125上において強調表示する(すなわち、強調情報を投射画像125に重畳表示する)。図6(a)および図6(b)には、強調表示の例を示している。図6(a)では、ひとかたまりとなっている複数の画質劣化領域を塗り潰す黒色122を強調情報として表示している。また、図6(b)では、複数の画質劣化領域の周囲を囲む枠123を強調情報として表示している。このような強調表示により、ユーザは画質劣化領域の位置を明確に認識することができる。
次に、ステップS134では、制御部106は、全ての部分領域の画質劣化量に対してステップS131での判定およびステップS132,S133の処理が終了したか否かを確認する。全ての部分領域に対して終了していればステップS135に進み、そうでない場合はステップS131に進む。
ステップS135では、制御部106は、画質劣化率EALLを表示する。図7には、画質劣化率(EALL)124の表示例を示している。この例では、投射画像の全体に対する画質劣化領域の割合(面積率)が10%であることを表示している。
こうして画質劣化領域の強調情報と画質劣化率の情報とが重畳表示された投射画像の例を図8に示す。この例では、投射画像125に、図6(a)に示した強調情報(黒色122)と画質劣化率1124とが重畳されている。
次に、ステップS141では、制御部106は、画質劣化率EALLまたは各画質劣化領域の画質劣化量EEACHを用いて、プロジェクタ100に許容できないレベルの画質劣化が発生しているか否かを判定する。具体的には、以下の式のように画質劣化率EALLまたは画質劣化量EEACHの総和を総画質劣化量Qとし、この総画質劣化量Qが所定値以上か否かを判定する。総画質劣化量Qも、画質劣化領域における画質劣化量に関する情報である。
制御部106は、総画質劣化量Qが所定値以上である場合はステップS142に進み、そうでない場合はステップS143に進む。
ステップS142では、制御部106は、プロジェクタ100に異常(すなわち許容範囲外の画質劣化)が発生していることをユーザに通知するため、図9に示すようなメッセージ126を投射画像125に重畳表示して警告を行う。ここの警告を通して、ユーザはプロジェクタ100のメンテナンスを実施すべきことを認識することが可能になる。
最後に、ステップS143では、制御部106は、ステップS101での撮像により今回取得した撮像画像を新たな前撮像画像として記録部107に記録する。
本実施例によれば、ユーザが投射画像のうち画質劣化領域を直感的(容易かつ明確)に認識させることができるとともに、投射画像の画質劣化状態を定量的(具体的)に認識させることができる。さらに、警告によってユーザにメンテナンスの必要性を認識させることができる。
図10には、本発明の実施例2であるプロジェクタ200の構成を示している。プロジェクタ200において、実施例1のプロジェクタ100と同じ構成要素には、実施例1と同符号を付している。本実施例では、画質劣化の推移を記録することで、画質劣化が急激に進行した場合に異常としてユーザに通知する。
プロジェクタ200は、実施例1のプロジェクタ100における記録部107に代えて、画像記録領域207aおよび計算値記録領域(記録手段)207bを有する記録部207を有する。画像記録領域207aは、実施例1における記録部107が有する撮像画像を記録する機能を有する。計算値記録領域207bは、算出された総画質劣化量Qとプロジェクタ200の総表示動作時間とを対応付けて記録する機能を有する。
また、プロジェクタ200は、実施例1のプロジェクタ100における画像処理部105に代えて、計算値記録領域207bに記録された全ての総画質劣化量Qを投射画像に重畳する機能を有する画像処理部205を有する。
図11および図12のフローチャートは、本実施例の制御部106によって行われる画質確認処理の流れを示している。制御部106は、この画質確認処理を、コンピュータプログラムである表示動作プログラムに従って実行する。制御部106は、実施例1の機能に加えて、第2の警告手段としても機能する。図11におけるステップS100〜S123、ステップS140およびステップS142は、実施例1において図2に示したフローチャートと同じであるので説明を省略する。以下、実施例1と異なるステップを中心に説明する。
ステップS123で現在(変化後)の投射環境を新規投射環境として設定するユーザ操作を検出した制御部106は、ステップS224に進む。ステップS224では、制御部106は、画像記録領域207aに記録された前撮像画像と今回取得した後撮像画像との比較による画質劣化領域の検出(確認処理)を制限する。また、計算値記録領域207bにすでに記録されている撮像画像とさらにその前に取得されて記録されている撮影画像との間で計算された画像劣化量と、今回取得された撮像画像とさらにこれ以後に取得される撮像画像との間で計算される画像劣化量とを区別する。そして、次のステップS143にて、今回取得した撮像画像を新規投射環境にて取得した前撮像画像として記録部107に記録する。
一方、投射環境に変化がなく、ステップS122からステップS230に進むと、制御部106は、ステップS121,S122で算出したEEACH,EALLを用いて、投射画像(検査画像)上に画質劣化情報を重畳表示するための処理を行う。そして、ステップS140にて画質劣化情報が重畳された投射画像を投射する。本実施例では、画質劣化情報として、画質劣化率EALLまたは画質劣化量EEACHの総和である総画質劣化量Qの推移を示す情報を表示する。なお、制御部106は、本ステップにおいて、実施例1で説明した画質劣化領域の強調表示を併せて行ってもよい。
図12のフローチャートには、ステップS230(およびステップS140)で行われる画質劣化情報の重畳表示処理の流れを示している。
ステップS231では、制御部106は、実施例1にて説明した式を用いて総画質劣化量Qを算出する。
次に、ステップS232では、制御部106は、時間計測部110から、現在のプロジェクタ200の総表示動作時間を取得する。
次に、ステップS233では、制御部106は、計算値記録領域207bから、これまでの画質確認処理により算出した全ての総画質劣化量Qと、各総画質劣化量Qを算出した時点でのプロジェクタ200の総表示動作時間とを対応付けて読み込む。
次に、ステップS234では、制御部106は、総表示動作時間に対する総画質劣化量Qの推移(変化)を投射画像225に重畳表示する。具体的には、例えば、図13(a)に示すように表226によって総表示動作時間に対する総画質劣化量Q(ただし、表中では単に「画質変化量」と記載されている)の変化率を表示する。また、図13(b)に示すように、総表示動作時間に対する総画質劣化量Qの変化をグラフ227によって表示してもよい。なお、総画質劣化量Qの推移として、必ずしもプロジェクタ200の初回起動時から現在までの全ての総表示動作時間に対す推移を表示する必要はなく、現在を含む最近の総表示動作時間に対す推移のみを表示してもよい。
ステップS230およびS140にて総画質劣化量Qの推移の重畳表示を行った制御部106は、ステップS241において、総画質劣化量Qの変化が急激か否か、つまりは総画質劣化量Qの変化率が増加したか否かを判定する。具体的には、以下の式により総画質劣化量Qの変化率である勾配Gを計算し、この画質劣化勾配Gが所定値以上か否かを判定する。
ここで、nはこれまで行った画質確認処理の回数であり、Qはi回目(i=1〜n)の画質確認処理にて得られた総画質劣化量Qである。また、αは定数である。定数αの値を適宜設定することで、初回起動時からの長期間の画質劣化を重視したり、最近の短期間での画質劣化を重視したりするように調整することが可能となる。
勾配Gが所定値以上である場合は、制御部106は、実施例1において図9に示したように、プロジェクタ300に異常(画質劣化)が発生していることをユーザに通知するメッセージを投射画像に重畳表示して警告を行う。そして、ステップS243に進む。勾配Gが所定値未満である場合は、直接ステップS243に進む。
最後に、ステップS243では、制御部106は、ステップS101での撮像により取得した撮像画像を画像記録領域207aに記録する。さらに、ステップS231で算出した総画質劣化量QおよびステップS232で取得した総表示動作時間を計算値記録領域207bに記録する。
本実施例によれば、ユーザに画質劣化の推移を確認させることができ、画質劣化量が実施例1における画質劣化領域の判定閾値である所定値に満たないような場合でも、急激に画質劣化が進行していることを異常としてユーザに認識させることができる。
図14には、本発明の実施例3であるデータ管理装置30と該データ管理装置30との有線通信または無線通信が可能な複数のプロジェクタ300とを含むプロジェクタデータ管理システム3の構成を示している。データ管理装置30は、複数のプロジェクタ300のうち個々の(特定の)プロジェクタが他のプロジェクタと比較して画質劣化の進行が速いか否か、つまりは異常が否かを判定し、その判定結果を該特定のプロジェクタに送信してそのユーザに通知する。
図15には、データ管理装置30の構成を示している。データ管理装置30は、サーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータにより構成され、制御部31と、記録部32と、送信部33aおよび受信部33bを含む通信部33とを備えている。
制御部31は、記録部32と通信部33とに接続されている。制御部31は、数値演算や情報処理を行うCPUまたはMPUにより構成されている。制御部31は、通信部33(受信部33b)が受信したデータを記録部32に保存したり、制御部31が演算したデータを通信部33(送信部33a)から送信させたりする。
記録部32は、受信部33bが受信したデータや制御部31が演算したデータを保存する。通信部33は、周辺機器との接続端子やネットワーク端子が設けられており、外部とのデータの送受信を行う。
図16には、プロジェクタ300の構成を示している。プロジェクタ300は、実施例1のプロジェクタ100に送信部311aと受信部311bを含む通信部311を追加したものに相当する。プロジェクタ300において、実施例1のプロジェクタ100と共通する構成要素には同符号を付して説明に代える。通信部311は、データ管理装置30の通信部33と同様に、周辺機器との接続端子やネットワーク端子が設けられており、外部とのデータの送受信を行う。
図17および図18のフローチャートには、プロジェクタ300の制御部106によって行われる画質確認処理の流れを示している。制御部106は、この画質確認処理を、コンピュータプログラムである表示動作プログラムに従って実行する。
図17におけるステップS100〜S124、ステップS142およびステップS143は、実施例1において図2に示したフローチャートと同じであるので説明を省略する。以下、実施例1と異なるステップを中心に説明する。
ステップS122の次のステップS330では、制御部106は、総画質劣化量Qおよびこれまでのプロジェクタ300の総表示動作時間をデータ管理装置30に送信し、正常/異常の判定情報をデータ管理装置30から受信する情報送受信処理を行う。図18のフローチャートには、ステップS330にて制御部106により行われる情報送受信処理を示している。
ステップS331では、制御部106は、実施例1にて説明した式を用いて総画質劣化量Qを算出する。
次に、ステップS332では、制御部106は、時間計測部110から現在のプロジェクタ300の総表示動作時間を取得する。
そして、ステップS333では、制御部106は、ステップS311で算出した総画質劣化量QとステップS332で取得した総表示動作時間とを送信部311aを通してデータ管理装置30に送信する。
次に、ステップS334では、制御部106は、データ管理装置30からプロジェクタ300の状態(正常/異常)の判定結果を受信するまで待機する。
図17のステップS341では、制御部106は、データ管理装置30から受信した特定のプロジェクタ(自身のプロジェクタ)300の状態の判定結果が異常であるか否かを判定する。異常である場合はステップS142に進み、制御部106は、実施例1において図9に示したように、プロジェクタ300に異常(画質劣化)が発生していることをユーザに通知するメッセージを投射画像に重畳表示して警告を行う。そして、ステップS143に進む。判定結果が正常であれば、直接ステップS143に進む。
図19のフローチャートには、データ管理装置30の制御部31によって行われるプロジェクタ300に対する正異判定処理の流れを示している。制御部31は、基準生成手段および判定手段として機能する。制御部31は、コンピュータプログラムとしての表示装置管理プログラムに従って以下の処理を行う。
ステップS30では、制御部31は、特定のプロジェクタ300から総画質劣化量Qと総表示時間とを受信するまで待機する。
ステップS31では、制御部31は、これまでに特定のプロジェクタ300以外の複数のプロジェクタ300から受信して記録部32に記録した総画質劣化量Qと総表示時間のデータを記録部32から読み込む。これらのデータを用いることで、特定のプロジェクタ300が他のプロジェクタ300に対して有する個体差の影響を少なくする。
次に、ステップS32では、制御部31は、ステップS30にて特定のプロジェクタ300から受信した総表示動作時間と同じ総表示動作時間での他の複数のプロジェクタ300の総画質劣化量Qから正異判定用基準値としての画質劣化基準値を求める。具体的には、他の複数のプロジェクタ300から受信した総画質劣化量Qの単純平均値や加重平均値、または正規分布における平均値となっている総画質劣化量を計算する。
そして、ステップS33では、制御部31は、特定のプロジェクタ300の総画質劣化量Qを画質劣化基準値と比較する。すなわち、特定のプロジェクタ300の総画質劣化量Qが画質劣化基準値に対して正常とみなせる範囲内(以下、正常範囲内という)に収まっているか否かを判定する。より具体的には、特定のプロジェクタ300の総画質劣化量Qが、他の複数のプロジェクタ300の総画質劣化量Qの平均値としての画質劣化基準値に所定値を加算した値以下であるか否かを判定する。また、特定のプロジェクタ300の総画質劣化量Qが、他の複数のプロジェクタ300の総画質劣化量Qの正規分布における平均値としての画質劣化基準値に対して+3σの範囲内に収まるか否かを判定してもよい。制御部31は、正常範囲内に収まっている場合はステップS34に進み、そうでない場合はステップS35に進む。
ステップS34では、制御部31は、特定のプロジェクタ300に対して画質劣化が正常範囲内であることを示す判定結果を送信する。その後、ステップS36にて、制御部31は、特定のプロジェクタ300から受信した総画質劣化量Qと総表示動作時間を記録部32に記録する。
一方、ステップS35では、制御部31は、特定のプロジェクタ300に対して画質劣化が異常であることを示す判定結果を送信する。
本実施例によれば、特定のプロジェクタの画質劣化状態を他のプロジェクタの画質劣化状態と比較することで、プロジェクタの個体差の影響を少なくしつつ特定のプロジェクタの画質劣化の異常をユーザに通知することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 プロジェクタ(画像投射装置)
105 画像処理部
106 制御部
107 記録部
108 撮像部

Claims (14)

  1. 画像を表示する表示装置であって、
    該表示装置により表示された表示画像を前と後でそれぞれ撮像することで取得された前撮像画像と後撮像画像とを比較することにより前記表示画像のうち画質の変化が生じた画質変化領域を検出する第1の検出手段と、
    前記表示画像に重ねて前記画質変化領域を表示する処理および前記画質変化領域における画質変化量に関する情報を生成して表示する処理のうち少なくとも一方を行う第1の処理手段とを有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1の検出手段は、画質変化量が所定値以上である前記画質変化領域を検出することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画質変化量に関する情報は、前記画質変化量が前記所定値以上である前記画質変化領域が前記表示画像の全体に対して占める割合であることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記画質は、輝度および色度のうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記画質変化量に関する情報に応じて該表示装置の異常を示す警告を行う第1の警告手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記第1の検出手段は、該表示装置の起動ごとに、該表示装置に対する所定のユーザ操作が行われるごとに又は該表示装置の所定の表示動作時間ごとに、前記前撮像画像または前記後撮像画像を取得するための撮像を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記前撮像画像および前記後撮像画像を比較することにより前記表示画像の位置および画質のうち少なくとも一方の変化を検出する第2の検出手段と、
    前記表示画像の位置および画質のうち少なくとも一方の変化が検出された場合に、前記第1の検出手段による前記画質変化領域の検出を制限する第2の処理手段とを有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 該表示装置の表示動作時間ごとの前記画質変化量に関する情報を記録する記録手段を有し、
    前記第1の処理手段は、前記表示動作時間ごとの前記画質変化量に関する情報を表示する処理を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 該表示装置の表示動作時間ごとの前記画質変化量に関する情報を記録する記録手段を有し、
    前記画質変化量に関する情報の変化率を算出し、該変化率の増加に応じて該表示装置の異常を示す警告を行う第2の警告手段を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の表示装置。
  10. 光変調素子によって変調された光により形成される表示画像を投射する画像投射装置であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置。
  11. 前記表示画像の撮像を行う撮像手段を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の表示装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の複数の表示装置と通信が可能な管理装置であって、
    前記複数の表示装置のそれぞれから受信した前記画質変化量に関する情報および表示動作時間の情報から正異判定用基準値を生成する基準生成手段と、
    特定の前記表示装置から受信した前記画質変化量に関する情報および前記表示動作時間の情報を前記正異判定用基準値と比較することで該特定の表示装置が正常か異常かを判定し、その判定結果を前記特定の表示装置に対して送信する判定手段とを有することを特徴とする管理装置。
  13. 画像を表示する表示装置のコンピュータを動作させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    該表示装置により表示された表示画像を前と後でそれぞれ撮像することで取得された前撮像画像と後撮像画像とを比較させることで前記表示画像において画質の変化が生じた画質変化領域を検出させ、
    前記表示画像に重ねて前記画質変化領域を表示する処理および前記画質変化領域における画質変化量に関する情報を生成して表示する処理のうち少なくとも一方を行わせることを特徴とする表示制御プログラム。
  14. 請求項1から11のいずれか一項に記載の複数の表示装置と通信が可能な管理装置としてのコンピュータを動作させるコンピュータプログラムであって、
    該コンピュータに、
    前記複数の表示装置のそれぞれから受信した前記画質変化量に関する情報および表示動作時間の情報から正異判定用基準値を生成させ、
    前記複数の表示装置のうち特定の表示装置から受信した前記画質変化量に関する情報および前記表示動作時間の情報を前記正異判定用基準値と比較させることで該特定の表示装置が正常か異常かを判定させ、その判定結果を前記特定の表示装置に対して送信させることを特徴とする表示装置管理プログラム。
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